2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。コロナ禍で面会ができない状況だったこともあり、お父さんから頻繁(ひんぱん)に電話がかかってくるようになってしまいました。あまりの頻度に苦痛を感じたエェコさんは……。★前の話高次脳機能障害の影響で短期の記憶を保っていられないエェコさんのお父さんは、どうして入院しているのかを覚えておくことができません。そのため、何度もエェコさんに確認の電話を描けるようになってしまいました。ひどいときには3〜5分に1回電話がかかって来るようになってしまい、リハビリ院にお願いしてスマホの使用時間を制限することにしたエェコさん。しかし、それでも電話が鳴り止むことはありませんでした。父からの鬼電で精神的に参ってしまうようになり……一時はバイブ音の幻聴まで聞こえるようになっていました。父が不安に思って電話をしてきていることはわかっているのですが、何度も同じ内容の電話が来ることで生活にも支障が出ていたのでナースステーションで携帯を預かってもらうようにしました。完全に連絡をシャットアウトすることはしたくなかったので、午後4時〜午後6時の2時間だけ携帯を父に渡してもらい、私もその時間は父からの電話に対応することに。これで状況が良くなると思ったのもつかの間。なぜか朝9時に父から電話が!どうやら父は携帯を預けていることを覚えていられず、看護師さんに携帯がどこにあるのか聞き、預かっていることがわかると「俺の携帯だろ!」と怒ってしまうのだとか。そうなると看護師さんも無理に預かることはできず、返却しなければいけないそうで……。しかも私だけではなく、私の叔母にあたる父の妹やお世話になった会社の社長さんにまで鬼電してしまうように。携帯を看護師さんに預ける作戦は父に通用しなかったので、着信拒否や電話番号を削除して対応することにしました。着信拒否を解除した瞬間、鬼電がかかってくるようになりましたが……そこは仕方ないと思い、根気強く父に付き合うことにしました。--------------看護師さんに携帯を預かってもらっていたものの、エェコさんの元には生活に支障が出るほどの電話がかかって来たのだそう。病気の影響だから仕方ないとわかっていても、山のように電話がかかってくると精神的にもキツいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年05月25日こんにちは、エェコです。新学年を迎え、クラス替えを体験したお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか? 我が家もふたりともクラス替えがありました。今日は娘のクラス替えについてのお話です。■娘のクラス替えで心配していたこと娘の小学校は2年ごとにクラス替えがあります。3年と5年の時ですね。幼稚園の時もありましたが、少人数だったのでクラス替えしてもみんな知っているお友だちばかりでした。でも小学校は4クラスで大人数。知らない子も当然います。でも…この子は娘以外ともトラブルになっていたらしいですが、娘が特に狙われていました。先生もその都度言い聞かせたり、制止していたり手を尽くしていただいたのですが、先生がずっとついているわけにもいかず…■やがてトラブルが悪化…!手が出てしまいました…。相手の親御さんの謝罪を一度は受け入れました。しばらくは平和でしたが、再び同じようなことが起き、もうこれ以上謝罪もいらないし、関わりたくない関わらせたくないという気持ちが強くなりました。先生に迷惑をかけてしまっていいのか、これはもしかしたらモンスターペアレントなのではないか? いろんな思いが頭をよぎりました。でも私は娘の親で、娘にも安心して安全に学校に通う権利はあります。そのためとても迷いましたが、先生にお時間を取っていただけるようお願いしました。そして先生にこれまで起こったことを受けて、娘が「その子とは同じクラスになりたくない」と言っていることを伝えました。話し合いの席で先生から「学校で共有します」とも言っていただけました。忙しい職務をされているなか、その言葉が聞けたことはとてもありがたかったのを覚えています。配慮があったかはわかりませんが、トラブルになった子とはクラスは別れることができました。2年生まで帰ってくると「●●さんが…」と悲しかったことを最初に報告してきた娘でしたが、今は楽しかったことを一番最初に言ってくれるようになりました!クラス替えへの配慮のお願いは、親としてとても悩むことだと思います。でも同じ子と何度もトラブルが起こってしまい、その結果学校を嫌いになったり通えなくなってしまったりといったことも十分起こりえることだと思います。それであれば、事前に先生に相談にのってもらうこともひとつの方法かなと思っています。もしまたクラスが一緒になってしまったとしても先生と情報共有できていることで、日々の生活での変化も見ていただけるようになるのではないかと願っています。
2023年05月21日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。コロナ禍で面会ができない状況だったものの、お父さんから直接電話があったため様子を知れて安心していたエェコさん。しかし、その電話がエェコさんにとって苦痛になっていき……。★前の話独居が難しいと判断されたお父さんの今後に頭を悩ませているエェコさん。金銭的にも現状を打破しなければならないと思わずにはいられませんでした。そんな中、入院中のお父さんから1本の電話が。高次脳機能障害の影響で短期の記憶を保っていられないお父さんからの電話が引き起こした悲劇とは。父から電話があるということは、それだけ元気だと思っていました。コロナ禍で面会できないからこそ父からの電話はありがたいものでした。しかし、そう思っていたのは本当に一瞬だけ。高次脳機能障害によって短期の記憶を保てない父は、私に「一体どうして入院しているのか。お金は大丈夫なのか」と何度も聞いてきました。その度に職場で倒れたことなどを伝えるのですがすぐに忘れてしまうので、父は不安になってまた私に電話をかけてくる……という無限ループに陥ってしまっていました。ひどいときには3〜5分に1回電話がかかって来て、まったく仕事ができないこともありました。1分間に2回電話がかかって来ることもあり、私が限界を迎えてしまいました。そのうちバイブ音の幻聴まで聞こえるようになってしまい……鬼電や同じ内容のやり取りに気がおかしくなりそうでした。解決策として、私は着信拒否をするのではなく、父の携帯電話をナースステーションに預かってもらうことに。ただし、父も不安な気持ちがあるだろうから1日のうち2時間は本人に返してもらうようにしました。これで解決すればいいけれど……と状況が良くなることを願うばかりでした。--------------病気の影響だとわかっているものの、お父さんからの大量の着信に困っていたエェコさん。本人が悪いわけじゃないと理解していても耐えられないことってありますよね。病気の家族とどう付き合うのか、自分の心身と相談しながら考えていかなくてはいけませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:いつでもボーッとしてしまう…そんな私についたあだ名は #私ってアスペルガーなんちゃらかも 4★関連記事:「かわいそうなくらい筋腫ができています」初めて受診した婦人科で手術と言われ #子宮筋腫で開腹手術 6★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年05月21日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。転院先の医療ソーシャルワーカーと主治医と面談し、退院後は施設への入居を考えたほうがいいということになりました。すでに精神的に疲れてしまっていたエェコさんの身に追い打ちをかけるような出来事が起こって……。★前の話お父さんの主治医から「独居は無理」と言われてしまい、退院後の生活についてどうしようかと悩むエェコさん。施設への入居も視野に入れつつ、リハビリ院での手続きを終え、帰宅しました。家に帰って落ち着けると思ったのもつかの間。郵便受けの中には大量の支払い通知書が入っていたのでした。父は実家に住んでいたのですが、私の家から1時間かかる距離にあったので郵便物は実家ではなく私の家に届くように転送届を出していました。そのおかげで実家に行かずとも父の郵便物を受け取れるようになったのはよかったのですが……請求書がわが家に届いているのを見ると思わず固まってしまいました(笑)。家賃と光熱費、合わせて10万円ちょっと。来月からは光熱費は一気に安くなると思いますが、これからも私がお金を払うと思うと……。特に9万円の家賃がキツい! 家賃は住んでいようが住んでいまいが安くはならないので、解約するまでずっと支払わなければならない状態です。父の今後が決まっていない以上、一体いつまで払わなければいけないのかもわからず、気が遠くなる思いでした。それだけでも頭が痛くなりそうなのに、翌日から父が患っている高次脳機能障害が一体どんな病気なのか身をもって知ることになりました。父は短期の記憶を保っていられないため、何度も同じことを聞いてきます。転院中の介護タクシーの車中でされた質問と同じ内容の電話がかかってくることもしばしば。