ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (272/338)
■ママがイヤ? ショックなイヤイヤ期パパイヤ期はよく耳にしていましたが、まさかわが子が「ママイヤ」になるとは思っておらず…ショックでした。パパは仕事が終わって帰ってきても時間があれば遊び、お風呂、歯みがき、寝かしつけをやっていたし、休日は絶対に息子とどこかへ遊びに行ったりしていたし、めったなことでは怒らなかったので、なつくのは必然でした。私もふだん公園に行ったりしてるんですが…パパのアクティブさに、引きこもりヲタクだったママは敵いませんでした(;^ω^)ママイヤされたときはすっごい悲しかったし、正直傷つきました。「パパイヤされてるパパさんも同じ気持ちなのかな…」とか、遠い目になりました。■ママは転んでもただでは起きない!でも「子どもは理不尽なんだ!」と開き直り、ママイヤのときは子どもと一緒だとやりにくい家事や自分のリフレッシュのために時間を使いました。(ママイヤのときに私が育児に関わるとよけい癇癪を起こして大惨事になる…。涙)そんなママイヤも第2子妊娠中に終了しました。赤ちゃんにママがとられると思ったのでしょうか…? 正直、それまでは愛が試されていたんだなって気がします(;^ω^)
2018年10月19日みなさんこんにちは! かわベーコンです。本日は魔のイヤイヤ期についてのお話です。うちはちょうど下の息子がイヤイヤ期真っただ中でして、日々「イヤイヤ、ヤダヤダ」言われております…。上の娘で経験しているとはいえ、やはりイヤイヤ期を迎えるとこうなります。イライラしても良いことないとわかっていても、イライラしてしまうううう!あ~~あ、なにもかも投げ出して横になって、テレビ見ながら屁こいて、チョコレート食いてぇ。でも私、ちょっとだけこのイヤイヤ期を回避する方法を見つけたのです。「あれしなさい!」「これしなさい!」じゃなくて、別の方向から言い方を変えてみたら、うちの子こんなんなりました。なんということでしょう…あのイヤイヤ言っていた息子が言い方ひとつ変えただけでこんな素直に…。(匠のBGM)なるべくこっちの方向でお片付けとか自分でできるようにさせてます。それでも圧倒的に「チョコレート食いてぇな!」ってときの方が多いですがね!上の子もプチな反抗期なんで、もう家に「チョコレート専門店開けるんじゃないかな」ってくらいの量のチョコがあったほうがいい気がする。イヤイヤ期に直面してるお母さんお父さん、一緒にこの山乗り切ろうな! と勝手に意気込んでいる母なのでした。
2018年10月19日今年次男が小学1年生になったのですが、入学前に学校から説明された「入学までにできるようになっておいてほしい事」はだいたい大まかにこの3つ(地方の公立小学校です)。「自分の名前が書ける・分かるようにしておくこと」「自分で服が脱ぎ着できること(整理整頓含め)」「規則正しいリズムで生活すること」ひらがなが読めるようにしておいてください、とか、足し算ができるようにしておいてくださいなど学習面においては特に何も言われません。主に身の回りの事とか、生活のことについて親が気を付けるように言われる程度です。ですが、今時は就学前から習い事をやっている子も多いですし、小学校に入った時点でひらがなが1文字も分からない、数字が一切書けない子は少ないと思います。■次男と過ごす時間が足りなかった…? 宿題をみながら気づく我が家もやはりある程度は「読み」「書き」「数字」が分かったほうが1年生の壁にぶつからなくて済むだろうと思い、なんとかひらがなが読める・数字が分かる、ぐらいのところまでは仕上げてから入学しました。しかし、様子見の1学期が終わり、2学期に入ったらぐんと学習スピードがあがってきて、あ~~~、あの幼稚園時代にもっとできたことがあったなぁ~~~と今になって後悔する毎日です。私は「小学校に入るまでに親が教えておくべきこと」が言いたいわけではありません。なぜなら、そんなことを言えるほど専門的な知識もないですし、何よりまだ現在進行形で子育て中の身だからです。でも私、今、次男の宿題に付き合いながら驚いているんです。当然知ってるだろうと思ってたのに「こんなことも知らなかったんだ…」「こんなことも分からなかったんだ…」という気づきが日々ボロボロと出てきて、いかに次男とじっくり向き合って会話する時間が少なかったのかということを思い知らされています。机に座って勉強するべきだったと言ってるのではありません。むしろ机に座って勉強なんてしていないで、日々の会話や体験からきっともっと語彙力や経験値を身につけられたはずなのに、次男には全然足りていませんでした。もちろん私1人のせいではないですが、母親である私がもう少しじっくりと次男の話を掘り下げて聞いてあげればよかったなと思っています。ですから私の経験をもとに、今未就学児をお持ちのママ達は「あ。ちゅいママがこんなこと言ってたな…」とどこかで頭の隅に入れていただければ幸いです。実は1学期と2学期で私が「教えておけばよかった」と感じた内容は変わってきています。 ■私が「入学前に教えておけばよかった」と感じたこと<1学期編>1学期の時点では・簡単な時刻が読める・曜日が分かる・季節が分かるこの3つが「私は理解してると思っていたけれど次男は全然理解できていなかったこと」でした。学校の時計はデジタルではなくてアナログです。しっかりとした時計の見方は2学期に入ってから勉強するのですが、入学する時点で「今、8時半だな」とか「次は10時になったら休憩だな」とか時計を見て時間がわかっているべきだったなと思いました。そして曜日感覚も…次男は全然分かってなかったんですね~…。これは時間割を見る時にも必要ですし、そもそも学校に通う平日5日と休日2日の把握の大前提として必要になってきます。「これはマズイ」と思って矢継ぎ早に教え込みましたが、今でもまだ「今日金曜日?」って聞いてきてます(今日は水曜日!)季節は、春が来て、梅雨が来て、夏が来て、秋が来て…とその季節の順番と特徴。…なんか書いててすごく基本的なことのような気がしてきましたが、大人からしたら「当たり前」のことでも、子どもからしたら「分からない」ことなんですよね。ムリもないんです。大人は今まで何十回も春夏秋冬を迎えてますけど、生まれてまだ数年の子どもからしたら「経験」が足りてないですから。しかし、上記の3つどれにしても、机に座って紙に書いて覚えるようなことではなく、生活している中で親子で会話したり、幼稚園の先生のお話を聞いたり、コミュニケーションを取っていれば自然と身につけられたはずの知識です。私はそこを怠ってしまっていました。次男は言葉を話し始めるのも遅くて、語彙力も足りてなかったので、「どうせ話してもよくわからないだろう」と深く掘り下げて話をすることをしてこなかったように思います。2学期の今、「これも分かってなかったのか…!」と驚き、そして後悔したのはこちらです。■私が「入学前に教えておけばよかった」と感じたこと<2学期編>数字にはいろんな2通りの数え方がありますよね。1こ・2こ・3こ・と数える方法もあれば、ひとつ、ふたつ、みっつ…と数える方法もあります。次男、この数え方が分かってなかったんです。日常会話の中で「そこのみかん、みっつ取って」などといった指令はもちろん通じてましたよ。みっつは3個ってちゃんと分かっていました。でも、問題はそれ以降。いつつ、むっつ…やっつ・ここのつ…ともなると全然分かっていませんでした。たしかにいつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ってあんまり使わない言い回しですし、「ここのつ」や「とお」にまでなると…全然使わないですよね。ひとつ…ふたつという数え方の絵本も何回か読んだことはあったんですけど、それは絵本の中の単なるストーリーとして捉えていたようです。もちろん!わかってなかった次男がダメというわけではないですよ!ちょうど今国語の教科書で学んでいるところなので、事前に分っていなくても大丈夫です(だって知らないことを勉強するのが学校なのですから)!ただ、母親である私にとっては「これってもっとコミュニケーションの中でなんとかできた事だよね…」っと気づかされました。■私自身の育児の傾向が子どもの伸びに影響してしまうこともあと、私の育児の傾向として「『子ども時代にしかない間違い』を訂正しない」というクセがあるんです。言い間違いをそのまま楽しんでいたり(三男はトンカチをタンコチと間違えてるんですけど、かわいいからそのままにしている)、字を間違えて書いていても、今しかないからと思って訂正せずにそのままにしておいたり、それはそれでいい部分もあるのですが、私の場合、もう少し正しいものを教えてあげることも必要だったかなと思っています。それで苦労したのが、長男です。長男はひらがなへの興味が薄く、年長さんになって字が書けるようになりました。ようやく書き始めたつたないひらがなの中には鏡文字が混ざっていました。曲げる方向が反対だったり、回転させる方が反対だったり。しかし、私はどうせ学校に入ったら正しい書き方を教えてもらえるし…と、そのままにしておいたんですよ。そしたら、まぁ~~~~その後めちゃくちゃ苦労しました!!2年生になっても鏡文字が続き、いよいよ学校の先生からも字の特訓指令が出ました。さっきまでちゃんと書けていたのに、ページが変わったら反対向きに書いてたりするので、一体どういう脳の構造をしてるんだろうと不思議でしょうがなかったのですが、3年生からピタリとなくなりました。そして現在、当時の事を振り返ると長男曰く、自分ではどこかがおかしいっていう感覚はあるらしいのですが、「どこがおかしいのかは分からない、なんだかちょっと違うような気もするけどこれで合ってるようにしか思えない」と感じていたそうです。本人もどこが間違ってるのかわからないけどなんか違うような気もする状態だったのなら、なおさら正しい書き方を早くから教えてあげたらよかったなと思いました。■国語力のなさを改善するための「日記」そして、最後にもうひとつ。1年生の授業で最も時間を割かれるのは、国語なんです。1年生のカリキュラムのほとんどを国語に費やすといっても過言ではないほどです。それもそのはず、どんな教科においても必ず読解力や語彙力は必要になってきますから。次男の国語力のなさに頭を抱えている私は、今、家庭学習のひとつとして今日がどんな1日だったかの日記を書くように取り組んでいます。語彙力も少ないですし、文法も幼い次男ですので、本当に簡単な文章の日記です。「きょうのきゅうしょくがおいしかった。しゅくだいするのがいやだった」とかその程度です。でも、よく見ると「おいしかた」になっていたり、「しゅくだいするのがいやだ」になってるんですよね。そこを放置せずしっかりと添削してやり直しさせて、さらに、会話をしながら話を広げていくようにしています。「今日の給食のメニューは何だったの?」と聞くとその日の献立を教えてくれますので、「きょうのきゅうしょくがおいしかった」のあとに「メニューはスープとサラダとおさかなでした」と足したり、宿題が嫌な理由も聞いてみて、しゅくだいをするのがいやだったのあとに、「なぜなら~~~だからです」と足せるよね? といった具合に文章を膨らませてより詳細な状況を伝えられるように促しています。感想や思考を書けるレベルには全然至ってないので、まずは事実を詳細に伝えるところから始めています。でも、私はこれを次男が1年生になってから始めましたが、会話の中で、もっと膨らませて話を広げて聞き出してあげれば、文法や語彙力がもう少し育っていたかな…と思っています。何も勉強って机に座ってすることだけじゃないんですよね。子どもの話にもっと耳を傾け、ふーーん、へーーで流すばっかりじゃなくて、もっと詳しく踏み込んで興味を示してあげればよかったと今深く反省しています。でもまだ全然間に合う時期なので、後悔するのもほどほどにして、今できる事を地道にやっていきたいと思っています。【お知らせ】第93話 「日本の義務教育で本当に教えて欲しいことは? 夫婦で話し合ってみた」 の記事下アンケート「Q1. 「義務教育で今後重視してほしいと思うこと」についてのご意見をお書きください」のアンケート結果はこちら↓≫ 「個性をつぶす日本の教育を見直して! 親が望む“義務教育”のあり方とは」
2018年10月18日「いい加減にしなさい!」「早くして!」。つい、使ってしまうイライラとした言葉。でも、「イライラ言葉では、子どもは『ママが怒っていること』はわかるものの、『ママが本当に伝えたいこと』は理解できない場合も多いんです」と言うのは、教育コーチングオフィスを主宰する江藤真規さん。江藤さんは、家庭で使う言葉について考え続けています。【ママのイライラ言葉変換辞典】 第1回 子育て環境の変化が、ママの罪悪感と不安を高めている 第2回 「いい加減にしなさい」に代わる言葉は? ネガティブ言葉の変換 -->お話をうかがったのは…江藤真規(えとう まき)さん教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表。マザーカレッジ主宰。自身の子育て経験を通じて、コミュニケーションの重要性を実感。東大大学院で研究を続けながら、保護者と教師が連携をとることの重要性を提言している。・マザーのための知的な学び場: MOTHER COLLEGE(マザーカレッジ) ■「イライラ言葉」を言い換えるには江藤さんは、「イライラ言葉をなくす」のではなく、「子どもに話しかける語彙を増やす」という発想で、家庭内の言葉を整えていったそう。そこで必要なのが、今まで使っていたネガティブな口癖をポジティブな表現に置き換えた「新しい言葉」。この連載のなかでは、「イライラ言葉」に対して、「ポジティブ言葉」と呼びます。それでは、早速、教えていただきましょう!▼言い換えファイル その1.「いい加減にしなさい」いい加減にしなさい↓お部屋の片づけをしてほしいなイライラ言葉同義語:何度言わせるの!?【ポジティブ語変換】大人にとって簡単に理解できるニュアンスだからといって、子どもが理解できるとはかぎりません。「いい加減」という言葉がまさにそれで、子どもは怒られていることはわかっても、具体的に何を求められているかまではわからないもの。感情で話すのではなく、ママ自身「自分が何を怒っているのか?」を冷静になって整理をし、伝えることが大切です。▼言い換えファイル その2.「早くしなさい!」早くしなさい!↓時計の針が「6」になったら出かけるよイライラ言葉同義語:「早く寝なさい」「早く食べなさい」「早く片付けなさい」「早く! 早く!」【ポジティブ語変換】「早くしなさい」と言われて、急げる子どもはまずいません。子どもは大人ほど時間感覚が育っていないので、親が教えてあげる必要があります。「この先で、やるべきこと」を考えることができる大人に対し、子どもは「今」という世界に没頭して生きているからです。急がせるという発想ではなく、時間になったことを伝える気持ちで声をかけてみましょう。▼言い換えファイル その3.「つべこべ言わない!」つべこべ言わない!↓あなたはそう思うのねイライラ言葉同義語:「口ごたえしない!」「ママの言うとおりにしなさい!」