ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (317/341)
楽しかったゴールデンウィークも終わり、今はまた夏休みまでがんばろう! と気持ちも新たに、家族それぞれが仕事や学校に向かっている毎日かと思います。この時期は、ワーキングママが一度は悩まされる問題…「保育園いかないっ!」「保育園ヤダ」と言い出すお子さんが増える時期でもあります。■楽しい休みが明けた後に…楽しかった休みが明けた後は、ママとパパとずっと一緒にいたい! という思いが強くなってしまうのでしょうね。大人だって休み明けは「はあ~また仕事かあ」と気持ちが落ち込みます。ママとしてはお休み明けに早く仕事モードに戻るべく、「早くご飯食べて」「早くお着替えしよう」など、つい子どもをせかしてしまいます。しかしそういう時に限って、お子様のグズグズはひどくなるものです。子どもの気持ちもわからなくはないけれど、遅刻ができないママとしては「いい加減にしてよ!」「もうつきあってられない!」と正直イライラしますよね。また、なんとか保育園まで行っても、子どもがなかなかママから離れず「ママ行かないでー」と泣くのを見るのは切なくなります。だからといってワーキングママは「では今日は家で様子を見ます」と連れて帰るわけにもいきません。こんな時どう乗り切ればいいでしょうか。■仕事をしている自分を責めることはない子どもに「保育園やだ」「ママお仕事いかないで」と泣かれると、「ここまで子どもに我慢をさせて仕事をしている自分が悪いのか」「無理やり保育園に預けて子どもに精神的な悪影響があるのでは」などとネガティブにとらえてしまうかもしれません。しかしご自身を責める必要はありません。むしろ、それぐらいおうちが快適で、ママとパパが大好きに育っているのですから、忙しい中きちんとお子様に愛情を注げているのだと思います。ひとつ気を付けることがあるとしたら、朝、ママがキリキリとした表情をしてしまっていないかということです(自分自身の経験からも、そんな余裕はないので仕方ないのですが…)。子どもは先の見通しをたてることがまだできません。「明日保育園行くの早いから、今日は遊ぶのセーブしておこう」なんていう子どもはいませんよね。彼らには「今」が全てです。そんな子どもが朝、ママが笑顔もなくセカセカと出かける準備をしているのを見ると、「ああママ、休み明けで仕事がたまっているから急いでるんだな」とは思えません。「今日はママがなんだかいつもよりコワい…どうして?」と、不安な気持ちになり、ママと離れたくなくてゴネてしまうのです。なので、本当はすごく仕事が憂鬱(ゆううつ)でも、子どもの前ではニコニコと「さあママお仕事いこうかな~、○○ちゃんも保育園いこう!」と「お出かけが楽しい」気持ちを演出するようにしましょう。特に朝が肝心です。■そうはいってもごねたり泣きだしたらどうする?なんとか家は出たものの、保育園に向かう途中で泣き泣きモードになっていくこともありますよね。かつて保育園の先生から教えていただいた、効果的な声かけをご紹介しましょう。「○○ちゃん(仲良しのお友達)が早く来ないかなって待っているってよ」「○○先生(子どものお気に入りの先生)が早く○○ちゃんに会いたいってよ」「ママとあの電柱のところまでかけっこの競争しよう」※ただし車には注意してください。「途中の公園でブランコ乗って行こうか」「今日はみんなでお散歩行くんだって、楽しそうだね。ママも行きたい」「金曜まで5回保育園がんばれたら、ごほうびに戦隊ショー(遊園地)行こう」■保育園にたどり着いたらキッパリ立ち去るそしてなんとか保育園に着いたら、保育士さんに状況を説明してお任せしましょう。保育士のみなさんはそのような子どもに慣れているので、うまく対応してくださいます。そして子どもが他のことに気を取られているうちにサッサと姿を消しましょう。ママが子どもの様子を気にしていつまでもその場にいると、子どもはママの不安感を察してまた不安になってしまいます。もし、ママが立ち去ろうとするのに気づいて泣いて追いかけてきたとしても、「バイバーイ、行ってきます」とにこやかに去りましょう。お迎えに行ったとき、元気に遊んでいれば大丈夫です。とはいえ念のため、先生に一日の様子を聞いてみましょう。ずっと泣いていたりするならば、何か他に問題がある可能性もあります。子どもに泣かれるのはママにとっては辛いことですが、保育園がいやな時期がずっと続くわけではありません。おうちに帰ってからやお休みの日は、少々家事は手を抜いても、たくさん遊んであげましょう。子どもは安心すれば、外の世界で頑張る勇気が持てます。成長過程の一つと思っておおらかに見守ってあげましょう。
2017年05月18日不妊治療クリニックの初診の日になりました。平日の午後だったので、一人ででかけました。繁華街のビル中にあるクリニックへは、我が家から車で1時間半かかります。ビルにある共同の小さなエレベーターで上がりました。上がっているのに、どんどん下に行くような気持ちでした。あぁ、とうとう来てしまった。初めに問診票を書き、その後ドクターから妊娠のメカニズムや今後の検査方法・治療方法などの説明を受けました。その後、子宮と卵巣の状態をチェックするために、診察台に上がりました。それまでテレビでしか見たことのなかった、カーテン越しに下半身を丸出しにするあの診察…。スカートと下着を脱ぎ椅子に座ると、看護師さんの「動きますね~」の声と同時にウィーンと開脚していく我が身。あぁ…その後、妊娠出産と頻繁にこの椅子に座りましたが、ずっと慣れることはなかったです…。毎回、心の中でひぇ~~! と叫びながら(笑)、自然と腰を上にずらしてあまり開脚しないような体勢を取ってしまうのですが、必ず看護師さんに「もう少し下がってください」と指摘を受けてしまうのでした。クリニックは、治療中の繊細な心にとても配慮しているのであろう気配りが行き届いていました。看護師さんも事務員さんもみなさん優しく丁寧で、通院中、心を傷つけるような言葉は何一つ言われたことはありませんでした。私の県に不妊専門のクリニックが少ないということもあるけれど、人気があるのが納得の病院でした。スタッフ皆さんは優しくも『妊娠できるよう頑張っていきましょう!』という雰囲気でした(不妊クリニックだから当たり前なのですが)。それだけに、自分の気持ちと周囲の気持ちのギャップに戸惑いました。気持ちと行動が矛盾している自分にも戸惑いました。下半身を露出して器具を入れられる妙な虚しさも手伝って、クリニックを出て車に戻ると我慢していた涙がこぼれました。泣きながら運転していると、偶然仲良しの友達を発見しました。仲良しだったのに長く会えずに、普通だったら「おおーい!」と声をかけてお茶でもするところですが、私は目をそらして彼女の横を通り過ぎたのです。泣き顔を見られたくはなかったし、その理由を妊婦の彼女に説明できる自信はそのときにはありませんでした。(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された内容や治療法は、あくまでも筆者の感想であり治療を保証するものではありません。)
2017年05月17日私のお腹から生まれてきた瞬間の夢見は「え……もう? もう出なきゃいけないんですか?」という戸惑いの表情を浮かべていた。というのも、大人の事情で彼女には、そもそもの予定日より2週間ほど早く、人工的に陣痛を起こして出てきてもらったのだ。私の母は、二人目の孫となった夢見の顔を見るなり「なんとまあ、控えめな顔ねえ」と言った。控えめな顔って表現もどうかと思うけど、言いたいことは分かった。この子は私の子どもの頃のように、ホウキをもって男子を追いかけたり、殴り合いの喧嘩をしたり、そういうことはしないんだろうなと感じた。新生児ながらに、遠慮深そうな顔をしていたのだ。そして、現実にそんな風に育っていった。幼稚園に迎えにいくと「今日は滑り台の上に座ってニコニコしながら空を見てましたよ〜」とか「部屋で絵を描いてましたよ〜」とか、とにかくやたら、単独行動の報告ばかり受けるのだ。何となく心配になって「娘には友達がいないんでしょうか?」と尋ねると「友達がいないわけではなくて、一人が好きみたいです」と言われ、なるほど、と思う。一人が好きならまあいいか……とはいえやっぱり少し気にかかる。何しろ夢見は、自分が楽しくおもちゃで遊んでいるところに友達がやってきて「それ貸して」と言われれば「いや、見ての通り今これで遊んでるでしょ、だから待ってて」とか言わずに、すぐにホイホイと手渡してしまうのである。いくら一人が好きでも、幼い頃に「貸して」「貸さない!」とかの痛々しいやりとりを経験していかなければ、大人になって、この世知辛い東京砂漠を生き抜く強さは身につかないんじゃないか?人の輪の中で、必要以上に我慢したり、飲み込んだりせずに、やりたいことを、やりたいようにやる。そんな強さを、この子はちゃんと身につけていけるのだろうか。親として、備えさせてやれるのだろうか……?ところがそれから10年近く経ち、気がつけば夢見は、私が何を指導するまでもなく自分自身の力で、いつの間にやら相当なタフネスを身につけていたのだ。「私、靖国神社に行ってみたいな〜」夢見がウキウキでそう言い出したのは、2週間ほど前の土曜日のことだった。最近は歴史好きが高じて東京裁判を題材にした小説を書いている夢見。「私は決してネトウヨじゃないからね!」と言い添えつつ、取材をかねて、どうしても靖国神社に訪れたいと言う。ところがその日の私には別件があり、連れていけないよと言うと、「オッケー。じゃ、一人で行ってくる」と即断。塾が始まるまでの時間を利用し、地下鉄を乗り継ぎ、一人で意気揚々と靖国神社へ向かったのであった。 なんでも境内を散策したり、たまたま開催されていた第一次世界大戦展を鑑賞したりして、それはそれは充実した時間を過ごしたらしい夢見。帰宅してから「お昼ご飯はどうしたの?」と尋ねると、「境内の売店で焼きそばを食べた。途中から、外で徴兵制復活を訴えていた作業服のおじさんたちがわらわらと入ってきて私の隣でご飯を食べて始めた。完全に異世界ですっごく面白かった」とのこと。かつて中野のまんだらけに初めて行った際に「ディズニーランドみたい!!」と言ったときと同じ目をしていたこと、母は見逃さなかった。いつかの心配もどこへやら、気づけば思いがけず、強く、たくましく育っていた夢見。幼い頃から随分変わったように感じられるけれど、でもその実、案外何も変わっていないのかもしれない、とも思う。幼い頃の夢見は、やっぱり先生の言う通り一人が好きだったのかも。あるいは、どうしても滑り台の上に登っていたくて、その意志をただ思うままに貫いていただけなのかも。誰が何を教えなくとも、彼女はやりたいことを、やりたいようにやってきていたのだ。結局、大人が気にかける子どもの心配事なんて、その大半が、大人の方が幸福のバリエーションをちょっとしか知らないことで生じるのかも、なんて思うのである。イラスト:片岡泉
2017年05月16日「今日も夜泣きで寝不足」「離乳食がマンネリ…何つくろう?」と、子育ては悩んだり迷ったりの連続。かわいい我が子の成長を日々見守れるのは幸せな半面、大変なことも多いですよね。そんな風に疲れた時は、芸能人ママの育児ブログをチェック!芸能界で活躍しながら子育てにも奮闘するママタレントのブログには、同じような悩みや不安の声はもちろん、育児を楽しく乗り切るヒントがたくさんあります。そこで、おすすめブログをリストアップしてみました。子育て中のママ必見! ママタレントの育児ブログをご紹介。2014年以前に出産のママタレント滝沢眞規子出産日:2003年(長女) / 2007年(長男) / 2008年(次女) 滝沢眞規子オフィシャルブログ「MAKIKO'S DIARY」 ▼関連リンク梨花出産日:2011年11月18日(長男) RINKAオフィシャルブログ「RINKA HAPPY LIFE」 ▼関連リンク寺島しのぶ出産日:2012年9月11日(長男) 寺島しのぶオフィシャルブログ「ほどほどに」 ▼関連リンクこの年代で特におすすめなのが、雑誌「VERY」の人気モデル滝沢眞規子さんのブログです。3人の子育てに奮闘しながらも、仕事や家事を上手に両立させている滝沢さん。メリハリのある育児を行うポイントや、旦那さまとの夫婦円満の秘訣などが満載。誰もが憧れる素敵リッチライフを覗くことができます。寺島しのぶさんのブログは、日々の何気ないできごとを記したほのぼの系。フランス人アートディレクターの旦那さま、ローランさんと息子まほろくんの写真もたくさんアップされています。2015年出産のママタレント虻川美穂子出産日:2015年2月3日(長男) 虻川美穂子オフィシャルブログ「はれ時々あぶ」 ▼関連リンク安めぐみ出産日:2015年3月17日(長女) 安めぐみオフィシャルブログ ▼関連リンク東原亜希出産日:2015年7月1日(第3・4子 双子の女児)2009年5月8日(長女) / 2010年11月26日(長男) 東原亜希オフィシャルブログ ▼関連リンクはしのえみ出産日:2015年10月16日(長女) はしのえみオフィシャルブログ ▼関連リンク眞鍋かをり出産日:2015年10月(長女) 眞鍋かをりオフィシャルブログ ▼関連リンク木下優樹菜出産日:2015年11月3日(次女)/ 2012年8月6日(長女) 木下優樹菜オフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代でのイチオシは、人気お笑いコンビ「北陽」のあぶちゃんこと、虻川美穂子さんのほのぼの育児ブログ。妊娠~現在までの日々が綴られています。初めての子育てに対する不安があるなか、あぶちゃんらしく楽しみポイントを見つけてがんばっている様子が手に取るようにわかります。何とも微笑ましく、一緒に子育てしている気分になれるブログです。2016年出産のママタレント小森純出産日:2016年3月19日(次男)/ 2014年6月12日(長男) 小森純オフィシャルブログ ▼関連リンク西山茉希出産日:2016年4月11日(次女) / 2013年10月30日(長女) 西山茉希オフィシャルブログ ▼関連リンク三倉佳奈出産日:2016年4月28日(長男) / 2014年10月14日(長女) 三倉佳奈オフィシャルブログ「三倉さんちの次女ブログ」 ▼関連リンク安倍なつみ出産日:2016年7月26日(長男) 安倍なつみオフィシャルブログ ▼関連リンクhitomi出産日:2016年10月22日(次男)2008年12月23日(長女) / 2014年11月22日(長男) hitomiオフィシャルブログ「Love Life」 ▼関連リンク西方凌出産日:2016年11月29日(長女) 西方凌オフィシャルブログ「Love Life」 ▼関連リンク小原正子出産日:2016年11月30日(次男)/ 2015年3月19日(長男) 小原正子オフィシャルブログ「女前。」 ▼関連リンク大渕愛子出産日:2016年12月6日(次男)2015年3月26日(長男) 大渕愛子オフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代でのおすすめは、お笑いコンビ「クワバタオハラ」の小原正子さんの育児ブログです。旦那さまは元メジャーリーガーのマック鈴木さんで、2人の男の子育児にドタバタの毎日。「女前。」というタイトル通り、まさにカッコイイ小原さん流の育児術が満載で、つい毎日チェックしたくなっちゃいますよ。2017年出産・妊娠中のママタレント福田萌出産日:2017年1月23日(長男)2013年7月29日(長女) 福田萌オフィシャルブログ「楽しいこといっぱい」 ▼関連リンク優木まおみ出産日:2017年1月26日(次女)2014年4月4日(長女) 優木まおみオフィシャルブログ ▼関連リンク山口もえ出産日:2007年6月18日(長女) / 2011年3月23日(長男)出産予定日:2017年初夏(第3子を妊娠中) 山口もえオフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代で注目したいのが、ママタレントとして大活躍の優木まおみさんのブログ。2人の愛娘とのお出かけや食事の様子、自身の私服を公開するなど、オシャレママのヒントがたくさん。参考にしたいオーガニックアイテムや子供服情報も頻繁にアップされており、飽きずに読めるおすすめ育児ブログです。育児ブログはママのサプリメント「この芸能人、出産時期がわたしと同じ!」と思うと、なんだかうれしくなりますよね。同じ時期に出産したママタレントのブログを見ると、育児の悩みやストレスを共感し合えて大きな励みになります。そして、オシャレで楽しい生活を垣間見られるだけでなく、自分では思いつかない解決策が見つかることも。「こう考えればいいんだ」「これやってみよう!」と、楽しく育児を乗り切るヒントをたくさんもらうことができます。日々の楽しみや疲れた時の心のサプリメントに、あなたのお気に入りブログを見つけてみては?
