朝晩めっきり冷え込んで「冬」の気配を感じられるようになると、心配になるのが、子どもの感染症。冬の感染症といえば、インフルエンザが真っ先に思い浮かびますね。子どもが通う保育園や幼稚園、学校のクラスではやっていると聞いた暁には「どうか、かかりませんように」「今、休まれると仕事が…!」などと気が気でない日々を過ごすママも多いはず。今年のインフルエンザはどうなるの? 症状や対策は? くわしく解説していきましょう。■インフルエンザ2018「すでに学級閉鎖も」厚生労働省は10月12日、10月1日から7日の1週間のインフルエンザ報告数を発表しました。全国で848人(昨年同期1047人)、定点あたり0.17人(昨年同期0.21人)と、いずれも昨年よりはやや少ないようです。しかし、都道府県別にみると、沖縄県では2.79人となっており、9月10日の週から1.33人とすでに流行開始の目安となる1.00人を上回っている状態が続いています。9月に茨城県や東京都、福岡県などでインフルエンザによる学級閉鎖が報道され、驚いたママもいるでしょう。その後も全国的に学級閉鎖になる施設はじわりと広がっており、東京都では9月に入ってからすでに累計で13、大阪府では15にのぼっています。10月7日までの1週間では、全国で18の施設が学年閉鎖や学級閉鎖になりました。全国的に流行しているとはいえませんが、自分が住んでいる近くの施設ではやっている場合は、特に注意が必要といえそうです。流行シーズンはまだ先…と油断しているママも、気をつけておきたいですね。■インフルエンザ「どんな症状? どうやってうつるの?」【症状】急激に発病し、爆発的なスピードで感染が広がります。寒けや頭痛、高熱(39~40℃)により発病します。頭痛とともにせきや鼻水から始まる場合もあります。高熱が数日から1週間近く続きます。全身に倦怠感や筋肉痛がみられたり、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛を引き起こす場合もあります。A型やB型などウイルスによっても症状が異なります。合併症として、脳炎、脳症、中耳炎などがあり、乳幼児は重症化しやすいので注意。けいれんや意識障害を引き起こし、後遺症が残るケースもあります。また、異常行動があらわれることがあり、子どもが大きくなってからも見守りが必要といえます。【潜伏期間と感染期間】潜伏期間は1~4日、平均して2日です。感染期間は発病する1日前から3日目がピークで、7日目頃まで。低年齢児は感染が長引く傾向にあります。【感染経路】せきやくしゃみなどのしぶきによる飛まつによって感染します。接触感染もあります。毎年12月頃から翌年3月頃にかけて流行します。A型は大流行しやすいですが、B型は局地的な流行で終わることが多いとされています。■インフルエンザ「今年のワクチンは? 予防接種はいつがいい?」昨年はワクチン不足が騒がれ、「予防接種を受けたいのにワクチンがなくて受けられない!」と小児科をかけ回ったママもいるのでは? 今年は大丈夫でしょうか?厚生労働省によると、今年は例年並みのワクチン供給量を確保しているようです。今年は「ワクチンが足りない!」ということはなさそうなので、ひと安心ですね。【予防方法】飛まつ感染を防ぐためには、手洗いやうがいが効果的です。生後6カ月以降なら赤ちゃんでも任意接種で受けることができます。子どもは2回接種。10月から12月に2~4週間の間をあけて2回受けるのがいいでしょう。予防接種をしても、インフルエンザにかかる可能性はありますが、重症化することを防げます。小さな子どもがいる家庭では、家族全員で予防接種を受けるようにするといいでしょう。万が一、インフルエンザがはやっている時期に熱やせきなどの症状がある場合は、無理せずに安静にするようにし、全身症状が悪い場合は病院を受診します。外出を控え、必要に応じてマスクを着けましょう。【登校(登園)基準】学校保健安全法では、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで。 幼児においては、発症した後 5 日を経過し、かつ解熱した後 3 日を経過するまでが、出席停止の目安とされています。抗インフルエンザ薬を使用して早く熱が下がった場合でも、発症してから5日は欠席が望ましいでしょう。保育園や幼稚園、学校によりますが、登校(登園)許可書の提出を求められる場合が多いようです。これからの流行シーズンに備えて、早めに予防接種をしておくのが良さそうですね。予防接種の枠がすぐに埋まってしまう小児科もあるので、予約は早めにしておくといいでしょう。参考サイト: ・厚生労働省「インフルエンザの発生状況について」 ・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」
2018年10月21日今年は日本でもインフルエンザが大流行しています。ピークと言われた1月末には患者数が283万人に達したとの発表もありました。インフルエンザや風邪対策にも効果があると言われるのが湿度を高くすること。そこで、パパママ世代の家に加湿器があるかを調査しました。Q.ご家庭に加湿器、ありますか?1.ある 72.4%2.ない(欲しいと思う) 14.9%3.ない(欲しいとは思わない) 12.7%72.4%の人が加湿器を持っているという結果になりました。風邪対策だけでなく、室温を暖かくするためにも加湿器は有効なため、寒波が続く今年は大活躍しているようです。■加湿器を使って湿度50%を目指してます加湿器を愛用している人は、ウィルスが活発化しないように湿度が50%になるように使っています。風邪対策だけでなく、お肌などのことを考えても加湿は必要のようです。「冬から春にかけてフル稼働で働いています。40代になると、湿度計を見なくてもお肌が乾燥を教えくれます!」(神奈川県 40代女性)「リビングに2台、寝室に1台置いています。加湿器がないとリビングは湿度が20%くらいになっちゃう。加湿器2台置いても40%くらいです。空気の乾燥は風邪のもと。小学生の子どもはどこからか菌をもらってくるで、これくらいは」(北海道 40代男性)「リビングに2台あり、毎日フル稼働です。それでもこの時期はなかなか50%いきません。乾燥すると子どもがすぐ喉をやられるため、神経質なくらい気になります。ウィルスも活発化するし」(千葉県 30代女性)「乾燥する季節は加湿器が手放せません。湿度が50%を切るとインフルエンザウィルスが活発になり増えるそうなので、常に気をつけてます。毎年のように子どもたちが、高校受験、大学受験、就職活動と続くので。とにかく手洗いと加湿は大切です」(神奈川県 40代女性)■居住環境や生活習慣によっては加湿器がいらない人も機密性の高いマンションなどでは乾燥しますが、住宅環境によっては加湿器を使うことで、結露やカビが気になってしまうこともあります。また、濡れタオルを干すなどで対応している人もいました。「喘息持ちなので加湿器を使っていましたが、お医者さんに相談したら、加湿器よりも濡れたタオルを干した方がいいって言われたのでそうしてます」(神奈川県 50代女性)「アパートなのでカビが心配」(鳥取県 30代男性)「加湿器を使うと窓にカビが…。特に寝室で使うと布団は大丈夫かな〜って心配になります」(岩手県 40代女性)「加湿しなくても平気。部屋干ししているから乾燥しない」(愛知県 30代女性)■これでOK! 加湿器がなくても湿度をキープ濡れたタオルを干すのはよく聞きますが、ほかにも湿度をあげる方法を実践している人がいました。コップに水を入れておくだけでも、蒸発して湿度アップに効果があるそうです。「ありません。手入れをちゃんとしないと菌をばらまくことになり逆効果なので、リビングはストーブの上のやかんで加湿しています。寝室は小瓶に水を入れ、スポンジ風のクッキングペーパーを筒状に丸めて差し込み、水を蒸発させます。水が減ったらペーパーごと換えます」(千葉県 50代女性)Q.ご家庭に加湿器、ありますか?アンケート回答数:4992件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年02月09日2月といえば、節分やバレンタイン、というイメージがありますが、見方を変えると、風邪やインフルエンザが猛威を振るっているうえに、花粉症の人は外に出たくなくなる時期。人によっては、非常に過ごしにくい季節ではないでしょうか。くしゃみや鼻水に悩まされる方ほどではないですが、私も花粉のせいで顔がかゆくなるアレルギー体質なため、対策は必須です。症状がひどいときは薬をもらって飲むこともありますが、アレルギーの薬って、どうしてあんなに眠くなるんでしょう……。そのわりには、体質に合わないのか、気休め程度にしか効果が感じられないものも少なからずあって、単に眠くなるだけ、という残念な事態に陥ることも。「ずっと薬を飲み続けるのもどうなんだろう……?」という気持ちと、「効き目がさほど変わらないなら、副作用がなく体にいいものを」という思いから、日常生活にハーブを取り入れています。そこで今回は、この季節におすすめのハーブをいくつかご紹介します。■ネトル花粉症やアトピーなどのアレルギー症状に効果的なのが、ネトルというハーブ。体質改善の効果があるハーブのなかでも、特に信頼されていて、ヨーロッパでは、冬の終わりから体質改善のためにネトルのハーブティーなどを摂って、春先のアレルギーの予防をするという春季療法に使われています。浄血と造血のために使われるハーブでもあり、血液の汚れを浄化して体質改善を進めると同時に、貧血の予防という効果もあります。花粉症だけでなく、蕁麻疹や春先のニキビの予防もできるため、私も一時期、蕁麻疹がよく出ていたときに飲んでいました。ただ、ネトル単体のハーブティーはあまりおいしいとは言えないので、他のハーブとブレンドされているハーブティーを選んだ方がいいかもしれません。■エルダーフラワーエルダーフラワーは、抗アレルギー作用があり、風邪やインフルエンザの初期症状、花粉症のときに使われるハーブです。とくに、せきや鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどのカタル症状を鎮める効果があり、欧米では「インフルエンザの特効薬」と呼ばれています。ヨーロッパでは、ハーブをシロップに漬け込んで作る「コーディアル」という濃縮ドリンクとしてよく使われているそうです。私のサロンでも、施術後にエルダーフラワーに限らず、さまざまなハーブコーディアルをお出ししていて、どれもおいしいと好評です。砂糖やアガベシロップに漬け込んでいるため、味も甘くてジュースのようで、それでいてジュースよりも健康的に飲むことができます。お水やお湯、炭酸水で割るだけという手軽さなので、ハーブティー以上に飲みやすく、自宅用や会社用として購入される方もいらっしゃいます。■エキナセア北アメリカのインディオの秘薬と言われているのが、エキナセアというハーブです。エキナセアには、免疫力を高める効果や、ウイルスに対する効果があるため、風邪やインフルエンザなど、感染症の予防に使われます。また、免疫力を高める効果から、花粉症にも効果的です。ハーブのような自然療法は、細菌やウイルスを退治するためではなく、自分の体の免疫力を上げて予防をするために摂取するもの。そういう意味でも、免疫力を高めてくれるエキナセアは、風邪やインフルエンザ対策にぴったりだと思います。ただし、どのハーブにも共通して言えることですが、自分の体の自然治癒力を上げるという目的であるがゆえに、薬のように飲むとすぐに効果が出るというものではありません。無理に自然療法だけでなんとかしようとするのではなく、自分の体の状態を見つつ、必要に応じて薬も取り入れていくことをおすすめします。■おまけ鼻のトラブルに効くツボここまでハーブという西洋の自然療法についてご紹介してきました。おまけとして、東洋医学の視点からの、鼻のトラブル解消のセルフケア法にも少しふれておきます。小鼻のすぐわきにある「迎香(げいこう)」というツボ。このツボは、鼻水や鼻づまりなど、鼻のトラブルに効果的です。また、ニキビ、たるみ、ほうれい線などにもアプローチでき、美肌効果も期待できるツボです。わりと痛みを感じやすい場所なので、無理はせず、痛気持ちいいくらいの強さで、心地良い程度の回数押してください。あまり強く押しすぎると、痛みが出やすいだけでなく、肌の弾力がなくなってきたアラフォー女性の場合、その部分だけ肌がへこんでしまうので(そして元に戻りにくいです)、気をつけましょう。場所がわからないという方は、ほうれい線の出発点を押してください。残念ですが、ここがわかりやすい目印になります。サロンにいらした風邪気味のお客様が、このツボに鍼を打った瞬間、「鼻が通った」とおっしゃるほど、人によっては効果を感じやすいツボです。鼻水、鼻づまりが気になるときに、ぜひ試してみてください。
