ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (312/345)
ママはお風呂大好きだけれども、子どもがお風呂嫌いという場合があります。または遊んでいたくて、湯船につかることを面倒くさがる子も。そんなときは遊びをとおして、お風呂好きになってもらいましょう。子どもたちに人気のお風呂遊びを先輩ママさんに質問しました。■泡があれば遊び方無限大! 大人もハマるお風呂の泡遊びシャンプーや石鹸(せっけん)の泡を使う遊びは、多くの家庭で楽しまれているようです。洗い場で行うものですが、こうした遊びがお風呂そのものを好きになるきっかけにもつながります。●「うちの娘は泡を体全体につけて洋服のようにしたり、泡で壁に絵を描いたりするのがお気に入りです」(29歳・2歳児のママ)●「シャンプーを手に取り、わたしとどちらがたくさん泡立てられるか競争します。子どもが負けたら、『ママに頭を洗わせてね』と約束して遊んでいるうちに、苦手なシャンプーを克服できました」(30歳・3歳児のママ)●「洗ったあとの泡を手に取り、シャボン玉のように飛ばして遊んでいます」(26歳・2歳児のママ)●「うちの子が小さいときは、泡が消えていくのをじーっと見ているのが好きでした。なかなか消えないのでその隙にお風呂へ入れてしまうと、おとなしくしていました」(37歳・小学1年生のママ)●「シャンプーで洗いながら髪型を変える遊びは大人の私も楽しい! この遊びをするために、娘は髪を伸ばしています(笑)」(31歳・5歳児のママ)泡さえあれば、遊び方は無限大。子どもの創造力も豊かになりそうですね。■お風呂遊びで喜ぶオモチャは何?お風呂遊びを楽しくするオモチャも、いまではいろいろなものがありますよね。みんなはどのようなものが好きなのでしょうか?●「水鉄砲のように自分で動かすものや、ゼンマイで動くオモチャなど、動きがあるものは飽きがこないようです」(35歳・5歳児のママ)●「うちの子は、お風呂で使えるクレヨンでお絵かきするのが好き。シャワーでさっと流せることが魅力なのですが、せっかく描いた絵を消すなと怒り出すこともあるので、そのタイミングには注意が必要。またこのクレヨン、目地に入ると落ちにくいこともあるので、描く場所には気をつけて。」(27歳・5歳児のママ)●「小さい頃は、お湯に入れると色が変わるオモチャで湯船に誘導。車や動物など、いろんな種類があるので、その日の気分に合わせて選んでいました」(38歳・小学3年生のママ)お風呂にオモチャを置きっぱなしにしてしまうと、カビが生えてしまうことも。気がつかぬうちに黒ずんでいた…なんて話もよく聞きます。定期的におもちゃのお掃除をするようにしたいものです。■昔からの定番! シンプルだけど意外と楽しいお風呂遊びオモチャがなくても、身近なもので子どもを喜ばせることができます。●「コップやおけを逆さにして湯船に入れて、ひっくり返すだけ。空気がぼこっと出るのが子どもには不思議みたいで、自分でもやりたがります。私も親にやってもらったなぁ」(40歳・小学2年生のママ)●「タオルを風船のようにして、ぶくぶくさせる遊びが好きみたい。『おならみたいだね!』といって喜んでいます」(36歳・6歳児のママ)●「お風呂で手遊び歌をうたいます。グーチョキパーの歌やおべんとうばこの歌とか、私が子どものころに歌ったものが中心。そのほか、いろんな数え歌を歌って、英語や言葉の学習にも役立てています」(39歳・3歳児のママ)●「お風呂で好きな歌を歌ってもらいます。風呂場は音が響くので、歌うことが好きになったみたい」(34歳・4歳児のママ)●「掃除道具の水きり用スクイジーで壁を掃除するのが好きな息子。シャンプーは無駄遣いすると怒られるけど、洗剤+ブラシでゴシゴシするのはほめられると知ってから、熱心に掃除してくれます。夢中になりすぎるので、湯冷めしないようにフォローが大変ですが…」(29歳・5歳児のママ)身近なものをオモチャにしてみたり、歌や英語の練習をしてみたり。お風呂は、教育の場としても役立ちそうですね。お風呂は親子で過ごす大事な時間。一緒に入ってくれるのは今だけかもしれませんし、その貴重なひとときを好きになってもらいたいですよね。子どもの興味に合わせて、遊び方を工夫してみましょう。
2017年10月01日運動会シーズンですね!私4人の子育てしてきまして、小学校の運動会だけで15回参加してきました。今回は私がそこで出会ったびっくりな親御さんたちのエピソードです。 誰だか分からない方とまるで家族のようにくっついて座るというなんとも不思議な感じに(笑)シートにシートの端がちょっと重なる…くらいの話ではないという経験2回。話をしても周りに余分なスペースはなく解決しない場合もあるので、未然に防ぎたい方は四隅になにか厚みのある私物を置いておくのがいいかと思います。 これは先ほどのとは違って直接的な被害は感じませんが、結果、他の方が窮屈な思いをしてるというということですね。運動会に応援に来る予定の方が来れなくなったのかもしれませんから一概には言えませんが、お互いに譲り合いの気持ちを持てるといいなと思います。 これ運動会あるあるなんです!小さい子やご高齢のかたが居らっしゃるご家庭だとテントなど使いたいと思うのですが、そういう方には学校が用意した本部テントがあると思いますので、前方スペースならば後ろへの配慮もしていただきたいな~というのが本音です。畳んでくださいとはなかなか言い辛いので、我が子の出番にお邪魔させていただくスタイルでいきました! 私が一番驚いたのがこれ!どうして学校内で飲酒や喫煙などということができるのか。近くに陣取っていたわけではないので私は気が付かなかったエピソードですが、さすがに学校側から注意を受けていたようです。「運動会は授業の一環です。授業参観と同じですよ」という先生のお言葉にビックリされてたとか。私はわりと直接話してしまうのですが、同じ学校に通う保護者としては注意しにくいですよね。学校へ苦情が相次いだのか、年々学校からの事前のお手紙に変化が…。我が家のアホな会話は置いといて(笑)学校からのマナーについての注意書きが柔らかい表現からズバッとした表現に変わり、また項目もどんどん増えていきました。気が付かなかっただけな方はすぐ辞めますし、保護者の周知によってそういうことがやりにくくなった効果もあると思います。また、ただ「こういう行為は止めてください」だけでなく、テントやテーブルなど設置できるスペースを設けてくれたので、おそらく一番多かったであろうストレスはほぼ無くなりました。 学校によっては、我が子の出番のときには撮影用スペース(最前列)に移動できる、という方法を取り入れてるところもあるそうです。 以上、ビックリ体験書いてきましたが、運動会は子どもががんばってきた成果や姿を見れるせっかくの機会です。また小学校には幼い1年生からぐっと大きく立派になる6年生まで著しく子どもが成長する過程を感じられる場だと思います。我が子だけでなく、全体に目を向けてみるとまた感慨深いものがあったりします。もしかしたら自分も気が付かないうちに周囲に迷惑をかけてしまってることがあるのかもしれないので、お互い気持ちよく過ごせるための配慮は忘れないで楽しみたいなと思います。
2017年09月30日ママやプレママを対象にした1日限りのイベント「渋谷でママ大学」が、2017年10月11日(水)に開催されます。場所は、渋谷駅から徒歩5分のウエディング会場「TRUNK BY SHOTO GALLERY」。イベントでは、多彩なゲストによるトークショーや、プロによるヘアメイク体験、カメラマンによる撮影、食育ワークショップ、人生相談…などなど、ママたちがワクワクするスペシャルなプログラムが勢ぞろい! 大学で興味のある授業を履修するような感覚で、好きなプログラムを自由に楽しめるイベントです。■元・ビリギャル小林さやかさんが企画「世の中のママたちを笑顔にしたい」「渋谷でママ大学」を企画したのは、映画『ビリギャル』で有名になった小林さやかさん。1年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に現役合格したという異色の経歴の持ち主であり、大学卒業後はウエディングプランナーとして活躍。すでに結婚もしています。そんな小林さんも、まもなく30歳。いつママになってもおかしくない年齢になり、「受験を控えた学生や、さらに小さなこどもたちがもっと生き生き人生を楽しめるようになるには何が一番大切なんだろう?」と思うように。考えた末、「世の中のママたちを笑顔にすること」だと思い至り、このイベントを企画したそうです。■赤ちゃん連れ・子連れOK!クロークや託児もアリウエディングプランナーとしての経験を生かし、ウエディング会場「TRUNK BY SHOTO GALLERY」の全5フロアを貸し切った空間プロデュースにも注目。クローク、授乳室、おむつ交換部屋完備など、ママにうれしいサービスもばっちり。食事ブースやベビーシッター駐在の一時託児コーナーもあります。■カリスマ保育士「てぃ先生」のセミナーも!イベントの目玉のひとつが、「こども」や「ワクワク」をテーマにした各種セミナー。小林さやかさんと母・ああちゃんのトークショーのほか、ゲストによるセミナーもママの心に響きそうなものばかり。映画『ビリギャル』の原作本である『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者で、実際に元ビリギャル小林さんの指導にあたった坪田信貴先生は、「正しい褒め方、叱り方」をテーマにセミナー予定。心理学を用いた独自の指導法でこどもの能力を引き出す坪田メソッドを教えてくれます。Twitterで40万人を超えるフォロワーを持つ話題のカリスマ保育士てぃ先生は、「子育ては大変なことよりも楽しいことの方が多い!」ということを、現場のリアルな視点から伝えてくれるそうです。■食、美容、相談…学びのスペシャルコンテンツセミナー以外にも、ママが楽しみながら学べる多彩なコンテンツがいっぱい!各階ごとテーマが決められており、たとえば1階は、音楽や絵本、おもちゃがアミューズメントとして用意された「知る」を楽しむフロア。「手作りおもちゃのワークショップ」や絵本屋さんがプロデュースするミニライブやブレストヨガ体験などがおこなわれます。2階は、各種セミナーが開催される「トーク」を楽しむフロア。3階は、「食」がテーマ。無添加離乳食を試したり、食のワークショップに参加したり、いろいろな視点から「食」を楽しめます。TRUNK BY SHOTO GALLERY のシェフによる、フォトジェニックなスペシャルランチ(有料)もあり!4階は、プロのヘアメイク体験やおやこ写真撮影など、「美容」と「記録」を楽しむフロア。保育士がいて一時保育もお願いできるので、ママを一休みして、ほっと一息つくのもおすすめ!5階には、保育のプロや、ビリギャル母・ああちゃん、コーチングで知られる本間正人先生がいて、あれこれ相談にのってくれたり、ワークショップをしてくれたりします。コンテンツが盛りだくさんなので、スケジュールを見ながら、どのプログラムに参加しようか考えるのも楽しい同イベント。テーマパークへ遊びに行くような感覚で気軽に足を運び、ワクワクする一日を過ごしてみては?渋谷でママ大学■日時:2017年10月11日(水)10:00~16:00■会場名:TRUNK BY SHOTO GALLERY■会場住所: 東京都渋谷区松濤1-5-4(渋谷駅から徒歩5分)■入場券:3000円/大人1名(中学生以下無料)※フードブースは有料、数量に限りがあります。当日のタイムスケジュールやコンテンツ詳細、チケット購入は公式ホームページより確認してください。