2017年05月16日最近、メディアでも取り上げられる機会が多くなった「PTA問題」。4月の役員決めが終了し、ホッとしているママや暗たんたる気持ちのママ、意欲的に取り組もうとがんばっているママも多いのでは。そしてこれから小学校にあがるお子さんをお持ちのママにとっては、戦々恐々の問題。そこで実際にPTA役員になったことがある筆者が体験したリアルボイスをお伝えしたいと思います。こちらで紹介する内容は、わたしが体験したもので、学校によって、PTAによって、そして年度によっても異なってきます。■PTAは全員参加!? まったくもって任意団体じゃなかった!メディアでもよく取り上げられるようになり、徐々に認知が高まりつつある「PTAは任意加入団体」であり、「強制加入団体ではない」ということ。普通の団体組織であれば、「加入」か「非加入」への参加意思を決めることができるはずなのですが…。「PTAは全員参加です。6年間で必ず1回は役員を担っていただきます」これはわたしの子どもが通う学校で、PTA役員決めの際に前年度役員から最初に言われた言葉です。任意加入団体であることがホットな話題となっているいま、どういった説明がされるか興味持っていたのですが、昨年とまったく変わらない言葉でした。またわたしの子どもが通う学校では、加入・非加入についての意思確認は行われていません。どれだけ世間をにぎわそうと、実際のPTAはこうして粛々と進められちゃっているのが現実。もちろん、このように説明されたときに異議があれば手を挙げればいいこと。もしくは、PTA総会に参加して発言すればいい。それはわかっていても、実行できる自信はやはりありません。■PTA都市伝説1. 役員は絶対逃れられないのか?「PTA役員は、小学校6年間のあいだ、1回は必ずなるもの」。こんな都市伝説ありませんか?学校によって、「PTA役員を小学校6年間の中で何回やらなければいけないのか」ということは、異なっていると思います。ちなみにうちの学校では、「3回やらなければ、PTA役員決めからは逃れられない」という都市伝説が。6年間の小学校生活のうち半分の3年間もPTAに時間をささげなければいけないなんて、最初聞いたときはかなりショックでした。今回、6年生の子どもがいるママに小学校最後の役員決めの実態を教えてもらいました。はたして、1回も役員にならないとどうなるのか…。結果は、1回も役員になったことがない人と1回しか役員になったことがない人は、全員役員に決まったそうです。そう! うわさは本当でした。そして2回の人は、抽選。ただし個人の事情(働いている、子どもが小さい、介護しているなど)を鑑みた役員選びだったそうで、1回もやらなかったから、作業量が多い大変な委員になるということはなかったということです。■PTA都市伝説2. PTA役員は低学年が楽そしてまことしなやかに流れるもうひとつの都市伝説。「6年生で"卒対"にならないために、低学年で委員をやった方が楽」。"卒対"とは、卒業対策委員会のこと。実際にどんなことを行い、どれだけ大変かはいまもってわたしも未知数。ただ保育園で卒対委員さんの仕事ぶりを間近でみて思ったのは、「絶対わたしにはムリ!」ということ。保育園と小学校を同一視はできないのはあたり前ですが、その膨大な作業量ときめ細やかな対応に、本当に委員になった方に感謝しました。このため低学年のあいだは、むしろPTA役員決めはすんなり決まるというか、立候補だらけで激戦様相。なかには「去年、(きょうだいのときに)同じ役員をやったので、引継ぎも大変ですからわたしがまたやりますね~」なんて、ラクといわれる役員を堂々ゲットしちゃうつわものママも。「引継ぎなんて言い出したら、役員の交代できないじゃん!」なんて頭の中で起こる異論反論を笑顔でカバーしながら席に座り続けます。さらには同じ園出身でクラスに圧倒的人数をほこるママさん集団から「委員長はわたしと、Aさんで行います。いいですよね?」などと仕切られてしまう始末。しかも集団で「賛成でーす!」と押し切られ、拍手されてしまうと、やっぱり無言の笑顔になるしかありません。そう、役員決めは、熾烈(しれつ)な戦いだったのです。■PTAの最大の問題点とはわたしは、これまで2回PTAの役員を行っています。そのうちの1回は、本当に大変でした。たとえばこんな感じ。<実際にやってみてわかった大変だったこと>・委員会で配布される紙を委員長が延々と読むことに時間を費やす・担当の振り分けをひとりずつボードに縦一列に並んで書いていく・企画書の提出もひとりずつ委員長に呼ばれて確認していくこのように委員会では、大病院並みの待ち時間を覚悟するしかないのです。ほかにも役員から電話が入る内容が、「これはどうして学校の資材を利用しないの?」というもの。だったら学校にどんな資材があるか一覧を出してくれればいいだけなのでは? という心の声を封印することに苦心しました。そうPTA役員でよく言われる最大の問題点は、「時間=タダ」という考え。だから委員会でどれだけ時間が費やされても、あまり気にしないのだろうと思います。この委員会の最後に、指示されてもいない「委員会における提案書(担当決め、企画書フォーマットの提示、必要資料の提示)」を提出したことが唯一のわたしの良心でした。もし勇気があれば、もし改革の旗印になる気概があれば、こんな風に心の中で文句だけ言って終わりにはしないのだろうと思うと、一番弱いのは自分ですね。■委員会を効率よく進める方法があった!2回目の委員は、1回目に行った委員会とはかなり趣が異なりました。というのは、まずその委員全員のメールアドレスを共有することから始まったのです。これによって次のように進められていきました。<インターネットを使った委員会>・担当決めは、各自メールで委員長に連絡・制作する内容は、LINEを使って書記に依頼・制作物は、クラウドを使って共有サーバーに保存メールアドレスについては、全員持っていたため問題は起こらず。制作物などを担当するのは、PC知識がある人を最初から人選したためこちらも問題なし。またPCを利用できない人のためにも、学校に設置してある共有のクラス別配布資料保管ボックスに入れることで、対応していくことに。これは前年度役員がこういった手順を取り入れ、さらに新しく委員長になった人が、インターネット環境に強かったことから、対応のさらなる迅速化が進められました。スピードアップが1回目と格段の差だったことはいうまでもありません。もちろんまだまだネット弱者である人への配慮は必要となってきます。でも効率化することを検討すれば、ネットが利用できない人への対応案も生まれてきます。「PTA存在意義」については、いろいろと議論されており、賛成、反対意見も多く見かけます。PTAが子どものための組織であるかもしれませんが、活動の主体はママ。そこで、少しでも「PTAって実際こんな感じ」が伝わればいいなと思い記事を書かせていただきました。「PTAは怖い」。これは現時点での私の正直な感想です。でも少しずつですが、変わる兆しもみえてきていると思います。文/諏訪 真琴
2017年05月16日ゴールデンウィーク3日目に息子が連休に飽きてしまうという予想外の事態が起こった。そして迎えたGW4日目の5月6日、家族で益子の陶器市へ出発。今回の旅行は日程も何もかもを妻に任せていた。息子は「早く旅行行こー!」とテンションを持ち直している。このタイミングで旅行を計画していた妻のファインプレーに助けられた。旅行の目的は陶器市で食器を買うこと。陶器市に行くのは2回目、初めて行ったのはちょうど3年前で息子が0歳の時だった。その旅行が初めての3人旅行、家族で揃いの食器を買った。それから3年で主に息子が「お手伝い」という名の元に食器を洗ったり運んだりする際に割ってしまい、食器は不揃いになってしまった。そこで今回の旅行で引越記念も兼ねて食器を新調しようという計画を立てた。「旅行」というワードに心を躍らせる息子は車で2時間半の道のりを全く寝ずに過ごした。車中で「旅行はどこ〜?」と何度も叫んでいた。予定時刻に陶器市会場に到着。早速、会場入口に展示販売された「幸福を呼ぶ」という巨大ふくろうの陶器の置物に興味を示す息子。それを両手で掴んで戦いごっこを始めようとしている。全く幸福な結末を迎えられる予感がしないので早々にやめさせて移動する。たくさんの露店に並べられた陶器に胸が躍る僕と妻。「陶器??はあ?」と全く楽しめない息子。この温度差のまま3人で行動するのは難しいと判断して、僕と妻が30分交代で食器を探すことにした。初めに僕が露店に繰り出す。息子と妻はまた置物を見て待っている。ゆっくり陶器を味わいたいところだが、脳内にはタイムリミットを示すデジタル時計が浮かんでいる。獣のような目で真剣に素早く必要な食器を吟味していく。しかし、後から妻も見て回ることを考えるとなかなか一人で決定が出来ない。家族用の食器は目星だけ付けて自分用のコーヒーカップと茶碗を買った。その後、妻が良い食器達を発見したので作戦は成功だった。妻と交代して、僕と息子はお祭りのようになっている露店エリアを散策したが「旅行はどこ?」と未だ手応えを得られない様子の息子だった。手分けして食器を手に入れた僕たちは、昼食をとってから宿泊予定のペンションに向かった。この移動でようやく息子は眠りに落ちた。良いタイミングで寝たので宿に着いてすぐに部屋に寝かせようと建物の中に入ると、チェックインの予定時刻は1時間以上過ぎているというのにまだ部屋の準備が出来ていないというトラブル発生。宿のおばさんが「あと5分!」と言うので、森の木々に囲まれた駐車場で鳥のさえずりを聞きながら待つこと5分。ようやく準備が出来たので僕は急いで部屋の布団に息子を寝かせた。妻は部屋に入ろうとしたところを突如現れた宿のおじさんに「タケノコ採る?」と呼び止められた。息子にもタケノコ掘りを体験させたいと思った妻は嬉しそうに「明日の朝できますか?」と尋ねたけれど、マイペースなおじさんは「すぐそこだから」とそのまま妻を竹やぶに連れ去った。その後も妻が一向に部屋に入って来ないので様子を見ようと部屋から出る。すると窓越しに、庭でおじさんにタケノコ料理の指導を受けている妻の姿を確認。明日の朝を希望していた人が手荷物もそのままで、収穫から皮を剥いてさばいて煮るところまでがっちり教わっている(やらされている)。突然農家を訪れて採れたて野菜で調理を始める旅番組の様な状況の妻を見て、吹き出しそうになるのを抑えて僕もリビングを通って外に出てみた。リビングの棚やデッキのテーブルにはたくさんの益子焼の器が並べられている。このペンションはおじさん・おばさん夫婦2人で切り盛りされている。おばさんの夕飯準備を待つ間、デッキでおじさんも採りたてのタケノコを調理しながら色々な話を聞かせてくれた。「タケノコは薄皮も旨い」だの「芽もツマミにいける」だの「皮のまま大きな鍋で煮た方が旨いという人もいる」だのとタケノコうんちくが止まらない。タケノコを鍋で煮る間、デッキに並べられた益子焼の器を見ていたら宿のおじさんが「気に入ったのがあったら一つ差し上げます」と言ってくれた。「え~いいんですか?」と驚いていると、おじさんは大きなプラスチックのかごに無造作に放り込まれている器の一つを取り出して「これなんか〇〇さんの作品でいい値段しますよ」と雨ざらしになった名作をゴミのように拾い上げた。。。なかなかにガサツなおじさんはタケノコを煮始めて10分が過ぎようとしている時、おもむろにスマホを取り出してどこかに電話する。「ああ、お忙しいですか?ああそうですか。いや、タケノコはどれぐらい茹でるといいんですか?」耳を疑う僕と妻。タケノコうんちくを語る得意げなおじさんの姿が走馬燈のようによみがえった。電話の最後には「え?そんなに茹でるんですか?」と驚いちゃったおじさんの姿にこらえきれず妻と爆笑してしまった。夕食前に目覚めた息子は見覚えの無い暗い部屋に戸惑っていたけれど、「今日はここに泊まるよ」と伝えると「まだ帰らない?」と嬉しそうにしていた。夕飯のタケノコは息子の大好物なのでたくさん食べた。 5月7日(GW5日目最終日)。昨日の陶器市で旅行の目的を果たしたため、この日はノープランだった。チェックアウトを済ませると、妻が気になる森林公園があるので行ってみたいと言う。昨日はあまり息子向けのスポットが無かったので、歩いたり走ったりしたくてムズムズしていることだろうと思って行き先に選んだ。辿り着いたその場所は公園と言うよりもほぼ山だった。さほど期待せずとりあえず登山道を少し歩いてみて帰ろうということになった。歩いていると登山道の途中途中に丸太を組み合わせた無骨な遊具が出現するが、大人でもクリアが難しいと思われるスケール感にほぼスルーして行く。なかなかストイックな登山の様相。僕と妻はお互い何となく「これどこまで行って引き返す?何も無いし、そろそろかな…」という空気を醸し出す。その時足元でガサガサという音。音がした方向を見ると茶色のトカゲがいた。僕はトカゲを妻と息子に見せてやりたくてすぐにカメラで写真を撮った。本当はサッと手づかみで捕まえたかったけれど、逃げられたら元も子もないのでまずは写真で見せた。写真を見た2人が驚いて「どこどこ?」と興味を示したので、僕は嬉しくなってトカゲを捕まえようと手を伸ばす。しかしトカゲはガササっと一瞬で姿を消してしまった。息子はまだ実物のトカゲを見たことが無いのでどうしても見せたいと思い、2匹目を探すべく歩みを進めることにした。生き物を探すことで3人の登山は楽しくなった。足元に注意して歩き始めるとトカゲ以外にもクモ・イモムシ・トンボ・ちょうちょ・ハチなど様々な虫が目に入って来た。普段見ることが出来ない虫たちを見て僕は急にエンジンがかかって見つけた虫の名称を息子と妻に教え始めた。「コモリグモ」「イトトンボ」「モンシロチョウ」「コメツキムシ」ここぞとばかりに田舎育ちの本領発揮。虫の名前を口に出すのは十数年ぶりだろうと思うけれど、案外覚えているものだなあと嬉しくなった。「いろいろ知っててスゴイね〜」と妻。こんなにストレートな言葉で褒められたのはいつぶりだろうか。僕は調子に乗ってタケノコうんちくおじさんの様に「この虫はね…この虫はね…」と語り続けた。そうしてしばらく歩いていると登山道は下りになり、またしばらく歩くと水の流れる音が聞こえてきた。その先は小川が流れる湿地になっていて、小さな水たまりのような池が点在していた。その水たまりにはうじゃうじゃと大量のオタマジャクシが泳いでいたので両手ですくって3人で観察。妻は「気持ち悪〜」と一歩下がって見ていたけれど、息子は小さな足が生えかけているオタマジャクシを凝視していた。ここまで来たらカエルも見せてやりたいなあと思い、めぼしい草むらを探索。足を踏み入れるや否やアマガエルが跳び上がった。ポケモンはよく知らないけれどカエルなら捕まえる自信がある。アマガエルの観察を最後にパパの臨時生物教室は終了した。サッと立ち寄る予定の森林公園で思わぬ収穫があり、気が付くと2時間以上も歩いていた。春のフィールドワーク、充実感は格別だった。ゴールデンウィークの話「もう遊ばない…」連休を持て余した息子~前編~は こちら !