ただ、このときは本人からの電話があることで父の現状を知れてありがたいな〜と思っていました。--------------独居が難しいとされるお父さんの今後が決まらず、実家の家賃を払い続けなければならなかったエェコさん。いつまで、どのくらいのお金がかかるのかも不透明でエェコさんは頭を抱えるしかありませんでした。ただでさえお父さんが病気で不安なのに、今後のことが決まらないともっと不安になってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年05月19日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。転院先の医療ソーシャルワーカーのナンバさんと面談したところ、退院後の独居は難しいという話になってしまいました。続けて主治医とも面談をしたのですが、そこでもお父さんの独居について言及があり……。★前の話ナンバさんとの面談で、高次脳機能障害を抱えた状態かつ生活保護を受けながらの独居は難しいと言われてしまったエェコさん。施設への入居を考えなくてはいけなくなってしまいました。その後、お父さんの主治医とも面談をすることに。主治医からも退院後について聞かれ、独居してもらうつもりだと答えました。まさかの「独居は無理」という発言……。ショックを受けながらも、面談の後はリハビリ院を抜けて父の入院に必要なものを買いに行きました。主治医の先生によると、入院期間は大体2〜4カ月程度になるとのことでした。1カ月ごとに父の状態について会議をして「このくらいがリハビリの終点かな」という状態になったら退院するそうです。もちろん、今後もリハビリをすれば回復する見込みがあれば入院は続き、リハビリも続きます。先生から退院後の予定についても聞かれ、同居はできないため独居を予定していると伝えました。ただしナンバさんから施設入居を勧められたので、それも考えていることも言いました。先生の意見は「施設がいいと思うよ〜。独居は無理だね〜」と私にとっては重いものでした。「独居は難しい」ではなく「独居は無理」だと言われ……なんと答えればいいのかわからなくなってしまいました。コロナ禍で面会は禁止だったのですが、先生の計らいで父と少しだけ会うこともできました。この日は転院中も父と一緒に行動することができたので、今の父がどんな状態なのかよく知ることができた1日でした。--------------ナンバさんからだけではなく、主治医からもお父さんの独居は難しいという判断が出ました。金銭的な都合から施設への入居を考えていなかったエェコさんにとって、この判断はとてもつらいものだったのではないでしょうか。これからどうするのか、エェコさんやお父さんに最良な道が見つかるといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年05月16日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。転院先の医療ソーシャルワーカーのナンバさんとの面談でお父さんのこれからについて話し合うことに。リハビリ院を退院した後、お父さんはエェコさんのサポートの元、独居をする予定でしたが……。★前の話お父さんから倒れて21日目。入退院の手続きだけではなく、実家の整理や行政サポート制度の申請など、エェコさんの行動力にナンバさんは驚くばかりでした。お父さんの今後について、エェコさんが想定していることを伝えるとナンバさんからは「いろいろ難しいと思う……」という言葉が。その理由は一体。父が職場で倒れてからリハビリ院に入院するまで、実は1カ月もかかりませんでした。ただ、育児や仕事と父のことを両立することは難しく……心身ともに疲労でいっぱいになってしまっていました。父が今後働けるかどうかもわからなかったので、退院後は実家を引き払って私の家の近くで暮らしてもらう予定でした。同居も考えたのですが、子どもたちや夫のこと、家の構造を考えるとどうにも難しく……。さらに父は預金資産がゼロという経済的にも崖っぷちな状態! 私が経済的に支えようにも限界があるので、実家がある地域の自治体に生活保護の申請を出していました。しかし、父が患っている高次脳機能障害や生活保護の影響で独居は難しいのだとか……。ナンバさんからは施設への入居を考えたほうがいいと言われました。施設は私が一番最初に除外した選択肢。理由はやはり父にお金がないこと、私の貯金じゃ長期間支払いを続けることもできないということでした。今でさえ先行きの見えない父の退院後の生活がさらにお先真っ暗な状態になってしまいました。--------------エェコさんは、お父さんの退院後のことを考えて物件探しや実家の整理に奔走していました。しかしナンバさんいわく、お父さんの独居は難しいのだとか。自分の考えていたプランに暗雲が立ち込めると、どうしようかと焦って不安になってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年05月12日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。転院先の医療ソーシャルワーカーと面談をしたところ、エェコさんはすごいと絶賛されました。しかし、その一方で驚かれてしまったこともあるようで……?★前の話入院手続きを終え、看護師からリハビリ用の服をそろえて欲しいと言われたエェコさん。その他にも日用品などそろえなければならないものは多々ありました。その後、リハビリ病院の医療ソーシャルワーカーであるナンバさんと面談することに。現状を話したところ、粗大ごみの処分についてドン引きされてしまいました。実は父が倒れてからまだ1カ月もたっていません。実家の整理や行政の手続きなどここまで全力で走って来たことをナンバさんはとても褒めてくれて……私はうれしくなりました!父が退院しても今までと同じように働きながらひとり暮らしをするのは難しいだろうと思った私は、実家を引き払って自宅付近に引っ越しをしてもらうつもりでした。そのために不要な家具などを処分していたのですが、私ひとりで運ぶことができないたんすなどの大型家具を業者に引き取ってもらいました。10万円を超える見積もりを出されたこともありましたが、最終的には6万円で処分してもらいました。ナンバさんにそのことを話すと「粗大ごみに6万円払っちゃったの……?」と何やら不穏な空気に……。預金ゼロの父は生活保護を受けることにしたので、申請をすることになっていました。生活保護を受けられるようになると、住宅扶助という住宅費を援助してくれる制度を利用できるのだそう。すると、助成金額内の物件に引っ越すように言われ、そのときに片付けを手伝ってくれる場合があるそうです。すなわち父が生活保護を受けられるようになれば、行政が粗大ごみの処分を手伝ってくれるかもしれないのです! あくまでも「生活保護申請が通れば」の話でしたが……これまでの日々を思い出して涙してしまいました。--------------ナンバさんから粗大ごみの処分は不要だったかもしれないということを聞き、全部無駄だったのかもしれないと落ち込んでしまったエェコさん。しかし、そのときはお父さんが生活保護を受けるなんて思ってもいませんでしたから、仕方のないことでした。後からこうしておけばよかった……と思っても後悔先に立たず、ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「社長の責任だと思います」本当に辞めると知り涙を流す社長にズバリひと言 #ヤバイ職場を辞めた話 78★関連記事:大丈夫だと言う妻を陰から見守る夫。しかし妻の身に異変が起こって!? #デブス女の修羅場109★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月29日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。転院先ではリハビリ用に動きやすい服が必要になるのだそう。しかし、エェコさんのお父さんが持っている服は黄金のオヤジ3点セットで……。★前の話転院先であるリハビリ院に到着し、入院手続きをおこなったエェコさん。洗濯やCS(ケア・サポート)セットという入院時に必要なものを1日単位でレンタルできるサービスがありましたが、お金の都合で泣く泣く断念することに……。その後、看護師からリハビリ用の服を持って来て欲しいと言われました。動きやすいルームウエアのようなウエアのような服と言われたのですが、お父さんのルームウエアはいわゆる「オヤジ」のようなものでした。リハビリは動きやすい服装が必要なのだそう。なので、ポロシャツやジャージなどを持って来て欲しいと言われました。また着替えもリハビリの一環なのだそうで、脱ぎ着しやすいことも大事なのだそう。なので、ルームウエアのような服がいいそうです。しかし、私の父のルームウエアはステテコにモモヒキ、腹巻きの3点セット。冬は上にはんてんを着ているだけなので、基本的に1年中同じスタイルでした。実家を整理したとき、父の服も一通り確認していたのですがリハビリに向いている服なんて1着もなく……。また私が自腹で購入しなければいけませんでした。父は転院前の病院できれいな洗濯物と汚れた洗濯物を混ぜてしまったり、財布をごみ箱に捨ててしまうことがありました。そのことを伝えると、洗濯物は分別して財布はナースステーションで預かってくれるということになりました。