2017年09月29日好き嫌いなく育ってほしいというのがママの願い。それでも偏食がみられたら、嫌いなものを細かくして好物に入れるなど、調理法を工夫するのではないでしょうか。しかし、実際には「食わず嫌い」ということも多く、心に訴えかけるほうが効果的な場合も。わが子の好き嫌いを克服するために、ママたちがやってみた作戦とは?■「ママもこれが嫌い!」「トマトが嫌いなお友だちの影響で、トマトを食べなくなりました。それまでバクバク食べていたのに…。これを逆手にとり、『ママはハンバーグが嫌い』、『ケーキなんて見たくもない』と、子どもの好きなものを嫌いだというようにしたんです。お友だちが嫌いだからという理由で食べないなら、ママの嫌いなものも食べたくないでしょ? と言い続けたら、まねすることをやめました」(40歳・小学4年生のママ)お友達の影響を受けて、ある日突然、「これはイヤ!」なんていうこともありますよね。そんなことで嫌いになるならそこまで好きではなかったのかもしれないけれど、ママとしては認めるわけにもいかず…。しかし、頭ごなしに否定しては、余計食べたがらなくなるでしょう。まねしてもいいことなんてない、ということを教えるにはいい作戦ですね。■「自分が収穫したら食べなくちゃ!」「義実家では毎年、キュウリを作っているのですが、息子はキュウリが嫌い。そこで、収穫を手伝わせ、漬物を一緒に作りました。自分で野菜を収穫する、そしてそれを料理するという体験をすると、意識が変わるみたい。『食べてあげなきゃかわいそう!』と言いながら食べていました。いまでもあまり好きではないみたいだけど、『このキュウリも農家の人がおいしく食べてほしいと思って作ってるんだよ』と話すと、ちゃんと食べてくれます」(29歳・小学2年生のママ)収穫や調理体験は、好き嫌いを克服するメジャーな方法ですね。私の甥っ子はナスが嫌いですが、自分で収穫したものなら食べるそうです。味は変わらないと思うのですが…。 ■「好き嫌いが多い男はモテない」「小学校高学年になっても好き嫌いが多い息子。野菜はほとんどダメ、魚も刺身ならOKだけど、焼いたり煮たりすると食べません。そこで、『好き嫌いが多い男はモテない』というパンフレットを作り、テーブルの上へ置いておきました。グラフやアンケートなんかも盛り込んだ自信作ではあるのですが、プロのような仕上がりではないので子どもだましに過ぎず…。これでは効かないかな、と思ったけど、そのパンフレットを見てから少しずつ食べられるものが増えていきました。女子のことが気になるお年頃だからこそ、効果があったのかもしれません」(42歳・小学6年生のママ)パンフレットまで作るとは本格的! これが中学生になると難しくても、思春期かつ、まだ子どもだからこそ通用したのかもしれません。■「ピーマンが食べられないなんてかわいそう!」「ピーマンが苦手な息子。小さく切ってチャーハンに入れてもきれいに取り除いてしまうので、おいしさを伝える工夫をしました。ただ『おいしいよ』といっても信じてくれないので、『ピーマンが食べられないなんてかわいそう! もったいないからママが食べてあげる!』と大げさにいいながら、息子の分のピーマンを食べます。夫にも協力してもらい、『これは私が食べるの!』なんて、ピーマンを取り合う芝居もしました。しつこいくらい繰り返していくうちに、少しずつピーマンが気になりだしたみたいで、自分から食べるようになりました。最初はまずそうな顔をしていたけれど、それでもめげずに『ピーマンはおいしい!』といい続けたら、洗脳されたのか、いまでは克服したようです」(31歳・小学3年生のママ)おいしいものを自分だけが食べられないなんて、子どもにとっては残念なこと。家族で協力して芝居をするのはいい方法かもしれません。女優になったつもりで演技しましょう!味が嫌いなら調理法を工夫するのが効果的ですが、とくに小さい子の場合はほかの理由で「嫌い」ということがあります。そんなときは、こうした心に訴えかける作戦が有効かもしれません。子どもの性格に合わせて、チャレンジしてみては?
2017年09月29日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、長男・平太郎君が、3歳2~3ヶ月頃の「運動会」のお話をご紹介します。家で練習だと思って眺めていたものは出てきませんでした。(とくにジャンプとレディゴ) 平太郎と運動会の話をしているときに急に動作をはじめたので、「それ運動会の練習なの?」「うん」みたいなやりとりがあり、完全に勘違いしていました。 遊び始めたらあまり聞いてないときがあるので、(遊びに集中してる?)タイミングと聞き方ももっといい方法があったかもなーなんて思いつつ、でも実際は「家での練習ないなー」は全ての演技が終わった後で気づいたことで、 運動会会場では……大興奮でした。 平太郎は人前とか大人が多いと特に恥ずかしがりやなんですが、一生懸命大きな声をだしてうたったり踊ったりそして走ったり、頑張っている姿が母の目と心に焼き付きました。もう…感動です。 (運動会って…すごい)<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年09月28日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)次男(年長)三男(年少)の三兄弟の母です。前回の記事の続きです。私が次男の偏食少食に悩んでいた頃、それなりに相談をしたこともありました。(結果的に次男に効果的な方法はなかったのですが、相談にのっていただいた事で気が楽になるというのはありました)その中でもよくアドバイスされていたことがあります。■その1. 家族が「おいしい」と言いながら食べると、子どもも「ちょっと食べてみようかな」とチャレンジする気になるはずもちろん私もやりました!にこにこもぐもぐ「おいしいな~!」と食べ、「これおいしいよ! 次男も一口食べてみたら?」とピエロのように全力で明るく薦めましたとも、何度も何度も。でも次男はまったく食べようとしませんでした。(全敗)どうしてこんなにおいしいものを次男は食べないのだろうと思っていましたが、あるとき「元偏食っ子たちの気持ち」を聞いたときにそのわけがわかったのです。本気の偏食っ子たちももちろん子ども時代に同じようなシチュエーションを潜り抜けてきているわけですが、その子達、こういうとき何を考えているのかというと、「あんなの食べておいしいのかよ。あんなの食べるぐらいなら何も食べなくていい。」そう思ってるらしいです。衝撃的じゃないですか!?(笑)まるで侍じゃないですか!!!でも次男も完全にこれだったんです!食卓に自分が食べれそうなものが何ひとつなかったら、白ご飯だけ食べて終わり。他のものにはいっさい手をつけません。私としては「せっかくおかず作ったのに!」とイライラするやら悲しいやらですが、当の本人は心の中できっとこう思っていたのであると、その貫きっぷりにむしろあっぱれです。私が「こ~~んなにおいしいのに!」と思うものでも、次男からしたら「得体の知れない絶対食べたくないもの」。こんなにも二人の間の感覚がかけ離れているということを、まず受け入れなくてはいけませんでした。■その2. 「しっかり遊んでおなかが空けばおのずと食べるわよ」もちろんやりましたとも。遊んで動いて疲れさせましたとも。でも、食べないもんは食べないんです。どんなにおなかが減っていようが自分の食べられると認識しているもの以外食べません。空腹は最高のスパイス! という理論は次男には当てはまりませんでした。これも元少食っ子たちの証言によると、このとき何を考えているかはこうらしいです。「不必要なものはとことんいらない。私たちはエコなのだ」名言…!!(笑)おなかが空いていても自分にとって必要なものを最小限とるだけで満足する。たしかにそうで、次男は自分が「これ以上いらない」と決めたら惰性で食べることはしません。■偏食っ子が大人になったら、どうなる?そんな超偏食っ子だった元子どもたちの現在はどうなっているのかというと、ほとんどの人が「大きくなっていくうちに自然に食べられるものが増えていった」という意見でした。成長する過程であるときをさかいに急になんでも食べられるようになった人もいれば(たとえば高校生になって部活に打ち込み出したら食べるようになったとか)、徐々に徐々に増えていった(一口食べてみたらおいしかったのでとか)という人もいます。どうやら、小さい頃の偏食が必ずしも大人になっても続くというわけではないようです。もちろん大人になっても偏食のままの方もおられましたが、それでも子どもの頃よりかは食べられるものの幅が増えたり、仕事上の付き合いなどでは我慢して食べられるまで進歩しているようです。(小さいうちは付き合いだろうがなんだろうが絶対食べなかったのに付き合いなら嫌々でも食べるようになるだなんて…!! 相当な進歩!)そんな元偏食っ子のみんな口を揃えて言っていたことは「いずれ食べられるときが来るからゆっくり待ってほしい」ということでした。これ、身に染みませんか?待てなかった私。何で食べないの?何で?なんで?ばかりで、叱ったり、もう食べなくていい! と食器を下げたり、食べきれるまで食卓に残させたり。ずーっとお箸をツンツンツンツンさせ続けていた次男の姿を思い出します。いずれ食べられるときがきっと来るんです。それが高校生なのか社会人なのか、はたまた人の親になってからなのか、そのタイミングがいつなのかは人それぞれです。そのときまでゆっくり待ってほしい。それが子どもたちの気持ちだったんですね…。次男にはかわいそうなことをしました。まだ小さかったのに、なおさらです。ここにひとつのエピソードがあります。短い中に心情と情景が見事に表された何度読んでも心に染みる文章です。■おじいちゃんが食べさせてくれた「一生忘れられない味」私は物凄く偏食、少食な子どもでした。無理矢理口に詰められ、吐いても無理に食べさせられてました。食べ終わるまで何時間でも正座して。給食も苦労しました。おいしいって記憶に残っているのが、こっそりおじいちゃんが食べさせてくれた「いちごジャムパン」。食パンのみみが嫌いな私に、みみをキレイにとってくれて、薄くいちごジャムをぬって半分におって食べさせてくれた。一生忘れない味です。いつかおいしいって思えるときがくるのを待ってほしかったな…怒らないで欲しかったな…。おじいちゃんのいちごジャムパンが一生忘れない味なのは、おいしかったからだけじゃないと思います。自分の気持ちに寄り添ってもらえたこと、自分をありのままに受け入れてもらえたことが、それを忘れられない味にさせたんだと思います。現在5歳の次男。彼がなんでもモリモリ食べてる姿なんて、今からは全く想像できません。このまま食べないままかもしれないし、食べるようになるのかもしれないですが、親の私が必死に働きかけたところであんまり意味がないような気がします。彼が自分で「食べてみようかな」と思えるときが来るのをただ待とうと思います。ちなみにですが、元偏食っ子達がお母さんになった今、子どもの好き嫌いに関してどう思うのかというと…。そこはやはり私たちと同じように「せっかく作ったのにぃぃ!!」とイライラもするし、「なんでも食べてほしい!}って願うようです。(笑)みんなお母さんの願いはひとつ。我が子に健康に育ってほしい。今になったらあのときの親の気持ちが分かりますね。
2017年09月28日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、はじめまして!インスタグラムで育児絵日記を投稿しています「ぴよととなつき」です。今月から連載をさせていただくことになったので、まずは簡単な自己紹介をさせてください。 これからピヨトト家の騒がし…にぎやかな日常にお付き合いいただければと思います!