2017年05月16日今回の「やさしいママのひみつ」は、ブランディングプロデューサー、クリエイティブディレクターとして、幅広く活躍する保手濱歌織さん。7歳の男の子、2歳の女の子、0歳の男の子、3人のママです。保手濱歌織(ほてはま かおり)さん息子さん:幸歌(こうた)くん7歳、織都(おと)くん0歳、娘さん:幸都(こと)ちゃん2歳ファッション大手通販カタログの総合ディレクションを担当後、独立。デザイン制作会社、シェアオフィス兼撮影スタジオの「そよかぜ屋」を運営するかたわら、「mazecoze(マゼコゼ)研究所」の所長として活躍する。都心で、お子さん3人と夫の5人暮らし。 instagram: @hotatekouta 保手濱さんが試行錯誤の上にたどり着いた、笑顔で楽しむ子育てのルールを教えていただきました。■具体的にお願いすることで、家事や子育てを分担保手濱さんは今年1月に、次男の織都(おと)くんを出産したばかり。4月から保育園に通い始めたものの、今はまだ生活パターンが確立されていないそう。そんな、ある平日のスケジュールを見てみましょう。7:00 : 起床8:00 : 長男、小学校へ。夫が長女と次男を保育園へ見送り。洗濯、打ち合わせなど15:00 : 長男帰宅。18:30 : 長女と次男を保育園にお迎え19:00 : お風呂、夕食21:00 : 子どもたち就寝。一人の時間、日によって仕事23:00 : 夫帰宅0:00 : 就寝 朝の子どもたちの支度や保育園の見送りはご主人、お迎えから夜の子どもたちの世話は保手濱さんと、役割を分担しているそう。「それぞれで役割分担したほうが効率が良いんです。だから平日の夜は基本的に、夫には遅くまで仕事や勉強をしてきてもらって、私が用事があるときだけ早く帰って来てもらっています。家事は分ける、まとめることが大事です。長男が小さいときはちょうど会社を立ち上げたばかりで、すごく忙しかったんです。それでも子育ても家事もすべて一人でやろうとしてしまって、生活はめちゃくちゃでした。それから長女が生まれて、長男の小学校の入学準備の頃、すごく大変で “これは無理” となったときがあって、具体的にこれとこれとこれをやってほしいと夫に伝えたんです。そうしたらすごく分かりやすかったようで、今は私が何も言わなくてもやってくれるようになりました。役割を伝えると、主体性を持ってやってくれます。具体的に言わないで「手伝ってよ!」とだけ言っても、男の人は分かりづらいんですよね。何も言わずに不満をためて、機嫌を悪くするのが一番よくなくて、ちゃんと伝えることが大切ですね」■仕事の選び方を変えて、子育てと両立保手濱さんが、子育てをしながら仕事を続けるためにまずしたことは、仕事をする環境を整えることでした。「基本的にはディレクションや企画、プランニングだけにして、作業が必要な仕事は、他の人にお願いするようにしました。作業仕事に追われると、夜中まで仕事をすることも多くなってしまいます。長女を妊娠したときに、会社は私がいなくても回るように体制を整えました。仕事のやりとりは、ほとんどをメールからFacebookのメッセンジャーやLINEに切り替えました。メールはパソコンに向かわないとしづらいですが、メッセージのやりとりならスマホでもできるので、家事の合間にもチェックできます」産休を取ることなく、驚くほど幅広い仕事をしている保手濱さん。お話を聞いていると、3人の、しかも0歳児の赤ちゃんもいるママとは、とても思えません。「今は『mazecoze研究所』をメインに活動しています。お母さんたちが子育てしながら働き続けるために、どうすればいいか考えるために立ち上がったプロジェクトです。お母さんたちが働くことを応援するには、周りの人や環境を巻き込む、ダイバーシティ(多様性)が必要。職種や肩書きなどの境界線を越えて一緒にやっていったり、プライベートと仕事の境界線をなくしてもいいんじゃないか、というのがテーマにあります。いろいろな人を多様に巻き込んでいくことが、子育てしながら働くことに繋がっていくと思うんです。サイトでは、面白い働き方をしている人たちを取材しています。私自身、『ライターです』とか『制作会社です』と言い切っていない何でも屋。一本筋がありつつ、職人のようにひとつのことを深堀りせず、いろいろなことができるという働き方もいいんじゃないかと思っています」「mazecoze研究所」のほか、会社を経営しつつ、ほかの企業や自治体の仕事をしたり、シェアオフィスと撮影スタジオの運営までしている保手濱さん。お子さんがいなくても十分忙しそうです。「忙しそうに見えますよね(笑)。それぞれあまり多くの時間をとられないのでかなり余裕はあります。クライアントに合わせて作業仕事をしているときなどに、『ママ~』と来られると『ちょっとどこか行っててよ!』となってしまうけど、そうならないように仕事の選び方を変えたら、好きな仕事だけをできるようになりました」 ■アプリをうまく活用した、簡単な時短術“時短研究家”と名乗り、自ら実践している保手濱さん。具体的には、どんなことをしているのでしょう。「なるべくデジタル化して、すべてスマホのなかに入れるようにすることですね。それは家事もそうです。連絡はすべて『messenger』(メッセンジャー)を使い、パソコンにできるだけ向かわないで済むようにしています。書類もすべてスキャンをとって『Evernote』(エバーノート)に入れているので、事務所に行かなくてもスマホさえあれば仕事ができます」保手濱さんのおすすめアプリ「Evernote」は、メモやデータを一箇所にまとめ、管理できるもの。「子どものプリントは、特に量がすごくてファイリングだと間に合わないし、しても見返さないですよね。これを使うと、日付や“保護者会”などのキーワードでも検索できるので便利です。子どもたちのお知らせや作品と分け、家族共有のフォルダには資料やプリントのほか、連絡先なども全部入れておくと持ち歩かなくて済むし、ネット上で管理するのはいざというときにすごく役立ちます」お子さんたちの作品も、写真に撮って潔く捨てるという保手濱さん。「とっておくと、大変な量になってしまいます。自分のなかでルールを決めるとすごく楽。決めないと毎回悩むことになります。私は思い出系のものに関しては、デジタル化できない思い出は全部捨てる、と決めています」こうして、すべてデータで管理しているという保手濱さんに、ほかのおすすめアプリを教えてもらいました。▼「zaim」(ザイム)レシートの写真を撮るだけで、買ったものと金額、お店の名前まで読み取って、家計簿が簡単につけられるというもの。入力したレシートはすぐに処分。「まず、支出の総額を把握するなどの簡単なことから始めて。そのうち、食費だけ知りたいから食費という項目を作ろうかな、と自分なりの使い方を見つけられるようになると思います」▼「Googleカレンダー」スケジュールを家族と共有するのに便利。保手濱さんは、仕事のアカウントとプライベート用のアカウントを作り、共有する部分を決めています。「ホワイトボードなどで管理している家もありますが、外にいると確認できないですよね。これはスマホからも見られるというのがポイント」子どものお知らせや行事、ご主人の夕食がいるかどうかなども一目瞭然です。▼「Dropbox」(ドロップボックス)写真データは、このアプリにすべて入れて、スマホに溜めこまないように。「スマホが故障したときや、災害で避難するときなどでも、大切な写真はすべてクラウドに入っているので安心です」▼「メルカリ」不用品はすべて、フリマサイト「メルカリ」に出品。自分の洋服を中心に、子どものものや自転車まで、必要でなくなったものはなんでも売るようにしているそう。「すぐにサイズアウトする子どもの服も、次に使ってくれる人が見つかるのは嬉しいです」▼「まごチャンネル」家のかたちをした専用の機械を実家に設置すると、アプリから写真や動画をアップするだけで、テレビに映すことができるサービス。「インターネット回線やパソコンもなく、ガラケーを使っている義両親には、それまでは写真を一枚ずつメールで送っていました。これがあれば、機械にうとい義両親でも簡単にテレビに繋げて、写真や動画まで見られるのでとても便利です」こんなにアプリを使いこなして管理できるのは、保手濱さんだからこそで、ほかの人には続かないのでは? と聞くと、こんなアドバイスが。「まずは自分にできる簡単なことから、始めてみればいいんです。何事もそうですが、完璧を目指すとあまりにも道のりが遠すぎて、何もできなくなってしまうんですよね。私は昔、全然料理ができなかったのですが、最初はおにぎりだけ作って職場に持っていきました。そのうち一品ずつおかずを増やすようになって、いつのまにか毎日お弁当を作れるようになっていた、という経験があります。いきなり雑誌に載っているようなお弁当を目指すと、できないんですよね。少しずつから始めて、もっとやりたくなったらやればいいんだと思います。やらなくてはいけないと思うと辛くなるので」■ものを減らして、心にも余白をとにかくものを減らし、今必要なものしか持たないと話す保手濱さん。いるものといらないものははっきりしているといいます。「物が増えると、訳が分からなくなってしまうんですよね。何かに使うかもとか、誰かにもらったからとか、高価だからなどは考えず、いらなかったら捨てる。今の自分の感覚を大事にしたいです。そう思うようになったのは、20代の頃、バックパッカーをしていたのも大きいと思います。最小限のものでも生活ができると気付いてから、ものをあまり持たなくなりました。さらに子どもができて、仕事も忙しくなったとき、削っていくしかないと思いました。それは経験を積んで、自分に自信が持てるようになったからこそ。何かあったときに自分で対処できないと思うと、こんなに捨てられないかもしれませんね」今やお財布さえ持たなくなったというのには驚き! 「RAKUNI」という、カードホルダーが付いたスマホケースにクレジットカードだけ入れ、スマホさえあれば暮らせると話します。「キャッシュカードやPASMO機能のついたクレジットカードなので、どうしても現金が必要ならおろすこともできます。このカバーは蓋がないスマートなデザインで、蓋を開ける手間も省きたい私にぴったり。ストラップがついているので、子どもを抱っこするときにも便利です。余計なものは持たず、必要になったら買うという考えなんです」普段使っているバッグとその中身を見せていただいて、さらにびっくり! 次男の織都くんと出かけるときも、たったこれだけの荷物なのだそう。「手帳とペンは保護者会のときだけ。用事によってこのなかから荷物を選びますが、すべて持ち出すのはまれ。子どもと出かけても、何があるか予測できるようになったので、余裕ができました。段取りが大切ですね」 ■無駄がなく、家族みんなで使えるものを選びたいそんな保手濱さんは、お子さんが生まれてからずっと、ヤシノミ洗剤と「サラヤ」の洗たく洗剤「arau」(アラウ)を使い続けているそう。「食器用洗剤は、ヤシノミ洗剤を使い続けています。石けん系の洗剤って、ポンプのノズルの口が固まって、出にくくなりがちなのですが、これは固まらないところが、すごくいいんです」「洗たくは、大人のものと子どものものを分けたくないから、基本的には全部一緒に洗っています。洗たく洗剤の種類も増やしたくないんです。そういう意味でも、子どもも安心して使える洗たく洗剤を使うと、分けて洗う必要がないのでいいですね。『ヤシノミ洗たく洗剤』は、今回初めて使いましたが、少量でしっかり洗えるから、すごくいいです。年々香りの強いものは使えなくなってきたのですが、無香料のものはほかにはないので、とてもいいなと思いました。コンパクトで場所を取らないところも、気に入っています」■毎日の食事作りは効率的に織都くんが生まれるまで、常備菜を作っていた保手濱さん。仕事に、3人の子育てに忙しい今も、毎日の手作りを心がけているそう。「平日は米を炊き、味噌汁を作り、魚を焼くくらいの粗食にしています。パスタなどの麺類は、食べるタイミングが違うと何度も麺を茹でなくてはいけないのが面倒だから、私は和食しか作らないんです。今はまっているのは雑炊です」「肉も野菜も全部入れられるから、これ一品だけ。テレビやネットの情報を見ていると、子どものためにいろいろと作らなくちゃいけない気がしてくるのですが、平日なんてこれで十分なんですよね。鍋ひとつで作れるので洗い物も楽だし栄養も満点。野菜が苦手な子どもたちも、これなら美味しいって食べてくれます。江戸時代の調味料である煎り酒は塩分が少なくて体にもいいし、楽だから作っていたら結果的によかった、というのが一番続くと思います」■整理整頓することが、やさしさに繋がる「最近思うのが、まわりに気持ちのいい物だけを置いたり、好きな人とだけ仕事をすると、さらにいいものを呼び込むことにつながるので、いい意味で取捨選択をしていきたいということ。自分が気持ちのいいと思う人たちと一緒に、面白いことだけをやっていきたいと思いますね。私の場合は未来に大きな目標を置くと、それに向かって今を全然楽しめなくなってしまうので、そのときどきの状況、今をきちんと楽しみたいです。昔は疲れていたし、終わっていないことがたくさんある土日だったので、子どもとの時間を楽しめなかったんですよね。仕事でいっぱいいっぱいになると、子どもに対してもイライラしてしまうので、そうならないように仕事を選ぶ。仕事にきちんと余裕があって、家も片付いていると、子どもとお出かけしたり一緒に遊びたいなという気持ちになれるんです」ものを少なくして片付ける手間を省き、スマホで情報を整理、そして仕事を選ぶことが、保手濱さんがママとして、いつもやさしくいられる秘訣だといいます。「できるだけすっきりしていることが、私の心の健康と、子どもと一緒に今を楽しむことに繋がります。たとえば『Evernote』がなかったら、今も机の上にプリントが山のようにあって、ひたすら整理するので1日が終わり、永遠に片付いていないと思いますね。そんな手間を減らして、時間を無駄にしたくないんです。整理整頓は達成感があって、自信にも繋がるし、いつもすっきりしていると気持ちがいいですよね。いつの間にかプリントがたまってしまうこともありますが、そんなときは睡眠時間を削ってでも『全部片付ける』と決めてやると、良質な睡眠が取れます。睡眠って、時間の長さではないんです。一人目のときはそんな余裕すらありませんでしたが、3人目だからこそ、そう思えるようになったと思います」<保手濱さん流“子育ての秘訣”まとめ>1.夫に手伝ってほしいことは、具体的に伝える2.スマホ一台で、どこでも仕事ができるようにする3.子どもとの時間を大切にできる、仕事選びをする3.すべての情報をデジタル化して、整理する4.時間を短縮できる、便利なアプリを活用する5.ものは最小限に6.平日は粗食で十分 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2017年05月15日もうすぐ暑い夏がやってきます。気象庁の発表でも、今年の夏は全国的に気温が高いという予想が出ており、よりたくさん汗をかいたり、のどが渇くこともありそうです。そんなときにぴったりなのがむぎ茶。とくに子どもにも、妊婦さんや授乳中のママにも安心な「健康ミネラルむぎ茶」がおすすめです。その理由と魅力についてご紹介します。管理栄養士・上田玲子さんに聞きました! 子どもの夏の水分&ミネラル補給のポイントとは?教えてくれたのは…帝京科学大学 教育人間科学部 幼児保育学科教授 管理栄養士・博士(栄養学)上田玲子先生山梨大学医学部、東洋英和女学院大学非常勤講師。小児や母性の栄養を専門とする。編著に「新版 子どもの食生活)(ななみ書房)、監修に「よくわかる離乳食」「新版 離乳食大全科」「最新版 きほんの離乳食シリーズ」(主婦の友社)など多数。子どもに安心・安全な食品の選び方「子どもに安全なものを食べさせたいけど、どんなものを選べばいいかわからないという悩みをお持ちのお母さんもいると思います。そんな人は、まず食品表示を見ることからはじめましょう。使われている原材料やアレルギーの表示なども書かれています。1歳未満の赤ちゃんがいるなら『乳児用規格適用食品』という表示も知っておくといいですね」乳児用規格適用食品とは厚生労働省が策定した食品中の放射性物質の新基準において、1歳未満のお子さま対象とした乳児用適用規格食品には一般食品より低い基準値が適用されています。「『乳児用規格適用食品』の表示は、お母さんにとって子どもの食品を選ぶときの安心の目安になります。ベビーフードなどで見かけることはあっても、それ以外の食品に表示があることはあまり知られていないのが残念。伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」のパッケージのように赤ちゃんのイラストつきでわかりやすく表示してあると、お母さんたちも選びやすくていいですね。赤ちゃんに安心ということは、妊婦さんや授乳中の方、お年寄りまでみんなにとって安心な食品ということ。とくに授乳中のお母さんはのどが渇きがちなので、赤ちゃんと同じ飲料が飲めるのはとってもいいですね」子どもの夏の水分補給のポイント5つ(1)水分だけでなくミネラルも補給「お子さんの体の何%ぐらいが水分か知っていますか? 大人で約60%と言われており、子どもだと約70~80%が水分と言われています。しかも1歳未満の赤ちゃんは体の発達が未熟なので、体内の水分が不足しても、尿として水分を排出してしまうのです。さらに代謝が大人の3.5倍もあるので、子どもは汗をたくさんかきます。汗をかくとミネラルも失われるので、夏の暑さ対策のときは、水分だけでなくミネラルの補給もすることが大事です」(2)ミネラルは体でつくることができない栄養素「ミネラルの中でも体に必要とされる主なものは13種類あります。例えば、鉄分やカルシウム・ナトリウム・カリウム・亜鉛・銅・リン・マンガンなどです。日本人に慢性的に不足がちと言われるのがカルシウム、乳児や妊娠・出産中の女性は鉄分などが不足しがちになります。この中で汗をかいたときに失うのがナトリウム。ミネラルは人間の体で作ることができないので、食べ物や飲み物で摂取する必要があります。『健康ミネラルむぎ茶』は、他の麦茶よりもミネラルがたっぷり入っているのでいいですね」(3)夏はお出かけやお風呂のあと、睡眠の前後にも「夏の水分とミネラル補給のタイミングですが、汗をかいたときや汗をかきそうだと予想されるときに前もって飲ませてあげましょう。具体的には、お散歩中・お出かけ中はもちろん、お出かけ前や外から帰ってきたとき、お風呂上がり、夜寝るまえや朝起きたときなどです。また、水分が多い便が出たときも水分とミネラルを補給をしてあげて。あと、夏の夜にのどが乾いて夜泣きをする赤ちゃんもいます。赤ちゃんは自分ではのどが乾いていることを言えないので、お母さんが赤ちゃんの様子を見てあげてください。口にマグなどを持っていって飲めば、水分が欲しいというサインですよ」(4)脱水症状の見極めポイント「保育士への指導でも教えているのですが、爪を押すチェック方法があります。親指の爪を白くなるまで押して、押すのをやめてからピンク色に回復するまでの時間で、脱水症の程度をはかります。すぐに戻れば問題ありませんが、1.5秒以上かかる時には中等度の脱水症にかかっている恐れがあります。遊びに集中していると、体調の変化に気づかないこともありますから急に暑くなった時、気温は高くないけれど湿度が高い時、梅雨時期などは水分補給も兼ねて、30分毎に涼しい日陰で休憩をとりましょう。」(5)食後のクールダウンにむぎ茶がいい! 食育にも習慣を「私がおすすめしたいのは食後やおやつのあとのむぎ茶。暑い時期だけなく1年通して習慣にしてほしいと思います。食事のあとの口の汚れもスッキリ流してくれますし、食後は体が熱を持つのでクールダウンとしても1杯飲むといいでしょう。小さいときからむぎ茶を飲む習慣があると、のどが乾いたときに甘い飲み物を欲しがらなくなり、食育の点からもお勧めです。また、ふだん赤ちゃんや子どもに与えるときには、冷やしたものではなく人肌~室温程度のものが、体にはやさしいですね。」カフェインゼロでやさしい味わい。家族みんなで夏のむぎ茶習慣をはじめようむぎ茶は古くから親しまれており、体に優しいカフェインゼロ&カロリーゼロ。だから、お母さんから赤ちゃんまで、飲みやすく安心な飲み物です。伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」 は、昔ながらのやかんで煮出したような香ばしさと甘みなのでゴクゴク飲めるので、暑い日の水分&ミネラル補給にぴったりです。家族の新習慣! こんなときに「健康ミネラルむぎ茶」子どもとのおでかけのときにもこまめにむぎ茶で水分&ミネラル補給♪暑い日でも子どもは外遊びが大好き。元気に外遊びしたらこまめに水分&ミネラル補給をしましょう。お出かけのときには持ち運びしやすいサイズを選べばラクラク。カフェインゼロで乳児用規格適用食品だから、妊娠中・授乳中のママや、赤ちゃんも安心して飲めます。ママと赤ちゃんで同じものを飲めるのがうれしい。ママには650ml:おでかけアイテムの一つに。たっぷり・こまめに飲めます。赤ちゃんにはこどもむぎ茶:カフェインゼロ、無香料・無着色なので、生後1ヵ月ごろのお子さまでも薄めずにお飲みいただけます。ランチバッグには冷凍ボトル:お弁当と一緒に持ち運びもおすすめ。朝起きたときや夜寝るまえの1杯に! (健康ミネラルむぎ茶 2L)睡眠中に汗で出ていってしまった水分とミネラルの補給に。カフェインゼロだから、熱帯夜のおやすみまえの水分&ミネラル補給としても安心して飲めます。また、お風呂上がりのほてったカラダをクールダウンしてもOK。家族みんなでゴクゴク飲める! (健康ミネラルむぎ茶ティーバッグ 16袋)昔ながらのやかんで煮出したような、麦の香ばしい香りと甘いコクの味わいだから、どんな食事とも相性バッチリ。おうちで食べるいつものお食事にピッタリ! ティーバッグは、ミネラルもしっかり摂れておトク感があって子育て家族にうれしい。水やお湯に溶かすだけ! 忙しい朝や職場や出先でも簡単に作れる(さらさら健康ミネラルむぎ茶 80g)ミネラルも入った粉末タイプのむぎ茶なので、いつでもどこでも、簡単にサッと作れて、手軽にミネラル補給できるのがうれしい。牛乳と割って、むぎ茶オレなどのアレンジレシピも楽しめます。アレンジレシピの詳細はこちら 伊藤園のむぎ茶シリーズ ラインナップ「健康ミネラルむぎ茶 穀物ブレンド PET600ml」4種類の麦(大麦・オーツ麦・ライ麦・はと麦)を主体に、2種類の健康素材(米・スイートコーン)をブレンドした、優しくスッキリとした味わいの新しいむぎ茶飲料です。水分とともにミネラル(※)が補給できます。(※)この商品でのミネラルとは、リン・マンガン・ナトリウムのことです。「健康ブレンドむぎ茶 ティーバッグ20袋」香り高い大麦に、五穀の健康素材(米・とうもろこし・あわ・きび・はと麦)をブレンドした甘く香ばしいブレンドむぎ茶。「香り薫るむぎ茶 ティーバッグ 54袋」麦の芯までふわっと焙煎して、甘く香ばしい味わいに仕上げたむぎ茶です。水でもお湯でも手軽にできる、抽出性の高い「香・味よく出るフィルター(紙)」を使用しています。「香り薫るむぎ茶 国産プレミアム ティーバッグ 24袋」生産量が少ない稀少品種で甘みのある「イチバンボシ」(5割以上使用)を主体に香ばしい香りの「六条大麦」と甘い香り立ちの「二条大麦」をブレンドした、国産原料100%使用のプレミアムタイプのむぎ茶です。夏の水分&ミネラル補給にぴったりな「健康ミネラルむぎ茶」。赤ちゃんから大人やお年寄りまで、家族みんなで飲めるのがうれしいですね。サイズなどもいろいろ選べるので、お家で飲むときにはコレ、お外にお出かけに行くときにはコレなど、さまざまな夏のシーンに合わせて飲んでみてくださいね。▼プレゼントキャンペーン実施中この記事を読んで、アンケートに答えてくれた方の中から、抽選で毎週50名様、総計200名様に「健康ミネラルむぎ茶」1ケース(650ml×24本)をまるごとプレゼント!キャンペーン期間:2017/05/15(月)~6/11(日) 詳しくはこちら ▼「親子で夏休みの大冒険プレゼント」キャンペーン実施中キャンぺーンの内容を紹介。親子で遊びながら学ぶ「特別体験プログラム(宿泊付き)」や「オリジナル体験カタログ(日帰り)」など総計10,000名様に当たる「 親子で夏休みの大冒険プレゼント 」キャンペーンを実施中! (6/30(金)まで) 詳しくはこちら 伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」を もっと知りたい人はこちら!
