「アンフェア」の原作を手掛けた秦建日子が脚本・監督を務める、宇都宮が舞台のラブコメディ映画『キスできる餃子』の製作が決定。女優・足立梨花と「BOYS AND MEN」の田村侑久をメインキャストに迎え、今夏に撮影を行い、2018年公開予定となった。バツイチ子持ちのシングルマザーが地元の宇都宮に帰ってきた。実家の餃子屋の再建と子育てに奮闘するさなか、イケメンの新聞配達青年に出会ってしまう。しかし、彼の正体はいまをときめくプロゴルファーだった…。果たして、彼女の新たな恋は実るのか?そして餃子屋は再建できるのか…!?本作は、バツイチ子持ちの出戻りシングルマザーが、実家の餃子屋の再建に奮闘しながらも、謎のイケメンに恋をするラブコメディ。小説家・劇作家・演出家・作詞家としてもマルチに活躍し、昨年公開の『クハナ!』につづき、本作が2作目の監督作品となる秦監督がメガホンをとり、「最後の弁護人」「ドラゴン桜」「そして、誰もいなくなった」など数々の大ヒットドラマの脚本を手掛けてきた秦監督自身が、完全オリジナルとなる本作の脚本も担当する。主演は、「人は見た目が100パーセント」や『傷だらけの悪魔』などドラマや映画に出演し、またバラエティー番組でも幅広く活躍する足立さん。相手役には、昨年の日本レコード大賞新人賞受賞、今年日本武道館でのワンマンライブを大成功させ、大ブレイク中のエンターテイメント集団「BOYS AND MEN」の田村さんが務める。藤田陽子役の足立さんは、「台本を読ませていただいてまず最初に思ったのが、普段気軽に食べている餃子も皮からひとつひとつ作るなんて考えたこともなく、とても大変そう(笑)」と感想を話し、本格的に子どものいる母親役は初めてだと言う彼女は「自分にできるのかという不安がありました。でも宇都宮の皆さんの力を借りながら精一杯演じたいと思います!」と意気込み。岩原亮役の田村さんは「イケメンのプロゴルファー役ということで、初めてゴルフに挑戦することになりました。頑張って役作りに励みたいと思います。そして、ふたりの結末はどうなるのか…ぜひ楽しみにしていただければと思います!」とコメント。そして秦監督は、「映画にするなら、餃子から一番遠いイメージの題材と組み合わせたいなと考え、“ロマンチック・コメディ”で勝負しようと決めました。最高のキャストが揃い、すでに成功を確信しています」と自信を見せている。『キスできる餃子』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月25日現在フジテレビ系にて放送中のドラマ「セシルのもくろみ」。主演の真木よう子ら豪華女優陣が出演し、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど様々な立場の女性たちが嫉妬や見栄、女同士の友情など互いの正義をもとにぶつかり合っていく様子を描いているが、この度、本ドラマから派生した“イケメン版”のスピンオフ「セシルボーイズ(CECILEBOYS)」が7月26日(水)より放送&FOD配信されることが決定した。劇中に登場する人気女性ファッション誌「ヴァニティ」。今回のスピンオフでは、この「ヴァニティ」の編集部の隣に存在している男性ファッション誌「MEN’S VANITY」に所属する若手イケメンモデルたちの日常の一コマをコミカルかつドキュメンタリックに描いていく。監督は、『MATSUMOTO TRIBE』『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』などの衝撃作で映画界に新風を巻き起こしている若き鬼才・二宮健。そして中田圭祐、遠藤史也、水石亜飛夢、井上翔太、宮沢氷魚らが出演し、人気メンズモデルを取り上げるドキュメンタリー番組「セシルボーイズ」を担当するクセモノ番組ディレクターが、毎回ひとりのモデルの生活を取材、その中から浮かび上がる彼らの魅力と悩みを掘り下げていく。撮影を終え、出演者たちは「初めてのドキュメントドラマ体験でした。本当に詰められ方が尋常じゃなく焦りました。ちゃんとした台本もないのでおかしいなとは思いましたが、次から次へと不意打ちが来て、現実なのかドラマなのかわからなくなり、正直戸惑いを隠せなかったです。終わった後は声を荒げました(笑)」(中田さん)、「演技初挑戦の上、演じさせていただく役が自分にないキャラクターだったので、ものすごく考えました。ディレクター役の小村さんからの答えづらい数々の質問には正直困惑しました(笑)」(遠藤さん)、「今回、撮影内容は当日までほとんど知らされませんでした。筋書きがない、その場で起きるリアクションと予想のできない展開に心が揺らされっぱなしでした」(水石さん)、「とても新鮮で楽しかったです。一番、自分の“陰の部分”を出しました。“はめられたとき”の怒りです」(井上さん)、「かなりドキドキしました。でも、実際始まったらものすごく楽しくて、かなりのめり込みました」(宮沢さん)とそれぞれ戸惑いもありつつの撮影だったとコメント。また遠藤さんは「監督の斬新な演出により、色々な感情を引き出していただきました。決してフェイクとは思えない、共演者の方々とのリアルなやりとりを楽しんでいただけるとうれしいです」と語り、井上さんは「浮気性な人に必見です!是非、見ていただければと思います」、宮沢さんも「普段見ることのできないモデルの仕事風景やプライベートが丸裸に。華々しいイメージからはなかなか想像出来ないモデルの悩みやウラ事情が描写されているので、ぜひ観ていただきたいです。でもフィクションなので、半信半疑で楽しんで見てくださいね!」と見どころを明かしている。「セシルボーイズ(CECILEBOYS)」は7月26日(水)より、毎週水曜日深夜27時5分~全5話にて放送。また、FOD配信にて9月20日(水)まで配信。木曜劇場「セシルのもくろみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月24日ここ数年の視聴率低迷を打開できないフジテレビ。6月に宮内正喜社長(73)の新体制が発足して迎え、7月クールのドラマがスタートした。 ここ最近は視聴率1ケタを連発。すっかり勢いを失っていた看板ドラマ枠の「月9」だが、山下智久(32)主演の「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― 3rd season」が初回16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。見事に“復権”を果たした。 そのいっぽう、真木よう子(34)主演の「セシルのもくろみ」は初回から5.1%と大コケ。第2話ですでに4.5%にダウンしてしまったのだ。 「真木さん演じる平々凡々な主婦がモデルとしてファッション業界で成り上がるシンデレラストーリー。いまだに“バブル感覚”が抜けないフジ制作サイドお得意のドラマだが、まったく視聴者に受け入れられなかったようです。ここ数年のフジの連ドラだと、15年の『HEAT』が全話平均4.1%で大爆死。決まっていた映画化も白紙になったといいますが、このままだと真木さんのドラマも……」(放送担当記者) 視聴率が低迷しているものの、特に目立った番宣などはなし。それどころか、すでに万策が尽きたようす。PRも真木が孤軍奮闘しているような状態なのだ。 「真木さんには、ツイッターのフォロワーが14万人います。その発信力を最大限に活用。ドラマ放送中は“実況ツィート”をしたり、撮影現場の写真を掲載するなどしています。シングルマザーとして子育てをしながらのPRは大変なはず。ほかの事務所からは『もしうちのタレントがあんなことをやらされたらたまらない』と厳しい声も出ています。でも真木さんにそこまでさせておいて、ドラマは大コケ。そんな窮地に、今後は役者陣の“フジ離れ”が加速することが懸念されています」(芸能プロ関係者) それでも真木は第2話の視聴率を受け「仲間達よ、聞いて下さい! 2話の視聴率、4.5%だったよ!!!! 関東圏のみ。地方では、8.9%出てるらしいですけどねぇ」とポジティブな書き込み。果たして、いつまでポジティブでいられるのだろうか?
