小津安二郎生誕120年記念として放送・配信されるWOWOW連続ドラマW「OZU~小津安二郎が描いた物語~」の最終話にて、中川大志が主演、「ああ、ラブホテル ~秘密~」などを手掛ける近藤啓介監督で1932年に公開された『青春の夢いまいづこ』がリメイクされることになった。「小津調」と称される独特かつ唯一無二の映像世界で没後60年となるいまもなお、国内外問わず高い評価を受け続ける映画監督・小津安二郎。生誕から120年を迎えたことを記念し、若かりしころに監督した初期サイレント映画群を、今回オムニバスドラマ形式で現代リメイク。これまで第1話「出来ごころ」を田中圭主演、第2話「生れてはみたけれど」を柄本佑主演、第3話「非常線の女」を前田敦子主演、第4話「淑女と髯」を成田凌主演、第5話「東京の女」を石橋静河主演で描いてきたが、この度、最終話のタイトル、スタッフ、キャストが明らかに。最終話でリメイクするのは、1932年に公開された『青春の夢いまいづこ』。かつての学友でありながら、若社長と社員になった2人の青年の友情を描く。世間の荒波に揉まれる社会人のほろ苦い側面にも迫っていく。脚本・監督を務めるのは、若手監督・近藤啓介。小津監督が本作を監督した当時とほぼ同じ年齢の近藤監督が、現代の青春劇を描く。中川大志文武両道で何でも完璧にこなす主人公・堀野役を演じるのは、今作がWOWOWオリジナルドラマの初主演となる中川大志。世代の近い近藤監督と小津作品に挑む。堀野は、同じ大学の親友の斎木といつも一緒に過ごしていたが、父親の死をきっかけに帰省。斎木と離れ、遺されたホテルを継ぎ社長になる。堀野の親友でお調子者の斎木役は渡辺大知が演じる。大学を卒業した斎木はある日偶然再会した堀野に誘われて、堀野の会社で働き始める。環境や立場が変わったことで、かつては親友だった2人の関係性に変化が生じていく。堀野と斎木の大学時代の友人で、良き理解者のカナ役には成海璃子。カナの一言で、堀野はある事実を知ることに。また、堀野の父親の代からホテル経営を支える松野役には、池内博之。堀野からの信頼も厚く、斎木の教育係になる。成海璃子このほかにも、カナの友人・由紀役を坂ノ上茜。堀野の大学の友人・島崎役の森優作と熊田役の大朏岳優。社長となった堀野の運転手・毛利役を芹澤興人。堀野の側近・山下役を篠原篤が演じることが決定した。コメント到着<主演:中川大志>日本が世界に誇る小津安二郎監督の作品を、現代のクリエイターと役者達が、どう解釈して、新たな形で、今のお客様に届けられるのか、興味深いチャレンジだと感じました。演じさせていただいた堀野という男は、とても器用で、スマートで、だけど孤独で、とても不器用な人間でもありました。彼はとってもチャーミングで、僕自身大好きなキャラクターになりました。世代の近い近藤監督と、ディスカッションしながら進めていった現場は濃密で、青春な時間でした。他の作品も含めて、それぞれがどんなカラーに仕上がるのか、とても楽しみです。<脚本・監督:近藤啓介>調子に乗るな。教養もへったくれもない若造が。と言う声がこだました。「すんません」と謝ろうとしたら、もう1人の「やってごらんよ楽しいぞ?」という声が聞こえてきて、もう一度作品を見てみました。『青春の夢~』に映っていたのは楽しそうに映画で遊ぶ自由さ。嬉しくなった僕は気づけば脚本を書いていました。原作が持つ「友情」という普遍的なテーマと物語を現代に置き換えて、僕も思いっきり遊ばせて頂きました。勝手なことしてすみません。楽しかったです。いつかお会いできたときには乾杯しましょう。連続ドラマW「OZU ~小津安二郎が描いた物語~」は11月12日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム/WOWOW4Kにて放送、WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日男女混合パフォーマンスグループ・AAAの與真司郎が26日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYA 渋谷公会堂でファンミーティング「與真司郎 announcement」を開催した。2020年に活動休⽌した男女混合パフォーマンスグループ・AAAのメンバーで、2023年6⽉14⽇にエイベックス・マネジメントから独⽴した與真司郎。現在はアーティスト活動を休⽌しながら、新たな挑戦に向けてアメリカ・ロサンゼルスに活動の拠点を移している。今回、一時帰国してファンに向けてのイベントを実施。ステージに登場するや「みんな元気? 結構知っている人がいっぱいいる気がする」と笑顔を見せ、「今日は来てくれて本当にありがとうございます」と感謝の言葉。続けて「芸能界のデビュー前から含めたら20年ぐらいかな。一番緊張しているかもしれない」としつつ、「普段僕がステージ上で手紙とか読まないんだけど、今日はみんなに間違って伝わったら嫌だと思ったので手紙を読ませてもらいます」と説明して手紙を読み始めた。「これから僕が話すことは皆さんが期待して望んでいる内容ではないかも知れません。中には理解するのに時間が掛かる人もいるかと思います。でもこれから僕が話すことがきっかけとなり、少しでもこのことに理解が深まって世界が変わってくれることを願います」と真剣な眼差しを向けながら、「長い間この不安と闘ってきました。様々な葛藤を乗り越えて今やっと皆さんにこのことを打ち明ける決意ができました。それは僕がゲイであるということです」と告白。真実を打ち明ける前は相当悩んだそうだが、「ゲイであるということを公表した上でエンターテインメントを続けること」を願って公表の決断を下したという。その理由として「ありのままの自分でいることで大好きなエンターテインメントの活動を諦めたくなかったんです」と説明。幼い頃からも自分のセクシャリティーに悩んだというが、「男性同士が街中でキスしていたのを見て衝撃を受けました。周りの人たちは彼らの行動を気にすることもなく、その時初めて自分が1人じゃないとホッとしました」と海外で見た光景が自身を変えたという。続けて、「完全に自分のセクシャリティーを受け入れるのに時間が掛かりましたが、僕は自分らしく生きていこうと思います。ゲイであるからといってこれまでの自分は変わりません。これからも変わらず"與真司郎"として生きていきます」と宣言。続けてソロアーティスト活動の再開も報告し、「LGBTQ+の方にかかわらず、悩んでいる人を1人でも多く救いたいという気持ちになりました。ありのままの自分を打ち明けようと決意したことによって発信したいメッセージが明確になりました。本来の自分を表現しながら聴いてくれる人を幸せにするということが僕のアーティストの一番の目標です」と決意を新たにした。アメリカでレコーディングした新曲「Into the light」もこの日発表され、「日本語では"新たな光を指す方へ"という意味です。世界中にこの曲が届けばという思いを込め、歌詞をすべて英語にしました。この曲の売上の一部を日本のLGBTQ+の支援団体に寄付します」と明かし、イベントの最後に同曲のMVも上映。新曲と同時に、この日は自身の半生を描いたドキュメンタリーの制作も発表された。そんなの與の姿を、客席からAAAのメンバーも温かく見守った。與は「一番最初に実彩子に言いました。女の子の方が言いやすくて(笑)」と明かし、「本番前に『俺がついてるから』と言ってくれました」とメンバーの心遣いに感謝するも、「みんな(西島隆弘、日高光啓、末吉秀太)ごめん! タイプじゃない(笑)」と笑いを誘う場面も。與の衝撃の告白を温かく迎えてくれた観客を目の当たりにした與は「もっと早く言えば良かった」と安堵した表情で「またアーティストとして戻ってくるよ!」とファンに約束した。
2023年07月26日子役として0歳から活躍する加藤憲史郎が、初の舞台主演を務めることで話題を呼んでいる、劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演。古舘春一氏による大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を舞台化した同作は、2015年から2021年まで上演されていたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズで7作品にわたり主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎え、8月に東京で上演される。演出の須賀が演じていた主人公・日向として、新たにシリーズの旗揚げ公演に挑む加藤。元々作品のファンで、しかも主人公と同じく高校1年生という共通点も持っている。インタビューでは、兄・加藤清史郎を超えたいという熱い目標も飛び出した。○■家族全員で「やったね!」――もともと原作のファンだということでしたが、どんなところが好きだったんですか?『ハイキュー!!』は高校生の話なので、キャラクターが部活に真剣に取り組む姿や、練習が終わってみんなでラフに話している姿といったメリハリが身近でしたし、読んだり見たりする側もバレーボールが好きになる作品だと思います。僕はまずアニメを見始めて、そこから漫画を買って読んでいたので、今回出演できることが決まって、喜びで胸がいっぱいでした。ビジュアルも撮影したんですが、衣装を着たらワクワクしてずっと1人ではしゃいでいました(笑)――周囲の反応はいかがでしたか?家族全員で「やったね!」と本当に喜んでいました。兄も「すごいじゃん」と。友達は「嘘でしょ?」と言うくらい疑ってて、納得するのに時間がかかるくらい驚いてました(笑)。「僕にできるかな」という不安もあったんですけど、それを乗り越えて全力で楽しんでやれればと思っています。――これまでもそうそうたる舞台に出演されてきて、それでも不安はあったんでしょうか?今回は今までやってきた舞台とはまた一味違って、よりキャラクター本人にならなければいけないということが、すごく難しいなと思うんです。でも、そこも楽しみながら演じられたらいいな、と。僕は緊張しいで本番まではいつもドキドキなんですけど、舞台に出たらいつもよりもいいものを出せるという自信はあります。子役の時とはまた違うものだと思ってるので、新たな一歩というのを意識してやれたらなと思ってます。――実際、子役として舞台に立っていた時の記憶はあるんですか?初めて舞台に立ったのは4歳の時で、出た舞台は大体覚えています。風景とか「こんな感じだったな」と覚えてます。○■兄のライバルになれるように頑張りたい――今回、役としても先輩の須賀健太さんが演出をされますが、会ってみての印象はいかがでしたか?お兄ちゃんみたいな感じで、僕が初対面で緊張していた時もフレンドリーに話しかけてくださって、一緒にいて安心する方だなと思いました。本当に緊張するんです、僕(笑)。会見とかも、出る2~3秒前くらいまでずっと緊張してるので、なかなか勝てないです。でも、役として舞台に立っているとおさまります。――主人公の日向と同じ年だからこそ、共感するところはありますか?同じ高校生として、一つのことにどれだけ熱中しているのか、部活にかける熱量がわかるので、僕も熱を注ぎ込んで、あとは他の人に負けないくらいの運動量で頑張りたいなと思ってます。自分自身は、中学校の時はバスケットボール部に入っていて、熱中していました。今は高校に入ったばかりで、仮入部の期間が始まっていて……。――仮入部というワードを久しぶりに聞きました…。いっぱい部活があるので、いろんなところを見てみて、悩もうかなと思っているところです(笑)――高校生という新たな一歩を踏み出したところで、何か変化もあったんでしょうか?高校生になってから、人に頼らずに自分で行動することが多くなったので、中学生の時との違いは感じています。そういった環境に慣れて、上手にやっていけたらいいなと思います。外の世界が広がっていくのは感じます。――同年代の方は舞台を観られたりする機会はありますか?僕がやっている作品を友達が観てくれることもあるんですけど、身近には「演劇を観るのが趣味です」という人はあんまりいないかもしれません。今回の『ハイキュー!』は、元々の原作を知ってる人だったら絶対に観に来てほしいですし、知らない方でも「この舞台を観れば、バレーボールも原作も好きになれる」「それぐらいがんばるから、観に来て」と宣伝したいですね。――様々な芸能活動をされてきていて、その中でも舞台の魅力はどんなところにあると思いますか?演出の方とキャストで一から作り上げて、本番も俳優と観客が同じ空間にいる状態で演技をするのが、ほかのお芝居とはまた違った新鮮な感覚があって「いいな」と思います。自分で観に行くこともあって、僕は歌がすごく好きなのでミュージカルも好きですし、お芝居だけの舞台も観ていて楽しいし参考になる場面も多いので、やっぱり面白いなと思います。――今回挑むにあたって、日向のどんなところを大事にしたいですか?日向って常に前に前に行くというポジティブな性格なので、そこを1番大切にできたらいいなと思います。僕自身はどちらかというとネガティブな方なので、日向の「前に行く」という姿勢に憧れがあるからこそ、より「表現したい」という気持ちになります。――役者として、今後チャレンジしたいことや目指している姿はありますか?兄の加藤清史郎を超える俳優になりたいです。兄は僕が小さい頃からいろんなお仕事をしていて、これまで僕もそれに負けじと追いかけてきたんですけど、最終的には憧れの存在じゃなくて、ライバルになれるように頑張りたいなと思います。――熱いですね! ご本人にライバル宣言はされたんですか?それはしてなくて、ひっそりと心の中で……。言っちゃいましたけど(笑)■加藤憲史郎2007年7月19日生まれ。0歳より芸能活動を始め、トヨタ自動車のCMでは兄・加藤清史郎に続く「2代目こども店長」として話題に。主な出演作に大河ドラマ『西郷どん』(18年)、ドラマ『17才の帝国』(22年)、映画『土竜の唄 FINAL』(21年)、ミュージカル『ミス・サイゴン』(12年)、ミュージカル『エリザベート』(16年・19年)、ミュージカル『モーツァルト!』(18年)、『るろうに剣心』(18年)などがある。現在、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』“放課後ポケモン研究部”研究部員として就任・活動中。秋には最新出演作、菅原浩志監督・映画『カムイのうた』が劇場公開予定。ヘアメイク:山崎はつみ、スタイリスト:浅井直樹(Vigroo)