【ポジティブ語変換】ひとつ、提案です。ママに対してのヘリクツや、単なる言い訳に聞こえることも、ひと呼吸おいて、「子どもが自分の意見を伝えている」という視点を持ってみてはいかがでしょうか?「あなたの意見はわかったわ。でもママはこう思う」と、子どもの意見をいったん認めつつ、自分の意見を伝えると、そこにディスカッションが生まれます。家庭内でディスカッションができるようになれば、子どもの考える力はグングン伸びますよ。▼言い換えファイル その4.「信じられない!」信じられない!↓びっくりしちゃったイライラ言葉同義語:「ウソでしょ!」「ありえない!」【ポジティブ語変換】子どもがとんでもない失敗をしたとき、このような言葉を使ってしまったことは、ありませんか? 日常の中でわりと使う言葉ではありますが、子どもにとっては、人格を否定されたと感じるくらいのインパクトのある言葉で寂しさを感じてしまうかも。ママの怒りやショックは理解できますが、それは自分の気持ちのなかで受け止めるに留め、驚いたことのみ伝えます。見放すようなニュアンスは、できるだけ避けられると良いですね!▼言い換えファイル その5.「あなたにはムリ!」あなたにはムリ!↓まず○○からやってみようねイライラ言葉同義語:「どうせできないんだから!」「まだムリよ!」【ポジティブ語変換】たとえば、お手伝い。子どもが「包丁を使いたい!」と言ってきても、「まだ、危ない」と感じることはあるでしょう。そんなときは、親がムリと決めてしまわず、小さな目標に分解し実現できそうなことから提案してあげましょう。「じゃあ、今日は、猫さんの手で3回だけ、トントンしてみようか?」。こんなふうに少しずつ包丁に慣れていくことで、いつか上手に包丁が使えるようになります。小さな積み重ねが大きな成果に繋がるのです。▼言い換えファイル その6.「小さい頃からずっとそうだよね」小さい頃からずっとそうだよね↓それ、あなたの個性だよねイライラ言葉同義語:「困った性格だよね」「あなたって、いつもそうだよね」【ポジティブ語変換】良いことを指して言うなら、もちろん問題ありません。けれども、悪い意味で使っているのであれば、子どもの性格を否定するNG言葉に。もしお母さんにとってはなじめない性格でも、「持って生まれたものだから変えられない」と割り切り、「宝物の個性」と思える言葉でとらえ方を変換させましょう。具体的な性格のとらえ方の変換は次を参考にしてみてください。▼言い換えファイル その7.「どうして先にやっておかなかったの!?」どうして先にやっておかなかったの!?↓次はどこに気をつけていこうかイライラ言葉同義語:「なんで言われたとおりにしなかったの!?」【ポジティブ語変換】過去のことを否定的に質問しても、「だって…」という言い訳しか出てこないのは、大人でもそうですよね。言い訳に使うエネルギーほどムダなものはありません。大事なのは子どもの意識を過去ではなく、未来に向けてあげること。次回からどう気をつけたらいいのかを考えさせ、少しずつでもステップアップできるようにしてあげましょう。▼言い換えファイル その8.「バカじゃないの!」バカじゃないの!↓気持ち切りかえようか!イライラ言葉同義語:救いようがないわね【ポジティブ語変換】たとえば、テストで悪い点をとった時。子どもだって、もちろん落ち込んでいます。こんなときのママのイライラ言葉は、子どもの勉強嫌いや苦手意識を高めてしまうかもしれません。できないことをできないまま終わらせるか、できないことができるようになるかは、親の言葉かけ次第。子どもが気持ちを切り替え、前向きになれるよう仕向けてあげて!▼言い換えファイル その9.だからダメなのよ!だからダメなのよ!↓忘れちゃったかな?【ほかのイライラ語】「ろくなことしないわね」「ほんとダメだね」【ポジティブ語変換】人間だから失敗したり、忘れたりすること、やってもできないこともあります。つねに完璧でいることなんてできませんよね?できなかったことを取り上げて、こんな言葉で子どもの自己肯定感をペシャンコにしても、ママも子どもにもいいことはありません。まずは、困難に立ち向かっている子どもの気持ちに寄り添う言葉かけをしてみて。▼言い換えファイル その10.「●●ちゃんは上手にできるのに!」●●ちゃんは上手にできるのに!↓こんなところが成長したよねイライラ言葉同義語:「●●ちゃんはスゴイよね~!」【ポジティブ語変換】よく言われていることかもしれませんが、子どもと「ほかの子」の比較は、絶対にNGです。比べるなら、子ども自身の過去と現在。「どれだけ成長したか」を言ってあげることで、親に認められていると安心し、自己肯定感もアップします。子育てでは、結果だけに目を向けるのではなく、それまでのがんばりや成長を思い出し、伝えてあげることが、とても大切です。■ネガティブ → ボジティブ変換例ネガティブ → ポジティブ●神経質 → 感性が豊か●落ち着きがない → 活動的●わがまま → 自分の意志をもっている●引っ込み思案 → やさしい/人の気持ちがわかる●集中力がない → 新しいことをやりたい出典: 『子どもに伝わる! 子どもが変わる! ママのイライラ言葉言い換え辞典』 (江藤真規/扶桑社)■ママが笑うだけでも意味がある!もっとパターンを知りたい方は、『ママのイライラ言葉言い換え辞典』にたくさんの事例が紹介されています。筆者は原稿を執筆しながら、「なるほど、こんなふうに伝えれば良いのか!」と、前向きな気持ちになりました。イライラの下にある「本当に気持ち」をポジティブな言葉に変換できるようになれば、それはプラスのエネルギーとなる。イライラ言葉を使うより、親子関係(夫婦関係も?)は、もっとスムーズになるのではないでしょうか? 江藤さんご自身は、「ポジティブ言葉を本で見た娘から、『こんなことを言われたら、かえって気持ち悪い!』と笑われました」と、おっしゃっていました。ポジティブ言葉が「どうにも気恥ずかしい!」と思う人は、「こんなこと、普通、言わないよね」と、クスっと笑うだけでも良いと思うのです。「新しい語彙」にママ自身が触れてみるだけでも、充分意味があると思いますよ! 次回は、イライラ言葉を使ってしまうママの心の内を、もう少し深く探ってみます。
2018年10月18日イヤイヤ期。世のお母さんが一度は通る道ではないでしょうか。1人目のときは、ネットで体験談を調べまくって心構えをしていました。■長男なーのときそしてやってきたイヤイヤ期。本当に「嫌!」ということに、まず驚きました(笑)何をしても嫌! あれもこれも嫌! 外出先で転がって泣いたりと、手の付けようがないこともありました。私もイライラしたり、もう嫌だー! って思ったことは何度もありましたが、1人目のイヤイヤ期はそう長く続かず、気付くと落ち着いていました。■次男みーのときそして2人目。2人目のイヤイヤ期を経験して思いました。上の子のイヤイヤ期がどんなにイージーモードだったかと…!次男みーの場合、まずイヤイヤ期が始まるのが早く、1歳半ごろには一丁前にイヤイヤと言うように。これはほんの一例ですが、このようになんでも嫌! とにかく嫌!そして、年齢を重ねるごとに下の子のイヤイヤは手ごわくなりました。わざと鼻を出したり、食べ物を出したり、外出先では靴や靴下を脱ぎ捨てて大泣き!な…なんて悪質なイヤイヤ期なんだ…!!!思い通りにならないと声が枯れるまでずっと泣いていて、私もイライラの限界!私もイヤイヤ期になりたいわ!! と何度も思いました(笑)■ある行動が次男をピタッと泣き止ませることに…とはいえ、イライラしていても泣きやむわけではないし、イヤイヤ期は今だけ。どうせなら記念に動画に撮っちゃえ! と思い、イヤイヤと泣いてる次男を撮影してみました。初めは撮られているとは知らずに泣いていましたが、気付いた瞬間ピタっと泣きやみました(笑)そして見せてほしいと言い、動画を見て笑顔に!自分の泣いてる姿を見て面白いのかな…?それ以降、泣きやまなくて限界になったときは、動画に撮って泣きやませています。最近は画像加工アプリで面白おかしい動画が撮れるので、それも利用しています(笑)これが正しいことなのか分からないのですが、次男も動画を見て笑っているのでいいかな…? だいぶ落ち着いてきましたが、超ワガママな次男のイヤイヤはいまだに少し健在です。大変ですが、きっとゴールは近いと思って毎日乗り切っています(笑)
2018年10月18日家族にまつわるコミックエッセイを発表し、ウーマンエキサイトでも活躍中のまりげさん。やさしいタッチのイラストとユーモア溢れるコメントセンスで人気を博しています。そんなまりげさんのInstagramのコミックエッセイをまとめ、多数の書き下ろしを加えた書籍が発売されました。 『たのしいことを拾って生きる。』 そのタイトルのなかに、まりげさんのどんな想いが込められているのでしょうか?まりげさん大学を中退後、山小屋、八百屋、旅館の仲居、アパレルショップ店員などを経験。夫が突然脱サラして、漁師になる宣言をし、海のない埼玉から京都の海のそばへ移住! ダンナとやんちゃな二人の男の子と生まれたばかりの三男に振り回される日々をインスタグラム( @marige333 )にて更新中。■いなか移住を決断するまで現在、京都北部に在住のまりげさん。もともとは埼玉で旦那さんとふたりの息子、まりげさんの実母と5人で暮らしていました。しかしあるとき、旦那さんが脱サラし、家業を継ぐため故郷に帰ることに!いつかはそうなるだろうとは思いつつ、まだ小さい子どもを抱えての移住に、まりげさんは不安を隠せなかったそうです。埼玉から京都へ…家族で移住! まりげさんが思っていたより「そのとき」は早く訪れました。漁業をいとなむ旦那さんはとてもカッコいい! 「本当に真面目な性格の方なんだろうな」と思います(旦那さんのカッコ良さは、ぜひまりげさんのコミックエッセイで味わってください!) まりげさんの旦那さんとのエピソードはこちらもどうぞ! 「痛みを知って夫婦の絆深まる…」まりげ家に訪れた思わぬハプニング しかし、やはり移住という人生の大きな節目に夫婦ともにナーバスになっていたのかもしれません…。「そんな言い方しなくても〜!」と、まりげファンのみなさん、思いましたよね?(笑)移住先では、漁業と農業を営む予定。まりげさんは、知らない土地での暮らしや子どもたちの環境、新しい仕事のことなどを考え、不安をつのらせていたのだと思います。そして、ついにまりげさんが動きます!最後には「自分の選んだ人が決めたことだ」と直感を信じることに! たくさん悩んだ末に、潔い決断をするまりげさんは本当にかっこいい。これも旦那さんを信頼しているからこそ、できることなんだろうなと感じます。いよいよ田舎暮らしのスタートです。京都での暮らしは、まりげさんにとって初めてのことだらけでした。書籍には、田舎での人付き合いにだんだんと馴染んでいく様子や、住む家が決まらずに義実家で同居していたときのこと。そして、古民家を見つけてリノベーションをするまでのことがつづられています。まりげさん一家が地元に受け入れられていき、自然に囲まれて暮らす様子はとてもすてきです。その反面、古民家を見つけてリノベーションするまでの大変さも描かれていて、読んでいて、応援の気持ちからつい前のめりに…(笑)。■母想いの子どもの発想に胸うたれる!コミックエッセイで心癒されるのは、やっぱり子どもたちとの暮らしについて。寝かしつけやお風呂での「子育てあるある」もまりげさんの視点から見ると、なんだか新鮮。長男くんと次男くんのケンカのエピソードですら、とても愛らしく「子どもっておもしろいなあ」と素直な発見があります。「30年あまり、虫が苦手だと思って生きてきたけれど、もしかするとそんなことはないのかもしれない」とは、まりげさんのコメント。虫が大の苦手だったまりげさんですが、移住生活を過ごすうちに、いつのまにか平気になっていたのだとか。子どもたちもいろいろな生き物に興味しんしんです。こんな気持ちの変化も、田舎暮らしのいいところなのかも?とある日には、こんなことも!「お母さん、明日猿が穴に落ちとるかもしれんからちゃんと見といてよ」と長男くん。大人には考えつかないようなことをする子どもとの暮らしは、発見の連続ですね! 猿の落とし穴って…母想いの発想がかわいすぎます。ほかにも、まりげさんのパーカーの中に子どもたちが入りたがったり、入浴剤を買うときにまりげさんの好きな香りを選んだり…。「どうしてそんなにお母さん想いなの!?」と胸をうたれるエピソードがたくさん。■子どもの「戦いごっこ」がお父さん孝行に!?今回の本からは、移住のことや子どもたちとの関わりかたなど、いろいろな面でまりげさんが旦那さんを思って行動していることが伝わってきます。そんな夫婦のエピソードのひとつに、まりげさんの「明るさ」で旦那さんが結婚を決めたというものがあります。明るいまりげさんのもとで育っているから、きっとお子さんたちものびのびとしているんですね。「あり余るエネルギーの有効活用」とのことで、子どもたちの戦いごっこに、こんな活用法があったなんて! 家族の仲の良さが伝わってくる場面です。この夏に三男くんも誕生し、まりげさんの家庭はさらに賑やかになっていきそうです。■夫は「お互い欠けてる部分を補い合う」パートナーまりげさんは「しつけやマナーは旦那にまかせ、食育や情操教育を担当している」と本のプロフィールで語っています。さらに、旦那さんとの関係について「お互いに欠けてる部分を補い合っているんだ」とも描いています。ときに口げんかをしても、こう信じられる夫婦関係があるからこそ、思いやりを忘れないでいられるんだろうなあ。夫婦が毎日をきちんと過ごすことが、子どもにも良い影響を与えるのではと感じました。さらに、今回の書籍には、まりげさんが18歳のときにご両親が離婚したときのお話も描かれていて、現在のまりげ家のエピソードと合わせて読むと、より一層「家族ってなんだろう」と考えさせられます。笑ったり、癒やされたりもしながら、この本を読んだ人がそれぞれ、自分の家族に想いを馳せることができるのではないでしょうか。■いつか巣立っていく子どもたちへ生きていれば、きっと楽しいことばかりではありません。家族と衝突したり、仕事がうまくいかなかったり…。でも、まりげさんは、人生にはつらいことや悲しいこともあるとわかったうえで「たのしいことを拾って生きよう」と言います。この本のタイトルは、子どもたちへのメッセージですが、わたしたち読者にも同じように伝えてくれているような気がするんです。まりげさんのすてきな言葉で、忙しい毎日に、やさしい明かりがともるような一冊。次回は、まりげ家の古民家リノベーションについてもう少しご紹介します。 『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』 まりげ著(大和書房)1,300円(税抜)「ヘコタレナイ。腐らない。肩肘はらない。人生はうまくいかないものって思っておけば、それでOK!」 たのしいことを拾って生きようと著者がやさしく呼びかけてくれる本。書籍化を切望されたインスタグラムの内容に、大幅な書き下ろしを収録。夫の突然の脱サラ、漁師宣言から始まった移住についてのアレコレや愛らしい子どもたちとの日常などなど。大充実の1冊です。●まりげさんのInstagram: @marige333 ●まりげさんのウーマンエキサイトの連載: 『まりげのケセラセラ日記 』
