「30歳になり恋愛が怖い」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。1年前から婚活に取り組んでいるという30歳のトピ主さん。誘ってくれる男性には何人か出会えたものの、いつも結論を急がれた挙句、「がんばっても無理な気がする」と相手が離れていってしまうパターンを繰り返しているとか。“簡単に人を好きになれない自分”を自覚する中で、今後の出会い方について問いかけています。「自分」を知り、否定しないで受け止めてみよう婚活においては、「知りたいな、と思った人とは会うようにしている」「正直ちがうな、と思った人とは連絡も取らないし、デートにも行かない」というトピ主さん。デートをしているのは“ちゃんと考えて会った人”という記述もありますが、「俺のことどう思って会ってくれてるの?」と尋ねてくる男性たちに対して、トピ主さんはいつも上手く返事ができないとのこと。去っていく相手を引き止めることもないようです。こうした投稿内容から見えてくるのは、曖昧な気持ちでは決して決断や行動をしないトピ主さんの姿。おそらくですが、トピ主さんは「周りの意思や流れに乗って生きていくタイプ」というよりは、自分で思う方向に、自分でオールを漕いでいきたい気持ちが強いタイプなのではないでしょうか。恋愛においても“流れ”になんとなく乗っかってみることや、相手側に主導権を委ねきることを好まない性格なのだろうと推測します。もしそうであれば、まずは“そんな自分”を理解してあげましょう。理由は次項で説明しますが、「すべきだと思うことができない自分」を責めるのではなく、「私はこういう人間なのだな」と理解してみる。これまで交際の申し込みにYESと言えなかったのは、結局のところ、自分の本心が「そうしたくなかった」から。好きだと自覚できない相手にはYESを言いたくないのが今の私なんだなぁ、と一旦、受け止めてみてください。自分を肯定していると、濁りのない素直な主張ができる投稿内には、“いい人だったかもしれない相手”を好きになれない自分が嫌で、相手にも申し訳なくなる……との記述も。お気持ちはとてもよくわかりますが、そのような気持ちは実はあまり良い状況を生みません。自分らしさを否定する気持ちや「相手に悪いな」という感情があると、人は往々にして、問いかけに対して曖昧にごまかしたり、逃げ腰や無言の返答をしたりしがちになり、結果的に良好な人間関係の構築を阻害するからです。逆に、「私はこう思うし、こういう人間だ」と肯定的に受け止められていると、明快で素直な主張ができやすく、また未来に対しても自棄になりにくいです。今回のように、知り合って間もない相手に交際の返事を迫られたときでも、「すぐには決められないけど、ちゃんと知りたいと思えた人だから会っているんだよ。よければ、もう少しこのまま会ってみたいけどダメかな?」などと自分の主張を濁りなく、落ち着いて伝えていけるはず。そのような意思表明がきちんとできれば、それならもう少し交際前の交流を続けてみようか、という相手も出てくるかもしれません。「昔の恋愛と違って今すごく恋愛が怖い」「慎重になりすぎて」「壁を作っている」という記述もありますが、「慎重になるのは、次こそ成就したいという願望が強いからなんだろうな〜」などと柔らかく受け止めていれば、それらは自然と、トピ主さんの主張となって言葉や態度の端々に表れてくるでしょう。普段から、意識的に物事を肯定的に考え直す癖を付けていくのがおすすめです。「今の自分」に合った出会い方に変えていこうこれまでの婚活を通じて「今の私はすぐに人を好きになれないし、期待感だけで交際も始められないようだ」と自己分析できたのであれば、早急に答えを出したい人が集う場所は自分には向かないのかも!? という仮説も立ちます。もしかしたら多少遠回りに見えても、仕事関係や趣味のサークルなど、友人・知人から始められる場所のほうが適しているのかもしれない。そうした考えから、試しに異性との出会い方や場所を変えてみるのも一案です。「どんな風に“恋愛になっていく”のか、もうよくわかりません」とのことですが、「恋愛になっていくこと」をあまり意識しすぎずにいたら、結婚に至る相手にふっと出会えた……というケースはよく見聞きします。異性との関わりは積極的に続けつつ、しかし恋愛関係“だけ”に固執せず、人としても豊かな交流を続けていくことに注力してみるのもひとつです。「婚活の成果が出ず、無駄をしている」という焦りや苛立ちもあるかもしれませんが、婚活は「交際相手を見つける」という結果だけが、一概に成果ではないとも言えます。その過程を通じて自身を深く理解したり、自分らしい人生への“構え”を見出したりする人も少なくありません。美空ひばりさんの言葉にもありますが、“あせらず、おこらず、あきらめず”、試行錯誤しながら取り組んでいけば、きっと自分なりに納得いく結論や結果を手にできる日が来るかと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年06月03日3日はふたご座で新月が起こります。ふたご座は知的な星でコミュニケーションを司るので、恋を具体的に進める策が見つかるかもしれません。恋活・婚活がモタついているなら、仕切り直すにも良いタイミング。そんな新月を含む6/3~6/9の運勢を星座別に詳しく見ていきます!■ おひつじ座(3月21日~4月19日生まれ)コミュニケーションを考える新月が起こる3日は、今までとは違うアプローチの仕方を考えてみて。好きな人に送るLINEの内容や、合コンなどで「この話題は男性に絶対ウケる」と思っている話が、実はそれほど引きがないかもしれません。別の切り口を模索してみましょう。今週は、仕事とお金に関するうれしい話があったりして、それほど恋愛にのめり込む人は少ないかも。好きな人がまだいない場合、恋がお休み状態になりそうですが、夏までに恋人を作りたいなら気を抜きすぎないように。■ おうし座(4月20日~5月20日生まれ)自分から話しかける今週いっぱい、運気の後押しが期待できそうです。3日の新月は、自分の欲に忠実になったほうが良い日。世間体や恥じらいを捨てて、「彼を自分のものにしたい!」「高収入男性と結婚したい!」といった素直な気持ちにしたがって。自分は奥手だという自覚があっても、5日以降は不思議なほどおしゃべり上手になれるはず。好きな人と二人きりになったり、少人数制の婚活パーティーに参加したりすると、スムーズに気になる相手との距離を縮められるかも。交際中の人は、恋人との会話を大切にして。■ ふたご座(5月21日~6月21日生まれ)大事なことに気づくお誕生日を迎えるふたご座さん、おめでとうございます!3日はふたご座で新月が起こるのもあり、印象的な気づきがありそう。小さなことも見逃さないように、いつも以上にアンテナの感度を上げて。好きな人がいるなら、パートナーシップについて考えてみましょう。もう少しお互いに踏み込まないと見えない部分があったり、付き合い方を根本的に変えたり。片思いをしている人や出会いを求めている人は、自分にとって理想の恋人関係とはどんなものかを見直してみては?■ かに座(6月22日~7月22日生まれ)落ち着いて考える出会いを求めるなら、すでに顔見知りの男性に目を向けてみましょう。男友達にしか思えなかった人に、意外な魅力を見つけるかも。また、好きな人がいてもいなくても、最近やけに焦ってしまっていた人は、5日をすぎると冷静さを取り戻せるはず。地に足のついたアプローチができそうです。新月が起こる3日は、一人でじっくり考えると見過ごしていた大事なことに気づける日。「そこを見落としたらうまくいかないのも当たり前」というポイントがわかるでしょう。■ しし座(7月23日~8月22日生まれ)「見直し」と「積極性」3日の新月は、人間関係を見つめ直すには良いタイミング。恋愛対象に見たことがなかった人が、安心して付き合えるタイプだと気づくかもしれません。好きな人がいるなら、何の進展もなく停滞しそう。交際中の場合はマンネリする可能性があります。自分から行動しない限り、目立った動きはなさそうです。今週仕事が忙しい人は特に、恋が後回しになりがちになるので、バランスを大切に。■ おとめ座(8月23日~9月22日生まれ)棚ボタを狙わず堅実に運気は上々。派手なラブハプニングはないにしても、地道な努力を重ねる人にはいいことがありそう。好きな人がいるなら、友だちにサポートしてもらうと進展がスムーズになるかもしれません。出会いを求める場合は、お見合いや年長者の紹介に良い縁があるはず。3日の新月は、仕事で新しい目標を立てると良い日。やりたいことがある人は具体的な計画を練りましょう。■ てんびん座(9月23日~10月23日生まれ)結婚というライフイベントを考える新月が起こる3日以降、人生設計という意味で結婚を考えてみるといいかもしれません。結婚したら仕事はどうするのか、子どもが欲しいならいつ作るか……そうしたライフイベントを年齢ごとに整理していくと、恋活・婚活の進め方が変わるはず。ただ、今週は棚ボタを期待しても、待つだけで一週間が終わりそう。好きな人がいる人も、出会いを求める人も、「このままじゃいけない」と思うなら行動を起こして。■ さそり座(10月24日~11月21日生まれ)気配りは大事だけど自分の意志も大切に今週は、恋が迷走しがちに。自分が「こうしたい」と思う気持ちが、好きな人や周囲とぶつかり合うかもしれません。それを理由に妥協したり、やたらと気を遣ったりすると、何をしても中途半端な結果に……。自分の意志をつらぬくべき場面を正しく見極めて。3日の新月の頃、交際中の人は恋人との付き合いで得るメリットに気づくかも。好きな人と一緒にいられて幸せと思うだけでなく、何か得することがありそうです。フリーの人は、身内や親しい人からうれしい『ギフト』を受け取る可能性が。■ いて座(11月22日~12月21日生まれ)良い意味で適当になる今週は、良い意味であまりこだわらないことが大切。正論を述べようとしすぎて相手とぶつかったり、出会いの場でモテキャラを演じても違和感を覚えたりしそう。恋愛に答えなんかないので、その場その場で柔軟に、自由に振る舞うと良いでしょう。3日の新月はパートナーシップがテーマ。好きな人がいるなら、接し方や距離感を考えてみて。最近、あまり関係が進展していないなら打開策が見つかるかもしれません。交際中の人は、もう一歩踏み込んでもいいのでは?■ やぎ座(12月22日~1月19日生まれ)スピーディーに動く今週いっぱい、恋愛運は高め安定の運気。一発逆転を狙いたいなら、この一週間で勝負をかけては? 5日からは特に、賢く好きな人との関係を進めていけるでしょう。出会いを求める人は、初対面の相手でも連絡の取り方次第でスムーズに仲良くなれるはず。新月が起こる3日以降、美容や健康に関する新しい取り組みを始めると良さそう。夏に向けてダイエットを始めるには良いタイミング!■ みずがめ座(1月20日~2月18日生まれ)新しい目標を立てる3日の新月は、恋の新しい目標を立てるのに最適。好きな人と次のステージに進みたいなら、具体的にどうなりたいかを計画して。出会いを求める場合は、場当たり的に動くのではく、交際までの最短ルートを考えましょう。ただ、考えれば考えるほど、「私は何を望んでいるんだろう?」とわからなくなる可能性も。特に婚活疲れを起こしていると身動きが取れなくなるかもしれません。そういう時は、数時間でも数十分でも恋愛に関係ない趣味などに没頭して、頭をリセットしましょう。■ うお座(2月19日~3月20日生まれ)地に足のついたアプローチが吉ノリと勢いで恋を進めがちになっていたとしても、5日以降は落ち着いて行動できるようになるはず。とりあえず動くのではなく、考えた上で動くようにすると、効率良く恋が進展できるでしょう。3日の新月をすぎると、自分の中に新しい価値観が芽生えるかもしれません。それが恋愛に意外な影響を与える可能性も。今までと真逆の考えを持ったとしても、矛盾する自分に気後れしないで。前向きにいきましょう!(沙木貴咲/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年06月03日婚活を行っていると『妥協』すべきなのでは無いか…と悩む時期があります。特に成婚に向けて活動を行っていて理想の相手と出会えず、行き詰まりを感じている時に強く感じます。『妥協』すべきなのか?でも妥協してまで結婚するべきなのか・・・?と、悩んでしまったり、自分が『高望みしている身の程知らずの女なのかな?』と自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。この問題を放置してしまうと『婚活疲れ』に繋がってしまうので注意が必要です。では、本当に婚活において『妥協』は必要なのでしょうか。婚活における『妥協』について考えてみましょう。『妥協』をマイナスイメージに捉えていませんか?例えば、あなたが相手の男性から「君とは妥協して結婚した!」と言われるとどう思うでしょうか。本当はもっと上を目指せるけど、取り敢えず側にいた君と結婚した、というニュアンスで捉えてしまいます。とてもネガティブで失礼に感じますよね。でも、実は『妥協』の本来の意味は『対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。(goo辞書抜粋)』なのです。つまり、婚活における妥協とは双方が譲り合って『解決策』を見出して前進していく事(結婚する)意味であり、失礼なことやネガティブなものではありません。『妥協』とは『折り合い』を見つけることそして『妥協』とは『折り合い』を付けることです。これは、自分の利己的な願望(欲望)と真剣に向き合い、それが本当に自分の結婚生活において重要度が高いものなのかを見極める必要があります。例えば、身長が高い男性が好みなので相手の男性は180㎝以上が良いという理想を持っていたとします。本当にそこまで背が高くなければいけないのか、どうして背が高い方が良いのかなど突き詰めて考えていきます。そうすることにより、自分は背が高い男性(180㎝以上)じゃないと絶対に無理かもしれませんし、自分より高ければ良いと感じるかもしれません。それが『妥協』つまり『折り合い』であり、気づきです。そうすれば、自分の結婚相手に本当に必要なことが次第に見えてきます。安易な『妥協』で婚活してはいけない皆がそうだから、誰かに言われたから…と言ったことで結婚相手の条件を変えるという『安易な妥協』はすべきではありません。何故ならば結婚するのは自分であり、結婚した相手は共に生きていくパートナーです。自分が受け入れる事が出来なければ意味がありません。是非とも『妥協』は自分で決めるようにしましょう。また、これらは頭で考えることも大切ですが、色々な男性と出会い経験することにより、『妥協』の線引が自然と身に付いてくるので、嫌悪感を抱かない男性であれば色んな人とデートをするようにしましょう。
