2019年10月21日 14:00
【年末調整の書き方まとめ】記入方法&注意点をFPがわかりやすく解説!
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年末調整の「対象外控除」には注意を!
最後に、年末調整の注意点についてお伝えします。年末調整とは、簡単に言えば「簡易的な確定申告」です。つまり、簡易的な範囲を超えてしまうと、年末調整では処理できないのが基本となります。具体的には、以下の場合には確定申告が必要です。
- 病院に行った・薬を買った(医療費控除)
- 「ふるさと納税」をした(寄付金控除)
- 自然災害や盗難に会った(雑損控除)
税金とは簡単に言えば、「〇〇控除」を多くできた分だけ割安にすることができます。ただ、それらの控除を申請するかどうかは「本人の自由」です。どうしても確定申告を避けたいなら年末調整で済ます(上記の控除を使わない)ことも可能ですが、勿体ないでしょうね。
医療費控除は保険金にも注意を
先ほどの3つの控除では、それぞれ以下の点でも注意しましょう。
- 医療費控除:保険金が出た分は対象外
- 寄付金控除:「ワンストップ特例制度」を使えば、年末調整で処理可能
- 雑損控除:「災害減免法による所得税の軽減免除」と比べ、有利なほうを選べる
寄付金控除の例外を除いて、年末調整では関係ない要素ですが、知っておいて損はありません。