2017年05月15日イラストレーターをしているやまもとりえです。息子と夫とネコと暮らしています。連休中、姉が遊びに来ていた時のことです。「ちょ、ちょっと、見ちぇ…」ポリポリポリポリさらに、「もうちっと見たいナァー」とこの後もずっと「ちょ、み、見ちぇて…! 見ちぇてえ…!」と言い続け、姉も姉で楽しんでました。
2017年05月14日育児や仕事に忙しいママにとって、毎日の子どもの食事は悩みどころ。子どもの成長を考えると栄養バランスや量、味つけなど、あれこれ気になることがいっぱいです。そんなママたちのお悩みに、ご自身もママで、保育園で働いた経験も豊富な管理栄養士の滝野香織さんが「子どももママも笑顔になれる幼児食」を伝授してくれました。■原田さん(31歳)2歳の男の子、1歳の女の子2児のママ小さい子どもが2人いて、食事の用意は毎日バタバタで定番メニューばかりになってしまっています。栄養バランスが良く子どもウケがいいメニューが知りたいです。■鳥巣さん(37歳)1歳の女の子ママ食欲旺盛なのはありがたいけれど、偏りがあります。魚などをもっと食べて欲しいと思っているけれど、大人と同じメニューだと塩分も気になるし……。子どもの食事の味付けや調味料について知りたいです。まずは基本から! 今日から実践できる「食育」のポイント滝野さん:離乳食が完了して大人と同じ食事ができるようになるまでの「幼児食」は、ぐんぐん成長していくこの時期の子どもの発育にとても大切です。さらに、食生活の基礎をつくる大事な時期でもあります。特に大切にして欲しいポイントとして3つあげました。まず1つ目は栄養バランス。ご飯やパンなどの炭水化物5、野菜3、肉や魚などのたんぱく質2の割合が理想的です。ただ毎食、この割合にこだわり過ぎてしまうと大変なので、数日の間でバランスがとれればいいやぐらいの気持ちでいいと思います。ママが基本の栄養バランスを知っていることは大事ですが「食べること=楽しい!」ということも教えてあげたいですね。2つ目は食経験を増やすこと。できればいろんなものを食べさせてあげたいのですが、この時期の子どもは、大人ほど噛む力も根気もありません。食材は、ただ小さく切って料理するだけではなく、やわらかく煮たり、子どもが好きな味付けにするなどの工夫がいいですよ。唾液は、噛むことの刺激によって分泌されますが、噛む力が弱い子どもは、パサパサ感を感じやすい傾向があります。パンが苦手だったり、魚が苦手だというお子さんがいらっしゃるのは、実は味ではなくて、このパサパサ感が原因のことも。これもちょっとした味付けや食感の工夫で回避できますよ。3つ目は素材や原料にこだわること。新鮮な野菜、旬の魚、料理をおいしくする調味料など、素材や原料にこだわりましょう。子どもと旬の食材についてお話ししながら食事するのもおすすめです。また、味付けと調味料を過度に心配するママもいますが、離乳食期を過ぎたら、味のメリハリも覚えていく時期。メニュー全てが同じように濃い味ではよくありませんが、その食材を食べるキッカケになるような味付けにする調味料は上手に使うべきだと思います。食べなかった食材を食卓に出さなくなるのは良くないです。克服するチャンスをなくさないで欲しいです。保育園でも人気メニュー! 滝野さんおすすめレシピ★ツナときゅうりのくるくるロールサンド鳥巣さんのお子さんは、パンをあまり食べてくれないとのこと。パンが口の中の水分を吸ってしまってパサつきが苦手なのかもしれませんね。そんなときは、しっとり感が感じられて、子どもも食べやすいロールサンドがいいですよ。食パンにマヨネーズを薄く塗るなど調理にちょっと工夫を加えるだけで、食べやすくなります。手軽なので、お子さんが2人いる原田さんにもおすすめですよ。材料(1食分)サンドイッチ用食パン(12枚切り)……1枚ツナ(食塩不使用・ノンオイルタイプの缶のもの)……20g(約3/1缶)スライスチーズ……1/2枚きゅうり……1/2本程度ピュアセレクト®マヨネーズ……小さじ1つくり方1 ツナは軽く水分を切り、マヨネーズ小さじ1/2を混ぜる。2 きゅうりは食パンよりやや短めの長さにカットし、ピーラーを使って薄くスライス。3 ラップの上に食パンをのせ、軽く食パンを押さえて潰しマヨネーズ小さじ1/2を塗る。4 3にスライスチーズ、きゅうり、ツナを均一に乗せて、きつめにくるくると巻き、ラップで固定してしばらくなじませる。5 握って食べるのが好きなお子さんならそのままスティック状で。つかんで食べるのが好きなお子さんなら一口サイズにカットしてできあがり。オススメの献立メニュー・ツナときゅうりのくるくるロールサンド・かぼちゃのポタージュスープ※主食のロールサンドに、ポタージュスープを組み合わせて。野菜がいっぱい食べられる献立です。★鮭のマヨネーズ焼き栄養バランスが良く子どもも喜ぶメニューが知りたい原田さんにおすすめなのが「魚のマヨネーズ焼き」です。今回は、鮭を使っていますが、鮭のほかに、カジキマグロ、さわら、タラ、アジなどでもおいしく作れます。お刺身を使うのも手軽でオススメです。パサつきや生臭いといった、魚を食べない2大要素をマヨネーズが解決してくれます。加熱し過ぎると魚はパサつきまずが、マヨネーズを塗ることで油膜ができて、魚の水分の蒸発を防いでくれます。材料(1食分)鮭……20~30gピュアセレクト®マヨネーズ……小さじ1/21つくり方1 鮭は表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き、アルミホイル、もしくはオーブンシートにのせて表面にマヨネーズを塗る。2 オーブントースター(強)で5~7分焼く。※味付けは、マヨネーズをベースにすれば、パサつきなく、バリエーション豊富に!マヨネーズ小さじ1+パン粉小さじ1で「マヨパン粉焼き」マヨネーズ小さじ1+粉チーズ少しで「マヨチーズ焼き」マヨネーズ小さじ1/2+みそ小さじ1/2で「みそマヨ焼き」マヨネーズ小さじ1/2+みそ小さじ1/2+すり白ごま小さじ1/2+砂糖少々で「ごまみそマヨネーズ焼き」マヨネーズ小さじ1+カレー粉少々で「カレーマヨ焼き」オススメの献立メニュー・鮭のマヨネーズ焼き・ひじきごはん(ひじき、油揚げ、人参を細かく刻んで、醤油と砂糖で煮る。炊いたご飯に混ぜこむ)・味噌汁(大根とえのき)・ほうれん草のゴマ和え※パン食にも合うけれど、和食のメインにしても合うのが「魚のマヨネーズ焼き」です。いざ実食! 子どもたちもパクパク食べました鳥巣さん:ロールサンドは、パンを好まないウチの子も食べれました! 外に持っていっても食べやすそうで、子どもが自分で持って食べることもできそうですね。滝野さん:形だけではなく、きゅうりとマヨネーズでパンのパサつきがおさえられているので、食べやすいですよ!原田さん:この鮭のマヨネーズ焼き。見た目からして、おいしそう!滝野さん:見た目も食育の大切な要素です。味の素のピュアセレクト®マヨネーズは、全卵を使ったマヨネーズなので、焼き色がキレイにつくんですよ。見た目がおいしそうだと、自然と食欲もわきますよね。そばにいる大人が「おいしそうだね」と声かけしながらの食卓は、とても素敵な食育の場になると思います。鳥巣さん:魚料理って、これまではブリの照り焼きかグリルで焼き魚ぐらいでマンネリ化していたけれど、マヨネーズを使うことを今日は学べてよかったです。「ピュアセレクト®マヨネーズ」おいしさの秘密原田さん:つい毎日メニューがマンネリ化してしまうけれど、マヨネーズを使うことで、すごくレパートリーが増えた気がします。鳥巣さん:調味料も、どうやって何を選んで使えばいいんだろう?と迷っていたのですが、素材や原料にこだわることが大事で、何でもかんでも薄味にしておけばいいってもんじゃないこともわかりました(笑)。味にメリハリがあるだけで、食欲って刺激されますもんね。滝野さん:ピュアセレクト®マヨネーズは、酸味が少なく子どもでも食べやすいまろやかな味です。また、とれて3日以内の新鮮たまごだけを使用していて、国産の原料をもとに、国内の工場で作られているこだわりが安心できますよね。お子さんが苦手な食材があったら、マヨネーズを隠し味にしてみるのもおすすめですよ。「ピュアセレクト®マヨネーズ」卵と酢と油。シンプルな素材でできているからこそ、マヨネーズはその素材の良さが大切です。「ピュアセレクト®マヨネーズ」は、契約農場で生まれた、とれて3日以内の国産新鮮たまご、良質なキャノーラ油、コーン油、そして白ぶどう酢・玄米酢・木樽熟成のモルト酢をブレンドした特製「ピュアセレクト®ビネガー」を使用することで、コクのあるまろやかな味わいに仕立てたマヨネーズです。 商品について詳しくはこちら>> [PR]味の素株式会社
2017年05月11日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。3人とも違う施設で出産! 3人出産したことがある人の中でどのぐらいの割合いるのかはわかりませんが、実は私、3人とも出産した施設が違うんです。3つとも違うっていうのは少数派なんじゃないかな~? と思ってるのですがいかがでしょうか。3つそれぞれの施設に特色があったのですが、今回は三男を出産した助産院についてお話したいと思います。(すべて私自身の個人的な感覚に基づいての体験談ですのですべての方に当てはまることではありません)3人目を助産院にした理由助産院で出産というとどういうイメージが湧きますか?私には、なんとなくナチュラル派な人が選ぶような漠然としたイメージがありました。が、私が助産院を選んだ理由を単刀直入に言うと、ナチュラル派でもなんでもなく、分娩台で産むのはもうこりごりだ。と思ったんです。(え!)過去二度の出産でつくづく思ったんですが、あの格好、助産師さんやお医者さん側からしたら一番適した格好なのでしょうが、産む側からしたらものすごくキツくないですか? (私だけかな)それに、あの心音を確認するためのベルトっ! 赤ちゃんが苦しくないかどうかを確認するためにお腹にベルトをつけるのですが(正式名称がわからない)あれを付けたら基本的にあまりゴソゴソ動いてはいけなくて、ずっと仰向け、せめてやや横向きぐらいにしかなれないんです。(初産では20時間以上つけっばなしで本当に辛かったです…。)分娩台が嫌、あのベルトも嫌。仰向けしかできないのも嫌。これらの装置が赤ちゃんが無事に生まれてくるために用意してあるものだと分かってはいるのですが、嫌なもんは嫌!なんとも自分目線な理由で選んだわけです。助産院での出産は不安? ただやはり数的なものでいえば、圧倒的に病院(総合病院・個人病院)で産む方のほうが多いと思います。あえて助産院を選ばないその理由はおそらくこれだと思います。これ、おそらく誰かしらに言われるでしょうし、皆さんが最初に不安に思うことだと思います。うちの夫でさえも最初こう言いましたから。どうも誤解されているようなのですが、助産院には提携の病院があって、提携の病院と助産院とで検診を行います。助産院では医療行為はできないので、血液検査や詳しい検査などは提携病院で行って、検査結果を助産院と提携病院とで共有します。そして、出産時に万が一何かあれば即座に提携病院に搬送されます。しかも、何かありそうな場合はそもそも助産院では出産できません。順調に経過している場合のみ助産院で出産できます。私の出産した助産院では逆子の場合もできませんでした。過去の出産がどのようだったかも重要になるようで、初回に丁寧に聞かれました。初産だったらまた感覚も違ったかもしれませんが、三度目ということもあり、「もしも何かあったとしても助産師さんが的確迅速に判断して搬送してくれる」と信じて全く不安には思いませんでした。それに、とにかくいま、産科不足で産める場所もどんどんと縮小されていっています。そんな中、ハイリスクな妊婦さんにとっては大きな病院じゃないと産めませんし、どこで産もうかと選ぶ余地もありません。本当に必要としている人にベットを用意するためにも、私のような経過が順調な妊婦は大きな病院は避けようと思ったのです。助産院では自分に主導権がある出産!さて、病院と助産院、両方で出産した私が一番感じた違いを挙げるとすると、ズバリ、主導権の所在、だと思います。出産前に助産師さんに言われたのですが、「自分で産む」。まさにこの一言でした。今、私がどうしたいのかを最大限尊重してくれました。もちろん、子宮口の開き具合や心音の確認は助産師さんの指示に従いますが、「私はいまこうしていたい」を遠慮なく伝えました。歩きたい、壁を押したい、ちょっと一人になりたい、家族はまだ呼びたくない、主導権はまさに私。このときは3月上旬。やたらと寒くて…寒くて寒くて布団を山盛りかけてもらいました。あ、あと、周りのママたちに「助産院で生んだ」って伝えると、意外にもこの質問が多いです。分娩台じゃなければどこで産むの?どこ握ればいいの? えーーー。それはですね。布団の上で、枕のはしっこ掴んで生みました(笑)。念願の分娩台ではない出産私の場合は横向きが一番やりやすかったのですが、産む時のスタイルは助産院の場合は本当にひとそれぞれだと思います。旦那さんにしがみついたり、よつんばいになったり、フリースタイルです。これが念願の分娩台じゃない場所での出産!ちなみに助産院では病院のような針と糸をつかった会陰縫合を行えなえません。実際、私は過去二回とも容赦なくジョキジョキと切られましたが、今回の助産院での出産ではその必要がありませんでした。正直、思いましたね。「切らなくても産めた!できる限り切らないでほしかった!」って。自分がやりやすい方法で産んだせいか、産後の回復が驚異的に早かったです。ちなみに、底辺だったのは次男出産時でした。(軽くトラウマ…)結果的に助産院での出産は私にとって万々歳な結果となったのですが、ここだけの話、もしも選べるのなら無痛分娩を経験してみたかったです。(生活圏内に存在しなかった)助産院での出産。個人的には、人に相談されたら助産院をおすすめと言うと思います。
2017年05月11日いろんな方向におりまげていくことで形になる「おりがみ」。好きな色紙で子どものころたくさん遊んだという人も多いかもしれません。今回は「おりがみ」にちなんだ絵本を集めてみました。小さな子でも理解できるよう、おりかたも丁寧に紹介されているのでぜひ参考にしてみてくださいね!おりがみにんじゃ作:つきおかゆみこ/出版社:あかね書房 「おりがみにんじゃ」(絵本ナビ紹介ページ) 物語の舞台は殿さまも家来たちも「おりがみ」でできた、おりがみ城。お宝を見つける任務をせおったおりがみ忍者は隣の国の姫のもとに忍びこみ、さまざまな術を使ってお宝を見つけようとしますが…。子どもたちの大好きな忍者と知恵を働かせて応戦する姫のやりとりがかわいくておもしろい! 最後には登場人物たちのおり方ものっているので、絵本を読んだあとに登場人物たちと遊ぶこともできますね。親子で楽しむおりがみずかん作:小林 一夫/出版社:学研 「親子で楽しむおりがみずかん」(絵本ナビ紹介ページ) 一冊あれば、どれも上手におれるようになるおりがみの指南絵本。かわいい動物や暮らしに役立つ生活アイテムなど約120点のおりがみとおり方がわかりやすくオールカラーの写真で紹介されています。「遊べるおり紙」では動物の口が動かせるようになっていたりなど、1人でもみんなでも楽しめる要素がつまっています。「これがいい!」と自分で選んだものをおれるようになるのがうれしいですね。へんしんおりがみぐみ作:真木 文絵/絵:石倉 ヒロユキ/出版社:ひさかたチャイルド 「へんしんおりがみぐみ」(絵本ナビ紹介ページ) 飛行機になって窓から飛び出したのは5枚の「おりがみぐみ」。そこから花になって、蝶になって、船になって… と変身を繰り返します。たった1枚からつむがれる形の多様さに世界の広さや明るい未来をイメージさせるような絵本です。おり紙自身が意思をもち、変身を楽しんでいる様子にもわくわく! 場面ごとに穴があいた仕掛けも楽しいですね。鮮やかな色彩も美しい一冊です。たのしいおりがみ編:幼児ソフト企画開発部/出版社:学研 「たのしいおりがみ」(絵本ナビ紹介ページ) 全23点のおり紙とおり方がのっているこちらの絵本は、昔からあるメジャーな作品が中心となっています。この絵本に習えばママも「知ってるけど折り方は知らなかった」ものがおれるようになりそう! 絵本を買うと5色25枚の色紙がついてくるので、その場ですぐに楽しめるのもうれしいですね。ひとつひとつ、丁寧におり方を説明してくれるのでしっかりおり方を覚えられそうです。 折ってあそぶ作:大橋 晧也/絵:笹川 妙子/出版社:星の環会 「折ってあそぶ」(絵本ナビ紹介ページ) 「おしゃべりカラス」「バスケット」「鬼のお面」「ゆきんこかぶと」などのおり方が学べるのがこちら。とても簡単におれるものばかりなので、初めておりがみに挑戦するお子さんにもおすすめです。完成したらそのまま遊べるものもあるので、ママだけじゃなくおじいちゃん、おばあちゃんと一緒におりがみを楽しむのもいいですね。なつかしく、あたたかい気持ちになるおりがみ。最近では小学校受験の勉強として用いるなど、おりがみが子どもの将来に役立つことも…! 遊びでも勉強の一環でも、ひとりでおれるようになったら「すごいね!」とたっぷり褒めてあげたいですね。
