学歴、デートの費用…。「昭和」VS「平成」の意識はこんなに違う!?
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約30年前と考えると1988年、バブル真っただ中から、バブル崩壊を経験している世代です。
1994年には大学進学率が30%を超え、その後急速にこの割合は上昇したとされ(2002年に40%、2009年には50%)、バブル崩壊後の時代は顕著な高学歴化の時代だったといえます。
バブル崩壊後に失業者が続出したり、採用抑制は大企業ほど多かったといい、この時代を生きたからこそ、学歴が必要と考える割合が高くなったとも考えられます。
そういった時代を経験している昭和生まれと、比較的就職活動が売り手市場であった平成生まれを比べると、両者の”仕事への考え方”にも差が見られます。平成生まれは、”給料がいい仕事”を理想の仕事と捉えるのに対し、昭和生まれは”やりがい”を求める傾向に。
また昭和生まれはグラフの通り、同じ職場で長く働くことを希望する割合が大多数なのに対し、平成生まれはステップアップのために転職した方がいいと考える割合が3割を超え、転職に対する考え方は平成生まれの方が柔軟なよう。
ふじよ / PIXTA(ピクスタ)
バブルの時代を経験したり、就職活動する時代が好景気だったり、その逆だったりなど、それぞれの世代の意識は社会情勢が大きく関わっていることが分かります。