2018年02月06日1月、2月は、インフルエンザが流行する季節です。「産経ニュース」によると、今年はA型とB型が同時に流行しているとのこと。また、インフルエンザの症状といえば高熱のイメージがありますが、36℃台でインフルエンザの診断をされたなんて話も…。インフルエンザ患者数が過去最多国立感染症研究所によると、今月21日までの一週間に全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は推計で283万人。前週よりも112万人も増えたそう。1医療機関当たりで換算すると51.93人となり、国が統計を始めた平成11年以降で、平成17年3月の50.07人を超え、最多。北海道、秋田県、石川県を除く44都府県で警報レベルに達していて、猛威を振るっています。インフルエンザ対策、どんなことしてる?そんな状況のため、日ごろからマスクをしたり、除菌アルコールを持ち歩いたり、手洗い・うがいを徹底したり、特に子育てをしているママは、家族の心配もしなければいけず、なおさら力を入れて対策しているのではないでしょうか。では、世の中の人たちがインフルエンザの対策として行っていることは?ボイスノートが1月24日に発表した「インフルエンザに関するアンケート」(N=1695)によると、結果は以下の通り。Q.インフルエンザ対策として行っていることをすべて選んでください(対象:インフルエンザ対策を行っている方766人、複数回答)1位:手洗い…74.5%2位:うがい…66.8%3位:マスク…50.0%4位:予防接種…42.8%まず、インフルエンザ対策をしている人が1695人中766人ということにも驚きですが…。1位は、「手洗い」で約75%。「うがい」は手洗いとセットかと思いましたが、若干数値は下がるようです。インフルエンザ対策として「マスク」をする人はちょうど半分。街を歩けばマスク姿の人をたくさん見かけるので、もっと多い予想でしたが、意外とそうでもない…?また、「予防接種」をしたという人もそこまで多くはなく、42.8%。たしかに、予防接種を受けたからといって完全に防げるわけではありません。しかし、「念には念を!」ですよ。これらのほかに、「むやみに出歩かない」というのも対策のひとつ。今年は特に、注意をして過ごしたほうがよさそうです。(文・山手チカコ/考務店)
2018年01月30日肌のうるおいのためにも、家族の風邪・インフルエンザ予防のためにも、冬場の乾燥には気をつけたいですよね。室内の乾燥対策の定番は加湿器ですが、中には「子どもが加湿器を倒しそうで使えない」などの声も。実は、加湿器を使わずに、部屋の湿度を上げる簡単な方法があります。特に、赤ちゃんや小さい子がいる家庭が取り入れやすい安全安心な加湿の裏技をご紹介しましょう。■加湿の裏技その1:寝室におすすめ「塗れタオル干しっぱなし作戦」夜寝るときの乾燥が気になっても、朝まで加湿器をつけっぱなしというわけにはいきませんよね。そんな時におすすめなのが、塗れたタオルを部屋に干しておく方法。タオルを水で濡らし水滴が落ちない程度に絞ったら、ハンガーにかけて干しておきましょう。「いちいちタオルを濡らすのが面倒」という場合は、入浴後、使ったバスタオルを部屋に干しておくだけでも効果的です。この加湿法は、乾燥が気になるホテルの部屋などでも有効ですよ。■加湿の裏技その2:加湿と掃除の一石二鳥「フローリング床を水拭き作戦」部屋の床がフローリングなら、かたく絞った雑巾で水拭きすると、室内の加湿に役立ちます。気になるホコリもきれいになって一石二鳥ですね。ただし、フローリングの材質によっては水拭きNGなものもあるので事前に確認を。その場合は床ではなく、窓やテーブルを水拭きするようにしてみましょう。 ■加湿の裏技その3:大きな葉ほど効果的?「観葉植物で湿度アップ作戦」お部屋のインテリアとして気持ちをいやしてくれる、鉢植えの観葉植物。実は、観葉植物を室内に置いておくだけでも、加湿効果があるのだそう。植物には「蒸散作用」という働きがあり、水分を根から吸い、葉から蒸発させています。そのため、加湿効果を狙うなら葉の大きい植物を選ぶとよさそうですね。毎日同じくらいの時間帯に葉に霧吹きで水をかけると、さらに加湿効果がアップします。■加湿の裏技その4:高い場所でも使いやすい「ペットボトル加湿器作戦」「加湿器を床に置くと子どもが倒してしまいそう」というママにも使いやすいのが、ペットボトル式の加湿器です。水を入れたペットボトルに取り付けて使用するため、子どもの手が届かない棚の上など、高い場所でも使いやすいのがポイント。電源はコンセントやUSBタイプもありますが、電池式を選べば置き場所を選びません。加湿力が高いのはスチーム式ですが、加湿器内の水が熱くなるため、子どもが触れるとヤケドの恐れも。心配な場合は超音波式を使うとよいでしょう。■番外編:「それでも、一般的な加湿器」という場合に気を付けたい注意点3つ注意点その1:一般的な床置きの加湿器を使う時、子育て家庭でもっとも気をつけなければいけないのがヤケドです。吹き出し口から熱い蒸気が出るスチーム式加湿器は、赤ちゃんが触れてヤケドをしてしまう危険性が。スチーム式加湿器を用いる際は、子どもが近づくことができないようゲージなどで囲い、使用中は目を離さないように気をつけましょう。注意点その2:加湿器本体に触れなくても、子どもがコンセントに引っかかって加湿器が倒れると、中のお湯が体にかかってヤケドをしてしまうことがあります。設置する時はコードの位置にもしっかり気を配り、地震が起きた時なども考えて、高所に置く場合は倒れないように対策をしておきましょう。注意点その3:できれば、子どもが小さいうちは、熱い蒸気が出ない気化式やハイブリッド式の加湿器を選ぶと安心です。加湿器があっても、すべての部屋に用意するのは難しいケースもありますよね。身近なアイテムを使って手軽に加湿する方法を知っておけば、冬の乾燥予防に大いに役立ちそうです。
2018年01月29日イベントごとも多いこれからの季節、できるだけ元気に過ごしたいもの。そんな時こそ、自分でできる「おうちインフル対策」はいかがですか?わずか15秒でウィルスを撃退する!?有名レストラン「ジョエル・ロブション」のキッチンでも愛用されている「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」は、わずか15秒でインフルエンザやノロウィルスを撃退するというその実力と、スタイリッシュなデザイン性を兼ね備えた除菌用アルコール製剤。除菌アイテムとは思えないようなパッケージだから、お部屋に出したままでも大丈夫。気がついた時にシュッシュっとできて、気軽に除菌ができるのも心強いアイテムです。右から:フレッシュサニタイザースプレーボトル500mlフレッシュサニタイザーシャワーポンプ1000mlフレッシュサニタイザー携帯用30ml薬用泡ハンドソープ400ml ※BOXは非売品です。そんな「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」、フレッシュサニタイザーからハンドソープ、そして詰め替え用まで、様々なラインナップが揃っています。ぜひこの機会に「おうちインフル対策」はじめてみませんか?いろんなシーンで大活躍!ジェームズマーティンを使ってみよう<いつもの手洗いにも>一段と寒くなって空気が乾燥し始めると、インフルエンザや風邪の流行が気になるもの。しっかりした予防のためには、まず基本の手洗いを!手の荒れがちな飲食店スタッフのために開発された手肌に優しいハンドソープで、手の甲、指の間、指先はもちろんのこと、爪や親指、手首も忘れずに洗いましょう。<マスクにもシュッシュッ!>おでかけ前には、マスクをシュシュッと除菌!アルコールの匂いが気にならなくなってから装着すれば、菌を撒き散らさないだけでなく、オフィスや電車の中などウヨウヨしている外部の菌も体内に入りづらくなるそうですよ。<赤ちゃんとお出かけの時も>小さな赤ちゃんとお出掛けする時は、テーブルなどの衛生が気になってしまうもの。そんな時にはフレッシュサニタイザーを出してシュッ!「フレッシュサニタイザー携帯用30ml」なら小さなポーチにも入れられて、持ち運びも便利です。<たくさんの方が使うトイレに>お出かけ先のトイレや、ホームパーティーを行う時の自宅など、たくさんの方が使うトイレほど座面やウォッシュレットの衛生面が気になってしまいませんか?そんな時にもJAMESMARTINがあれば大丈夫。しっかり除菌をしてくれます。ご自宅なら、次の方へのエチケットとして置いておいてもいいですね。スタイリッシュな見た目だから、窓辺に置いておいても気になりません。<これからの季節のホームパーティーにも>人が集まることも多いこれからの季節。おもてなしのご馳走は、美味しく楽しくいただきたいもの。そんな時には、ゲストが来る前にトングやプレート、カトラリーなどをシュッとして除菌ケア。安心して過ごしてもらえる心遣いも、おもてなしのコツです。たくさんのシーンで利用できるアルコール除菌グッズは、この時期大活躍のアイテムですね。【ご紹介したアイテム】 「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」
2018年01月21日インフルエンザなどのウイルスや、花粉やPM2.5対策など、外出中は仕方ないとしても、お部屋の空気はきれいに快適に過ごしたいですね。ですが、いざ設置するとなると空気清浄機は場所もとるし、どうしようか悩むことも。そんな悩みを解決してくれるのが、1台3役の〔Dyson〕の《Purehot+coolLink(空気清浄機能付ファンヒーター)》です。お子さんにも安心の1台3役《Purehot+coolLink》は、空気清浄機能があり、温風と冷風が出るため、すべてのシーズンで使え1台で3役をこなしてくれます。羽根がないため、小さなお子さまがいても安心で、子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)を表彰する「第10回ペアレンティングアワード」のモノ部門を受賞しました。受賞のポイントは、PM2.5だけでなく、PM0.1レベルの超微小粒子状物質を、99.95%も除去する高い空気清浄力です。あまりの微小さに、どれだけ小さいか想像がつかないですが、臭いの粒子も清浄してくれるレベルなので、お料理の臭いなども長時間残らず、気にならなくなります。〔Dyson〕《Pure hot+cool Link(空気清浄機能付ファンヒーター)》72,800円(税別)羽根がないのはもちろんですが、ヒーター機能がありながら露出した発熱体がないので、子どもがさわっても安心です。定期的なフィルター掃除も必要なく、形がシンプルで本体のお掃除も拭くだけでお手入れも簡単です。きれいな空気になるのはもちろん、温風、涼風どちらも楽しめるため、1年中使える便利さ。子育て中のママにとって、うれしい機能満載で、今回の受賞は納得ですね。目に見えない空気の状況はアプリで確認〔Dyson〕調べでは、空気清浄機をすでに持っていた妊娠中、またはお子さまがいる女性の中で約6割が、妊娠・出産や子どもが理由で、空気清浄機を購入していたそう。大人より免疫力が弱い子どもがいるご家庭では、空気の汚れがはより気になるという結果ですね。でも、空気は見えないから、きれいになったかどうか不安なときもあります。そんなときは、アプリでお部屋の空気の状況を確認できます。オートモードにしておくと、自動で汚染物質を検知して、除去してくれるので、いつでも綺麗な状態を保つことができます。室内環境の記録も残せるので、どんなときに空気が汚れるのかもわかり、また、旅行などで数日外出する場合は、帰宅前にリモコン操作で、お部屋の空気をきれいにしておくこともできます。〔Dyson〕の掃除機が、吸引力が落ちないこともそうですが、排気がきれいというところも気にいっている私は、この初期モデルを愛用中ですが、当時は、扇風機として涼風だけで、温風機能がついていなかったので、寒い今のような時期は特に、このモデルに惹かれています。空気の状況を可視化してくれるのも、きれいになったという満足感と安心につながりますね。●ライター林ゆりDyson