2017年09月27日みなさんこんにちは、チッチママです。半袖もそろそろ肌寒く、たくましい二の腕を隠せる季節がやってきました。(ひゃっほーーーー!!!)さて、今回のお話は……。塩対応旦那さんにドッキリを仕掛けた時の様子をお伝えしたいと思います。以前、部屋のボタンを一緒にポチっとしたらそれが楽しかったらしく、ボタンを見ると押したくなる衝動にかられるチッチ。やはり玄関のインターホンも押したくなります。この時、私の頭の中である企みが…。さあ…旦那さんはどんな反応をするのか…。どアップのチッチに思わず顔がほころぶ旦那さん。たまにはこんなドッキリも悪くないかも、と思いました。
2017年09月27日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。tomekkoです。急に涼しくなってきましたね。寒暖差で親子ともども風邪を引いたりしていませんか?今回は、この急な寒さで鼻を垂らしている子どもたちを見ていて思い出した、子育ての洗礼について書きたいと思います。■これぞ保育園児あるある! 保育園児の洗礼長男は1歳で保育園に入園しました。当時は私は時短正社員として復帰したばかりでしたので、母子ともども慣れない環境に悪戦苦闘。毎日戦争でした。そして入園して1ヶ月…そろそろ疲れが出てくる頃の大型連休で、典型的な保育園児の洗礼を受けることになったのです。そう、まだ免疫が不十分な子どもが持ち帰る、菌、菌、菌…!!幸い長男は丈夫で、発熱なども少ない方ではありましたが、連休前に鼻水・咳を伴い発熱。私は復帰早々会社に行けないワーママあるあるを早速経験しました。長男の熱もすぐ下がり、2日程度で回復したので、連休も遊びに行けるかな、とホッとしたのですが…。大変なのはその後!! 免疫がないのは子どもだけじゃなかったんですよねー!!大人の私も、慣れない新生活の疲れに加えて顔面に噴射されるクシャミ…。うつらないわけがない!!さらには頼みの綱の夫までも看病疲れでダウン。なんと大型連休中に、夫婦揃って高熱を出してしまったのです…!!■夫婦そろって風邪でダウン… 子どもの面倒はどうする?我が家は両家の実家も離れており、当時はどちらの親もまだ仕事をしていたので、今日明日でいきなりヘルプ! というわけにもいきませんでした。結局頼れる場がどこにもないまま、夫婦交代でフラフラしながら元気な子どもの相手をして連休を乗り切る、という地獄を見たのです…。そんな経験から、保育園に入ってるかどうかに関わらず、幼子を抱えるワンオペ家庭に一言アドバイスを。いざという時の頼れる場所は事前に確保しておくべし!!保育園も、年中無休ではない園の方が多いですよね。日祝などお休みの場合は頼れません。私の場合、友人家庭なども検討しましたが連休中なので用事もあるだろうし悪いな…。また、まだ保菌者な病み上がりの子を預かってくれというのは言いづらいな…。と躊躇(ちゅうちょ)しました。そんな時にあったらよかったなーと思うのは、休日を問わず、家まで来てくれる地域のファミサポさんやベビーシッターさん。当然ですが事前登録や面談が必要で、今日いきなり必要なのでお願いします! は無理です。こういったよりどころを手間を惜しまず用意しておくと、本当に困った時に助かりますよ。もちろん、親も子も元気な時にこそ、やっておきましょう!
2017年09月26日一番忙しい時間に絶賛号泣中の四男。『はいはい~待っててね~!』と声をかけながら準備をしていると、すかさず長男があやしに来てくれました。 ハイローチェアをゆっくり優しく揺らしながら、手をキュッと握り『大丈夫だよ~』と優しく話しかける長男。しばらくして泣き止んだ四男、優しく微笑みかける長男にニコっとしました。そんな四男の笑顔を見てさらに微笑む長男。そしてその様子を見てキュンキュンする私。 しばらくして私の熱視線に気がつき私の方を振り返りかえった長男。見られていたことが恥ずかしかったのかとても照れくさそうにはにかみました。その笑顔が可愛いすぎて、思わずキュン死にかけそうになりました。…ていう、完全な親バカ話でした(笑)。
2017年09月26日9月の夏休みに計画した旅行の行き先は沖縄石垣島。3歳の息子は海水浴デビューを楽しみにしていた。僕は3泊4日のほとんどを海で過ごすことになるだろうと思い、水中カメラをレンタルしていた。が、初日から天気は不安定で2日目、3日目は雨がほぼ確定していた。初日はホテルの近くのビーチでのんびり過ごす予定だったが、空港からホテルまでの道中のスポットを細かく見て回る計画に変更し慌ただしいスタートになった。途中ビーチに立ち寄るも海の状態が悪く、早々に遊泳禁止になっており透き通る海をただただ眺めるばかりだった。水中カメラの出番も無い。その後、ホテルにチェックインを済ませると外にプールを発見した。予約時には海で頭がいっぱいであまり気にかけていなかったが、プールのあるホテルにしておいて本当に良かった。泳ぐ気満々の僕たちは迷わず水着に着替えて飛び込んだ。プールに入ってみると息子にとっては海よりこちらの方が良かったのではと思えるほど長時間楽しめた。ここでは水中カメラも大活躍で、プールではしゃぐ息子の普段ではなかなか見られない弾けた表情をたくさん撮ることが出来た。息子も撮りたいと言うので持たせると真剣にバシバシ撮っていた。海でカメラを持たせるにはまだまだ不安があるけれどプールなら流される心配も無い。天気予報は正確でその後の2日間は大雨。海はその後も遊泳の出来る状態にはならず、海水浴は次回に持ち越しとなった。息子は3日目に雨が上がるとウキウキしながら水着に着替えて、プール目指して一目散にかけ出した。最終日の朝にもまたプールに入ってご満悦の息子は「海で泳ぎたかったね〜」と嘆く僕に「言っても入れないんだから言わないで!」と、ごもっともな正論をぶつけてきた。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年09月26日秋晴れが続き、おでかけにぴったりの時期がやってきました!9月30日(土)・10月1日(日)から二子玉川ライズで開催される「ママフェス2017」にウーマンエキサイトが出展します!ママが笑顔で、家族と共にハッピーになれるイベントをつくりたい――そんな想いから、2010年に誕生した「mama fes」。親子で楽しめるステージショーやブースがたくさんありますので、週末のお子さんとのおでかけにぜひお越しください。ゲストにhitomiや鈴木亜美、千秋など豪華アーティストが多数登場!出典: メインステージでは、歌手活動やモデル活動の他、アパレルや美容ケア商品のディレクションなど多方面で活躍を広げるhitomiさんのスペシャルライブがあります。また、昨年ママになった鈴木亜美さんもmama fesに初登場!また、ママとしてもタレントとしても輝き続ける千秋さんが、ママと仕事を両立するコツお話しするスペシャルトークショーも決定。ママである3人の迫力あるステージやトークをぜひ体感してみてください。また、LISAさん(ex m-flo)さんはみんなが知っている童謡を英語でカバーしてスペシャルライブを開催!親子で楽しめるステージなので、歌って踊ってお子さんと一緒に楽しみましょう。 親子で楽しめるワークショップも!出典: 一般社団法人ベビードリームアート協会が主催する「ハロウィンアート」撮影会では、おうちにあるもので作るベビードリームアートのレクチャーをして頂けます。ハーフバースデーやお誕生日に使える「バースデーアート」のレクチャーもあり、赤ちゃんがまるで絵本の主人公になったような写真が撮れますよ。その他にも、親子で楽しめるワークショップ多数予定されているので、随時ホームページの最新情報をチェックしてください。ドラえもん、アンパンマンショーでお子さんも盛り上がること間違いなし!今年はなんと幅広い世代に大人気のキャラクター「アンパンマン」と「ドラえもん」のステージが開催されます。人気キャラクターの楽しいショーは子どもが大喜びすること間違いなし!●ドラえもん ショー『おんがくでムードもりあげたい!?』出典: 今回登場するひみつ道具は「ムードもりあげ楽団!」。このひみつ道具はその人の気分に合わせた音楽を奏でることで、気分を盛り上げてくれます。●それいけ!アンパンマン ショー『キリリッと参上!かつぶしまん』出典: かつぶしまんの秘密とはいったい…!?みんなでお歌をうたって元気いっぱい! なステージショーです。他にも、ママフェス2017にご来場の⽅には、各協賛ブースからお土産がもらえるなど、ママへのご褒美をプレゼント! どんなご褒美があるのか、楽しみですね。ウーマンエキサイトも親子で楽しめる性格診断ブースを出展!そして今回は、ウーマンエキサイトも「ママフェス2017」に参加します。動物系占いの進化(深化)版・マジカルインデクスで、ママ、パパ、子どもの性格診断をしてみませんか? 60分類の動物をその場で診断します。自分や子どもの本質が分かると子育ても、もっと楽しくなるかもしれません。いらっしゃった方には、ノベルティグッズもプレゼント! ぜひ遊びに来てください!会場でお待ちしております!【開催概要】イベント名称:mamafes2017 Autumn日時︓2017年9月30日(土)・10月1日(日) 10:00〜17:00(※予定)会場︓二子玉川ライズ (ガレリア・中央広場・iTSCOM STUDIO & HALL)入場料︓「mama fesメールマガジン」会員登録で無料 ※1 同伴の中学⽣未満のお子さまは保護者同伴で無料※2 登録を希望されない⽅は有料にて受付¥1,000 (売上の⼀部を寄付)主催:mama fes実⾏委員会後援:特別協賛︓子育て応援とうきょう会議、東京都協⼒︓avexgroup、blossom39、CHANTO、 ItMama
2017年09月25日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。モチコです。赤ちゃんのときから指しゃぶりをしていたイチコ。そろそろやめてほしいなぁと思いつつ、精神安定効果もあるらしいし、本人も「やめない!」と言い張るし、大人の歯が生えるまではいいか~とのんびり構えていました。ところが、幼稚園の歯科検診で「今やめないと矯正コースやで!」と言われてしまい…。急きょ指しゃぶり卒業に取り組むことにしました。手始めに、ママ友から「上の子はこの絵本で指しゃぶりやめたよ!」と勧めてもらった絵本を読み聞かせてみることにしました。その絵本は、指しゃぶりをする女の子の指にできた「ゆびたこ」(顔あり)がしゃべりかけてくるというもの。さぁこの絵本で、ビビりのイチコは指しゃぶりをやめられるのでしょうか!?■ウワサの絵本「ゆびたこ」を読み聞かせてみた絵本の「ゆびたこ」を異様に怖がるイチコ。予想通りとは言え、そのビビりっぷり、若干めんどく…ゲフンゲフン。しかし「ゆびたこ」のおかげで、期待以上にすんなりやめることができました!おめでとうイチコ! ありがとうゆびたこ!指しゃぶりは精神安定効果があると聞いたことがあったので、「不安定になったらどうしよう」と少し心配しましたが、特にそんなことはありませんでした。ただ、思わぬ問題が…。■指しゃぶり卒業で、イチコが失ったものそう、指しゃぶりは入眠儀式だったので、寝つきが悪くなったのです…!お昼寝させなくてもダメ、ぬいぐるみを与えてみてもダメ、歌もトントンもダメ。結局イチコが眠くなるのを待つので、寝かしつけに1時間以上かかることも。そして私が先に寝落ちすることもたまに…いや、しばしば。指しゃぶり以外の入眠儀式を見つけることに必死な今日この頃です。