2017年05月11日「子どもが親を育てる」とはよくいったもの。マニュアルのない育児はこちらが泣きたくなる場面に出くわすことも多いですよね。でも、日々を過ごすうちに、いつの間にか自分の育児スキルがあがっていることに気付く人も多いのではないでしょうか。今回は育児力のさらなるアップを目指せるだけでなく、子育てが楽しくなる資格をご紹介! 通信講座で自宅勉強可能なものだけを厳選してみました。■仕事につながる!「チャイルドマインダー」少人数保育のスペシャリストといわれる「チャイルドマインダー」は、自宅で子どもを預かる保育室を開業できるほか、外部運営の保育所で働くことができるなど仕事の可能性が広がる民間資格です。1人のチャイルドマインダーが保育できる人数は年齢により1~4人と厳しく決められており、年齢は0~12歳までが対象となっています。チャイルドマインダーの資格勉強では少人数保育のノウハウ、また子どもの心理や小児救急救護法など安全の守り方を知ることができるので、子育てにも直に役立つ知識が身に付けられそうですね。講座にもよりますが、約2か月~6か月の間、養成講座を受講し試験に合格することで保育の未経験者でも資格をとることが可能です。受講費用は約13~20万円となっています。■子どものやる気を引き出す「チャイルドコーチングアドバイザー」「チャイルドコーチングアドバイザー」は1人1人の考える力を引き出すプロ。対象は小学生~高校生で、子どもがもつ能力を育て、やる気にさせるカウンセリング技術とコーチングスキルを身に付けるのに役立ちます。「子どもとどう接したらいいかわからない」そんな子育て中の悩みに応えてくれる要素をもち、子どもの声を聴き、承認し、質問し、共感するといった心理援助技術の大切さを知ることができそうです。資格の認定は認定教育機関等が行う教育訓練ですべてのカリキュラムを修了し、試験に合格することでおこなわれます。受講費用は3~5万円ほど。カリキュラムごとに添削問題を提出し、最後に試験(WEBから可能)を受け、得点率70%以上で合格となります。■わが子とのスキンシップにも「ベビーマッサージインストラクター」赤ちゃんの肌や身体はどうなっているのかといった基礎知識や、ベビーマッサージに関する理論、実技知識を学ぶことができる「ベビーマッサージインストラクター」。取得することでプロのインストラクターであることが証明でき、育児サポートの場での活動に活かせます。わが子に愛情たっぷりの正しいマッサージをしてあげられるので、親子のスキンシップに役立つのもうれしい! ママ友に教えてあげたり、ベビーマッサージ教室の運営といった選択肢も広がります。チャイルドコーチングアドバイザーと同じく、教育訓練ですべてのカリキュラムを修了したあとで試験に合格すれば取得できます。得点率は70%以上で合格で、講座の費用は5万円ほど。勉強期間は6か月ほどが一般的です。正しい知識を得ることで不安がなくなり、子育てに自信がついて育児がもっと楽しくなるなど、資格の勉強は一石三鳥…!また、相手の反応(心理)に合わせたアクションや反応を引き出すコーチング術などの学びは「愛すべきわが子」の視点だけでなく、「1人の人間」と向き合う客観的な視点をくれるかもしれません。気になったものがあればぜひ調べてみてくださいね。<参考サイト> チャイルドマインダー チャイルドコーチングアドバイザー ベビーマッサージインストラクター
2017年05月11日子どもを持つと、避けて通れないのが「ママ友」デビュー。学生時代の友達関係や職場の同僚とはひと味もふた味も違うママ友コミュニティは、ひと筋縄ではいかないイメージですよね。同じ境遇を持つお友達ができることに対して楽しみな半面、どのようにつき合っていけばいいのかと大きな不安を感じていませんか? ここではママ友コミュニティに見られる暗黙のルールやトラブル例を見ながら、上手にママ友関係を続けていくヒントをご紹介します。ママ友デビューで失敗しないために子どもの入園や入学をきっかけに広がる、ママ友とのおつき合い。ママ友が集まるコミュニティはいろいろな人と出会える貴重な場ですが、全員が自分と同じ価値観や考え方を持っているとは限りません。当然、なかにはちょっと「苦手」なタイプも。ママ友コミュニティはとっても小さな世界。上手につき合っていかなければ、自分自身大きなストレスに悩まされるだけでなく、子どもにも影響を与えてしまう可能性があります。そこでチェックしておきたいのが、ママ友とのスマートなつき合い方。やってはいけないNGポイントを知り、ママ友コミュニティの攻略術を身につけましょう。先輩ママ直伝! ママ友との暗黙のルールママ友トラブルは、ちょっとしたことがきっかけで勃発するもの。気をつけていたはずなのに、気がついたらトラブルに巻き込まれていた…なんてことは珍しくありません。では、何をきっかけにしてトラブルが生まれてしまうのでしょうか? いざこざの根底をたどってみると、そこには絶対に踏んではいけない地雷、つまり「暗黙のルール」が存在したのです。暗黙のルール1:自慢話ばかりしないかわいい我が子のこと、つい自慢したくなってしまいますよね。でも、ママ友コミュニティのなかで自慢話は禁物。特に、自分や家族の自慢ばかりで相手の話を聞かない「一方通行なやりとり」は、不快感を与えるだけでなく強い嫉妬を誘います。女性は、何かと自分と他人を比べてしまうもの。自慢話は関係がこじれる大きな原因となるため、避けるに越したことはありません。暗黙のルール2:プライベートに深入りしない相手のプライベートを詮索するような質問はNGです。会話のなかで自然と話題になる場合はOKですが、唐突にパパの仕事内容や所得のことなどを根掘り葉掘り聞くのは絶対にやめましょう。年齢に関する話題もできれば避けた方が安心です。また、自分のプライベートのことをペラペラと話すことも危険。そういうつもりでなくても「それって自慢しているの?」とマイナスに捉えられてしまうことがあります。暗黙のルール3:人の子育てに口を出さない子育ての方針は人それぞれ。そして、子どもの性格によっても育て方は異なります。みんなそれぞれ自分の信念を持ち、自分なりの子育て術で日々がんばっているのです。それゆえに「何でこうしないの?」「そのやり方はやめた方がいい」など、人の子育てに口を出すのは自分から地雷を踏みにいくようなもの。たとえ「ん?」と首をかしげるような親子のやりとりがあっても、そっと見守るのがスマートです。ドン引き? それとも共感!? 実際にあったママ友トラブル実際にあったトラブル例を集めてみました。ママ友デビューして間もないママなら思わずドン引きしてしまうかも…。でも、実はママ友コミュニティでは「あるある」なエピソードばかりです。■ママ友トラブル事例1:SNS投稿に潜む大きな危険子どもの写真や家族旅行の思い出を、facebookに定期的に投稿していました。ある時ママ友たちとfacebookの話で盛り上がり、グループ内でお互いのアカウントを交換。すると数日後からママ友たちの態度がよそよそしくなり、挙句の果てには無視されるようになったのです。何か怒らせるようなことをしてしまったかな…と思って他のママ友に相談すると、「facebookに子どもや家族の自慢ばっかり投稿してるって騒いでたよ!」と教えてくれました。単なる日記感覚で気軽に投稿していたのが、周りにはよく映らなかったようです。まさかSNSでこんなトラブルに発展するなんて思いもよりませんでした。(5歳女の子のママ)このようなSNS関連のトラブルは、後を絶ちません。子ども関連の投稿が自慢に映ってしまったり、許可なしに他の子が映っている写真を投稿して問題になったり。SNSは便利で楽しいツールですが、その取り扱いは要注意。安易にSNSでママ友と繋がろうとせず、まずは相手をよく知ることが大切です。■ママ友トラブル事例2:子育て方針のズレが生んだ悲劇同じ幼稚園に通う子を持つとあるママ友に、「いつもどんなテレビ番組を見せているの?」と聞かれた時のこと。「うちは戦隊ヒーローものが大好きなの」と答えると、「もうそんなの見せているの? あまり早くから見せると暴力的になったり、言葉遣いが汚くなったり大変みたいよ!」と言われたため、思わずムキになり、「うちの子は今のところ真似する様子もないし、楽しく見ているだけだから大丈夫」と反論しました。すると次の日から、周りのママ友たちの態度が急変。わたしだけでなく、子どもまでもが避けられるようになったのです。どうやらそのママ友が、「あそこは戦隊ヒーローものを見ているから、仲良くすると悪い影響がある」と周囲に言いふらしているようでした。些細なことが子どもを巻き込む大きなトラブルに発展してしまい、とても悲しいです。(4歳男の子のママ)子育て方針に関するズレによって、ママや子どもの淘汰が始まるケースも多いようです。確かにママ友同士のおつき合いは、子どもを介するからこそ難しいもの。子育てへの価値観や考え方の違いにイライラ・モヤモヤしてしまうのは仕方ありません。ただし、たとえ自分が間違っていないと思っても、相手の価値観を明らかに否定するのはやめておきましょう。相手の言い分を100%理解する必要はありませんが、「そういう考え方もある」と認めることはとても大切です。自分の考えを軸にせずにさまざまな意見を受け止めましょう。■ママ友トラブル事例3:家族の秘密を言いふらすママ!? 子どもがクラスで仲良くなったことをきっかけに、連絡先を交換したAさんとわたし。はじめは子どもを交えて遊んでいたのですが、次第に親しくなり、子ども抜きでランチやショッピングを楽しむようになりました。信頼関係が築けてきたので「この人なら」と思い、家族についての悩みなど深い話も打ち明けるようになりました。ところが気がついた時には、クラスの誰もが我が家の秘密を知っていました。Aさんを問い詰めると「知らない」の一点張り。でも、どう考えてもAさんにしか話していない内容です。それ以来、自分のプライベートは一切他言しないことを心に決めました。せっかく親友になれたと思っていたのに、ショックすぎて人間不信になりそうです。(7歳女の子のママ)仲良しだと思っていたのに裏切られた、というケースもよく耳にします。知り合ったママ友とはできるだけ仲良くなりたいものですが、あまりにもプライベートな話をしてしまうと、その情報が漏れてしまう可能性があります。トラブル回避のためにも、必要以上の個人情報や深い話はNG。そして自分の情報だけでなく、自分が知っている他のママの情報も流出させることがないようにしましょう。大切なのは適度な距離感! 「大人力」を身につけることこうして実際のトラブル例を見ていると、「ママ友なんて面倒なだけ」とマイナスイメージを抱いてしまいますよね。でも、同じ「ママ」だからこそ、悩みや不安を助け合えるのもママ友ならでは。上手につき合うことができれば、かけがえのない支えになってくれます。大切なのは、適度な距離感を持ち、ママ友コミュニティに依存しすぎないこと。そして、小さな世界に固執するのではなく、時にはその世界を抜け出してひとりで行動する「大人力」を身につけることです。つかず離れずの距離感を保ちながら、ストレスフリーのママ友ライフを楽しみましょう。(ライター/ maho)
2017年05月10日数字の1から5までは保育園に行く平日をカウントすることで覚えた息子。毎日実際に手を広げて指折り数えて土日を待ちわびている。4月も後半に差しかかり、転園した保育園での新生活には適応し始めたものの、相変わらず休日は待ち遠しい様子。4月最後の週、僕が「5回保育園に行ったら2回休みで、その後2回行ったら5回休みだよ」と息子に伝えると「えっ?この5!?これの!これの!5!?」と5本指を広げて信じられないという顔で喜んでいた。そして迎えたゴールデンウィーク。我が家の5日間計画は初日の5月3日。息子は朝6時起きで一人寝室を出てリビングで遊び始める。僕と妻は休みの直前まで仕事に集中していたため息子の独り言を聞きつつ寝る。その時、じいちゃんからの着信。「始発で出たから10時ぐらいに駅に着きます」。8時、朝食の準備を怠けてサンドウィッチを買ってきて3人で食べる。「おじいちゃんとおばあちゃんまだ?」息子はじいちゃん・ばあちゃん(以下じいばあ)を待ちわびて早く目が覚めてしまったようだ。10時前になって僕と息子はじいばあを迎えに行くため家を出た。妻は残って掃除など。駅に着くと予定の時間から15分ほど遅れてじいばあが改札を出てきた。急行電車に乗ってと伝えておいたのに、各駅停車に乗ってしまったらしい。東京に来ると「うわあ〜。ここにもドトールあるやん」が口癖のじいちゃん登場。息子は前日に保育園で作った鯉のぼりをじいばあに見せたくて駅に持参していた。じいばあが到着するなり「コレ見て〜」と振り振り見せるも、じいちゃんは「お〜。元気やったか〜!」と会いたくてたまらなかった孫のほっぺたと自分のほっぺたを合わせてすりすり。「コレ作った。コレ作った。」と訴える息子の言葉は届かない。じいちゃんと孫、待ち遠しさのすれ違い。ばあちゃんが「鯉のぼり上手に作ったなあ〜!」と感想を伝えてようやく息子は鯉のぼりを持った手を下ろした。その後、昼食の材料を買ったり通っている保育園を案内してからウチに帰った。昼は妻が弁当を作って近所の公園でピクニック。じいばあに会うのは二ヶ月ぶり。息子はその間に習得したボール投げやランニングバイクで技を披露する。暖かいから暑いへと移り変わるこの季節に息子は汗だくになって走り回った。初日に熱中症になってしまっては計画が台無しなので弁当を食べて早めに帰宅する。帰宅したら昼寝、これはあくまでも親の計画。息子は止まらない。「じいちゃんはコレ持って。ばあちゃんコレ。お父さん…。お母さん…。」と全員参加のブロック遊びが始まった。30分が過ぎ、40分が過ぎ、次々に息子の相手から脱落していく勇者達。最終的には息子もライフを使い果たして泣きながら昼寝した。息子がフル充電で目覚めた夕方、みんなで買い物に行く。夏用のパンツ、ブロック(追加で買った)、弁当箱を手に入れた息子。全てじいちゃんの財布から支払いが完了。初日はこうして過ぎていった。4日(GW2日目)。夜ぐっすり眠った息子はこの日も早朝からリビングに駆けだして行った。リビングにはじいばあが布団を敷いて寝ている。じいばあに「朝だよ!起きて!」と叫んでいる息子。僕と妻は完全にお任せして寝る。昨日買ってもらったブロックでパワーアップした建造物に挑むため、やる気に満ち満ちている。昼には妻の両親(ジージ・バーバ)も合流して外で昼食。その後、全員参加のブロック…。ここぞとばかりに奮闘してくれるじいちゃん達。ジージ・バーバが帰っても息子は遊び続けた。5日(GW3日目)やはりこの日も息子は早朝に起きた。まるで本物の建築現場の作業員のように自身の手掛ける建造物のチェックを怠らない。じいばあと遊べる時間もあとわずか、電車の時間まで建てては壊しをひたすら繰り返した。お別れの時間、帰り道の途中まで見送りをして公園で別れた。その後、強い日差しの公園で水遊びをしてクタクタになるまで遊んで帰った。夜、早朝から全力で遊び続けた息子は「もう遊ばない…」という耳を疑う言葉を放って布団に倒れ込んだ。初日から3日間で近所の公園、外食、買い物、家のおもちゃ、新しいおもちゃを遊び尽くし、四六時中大好きな誰かに遊んでもらえて、思い通りに事が運び過ぎた息子は抜け殻と化していた。そして続けて話し始める。「明日〇〇先生にパンツ見せる…」息子はこの連休中にオムツをほぼ卒業する事が出来た。そしておじいちゃんに買って貰ったパンツをはいている。その成果を早く保育園の先生に見せたいのだ。僕も休みが続くと頭の働きが鈍くなりそうで無性に仕事がしたくなるので息子の「休み飽きたし、そろそろ保育園行ってもいいな」という心境には共感できるところがあった。しかし、息子よ。ゴールデンウィークはまだ続くのだ。ゴールデンウィークの話(後編)につづく
2017年05月09日「一人目の育児も落ち着き、そろそろ二人目がほしい」と考えていた矢先、「気づけば2人目ができた」。そんなときに頭をよぎるのは第一子の存在ではないでしょうか。お母さんたちから「二人目ができたんですけど、やっぱり『赤ちゃんかえり』ってひどくなるんですか」とか「子どもにどう話せばいいのかわからない」といった質問がきます。そんなとき、必要なことは3つだけです。子どもにどう接したらいいのか、また親はどんな心構えでいればいいのかをご紹介します。1.新しい命の誕生を一緒に迎えられるようにする何よりも大切なことは「新しい命の誕生にわくわくする」ことです。大人もきっとわくわくしているはず、「どんな子が生まれてるんだろう」「男の子かな、女の子かな」。そういった気持を子どもと共有したらきっとすてきなお兄ちゃんやお姉ちゃんになってくれるはずです。そして、妹や弟の誕生を通して自分がどれだけ愛されて生まれてきたのかを感じる大切な時期でもあります。そのため、「 うさこちゃんとあかちゃん 」や「 おへそのあな 」など、子どもの誕生を解説する絵本を読みながら「○○ちゃんもママのおなかでこうやって赤ちゃんになったんだね」なんて言葉をかけてあげると良いでしょう。2.お兄ちゃん、お姉ちゃんになることを強制しない子どもは、妹や弟の存在を通してお兄ちゃんやお姉ちゃんになっていきます。そのため、生まれる前から「もうすぐお兄ちゃんになるんでしょ!」なんて言葉がけを繰り返すのはタブー。子どもからしたら「いやいや、お兄ちゃんになりたいなんて言ってないよ…」という気持ちになります。たとえ、すでに弟や妹がいるお友達に影響され「ぼく、お兄ちゃんになりたい!」と言っていた子どもであってもタブーです。なぜなら、お兄ちゃんやお姉ちゃんになることよりも、一人っ子の時間を大切にしてほしいからです。これからきっと長男長女という理由で我慢することが増えてきます。抱っこしてもらいたいときにしてもらえなかったり、お話を聞いてほしいときに聞いてもらえなかったり。そういった生活が始まる前に、たくさんお母さんやお父さんに甘えてもらいたいなと私は思います。3.「赤ちゃん返り」は恐れるものじゃない「赤ちゃん返り」とは一般的に成長した子どもが赤ちゃんのように甘えたり泣いたりすることを指します。子どもが「お母さんやお父さんが自分の存在を忘れてしまうのではないか」「自分に注目してもらえないのではないか」といった不安を抱えることで現れるものです。「これはわがままなのかもしれない」と厳しくするのは極力やめて、できるだけ受け入れてあげましょう。赤ちゃん返りとわがままの線引きが難しいという声をよく聞きますが、赤ちゃん返りは気持ちが満たされれば終わります。普段甘えないようなことで甘えてくるなど、実はわかりやすいものでもあるのです。しっかり受け止めて「大丈夫だよ、ママはいつだって○○ちゃんのことぎゅーって抱きしめてあげるからね」と温かい言葉をかけてあげるよいでしょう。
2017年05月09日我が家の末っ子三男・2歳。先日、テレビの裏に投げたボールが取れずに困っていました。大きな体を傾けながらテレビ台の下を捜索。ようやく見つけ、三男に手渡すと満面の笑みでお礼を言ってくれました。ふふふ、可愛いな~…と思った直後、私は自分の目を疑いました。なんと三男、私が『どういたしまして』と言い切るより先に、手渡したボールを再びテレビの後ろに投げたのです。突然の事に言葉を失う私。ボールがテレビの後に入ったことを確認した三男。振り返り、満面の笑みで『あーたん、ぼーう、ぼーうとって(ハート)』と言いました。もちろん、全力でツッコんだのは言うまでもありませんが、結局笑顔に負けて3回ほど取らせていただきました(笑)。母ちゃんは犬じゃないよ!
