地震保険の加入率はどのくらい?都道府県別の推移&必要性をFPが徹底解説!
付帯率と同じく、地震保険に加入する世帯が増えているのは確かですが、まだまだ不十分です。「他人が加入していないから加入しなくて大丈夫」ではありませんから、しっかり必要性を理解しましょう。
違いの理由は「被災経験」とは限らない?
一般的なイメージでいえば、一度でも大きく被災した都道府県なら地震保険への加入率も高そうに思えます。しかし実際には、そうはなっていない結果です。他県と比べれば高いといえる都道府県もありますが、一番高くて約半分の世帯とは、何とも興味深い結果といえます。
この加入率の違いの理由は「被災経験」も相応にありますが、日本の国民性・県民性の結果かもしれません。「日本は世界有数の地震大国」という現実を、しっかり理解しておきましょう。
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地震保険の必要性は「被災したときに分かる」
今度は、地震保険の必要性についてお伝えします。
地震保険の必要性は、実際に被災したときのことをイメージできれば簡単です。本当に被災して家を失い、家財を失い、それでも今までどおりの生活ができるでしょうか。ほとんどの人は、当然のようにできないはずです。
これは地震保険に限らず、保険全般にいえることといえます。