リノベーションで中古住宅をお得な「エコ住宅」にするポイント3つ
エコ住宅といえば、といえば、太陽光とか蓄電池など、新築住宅のイメージですが、中古住宅でも、ポイントをおさえたリノベをすれば、お得なエコ住宅に変身させられます。
お得な中古住宅を、リノベでさらにお得に!
今回は、「中古住宅をお得なエコ住宅にリノベするためのポイント」についてお話しいたします。
■ ポイント1.「窓」の断熱
夏の暑さや冬の寒さの一番の原因は、何といっても「窓」からやってきます。
住宅で使用されている一般的なアルミサッシの場合、夏は約70%、冬は約50%の熱量が、窓から出入りします。
つまり、中古住宅をエコ住宅にするためには、窓を断熱することが最優先されます。
pu- / PIXTA(ピクスタ)
その場合、サッシのガラスは、複層ガラスまたは Low-Eガラスにすることはもちろんですが、サッシ枠を樹脂製(プラスチックなど)にすることも大切です。
樹脂(プラスチックなど)は、金属と違い、熱しにくく冷めにくいため、熱を通しにくいのです。
サッシ枠をアルミサッシから樹脂サッシに交換するだけで、窓から出入りする熱量を、じつに6割ほど抑えることができます。
■ ポイント2.「壁」