学資保険は本当に必要なのか?学資保険の加入前に知っておきたいポイント
つまり、学資保険では満期時に利益が生じるにも関わらず、節税効果も期待することができるのです。具体的には所得税で最大40,000円、住民税で最大28,000円が控除されます。目安として、世帯収入5,000,000円の家庭では年間1万円以上の節税になることもあるので、税金対策のひとつとしても検討してみましょう。
■学資保険の3つのデメリットをチェック
学資保険にはメリットがある反面で、デメリットもいくつか存在しています。そのようなデメリットをきちんと理解した上で、「本当に加入するべきか」について慎重に判断する必要があるでしょう。では、以下で具体的なデメリットについて見ていきましょう。
【デメリットその1】好きなタイミングで換金ができない学資保険に加入した場合、基本的には満期を迎えるまで給付金を受け取ることができません。中途解約をすることも可能ですが、中途解約をすると返戻率が低下してしまうケースが一般的なので金銭的に損をしてしまいます。
もちろん、加入してからすぐに解約をすると元本割れを引き起こす恐れもあります。そのため、学資保険は将来の計画を細かく考えた上で、各家庭にぴったりな商品を選ぶことが大切です。