くらし情報『兄弟トラブルになる前に。遺産相続の割合や揉めないための対策をFPが徹底解説!』

兄弟トラブルになる前に。遺産相続の割合や揉めないための対策をFPが徹底解説!

目次

・父母の遺産に対して兄弟が持つ権利は同じ
・親の財産を相続する兄弟の定義は?
・遺産を相続するまでの流れ
・兄弟の相続でよくあるトラブル
・兄弟で不動産を分けるときの注意点
・遺言で相続トラブルを防ぐ
・相続における兄弟トラブルに関するまとめ
兄弟トラブルになる前に。遺産相続の割合や揉めないための対策をFPが徹底解説!


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親の遺産をめぐって起こりがちな兄弟トラブル。それまで仲が良かった兄弟でも、財産の話が絡むと確執が生じることもあります。

本記事では、相続が発生すると、なぜ兄弟間で争いになるのかを説明します。将来揉め事にならないよう、あらかじめできる対策も知っておきましょう。

父母の遺産に対して兄弟が持つ権利は同じ


父母の遺産に対して兄弟が持つ権利は同じ


父母が亡くなったとき、その子供は全員相続権を持ちます。兄弟がいれば、兄弟間では公平に財産を分けるのが原則です。

相続人の順位と割合
法律上相続人になる人は、配偶者(夫・妻)と血族(子供、父母、兄弟姉妹)です。配偶者はどんな場合にも相続人ですが、血族については優先順位があり、(1)子供、(2)父母、(3)兄弟姉妹となっています。

相続できる財産の割合は、配偶者と一緒にどの血族が相続人になるかで次のように変わります。

  • 配偶者と子供・・・配偶者1/2、子供1/2
  • 配偶者と父母・・・配偶者2/3、父母1/3
  • 配偶者と兄弟姉妹・・・配偶者3/4、兄弟姉妹1/4
兄弟間では権利は平等
子供は第1順位なので、死亡した人に子供がいれば必ず相続人になります。

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