2019年06月02日恋は心を刺激します。幸せに思うことがある一方で、不幸に感じることもありますよね。片思いだったり、素敵な出会いを求めている現状に、落ち込んだり、心が締め付けられたりするはず。悩んだり、辛くなったりしたら、どうしたらいいのでしょう?そこで今回は、状況を受け入れて恋愛を楽しむためのコツをご紹介。きっと、なにかのヒントになるはずです。■ 「なんで?」をやめてみる「なんで?」「どうして?」という気持ちが、心をぐるぐる回っていることってありませんか?まずは、その「なんで?」をやめてみてください。たとえば、「なんで彼氏ができないの?」と考えたとしても、それは、いろいろな要因や人の縁、めぐり合わせなどが、複雑に絡み合ったためにある現状です。「なんで?」と考えても、自分で思い通りに動かすことのできないものも多いものです。「彼氏が欲しいから○○しよう」となればいいのですが、「なんで?」と考えても答えが出ず、ため息をついているようなら、考えるだけ無駄。むしろ、ネガティブな雰囲気は、いい出会いを遠ざけます。「なんで彼氏ができないの?」「なんで出会いがないの?」なんで、なんでループに陥っている方は意外と多いもの。代替案が見つからないのであれば、現状に「なんで?」なんて思う必要はありません。「なんで?」と浮かんだら「ま、いっか」を癖にするのもおすすめです。■ 悩んでも相手の気持ちは変わらない片思いの人は「どうして好きになってもらえないの?」と考えてしまうこともあるはず。でも、そう思い悩んだところで、相手の気持ちを変えることはできません。あなたが誰かを好きになる自由があるように、相手にも誰にどれだけ気持ちを注ぐかの自由があるからです。強く想えば想うほど、「いままでで、一番好き」「もう二度とこんな恋はできない」と感じ、必死になったり、苦しくなったり。でも、本当に大切なのは、相手の気持ちではなく、いまの自分の気持ちです。「好きになってほしい気持ち」ではなく、「好きになれた気持ち」に意識を向けてほしいのです。相手の気持ちや状況が変わらないことばかりを意識せず、恋をしている自分目を向ける。これができれば、気持ちが少し楽になるはずです。■ 自分が目指す自分を確立!片思い中の人も、出会いを求めている人も「こんな人になりたい」というのは大切なこと。目標があるからこそ、成長できますし、自分磨きの効率もよくなります。これは、付き合うことになっても、結婚しても、ずっと必要な目標。どんな人になりたいかピンとこないのであれば、“なりたい自分”を確立することから始めてみましょう。内面でも外面でも、コミュニケーションでもなんでもOK。まずは、今日から続けられる、小さな目標から。段階的な目標を決めていくとやりやすいかもしれません。「○○な女性だったらモテるかも」「あの人は、○○みたいな人が好きかも」というのがあるのであれば、それに近づくことを目指してみるのもいいかもしれません。努力と達成を繰り返していけば、自然と自尊心を高めることができ、いい恋愛ができる自分近づけてくれるはずです。■ おわりに状況や相手の気持ちは変えられませんが、自分を理想へと近づけることは、誰にでも実現可能です。まず第一歩は、いまの状況を受け入れること。受け入れ、目指して、行動してみましょう。そうすればかならず、幸せの掴み方が見えてくるはずです。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年05月31日「32歳で高望みの恋をしてしまった。皆さんならどうしますか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。半年前に異動してきた同僚男性を好きになってしまった、というトピ主さん。彼は誰もが認める外見と内面を併せ持つ、パーフェクトな男性。一方の自分は何もかも平凡で口下手、恋愛に関しては絶望的に奥手。明らかに“高望み”だと思うものの、「釣り合わない恋をして辛いという気持ちだけで過ごしたくない」とアドバイスを求めています。“高望み”な異性を射止める人の傾向は恋愛経験は殆どなく、婚活しなければと思っていた矢先、久しぶりに好きな人ができた……というトピ主さん。素敵だと思える男性に出会えたのは嬉しいことですよね。投稿を見る限りでは、「きっと無理だから叶わなくてもいい」という思いと、「万が一にでも、うまくいけば」と期待する気持ちが拮抗(きっこう)しているように感じました。まず、“高望み”な相手との恋愛が難しいのはなぜか。それは「一方的にあがめてしまい、対等になれない」のが一番の理由です。どんなに高嶺の花だと言われる人でも、自分が恋する相手には憧れを抱きたいし、できれば尊敬もしたい。もちろん、自分を評価してくれる異性の存在は有難いし、嬉しいと感じることもありますが、過度にあがめられると自分の思っていることを素直に話しづらいですし、一方的に好かれすぎると「応えなくては」という強迫観念が生まれ、精神的にもしんどいと感じやすいです。こうしたことから、人気のある異性へのアプローチが成功しやすいのは、「自分のあり方」に自信を持っている人が多いように思います。世間的な評価がどうであろうと、自分なりの肯定感に満たされている人は、皆が緊張してしまうような相手でも普通に接することができる。無論、それだけで成就するわけではないですが、恋のスタートラインに立つ上では大きなアドバンテージになります。ということで、この恋の進展の可能性を探っていくのであれば、完全なる彼のファンになってしまわないことは重要かと思います。「まずは普通に楽しく話せる関係になろう」「彼がちょっとでも話したいと思える存在になろう」といったところから、ささやかな関わりを少しずつ増やしていくのがベストかもしれませんね。褒め言葉を伝える際は、少し慎重にトピ主さんは彼の外見ではなく、頼りがいや責任感の強さ、周囲に思いやり深く接するところに強く惹かれた……とのこと。そのように人としての魅力を感じている点については、さらりと伝えてみるといいかもしれません。人は“表面的ではない自分のよさ”を分かってくれる相手に信頼を寄せやすいですし、結果、対等な関係も築きやすいです。ただ、褒め言葉を伝える際は少し慎重に。素敵な人は素敵だと言われることに慣れていますし、普段から望まずとも注目を浴びるなかで、無意識に心のフィルターや警戒心が育っており、“人付き合いの深さ”を適度に調整していることもあります。そこに引っかかってしまうと知人以上の距離には近づけなくなるので、褒めても必要以上には持ち上げず、努めて“普通の友達と同じ感じ”で接したほうが仲良くなれる可能性が高いでしょう。結果はどうあれ、後悔のない恋をするには「10年後・20年後にあの時好きになって良かったなぁと思える様に過ごしたい」とトピ主さん。そのためには、「恋心をエネルギーにして“自分事”を頑張ること」「きちんと想いを伝えて終えること」の2点が重要になるかと思います。投稿には、この恋のために「上品な外見や仕草を学ぶ」「卑屈にならない」「婚活は始める」ことを心がけている、という記述も。前の2つは彼の好みもあるでしょうが、今「婚活を始める」という理由が少し気になりました。「男性に慣れるために交流の機会を増やしたい」「視野を広げ、彼以外にも素敵な人を見つけてみたい」ということならば有意義だと思いますが、「彼に振り向いてもらうために、モテて自信をつけたい」という狙いならば、婚活は諸刃の剣。逆に自信を失ってしまうこともあるでしょうし、本気で視野を広げる気がなければ、「やっぱり彼ほど素敵な人はいない!」という確信を強めるだけで、結果も出にくいでしょう。彼だけに意識を集中させる必要はありませんが、「半年くらい色々頑張って、素敵だと思える自分に成長してから想いを伝えてみよう」などと目標を立てて頑張ってみるのも一案です。少しずつ関わる中で、トピ主さんの素敵なところを彼が見つけてくれたら最高ですし、万が一、成就しなかったとしても「彼を好きになったおかげで、前より好きな自分になれた!」となれば、その後は恋も人生もより前向きに進めていけるはず。滅多にない恋とのことですし、悔いのないよう、まずは自分の気持ちに誠実に向き合ってみてはいかがでしょうか。応援しています。(外山ゆひら)
2019年05月27日「どちらが幸せだと感じますか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「気が合わなくてもいいから誰でもいいから側にいて欲しいと感じるように」なったという、40歳過ぎのトピ主さん。一時的な気持ちかもしれないものの、「いがみ合うような相手でも誰もいないよりいいような気がしてきた」と今の心境をつづり、「一人と複数人、どちらが幸せだと感じますか?」と問いかけています。「幸せ」の概念が悪循環を引き起こすことも!?「幸せ」って誰もが考えるテーマですよね。古今東西、様々な人がこのテーマについて語っています。例えば、作家ジュール・ルナールは「幸福とは、幸福を捜すこと」だと述べていますし、思想家のソローは幸せを“蝶”にたとえ、「幸せは追いかけすぎると遠のく」といったことを述べています。確かに、「幸せを捜す過程」は人生の目標へ向かう道のりでもあり、それなりに充実感もあるものです。しかしながら、「今の自分は不幸せだ」という認識からぼんやりとした幸せを追い求めている場合、人生への不満や飢餓感ばかりが際立ってしまい、逆に望むような幸せを遠ざけてしまう悪循環を引き起こすこともあります。それに、そもそも幸せはひどく個人的で瞬間的な実感なので、「その生き方が幸せかどうか」の答えを天秤にかけるのは難しいです。状況的には全く同じ生き方をしていても、個々の捉え方次第で真逆の答えになりえますし、同じ人に聞いても、その時々の気分や状況によって答えがコロコロ変わることもある。「一人で生きるのも誰かと生きるのも、どちらも幸せ」だし「どちらも不幸せ」とも言えてしまいますよね。ですので、「これからどうすればいいか」を考えたいのであれば、曖昧な“幸せ”という概念を軸にするのではなく、もっと具体的な自分の希望を意識していくのがおすすめです。例えば「幸せになりたい」ではなく、「愛し合える誰かを見つけたい」と言い換えていく。今回であれば「どちらが幸せか」ではなく、「ひとりで生きるのも悪くないけれど、誰かと生きる人生も経験してみたいかも」などと願いを明確化したほうが、具体的な行動や変化も生まれてきやすいでしょう。一時的な願いだとしても、そう思うときは試しに行動してみれば、本当の願いにも気付きやすくなるはずです。「過去」や「未来」ばかり考えていると、誰でも滅入る「一人でいると、あれこれと鬱々考えてしまい暗くなってしまう」というトピ主さん。もしかしたら今のトピ主さんは、少し“過去”や“未来”にばかり意識を向けすぎているのかもしれませんね。中国の老子も、「落胆しているならば、あなたは過去に生きており、不安ならば未来に、平穏ならば今現在を生きている」などと指南しています。戻りようのない過去に、どんなに悩んだところで不確かな未来。それらに意識を向けて、貴重な“今”という時間をネガティブな気持ちで過ごしてしまっている……と考えると、なんだかちょっと人生の無駄遣いをしているような気がしませんか? 鬱々とし始めたら、「ああ、私は今過去や未来に囚われている」と気づいて自制し、目の前のものに対する“五感”を意識してみてください。「今日は天気が良くて、いい気分だな」「このランチ、めっちゃ美味しい!」などと“今”を味わってみるのですね。具体的に先々のプランを考える時間は有意義ですが、ただ鬱々としてしまうだけの時間はなるべく減らしていきましょう。ほどよく“今この瞬間”を楽しむ習慣を身につけたほうが、人生の好循環も起きてきやすくなると思います。「幸せ」と「不幸せ」は、常に表裏一体最後にもうひとつ、こんな話を紹介します。ある人の家に美しい天女が現れ、「行く先々に財宝をもたらす」という彼女を主人は喜んで迎え入れます。しばらくして今度はみすぼらしい天女が現れ、「私が訪れると財産がなくなる」という彼女を、主人はすぐに追い出しました。すると、二人は姉妹だと分かり、二人ともその家を去る羽目に……。『涅槃経』の中の話ですが、要するに「幸せと不幸せは常にセット」だということです。一緒に生きる相手を探す過程では、ひどく傷つく可能性もある。見つかっても、今度はその人や愛情を失う不安や苦しみと常に隣り合わせになる。あるいはいずれ憎み合い、いがみあうようになるかもしれない――。そうした負の可能性は、トピ主さんも十分に分かっているのでしょう。それでも今、誰かと生きる人生を考え始めたということは、つまり“誰かと生きる幸せ”に付いてくるであろう“不幸せ”をも引き受ける準備や覚悟ができてきた……ということなのかもしれませんね。ただし、「誰でもいい」とまで投げやりになるのはお勧めしません。刹那的な寂しさに負けてしまうと、その選択をした自分を延々と恨み続けることにもなりかねませんから。苦い経験も人生の一部、などと言うことはできますが、できるだけ「これでよかった」と思える人生を歩いていくためには、今の自分を過剰に否定せず、一日一日の喜びや楽しみに目を向けながら具体的な行動を起こしていくことが大切ではないかなと思います。そうした”日々の姿勢”を磨きながら、焦らずこれからの人生を考えてみてはいかがでしょうか。応援しています。(外山ゆひら)
2019年05月20日『婚活疲れ』と言うのは婚活をしている女性なら耳にしたり、あるいは実体験として経験していたりするのではないでしょうか?これは就職活動において、色々な企業にアプローチしてみたが結果が伴わずに『就活疲れ』になってしまった…というのによく似ています。婚活疲れの理由を知り、婚活疲れしないための対策をたてましょう。理由① 就活と婚活は似ているからこそ、疲れてしまう就活と婚活は違うようでよく似ています。何故ならば両者とも企業と独身男性という違いはありますが、『選ばれる必要がある』という点で似ているからです。その為、なかなか選ばれないと『自分は誰からも必要とされない存在だ』『自分の人生には価値がない』など悲観的な気持ちになりやすくなります。理由② 簡単に比べられないのに、比べてしまうのが『結婚の有無』他人(適齢期の親族や友人)と自分を、『選ばれているか、いないか』で容易に比較する事が出来てしまうので、選らばれていない自分に対して否定的な意識を持ちやすくなります。しかし、注意して頂きたいのは比較出来ないことを元に結果が出ます。そのため、本来ならば容易に他人と比較することは出来ません。婚活に高校・大学あるいは資格試験のように明確な合格ラインの様なものは存在しません。ここまで『これ』を努力したから、『縁』が繋がるというものでもありません。その為、努力が結果に即座に反映される事が無いので、努力が結果に結びつかないと疲れてしまう事が多々あります。対策① 結婚しているから偉い訳では無い婚活は決して悪い事ではありません。生涯のパートナーを探す行為は、とても意味があることです。生涯のパートナーがいれば、互いに助け合い支え合う事により貴方の人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。しかし、人生は『結婚』だけが全てではありません。『結婚』したら相手が幸せにしてくれる訳でもありません。そして、結婚している人が勝者でも偉いわけでもありません。婚活をしていると忘れがちですが、結婚がゴールではないと考えて自分を追い込み過ぎないようにしましょう。対策② ストレスを発散し活動を継続していく上記の様な事を頭で理解していたとしても・・・、焦ったり不安になってしまうのが人間というものです。一人になれば、漠然とした不安に心を支配されてしまう事があったとしてもおかしくありません。ですので、婚活を忘れるくらいの『非日常』を感じられる趣味や遊び(映画鑑賞や旅行など)を楽しむようにして気持ちをリセットする癖をつけるようにしましょう。そうやって遠回りをしているように見えるかもしれませんが、心のケアをしっかりすることも婚活を続けていく上で大切な事です。継続が、婚活においては大きな力となります。