2023年06月11日2023年3月12日、野球の世界大会『ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)』の日本代表である『侍ジャパン』は、オーストラリアと対戦。『侍ジャパン』は7対1で勝利し、1次ラウンドのグループBを4戦全勝し、1位通過で準々決勝進出を決めました。そんな中、『侍ジャパン』から出場選手変更が発表されました。変更が発表されたのは、投手の栗林良吏選手です。サンケイスポーツによると、栗林選手は同月9日より腰の張りを発症しており、1次リーグ4試合には登板していません。同月12日のオーストラリア戦後に、栗林選手を囲んでの記念撮影が行われ、仲間たちと握手を交わしていました。また同月14日、栗林選手は「戦力になりたかった。悔しいし、申し訳ないし、迷惑をかけた。みんなには『自宅からビールかけやシャンパンファイトに参加する』と伝えた」と胸中を語りました。栗林選手の離脱により、新たに出場選手として登録されたのは、山﨑颯一郎選手です。山﨑選手は出場に当たり、このように意気込みを語っています。「選んでいただき、とても光栄に思いますし、何にも変え難い貴重な経験をさせていただくことに感謝しています。宇田川に負けないように、そして日本の世界一に貢献できるように全力で腕を振ります」野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイトーより引用栗林選手の離脱と、山崎選手の登録に、ネットからはさまざまな声が上がっています。・『WBC』がすべてではないからね。今後の彼のため活躍も考えての苦渋の決断だったんだろうね。・やっぱり交代だったのかー!栗林選手のファンだから残念だけど、無理はしてほしくない。ゆっくり治療してください。・頼んだぞー、山崎選手!準々決勝で登場するかな?楽しみ。・山崎選手の世界デビューだ!嬉しい!応援しています!準々決勝は同月16日、東京ドームにて行われます。戦う相手はイタリア代表です。『侍ジャパン』がどんな戦いを繰り広げてくれるのか、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年03月14日OFFICE SHIKA MUSICAL『私は怪獣-ネオンキッズ Live beat-』が、12月10日から18日に東京・CBGKシブゲキ!!で上演されることが決定した。本作は、社会問題となった歌舞伎町の“トー横キッズ”を題材に、3月に上演された丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)の初となるオリジナルミュージカル『ネオンキッズ』のリメイク版。『ネオンキッズ』と同様に、脚本・演出を丸尾、振付を辻本知彦、音楽を伊真吾が担当するほか、今回は楠瀬タクヤによるドラムの生演奏が加わる。出演者には、前作で主役・ミユキを演じた岡部麟(AKB48)に加え、AKB48の高橋彩音、服部有菜、劇団鹿殺しの有田あん、長瀬絹也、藤綾近、劇団4ドル50セントの立野沙紀、西田夏奈子、さらに鈴木裕樹、玉置成実らが名を連ねている。■丸尾丸一郎 コメント今年3月、現代の新しいミュージカルを作ろうと意気込んで作った舞台「ネオンキッズ」。僕は必ずリメイクしようと決めていました。やり残したことがある、いや、もっと届けたい声があるはずだから。彼女たちの歌声に自分の魂を乗せるこの企てに、新しい魅力的なキャストたち、振付の辻本知彦さん、音楽の伊真吾さんらアーティストに加え、ドラムに楠瀬タクヤさんが参加してくれることになりました。12月、ぜひ心待ちにしていて下さい。<公演情報>OFFICE SHIKA MUSICAL『私は怪獣-ネオンキッズ Live beat-』12月10日(土)〜18日(日) 東京・CBGKシブゲキ!!OFFICE SHIKA MUSICAL『私は怪獣-ネオンキッズ Live beat-』告知画像脚本・演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)振付:辻本知彦音楽:伊真吾【出演】岡部麟(AKB48)高橋彩音(AKB48)服部有菜(AKB48)鈴木裕樹有田あん長瀬絹也藤綾近今村花松本彩音アイザワアイ立野沙紀(劇団4ドル50セント)西田夏奈子玉置成実丸尾丸一郎ほか特設サイト:
2022年10月13日日本を代表する染色家、柚木沙弥郎(ゆのき さみろう/1922-)。2022年9月17(土)より、『柚木沙弥郎の100年―創造の軌跡―』展が開催される。場所は、かつて柚木が教鞭をとり、学長もつとめた、女子美術大学相模原キャンパス内にある女子美アートミュージアム。100歳を迎えた現在もなお、日々制作に取り組む柚木の、創造の軌跡と教育者としての顔を紹介する展覧会だ。東京帝国大学(現・東京大学)入学後に学徒動員され、戦後は倉敷の大原美術館に就職した柚木。彼はこの時期に民藝運動の提唱者、柳宗悦の紹介で、染色家・芹沢銈介に師事し、染色の道を志した。同展ではまず、柚木の最も代表的な技法「型染」を紹介。なかでも1950年代中期、柚木が女子美工芸の学生とともに試行し考案した広幅布による「注染」や、「柚木レッド」と呼ばれる深い赤が魅力的な「型紙防染」など、柚木が得意とした技法に焦点を当てる。モダンなモチーフが大胆な構図のなかににじむ、柚木ならではの手仕事の世界が堪能できる。また、実際の教育現場で開催される展覧会らしく、柚木自身がその創設に尽力し、教師として愛情を注いだ、女子美術大学の工芸科での姿にも迫る。「生活の美」をモットーに、常に学生自身が考えることを促した彼自身の教育の精神を、「色とパターン」「技法」といったキーワードをもとに紹介する。そのほか、書籍の装丁やポスターなどのグラフィック作品や、女子美退職後に挑戦した空間表現の展示、また彼が日々作品を生み出したアトリエのイメージも再現。柚木沙弥郎の世界を多角的に知ることができる。《たすき文》1969年 岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵《三月》2001年岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵書籍の装丁作家蔵《女子美術大学杉並校舎・工芸科染工房での柚木沙弥郎と学生型染の授業⦆1967年頃女子美術大学蔵【開催概要】『柚木沙弥郎の 100 年-創造の軌跡-』会期:2022年9月17日(土)~10月17日(月)※会期中無休会場:女子美アートミュージアム時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:500円公式サイト:
2022年09月09日東京・世田谷に居を構え、デザイナーとデザインコンサルタントとして活躍した宮城壮太郎(1951-2011)の回顧展『宮城壮太郎展――使えるもの、美しいもの』が、9月17日(土)から11月13日(日)まで世田谷美術館で開催される。宮城壮太郎の名を知らない人も、使い勝手のいい文房具や調理器具、照明器具など、宮城のデザインとは知らずに愛用している人は多いのではなかろうか。病により60歳の若さで亡くなった宮城の初の回顧展となる同展は、多くの来館者にとって、「これも宮城の作品だったのか」という発見に満ちた展覧会になりそうだ。高校在学中にデザイナーを志した宮城は、千葉大学工学部でプロダクトデザインを学んだ後、従来にない考え方の商業施設や製品を提案して注目を浴びていた浜野商品研究所に入社する。ここでプロダクト製品、インテリアやサインの仕事を手掛けた後、1988年に独立。宮城デザイン事務所を設立して、活動領域を広げていった。同展では、チェリーテラスのキッチン用品や、アッシュコンセプトの石鹸置き、プラスのファイルやホッチキスなど、馴染みのある美しくも機能的なプロダクトの数々が並ぶ一方、山洋電気のモーターやファンなど、「こんなところまでデザインしているのか」と驚くような工業用電気製品まで登場する。また、創業時から関わったという事務用品の通販会社アスクルのように、ロゴマークからオリジナル商品まで一貫してデザインを手がけたプロジェクトや、東急ホテルのサイン計画や二子玉川の再開発計画といった空間のプランニングなど、幅広い仕事ぶりが次々に紹介されていく。さらに、仕事を通じて親交のあった人々へのインタビュー映像も交えた同展は、亡くなって10年が過ぎた今も人々に愛され続けるデザインを残した宮城の多彩な仕事を検証する貴重な機会となるだろう。「デザインに何ができるか」を常に問い続けた宮城の仕事を振り返ることはまた、現代生活におけるデザインの可能性を探ることにもつながるに違いない。宮城壮太郎+高橋美礼 +d Tsun Tsun 2004年 [アッシュコンセプト]ダブルクリップ ストックバー2004年[アスクル]フラットかるヒット2006年 [プラス]宮城壮太郎+山洋電気株式会社サーボシステム事業部設計第一部 SANMOTION R 2006年 [山洋電気]宮城壮太郎ポートレート【開催概要】『宮城壮太郎展――使えるもの、美しいもの』会期:2022年9月17日(土)〜11月13日(日)会場:世田谷美術館 1階展示室時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)料金:一般1200円、65歳以上1000円、大高800円、中小500円美術館公式サイト:
2022年09月01日企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」が、横須賀美術館にて、2022年9月17日(土)から11月6日(日)まで開催される。猪熊弦一郎の仕事を展観猪熊弦一郎は、1902年に香川で生まれた、20世紀日本を代表する画家だ。戦前にはパリ、戦後は東京、ニューヨーク、ハワイと拠点を変えつつ活動するなかで、猪熊の画風は具象画から抽象画へと変化し、晩年には具象と抽象の枠を超えた作品を制作。また、戦後には三越の包装紙デザイン、慶応義塾大学学生ホールや上野駅中央コンコースの壁画を手がけるなど、社会との関わりも強めていった。香川に生まれた猪熊は、上京後、東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科で藤島武二に師事。1926年に《婦人像》で帝展に初入選を果たし、1934年まで主に帝展で活躍した。1936 年には、小磯良平、佐藤敬、中西利雄、脇田和らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成し、同展を中心に作品を発表するようになる。1938年には渡仏し、最先端の芸術都市であったパリでアンリ・マティスやパブロ・ピカソと交流。しかし、第二次世界大戦が勃発すると帰国し、フィリピンやビルマに派遣されて作戦記録画を手がけている。戦後、1953年に父を看取ると、自身の画業の見直しと画家としての再出発を志してパリに向かうことを決意。しかし、その経由地点として滞在したニューヨークでソール・スタインバーグやマーク・ ロスコらとの交流が生まれ、同地に居を定めることになる。晩年は、冬に温暖なハワイで、それ以外の季節に日本で制作。ハワイの環境は作風にも変化をもたらし、コントラストの鮮やかな色彩が生まれたと猪熊自ら語っている。1988年には、長年連れ添った妻を亡くすも、その後始まる「顔シリーズ」によって新たな展開を示すことに。1993年にこの世を去るまで、精力的に活動を続けた。一方、猪熊はデザインの仕事にも携わり、その代表例が、三越の包装紙「華ひらく」だ。そのほか、テキスタイルデザインや本の装幀、雑誌の連載小説の挿絵なども数多く手がけた。当時、タブロー絵画よりも低く見られていた商業美術にも積極的に関わり、社会のなかで芸術家が果たすべき役割を自ら担おうとしたのだった。企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」は、猪熊の仕事の全貌に迫る展覧会。猪熊本人から寄贈を受けた約2万点の作品を所蔵する香川・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の協力のもと、滞仏最後の作品となる《マドモアゼルM》や晩年の《顔80》など、絵画の代表作を筆頭に、パブリックアートやデザインの仕事、身近な素材で作られたオブジェなどを展示する。展覧会概要企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」会期:2022年9月17日(土)〜11月6日(日)会場:横須賀美術館住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1開館時間:10:00〜18:00休館日:10月3日(月)観覧料:一般 1,300円(1,040円)、高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)、中学生以下 無料※無料観覧日:11月3日(木・祝)※( )内は20名以上の団体料金※高校生(市内在住または在学に限る)は無料※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料【問い合わせ先】横須賀美術館TEL:046-845-1211 (代表)
2022年07月31日グラニフから、漫画家・藤田和日郎とのコラボレーションアイテムが登場。2022年7月26日(火)より、全国の店舗にて発売される。グラニフ×漫画家・藤田和日郎のコラボレーションアイテム1988年のデビュー以来、『うしおととら』や『からくりサーカス』をはじめとする多くの人気作品を世に送り出してきた、漫画家・藤田和日郎。今回のコラボレーションでは、同二作に加えて、『月光条例』や『双亡亭壊すべし』といった藤田の代表作を落とし込んだアイテムが展開される。『うしおととら』描き下ろしアートワークTシャツ中でも特に注目したいのは、1996年の『うしおととら』連載終了から時を経て、今回のコラボレーションのために描き下ろされたアートワークをプリントしたTシャツ。風合いが良く伸縮性のある天竺を使用したベーシック型のTシャツのフロントとバックに、「とら」と「うしお」のアートワークが大胆にプリントされている。『からくりサーカス』ギイ&オリンピアの名シーンTシャツ漫画『からくりサーカス』からは、最終決戦を前に描かれた「ギイ」とマリオネット「オリンピア」の名シーンをバックにプリントしたTシャツがラインナップ。ルーズシルエットに仕上げたTシャツの胸ポケットの中には、物語のキーアイテムである「生命の水(アクア・ウイタエ)」を作り出す「柔らかい石」の刺繍があしらわれている。「衾」の開襟シャツや「あるるかん」パーカーもこのほか、『うしおととら』の作中で主人公たちを襲った妖怪「衾(ふすま)」を総柄でプリントした開襟シャツ、『からくりサーカス』のマリオネット「あるるかん」をバックにプリントしたパーカー、『双亡亭壊すべし』第1巻の表紙をプリントしたTシャツなど、様々なアイテムが用意されている。商品情報グラニフ×藤田和日郎 コラボレーションアイテム発売日:2022年7月26日(火)取り扱い店舗: グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストア(C)藤田和日郎/小学館
2022年07月15日作を丸尾丸一郎が、演出を菜月チョビが担い、数々のアツい青春劇を世に送り出してきた「劇団鹿殺し」。活動20周年記念公演vol.2『ランボルギーニに乗って』は、劇団としての今の鹿殺しの決意表明とも言える、意欲に満ちた新作だ。そこで丸尾と菜月、さらに主人公テルオを演じる松島庄汰の3人に、公演にかける現在の想いを語り合ってもらった。作っては壊しの20年。今は旗揚げのような気持ちに――活動20周年とのことですが、この20年で「劇団鹿殺し」は、どういった劇団へと成長してきたと思いますか?菜月鹿殺しは私と丸さん(=丸尾)のふたりで旗揚げして、当初13人ぐらい劇団員が入ったんですが、いきなり全員即辞める、みたいなことになりました(笑)。本当ここまで紆余曲折あったので、20年ずっと積み上げたというよりかは、作っては壊し、作っては壊し、みたいな20年だったなと。だからどんな劇団にしたいか、3年に1回ぐらい考え直す、みたいな。さらにコロナで、本当に演劇を続けたいのか、みんなの意思を確認し合いました。そこから今回の稽古が始まっているので、今は演劇をやること自体をみんなで楽しんでいる、旗揚げの時みたいな気持ちですね。丸尾これまでは「売れたい!」って気持ちがとにかく強い、野心の塊みたいな劇団だったと思います。でもコロナを経たことと、年齢的なこともあってか、今はもう少し楽な気持ちになっていて。だから「あそこに行ってやろう!」ではなく、「行きたくなった方向に向かえばいい」みたいな感覚。ここ数年で、ちょっと自由になれた気がします。――活動20周年記念公演第2弾となる『ランボルギーニに乗って』は、待望の新作となります。創作の起点になったことは?活動20周年記念公演vol.2『ランボルギーニに乗って』チラシ丸尾もともと書いてみたいものがあったんですが、庄汰が僕のお芝居を観に来てくれた時、「家族の話が観たい」と言ってくれたんです。それを聞いて「なるほどな」と。自分の原点に返った家族ものと、新しく書いてみたい要素。イメージとしては、それぞれ半分ずつ混ぜ合わせたような新作になったと思います。元ハンドボール部キャプテン松島が演じるイケてなさ――本作にも影響を与えた松島さんは、「OFFICE SHIKA PRODUCE」ですでに丸尾さんとはご一緒されています。ただ劇団公演への参加は今回が初。ここまでの稽古の感触は?松島今は劇団の稽古という環境に慣れることに必死ですが、とにかく劇団員の方が頑張っているなという印象ですね。菜月・丸尾(笑)。松島皆さんの頑張りが本当にすごくて!日々刺激をもらっています。丸尾本読みの段階から、庄汰に頼んでよかったなと思いました。自分の役割ってものをすごくよく理解してくれていますし、庄汰が真ん中にふわっと優しくいてくれるだけで、グッと物語が締まる。心から信頼出来る役者ですし、ここからチョビが庄汰にどういうリクエストをし、どんな新しい主人公像を見せてくれるのか。すごく楽しみです。――演じるテルオについて、松島さんはどういった人物として捉えていますか?松島気弱なキャラクターですね。でもちょいちょい外していかないと、単に陰にこもった役になってしまう。そこをどうバランスよく遊ぶのか、今悩んでいるところです。丸尾庄汰って学生時代はモテた?松島……いや、普通でしたよ。菜月これはモテてましたね(笑)。松島ハンドボール部のキャプテンだったんです。菜月そうなんだ!それはモテるね。丸尾でも今回の庄汰は、そんなキャプテンのイメージとはかけ離れていて。ものすごくイケてない、イケてなさがちゃんと出た人物になっているので、それは本当にすごいなと思います。劇団公演のメインは劇団員。その努力が報われて欲しい――演出家としてはここまでの稽古の感触、手応えのほどはいかがですか?菜月なんかいつも以上に丸さんが楽しそうでよかったです(笑)。ゲストさんとの相性もすごくよくて、リラックスしつつ、アイデアを出し合えている感じ。不安なのは、上演時間が結構長くなりそうなことくらいで……(苦笑)。松島このままだと3時間コースですよね(笑)。菜月その間、庄汰くんはほぼ出ずっぱりですし、ほかのゲスト陣も全然お客さんでいられないというか。ただ20周年なので、一緒に演劇の楽しさを味わえる、むしろ教えてもらえるぐらいの方とやりたいなと思って。それは庄汰くん、演劇集団キャラメルボックスの多田(直人)くん、河内(大和)さん、花組芝居の谷やん(=谷山知宏)、みんなそう。キャスティングの一番の決め手はそこでしたね。――そのゲスト陣の存在が、若い劇団員たちの刺激にもなっていそうですね。菜月その通りですね!――そして松島さんは、その劇団員たちから刺激を受けていると。松島はい!皆さん本当にすごいです!――劇団公演として、とても理想的な稽古場になっているかと思います。そこから立ち上がる作品が、お客様にとってどういった時間になればいいなと思いますか?松島劇団公演なので、やっぱりメインは劇団員の方だと思っています。その全員を生かしてあげたいという想いがあるからこそ、丸さんのホンも長くなってしまっているんでしょうし(笑)。丸尾それはあるね(笑)。松島だからみんなが活躍しつつ、お客様にも楽しんでいただきたい。それでこそ劇団員の皆さんの頑張りが報われるんじゃないかなと思います。丸尾見出しは「劇団員に報われて欲しい」だね(笑)。まぁこういう時期に劇場に足を運んでいただくからには、ぜひ皆さんと一緒に、楽しい時間を共有出来たら嬉しいですね。そしてこの舞台が、明日以降をちょっと前向きにさせてくれる、なにか“新しい靴”みたいな存在になれたらいいなと思います。菜月私は旗揚げの時から一番に思っていることがあって、それは「自分が客席にいたら救われるような作品を作りたい」ということ。だからダメな主人公が自分のダメさを変えることでうまくいく、もっと頑張れよっていう作品をずっと作ってきて。でもこの作品は、庄汰くん演じるテルオが変わらなきゃいけないんじゃなくて、この子の中にはすでに可能性があり、周りがそれに気づくことで世界はもっと広がっていく。つまり今までの鹿殺しからひとつシフトチェンジした、頑張れじゃないメッセージをこの作品からは届けられるんじゃないかと思います。取材・文=野上瑠美子<公演情報>活動20周年記念公演vol.2『ランボルギーニに乗って』【東京公演】2022年7月8日(金) ~7月18日(月・祝) あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)【大阪公演】2022年7月22日(金) ~24日(日) 近鉄アート館チケットはこちら:★劇団公式YouTubeチャンネルでは、活動20周年を記念して過去20作品を週替わりで連続無料配信中!(毎週日曜20時更新)詳細は下記サイトよりご確認ください。