2017年12月27日タレントの梅宮アンナ(44)が29日、自身のブログを更新し、人生初のインフルエンザにかかったことを明かした。梅宮は「産まれて初めてインフルエンザにかかりました」と明かし、動物のアイテムで加工したマスク姿の写真を公開。「44年生きてきて人生初」と自身も驚いているようで、「インフルエンザの人が真横にいても、モモがインフルエンザになって一緒に寝てもインフルエンザにかからなくって結構自慢だったわけでそれが!! インフルエンザに。。。」とつづった。そして、「いや~~インフルエンザは、キツイですね身体は痛いわ、頭は痛いわ、喉は痛いわ、鼻は乾いて痛いわ」と泣いている表情の顔文字を添えて訴えた梅宮。「ようやく回復にむかい、来週から仕事復帰~~」と状況を伝え、「うがいと手洗いマメに」と締めくくった。
2017年01月29日女優の鈴木砂羽がインフルエンザに罹ったことが10日に発覚し、出演予定だった舞台『世界』が3日間の公演中止となった。同作は、劇作家・演出家である赤堀がシアターコクーンとタッグを組んだ3作目。千葉県船橋市を舞台に、風間演じる父親・義男を中心とした家族の人間関係を描く。10日に初日前会見を行ったが、鈴木は体調不良のため欠席、公開稽古も中止となっていた。中止となるのは、初日の予定だった11日19時公演、12日14時公演、13日14時公演の3公演。チケット代金、チケット郵送料、発券手数料、チケット返送費が返金となる。手続き方法はbunkamura公式サイトに掲載されている。インフルエンザ流行による公演中止は続いており、昨年11月には、妻夫木聡主演の舞台『キネマと恋人』が4公演中止に。妻夫木、緒川たまき、三上博史の3人の罹患が発表された。また、12月にはフィギュアスケーターの本田真凜選手や羽生結弦選手がインフルエンザにより試合を欠場するなど、様々な影響を及ぼしている。
2017年01月11日インフルエンザにノロウイルス…今年も流行がはじまってきました。今回は、三人の子供を育てる我が家が「流行りの風邪に罹らないようにしている予防法」いろいろをご紹介します。日頃から免疫力を高めることで、冬を乗り切りたいですね!①どこでもティーツリーの精油で殺菌!秋口から大活躍するのが『ティーツリーの精油』。殺菌・抗真菌作用も強いアロマとして知られており、ユーカリ、ニアウリ、カユプテにも同様の効果が。ティーツリーは、無印良品でも生活の木でもアロマオイルを扱っているところならどこでも手に入れられ、安価なので重宝しています。さて、これをどのように使うのかというと……基本は拭き掃除!拭き掃除①水を張ったバケツに精油を1~2滴垂らし、お部屋の拭き掃除に使います。玄関、フローリングの床、壁、洗面所、お風呂場など拭き掃除をするところは基本コレでフキフキです。拭き掃除②除菌用にアルコールスプレーを使っているのですが、これにも精油を1~2滴入れて利用します。トイレの便座や便器、洗面所やキッチンの水が飛び散るところ、冷蔵庫の外側はこれで拭きます。除菌用アルコールスプレーはもう1つ無香のものも用意しておき、これは冷蔵庫の中やまな板などニオイが付いたらイヤなところはコレで掃除します。大人はうがいにもちょっと風邪っぽいなというときには、うがいをするときにコップに1滴入れて、うがいをしてます。(喉が痛くなったら、うがい薬は、喉の粘膜を痛めず、鎮静・消炎効果のあるアズレンという成分が入った紫色のものを使っています)湯船にも入れる冬は毎日、湯船に浸かるのは基本なのですが、その時もティーツリーを1~2滴湯船に入れるようにしています。ちょっと冷えたなという日は、帰宅してすぐに足湯をすることもあるのですが、その時も1~2滴。※湯船に入れるときは、直接入れないで、オイルやグリセリンで一度薄めた後にお湯に入れるようにします。しかし、1歳未満の赤ちゃんには精油をつかったオイルマッサージは不向き。子どもがいるとディフューザーを毎日使うのも少々現実的ではない気がします。でも、掃除は毎日どこかしらするので、香りの分子を常日頃家に留めておけるのです。②基本中の基本、手洗い&うがいは徹底!基本中の基本ですが、手洗い&うがい。これ、家に帰ってきたときだけでなく、朝起きてすぐの時にもしています。起きたばかりのときの口の中って雑菌がいっぱいだし、冬は加湿器をつけていても、喉がカラカラ!なんてことも。なので、起きてトイレを済ませたら、手を洗うと同時にうがいもします。③もしものときに、嘔吐専用のスプレーを常備『ノロキラー』という商品を発見したので、嘔吐専用に常備してあります。嘔吐をしたからといって、それがノロなのか、ロタなのか、単なる胃腸炎なのか……素人には判断できませんよね。なので、最悪ノロ、まだましなロタ、よかったケースの胃腸炎ということで、嘔吐した後の掃除は「最悪」を想定して行っています。嘔吐部分を、まずはノロスプレーで拭いた後、ティーツリーの精油入りアルコールスプレーで拭きます。精油が入っていると、吐瀉物のニオイも多少マシになる…、って面でもオススメです。④天候に敏感に、着るもので調節を!日に日に寒くなっていく秋口から、ものすごーく冷える日が突如現れる真冬にかけて「今日は体が冷えたな~」と感じる日があります。そういう日って、ゾクゾクと悪寒がしたり、鼻水が出たりと風邪の前兆のような症状が起きがち。これって多分、風邪のひきはじめ?!なので、「今日は冷えそうだな」と思った日は、1枚多く着たり、厚手のものに変えたりとちょっと気を配るだけで、体を守ることができると思います。寝る時にも、『電子レンジで湯たぽん』などを使って温め。東洋医学だと、「首の付け根のところにあるグリグリとした大きな骨のあたりから風邪が入ってくると言われているといる」と鍼灸師さんから聞いたので、寒い日は、首を冷やさないような服をチョイスしています。⑤どんな日でも、毎日湯船に浸かること!冷えたなぁと思う日は、帰宅後すぐに足湯や入浴をするなど、冬は1日1~2回湯船に浸かります。また、微熱程度なら熱があっても、お風呂に浸からせます。お風呂の蒸気を吸うことは、喉や鼻の粘膜にもいいとかかりつけのお医者さんが言っていたので、粘膜を守るためにもお風呂って大事なんだと思ってます。我が家では、「困ったときの風呂頼み」というくらいに、お風呂タイムを大事にしているのです。ちなみに、真ん中の子にアトピーがあるので、死海の塩など自然塩系、バスオイル、乾燥ハーブなどを使用。愛用しているのは、「ヨガデトックス」「FOR BATH」「生活の木のキャリアオイル類」「死海の塩(デッドシーソルト)」。「今日は何にしようか?」と選ぶのも楽しいひとときです。⑥一番大事なのは、子どもの変化を見逃さない最後はやっぱりコレ。1番大事なコトですね。「なんか機嫌悪いなあ」「ちょっと眼がウルウルしてるかも?」「透明の鼻水が出ている」など、“もーすぐ熱出しますよ! サイン”、“ちょっと風邪引きましたサイン”というものがありますね。これを見つけたら、即対処。お風呂に長めに入ってじっくり体を温める、ハチミツを溶いたお湯を飲ませる、体を温めて早めに寝かす…などなど、体を元気に回復させる方法アレコレをやってあげます。また、朝起きたときに、「あれ?ちょっと熱いかな?」と思ったときに、保育園などで風邪が大流行していたら早めに休ませて悪化させないのも大事かもしれません。長男のときは、このタイミングのつかみ方や見極めが下手だったため、彼には迷惑をかけてしまいましたが、2人目、3人目ともなってくると上達してくるもの。かなりズボラな私でもやっていくと上達してくるので、日々細やかに子どもを見ているママはすぐにコツをつかんじゃうんじゃないかな?というワケで、風邪も食中毒と同じで、「菌を体に入れない・増やさない・やっつける」が効く気がしています。こんな感じで次男と末っ子は、風邪をひいてもたいてい1日で熱も下がってしまうし、インフルエンザにも罹ったことがありません!風邪は万病の元…なんていいますが、風邪をうまく予防できれば、きっと大きな病気もしないはず!そう信じて毎日を過ごしています♪
2016年12月16日植物由来のハンドウォッシュモデーアジャパン合同会社が2016年12月6日から手肌や環境にやさしいハンドウォッシュの発売を開始した。インフルエンザ流行も始まり、風邪などの対策として毎日の手洗いはとても重要だ。そんな今の時期にたっぷりの泡で手指の汚れ・雑菌をすっきり洗い流してくれる洗浄成分は、サトウキビ・ココナッツなどの植物由来のものである。低刺激で安心モデーア独自の厳格な基準のもと、トリクロサン、リン酸塩、塩素、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどといった安全性に関して少しでも意見が分かれているような成分は配合されていない。肌にやさしい低刺激性となっているので、手荒れが気になる人、大人から子どもまで安心して使うことができる。手洗いが増える季節にはうれしいハンドウォッシュだ。香りはナチュラルクランベリーとブラジリアンローズウッド。このハンドウォッシュでやさしく心地のいい手洗いで、清潔で健康的な毎日を過ごしてほしい。「モデーアハンドウォッシュ」は内容量が245mlで税込810円となっている。この冬はしっかりと手洗いを習慣づけ、インフルエンザや風邪をしっかり防いでいってほしい。(画像はプレスリリースより)【参考】※モデーアジャパン合同会社プレスリリース(ValuePress)
