2023年11月19日 02:40
更年期に冷えが悪化!受診は必要?対策はどうする?【更年期の基礎知識7】
症状としては、夏でも手足は冷たいまま、カーッとのぼせてもエアコンはつらい、お風呂で湯船につかっても体がなかなか温まらない、厚手の靴下をはいても足が冷たくてなかなか眠れないなどがあります。
体の「冷え」がつらいとき、受診は必要?
日常生活に支障が出るなら婦人科への受診を
以前よりも体が冷えてなかなか眠れない、体が冷えて体を動かすのもしんどい、家事ができないなど日常生活に支障が出るようなら婦人科への受診を考えましょう。
更年期の時期はさまざまな症状が表れるので、どれも更年期が原因と考えがちですが、ほかの病気だったというケースもあります。更年期の症状から来るものかを確認することも大切です。
婦人科での治療法は?
まずは生活改善の指導と漢方治療を
婦人科では、生活改善の指導に加え、エストロゲンを体に補充するホルモン補充療法(HRT)も検討されますが、まずは生活改善の指導と漢方治療を試みることが多いです。
東洋医学的に冷えとは、
瘀血(おけつ/血の流れが悪い・ドロドロ)
血虚(けっきょ/貧血・血の質と量が足りない)
水毒(水分の巡りが悪い)
陽気不足(エネルギー不足で元気がない、ストレス過多)