私はこれで洗濯物や財布についてはひと安心! と思っていたのですが……財布を預けるという行為に心底悩まされることになります。父は高次脳機能障害の影響で短期の記憶が保てません。「最近のことを覚えていられない人の財布を預かってもらう」ということがどういうことなのか、このときの私はしっかりと考えられていませんでした。--------------お父さんの服以外にもエェコさんはマスクやタオル、電気シェーバーなど入院中に必要なものを買いそろえました。1万円程度の出費で済んだそうですが、着実に減っていくお金にエェコさんは悩まざるを得ませんでした。子どもに苦労をかけないためにも、貯金や身の回りの整理は大切なことなのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月27日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、リハビリ院に転院することになりました。転院先への移動中、介護タクシーに搭載されていたナビが古かったせいで道を間違えてしまうハプニングが! 無事に転院先には着いたものの……。★前の話お父さんが入院していた病院から転院先のリハビリ院まで、エェコさんたちは介護タクシーにて移動していました。道中、運転手さんが道を間違えるというハプニングがあったものの、なんとか転院先に到着!道を間違えたので運転手さんはタクシーの料金メーターを止めてしまっていたのだそう。そのせいで正確な料金がわからなくなってしまうという事件が発生してしまいました。介護タクシーのナビが古く、運転手さんは道を間違えて遠回りをしてしまっていました。到着も予定時刻から少し遅れてしまったのですが、そのことについては特に気にしていませんでした。運転手さんは迷子になった時点で料金メーターを止めてくれていたのですが、メーターが動かないということは正確な料金もわからず……。介護タクシーを手配してくれた医療ソーシャルワーカーさんから料金は2万円前後になると聞いていたので、そのことを運転手さんに伝えました。運転手さんから言われた料金は19,800円。もしかしたらこれ以上の料金がかかっていたかもしれませんが……本当の料金はわからないし、想定の範囲内の料金だったのでこれで良しとしました。それでも2万円弱のお金を私の貯蓄から出すことはとても手痛いものでした。リハビリ院ではCS(ケア・サポート)セットという、入院時に必要なものを1日単位でレンタルできるサービスがありました。その上、洗濯も業者がしてくれるサービスも!しかし、CSセットは1日495円、洗濯は1カ月3,900円。どのくらいこの病院に入院するかもわからず、経済状況も考えたら自分で日用品を揃えて、洗濯も私がするのが一番でした。こぢんまりとした病院でしたが、サービスも行き届いていてお金に余裕があれば洗濯くらいはお願いしたかった……と切実に思いました。--------------運転手さんは道を間違えたことで、正確な料金がわからなくなってしまったのだそう。料金メーターを止めてくれたことはありがたいですが、料金がわからないのは少し困ってしまいますね。もしかしたらもっと高かったのかもしれない、安かったのかもしれないと思うとどこかモヤモヤした気持ちが出てきてしまうのではないでしょうか。相手ともめることなく解決できてよかったですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月26日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、リハビリ院に転院することになりました。介護タクシーの車内でお父さんから何度も同じことを聞かれるエェコさん。それほどにお父さんが不安に思っていたことは……。★前の話介護タクシーで転院先に向かっていたエェコさんたち。病気の影響で短期の記憶が保てないお父さんは、エェコさんに何度も同じ質問をしていました。お父さんは自分がどうして入院していたのか、携帯や財布はどこにあるのかなど心配なことがあったのだそう。何度も同じことを聞かれるエェコさんは大変でしたが、その一方で安心したこともありました。父は高次脳機能障害の影響で、短期の記憶を保つことができませんでした。そのため、ついさっき話したこともすぐに忘れてしまうのです。父は「どうして自分がこんな場所にいるのか」「携帯と財布はどこにあるのか」「お金はどうなっているのか」の3つが不安でたまらないようでした。聞かれるたびに脳の病気で倒れて入院したこと、貴重品を私が預かっていることなど伝えてたのですが……少したったらまた同じ質問の繰り返し。本当はお金のことも含めて大丈夫じゃないこともたくさんありました。しかし父に「大丈夫じゃない」と正直に言ったら、きっともっと不安になってしまうだろうと思い、何も言えず……。短期の記憶は保てない一方で、父は昔のことはよく覚えていることをようでした。介護タクシーに搭載されていたナビが古く、運転手さんが道を間違えてしまいました。ですが、運送業者だった父は道に詳しく、間違った道を走っていることをわかっていたのです!主治医の先生から言われた「昔のことはよく覚えてる」とはこういう感じなんだなと思いました。それでも昔のことなら完璧に覚えているわけではなく、あいまいになったり忘れたりしている部分もあるようでした。--------------さまざまな心配事があったエェコさんのお父さんは、何度もエェコさんに大丈夫かと尋ねていたのだそう。エェコさんはそのたびに「大丈夫」と言うしかなかった上に、今までのことを思い出してダメージを受けていたのだとか。思わず「大丈夫じゃない」と言ってしまいそうですが、親に心配をかけたくないという思いから「大丈夫」だと言ったエェコさんはすごいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「どこかいじっている?」と美容外科勤務の私がよく聞かれることの返答は #美容外科の現場から 11★関連記事:再検査の結果は高度異形成。がんじゃないの? 治療法は? #子宮頸がんを乗りこえた話 3★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月24日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになりました。転院先に向かうため、介護タクシーに乗ったエェコさんたち。車内でお父さんからとある質問をされたエェコさんでしたが……。★前の話看護師さんに病室で待つように言われていたにもかかわらず、単身でエェコさんの元に来てしまったお父さん。慌ててお父さんを病室に帰らせたエェコさんでしたが、先が思いやられる気持ちでいっぱいでした。そしてついに転院先へ! 車椅子で乗ることができる介護タクシーを利用し、転院先へ向かっていたところ、お父さんがエェコさんに声をかけてきました。転院先は私の家の近くだったので、父の負担も考えて介護タクシーを利用しました。介護タクシーは汚しても清掃費がかからず、車椅子ごと乗ることができるというものでした。父は自力で歩けるものの移動時は車椅子に座ってもらい、介護タクシーでも同じように車椅子に座ったまま乗車しました。出発して少したったころ、父から「俺、なんでこんなことになっちゃったんだ?」と現状を確認する質問を投げかけられました。父が病気の影響で短期の記憶が保てないことは知っていたので、今までのことを父にもわかるように答えました。私の話をひと通り聞いた父は「そうか〜……」と納得していたのですが……そのすぐ後にまた「俺、なんでこんなことになっちゃったんだ?」と同じ質問が。さらにゴソゴソと財布を携帯を探して、「なぁ、俺の財布と携帯知らないか?」と私に聞いてきました。貴重品は私が預かっていると伝え、父は「わかった」と言っていたのですが、またすぐに財布と携帯を探していて……。初めて高次脳機能障害の影響を実感した瞬間でした。会話は成立しているのに5〜10分間隔で同じことを聞かれるという……。ただ、主治医の先生の話を聞いて心構えはしていたので、何度父に同じ質問をされても同じ答えを繰り返し伝えていました。--------------いよいよ転院先に向かうことになったエェコさんたちでしたが、車内ではひと波乱あったようでした。エェコさんのお父さんは高次脳機能障害だと診断され、短期の記憶がもたないと言われていました。エェコさんはある程度覚悟していたものの、「短期の記憶が持たない」ということがどういうことなのか実感させられました。話に聞いていても実際に経験するまでわからないことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月22日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになりました。お父さんの支度が終わるのを待っていたエェコさんの元に、なぜかお父さんがひとりで登場! 病室へ戻るよう促しましたが……。★前の話主治医から病状の説明を受け、エェコさんは病院のラウンジでお父さんを待つことに。すると「ちっとも誰も来ねぇんだけど」と言いながらお父さんがひとりでやって来てしまいました。コロナ禍にもかかわらず、マスクもしていなければ付き添いの看護師もいない状態。