パントリーはキッチンに隣接し、家事動線もコンパクトです。
リビングでは、TVボードを既製品から造り付けに変更。無印良品のケースがぴったり収まるように造作しました。
空間への馴染みのよさは、造り付けならではです。
リビングにはインナーテラスがあります。愛犬・ショコラのハウスの定位置であり、室内干しにも大活躍。
床の段差がベンチ代わりにもなり「外の木々が見えて癒やされます」(妻)。
洗面台もメイク道具などの収納計画を立てた上で造り付けにしました。
造り付けに変更してコストアップした分は、床材をカラマツからリーズナブルなオークに変えるなどして調整。
それでも予算オーバーした分が許容範囲だと判断できたのは、資金計画から取り組んできたおかげです。
■ 色でアクセントをプラスして、楽しい空間に
玄関土間は左右に、端まで伸びています。土間の右側には自転車などを置き、左側にはアズ建設の施工事例を見て取り入れたかったというオープンなシューズクローゼットを造り付けました。
イエローとブルーのニッチは、柳宗理が手掛けた、横浜市営地下鉄の駅の水飲み場をイメージしたもの。空間のよいアクセントになっています。