2020年4月24日 20:00
保育園にかかる費用はどれくらい?平均相場&計算方法をFPが解説
また世帯年収は、「年収が高いほど利用料も高い」という設計になっています。これは税金の考え方と同じです。まずは、このような費用の基本について知っておきましょう。
保育料の決め方は世帯年収というより住民税額
保育料の決め方における「世帯年収」は、厳密にいえば現在(2015年4月以降)は「住民税額(所得割課税額)」を基に計算されます。まただからこそ現在は、前年の年収(所得)事情によっては、9月以降の保育料が変わることもある制度設計です。
もちろん「変わる」というのは、上がる可能性もある一方、下がることもあります。ちなみに、生活保護世帯の利用料は基本的にゼロ円です。自分の場合はいくらくらいなのかを、自治体のサイトを見ながら計算してみましょう。
保育園・保育所も実に様々で値段もバラバラ!
次は、保育園の種類や値段の相場目安についてお伝えします。現在の日本には「幼稚園か保育園か」の2択ではなく、以下のような様々な選択肢がある一方、値段も本当にバラバラです。
- 認可保育園(公立):2万円程度
- 認可保育園(私立):2万円程度
- 認証保育園:4~6万円程度
- 認可外保育園:5~7万円程度
- 認定こども園:2万円程度
- 職場内保育所:2.5万円程度
- ベビーシッター :30万円程度
- 小規模保育事業:2万円程度
- サポートセンター:ベビーシッターよりは格安
ちなみに最近では、待機児童問題の高まりを受けて、余裕のある「幼稚園」