2017年07月24日『セシルのもくろみ』第1話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第2話のあらすじ(ネタバレあり)雑誌『ヴァニティ』の読者モデルとなった宮地奈央(真木よう子)は、フリーライターの沖田江里(伊藤歩)が奈央のSNSを勝手に開設・運用していたことに激怒した。奈央は自ら企画を放棄したが、カリスマメイクの安原トモ(徳井義実)からの説得もあり、自分の正義を貫き通すため、周囲に認めてもらおうと決意する。ある日、奈央は“ハマユカ”の愛称で知られる人気モデルの浜口由華子(吉瀬美智子)と遭遇。由華子から「自宅に遊びにきて」と言われ、奈央は遠慮なく誘いに乗った。葉山にある由華子の家はセレブそのもので、奈央は豪邸や広い庭に圧倒される。しかし生活環境がまるで違っても息子同士が同じ学校ということもあり、ふたりは仲良くおしゃべりを楽しむことができた。帰る前に奈央は由華子からたくさんの洋服をもらう。由華子への憧れを強めた奈央は、「ハマユカになる!」と張り切り始めた。そんな中、『ヴァニティ』の専属モデルふたりが大げんかをする。けんかは殴り合い寸前までいったため、ふたりは解雇される可能性が出てきてしまった。編集デスクで読者モデルの担当である黒沢洵子(板谷由夏)は、解雇された場合に備えて読者モデルを専属モデルとしてひとり推薦しようと検討中だと、江里たちライターに話した。前代未聞のことに江里たちは驚くが、江里はチャンスだと奈央に伝える。奈央は巡ってきたチャンスを手に入れようと気合いを入れるが……。■『セシルのもくろみ』第2話の感想誰かに憧れて、その人になりたくて、その人の真似をする……これは珍しいことではないでしょう。奈央も由華子に憧れて真似を始めました。由華子からもらった服を身につけ、由華子が飲んだドリンクを飲み、エステにも通い、それらをSNSにアップする……。喜々として由華子の真似をする奈央のがんばりは微笑ましくもありますが、そこに奈央らしさはまったく感じられません。奈央は体育会系のおてんばな女性、由華子はセレブで上品な女性です。ここまでタイプが違うと、奈央がどれだけ由華子の真似をしても、活発なイメージはなかなか覆せないでしょう。由華子になるには無理があります。案の定、洵子から「奈央らしさがない」「SNSのフォロワーも減っている」とダメ出しを受けました。どれだけ由華子になりたくても、由華子以外の人間が由華子になることはできません。その代わり、奈央には奈央の良さがあるんです。無理して憧れの人になろうとしなくても、自分の持ち味を活かして自分らしく振る舞うほうが、本来の魅力が開花していくはずなのに。洵子に怒られてからは、やっと活発でおてんばな奈央らしさが戻りました。自分らしくありつつ、かといって由華子への憧れは消えていません。由華子から盗めるものは盗もうと、由華子の撮影にまで顔を出して研究を怠らないところは、奈央の愚直なまでの真面目さであり、長所だと感じられます。さて、完璧に見える由華子ですが、物語の最後では不穏な空気を漂わせていました。奈央が由華子宅へ二回目の訪問をしてみると、門の前には泥酔した由華子の夫が……由華子が介抱しようにも、姑から拒否されてしまいます。由華子が人気モデルとして世間への露出が増えれば増えるほど、家にいられる時間は減ってしまいます。それは家庭としてはよくなかったのでしょう。由華子と姑の間には明らかに溝があります。姑は由華子の仕事に理解がないのかもしれません……。人気モデルとして完璧な女性だと思える由華子でも、見方を変えれば不安定な家庭環境に悩むひとりの主婦なのです。こういう姿を見てしまうと、実は私の憧れているあの人も完璧ではないのかも……?なんて思えてきます。人間ですから、見えていない部分に暗い面もあるのだと、由華子を通して改めて実感させられました。由華子はモデルとしては成功、家庭面では問題が……と考えると、奈央はまさにその逆です。モデルとしてはいまいちでも、家庭は円満。性格といい家庭といい、奈央と由華子は対照的です。次回は由華子の家庭環境について、より詳しいことがわかりそう。憧れの由華子の暗い部分を知った奈央はどう思うのでしょうか……?来週も待ち遠しくてたまりません。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第2話7月20日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年07月21日7月15日(日本時間16日)にスペイン・マドリードにて開催された「第6回マドリード国際映画祭」で最優秀外国映画主演女優賞を受賞したタレントの鈴木紗理奈(40)。19日に都内で会見を行い、喜びを語った。 鈴木は主演映画「キセキの葉書」(監督ジャッキー・ウー、8月19日公開)の演技が評価され、同賞を受賞。すでにデビュー26年目だが、映画主演は初。演技に挑戦するのは約10年ぶりで、このところはフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」などのバラエティ番組が主戦場となっていた。 それだけに会見では「女優さん扱いが新鮮だった」と照れ笑い。今後については「等身大で今の自分で、欲張らずにありのままで頑張りたい」と謙虚だった。 「彼女は『これまで何度も芸能界をやめようと思うほど挫折を繰り返してきた』と周囲にも相談していました。それだけに、本人のみならずこれまで彼女といっしょに仕事をしたスタッフにとっても嬉しい戴冠となりました」(民放キー局のバラエティ班担当者) もともと鈴木は92年、米倉涼子(41)や上戸彩(31)らが所属する「オスカープロモーション」主宰の「全日本国民的美少女コンテスト」部門賞を受賞して芸能界入りした。しかし2年ほどでオスカーから現在の事務所に移籍している。 当時は鈴木が事務所の看板。女優として売り出そうと脇役から徐々にこなし、00年に「OLヴィジュアル系」(テレビ朝日)でついに連ドラ初主演をつとめたのだが……。 「なかなか関西弁が抜けず、標準語にしようとするとうまくセリフが読めない。彼女はかなり葛藤していました。見た目がヤンキー風なので、役も限られた。しかしそのうちバラエティで芽が出て、演技よりもバラエティに進出していったのです」(ベテラン芸能記者) その後はレゲエ歌手としてデビューし、ミュージシャンとの結婚・離婚も経験。今では一児のシングルマザーとして、仕事と子育てを両立している。 「『キセキの葉書』は自身の境遇と重なる母親役。これまでの挫折や人生経験が演技に生かされ、映画祭の審査員たちの心に響いたようですね」(映画ライター) 本人は謙遜するが、今後、女優業のオファーが殺到しそうだ。