2017年05月09日園や学校の連絡、遊びの約束など、今はママ友同士のやりとりもLINEがメイン。手軽なツールだからこそ、使い方を誤ると「面倒なママ」認定されてしまうことも? ママ友と気持ちよくお付き合いするために、LINEのNGマナーをおさえておきましょう。■朝や夕方などの忙しい時間帯に送る「電話とは違ってLINEはいつ送っても大丈夫だろう」と思っていませんか? LINEも送る時間帯を考えないと、「非常識」と思われかねないので要注意。電話と同様、早朝や深夜に送るのはやめましょう。また、ママにとって、朝の出勤前や夕方の帰宅後は1日の中でもとくに忙しい時間帯。そんなときに急ぎではないLINEが届くと、「今忙しいのに」とイラッとさせてしまう恐れがあります。子どもの寝かしつけの時間も、通知音で子どもを起こしてしまうことがあるので避けた方がベター。もしどうしても朝や夕方に送る場合は、「忙しい時間帯にごめんね」「返信はいつでもいいです」などと一言添えるとよいでしょう。■子どもの写真やスタンプのみ子どものかわいい表情や仕草などの写真は、「ママ友にも見せたい」と思うことがあるかもしれません。でもだからといって、頻繁に子どもの写真を送っても相手を戸惑わせるだけ。とくにメッセージ無しで写真だけを送られると、相手はなんと返信したらよいか分かりません。はじめのうちは「かわいいね」と返してくれていても、徐々に「面倒だな」と思われてしまうことになります。同じように、スタンプだけをポンポンと送るのも、「意味がよく分からない」と敬遠される原因に。スタンプは会話の流れに合ったタイミングで使うようにしましょう。■だらだら続く長文LINEはどちらかというと、短文のメッセージのやりとりに適したツール。だらだらと長い文章を送ると、それだけで「読むのが面倒」と思われてしまいがち。それが他愛もない近況報告であったりすると「会ったときに話せばいいのに」「こちらも長文で返さなきゃいけないの!?」などと、マイナスイメージを持たれてしまうこともあります。もし連絡事項などで長文になる場合は、改行など、読みやすくする工夫をするとよいでしょう。■グループトークでの雑談ママ友グループや、園・学校のクラスのママとのグループトーク。人数が多いだけに「しばらくスマホを見なかったら未読が100件を超えていた」などということも。さらに、メッセージをさかのぼって読んでみると、特定の数人が雑談をしているだけで「意味のない会話ばかりでうんざり」と感じているママもいるようです。グループトークで特定の人と雑談を続けるのはマナー違反。他のメンバーも、何も言わなくても心の中では「嫌だな」と思っているかもしれません。雑談をしたい場合は個別トークで行うようにしましょう。LINEは楽しさもある一方で、ママ友トラブルの原因になることも多いもの。手軽なツールだからこそ、相手の気持ちを考えて上手に使いたいですね。
2017年05月09日とくに就学前くらいの年齢の男の子の場合は、「うんこ」や「ちんちん」などの下ネタワードが好きで、大声で叫んだり、替え歌にのせて歌い出すという子も多いと思います。成長すればいずれ言わなくなる…と分かってはいても、所構わずに連呼されたりすると困ってしまいますよね。でもママが慌てると、反応を面白がってエスカレートする場合も。子どもの困った下ネタには、どう対処すればいいのでしょうか。■反応は冷静&真顔で子どもが下ネタを連発するのは、周りに“ウケる”からです。同年代の友達は面白がって一緒に盛り上がりますし、大人が過剰に反応すると「こういうことを言えば周りの気を引ける」と思って逆効果になってしまうことも。子どもの下ネタをやめさせるには、反応しないことが第一です。繰り返し何度も言われても「ふーん」「へえー」と真顔でスルー。周りの反応がなければ、子ども本人の興味も薄れていくはずです。ただ、公共の場での下ネタなど「子どもが言わなくなるのを待っていられない」ということもありますよね。そんなときは優しく諭すより、「ママはそういうの嫌」と真顔でバッサリ否定する方が効果的です。冷静な反応に子どもも不安になり、盛り上がっていたテンションが落ち着くことが多いようです。下ネタをやめたら、ギュッと抱っこなどのフォローをしてあげてくださいね。■子ども本人に「かっこ悪い」と思わせるコツ男の子は「かっこいい」ことが大好きです。下ネタでふざけはじめたら、「それはかっこいいことかな?」と質問してみましょう。好きなヒーローやキャラクターがいる場合は、「○○(キャラクター)はそんなことを言うかな?」と聞いてみるのもおすすめです。子ども自身で考えさせることによって、「かっこ悪いことなのかも」と、発言を止めるきっかけになります。■「女の子に嫌われる」は意外と効果的下ネタで盛り上がるのは、ほとんどの場合男の子。女の子は、嫌がったり恥ずかしがったりすることが多いようです。「下品なことを言えば友達にウケる」と思ってる男子にとって、「女の子に嫌われるよ」は意外と効果的。幼稚園や保育園で仲のいい女の子がいる場合は、「そんなことを言っていると、○○ちゃんが嫌がって遊んでくれなくなっちゃうかもしれないよ」と言うと、下ネタがピタッと止まることも。■親子で体のことを話し合うチャンスにも子どもの「うんこ」や「ちんちん」などの下ネタは、親子で体のことを話し合うチャンスでもあります。体のことが分かる絵本などを使って、それらがどのような意味や働きを持つのか、真面目に話をしてみてください。照れや笑いでごまかさず、真剣に話をすれば、子どもにも「大切なことなんだ」と伝わるはずです。また、子どもの性別にかかわらず、他人に見せたり触らせたりしてはいけない「プライベートゾーン」について、しっかりと教える必要があります。「水着で隠れるところは体のとても大事な部分だから、他人に見せても見られても、触れても触れさせてもダメ」「他の人がいるところで、プライベートゾーンに関わる話をするのはダメ」ということを、きちんと伝えておきましょう。子どもが下ネタでふざけるのは、ほんの一時期。ママ友同士では「今の時期は仕方ないよね」で済んでも、公共の場での下品な発言は周りに不快感を与えてしまうことも。大げさに叱ったり照れたりせずに、上手に対処するようにしましょう。
2017年05月07日子どもの吸収力はすさまじく、とくに好きなことになれば難しい単語もすぐに覚えてしまいます。そんな成長過程を見られるのはうれしいけれど、質問されても答えられなくて困ってしまうことも。興味がないことを大人になってから覚えるのは大変。かといって、何も知らないと子どもに愛想をつかされてしまっうかもしれないし…。子どもの趣味や興味関心に合わせるために、ママたちはどのような工夫をしているのでしょうか?■マニアサイトでちんぷんかんぷん「うちの子は電車マニア。見たり乗ったりするだけでなく、車両の特徴や型式なども覚えるのが大好きです。電車を見ると『あれは◎◎という型式だよ』なんて教えてくれるのですが、私はまったく区別がつかず…。こんなことが続いたからか、電車の話をしてくれなくなりました。そこでネットで調べたら、鉄道マニア向けの専門的なサイトばかりでちんぷんかんぷん。そんな話をママ友にしたら、鉄道会社のキッズ用サイトが便利だと教えてくれました。そこには型式ごとに写真と簡単な解説が書かれ、子ども向けだけあって、とてもわかりやすい! まずは最寄り駅の沿線の情報を覚えてから、鉄道マニアが開設する初心者向けのサイトも見るようにしました。基礎がわかると、専門用語も理解しやすかったです」(34歳・4歳児のママ)とくに男の子は、電車などの乗りものが大好きですよね。これにつきあうには、鉄道各社のキッズ向けサイトは役立ちそう。基本的な情報がメインですが、何も知らないよりは子どもと話しやすくなるでしょう。また、サイトには塗り絵やペーパークラフトのPDFが公開されていることもあります。こうした別の角度から子どもとコミュニケーションするのもいいかもしれませんね。■人気アニメは登場人物に要注意!「職場の先輩ママから『ポケモンは危険』と聞かされていました。数年前でも数百ものポケモンがいて、さらに増え続けているから覚えるのが大変よと…。しかし娘が『Pokémon GO(ポケモンGO)』の登場によって、ついにハマってしまったんです。私はポケモン世代ではないので、知っているのはピカチュウくらい。そこで後輩に聞いてみたら、『ポケモンいえるかな』の歌詞にポケモンの名前が登場するから覚えやすいと教わりました。でも名前は覚えたものの、顔と名前が一致しない…。結局、私も「ポケモンGO」をはじめました。やってみると結構おもしろくて私もハマり、ついにはアニメまで見るように。いまでは300くらいのポケモンを覚えたかな。自分も一緒に体験したほうが楽しめて、子どもにもよりつきあいやすくなりました」(39歳・小学1年生のママ)たくさんのキャラクターが登場するアニメやゲームは、最初からチェックしていないと一気に覚えることはとても大変。ひたすら記憶した受験生時代を思い出しそうになりますが…。それなら、「好き」になるように努力する! こうすれば共通の話題が増えて、子どもと楽しく過ごすことができそうです。■子どもが専門家になってしまったら…「うちの子は動物が大好きなので、誕生日に図鑑をプレゼント。すると、メジャーなものだけでなく、掲載されている動物すべてを覚えてしまって。その記憶力は誇らしいけれど、『うさぎは、げっ歯目(げっしもく)なんだよ』なんて専門的なことまで披露されると、もうついていけません。仕事もあって勉強する時間もない…。そこで、子どもに教わるようにしたんです。たとえば、『げっ歯目についてママも知りたいな』と聞くと、うれしそうに説明してくれます。ママが知らないなんてあきれられるかと思ったけど、自分で知識を広げようとしてくれるのでよかったみたい」(33歳・3歳児のママ)いつもはママに教わるばかりだけど、自分の得意分野では「先生」になって教えられる。これは、子どもにとってうれしいことかもしれませんね。「ママはわからないから」と逃げるのではなく、積極的に教えてもらいましょう!子どもがさまざまなことに興味を示し、そこから「好き」といえる存在に出会えるなんて、とてもうれしいこと。電車でもアニメでも、この時期に知る喜びを実感できたら、将来にもきっと役立ちます。ママも一緒に覚えることで、その応援をしていけたらいいですね。
2017年05月06日じつはわたしは、携帯電話を持つ小学生とは、電車やバスで通学する私立小学校に通っているものだと思ってばかりいました。しかし、最近では公立小学校でも、防犯のために低学年から持たせているママが増えているように感じます。子どもにケータイを持たせる場合、どのようなことに注意すべきでしょうか。■持ち歩き始めたらチェックすることまずは、使い方。デジタルネイティブのキッズたちは、私たちの想像以上にすぐ使いこなせます。だからその点は、あまり心配する必要はないかもしれません。それでも、使いやすいことが重要なので、子どもにも扱えるかショップで確認してから購入したほうがいいですね。防犯が目的で持たせる場合なら、登録した番号にワンプッシュでかけられる、キッズ用のケータイが便利です。軽くて使いやすいし、防水・防塵(ぼうじん)対応のものもあります。GPS機能付きであれば、万が一のときに、「子どもがいま、どこにいるか」を探すことができます。メールもSMS(ショートメッセージサービス)でよく使う言葉を登録すれば、「今、学校出た」「家着いた」など子どもからの連絡も確認できます。なかには、防犯ブザーとしても使えるタイプのものも。しかし子どもを狙う犯罪者が携帯電話に気づき、捨てる、壊すといった恐れがありますので、防犯ブザーは別に持ち歩いたほうがいいでしょう。持ち始めは毎日、バッテリー残量や通話履歴、故障していないかどうかを親がチェックしてあげましょう。充電が必要なら子どもにやらせるといいですね。■どうしてケータイを持つの?ケータイを持たせる理由は、各家庭ごとに異なると思います。どうしてケータイで連絡を取る必要があるのか、どういったときに利用するためのものなのか、どういうときに役立つのかなどを子どもに説明してあげましょう。また次のようなルールも家庭で決めましょう。<低学年のケータイ使用で家庭で決めること(例)>・ケータイを使用してよい場所、してはいけない場所・電話をかけてよい人、かけてはいけない人・メールを送ってよい人、いけない人・携帯番号をだれかに教えてはいけないこと・友だちとケータイでの連絡はしないこと■ケータイのルールは年齢によって変わってくるガラケーを子ども用ケータイとして利用する場合、スマホと違ってアプリはあまり使えないと安心しているかもしれません。でもたとえガラケーでもインターネットに接続できるうえに、ゲームなどのアプリが最初からインストールされている場合もあります。ゲームには、大人だって夢中になるのですから、子どもにとっては最高の遊び道具になってしまうことも。とくに親のスマホをゲームがわりにしてすでに使っている場合、自分のケータイでも遊びたがることがあります。ケータイでのゲーム使用についても、家庭の方針をきちんと子どもに伝えるか、もしくは子どもと話し合って決めるようにしたいものです。また、中高学年になると、お友だちとおしゃべりしたくて電話やメールを使いたがることが増えるでしょう。キッズ用ケータイからスマホへの買い替えのお願いも、この時期に増えるようです。このように年齢によって利用したいサービスも異なっていきます。そして利用するサービスが増えることは、利用料金も伸びていくことが考えられます。ケータイなどのルールは、子どもの年齢に応じて見直しをする必要がでてきます。また同時にインターネットの利用についても各家庭によってルールを決め、子どもが犯罪などに巻き込まれないように親が見守る必要があります。私の友人も小学3年生の子どもにケータイを持たせていて、友だちに電話したいときには、固定電話や親のスマホを使わせているそうです。こうすれば使用時間を把握でき、無駄遣いも防げるといいます。■学校での対策は?小学生の携帯電話所持率が高くなっているとはいえ、持ち込みを禁止している学校も少なくありません。どうしても持たせる必要がある場合は、購入する前に先生に相談しましょう。このとき、「家庭の方針だからいいだろう」「防犯対策だから仕方ないでしょ」などと上から目線でものを言わないように注意して。どうしても必要な理由をていねいに説明することが大事です。学校での対策は、子どもに対しても必要です。それは、友だちに自慢しないようにしっかり話しておくことです。周りの子が持っていなかったりすると、優越感からか見せびらかしたりしたくなることがあるかもしれません。しかし、これが子ども同士のトラブルに発展することも。ケータイをなぜ持つのかの理由がきちんと説明して、子どもも理解していれば、こうしたトラブルは防げるはずです。ケータイはただ与えるだけでなく、使い方、ルールなども含めて親がフォローすることが大事です。また、ケータイを子どもに持たせたくないと考える家庭も少なくありません。どちらが正しい、間違っていると決められるものではないので、自分の考えを押し付けないように気をつけたいですね。<参考サイト>・内閣府 インターネット利用環境整備 保護者向け普及啓発リーフレット「ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができること」 (平成29年1月版)・一般社団法人 情報教育研究所 「家庭ルールの作り方」 ・中央区役所 中央区消費生活センター 「家庭でのケイタイのルールを決めましょう」