2022年06月27日IDÉE とのコラボなど現在も注目を集める99歳の染色家・アーティスト、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さん(1922~)。彼の展覧会『柚木沙弥郎life・LIFE』が、立川のPLAY! MUSEUMで開かれています。染色作品や絵本原画が並ぶ展示空間は、ワクワク感であふれています!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 234『柚木沙弥郎life・LIFE』では、創作活動70年超のアーティスト、柚木沙弥郎さんの作品約150点を展示。温かみのある布作品や、ほっこりする絵本原画、ユーモラスな人形など、彩り豊かな世界が広がっています。柚木さんは、作品制作だけでなく商業意匠も手がけています。最近ではインテリアショップ、IDÉEとのコラボが注目されましたが、ほかにも数多くのデザインを担当。日本各地でロゴやパッケージなどを制作しています。調べてみたところ、筆者の自宅近くにある民藝品店の看板や、よくお取り寄せする和菓子店の包装紙も柚木さん作と判明。きっと、みなさんの身近なところにも柚木さんデザインがあるはずです。本展では、誰もが親しみを感じられる柚木さんの作品群が一堂に集結。優しくて温かい「柚木ワールド」にたっぷりと浸れます。学徒動員、染色家転身、パリで成功…柚木さんは1922年、大正時代に東京・田端で誕生。父親は洋画家で、幼いころから絵を描くのが大好きだった少年は、東京帝国大学(現・東京大学)文学部美学美術史科に入学します。1943年、学徒動員で兵隊となり、終戦後は岡山の大原美術館に就職。そこで柳宗悦の民藝運動に出会い、美術館をやめて工芸・染色の道に進みます。1950年、女子美術大学の専任講師に就任。学生を指導するかたわら、染色家としてさまざまな作品を制作し個展も開きます。1987年には、同大学の学長に就任。1991年に退職した後は絵本原画も手がけ、染色、デザイン、造形など幅広いジャンルで活躍しています。また、柚木さんは国内だけでなく海外でも精力的に個展を開き、2014年にはフランス・パリのギメ東洋美術館で大規模な展覧会を開催し、大きな成功を収めます。99歳になる現在も、毎日絵を描くなど創作活動を続けています。ワクワクする作品がいっぱい!では、本展の見どころからいくつかピックアップしてご紹介。まずは、絵本の原画やスケッチなどを展示した「絵のみち」。柚木さんは72歳のとき、はじめての絵本を刊行。その後、ジャズピアニストの山下洋輔さんや、詩人の谷川俊太郎さんと一緒に本を出したり、宮沢賢治の絵本原画を担当したり、絵だけでなくお話も自ら手がけたりと数多くの本を出版しています。会場には、約80点の原画を展示。シカやネコなどの動物たちが楽しそうに飛び跳ねていたり、生き生きとした人物が描かれていたりして、見ているだけでワクワクします。学生時代に戦争を経験された柚木さんには「戦火に散った友人たちの分も、自分は何かしなくてはいけない」という想いが常にあるそうです。どの作品からも、柚木さんの“丁寧に生きる”というメッセージが伝わってくるようです。作家本人が感動…!「布の森」もうひとつの見どころは、約50点の染色作品が天井からつるされた「布の森」。柚木さんの作品は、初期のころは人物や動物などの模様が多く、近年では抽象画風のデザインに変化。会場には、幅広い年代の作品が集まっています。この空間に入ると、色とりどりの布に囲まれ、まさに森の中にいるような感じ。ダイナミックな展示に圧倒されます。床に敷かれている白い砂利も、作品をより美しく幻想的に引き立たせていて、展示室を歩いていると美術館にいることを忘れてしまいそうです。「布の森」の展示空間については、美術館が実施したインタビューで、作家本人が「涙が出るほど感動する」と述べています(※)。まさに圧巻の展示で、どの世代の人が見ても感激すること間違いなしです!キュートなオリジナルグッズも!最後に、ミュージアムショップにもお立ち寄りください。PLAY! MUSEUMのオリジナルグッズや、IDÉEのグッズも購入できます。特にタイルのデザインは、とってもキュート。全種類揃えたくなります。『柚木沙弥郎life・LIFE』は1月30日まで開催。Information会期:~1月30日(日)会場:PLAY! MUSEUM開館時間:平日:10:00-17:00(入場は16:30まで)休日:10:00-18:00(入場は17:30まで)観覧料:一般¥1,500、大学生¥1,000、高校生¥800、中・小学生¥500※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2022年01月10日俳優のオダギリジョーと村上虹郎が出演する、日本マクドナルド・スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリックの新CM「真夜中のふたり」編が、11日より放送される。新CMでは、「デコトラ」を愛する一匹狼のドライバー・ジョウ(オダギリ)と弟子の若者・ニジヒコ(村上)が街道沿いに停車し、ジョウが「この時間のシェイクやばいわ~」と話しかける。すると、ニジヒコは「甘くないっすね。好きなことで飯食うって」とつぶやき、それを遮るようにジョウがナゲットを「一個食う?」と差し出す。ジョウは「甘かったらつまんなくない?」と語り、2人はナゲットを頬張る。そしてジョウが「目、覚めた?」と聞くとニジヒコは「ガツンと!」と答え、デコトラは再び走り出す。撮影では、デコトラのドライバーを演じたオダギリがリーゼントヘアで登場すると、現場からは「似合いすぎる!」との声が漏れた。そしてオダギリはデコトラに興味津々の様子で、運転席に乗り込んで車内を隅々まで見渡し、飾られた革ジャンや厚めのカバーをかけたハンドル、超大型シフトノブの触り心地を楽しんでいた。村上は、撮影の合間にはオダギリと談笑したり、スタッフとも気さくに話すなど終始和やかムード。ナゲットを食べるシーンでは、ナゲットを受け取るタイミングや、セリフのニュアンスなど納得のいく演技ができるまで多くのテイクを重ねたが、監督からカットがかかった後も「おいしい~」と食べ続け、“ナゲット好き”ぶりを披露していた。
2022年01月05日東京五輪の開催が目前に迫った7月下旬の夜。都内の繁華街にある焼肉店で熱心に肉を焼いているのは村上虹郎(24)。そして、向かいの席にはそんな村上の様子を楽しげに見つめる寛一郎(24)の姿が。店に居合わせた客は言う。「村上さんと寛一郎さんは2人だけで食事をしていました。2人ともお酒は飲んでいなかったようですが、かなり盛り上がった様子で、とても仲が良さそうでした」2人だけの世界を楽しむ村上と寛一郎。それもそのはず、2人には“共通点”が。父に村上淳(48)、母に歌手のUA(49)を持つ村上。いっぽうの寛一郎も父に佐藤浩市(60)、祖父は故・三國連太郎さん(享年90)を持つ俳優一族と、2人とも芸能界を代表する二世俳優なのだ。19年は木村拓哉(48)主演の『グランメゾン東京』(TBS系)に出演し、昨年も4本の映画に出演した寛一郎。村上も8月から開幕する宮藤官九郎(51)作・演出の舞台『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』に出演、秋放送の朝ドラ『カムカムエブリバディ』(NHK)にも出演予定など、“七光り”とは無縁の活躍を見せる2人。そんな彼らは“二世の苦しみ”も分かち合っているようだ。2人をよく知る映画関係者は言う。「2人とも家族愛は強いですが、いっぽうでデビュー当初は“二世”と呼ばれることにかなり抵抗があったといいます。寛一郎さんはかつてインタビューで『祖父や父の話を聞かれると“嫌”と感じる』と語っていました。それ故、2人とも“二世だから……”と言われないように、仕事には真摯に取り組み、俳優としての評価を着実に高めてきました。寛一郎さんと虹郎さんは17年の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の現場で親交を深めて以来、よくご飯に行っているそうですよ。似た境遇を持つ者同士ということもあって、一緒にいて気が楽なのでしょうね」強固な絆で結ばれた村上と寛一郎。しかし、今回の焼肉店での“二世の集い”にはある問題が……。実は2人が焼肉店で食事を始めたのは深夜0時過ぎ。東京に4度目となる緊急事態宣言が発令されている最中で、都内全域の飲食店には午後8時までの時短要請が出されており、ほとんどの店が泣く泣く自粛している。そんな状況下であるにも関わらず、“自粛無視”の飲み会を楽しむ2人が店を出たのは深夜3時前。さすがに帰宅するかと思いきや、2人で談笑しながら近くのコンビニへと向かう。そして飲み物などを買い込むと、同じマンションへと入っていった。自宅で二次会を行うのだろうか。この日の2人の行動について、それぞれの所属事務所に問い合わせたがコメントはなかった。“二世の集い”もマナーを守ってほどほどに!
2021年08月12日宮藤官九郎が作演出を務めるロックオペラシリーズ「大パルコ人」。のん、村上虹郎らフレッシュな面々を迎え、ついにその第4弾が今夏上演される。そこで宮藤に、本作にかける想い、現段階の構想などを訊いた。シリーズ全作の作演出はもちろん、作詞と演奏、出演も兼ねてきた宮藤。本作が自身にとってどういった存在なのかを問うと、意外な答えが返ってきた。「演劇という形態を借りて、公然とバンド活動が出来る場ですね。ただ台本を書くのは、実はどの作品よりも辛くて。4作目にしてその理由がやっとわかったんですけど、それぞれの出番を考えつつ、物語に必然性があるように、流れに沿って、まぁまぁ面白い歌詞を書かなきゃいけない。だからいつもの倍以上時間がかかっちゃって。でも最終的に、舞台上でバンド演奏が出来る。そのご褒美に向かって、ひたすら辛い作業を重ねていく感じです(笑)」舞台は、戦争によって人口が100分の1にまで減った2055年の渋谷。そして“超能力もの”、普遍的な“ボーイ・ミーツ・ガールもの”になると言う。「予知能力があるんだけど、その時にどうしても屁が出ちゃう男の子と、テレパシーが送れるんだけど、その時にすごく顔がブサイクになっておじさんの声になっちゃう女の子の話です。なんか今、世の中が不穏ですからね。明るい話にしたいなと思って。あと今回は、お話がうまく収束しなくてもいいかなと。なんか気持ちいいところ、みんなでワーっと盛り上がって、最後の曲が良ければ、それでいいんじゃないかなと思っているんです」のんとは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』以来となる念願の顔合わせ。「いつか一緒にやりたいとずっと思っていたんです。すごく特別な女優さん、その理由を言葉にするのは難しいですけど、強いて言うなら、テクニックでなんとなく成立させようとしないところが僕は好きです。みんなが出来るようなことを彼女には要求しないし、やらなくいいと思いますし、彼女の面白い部分だけで見せることが出来たらいいなと思います」最後に宮藤は、少し照れたように笑いつつこんなことを語った。「セリフにもあるので恥ずかしいんですけど、“生きてることはもう特別”っていうのが今回のテーマです。生きてるって、もうそれだけで素晴らしいじゃないかと。とにかくお客さんをいっぱい笑かしたいですし、最終的に生きててよかったってことを実感してくれたら嬉しいなと思います」公演は8月9日(月・祝)から8月31日(火)まで東京・PARCO劇場にて上演。その後、9月4日(土)~12日(日)に大阪・COOLJAPANPARKOSAKAWWホール、9月15日(水)~17日(金)に宮城・電力ホールと各地を巡る。大阪公演は7/22まで抽選先行のエントリー受付中。取材・文:野上瑠美子
2021年07月21日2004年から2012年にかけて週刊少年ジャンプにて連載された、天野明による大人気漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』を原作にした『家庭教師ヒットマンREBORN!』 the STAGE(通称:リボステ)。2021年夏に上演される「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -episode of FUTURE-」よりミルフィオーレファミリー入江正一と白蘭のキャスト・キャラクタービジュアルが、「<AnimeJapan 2021限定>『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -episode of FUTURE-上演記念!『一日まるごとREBORN!づけ!!』生配信特番「ぶっちゃけ並盛Dong☆Dongリボステスペシャル」内で公開された。入江正一を佐伯亮、白蘭を仲田博喜が演じる。さらに、番組内では本公演の日程と会場を発表。前後編の二部構成で、「前編」を7月16日(金)〜7月22日(木・祝)に東京・天王洲銀河劇場にて、8月6日(金)〜8月8日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて、「後編」を7月27日(火)〜8月1日(日)に東京・天王洲銀河劇場にて、8月13日(金)〜8月15日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。【公演概要】「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -episode of FUTURE-」演出・脚本:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)キャスト:リボーン役 ニーコ、沢田綱吉役 竹中凌平、獄寺隼人 役 原嶋元久、山本武役 山本涼介、笹川了平役 上杉輝、ランボ役 KIMERU雲雀恭弥役 北村健人、クローム髑髏役 朝倉ふゆな、入江正一役 佐伯亮、白蘭役 仲田博喜 ほか<公演日程・会場>●前編7月16日(金)〜7月22日(木・祝):東京 天王洲銀河劇場8月6日(金)〜8月8日(日):大阪 サンケイホールブリーゼ●後編7月27日(火)〜8月1日(日):東京 天王洲銀河劇場8月13日(金)〜8月15日(日):大阪 サンケイホールブリーゼ<チケット情報>一般 9,000円(税込) / プレミアムチケット※ 12,000円(税込)※劇場にてプレミアムチケット限定グッズ(非売品)をプレゼント致します。・Blu-ray&DVD封入先行(抽選):4月1日(木)12:00~5月7日(金)23:59・マベメン先行(抽選):5月21日(金)12:00~5月27日(木)23:59マーベラスメンバーズ: ・銀河劇場先行(抽選):5月21日(金)12:00~5月27日(木)23:59銀河劇場チケットセンター: (PC&スマートフォン)TEL:03-5769-0011(平日 10:00~18:00)・LEncore先行(抽選):5月21日(金)12:00~5月27日(木)23:59・オフィシャル先行(抽選):5月26日(水)12:00~5月30日(日)23:59・プレリクエスト先行(抽選):5月31日(月)12:00~6月6日(日)23:59ローソンチケット: ・一般発売(先着):6月19日(土)12:00~ローソンチケット: 銀河劇場チケットセンター: (PC&スマートフォン)TEL:03-5769-0011(平日10:00~18:00)・チケットに関するお問い合わせローソンチケット: ・公演に関するお問い合わせマーベラスユーザーサポート :