2018年10月18日こんにちは。寒暖の差が激しすぎて季節感ごちゃまぜなクローゼットがストレスなtomekkoです。のんびりマイペースな三男もそろそろ寝返りしたり、日中眠る時間も間隔が空いてきていよいよ気の抜けない日々となってきていますが、平日の夕方から寝かしつけまでは何度言っても言い足りないぐらい、ドタバタです。本気でもう1人自分が欲しい…夕方、夕飯準備と子どもたちの対応が重なることは想定していました。でも、長男はもう1人である程度のことができるし、次男はお兄ちゃん大好きで2人で遊んでくれているし、三男は最悪泣かせながらでも家事ぐらいはどうにかできる…そう思っていたんですが。ここに、未経験ゆえの大きな思い違いがありました。そう、小学1年生の長男には、毎日宿題があります。それも、タイムを計ったり丸つけをしたり…と親が関わりながらやることが多いです。それがなくても1年生のうちは、問題文の読み取りなどにまだ不安があるので、できるだけ一緒にサポートしながらやった方が良いみたい。つまり、実際には長男につきっきりになってしまうんです。そんな中、三男は抱っこしていればある程度落ち着きます。でもお兄ちゃんと遊びたい次男はそうはいきません。次男をおとなしくさせるためにテレビをつけてしまうと、事情により一旦勉強部屋を作ることを諦めた我が家はリビング学習のため長男が集中できないし…結局ぴったりの解決策は見つけられないまま(これだとみんなかわいそうだな…)と悩みながらこの時間帯をやり過ごしていたんですが… ある時、長男の宿題指導に熱が入りすぎ、次男の相手を全然できないまま結構な時間が経ってしまいました。でも、ふだんは声も大きく足音も響く、まるで存在感でできているかのような次男が構ってコールもせずに気配を消しているなんて…不思議に思ってあたりを見まわすと、廊下の向こうから1人楽しそうな次男の笑い声が!ボール好きな次男、お祭でもらったテニスボールくらいの柔らかいボールを、プラレールの長い線路を2本使って転がして遊ぶというホッケーっぽいオリジナルのひとり遊びを発明し、夢中になってボールを追い回していました…!!いつもお兄ちゃんのやっていることを一緒にやって遊ぶことが多く、ひとり遊びをしている姿をあまり見たことがなかった次男、なかなかの発想でびっくり!!その後も時々静かだなぁと気付いてふと見ると、プラレールをジャングルジムやソファと組み合わせてすごいアドベンチャーな世界を作り上げていたりジャングルジムを電車の車両に見立てて運転したり車掌業務をしたりと、長男とはまた違った能力を発揮していました。真ん中っ子になった次男は、ちょうど年齢的にもオムツ以外に最優先で対応すべきお世話が無いので、どうしても後回し気味になってしまいワタシもついつい申し訳無いな、かわいそうだな、と引け目を感じていました。でも見方を変えれば、次男にはひとり遊びをする機会というのもめったに無いわけで。自分なりに考えて遊びを作り出す力がこんなにもあることを知れたのはとても新鮮だったし、こういう時間もきょうだいそれぞれに必要だな、と思いました。もちろん、あとで次男を抱っこして作った遊びのことを聞いてみたり、寝る前の絵本を読む時間にスキンシップを兼ねたりと、次男が母を独り占めできる時間も意識的に作るようにしています。まだまだ慣れたとは言えない3人育児、毎日反省する暇もないですが、子どもたちと一緒に少しずつでも成長していけたら…と思って頑張ります!(頑張りついでに手がもう2本ぐらい生えてこないかな…)
2018年10月18日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「日本の義務教育で本当に教えて欲しいことは? 夫婦で話し合ってみた」 で、日本の義務教育に関するアンケートを実施。「義務教育で今後重視してほしいと思うこと」「今の義務教育で見直した方がいい(減らしてもいい)と思うこと」について、さまざまな意見が集まりました。■“お金”にまつわる社会の仕組みを教えて!2020年度から小学校でのプログラミング教育、英語の必修化が始まります。パパやママは、子どもたちが自分たちの小学校のときとは違う教育を受けることに不安や期待を抱いているのではないでしょうか。ちゅいママさんとご主人も、これを機に「義務教育」について話し合ったそうです。おふたりがまず「義務教育で今後重視してほしいと思うこと」は、ずばり “お金” のこと。お金は貯金するだけでなく、「増やす」「活用する」方法もあるんだということを教えてほしいということで、それに共感するコメントや、税金や年金といった“お金”にまつわる社会の仕組みについて「教えてほしい」という意見が多数集まりました。社会の仕組みについて、しっかり学習すべきと思います。給料をもらうと、いくら、どこに、なぜ納税するのか。働き方、正社員と派遣社員、自営業の仕組み。年金や保険制度の意義、どんな場合にどのような社会保障があるのか教えてほしい。お金、税金、社会保険などなどの社会の基本的な仕組みを知らない人が多すぎる。確定申告(自分の税金の計算)くらい自分でできるようになるべき。FPの勉強内容を授業でやってほしい。政治についても、若い意見がより反映されやすいように選挙に行く姿勢を養ってほしい。性についても、生理が始まる頃から教えるのではなく、保育園、幼稚園から男女の違いを教えるべき。知ることが自分の身を守る事になると思うから。■多様性を認めないと、世界から遅れていくちゅいママさんご夫婦からは、「自分の意見を自分で考えて述べる」教育をしてほしいという意見も。これにも賛同の声が挙がり、 “ディスカッション” や “ディベート” を積極的に取り入れてほしいとのコメントが寄せられました。●ディスカッションと、働くことディスカッションは、自分の意見を持つこと、発信することの大切さ、さらには協調性や気配り、視野を広くもつ重要性を学べると思う。応用編でディベートも取り入れるとおもしろい。働き方について。まずは働くことの意味、働き方の選択肢、マイナーな職業についてなど小学生から取り入れてほしいです。マイナーでも生活を支えているお仕事も早くから知ってほしい。●性教育日本では、恥ずかしい事として隠してしまう傾向がある。でも、小さなときから性に関してオープンにして、きちんと知り理解する機会があれば、性の問題や不妊治療、望まない妊娠・中絶などで苦しむ人たちが今より少なくなるのでは? と思う。●人権・権利の大切さもっとかみ砕いて分かりやすく教えて欲しいです。いじめも、性犯罪も、暴力も、差別も、すべて相手の人権・権利を軽視・無視した結果起こるものだと思うので。相手を尊重することの大切さを具体的に伝えて欲しいです。●多様性を認める「みんなと同じが良い」という風潮、日本にはありますよね。多様性を認めないところに日本という国が他の国に遅れをとり、伸びていかない理由があると思います。その子らしさを認め、それを伸ばすような教育を。そして平均的に良いよりも、何か得意なこと、好きなことを見つけ伸ばすような教育が良いと思います。●インターネットリテラシー(インターネットを正しく使うための知識、能力のこと)子どもたちは生まれたときから当たり前のようにある世界。親が思ってるより子どもたちはネットの世界を自分たちでも使いこなすけど、それに伴うリスクなどは無知な子どもが多いと思います。だから学校でインターネットを使ったたくさんのメリットやそれにまつわる良くないことも教育していってほしいと思います。●交渉能力アクティブラーニング、生徒が能動的に学べるような授業を行うこと。●環境問題使い捨てが主流になりつつあるけど、その先を見据えて使い捨てているのか。もっと積極的に環境問題を取り上げて欲しい。そして、教育するべき問題だと思う。未来を生きるのは自分たちだから。親は未来の環境はどうにもしてあげられない。■「英語」「プログラミング」「道徳」は必要ない?一方、「今の義務教育で見直した方がいい(減らしてもいい)と思うこと」についてはどんな意見が集まったのでしょうか。「見直してほしい教科」としては、2020年に新たに導入されることになる「英語」「プログラミング」、そして本年度から新たに教科化となった「道徳」に関しての意見が集まりました。●道徳の授業・違う意見を考える人をあぶりだして、弾くことにしかならないと思う・自分の意見を出したら先生からおかしいと言われ認められなかった。道徳の授業は、大人の考えの押し付けだと思う。・核心を教えない、上っ面だけの道徳の時間。学校の先生ではなく、ちゃんと心のスペシャリストを呼んで教えさせてほしい。●英語・数年先には機械が簡単に翻訳して話してくれる。それより自国の文化や習慣、言葉遣いは必須であり、自国を紹介できないのに多国語を喋れるだけになっても意味はない。・漢字学習ですら覚えるの大変なのに、なぜ英語までさせるかわかりません。・ムダな日本語英語習わせなくてもいいと思う。そんなのでは身につかない。いまの時代、言葉が通じなくても機械が何とでもしてくれる。他にすべき事を伸ばすべき。・英語のゲームや歌などはお遊び過ぎてまったくもって時間のムダ。●プログラミング・プログラミングは、教育する側の体制が整っていないなら、時期尚早かと。そもそも学校の先生、プログラミングの授業できるんですか?・子どもが大人になったら全然違う言語や仕組みになっていそうなので、役に立たないのでは?・義務教育でしなくてよくないですか。選択肢を与えて各々やりたい子に興味ある分野を深く学ばせたらいい。・いま習っても、習わなくてもパソコンはいつかは使えるようになる。パソコンなどのハード面に投資するのももったいない。その費用と時間を貧困対策や教育格差解消に使って欲しい。●計算・解き方がわかれば電卓つかっていいと思う。筆算ができるようになるメリットって?・計算するだけの宿題は不要英語教育を必要ないと考える人の根底にあるのは、「正しい日本語を使えるようにすることの方が大切では?」という意見が多くあるように思えます。またAI化が今後ますます進むことを考えたときに、コンピューターが得意とする分野(計算、翻訳を含む英語)に力を入れたり、暗記させるよりは、自分の考えを言えるための力やその土台となる国語力を育む教育をしてほしいとするコメントを多くみかけました。意見がかなりわかれたのが、歴史。「必要ない」とする人、「日本の黒歴史も教えるべき」とする人、「世界の国からみた日本の歴史を教えてほしい」など、意見がかなりわかれました。■個性をつぶす日本の教育方針を見直してほしい学校の教科だけではなく、勉強や学校の在り方から日本的教育方法など、大きな視点での意見も集まりました。みんな同じ、みんな一緒を重視する教育をやめるべき。海外の飛び級制度のような、個人の能力に合わせて教育を受けれるようにしてほしい。多様性の受け入れにもつながる。個性が認められる社会を作るきっかけにもなり、いじめも減る。「先生に注意されるから」、「みんなそうだから」、「集団生活を学ぶ場だから」、「何でかわからないけど決まりだから」と、いまだに個性をつぶす教育が横行している点は、早急に見直した方が良い。通知表も、他人の評価ばかり気にする子になってしまうから自己評価表にするべき。学力テストでの学力の差別化、子どもの能力の数字化はやめてほしい。授業のほとんどがただのテスト勉強に。過去問題をただ単にたくさんやった子が点数取れるテストなど意味がない。宿題は、時間がない先生が採点に忙しいだけ。宿題よりもっと家族や友人や地域で育む時間など大切なことがある。失敗してもいいって教えて欲しい。子ども自身の人生や自分自身の歩み方についての勉強や学びが、本当に少ないなと思います。教科書どおりに学ぶのではなく、子ども自身が興味があることを伸ばしつつ、それに基づく勉強もしっかりすればいいのかなもしれないなと思いました。好きなことや、やりたいことを摘み取ってしまったら悲しいし、何より時間がもったいないなと思います。それなら、もっと遊ぼうよ!と思ってしまいますね(笑)小学校でも留年させてほしい。教育を受ける権利。理解してから進級してください。分数を理解してない大人、人生損してるよ!学校は、足並みを揃えすぎ。はみ出た子どもを気にしすぎ。学校側から管理しやすいというのはわかるけど、人は人、自分は自分です。ほかに、校則や服装、生活指導といったルールの見直しを訴える声や、「1クラスの生徒数を少人数にして手厚い対応ができるようにしてほしい」といった意見も出ました。日本の平等教育とは、「同じ内容を一斉に教える」という一斉教育が主流で、そこには「理解している」は含まれていないこともあります。しかし海外などで考える「平等」とは、「ここまでは理解させて上の学年に行く」というもの。日本ではほとんどない留年も、海外ではあるとされています。「本当の教育とはなにか?」親自身も今後ますます考えていかなければいけない時代なのかもしれませんね。■パパママが望む“義務教育”のあり方とはアンケート結果を見てみると、パパやママによって義務教育に“重視してほしい”点、そして“減らしてもいいと思う”点はさまざまでした。かつて自分が学校で学んだことがどれだけ“今”に役立っているか。逆にどんなことを学校で学びたかったか。そんな経験を踏まえてパパやママが望むのは、教科というよりも、生きる力…、“将来子どもが生き抜くための力”を養ってほしいと思っているように感じました。必修科目が増え、今後どうなるかわからない点もありますが、学校、先生、地域、そして家庭でうまく連携を取りながら、子どもたちの豊かな成長を促していければいいですね。Q.「義務教育で今後重視してほしいと思うこと」についてのご意見をお書きください。回答数:184Q.「今の義務教育で見直した方がいい(減らしてもいい)と思うこと」についてご意見があればお書きください。回答数:159アンケート集計期間:2018/9/21~9/25ちゅいママさん記事で使用したデータ: 「こんな教育をしてほしい! 親が望む義務教育でやってほしいこと【パパママの本音調査】 Vol.298」
2018年10月18日どうもこんにちは!のばらです。さて今回は「イヤイヤ期」について。子どものイヤイヤ期は母の「イライラ期」。まさに負のスパイラルですよ。わが子の場合、長女はそこまでひどくはなかったものの、次女の自己主張にはそれはそれは手を焼いたもんです…。私の場合、そもそも車の運転が好きだったこともあるのですが、車の中って「自由」なんですよね。子どもの泣き声とか自分の大声とか、家の中よりも周囲の目を気にする必要がなくて。日中はなかなか子どもと離れる機会がないので、子どもを寝かしつけた後、夫の帰りが早ければ、その後のことは夫に任せ。子どもが泣いてしょうがない時には、なんなら子どもも連れてドライブ。「絶対にこの時間までに寝かせなきゃ」とか「必ずやらなきゃ!」という考えは、かなり自分を苦しめることになるので、いつも完璧じゃなくても良いではないですか。半分でも目標達成できりゃたいしたもんですよ。…とか余裕ぶっこいてみたものの、わが家の末っ子長男が、まさにイヤイヤ期に片足突っ込みはじめた訳で…。3度目の戦いが今、開幕…!
