結納返しとは?品物の意味や御袴料の相場についても解説します
一方関西における結納金の平均額は1,047,000円、結納返し平均額は208,000円です。現在でも地域の伝統を反映していることがわかりますよね。なお御袴料は現金ではなく、品物でもかまいません。実際に結納返しを行っているカップルの半数以上は、スーツや時計など新生活に役立つ品物や、婚約の記念品を贈っています。【避けるべき数字とおすすめの金額】不吉を連想させる「4」、「6」、「9」といった数字は避けましょう。先述した結納金の1割を目安に、300,000円、500,000円、700,000円、800,000円といったキリのいい数字を包むことをおすすめします。【おためとは?】関西の一部では、結納返しのほかに、結納金に対して1割をお返しする習慣があり、「おため」といいます。おためは仲人へのお礼として渡すお金ですが、仲人がいない場合には省略したり、男性側に交通費としてわたしたりします。
■結納返しの品物一覧と意味
結納返しでは、伝統的なおめでたい品物をいくつか納めます。以下でそれぞれの意味も含めて見てみましょう。【結納返しの品の概要】結納返しの品物は、結納品と同等か、それより少し控えめな品を選ぶのがマナーです。