2016年12月10日こんにちは。子育て研究所代表の佐藤理香です。筆者が住む東京の地元で、「インフルエンザが発生しているわよ」というママ友情報を得ました。「まさか、こんな時期に?」と半信半疑で『国立感染症研究所』のデータを見ると…… 2016年10月17日~10月23日のデータで、保育所・幼稚園・小中高において、休園休校、学校閉鎖、学級閉鎖にいたっている施設数は東京で11施設。沖縄では16施設にも及ぶことが分かりました。本格的なインフルエンザの流行を迎える前に、いま一度、予防方法を確認しておきましょう。●(1)ワクチンを接種しよう!「予防注射しても結局インフルエンザになるじゃないの!」これは多くのママが言うことです。確かに、年によって流行するインフルエンザの種類があるので、完全には防げないことがあります。ただし、国の報告では、予防注射でワクチンを接種しておくと、感染後に発病する可能性を低くする 効果があります。インフルエンザにかかった場合にも、重症化の防止に有効 なので、ワクチン接種人数が増えているようです。●(2)咳エチケットでマスクを!インフルエンザに感染する原因は、せきやくしゃみのときに口から出る水滴(ひまつ)によるひまつ感染が主です。ひまつを受けないようにすれば感染確率は下がります。しかしながら、家族との会話やスキンシップ、園や学校での友達との交流など、人と接する機会は必ず発生しますので、完ぺきに防ぐのは難しいです。そこで有効なのが“マスク”。自分が感染しないように着用するマスクですが、より効果があるのは感染者がマスクをすること です。特に不織布のマスクは効果が高いそうです。いずれにしても、以下の3点は子どもも大人も心がけましょう。・普段から人に向けて咳やくしゃみをしない・咳やくしゃみがでるときはマスクをつける・とっさに咳やくしゃみが出るときは、手やハンカチで受け止め、手をすぐに洗う●(3)手洗いの徹底インフルエンザをはじめとする接触感染では、予防対策の基本は“手洗い”です。それも、石鹸を使って流水で手を洗うのが有効だとされています。インフルエンザの場合はアルコール消毒も効果的なので、手荒れがなければ使ってみてもいいですね。●(4)湿度50~60%をキープ!空気が乾燥すると、気道などの粘膜の防御機能が低くなり、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では、加湿器を利用したり、洗濯物を干したりするのもよいです。タオルを濡らして絞ったものを掛けておく だけでも効果的ですよ。●(5)休養と食事に気をつけるこれはインフルエンザに限らず、体の機能を維持するためには必要不可欠なことです。疲れたら休む、ちょっと具合が悪いなと思ったら早めに寝る、バランスのよい食事を心がけるなど、親子で注意してみてください。●(6)人混みを避ける“インフルエンザが流行中”という情報を聞いたら、特に小さい子どもや、高齢者、もともと疾患がある人、妊婦は人混みに出かけるのをやめたほうがよいでしょう。さらに、疲れがたまっている、睡眠不足だという人も免疫力が落ちている可能性があるので、無理をしないほうがよいです。繁華街へのショッピング、流行地域で実施される大型イベントなども注意が必要です。やむを得ず外出するときも、不織布のマスクをして出かけ、滞在時間を短くするように心がけましょう。----------いかがでしたか?こんなのわかっているよ、基本的なことをまたか!と思わる方もいると思います。それでもまずは、基本の徹底が予防につながることを頭の片隅においていただき、この冬を元気に過ごしてくださいね!【参考リンク】・「インフルエンザ様疾患発生報告(第7報)」 | 厚生労働省(PDF)()・インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数) | NIID 国立感染症研究所()・インフルエンザQ&A | 厚生労働省()●ライター/佐藤理香(株)●モデル/沖まりね
2016年11月10日日焼け止めもしっかり塗っているし、紫外線対策はバッチリ!と思っているあなた。 本当にその紫外線対策、万全ですか?実は間違っているかもしれない、日焼け止めの塗り方やUV対策のコツをお教えします!日焼け止めの正しい塗り方日焼け止めの塗り方で注意しておきたいのが、①肌にしっかり馴染ませるため、外に出る30分前には塗っておくこと②ケチらず、たっぷりの量を塗ること③化粧水や乳液で肌を整えてから塗ること の3つのポイント。意外に見落としていることが多いこの3つのポイントをおさえておけば、日焼け止めの効果はグッと上がります!日傘も必須!特に夏場の強い紫外線は、日焼け止めだけではカバーできません。外を歩く時は日傘を持っておいた方が安心。折り畳みタイプの日傘などのコンパクトなタイプのものを選ぶと良いですね。帽子の選び方に注意!麦わら帽子など、日よけのために使う帽子は、選び方に注意。・素材がUVカットであるかどうか・つばの広さは十分かという点をチェックしつつ選びましょう。メッシュ素材のものは通気性が良いので快適にかぶれますが、十分に紫外線をカバーできない場合があります。最近はオシャレで紫外線対策もばっちりできる帽子が増えているので、タグなどに書いてある説明をよく読んでおきましょう。しっかり対策して、夏に備えよう!日焼け止めをしっかり塗っていたのに、結構焼けてしまった…。ということもあるでしょう。若いうちはいいですが、30代前後になると紫外線はシミの大きな原因となり危険です。しっかり対策しておけば夏の日差しも怖くない!少しのポイントで大きく変わるので、しっかり対策して夏に備えておきましょう!
2016年07月28日こんにちは、ママライターの広瀬まおです。インフルエンザが猛威をふるい、あちこちで学級閉鎖が起きています。中には「ワクチンを打ったのに発症した」という人も。インフルエンザには型があるため、残念ながら予防接種したワクチンと型が合わなかった場合は発症してしまう んですね。それを知ってからわが家は予防接種をしていませんが、誰もかかっていません。体調を崩しやすい子なので、12月~1月は3日に一度ほどのペースで小児科に通院していたのにも関わらず、です。●病気がうつるのは、咳のせいだけじゃない!?インフルエンザは飛沫感染でうつります。簡単に言うと、インフルエンザにかかっている人の咳やくしゃみで飛んだ唾などが体内に入るせいです。ではマスクをすれば良いのでは?となればそれも正解のひとつ。あとひとつ、予防として大切な“手洗い ”があります。咳をした人が口を手で抑え、その手を洗わないままドアノブを触ったら……。そこにウィルスがつくことになります。健康な人がそのドアノブに触れた手で顔をこすれば、感染率が格段に上がります。こういう形でインフルエンザは流行していくのです。「手洗いもうがいもちゃんとやっていたのにうつった!」という人もいるかもしれません。でもその手洗い、本当に正しいやり方でしたか?●正しい手洗いをマスターして、春を満喫しよう!厚生労働省のホームページには正しい手洗いの方法が記載されています。世田谷区の小児科医師に話を聞いたところ、「きちんと泡立たせることが大事 」だそうです。「泡を立たせ、指の間もこすり合わせながら、手のひらの表裏、手首までくまなく3分以上洗ってから、流すこと」。小さな子だと、泡を立たせるのが難しいケースもあります。そういうときには、親が泡立たせてあげるか泡タイプの石鹸を利用するといいでしょう。もうすぐ春。卒業や入学など何かとイベントの多い季節です。手洗い・うがいをきっちりやって、いろんな行事に参加しましょう。【参考リンク】・インフルエンザQ&A | 厚生労働省()●ライター/広瀬まお(コピーライター)
2016年03月15日【ママからのご相談】38歳会社員です。10歳の息子がいます。職場でインフルエンザがはやっていて先日インフルエンザA型にかかりました。ようやく仕事に復帰しましたが、今度は息子がくしゃみをしはじめ熱も出るようになりました。小児科に連れて行きインフルエンザの検査をされましたが、鼻の穴に細い棒をグッと奥まで入れられたところ、嫌がって暴れた拍子に鼻血を出してしまいました。結局、反対側の鼻の穴でやり直しになり、大泣きになりました。結果インフルでした。あの検査が見ていて痛々しく、大人の私も大嫌いです。別な方法はないのでしょうか?●A. 鼻をかんで検体を採取する方法もあります。ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。筆者も先々週、インフルエンザ(A型でした!)で寝込んでいました。もちろん、相談者さまの子どもさんが嫌がっていた例の方法で検査しました……。しかも筆者も、左右両方の鼻孔に入れられ検査されました。大人でもかなりヘコみますよね。筆者も今まで、インフルエンザには1年おきくらいにかかってきましたが、この方法でしか検査したことがありませんでした。病気で弱っているところに、さらにこんな苦痛を味わわなければならないのは、子どもにしてみたらかなりの痛手。大泣きしたり、逃げようとしたりする気持ちにもなりますよね。苦痛を感じない検査方法 はないのでしょうか?●インフルエンザの検査方法インフルエンザの検体採取には4種類の方法があります。・鼻腔をぬぐう・鼻腔吸引・咽頭をぬぐう・鼻をかむ上記の方法で採取した綿棒に付いた検体を、検体希釈液を入れた容器に入れて抽出しテストスティックを浸して結果を見ます。2~10分後に、A型陽性、B型陽性、A型・B型陽性、陰性のいずれかの結果が出てきます。●鼻をかませて検査する方法もあります相談者さまのお子さんのように、検査を嫌がったり暴れたりしてなかなか検査ができない場合もよくあるようです。そのため、近年では鼻汁を採取して検査する方法を取り入れる医院も増えてきています。検査キットそのものは同じです。専用の検体採取用紙(鼻かみ紙)で鼻をかませて紙についた鼻汁を綿棒で採取します。後の工程は同じになります。鼻水の量が少ないと正しい検査結果が出ない という部分が難点ではあります。----------いかがでしたか?鼻かみ液での検査方法がまだ一般的に広まっていないのは、一定の“鼻水の量”で結果が左右されてしまうという理由からのようですね。相談者さまの子どもさんのように従来の検査方法を極端に嫌がるようであれば、医師に検査方法について相談してみましょう。筆者も、鼻水採取で検査が可能なのであれば、次回からはぜひともこの方法で検査を受けたいものです。【参考リンク】・「迅速抗原検出キット」による測定方法 | 日本臨床検査薬協会()●ライター/渦マキ(フリーライター)
2016年03月09日こんにちは。ライターの下村さきです。今回はこちらの質問に答えさせていただきます。「昨日からインフルエンザになって身動きも取れず寝込んでいたのに、同棲中の彼はお粥だけ作ったからと言い、19時に呑みに行って夜中の2時まで帰って来ませんでした。どう考えても薄情者ですよね。笑」病気で弱っているときに一人にされてしまうと、悲しいし切ないしで、「どうして、そんなひどいことができるの!?」と怒りたくなってしまうことさえありますよね。今回は、この彼の言動を、男性側の意見を聞きながら分析していきましょう。■共倒れしないように?「学生なら違うかもしれないけど、社会人なら共倒れしないようっていう考えもあったんじゃないかな。インフルってカゼよりも厄介だから、うつって二人とも動けなくなったら大変じゃん」(23歳/印刷)一番にあがった意見は、こちら。確かに、社会人なら2人だけの問題にとどまらず、会社にまで迷惑をかけますもんね。シビアかもしれないけど、自分たちのことだけしか考えられないような人よりも実は優しいのかも、という意見が。実際、放っておくだけじゃなくて、お粥つくってくれてますし!■気を使わせないため?「男って、女性みたいに甲斐甲斐しく世話とか出来ないから、だったら何もしないで一緒に家にいるよりも、違う場所でバラバラに過ごした方がお互い気を使わなくて良くない?実際、自分がカゼひいてるときに彼女が何かしてくれるのって嬉しいけど、ありがたい反面、ちょっと一人にしてほしいなと思うときあるし。男ってそんなもん」(29歳/出版)逆に、気を使って家を空けてくれたのでは、という意見も。『弱っているときは、そばにいてほしい』と思うのは女性で、男性は『弱っているときは、放っておいてほしい』ときもあるとのこと。その考えでいけば、バラバラに過ごすことこそが相談者様への愛情だと思ったのではないでしょうか。■どうせなら、今のうちに?「自分がそうだったんだけど、女の子って一緒に住むと相手の生活にかなり深く干渉する子多くない?彼女が暇な土日は構わないといけなくなって。だからこそ、彼女が出張行ってるときとかじゃないと、男友達と思いっきり遊べない。