2019年05月14日出会いの新定番「恋活アプリ」。アプリなんて恥ずかしいなんてあなたは、もう古いかもしれません。とはいえ、調査を進めると「使ってよかった派」と「全然いい人に出会えなかった派」の二極化が進んでいるとのこと。そこで今回は、幸せを見つけることに特化した、恋活アプリの有効活用法をまとめました。■ 自己紹介にはしっかり希望を記載普段出会うチャンスが無い人と出会えるとはいえ、ネット経由での出会いともなれば、情報が極端に少なくなるもの。できるだけ、自己紹介を充実させると、相手も興味を持ちやすくなります。とくに、自分が「どんな人を希望しているか?」を、しっかり載せておくことは非常に大切です。曖昧だと、数は当たるかもしれませんが、全部イマイチだった……なんてことも。それだと結局、時間の無駄になってしまいます。いろいろな人とマッチングできるチャンスが多いからこそ、自分の希望とピッタリの人と出会えるよう意識。ワンクリックで趣味を選べたり、タイプの人を入力できたりするので、できるだけ多く、希望を盛り込むのが正解です。そして、こちらからも積極的に相手を検索するのが◎。待っているだけでは、恋活市場で勝ち残れません。しっかりと、こちらからもマッチング希望を送っていきましょう。■ マッチングしたら褒めてお礼を「まさか、こんなピッタリな人がいるなんて!」と思えるほど、いい男性とマッチングできたとしましょう。このチャンスは逃せない! と必死になって、自分の勢いを押し付け、猪突猛進!! なんてことはありませんか? 逆に、私なんて……と、向こうからのやり取り待つなんて体勢もNGです。マッチングできたなら、まずはお礼と共に、「自分の希望=いいなと思っている理由」を添えて、相手を褒めていきましょう。「〇〇好きって見て、いいなと思いました」「〇〇とか〇〇とか話が合いそうだなと思って」といったメッセージがよさそうです。■ 共通点を探して会話するマッチングしたとはいえ、まだまだお互いのことは知らない状態。どちらも心に壁がありますし、実際のところは不安だらけですよね。仲良くなるきっかけを掴むには、「共通点」を探すところからスタート。彼のプロフにあるものに触れてもいいですし、好きなもの、仕事、学生時代の過ごし方、生活のなかでのちょっとしたこだわりなど、ネガティブな話題になりにくい話題で質問してみましょう。嫌いなものや、苦労話は、否定的な気持ちになることもあるので、いまはお預け。家族の話題も、もしかするとデリケートな問題があるかもしれないので、追求しすぎないほうがよさそうです。■ とにかく、会うことが肝心!やり取りをはじめて、少しでも合うようであれば、とにかく会うことが大切です。100%自分の理想とピッタリの相手を見つけるのは難しいですし、それが幸せに繋がるとも限りません。会ってみて初めて、気づく魅力もたくさん! こちらから軽くお誘いしてみるのもひとつです。会ったらといって、付き合わないといけないというものではありません。まずは目と目を合わせて、相手を直に感じてみてください。ネットでの出会いという性質上、万が一……なんてこともあるので、人の多いお店をチョイスして、遅い時間は避けたほうが賢そうです。■ おわりに古いなんて冒頭でつづったものの、アプリで出会うのは不安という方も多いと思いますし、アプリを使うなんて恥ずかしいという方もいるかもしれません。でもこれも経験のひとつ。固く考えすぎず、人生経験の一環として試してみるのはいかがでしょう?アプリだからこそ出会えるピッタリの人がいる可能性だって、試してみないことには可能性0のままなのですから。(恋愛コラムのプロ集団・5656/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年05月14日「結婚しないことは我儘なのでしょうか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは料理や家事が得意で、十分な収入を自分の考えで使える今の生活が十二分に楽しい、という20歳代後半の男性。老後までの将来設計も立てており、「結婚などを考えるメリットが無い」と感じているものの、職場の女性たちから批判を受けたそうです。「このような状態でも、男性として生まれて職に就いた以上、結婚したほうがよろしいのでしょうか?」と結婚願望の必要性について問いかけています。「世間」との折り合いの付け方は?最近、知人女性からのアプローチを「恋愛や結婚願望がない」という理由で断った、というトピ主さん。職場の女性たちにその話をしたところ、「そういう考え方は世の女性に失礼」「自分勝手な考え方」「お金をもらっているんだから女性を養ってあげないと」と糾弾されたとか。「如何せん他人の気持ちが気になる」性格のトピ主さんは、それ以来、「他の同僚たちにも同じように思われているのだろうか」という思いがよぎるようになったそうです。恋愛願望や結婚願望はないものの、そのことで向けられる“世間の目”が気になって悩んでいる……ということですね。このような悩みを軽減するには、以下2つの方法論があるかと思います。1. “世間”を自分の心地よい方角へ広げる人が思い悩む“世間”というのは、実は職場や近所の人、友人などであることが大半で、意外と狭いものです。インターネットなどにも世間の声はあふれていますが、素性をよく知らない相手や、簡単に関係を断てる相手からの意見よりも、顔を合わせる機会がある“身近な誰か”の意見のほうが、人は気にしやすい。トピ主さんも今回、近しい職場の人たちから言われたからこそ気になり始めたのだろうと思います。であれば、トピ主さんにとっての“世間”を広げてみるのも一案です。世の中には、結婚しない男性のことを「女性に失礼」「自分勝手」などとは考えない人たちもおり、そうした人たちと交流する時間が持てれば、職場の女性たちの声も“一意見”として捉えられるようになり、あまり気にならなくなるはず。昔からの友人が必ずしも同じ価値観を持ち続けているとは限らないので、「今の自分が合うと思える価値観」を持った人たちに出会えるよう、能動的に行動範囲や行動パターンを変えてみるのがおすすめです。2. 恋愛・結婚願望を“保留”にしておく結婚や育児を行いたいという感情は“今のところ”湧いていない、というトピ主さん。まだ20歳代とのことですし、先々まで決めつけないでおくのもひとつです。今後、人生観を変える出会いがあるかもしれませんし、無理に異性を避けて行動する必要もない。ひとり暮らしを思いきり満喫しているうちに、自然に「そろそろ違う生活がしてみたい」と思うようになる日が来ないとも限りません。そう思い始めたときにうまく相手が見つかるかは未知数ですが、人の体は「今、したくないこと」にとても正直なもの。いずれ来るかどうかも含めて、”自分にとっての適齢期”を保留にしておくのもひとつです。 “メジャーではない生き方”が貫けるかどうか検討してみようとにかく「他人からあれこれ言われたくない!」という思いが強いならば、“メジャーな生き方”を選ぶのはひとつの選択肢です。世の大人を「結婚している人」「結婚していない人」に分けるならば、前者の割合のほうがいまだ多いのは事実。つまり、結婚することはメジャーな選択ということになり、メジャーな側を選べば、人に批判される“回数”自体は減ることでしょう。ただしその場合、自分や相手に多大なる不幸を生み出す可能性もあります。自分と同じく、世間体のためだけの結婚を望む相手に出会えるならば話は別ですが、そうでなければ、“形だけの結婚”にいずれ片方もしくは双方が耐えられなくなり、結婚生活が継続しない可能性もある。そうなれば、結婚しない生き方を続けた場合よりも、結果的に精神的・金銭的な負担は増大するかもしれません。“マイナーな側の生き方”を貫くには、多少の強さも必要です。特に今回のようなケースは、親や親しい友人がこちらの先々を心配して結婚を勧めてきた……というのとは違いますよね。職場の女性たちにも批判したくなる背景があったのかもしれませんが、「さも世論のように自分の意見をぶつけてくる人はいるものだ」と一歩引いて冷静に受け止め、「直接関係のない立場からの発言には振り回されない!」という強い意志を固めておくのもひとつです。雑音は適当に交わしながら、心の中では多少図太く、自分らしい選択を信じてやっていけそうかどうか。ご自身の性格も含め、検討してみるといいと思います。どんな生き方をしていても、自分の価値観と合わない相手を批判してくる人は必ずいるもの。「価値観の違う相手をむやみに批判しない人たちと関わりたい」という方針を持って、まずは“自分にとっての世間”や視野を広げてみるといいのが一番かもしれませんね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年05月13日”フレネミー” それは婚活において信じられないほどに障害になる存在です。一見すると自分が辛いときに親身になって話を聞いてくれる心強い親友のように思えるかもしれません。しかし、その実態は友達が困っていることを喜び、それを慰める自分に酔っているだけなのです。婚活フレネミーとは?フレネミーとは、フレンド(友達)とエネミー(敵)を掛け合わせた造語です。とりわけ婚活の結果について異常なまでにネガティブな発言をする女友達のことを指します。兎に角、女友達の婚活が上手く行くことを望んでおらず(表面上は応援しているふりをして)、事あるごとに相手の男性に厳しいダメ出しを行います。もちろん、女性ならではの冷静な視線で『ダメ男』をジャッジしてくれるのは良いですが、明らかに情報とはかけ離れた『妄想』で発言している場合は注意が必要で、これはかなり危険な存在です。何故ならば、『結婚したい!』という気持ちをじわじわと削ぎ落とし、人の幸せを妨害してくる可能性があるからです。婚活フレネミーの見分け方① 失恋話をすると親身になってくれる② 恋愛の相談をすると些細なことでもダメ出しをしてくる③ その場にいない人(女友達や男友達など)の悪口を言う④ 嫉妬深く他人と比較しがちで依存心が強い上記のような特徴を持っている女友達はフレネミーの可能性が非常に高くなります。安易に婚活の相談をしようものなら『もっと素敵な男性がいるからやめた方がいい!』などとけしかけて、婚活を妨害してくる可能性があります。婚活フレネミーへの対応女性は集団でいるときに無意識にカースト制度(順位)を付けたがる傾向があります。女性が『雌』として群れの中で上下関係を作り生きてきた野生の名残と思うと仕方ない面もあるかもしれません。しかし、現代社会において理性があり自我がある我々はそれをすんなりと受け入れることは出来ません。では、どのように対応するのがよいのでしょうか。実はとっても簡単です。受け流し距離を取ってしまいましょう。相手に自分の詳しい情報を渡さない様にすればいいのです。そうすれば相手は蹴落とす相手に貴方を選んでも意味がないと理解して離れていきます。女友達の助言は、婚活をする上で薬にもなりますし毒にもなります。相談する前に相手が本当に適任な相手なのかしっかりと見極めることも大切です。また、自分自身がフレネミーにならないように他人の婚活に口を出しすぎないようにしましょう。大切な友人を失うことになってしまうかもしれません。
2019年05月07日「もてない美人」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、30歳過ぎの美人会社員。中学時代から今に至るまで、いつも男性陣からの“気のある素振り”は感じるものの、「実際の行動はしてくれない」ケースが続いており、「かと言って自分から行くのは御免です」とのこと。「結婚もせずにこのまま終わって行くのかなという心配すら出てきた」そうで、この先どうすれば良いのかと問いかけています。「美人」と「モテる」はイコールではない!?自分と同じような悩みを持つ美人は案外多いのではと思い、トピを立てた……とトピ主さん。「美人=モテる」と考える人は多いですよね。人は確かに、美しいものを見ると反射的に目を奪われます。つまり、「美人」は普通に暮らしているだけでも多くの人の視線を集めやすい。ただし、「キレイな人だな」と視線を集めることと、「この人と仲良くなりたい、付き合いたい」と思慕を抱かれることは同義ではありません。周囲の視線を集めるような容姿の人に声をかけるのは、通常より心理的ハードルが高くなります。緊張を与えますし、「相手にされるだろうか」といった不安も抱かせてしまうからです。ただ、そうした不安を感じにくい人や積極的な人もいるもので、恋愛に限らずですが、「この人と仲良くなってみたい!」と思えば、多少ハードルが高くてもアプローチに打って出る人は、コミュニティの中に一定数いるのが常です。つまりトピ主さんは、これまでの人生で「見とれられる」機会には恵まれてきたものの、「関わってみたい」と積極的に行動してくれる人には出会えなかった。そしてそのことに悩んでいる、ということですね。その理由について探っていきましょう。モテる人は、コミュニケーションの努力家なぜトピ主さんの周囲には、ハードルを越えて声をかけてくる人がいなかったのか。その理由は、「自分から行くのは御免です」という一文にも隠れているように思いました。本心は違うかもしれませんが、この文章からは、「私はこれだけキレイなんだから、そっちがリスクを取るのが当然でしょ?」という思いを抱いている印象を受けます。「傷つくのが怖くて自分から行けない」というならば話は別ですが、もし前述のような気持ちがあるならば、不遜な印象を与え、“近づきづらい美人”となってしまっている可能性はあるかしれません。あるいは、距離を縮めてこようとする人に対して、「どうせあなたも私の外見目当てなんでしょ?」とバリアを張り、心を閉じてしまっている傾向も考えられます。そのため、話しかけてみても心が通い合う交流ができず、本物の恋愛感情が育ちにくいのかもしれません。世の中の“モテる人”は、意識的にか無意識的にか、そのようなハードルやバリアを感じさせない人が多いです。例えば、福山雅治さんや北川景子さん、石原さとみさんなど。テレビのバラエティ番組等で誰にでも気さくに接している態度が、「こんなにキレイ(かっこいい)のに、親しみやすい」とより多くの人を魅了していますよね。相手にも興味を持って、フラットな目線で自分からコミュニケーションを取っている。外見に恵まれた人は敷居高く思われやすい分、周りと仲良くなるために、積極的にそうした努力をしているのかもしれません。自分では「美人であること」を意識しすぎないでいよう「愛想よく振舞っていると、関係ない人にまでモテて面倒が増える」という理由で、あえてハードルを下げない美人の方もいますし、気になる人に自分からアプローチできるならばそれでもいいと思います。しかしながら、相手側に全面的に動いてほしいと思うならば、こちらからの多少の歩み寄りも必要です。ニコッと笑い返したり、自分から挨拶をしてみたりするだけでもいい。気のある素振りをしてくる人には、「声をかけてくれたら嬉しい」という気持ちを表情や雰囲気で柔らかく醸し出していれば、実際に行動してみようと思う人はきっと増えることでしょう。周囲に「きっと彼氏いるよね」と何度も言われ、「いるような振りをするのにも疲れました」とのことですが、「美人は彼氏がいなくては」と一番強く思い込んでいるのは、他ならぬトピ主さん自身かもしれません。「問題があると思われたくない」という気持ちもあるのでしょうが、誰かにアプローチしてほしいならば正直に「いない」と言っておいたほうが、周りの人も声をかけるハードルがぐっと下がるように思います。とはいえ、絶対に親しみやすい存在になるべき、という話でもありません。“孤高の美人”として生きていくのもひとつですし、他人に興味を持てないのに、無理して形だけの結婚をする必要もないと思いますので、ぜひ「自分がどう生きたいのか」「どんな結婚がしたいのか」も考えてみてくださいね。その上で、「男性ともっと深く打ち解けてみたい」「恋愛状況や人生を変化させたい」と思うならば、“完璧”を目指さず、今より少し自分からも心を開いて周囲に接してみると、変化が起きてくるように思いました。応援しています。(外山ゆひら)
2019年05月06日婚活アプリは、『婚活』するうえで大きな一歩になります。ですが、それだけに拘ってしまうと『婚活疲れ』になってしまうかもしれません。なぜならば、『婚活』とは本来は『結婚相手を探すために人間関係を広げていく活動』だからです。婚活アプリは確かに『結婚を希望する異性』に出会える可能性は広げてくれますが、容姿や年齢などのスペックが高くないと、その女性の中身を見てもらうまでにいかない場合があります。その点では、自分自身を売り込む婚活方法もあることを知ることが大事でしょう。1. ボランティア活動に参加してみる費用が掛からないオススメの婚活方法は、ボランティア活動です。ボランティア活動なんて面倒くさいと思ってしまうかも知れませんが、「街の清掃活動」などのボランティアだと当日予定が無いときに参加することも出来ます。ゴミ拾いはただゴミを拾うだけではなく、周囲の人と話す機会が多くあり、「共通話題(=ボランティア活動)」があるので話題が尽きることもありません。話し下手な人ほどコミュニケーション能力を向上させるために参加することをオススメします。2. 自治体主催の婚活イベントに参加する地方自治体が主催する婚活は費用が比較的安めに設定されています。そして、協賛企業から独身者(婚活しようと頑張っている人では無い)が来ている可能性があります。また、地方自治体の場合は定住してくれる人を求めているので熱意もあり、遊び要素(寺社仏閣見学やボードゲームなど)を取り入れているイベントが多いので初対面の人と話しやすい雰囲気作りをしてくれます。3. 興味がある習い事を始める習い事での出会いというのは予想しているよりもかなりあります。学生時代には恋していたのに・・・と、お悩みの方には特にオススメです。何故ならば、学生時代のように習い事にはクラスがあるので、コンスタントに人に会う機械があり気になる人が出来れば、恋愛スイッチがオンになる可能性があるからです。ここで注意が必要なのが、オフィス街にある教室を選ぶことです。そうすると仕事帰りのサラリーマンに出会える可能性が高くなります。すぐに入会せずに体験入学などで試してみて、まずはリサーチするようにしましょう。婚活アプリ以外で婚活する方法を3つご紹介しましたが、3つとも共通しているのは「新しい人間関係」を構築すると言うことです。何故ならば、婚活において重要なことは今持っている「人間関係」とは別の「人間関係」を探しに出て行くことだからです。まずは「人間関係」を新しく探しに行く気持ちで始めると「婚活疲れ」しにくく続けていくことが出来ますよ。
