FPが教える、教育費の賢い貯め方4選!おすすめの貯蓄方法をわかりやすく解説
少しでも早く貯金を始め、家計への負担を少なくするのが得策ではないでしょうか。
③勤務先の財形貯蓄
財形貯蓄は、会社員や公務員などの給与所得者の方が、勤務先の福利厚生の一環として利用できる制度です。財形貯蓄のシステムは、あらかじめ金額を決めておくことで毎月の給与から天引きされます。ボーナス時期は、さらに決めた金額をボーナスから差し引いて貯蓄に振り分けてくれます。
財形貯蓄の金利は勤務先に確認する必要がありますが、一般的には銀行の普通預金金利よりは上回る場合がほとんどです。給与所得者の方で、まだ財形貯蓄をご利用ではない場合は、勤務先に財形制度があるかどうかも含めて訊ねてみるとよいでしょう。
その他の財形貯蓄
お子さんの教育費対策として利用できるのは「一般財形」です。財経貯蓄は3種類あり、一般財形のほかに「住宅財形」「年金財形」があります。
一般財形は、用途に関わらず給与天引きで貯蓄をするものです。住宅財形も給与天引きで貯めていくシステムですが、解約しお金を引き出すことができるのは、住宅購入やリフォームをする際のみです。
年金財形は、将来の老齢年金の補完として準備する目的ですので、それ以外では基本的には引き出すことはできないのが一般的です。