2017年05月06日子どもが巻き込まれるた事件が報じられるたびに、何とも言えないほど、胸が苦しくなります。こうした悲しいニュースを聞くと、防犯ブザーの必要性を強く感じるママも多いことでしょう。私たちが子どものころはほとんど使われていなかった防犯ブザーですが、いまではさまざまなタイプがあり、親としては何を選べばいいのか悩みます。しかし防犯ブザーには選び方よりももっと大切なことがあります。■防犯ブザーの選び方防犯ブザーは大きな音を鳴らすことで、ほかの人へ身の危険を知らせると同時に、不審者が一瞬たじろいたすきに子どもが逃げるチャンスを作るためのアイテムです。音を鳴らす方法としては、ボタンを押す、ひもを引っ張るという、この2タイプがメジャーではないでしょうか。どちらを選べばいいのでしょうか。以前、防犯の専門家に取材したときは、次のようにアドバイスをされました。その答えは「子どもが使いやすいことがいちばん」。どんなに高性能であっても、実際に使う本人が操作できなければ意味がないからです。また、低学年の子どもの場合、ボタン式は使いやすいけれど、何も起きていないのにふざけて押してしまうなどの問題が生じることも。そのため、どのようなタイプのものでも、防犯ブザーのつける意味と役割を事前に教えておく必要があります。そして、実際にどのように使うのか、実践することも大事。店舗によっては購入前に実際に使わせてくれるところもあります。こうしたサービスを利用するのもいいですね。■防犯ブザーの正しくつける場所基本的な性能をチェックしたら、次に防犯ブザーをつける場所を考えます。防犯ブザーは、ランドセルやポケットの中に入れっぱなしでは意味がありません。すぐに使えるよう、ランドセルに装着するのが一般的。さらに、つける場所にも注意が必要です。サイドにつけている子どもを見かけることがありますが、これでは手が届かなくて使えないのでは? と心配になることがあります。<防犯ブザーをつける場所>防犯ブザーはランドセルのショルダーベルトにつけるのが基本。位置は胸の高さがいいとされていますが、実際につけてみて子どもに合わせて調整しましょう。最近では、防犯ブザー用のフックがついたランドセルが増えてきました。このフックにつけられる防犯ブザーアイテムを選んだほうが、装着具を選ぶ手間が省けます。首からかけられるタイプのものもありますが、ひもで首がしまったり、不安定な位置でブザーがつかめなかったりする恐れがあります。■さらに安全を求めるときの機能ここまでは基本中の基本。さらに安全を求めるなら、次のような機能がついたものも検討してはいかがでしょうか?●GPS機能人気のない田畑のあいだなどを通る場合には、ブザー音がほかの人に届かない可能性もあります。そんなときでもGPS(衛星利用測位システム)があれば、居場所を探しやすくなるのでおすすめです。これにプラスして、ブザーを使用したらセキュリティセンターに通報されるタイプも登場しています。●防水加工意外と忘れがちだけど、あると便利なのが、防水加工です。精密機器は雨などに弱いため、すぐに壊れてしまった、という話をママ友から聞くことも。そのため、こうした性能もチェックしておくといいですね。■買っただけで安心は危ない! 半数以上が使えないという事実防犯ブザーは買っただけで安心してしまいがち。でも、いざというときに使えなくては意味がありません。定期的にバッテリーの有無をチェックする、使い方を確認するなどのフォローを親が忘れずに行いましょう。国民生活センターが実施した調査によると、小学生が使用していた防犯ブザーの半数以上に、音がならないといった異常が生じていたそうです。消費者へのアドバイス1.最低でも1カ月に一度は家庭で保護者が作動確認を行い、電池の点検と交換も定期的に行いましょう。2.かばんなどの取扱いも含め、携帯時に強い衝撃を与えるなど、乱暴な扱いをしないように教えましょう。出典:出典:独立行政法人 国民生活センター 「防犯ブザーの電池切れや故障に注意!–いざという時のために家庭で点検を–」 ■防犯ブザーの訓練何もなければ防犯ブザーを使う機会がないので、子どもには危機感が持てないかもしれません。そんなときは、模擬訓練をするのがいいそうです。●訓練内容犯人役:パパ子ども:防犯ブザーのついたランドセルを背負う訓練:パパが犯人になって、子どもに後ろから抱きついても、ブザーを使うことができるか最初は遊びの一種と思ってまじめに取り組まないかもしれません。ケガなどには配慮するのはもちろんですが、犯人役は子どもの動きを完全に封じ込める勢いで臨むと、子どもも真剣に取り組みます。また、恐怖で防犯ブザーの存在を忘れてしまうことがあるため、大声を出す練習もおすすめ。家の中では難しくても、カラオケボックスなどを利用すれば、遠慮なく叫ぶことができます。一応、お店の方に大声を出す練習をすると伝えておくといいかもしれませんね。防犯ブザーは使う機会がないことがいちばんですが、「もしも」のために必要なもの。防犯ブザーを性能だけで選んで、親は安心してしまうのではなく、定期的なメンテナンス、そして防犯について子どもと話し合うことが大切です。
2017年05月05日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。こういっちゃ何ですが、ここ数年で夫がめちゃくちゃ進化したんです。 今までお給料を持って帰ってきてくれるという最低装備しか備えていなかったのに、ここ2年程で色々オプションがついて、ものすごくハイスペックになったんです。かつては、イクメンとかイケダンとかいう類いのものからはほど遠い存在でして。 一番酷かった時期は次男のゆいたんを生んで、三男のほーちゃんを産むまでの間。 ひ、ひどい(笑)この頃は私も「あなたなしでも育ててみせるもん!」って夫に期待しないように諦めていて、夫は夫でどんどん強くなっていく妻に開き直ってるような時期でした。ゆいたんが0歳の時なんて一年間通してゆいたんのオムツ交換したこと、両手にも満たなかったんですよ?(少なっ)根本的に触れあう時間も密度も少なすぎて、ゆいたんと夫の思い出がほとんどありません。そんな最小限夫が、今では休日には食器を洗ってくれたり、ゴミ捨てをしてくれたり、子どものお風呂や寝かしつけ、その他諸々やってくれるようになったんですから、この変わりようったらそりゃあもう信じられません。 私、家事の中でいっっっちばん苦手なのが食器洗いなんです。特に晩御飯を食べたあとの片付けが大嫌いでとにかくやりたくない。それを黙って買って出てくれるので、もうそれだけで夫の背中に向かって拝みたいぐらいです。では、何がきっかけで夫がこんなに変わったのか、当の本人に聞いてみました。私の認識では、ほーちゃんが1歳の頃に、私が仕事を始めた事がきっかけだと思っていますが、果たして夫の言い分はいかがでしょうか? たはーーっ!(笑)そうです。私、めっきりやらなくなったんです。えへ。今まで妻がやってくれて当たり前だったものを妻がやらなくなったので、夫がやるしかなくなったとでもいいましょうか。良いのか悪いのか分からないけれど、まさに怪我の功名。今となっては、もっと早くに「私できませーーん!」って白旗あげればよかったって思います。あんなに髪の毛振り乱して頑張らずに、助けて! ってお願いすればよかったんだけれど、当時の私には「主婦なんだからこれぐらいやらなきゃ」っていう意識が強すぎたようです。あの時代があったからこそ、今の環境に感謝ができるんだと思うことにしています。最初からやってくれる夫だったら、今ほど震えるように喜んでなかったかもしれません。ただ、妻がやらなくなったからといって、夫がなんでもやってくれるかといえばそれは違うようです。実は暗黙のルールがあるのです。コツは、だそうです。夫は食器洗いとか、食卓の片付けなどは苦にならないけれど、(むしろ私なんかよりずっと完璧に仕上げる)逆に洗濯を干したり畳んだりするのは大嫌い。(私は嫌いじゃない)数ある家事の中でも夫と私で「嫌いなもの」「別に嫌いじゃないもの」に、うまいこと分かれていたりするものなんですよねえ。面白いことに、そこがうまく合致した、というかさせたんだと思います。今、ご主人が全然手伝ってくれなくて「もう夫はアテにしない」と思い始めている奥さま方。どうか諦めないで~!ふとしたことがきっかけで状況が変わるってことあるんですよ。我が家の場合、私が職務放棄したことが良いカンフル剤となりました(笑)。ただ、男性側の意見として夫いわく「得意なものをやらすのが一番」ということなので、まずは得意なものからお願いするのが味噌だと思われます。あれもこれもと最初から頼みすぎないのもコツ。(うちのように最初のレベルがどうしようもないぐらい酷い場合は、ですよ?)徐々に、徐々に。です。我が家の場合、あとはトイレ掃除さえしてもらえれば言うことなし!なので、目指すはトイレ掃除陥落です(ガッツ)。
2017年05月04日小学生になると親が送り迎えをせず、子どもだけで登校するようになります。通学中に事故に遭わないかと交通量の多さなども気になりますが、防犯面もチェックしておきたいところ。新1年生はもちろん、2年生以上でも、あらためて通学路の安全性を見直しましょう。■ひと気の少ない道には危険がいっぱい!?悲しいことに、子どもが事件に巻き込まれるニュースが増えてきました。今日は大丈夫でも、ある日突然、犯罪者が現れるかもしれません。わが子を守るためにも、子どもがどのような道を歩いているのか、親の視点でチェックしていきましょう。・通学、帰宅時間の人通りの多さを確認住宅街の場合、日中は誰ともすれ違わないかもしれません。それでは少し心配してしまうかもしれませんが、庭いじりをしていたり、家の中で過ごしたりしている人がいれば、犯罪に巻き込まれるリスクは低くなります。犯罪者は誰かに見られることを嫌うので、家の中や庭から道路を見られるような場所では犯罪を起こしにくいのだとか。・暗い死角がないかチェック人通りがあったとしても、生い茂った木が道路にはみ出したりすると、暗い死角ができてしまいます。これは犯罪者にとって好都合です。それがたとえば公園の樹木ならば、危険をなくすように行政に相談してみるのもひとつの手です。・誰もいない通学路は、ひとりで通らせない郊外の場合は、誰もいない田畑や森林のあいだが通学路に指定されていることも。だからといって、別のルートがあるわけではなく、夕方になると大人でもちょっと怖いと感じる道もあります。こうした通学路を通らなければならない場合は、登校班のように集団行動が基本になっていると思います。しかし、忘れものを取りに帰ったときなど、ひとりになった瞬間に事件は起きるものです。子どもには、なるべくひとりで通らないように話しておきましょう。忘れものをしないように、前日確認の習慣をつけさせることも、普段からできる対策です。通学路で、子どもがひとりになってしまう可能性のある場所があれば、交代での見回りを近所の方や学校の先生に相談した上で、対策を検討してみるのもよいでしょう。■人が多いマンションにも注意が必要マンションや団地のような集合住宅は、人の出入りがつねにあり、安心できると思いがちです。しかし、多くの人が出入りするということは、見知らぬ人がやってきてもわからないということでもあります。たとえオートロックがついていても、絶対に安全とは言い切れません。・集合住宅の中に死角がある場合も集合住宅で死角になりやすいのは、階段の踊り場やエレベーターです。ほかにも、駐車場・駐輪場、ゴミ捨て場付近は人の目が届きにくいことも。こうした場所に不安を感じるならば、センサーライトや監視カメラをつける、交代で見回りをするなどの対策を、管理組合に相談してみましょう。日本は治安がいいといわれていますが、それでも子どもを狙った犯罪は後を絶ちません。少しでもリスクを減らすためにも、危険な場所がないかチェックし、早めの対策を講じることが必要かもしれません。
2017年05月04日オットが言いました。すでにネットで検索し、不妊治療専門の病院を見つけていたようでした。結婚してもうすぐ丸4年になろうかという、ある日。私は27才になっていました。当時の不妊の定義というと「避妊しないで2年以上妊娠に至らない状態(※)」と言われていました。私たち夫婦は、ばっちりそれに当てはまっていました。(※)2015年8月、日本産科婦人科学会は不妊の定義を従来の2年から諸外国に合わせて1年に変更。オットの提案に数秒固まりました。とうとう来たか…。正直、イヤでした。けれども、これは私だけの問題ではなくて、夫婦の問題。子どもを欲しがっているオットの想いを無視することはできない…。とりあえず検査だけはしてみる…と、渋々承諾しました。オットはその場でクリニックへ電話しました。が、妻本人からの電話でないと予約できないと言われ、また私がかけ直しました。初診の予約が3ヶ月先に決まりました。私の住む県には専門病院の数が少ないからでしょうか、初診の予約の取りにくさは現在もあまり変わっていないようです。 初診までに毎日基礎体温をつけるよう言われました。憂鬱でした。とても。それでも、病院で言われたとおりに基礎体温を記録しはじめました。基礎体温は、朝目覚めてから体を起こさずに舌下に入れて5分ほど測ります。(私は知らなかったのですが20秒ほどで測れる「予測式」というものもあるそうな!)これが曲者(笑)で、朝に弱い私はしょっちゅう二度寝してしまい、口の中からポロリと落としてしまうことがよくありました…。寝ぼけながらも「落としちゃダメだ…」とものすごい力で噛んでいたので、私の体温計は歯形でボロボロになっていました(笑)。風邪を引いたら内科に、心を病んだら心療内科に、それと同じように子どもが欲しいけれど妊娠しづらいなら不妊専門の科にかかるのは当たり前だと思います。しかし、私の場合、自分にその気持ちがないのに行かなければならないことが本当に苦痛でした。そして、初診の日がやってきました。 (※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです)
2017年05月03日タイ・チェンマイに到着して間も無くホテルへタクシーで移動。ホテルに到着すると、もうすっかり辺りは暗くなり夜になっていた。部屋に入ると、綺麗なベビーベッドが用意されていた。予想外の気遣いに、思わず嬉しくなる。その日は移動の疲れもあったので、レストランで軽く夕飯を済ませ、就寝。明日はゆっくりホテルを堪能しよう。みんな疲れていたのか、ぐっすり眠ってしまった。翌朝、起きてまずホテルの敷地内を散策することに。今回予約したリゾートホテル、タマリンドビレッジは家族3人で泊まっても、子どもが2歳以下であれば一泊1万5000円程度で宿泊できる、チェンマイの中では割とランクの高いホテル。敷地内にレストラン、スイミングプール、ショップや、マッサージルームが完備されており、植物に囲まれた広い中庭には、大きな木が立っていて、野生のリスが暮らしている。都会の喧騒から少し離れた場所にあるので、ゆっくり過ごすには良いロケーション。日本でこのくらいのランクのホテルに宿泊したら、きっと1,5倍~2倍くらい費用がかかってしまうだろう。アジアを旅するのって何がいいってコストパフォーマンスの良さにある。安価で贅沢ができるのは嬉しい。今の時代、本当に便利なのは宿の予約もインターネットで簡単にできること。写真も多く掲載されているし、”子連れ”というキーワードを入れれば、ファミリー向けの宿だって簡単に検索できる。便利な世の中だ!朝食を取りにレストランへ。息子を抱いて入っていくと、すぐさまスタッフが子ども用のハイチェア運んで来てくれ、そのあと、お皿、フォーク、ナイフも子ども用のプラスチック製のものを用意してくれた。ここは本当にタイなのか?タイのホテルを甘く見ていた自分が恥ずかしい…。10年前、わたしが旅をしていたころは、貧乏旅行がゆえいかに宿代、食事代、移動費を削るかで頭がいっぱいで、お金を投じて心地よさを追求するなど考えたこともなかった。だけど、今、こうして子どもが生まれると、安心をお金で買う必要も出てくる。アジア圏で一番注意しなくてはならないのが、水、食事問題。何かあったら大変。でも、アジアを旅するならちょっとした贅沢だって無理なくできる。屋台で色々食べたいけれど、息子のために今回はちょっと我慢しておこうかな。ホテルの朝食、それはもう想像以上に素晴らしかった。バイキング形式の朝食は、中華粥から始まり、ハーブ入りソーセージに、数種類のナチュラルチーズ、タイ料理も麺類から、肉料理、魚介系までなんでもあった。ヨーグルトに、マンゴスチン、マンゴー、スターフルーツ、オレンジ、キウイ、スイカに、メロン…、瑞々しく熟れた何種類ものフルーツたち。これはディナー用なのかと勘違いするほど豪華な内容に、ここに泊まりに来て良かったと、感激した。息子は中華粥、スクランブルエッグ、フルーツが大変気に入った様子でモリモリ食べてくれた。一番心配していた食事事情を難なくクリアし、私たちは安堵した。初めての海外旅行で一番気がかりなのは、子どもが食べられるものがあるのかどうか。タイ料理と聞くと、つい辛いものばかりを想像してしまうけれど意外にも辛みのない料理だって沢山あるのだった。今回はハードな旅にはせず、美味しいものを食べて、沢山遊び、ひたすらゆっくりすることが目的だった。親になると、毎日が慌ただしい。朝から始まるオムツ替え、離乳食を作り続け、おっぱいをあげ、お風呂に入れ寝かしつけ。言葉で書くと簡単なように思えるが、実際は1日なんてあっという間。自分のための時間なんて、一切ない。その上、わたしたちはその合間に仕事をしているのだから、1日が過ぎるのはもっともっと早く感じた。こんな風に毎日が過ぎていくのは嫌だなぁという想いがあったからこそ、タイにやって来た。朝起きたらご飯が用意されていて、遊びに出かけて疲れたら、眠りたいときに眠る。旅をしている間、私たちはとても自由だった。その日は、チェンマイにある美味しいレストランや食堂を巡り、昼から夜までずっと「美味しいねえ~」の連続。チキンを丸ごと焼いてくれるガイヤーンの美味しいお店 「SPチキン」。創業約50年、北タイ郷土料理の絶品レストラン「フアンペン」は悶絶するほど美味かった。息子はもち米を蒸した「カオニャオ」が特にお気に入りで、どこへ入っても美味しそうに食べていた。そして、どの店に入っても、息子のことを可愛がってくれる人が必ずいて、優しく声をかけてくれた。中には初対面の息子を抱っこしあやしてくれる人までいた。息子は照れ笑いをしてその都度、とても喜んだ。言葉が通じなくたって、心を通わせることはできんだなと改めて感じた。どんな土地にもすっと馴染んで行くことができるのは、常識とか、思想とかにとらわれない生まれたての自由な感覚でいるからだろう。だからこどもってスペシャルだなぁと思う。小さなころから、いろんな国籍の人と触れ合ってほしい。広く世界を歩んでほしい。こどもが将来どういう選択をするかはわからないけれど、その土台作りのお手伝いができたら嬉しい。わたしも幼いころ、一度だけ両親が海外に連れて行ってくれたことがある。美しい海の広がる小さな島、フィジー。あの時の思い出は今でも色濃く残っていて、国籍の違う島民との触れ合いは、とても心地よかったことを覚えている。田舎で、エメラルドグリーンの海以外は何もなかったけれど、あの旅がわたしを大きく変えたのだと思う。「子どもを連れて海外なんてなんてことを!」そんな話をよく耳にするけれど、ここに来て、いろんな国籍の人が子連れで旅をしているのを見ると、子連れ海外も場所を選べば、なんてことないなぁと思った。地球上のどんな土地にも人はいて、そこに暮らす人はみんな昔、こどもだったのだから。ただただ、楽しい。子連れ旅は、日本にいる時より、はるかに楽チンなのだった。