2019年05月04日「なぜ冷められてしまうのでしょうか」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。先日、交際相手と別れたばかりの35歳のトピ主さん。今回に限らず、いつも「告白は男性側からで、しかし最終的には冷められてしまう」パターンの恋愛が続いているとか。「私には何が欠けているのだろうと毎日悩んでいる」と心境をつづり、アドバイスを求めています。恋愛で語られる「相性」は、かなり曖昧相手に別れたい理由を尋ねると、毎回必ず「冷めた」と言われてしまう、とトピ主さん。「自分には何かが欠けている」などと考える必要はありませんが、相手が変わっても同じパターンを繰り返す場合、その状況を引き起こす要因が何かあるはずだ、と一考してみるのは有効です。投稿内には「相性がそこまで合わなかった」といった分析も見られますが、そもそも「相性」というのは、かなり曖昧なもの。捉え方によって、いかようにも語れるからです。例えば、「彼はおっとりしていて、私はテキパキしているから補いあえている」と言えば相性が良いことになりますし、「私はせっかちだから、彼がグズでイライラする」と言えば、相性が悪くなってしまいますよね。「合うと思っていたのは私だけだったのだろうかと落ち込んでしまいます」とのことですが、男性側もきっと交際当初は「相性がいい」と思っていたはず。自分から告白するくらいですから、好意もちゃんとあったのでしょう。しかし時間が経つと、いつも“冷める”方向に変わってしまう――。交際前に「熱しやすく冷めやすい人ではないか」等をしっかり見極めるのも有効な対策ですが、今回は、トピ主さんの交際相手に“気持ちの変化”が起こりやすい何らかの要因がある、という前提で探ってみましょう。「自分軸」を失うと、交際は短命になりやすい年下男性から告白されて交際が始まり、こちらも好きになっていくものの、振られて交際が終わる……というのが、トピ主さんの毎回のパターンとのこと。推測ではありますが、そうした関係スタートや終了のきっかけに限らず、普段の連絡頻度や約束、デートの行き先などでも、トピ主さんは「相手の望むことに応じる」姿勢を取りがちではないでしょうか。「束縛したり、相手の状況を考えずに自分の気持ちを押し付けたりはしていない」という一文にも、その傾向を感じました。世の中には「恋愛の主導権を持ちたい、持つのが得意」という人もいれば、逆に苦手な人もいますので、自分側が引っ張らなければならない、ということはありません。ただし、相手の望みに応じすぎる態度は、交際を短命にするリスクを生みます。なんでも“言いなり”になってくれる相手とでは恋愛の手応えがなくなりますし、自分にばかり夢中になっている相手には惚れ直す瞬間も得にくく、尊敬もできなくなり、そのうちに冷めてしまう……といった結果を生みやすいのですね。交際では足並みを揃えることも必要ですが、“自分軸”をしっかり持っておくことも同じくらい重要。本来のトピ主さんは、「交際相手がいなければ、一人でどこへでも興味の赴くままに飛び回るタイプ」「自分の軸がないタイプではない」とのこと。もしかしたら交際相手ができると、普段のエネルギーをすべて恋愛に向け、相手に合わせすぎてしまう傾向があるのかもしれませんね。恋愛を存分に楽しみたい!と思うのは当然ですが、それが交際を短命にしている原因ならば、ここを意識しておくといいかもしれません。「相手の要求や望みに合わせすぎず、時には自分の意見や気持ちを優先する」「恋愛は腹八分目にして、自分のことをおろそかにしない」という指針を心がけておくと、対等な関係性の確立を助けてくれると思います。淡白に見られるなら、伝達手段を工夫してみようそのほか“冷められてしまう”理由として、真面目で愛情表現が苦手なことや、年齢的に強い気持ちがぶつけられなくなってきていることなども挙げられています。要するに、トピ主さんが淡白でドライに見えてしまっているのではないか……ということですよね。もし「相手の心に響く感情表現ができていない」と思い当たる節があるならば、今後は手書きのメモや手紙などを活用してみるのもおすすめです。「行ってきます」「仕事頑張ってね」程度のちょっとしたメッセージでも、文字で伝えると余韻や感動が生まれやすく、押し付けがましくない愛情の伝達を助けてくれるでしょう。まとめると、「いつもこちらの思うままにはならないけれど、“その人”として芯や意見を持っていて、惚れ直す瞬間もあり、また時々は自分を想ってくれていることがしっかり感動となって伝わってくる」。そんな相手なら、逆の立場に立ってみても「絶対に手放したくない!」と思うのではないでしょうか。後悔もあるとは思いますが、これまでの経験はすべて、次に出会う人と最良の関係を築くためのもの。無理なく元気に、穏やかに、ここからの未来に前向きに向かっていってくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年04月29日婚活している女性が気になるのは、どういった女性が婚活の場で人気があるのかということ。しっかり自立して働いている女性だろうか、あるいは家庭的な女性かも…思い浮かぶ女性像は様々かもしれません。そんななかで婚活中の男性に愛される女性がいます。それは『社会性』のある女性です。あまりピンとこない女性も多いかもしれませんが、この『社会性』は結婚する上でとっても重要になります。女性に望まれる『社会性』とは社会性とは『集団を作って生活しようとする、人間の根本的性質。あるいは他人との関係など、社会生活を重要視する性格。また、社会生活を営む素質・能力』(抜粋:デジタル大辞泉)のことです。こう言われてしまうと、とても難しい事柄の様に思えてしまうかもしれませんが、平たく言うと『他人と関わる上で大切な事が出来る』と言うことです。当たり前のことのようで難しいのが『社会性』です。何故ならば日本での結婚とは、配偶者と運命共同体になることを意味するからです。その為、男性側の人間関係(=社会)の輪に上手く溶け込める女性というのは、とても魅力的な存在と言えます。女性が思う『社会性』と男性が思う『社会性』は違う大抵の女性は、自分は友人が多いから社会性が高い方だ・・・と、考えてしまうかもしれません。しかし、男性が求める社会性とはそういったことではありません。・先入観を持たずに人の話を聞ける・自分の行動に責任を持つ・自滅的行動を特定し、改める・他人の気持ちを考え、行動する・怒りや争いに振り回されずに、平和的な解決を行うなどのような、信頼関係を構築する上で必要なスキルのある『社会性』を求めています。なので、自分に社会性があるかの確認をして、足りないと感じた場合は少しずつ改善していくようにしましょう。恥ずかしいから・・・は社会性がない理由にはならない特に気をつけたいのが、初対面での挨拶や、お祝い事やお礼を言うときに恥ずかしいからと会釈で済ませてしまったり、無言で放置してしまうことです。照れくさかった・恥ずかしかったは、理由にはなりません。無言は相手にとっては『無視』されたのと同じです。お祝いや感謝は是非とも言葉にするようにしましょう。パートナーに求める社会性は、男性が高学歴・高収入なエリート階層であればあるほど強く求められるスキルです。自分に社会性が足りないと感じる方は、焦る事は無いので、少しずつで構わないので身につけていくようにしましょう。
2019年04月27日「私は不満を溜め込む性格です」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「普段から彼氏への不満を溜め込んでしまう」というトピ主さん。溜め込んで消化するならいいものの、「結局は爆発して彼氏にぶつけてしまい喧嘩になる」ことが多く、彼に「察して、は無理」だとも言われてしまったとか。恋人とのコミュニケーションの取り方についてのアドバイスを求めています。「思っていること」をその場で伝えられない理由溜め込んで爆発してしまう頻度は減らせても治せない、というトピ主さん。その場で思ったことを言えないのは、「時間が経てば消化できるかも」「伝えずにいれば丸く収まるのでは」と思ってしまうのが理由で、「そもそも、なんと言えばいいのかわからない」場合もあるそうです。「どうしたら彼に思っている事を、その都度伝えて、険悪にならずに済むでしょうか?」とのことですが、険悪になることを怖がらない、というのはひとつの解決策です。恋人とだって、たまには険悪になる日があってもいいし、万が一険悪になったら仲直りをすればいい。思っていることを言ったところで大して険悪にならないかもしれない。そんな風に思えれば、その場で気持ちを伝えることは、今よりも少し簡単に感じられるのではないでしょうか。そもそも、「険悪になるのが怖い」と感じるのは何故なのか。大きく分けて、以下のいずれかの理由が推測できます。(A)好きな相手に嫌われたくない、嫌われたらどうしよう、といった不安や恐れが強い(B)他人との“摩擦”にストレスが強い。ネガティブな内容でコミュニケーションを取るのが、ひどく億劫(面倒)に感じる一概には言えませんが、トピ主さんが恋人や親、友達など近しい相手にだけ“溜め込んでしまいがち”ならば(A)、誰に対しても同様の傾向があるならば(B)の可能性が高いでしょう。(A)の場合、嫌われたくない不安が強いあまりに、結果的に嫌われるような行動にしてしまう……といった悪循環も起こしがちです。トピ主さんの彼も、「後から爆発される方が嫌だ」と主張していますよね。一方、(B)はNOやマイナスの意思表示が苦手な人に多い理由です。些細なことで向き合うのがしんどいから、その場では「言わないでおく」を選択するものの、次第に不満が蓄積し、「コミュニケーションの面倒さ」よりも「相手への不満」が上回ったときに爆発してしまう、というわけです。まずは、“後悔しすぎない自分”になることを目指そう(A)と(B)、どちらにしても、「好きな相手にちょっとしたNOやマイナスを伝えるのは、そこまで“大したこと”ではない」と理解することが助けになるでしょう。まずは“後悔しない訓練”をしてみるのもおすすめです。険悪さを恐れる人は、人と関わるたびに「もっとああすればよかった」「ああしなきゃよかった」と悶々と考え、後悔の念を抱きやすい傾向があります。そのため、無意識に「本音を出して誰かに嫌われたり、がっかりされたりすること」を避けるような振る舞いをしがちになります。しかしどんなにうまく立ち振る舞っても、常に100%、他人に喜ばれる言動はできません。人間関係には諦めも必要。世の中には合う人も合わない人もいますし、価値観もその日の気分も皆違うので、いつどこでも誰とでも、完璧なコミュニケーションをするのは不可能です。たまに嫌な部分を見たり見られたりしても仲良くし続けられる相手としか、友情も恋愛も続かない。そう理解できると、接し方に変化が起きてくると思います。「自分で自分をいじめない」と固く決意しておいて、後悔の念が湧いてきたら、「もう自分をいじめないと決めたよね?」「あのときの私は、ああしたかったんだからいいんだよ」と何度も心の中でつぶやいてみる。“過去の自分”を責めようとする“頭の中の自分”にストップをかけていきましょう。必要以上に後悔しない癖をつけると、爽やかな関係が作れるむやみに後悔しない癖が身に付くと、人間関係は非常に爽やかなものになります。気遣いや配慮はするけれど、私は私、合わない相手とまで無理しなくていい、という余裕を感じさせるからですね。これは恋愛でも同じ。相手に嫌われまいと自分を押し殺したり、些細なことでくよくよしすぎたり、それを過度に謝ったりするのは、ともすれば相手に「捨てないで」としがみついているような印象を与えてしまうことも。これが続くと、次第に重苦しい、息苦しい雰囲気が漂い始め、関係が悪化しやすいです。「彼が言ってもいいと言うんだから、些細なことでも話してみよう」「ちっちゃい不満を言える許可をもらった!」などと少し楽観的に思えるといいですね。あるいは、「大きな爆発が起こる前に、ボヤのうちから火消しを頼んでみるかな!」なんてユニークに捉えてみるのもひとつ。適切な言葉が出てこないときは、「うまく言えないんだけど、今ちょっと嫌な気持ちになったんだ」と感情が動いた事実だけでも伝えてみるのがおすすめです。応援しています。(外山ゆひら)
2019年04月22日「傷つけた方が悪いんですか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。4年半同棲中の恋人(32歳)がいるというトピ主さん。彼は「些細なことで傷ついたり落ち込んだりする」タイプで、真逆な性格のトピ主さんからすれば「そんな事くらいで」と思うような出来事が多々あるとか。交際初期は「傷つけた、落ち込ませた私が悪いと言われてきて謝ってきた」ものの、「ここまで繊細だと私も気を使いすぎて、疲れる」と現在の心境を語り、読者の意見を求めています。「そういう相性」はあるけれど…。“疲れる関係”を改善するには?投稿を読んでまず感じたのは、「同性異性を問わず、こういう相性ってあるよなぁ」ということでした。片方は全く傷つける気はないのに、ちょっとしたことで相手が傷ついてしまう。これはもう“相性”としか言いようのない部分もありますが、通常の人間関係では、そういう相性だと気づいたら他の人よりも多少配慮したり、距離を取ったりすることが多いですよね。しかし、恋愛相手の場合は距離が近い分、遠慮が少なくなったり、「ありのままの自分らしくいたい」「交際相手に傷つけられるのはおかしい」といった気持ちが出てきたりもするので、お互いに心のどこかで「自分は悪くない!」と感じやすく、目に見えて衝突してしまうのでしょう。投稿内にもあるように、トピ主さんの言動を「笑いに変えたり、ふざけたり」してくれる相手と付き合ったほうが、実際のところ楽かもしれません。しかしながら、二人はお互いに好きな気持ちがあるから一緒にいるのですよね。交際を続けながらこの問題を解決するという前提で、以下3つの方法を提案します。(1) ポジティブな視点から相性を見直してみる4年半も交際できているということは、真逆な性格だからこそ惹かれ合っている部分、うまくいっている部分もきっとあるはず。この機会にぜひ、二人の相性をポジティブな視点から見直してみましょう。具体的には、「彼が繊細な性格だからうまくいっていること」「自分が大らかな性格だからうまくいっていること」について考え、それを二人で共有してみるといいと思います。繊細な者同士、あるいは大らかな性格同士だったら、どうなるのだろう……と考えてみるのもいいと思います。うまくいく場面はあるでしょうが、似た者同士がゆえにイライラしたり、相手に魅力を感じなかったり、あるいは別のことで衝突したりするかもしれない。「真逆の性格だから、うまくやれているところもあるんだな」と双方が自覚できれば、相手への感謝の気持ちが蘇り、対立関係も和らぐでしょう。(2) 互いの性格傾向を見直し、協力しあって成長を目指す傷つきやすい、傷つけやすい傾向は、実は二人の間だけで起きている問題ではないかもしれません。彼は他の人間関係でも、「気になることを言われた」「傷ついた」などと言っていますか? またトピ主さんのほうも、家族や友人・知人との会話において「私、ちょっと言葉がきついかも!?」と実感した経験や、誰かからそれを指摘された経験がありますか? もしそうならば、お互いにそれを認め合い、誰に対してもそうした言動を減らそう!と一緒に目標を掲げてみるのもひとつです。トピ主さんは、発言前にひと呼吸置く癖をつける努力などをしてみる。彼のほうも他人の言動や情報の取捨選択をする癖をつけ、“スルースキル”を磨く。もちろん、自分をひどく曲げてまで万人に合わせる必要はありませんが、自分たちの周りの人間関係がより円滑になるならば、メリットは大きいですよね。二人で敵視しあうのではなく、「一緒にいることで、お互いに人間的にも成長できたらいいね!」というスタンスになってみるのがおすすめです。(3) 「環境」や「距離」を調整してみる思いきって、物理的な環境や距離を調整してみるのもおすすめです。