エェコさんは慌ててお父さんに病室へ戻るように言いました。父は看護師さんに病室で待っているように言われていたようでした。しかし、病気の影響かせっかちな性格のせいなのか……まさかのひとりでラウンジに来てしまったのです。まだ新型コロナウイルス感染症が流行していた時期だったので、マスクなしでの外出はNGなはずなのに父はノーマスクでした。勝手に病室を出た上にマスク未着用なのは流石にまずいと思い、急いで父に病室へ戻ってもらいました。受け答えができて指示が通ることにひと安心したものの、先々のことを考えると胃が痛くなる思いでした……。その後すぐに車いすに乗った父が看護師さんと一緒に来ました。そのとき、看護師さんから父の荷物を受け取ったのですが、量が多いのなんの。病院は私の家から2時間かかる距離だったので頻繁(ひんぱん)に通うことができず、必要なものを多めに購入していました。それがあだとなってしまい、重い荷物を抱えて転院する羽目に。私は転院先が急に決まったこともあり、なかなか物を持って帰れなかったのですが、転院が決まったら少しずつ準備しておく必要があると実感しました。--------------エェコさんはお父さんと接して「今は会話が成立しているけれど、この先はどうなるかわからない」と不安な気持ちになったのだそう。今後、会話が成立しなくなったり、もっと物忘れがひどくなったり……エェコさんの胸にはさまざまな思いがありました。家族が病気によって変わってしまう姿を見ることはとてもつらいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「信用できない」両親への不信感。私がやるしかないと心に決めた瞬間 #踏み間違い事故のリアル 8★関連記事:緊張の糸が切れ、思わず涙が…抜歯後の血餅の行方は #アラフォー双子の矯正日記 24★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月16日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになっていました。転院にあたり、主治医からお父さんの病状を聞いたエェコさん。そこでふとした疑問が湧いてきて……。★前の話リハビリ院への転院当日、エェコさんはまず入院中の医療費の精算をすることに。限度額適用認定証(高額な医療費を自己負担限度額までに抑える制度に必要な書類)を使用し、医療費は約6万円で済みました。その後、主治医からお父さんの現状を説明してもらうことに。お父さんは高次脳機能障害だと診断されていました。このころの私は、認知症と高次脳機能障害の違いがきちんと理解できていませんでした。なので、昔のことはよく覚えているけれど最近のことを覚えていられないという父の病状に対し「認知症なのでは?」と思っていました。そこで認知症についてネットで調べてみたところ、まさしく父と同じ症状がヒットして……。ますます認知症なのではないかと思うと同時に、リハビリで治るの? と不安な気持ちになっていました。しかし、認知症と高次脳機能障害はまったく違う病気。父の病気についてしっかりと理解するのはもっと後になってからでした。この日は退院する方が多かったのか、コロナ禍にしては人が多くいました。看護師さんもどこか忙しそうで、父が来るのも時間がかかるかと思っていたのですが……。まさかの父、自力で登場。父はせっかちなので看護師さんが来るのが待てなかったのか、病気の影響で待つように言われたことも忘れちゃったのか……。しかもコロナ禍なのにマスクなしで来たものですから、私は大慌て! 病室ではマスクをしていなかったのかもしれませんが、ここに来るときはマスクしてよ〜! とハラハラしてしまいました。--------------認知症と高次脳機能障害の違いがよくわかっていなかったエェコさんは、お父さんが認知症ではないのかと思っていました。たしかに、エェコさんのお父さんには物忘れなど認知症に思えてしまう症状が出ていました。何も知識のない状態で症状だけ聞くと混同してしまいますよね。そんなときは正しい知識を得るためにも、医師にしっかり聞くことが大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月14日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになっていました。ついに転院当日を迎え、入院中の医療費を精算することに。限度額適用認定証(高額な医療費を自己負担限度額までに抑える制度に必要な書類)を使用したものの……。★前の話お父さんの転院が決まってからというもの、生活保護など行政支援の申請や実家の片付けに追われていました。あっという間に日は過ぎ、お父さんの転院日に。病院に行くと、まずは入院中にかかった費用の精算をするように言われました。医療ソーシャルワーカーさんからは、7万円あれば足りるだろうと言われていましたが、一体いくらになったのでしょうか?実家で人形などの粗大ごみを処分した翌日。夫に子どもたちを任せ、朝9時には病院へ。看護師さんに声をかけると、父の支度をするということでその間にお会計をしてくるように言われました。限度額適用認定証を提示し、精算をしてもらったのですが……。料金は6万6,800円! かなり安くなっているのでしょうが、私にとっては高額!!残っていた父の預金と私の貯金を合わせて支払うことに。これで父の預金もなくなり、資産はゼロへ……。その後、コロナ禍のためラウンジで父を待つことになりました。その間に薬剤師さんと主治医の先生から薬や病状について、説明がありました。以前主治医からの電話で聞いていたように、父は高次脳機能障害で短期の記憶を保っていることができないのだそう。最近のことを覚えていることができないそうなのですが、それ以外は特に異常なしと言うことで、体はとても元気でした。こちらの病院でも高次脳機能障害に対するリハビリをしてもらったそうなのですが、短期的なリハビリでは改善できなかったようでした。--------------エェコさんのお父さんの医療費は6万6,800円でした。お父さんは医療費の負担額が軽減される限度額適用認定証を持っていたため、このくらいの値段で済みました。しかし、この書類がなかったら……と思うとエェコさんは寒気がしてしまったのだとか。高額な医療費の支払いは大きな痛手になることも。どんな制度を使えば医療費が抑えられるのか、知っておく必要がありますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「ご相談があって…」小心者だけど! 私が歯医者で断ったこととは #アラフィフ主婦ちゃんねる 76★関連記事:「頑張れ…!」不安な気持ちで診察室へ。すると医師から衝撃の発言が #デブス女の修羅場 105★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月09日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになっていました。実家の退去に伴い、粗大ごみの処分をしていたエェコさん。大量の粗大ごみを運んでいると、とある人が声をかけてきて……。★前の話ひな人形や日本人形などの処分に困っていたエェコさん。人形供養をしなければいけないとわかりつつも、そんなお金や時間はなく……中型の粗大ごみとして処分することにしました。エェコさんの実家は団地の6階にあり、1階のゴミステーションまでごみを運ぶことは重労働でした。そんな中、ゴミステーションに行くと清掃員の方がいました。私の実家の団地は24時間いつでもごみが捨てられるように整備されていました。そのおかげでいつでも実家の片付けをすることができていました。以前、業者に依頼してたんすや鏡台などの大型家具を片付けてもらいました。しかし、それだけで片付けが終わるわけもなく……次は中型の粗大ごみの処分をすることに。ゴミステーションに行くと、団地の清掃員さんがいました。今日は大量にごみが出る予定だったので、念のため捨てても大丈夫か聞くことにしました。清掃員さんから「引っ越し?」と聞かれたので、父が倒れて実家の整理をしていると説明しました。すると、私にここで待つように言って清掃員さんはどこかへ行ってしまい……。なんと、台車を持って来てくれたのです!!エレベーターがあるとはいえ、重い物を何度も何度も運ぶのはしんどかったのでとてもありがたかったです!しかも使い終わったらゴミステーションに置いておけば清掃員さんが片付けてくれるという……。本当に神様のような人でした。--------------エェコさんがごみの運搬で困っていたところを助けてくれたのは、団地の清掃員の方でした。清掃員の方は、エェコさんが実家の片付けをしていると聞き、台車を用意! そして使い終わったら、返しに行くのではなくゴミステーションの中に置いておいてくれればいいと言いました。自分が困っているとき、こんなふうにやさしく助けてくれる人がいるとうれしいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年04月07日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになっていました。実家の退去に伴い、粗大ごみの処分をしていたエェコさん。そんな中とあるごみがエェコさんを困らせて……。