2017年09月25日こんにちは、きたあかりです。ムスメが歩くようになってから、よく公園に行くようになりました。最初は歩くことだけが目的で通っていた公園。よちよちと芝を踏みしめ、野に咲く花をちぎり、ちぎっては捨てちぎっては捨て(たまに食べ)、「花かわいそうでしょ」と別の場所に移されれば、足もとに落ちていた枝を歯がために使い、回収しようとこちらを向かせると、口もとにジャリが米粒さながらに残っていて……どちらかというとムスメにとって公園は遊ぶ場所ではなく立食形式のバイキングみたいな存在でしたが、小走りできるくらいになってくるとだんだん草花だけでなく遊具にも興味が出始めたようで、ようやく「公園で遊ぶ子供」らしくなってきました。そして何より、最も大きな変化は他のお友達に興味が出てきたこと。特に動いている子やものが好きで、即ガン見が始まります。その日はムスメの熱い視線の先に小学2年くらいの女の子が自転車で走っていたので、と教えたところか…完全に見せびらかしにきてる…!でもおかげでムスメは大喜び。他の子とのふれ合いも、公園での醍醐味なのでした。
2017年09月24日2017年7月に放送されたNHK「あさイチ」の発達障害特集の続編として、9月24日(日)午後11:00~11:50にNHK総合テレビで 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」 が放送される。「あさイチ」とEテレ「ウワサの保護者会」のコラボ特番だ。出演は、発達障害の子を持つ一般&先輩ママ、有働由美子アナ、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さん、タレントのはなわさん。「ママ友の『大丈夫だよ~』という善意の励ましが辛い」、「夫が非協力的」、「周囲にどう伝えたらいいか?」など、発達障害の子を持つ親が抱えがちな悩みに、先輩保護者らが自らの経験で、具体的な対処法や解決のヒントを紹介してくれるとのこと。また、今回はママだけでなく、夫の本音や当事者である子どもの声も紹介するという。例えば、「悪いのはこの子ではなく、障害のせい」と「子どもと障害を別々に考える」ということで楽になったというお母さんの発言に対して、それを聞いた子どもからは意外な本音が飛び出す。子どもの生の声を放送するのは、今までほとんどなかった試み! 今回の放送は、非常に内容の濃いものになりそうだ。■同じ境遇のママと繋がることのメリット一般的に、発達障害の子育ては少数派なので、子育ての情報源が少ない。だから、こういった番組で、ママの本音や先輩ママから具体的なアドバイスが得られるのは、とても貴重なことだと思う。筆者にも自閉症スペクトラムの息子がいるのだが、以前の保育園でのことを振り返ってみると、正直、居心地の良いものではなかった。他のママの子育て話は、申し訳ないがほとんど参考にならなかったし、正直、保育士の中にも、「発達障害のことをあまり理解していない?」と思わせる先生もいた。だから、療育で同じ境遇のママ友に出会えたことは本当にありがたかった。療育では、みな似たような子育てを経験しているので、相手の気持ちは痛いほどわかるし、こちらも気持ちもわかってもらえるという安心感があった。子どものことをありのままに話せるという心地よさもあった。療育機関や小学校、病院の評判など、地域の情報が得られたり、良質な専門書について情報交換ができるのもとてもありがたかった。また、不思議なもので、「同じような境遇で頑張っている人たちがいる」と感じられるだけで、励まされ、心が強くなれた。療育ママとの座談時間は、まさに、私の癒し&パワーチャージの場であった。■療育ママだって、さまざまだが、当たり前のことだが、次第に、療育ママもさまざまなのだなと思うようにもなった。同じ発達障害でも、子どもの特性や障害の程度はさまざまだし、親の価値観や考え方も違う。子どもの障害を認めたがらないママもいたし、支援学級や支援学校に対して偏見を持っているママもいた。また、コミュニティができればできたで、その中でまた比較が生まれて、誰かが誰かの成長をうらやましいと思ってしまったり。時には、愚痴が長引いたり、悪口などのマイナス話で盛り上がってしまったり。ちょっとした違和感を感じることもあった(もちろん、こんなことは少なかったけど)。 ■自分の身近な範囲を「世界の基準」にしない同じ境遇の仲間、それは本当に心強く大切な存在だ。だが、その世界だけにどっぷり浸かっていると、自分でも知らないうちに、周囲が見えなくなってしまう危険性がある。以前 取材 した(株)アイムの佐藤典雅さんは、「発達障害児のママこそ、常に意識して開かれた視点を持つことが大切。療育だけの狭い世界に自分を閉じ込めずどんどん外の世界に出なさい」と、力説されていた。人は、自分の身近な範囲を世界の基準にし、子育てやわが子の生き方について「こうあるべきだ」と決めつけがちだ。でも、自分の知っている世界なんて、ほんのわずか。偏った価値観に縛られないためには、常に広い世界に触れる必要がある。■発達障害は、「支援すべき少数派の種族」また、以前、NHKスペシャルに出演した本田秀夫氏の著書には、自閉症スペクトラムは「治療すべき“病気”」ではなく、「支援すべき“少数派の種族”」である、という認識を持っておくことが重要 「自閉症スペクトラム10人に1人が抱える『生きづらさ』の正体」(本田秀夫 著)より一部編集して抜粋 と表現されており、なるほど! と思ったものだ。少数派の種族が多数派の種族(一般の人たち)とうまくやっていくには、まず、多数派に自分たちのことを正しく理解してもらわなければならない。そのためには、内輪で慰め合っているだけではなく、積極的に外に向けて発信していかなければならないと思うのだ。私のように、「健常児のママの悩みには共感できない」とか「自分の大変さをわかってもらえない」など、自分で壁を作って引きこもっていても、問題は解決しない。■健常児の子育てをしているお母さんにこそ、知ってほしい私は、たまたま縁あって、ウーマンエキサイトに寄稿する機会を得た。だが、今では、こうした一般の子育てサイトにこそ、発達障害の記事を掲載する意義があると思っている。「こういった子どももいるんですよ」と、普通の子育てをしているママにも、ほんの少しでいいから知ってほしいと思うのだ。私自身、上の娘(定型発達)を育てている時は、発達障害というものをまったく知らなかった。子どもというものは、親が愛情持って育てていれば、自然に優しい心を学び、真っすぐに育ってくれるものだと思い込んでいた。だから、感情の抑えられない子や暴力的な子を見ると、「親にも原因があるのでは?」などと、うがった目で見てしまったりしていた。あの時、私がこの障害のことを知っていたら、もう少し違った見方や対応ができたかもしれない。■壁を取り払うこと、隣の子育てに想像力を持つことだから、こうした寄稿を通して、発達障害の子育てを、周囲に広く知ってほしいと思っている。お互いに隣の子育てに想像力を持つことで、発達障害の子育てを一般の子育てともっと繋いでいきたいと思っている。そして、発達障害の子育てをしているママにも、一歩踏み出すきっかけになればと願っている。私自身、保育園の保護者会で息子のことを説明してからは、園での生活(私の)がずっと楽になった。児童心理学の知識があるママが役立つ情報を教えてくれたり、障害は違うけど障害児を持つママが就学相談のアドバイスをくれたり。「お兄ちゃんがそうかもしれない」と興味を持ってくれたり、「そういう子にはどう接したら負担じゃないかな?」と関わり方を知ろうとしてくれたママもいた。また、いろいろ話してみれば、健常児でも登校しぶりで悩んでいるママがいたり、お友達トラブルで悩んでいるママがいたり、離婚した元旦那と養育費でもめているママがいたり…。私は、自分の子育てばかりが大変だと思い込んでいた。でも、みなそれぞれ、いろいろな事情を抱えて生きている。壁を取り払い、隣の子育てに想像力を持つことで、見えてくる景色はずいぶんと違ってくるのだ。今回、番組の担当プロデューサーからも、「発達障害のある子を持つ親御さんに見てもらいたいのはもちろんだが、それだけではなく、周囲の人にも見てほしい。普段なかなか言えない、当事者の本音を周囲に知ってもらう意味は大きいと思っています」というメッセージをいただいた。さらに、NHKでは、今後、9月26日(火)、27日(水)に「Eテレ」ハートネットTVで「自閉症アバターの世界 1、2」が、9月27日(水)に「あさイチ」の特集で「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」など、続々と発達障害が特集されるとのこと。今後の放送にも、注目していきたい。文:まちとこ出版社N<NHK発達障害プロジェクト 今後の放送予定>・2017年9月24日(日)午後11:00~11:50 NHK「深夜の保護者会」「発達障害 子育ての悩みSP」・2017年9月26日(火)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ①」・2017年9月27日(水)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ②」・2017年9月27日(水)午前8:15~9:54 NHK「あさイチ」 「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」※内容は変更になる場合がありますNHK 発達障害プロジェクト 【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年09月22日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは、ぺぷりです。5歳の娘と2歳の息子と夫(現在単身赴任中)とマイペースに暮らしています。産後は体質が変わるといいますが、私の場合とても顕著に感じるのが、ものすごく涙もろくなったということです。今回は、そんな私の涙もろもろエピソードを2つご紹介します。■その1. テーマパークのパレード1つ目は、テーマパークのパレードを見た時のお話です。どちらかというと子ども向けのパレードだったのですが、涙が止まらず、ごまかすのが大変でした。(周りにパレードで涙している人は1人もいなかったのでなおさら)■その2. 友人の結婚式そして2つ目は、結婚式に参列した時のお話です。人生の門出を一緒にお祝いできる結婚式は、何度出席しても感動しますね。以前は花嫁の晴れ姿やすてきなお式、そして仲睦まじい新郎新婦の姿に感動していました。でも子どもを産んでからは、ご両親の心境になって「いつかこんな日が、わが子を送り出す日が来るんだ」と思うと、激しく心が震えるようになりました。■他にも毎日のこんなシーンでも大号泣!もともと涙腺がゆるめだったのですが、子どもを産んでからさらに涙腺がガバガバに…。特に、人が一生懸命な場面や、成長する場面に弱い。朝からみんなのうたで泣き、教育テレビの道徳っぽいVTRで泣き、ニュースで泣き、寝かしつけ中の絵本で泣き、子どもの優しい言葉で泣き。泣くのに忙しい毎日です。(もちろん子どもがいる時はびっくりされるので、こっそり泣きますが)もうすぐ開催される幼稚園の運動会でも、ダダ泣きすること間違いなしなので、ハンカチではなくタオルを持っていく予定です。