2021年03月29日AKB48・チーム8の小栗有以が、新作舞台『マジムリ学園 蕾-RAI-』で主演を務めることが分かった。3月27日から4月4日に東京・天王洲 銀河劇場で上演され、チケットは2月27日の10時より、AKB48グループチケットセンターで先行抽選販売を開始する。2018年7月に日本テレビで放送されたドラマ『マジムリ学園』は、同年10月に舞台化もされた人気シリーズ。4月3日に7周年を迎えるAKB48のチーム8が7周年を記念し、再びタッグを組む。演出は前作に続き、丸尾丸一郎氏(劇団鹿殺し)が担当。脚本は丸尾氏と米山和仁氏(劇団ホチキス)が共同で務め、完全オリジナルストーリーを書き下ろす。「マジムリ学園」から2年後の世界が描かれる今作。転校生として私立嵐ヶ丘学園にやって来たリリィー(小栗)も卒業を間近に控えた3年生に。一方ヒナ(岡部麟)は生徒会長として学園を取り仕切り、スミレ(倉野尾成美)はリリィーに対し複雑な想いを抱えて過ごす日々。かつて一緒にいた3人はどのように変わってしまったのか。小栗、岡部、倉野のほか、坂口渚沙、横山結衣、清水麻璃亜、高橋彩音、吉川七瀬、小田えりな、左伴彩佳、鈴木優香、服部有菜、永野芹佳、濵咲友菜、奥原妃奈子、行天優莉奈、高岡薫、宮里莉羅が出演する。さらに長谷川百々花、坂川陽香、徳永羚海がトリプルキャストとして登場。舞台とライブステージの2部構成となる本公演には、7周年記念公演として武藤十夢や向井地美音といったゲストも日替わりで出演する。また、この春卒業するメンバーのセレモニーなど特別イベントを開催するほか、4月2日は前夜祭、4月3日はチーム8の7周年記念日、4月4日は後夜祭として、この3日間はチーム8全メンバーがライブに登場予定。
2021年02月26日高橋よしひろの人気漫画を原作にした舞台「銀牙 -流れ星 銀-」の完結編となる ~牙城決戦編~が10月22日(木)に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。原作は1983~87 年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載された、熊と戦う犬たちの愛、勇気、友情、正義、諦めない心などがストレートに描かれた作品。舞台版は’19年7月に第一弾が上演され、今作では、主人公・銀たちがついに凶暴な殺人熊・赤カブトとの命がけの闘いに挑む。脚本・演出は「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎、振付は『パプリカ』などで知られる辻本知彦(※「辻」は一点しんにょう)。開幕に際し、主人公・銀を演じる佐奈宏紀が「銀牙、無事初日を迎えることができました!過酷な稽古を全員で助け合い乗り切りました!とんでもない作品が出来上がったと思います。やっぱり何事も上を目指すには、発見と努力そして助け合いが必要で、しんどい時にこそ進化の種が見つかるものだなと改めて思いました。苦楽を共にしたこのメンバーはどんな状況にも負けない力強さを持った最強の軍団です」とコメントを寄せたように、初演に引き続き、歌、ダンス、アクション満載の本作。「犬」と書いて「おとこ」と読ませる熱い世界観に出演者たちが全身でぶつかる。(出演者たちはマウスガードをつけ)時に犬として四つん這いで、時に迫力のある殺陣を繰り広げながら、舞台上を駆け回り、客席に熱を届けていく。今作で描かれるのは、銀たちが日本各地の強い犬を仲間にし、最後の敵・赤カブトに立ち向かう、というクライマックスの物語。時に笑いも織り交ぜつつも、全編手に汗握る展開だが、赤カブト役のspiが「観劇後、僕は皆様に違和感を残したいと思っております」とコメントを出した通り、ラストにはある問いかけがある。その問いかけはぜひ、劇場や配信で受け止めてほしい。また、これまでのストーリーもダイジェストで描かれるので今作で初めて観劇する人も安心を。ロック調から演歌調まで幅広い楽曲や、犬の動きが取り入れられた振付も楽しい本作。坂元健児やSpiらミュージカルでも活躍するキャストの歌にも注目して。公演は11月1日(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演中。文:中川實穂
2020年10月23日舞台『「銀牙 -流れ星 銀-」~牙城決戦編~』が10月22日(木)、天王洲 銀河劇場で開幕した。さらに初日公演に先立って行われた公開ゲネプロの模様、出演者のコメントが到着した。『銀牙 –流れ星 銀-』は 1983~1987年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載された高橋よしひろの人気漫画。熊と戦う犬たちの愛、勇気、友情、正義、諦めない心などがストレートに描かれ、連載から30年以上が経った今でも色褪せることがない少年漫画の名作である。この舞台版の第一弾となったのが、2019年7月に上演の『「銀牙 -流れ星 銀-」〜絆編〜』。原作のストーリーはもちろん、インパクトのある歌とダンス、舞台上を駆けまわる出演者たちの圧倒的な運動量など、疾走感あふれる演出で大きな話題となった。今回上演する舞台『「銀牙 -流れ星 銀-」~牙城決戦編~』は物語の完結編。銀たちがついに凶暴な殺人熊・赤カブトとの命がけの闘いに挑む。前回公演を上回る熱量でお送りする、犬(おとこ)たちの命を懸けた熱い闘いに期待してほしい。出演者のコメントは以下の通り。<銀役:佐奈宏紀>銀牙、無事初日を迎えることができました!過酷な稽古を全員で助け合い乗り切りました!とんでもない作品が出来上がったと思います。やっぱり何事も上を目指すには、発見と努力そして助け合いが必要で、しんどい時にこそ進化の種が見つかるものだなと改めて思いました。苦楽を共にしたこのメンバーはどんな状況にも負けない力強さを持った最強の軍団です。このカンパニー最高。みんな大好き!銀牙というパワーのある舞台がこのご時世に少しでも光を与えられますように。皆様の楽しみになれますように。誰一人かけることなく千秋楽を迎えられますように!<ベン役:郷本直也>無事に幕を開ける事が出来るのだろうか?最後まで誰 1 人欠ける事なく走り切れるのだろうか?このご時世、そんな不安を抱えながら物作りをしている現場が殆どだと思います。我ら銀牙カンパニーも万全の態勢、対策を取りながらなんとかこの日までやってこられました。それだけでも奇跡に近い事かもしれません。この1カ月強の間、四つん這いになり滝のような汗を毎日流しながら踊り歌い叫び続けてきました。我らの思いが無事に皆様のもとに届きますように...。さぁ、いよいよ漢達の熱い戦いが始まります!<赤カブト役:spi>皆様こんにちは spi です。率直に申し上げまして、観劇後、僕は皆様に違和感を残したいと思っております。どんな違和感かと申し上げますと、それは「争いというものに対しての野性の違和感」です。我々人間は争うものだ、仕方がないと教えられてきましたが、果たしてそうなのでしょうか?派閥と派閥がぶつかり傷つけ合う事は必然なのでしょうか?優しい心を持った我々人間は争いに対して違和感があるはずです。そんな野性の違和感を思い出させてくれるような役回りに徹したいと思っています。楽しみにしていて下さい。<赤目役:荒木宏文>犬と熊の戦いを描いた舞台「銀牙」の続編が開幕出来るところまで来れた事を嬉しく思います。この環境下でこの作品を安心して楽しんで頂けるように、細心の注意を払って参りました。この作品は最上級に今、公演するのが難しい作品だと感じています。それは今でも変わっていません。ではなぜやるのか。私達は恐れて可能性を潰して出来る事がなくなっていくのを黙って見ている事は出来ない。私達は演劇がやりたい、皆様には演劇を安心して楽しんで観て頂きたい。この作品をやる事が、その未来の形を見つけるとても大切な一手になると思っています。なのでこのまま、何も不安を与える事なく千秋楽を終えられるよう、公私共に必要以上に気をつけて参りますのでどうぞああたたかく見守って頂けると幸いです。応援よろしくお願いいたします。<リキ役:坂元健児>「舞台の幕が無事に開く」という喜びを今強く感じています。と同時に千秋楽まで走りきれるのかという不安もあります。長年、舞台をやってきて当たり前だった「始まって終わる」という事がこんなに難しくて尊い事だとは。コロナに感謝はしませんが、舞台に立つうえで大切なものを改めて思い出した気がしています。この状況の中で劇場にお越し下さるお客様、色んな理由で劇場にはお越し頂けなくても応援して下さる皆様のお陰で私たちは舞台に立てます。打倒赤カブト!打倒コロナ!!客席のお客様と共に闘いたいと思います!『舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~牙城決戦編~』10月22日(木)~11月1日(日)会場:天王洲 銀河劇場原作:高橋よしひろ『銀牙 -流れ星 銀-』(集英社文庫コミック版)脚本・演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)振付:辻本知彦 (※辻本知彦の「辻」の字は1点しんにょうが正式表記です)<キャスト>銀:佐奈宏紀ベン:郷本直也ハイエナ:尾関陸赤虎:赤澤遼太郎中虎:岩城直弥黒虎:松井遥己モス:千代田信一スナイパー:鮎川太陽ビル:田鶴翔吾紅桜:北代高士武蔵:川﨑優作如月:滝澤諒クロス:輝馬竹田五兵衛/語り 平川和宏赤カブト:spi赤目:荒木宏文いっとん(KoRocK)岡田治己前山義貴山﨑貴登新井智貴(BLUE TOKYO)有木真太郎リキ:坂元健児公式サイト: 公式 Twitter: @stage_ginga ()