2017年05月03日3週間ほどで少しずつ慣れ始めた息子の転園生活。息子の口から何度も飛び出す友達の名前がある。熱く語るその子の名前は「N君」。外では大人しい息子とはタイプが違うようで、一言で言えば荒々しい雰囲気だ。「N君が蹴ってた」「N君が踏んでた」と暴れ回っている様子を話してくれる息子の顔はとてもうれしそう。蹴られた踏まれたと直接の被害では無いところを見ると現状ではまだ距離を置いて観察している段階のようだが、その口調には「憧れ」にも似た感情が溢れていた。どうやら息子には乱暴者がカッコイイと思っている節がある(パパ日記第11話のK君も乱暴者だったし…)。でもたとえN君が乱暴者だったとしても息子のカリスマになってくれて今は感謝しかありません。妻が仕事で不在の休日。暖かくなったので息子の春夏の衣服を買いに出かけた。去年の衣服は1年で着られなくなり、あのお気に入りもこの高かったやつもクローゼットで眠りにつく。ほぼ毎日見ていてもいつの間に大きくなっているのか不思議で仕方の無い息子の体。ウチの前の川沿いの緑道を二人で歩いてバス停を目指す。自転車が来なければ手を繋がなくても一人でズンズン歩けるようになった。これもまた成長の証。「N君とおんなじ靴下あるかな~」憧れは最高潮。バスが来ると息子は必ず「ピーする~!!」と言って僕から財布を取り上げる。背伸びして電子マネーをピッとタッチすると財布を用済みとばかりに投げ捨てるようにこちらに寄越す。以前この行為によって駅の改札でカード類をぶちまけられた経験があったので毎回ヒヤヒヤしている。降りるバス停が近づくと今度は「まだダメ?まだダメ?」と降車ボタンを押すタイミングを計りだす。でも大抵息子よりも早く誰かが押してしまう。「あれ~赤くなっちゃった…」自分が押すより早く赤い停車ランプが付いたことを嘆く息子。「いや、今押せてたよ!」と嘘フォローして疑念の目で見られたことがあるので、それはもうしない。服屋さんに着くと息子は一目散に靴下コーナーへ「N君とおんなじやつ探すから、お父さんは服見てて!」と役割分担を命じてきた。言われた通りに遠巻きに息子を見ながら息子が飽きないうちにと急いで服を選ぶ。子ども服はかわいいモノがたくさん揃っていて選ぶのが楽しい。絵柄をあしらったモノが多く、つい仕事(イラスト)目線でパターンに注目してしまったり動物のデフォルメの上手さに感心したりして時間がかかる。その間息子は「どこよ~?恐いヤツどこにあるの~?」とお目当てが見つけられない様子。(恐いヤツとはヒーローのことらしい)僕は服を選び終えて息子の靴下探しに参戦。しかし息子が欲しいN君モデルのヒーロー靴下は無く、恐竜がモチーフのかわいい靴下を「これ恐っ!めちゃくちゃ恐い目してるよ!」と必死にプレゼンして熟考の末、「ヒーロー靴下は僕がネットで探す」という条件付きでなんとか採用になった。帰宅後、僕が選んだ服は妻には好評だったけれど、かわいい目線で選びすぎていたことが息子には耐えがたかったようだ。N君の多大なる影響で価値観が「かわいい」から「かっこいい」への転換期を迎えている。そんな息子を納得させるため、かわいいクマのパターンを「クマは恐いよ~。爪は鋭いし、体は大きいし!」と妻と協力してクマの脅威という観点から息子にプレゼンしたら、今度は難関のペンギン。かわいらしいペンギンがちょこんとスイカをキックしてる柄の服を「ペンギンがスイカ蹴飛ばしてるよ。悪いね~。」流石に恐いねとは言えないのでペンギンが食べ物を粗末にするヒール役の設定で乗り切る。そして「明日N君に見せる」と納得の回答を得る。「でも絶対ヒーローのヤツ買っといてよ!」と最後の念押しに余念が無い。月曜日、目覚めた息子は着替えの段になり「これはカッコイイ?これはカッコイイ?」とコーディネートに夢中。結果、クマの服と恐竜の靴下で登園。息子の体はお気に入りの服を誰かに見せたい(つまり褒められたい)とき背筋が反り返るような仕組みになっている。この日もそのボディービルダーのような自信満々の決めポーズで、無言でまずは先生のところへ向かう。まだ自分から気安く声を掛けられるほど慣れてはいないので、先生が息子のアピールに気付くまで息子は反り続ける。「あら~!お洋服カッコイイ!」このお年頃の男子に必要な褒め言葉を完璧に会得しておられるベテラン保育士の一言でようやく息子はいつもの姿勢に戻って、バレリーナのように照れくさそうに踊った。お次はいよいよN君にお披露目する。僕は朝の準備をしながら見守った。N君は教室を出たデッキのところで一人ブロック遊びをしている。息子の決めポーズは準備万端。N君が息子に気付く。「よう」とでも言いそうな雰囲気で軽く左手を挙げた。それだけ。カリスマは容易く人を褒めない。息子が憧れる気持ちが良く分かった。N君は恐い目をしたヒーローの靴下を履いていた。つづく
2017年05月02日こんにちは、そんたんママです。もうすぐこどもの日!イベントで飾られる大きなものから、お家で泳ぐ小ぶりなものまで。こいのぼりが風に吹かれている姿を見ると、なんだか気持ちが良いですよね。今回は男の子がいるお家もそうでないお家でも、こどもの日を楽しく祝えるこいのぼりのガーランドをつくたいと思います。STEP1 材料をそろえよう材料はおりがみ、丸いシール、ひも。おりがみは無地の他に柄ものがあると華やかです。ひもは麻ひもでも毛糸でもなんでもOK。すべて100円均一で手に入ります。使う道具はカッターかはさみ、両面テープかのり、油性ペンなどです。STEP2 鯉をつくろうおりがみを半分にカットし、4分の1折り曲げます。反対側を2センチくらい縦に折り曲げ、尾びれの部分をカット。丸いシールに油性ペンで目を描きこみ、おりがみに貼ります。色んな表情があると楽しげ!柄と無地の両方で鯉をつくりました。無地のおりがみは修正ペンでうろこを描きました。紙を切って貼ってもいいかも!柄の中にある色でつくるとまとまりがでます。STEP2 矢車と吹き流しをつくろう出典:goorigami.com鯉だけでも良いですが、こいのぼりらしく吹き流しと矢車をつけます。吹き流しはあまったおりがみをカットして。久しぶりにおりがみを触っていたら折りたくなってきたので、矢車は折ってつくりました。矢車はMaria Sinayskayaさんが考えた「Robin Star」というお星さまを折りました。手裏剣でも風車でもなんでもOK!STEP3 できた鯉をぶらさげよう鯉の裏側に両面テープかのりをつけ、間にひもを挟んでくっつけます。同じ要領でどんどん鯉をぶらさげていきますが、実際にくっつける前に仮で並び順を考えておくと良いです。▼ポイント! 色のしりとりをしよう並べる時、色のしりとりをするとあまり悩まずに済みます。例えば青とピンクの柄→ピンク単色→ピンクと黄色の柄→黄色単色…というように、色をつなげていくと見やくなります。吹き流しもぶらさげて端の処理かくしに矢車をつければ完成!反対側には雲を切って貼りました。鯉は目をつけなければ普通のガーランドとしてお誕生日などに使えます。ガーランドはあると華やかですし、大事にとっておけば毎年飾ることができるので便利です。今回は富士山柄のおりがみを使いましたが、ちよがみを使ったり胴体に別の柄のおりがみを貼ったりするとより鯉っぽくなると思います!初節句でお部屋を飾りたい時や、季節感を出したい時などにつくってみてはいかがでしょうか。
2017年05月02日最近、事件やネットなどでもPTAという言葉が騒がれています。今では、次から次へと後出しジャンケンのようにネガティブな意見が出てきますが、実際のPTAの活動はどのようなものなのでしょうか?初めてのPTAに参加した筆者の実体験を元にご紹介します。PTA活動は強制ではないいろいろなメディアで言われていますが、PTAへの加入は任意で強制ではありません。この話題の発端は、ちょうど1年ほど前にタレントの菊池桃子さんが「一億総活躍国民会議」に出席してある発言をしたことに始まっているように感じます。それは「任意にもかかわらず、すべての者が参加するような雰囲気作りがなされている。働くお母さんたちにとっては、PTA活動っていうものが難しい」というもの。これにより多くの親たちが「え?PTAって全員入るものじゃないの?」と思ったのではないでしょうか。実際、強制とはいかないまでも、多くの学校で子ども1人に対して1回役員をやると決まっているところが多いようです。実際にやってみてわかったこと私は今年度PTA役員を引き受けています。まだ、スタートして1か月足らずですが、実際に関わってみてわかったのは、多くの活動がPTAなしではできないということです。おそらく小学校のメインイベントである運動会や全校遠足なども、準備やパトロールなどを含めてPTAの協力があってこそ安全にできていることがわかりました。当たり前だと思って受けていた恩恵が、実は誰かが支えていたくれたものだったと知るだけでも大きな収穫でした。集合時間は決まっているのに終了時間が決まっていなかったどこかでは換算すると時給1000円以上だとか、拘束時間が月平均何時間だという数値も出ていますが、確かにそれなりに仕事はありますし時間も拘束されます。私がもっとも驚いたのは集合時間は決まっているのに、終了時間が決まっていないこと。つまり、終了時間は仕事が終わるまでという考えなのでしょう。せめてこの習慣だけはやめたいという思いで、集まりがあるときには必ず「何時までですか」と聞いています。仕事の会議でもそうですが、アジェンダを共有し、決定事項を明確にすることは最低限必要だと思います。 ストイックにすることはありませんが、PTA活動が有益だと思うからこそ、目的を決めて効率的に活動を行いたいというのが私の思いです。PTAという無償の活動の意味PTA役員になったことを言うと、多くの人から「大変ね」「仕事もあるのに役員になったの?」などと言われることがありました。その度にちょっとモヤっとした気持ちになっていました。でも、仕事場で同じ小学生のお子さんを持つ女性が「尊敬する!」と言ってくれたときに、そのモヤモヤがすーっと晴れた気がしました。役員になった人はもちろん役目を全うするべきです。そして、役員にならなかった人は、なってくれた人に感謝の気持ちを持つことが大切なんだなと分かりました。誰かがやってくれると言うのではなく、自分がやらないことをやってくれていると言う意識を持つだけでも、PTAへのイメージが変わるのではないかと思います。あなたのお子さんも通学路で事故にあいそうなところを助けてもらうかもしれない、図書館で読み聞かせを聞いて本が大好きになるかもしれない、卒業式に胸に花をつけてもらうことで成長を感じることができるのかもしれない。そのなくなったときにしか気づけない1つ1つのことが、PTAという無償の活動で行われているなんて、思えばすごいことですよね。とはいえ、仕事をしながらのPTA活動は大変なことも多いです。スリム化はしてもいいから、仕事をする人もお子さんが多い人でも参加できる方法を見つけていけるといいのかもしれませんね。
2017年05月02日夫が成功者となって、夫婦関係が破綻する。世の中的にはあるあるだし私の個人史的にもあるあるだが、一説によるとこの原因のひとつに、妻の“嫉妬”があるらしい。(……嫉妬?)初めて聞いたときには全然ピンと来なかった。何しろ夫婦というのは二人で一組。お互いの成功を自分のことのように喜び合うことができて、そしてときに相手の成功を自分の成功と勘違いして鬱陶しく思われることもあるような二人である。成功に伴い大金を手にした夫が夜の繁華街に入り浸り家に帰って来なくなる、成功に伴いモテだした夫がヤリチンになる、成功に伴い自信をつけた夫の言動が次第に俺様化していく、というようなステップを経て、妻の側に寂しさや憤りが生まれたとしても、それは決して嫉妬ではないんじゃないだろうか。もし妻が夫と同じ仕事をしていれば起こり得るだろうが、私の場合は専業主婦だったこともあり、自分の中に嫉妬の感情があると感じたことはなかった。ところが自分が仕事をするようになって、仕事での成功が、単にお金と名声だけを運んでくれるものではない、ということを知ると考えが一変した。かつての私には、無自覚な嫉妬があったのかもしれないと思うようになった。知らなかったから、それが嫉妬だと気がつかなかっただけなのかもしれない、と。というのも、夫の成功に伴い嫉妬の対象となるのは、資産や名声やキャリアではないのだ。そうではなく、それらを持っているものだけに開かれる扉。家庭の外の、心地よい居場所の数なのだ。成功して社会的評価を上げた者は、社会のいろいろな場所(銀行や証券会社やキャバクラや女性宅など)で歓迎される。ここにずっといていいよ、と無条件に受け入れられる居場所が複数できる。一方で妻の方はというと、成功者の妻という肩書きで暖かく迎えられる機会もなきにしもあらずだが、実際のところ生活はそう変わらない。ましてや専業主婦ならば、どんなに夫が成功しようと、自分が安心して滞在できる居場所は家庭だけ、という場合も決して少なくない。安心して滞在できる場所というのは、言ってみれば、自分という存在を支える屋台骨だ。複数あればそれだけ安心だが、一本しかなければ当然心細く、その一本が折れてしまえば自分が沈む。ひとつの家庭の中で、家庭の中にしか居場所がない者と、家庭の外にも複数居場所がある者が暮らせば、その環境への依存度の違いから、自然と温度差が生じる。複数の強固な屋台骨に支えられた方の強さや、余裕が、それがないものには、ただただ羨ましく思え、それを持たない自分が孤独に感じられるのだ。そしてこれ、必ずしも夫婦関係に限らず、親子間でも起こり得る。子どもは大人に比べて自由が利かず、たいていの場合は住んでいる場所から自動的に定められた、自分が選んだわけでもない学校に毎日通わされている。彼らを支える屋台骨は、ある時期まではどうしても、家庭だけ、ということが多い。そんな中で、親が家庭の外に、家庭と同じくらい心地良く過ごせる、歓迎される場所を持っているというのは、子ども心にも嫉妬の対象になり得るだろうと思う。たとえばひとり親の恋愛を子どもがすぐに受け入れられないのだって、理由のひとつは、それが家庭の外で育まれる、親だけの屋台骨に見えるからだろう。仕事仕事で親が家を空けがち、という場合にも、寂しさとともに、心のどこかに、家庭の外に屋台骨があることへの嫉妬が生まれている可能性がある。私自身、離婚して、働き出してから、個人としての私を心から歓迎してくれる居場所を、以前よりたくさん持つようになった。だから生きやすくなったし、明るい気持ちで過ごす時間が増えた。だけど一方で、子どもに対して、たまに少し罪悪感を持つことがある。自由のない子どもを、足場の不安定な場所に残して、自分の足元だけを強固にしているようで、後ろめたいと感じることがある。けれども先日、ある友人がこんなことを言ったのだ。「大切な仲間なら一緒に連れていけばいいんだよ」家庭に限らず、今自分が心地よいと思える居場所には必ず、その場を一緒になって作り上げてくれている大切な仲間がいる。ふとしたきっかけで、自分がそこから一歩、足を踏み出そうとしたとき、跡に残される仲間の心にはどうしたって影が落ちる。ずるいな、と思うかもしれないし、羨ましいな、寂しいな、と思うかもしれない。でも、だからって足を引っ込めちゃいけない。大切な人たちを守りるためには、ちょっとやそっとじゃ折れて沈まない強い自分が必要で、そのために屋台骨を強化するのだ。自分を支えを、意図して増やすのだ。それによって大切な誰かが傷つくというのは本末転倒だから、一緒に連れていくしかない。……とはいえ、当然ながら、私が私の仕事や友人関係から得られる屋台骨は私だけのものであって、親子というだけで自動的に子どもたちにとっても居心地の良い場所になるとも限らない。けれども、少なくとも足場にはなり得るんじゃないだろうか。ここじゃない、何か違う、と思っていていい。そうした違和感を持ち続けながら、子どもたちがいつか、自分の力で、自分だけの屋台骨を見つけられるようになれば。そうなるように、そうなる日まで、子どもたちを一緒に連れて行こうと思うのだ。イラスト:片岡泉
2017年05月02日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
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