くらし情報『『アメトーーク!』の“独身こじらせ芸人”から感じた“おひとりさま”への余計なお世話』

『アメトーーク!』の“独身こじらせ芸人”から感じた“おひとりさま”への余計なお世話

彼女と2人きりでデートや旅行をしたいと思うのが世間の“普通”だとするなら、確かに彼らの行動は「こじらせている」のかもしれません。
でも、言い換えれば、彼らは人生のプライオリティが“恋人”よりも“男友達”にあるだけ。だったら、“無理して恋愛しなくてもいいんじゃない?”という疑問が湧いてきます。
彼女との一対一のコミュニケーションをさほど求めていないのに、それでも彼女は欲しい(恋愛はしたい)のだとしたら、自分が恋愛に求めているものは何なのか、それは恋愛でなくては満たせないものなのか、ということを、一度自問自答してみたほうがいいかもしれません。

この回からは、「結婚に向いてない」という属性をでっちあげるために、“本人が好きでやっている趣味”や、“向いてないならしなくてもいいこと”を、わざわざ「こじらせてる」とジャッジして、無理やりコンプレックスに仕立て上げて笑おうとしている作為を感じてしまいました。
まあ、番組のノリ的には「なんでそんなことで“結婚に向いてない”とジャッジされなきゃいけないんだ」という“理不尽さ”自体を笑う、という空気もあったので、正直そこまで深刻に批判したいわけではないのですが、なんだか、世間が“おひとりさま”に対して強いる“生きづらさ”のムードの一端を垣間みた気がしました。

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