例えばですが、二人はトイレや臭いに関して「傷ついた」と衝突しているケースが多いようなので、今より広めの部屋か、トイレが複数ある物件に引っ越すのも一案です。引越しは大変かもしれませんが、家の造りが変わるだけで、共同生活におけるストレスや衝突は想像以上に減るので効果はあると思います。あるいは、どちらかが別の部屋を借りるなどして、しばらく別々に暮らしてみるのもいいでしょう。今回の件は、交際期間が長くなってきたからこそ出てきた問題、という印象も受けました。物理的に距離を取ってみると、互いへの感謝や一緒にいる楽しさを再び思い出せるケースは多いですし、万が一、離れてみて愛情が薄れていることに気づいた場合は、今後を考え直すきっかけにもなります。少し心配なのは、トピ主さんだけでなく、彼のほうも「疲れる」と言った……という点。誰かと一緒にいて「疲れる」と感じるのは、精神的な負担がかかっているということ。恋愛において、負担がかかり続けるのはあまりいいことではないので、これ以上、心が離れてしまう前にぜひ上記3点、試してみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年04月15日一生懸命に婚活をしているとついつい陥ってしまう「落とし穴」があります。それは、「〇〇して欲しい」や「〇〇してくれる人が良い」という要求(PLEASE)の気持ちに捕らわれてしまうことです。もちろん人間なので好みがあるのは仕方ありません。しかし、婚活を頑張っていくうちに過剰な要求(PLEASE)が増えてしまっているなら注意が必要かも。過度な要求は運命の相手かもしれない男性を避けてしまうことにもなります。また、過剰な要求は相手の負担となるので、成婚への妨げになってしまうかもしれません。切り替え方法1. 相手にしてあげれることと求める条件を書き出す相手に要求してしまう気持ちになるのは、仕方の無いことです。しかし、相手に要求してばかりでは成婚に至ることは出来ません。まずは、自分が結婚した場合に相手にしてあげられる事やメリットを書き出してみましょう。それだけでも自分を客観的に見つめることが出来ます。次に、相手に求める条件も書き出してみましょう。そして、その理由なども明確にしていきましょう。そうして、書き出した2つを見比べることにより、過剰な要求になっているかを見極めることができます。切り替え方法2. マイナス評価をする前に一度考えてみる相手とのやり取りやデートを重ねているなかで、相手に対してマイナスだなと思う瞬間もあるでしょうが、それは仕方ありません。人間なので欠点は絶対にあるものです。例えば「優しい人」は「優柔不断な人」かもしれませんし、「決断力がある人」は「強引な人」かもしれません。ですので、短所を見付けてもマイナス評価をすぐにしてしまわずに、長所の裏返しではないか一度見直してみるようにしましょう。また、酒乱や浮気癖、金銭感覚の相違など致命的な欠点でなければ、その短所はあなたがフォローする事が可能なことなのかも考えてみましょう。フォローする事が可能であればそれはマイナス面ではありません。切り替え方法3. 一緒ならどんな食事でも楽しく出来るか確かめてみる高価な食事やお金を掛けた遊びは、お金を掛けた分だけ素敵に見えます。しかし、お金持ちがずっとお金持ちかどうかは誰にも分りません。そして、結婚はお金とするべきものではありません。絶対や確実なんてものはないからです。ですので、ファーストフードを一緒に食べても楽しいと思える人かどうかを確認してみるのが良いでしょう。そうすれば、苦労を一緒にしても生きていこうと考えることが出来るかどうか分るはずです。結婚はゴールじゃないと言うことは耳がタコになるくらい聞いていると思います。ですが、婚活を頑張れば頑張るほどに結婚相手への要求は無意識に高くなってしまいます。是非とも意識して「過剰な要求(PLEASE婚活)」から「与える婚活(GIVE婚活)」に切り替えていきましょう。
2019年04月08日「彼氏と別れ友達にも疲れた」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。1か月交際した彼氏に別れを告げられたばかりだというトピ主さん。別れる際、社会人サークル仲間も巻き込んでしまい、そのことについて苦言も呈されてしまったそうです。「彼氏も友達も失った気分でいっぱい」「暫くは誰とも連絡もとりたくない」と心境をつづり、「このまま(人間関係を)フェードアウトしてもいいのでしょうか?」と問いかけています。人間関係をフェードアウトしたくなる理由と、その対策トピ主さんは彼と別れるにあたり、周囲に相談に乗ってもらったり、荷物の受け渡しに立ち会ってもらったりした。そのことで周りも“疲弊した感じ”になり、先輩からは苦言を呈され、友達に謝罪しても、うっとうしがられてしまった……とのこと。失恋の上に、そうした状況が重なれば、さぞかし辛かっただろうと思います。今回はまず、「人間関係をフェードアウトしたくなる」理由について考えてみましょう。個々の性格にもよりますが、以下の理由が多く見受けられます。(1)「嫌われた」「恥ずかしい」「気まずい」等、自意識(公的自己意識)が強くネガティブに働くとき(2)楽しさや意義など、その関係を続ける“メリット”が感じられないとき(3)「価値観が合わない」「面倒が多い」「お金がかかる」など、関係維持に何らかの“負担”を感じるとき投稿から察するに、今回は1の理由が大きいようですね。ですが、トピ主さんは本当に“嫌われた”のでしょうか。今回の件に関わった先輩は、「(またサークルに)いつでもおいで」と言ってくれたとか。つまり、トピ主さんがした“行動”には苦言を呈したものの、“トピ主さん自体”を拒んだわけではなく、今も仲間の一員だと思っている。その点に気づいてみると、状況の感じ方も少し和らいでくるかと思います。「また自分がうっとうしいことを言いそうな気がして(参加は)無理そう」とのことですが、無理せずしばらく休んで、元気な自分になってから復帰しても遅くはないと思いますよ。連絡をフェードアウトするかどうかは、トピ主さん次第。「もうこのコミュニティは失ってもいいや」「関わるのが辛い」と思うならば、誰の許可も要りません。ただ、コミュニティにまだ未練がある、あるいはその先輩に感謝や有難みを感じているならば、「また元気になったら参加させてください。色々本当にありがとうございます」などと、ひと言返事をしてから距離を置くといいと思います。その上で、トピ主さんが今すべきことは、自分が心地よくいられる場所でエネルギーをチャージして、気分を切り替えること。家族や昔の同級生と過ごすのもいいですし、旅先の人や動物と触れ合ったり、全く新しい別のコミュニティに参加してみたりもいいでしょう。幅広く世の中を見て、気持ちがホッとするような時間や場所を探していきましょう。“恋愛がらみの失敗”は、多くの人が経験すること恋愛感情は人の理性やモラル意識を奪いやすく、その分、身勝手さや甘え、依存心等が表に出てしまうことも少なくありません。そのために人は恥ずかしい・気まずい思いをしたり、時には取り返しのつかないトラブルを起こしてしまったりもします。でも、そうした“恋愛がらみの失敗”は、程度に差はあれ、人生の中で多くの人が経験することなので、あまり悲観しなくても大丈夫。時が解決してくれます。ただし、「どう思われても仕方ない、自分がしたことだ」と責任を持って受け止められるかどうかは重要です。心のどこかに相手や周りのせいにする気持ちがあると、またいずれ同じような“恋愛感情の暴走”を引き起こし、もっと多くのものを失ってしまう……なんてことも。起こしてしまったことを受け止め、素直に悲しみ、それからそんな自分も失敗も許して、次回への教訓にする。それができれば、たとえ今回人間関係を失ったとしても、次回はうまく対応できるでしょう。メッセージツールで人間関係を壊さないコツLINEでも「友達や先輩にうっとうしいことを送って」しまっていた、というトピ主さん。メッセージツールの恐ろしいところは、ボタンひとつで、いくらでも“一方的に”自分の気持ちを垂れ流せてしまう点。相手の顔色が見えない分、プラスαの配慮をしていないと、人間関係に亀裂を走らせてしまうことも少なくありません。送信前には必ず一呼吸置いて見直したり、「電話してまで伝えたい内容だろうか?」と一考したりする習慣を。メッセージツールは約束事の連絡にとどめ、誤解を生じやすい気持ちの話や謝罪などは会ったときに言う……などとルールを決めて使うのもおすすめです。人間関係には誰でも多かれ少なかれ、疲れるものです。それでも、関わることでしか得られない喜びや楽しさ、意義や面白さがあるから、人は関わりを求める――。トピ主さんもきっと、サークルでそんな気持ちを感じられた時期があったはず。まずは元気を取り戻して、また人と関わる楽しさが蘇ってくるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年04月08日「好きかどうか自分の気持ちがわかりません」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。20歳代後半のトピ主さんは、1年ほど前から何度も一緒に出かけている男性がいます。何度か「付き合おう」と言われているものの、トピ主さんは自分が彼をどう思っているのかわからず、「煮え切らない態度をとって困らせて」いるそうです。「どうしたら自分の気持ちを見定めることができるのでしょうか?」と問いかけています。友情と恋愛の違いは、感情の“質”にあるこれまで恋愛や交際の経験がないというトピ主さん。好きになってくれた人は何人かいるものの、自分から男性を好きになったことはほとんどなく、しかし「いつかは本当に大切に思える人とずっと一緒にいたい、結婚したい」と思っているそうです。彼のことは「人として好き」で、「会いたいとか話したいと思うし、一緒にいて楽しいので、断ることで会えなくなるのは寂しい」けれども、話したい・楽しいというのは友達にも抱く感情ではないか?という疑問も感じている。「(身体的な)欲求が湧かないのは男性経験のなさゆえ」かもしれない……とのことですが、恋愛と友情は感情の“質”にも大きな違いがあります。古くギリシャ時代から、「愛」の定義はいくつかに分類されていました。エロス(性愛)、フィリア(友愛)、ストルゲ(家族愛)、アガペー(無償の愛)等がその代表的なものですが、日本で一般的に言われている“レンアイ”は、エロスに該当します。エロスには、「嫉妬・不安・苦悩・欠如」といった感情が含まれることが知られており、具体的には、相手に関わる異性に嫉妬を覚えたり、些細なことで不安が生じたり、自分に欠けているものを渇望するような気持ちになったりします。もちろん、そうした感情も乗り越えた上で素晴らしいパートナーシップを築いている方々もいますが、同じ「好き」でもそのような感情の揺れや葛藤を含むかどうかが、恋愛か友情かを分ける大きな違いと言えるでしょう。自分の恋愛感情の有無を知る方法は?上記を踏まえた上で、トピ主さんにぜひ自問自答してみてほしいことがあります。それは「今後の人生で、運命とも思えるような恋愛を絶対に経験したい!と思っているのかどうか」です。YESならば、この彼ではそれを叶えるのが難しい可能性が高いので、お断りするのがベターかもしれませんね。逆に、そうした恋愛に特段憧れを持っていない、切ない・苦しい思いはしたくない、穏やかな交際や家庭を望む気持ちが強いならば、この彼も十分に候補にはなり得ると思います。「会いたい、話したい」という気持ちはあるようですし、情熱的ではなくとも、楽しい交際ができる可能性は感じました。「その答えも分からない、とにかく彼に対して恋愛感情を持てているのかどうかを知りたい」ということならば、一度スッパリと距離を置いてみるのも一案です。多くの哲学者たちも述べていますが、人の欲望は“手に入っているもの”を軽んじ、“手に入っていないもの”を渇望する……という傾向があるのは確か。失ってから相手への恋愛感情を自覚する人も少なくありませんし、当たり前に彼と会える関係だからこそ、恋愛感情を抱きにくくなっている可能性も。しばらく距離を置いて、「やっぱり彼を失いたくない」「彼が他の女性に心を移したら嫌だ」といった感情が湧いてくるかどうかを確かめてみるのもひとつです。「自分の人生には、恋愛感情がどのくらい大事なのか」を知っていこう恋愛を始める時期や出会いのタイミングは人それぞれ。ただ世の中には、いわゆる“恋愛感情”が湧きにくいタイプの人、嫉妬や不安などの不安定な感情の世界が苦手な人もおり、その場合、友情や家族愛、生き物や万物への愛など、異なる種類の愛情を大切にしている例も少なくありません。異性がそれなりにいる環境で過ごしてきても、異性に心惹かれた経験が一度もないならば、「私は恋愛のときめきがなくても楽しく生きられるタイプなのかも?」と判断し、その上で人生を選択していくのもひとつの有意義な生き方だと思います。同様に、運命の相手や恋を信じて突き進む人生を選ぶのも、大いに自由です。受け身にならず、自分からどんどん“ときめくもの”を探すようにしていれば、そのうちに恋愛感情を抱ける相手を見つける可能性もあり、そうした経験を通じて、「自分の人生にどのくらい“恋愛”というものが必要なのか」「自分にはどういう相手が最適なのか」等々、見えてくるものもあるでしょう。いずれにしても、「愛の種類はひとつではない」「恋愛感情を抱けること=幸せな交際や結婚・幸せな人生につながるとは限らない」という点だけは心得ておくと、今後の選択の上で有効なヒントになると思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。(外山ゆひら)
2019年04月01日婚活パーティーで出会って結婚した幸せなカップルもいれば、「やっぱり婚活パーティーでは、出会いがない」と嘆く人もいます。この違いは一体なんでしょうか。婚活パーティーで運命の相手を見つけている人は、何か特別なことをしているのでしょうか? そこで今回は、婚活パーティーで成功する方法についてご紹介します。婚活パーティーで成功するためのポイント婚活パーティーとは、結婚したい男女が集まって相手を見つけるためのパーティのことです。婚活パーティーと一言で言っても、さまざまな形式があります。少人数制のパーティや、趣味やライフスタイルの合う人達が集まるパーティやバスツアーなどもあります。しかしどんなスタイルの婚活パーティーでも、成功する秘訣のポイントは共通しています。(1) 外見ばかり重要視しない人は外見じゃない!とはいうものの、最初に飛び込んでくるのは外見です。自分が好きなファッションだったりお洒落な人には、やはり目がとまります。ファッションセンスがよい人を見つけるのではなく、そこそこ外れていない人を選ぶとよいでしょう。つまり、とびっきりおしゃれではないけれど、ダサくもない人です。お洒落が好きな人は、自分の好みをはっきりと持っているため、洋服代がそれなりに掛かります。自分が選んだ服を喜んで着てくれるような相手が良いのです。つまり普通のファッションをしている男性を選びましょう。(2) プロフィールカードの記入ほとんどの婚活パーティーでは、プロフィールカードの記入を求められます。相手に自分がどういう女性であるのかを簡単に見てもらうための履歴書のようなものです。ここでは、丁寧な字で嘘は書かないでおきましょう。見栄を張って偽った情報を書いて、それがバレてしまったとき相手に悪い印象を与えてしまいます。またネガティブな印象を与える情報は書かないでおきましょう。例えば「好きなタイプ」の項目に「〇〇を許してくれる人」などです。これでは、相手と話し合う余地がないと思われてしまいます。(3) ファッション先ほど外見ばかりを重要視しないと書きましたが、女性のファッションの場合は違います。男性は自分のファッションセンスはさておき、女性の外見はかなり鋭く見ています。また一般的に男性は、最近の流行りのファッションよりも女性らしい清楚なファッションスタイルを好みます。パンツスタイルよりも、可愛らしいスカートやワンピースなどがおすすめです。そして、ここでは肌の露出は控えましょう。婚活パーティーで男性からモテるポイント婚活パーティーで出会う人は、当然初対面となります。よって、第一印象はとても大切ですが、それだけでは選ばれることはありません。婚活パーティーにはさまざまなスタイルがありますが、ほとんどの場合「フリータイム」と呼ばれる、気になった人と自由に話ができる時間があります。男性から「話してみたい!」と思われる女性には特徴があります。それは一体何でしょう。(1) 笑顔で男性をドキドキさせる男性をドキドキさせるというのは、セクシーな服で肌を露出させてドキドキさせることではありません。女性らしい優しい笑顔や可愛らしい仕草などで男性をドキドキさせることです。男性も結婚パートナを探しにきていますから、当然家庭を築きたいと思っているはずです。笑顔が素敵な女性には自然に弾かれていきます。鏡を見て笑顔の練習をしておきましょう。(2) 自立していることのアピール婚活パーティーの目的は結婚相手を見つけることですが、「結婚=相手に依存できること」と考えている女性は、男性からパートナとして選ばれることはないでしょう。結婚して家庭を持つとマイホームや子育てなどでお金がかかるということは誰もが知っています。そんなとき、女性も自立をして仕事をもっていることをアピールすれば、経済的に安定するだろうと男性は考えます。ここでいう「自立」とは、一人で生きていける強い女性ではなく、将来なにかあったときに夫婦で一緒に乗り越えていける強さを持っている頼りになる女性のことです。(3) 相手の話を聞きつつも自分のアピールをする一般的に女性は男性よりおしゃべりです。トークタイムの時に、自分のことばかりペラペラ喋る女性よりも、自分のことに興味をもって聞いてくれる女性に男性は好感を持ちます。また相手の話を聞くときは、しっかりと相手の目を見て、口角を上げながら、笑顔でうなずくと良いでしょう。自分の条件に合わない人でも、無愛想にせず、笑顔で接しましょう。男性は気に入った女性がいると、何気ない仕草などもしっかりとチェックしています。気を抜かないようにしましょう。婚活パーティーはさまざまなタイプの男性と出会える絶好のチャンスです。たった1回で運命の相手に出会う人もいれば、何回も参加する人もいるでしょう。何回も参加していると、嫌になるかもしれませんが、外に出て参加しなければ、運命の相手に出会えるチャンスは減る一方です。参加していくうちに、希望する男性像も変わってくるかもしれませんし、女性らしい仕草が自然と身について魅力的な女性になることでしょう。あなたが魅力的な女性になれば、自然に男性はあなたに魅了されていくのです。