元気なときに一緒に過ごすんだから、病気で遊べないときくらい、どうせなら遊ばせてくれても良くない?(笑)」(27歳/メーカー)なるほど、これも一理ありそうです。普段から構ってくれない彼ならともかく、元気なときには一緒にいてくれる人なら、こんな思いがあったのかもしれません。■おわりにいかがでしたか?彼は、相談者様のことを考えていなかったわけではないのかもしれません。多くの男性も「お粥つくってくれてる時点で、彼女のこと何も考えていないってことはない」と意見していました。それでも、「私なら、彼が病気になったときに、こんな風に扱わないのに!」と思っちゃいますよね。そんなときは、文句ではなく「寂しかったよ、次からは一緒にいてくれたら嬉しいな」と伝えるようにしましょう。ケンカにもならずに自分のしてほしいことが相手に伝わって、今後同じことで嫌な思いをすることはなくなるはずですよ。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年03月09日厚生労働省は1月15日、全国的にインフルエンザが流行シーズンに入ったことを明らかにした。インフルエンザは「38度以上の発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」などの症状が突然現れ、日本では例年12月から3月頃にかけて流行が見られる。一度流行が始まると短期間に多くの人へと感染する点が特徴で、集団感染によって学級閉鎖などへとつながる恐れがある。全国約5,000カ所の定点医療機関から1月4~10日の期間中に報告があった患者数は9,964人。前週(2015年12月28~1月3日)の4,290人から一気に倍以上となり、この1週間で急伸している。医療機関あたりの患者数も4~10日の期間中に「2.02」を記録し、定点当たり報告数が流行開始の目安となる「1.00」を大幅に上回り、全国的な流行シーズンへと突入。流行入りした時期は、昨シーズンに比べて1カ月以上も遅かった。都道府県別で見ると、定点当たり報告数が最も多いのは沖縄県(8.19)。以下に秋田県(7.85)、新潟県(5.73)、北海道(4.84)、千葉県(2.49)と続く。大都市圏では東京都が1.67、大阪府が1.58となっている。季節性インフルエンザのウイルスには「A/H1N1亜型」(2009年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、「A/H3N2亜型」(いわゆる香港型)、B型の3種類があり、流行が終息を迎える春までのシーズン中にいずれも流行の可能性がある。そのため、厚労省は「流行しやすい年齢層はウイルス型によって多少異なりますが、今年もすべての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります」としている。なお、インフルエンザは、せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染が主な感染経路となり、予防策としてはワクチン接種のほか、マスク着用や手洗い、うがいなどがある。また、感染しても特有の症状が出ないケースや検査タイミングによって正しい結果が出ないケースもあるため、十分に注意が必要となる。全国的な流行開始を受けて、Twitter上では「インフルエンザ怖いな。明日からマスク装備すっか」「インフルエンザの予防接種打ってなかった! 」「インフルエンザにかかる時が来た! 」などの声があがっている(コメントはすべて原文)。
2016年01月15日明治が運営する「明治カバくんうがいラボ」はこのほど、「うがい」がインフルエンザや風邪対策として本当に実践されているのかを調査するため、11月13日~15日の期間に20代~40代の子どもを持つ会社員の女性を対象とした、「家庭」と「ママ達が働いてる企業」でのインフルエンザに関する調査を実施し、その結果を発表した。「家庭でのインフルエンザに関する調査」では、はじめに家族が帰宅後うがいや手洗いをしているか、またはして欲しい(するべき)と思うのかを質問。その結果、風邪・インフルエンザ対策として、子どもにうがい・手洗いをしてほしいママは72.5%であるのに対して、実際に帰宅後うがい・手洗いを徹底している家庭は38.9%であった。また、自分が風邪・インフルエンザにかかったときに、家族が冷たいと感じたことがあるのかを聞いたところ、「あてはまる」と「どちらかといえばあてはまる」を合わせた32.1%が、感じたことがあると回答している。「ママ達が働いてる企業でのインフルエンザに関する調査」では、勤め先で風邪・インフルエンザ対策として「うがい・手洗い」を徹底しているのかを質問したところ、39.1%の企業がうがい・手洗いを推奨していることが分かった。さらに、従業員のインフルエンザの予防接種にかかる費用を補助する制度ががない企業は44.4%、全額補助があれば、インフルエンザの予防接種を受けたいと思っている人は91.8%であることが分かっている。この結果を受けて同社は、「従業員のインフルエンザ予防接種費用の補助制度が浸透しているともいえない状況であり、日本の文化とはいえインフルエンザ対策として『うがい』で予防する習慣をもっと多くの方がつける必要があるという結果となった」とコメントしている。同調査は、11月13日~15日の期間に、全国の20代~40代の子どもを持つ会社員の既婚女性を対象とし、インターネット調査(マクロミルモニタを利用)によって実施された。有効回答数は414人。
2015年12月24日薬用せっけん「ミューズ」を販売するレキットベンキーザー・ジャパンはこのほど、インフルエンザやノロウィルスなどの感染症が流行しやすくなるシーズンに突入したことを受け、2次感染のリスクを減らす「ノータッチ手洗い」を提唱するリリースを発表した。感染症は、皮膚や粘膜の直接的な接触や、ドアノブ・手すり・便座などの表面を介しての接触によって病原体が付着することによる「接触感染」が約70%を占めるという。しかし、「感染症の最たる感染経路は、飛沫(まつ)感染である」と思い込んでいる人が約70%も存在しているとのこと(「ミューズ」調べ)。手から手を介して拡散する感染症を防ぐためには、せっけんを使った手洗いが大切といわれている。しかし、消費者庁の調べによると、家庭での食事前に手を必ず洗う人は52.6%。また、15.4%の人はトイレの後に手を洗わないという結果が出るなど、手洗いがきちんとできていない人が多くいる実情が明らかになっている。そこで「ミューズ」では、できるだけ汚れた場所を触らない手洗い、「ノータッチ手洗い」を提唱。それによると、他の人と共有で使用するタイプのせっけん、前に洗った人の手に付着していた汚れや、バイ菌・ウイルスが、せっけんやせっけんを入れてある網袋に付着している可能性があり、実は衛生的ではないことがある。そのため、せっけんを触らずに手を洗うことができるポンプ式や自動で泡が出るタイプのハンドソープなどが理想的だとしている。また、手を拭くタオルを共有で使っていたり、使い回していたりすると、タオル自体がバイ菌に汚染されている可能性があり、手洗い後に、汚れやバイ菌を再び手に付着させていることも考えられると警告。手洗い後に手を拭く際は、ペーパータオルなどを使うか、毎回タオルを交換するのが理想的とのこと。さらに、手の洗いの残しを防ぐための「徹底! 手洗い6つのステップ」も紹介。その内容は、「手のひらを合わせてよくこする」「手の甲を伸ばすようにこする」「指先やつめの間も念入りにこする」「指の間も十分に洗う」「親指と親指のつけ根を洗う」「手首を軽く握りながら洗う」となっている。その他に、「手を洗う前は、腕時計やアクセサリーは外す」「タオルはひとりずつ個人用に、清潔なものを用意する」「子どもが手を洗うときには、大人が付き添い、確認をすることが重要」との注意ポイントも付け加えている。
2015年12月07日米歌手のマライア・キャリー(45)が、インフルエンザで入院したという。マライアは1日に高熱のため病院柄へ搬送されたというが、その後は順調に回復を遂げているという。2日間に渡って点滴を受けていたというマライアは今週末に予定されているホット97の「ホット・フォー・ザ・ホリデーズ」にも予定通り出演するつもりだそうだ。マライアの代理人はピープル誌に対して「マライアはここ数日間に渡ってインフルエンザのために体調がすぐれず、それに打ち勝つために最大限の努力をしてきました。今は順調に回復しており、週末には予定通りパフォーマンスをするつもりです。皆さんの応援とお見舞いの言葉に感謝しています」とコメントした。マライアはニューヨークのソーホー地区にあるピア1でのパフォーマンス後に極度の脱水症状に襲われたことから入院を勧められていたそうで、代理人は「マライアは当日に体調を崩していましたが、同イベントには最大限の努力で取り組みました」と続けた。そんなマライアは、先日の感謝祭を元夫ニック・キャノンと2人の双子の子供たちと共に過ごしていたが、一方で現在の恋人である実業家のジェームズ・パッカーについて「私たちはアスペンで初めて会ったの。それに2年くらい前には『ヘラクレス』のプレミアにいたわ。私たちはおしゃべりして笑いあって、周りの人には面倒がられたわ。それで気が合って、私は幸せ者よ。彼って最高だから」と語っていた。(C)BANG Media International
2015年12月04日冬になると毎年のように流行するインフルエンザ。悪寒や高熱などの症状が出た場合、インフルエンザと自覚できるがは、実は「感染に気付かないインフルエンザ」もあるのをご存じだろうか。○インフルエンザ特有の症状が出ない38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が特徴のインフルエンザは、せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染が主な感染経路となる。通常は、ウイルスの潜伏期間をへた後にこれらの症状が現れる、だが、中にはインフルエンザ特有の症状が出ない「不顕性(ふけんせい)感染」の人も少なからずいる。済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科の十河剛医師によると、不顕性感染にはさまざまな要素が関わってくるという。「不顕性感染かどうかは、元々の体質の特性に加えて、そのときの体力の状態や感染しているウイルスのタイプなどが関わってきます。そのため、一概にどういう人が不顕性感染になりやすいということは言えません」。○不顕性感染の人が感染を拡大させる恐れ苦しい症状が出ないというのは、本人にとってはありがたいことだが周囲にとっては必ずしもそうではない。なぜなら、不顕性感染の人が媒介役となって、感染を拡大させる可能性があるからだ。「私たちが病院で診察する患者さんは、38度とか39度くらいの高い熱が出て『自分がインフルエンザだ』と思って来るわけです。ただ、中には『家族がインフルエンザになりました。私の熱は37度台なので、私はインフルエンザじゃなく鼻かぜだと思います』などと話されている人でも、検査するとインフルエンザであることもあります。症状が弱く出る人はいますので、そういう人がウイルス感染を広めている可能性はありますね」。国内で近年流行しているインフルエンザウイルスは、A型とB型だ。ウイルスには流行する時期があり、例年は3月頃にB型ウイルスの感染者が増えてくるが、この時期は小学校などでインフルエンザ感染が散発的にみられるタイミングでもある。この現象も不顕性感染が関係しているのではないかと十河医師は推測する。「例えば、B型のインフルエンザウイルスは比較的症状が穏やかなので、インフルエンザと気づかれずに『風邪かな』とご両親たちが思ってお子さんたちが学校に行っていたら、実はインフルエンザだったということもあります。そういったお子さんと遊んだ子や、近くにいた子も検査したらインフルエンザだったというのもよく聞く話です」。○飛沫対策をしっかりとろう一目で「インフルエンザだ」とわかるような症状を呈していないだけに、不顕性感染の人を見分けるのは困難と言っていい。ただ、飛沫感染であることは通常と変わらないため、厚生労働省は■普段からくしゃみを他の人に向けて発しないこと■せきやくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること■手のひらでせきやくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗うことなどを対策として掲げている。自身が気づかないうちに家族や恋人、友人などを感染させてしまう可能性もあるため、寒い季節はこれらの対策を徹底するように努めよう。
