結納返しとは?品物の意味や御袴料の相場についても解説します
というパターンです。家具や家電を新調したり、引っ越ししたりする資金に使うというカップルも多く見られます。結納も結納返しも、略式にしたり、儀式を行うものの自由な形式で行ったりする場合が増えているといえるでしょう。
■結納返しの金額の相場は?
結納返しは具体的にどのくらいの額を包めばよいのでしょうか。地域ごとの違いについても解説します。
【結納返しの金額相場】結納返しのメインは「御袴料」です。金額は地方によっても異なり、はっきりとした決まりはありませんが、いただいた結納金の1割を目安に納めるのが一般的となっています。調査によると、結納返しの全国平均は345,000円だとされています。
なお両家を同格とみなす関東地方では「半返し」といい、いただいた結納金の半額を納める習慣もあります。ただし最近では負担が大きいため、それより少ない額にする場合があるのも現状です。なお関西以西では、男性側が格上という考え方から、古くからあまり多くの額を結納返しする習慣は見られません。データを見てもそのことは明らかです。調査によると、首都圏の結納金の平均額は866,000円で、それに対する結納返し平均額は518,000円となっています。