2019年03月31日「彼氏に気を遣いすぎて疲れる」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。24歳のトピ主さんには交際1か月になる29歳の恋人がいますが、彼は極度の寂しがり屋のため「彼が寂しく思ってる時に私は彼を安心させなきゃいけない、慰めなきゃいけない」とトピ主さんが常に気にかけてあげるような関係になっているそうです。どうすればこのようなタイプの男性とうまくやっていけるでしょうか? とアドバイスを求めています。親密な人間関係において「疲れてしまう」原因は「彼の掴みどころがない所が魅力」だと感じてはいるものの、自分に余裕がない状況のため、彼に合わせるのが疲れてきた……とトピ主さん。「相性が良くないのは重々承知して」おり、「付き合ったら絶対に苦労する」と自覚した上で交際をスタートさせたそうです。そのため、別れるという選択肢は今のところ考えていないとのこと。交際を継続する前提で考えていきますね。まず、恋人など親密な人間関係において「疲れる」と感じるのは、どんなときが多いのか。主に以下のような状況があげられるかと思います。(1)自分のほうが払っている犠牲が多いと感じるとき(2)相手に対する期待が叶えられないとき(3)自分が快適だと感じる距離よりも相手が近すぎる、または遠すぎるとき(4)意思疎通がうまくいかないとき例えば、トピ主さんはメールの文言にもかなり気を遣っており、意識的に多めに連絡しているとか。しかしこちらが頑張っても、彼は「返事返ってこなかったり遅かったりとかなり自由」な態度。自分は相手のために頑張っているのに、相手は自分のために頑張ってくれない……というのは(1)や(2)のストレスと言えるでしょう。また、彼は「自由人」「他の人とは違う世界観で生きている人」という記述もあり、意思疎通が思うように成り立っていないストレスは(4)に属するかと思います。できるだけ疲れないようにするためには、上記の4つの状況を感じる機会を減らすことが肝心です。つまり、「犠牲を払っていると感じてしまう行動はしない」「相手に過度な期待をしない」「自分が心地いいと感じる距離感の調整に励む」「もっと積極的かつ工夫して意思疎通を試みる、あるいは完全な意思疎通はある程度、諦める」といったことになるかと思います。「理想の女性を演じてしまった」のはなぜだろう?要するに、今よりも少し自分勝手になったり、自分らしさを貫いたりすることが肝心だと総括できそうですね。しかしトピ主さんは、今までそうあることが難しかった。「包容力のある甘えさせてくれる女性が好きなんだなと勝手に理想の女性像を作り出し、そうなろうと必死でした」とのことですが、なぜそのような無理をしてしまったのかについても、良い機会なので考えておきましょう。投稿には、「尽くしても思った反応が返ってこず勝手に怒って空回りしていた」「自分に自信がなく」という記述があります。ここから分かるのは、トピ主さんの心の奥に、「もっと彼に愛されていると感じたい(愛されている自信を得たい)」という願望があること。それを叶えてほしくて、「わがままな彼のため」という大義名分を掲げつつも、自分から積極的に働きかけてしまっていたのかもしれませんね。「自分が彼の愛情を感じたい、彼にもっと愛情深く関わってほしいと思っていること」を、まずは丸ごと認めてあげましょう。その上で、3つのことを心がけるといいと思います。ひとつ目は、変に大人ぶらずに素直になること。「連絡はこのくらいがいい」「こういうときは優しくしてもらえたら嬉しい」と自分の願望を素直に表現し、彼からの働きかけがあったときは素直に喜んでいれば、片方だけが我慢することのない関係性が築きやすいと思います。二つ目は、自分の中で“基準”を持ち、判断しながら行動をすること。彼に望まれたとしても、やりたくないことはやらない、でも心からやってあげたいと思うことはやってあげる。そのような無理のない愛情であれば彼も息苦しくないでしょうし、こちらから“相手を尊重する愛し方”を示すことができるでしょう。三つ目、彼に頼らなくても“安心した心持ち”でいられるよう努力することも大切です。“クレクレ病”になりすぎないよう、恋愛中だからこそ恋愛にばかり頼らず、振り回されすぎず、自分らしさや自分の時間を大切にする心がけをしていきましょう。大好きな彼が付き合おうと決めたのは他ならぬトピ主さんなのですから、「もっと安心して穏やかに、肩の力を抜いてマイペースに進めていこう!」と思っているくらいでいいのではないかなと思いました。好きな人と付き合えたのですから、ぜひ目一杯、幸せな気持ちで楽しんでくださいね。ただし、どう試行錯誤しても不安にさせられるような相手ならば、交際を考え直すことも検討してみるといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年03月25日「1人で生きていけて何が悪い!」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。ひとりで生きていけそうな女性が男性に敬遠されたり、それが理由で振られてしまったりするのは何故か?と疑問を投げかけているトピ主さん。ひとりでも生きていける男女が一緒にいるのが本物の愛ではないか……と持論を展開し、「それなのになぜ、ひとりでも生きていけそうな女性は男性からの評判が良くないのでしょうか?」と問いかけています。「ひとりで生きられそうな女性への偏見」がある理由は?「それなりの職業に就けば(女性も)自分の生活費ぐらい自分で賄える」と主張しているトピ主さん。「女性が1人で生きていけるのは当たり前なのに、所詮女性は男性の助けなしでは生きていけないという偏見があるように思う」「随分と舐められたものです」等々、憤慨に近い表現も。この問題を考える際には、大きく2つのポイントがあるように思います。ひとつはご存知のとおり、これまでの時代背景です。女性が一人前に学ぶことができ、どんな仕事にも就ける社会はいつの時代もあったわけではなく、過去を振り返れば、女性は男性の庇護下に置かれるのが当たり前だった時代も長くありました。今でも完全に平等になっていない国は多いですし、日本も先進国の中では女性の地位向上がかなり遅れているというデータもあり、“今までどおり”の価値観を強く信じている人や「そういうもの」として問題に感じていない人が今も社会の中に一定数いることが、トピ主さんが偏見を感じるひとつの大きな理由だと思います。とはいえ、昔に比べれば教育や就職において等しい権利を得られる状況になっており、戦ってそういう環境を作ってきてくれた先人たちには感謝したいですよね。もうひとつは、「役に立ちたい」という普遍的な心理。仕事でもそうですが、誰かの役に立てると生きがいを感じて頑張れる、という人は少なくありません。恋愛でも「自分が役に立てていると感じたい」と考える人は、男女とも一定数います。「自分を頼りにし、支えとしてくれる女性」が側にいてくれると頑張る力が湧いてきたり、自分の存在意義を感じられたりする……という男性も少なからずいることが、そうした女性を好む傾向を生んでいると推測できます。「自分には女性を幸せにする力がある」と感じられることは、多くの男性にとって自信にもなるようです。従来は「女性は身の回りの世話をすることで夫や子どもの役に立ち、男性は外でお金を稼ぐことで女性と子どものために役に立つ」という関係性が一般的でした。しかし最近は女性も稼ぐ時代になり、お金以外の繋がりを見出している夫婦も出てきていますし、お互いに家事や育児を分担することで役立ちあう、という関係性も増えてきている。スローペースながら、少しずつ価値観は多様化してきていると言えるかと思います。「本物の愛」ってなんだろう?また投稿には、「女性がお金のために男性と一緒にいるのは本物の愛ではないと思います」という主張も。どんな理由であれ、女性が人生をかけてその相手のそばにいることを選び、また男性も“お金”という点で自分を頼りにしてくれることが嬉しいと感じているならば、それはそれで十分に必要としあえている関係、という見方もできますよね。それに、愛が「相手のために何かをすること」だとするならば、その“何か”はカップルごとに違っていてもいいのではないでしょうか。「お金を稼ぐことが相手のため」という夫婦もいれば、「相手のために自分の時間を使うこと」や「欠点や弱みを受け止めてあげること」を愛だと感じるカップルもいる。“本物の愛”の定義もカップルそれぞれで違う――と考えてみれば、ひとくくりにして語ることの無意味さに気付けるかもしれません。議論を大きくせず、個人単位で見ていこう「男性は〜女性は〜」という分析や議論は楽しいものですが、それを批判材料にしてしまうと敵対心が強まり、また新たな偏見を生むことも多く、お互いにとって良いことが少ないように思います。実際に異性と関わっていく際には、努めて“ひとくくり”にして考えず、個人単位で見ていくのがおすすめです。トピ主さんが今まで出会った男性の中には、「ひとりでも生きていけそうな女性」を好まない男性が少なからずいたのでしょうが、そうではない考えの男性も必ずいます。「私はそちらの人と仲良くしたい!」という気持ちをしっかり持っておきましょう。自立している女性を嫌う男性がいても、それが理由で振られたとしても、「そういう人とは合わないから、こちらからも遠慮しようっと」「自立している私は素敵だもの!」と自分が信じる価値観を貫いていってくださいね。偏見に縮こまることなく、かつ自分と違う考えの人を無用に批判することもなく自然体で生きていれば、いずれきっと自分の価値観を共有できる男性に出会えると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年03月18日「彼氏の真意について」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。26歳のトピ主さんは最近、交際1年になる彼氏が元カノをご飯に誘っている内容のLINEを見てしまったそうです。「結局これって私は彼のキープってことですよね? それとも私は遊び相手か何かなのでしょうか?」と問いかけています。「見てしまう」ことで、自分自身が失うものもあるLINEを見るまで、トピ主さんは二人の関係に問題を感じていたわけではなかったようです。告白をしてきた時の彼は真剣に見えたし、結婚前提とも言ってくれているし、イベントの時はプレゼントをくれるなど喜ばせてくれる……といった記述も見られます。今回のことでよく実感できたかと思いますが、他人のプライベートなやりとりを見る場合には、相応の“覚悟”が必要。「彼の人間性をしっかり見極めて、伴侶にふさわしいか判断したい」「嘘や悪事を暴いて、別れの決心をしたい」といった気持ちで行動するならば話は別ですが、そのような覚悟がないまま見てしまうと、自分自身を大いに苦しめることになります。見てしまったら、見る前には戻れません。どんなに見なかったふりをしようと思っても、心に黒いものを抱えてしまいますし、「詮索」という行動によって信頼関係に溝ができてしまう可能性もある。結果、二人の交際がうまくいかなくなる大きな原因と成り得てしまいます。恋人のプライベートが気になる気持ちはよくわかりますが、詮索行動をする場合は、必ず事前に「もし不誠実なやりとりを見つけたら、自分はどうするのか」を考えておくこと。実際にそうした事実を目にしたときに「つらいけど、結婚を決める前に真実を知れてよかった」と思えそうならば、行動しても後悔は少ないでしょう。そうした覚悟ができない、あるいは現状の関係に満足していて手放したくないと思うならば、自分の手を汚してまで詮索はしない、という選択もあります。自ら暴くような行動はせず、しかし「もし不誠実な相手だと分かったときには、迷わず別れる」と決心しておく。「自分が幸せな状態でいられること」を何よりも大切にする……という行動指針もあるとぜひ覚えておいてくださいね。“被害者”にならず、今後の方針を決めようとはいえ、元カノを誘っている彼の態度を正当化しているわけではありません。トピ主さんが今後取れるスタンスとしては、以下3つの選択肢があるかと思います。1)「自分は本命なの?キープなの?」と不安を抱えたまま、付き合い続ける2)彼に対して「不誠実な態度を改めなければ別れる」と意思表示をする3)「元カノには振られるだろうし、いざとなればこちらから去ればいい」と肝を据えて、泰然と様子見をする悲しい気持ちになるのは当然ですが、1のように自分を可哀想な立場だと捉えて悲観的にならないよう、どうか踏ん張ってほしいなと思います。“被害者”になっても、状況が良くなることはありません。詮索したことを責められたとしても、2のように毅然と「勝手に見たのは悪かったけど、不誠実な相手とは一緒にいられない」とトピ主さん側が主張してもいいわけです。あるいは3の選択肢もあります。元カノは彼の誘いを無視しているようですし、復縁の意思もなさそうな状況。「元カノへの未練を引きずっていたものの、結局うまくいかず、時間とともに新しい彼女との愛情が深まっていき、最終的に結婚した」といった実例も知っています。「どうせ私から離れられない」「他に行くところなんてないはず」くらいにドンと構えられるならば、様子見をしてみるのもひとつ。あまり長くフラフラしている様子であれば、友達なども巻き込みつつ釘を刺すか、私を軽んじることは許さないという意思を”態度で”伝えていくのも一案です。「自分たちの関係強化」が最大の武器に元恋人や新しく知り合う異性など、交際中も誘惑は色々とありますよね。牽制したり、相手の言動を束縛したりして防げるものも多少はありますが、別々の人間である以上、相手を縛ることには限界があります。それよりも「自分たちの関係を強固にしていくこと」に注力したほうが、いい結果が得られることもしばしば。「この相手と過ごす時間が一番楽しくて、有意義で、幸せだ」と感じ合えるほど、自然にそちらに足が向き、他の異性が色褪せて見えてしまうことも多いように思います。彼の不誠実な態度が判明した以上、「私を不安にさせるような恋人は要らない、誠実に私だけを愛してくれる人を探す!」と決心する選択もありますが、もし今後も彼と交際を続けようと決めるならば、「自分たちの関係強化」についても今以上に尽力してみることをおすすめします。応援しています。(外山ゆひら)