2015年11月30日毎年冬になると流行し、学校や職場などで感染拡大が叫ばれる「インフルエンザ」。重症化すると死にいたることもあり、予防が欠かせない病気だ。ワクチンの予防接種が有効とされているが、接種しても感染することがあると聞く。では、どのような対策が適切なのだろうか。そこで今回は、インフルエンザウイルスの特徴とワクチンの有効性、適切な予防法などについて、順天堂大学大学院 医学研究科感染制御科学講座 山本典生准教授にお聞きした。○インフルエンザと風邪の違いインフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって起こる急性感染症の一種で、通常の風邪とは異なる病気のこと。ここで、風邪とインフルエンザの違いからおさらいしてみよう。主な違いは次のとおり。■風邪(普通感冒)病原体: ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、インフルエンザウイルスC主な症状: 鼻水、くしゃみ、咳(せき)悪寒: 軽度、極めて短期熱: 37.5度前後合併症: まれ■インフルエンザ病原体: インフルエンザウイルスA、インフルエンザウイルスB主な症状: 発熱、筋肉痛、関節痛悪寒: 高度熱: 38~40度合併症: 気管支炎、肺炎、脳症高熱などの症状のつらさに加え、合併症リスクが高いこともインフルエンザの怖いところだ。厚生労働省の発表(「平成27年我が国の人口動態」)によると、日本人の死因は、1位「悪性新生物(がん)」、2位「心疾患」に次いで、3位に「肺炎」が入る。高齢者の肺炎は特に深刻な問題とされているが、肺炎には細菌感染(肺炎球菌など)やウイルス感染(インフルエンザウイルスなど)が関与するといわれている。肺炎による死を防ぐという点においても、インフルエンザの予防は重要だ。一般に、"インフルエンザのワクチンを接種すれば大丈夫"と思う人も多いだろう。しかし、ワクチンを打ってもインフルエンザに感染する場合がある。「残念ながら、ワクチンを打っても感染してしまうことはあります。というのも、予防接種は注射によるものなので血液中には抗体が上がってくるのですが、鼻の粘膜などには上がってきません。その点から、感染を防ぐものというよりは、重症化を防ぐものと捉えられています。ただ感染はしたとしても、血液中の抗体によって全身に広がらずに重症化を抑えることができるので、大きな意味があることだと思いますね」。○潜伏期間は検査で「陰性」と出ることもインフルエンザは「学校保健安全施行規則」に定められている伝染病であり、感染が確定すると5日間の出席停止になる。会社の場合は対応がさまざまだが、医師の許可が下りるまでは出勤停止としているところが多いようだ。「例えば高感度の検査キッドを使って検査をすれば、感染後5日を過ぎた場合でもウイルスが検出される可能性はありますし、周りに感染させてしまうリスクはゼロとは言えません。一方で休みが長引くと支障が出ますので、ウイルスの量が少なければ現実的に感染の広がりは防げるだろう、という考えに基づいて5日間と設定されているのでしょう」。なお、インフルエンザをはじめとするウイルス感染症には潜伏期間があるため、その段階で病院に行くと「陰性」で出る可能性も否定はできないという。「潜伏期間はウイルスの増殖が十分でなく、"感染はしつつあっても症状は出ていない"という期間。そのときに検査をすれば、感染していても陰性で出る可能性はあるでしょう。そもそも検査キッドには検出限界値があり、限界値に達していないと検出はできません。ただ通常は、ウイルスの増殖と比例して症状が出ますし、症状が出てから"何かが起きている"と感じて病院に行くと思いますので、感染の場合は陽性で出ることのほうが多いとは思います」。最後に、今年の傾向をお聞きした。「まだ検出報告数が少ないので傾向はつかめませんが、何が起きてもおかしくない状況でしょう。例年にならうと、年明けから注意が必要です。学校の新学期が始まるとともに集団感染が起きて、感染数が伸びてくるのではないかと個人的には思います」。お話を聞いて、インフルエンザはワクチンの予防接種をしていても油断ならないものだと痛感した。厚生労働省では、ワクチン接種のほか、咳エチケット、外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取などを推奨している。少しでも感染リスクを減らすために、ワクチンの予防接種と日常でできる対策との"合わせワザ"でこの冬を元気に乗り切りたいものだ。
2015年11月27日国立感染症研究所が11月24日に発表した感染症発生動向調査によると、直近の11月9~15日の期間中のインフルエンザ患者は全国で707人だった。まだ少数だが、昨シーズンは12月上旬で流行期入りが確認されており、今シーズンもこれから流行期にむかっていくことになる。頭痛や関節痛、倦怠(けんたい)感など複数の症状が出るインフルエンザだが、実際にはどの症状がどの程度現れるのだろうか。今回は、インフルエンザ感染を経験したことがあるマイナビニュース会員300名に「経験したことがあるインフルエンザの症状とその程度」について聞いたので、詳しく紹介しよう。Q. 経験したことがあるインフルエンザの症状を教えてください(複数回答可)1位: 悪寒(80.0%)2位: 発熱を伴う頭痛(58.3%)3位: 関節痛(51.3%)4位: 鼻水(43.3%)5位: 倦怠感(42.7%)6位: せき(35.0%)■悪寒・「とにかく毛布を何枚かぶっても寒かった」(38歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「背筋がゾクゾクする感じ」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「関節が痛くて動くのがつらいのと、震えが止まらず熱を測ると40度を超える熱が出ていた」(25歳女性/食品・飲料/専門職)・「ふとんにくるまっているのに寒くて仕方がない。ぶるぶるふるえながら寝、寒くなくなったと思ったら今度は暑くて汗。せきが出始めるとおなかと横隔膜あたりが痛いし、夜もとぎれとぎれしか寝られなくて大変だった」(34歳女性/自動車関連/秘書・アシスタント職)■発熱を伴う頭痛・「頭痛薬がないと眠れないくらい」(30歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「喉の痛みから始まり悪寒や頭痛。病院でインフルに伴うぜんそくから肺炎になりかけていると言われた。点滴やレントゲンで治療費支払時に一万を超えてしまい、お金がたりなくてビックリした」(42歳女性/その他/その他)・「天井が回っているようでずっと酔っているようだった」(23歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「朝起きたときから異様な頭痛でふらつきがひどい。病院にいざ行こうとしても寒気がひどく、歩くのも足が痛んで正直行くのも辛い」(32歳女性/医療・福祉/専門職)■関節痛・「関節が痛くなって、全く動けなくなって寝込んだことがあります」(44歳男性/情報・IT/技術職)・「最初は『筋肉痛かな? だるいし』と思っていたら、のどから始まりいろんなところが一気に来た」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「身体の骨が痛くてだるすぎて動けなかったです」(37歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「非常に体が重くなって、節々が痛くなりました。寝ても寝ても治らない上に、痛くて寝転ぶのも起き上がるのもつらかったです」(25歳女性/情報・IT/技術職)■鼻水・「寒気がして、節々が痛くなると高熱が出たと感じる。そのあと、咳や鼻水、喉の痛みが止まらなくなり、黄色い痰が出ると熱っぽい感じがする」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「まず、とにかく透明の鼻水が大量に出て、翌朝からドンドン熱が上がり頭痛と関節が痛くなりました」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「最高で39.3度の熱が出て、1日に50枚くらいティッシュを使うほど鼻水が出た」(33歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「いきができない」(33歳女性/自動車関連/事務系専門職)■倦怠感・「倦怠感がひどく何もする気になれなかった」(26歳男性/電機/技術職)・「気分が悪くて立ち上がれないほどしんどかったです」(31歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「最悪の二日酔いが3日くらい続いているような気だるさと吐き気、悪寒で死にそうだった」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■せき・「震えが止まらないほど寒い。せきが止まらず呼吸ができないほど」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「勤務中に体調が悪くなりました。朝はいつも通りだったのですが、お昼ごろからのどが痛くなり、退社する頃には声が出なくなってしまいました。家に帰ってから熱を測ったら38.5度くらいあり、関節が痛かったです」(50歳以上女性/その他/その他)・「高熱が出て意識がもうろうとした。せきが止まらなかった」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■総評1位は80.0%の人が回答した「悪寒」だった。回答者の多くは「震え・寒さが止まらない」「体をどれだけ温めても寒い」「布団を何枚重ねても寒い」などの意見を寄せており、相当耐え難い寒さに苦しめられたことがうかがえる。58.3%で2位になったのは「発熱を伴う頭痛」。38度以上の高熱にうなされ、眠れないほどの激しい痛みや、頭をグルグルと回されているかのように感じる頭痛を経験した人が見られた。3位は51.3%の人が支持した「関節痛」だった。回答者の意見を総合すると、「最初は筋肉痛かとも思ったが、体の節々が異様に痛み出して動けないほどになり、痛みで眠れないときもあった」となる。そのほかでは「痰(たん)」(20.7%)、「吐き気」(20.3%)、「下痢」(14.0%)などの症状にさいなまれた人も見られ、まさに「脅威」の一言がふさわしいインフルエンザ。ワクチン接種が効果的な予防策だが、有効期間は接種から2週間~5カ月ほど。