2020年10月23日SNSを中心に大反響を呼んでいる最新ドラマや、いま注目のグローバルボーイズグループ「JO1」による初のレギュラー番組など、多彩なジャンルのオリジナル番組を有する「ABEMA」。今回は9月下旬から10月に配信される注目作品と見どころを紹介!「次回が待ちきれない」の声続出!「17.3 about a sex」まずは、タブー視される恋と性のリアルに踏み込んだ新しいカタチの恋愛ドラマ「17.3 about a sex」。第1話~3話までの初回配信が「ABEMA」オリジナルドラマ歴代1位の視聴者数を記録するなど反響を読んでいる。永瀬莉子、田鍋梨々花、秋田汐梨がトリプル主演を務め、17歳の女子高生3人が恋にセックスに揺れ動くリアルな心情を描写。第4話では永瀬さん演じる咲良と藤原紀香演じる母が性に向き合っていくストーリーで「ラストの親子愛に感動した」「親子で今見るべき人間ドラマ」との声も上がるほど。生物部のミステリアス男子こと悠(水沢林太郎)にも注目が集まっている。企画・構成・脚本は「M」鈴木おさむ!「ドラ恋」最新シーズン「仮面ライダー」シリーズ出演者や2.5次元俳優から「non-no」や「MEN’S NON-NO」専属モデル、新人俳優まで、これからが期待される若手俳優8名が、全話ベッドでのキスシーンがある本格ドラマに初挑戦する人気オリジナル番組「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」。全12回、番組内の恋愛ドラマで主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。その役を勝ち取るために、回ごとにペアが変わる相手役と稽古を重ねながら、台本に用意されているキスシーンを演じていく。企画・構成と全ての連続ドラマの脚本は「M愛すべきものがいて」「奪い愛」シリーズの鈴木おさむが担当、シリーズ史上初となる俳優たちの共同生活、さらにオーディション前夜に一夜を共にする“秘密の稽古”も登場する。渡辺直美や「Perfume」あ~ちゃん、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」小森隼らがスタジオMCをつとめる。俳優育成オーディションバトル「主役の椅子はオレの椅子」始動19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、オリジナル舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む「主役の椅子はオレの椅子」(オレイス)。脱落してしまった者は「出演はせず舞台の裏方に回る」or「完全に番組を降りる」の厳しい二択が与えられ、舞台の出演権が与えられる10人に残るべく、若手俳優たちが夢に向かって邁進する姿を見せつつ、課題に挑む中で生まれる友情や葛藤なども見どころとなる。一方、勝ち残った10人は、サバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手掛ける作品の舞台への出演権が与えられ、さらに堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられる。素の「JO1」が見られる!?「JO1スターギャザーTV」2019年に社会現象を起こしたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」にて誕生した11名で結成されたグローバルボーイズグループ「JO1」。ABEMA初のレギュラー番組として「JO1スターギャザーTV」が配信決定。世界の頂点を目指す彼らが、同世代で同じく世界を目指す“ゲンセキさん”をスタジオに招き、「ブレイクダンス」ユース五輪金メダリストを迎えてのダンスバトルや、小学生記憶力チャンピオンと「JO1」の11人で対決する「メモリースポーツ」、さらには難度の高いテクニックで競い合う「けん玉」パフォーマンスといった様々なジャンルのエンターテインメントに挑戦。リーダーの與那城奨は「素の『JO1』というか、今まで見たことがないメンバーたちの一面を見ることができると思うので、ぜひ注目してください」とコメント。番組の進行役はお笑いコンビ「NON STYLE」と「かまいたち」がつとめる。そのほか、お笑いコンビ「千鳥」が自信を覗かせるバラエティ番組「チャンスの時間」、ABEMAを代表する人気コンテンツの新シーズン「今日、好きになりました。金木犀編」「恋する・週末ホームステイ 2020 September」もスタート、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」初にして唯一の冠番組「GENERATIONS高校TV」は特別編として生放送も予定されている。(text:cinemacafe.net)
2020年09月28日“夢を持って未来を掴む”若手俳優を本気で応援する番組が始動、19名の若手俳優たちによる本気の戦いを追う俳優育成オーディションバトル「主役の椅子はオレの椅子」が、「ABEMA」にて配信されることが決定した。数々の人気オリジナルドラマ作品などを手掛ける「ABEMA」と、ミュージカル「テニスの王子様」をはじめとした2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」が初めてタッグを組んだ本番組は、若手俳優にチャンスを与え、“夢を持って未来を掴んでほしい”という想いのもと制作が決定。本番組から未来の大物俳優が生まれること、そして若手俳優の登竜門となるような番組を目指していくという。19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む。脱落してしまった者は「出演はせず舞台の裏方に回る」or「完全に番組を降りる」の厳しい二択が与えられ、舞台の出演権が与えられる10人に残るべく、若手俳優たちがしのぎを削り、苦しみながらも夢に向かって邁進する姿を見せていく。数々の課題に挑む中で生まれる友情や葛藤なども見どころとなるだろう。また、勝ち残った栄えある10人は、番組内でサバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手掛けるオリジナル作品の舞台への出演権が与えられる。さらに、映画化も決定しており、見事主演を勝ち取った者には、『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられる。「飢餓感ある本気の芝居が見たい!」という堤監督からは、「勝ち抜いた野郎と、いつかぶつかり合いながら、世間を震撼させる作品を創り出したい!」とのコメントが寄せられている。なお、本番組のMCは、「半沢直樹」をはじめとするドラマや、ミュージカル、バラエティー番組にも積極的に出演し活動の幅を広げる歌舞伎俳優・尾上松也。「ABEMA」の番組で初MCとなる尾上さんは「これから役者として夢を持った俳優達が、どう変わっていくかが楽しみ」と本番組への熱い思いを語り、「自分もオーディションを受けてきた身として、オーディションが合宿で繰り返されることはとても厳しい試練だと思います。今回参加される皆さんは、すでに選ばれている時点で可能性がある方だと思うので、皆さんも『推し』を探して見て頂ければ」と若手俳優たちをアピールした。▼オーディション出演者19名(※五十音順)河島樹来、久保雅樹、小林玲雄、清水田龍、志茂星哉、相馬理、曽田陵介、園村将司、高橋祐理、中塚智、中三川歳輝、新美直己、西原健太、飛葉大樹、松井遥己、松江大樹、三浦海里、森田力斗、谷津翼オーディションバトルに見事勝ち抜き、頂点に輝く俳優は果たして誰なのか?そして、主役の椅子に座ることができるのは?MC、舞台演出、監督、特別審査員など、これまでにない錚々たるメンバーで新たなオーディション番組が幕を開ける。「主役の椅子はオレの椅子」は9月16日(水)22時からABEMA SPECIALチャンネルにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年09月02日「ABEMA SPECIALチャンネル」で、俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』が、9月16日(水)夜10時より配信されることが決定した。『主役の椅子はオレの椅子』は、19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む俳優育成番組。数々のオリジナルドラマ作品などを手がける「ABEMA」と、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめとした2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」が初めてタッグを組んで臨む。若手俳優にチャンスを与え、夢を持って未来を掴んでほしいという想いのもと制作が決定した。本番組では、脱落してしまった者は「出演はせず舞台の裏方に回る」もしくは「完全に番組を降りる」の2択から片方を選ぶという残酷なルールのもと、舞台の出演権が与えられる10人に残るため、若手俳優たちがしのぎを削り、苦しみながらも夢に向かって邁進する姿を届ける。また、勝ち残った10人は、番組内でサバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手がけるオリジナル作品の舞台への出演権が与えられる。さらに映画化も決定しており、見事主演を勝ち取った者には、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、の堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられるという。本番組のMCは、ドラマやミュージカル、バラエティー番組にも積極的に出演し活動の幅を広げる歌舞伎俳優・尾上松也が務める。尾上、堤監督のコメントは以下の通り。■MC・尾上松也コメント今までにないようなオーディション番組になると思いますし、何よりこれから役者として夢を持った俳優たちが、どう変わっていくかが楽しみです。自分もオーディションを受けてきた身として、オーディションが合宿で繰り返されることはとても厳しい試練だと思います。今回参加される皆さんは、すでに選ばれている時点で可能性がある方だと思うので、皆さんも「推し」を探して見て頂ければと思います。僕自身も番組を盛り上げていけるようサポートできるように頑張ります。■堤幸彦監督コメント飢餓感ある本気の芝居が見たい!心が裸の男の存在が見たい!そして、勝ち抜いた野郎と、いつかぶつかり合いながら、世間を震撼させる作品を創り出したい!俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』ABEMA SPECIALチャンネル9月16日(水)夜10時より配信
2020年09月02日「劇団鹿殺し」約3年ぶりの新作本公演『傷だらけのカバディ』が11月・12月に東京と大阪で上演される。作・出演の丸尾丸一郎と、出演の椎名鯛造に話を聞いた。【チケット情報はこちら】丸尾丸一郎が作、菜月チョビが演出、オレノグラフィティが音楽を手掛ける本作は、インドの国技・ガバディを題材にした物語。2020年の東京オリンピックでミスし、日本国民を落胆させた元日本代表男子ガバディチームのメンバーが、10年後に場末のスナックで再会して…というストーリーだ。丸尾は「オリンピックを目標にしていた人たちの、その後の話です。これからどう生きようかとか、何に向かって走ればいいかわからないと思っているような人たちに向けて、何度でも立ち上がることを思い起こさせる作品になればいいなと思っています」。初めて劇団鹿殺しの公演に参加する椎名。今回、出演を依頼した理由は「去年、僕が脚本・演出を手掛けた舞台でご一緒したときに“なんでもできる、演技がうまい”という印象で。鯛造がもっとのたうち回るような、心に溜めているものを出すようなお芝居を見てみたいと思いました。だから今回は彼に“こんなはずじゃなかった!”とか言わせたい(笑)」。それを聞いた椎名は「それは僕も見たことのない僕です(笑)。そういうふうに悩めたら、それはそれで楽しそう。鹿殺しさんの公演には初めて参加するので、郷に入っては郷に従えではないけど、劇団員の一員のような感じで楽しめたらなと思っています」と嬉しそう。約3年ぶりの新作本公演であることについて丸尾は「この3年、劇団での新しい活動をあまりしていませんでした。僕の中で、劇団で作品をつくることの意味を探していました。見失っていたから。劇団が“売れなきゃ”っていう気持ちが強すぎたんだと思います。でも大前提として、劇団というのは夢を追いかける、共有するものだと気付いた。だから劇団をこれからも守っていきたいし、そのためには、劇団で作品をつくることを“年に1度のご褒美だ”ってくらい楽しめるものにしたい。その結果売れたらいいけど、売れるためにやることじゃないと今は思っています。今は旗揚げの頃のように“やりたい、お芝居をつくりたい”という気持ちです。それが舞台上でどう出るかはわからないけど、とにかくほとばしってるはずです!」椎名が「丸さん(丸尾)と、役者として絡むのも楽しみです。去年、演出を付けてもらったとき、“お芝居も上手い人だ”という印象があるので。演出のチョビさんと一緒にゴールに向かっていけたらと思っています」と意気込む『傷だらけのカバディ』は11月21日(木)から12月1日(日)まで東京・あうるすぽっと、12月5日(木)から8日(日)まで大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川實穗