2017年07月21日渡辺直美がゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演を務める「カンナさーん!」の第1話が7月18日、TBS系で放送され、渡辺直美演じるカンナの姿に共感と感動が集まる一方、要潤演じるカンナの夫の“クズ”ぶりには怒りの声がネットに続々投稿された。原作は2001年から2007年まで連載された深谷かほる氏の同名コミック。パワフルで豪快、思い込んだら一直線の鈴木カンナを渡辺さんが、そのイケメン夫・鈴木礼を要さんが演じ、礼の母親・柳子を斉藤由貴が、カンナが働くアパレル会社の先輩・片岡美香を山口紗弥加が、同僚・境川翔子をトリンドル玲奈が、カンナの息子・麗音の保育園の保育士・青田壮介を工藤阿須加が、礼の不倫相手・草壁真理をシシド・カフカがそれぞれ演じる。雇われファッションデザイナーとして働くカンナはイケメン夫・鈴木礼と一人息子の麗音とともに毎日楽しく暮らしていたが、ラブラブだったはずの夫・礼の浮気が発覚。「冗談じゃない!」とゲス夫を追い出したものの大量の仕事やマザコン息子に過保護な姑の来襲、そして泣き虫で甘えん坊な4歳児の子育て、そのほかさまざまなハードルがひとりぼっちのカンナに襲いかかる…というストーリーで、第1話では礼を追い出したものの保育園で父親参加イベントが行われることになり、不倫相手との仕事で間に合わない礼に代わりカンナが参加。ドッジボール対決に勝利。そしてカンナは礼に離婚を告げる…という展開だった。放送後のネットの反応を見ると圧倒的に多いのがカンナに対する「共感」と「元気づけられた」という反応。「終始泣いてしまった」「カンナさんまじ号泣」「めっちゃ感情移入した」という“泣いた”という声と同時に「私も同じ状況だからこそ参考にして進んでいこう」「母子家庭で同じくらいの息子がいます、なので泣きながら見てました」といった似た境遇の視聴者からの“共感”も数多く見られた。また「特に『2時間後には笑い話にしてやる!』が激アツ。」「『二時間後には笑い話にしてやるぜ』ってかっこよすぎやろ。」というカンナのセリフに感動したというツイートも。「旦那をぴしゃりと突き放す原作通りのカンナさん泣きました」「カンナさんみたいに生きたい!」「強いなぁ。笑顔が素敵だった」「眩しかった。まだ涙止まんない」などといった、カンナの奮闘が自分の励みになったというツイートも相当数タイムラインに溢れていた。もちろん要さん演じる“ダメ夫”への怒りのツイートも多数。「夫がクズすぎて殴りたくて仕方なかった」「カンナさんの旦那が本間にクズすぎて引く」「息子の誕生日に浮気とかありえなさ過ぎでしょ」「文句言いながらずっと見てました」「張り倒してやりたい」など辛辣な声も多数。また「カンナさんコメディ系かと思った」「こんな重い話だとは」といった予想外にシリアスな展開に驚いたという声や、カンナと礼の子ども、麗音に対する「息子の『エスオーエスッ』がかわいい」「子どもって無敵可愛い。癒される」という投稿もちらほらと見られた。第2話ではシングルマザーになったカンナにピンチが…次回の展開も気になる「カンナさーん!」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(笠緒)
2017年07月19日映画『アリーキャット』が7月15日(土)に公開を迎え、主演の窪塚洋介をはじめ、市川由衣、品川祐、高川裕也、岡本拓真、川瀬陽太、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。窪塚さんと「Dragon Ash」の降谷建志が共演していることでも話題の本作。元ボクサーで、いまは警備員の仕事をして暮らすマルは、リリィと名乗る不思議な男と出会う。とある仕事でシングルマザーの冴子のボディガードを務めることになったマルだが、現場にに偶然、リリィが居合わせたことで、事件は意外な方向へと向かうことに…。この日は、降谷さんはツアーのため舞台挨拶は欠席となったが、窪塚さんは「kjはツアーで『Dragon Ash』に戻ってるけど、いまだに僕を『マル』って呼んでくれる。撮影から1年、2年と経っても役名で呼ばれると、そのたびにドキッとします。kjはこの先、『Dragon Ash』として、『アリーキャット』という映画を背負って進んで行くんだなと感じる」と語り、降谷さんとの熱い友情をうかがわせる。市川さんは、印象深いシーンとしてクランクインの日の品川さんとの撮影を挙げたが、榊監督はこの日、品川さんが「遅刻してきた」と明かし、市川さんも「酒臭かった」と暴露!共演陣からは「ひどいな」「サイテー」といった声が飛ぶ。だが、そんな品川さんは、自分の撮影がない日にも現場に足を運び、手作りの鳥汁を大鍋で差し入れたそうで、市川さんは「本当に優しかった」とニッコリ。窪塚さんも「21年間この仕事してて、そんなことする人は初めて」と語った。子役の拓真くんも、母親役の市川さんを執拗に追い詰める役を演じた品川さんが怖くなかったか?との質問に「映画を観るときは怖かったけど、撮影ではすごく優しくて、肩車してくれて嬉しかった」と語り、品川さんは「ありがとう。おじさん、世間では好感度が低いから…ありがとうね」と感激していた。その後のトークでは、ここにいないキャストも含めて、現場での裏エピソードが次々と暴露される。