昨年の接種分による効果は期待できないため、気をつけよう。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年10月29日~10月31日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性122名 女性178名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年11月25日「教えて!『かくれ脱水』委員会」はこのほど、ノロウイルスとインフルエンザに関するセミナーを東京都内で開催。感染症の有識者が登壇し、2015-2016シーズンの傾向や感染した際の対処法などについて講演した。○医療機関あたりの患者数はノロの方が多い首都大学東京の矢野一好客員教授は「ノロウイルス感染症とインフルエンザに関する今シーズンの特徴」との題で講演した。ノロウイルスは冬季の感染性胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスで、感染すると下痢やおう吐、吐き気などの症状を引き起こす。冬に流行するウイルスといえばインフルエンザを真っ先に思い浮かべる人も少なくないだろうが、ノロウイルスの感染力も相当な驚異だ。矢野客員教授はその証拠として、全国に数千カ所ある定点医療機関からの患者報告数を挙げる。2000年から2011年までの12年間においては、1つの医療機関から感染性胃腸炎の患者が年間平均で321.17人報告された。一方で、インフルエンザの患者は255.52人と、感染性胃腸炎の約8割にとどまっている。○今冬は「新型ノロウイルス」が流行か多くの患者をうみだすノロウイルスだが、今シーズンはウイルスの遺伝子型がこれまでと微妙に異なる「新型ノロウイルス」が流行しそうだと矢野客員教授は懸念している。「2006年、2012年、昨年に主に流行していた遺伝子型は『GII.4』です。今年は今まで流行していなかったウイルスの『GII.17』が、少し変異して流行しそうということで注意喚起をしているところです」。「新型ノロウイルス」の症状や感染経路は従来と変わりはない。ただ、これまで日本で流行したことがない遺伝子型がやや変異しているため、私たちの体に免疫がなく、今冬に一気に感染が広まる恐れがある。例年以上に予防や感染防止対策に努めたほうがよいだろう。矢野客員教授はインフルエンザに関しても言及。今年は11月初旬の時点において、AH3亜型やB型など複数のウイルスが検出されており、どれが流行するか予測しづらいという。ただ、検出されているすべてのウイルスは今年のワクチン株に含まれているとのことなので、予防接種の効果は見込めそうだ。○ウイルスに感染した際は脱水に注意だが、どれだけ予防をしていたとしても、ノロとインフルエンザという2つの強力なウイルスから体を100%守りきることは不可能だ。そのため、有事に備えて発病してしまった際のケア方法について、済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科の十河剛医師が解説してくれた。十河医師はウイルスに感染した際、「自分の免疫で体からウイルスを排除するまでの期間をどのように過ごすかが重要」としたうえで、特に大事な取り組みとして「脱水予防」を挙げた。脱水は、体に入ってくる水分より出て行く水分が多くなるために起きる。ノロウイルスやロタウイルスなどの消化管感染症は下痢やおう吐、食事摂取量低下などが、インフルエンザやRSウイルスなどの気道感染症では、食事摂取量低下や発汗などが脱水の主な原因となる。○経口補水療法の効果特に感染性胃腸炎に由来する下痢・おう吐では、体内の水分と共にナトリウムやカリウムなどといった電解質も失われてしまう。電解質は筋肉細胞や神経細胞の働きなどに関わっているため、これらの症状に悩まされた際は水分と一緒に電解質も摂取することが重要だ。市販されているスポーツドリンクにもナトリウムやカリウムが含まれているが、含有量が十分ではない。そこで、十河医師は手軽に失われた電解質を補うためには、電解質と糖質の配合バランスが考慮されている「経口補水液」が有効だと話す。実際、患者に経口補水液を摂取させる「経口補水療法」は、点滴と同等の効果が得られるそうで、「ほとんどの人が経口補水療法だけで大丈夫だと示唆するデータも出ています」。経口補水療法で重要なのは「1回5ccを、1~5分ごとに飲ませる」ことだ。5ccはティースプーン1杯分に相当し、「おう吐があっても少しずつ飲ませましょう」と十河医師は力を込める。感染性胃腸炎のおう吐のピークは半日から1日程度のため、吐き気が止まれば少しずつ一度に飲ませる量を増やしていくとよい。○水分と一緒に電解質の補給をノロウイルスもインフルエンザウイルスも、感染拡大を防ぐためには「手洗い」や「マスク」が基本となるのは共通している。そして、原因は違えど脱水症状につながる恐れがある点も共通している。今冬はできる限りの予防をしたうえで万一、感染してしまった場合は水分と一緒に電解質もしっかりと補給するようにしよう。
2015年11月21日朝や夜の冷え込みが厳しい時期となり、いよいよインフルエンザの季節が近づいてきた。激しい寒気や頭痛、関節痛などに悩まされないようにするための予防策としては、ワクチン接種がある。ただ、ワクチン接種は1回につき数千円の費用がかかり、決して安くはない。また、症状の重症化リスクの低減などの効果はあるが、接種すれば100%発病を防げるというものでもない。そのため、ワクチンを接種するか否かは個人で意見が分かれるところだろう。そこでこのほど、インフルエンザに感染した経験があるマイナビニュース会員300名に「インフルエンザワクチン接種の有無」とその理由を聞いてみたので、今回は接種経験がある人の意見を紹介しよう。Q. これまでにインフルエンザのワクチンを接種した経験はありますかはい: 68.0%いいえ: 32.0%Q.「はい」と回答した人にお聞きします。ワクチン接種を受けるにいたった具体的な理由を教えてください■仕事編・「会社が接種費用を負担してくれるから」(30歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「冬場忙しい会社なのでみんなで受けることになった」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「会社の福利厚生で周りの人が受けていたから」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「会社から補助金がでるのと、販売職で不特定多数の人と会うので」(33歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「薬局勤務でインフルエンザ患者も来る機会があるので、対応策として実施している」(32歳女性/医療・福祉/専門職)・「接客業で人に移すといけないから」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/団体・公益法人・官公庁)■家族編・「父親が病気なので、父親に移さないよう自分も受けている」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/営業職)・「妊娠したから」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「子供の入試の年に受けるようになって、習慣化している」(50歳以上男性/電機/技術職)・「結婚前は空港勤務だったため、半強制接種だった。子供ができてからは、親子共々、なるべくかからないように、かかっても軽くすむようにと接種している」(31歳女性/その他/その他)・「子どもに移さないために予防接種を受けようと夫婦で話し合いました」(47歳男性/その他/クリエイティブ職)■学業編・「就職試験の年だったから」(33歳男性/電機/技術職)・「実習をする上で必要だったから」(23歳女性/医療・福祉/事務系専門職)・「小学生の頃に勧められて受けたことが何度かあったと思う。それ以後は受けていない」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「大学受験を控えていたため、少しでもリスクを減らそうと思って」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「小学校、中学校でシーズンごとに注射を受けた」(48歳男性/食品・飲料/事務系専門職)■過去の恐怖編・「一度インフルエンザによる高熱でけいれんした経験があり、インフルエンザになるのが怖いから」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)・「もう二度と嘔吐で苦しみたくないからです」(31歳女性/その他/その他)・「ワクチン接種をしなくても大丈夫と思っていたが、意に反して感染し、ひどい目に遭った経験から接種が必要と思った」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「その年にインフルエンザにかかるかどうかはわからないけど、苦しい思いをする可能性が限りなく減らせるなら、ワクチン代も惜しくないと思ったから」(32歳男性/小売店/事務系専門職)■その他・「はやるって言われたのと、医者のすすめ」(28歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「新型ウイルスがはやったので」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「海外に長く旅に出る予定だったので」(32歳男性/食品・飲料/技術職)・「テレビで感染者が増えてると聞いて不安になったので」(32歳男性/商社・卸/営業職)・「メディア等で啓発CMを見たので」(24歳女性/その他/事務系専門職)■総評回答者の約3分の2にあたる204人が過去にワクチン接種をした経験があるという結果となった。その理由の内訳は「学校・受験関連」(約25%)、「仕事・会社関連」(約22%)、「家族関連」(9%)の3つに大別できた。各理由を細かく見ていくと、「学校・受験関連」では「小中学校で必ず接種された」と「受験を控えていたから」という回答が圧倒的多数だった。「仕事・会社関連」では、会社から補助金が出たり、職場の決まりで全員接種が義務付けられていたりするというケースが目立った。「家族関連」では、特に子どもがいる家庭において接種する傾向が高かった。厚生労働省によると、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種してから2週後から5カ月程度まで(13歳未満の場合は2回接種してからの期間となる)だ。なお、2014-2015シーズンは、12月5日の時点でインフルエンザ流行期に突入したことが確認されており、これは直近10年間で2番目の早さだった。2015-2016シーズンも昨シーズンと似た時期に流行期入りするとしたら、そろそろワクチンを接種しないといけないタイミングと言える。今シーズンの接種を考えている人は、早めに医療機関などを訪れるようにしよう。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年10月29日~10月31日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性122名 女性178名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年11月16日QLifeはこのほど、インフルエンザワクチン接種価格の調査結果を明らかにした。