2018年10月18日自治体にもよりますが、早いところではそろそろ来年度の認可保育園入園申請が始まります。まわりが戦々恐々とするなか、とりあえず無認可保育園への申し込みをすませているというママもいることでしょう。でも、ふとした瞬間に「0歳や1歳から保育園に入れるのはかわいそうかも…」と思うことはありませんか? ママになっても仕事を続ける理由はさまざまですが、家族や職場の上司などからチクリと言われたら、より一層気になってしまうもの。小さいうちから保育園に通わせるのはかわいそうなの? 子どもと一緒に過ごす時間が短い場合、どんなことを心がけたほうがいいの?これまで多くの親子の悩み相談を受け、支援をしてきた臨床心理士の帆足暁子先生にうかがいました。お話をうかがったのは…臨床心理士帆足暁子(ほあし・あきこ)先生ほあしこどもクリニック副院長。保育士資格や幼稚園教諭1級免許を持つ臨床心理士。東京家政大学非常勤講師。公益財団法人母子衛生研究会インターネット相談室相談員。クリニックで育児やこころの相談に応じている一方で、保育者の養成にも携わっている。■0歳から保育園「かわいそう」と感じるのはどうして?――0歳、1歳から保育園へ子どもを通わせることに、うしろめたさを持つママは意外と多いと感じます。ママたちはどういう心境だと考えられますか?帆足暁子先生(以下、帆足先生): おそらく、周囲の人から「小さいうちから保育園はかわいそう」などと言われているのでしょうね。「子どもが小さいうちは母親が育てるべき」という昔からの社会通念が今も残っていて、ママ自身も心のどこかで「本来はそうしたほうがいい」と思っているのではないでしょうか。――周りからも言われて、ママもそう思ってしまっているんですね。帆足先生:そうですね。ママもそう言われて育ってきたことも考えられます。そして、実際に保育園に通わせるようになってからも、朝、送っていくと子どもに泣かれてしまうので、「かわいそうなことをしている」という罪悪感がますます強くなる傾向があります。ママ向けの子育て講座でも「子どもを保育園に入れることはかわいそうなことでしょうか」と質問されて、泣き出してしまうママもいるくらいなんですよ。■0歳から保育園「育児のプロに預けるメリット」――思いつめてしまっているママもいるんですね。実際のところ、小さいうちから保育園に預けることはかわいそうなのでしょうか?帆足先生:いえいえ、そんなことはありません。大切なことは、ママが子どもと一緒にいて幸せだと思えることです。ママによって、子どもとずっと一緒にいることに幸せを感じる人、仕事もしながら子どもといることの方が幸せだと思える人…など、いろいろですよね。どうしたいのかは、ママ自身が決めていいこと。ママがハッピーなら、子どももハッピーなんですよ。イギリスの心理学者ジョン・ボウルビィも「母親が幸福を感じている時に、子どもが健全に育つ」と言っていますから。――それを聞いて安心しました! 集団生活を送るなど保育園に預けることのメリットもありますよね。帆足先生:そうです。保育のプロに子どもの発達や生活全般を見てもらえることは親にとって大きなメリットだと思います。集団生活を送るなかで、ルールなどを自然と学ぶこともあるでしょう。ママたちの話を聞いていて、今の時代、子育ての基準を自分なりに持つことが難しくなっていると感じます。子どもが大きくなるにつれて、しつけで悩むこともあるでしょう。また、子どもの発達に不安を持つママも多いようです。保育園に通っていたら、ママが不安に思っていることを、お迎えの時などに先生へ気軽に相談できるから心強いですよね。ですから、これから入園を考えているママは、子どもを信頼して任せられるかどうか、保育の専門性があるかどうかをきちんと確認するようにしてくださいね。■0歳から保育園「子どもが満たされる」2つのルール――保育園の先生が一緒に子どもの成長を見てくれるのは、ありがたいですね。とはいえ、平日に一緒に過ごす時間がどうしても短くなります。心がけたほうがいいことはありますか?帆足先生:親子関係をしっかり築いていくうえで大切なのは、時間の長さではないんですよ。例えば、帰宅後の短い時間でも、目と目を合わせて楽しく食事をしたり、会話をしたりならできますよね? もちろん、読み聞かせもいいですね。赤ちゃんならオムツ替えで楽しそうに声をかけたり、抱っこしてほしそうなときにゆらゆらと抱っこしたり。短くても、子どもとしっかり向き合う時間があれば大丈夫です。――それくらいなら、毎日のちょっとした心がけでできそうですね。世の中の働くママは救われたと思います!帆足先生:親子の愛着関係を築くうえで、ポイントは2つあります。ひとつは、子どもが「安心してチャレンジできる」ようにしてあげること。遊びだしたら見守ったり手伝ったりして、楽しさを共有するのも大切です。もうひとつは、子どもが不安やイヤな気持ちで泣いて戻ってきたら、しっかり「受け止めで守る」こと。この2つがちゃんとできていれば、子どもは「なにがあっても、自分には守ってくれる存在(=ママ)がいる」という安心感を持って成長していきます。そんなに難しく考えないでくださいね。休日に子どもと一緒に遊んで、子どもが不安そうなら朝晩ハグするだけでもOKです。仕事をしながらの子育ては毎日大変だと思いますが、ママが楽しめる範囲で意識してみてくださいね。
2018年10月17日「最近、ママのイライラの『質』が違ってきたように感じます」と語るのは、娘二人を現役で東大に合格させたスーパーママ江藤真規(えとう まき)さん。江藤さんは、家庭内の言葉を、とても大切にされています。イライラして、子供に対してキツイ言葉を使ってしまい、後悔することって、ありますよね? そんなとき、どうすれば良いのでしょうか? 子どもへの上手な声掛けについて伺いました。お話をうかがったのは…江藤真規(えとう まき)さん教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表。マザーカレッジ主宰。自身の子育て経験を通じて、コミュニケーションの重要性を実感。東大大学院で研究を続けながら、保護者と教師が連携をとることの重要性を提言している。・マザーのための知的な学び場: MOTHER COLLEGE(マザーカレッジ) ■自分を責めるママが増えた冒頭の、「ママたちのイライラの『質』が変わってきた」という話について、少し突っ込んでお話しを聞いてみました。以前のママたちの悩みは、「子どもが勉強しない」「子どもが言うことを聞かない」といった、「子どもが●●しない」という困難感が中心でした。けれども、いまは、「子どもを感情的に叱ってしまう」「時間がなく、ちゃんと子育てができていない」といったママの自責感が中心になってきているよう。こうした悩みがママのイライラにもつながっていきます。「子育ては、本来、自分が好きなようにやってよいもの。それなのに、ママたちは、学べば学ぶほど、『●●すべき』というToDoリストや、『●●はいけない』というNGリストが増えてしまう。やがて、『それができない私は、何て悪い母親なんだ』という気持ちになってしまうんです」(江藤さん)。自分の子育てに「苦しさ」や「ふがいなさ」を感じているママたちが多い…。教育現場を取材している筆者自身も、肌感覚として、同じ実感があります。■「教育の見通し」が立たないママの不安なぜ、そんなことが起きているのでしょうか? 江藤さんは、言います。「いま、大きく教育が変化しようとしています。そのなかで、『教育に対しての見とおし』が立ちにくくなっていることが大きな要因なのではないでしょうか?」「何かが、違う」と感じつつも、「何をすべきがが見えない」という端境期のなかで子育てをしている現代のママたちは、洞窟のなかを手探りで歩いているような状態。苦しいのは、あたり前なのかもしれません…。 ただ、「時代が、悪い」「学校が、悪い」と誰かのせいにしていても、解決にはなりません。わが子は、いま、目の前で毎日育っているのですから! では、今日から、ママができることは、何なのでしょうか? ■いま目の前にいる子どもにすぐにできることは?江藤さんは、こんなふうにアドバイスをしてくださいました。「一番、手っ取り早いのは、家庭内の言葉を変えることです」。何か変化を起こそうと決意しても、ハードルが高すぎたら気持ちは萎えてしまいます。そんなとき、ファーストステップとして、言葉を変えるという手段は、簡単で速攻性も高いのです。「たとえば、『子どもを褒められない』というママ。子どもを褒められない方は、『私が褒められてこなかったので、どう褒めていいのかわからない』と、おっしゃいます」(江藤さん)。ある方は、手始めにキッチンに3つの褒め言葉を貼っておくことからスタートしたそう。●子どもを褒める言葉3つ「すごいね!」「やったね!」「さすがだね!」「最初は、まさに『形だけ』だったそうです(笑)。けれども、形だけの言葉を重ねるうちに、子どもの表情や態度が変わってきた。そうすると、『私も、子どもを褒めてあげられるかもしれない』と、意識変容が起こり、次の行動に繋がっていきました」(江藤さん) ■「イライラ言葉」は「本当に言いたいこと」は伝わらないところで。「いい加減にしなさい!」「早くして!」。そんなイライラ言葉では、子どもは「ママが怒っていること」はわかるものの、「ママが本当に言いたいこと」は理解できない場合があります。たとえば、「いい加減にしなさい!」「何度言ったら、わかるの?」。日常的によく使う言葉ですが、ママの本当の気持ちは、「ご飯だと呼んでいるのだから、早く食卓について欲しい」とか「部屋を片付けて欲しい」といったことかもしれませんよね。そうなると、ママがいくら声を大にしてイライラ言葉を使っても、子どもに「ママが本当に言いたいこと」は伝わらず、余計にイライラして、さらなるイライラ言葉を重ねてしまう、という負のスパイラルに陥ってしまいます。■ママの「イライラ」が激減するポジティブ言葉とはでは、どうしたら良いのでしょうか? 「私は、『イライラ言葉をなくす』のではなく、『子どもに話しかける語彙を増やす』という発想が良いのではないかと考えています」(江藤さん)そこで必要なのが、いままで使っていたネガティブな口癖をポジティブな表現に置き換えた「新しい言葉」です。この連載のなかでは、「イライラ言葉」に対して、「ポジティブ言葉」と呼びます。子育ては、キレイ事だけではやっていけません。むしろ本気で取り組む子育てには、「イライラのない子育てなんてない!」と、声を大にして言いたい。だからこそ、現状を打破する方法論の一つとして、「形から言葉を変えていく」ということに、ちょっとトライしてみませんか? 次回は、「イライラ言葉」→「ポジティブ言葉」の変換事例をご紹介します。
2018年10月17日わが家の3歳児・三男くん。最近の彼の困ったクセが『服の襟で口を拭いちゃう』事。パッと拭けちゃうから便利なんでしょうね(笑)気がついたら汚れていてしかも伸びてヨレヨレ。あまりに頻繁に拭くので、『お口を拭くときはティッシュを使いなさい』と注意をしました。ところが、一度ついてしまったクセはなかなか直せないようで、目の前にティッシュがあるのも関わらずつい服でごしっと…。見つけるたびに注意していたら、先日のおやつタイムの時、私が一瞬目を離したすきにさっと後を向いて隠れて(隠れられてないけど(笑))襟をひっぱって口を拭いてました。見つかるとは思わなかったのでしょう。めっちゃ慌てて否定していましたが、襟元に汚れがついていたのでバレバレでした(笑)お口はティッシュで拭きましょうね三男くん!
2018年10月17日ウーマンエキサイトで人気連載中のおにぎり2525さんの記事 「息子が消えた…!? デパートでの迷子体験談」 で、子どもが迷子になった経験があるかどうかについてアンケートを実施しました。商品のお会計をしている一瞬のすきに息子さんを見失ってしまったというおにぎり2525さんの記事と同様に、アンケートのコメントにも「子どもが急にいなくなったことがある」との声が多数寄せられました。■子どもの迷子を経験した親は約70%アンケートに答えてくださった方の約70%が、子どもが迷子になったり迷子未遂でヒヤッとした経験があるそう。なかには「子どもとふたりでの買い物を難しく感じる」とのコメントもあるほど、悩んでいる方もいました。Q1.子どもが迷子になってヒヤッとした体験はありますか?ある 71%ない 27%その他 1%みなさん、迷子にならないように気をつけていても「一瞬」で、子どもっていなくなってしまうんですね。こんなに多くの人が子どもの迷子を経験していることから、対策の難しさを感じます。では、実際にはどんな場面で迷子の危機を感じたのでしょうか? アンケートに寄せられたエピソードをご紹介します。■会計時が危ない!? 「一瞬目を離したすき」にいなくなるちょっと目を離したすきに、どこかへ行ってしまうのが子ども。そうわかっていても、買い物中だったり急に電話がきたり、ほかの兄弟に目配りしたり…。ママが片時も目を離さず、子どもだけに集中しているのって、正直なところかなり難しいですよね。子育て中の方から寄せられたエピソードで多かったのも、やはり「一瞬目を離したすきに」子どもがいなくなってしまうパターンです。とくにレジでお金を支払うなど、ママが手を離した一瞬に起こる迷子のエピソードが多く集まりました。スーパーでレジ待ちの間、子どもの動きを目で追っていたのに、ほんの一瞬目をそらしたすきに視界から子どもが消えました。心臓が止まるかと思った。風景の写真を撮るためにカメラを構えていた、ほんの数秒でいなくなっていました。慌てて見回すと近くにいましたが、頭からさーっと血の気がひき、頭が真っ白になりました。改札を通り、切符をしまおうとつないでいた3歳の娘の手をはなした瞬間、人の波に紛れて娘だけホームにあがってしまった。すぐに駅員さんが気づいて引き合わせてくれたが、生きた心地がしなかった。たしかに写真を撮る瞬間って、子どもから目を一瞬はなしていますよね…。旅行中にはよくありそうなシチュエーションながら、あらためて気をつけようと思ったシーンです。これらのエピソードは、すぐに子どもが見つかっているようで本当に良かったのですが、それでも親としては血の気が引く程心配する気持ちにかわりはありませんよね。■ママが見えないと、子どもは急に走り出す寄せられたエピソードのなかで印象的だったのは「子どもは急に走り出す」というもの。これも、わかっているのに実際にその場面になったら「なんでいま急に走るの?」と親もパニックになってしまいそう。子どもの足だからすぐ追いつけるだろうと思っていても、そういうときに限って、人ごみに紛れ込んでしまったりで、なぜか追いつけなかったりします。百貨店のおもちゃコーナーで子どもが遊んでいたから、遠くから見守っていました。すると、本人が迷子になったと勘違いして、パパーッっと、泣き叫びながらどっかに走っていったときはヒヤッとしました。5歳息子と入ったショッピングセンターのトイレにて。隣で手を洗っているのに、急に「お母さんどこ!?」とダッシュで外に出て行ってしまいました。「ここだよー!」と叫びながら追いかけましたが、次男を抱っこしていたのでなかなか追い付けず。近くの人に捕獲してもらいました。下の子を抱っこしていたり、重い荷物を持っている場合、なかなか思うように追いかけられないことも…。そしてどうやら、急に走り出してしまう原因として、大人から子どもが見えていても、子どもからは周りが見えていないということも考えられそうです。■子どもと大人の視界の違いが原因に?子どもと大人の目線の高さが違うことが迷子の原因のなったエピソードはほかにも寄せられています。売場のひとつの棚のまわりを姉2人と息子の3人がまわっていました。私は買うものを物色。しばらくして姉2人は私の元へ。「息子は?」と聞くと「知らない」と…。大人は棚があっても人の気配がわかるけど、子どもの低い視界では急に不安になって、姉たちや私を探しに行ってしまった様子。