窪塚さんは、火野正平を迎えての降谷さんも一緒のシーンについて「火野さんが建志くんに『お前の親父(=古谷一行)、こないだ年賀状をくれたけど、火野の“ひ”の字が“日”になってた』ってクレームを入れてて、その後、ご飯を食べに行って撮影だったんですけど、『監督、もうちょっと蹴りを入れようかと思うんだけど』って、ちょっと逆恨みが入ってる感じで(笑)。蹴られるのは建志くんだけど、実際、一発か二発、入れられてますね。あれは、ちょっとした事故ではないと思います(笑)」と告白。また、榊監督についても窪塚さんは「みんなの話(アイディア)を聞いてくれる監督」とポジティブな意味で語っていたが、品川さんは「美術さんが持ってきた、僕が使う(小道具の)怪文書を、普通は監督が選ぶけど、『品川くん、決めといて』って言ってトイレに行っちゃった」と“丸投げ”状態だったと語る。一方で、市川さんは、セクシーなシーンに関しては「下着の色をどうするか?とか、そういうところでは張り切りボーイでした!」と告発。劇場には監督の家族も来場していたそうで、思わぬ暴露合戦に、榊監督は苦笑していた。『アリーキャット』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月15日TVで注目された昔から、“他と違う何か”があり、オーラを放っていた窪塚洋介さん。卍LINEの名でミュージシャンとしても活躍し、自分の道を軽やかに飄々と歩み続ける窪塚さんにお話を伺いました。「矛盾」を受け入れたことで、武器が増えた気がします。撮影のために控室を出てきた窪塚洋介さん、その手には小さな天むすが。もぐもぐしながら「今日はよろしくお願いします」とにっこり。カメラの前に出てもまったく気負わない窪塚さんの自由な存在感は、かなり稀有。ちょっと羨ましいと思うほど、軽やかです。――外で撮影してるとき、通りすがりの女の子が「キャー!」って言ってましたよ?窪塚:マジですか?なんか、この年になったからなのか、カッコイイとか言ってもらうとね、ホント照れるんですよ(笑)。そもそも女性誌に出るの久しぶりですし。――じゃあ「かわいい」って言われるのはどうですか?窪塚:いやいや、まぁ(笑)。それもテレますけど、あざーすって感じです(笑)。――今月公開される映画『アリーキャット』を拝見しました。窪塚さんとDragon Ashの降谷建志さんのお二人がメインで、世の中からちょっとはみ出しちゃった男性2人のやりとりが、切ないんですがかわいらしくて、愛おしい映画でした。窪塚:男のバディムービーなんですが、ピュアな二人ですよね。俺が演じたマルという男は、不器用で、生きることに貪欲じゃないというか。正直、窪塚洋介本人から見たら、もったいない生き方をしてるなって思うような男。時間の使い方とか、一日の過ごし方とか…。――マルには隠された過去があり、後遺症に苦しみつつ世の中の片隅でひっそり生きている。彼の日々は自堕落ですが、窪塚さん自身は、そういう経験ありますか?窪塚:う~ん、俺、16歳から俳優の仕事をしているんですけれど、なんていうか、“自堕落な日”はあっても、“自堕落な季節”はないですね。そういう意味では、マルにシンパシーを感じたりってことはないです。ただ、基本的に自分は強欲なんで(笑)、こういう人生ってどんな感じなんだろう?と想像して演るのは楽しいですよ。演じることで、彼の人生を追体験できるから。そして俺が死んだ後も、マルはフィルムの中で生き続けるわけで。芝居って、自分とは違う“もう一つの人生”を刻む、みたいな感覚がある。そういう意味では、マルとしての人生を、作品にちゃんと焼き付けることはできたかな、と思います。――スコセッシ監督の大作『沈黙‐サイレンス‐』に、重要な役柄で出演して話題になりましたが、一方で今回のような作品にも出演される。出演する作品は、どういう基準で選ぶんでしょうか?窪塚:直感ですね。これはおもしろそうだな、楽しめそうだなって思う作品に出たいです。――『アリーキャット』に関しては、どこにピンときた?窪塚:(共演の)降谷建志くんです。そこが一番の引力でした。――お二人は、もともと友人関係でした?窪塚:いや、違ったんですけれども、それが不思議なもんで。ある人の結婚式に呼ばれて行ったら、同じテーブルで、席が隣だったんですよ。で、「おっすー」とか言って挨拶して、ふと、「あれ、俺ら初対面だよね?」って。で、楽しい時間を過ごした2週間後に、この映画の話を頂いたんです。あぁこれはなんか、そういう流れだったんだなぁと思って、受けました。もともと俺の中には日本人のロックスターって2人いて、一人はRIZEのジェシーで、もう一人が建志くんだったんです。そういう意味でも、一緒に作品作りができて、すごく嬉しかったですね。――降谷さんにとって、映画での大役ははじめてですよね。現場の雰囲気はどんな感じでした?窪塚:共演者の品川祐さんや監督の榊(英雄)さんが、「おい新人!お前はここではDragonAshじゃねぇからな!」とかふざけて言ってて、それに対して建志くんも、「ハイ、分かりました、頑張ります!」とか返してました(笑)。建志くん自身は本当にすごくピュアでストイックで、俺に対しても、「胸を借りるつもりでいくよ」って言ってくれてましたね。がむしゃらに、真っすぐに役を演じようとしていた。だからこそ、俺は座長として、いい現場にしていこうって思って動いてました。結果、すごくいい2週間になったと思っています。どんな役も演じられるよう役者としてはゼロでいたい。――そもそもですが、俳優になろうと思ったのは、何かきっかけがありましたか?窪塚:小さい頃からの夢ではあったんです。“テレビの中の人たち”になりたかった。『太陽戦隊サンバルカン』とかを見て、“赤いのも黒いのもカッコイイなぁ、あれになりたいな”って思ったのが、最初じゃないですかね。――その夢を16歳で叶えて、デビューして。今年で俳優生活22年目と伺いましたが、今のご自身は、どんな俳優ですか?窪塚:う~ん…。ピュアでストイックなところももちろんまだありますし、いい加減なところもあるし…。でも役者としては、“なんでもあり”なところにいたいと思います。ゼロでありたい。――何の役でもできる、的なことですか?窪塚:そう。