【知って得する!保険の基本】5歳、6歳からの学資保険
沙織さんの場合は、0歳で加入した時の返戻率と、5歳で加入した時の返戻率とをシミュレーションで比較してみて、
これなら今から加入しても納得できる、と思える学資保険を探してみればいいんじゃないかな。納得できれば、解約しないで続けられるんじゃない?」
「確かにそうね!一度探してみることにするわ!」
沙織さんの声ははずんでいます。
優子さんもにっこりしてさらに続けました。
「実は、
これからでも返戻率をあげる方法はあるのよ。0歳の時に加入した場合の返戻率と同じにすることは無理かもしれないけど、保険料の支払方法を年払いにしたり、高校進学時等のお祝い金を受け取らずに据え置いたりすれば、返戻率は上げられるよ。
ほかにも、保険料を払い込む期間を一時払い、全期前納払いや短期払い(※4)にする方法などもあるし、納得できそうな学資保険がみつかったら、一度、複数の保険を比較できる保険ショップで相談してみるのもいいと思うよ。
返戻率のことだけじゃなくて、例えば、お祝い金の受け取り時期は商品によって微妙に違ったりするけれど、どれが自分にあった商品なのかなどのアドバイスをしてくれると思う。
ほかに、もしクレジットカードで支払いができれば、カードによってはポイントがつく場合もあるわよ。」
「なるほど!!」
※1 返戻率とは、受け取れる満期金・お祝い金の総額を、支払った保険料総額で割ったもの。
返戻率が高いほど、支払った保険料と比べてより多くの満期金、お祝い金が受け取れる。
なお、返戻率100%未満はいわゆる元本割れの状態。
※2 保険料支払免除が特則になっている学資保険もあります。
※3 2015年7月7日現在。
※4 短期払いとは、保険期間よりも短い期間で保険料を払い終えることをいいます。払込期間が短いほど保険料の払込総額は少なくなりますが、毎回支払う保険料は高くなります。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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