真っ青になって探すと、別の売り場にいたパパと合流していた。よかったー。これも、大人からは子どもが見えていて安心してしまったパターンですね。この場合は、すぐ近くにいたパパと合流していたとのこと。もしこれが、1時間や半日もの間、迷子になっていたらと思うと、考えただけで胸が苦しくなります。■子どもではなく、親が迷子になる!?ここまで、子どもが迷子になってしまいヒヤッとした瞬間を紹介してきましたが、親のほうが迷子になることも? 子どもの年齢があがってくると「自分で迷子センターに行く」などのエピソードも寄せられました。遊園地ではぐれてしまったとき、当時5〜6歳だった息子は、自分で迷子センターに行ってました。「僕、迷子です」って言ったそうです。迷子の自己申告! 5歳くらいになると自分で迷子センターを探せる子もいるんですね。とても冷静です。日頃から、迷子になったときの対策を伝えていたのかもしれませんね。息子2人を連れてデパートに買い物に行ったとき、子どもたちが勝手にいなくなったのに、店員さんに「お母さんが迷子になったから探して」と言って私を探してた。なんてしっかりものの兄弟!(笑) きちんと店員さんと探しにきてくれたからよかったですね。とはいえ、これらはラッキーなパターンではないでしょうか。大人同士でもショッピングセンターや大きな遊園地などではぐれてしまうと、携帯電話などの連絡手段なしには、なかなか出会えません。小学生くらいになると大人顔負けの会話ができるようになってはきますが、まだまだ気を抜くことはできません。■一瞬の隙が、一生の後悔になるアンケートに寄せられたメッセージのなかに、「一瞬の隙が、一生の後悔になるところでした」というものがありました。「注意1秒、怪我一生」という標語もありますが、まさに子どもの迷子についてもそうですよね。ほとんどの場合、見つけることができたり、ショッピングセンターなどでは店員やまわりの人に保護されることだと思います。でも、もし、そのまま外に飛び出してしまったら…? 考えたくもないです。とはいえ、子どもとの外出中にずっと集中し続けるのは大変。迷子になったときの対策も、ぜひ家庭で相談しておきたいことのひとつです。たとえば、ママが見つからないと走り出してしまう子、いつも興味あるものの前で立ち止まってしまう子など、子どもの様子を観察することで、取れる対策も異なってくるでしょう。買い物の仕方も、家族で相談して、たとえば宅配サービスを使って買い物時間を短くしたりなどの方法も考えられますね。また、子どものタイプによっては、迷子ひも(子ども用ハーネス)を利用するのも手かもしれません。かわいいぬいぐるみのついたリュック型や親子の手首同士をつなげるシンプルなものなど、最近は見た目にも配慮されたアイテムがたくさん登場しています。本来、子どもとのお出かけって楽しいもの。それぞれ子どもの性格や状況に合わせた対策で、お出かけのときも楽しく過ごしたいですね。Q1.子どもが迷子になってヒヤッとした体験はありますか? 回答数:223Q2. 子どもの迷子についてのエピソード、ご意見があればお書きください回答数:53アンケート集計期間:2018/9/23~10/5
2018年10月17日泣いている赤ちゃん(と一緒にいる親)に優しい言葉をかけられる人は、実際にどれくらいいるのでしょうか?泣いている赤ちゃんを「うるさい」と思うより、赤ちゃんに対しての親の態度が気になっていました。抱っこしたら泣きやむんじゃないの?おもちゃであやすとか色々あるでしょ?独身のころ、泣いている赤ちゃんを見るたびにそんなことを思っていました。実際に自分が子育てして実感したことは泣きやまない!!!なにをしても泣きやまない~!!かと思ったらいきなりスッと静かになったり…親の努力が全て無駄になることもしばしば。赤ちゃんって本当に何が原因で泣いているか、わからないことも多いのです。少し大泣きしたら、満足して泣きやむこともあります。わたしは子育てを体験してきて、このことを知りました。赤ちゃんを連れて外に出るとき、どうしても「泣かせないように…」と気が張ると思いますが、子育てを体験して「子供って意味なく泣くこともあるよねー」と理解ある人も多いと思います。見守ってくれている人もたくさんいることを忘れないでください!!勇気を出して、外出してみてください。恥ずかしくて声はかけられないですが…、わたしも「泣いても大丈夫!」と思っている人の1人です。もっともっと子育てを楽しめる人が増えますように!【お知らせ】第8話 「息子が消えた…!? デパートでの迷子体験談」 の記事下アンケート「Q1.子どもが迷子になってヒヤッとした体験はありますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「迷子はレジで起こる!? 一瞬でいなくなる子どものヒヤッとエピソード」
2018年10月17日こんにちは。4歳の双子の女の子と、1歳の末っ子の三姉妹の母、田仲ぱんだです。今回は1歳の末っ子、すぅちゃんとの歯みがきのお話をしたいと思います。■歯みがき嫌いな末っ子ちゃんとの日々 1歳のすぅちゃんは歯みがきが大嫌い。双子のお姉ちゃんたちが1歳のころは「歯みがきするよ~」と言うと、2人競い合って私の膝の上を奪い合いしていて、それはもうほほえましい光景だったのですが、すぅちゃんは正反対です。「歯みがきするよ~」と声をかけただけで、「や~!!」と逃げていってしまいます。だけど、しないと口も臭いし、虫歯になるしということで、心を鬼にして歯みがきしています。 まさに歯みがき中は阿鼻叫喚といったところで、その叫び声はよその人が聞いたら「虐待をされているのでは?」と勘違いされてしまうのではと心配になるほどです。両足で小さな手を押さえて、なんとか歯みがきをしているのですが、小さな腕はけっこう簡単にするっと抜けるので、私の踏ん張りもかなり気合を入れています。 ■娘をおさえ、歯みがきを終えようとした、そのときそんな感じでなんとか歯みがきを終えて、少し気を抜いた瞬間… 信じられます…? 歯みがき中にまさかの頭突き…!全力で抜け出そうとした1歳児の頭突きをモロに顎にくらってしまいました。歯みがき終わりの油断…大敵です。1歳半になったばかりのすぅちゃん。まだ歯みがきの必要性を感じていないので、「いや」という気持ちの方が先行しているのだと思うのですが、上のお姉ちゃんたちがそうだったように「歯みがきをしないと虫歯になる」というのを理解してくれたら、いつかイヤがらなくなるのかなぁと思ってます。
2018年10月15日夏になったばかりの頃…。イチコに謎の変化が現れました。やめてー! お母さん怖い話苦手ー!小学生の頃は花子さんにも赤いマントにもめっちゃ怯えてたー!!怖いのも嫌ですが、トイレの度に着いて行くのもめんどくさい…何とか1人で行ってくれないかなぁと思っていました。そんなときに…「恐竜に守ってもらおう作戦」、あえなく失敗。結局ほぼ毎回トイレに着いて行っています。涼しくなったら怖くなくなるかなぁ…なんて思いつつ、今のところその兆候はまったく見られません。トイレが寒く(?)なる冬までには克服してー!
2018年10月15日子どもってよくも悪くもとっても素直です。思ったことをストレートに口に出して周りの大人が冷や汗…! なんて体験、皆様もお持ちかと。今回は我が家の4人が幼いころのそんなエピソード集めてみました。まずは長女から。ママが見てくれないからって名前と年齢を暴露するという暴挙に出た長女5歳! 私を知らない方も目線や反応で私を簡単に見つけられたようで…注目させる(スルーさせない)スキルは現在もパワーアップしております(笑)お次は次女。痛くないって聞いたのに痛いじゃないか~~~!ってことでお医者さんに知ってる限りの言葉でやり場のない怒りをぶつける次女3歳。笑ってくれるお医者さんで良かった、本当に良かった(汗)小児科を選ぶときはこういう時の反応が重要でした(笑)お次は長男。若めなのに髪の毛が無い人に会うことが無かったせいかこの発言! 子どもあるあるですが、ほんとひやひやします!(汗)そのあとのやり取りでさらに追い打ちかけるような展開になりませんようにとヘンな汗出ますよね~。特徴的であってもいいんだってこと分かってほしいけど、子どもは経験がまだまだ足りないのでごめんなさいです。最後は末っ子次男。他の子もこのような時期があった気がしますが、次男はこの下ネタ期が激しかった…!(笑)徹底した枕詞ならぬ下詞!?どれも外でやられたわけですがそんなときに思うのがこれ↓今こうして並べてみると笑い話なのですが、当時はこんな言い訳したくてもできるチャンスなんてなく、「どんな躾してるんだ」って思われてるんだろうなぁ…って複雑な気持ちになったものです。しかし、今こんなシチュエーションに出くわしたとしたら、「可愛いなぁ、面白いなあ」としか思わないです。今まさにこんな最中にいるママ、あなたが思ってるより周りはずっと微笑ましく感じていると思いますよ! ってこと。そして、今は困るような言動も成長とともに見られなくなる…そうこんなハプニングは小さいからならではなので、楽しんでいきましょう!
2018年10月14日人間関係で悩むのは、大人も子どもも同じ。でも、自分にはない“子どもなりの発想”にハッとさせられることも多いもので…。憎しみはなにも生まない!? わが子の「仲良くなりたい気持ち」本日は4コマです。最近、のまめの出番が多いような気がしますが、こまめも元気です。憎しみからは憎しみしか生まれないってやつだ…!!!!隣のクラスのゆきちゃんがどんな子なのか見たことないんだけど(本当ににらんでいたかどうかもわからないしね)、のまめが言うには、かわいくて足が速い子なんだそう。その子がバスケ始めたって聞いたら「のまめもバスケやりたいんだよね」とか言うくらい、本格的にお友達になりたいみたいです(バスケはちょっと保留中だけど)。にらまれたらにらみ返すじゃなくて、にらまれないよう仲良くなりたいって思う気持ち。とても素晴らしいとお母さんは思いました。最近、子どもたちから勉強させられることがいっぱいありますわ…。
2018年10月13日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。1歳半ごろから徐々にあらわれ始めるイヤイヤ期…それは赤ちゃんのときとはまったく違う大変さ!赤ちゃんのときは、「早く歩かないかな、話さないかな」、「成長すれば少しは楽になるかな」と淡い期待を胸にがんばっていましたが、そんな期待を見事に打ち砕いてくれますよね(笑)「イヤイヤ~!」と号泣する2歳くらいのお子さんと、怒っているお母さんを見かけると「うあ〜大変だったな~!! もう二度と戻りたくな〜い! お母さんがんばれ~!!」という気持ちになるかーちゃんです。わが家のモンキーズは、とくにモン太のイヤイヤがひどく、夫婦で振り回されていました。ちょうどキーちゃんの妊娠も重なり、寂しさからかイヤイヤに拍車がかかってまさにちびっこギャング!だいたいは、フタを先に開ける、ファミレスの呼び鈴を鳴らす、ドアを開けるなど、なんでもかんでも自分で全部やりたいという欲求! これらを先回りでやってしまうとドえらいことになるので慎重にならなければいけません…。いつイヤイヤスイッチが入るかヒヤヒヤ~!!やってしまった後に「もう1回やろうね」では納得してくれないので…興味のありそうなものはとりあえず先にやらせてあげることが大事。しかし、イヤイヤのスイッチはそれだけではありません! その中でもどうすることもできずに、とくに困ったエピソードをひとつ。年末にとーちゃんの実家に帰省することになったわが家。事前に新幹線のチケットを取り、時間に余裕を持って出発! 最寄りの駅から電車に乗ろうとすると…電車に乗ろうとすると、すかさず寝転がるモン太。乗せようとすると大暴れ! 電車は慣れているはずなのに…! この日は虫の居所が悪かったのか、かたくなに電車に乗ることを拒否!仕方なく電車を見送り、次の電車へ…そしてまた嫌がり、また見送り…。ジュースなどで機嫌を取りつつ結局3つくらい電車を見送ったのですが、モン太の態度は変わらず。新幹線の時間が迫り、焦ったかーちゃんは「もう!」とモン太を抱きかかえて強制連行!と同時に、持っていたオレンジジュースを電車の中にぶちまけてしまい、泣き叫ぶモン太を抱えたかーちゃんとオレンジジュースを必死に拭き取るとーちゃんという地獄絵図が完成しました…。これほど生きた心地のしなかった状況はありません…。新幹線には無事に乗れたものの、テンションはだだ下がり。次からはレンタカーを借りて帰省するようになりました(苦笑)魔の2歳児、悪魔の3歳児と言いますが、本当にその通り! だけどそれは立派な成長の証なんですよね。もう、とにかく耐えて耐えて乗り切ったかーちゃんでした。
2018年10月13日きょうだいは仲がいいのが理想ですがそうもいかないときがあります。こんなときの私の対策法。そんなにたいしたケンカじゃないときは収拾付かず、どう見ても片方が悪いときは仲介をしますさらに諭してみる大体のケンカはここらへんで落ち着くのですがそれでもどうにもならないときは最終手段!「玄関正座」です。ちょっと離れた場所で2人で話し合ってもらいます。話し合いの最中は私はノータッチなので、仲直りまで時間がかかる場合もありますが、2人で納得いくまで話し合ってもらいます。ケンカするほど仲がいいと言いますもんね~。でもケンカの数が多すぎると母のメンタル面がやばいので、そこそこに仲良くしてもらいたいですね。
2018年10月13日子どもが1歳半を過ぎると始まる「イヤイヤ期」。オムツ替えもイヤ、着替えもイヤ、スプーンで食べるのもイヤ…。イヤイヤの嵐が徐々にエスカレートして、ママもついイライラしてしまうことはありませんか?そもそも、なぜイヤイヤをするのでしょうか? 子ども自身はどんな気持ちなのでしょうか? また、ママはどうやって付き合っていけばいいのでしょうか?これまで多くの親子の育児支援をしてきた臨床心理士の帆足暁子先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…臨床心理士帆足暁子(ほあし・あきこ)先生ほあしこどもクリニック副院長。保育士資格や幼稚園教諭1級免許を持つ臨床心理士。東京家政大学非常勤講師。公益財団法人母子衛生研究会インターネット相談室相談員。クリニックで育児やこころの相談に応じている一方で、保育者の養成にも携わっている。■イヤイヤ期「やりたい、決めたい」心の発達サイン――子どものイヤイヤ期に頭を抱えているママが多くいます。子どもはなぜイヤイヤをするのでしょうか?帆足暁子先生(以下、帆足先生): 1歳半をすぎると、子ども自身の自我が成長してきて、「自分でやりたい」「自分が決めたい」という気持ちがはっきり表れるようになります。でも、ママ自身は今までと同じように子どものお世話をしようとするので、そこで子どもの気持ちとぶつかる形になってしまい、子どもは「イヤイヤ」してママに訴えることになるんですね。例えば、ママが子どもに靴をはかせようとしてイヤイヤをするのは「自分ではきたい」から、あるいは「自分が決めたい(長靴をはきたいなど)」からということもあります。――イヤイヤに子ども自身のさまざまな主張が込められているんですね。帆足先生:まだ語彙が多くないので、イヤイヤに集約されてしまうんですね。イヤイヤにうんざりしているママもいるかもしれませんが、イヤイヤすることは子どもの発達にとって大切なこと。身の回りのことなどを自分の意思で決めて行動する「自立」、自分の気持ちをコントロールする「自律」、その両方を学んでいる時期だと言えます。ママも子どもがステップアップしているところだと理解するようにできるといいですね。――イヤイヤしながら、日々少しずつ成長しているわけですね。とはいえ、いつまでこのイヤイヤが続くのだろうかとモヤモヤした気持ちになります。「わが子はずっとイヤイヤをしている」という話を聞くこともあります。