わかりやすく言うと、俳優って、王様の役もやるし、物乞いの役もやるわけじゃないですか。そのレンジは無限にあるわけで。何の役でも演じられるためにはゼロでいたいし、思想とか考えとか、ないほうがいいと思ってたんですよね、昔は。でも、なんかそれで行き詰まっちゃったところがあって。それがちょうど、マンションから落っこっちゃった時期だった。そのあとに、“卍LINE”って名前でレゲエミュージシャンの活動を始めたんですけど、卍LINEとしての俺には、伝えたいメッセージがある。“ゼロ”の状態でありたい役者の俺と、メッセージを持つ卍LINEは別モノなんだけど、でも一人の人間でもあるっていう、捻くれた状態というか。ただ、人には矛盾があって当然だし、おもしろいし、それを認めちゃったほうが、自分にとって武器が増えると思った。そして、その両方を全うしたいと思ってるのが、今の自分です。Dragon Ashのフロントマン・降谷建志がバディを務めた映画『アリーキャット』が7/15よりテアトル新宿ほかでロードショー。タイトルが意味する“野良猫”がきっかけで知り合ったマル(窪塚)とリリィ(降谷)が、シングルマザーのヒロイン(市川由衣)を守るべく、古い車で旅に出る。共演に品川祐、火野正平ら。くぼづか・ようすけ1979年生まれ、神奈川県出身。’95年にドラマで俳優デビュー。’01年には日本アカデミー賞新人賞、主演男優賞を受賞。現在は映画と舞台を中心に活動『沈黙 -サイレンス-』に出演したことも話題に。また卍LINE名義でレゲエDeeJayとしても活躍している。※『anan』2017年7月19日号より。写真・伊藤元気(symphonic)ヘア&メイク・佐藤修司(by anan編集部)
2017年07月12日真木よう子を始め、豪華女優陣が出演する作家・唯川恵原作の新ドラマ「セシルのもくろみ」。いよいよ7月13日(木)に放送スタートとなるが、今回この第1話のスペシャルゲストに、作家の阿川佐和子、美容家の君島十和子、元サッカー日本女子代表キャプテンの澤穂希、ファッション雑誌「STORY」カバーモデルの稲沢朋子ら著名人がドラマ冒頭に華を添える“語り部”として登場することが決定した。本ドラマはファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演を務める真木さんが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子、徳井義実、リリー・フランキーら豪華キャストたちが顔を揃えている。そして今回初回放送に出演が決定した著名人たちは、それぞれが本人として登場し、ドラマのテーマである「女性としての生き方」「女性が輝く瞬間」などについて、それぞれの人生観を自らの言葉で語る。キャスターとしてテレビで活躍するかたわら、ミリオンセラーの「聞く力」を始めエッセイや小説など多数の著書を出版し、今年5月に結婚を発表し話題を集めた阿川さんは、ドラマ内で「理想の女性像」を打ち明ける。また、なでしこジャパンのドイツワールドカップ優勝とロンドン五輪での銀メダル獲得に貢献し、FIFA女子最優秀選手賞を受賞した日本を代表する元アスリートの澤さん。2015年に結婚し現役を引退、現在1児の母でもある澤さんは、「私は決して人と比べることはしなかった」と自らを輝かせるための「オンナの生き方」を語る。さらにモデル・女優業を経て、芸能界を引退後は自身の化粧品ブランドを立ち上げるなど、多くの女性たちから支持されるカリスマ美容家の君島さんは、「女性の“美”」について。一般主婦から読者モデルを経て、専属モデルへと羽ばたいていく本作のストーリーをそのまま体現した実在のモデル・稲沢さんからは、「女性としての“人生の岐路”」が語られる。異なるステージで活躍する4人の女性たち。“オンナとしての生き方”をいかに語り、どのようなメッセージを届けるのだろうか?木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年07月11日女性の貧困が問題になっている現代。生活のために仕方なく、本当はやりたくない仕事をしているという方も多いでしょう。また中には、自分では誇りを持って働いているのに、周りからは自分の仕事をバカにされたり偏見を持たれたりして困っている、という方もいるかもしれません。女性のためのコミュニティサイト『ガールズちゃんねる』では、『水商売に偏見ありますか?』というトピックスが立ち、話題になっています。●身内がキャバ嬢に! そのときあなたはどう思いますか?トピ主さんの従姉妹は、お金欲しさにキャバ嬢になったそう。そんな従姉妹の両親は『やめてくれ!そんな世界碌なことがない』と反対し、従姉妹と大喧嘩。従姉妹は困り、トピ主さんに相談に来たといいます。けれど、トピ主さんもキャバ嬢という職業には偏見があり、従姉妹のご両親と同じ意見であることを伝えたそうです。すると従姉妹は『ひどい。偏見なんていつの時代の話?ついてけない』と一言。トピ主さんは従姉妹にキャバ嬢をやめてほしいそうですが、正直、他の人たちは水商売についてどう思うのかと意見を求めています。●「偏見がある」派の声『胸張っては言えない仕事だよね』『偏見あるよ。それでしか稼げないんだなと思うしお金が欲しい理由が贅沢な理由なら尚更偏見する』『正直身内にいたら恥ずかしい』『世界的に見ても古来から水商売って、底辺だからね』『お水しなくても厳しい生活でも昼職頑張ってる人いるんだけど』『個人的にちゃんとした育ちの人はやらないイメージ』『自分の女としての価値下げてんなーって思う』『めちゃくちゃあります。一生しないと思う。親も悲しむから』『偏見あるよ。女という性別だけしか武器にならない世界』『既婚者とか子持ちがやってたら偏見。シングルマザーが水商売とか子供が気の毒』『偏見あるよ。結局昼で稼げる努力しなかったんだ、って感じ』など、偏見があるとする声が多数あがりました。厳しい声が多いですが、普通の感覚で生活してきた人にとってはどれももっともな意見のように思えます。