★前の話エェコさんは実家の退去のために、中型の粗大ごみを処分していました。日本人形など供養しなければいけないと思いながらも、時間やお金に余裕がないエェコさんはごみ券を貼ってゴミステーションに運ぶことにしました。日本人形以外にも処分しなければいけないものがあったのですが、その中でも中身が半分くらい入っているポリタンクに困らされました。中の液体はどうやら石油のようで、そのまま捨てる訳にはいきませんでした。実家には10年くらい使われていないであろうポリタンクに入った石油がありました。ストーブの燃料として使っていたのですが、処分もせずほこりを被っている状態でした。調べてみたところ、ガソリンスタンドで引き取ってくれるということだったので、早速近所のガソリンスタンドに確認!引き取ってもらえるということで、危険なく処分できることになったのですが……ガソリンスタンドまでは徒歩10分。車も自転車もなく、歩いていくしかありませんでした。おかげで真夏に汗だくでポリタンクを持って歩くという、不審者極まりない状態に(笑)! 10分の道のりに30分もかかってしまいました。石油の処分が終わり、次は中型の粗大ごみを運ぶことに。実家はゴミステーションがあり、いつでもごみを捨てられる状況でした。この日、ゴミステーションに行くと、清掃員さんが中で作業をしていました。清掃員さんは私が持っているごみを見て、「なんかいっぱいだね〜」と声をかけてくれました。これからまだまだごみが出る予定だったので、捨てても大丈夫か一応聞いてみたところ、快く許可してもらえました。--------------エェコさんの実家にあったポリタンクの中には、石油が残されていました。しかもポリタンクの半分くらいの量があったのだとか。処分に困ったエェコさんでしたが、石油はガソリンスタンドで引き取ってもらうことができ、事なきを得たそうです。家に石油があるなんてびっくりしますよね。皆さんは大掃除などをしていたら変なごみが出てきた経験はありますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月22日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院しており、今後はリハビリ院に転院することになっていました。退院しても実家でひとり暮らしをすることはできないと判断し、退去を決めたエェコさんは実家の整理をしていたのですが……。★前の話お父さんの生活保護申請に必要な書類をあらかた回収できたエェコさん。このときばかりはズボラな性格のお父さんに感謝していました。生活保護を受ける上で、給料を事前に受け取っておく必要があり、お父さんの給与について確認したエェコさん。しかし、お父さんの職場までは最寄駅から徒歩30分もかかると聞かされました。もしかしたら父はもうお給料がないかと思っていたのですが、どうやらまだお給料はあるみたいでした。振り込みではなく、手渡しで支給しているということで、私が受け取りに行くことに……。父はドライバーとして働いていたのですが、もう働くことはできないのでついでに父の私物も引き取ることにしました。このころは真夏で気温は連日30度超え! しかもコロナ禍でマスクは必須な状態。そんな中30分も歩くなんて、とても大丈夫ではありませんでしたがタクシーを使う余裕なんてないので、歩くしかありませんでした。お給料についても確認したので、ようやく実家の片付けに手をつけられることができました。食器棚やベッドについては処分済みだったので、今度は中型の粗大ごみの処分!!実家には日本人形などが多々あり、供養しなければいけないとわかってはいたのですが、1体2000円もかかる人形供養をしていられず……。供養だけで1万円を超えてしまう状態だったので、泣く泣く供養せずに処分しました。当時は「だってお金も時間もないし! もうこれ以上悪いことなんて人生で起こらないよ!」という気持ちだったので、ありったけの感謝を伝えて、ゴミステーションに持って行きました。--------------エェコさんのお父さんが倒れたのは夏ごろだったため、エェコさんは猛暑の中駆け回ることになってしまっていました。お父さんの会社まで最寄駅から30分も歩いたり、猛暑の中ごみを捨てるためにゴミステーションを家を往復したり……。お父さんの病気やお金のことなど精神的にもつらい中、体力的にもしんどい思いをしていたエェコさん。ひとりで抱え込みすぎないようにしてほしいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「エプロン持って来い!」制服を取り上げながら社長が放ったまさか理由 #ヤバイ職場を辞めた話 44★関連記事:「落ち着け」車で出かけた父から電話が! 免許証を持ってきてと言われ #踏み間違い事故のリアル 3★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月22日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。今後、長期の金銭的サポートが難しいエェコさんは、お父さんの生活保護を申請することに。申請に必要な書類集めに苦戦すると思っていましたが……。★前の話生活援護課でお父さんの生活保護について相談したところ、後日必要書類を揃えてから申請することになりました。必要な書類は10を超え、エェコさんの予定はさらに多忙になりそうでした。次に、実家の片付けに向かったエェコさん。以前実家を整理したときに見つけていた書類を見ていると、生活保護の申請に必要な書類のほとんどがそろっていました。父の生活保護申請に必要な書類は保険証や年金証書、加入している共済保険の書類や雇用保険受給者証に給与明細などたくさんありました。可能な限り集めて持ってきてもらえれば大丈夫ということだったので、ひとまずは集められるだけ集めることに。そのまま退去予定の実家の片付けをしに……と思ったのですが、父の新しい高齢者受給証が受け取れることに気付き、一旦役所へ向かいました。もはや常連になりつつある役所で高齢者受給者証を受け取ったとき、職員さんから「再来月で健康保険証が期限を迎えるのですが……また取りに来られますか?」と言われました。今取りに来たばっかりなのに……いつになったらこの役所通いの日々から解放されるの……。実家にある手紙や請求書などの書類は先日整理していたのですが、その中に申請に必要な書類がいくつかあり、あっさりと必要書類を入手することができました!このときばかりは、ため込み癖のあった父に感謝……! と思ったのですが、元はといえば父のせいでこういう事態になっている訳で……。なんだか本末転倒な気がしました(笑)。--------------保険証の再発行など代理人としてさまざまな申請してきたエェコさんにとって、書類集めはとても重いタスクでした。山ほど必要な書類をどう集めようかと考えていたようでしたが、お父さんがそういったものを処分しない性格だったことが幸いし、すぐに必要な書類を入手することができました。まさに不幸中の幸いといったところですね。★関連記事:「思ったより先生が…」耳掃除をしに耳鼻科に行って急にドギマギ #アラフォーの気にし過ぎな毎日 39★関連記事:体調が悪くても病院に行けない…その理由は職場での評価にあって #体調不良から脱却したい 13★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月20日こんにちは、エェコです。「男の子は××」「女の子は●●」のような性別で縛りみたいなものが強かった私の時代。今はだいぶ自由になりましたが、まだまだ根強く残っているようで…■何があった? 泣きながら帰宅した娘私のなかでは娘を泣かせた子への怒りが煮えくり返っていますが…、落ち着け…私…!その怒りより先に娘に伝えなければいけないことがある…。■どんな服を着てもいいんだよそう! 今は中学校の制服だって「男子」「女子」関係なく選択できます。「制服が選べる」のは知ってはいましたが、息子の中学校入学式ではじめて目の当たりにしました。ひとりではなく、数人の女子がズボン(スラックス)を着ていました。(私の時代にもこの制度だったら、私もズボンタイプを選んでいたな~と思いました)そう! 君のママも好きな服を着ているのだ! 性別も、年齢も、関係ないのだ!!娘が「自由」と思っていても、他の人はそう思ってないかもしれません。その人たちからそれをからかわれたり、攻撃されるかもしれない。攻撃に耐えたり、反撃する力がまだなかったら…、余計な攻撃を避けるため違う服を着るのもありかと思います。他人の固定観念を変えるのは難しいですが…娘にはいつまでも「どんなことも自由に選んでいい」ことを覚えておいてほしいなと思いました。