2019年03月11日「連絡も取れない元彼と会いたい」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。最近結婚が決まり、遠方に引っ越すことになったというトピ主さん。「引越前にやりたいことや会いたい人」を考えたところ、元カレの存在が浮かび上がってきたそうです。電話には出てくれないものの、共通の友達もいるため「会おうと思えば会える」そうで、一度でいいので彼に会うか話すかしたい、と思いをつづっています。相手側の意向は、「行動」からも推測できる彼はもともと長い間、友人だった男性。とてもいい関係で、居なくなってほしくないという思いから、「恋愛感情ではないのに告白してしまった」とか。しかし結局、交際は上手くいかず振られてしまい、その際、トピ主さんは彼にひどいことも言ってしまったそうです。別れて1年後、彼が怪我をしたと聞いて電話をかけ、「私のことを許してくれたら連絡してほしい」と伝えたものの、その後3年間、トピ主さんがお酒の勢いで何度か電話をかけてみても、彼は出なかったそうです。電話の際、こちらが酔っているかどうかは相手が知り得ないこと。つまりこの3年間、彼は「トピ主さんと話すこと」を望まなかった、ということでしょう。気持ちはどうあれ、少しでもトピ主さんと話したければ一度くらいは電話に出たでしょうし、出られなくとも「かけなおす」という選択肢があったはずです。「行動しない」というのも、ひとつの大きな意思表示。そう考えれば、「彼は自分と連絡を取りたくないのだろう」と判断し、そっとしておくのもひとつの愛情・思いやりの形ではないか……とも感じました。「自分の気が済むほう」を選択すれば、さらに距離ができる可能性もさりながら、投稿には「会えば必ず嫌な顔はしないのはわかっている」という記述も。彼はきっとこれまでも、トピ主さんの気持ちに寄り添ってくれるような人だったのでしょうね。「私の自己満で彼を苦しめていいのか」と気遣う気持ちもつづられていますが、今のトピ主さんは「とにかく一度会って全てを伝えれば、もう酔って電話もしないし、自分の気も済むだろう!」という強い思いに駆られているようです。連絡をしてみないことには諦められない! と思うならば、できるだけ真摯に、友人づてにでも会いたい気持ちを伝えてみるのが一番だと思います。ただし、相手の気持ちよりも、自分の気が済むほうを優先すれば、よりいっそう心の距離は遠のいてしまうかもしれない。彼のなかでの“思い出”の印象をさらに濁してしまう可能性があることは、心得ておくといいでしょう。また、今の彼には大切な女性がいて、その人を傷つけるようなことはしたくないから電話に出ない、という可能性も考えられます。トピ主さんの婚約者だって、元彼に連絡をしたことを知れば傷つかないとも限らない。連絡を取ることで、「自分と彼以外にも影響を与える可能性がある」という点も考慮はしておきましょう。“感傷”をどう処理するのがベストか、考えてみよう投稿から察するに、トピ主さんは今も「彼に許してほしい」という気持ちがあるようですね。「(彼の)おかげで人に愛されることに怯えないで、結婚を決められた」といった感謝の気持ちも伝えたい……とのこと。ただ、トピ主さんは既に一度、電話で謝っています。その後、連絡が取れないということは、彼の中では「済んだこと」あるいは「もう考えたくないこと」になっている可能性も感じます。悪いことをしたと反省するときは、まず謝るのが先決です。しかし謝ってもダメならば、責任を持って自分のしたことを受け止め、その後の教訓としていくほかありません。「暴言を吐いて彼を傷つけたのは事実だし、その行動に責任を取ろう」というふうに考えてみると、諦めがつきやすいかもしれませんね。思いが募って苦しいならば、“出さない手紙”だと割り切って、紙やメモに気持ちを書きつづってみるのがおすすめです。直接、相手に渡したり送ったりしなければ、誰に迷惑をかけることもない。昇華できない思いというのは古今東西、多くの芸術作品にもなっていますよね。感傷はとかく独りよがりなものですし、“甘く苦い青春の思い出”として、自分だけのものにしておくのも一種の美学ではないかな、とは思います。もちろん、それが絶対的な正解ということではありませんし、連絡をした結果「彼に会えて話して満足」となる可能性もゼロではありません。気持ちをぶつけてみなければ気が済まない! 拒否される(嫌われる)覚悟も持てる! ということならば思いきって連絡してみるのもひとつです。行動がもたらす影響や結果を十分に検討した上で、最終的には、ご自身の信念と照らし合わせながら判断してみてはいかがでしょうか。(外山ゆひら)
2019年03月04日「振られたのに…」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際していた彼氏を怒らせてしまい、先日振られたばかりというトピ主さん。しかし、別れた翌日からいつもどおりLINEが来るそうです。まだ未練は残っており、復縁したいトピ主さんとしては期待してしまう。「どういうつもりかはっきり聞くべきでしょうか?」と問いかけています。“決定権”を握られていると思うと、悩みは尽きない「復縁できないのならやりとりしたくない自分と、このまま繋がっていたい自分がいます」と相反する気持ちを吐露しているトピ主さん。出口なく悩んでしまう理由は、「この状況をどうにかする“決定権”を彼のほうが握っている」と思い込んでいるからだと思います。そしてトピ主さんはその決定に従うしかないと感じている――。しかし、本当にそうでしょうか。別れを告げられた理由がなんにせよ、「関係をどうしていくか」を決める権利は双方にあります。彼がどう考えているかとは別にして、トピ主さんとしても現状、以下いずれかの選択をすることができるかと思います。(A) 復縁するかがハッキリしない状態では、連絡を取らない(B) 彼との関わりを続けると決め、連絡を断つことはしない「どういうつもりか」を彼にはっきり聞いてみるのもひとつですが、彼自身も自分がどうしたいか、明確に自覚できていない可能性も感じます。彼も未練があるから連絡をしてくるのでしょうが、問い詰めたところで、今すぐ答えは得られないかもしれません。彼が明確な意思決定をしないならば、トピ主さんが先に(A)か(B)を選んでみては。相手の出方や決定を待つのではなく、「自分がこうしたい、これが正しいと思うからこうしよう!」と決めて動くようにすると、悩みは随分、軽くなってくると思います。強い意志を持って、自分の選択を貫こうでは(A)か(B)、どちらが復縁できる確率が高いのか。二人の性格やこれまでの関係性にもよるので一概には言えませんが、それぞれの選択肢について検討してみましょう。自分たちに合うと思うほうをぜひ検討してみてください。まずは(A)から。連絡を止める場合、「ハッキリ宣言して連絡を断つ」か、「何も説明を言わず返事をするのを止める」といった選択がありますが、どちらにしても、彼に何らかの“感情”を呼び起こさせることは間違いないと思います。怒るか、焦るか、すがってくるか、冷たくしてくるか……。いずれにしても、彼に『この関係について再考する機会』を与える可能性は高いでしょう。そうして少し距離を置くことで内省の時間を持ち、改めてお互いの大切さに気付いたならば、復縁後いい関係が築ける可能性は高いと思います。この場合、簡単に意思を曲げず「なあなあな関係にはならない」という意思を持っておくこと。「本当にお互いを必要としているならば、いずれ元の関係に戻るだろう」とどっしり構えておくのも一案です。一方(B)の選択だと、彼との関わりを続けると決め、別れ話などなかったように振る舞ってみるのもひとつの方法です。もし万が一「もう彼女じゃないから」などと彼に線引きをされたときは、「毎日連絡が来るから、まだ付き合っているんだと思ってた」なんて反論してもいいかもしれません。(B)の選択をする場合は、「絶対に復縁する!」「こちらの決意や気持ちに巻き込んでやる!」くらいの強い気持ちを秘めておくといいと思います。「別れの理由」を繰り返さないように復縁が叶った場合、どうすれば二人がうまくいくかについても考えておきましょう。二人が別れたのは、彼に対して会いたい、寂しいなどとしつこく送ってしまい、「彼を追い詰めてしまった」ことが原因。別れを切り出された後も泣いてすがってしまい、「最終的に嫌いとまで言われてしまい、かなり怒らせてしまいました」とのこと。同じことを繰り返さないためには、復縁後、トピ主さんは彼に「会いたい、寂しい」とばかり言わず、自分の生活を充実させる努力が必要になってくるでしょう。今のうちに、その練習をしておいてもよさそうですね。また彼のほうも、これまで交際にあまり時間を割いていなかったならば、多少の改善努力が必要になるかもしれません。「会う時間をもっとたくさん作ってくれ、寂しい気持ちにならない男性のほうが私に合うかもしれない」と思うならば、この機会にそうした別の可能性を探ってみるのもひとつです。お互いに「今度は同じ失敗を繰り返さないようにしよう」と協力しあう気持ちがなければ、また同じ問題でぶつかってしまう可能性も。復縁できた場合でも、その後は少し慎重に、自立心を持って接していきましょう。願いが叶うといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年02月25日「結婚したいといつ言えばいいのでしょうか?」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30歳のトピ主さんは4歳年上の男性と交際して1年。彼のことは大好きで、「すごく大事にしてくれている」とも感じているそうですが、これまで一度も「結婚」という言葉が出てこないことに悩んでいます。自分から結婚話もしてみたものの、「それとなーく流される(冗談でかわされる)感じ」とのこと。「どうしたら冗談ではぐらかされないですか」「結婚したいといつ言えばいいのでしょうか」とアドバイスを求めています。相手の結婚の意思を「本気で確認」できない理由トピ主さんはなぜ、結婚の意思を彼にうまく聞くことができないでいるのか。「何度も結婚の話題を出すと焦ってると思われそうで、怖い」とのこと。相手の気持ちが盛り下がるかもしれない不安やためらいも、ひとつの理由なのでしょう。しかし投稿を読む限り、一番大きいのは、「望まない答えでも受け入れて、人生を前に進めたい」という意思や覚悟がまだしっかり固まっていないからだと推察しました。トピ主さんが「今年じゅうに結婚したい」と伝え、もし彼が本気で返答してくれた場合には、以下のいずれかのフレーズが予想されます。1)「君とは、結婚する気がない」2)「君と結婚するつもりはあるけれど、近々は無理だから待っていてほしい」3)「君と結婚するつもりはあるけれど、今すぐと言うなら他を当たってほしい」4)「わかった、今年じゅうに結婚しよう」トピ主さんが一番聞きたいのは4ですよね。それ以外の答えを受け止める心の準備ができていなかったから、今までは、彼に話をはぐらかされても深追いができなかったのでしょう。こちらが本気の覚悟を持って聞いていないから、本気の答えを得られなかった……ということです。相手の“本気の意思”を知りたいときは、どんな答えが返ってきても、それを受け止める“本気の覚悟”が必要だという点は、ぜひ心に留めておいてくださいね。「自分はどんな風に生きていきたいか」をイメージしてみよう「自分の願いどおりではないかもしれない事実」を知ることは、誰にとっても怖いことですが、それを受け止める勇気を持てない限り、停滞を抜け出せないのも事実。そう考えれば、トピ主さんは「別れるかもしれないという恐れ」よりも「彼、もしくは誰かと結婚をしたい気持ち」が上回ったタイミングで、本気で彼の意思を確かめる勇気が湧いてくるかもしれませんね。このままの状態が続いて結果的に結婚に至らなかった場合、交際していた期間を「人生の無駄だった」と思うか、「それでも彼といられて幸せだった」と捉えるかはその人次第。仮定の話ですが、トピ主さんはそのとき自分がどんなふうに感じると予想しますか? 「無駄だった」と思ってしまいそうならば、決断の時期が近づいているのかもしれませんね。あわせて、「これから自分がどう生きたいか」も具体的にイメージしてみましょう。「早く温かい家庭を築きたい」「子どもが何人欲しい」「家庭という基盤を作り、しっかり仕事に集中したい」等々、トピ主さんなりに描くものがあると思います。人生は有限です。限られた時間をどのように生きるかは、自分にしか決められません。「彼以外の相手と生きる道も、ひとつの選択肢としてあるかもしれない」と考えられるようになれば、彼に意思を確認することもおそらく難しくないはず。もちろん、「私の思い描く人生は絶対に彼の側にある!」と思えたときは、その強い気持ちをしっかりぶつけてみるといいと思います。視点を変えれば、結果の意義も180度変わってくる万が一、彼との結婚が決まらなくても、いずれ「あの別れは、この人に出会うために必要なことだった!」なんて思えるようになる可能性もあります。つまり、今回「NO」という返事が返ってきても、それは絶望どころか、希望のはじまりかもしれない、ということ。視点を変えれば、物事の見え方や意義は180度違ってくるので、その点もぜひ覚えておいてくださいね。「深掘りしようとすると、私が泣いちゃう気がして」とのことですが、子どものように泣いて駄々をこねても、自分の欲しいものが必ず手に入るわけではないことは、トピ主さんもきっともう理解しているはず。ですが、どんな結果でも受け止める覚悟さえあれば、大人は“自分の欲しいもの”に手を伸ばしてみるチャレンジが許されている。その「覚悟」ができたときが、結婚について尋ねる最適なタイミングと言えるかもしれませんね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年02月18日「婚活って女性同士のダメ出しが厳しいです…」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。数年前から婚活をしているトピ主さんですが、既婚女性の多い職場に勤めており、「同僚や先輩からの上から目線のアドバイスにウンザリ」しているそうです。ダメ出しをされたり、アクセサリーから食べ物のことまで細かくアドバイスをされたりで気が滅入ることもしばしば。「女性同士の恋話ってもっと楽しいイメージでしたが、結婚すると価値観や物の考え方が固定化してしまうのでしょうか?」と問いかけています。大人になると、「恋バナ」が楽しくなくなる理由職場の既婚女性との恋バナが楽しくない理由は、現在進行形で見えている景色が違うから……ということに尽きるでしょう。以前、数人で未婚女性の恋愛相談を聞いた際、既婚女性が「そんな頃もあったな〜とか思っちゃう!」と陽気に発言し、その場では笑っていた未婚女性が、後から「あの言葉に少し傷ついた」と教えてくれたことがありました。今まさに真剣に恋愛に取り組んでいる彼女からすれば、恋愛のフェーズで悩んでいる自分が愚かに感じられ、傷ついたのだろうと思います。だからと言って、「私は真剣に話してるんだから!」なんて本音をぶつければ、既婚女性たちは聞き役に徹するしかなくなり、会話も弾まなくなってしまうでしょう。要するに、相手に嫌な思いをさせようという意図がなくても、”今見えている景色”が違うだけで、うまく話が噛み合わないこともある……ということです。学生時代の恋バナが楽しかったのは、お互いに同じような立場・状況だったから、という理由も少なからずあると考えられます。恋愛はナイーブな部分を含む話題ですし、自分と同じように婚活に励んでいる友達か、ごく親しい友人か、あるいはカウンセラーなど第三者である相手を選んだほうが、快く楽しく話せると思います。「今の関心事」以外に目が向かなくなりがちなのは、誰でも同じ既婚女性からのアドバイスについて、「一昔前のテクニックみたいのが多くて正直役に立ちません」とトピ主さん。ですが、それはある程度、仕方のないことではないでしょうか。彼女たちはもう“恋愛テクニック”が不要な生活をしており、だから新しい情報も更新されない。それで何ひとつ、困ってもいないわけです。