帆足先生:一般的に「イヤイヤ期」と呼ばれる時期は1歳後半から3歳前後まででです。いつまでも続くわけではないので、安心してくださいね。ずっとイヤイヤをしているお子さんがいるのだとすれば、イヤイヤをせざるを得ない状況かもしれません。例えば、朝の支度で「急いでいるからママがやるね」「早くして」などとママの都合ばかりを優先してしまうと、子どもは気持ちが満足できずに、自分でやりたい思いを主張することになりますね。急いでいる時にイヤイヤをされるのは大変ですが、お子さんの「やりたい!」という気持ちの意味を理解するようにしてイヤイヤを見守れたら、ママの気持ちや行動にも余裕が持てると思います。■イヤイヤ期「任せていい“自立”、ダメなものはダメな“自律”」――つい急かしてしまったり、「親がやったほうが早いから」と子どもにさせていないこともありそうです。イヤイヤとうまく付き合うにはどうすればいいのでしょうか。帆足先生:子どもが「自分でやりたい(自立)」という意味でイヤイヤをしてきたら、なるべく「どうぞ」とゆずってあげると、子どもがイヤイヤにこだわらずにすむようになります。例えば、自分でズボンをはきたがったら、うまくできないことがわかっていても、まずはやらせてみましょう。もちろん、うまくできなかったらイライラしてズボンを投げてしまうこともあるかもしれませんが、「この体験が、自立につながる」と思うようにしましょう次に、「自分の気持ちをコントロールする(自律)」ことが必要なのにイヤイヤをしてきた場合、「ダメなものはダメ」とルールを貫いたほうがいいでしょう。例えば、夕食前なのに「おかし、たべる!」と言ってきたからといって与えてしまうと、いつでもお菓子は食べられると思ってしまいますよね。家庭の方針もあると思いますが、「おやつの時間に食べようね」と言って、ゆずらない部分は通しましょう。――しつけの部分でも大切なことですね。ただ、子どものイヤイヤがどんどんエスカレートしていくと手がつけられなくなりそうです。帆足先生:確かに自分の要望が聞き入れられないと、子どものイヤイヤはヒートアップしますが、イヤイヤをしても効果がないことが分かるとあきらめることもあります。子ども自身は「自分の気持ちをコントロールする」トレーニングをしているところなんですね。そういった時の親の対応のポイントは、「何度も言葉をかけない」「振り回されない」こと。子どもを納得させようと声をかけ続けるのは逆効果です。火に油を注ぐように、イヤイヤがエスカレートします。私自身は「肯定的無視」と言っていますが、子どもがだだをこねたら、一度だけ声をかけて、親は子どもから離れます。その時、親は子どもの視界に入る範囲、でも近すぎない距離を保って、淡々とイヤイヤ(だだこね)とは関係のないこと、洗濯物をたたむなど違うことをしてみましょう。「ママはイヤイヤ(だだこね)に興味がないよ」というメッセージになります。しばらくして、子どもが落ち着いたら、我慢できてもできなくても「よく我慢できたね」「がんばったね」と忘れずにほめてあげてくださいね。「我慢したらママにほめてもらえる」という子どものイメージづくりのために、やってみてはいかがでしょうか。それでも、ママがイライラをぶつけてしまうこともあると思います。そんな時は、素直に「ママのイライラをぶつけてごめんね」と謝れば大丈夫。子どもはきっと許してくれます。■イヤイヤ期「“ノートに記録”で傾向と対策」冷静にイヤイヤ対応――あくまでも否定はせず、子どもの近くにいるけれども、放っておくような感じがいいのですね。ほかにもいい方法はありますか?帆足先生:お子さんのイヤイヤを分析してみるのがおすすめです。どういう時に強くイヤイヤをするのか? イヤイヤの元になるものはなんなのか? ノートなどにつけてみると特徴が見えてきて、意外と楽しめますよ。「夕食前の忙しい時に、イヤイヤをよくしているな」「朝、靴を自分ではけないとイヤイヤが激しいな」など。たいていの場合、ママにゆとりがない時に、子どものイヤイヤが爆発していることが多いようです。記録をつけることで、ママ自身も客観的になれるます。イヤイヤに余裕を持って対応できるようになりますよ。――イヤイヤを記録するのはいいですね! 大きくなってから振り返っても育児日記代わりになりそうです。帆足先生:ぜひやってみてください。あとは、「必殺技」を持っておくのがいいですね。絶対に子どもが「イヤ」と言わないものを用意します。例えば、イヤイヤした時に大好きなおかしを差し出して「食べる?」と聞いてみたり。ママ自身も「これならどうかな~?」と一歩ひいて楽しむくらいの気持ちでイヤイヤに接して、巻き込まれないようにすれば、気持ちがずっとラクになれると思います。
2018年10月12日今回はイヤイヤ期のお話です。思い出深い長女のときのことを書かせていただきますね。娘も親もイヤイヤ期一年生。娘のイヤイヤに翻弄(ほんろう)されてイライラが積もり、夫婦間も険悪な空気が流れていました。親としてこんな対応は良くないとわかっていながらも、あのころは何もかも初めての育児。「イヤイヤ期」というものがあるのはわかっていたものの、いざ目の前にするとどう対応したら良いのか分からないというのが正直な気持ちでした。でも次第に“感情をうまくコントロールできない子供の成長過程”なのだと理解していきます。イヤイヤ期は慣れる!(笑)長女の経験があったからか、次女のときは、こんなに穏やかにイヤイヤ期を過ごせたのかー! っと思うぐらい気持ちが楽でした。主人も「あー来たね来たね(笑)気が済むまで泣かせてあげよう」など慣れた様子で次女を見守っていたのを覚えています。ひとえにイヤイヤ期と言っても個人差があるので大変さは人それぞれ違うと思いますが、イヤイヤ期も楽しむぐらいの気持ちで、全国のお父さんお母さん頑張ってください!
2018年10月12日読者のみなさまの中にも、お子さんの元気が良すぎてハラハラした経験ありませんか?わが家は3人兄妹なので気をつけているつもりでも、わずかに目を離したスキに肝を冷やした経験が何度かありました。特に末っ子アリッサにはね…(汗)。ママンの大切にしている口紅で落書きされたり、コンセントに家の鍵を差し込まれたり…。この時はブレーカーが落ちただけで、奇跡的に無傷で済みました。そして、兄の持つ風船に気を取られて道路に飛び出したことも。この時もタクシーが気付いてくれたおかげで間一髪で助かりました。車の危険性については、さんざん教えていたつもりですが、それでもこのぐらいの年頃は好奇心が勝ってしまうようです。もう大丈夫だろうと油断したその時に事故に遭遇するものです。特に子どもの交通事故による死傷者数は7歳が突出して多いそうです。7歳ごろって小学校に入って行動範囲も広がり、ものの分別もつく年頃だろうと大人も油断してしまうんですよね。現在5歳のわが娘。大切な子どもの命を守るために、日常に潜む危険な物事について、まだしばらく目を光らせる必要があるようです。皆さんもどうかお気をつけて!
2018年10月12日産後ダイエット特集!! 前回 に引き続き、今回は2人目妊娠のことを描こうと思います。でもね、2人目妊娠中~産後って特に太らなかったんですよ!!(じゃあ産後ダイエット特集じゃないじゃん…そのとーり!)大きな理由は、妊娠中の味覚の変化!2人目のつわりのときは、急に米や肉が苦手になり、野菜や酢の物がおいしいと思うようになったのです!1人目のつわりのときは、あんなにファミチキ食べてたのにね…それまでは、野菜が好き! って言われても、ちょっと信じてなかったというかその発言がファッション? みたいな…ひねくれた目線で見てたのですが(全国の野菜好きの皆さまスミマセン)野菜が素直に一番うまいと思える状態を経験しました。野菜好きってなんかヘルシーでオシャレな響き!!でもそんなこんなで妊娠生活はあっという間に過ぎていき… 授乳の最中に喉が渇いたり、おなかがなったりすることもしばしば。(最初から近くに置いておけばいいんだけど、そういう段取りの良さがない)というわけで産後ダイエットは、産前の味覚変化と、産後の娘の母乳の飲みの良さに後押しされ、数字的には一応成功! と言いたいところですが、あばらや鎖骨のあたりは骨っぽいのに、おなかはぽこっと出てるという残念な感じに(そしてこの特徴は父親にそっくりである)。やっぱりある年齢になったら、ちゃんと鍛えないとダメな気がします。 でも今、自由な時間が少ない生活の中で、あえて苦手な運動をする気になれない。好きな映画とか漫画とか見たい。子どもの手が離れて自由な時間が増えたら、運動して…筋肉つけて…とかできたらいいなと、ふんわり思うのですがでもいざ、その日が来たら、す、するのかな私…むしろこっちじゃね?(ダメじゃん!!)<余談>
2018年10月12日10月13日(土)11時からクイーンズスクエア横浜にて、ウーマンエキサイトが運営する「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」が子育て応援フェアを運営するAsMamaとコラボイベント 「泣いてもいいよ! Happy Halloween Fair」 を開催します!公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを一生懸命あやすママを応援しているWEラブ赤ちゃんプロジェクトでは、ハロウィンのフォトブースを展開。かわいい赤ちゃんたち、子どもたちと一緒に親子写真を撮りませか? もちろん「泣いても大丈夫!」。家族での思い出を写真におさめてください。記念撮影した写真に「#WEラブ赤ちゃんプロジェクト」とハッシュタグをつけてSNSにアップしてくれたら、お菓子がもらえるくじ引きができます。また、イベントのスタンプラリーに参加すると、WEラブ赤ちゃんプロジェクトのオリジナルの缶バッジをプレゼント! このイベント限定のアイテムです、ぜひ足を運んでくださいね! もちろん、「WEラブ赤ちゃん 泣いてもいいよ!」ステッカーもこの機会に無料で配布しています。ハイハイレースに参加すると食器洗剤と入浴剤が両方もらえる!子どもたちが参加できるハイハイレースとヨチヨチレースでは、1歳~2歳の赤ちゃんが出番! 日ごろからヨチヨチ&ハイハイしている成果をぜひ見せてくださいね。参加した方には、もれなくウーマンエキサイトの連載「 やさしいママのヒミツ 」でも紹介しているヤシノミ洗剤のミニボトル(200ml/サラヤ株式会社)と、WEラブ赤ちゃんプロジェクト賛同企業のバスクリンの赤ちゃんにも使える入浴剤 薬用ソフレ (720ml/株式会社バスクリン)を2点セットでプレゼントします!【ヤシノミ洗剤】写真(右) 人と地球への優しさを考えた、無香料、無着色の自然派洗剤。ヤシノミ由来の植物性洗浄成分を使い、香料や着色料など「洗浄に不要な成分を配合しない」というこだわりのコンセプトで、1971年の発売以来、世代を超えて愛され続けています。無色透明の輝きは、不要なものが入っていないという高品質の証。ヤシノミシリーズの売上1%は、原料生産地のマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動に使われており、購入することで保護活動に貢献することが可能。ナチュラルなライフスタイルを目指す方に愛用者が多いアイテムです。【薬用ソフレ】写真(左) 生薬有効成分(甘草エキス、ショウブエキス)が、入浴効果を高め、肌あれ、しっしんを和らげます。クリームオイル※を配合し、濃厚な入浴感を実現。※ 保湿成分:ホホバクリーム(水添ホホバ油)、ワセリン、硬化油「べにふうき茶エキス(保湿成分)配合」。「米ぬかオイル(保湿成分)を3倍量配合。(従来品比)」。入浴後の肌のしっとり感が続きます。赤ちゃん(生後3か月以上)と一緒に入浴する時も使えます。※アレルギーテスト済(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。) >>ハイハイレースや各種イベントの開催時間・申込みはこちらから ママとパパに嬉しいブースもたくさん全国で開催されている子育て応援フェア。今回の横浜会場では、ママに嬉しい企業ブースが登場しています。■仕事と子育てを応援する東武サテライトオフィス仕事も育児も頑張りたいけれど、都心の勤務地まで毎朝通うのは大変だったり、子どもが熱を出してしまって保育園から呼び出しが合ったとき、すぐに駆けつけられないのは、ママにとって働くハードルを上げてしまうものです。そこで、東武サテライトオフィスが展開しているシェアオフィスをチェック。厚生労働省委託事業の一貫としても運営され、鉄道会社の東武系列が運営しているだけあって、場所は駅近。企業に勤めている人ならば誰でも無料で利用できます。草加松原、横浜、ふじみ野の3箇所で利用できるので、興味のあるママ・パパたちはブースにて詳しい情報をゲットしてみては。 仕事と子育てを支援するサテライトオフィス 創業50年、ママに信頼される化粧品ブランド「シーボン」育児や家事に日々追われ、なかなか自分の肌環境を整えられていないというママ、多いのでは? 研究、開発まですべて自社で行っているシーボンは、専門店でしか購入ができないというこだわりのブランド。今回のイベントブースでは、スキンチェックが無料で受けられるだけでなく、これまでイベントでは一切配られることのなかった、人気のクレンジングサンプル(3回分)をプレゼント。ママになってからなかなか店頭で肌チェックをしてもらえない、自分の肌の健康状態が知りたい、という人はぜひ足を運んでくださいね。 シーボン 子どもができたら考えたい保険を「保険見直しラボ」に相談マイホームの次に高い買い物と言われている保険。長い目で支払っていくものだからこそ、安心できる保険に加入したいですよね。全国で60社を超える支社がある「保険見直しラボ」は、多くの口コミサイトでも定評があり、プロのコンサルタントが一対一で相談にのってくれます。30以上の保険会社の商品から、最適な保険の組み合わせをカスタマイズしてくれるオーダメード式の保険会社です。イベント当日は相談予約の受け付けや嬉しいキャンペーンも実施。ぜひ家族で足を運んでみては。 保険見直しラボ 「泣いてもいいよ! Happy Halloween Fair」日時 2018年10月13日(土) 11:00~16:00 入場無料場所 クイーンズイースト横浜 クイーンズモール1階 クイーンズサークル >>WEラブ赤ちゃんプロジェクト×子育て応援フェア