2023年03月19日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。エェコさんは今後のお父さんの生活のためにも、お父さんの生活保護を早急に申請する必要がありました。現状について生活援護課の足立さんに相談し、申請できるようになったのですが……。★前の話お父さんのサポートについて聞かれたエェコさんは、子どもたちを第一に考え、事務的なサポート以外はできないと断言しました。お父さんか子どもか、エェコさんにはつらい選択をしなければなりませんでした。生活保護の申請について、後日おこなうことになり、必要な書類を教えてもらいました。驚くほどの量の書類が生活保護申請には必要でした。私は父のサポートについて、同居や長期的な金銭援助はできないとはっきり言いました。冷たいのかもしれませんが、それだけ私にとっては子どもたちが何よりも大切だったのです。父と私の現状についてひと通り確認し終えた足立さんは、職員がいるという部屋に向かい、何やら話をしていたようでした。もしかしたら、父が生活保護に該当するのかを確認しているのかな? と私なりに考えながら待つこと数分……。今日中に申請できると思っていたのですが、まずは「相談」して必要な書類を揃えてから「申請」になるようでした。生活保護の申請に必要な書類についてなのですが……とにかくい〜〜〜〜〜っぱい!!保険証や年金証書だけではなく、加入している共済保険の書類や雇用保険受給者証に給与明細などなど。とても1日で回収しきれる量ではなく、夏休み中の子どもたちの面倒を見ながらミッションをこなすのは骨が折れそうでした。書類集めだけではなく、父が住んでいる実家の退去もあるのに……。この日は夫が休みだったので、子どもたちの面倒を見てもらっていたのですが、今後どうしようかと頭を悩ませる要因にもなってしまいました。--------------生活保護は相談当日に申請できると思っていたエェコさんでしたが、必要な書類を揃えてからの申請になるということでこの日は相談をしただけで帰宅となりました。申請に必要な書類は10を超え、代理人として申請をおこなうエェコさんにとってはとても労力が必要になることが予想されました。こんなにもたくさんの書類を集める必要があるなんて、とても大変ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月18日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)があることが判明したエェコさん。マンモグラフィーとエコーによる再検査を受け、医師からの診断を待つだけとなりました。がんだったらどうしようかと思うエェコさんに告げられたのは……。★前の話検診先から紹介された病院でマンモグラフィーとエコー検査を受けたエェコさん。大きなトラブルもなく検査は進み、あとは医師から検査結果を聞くだけになりました。医師から検査結果を告げられたエェコさんは、病院を出て涙を流しながら夫に電話をかけました。このころちょうどニュースでは、アナウンサーの小林麻央さんが乳がんで亡くなったことが報道されていました。母をがんで亡くしていた私は「もしがんだったらどうしよう」という不安を抱えており……。診断待ちの間は悪いことばかりを考えてしまっていました。検査の結果は……がんの心配はないということでした。充実性腫瘤は何らかの細胞成分で満たされた腫瘤なのだそうで、その中身が悪いものであればがんの可能性を疑ったりするのだそうです。しかし、私の場合はそういうことはなく、今後は年に1回検診を受けるだけで大丈夫だと言われました。母の姿を見ていた私にとって、現段階で乳がんの可能性を否定してもらえたことは安心につながりました。再検査までの1カ月間、不安や恐怖で精神的にもつらかった私。夫に電話をしたとき、緊張の糸が切れて思わず泣いてしまいました。このことを受け、乳がんだけではなく子宮がんの検診なども受けるようになりました。自分や家族のためにも、健康に生きることは本当に大事だと思わされた経験でした。--------------医師から検査の結果、がんの心配はなく今後は年に1回検診を受ければ大丈夫だと言われたエェコさん。このことを受け、エェコさんは家族や自分のためにも定期的な検診が必要だと感じたそう。自分の体がどういう状態なのか知ることはとても大切ですから、検診を受けていないという人はこの機会に受けてみてはいかがでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月16日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。エェコさんは今後のお父さんの生活のためにも、お父さんの生活保護を早急に申請する必要がありました。生活援護課で相談をしたところ、お父さんの給料について聞かれ……。★前の話お父さんの生活保護について、生活援護課で相談することにしたエェコさん。職員の足立さんが通帳を確認したところ、なんとお父さんは給料や国民年金の他にも企業年金をもらっていたことが判明しました。さらに、通帳に給料の入金履歴がないということも判明。手渡しであっても必ず生活保護を受ける前に給与を受け取るよう足立さんに言われたエェコさん。その理由は一体。父の職場について何も知らなかった私。お給料はすべて振り込みだと思っていたのですが、通帳に記載がなく、手渡しだったことが判明しました。足立さんから、生活保護を受ける前にお給料を受け取っておくように言われました。どうやら、お給料や年金など本人が受け取るお金を合算して、自治体が定める最低生活費を下回ると生活保護の対象となるのだそう。なので、生活保護が決まった後に収入があるとアウトになってしまうということでした。もし最後のお給料があるのであれば、入院費など必要なことに使って欲しいということも言われました。その後、誰か血縁者でサポートできる人はいないかと聞かれました。私はひとりっ子で兄弟はいません。母も私が高校生のころに亡くなっており、父の妹である叔母も高齢のため、父に付きっきりでサポートすることは難しい状況でした。私が同居すれば……とも思いますが、子どもたちのこれからを大切にしたいと思っていた私にとって家族に負担をかける選択はできませんでした。夫に頼めることといえば子どもたちの世話くらいで、お金や生活についての援助はまったく考えていませんでした。子どもたちも病気の父がいることで、肉体的にも精神的にもしんどい思いをさせてしまうだろうという考えが私の中にはあり……。今はなんとか経済的にも援助できていますが、ずっとこの状況が続けば私も苦しくなって家族に迷惑をかけることになります。父と自分の家族、どちらを優先するのか……選択しなければいけない場面でした。--------------お父さんのサポートについて聞かれ、自分の家族とお父さんをてんびんにかけることになってしまったエェコさん。子どもたちを第一に考えたエェコさんは、事務的なサポート以外はできないと足立さんに伝えました。母親として、娘としてこの選択はとてもつらいものだったのではないでしょうか。エェコさんの気持ちを考えると、とても胸が痛んでしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月15日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。医療ソーシャルワーカーとの面談で生活保護の申請をしたほうがいいと言われ、エェコさんは生活援護課に相談へ行きました。★前の話エェコさんの生活保護について相談に乗ってくれたのは、とてもやさしい職員の足立さんという方でした。足立さんは現状を話し終えたエェコさんに対し、資産になるようなものはあるかと聞いてきました。エェコさんのお父さんは資産もなく、生命保険も掛け捨てているため、資産はありませんでした。さらに詳しく資産状況を把握するために、エェコさんは足立さんにお父さんの通帳を見せました。父が入院した当初、どれだけ探しても通帳が見つからず途方に暮れていたのですが、実家の家具を片した際にベッドの下から通帳が出てきました。そんな場所にあったものですから、当然記帳なんてされているはずもなく……記帳は10年前で止まってしまっていました。給与や年金など、父に毎月どれくらいの収入があって支出や預金はどの程度あるのか知るために通帳が必要とのことだったのですが、未記帳の部分が多すぎてここ3カ月お金の流れしかわかりませんでした。このとき、足立さんから指摘があって初めて知ったのですが、父は国民年金以外にも企業年金をもらっていたようでした。そんなにお金をもらっているのに預金残高が7万円しかないなんてどういうことなの? と頭を抱えてしまいました。面倒くさがり屋な父はひとり暮らしなのに家賃9万円のファミリー向け団地から引っ越すことをしていませんでした。きっとそういうことが積み重なって、こんな状況になってしまったのだと思います。それにしても、記帳された合計一千万円にもおよぶお金……一体どこへ消えてしまったの……。--------------エェコさんのお父さんの通帳は、長年記帳されておらず詳しいお金の流れがわからない状況でした。まとめて記帳されていた部分には一千万円もの金額が……。こんなにも多額のお金があったなんて、今のお父さんの経済状況からは考えられないものでした。これにはエェコさんも「なんでこんなにお金がないの?」と頭を抱えるばかり。将来に備え、親が普段どんなふうにお金を使っているのか把握しておかなければいけませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「こ、これは…」めっちゃ出っ歯! これはだめだと思った私は #アラフォー双子の矯正日記 16★関連記事:「心はめっちゃ痛いです!」乳がんの再検査でまさかの事態に #乳がん検診でしこりが見つかった話 6★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月11日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。