「恋愛」のフェーズを過ぎた人が、「家庭生活」「住宅」「子育て」「教育」「介護」などに関心が移っていくのは自然なことです。人は過去を忘れていく生き物ですし、目の前の関心事以外にエネルギーを割く余裕がない人もいます。そういう意味では、トピ主さんも今婚活のことで精一杯だからこそ誰かに気持ちを聞いてほしくなり、つい職場でも話してしまうのかもしれませんね。女性の多い職場で、マウンティング合戦を避けるには?無論、女性同士のコミュニケーションにおいて、恋愛や結婚の話題を一切しないのが難しいことも理解しています。多様な人が集う職場では、「皆が分かる無難な話題」として恋愛や家庭の話題が選ばれるケースも少なくありません。あれこれ言われたくなければ、自分の話題を極力出さないのもひとつのテクニックです。話したい気持ちをぐっと堪え、こちらから話題を提供しないようにしていれば、そのうち別の話題に移行していくことでしょう。嫌な発言をされた際、毅然と怒るのもひとつですが、波風を立てるのが嫌ならば、あえて「そんなふうに言われると傷つきます……」なんてしょんぼりしてみせるのも一案。そうすれば、追撃はしてこないと思います。職場でのサバイバルスキルは色々あるので、ぜひご自身に合った方法を考えてみてくださいね。また投稿内には、「男性社員から私だけチヤホヤされることが多い」「その分、ダメ出しが厳しくなってる気がする」「既婚の方はもう旦那さんがいてモテる必要もないと思う」といった記述も。実際に”嫉妬”も含まれているのかもしれませんし、上から目線の言動をされれば「私のほうが女として勝っている」と反発したくなる気持ちもよくわかりますが、マウンティングにマウンティングで返せば、マウンティング合戦が激化するだけ。結婚していようといまいと、異性に優しくされて「嬉しい」と感じる気持ちがなくなるわけではないことも、心得ておきましょう。さまざまな立場の人がいる職場でのコミュニケーションは本当に難しいと思いますが、TPOに応じて“本音を出す加減”をコントロールするのも大人の知恵のひとつ。できるだけ気持ちをすり減らさず、「自分が気分よくいるためにはどうすれば賢明か」を考え、ぜひ実行していってみてくださいね。そうしていたほうが、きっと現在進行中のお相手とうまくいく確率も上がると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年02月11日「恋愛にだけネガティブな自分が嫌です」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。一流の学歴や情熱を持てる仕事、そして良い友人にも恵まれており、スタイルも良く美人と言われることも多い…という31歳のトピ主さん。恋愛経験も人並みにはあるものの、自分からアプローチした経験はゼロ。現在、職場に気になる男性がいるものの進展せず、どうアプローチすればいいかについて悩んでいます。恋愛に「プラスになる自信」と「マイナスになる自信」の違い今回はまず、恋愛にまつわる「自信」についてお話ししたいと思います。トピ主さんは容姿、収入、良好な人間関係など有形無形のさまざまなものを持っている自覚があり、そのための努力もしてきた……という自負があるようですね。「(恋愛以外のことには)チャレンジ精神がある」といった一文も見られます。「私には素晴らしいところがある」という自負をしっかり持てていることは、恋愛にもポジティブに働くことが多いです。しかし一方で、「私は素晴らしいから」⇒「相手も自分に好意があるに違いない」という類の自信を持ちすぎてしまうと、恋愛ではマイナスに働くこともあります。「一般的に見て魅力があることが、真剣な恋愛感情に繋がるか」というと、そうとも限らないのが恋愛。若い頃、あるいは人によっては、ステータスとしての恋愛を望む気持ちが強く、“他者から見てすごい相手”を選びたがる人もいますが、多くの人は、それが仮に欠点であろうとも「自分が好きになる何か」を備えている人を好きになりやすいです。つまり、どんなに恵まれた人でも、“自分の好きな相手”に好かれるかどうかの確率は五分五分である、と言えるかと思います。(生活を重視して結婚相手を選ぶケースに関しては、論点がズレてくるので今回は割愛します)自己分析し、「今のふたりの距離感」を冷静に捉えてみようそういった意味で、人生のおおよそのことをうまくいかせてきたトピ主さんが“恋愛にだけネガティブ”なのは、恋愛が「成功するかどうかが最も不確実な挑戦」だからかもしれませんね。トピ主さんは「彼に振られるかもしれない可能性」を受け止められそうですか? そこまで思いつめておらず、「今ならまだ傷が浅いから大丈夫!」と思えるうちに動いてしまう……というのもひとつですが、そもそも失敗や傷つくことへの恐れが強い人もいるので、”ダメもと”でもアプローチできる性格かどうか、自己分析してみるのもおすすめです。続いて、今回の彼とのケースについて考えていきましょう、こちらから話しかけてタメ口で話せるようになり、仕事帰りに何度か一緒に駅まで歩いたことはある……とのこと。しかしそれ以上進展がない。彼の連絡先を知らず、食事等にも行っていない理由について、トピ主さんは「私が多忙」「毎日職場で会うから」「彼は独りが好きそうで、LINEや電話はただの連絡ツールとしか捉えてないようだから」等々と分析していますが、客観的に事象だけを見れば、「今のところトピ主さんのことは同僚としか思っておらず、プライベートな関係になろうと思っていないから」という可能性もあるわけです。アプローチをするにあたっては、「相手が自分を好きにならない可能性もあること」は心得ておくことが賢明。本当に有効な作戦も考えにくくなりますし、これが悪化すると、ストーカーの心理と近しいものになってしまいかねません。彼がトピ主さんに恋愛感情を持っていようがいまいが、トピ主さんの素晴らしさは一ミリも変わりません。そして、仮に振られたとしても「縁がなかった」「見る目がないのね」など好きなように捉えてOKです。ただ、これから仲良くなりたいというときには、「相手が自分に近寄ってこない理由」を自分の都合よく解釈したり、逆に極端に悲観的になったりしないよう、落ち着いて“今の距離感”を理解するよう努めていくのがおすすめです。どんなアプローチをすれば、同僚以上の関係になれる?アプローチとは、「ちょっと踏み込んでは下がる」という地道な働きかけの繰り返しです。今のトピ主さんたちの関係であれば、一緒に帰るチャンスがあったときに「軽く飲んで帰らない?」なんて誘ってみるのもいいですし、彼の関心事に積極的に興味を持ってみるのもひとつ。長く会話が弾むようになれば、「彼女と話していると楽しいな」と思われるようになり、自然にふたりで過ごす機会が増えていく可能性もあるでしょう。そのようにしばらく働きかけても反応が薄いなら、さっぱり諦めるのも有意義な選択です。「やっぱり自分からアプローチするなんて無理だ」と思うなら、今の段階で諦めてしまうという道もありますが、「ダメもとでも、五分五分の確率でも、この恋にチャレンジしてみたい」と決心するならば、今の状況を冷静に捉えた上で「ここから自分はどうしてみたいか」を考え、行動に移していきましょう! 応援しています。(外山ゆひら)
2019年02月04日「他人と暮らすストレス」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳。「何かあったとき怖いという理由で一人では暮らせない」ため同棲をしていますが、「他人と暮らすことにものすごくストレスを感じてしまう」ことに悩んでいます。これまでの交際を振り返っても、「ひとりじゃなきゃ駄目な時間があることを理解してくれる人」は中々いないとのこと。「結婚して幸せな家庭を築けている人が羨ましい」「どうやって相手を受け入れたらいいのか」と問いかけています。人と暮らすことにストレスを感じてしまう人の傾向「ものすごくワガママ」で「色んなことに過敏」と自己分析されているトピ主さん。他人と暮らすことに多大なストレスを感じてしまうのは、「自分の好きなように過ごしたい思い」が強い一方で「”我がまま”に振る舞いきれない人」に多いように思います。本当に“我がまま”になれる人は、他人と一緒に暮らしていても比較的自由に振る舞いますし、自分の時間が欲しくなればふらりといなくなるなどマイペースを貫くので、耐えられないほどのストレスにはなりにくいです。他人との摩擦に敏感で、「誰かと一緒に暮らしていると自分のしたいことができない!」と感じる人ほどストレスは大きくなりやすい、と言えるでしょう。期待に応えられない“負い目”もストレスに!?トピ主さんは、「他人と一緒に眠ること」が一番のストレスだそうですね。一緒に寝ると相手のいびきなどで寝不足になり、体調を崩して仕事に影響が出てしまうことも。「スキンシップも極力避けたい」「ひとりで眠りたい」ものの、それを理解してくれる男性はなかなかいない。現在の同棲相手からも、「同じ布団で寝たい」と何度も言われているそうです。おそらくトピ主さんは「スキンシップ=愛情」だと感じる度合が低く、またパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる空間)もそれなりに広いのでしょう。「人間としての何かが欠落しているのか」とのことですが、異性とのスキンシップがあまり好きではない人も一定数いますので、自分だけが変だと思う必要はありません。もしかしたら「恋人の期待に応えられない」という負い目もまた、ストレスにつながっているのかもしれませんね。だからといって無理して一緒に寝て、仕事に支障が出るようなことが続けば、ストレスは今以上に溜まり、彼との未来にもどんどん後ろ向きになってしまうでしょう。そう考えれば、「トピ主さんがひとりで眠ることは、ふたりの良好な関係維持のために必要なこと」だとも言えます。「別々に寝ることが、いかにトピ主さんの気持ちや恋愛関係をいい状態に保ってくれるか」について、彼にプレゼンをしてみるのもひとつです。もっと現実的に折り合う形を探したい!ということならば、「最初は彼のベッドに一緒に入り、いびきをかき始めたら、そっと別の部屋へ移動して自分のベッドで眠る」といった折衷案もあります。でもそれも毎日では疲れてしまいますよね。「週末だけはそういう時間を持つ」などメリハリをつけて、お互いの要求のバランスを取ってみるのも一案です。「ひとりの時間が欲しい」という人は少なくない「ひとりになりたい時間があるのは、何らおかしいことではない!」と真に理解することも、ストレスを減らす助けになると思います。未婚・既婚問わず、「ひとりの時間が欲しい」と口にする人はたくさんいますし、どんなに仲の良い家族だって、一緒にいるのがわずらわしいな、と思ってしまう瞬間はあるもの。たまには少し距離を取ったほうがいい状態が保てる、という関係性も少なくありません。また、“ひとりの精神状態”になれる場所を確保しておくのもおすすめです。互いの自室を持つのがベストだと思いますが、トイレやベランダでそうした時間を確保している人もいます。家の中が難しければ、お気に入りのカフェなど外で探してみるのもひとつ。ちなみに、「飛行機や新幹線のグリーン席に乗っているときが一番、”ひとりになりたい欲”を叶えられる時間」だと教えてくれた既婚の友人もいました。そうして時々は上手に息抜きもしながら、共同生活の楽しさやいいところを享受している人も少なくない、ということです。彼が寂しがるならば「常に一緒にいたり、スキンシップをしたりすること」ではない形で、トピ主さんなりの愛情表現をしていきましょう。それを受容するかは彼次第ですが、少なくとも「私はこう感じる、こういう関係だと嬉しい」ということは根気強く伝えていくといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月28日「相手の性格はどこまで受け入れる?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳。婚活で知り合った男性の性格のことで悩んでいます。その彼はSNSに頻繁に自撮りを投稿する習慣があり、トピ主さんは「37歳にもなってそんな事してるの?と結構引いてしまった」そうです。ただ、それを除けば「彼に決めたい」と思っていて、年齢も近く、エスコートしてくれるし、話しやすいし、優しいし、食事していても嫌ではない。彼の個性として受け入れるべきか、それともこういうタイプを夫にすると大変なのか……と問いかけています。「絶対に許せないこと」と、「好きな点・尊敬できる点」を書き出してみよう理解できない彼の自撮り行動に対し、「自己顕示欲が強いのか、かまってちゃんなのか、極度の寂しがり屋なのか」と分析をしているトピ主さん。ただそんな彼だけれども、何かを強要したり勧めたりしてくるわけではない。何より、婚活ではかなり年上の男性からの申込みばかりで、「こんなに年が近い人で、話して疲れない人はもういないかも」という焦りもあり、彼を選びたい気持ちもあるようです。人間関係は、相手に多少理解できないところがあっても、「絶対にこれは嫌だ、許せない」というほどのことはなく、かつ相手に「好きなところ」や「尊敬できる部分」があれば続きやすいです。彼がこの両方を満たしているかどうか、まずは検討してみましょう。表題にもありますが、「相手の何もかもを受け入れなくては……」とまで極端には考えなくていいと思います。どんなに大好きな恋人でも、親しい友達でも、長く付き合っていく中では、「ここはちょっと考え方が違うな」「相手のこういうところだけは苦手かも」などと思ってしまう瞬間はあるもの。しかしそこを許容しあい、良いところを見て魅力を感じあえるならば、仲良くしていくことができます。恋愛では一時期、ネガティブな部分がまったく見えなくなるほど相手にのめり込むこともありますが、そのような状態は長く続かないのが常です。ということで、以下について自分の考えを書き出してみましょう。(1)自分がパートナーに対して、「絶対にこれは嫌だ、許せない」と思うのはどんなこと?(2)「その彼」の好きなところ、尊敬できるところはどんなところ?トピ主さんが「絶対にこれは嫌だ、許せない」と思うのはどんなことでしょうか。彼の言動や挙動の中に、そう感じる瞬間がないか振り返ってみるといいでしょう。併せて、その彼の好きなところ、尊敬できると思うのはどんなところなのか。「絶対に許せない」と思うほどのことがないならば、気に入っている部分もあるわけですし、交流を続けてみてもいいのでは。そして、(2)もしっかり確信できるようになると、結婚に対しても前向きな気持ちが強くなってくるかもしれませんね。「結婚を決める」ために必要な確信とは重要な決定で迷うときは、「すぐに決めないで様子を見る」という選択肢も検討してみてくださいね。知り合ってすぐに結婚を決めてうまくいく例もありますが、トピ主さんの心には迷いがあり、その“勢い”も付いていない。ならば普通に楽しい交流をするなかで、様子見をしてみるのが最善のように思いました。結婚は人生を左右する大きな出来事ですし、「この人とやっていこうかな、やっていきたいな」と思う瞬間が来てから決断しても遅くはありません。お見合いのシステム上、すぐに答えを出さなければならないならば、「まだ気持ちが追いつかないので、ゆっくり関係を進めたい」と伝えた上で、結婚は確約せずに交際を始める……というのも一案。「今すぐ彼を断ったときの後悔と、付き合った後でダメになったときの後悔と、どちらが大きいだろう?」といった観点で考えてみるのもおすすめです。もちろん、どんなに交際に時間をかけても相手のすべてを知ることは不可能なので、迷いがゼロになることはないかもしれません。しかし少なくとも、「この人とやっていってみよう」と思えるくらいにまで気持ちが固まらなくては、結婚は決まらない。そう考えれば、その彼とはまだ結婚を決めるには時期尚早、ということなのかも。彼側の気持ちや事情もあるでしょうし、トピ主さん側だけで決められることではないですが、結果的に「急がば回れ」になってしまうのは本意ではないですよね。長引かせたくないならば「半年で最終結論を出そう」などと期間を決めた上で、少しだけ余裕を持って関わってみてはいかがでしょうか。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月21日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