賃貸 VS持ち家どちらがお得?メリットとデメリットを徹底検証
しかし賃貸の場合は初期費用が少なくて済むため、貯金を大きく削る心配はないのです。では実際に賃貸と持ち家では、初期費用にどのくらいの差が出るのでしょうか?仮に60平方メートルの住居に入居するケースで比較してみましょう。持ち家として購入する場合、物件価格を30,000,000円とすると、そのうちの20%、つまり6,000,000円を頭金として支払う必要があります。そこに印紙税、住宅ローン借入手数料のほか、不動産会社が仲介に入っている場合には仲介手数料なども支払わなければなりません。これが物件価格の7%程度かかり、合わせて8,100,000円が初期費用としてかかる計算になります。一方、賃貸として借りる場合の賃料を130,000円とすると、この額に礼金と仲介手数料を足した家賃3ヵ月分、つまり390,000円程度が初期費用としてかかります。(通常敷金もかかりますが、退去時に戻ってくることを想定してあらかじめ外して考えています。)こうして比較してみると、初期費用に関しては賃貸の方が8,000,000円弱安くなることがわかります。
なるべくリーズナブルに住まいを手に入れることを重視するなら、断然賃貸がおすすめです。