2018年10月12日■気になるものは気になる…帝王切開の傷帝王切開後の傷あと…気になりますよね。1回目も気になるけど、2回目ならなおさら気になる! 女性ですもん、傷あとが残るって仕方ないこととはいえモヤっとしますよね。(私が傷跡は勲章的な戦士ならよかったんですが)「どうなるの?」と色々想像しましたが、医療素人。わかる訳ありません。 ■出産後、新しい傷を確認すると!?先生に「傷あとは以前と同じ」と言われても半信半疑でした。でも術後、傷口を見てビックリ!本当に以前と同じ…っていうか、以前より心なしかキレイ? 先生の腕なのかはわかりませんが私の場合、全く気になりませんでした! 場合によっては同じ場所切らないのかもしれないので、同じ疑問をお持ちの方は先生に聞いてみて下さい。=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年10月12日子供が生まれることが決まったとき、心配するポイントはたくさんありますが、やはり気になるのは「どんな名前をつけようかな」ということではないでしょうか? 赤ちゃんの名前は、両親から贈る一生もののプレゼントだと言えます。だからこそ、なかなか決められずに悩んでしまいますよね。「将来こんな子に育ってほしい」、「あまりかぶらない名前にしたい」、「この漢字を使いたい」、「姓名判断でダメだと言われた…」など、考えることはたくさん。そこで今回は、 赤ちゃん名づけ が発表する名づけトレンド情報をもとに、名前を決めるときに参考にしていただきたい、人気の名前ランキングを男の子・女の子別にご紹介します。■2018年度版人気名前ランキングまずは、2018年度上半期の人気名前ランキングを、男の子・女の子別で見ていきましょう。子供の名前には、前年のトレンドが反映される傾向があります。最近はキラキラネームに反して「シワシワネーム」と呼ばれる古風な名前をつけることも流行りつつあるのです。▼男の子第1位は「颯(かける、そう など)」です。ここ数年のランキングでも、常に上位にランクインする人気ぶりで、2018年度は1位を獲得しました。「かっこよく、たくましく」という意味合いが込められることが多く、ポジティブな印象を受ける名前でしょう。第2位は、「悠斗(ゆうと、はると など)」。「悠」という字も毎年上位にランクインする人気漢字。おおらかなイメージを与える漢字ですね。しかし、2004年から常に男の子の名前ランキングベスト3にランクインするほどの人気なので、その分友達とかぶる確率も高くなりそうです。第3位「誠(まこと、せい など) 」、第4位は「一郎(いちろう、そろ など)」と続きます。これがいわゆる「シワシワネーム」に分類されるであろう、古風な名前ですよね。最近は読みにくい名前がどんどん増えていくなかで、あえて日本人らしい古風な名前をつける人が増えている傾向にあります。第5位は「大樹(だいき、ひろき など)」、第6位「駿(しゅん、はやお など)」、第7位「和雄(かずお など)」、第8位「陽(よう、あさひ など)」、第9位「英明(ひであき)」、第10位「湊斗(みなと、かなと など)」という結果に。「大樹」は今年が初めてのランクインです。「和雄」や「英明」も古風な名前ですよね。また、「樹」、「陽」、「湊」のように、自然を連想させる漢字の使用も人気が上がっています。▼女の子女の子の名前ランキング第1位は「恵(めぐみ、けい など)」。昨年から大きく順位をあげる結果になりました。ポジティブなイメージを持つ漢字で、「思いやりを持った子に育ってほしい」といった思いが込められることが多いでしょう。第2位は「心桜(こころ、こはる など)」。「桜のようにみんなから愛される優しい子に」といった思いを込めてつけられて、2014年ごろから根強い人気を持っています。読み方にバリエーションが多いのも人気の理由でしょう。第3位は「桜咲(さき など)」。読み方は古風ですが、漢字の組み合わせで今っぽいのも流行の傾向。4位は「萌衣(めい など)」、5位「麻衣(まい など)」6位「美波(みなみ など)」、7位「凜(りん など)」、8位「美由紀(みゆき など)、9位「文子(ふみこ など)」、10位「紬(つむぎ など)」という結果に。「麻衣」「美波」「美由紀」「文子」など、古風な名前の人気が復活の傾向にあります。ここまで、2018年上半期の男の子・女の子の名前ランキングトップ10を見てきました。例年よりも、キラキラネームは減少傾向にあることがうかがえますね。<関連記事>■2017年度版人気名前ランキングここからは、2017年度版の人気名前ランキングを、男の子と女の子別で見ていきましょう。前年は、1文字の名前の人気が強くありましたが、ほかにはどのような傾向があるのでしょうか。▼男の子第1位は「颯(はやて など)」。2018年度でも1位を獲得しており、根強い人気を見せています。第2位は「凛空(りく、など)」。「凛」という文字は、女の子の名前でも昨今人気を集めています。「空」という字と組み合わせ、さわやかなイメージを持つ「りく」という男の子らしい響きの読みが、人気の理由につながっているのかもしれませんね。第3位は「陽翔(はると など)」。「は」から始まる3文字の名前も、人気の傾向にあります。第4位は「凰(おう など)」、第5位「大翔(ひろと など)」、第6位「柊希(しゅうき など)」、第7位「瑛(あきら など)」と続いています。6位の「希」という文字は、男女ともに根強い人気のある文字ですね。第8位には「蒼大(そうた など)」がランクイン。2016年度から見ると急上昇しています。字は違いますが、俳優の福士蒼汰(ふくしそうた)さん、棋士の藤井聡太(ふじいそうた)さんの影響もあるのではないでしょうか。第9位は「湊斗(みなと など)」。「湊」という文字には、「人や物が集まる」「活気があふれる」といった意味もあり、「仲間に恵まれる温かい人になってほしい」という願いを込めて名付けられることも多くあります。第10位は「主税(ちから など)」。この年に初めてランクインした名前で、武士・赤穂浪士の大石内蔵助の息子「大石主税」の通称として有名です。この名前は、30〜40代の男性にもよくつけられているようで、キラキラネームというよりも過去の流行が戻ってきている傾向ではないでしょうか。全体的に男の子の4文字の名前はかなり減少しており、外国での呼びやすさも意識した3文字以下の名前が増えている傾向にあります。▼女の子第1位は「紬(つむぎ など)」。2016年度あたりから人気上昇傾向にあり、「幸せな人間関係をつむいでほしい」という願いが込められています。第2位は、2018年同様「心桜(こころ など)」。第3位は「咲花(えみか など)」がランクイン。女優・武井咲(たけいえみ)さんの名前は、「咲」を「えみ」と読ませるとして有名ですよね。「使用したい文字」を前提に、「呼びたい響き」を組み合わせるという、近年の赤ちゃんの名付け方を代表するトレンドの名前です。第4位は「希心(のぞみ など)」、第5位「心陽(こはる など)」、第6位「栞奈(かんな など)」、第7位「澪(みお など)」、第8位「千愛(ちな など)」、第9位「凛(りん など)」、第10位は漢字違いで「凜(りん など)」と続きます。全体的に、「心」「陽」「咲」「愛」などの温かな心や花をイメージさせるような漢字の名前に、人気が集まっている傾向があります。また、男女ともに1文字の名前が増加傾向にあるといえるでしょう。女の子の名前ランキングは、男の子に比べて毎年入れ替わりが激しいといいます。というのも、女の子の名前は響きや文字のかわいさを追求するため、例年入れ替わる傾向にあるのです。<関連記事>■キラキラ?!変わった名前ランキング2000年以降、いわゆる「キラキラネーム」と呼ばれる少し変わった名前が増加傾向にあり、メディアでも大きく取り上げられることがありました。芸能人の夫婦でも、子供にキラキラネームをつける家庭が多く見受けられましたよね。近年は落ち着いている傾向にありますが、安易にキラキラネームをつけてしまうと、将来子どもが苦労することになるかもしれません…。そこで、実在するキラキラネームの中にはどんなものがあるのか、2016年のキラキラネームランキングの一部を見ていきましょう。▼男の子で1番人気は「碧空(みらん、あとむ、など)」男女合わせた総合ランキングで2位に輝いた「碧空(みらん、あとむ、など)」。字面はすてきですが、漢字から読み方を連想するのはなかなか難しいのではないでしょうか。総合ランキング第5位の「奏夢(りずむ、など)」。音楽好きのママ・パパたちに人気を集めそうなすてきな名前です。第10位は「輝星(べが、だいや、など)」。こちらも漢字はかっこいいのですが、なかなか読みが連想しづらいですよね。当て字感が強い印象を受けてしまいます。第19位にランクインしているのは、なんと「黄熊(ぷう、など)」。アニメキャラクターをつい連想してしまう名前ですね。▼女の子のキラキラネーム第1位は「唯愛(いちか、ゆめ など)」総合ランキング第1位は「唯愛(いちか、ゆめか、など)」。キラキラネームの中でも多いのが、「愛」という字を「か」や「あ」と読ませる読み方です。第3位は「優杏(ゆず、など)」。最近は、「ゆ」から始まる名前が人気な傾向があります。第4位は「海音(まりん、など)」。第6位は「妃(ひな、きらり、など」。第7位は「一心(ぴゅあ、など)」。第8位は「愛翔(らぶは、など)」。第9位は「七海(まりん、など)」。人気の漢字を使用した名前ではありますが、読み仮名がないとわからない人も多いでしょう。なかでもインパクトのあるキラキラネームが第24位の「希星(きてぃ、きらら、など)」。有名キャラクターを連想させる読みですが、こちらはかなりのキラキラ感が漂います。やはりキラキラネームだけあって、全体的に普段カタカナで書くような当て字を使った名前が多い傾向にあります。さらに「海」や「空」、「星」といった自然を連想させる漢字が人気を集めているようです。■歴代の名前ランキングが検索できるサイト最後に、歴代の赤ちゃんの名前ランキングが検索できるサイトを2つご紹介します。年によって名前の流行も変動するので、ぜひ参考程度に見てみてくださいね。▼ たまひよ 「たまひよ」では、2005年からの赤ちゃんの「たまひよ名前ランキング」が発表されています。その年ごとに、流行の傾向・名前ランキング・読みランキング・漢字ランキングというように、カテゴリー別にチェック可能。名付けるときの参考にできるでしょう。そのほか、名付けに関するコラムなども用意されているので、一度見てみて損はないサイトです。▼ 赤ちゃん名付け こちらのサイトでは、アクセス数の多かった名前をランキング形式で掲載しています。通常の年別・男女別ランキングだけではなく、「春にまつわる名前ランキング」「ひらがなの名前ランキング」など、イメージごとのランキングも。「こんな名前にしたい!」というイメージはあるけれど、具体的にどんなものにしようか決まっていない…。そんなときは、参考として見てみてはいかがでしょうか。■まとめ名前もファッションのようにトレンドがあり、年によって流行に変動があります。子供にとって名前は、一生つきあっていく親からもらった宝物。ぜひ後悔しないような名前をつけてあげられるといいですね。とはいえ、最も大切なのは、子供のためを思って一生懸命悩んで決めてあげることです。すてきな名前とともに、お子さんもすてきな子に育つことを願っています。<参考サイト> ・赤ちゃん名づけ「2018年上半期 赤ちゃん名づけトレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2017年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2016年年間 キラキラネームランキング」
2018年10月11日我が家の長男は、現在小学4年生です。優しくおおらかな性格なのですが、運動が苦手です。小学生男子にとっては、「運動ができる」というだけでスターになれますし、逆に他に色々できることを持っているのに、運動が苦手というだけで劣等感を抱きがちです。かくいう私も、絵を描いたり字を書くのは好きでしたが運動がとにかく苦手で、大人になったいまでこそ「どうしてもっと自信を持てなかったのだろう」と思いますが、当時は運動ができないことで自分に自信がない子どもでした。そんな長男は、走るのも飛ぶのも投げるのも苦手で、泳ぐのなんてもっと苦手です。■「笑われるから…」水泳の補習に行きたくない長男うちの学校は水泳の補習があって、規定の距離を泳げなかった生徒は夏休みはじめに補習に呼ばれるのですが、昨年、長男はこの補習に行きたくないと言い張りました。補習に行く行かないでもめた私たち親子ですが、行きたくない理由を聞いてみると「笑われるから…」と。どうやら授業中、泳いでる最中にクラスメイトが自分のことをからかっている声を耳にしてしまったようなのです。あぁ~~なるほど…。大人からしたら大したことないからかいでも、小学生にとってはクラスメイトにからかわれるってすごく傷つくんですよねぇ~~。わかります。長男は傷つき、笑われるぐらいならやりたくないと思うようになりました(その補習には強制的に放り込む形にし、結果的には行ってみたら楽しかったというオチだったのでよかったです)。そんな自信がなさげだった長男ですが、4年生になったいま、こう言ったのです。長男:「ボク、最近強くなってきた気がする」と。おぉおお!! 強くなってきたの!? そりゃすごい(笑)!! 言われてみればたしかに、昨年に比べてすごく精神的に凪いでいるように見えます。かといって昨年が荒れていたわけではないのですが(笑)なんていうんだろ…日々精神が落ち着いているというのでしょうか、常にフラットを保っています。そりゃたまにはぐらっと大波がやってくることもありますが、自分で態勢を立て直すことができるようになってきたように思えます。長男:「去年は小さな事でもすごく気にしたり、傷ついたりしてたけど、今年になってから全然気にならなくなった」え~~?! すごい! 去年と今年とで何がそんなに違ったの?スルー!!!! ほーー! なるほど!! スルーする力・スルー力ですね!?長男:「あのね~、からかわれたりしてすっごく一瞬腹が立つんだけど、スルーすると、どうでもいいやって思えてくるよ。」す、すごい(笑)9歳でスルー力を駆使するなんて。どういうことをからかわれるの?長男:「あのね~、体形のこととか」あ~~~…。今度はそっちか。そうなんです。長男は赤ちゃんの頃から体形が大きくて、よく食べるのに対して運動が嫌いなもので、4年生のいま、すごいぽっちゃりしてるんです。体形や見た目のことをからかってはいけないのはもちろんなのですが、でも、無くそうと思って無くせるものでもないと私は諦めています(だってデブとかハゲという見た目を笑うからかいなんて大人の世界にだってあふれまくっていますから)。だから、最終的には自分がそれをどう処理していくか、なんですよね。悔しい! と思って痩せるのもひとつの手ですし、聞き流すのもひとつの手ですし、とにかく相手の言動を自分に変えることはできません。長男:「すごくイラッとくる時もあるんだけど、まぁいいや、ほっとこって思うと、全然気にならないよ」うん。ママ、長男の言わんとしてる事がよく分かる!!■SNSで発信する立場としてのスルー力スルーっていうのは、相手を無視することじゃなくて、「相手は変えられないものだ」と受け流して、自分の心を乱さないようにする力のことなんだよね。立場は違うけれど、私自身もSNSで発信してる身として、どんなに頑張って自分を分かってもらおうとしても、本当に伝えたいことを主張したとしても、100%の人に正しく伝わることは絶対に無理なんです。どんなに注釈をつけて、予防線を張ったとしても、かならず誤解は生まれます。以前は、どうして分かってくれないんだろうとすごくヤキモキして傷ついて心をかき乱されたりもしていたのですが、ある時からさほど精神が乱れなくなってきました。どうしてそうなれたのかというと、自分と相手を切り離せたからです。「他人の行動は自分には変えられないし、抑えられない。全員に分かってもらえるなんて無理なこと」と諦めたことと、「どんなに伝えたって分かり合えない相手には、自分の心と時間を費やさず距離を置く」と決めたことと、あとは、「絶対に私の味方でいてくれる家族・仲間がいる」という安心感、自分の居場所をしっかりと感じることができているからです。私:「ママはね、パパや子どもたちがママのことを大好きで応援してくれてるって分かってるから、周りのことはあんまり気にならないんだよね。本当に分かってくれる人がいればそれでいい。ちゅんたんもそう思うからスルーできるんじゃない?」長男:「うん。そう」長男:「あんまり他の人がどう思ってようが、気にしなくなってきた」私:「パパやママはいつだってちゅんたんの味方だからね!!」長男:「うん」長男が4年生にして気づいたこの「スルー力」。とらえようによっては人間関係の希薄さやコミュニケーションの場を失ってるように思えるかもしれません。現に夫は、こう言っていました。夫:「自分の思いをぶつけることや、時にはつかみ合いの喧嘩をすることだって必要じゃないかな。子どもなんだし。なんでもかんでもスルーしてると、自分の世界だけで完結してしまい、人の意見を取り入れない人間になってしまうんじゃないか?」夫:「例えばデブってからかわれたとしたら、くそー! と思って痩せるようにしたり、泳ぎ方を笑われたら、泳げるようになってやる! と決意して猛特訓したり。反骨精神も時には必要なんじゃないの?」たしかに夫の言ってることも分かるのですが、誰かに笑われた時に、くそー! 見返してやるー! となれるタイプと、なれないタイプ、両方がいると思うんです。逆境に立ち向かっていけるタイプもいれば、傷ついて内にこもってしまうタイプもいます。例えば長男の水泳の場合でいうと、昨年は笑われたことに傷ついて、笑われるぐらいなら挑戦したくないと消極的になってしまっていました。笑われたことで、「なにくそー!」とはなれなかったんですよね。しかし今年は、「笑われたって別にいい。25メートル泳ぎきればキレイなクロールじゃなくたって溺れかけのような泳ぎ方だってなんだっていいんだ」と、他人からの評価をスルーして、「どんなに不格好でも25メートル泳ぎ切る」という自分の目標に焦点を当てて必死に泳ぎ切りました。立ち向かう反骨精神は昨年にも今年にもありませんでしたが、でも目標に向かっていく心の強さは今年の方が断然あります。この1年の精神的な成長っぷりはすごいことだと思うんです。ましてや、いまは既にSNSが浸透していて、うちの子どもたちが大きくなるにつれそれらとの関係性は切り離せないものとなってきます。見えない大多数の相手に対して、自分の心をどう保っていくか、どう切り離して考えていけるか。ここをわきまえることは、日常生活においてもとても重要なことだと思っています(大人の私たちでもSNSに傷ついて悩んでる人たくさんいますから)。また、居場所がありさえすれば人は強くなれます。「自分には居場所がある」「自分のことを絶対的に愛し、支えてくれる人がいる」安心感があること。この事を子どもたち実感し、また実感し続けられるように、私たち親はその思いを言葉にして伝え続けていきたいと思っています。【お知らせ】第92話 「『ワンオペ育児です!』って言いにくい空気感、ないですか?」 の記事下アンケート「Q1. 自分は「ワンオペ育児をしている」と感じますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「他人の「ワンオペ」を認められない…孤独なママが「助けて」と言えるには」