●「偏見はない」派の声『短時間で大金稼げていいなと思う』『従姉妹ってだんだん疎遠になるし好きに生きてほしい』『キャバ嬢とかホステスって逆にすごいと思う。頭の回転早くないと無理そう。記憶力も必要そうだし』『お水ならそんなでもない。働いたことはないけど行ったことはあるし、みんな綺麗にしてて偉いなぁ(当たり前だけど)て目の保養になった(笑)』など、偏見を持っていないという人も少数ですが、いました。●偏見がない人は少数。安易に水商売に入れば抜け出せなくなることも……キャバ嬢が活躍するドラマや映画、雑誌などの影響で、現在はそこまで偏見がないかと思いきや、大多数の人が「キャバ嬢」「水商売」に偏見を持っているということがわかりました。また、『偏見というか、そういうことでしか金を稼ぐ能力がないんだなって思ってる』と突き放したコメントをする人も多く見受けられました。みなさんの意見をまとめると、「自分は偏見があるためやろうと思わないし、身内がやるのは嫌だが、他人がやる分にはどうでもいい(でも軽蔑はする)」というところでしょうか。本人たちがやりたくてやっているのであれば、周りがとやかく言うことではありませんが、やはり身内にとってはあまり賛成できることではないでしょう。手っ取り早くお金が稼げるからという理由で簡単に水商売をしてしまう女性もいますが、一度入ればなかなか抜け出せない世界です。また、年齢が上がれば稼げなくなり、他の仕事を探そうと思ってもなかなか昼の仕事に戻ることは難しく、貧困に陥る……という落とし穴にハマる女性も少なくありません。安易な気持ちで飛び込むと後悔する、ということは多くの若い女性たちに知っておいてほしいところです。●文/パピマミ編集部●モデル/SAYA
2017年07月08日「ボスの政治、忖度の政治が横行してきた古い議会を、新しい議会に変えていく――」 7月2日投開票の東京都議会議員選挙期間中、都民ファーストの会代表を務めていた小池百合子東京都知事(64)は街頭演説でこううったえ続けてきた。“大勝”をあげた都民ファーストの会は、候補者の3割以上が女性。本誌は、都議選を戦い抜いた女性候補たちを追った――。 「私はこの4月まで6年間、小池前代表の自宅でいっしょに住んでいました。’13年には小池さんと二人三脚で介護し、お母さん(小池恵美子さん)をみとった。家族同然に過ごさせてもらったんです」 こう語るのは、中野区から出馬した荒木千陽さん(35)。小池都知事の公設第一秘書を6年務めてきた彼女だが、都知事との出会いはユニークだ。小池都知事に憧れ、’11年に熊本から上京、議員会館を訪ねて思いを告げると、都知事は笑って『あなた面白いわね、明日からいらっしゃい!』と声をかけたという。公私の境なく接してくれたことに「恩返ししたい」思いが高まり、立候補を決めた。 「古い議会を象徴する中野区で『出馬したい』と伝えたとき、小池代表は神妙な面持ちで『よく決断してくれたね』とおっしゃったんです」 “旧体制を壊す”――そんな“特命”を、小池代表から受けたのだと語る。 小池都知事が登場すれば数千人も聴衆が集まるが、通勤ラッシュの時間帯に足を止めて聞いてくれる人はまばら。選挙戦終盤の夕刻、東京メトロ東高円寺駅前で枯れた声を振り絞るのは杉並区で出馬した茜ヶ久保(あかねがくぼ)嘉代子さん(41)。 「日本IBMに勤務後、’15年にキャリアアドバイザーとして独立した私は、’09年に長女(7)を出産した“働くママ”の1人です。働きながら子育てできる社会をつくります」 期間中ずっと「休職して手伝ってくれている」という外資系コンサル会社社員の夫・友人さん(41)の愛のサポートで乗り切った選挙戦での、小池前代表からの言葉とは――。 「『仕事をしている立場で、子育ても頑張っている。そんな女性の活躍できる社会作りをしましょう』とおっしゃってくれました。選挙に初めて出馬した私に『最後まで気を抜かないようにね!』と激励も。“待機児童ゼロ”は、ただ単に保育施設を増やせばいいわけではない。公園や児童施設などの地域コミュニティも充実して、育児の仕方にも多様性を持たせたいですね」 渋谷区で出馬した元・テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨さん(40)は、選挙戦をこう振り返る。 「選挙期間中は1人でも多くの方に会いに行きましたし、立ち止まって会話してもらえるように、極力マイクは使いませんでした。“マイクを置いたアナウンサー”ですかね(笑)」 彼女はダウン症がある長男・ニコくん(4)を育てるシングルマザーでもある。障害のある方たちの当事者目線で活動してほしい。アナウンサーとしてのわかりやすい発信力と、記者としての正確な取材力を活かしてほしい――そう龍円さんに声をかけていたという小池代表。新人候補たちへ送っていた“激励メール”の中身を龍円さんが明かしてくれた。 「《最後にグリコのガッツポーズをしている自分を想像して頑張りなさい》と。心が折れそうなときも、その言葉で闘い抜くことができました」 フジテレビ社員として子ども向け番組や親子イベントを手掛けてきた入江伸子さん(55)は、こう語る。 「都議会全体で女性は2割に満たなかったんですが、私が出馬した港区はなんと、24年間も女性都議がいなかったんです。小池代表からは『働きながら子どもふたりを育て上げた経験を活かし“女性活躍”推進に力を入れてください』との言葉をもらいました」 ’87年に、フジテレビ記者の入江敏彦さんと結婚し、長男、二男に恵まれるが、’94年12月、夫はPKO取材中の飛行機事故で32歳の若さで還らぬ人に。しかし悲しみから立ち上がり、二児を育て上げ、長男(28)は研究者、二男(23)はフジテレビ社員として活躍している。 「小池代表は応援演説で『子供を立派に育て上げて社会に送り出し、自身は女性管理職にもなったんです』と声をあげてくださって……。代表の『苦しくても、最後にグリコ、グリコ!』というメールと、亡き夫の『前へ、前へ!』という精神に励まされ続けた選挙戦でした」 同会派の現職都議としては、江戸川区から上田令子さんが出馬した(52)。 「自民党に離党届を出し、退路を断った小池さん。そんな代表から、『リーダーシップを発揮して、女性の新人議員たちにしっかりと教えてほしい』と指示を受けました」 ’07年に江戸川区議、13年に都議に当選した二児の母は、会派の中でも経験豊富で頼れる存在だ。都議選が終わった今こそ、「真価が問われる」と兜の緒を締める。 「選挙期間だけ有権者の方に頭を下げて、当選すれば“先生”と言われてふんぞり返っている“古い都議”など要らない。私たち『都民ファーストの会』は、新人都議も民間人として、社会経験が豊富な人ばかりですから、みんなで初心を失わず、地に足をつけて“都民ファースト”を実行していきたい」 都民ファーストの会の女性たちの挑戦は、いま、始まったばかりだ――。
