2017年12月13日 18:30
二世帯住宅のメリットは税金対策!プライバシーの確保は大丈夫?【不動産用語集】
メリット
【不動産取得税の場合】
たとえば中古住宅を購入し、二世帯住宅にリフォームしたいとします。
通常、物件を取得する場合には「不動産取得税」というものがかかります。
もしこの物件が、床面積50㎡以上240㎡以下で居宅要件を満たす場合には、1,200万円が控除されます。
しかし今回のような二世体住宅にリフォームする場合は、1,200万円ではなく、なんと『2,400万円』が控除されます。
かなりおトクですね!
【相続税の場合】
二世帯住宅の場合、相続税の課税価格の計算の特例である「小規模宅地等の特例」の適用対象となります。
これにより、被相続人が自己の名義の土地を
同居している子が遺産分割を整えたうえで相続し、かつ相続税の申告期限までに居住と所有を継続するとこの特例が適用され、評価額を最大80%減額することができます。
デメリット
- 売却しにくい
二世帯住宅は一般の住宅よりも特殊なため、どうしても売却が難しくなります。
理由としては、「間取りが特殊な中古物件」であることが挙げられます。
中古物件を求めている買手が、二世帯住宅を求めているとは限りませんし、一般の住宅と比べて間取りも特殊なので、通常より買手が見つかりにくいといえます。