2018年10月11日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「“ワンオペ育児です!”って言いにくい空気感、ないですか?」 で、ワンオペ育児に関するアンケートを実施。子育て世代のなかで“イクメン”が話題になり、パパの育児参加が増えてきているように感じる昨今。しかし、今回のアンケートで集まったのは、「つらい」「しんどい」「助けて」など、ママたちのSOSの声でした。大きな負担を抱え、肉体的にも精神的にも追い詰められるママたち。どうすれば、そんなママたちの心を軽くすることができるのでしょうか。■“ワンオペ育児”だと感じているママは約8割今回のアンケートで、「自分はワンオペ育児をしている」と感じているか、という質問をしたところ、「やや感じている」が42%、「とても感じている」が39%と、計81%のママが「ワンオペ育児をしている」と感じていることがわかりました。Q1. 自分は「ワンオペ育児をしている」と感じますか?やや感じている 42%とても感じている 39% 感じていない 18%その他 1%“ワンオペ育児”という造語が広まった背景には、自分も「ワンオペ育児にあてはまる」、「自分だけじゃないんだ」と多くのママたちが気づきだしたこともあるのかもしれません。■“ワンオペ育児”が生まれる状況ワンオペ育児とは、パートナーの不在などにより、育児や家事をひとり=ワンオペレーションで行うこと。単身赴任で普段からパートナーが不在だったり、一緒に住んでいても仕事でほとんど家にいない、実家が遠くて周りに頼れる人がいないなどが原因で起こります。アンケートからは、ワンオペ育児に陥ったさまざまな理由と現状が挙げられました。娘が7ヶ月のとき、夫は海外赴任。そこからワンオペ生活スタート。私にとって仕事は自分のひとつの側面だったので、保育園に入れて自分も仕事復帰する予定だったけど、育休のまま育児生活を継続。娘と二人きり、すべて家のことを自分一人で行う毎日はしんどいです…。24時間365日営業、しかも一人で。お風呂、ゆっくり入りたい~!!!夫は自営扱いの契約形態で、休みが月に2日だけ。自営扱いだから、断ること、休むこともできるけど、その分仕事も回って来なくなるからめったに休めない。出産してから1歳半過ぎぐらいまでずっとそんな感じで、2歳過ぎたいまは休みが月に3~4日ぐらいに増えました。保育所に預けられるようになったので、自分も働き、夫の休みを増やしてあげたいです。一方で、「ワンオペの方がいい!」というママもいました。8歳と、0歳8ヶ月の2人のママです。わが家はダンナが家事育児にほとんど参加しないので、普段からワンオペ+ダンナの世話みたいになっていますが、むしろワンオペの方が楽です。ダンナが出張で2週間いないときは、ご飯の用意など手抜きできて楽。育児についても意見が食い違うので、ワンオペ万歳ですね。寝かしつけや宿題の邪魔(その時間にダンナ帰宅)もないと本当に楽です。■他人が「ワンオペ認定」することにモヤモヤするちゅいママさんは、「自分はワンオペだ」と言いづらい世の中になってきた、という懸念を持っているといいます。「それくらいではワンオペとは言わない」などと、ママたちの間で他人の「ワンオペ」を認めなかったり、自分の方がもっとつらいと比べたりする空気感が生まれていると感じているようです。実際にママ友に否定されて傷ついた方の経験談も届きました。育休中の妻です。平日、夫は朝7時に家を出て、夜11時帰宅なので、息子の事は寝顔しか見る事ができません。両親も遠方のため、丸1日の育児家事の担当は母親である私です。いわゆる『ワンオペ育児』で、正直しんどいと感じますが、以前弱音を吐いた際に周りからは「それを知ってて旦那さんと結婚して子どもを産んだんでしょ?」「育休中ならあたり前」「甘い」と言われ、それ以降『ワンオペ』と言うことにためらいを感じ、弱音を吐く事を辞めました。それ以降、ワンオペつらいと言っている人がいると、なんだかモヤモヤしてしまいます。また「人によって状況も、受け止めるキャパも違う。だから比べることはナンセンスだ」というちゅいママさんの意見に共感する声も。人と比べない、というのがすごく良いと思いました! 自分も、周りもそう思っていれば追い詰められないかなぁと。パパはそれぞれの仕事や育ってきた環境で、どのくらい家事育児に参加できるかはバラバラですよね。うちはほとんど手伝わないのでイライラするときもありますが、その場合もほかのパパと比べずに、夫が良いのであって、ほかの人が好きなわけじゃないと思い、なんとか乗り切っています。自分にご褒美あげまくって、心に余裕を持たないと乗り切れないですけどね!笑ほかに「ワンオペに限らず、人と比べるとよりしんどくなるし、いいことがない」という意見も。「よそはよそ」と割り切れれば、精神的にはとても楽になれるのかもしれませんね。■なぜ“しんどい”と言えないのか今回たくさん集まったSOSの声。なかには「SOSと言いたいけど相手がいない」というコメントも…。“育児は母親がするもの”という考え方が根強いことや、ワンオペと言いづらいこと、夫に理解してもらえないなど、ママたちは“しんどさ”を口に出せない傾向があるようです。1人目育児の慣れないときに旦那に「しんどい・大変・イライラ」を全面に出したら「おまえだけがしんどいんか! 世の中のお母さんはしてるや!」と言われたことがあります。なので2人目のときに、「しんどいは言ったらダメ。がんばらないと!」と思いすぎて、しんどくなってしまったことがあります。だれとも比べず、しんどいときに「しんどい! 大変!」と言えることが大事ですよね。日本人は我慢や一生懸命が美学な所がありすぎて…。疲れますよね。うちの夫は自衛官で、1年のうち1/3ほどは家にいません。義実家は遠方、私の母は他界しており、近所に頼れる親戚もいません。ファミサポも一時保育に入れるお金の余裕もありません。「疲れた~、助けて~」と言って頼る人がいません。というかだれに言っていいものやら...。ワンオペ育児なんてだれもしたくない! なのに共感するママが多いって大問題だと思います。みんな余裕がなくてみんな疲れてるこの国はどうなっているんでしょうか。だれか助けて! 毎日そう心の中で叫んでいます。ママたちのなんと孤独なことでしょう…。ほかに、「旦那に負担かけられないから助けてと言えない」というママもいました。■ギリギリまでがんばるママたち出かける準備、お弁当、幼稚園や保育園の送迎、掃除、洗濯、買い物、食事の準備に後片付け、お風呂、寝かしつけ…。そんな毎日の育児や家事をひとりで担うのは、大変なこと。でも、もしその愚痴や、大変さを「助けて!」と言える“だれか”がいたら…。保育園のママと話をしていたら、じつは旦那さんが海外に単身赴任でワンオペでしんどい、と。私も旦那が泊まりの出張続きだったり、深夜帰宅だったりで気持ちがわかりすぎたので「なにか手伝えることあったら言ってね」と伝えたらぽろぽろ泣かれた。実際に何かを頼まれたことはまだないけど、みんなギリギリのところでがんばってるよなとあらためて思った。自分の気持ちをわかってくれるママ友、家族がいてくれたら、それだけで心が軽くなるのではないでしょうか。地域の保健師さんや児童館の先生、隣家の家族でも…。つらいときは無理をせず、だれかに「助けて」と言うことは、けっして悪いことではないはずです。もし、そのときには助けがなかったとしても、声に出せただけでも、きっと孤独な子育ては、変わってくるはずだと思います。そして「自分だけが大変なんじゃない」とわかるママだからこそ、他人のつらさはつらさとして認めていくことが、自分の「助けて」サインも気が付いてもらえる一歩となるのかもしれません。 Q2. 「ワンオペ育児」について、ご意見やエピソードなどを教えてください。回答数:214アンケート集計期間:2018/9/27~10/3
2018年10月11日風しんが大流行の兆し――。ニュースで見かけたという人も多いはず。胎児に影響を及ぼすリスクが高いため、妊婦は特に注意が必要だと言われています。そもそも、風しんはどんな病気なの? 風しんにかからないようにするためにはどうすればいいの? もし子どもがかかってしまったら保育園や幼稚園、学校にはいつから通えるの?風しんについて、くわしく解説しましょう。■風しん「感染者数は昨年1年間の約10倍!」最も多い東京都国立感染症研究所は10月10日、今年に入ってからの風しん患者累積報告数10月3日時点で952人になったことを発表しました。既に昨年1年間の感染者数と比べて約10倍になっており、大流行した2013年の前兆と似たような状況になっています。都道府県別では東京都(307人)や千葉県(195人)、神奈川県(108人)が多く、埼玉県や愛知県が続いています。首都圏を中心に全国的に広がりを見せています。風しんというと、子どもがかかる病気と思われがちですが、感染者の約9割が大人。男性の数は女性の約5倍で、ワクチン接種経験のない30~40代の男性が患者の中心なのです。そこで心配になるのが、妊婦への感染です。 日本産婦人科医会 と“風しんゼロ”プロジェクト作業部会(厚生労働省)は、「妊娠20週までの妊婦が風しんにかからないように」「妊婦が風しん患者に接触することがないように」注意を呼びかけています。妊婦が風しんに感染すると、胎児にも感染して、難聴や心臓の病気、白内障などの障がいを持って生まれてくる「先天性風しん症候群」にかかる可能性があります。妊娠初期であるほど、その確率は高くなります。日本小児科学会によると、妊娠1カ月以内の妊婦が感染した場合、生まれてきた赤ちゃんに先天異常が現れる確率は50%以上。実際に2012年、2013年の大流行の際には、2012年から2014年にかけて45人の発症が確認され、残念ながら11人の赤ちゃんが亡くなりました。妊婦や妊娠の可能性がある女性本人はもちろんのこと、周囲の人も本当に気をつけたいですね。■風しんの症状は? どうやってうつるの?【症状】発熱と同時に淡紅色の発しんが全身に現れます。首(頚部・けいぶ)や耳の後ろの部分にリンパ節の腫れがみられます。発熱に気づかないケースもあります。3,000人に1人の割合で血小板減少紫斑病を、6,000人に1人の割合で急性脳炎を合併します。妊婦の感染によって胎児が耳、目、心臓の精神運動発達の遅れを伴う先天性風しん症候群を発症することがあります。大人が発症すると、高熱や発しんが長引いたり、関節痛があるなど子どもよりも重症化するケースがあります。15~30%の人は感染しても症状があまり現れず、自覚症状のないまま免疫がついていると言われています(*)。【潜伏期間と感染期間】潜伏期間は平均して16~18日。感染力があるのは、発しんが出る7日前から、発しんが現われて7日目ごろまでです。【感染経路】くしゃみやせきなどのしぶきによる飛まつ感染、接触感染、母子感染(胎内感染)によって感染します。風しんの感染力はインフルエンザより強く、1人の患者が免疫のない5~7人にうつす可能性があります(*)。■風しん予防には周囲の協力が必須! 妊婦はどうすればいい?【予防方法】予防接種を受けることで風しんを予防できます。子どもは定期接種で2回受けます。1歳の間にMRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)1回目、小学校入学前の1年間で2回目を接種します。大人は年代によっては未接種や1回接種の人も多くいます。厚生労働省によると、昭和54年4月1日以前生まれの男性はワクチンの定期接種を受ける機会が一回もなかった世代なので、特に注意が必要です。また、昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの男女もワクチンの接種率が低く、風しんの免疫がない人が多い世代です。生年月日別のワクチン接種状況は以下から確認できます。 風しんワクチン 年齢別接種状況 費用はかかりますが、大人もワクチン接種を受けられます。自治体によっては妊娠を希望する女性やその配偶者への助成があることも。自分が妊婦で夫や一緒に住む家族がワクチン接種を受けていない可能性があれば、迷わず接種をすすめましょう。【妊婦の対策】すみやかに風しんの抗体検査を受けて免疫の有無を確認しましょう。抗体値が陰性あるいは低かった場合は、なるべく人混みを避け、家族や周囲の人にも確認しておきましょう。妊婦や妊娠の可能性がある女性はワクチンを接種することができません。また、国立感染症研究所によると、これから妊娠を考えている女性はワクチン接種後、約2カ月間の避妊が必要です。【登校(登園)基準】風しんの予防接種を受けていても、100%かからないわけではありません。もしかかってしまった場合は、有効な治療薬はないため、対症療法を行います。子どもがかかった場合、発しんが消えるまで保育園や幼稚園、小学校は出席停止になります。大流行の兆しを見せている風しん。厚生労働省では2020年までに風しんを排除することを目標に掲げています。まずは子どもの予防接種のスケジュールをきちんと守り、パパやママ自身も備えておくと安心です。特に妊婦や妊娠の可能性のある女性、これから妊娠を考えている女性はパパ(夫)や周囲にも呼びかけて、万全の対策をしておきましょう。*= 厚生労働省「風しんの感染予防の普及・啓発事業」より 参考サイト: ・日本小児科学会 ・日本産婦人科医会 ・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」
2018年10月10日ムスメちゃんとオコメちゃん
謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話
ドイツDE親バカ絵日記