2017年07月06日明石家さんまと強烈キャラクター評論家軍団とパネラーたちによる爆笑トークが人気のバラエティー番組「ホンマでっか!?TV」。7月5日(水)の放送はこの夏放送がスタートするドラマの出演者たちをゲストに迎えた2時間スペシャルでお届けする。人の見分け方を学びつつ人間性を理解していこうという「ホンマでっか!?人間性診断」コーナーには、7年ぶりの新シリーズとなる月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」から山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介が登場。「嫌いな人が同じ空間にいるときに、その場所から離れずにそこを我慢してとどまるか?」という質問では意見が大きく分かれ、ある人間性が明らかに。さらに山下さんと浅利さんが初対面した約9年前の意外なエピソードも披露され、山下さんから思わず“本音”が漏れる場面も。「寝るときに抱き枕や布団など、何か抱きながら寝ますか?」という質問に対しては、山下さんだけほかのメンバーと違う回答。この質問から「恋愛に関するあること」がわかるというのだがそれは一体!? そのほか「桃太郎の悪口をできるだけ多く書いてください」の答えから将来のあることがわかるというが、診断を聞いたスタジオではさまざまな意見が飛び交い激論が巻き起こる。山下さんら豪華俳優陣の意外な“心の内”をお楽しみに。また「ホンマでっか!?ランキング“モテ仕草”」コーナーでは「コード・ブルー」チームに加え、火曜ドラマ「僕たちがやりました」から窪田正孝、永野芽郁。新木曜劇場「セシルのもくろみ」から真木よう子、吉瀬美智子。日曜ドラマ「警視庁いきもの係」から渡部篤郎、橋本環奈も参加。「夏に使える男性を落とす女性のモテ仕草ランキング」では、女優陣が男性が“ドキドキ”するモテ仕草を次々と実演。山下さんが思わずドキッとしたという戸田さんの“モテ仕草”とは!?また「ある決め顔」に苦戦している永野さんにはさんまさんが直接指導。窪田さんも大テレした永野さんの“とっておきモテ顔”もお見逃しなく。さらに真木さんがみせるオトナの色気あふれる演技や、さんまさんも思わず悩殺された新垣さんの“モテ仕草”など、今回のスペシャルならではの女優・俳優たちの“モテ仕草”をお楽しみに。「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は7月17日(月・祝)より毎週月曜日21時~放送開始。おなじみの「コード・ブルー」メンバーが7年ぶりに集結。それぞれの道を歩みだした彼らの新たな活躍が描かれる。「僕たちがやりました」は7月18日(火)より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。イタズラ心からの復讐計画が爆破事件に発展、突然逃亡者となった彼らの姿をハラハラドキドキの展開で描く青春逃亡サスペンスとなる。「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。作家・唯川恵の小説を原作に、ファッション雑誌業界で専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語となる。「警視庁いきもの係」は7月9日(日)より毎週日曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。渡部さん演じる警視庁総務部総務課・動植物管理係の須藤友三と、橋本さん演じる新米巡査・薄圭子が動物の生態をもとに事件を解決するコミカル・アニマル・ミステリーとなり、フジテレビ連続ドラマ初主演の渡部さんと、連続ドラマ初ヒロインを務める橋本さんの初共演&コミカルなバディぶりと、毎週登場するゲスト動物も見どころだ。「ホンマでっか!?TV豪華新ドラマ俳優、女優陣禁断モテテク披露スペシャル」は7月5日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月04日「このところ、今井さんは東京都議選の応援で都内を飛び回っていました。でも、演説では明るい笑顔を見せていましたが、選挙直前の5月に恋人と別れてしまったようなんです」(今井の知人) 昨夏の参院選で自民党から出馬し、初当選した今井絵理子参院議員(33)。そんな今井の熱愛が発覚したのは、16年2月。参院選の目玉候補として注目されていた今井が、沖縄の中学校時代に同級生だったという男性・Aさんと都内で半同棲中と報じられたのだ。今井は04年にロックバンド『175R』のSHOGO(37)と結婚。04年に長男を出産するも07年に離婚している。長男に聴覚障害があることから、シングルマザーとして奮闘しつつ、障害児福祉に強い関心を抱くように。それが、出馬の動機になったという。離婚から7年が経った3年ほど前、今井はAさんと再会。ほどなく交際に発展した。 「Aさんは徳重聡さん似のイケメンで、今井さんの初恋の人なんです。付き合い始めてから、今井さんの長男も彼に懐いて、父親のように慕っていました。もう2年近く、Aさんが今井家に頻繁に寝泊まりする“半同棲状態”が続いていたんですが……」(前出の知人) Aさんは半同棲するだけでなく、長男の育児や家事を献身的にサポートしてきた。昨年12月の朝にも、Aさんが東京・国分寺市内にある今井の自宅から、長男を車に乗せて学校まで送る姿が週刊誌で報じられている。