大きな病院を紹介され、再検査をすることになりました。ついに再検査の日を迎え、緊張と不安を抱えながら病院を訪れるとやさしそうな放射線技師の方が出迎えてくれました。そんな放射線技師に対し、エェコさんが心を傷める事態が発生し……。★前の話エェコさんは右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)が見つかりました。「もしがんだったらどうしよう……」と不安に思いながら、マンモグラフィーとエコーによる再検査を受けることに。まずはマンモグラフィーをおこなうことになりました。痛いことで有名なマンモグラフィーですが、エェコさんが痛みを感じたのは胸ではなく、心のほうだったそうです。待ちに待った再検査の日がやってきました。この日まで「がんだったら……」と不安になったり「私は子どもたちのために生きる!」と前向きになったり、情緒不安定な日々を過ごしていました。初めてのマンモグラフィーで緊張していたのですが、技師さんはとても丁寧な人で親しみやすく必要以上に緊張せずに済みました!検査着に着替え、早速検査開始。マンモグラフィーでは乳を驚くほどぺったんこにさせられたのですが、想像していたよりも痛くなくしゃべる余裕もありました。技師さんいわく、年に一度くらい巨乳でうまく撮ることができないことがあるのだとか。それから、大きさに関係なく生理前など胸が張っているときは痛いみたいです。胸はまったく痛くなかったのですが縦に胸を挟む際、おなかの肉が邪魔をしてうまく挟めず……。肉を引っ込める作業を技師さんに2回もさせてしまい、心が痛くなってしまいました(笑)。痩せたい……! と強く思わされた出来事でした。マンモグラフィーの後、エコー検査をおこないあとは結果を待つのみになりました。--------------初めてのマンモグラフィーで不安はあったものの、滞りなく検査を進めることができたエェコさん。しかし、縦方向に胸を挟むときにおなかの肉まで挟んでしまいそうになり、放射線技師に肉を引っ込められたのだとか。そのとき、エェコさんは自分の体形のせいで……と申し訳なく感じてしまったそう。相手にとってはよくあることなのかもしれませんが、恥ずかしいやら申し訳ないやら……複雑な気持ちになってしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月11日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。医療ソーシャルワーカーとの面談で生活保護の申請をしたほうがいいと言われ、エェコさんは生活援護課に相談へ行きました。追い返されないか不安に思いながら相談室に入ってみると……。★前の話お父さんの生活保護を申請するために、生活援護課を訪れたエェコさん。ネットニュースなどで厳しい対応を受けた人のことを知っていたエェコさんは、自分も同じような対応をされないかと不安な気持ちを抱えていました。相談室に案内され、相談員の足立さんにお父さんのことを話したエェコさん。すると、足立さんからとあることを聞かれました。※MSW:医療ソーシャルワーカー冷たい対応をされたらどうしようと思いながら相談室に入ると、とてもやさしそうな雰囲気をした年配の相談員の足立さんが座っていました。医療ソーシャルワーカーの方に話をしたのと同様に、父の資産がないことや私ができる支援について包み隠さず話をしました。足立さんは相づちを打ちながら「大変でしたね」と私に共感してくれて……想像していたような厳しい対応は一切ありませんでした。私の話がひと通り終わると、足立さんから父の資産について聞かれました。生活保護を申請する前に資産があったら、まずそちらを処分して生活費にする必要があるのだそう。そして、そのお金がなくなったら申請してほしいということでした。しかし、父は資産どころか生命保険も掛け捨てなので解約しても払い戻しがなく……生活費になるようなものは本当に何ひとつ持っていませんでした。--------------エェコさんの相談を受けてくれた足立さんは、エェコさんのお父さんと年が近い年配の方だったのだそう。そして、エェコさんの話を親身になって聞いてくれたのだとか。エェコさんが想像していた冷たい対応や厳しい言葉をかけられることはありませんでした。足立さんのやさしさのおかげで、エェコさんは落ち着いてお父さんの経済状況や自分のことについて話すことができたのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月09日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。大きな病院を紹介され、再検査をすることになりました。再検査まで「もしがんだったらどうしよう」と不安になっていたエェコさんの元に舞い込んだのは、アナウンサーの小林麻央さんが亡くなったというニュースでした。テレビから目を離せなくなってしまったエェコさんの元に……。★前の話右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)が見つかったエェコさんは1カ月後に再検査を受けることになりました。再検査までの間、がんで亡くなったお母さんのことを思い出したり、ネットで悪い情報に目が向いてしまったりしてしまい、不安な日々を過ごしていました。そんな中、小林麻央さんが乳がんで亡くなったというニュースを目にしたエェコさん。言いようのない恐怖で心がいっぱいになったとき、エェコさんに手を差し伸べてくれた人とは。私の母は乳がんで右胸を全摘したものの、がんが再発してしまい亡くなってしまいました。母が闘病していた姿や、母の葬儀で泣く父の姿は今でもよく覚えています。さらに、再検査までの間に小林麻央さんの訃報がニュースで流れており……がんへの恐怖とショックで言葉を失い、テレビから目が離せずにいました。もし私も同じように乳がんだったら……と悪い方向への考えばかりが浮かんでしまい……。そんな私の様子をおかしく思ったのか、娘が私のほうへ寄ってきて「ママどしたの〜?」と言いました。そのとき、私には娘も息子もいる、子どもたちのためにも死ねない! と思いました。まだはっきりと診断されたわけでもないのに何を怖がっているのかと、沈んでいた気持ちが少しだけ浮いたのです。子どもだけではなく、私には趣味のヲタ活だってあります。子どもが成人するまでは……孫を見るまでは……推しイベントを見るまでは……。そう思うと、とにかく死ねない!! と吹っ切れてきたのです。そこからはなるべく悪い情報を目にしないように意識しながら生活しました。--------------不穏な様子のエェコさんに何かを感じたのか、娘がエェコさんに寄り添ってくれたのだそう。エェコさんは、娘を見て「子どもたちのために生きる!」と決心しました。すると、頭の中いっぱいに広がっていた不安や恐怖も少し落ち着いてきたのだとか。エェコさんを救ってくれたのは子どもたちの存在でした。皆さんは何かに救われた経験はありますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月08日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。お父さんの経済状況を聞いた医療ソーシャルワーカーから、なるべく早く生活保護の申請をしたほうがいいと言われたエェコさんは早速役所へと向かいました。しかし、お父さんが住んでいる地域では役所ではなく別の施設で申請しなけれならず……。★前の話現在入院している病院からリハビリ院への転院が決まったエェコさんのお父さん。入院費を払えば預金資産がゼロになってしまうお父さんのために、エェコさんは生活保護の相談へ行くことにしました。生活保護の相談に対し、怖いという印象を持っているエェコさん。戦々恐々としながら、生活援護課へと足を踏み入れました。父が現在入院している病院の医療ソーシャルワーカーの方に、経済面や今後の生活について相談したところ「なるべく早く生活保護申請をしてください!」と言われてしまいました。他にも介護認定の申請などもするように言われたので、翌日父が住んでいる地域の役所へ。しかし、生活保護の申請については、役所ではなく別の施設でおこなっているとのことだったのですぐに申請することができませんでした。医療ソーシャルワーカーさんとの面談から4日後、ようやく生活保護のために動くことができました。ネットニュースやワイドショーを見ていると、生活保護の相談をしたら追い返されたことや冷たくあしらわれたなど厳しい対応を受けた人がいるようでした。そのイメージもあって、「もし父が生活保護を受けられなかったら……」と不安な気持ちがありました。生活援護課に到着すると、受付票を書くように言われました。その中に「相談する人」と「相談にきた人」の欄があり、私のように本人ではなく代理人や家族が相談しにくるケースが多いのかなぁ……と思いました。受付票を書き、少し待っていると個室になっている相談室に案内されました。--------------生活保護の相談に対し「怖い」という印象を持っていたエェコさん。生活保護を受けようとしたら窓口で追い返されてしまった、というニュースを目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。