2017年09月22日こんにちは、まりげです。今回は子ども達に大ウケだった【 遊び 】についてのお話しです。…ウケた!このあと、子ども達も真似をしてほっぺをふくらませてみたり、わたしのほっぺを指でつついて「 プップップッ 」と漏れ出る音を聞いてゲラゲラ笑っていました。そして雨の日なんかで外に出ることもできない、子ども達が 【 ひまも体力も持て余しちゃった日 】に活躍したのが…これです!洗濯カゴをゴールにしてバスケットボール気分で楽しみます!他にも、空気清浄機や扇風機、うちわなんかを使って風船を宙に舞い上げると大喜び!「 床に落としたら風船が爆発するよ〜!」なんて言いながらバレーボールのようにポーンと風船を投げると「 きゃー!」と真剣にボールを追いかけていました。少し疲れてきたなぁと思ったら、マジックで好きな動物を描いてお散歩ごっこ。翌日になってからも、ハッと思い出したかのように自分のペット( 風船 )のリード( ビニール紐 )をしっかりと握りしめて部屋の中をぐるぐると散歩させていました。すっかり風船にハートを掴まれた二人は…お目覚め風船攻撃!!風船ボーイズが自分で風船を膨らませられるようになるのは、かなり先のような気がして頭がクラクラするのでした。
2017年09月22日昨今、メディアでも取り上げられることが増えてきた「発達障害」。身近に当事者がいない人でも、この言葉を耳にする機会は多くなってきているのではないでしょうか。そんななか、NHKが「発達障害プロジェクト」と銘打ち、今年5月から1年を掛けて特集放送を行っています。このプロジェクトのなかのひとつに、イギリスのTVドラマ『ハンク―ちょっと特別なボクの日常―』があります。このドラマは、ディスレクシア(読み書き障害)の少年ハンクを主人公にした学園ドラマ。もともと2016年にNHKで放映されていたものを、「発達障害プロジェクト」に合わせて選りすぐりの5本を再放映するというもの。日本ではまだ発達障害を扱ったエンタメ作品の数は少ないですが、このイギリスのドラマでは「ディスレクシアとはどんなものか」を視覚的にわかりやすく表現しています。当事者たちが学校生活を送る上でどんな困難を抱えているか、さらにその困難さを主人公のポジティブな性格と大胆な発想で乗り越えていくさまをスパイスたっぷりに、コメディタッチで描かれています。■ディスレクシア(読み書き障害)とは?ディスレクシアとは、発達障害のひとつである「LD(学習障害)」の一種で、知的発達に遅れはないものの、脳の働きに特徴があり、文字や数字の読み書きなどに困難が生じることをいいます。有名人では、俳優のトム・クルーズやオーランド・ブルーム、映画監督のスティーブン・スピルバーグなどがディスレクシアであると告白していて、多くの人が障害について知るきっかけとなりました。主人公ハンクは12歳の少年。彼の場合は文字を読もうとすると「字が躍っている」ように見え、書くこと、計算も苦手。「作文の宿題をやろうとしても、文字が躍ってなかなか書くことができない!」「ミュージカルの主役に抜擢(ばってき)されたのに台本が読めない!」など、たびたびピンチに陥ります。どんなふうにこのピンチを切り抜けるのだろう? と思っていると、作文を書かされる回では、考えて考えて考え抜いた結果、「作文ではなくて、工作で伝えよう!」というとっぴな方法を思い付き、立派な作品を作り上げてしまいます。そう、彼のすごいところは、どんなピンチに遭遇しても決してあきらめず、ユニークなアイデアで切り抜けること。じつはハンクは頭の回転がとても速く、行動力もあるのです。なんでも突っ走ってしまうので、先生には怒られてばかりだけど…。■ディスレクシアの子どもが学校生活を乗り越える処世術ディスレクシアであることを悲観せず、親友や家族に助けられながら学校生活を送るハンクですが、ちょっとだけ愚痴が出ることも。「成績はいつもビリだから、いじめられる。ディスレクシアだけど頑張ってるのに…。みんな結果しか見ないんだ」発達障害の子どもは、ときにいじめられたり、不登校になったりするとよく耳にします。これを「二次障害」と呼ぶのですが、まさにハンクも同じ。でも、彼はへこたれません! “成績ビリ”という自分のイメージを変えるためには、「何か得意なことをみんなに見せればいいんだ!」と考えることのできる強さがあります。ハンクの姿を見てハッとさせられるのは、そんな発想の転換。ディスレクシアの自分を受け入れ、ほかのことでカバーしたり名誉挽回を目指したり。とくに読み書きや計算についてはみんなと同じようにできないけれど、自分なりの方法でならゴールにたどり着くことができる。それがハンクの学校生活を乗り切る処世術であり、二次障害を深刻にしない助けになっているようです。■発達障害児子育てのヒントがいっぱいあった!筆者にも、発達障害の疑いのある息子3歳がいます(診断待ちの状態です)。まだ私自身も発達障害について初心者で、毎日迷いながら子育てをしています。療育や幼稚園、児童館など、ほかのお子さんたちと活動をする場所に行くと、つい「みんなと同じように」やらせたいと思ってしまいます。でも息子には「できること」と「できないこと」があって、それが息子にとって大きな負担になってしまっていると感じることも多くあります。そして私は、あとから反省することばかり…。また、同じような境遇のママたちと会話して思うのは、自分も含めみなさん真面目だということ。病院や療育の先生のアドバイスひとつ取っても、まっすぐ受け止めすぎてしまいます。子どものことを考えて、「少しでもできることを増やしたい」という必死な思いが、いつの間にか「アドバイスどおりにしなければならない」という強迫観念にも近いものに変わってしまい、そこから外れるものを許容できなくなってしまうのです。どんなことをするにも、答えはひとつではないし、手段もひとつではありません。ハンクの行動は、それを証明しているように思えます。ママの考え方にしてもきっと同じではないでしょうか。みんなと同じようにできなくてもいい。いろんなやり方を試して、生きる力を身に着けることの方がきっと大事なはず。ステレオタイプにとらわれず、柔軟な考え方・受け止め方ができれば、発達障害児の育児の窮屈さが少しでもやわらぐのではないでしょうか。そんな、ちょっとしたヒントを、ハンクから教えてもらった気がしました。TVドラマ「ハンク―ちょっと特別なボクの日常―」第4回は、NHKにて9月23日(土)23:25より、第5回は、NHKにて9月30日(土)23:35より放映。<NHK発達障害プロジェクト 今後の放送予定>・2017年9月24日(日)午後11:00~11:50 NHK「深夜の保護者会」「発達障害 子育ての悩みSP」・2017年9月26日(火)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ①」・2017年9月27日(水)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ②」・2017年9月27日(水)午前8:15~9:54 NHK「あさイチ」 「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」※内容は変更になる場合がありますNHK 発達障害プロジェクト 【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年09月22日スポーツの秋、もうじき運動会が控えているご家庭も多いはず。運動が得意な子も、そうでない子も「少しでも速く走らせてあげたい」「何より自信を持って楽しく走らせてあげたい」と思うのが親心ですね。「0.01秒でも速く走るために」をコンセプトに、子どもからプロアスリートまでを対象に走り方を指導する『0.01』が主催するスプリント教室で、子どもが速く走るためのコツを聞いてきました。運動会目前、いきなりたくさんのことを子どもに言って混乱させてしまっては元も子もありません。今回はポイントを絞り、子どもに伝わりやすいアドバイスをいただきました。そのキーワードはなんと、「焼き鳥」と「モグラ」。■走る時は、焼き鳥になったつもりで体を1本の串のように真っすぐ時おり小雨が降りしきる中、小学生10数人を教えていたのは、十種競技出身の船場大地コーチ。子どものフォームをじっくりとチェックしながら指導していました。船場コーチによると速く走るために一番大切なのは正しい姿勢で、「体が、焼き鳥の串になったように、真っすぐな姿勢で走る」ことだそう。「手を大きく振ること」「大きなストライド」などのアドバイスを予想していた筆者にとって、ちょっと意外なアドバイスでした。「姿勢が悪いと、どの動きをしても効率的に力を使えません。一生懸命、足を高く上げようと思っても、足がつかえてしまったり、そもそも足が上がりにくかったりしてスピードが出にくいのです」(船場コーチ)。まず、自分が焼き鳥の串になったイメージで、足から頭まで一直線になることを意識してみます。そして、その真っすぐな姿勢のまま、進行方向斜めに倒れた姿勢で走ることが理想だそう。一直線の美しい姿勢だとパワーを生かし効率よくスピードが上げられます。走り始めるといつの間にか頭が下がってしまう子も多いそうなので、「頭が下がって、焼き鳥の串が折れたみたいにならない」ことも大切。頭が下がってきたら、「串が折れちゃったよー」と注意してあげましょう。■地下で眠るモグラを起こさない! 軽やかにはずむ感覚で走る「地下にいるモグラさんを起こさないように走ってね~」「アリさんを踏まないように走ってね~」スプリント教室の最中に、さかんに船場コーチが子どもたちにアドバイスをしていたのは、軽やかに走ること。地下にもしモグラがいたら、モグラを起こさないように音を出さないで静かに走る。地面にアリがいたら、足をベタベタつけず、アリを踏まないように、つま先は指先ではなく拇指球(ぼしきゅう:親指のつけ根のふくらんだ部分)周辺が地面に接するようにする。そのような感覚を、声がけで子どもたちに意識づけていました。かかとを地面にベタっとつけて走ったり、ひざを曲げすぎてドスンドスンと重い感じで走ったりすると、やはりスピードが出ないそうです。軽やかに走る動きは、縄跳びを跳ぶ動きに似ているそうで、縄跳びをしたり、その場でピョンピョンと真っすぐ跳ねてみると、子どもたちはその感覚を理解しやすいようです。 ■スプリント教室だけで終わらない! 家でできる練習はコレ速く走るのには、姿勢とはずむ感覚が大切なのはわかりました。それでは運動会目前でも、自宅で気軽にできる効果的なトレーニングはあるのでしょうか? なかなか口で伝えるだけではわかりづらい感覚を、子どもに理解させる練習方法を教えてもらいました。1.縄跳びやその場でのジャンプではずむ感覚を身につける背筋を伸ばし、腕を軽く回しながらピョンピョンと跳ぶ縄跳びは、走る時の体の使い方と共通点が多いそう。「走る動作は縄跳びのジャンプの動きの連続と考えることができます。縄跳びをすると、はずむように軽やかに走る感覚が身につきます」と船場コーチ。縄跳びなしでそのままピョンピョンと軽く跳ぶのでもOKだそうです。あるいは、家の前などにある段差を利用して、段差を前後にピョンピョンと跳ぶのでも、自分の体をバネのようにはずませて走る感覚を理解しやすい、とのことです。2.いい姿勢を意識できる練習をする子どもが跳ぶ時に肩を押さえてあげると、体がぶれにくく姿勢を崩さずに跳ぶ感覚が身につきやすくなります。このほかにも、正しい姿勢を意識しながら、おへそのちょっと下あたりまでひざを上げる、もも上げの運動も効果的です。■もう間に合わない! 運動会直前の一夜づけにはスタートの姿勢を変える1~2週間前から地道に先ほどあげたようなトレーニングをしたいところですが、「本当に一夜づけだったらどうしたらいいですか? 」と図々しい質問もしてみました。「うーん、そうですねえ…」とちょっと困りながらも船場コーチが教えてくれたのは、「一番即効性があるのは、スタートの姿勢を変えること」だそう。スタートの姿勢はあまりきちんと教えられていないことが多く、同じ側の手足を前に出していたり、足の幅を大きく開きすぎて構えていたりするそうです。おすすめのスタートの姿勢は、1.「気をつけ」の姿勢からしゃがみこみ、前に置く足の土踏まずの横に後ろ足の膝を置く。2.そのまま体を串のようにピンとした姿勢を意識しながら立ちあがる。スタート姿勢を作る際には前の足のひざはつま先の上にくるくらいまで曲げてしっかり前の足に体重をかける。3.スタートの合図がなったら真っすぐの姿勢のまま前の足をけって飛び出す。このかっこいい、いかにも速そうなスタート姿勢をマスターできたら、子どものモチベーションもあがりそうですね!取材協力:0.01速く走るためのスプリント指導をするプロフェッショナル集団。様々なプロスポーツの選手から小学生まで幅広く指導。 取材・文/まちとこ出版社
2017年09月22日子どもたちには、好き嫌いなく食べて、健康に育ってほしいもの。しかし、食事は楽しむことも大切です。無理に「これも食べなさい!」と押しつけることは、できればしたくありません。食事を楽しみながら「好き嫌いの少ない子どもに育てる」。この難題に立ち向かうため、日々の食卓に独自ルールを導入しているママもいるようです。今回は、そんな「我が家の食事ルール」を紹介します。■バランスよく盛り付けられる「お子さまランチ風」「子どもが自分で食べるようになってから、我が家ではほとんど大皿料理を出さなくなりました。メインのおかずを大皿に盛って出すと、どうしても子どもがそればかりを食べてしまい、野菜系のおかずがあとまわしに。食事の終盤で『これも食べなさい!』と、毎回言わなくてはなりません。でも、お子さまランチのように少量ずつ盛って『あなたの分』として出すと、言わなくても食べてくれます。もちろん、私たち大人も同様に。それぞれに、盛りつけるようにしています」(Hさん/36歳/小売店)「自分の分」として盛られたものを残さず食べる。それが家庭のルールとして定着していると、子どもも自然と残さず食べるようになってくれるかもしれません。無理なく食べきることができるように、盛りつける量を工夫してあげると良いでしょう。■パパのメタボ対策にも有効?「おかわりシステム」「副菜も含めてすべて食べたら、好きなおかずをおかわりできるシステムです。エビフライ・唐揚げなどの子どもが好むメインおかずは、ちょっと少なめに盛りつけています。以前は、子どもがどうしても好きなものを先に食べてしまい、副菜が食べられない…ということがよくありました。でも、おかわりシステムを導入してからは、好きなメニューをおかわりするために、苦手な食材が入った副菜も頑張って食べていますよ」(Eさん/38歳/医療関連)子どもだけでなく両親も同じシステムにしているというEさん。パパのメタボ対策にも役立ちそうです。■嫌いなものでも「最低一口」「私の息子は野菜全般が苦手。調理方法を工夫してみても、やはりダメなものはダメといった感じです。無理に食べさせるのはできれば避けたいですが、やっぱり野菜も食べてほしい…。そこで、『最低一口ルール』を導入しました。どうしても嫌なおかずは、一口食べたらOK。一口と限定すると、案外すんなり口に運んでくれるものです。中には、『最低一口』を続けるうちに、自然と食べられるようになった野菜も。子どもの方から『これ、一口でいい?』と聞いてくることがありますが、そんなときは『いいよ』と笑顔で答えるようにしています」(Yさん/32歳/医療関連)私も子どものころ、母親から「一口だけでも食べなさい」とよく言われました。たしかに「一口」と限定されれば「なんとか頑張ろう」と思えたかも。まったく手をつけずに残されるのと、一口でも食べてくれるのでは、ママの気持ちも違うのではないでしょうか?■「おいしい」「楽しい」など、食事の楽しさを伝えたい!「ウチの子はまだ小さく、自分で食べることができません。それでも、『家族で食事を楽しむ時間』を共有することは大切だと思います。我が家ではできるだけ夫婦で味の感想などを伝え合い、食事を楽しむ姿を見せるようにしています。平日は子どもだけ先にご飯を食べさせることが多いですが、休日はできるだけ家族揃って食卓へ。『自分もパパ・ママと同じように食事をしている』ということがうれしいのか、家族と一緒だと機嫌よく座って食べてくれます」(Sさん/30歳/公務員)小さいうちから「食事は楽しいもの」と伝えてあげるのは良い方法かもしれません。同じように、食卓でのコミュニケーションを大切にしている家庭はほかにも…。「私たち夫婦が子どもに『おいしいね』と伝えるように心がけています。5歳の娘は魚が苦手。特に、はじめて見るメニューにはなかなか手をつけてくれないのですが、パパ・ママが『う~ん、これおいしいね』と言いながら食べていると安心するのか、いつの間にか口に運んでいます」(Iさん/32歳/自営業)食べものや食事に対するイメージが、子どもの好き嫌いの原因になることもあるようです。まずは、「おいしい」「楽しい」を伝えてあげて、食事に良いイメージを持ってもらうことが大切ですね。もちろん、子どもが食べやすいように調理方法や味付けを工夫するのも一つの方法。ただ、それにかかる時間や手間を考えると、正直限界が…。「食事は楽しいもの」と感じることができれば、子どもの「食」に対する関心が高まり、楽しみながら好き嫌いを減らせるかもしれません。
2017年09月21日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。小さい頃、ママはいつでもピリピリしているイメージがありました。急に怒り出すので、なんで怒るの? と思っていたのですが、自分がママになり当時のママさんの気持ちが痛いほどわかるようになりました。そんなかーちゃんは最近キーちゃんに「ママ~怒らないで?」と上目遣いで言われる始末です。き、気をつけなくちゃ!先日街中で、大泣きしている子どもと、ピリピリしているママさんを見かけました。まさに自分を見ているよう…心の中で「大変だよね~早く泣き止むといいな~頑張れ~!!」とひっそり応援しました。子育て中のお母さんは「戦友」と勝手にかーちゃんは思ってます。大体、子どもが泣いている理由ってどうしようもないことばっかりなんです! でも、子どもは要望が通らなくて泣く→どうすることもできない母はできないことをさとす→さらに泣く→母イライラする…まさに負のループ。結局あきらめて泣き止んでくれるのを待つしかないのです。それでは具体的に、我が家で起こったかーちゃんとモン太の戦いの話をお話しします。それは、とある朝のできごと。幼稚園バスがもうすぐ到着するので、急いで家を出ようとした時のことです。「モン太~ハンカチ持った?」といつもの確認。すると、仮面ライダーのハンカチがない! と訴えはじめました。仮面ライダーのハンカチは、昨日も使って汚れていたので、洗濯機に入れて回してしまいました。そのことを告げて、変わりのハンカチを渡すと、ここからスイッチが入ってしまい…「やだーーー! 仮面ライダーのハンカチがいいー!」大声で泣き叫ぶモン太。こうなるともうダメです。戦隊もののハンカチでも大好きなキャラクターのハンカチでも見向きもしてくれません。しかし!かーちゃんの頭の中は「バスに乗り遅れる!」時間がまったくなく、あせりと共にかーちゃんも爆発です。そして、開始のゴング! 始まる母と子の戦いです。ちなみに、いつもはハンカチをこんなにこだわって選びません。ご飯を作ったあとにカレーじゃなきゃ嫌だ! とか、その時々でどうにもならないこだわりのギャン泣きが始まってしまうのです。とにかくバス停までいかなきゃいけない! とモン太を自転車に乗るよう、うながすかーちゃんですが、モン太は地べたに座り、泣き叫びながらじたばた…ふと顔をあげると近所のおばちゃんが、びっくりした顔でこちらの様子を見ていました。笑しかし、恥ずかしさよりもあせりが勝っているかーちゃん。最終的に深く深呼吸し、全神経を使ってモン太を力ずくで自転車に乗せました。暴れる17キロの5歳児を持ち上げるのって本当に大変(泣)やっと自転車に乗せたところでご近所さんにご挨拶。どういう風に見えたかな~とドキドキでした。このあとモン太は泣き止み、無事にバスに乗り登園してくれました! (疲れた~泣) 送り届けたあとは電池切れです。毎日全力!みなさん、かーちゃんはいつもこんな戦いに疲れてイライラしているんです。(もちろんイライラ要素はこれだけではないですけどね!夫への不満とか。笑)きっと今もどこかで同じように、どうにもならない攻防戦が繰り広げられていることと思います。本当に、全国のお母さん毎日お疲れさまです! 泣