2019年10月25日小坂涼太郎が客演する、theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』の開幕が迫る。初日を約1週間後に迎えたある日、稽古に臨む小坂に話を聞いた。【チケット情報はこちら】TVドラマ『99.9 刑事専門弁護士』シリーズの脚本などで知られる劇作家の宇田学が作・演出を手がける本作。第二次世界大戦中のイギリス・ロンドン郊外を舞台に、戦争孤児の少女・オリヴィアの視点を通じて、タイトルの和訳でもある“奇妙な一族”の秘密が描かれる。小坂は街でオリヴィアと出会う心優しい一族の青年、ノア・アトウッド役を演じる。近年、演劇『ハイキュー!!』シリーズをはじめ、舞台『刀剣乱舞』や『BRAVE10』など、2.5次元作品への出演が続いた小坂。久しぶりのストレートプレイにあたって「ワクワクしています!」と喜びつつ、「宇田さんや他のキャストとたくさん会話して、ノアとして生きようと思っています」と意気込む。作品の魅力を「予想もつかない展開」と「個性豊かなキャラクター」とする小坂に、ノアをどうやって演じるか尋ねると「常に明るく存在して、感じたままに反応しようと思っています」。宇田から「小坂くんの持っている優しさが、この舞台には必要」と期待されているように、自身の持ち味を生かした自然体の演技が求められている。劇団公演にキャスティングされたのは初めて。作品ごとに集まる公演と比べて「すでに集団としてまとまっている中に入るので、最初のうちは戸惑いがありました」と率直な気持ちを述べる。しかし最近はSNSに稽古場のにぎやかな様子をアップ。「いろいろな人たちと触れ合えてすごく楽しい」と刺激を受けている様子だ。初顔合わせとなる宇田の印象については「役者の気持ちや意向を汲みながら演出してくださる優しい方」とコメント。『探偵が早すぎる』など、過去に彼が手がけたTVドラマを動画配信サービスで“一気見”するほど作品に魅了されている近況を紹介しつつ、「いつか宇田さんのドラマに関われるよう、この作品をがんばっていきたい」と抱負を述べた。theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』は、8月29日(木)から9月1日(日)まで東京・あうるすぽっとにて上演される。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月29日ミルク(MILK)原宿本店の地下1階「ヴィクセン・プロダクツ(VIXEN PRODUCTS)」にて、博覧会「丸尾末広博覧会」が開催される。期間は、2019年7月15日(月)から8月4日(日)まで。「丸尾末広博覧会」は、『少女椿』などで知られる漫画家・丸尾末広をテーマに、ファッション・カフェ・アートを融合させたイベント。丸尾末広の残酷ながら美しい世界を五感で体感することができる。会場では、過去にもコラボレーションした経験のあるミーウィー(MEEWEE)と丸尾末広が再びタッグを組み、アイテムの先行販売や受注受付を行う。先行販売されるのは、丸尾末広の絵をコラージュをプリントしたビックTシャツ。ワンピースとしても着られるオーバーサイズで、男性の着用も可能だ。また、タイツが先行販売されるほか、総柄ワンピースやスウェット、トートバックが受注商品としてラインナップする。併設のカフェスペースでは、丸尾末広の世界観を再現した限定メニュー「MARUO SUEHIRO SAVED ICE SET」が登場。血液を模したベリージュースに、『少女椿』のキャラクター・カナブンの目玉を表現したゼリーが入った血液ドリンク、汁が出るジュースカプセルや目玉ゼリーをトッピングしたかき氷などがセットになっている。アートでは、映画『少女椿』の美術を担当した佐々木健一によるインスタレーション作品を公開。その他、丸尾末広のジークレー作品の展示販売も実施される。【詳細】「丸尾末広博覧会」開催期間:2019年7月15日(月)~8月4日(日)営業時間:12:00~19:00(L.O. 18:30)会場:ヴィクセン・プロダクツ住所:東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY ビルB1TEL:03-6419-7798■ミーウィー×丸尾末広 限定アイテムTシャツ 8,860円+税Tシャツ総柄 13,600円+税ワンピース2種 36,800円+税※先行販売:Tシャツ、タイツ※受注受付:ワンピース、スウェット、スカート、トートバック■カフェメニューマルオ スエヒロ シェイブ アイスセット 1800円+税
2019年07月20日かわいいルックスから繰り出される毒舌トークが世間をざわつかせている、東京ヤクルトスワローズの球団マスコット、つば九郎。なんと今年デビュー25周年、TVやイベントにも引っ張りだこの人気者が、ついに、ドラマ『つばめ刑事』で俳優デビュー!!神宮球場の治安をぱとろ~る。あのつば九郎がドラマに主演!?本誌初登場のつば九郎さん、ずばり本作の見どころは?「へんしゅうで どれだけ ごまかせているか」何をごまかしているのだろう。まぁ、いろんな事情がありそうだ。つば九郎が演じるのは、神宮球場の治安を守る「鳥小屋署」の刑事。球団マスコットをクビになってしょんぼりしていたところを署長にスカウトされ、持ち前のテキトーさでなぜか事件を解決していくというストーリー。監督、脚本、共演には人気劇団・ヨーロッパ企画の面々。また、スワローズファンのタレント、磯野貴理子らも出演する。デビュー作でいきなり主演をつとめたつば九郎が演技の参考にしたのは、「ざとういち あぶでか きんぱちせんせい」劇中に『あぶない刑事』ネタはたびたび出てくるけど、金八先生…?(ここでしきりに武田鉄矢さんのモノマネジェスチャーをするつば九郎)主演として苦労したことは?「こうかいまでの ふしょうじをしない がまん」配信スタートまでは大好きなる~び~(ビール)も控えていたそう。本当に不祥事を起こしたらドラマさながらに球団をクビになってしまうのではと心配だ。もし映画やドラマへの出演オファーが殺到したら、本格的に俳優に転身もある?「2とうりゅうします」やっぱりマスコットはやめたくないみたい。そんな愛するスワローズのチームメイトで、本誌グラビアに登場させたい“いいカラダ”の持ち主といえば?「ゆうへいくん きんにくおたく」(※雄平選手。背番号41に注目!)残念ながらマッチョな雄平選手は出ていないけれど、チームの中心、山田哲人選手や仲良しのドアラ(中日ドラゴンズ)も本人役でゲスト出演。プロ野球ファンはもちろん、野球を見たことがない人も、本作を見ればつば九郎に会いに、神宮に行きたくなるはず!『つばめ刑事』監督/諏訪雅、たかせしゅうほう出演/つば九郎、石田剛太、土佐和成、工藤綾乃、宮崎秋人、梅垣義明、磯野貴理子ほか全12話ひかりTV 、dTVチャンネルにて配信中。DVDは9月発売。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2019年06月25日●1部昇格は「実感が湧かなかった」4月からニッポン放送『オールナイトニッポン』の金曜パーソナリティを務める、お笑いコンビ・三四郎。三四郎は2015年から長く『オールナイトニッポン0 (ZERO)』パーソナリティを担当しており、念願の1部昇格となった。三四郎の小宮浩信と相田周二は、1部昇格を伝えられた際、「実感が湧かなかった」と明かす。裏番組であるバナナマンや、これまで印象的だった放送回、リスナーへの思いなどについて語った。○■「ずっと2部で最長記録を更新し続けても」――ここまでの1部(『オールナイトニッポン』)での放送を振り返ってみて、いかがでしょうか。小宮:次の日は営業などの仕事があるので、早く終わるのがありがたいですね。相田:そうですね。家に帰っても4時ぐらいなので、本当にうれしいです。今まではニッポン放送などで仮眠してから、そのまま営業の仕事に行ったりしていたので。――放送では、「1部だとタクシーチケットが出る」とも喜んでいましたね。相田:ただ、聞くところによると、今年度から2部(『オールナイトニッポン0 (ZERO)』)もタクシーチケットが出ることになったらしいです。どうなってるんすかね(笑)。「えー!」って思って。さんざん僕らがブーブー言ったから改善されたんですかね。――2015年春から『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』がスタートし、4年ほど続きました。ここまで2部での放送が続いたのは異例のことです。小宮:ずっと2部でやっていくんだろうなという感じはありました。習慣になってしまっていて、そのままなのかなって。相田:確かに1部に上がれるとは思わなかったです。1部はラインナップも強いですし、枠が空かないと入れないですから。それならそれで、ずっと2部で最長記録を更新し続けても、別にいいかなと思っていました。――そんななか、1部昇格を聞いたときの感想をお聞かせください。小宮:僕としては実感はなかったです。でも(1部の)初回の放送で「ビタースイートサンバ」が流れたり、ファンの方が出待ちで「1部おめでとうございます」と言ってくれたりして、だんだん実感が湧きましたね。相田:僕もあんまり実感が湧かなかったんですけど、初回の時に、金曜『オールナイトニッポン0(ZERO)』担当の霜降り(明星)や『オールナイトニッポンGOLD』を担当した日向坂46の子たちがあいさつに来てくれて、1部だと皆さんからあいさつされるのかと思いました(笑)。あとは、1部になると放送の中で提供読みがあるのですが、絶対に間違えてはいけないので緊張しますね。○■アルピーに「聞けるような雰囲気じゃない(笑)」――2部から1部への昇格はアルコ&ピースさん以来です。しかしアルピーさんは1年で2部へと降格したこともあり、お2人は会見で「アルピー路線は避けたい」と話していました(笑)。小宮:そうですね。アルピーさんみたいな流れは嫌ですね(笑)。ずっと2部だったら諦めもつくでしょうけど、1部に上がって甘い蜜を吸っちゃうと、やっぱり「1部の方がいいな」と思っちゃうので。相田:降格は避けたいよね。そのために4年間も2部をやってきたわけですから。――その後、アルピーさんとこの件について、話されたりしましたか。小宮:1部昇格が決まってからちょくちょく会いましたが、聞けるような雰囲気じゃない(笑)。相田:向こうも聞いてこないしね。ちょうど明日、酒井(健太)と飲むので聞いてきますよ(笑)。――裏番組がバナナマンさん(『バナナマンのバナナムーンGOLD』)であることについてはいかがですか。小宮:最初は意識してなかったんですけど、ファンの人に「バナナマンに勝ってください」とか言われたり、ヤマケンの最終回(『山下健二郎のオールナイトニッポン』)に出たときに「バナナマンさんは強いよ」って言われて、だんだん意識し始めていますね。相田:強すぎて、あんまり勝負というか、そういう感じにはならないですね。年齢も近かったら、意識するとは思うんですけど、あんまり「勝ってやるぞ」というバチバチな感じではないです。ただ、バナナさんはお忙しいので、録音放送の時があれば、そこが僕らのチャンスですね(笑)。――2部時代のゲストは、あばれる君やなかやまきんに君などユニークな方も多かった印象です。1部昇格後はどんな方をゲストに呼びたいですか。小宮:今後はもっとテレビで活躍している人を呼びたいですね(笑)。相田:やっぱりバナナさんが強いので、ゲストにも頼っていきたいです。小宮:あとは芸人さん以外も積極的にゲストに呼んで、話してみたいですね。●印象深い放送回を語る「賛否両論で…」――2部時代も含めて、これまでの放送で印象深い放送回を教えてください。小宮:やっぱり2部の初回放送ですかね。かなり緊張しましたし。あとは相田の家から放送した回ですね。相田:エミネムの曲をかけながら餃子を作った回ですね。小宮:なかやまきんに君の放送回は賛否両論で印象深いです。おかずクラブが出た放送は否だけだったんですが(笑)。相田:確かに黒歴史だね。あと、僕の「本当の兄を探せ!!」という企画は、「あなたは私のお兄ちゃんですか」って街中で聞くというサイコな企画で、記憶に残っていますね。巣鴨でおじいちゃんに聞いたら、「はい、そうです」って言われて、こっちもこっちで戸惑うという(笑)。○■相田、飯島直子に感謝「逆に心配していただいた」――今までの放送で、特に面白かったという相方さんのトークはありますか。小宮:相田が母親と確定申告に行く話ですね。あとは飯島直子さんと寿司屋で飲んで、次の日、広島でやっているレギュラー番組『Dear.ボス』(広島テレビ)のロケに遅刻した話かな。その話をしたら、事務所の人が「飯島直子さんのせいにするな」と怒ってました(笑)。相田:すみませんでした。その後、飯島さんの連絡先を知らなかったので、そのお寿司屋さんの大将に「飯島さんに謝っておいてください」と伝えました。飯島さんも怒っていたらどうしようと思ったんですが、次にお会いしたときに「大丈夫だった?」と逆に心配していただき、うれしかったです。僕は小宮の体弱い系が好きですね。虫歯が気になるとか、体がどっかしら痛くなって病院に行くというのは、小宮らしいなと。仕事以外の話は、僕の知らないことなので好きですね。――ラジオがスタートしたことで、何かし始めたことはありますか。小宮:ラジオが始まる前は、日常で起きたエピソードに対して、「じゃあこれ覚えておこう。どうやって話そうかな」ということはありませんでした。