同調査は、ホームページ等で同ワクチン接種価格を公開している全国1,470施設ならびに開業医対象にインターネット調査で収集した150施設の金額を集計したもの。全国平均は3,204円で、昨年(2014~2015年シーズン)と比較すると、265円の大幅アップだった。東京都は3,440円(前年比440円アップ)、大阪府は3,165円(前年比282円アップ)となっている。分布を見ると、3,000円ないし3,080円が最も多く、全体の62%を占めている。それ以外では3,500円、4,000円が多く、昨年は多かった3,000円未満のクリニックは、ほとんど見られなくなった。同社では、値上げが患者の実質負担にどの程度の影響があるのか計算した結果も公表している。東京都の440円アップを例に検証すると、小学生の子ども2人がいる4人家族の家庭では、440円が6回(小学生は2回接種が必要)で、合計2,640円の実質負担増となることがわかった。ただし小学生の接種には公的補助がある自治体も多いため、千代田区や台東区など比較的助成額が厚いところでは、昨年比30%近い支払額アップとなる見込みだという。大幅に価格がアップした理由について、同社では「2015年度からインフルエンザワクチンが3価から4価に変更されたこと」を挙げている。変更により、ワクチン納入(仕入れ)価格が上昇したことが値上げの主な原因ではないかと分析している。また、インフルエンザ予防接種を行う開業医150人に対してワクチン接種に関するアンケート調査も行ったところ、95%がワクチン納入価格(仕入れ額)が「昨年より値上がりした」と回答した。接種料金からワクチン原価を引いた損益について尋ねたところ、46.8%が「減らした(利益をマイナス方向にした)」と回答した。その理由として「価格を上げると接種人口が減る可能性がある」「むしろ集客のチャンスとしたい」「ワクチンでもうけようとは思っていない」などの回答が挙がった。今期のインフルエンザワクチン接種の傾向について聞いたところ、20.7%が「あえて接種しない人が増えている」、21.3%が「接種したくてもできない人が増えている」と回答した。「4価になったことを喜ぶ人が多い」と感じている医師は6.7%と1割に満たなかった。
2015年11月11日ドリテックはこのほど、「デジタル温湿度計」(品番: O-269)を発売した。同商品は、熱中症・インフルエンザの危険度の目安が顔の表示でわかるデジタル温湿度計。液晶画面では、表情、温度、湿度の順に繰り返し表示。遠くからでも表示がはっきりと見える大画面で、表情パターンも、笑顔、注意を促す顔、マスクをしている顔(インフルエンザ)、汗をかいている顔(熱中症)など危険度にあわせて変わる。便利なスタンド付きのため、立てて使用するほか、フック穴を利用すれば壁に掛けても使用できる。参考価格は1,780円(税別)。カラーはホワイト、ピンク。測定間隔は約10秒。表示温度範囲は-9~50.0度、表示湿度範囲は10~99%。
2015年11月06日朝晩が寒くなり、乾燥が気になってきました。これから冬にかけて流行してくる感染症として、インフルエンザやノロウイルスなどがあります。東京都感染症情報センターによると、すでにインフルエンザとみられる症状で学級閉鎖になった都内の小学校もあるとのことで、これからの季節、流行が心配されます。また、ひどい吐き気や下痢といった、つらい症状を引き起こす、ノロウイルス。家族間で感染しやすく、肉体的ダメージが多いこともあり、私のママ友の間でも「子どもにかかってほしくない感染症」で上位にランクインしています。免疫力の弱い小さいお子さんを持つママは、特に心配ですよね。そんな感染症の予防法はというと、まずは「手洗い・うがい」です。しかし、ちゃんとした手洗い・うがいってできていますか?親指も忘れずに! 正しい手洗いの方法まずは正しい手洗いの仕方から。1.水で簡単に汚れを落とした後、石けんをつけます。2.泡立てた石けんで、手のひら・手の甲・指の間を洗います。3.次は爪を洗いましょう。手のひらに爪を立てるようにしてこすり洗います。ここで、ポイント! 手のひらのしわや溝の部分にこすりつけ、汚れをかき落とすようにすると、さらに効果的です。4.忘れがちなのが、親指です。特に、親指と人差し指の間には汚れやばい菌がたまりやすいので、しっかり汚れを落としましょう。親指を握るようにして洗うときれいになります。指しゃぶりなどが多い小さなお子さんは、特に気をつけて洗ってあげてくださいね。5.最後に手首まで洗っておしまい。水で流しましょう。 実はこのようにしっかり洗おうとすると20~30秒くらいかかります。お子さんが飽きてしまわないように、横についてあげて、一緒に歌を歌いながら洗うと、時間が経つのも早くておすすめですよ! たとえば「チューリップ」の歌の1番を歌うと、20秒ちょっとかかります。そのほか、幼稚園や保育園では、正しい手洗いを歌で教えているところもあります。楽しく歌うことで、正しい手洗いが習慣になるといいですね。小さな子供は「ぶくぶくぺっ」の練習から、正しいうがいの方法まずは、口をゆすぎます。そして口の中をきれいにしてからうがいをするのが、正しい方法です。小さいお子さんも、まずは「クチュクチュうがい」から始めてみましょう。水を口に含んで、「ぶくぶくぺっ」の練習です。それに慣れてきたら、水を口に含んだまま顔を少し上に向けて「あー」と声を出す練習をしてみましょう。これで「ガラガラうがい」ができるようになります。横で数を数えてあげたりすると、「何秒できた!」という達成感があってお子さんも嬉しいかもしれませんね。感染症を防ぐには、とにかく「手洗い・うがい」が大切です。しっかりした手洗い・うがいでこれからの季節を元気に過ごしましょう。(あい)
2015年11月01日朝晩の寒暖差や空気の乾燥で、風邪を引く人が増える秋。例年12月頃から流行するインフルエンザも、今年はすでに学級閉鎖が出ています。どちらもウィルスによる感染が原因ですが、疲れていたり、睡眠不足だったりすると、かかりやすくなってしまいます。年末に向けて忙しくなるのに、風邪なんて引いたら大変ですよね。今から予防策をしっかり摂って、普段から免疫力を高めるものを摂りいれることで防いでいきましょう。■免疫力を高める食材6つ(1) ヨーグルト乳酸菌は免疫力を高めて、インフルエンザや風邪に負けない体を作ってくれます。ただし、乳酸菌は腸に定着しないため、毎日取り続けることが大切です。(2) かぼちゃ抗酸化作用があるβカロチンは、粘膜などの細胞を強化することで免疫力を高めます。空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。(3) バナナバナナには腸内の善玉菌の栄養源になるオリゴ糖や、抗酸化作用があるポリフェノールが含まれ、白血球の数を増やし体の免疫機能を高める効果があります。(4) にんにくにんにくに含まれるアリシンには強い抗菌作用があり、免疫強化につながります。(5) 大根おろし生の大根には酵素が豊富に含まれるので、生食がおススメです。特に、大根はおろすことで生まれる辛み成分「イソチオシアネート」に解毒作用、抗菌作用、抗炎症作用などがあります。イソチオシアネートは時間が経つと分解されるので、早めに食べましょう。(6) 納豆納豆菌は胃酸に強く、生きたまま腸にとどいて腸内環境を整え、免疫力をアップしてくれます。ビタミンやミネラルも豊富に含まれるので、偏食しがちな人には特におススメです。予防には、手洗いのほか、適度な湿度(50~60%)、十分な休養やバランスのとれた栄養摂取なども日ごろから心がけた上で、免疫力を高める食材をプラスαで加えてくださいね。
2015年10月24日今年は早くも9月の初めに、神奈川県茅ケ崎市でインフルエンザによる学級閉鎖がありました。インフルエンザが猛威を振るうのは12月から2月くらいの寒さが最も厳しい時期とされてきましたが、実は、数年前に新型インフルエンザが流行して以降、10月や11月に流行することも珍しくなくなってきています。今年も、早めの対策を考えておいたほうがいいかもしれません。しかも、今年からインフルエンザの予防接種が変わるのだとか。そこで、静岡県浜松市にある北原内科医院院長で医学博士の北原亮先生に、インフルエンザの基礎知識と今年の予防接種について教えていただきました。■インフルエンザは「A型」「B型」の2つが危険人間に感染するインフルエンザウイルスには、「A型」「B型」「C型」の3つがありますが、特に症状がひどくなるのは、「A型」と「B型」です。「A型」のうち、「A香港型」や「Aソ連型」などは耳なじみがあるかもしれませんね。話題になった新型インフルエンザも「A型」の仲間です。「A型」は毒性が強く、感染力も強いため、流行すると世界的に広がってしまう恐れがあります。一方の「B型」には、ヴィクトリア系統と山形系統があり、それぞれ遺伝子が違います。■ワクチンは「流行の予測」でつくられていた!?北原先生によれば、「インフルエンザは予防接種だけで完全に感染を防げるわけではありませんが、予防接種を受けておけば、インフルエンザウイルスに感染しても重症化を防ぎ、日常の社会生活の妨げになる入院や長期休養などの状態を避けることが期待できる」とのこと。ところでインフルエンザのワクチンは、実は毎年同じものではありません。大まかにいって「A型」から2つ、「B型」から1つ、どのタイプが流行るか、その年ごとに専門機関が予測して、流行しそうな型に対応したワクチンがつくられているのです。だから、見事予測に的中したときにはいいのですが、予測しきれずに外れてしまった年も残念ながらあったようです。■2015年から3価から4価のワクチンへ変更に特に「B型」は、近年、2種類のうちのどちらかの系統だけが流行るのではなく、混合した流行が続いていました。そのため、ワクチンをAB合わせて3タイプに対応した「3価」から、4タイプに対応した「4価」にしようという動きが世界的に起きてきました。日本でも今シーズンから、この「4価」ワクチンが導入されています。これにより、B型のどちらが流行しても、また、混合した流行になっても対応できると期待されています。ワクチンの効果が現われるのはおよそ2週間後からで、その後、約5カ月間持続するといわれています。流行してから慌てて予防接種を受けるのではなく、早めの接種が勧められるのはそういう理由なんですね。■予防接種の料金は病院が独自に設定しているインフルエンザの予防接種は、病院によって値段が違っています。今年は特に、「3価」から「4価」になったことで値上げをしている病院がほとんどのようです。ただし料金が違っても、使われているワクチンはほとんど同じもの。料金の違いは、仕入れるメーカーや人件費などが病院によって事情が様々に違うことから生じているようですが、効果はほぼ同じだということです。接種を受けた人でも、受けたことで安心しきって不健康な生活をしていては意味がありません。「手洗いや咳エチケットなどを普段から行っていただくようお勧めします」と、北原先生。なお、現在妊娠中または妊娠している可能性がある方は、予防接種を希望される場合にはまず産婦人科医師に相談してくださいね。(文/宮本ゆみ子)【監修/取材協力】※北原亮・・・医学博士。『北原内科医院』院長(静岡県浜松市西区西山町)。日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医、日本内分泌学会 内分泌代謝科(内科)専門医・評議員、日本甲状腺学会 甲状腺専門医、日本糖尿病学会 糖尿病専門医・研修指導医、日本糖尿病協会 療養指導医、『富士宮市立病院』内科(内分泌外来)非常勤医師、浜松ジャズ協会 会員、新潟清酒達人 金の達人。
2015年10月23日