2017年09月21日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)次男(年長)三男(年少)の3兄弟の母です。■偏食・小食のわが子に悩む日々次男は離乳食を全く食べない子でした。そしてそれは幼児食期に入っても変わらず好き嫌いが多く、食べられないものより、食べられるもののほうが圧倒的に少ないいわゆる偏食っ子です。長男はなんでもよく食べる赤ちゃんだったので、食べない次男は衝撃的でした。離乳食の頃は、どの食材をどのような調理法でチャレンジしてみても一切受け付けず、匙(さじ)を口に運ぼうもんなら泣いて嫌がり、しまいには涙を目にいっぱいためてオエェ! とえづいてしまう始末。本気で嚥下(えんげ)障害じゃないかと心配したほどです。私自身は好き嫌いがなく、なんでも食べられるタイプなので「偏食」に対するイメージもあまりよくなく、親の教育次第だとさえ思っている節もありました。そんな私のもとに次男という偏食・小食っ子が生まれたもんですから、数年は理解できずに悩み、悪戦苦闘しました。しかし、私の「偏食は努力すれば治まる」という考えを根本から変え、好き嫌いの多い次男に歩み寄れる時が来たんです。そのきっかけは乳幼児検診でもなく、育児相談窓口でもなく、「かつて好き嫌いが激しい子どもだった大人が、当時何を考えていたのか」を聞いた時でした。■「食べさせる方法を見つける」よりも必要だったこと私は子どもに健康でいてほしい、大きく育ってほしいという気持ちから、とにかく食べさせようと苦戦していました。それが母親として間違っているとは今でも思っていません。でも偏食・小食な元子ども(すなわち大人)の思いを聞いた時は、おもわずこみあげるものがありました。子どもとはいえ心の中ではいろいろと考えています。それを表現できる語彙(ごい)を持ってないから、黙るか泣くかゴネるかしかないだけで。これを読んでるママたちの中にも、かつての私のように「どうして食べてくれないの!!」「この子はこんなに食べなくて大丈夫なんだろうか」と、不安と苛立ちの中にいる方がいらっしゃるかもしれません。食べてくれない子どもに悩む保護者目線からの相談、体験談はわりとよく目にします。私も何とかして食べさせれる良い方法はないだろうかといろいろと探しましたが、「食べられない子どもだった張本人たちが、どう感じながら生活していたのか」を、私は目にする機会がありませんでした。食べさせる方法を見つける前に、食べられないその気持ちを知る。これが私にとって必要だったんです。きっと私のように自分自身が好き嫌いがない人にとっては、我が子の好き嫌いはなかなか歩み寄れずに葛藤してしまいがちだと思います。同じようなママたちに少しでもヒントになればと思い、私の経験と元子どもたちからの意見をご紹介したいと思います。■「食事の時間が苦痛だった…」元子どもたちの声これらは私のブログに寄せられたコメントなのですが、偏食・小食だった元子どもたちは、以下の2パターンに分かれます。・好き嫌いが許されない環境で育った人・無理強いはされなかったという人この中で、好き嫌いが許されない環境で育った人に共通しているのは「食事の時間が苦痛だった」ということでした。口をそろえて「食事に関していい思い出がない」と言うのです。「どうしても食べられないのに『わがままだ』と言われ、給食では食べ終わるまで教室のすみに残され、家でも学校でも理解されない」「大人になった今でも、子ども時代の食事にまつわる思い出は怒られた記憶か、ひとりで寂しかった記憶か、楽しくない記憶しか残っていない」この意見が多かったんです。私、次男に今まで何度口にスプーンを突っ込んで「食べなさい!」ってやってたことか…。偏食っ子からすると、「得体の知れないもの(たとえばミミズのようなもの)を無理やり口に押し込まれてるような感覚」らしいです。次男のことを思って突っ込んでいたスプーンが息子からしたら苦痛以外のなにものでもなかった。口に入れることさえできたらごっくんできるはずだ! と思っていたのですが、彼らからしたら「飲み込むどころか、自分の意志とは裏腹にえづいてしまう」んだそうです。私は次男になんてかわいそうなことをしていたんでしょう…。かつて教室の隅でミニトマトが食べられなくて泣いていたクラスメイトも、食事がつらいな、楽しくないなと思いながら毎日食べていたのかと思うと、彼を思い出して胸がぎゅーっとなりました。■嫌いなものを食べさせるか否か…親としての葛藤今の私は、「食事はまずは楽しく!」が基本です。離乳食教室に行ってもまず最初に教えられるのは「楽しく」ということですし、給食も掃除の時間まで残して食べさせるということもしていません(おそらく)。しかし「楽しく食べること」と「好き嫌いなく食べること」はある意味対極にあるような気がします。この両方を叶えるって実はすごく難しいんじゃないかと。楽しく食べている延長で好き嫌いなく食べられるようになるのが理想ですが、嫌いなものを好きにさせるために楽しく食べるのは、偏食っ子には相当難しいような気がします。「どうしても食べられない」「口に入れたらえづいてしまう」レベルの子たちにとっては嫌いなものを食べずに済む食事こそが楽しい食事なのですから。それを許せるか、押し付けずにいられるかが親の最初の葛藤だと思います。私は自分が好き嫌いがないがゆえに、ここが許せずに随分と戦ってしまいました。元好き嫌いっ子たちの何十年たっても今なお残っている「食事が楽しくなかった」という思いを聞いて、ハッ! とさせられました。■食事中は「心の栄養」を大切にしたい「食事」の目的は”栄養””健康””しつけ”にとらわれてはいけないなと。体を大きくするため、健康に育つため、お行儀よく食べるよりもその前に、まずは、この子の食事の思い出を明るい色に包まれたものにしてあげたいと思いました。このとき、私はようやくスタートラインに立てました。今私は次男に無理強いはしていません。苦手なものは「一口食べたら?」ぐらいは言いますが、それで「いや」というなら無理に食べさせていません。頑張ってひと口チャレンジしたら喜びます。幼稚園のお弁当も基本的に好きなものを詰め、食べきれるものを食べきれる量で入れています。おかげで冷凍食品や既製品まみれです(次男の好みに合わせたらこうなりました)。栄養もバランスもあったもんじゃありませんが、おいしかった! 全部食べられた! また明日も食べたい! そう思えることが心の栄養になるんじゃないかと思います。 後編 に続きます。
2017年09月21日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま! こんにちは! かわベーコンです。よく頭痛に悩まされる私…。そんな時に娘がこんなことをしてくれました。えっ…やだ、娘性格イケメン…。何も言わずそっと頭を抱きかかえて、頭をぽんぽんしてくれました。ええ…優しい…。その後急に起き上がり、どこかへ行ったかと思うと、氷枕というんでしょうか。冷凍庫で冷やしてつかう枕を取ってきてくれました。優しさはとてもとてもうれしかったのですが…でろ~んはやめようでろ~んは…。もしかしたら「急いでママに持っていこう!」と思ってでろ~んとなってしまったのかも…?お片付けの詰めはまだまだ甘いですが、優しさは百点満点だと思った母なのでした。
2017年09月21日自分の中でなんとなくそんな気がしていました。もしかするとドクターもそう思っていたかもしれません。けれども、治療をステップアップする決心がつきませんでした。排卵誘発の注射の量を増やして、8回目の人工授精をすることにしました。また5日間注射に通います。そんな中、台風が接近し、クリニックが休診となった日がありました。が、私は毎日注射を打たねばならないので、暴風域を抜けるであろう夜9時に通院することになりました。夜だったので、オットも一緒に行けました。クリニックには私たち同様、注射を待つご夫婦が何組かいました。ぼそぼそと会話をする声と、窓の外を通り過ぎる大きな風の音。二つの音を聞きながら、ぼーっと座っていました。あぁ、どうして今、私はここに座っているんだっけ…台風の後、夫婦で話をしました。人工授精はこれで最後にすることに決めました。そして、8回目の人工授精の日。―これで最後―自分の中で(まさか体外受精まではしないだろう…)とたかをくくっていた部分がありました。気付けば、その『まさか』は目の前。たかをくくらず、腹をくくる時がやってきたようです。内診で、右に約10個、左に5、6個の卵胞を確認しました。このまま排卵させる注射を打つと卵巣が腫れる可能性があるということで、点鼻薬での排卵に切り替わりました。予定していた注射は、一週間体内に残り、排卵せずにいた他の卵胞がどんどん成長してしまい、結果卵巣が腫れる…という事態になりえるとのことでした。点鼻薬は注射より効果が小さいけれど、一度のみの効き目なので、上記のような副作用がないとのことで、OHSSを心配していたので、ホッとしました。そして、最後の人工授精を無事に終え、2週間後の判定を待っていました。すると、生理予定日より一週間早いのに、出血…こ、これは…着床出血ってやつ???着床出血とは、受精卵が子宮に根を生やしたとき(着床)に起こると言われる出血で、ネットで不妊治療の掲示板などを読んでいると、治療の末妊娠された方がよく使うワードなのです!検索魔になる私(笑)。「着床出血 症状」などで検索しまくります。検索結果で自分の症状と同じようなものばかりを信じ、そうでないものには理由をつけて無視していた気がします(笑)。その後も出血は続き、クリニックに相談すると様子見と言われ、次の診察までにさらに検索しまくる毎日でした。生理予定日に生理が来ませんでした。前日に届いたメール便の封を切りました。生理予定日当日から使える妊娠検査薬です。決めました。(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。)
2017年09月20日夫が会社を辞めて1年半が過ぎたころ、夫があることを提案してきた。「レコードプレーヤー、買ってもいい?」このデジタル化社会でアナログに戻ろうというのか。今はCDもなかなか売れない時代。レコードと言ったらわたしたちの親世代が聞いていたものだ。わたしたち昭和生まれはレコードは通っていなくて、カセットだった。好きな曲をテープに落とし込んで、編集、タイトルも自分で書いたりして、好きな人にダビングしてプレゼントしたりしていた。あぁ、懐かしい。アナログ感。レコードも、カセットも、数年前から音楽好きの層にまた流行りだしているという。もともと音楽が大好きで、学生時代からジャンル問わずCDを買いあさってきた夫にとって、レコード収集は男のロマンらしい。しかしながら、今更レコードか……。30代からのレコード収集。楽しそうではあるが物が増えて困りそうな気もする。物欲を捨てた、ミニマリストが流行っているこの現代で、今から物に囲まれるというのか。夫の仕事は飲食業とイベントスペースの企画・運営。「店でイベントやったりするなら、お客さんにも喜ばれるし、DJブースがあったほうがいいと思うんだよね!」うーん…たしかに。あったら楽しそうではあるけれど。そんなものより、息子の養育費に蓄えておいたほうがいいのではないか? 家族会議をした結果、普段はあまりリクエストをしない夫なので、今回は了承することにした。わが家の家計の話をすると、結婚してからずっと夫はおこづかい制で頑張ってくれている。理由は、夫の気質にある。夫は給与が入った途端、あればあるほど使ってしまうタイプで貯金ができない人だった。サラリーマン時代は銀行員だったのに、お金の管理が不得意なんて笑ってしまう。こうした大きな買い物だけは、相談して買うことにしているわが家。こうして、好きなものが買えるようになったことは感慨深い。夫が脱サラしてから一度も就職せずに、こうして生活が成り立っていることに驚く。