でも、ラジオが始まってからは、何か起きたらメモするとか、面白いことに意識的に飛び込むようになりましたね。あとは他の人のラジオを聴くようになりました。オードリーさんや佐久間(宣行)さん、山里(亮太)さんなどのラジオを聴いています。○■「なにが起こるか分からない放送にしたい」――先日、佐久間さんにインタビューした際、三四郎さんのラジオについて「神回も多いが、クソ回も多い」と話していました(笑)。相田:でも、あの人も数回しかやっていないですから。クソ回だったときに集中攻撃してやりますよ(笑)。めちゃくちゃに言ってやります。小宮:僕らやおぎやはぎさん、オードリーさんといった東京の芸人さんのラジオは、あまりボケとツッコミが分かれていないと思います。そちらの方が、個人的には聴いていてワクワクするので、そっちを目指したいなと。時には上手くいかない回もあるでしょうが、予定調和ではない方が面白いと思うので、なにが起こるか分からない放送にしたいですね。だから、なかやまきんに君さんを2回もゲストで呼んでいますし(笑)。――番組を聴き続けてきた、リスナーへの思いをお聞かせください。小宮:街中で「テレビ見ました」と言われるのもありがたいですが、「ラジオ聴いてます」「ラジオの小宮さんが好きです」と言われる方がよりうれしいですね。リスナーは僕らの本質を見てくれている感じがしますから、信頼しています。相田:街で「相田さんですよね」と言ってくれるのは、確実にリスナーです。やっぱり濃いですよね。リスナーは僕らのことをちゃんと好きでいてくれて、2人の素の部分が好きという人が多いと思います。地方に行った時も、「ラジオ聴いてます」と言ってくれる人が多くてありがたいですし、1部に上がることでさらに増えたら良いですね。――それでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。小宮:時間帯が早くなり、シンプルにテンションが高くなりますので、面白い放送を届けられるかなと(笑)。2部からのファンに「1部に上がって面白くなくなったな」と言われないように、それでいて新規の方々にも聞いていただける放送にしたいです。自分が聴いて、自分が笑えるラジオにしたいですね。相田:2部のときとあまり変わんない方がいいと思いますし、変えるつもりもありません。コーナーで下ネタが多いので、怒られないかこの先、不安ですが(笑)。もし怒られてもへこたれずに、2部の内容のまま、1部に持っていけたらと思います。■三四郎ツッコミ・小宮浩信、ボケ・相田周二によるコンビ。『THE MANZAI2014』(認定漫才師50組)、『漫才新人大賞』(2013年決勝進出)、『M-1グランプリ』(2016年~2018年準決勝進出)など。コンビとしてテレビ東京『青春高校3年C組』水曜日に出演中。
2019年04月19日劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が脚本・演出を手掛ける舞台「山犬」が5年ぶりに上演される。本作に出演するAKB48 Team 8京都府代表/Team Bの太田奈緒と丸尾に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、人間の極限状態と純愛を描く“監禁劇”で初演は2006年。今回はメインキャストを男女逆転させた新バージョンとなり、メインを岩立沙穂(AKB48 TeamB)、太田奈緒(Team 8京都府代表/Team B)、谷口めぐ(AKB48 TeamB)が演じる。丸尾は「今回は彼女たちが等身大で演じられる設定に変えました。歌も入れたいと思っています。3人とは舞台版「マジムリ学園」(2018年/丸尾は脚本・演出を担当)を一緒に作った間柄で、役も当て書きです」ストーリーについて「ちょっとしたことの積み重なりで人が変わっていく様がすごく怖かった」と感想を語るのは太田。本作では、内気で歌と料理が好きな元コーラス部・山本雲雀を演じる。「すごく感情の高低差がある役柄なので、最初は“大丈夫かな?”と不安に思いました。だけど今まで演じたことのない役柄ですし、今回で自分の殻皮を破れたらと思っています」と楽しみにしているそう。丸尾も「奈緒が演じるうえで1番苦労するのは狂気じみたところなんじゃないかなと思います。僕の中で奈緒には、負けん気や人を蹴落とすようなイメージがないんですよ。だからこそ役ではそういうことをやってもらいたい。奈緒の汚いところが出ればなと思います(笑)」と期待する。これまで5作の舞台を経験し、そのうちの4作が昨年に集中している太田。その理由を、「将来的に女優の道を考えたがまずは実際にやってみて、自分がどう感じるか、向いているのかどうかを知ったほうがいいと思って。それで“舞台に出たい”と口に出すようにしたら、すごく充実した1年になりました」と明かす。その日々を経て「やっぱり楽しかった。難しいなと思うこともたくさんありますが、これからもやっていきたいです」と目を輝かせた。そんな1年で出会った丸尾の印象は「ひとりひとりと向き合ってくれる方で、それがすごく嬉しかった。今回もまた勉強になるんだろうなと思っています」。逆に丸尾から見た太田の印象は「女優としての偏差値が高い。何色にでも染まれるし素質があると思います」ホラーとも言われる作品だが、丸尾は「この作品をホラーにしたい気持ちはない」と語る。「作品のテーマは“僕たちは人殺しをしたことないですか?”ということ。“間接的にでももしかしたら人を殺しちゃってるんじゃないですか?”って。そういうことに気付いて、少しでも愛が大きくなった状態で劇場を出てもらえるような作品にしたいなと今は思います」舞台「山犬」は2月27日(水)から東京・池袋のサンシャイン劇場、3月6日(水)から大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川美穂
2019年02月19日『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『覆面系ノイズ』の三木康一郎監督作『“隠れビッチ”やってました。』が公開決定。映画初主演となる佐久間由衣を迎えたほか、村上虹郎、大後寿々花、森山未來と異色のキャストが揃った。異性からモテ続けることで「認められたい欲求」を満たしてきた主人公・ひろみ。自分が傷つかずに、相手の気持ちだけを弄びながら、恋愛の美味しい所だけを楽しみ、体の関係は断る―というゲームのようなやり口に、ひろみのシェアハウス仲間であるバイセクシャルの晃と恋愛に失敗してばかりの彩は驚いていた。服の露出は少な目、鎖骨がちらりとのぞく透け感のあるワンピースが戦闘服。どこにでもいる女性に見えるのに、計算しつくした仕草と会話で、男性を落とすハンターぶりから、彩は「あんたは“隠れビッチ”ね!」と名付ける。そんなある日、同じ職場に気になる相手が現れ、ひろみは初めて自分の本音と向き合う――。原作は、あらいぴろよによる一見すると清純派の女性だけど、男性にチヤホヤされたい欲望の強いビッチ女だった実話のコミックエッセイ。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添う作品となっている。主人公・ひろみを演じるのは、「トランジットガールズ」『あの日のオルガン』に出演、本作が映画初主演となる佐久間由衣。「主人公・ひろみは、色々な戦略で男性を翻弄する役柄ですが、演じる時には、愛したい。でも愛し方がわからない主人公の寂しさやコンプレックス、彼女の感情の深い心の穴である部分を理解しようと精一杯努めました」と演じた感想を語り、「原作者であり、主人公のモデルにもなった、あらいぴろよさんの話も参考にさせて頂きながら、全てのシーンを大切にそして思い切り演じさせて頂きました。私にとって既にとても大切な作品です」とコメント。またひろみとシェアハウスをするバイセクシャルの晃と駄目な恋愛を繰り返す彩役には、「この世界の片隅に」『銃』の村上虹郎と、連続テレビ小説「わろてんか」の大後寿々花。そして、主人公を見守る男性・三沢役は、現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演する森山未來に決定した。村上さんは「僕は、主人公・ひろみとその友人・彩とシェアハウスをしている、バイセクシャルの晃役なのですが、みんなの食事の支度から、駄目な恋愛を繰り返す女子2人の心のケアまでお世話する、“お母さん”みたいな役割を楽しんで演じました」と役どころについて触れ、大後さんも「彩は、外向きは仕事もプライベートも充実しているように見えて、実は自分に自信がなくて、気になる相手には嫌われないために体を許してしまうような恋愛を繰り返してしまう女性」と役について語り、「佐久間さんや村上さんとは初共演でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影を終える事ができました」と撮影について明かした。一方、森山さんは「これは“もし佐久間由衣ちゃんがナチュラルに隠れビッチをやっていたとしたら誰も太刀打ちできないでしょ”、という映画です」と映画について語り、「僕も彼女に打ち砕かれた死屍累々の一人です」とコメントしている。『“隠れビッチ”やってました。』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:“隠れビッチ”やってました。 2019年、全国にて公開予定©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社
2019年01月29日お笑いコンビ・三四郎が、31日深夜(25:00~)に『三四郎のオールナイトニッポン2019新春初笑いスペシャル』のパーソナリティを務めることが決定した。三四郎が『オールナイトニッポン』の新春お笑い特番を担当するのは今回で3年連続となる。各芸能事務所一押しの芸人やアーティストが、『オールナイトニッポン』の次世代パーソナリティの座をかけて、熱いパフォーマンスを繰り広げていく。ゲストにはラブレターズが登場し、マシンガンズとウエストランド井口が、元旦の深夜の街中に飛び出し、中継を行う。スタジオでは、お笑い芸人のバッドナイス常田、マジカルラブリー、かが屋、宮下草薙、犬カブトムシ、歌手のにゃんぞぬデシ、男女ボーカルユニット・まるりとりゅうがが、パーソナリティ適性をアピール。番組を一番盛り上げた出演者には、『オールナイトニッポン0(ZERO)』を単独で担当する権利を与えられる。このほか、参加したリスナーにプレゼントが当たる『オールナイトニッポン』に関するクイズ企画も実施する。
2018年12月22日今回ご紹介するのはこれ!どん!スープカレーで有名な札幌の名店『木多郎』さんの『札幌スープカリー 木多郎』のチキンカレーです!■圧倒的なチキンのボリュームが胃袋を襲う!チキンカレー、よくあります!レトルトカレーでも何個食べてきたことか。しかし過去、これほどまでチキンの量が多かったカレーがあっただろうか!?いや、ないでしょう。(※ 個人の感想です)しかも、ごっつりニンジン入り。こんなに大きいニンジンが入ったレトルトカレーが他にあっただろうか!?いや、こちらもないでしょうねえ……。(※ 個人の感想)さあ、具材の見た目ががっちり心をつかんでくれました。肝心の味のほうはどうでしょうか……?■スッと染み渡るスープカレーするると飲める!本当にスープみたいな食感ですね!ただ、某レビューサイトで実店舗の木多郎さん対するコメントを見る限り、もう少し脂分が多く、とろみがあるスープらしいので、レトルト用にアレンジされているのかもしれませんね。さて、総評です。■総評味★★★★☆具材たっぷりで満足感があります。スープカレーなので、ご飯と一緒に食べるとリゾットぽくなり、味が染み込んでおいしいです。辛さ★☆☆☆☆まったくと言っていいほど辛さはないです。ココナッツミルクやはちみつも含まれているので、すごくマイルドでどなたでも美味しく食べられるはず!ニンジンの大きさ★★★★★こんなに大きいニンジンがカレーのなかに入っていることを見たことがありません。むしろこのサイズのニンジンが、カットされずに料理にはいっているのを見たことがありません。このサイズのニンジンに火を通し、美味しく食べられるようにするまで、レトルトカレー工場の人はどれくらいの試行錯誤をおこなったのか……その苦労を思うだけで、あと3杯は食べられますね。製造元のタンゼンテクニカルプロダクトさんは、地元北海道でスープやたれ造りを手掛けられているようです。スープの具材の煮込み方などにも、並外れたこだわりがあるのではないでしょうか!いつかは札幌のお店で本場の味を食べてみたいですね~。札幌スープカリー、いい響きだ。【参考】※ 木多郎※ タンゼンテクニカルプロダクト【筆者略歴】ビビり
2018年12月20日