たしかに生活保護は困っている人にとって助けとなる重要な制度ですが、保護を受けられる基準などもあるのでひとえに職員だけが悪いというわけではありませんよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月07日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。大きな病院を紹介され、再検査をすることになりました。がんでお母さんを亡くしていたエェコさんは、自分もがんになってしまったらどうしようと怖くなりネットで医師に言われたことを調べてみると……。★前の話エェコさんは乳がん検診でエコー検査をしてもらったところ、右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)が見つかりました。そこで思い出したのは、高校3年生のときにがんで亡くなったお母さんの姿でした。検診での結果について、夫に報告しなければいけないと思ったエェコさん。お父さんにも報告するか迷いましたが、お母さんの葬儀で泣き叫ぶお父さんの姿を思い出し、報告することをためらってしまいました。私の母は乳がんで右胸を全摘し、抗がん剤治療などをおこなっていました。最初の手術から8年後、がんが再発した母は、私の高校の卒業式から3日後に亡くなりました。父はプライドが高いものの打たれ弱く、母の葬儀のときにはまるで子どもかのようにわんわんと泣いていました。私はひとりっ子なので、父には私しかおらず……そんな私が母と同じようにがんになったかもしれないとわかったらどう思うかを考えると、父に腫瘤が見つかったことは言えませんでした。検診を受けた病院から大きな病院を紹介され、そこで再検査を受けることになったのですが1カ月後でないと検査できないということで、再検査まで時間が空いてしまいました。再検査までの間、腫瘤が悪いものなのか不安で、早く再検査して結果が知りたい! と焦燥感に襲われていました。そのせいか、ネットで腫瘤について調べる日々。しかし、悪い情報ばかりに目がいってしまい、その悪い情報に対する安心を求めてまた別の悪い情報にたどり着いてしまうという負のループに……。しかもその当時、アナウンサーの小林麻央さんが乳がんで亡くなったというニュースが連日報道されていました。小林麻央さんと同じように夫や子どもがいる私にとっては他人事ではなく、「もし私も同じ病気だったら?」「私も死んでしまうの?」と精神的に不安定になってしまっていました。--------------お母さんをがんで亡くしていたことから、人一倍がんに対する恐怖心があるエェコさん。再検査までの間、ネットでいろいろなことを調べてしまい、余計に不安になってしまっていました。さらに、小林麻央さんが亡くなったというニュースを見てしまい、精神的にかなり不安定になってしまう状態に。自身の経験やネットの情報など、さまざまな要因が重なってしまったエェコさんの不安は計り知れませんよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月07日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査のために入院していました。病名は確定していないものの、脳炎に対する治療をおこない、今後はリハビリ院に転院をするということになりました。無事に転院先が決まり、現在入院している病院から移動するときのことについて医療ソーシャルワーカーから聞きました。その移動方法にはなんと2万円もかかるらしく……。★前の話お父さんの転院先はエェコさんの家からも近く、差額ベッド代も発生しない好条件な病院でしたが、午前10時に転院してきて欲しいと言われてしまいました。転院にあたり今の病院で手続きなどをおこなわなければならないため、遠方に住むエェコさんは朝6時ごろに家を出ないければならず……。さすがに厳しいということで、医療ソーシャルワーカーが転院時間を交渉してくれることに。そして、転院先までの移動方法について聞くと、介護タクシーというものを提案されました。父の転院にあたり、医療ソーシャルワーカーの方から転院時間や入院費についての連絡がありました。入院費は6万円前後になるそう。控除などでかなり安くなったとはいえ、預金残高が7万円の父は入院費を払ったら資産ゼロに……。父が入院していた病院から転院先までは県をまたぐ移動になるため、介護タクシーを利用を勧められました。介護タクシーは車椅子に座ったまま乗り込むことができるタクシーな上に介助サービスまで付いているのだとか。ただ、介護タクシーで移動した場合の料金は2万円前後になるそうで……父の財布から払うことなんてできる訳もなく、私が負担することに。父が倒れてからというもの、勢いよく飛んでいくお金に頭が痛くなる思いでした。この連絡をもらう前に介護認定の申請をしに役所へと行ったのですが、そのときは転院先が決まるなんて思ってもいなかったので今入院している病院を伝えていました。転院先にも調査員の方が来てくれるということになり、ひと安心。しかし、実家の片付けや生活保護の申請など、まだまだやることは山積みの状態でした……。--------------お父さんが入院している病院からエェコさんの自宅までは、約2時間の距離がありました。転院先の病院はエェコさんの自宅付近のため、病気のお父さんが移動するにはかなりの負担が予想されていました。そこで、介助付きで車内を汚してしまっても清掃費が不要な介護タクシーで移動することにしましたが、料金は2万円と高額な様子。親にもしものことがあった際、どのように金銭を確保するかは考えておかなければいけませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「笑ったー!」ピンクのぷにぷにを口にした小学生がまさかの! #アラフォー双子の矯正日記 14★関連記事:「もしがんだったら」思い浮かんだのは子どもたちの笑顔で #乳がん検診でしこりが見つかった話 3★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月05日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。そこで思い出したのはがんで亡くなったお母さんの姿でした。自分自身の過去を振り返り、もし自分もがんだったらと思ってしまったエェコさんは……。★前の話乳がんかもしれない可能性が浮上し、エェコさんの頭に浮かんだのお母さんのことでした。エェコさんのお母さんは乳がんになり、右胸を全摘した過去がありました。その後、エェコさんのお母さんは治療を続けていたものの、がんが再発してしまいました。お母さんが闘病していたころのことを思い出し、エェコさんは自分の子どもたちのことを考えました。乳がんが見つかった母は、即入院となり、右胸を全摘する手術を受けました。先生から「10年再発しなければ心配はいらない」と言われていたので、それを信じて治療を頑張っていました。しかし、私が高校2年生のころ、母の足に痛みが出始めました。もうこのときには歩くことも困難になるほどだったので、母は仕事を辞めました。乳がんの手術をした病院とは違う病院で調べてもらったのですが異常は発見されず……。一向に良くならないということで、手術をした病院で検査してもらった結果、がんの再発が発見されました。がんが再発したのは、最初の手術から8年くらいたったころ。母がぽつりと「あと2年だったのになぁ……」と言っていたことが忘れられません。その後、母は私の高校の卒業式の3日後にこの世を去りました。もし私ががんだったら、母のように長く闘病しなければならないのかと思いました。それだけではなく、当時母の看病をしていた自分が感じていたものを、自分の子どもたちにも味わわせるのかと思うととてもつらかったです。父から母が「もう帰ってこれない」と聞いたとき、顔半分がまひして母の顔が変わってしまったとき、お見舞いに行ったら病室が集中治療室になっていたとき……思い出すだけでも胸が締め付けられてしまいます。自分の胸にあるしこりが母と同じものだったら……そう思うといろいろな考えが止まらなくなってしまいました。--------------がんが再発し、気付いたときには骨にまで転移してしまっていたというエェコさんのお母さん。入院したお母さんが家に戻ることはなく、エェコさんが高校を卒業したころに亡くなられました。お母さんとの闘病生活を思い出し、もし自分ががんだったら子どもたちにも同じ思いをさせてしまうだろうと思ったエェコさん。母親になったエェコさんにとって、子どもにつらい思いをさせてしまうことは耐え難いでしょうね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:ピンクのぷにぷにを口に…双子姉妹が大騒ぎした検査項目とは!? #アラフォー双子の矯正日記 13★関連記事:「しなだれちゃう!」再建した乳頭を保護するアイテムは超身近なものだった! #乳がん絵日記 45★関連記事:「しこりがあるね」腫瘤って何!? 大きな病院を紹介され #乳がん検診でしこりが見つかった話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月05日