よくもまぁ、夫婦で仕事を続けてこれたものだなぁ。ネットで注文したDJ入門セットが届いた。レコードプレーヤ2台に、ミキサー、そしてヘッドホン。店内にセットしてみる「うーん!いい感じ」夫は興奮した様子で、買っておいたレコードを再生しだした。わたしが夫の流す曲にあわせて体を揺らしていると、息子も体を揺らし始めた。ひょうきんな顔をして、手をぶんぶんとふりまわし、お尻をふりふり。摩訶不思議な舞でわたしと夫を笑わせた。ちゃんとリズムにあわせて踊っている。以前からやけに音楽にだけは敏感に反応していたこともあり、息子もレコードプレーヤーに興味を持っているようだ。父親の影響とはすごい。このために実家からもらってきたレコードを次から次へとかけてみる。夫があまりにも楽しそうに選曲してレコードをかけているので、息子はレコードプレーヤーの側から離れない。邦楽から洋楽まで色々とかけてみる。特にマイケルジャクソンのアルバムをかけると顔つきが変わり、息子の踊りはかなり激しいものになった…!私たち夫婦は、その様子に驚いて「この子は才能があるのかもしれない・後ろにマイケルが見える…!」などと親バカ街道まっしぐらな発言をし、息子が飽きるまで踊らせてみることにした。息子の仕草に陶酔できるなんて幸せなもんだ。子どもの集中力ってこんなに続くものなのか? 結局息子はご飯もお風呂もそっちのけで、踊り続けた。レコードプレーヤー、こどものために買ったわけではないけれど、結局こどもは大人の背中を見て育つ。教える言葉も、遊びに連れて行く場所も、読んであげる本も、聴かせる音楽も、この時期は親が選んでいくもの。素直なこどもたちはそれをスッと受け取っていく。わたしたちの親世代が青春時代に聴いていた名曲たち。今聴いても新鮮で、どの曲も声に出して歌えるなんて、いい音楽は時代を超えて歌い継がれるものなんだ。これから先、世界はどんどんデジタル化していってしまうに違いない。息子には、少しでも古き良きものを残してやりたい。親が楽しいとおもえば、自然と笑顔になって、その場にいるこどもはきっと楽しい。息子1歳10ヶ月。はて、レコード熱はいつまで続くかな。つづく
2017年09月19日ある日の夕飯に、スーパーで買った安い焼肉用の牛肉を焼こうとトレーからラップを外すと、一瞬ほんの少し、酸っぱい臭いが漂った。(もしやこの肉……腐っている?!)そんなはずない。だって買ったその日に冷凍して、二日後には冷蔵庫に移して、じっくり時間をかけて解凍したんだから。でも、さっきは確かに微妙な臭いがした。念のため、改めて肉を嗅いでみる。酸っぱいと思えば酸っぱいが、生肉の臭いなんて大抵みんなこんな感じだと思えばこんな感じ。ま、しっかり焼けば大丈夫だろう。気を取り直して粛々と焼肉の準備を整える。とはいえ、何も知らずに食べさせられるのは娘に悪いから、念のため娘の意志を確認しておこうと、カセットコンロをセットしながら尋ねた。「もしも今日のこの牛肉が腐っていたら、どうする?」「どうする?って、腐ってたら食べられないでしょ」さも当たり前のことのように答える娘。「だけど考えてみて。牛肉は腐りかけが最も美味しいという説もあるよ」「ママ、腐った肉と熟成肉は違うよ」「そうかな」「腐女子と熟女くらい違う」ぐうの音も出ない正論に打ち負かされ、まずは私が毒味を担当することになった。試しに肉を1枚焼いてみて、焼肉のタレにつけて食べる。うん、肉はどうやら大丈夫そう。その代わり、やたらフルーティな焼肉のタレに、疑惑の矛先が移った。甘くて、少し酸っぱくて、少し発酵したような香り……。焼肉のタレって発酵してたっけ? 考えてみればこのタレはいつ買っていつから冷蔵庫に入っていたのだったか、ちょっと思い出せない。「タレが腐ってるんじゃない?」私の様子を伺いながら娘が言う。う~ん、と頭を捻っていると、娘が付け加える。「ま、一番腐ってるのは私だけどね」「さっきから誰がうまいこと言えと」以前娘に、ボーイズラブ漫画のどこが魅力なのかと聞いてみたことがあるのだが、娘いわく、男同士の恋愛漫画には、少女漫画で描かれる男女の関係では成立し得ない、対等な関係があるからいいらしい。少女漫画では大抵の場合、ヒロインはヒーローに守られ、背中を押され、ときに所有されたりもする。娘は少女漫画を読むたびに、そういった性差を前提とした関係性が気になって仕方がないらしい。もっと正確に言うと、ヒロインの方から守られるポジションに収まりにいくのが嫌で仕方がないらしいのだ。私が子どものころといえば、当然のようにどっぷり少女漫画に浸っていた。『天使なんかじゃない』の須藤晃も『セーラームーン』のタキシード仮面も『花より男子』の道明寺司も、好きなヒーローはみんなピンチに颯爽と助けに来てくれる王子様だった。子どもを産み、二十歳を過ぎてからの一時期は少女漫画から少しベクトルが変化しマイケル・ジャクソンに熱くはまったが、そのときでさえ当時の私の主たる活動場所である幼稚園の園庭に、ある日突然マイケル・ジャクソンが私を迎えにきてくれるようにと祈っていた。離婚したり、働くようになったりしてようやく、男性に守られる立場に収まることが必ずしも得なわけじゃない、なにか凄く不自由かもしれないと気づき始めたけれど、かといって守られたい願望から完全に解き放たれたとは言えず、なんとも呪縛が強い。その点、娘は私より精神的にはるかに自立しているかもしれない。そんな娘、最近趣味で小説を書いているという。どんな内容かと尋ねたところ、返ってきた答えにギョッとした。「どうしたら男女が対等になるかなって考えてね、こういう設定にしたの。ヒロインとヒーローの二人はいつも一緒にいるんだけど、ベタベタしたり、干渉し合ったりしないの。なぜならお互いがお互いの大切な人を殺してるから」「どう思う?!」とキラキラした目で意見を求めてくる娘に、「す、少し考える時間をちょうだい」と答えたのは、母の事実上の降参宣言なのであった。イラスト:片岡泉
2017年09月19日夫と遊んでいた三男。私はその様子を微笑ましく見守っていた私のですが、突然三男が私の方を指さし、『ぶた!!』と言い放ちました(笑) 突然の事に動揺を隠しきれない私。後から夫から聞くと、どうやら私の後ろにあったブタの絵が描かれたTシャツのことを言ったようなのですが、私と夫が激しくリアクションし、大爆笑したので三男、どうやら『なんかよく分からないけどめっちゃウケた!』と思ったらしく(笑)。その日からしばらく、私のことを『ぶた!!』と呼ぶようになりました(笑)。
2017年09月19日9月に家族で遅めの夏休みをとって沖縄に旅立った。息子にとっては初めての飛行機で、家を出る前からご機嫌だった。僕も飛行機には数えるほどしか乗ったことが無いので、ちゃんと先導できるかが気がかりだった。バスが空港に到着して、搭乗手続きを済ませ乗り場へ移動。乗り場までの移動距離が思いの外長く3人でダッシュするハメになってしまった。3人で空港の窓からゆっくり飛行機を眺める時間をとりたかったが、断念した。機内でもご機嫌な息子は特に機内サービスが気に入ったようで、客室乗務員の女性がカートを押して近づいてくるとスーッと机を手前に引き出して座席前方を睨み、女性の頭がチラッと見えると「リンゴジュースっ!」とフライング気味に注文をしていた。初めての飛行機とは思えない慣れた所作が可笑しかった。3時間を越えるフライトで一睡もせずジュースをチビチビと楽しんだ息子は、飛行機が着陸態勢に入り「シートベルトをお締め下さい」のアナウンスが聞こえた瞬間「オシッコ!」と言って跳び上がった。最悪の場合、間に合わなければこれに……とビニール袋を手に握りしめたがなんとか着陸まで持ちこたえてくれた。そして今度は到着した空港でトイレまで抱っこで一目散にダッシュした。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年09月19日こんにちは、きたあかりです。掃除機がけをしていた時のこと試しにおんぶしてみたら大好評!それからというもの…常に背後を取ってくるようになり思うように家事も進まない事態に。無視して作業してても、ずーーーーーーっとうしろにいるんです…。背中に全体重を預けて首もとをカリカリ。カリカリカリカリ。くすぐったい! あと痛い!仕方なくおんぶ → ヒャッハー → おろす → カリカリ → 繰り返し。甘えっ子のムスメ、普段も抱っこされまくりなのですがおんぶは別腹らしく全然飽きないようです。抱っこにはない不安定さがいいのか、視界が開ける感じが面白いのか、ちょっとでも私が膝をつくとシュッと背後に回りよじよじ…よじよじ…。おかげで一時期背中が傷だらけになりましたが、鏡に映ったムスメがめちゃくちゃ楽しそうでなかなか断れないのでした。
2017年09月17日思春期は、とても難しい時期。大人みたいな口もきくし、身体つきも大人並みに成長している子もいます。けれども、精神的にはまだまだ幼さが残っていますよね。そう、ここが思春期の難しいところだと思うのよ。大人の入り口にいるんだから、ある程度の自主性を持たせることも大事。でも、親のサポートなしではやっていけません。放任主義もダメだし、過保護でもダメ、ちょうど良いバランスで子どもと向き合えればイイわよね。でも、難しい年頃の子どもを前に、距離のとりかたがわからない親御さんもいると思うの。急に親と口をきかなくなったり、乱暴な言葉をいうようになったり…。そんな子どもを前にして、途方に暮れている人がいるかもしれませんね。こういう場合、あれこれ考え過ぎないで、放っておくことも必要です。もちろん、子どもを支援するのも大事だけど、それ以上に大切なのは親のありかた、生きる姿勢だと思うのよ。昔の人もいっているでしょ?「子は親の背中を見て育つ」ってね。子どもは、ビックリするくらい親を冷静に見ています。特に思春期は、まっすぐで純粋な子どもの心と、鋭い大人の分析力を合わせ持っていますからね。ごまかしは通用しません。 親が社会の中でどう振る舞っているのか、ひとりの人間として尊敬できるのかどうか、しっかり観察しています。もちろん、親だって人間ですから完璧な大人として振る舞うなんてことは無理ですよね。逆に、聖人君子でもないのに聖人君子ぶった態度をとるほうが子どもにとってはイヤなんじゃないかしら。ウソは必ずバレますからね。そこで大切なのが、親の「人生に対する姿勢」です。そりゃあ、親として子どもの見本になれるような、りっぱな人間でありたいとは思うけど私も含めて、そんな親はなかなかいないと思うのよ。でも、人生と誠実に向き合うことや、正直に生きること、夫婦が楽しく協力しながら暮らすことなど、日常の中で「親の背中」を見せることはできるはずですよ。特別りっぱなことじゃなくても、一生懸命人生を生きる姿そのものが、子どもに良い影響を与えるんじゃないかしらね。子どもが親を避けはじめたときこそ、親の楽しむ姿や正直に生きる姿を見せてあげてほしいのよ。言葉より、よっぽど子どもの胸に届くはずです。 栄光の人生へ一直線!≪仕事網羅占≫天賦の才・転職・収入・成功
2017年09月15日育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌
夫婦・子育ていまむかし