今井自身も週刊誌のインタビューに答え、「息子も再婚を望んでいる」と話していた。じつは、Aさんがここまでがんばっていたのには理由がある。議員になって以後、今井は長男が待つ家に帰れない日々が続いていたのだ。一部では“育児放棄”という口さがない陰口まで――。 「今井議員の自宅から永田町まで、1時間半はかかります。そのため、朝の勉強会や朝食会にマメに顔を出して勉強に励んでいる彼女は、そうした予定がある前の晩は、都心のホテルに泊まっているんです。しかたないこととはいえ、“母子別居”状態になることが多く、Aさんは彼女のためにと、今井議員のお母さんとも協力して、育児や家事をサポートしていたんです」(前出の知人) そんな彼女が“献身恋人”のAさんと別れるとはなにがあったのだろうか。 「今井議員にはすでに新しい恋人がいるようです。関西在住の政界関係者と聞きました。今井さんは、仕事で尊敬できる男性に恋心を抱きやすいタイプ。参院議員になってから、政界で“憧れの人”を見つけてしまったのかもしれません」(永田町関係者)当事者に話を聞こうと、都内で仕事帰りのAさんを直撃した。Aさんはすでに今井の自宅を出て、ひとり暮らしを始めていた。 ――今井さんと破局されたそうですね? 「ええ、まあ……」 戸惑いながらも、破局を認めたAさん。「自分からは何も言えない」と断ったが、今井の“育児放棄”については、きっぱり否定した。 「彼女は、母親としてしっかりやっていました。それは間違いありません。僕に子供を押し付けていたわけでもない。忙しいながらも、彼女は頑張っていました。今でも彼女を好き?そうです、はい。嫌いになって別れたわけではないです」 ――今井さんには、すでに新しい恋人がいるという話があります。 「えっ……それは知りませんでしたが、僕がどうこう言うことではないです」 いまも今井のことを応援していると、記者に話した。それならば、なぜ2人は別れたのか。今井の議員事務所に問い合わせると、こんな回答が返ってきた。 「Aさんと別れたことは事実です。どちらも仕事が忙しく、すれ違いが多くなった結果、話し合いの末、円満に別れたと聞いています。今井が勉強会などで家に帰れないことが多いのも事実です。でも帰れるときは自宅に帰って夕食を共にしたりと、なんとか時間を作っています。長男も中学生になって、自立心が強い子なので母親の仕事も理解し、応援してくれていますよ」 だが新恋人については「よく食事などして相談にも乗っていただいているのは事実ですが、お付き合いはしていません」と答え、この男性の存在が理由となってAさんと別れたわけでもないと否定した。議員の私生活に詳しい政治ジャーナリストはこう語る。 「1年生議員が、東大卒の官僚や大臣、マスコミといった人たちに囲まれるようになって、いままでの世界が色あせて見えてしまうことはよくあるんです。今井議員も、Aさんに感謝しつつ、何か物足りなさを覚えるようになったのかも……。ただ、彼女はよくがんばっていますよ。3月に国会で初質問に立ちましたが、1年生議員の中でもかなり早いほうです。緊張しながらも、ライフワークの障害児教育について熱心に質問していました。勉強熱心で頭もいいと評判です。女性議員はみんな同じですが、子育てとの両立はとても大変なんです。そのなかで、彼女は必死にがんばっていますよ」 長男を育てながらの奮闘の日々を、“献身恋人”を失った今井議員は乗り切っていくことができるのか――。
2017年07月04日女優の真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子が2日(日)、都内で行われたフジテレビ系連続ドラマ「セシルのもくろみ」の制作発表会見に出席した。ファッション誌業界を舞台に、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーら様々な立場のオンナたちが“もくろみ”、ぶつかり合いながらも幸せを探していくストーリー。嫉妬を感じる瞬間を聞かれた真木さんは「女性に対して嫉妬することはない」というも「媚びを売れる人は羨ましい。そういうすべを知っている人。私はそういうのが全然できないので、器用な人がうらやましい」と告白。また一児の母親でもある真木さんは、同じく一児の母親である演じた主人公に「愛している人間が幸せで生きていることが一番の幸せ、というところは共感する。同じようなセリフが一話にあるけれど、元のセリフが伝わりにくいと思ったので、私が考えてちょっとだけ変更してわかりやすくしました」と母親としての思い入れを明かした。また真木さんは二児の母である吉瀬さんから「真木ちゃんが結構なお腹具合で、それを見てカッコいいと思った。どういう風に腹筋を作っていったのか、撮影現場で検証したい。そのくらい凄い。見事」と美ボディ絶賛。それに真木さんは「腹筋は前からずっとある。腹筋も50回連続で出来るので。中学の陸上3年間が効いているのかな?いま現在何をしているわけでもない」と淡々と解説していた。最後に真木さんは「これだけの美人女優が揃い、『またこのパターンね』と思われている方もいるかもしれないけれど、その想像の斜めの斜めの斜めの斜めの斜めの上を行く、ぶっ飛んだ面白いドラマ。最初から最後まで見てもらえればわかってもらえるはず」と自信を口にした。「セシルのもくろみ」は、7月13日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月02日あなたは“シングルマザー”の人にどんな印象を持ちますか?女手一つで子どもを育てる彼女たちに“尊敬の念”を持つ人がいる一方で、身勝手な偏見を持ってしまっている人も少なくありません。そこで今回は、シングルマザーの人たちが持たれがちな偏見についてご紹介していきます。●(1)不幸だと思われる『シングルマザーであることを告白すると、皆が同情するような言葉をかけてくるのがとても嫌です。私はシングルマザーでも子どもと一緒にいられれば幸せですし、夫と離婚したことについても割り切っています。シングルマザーというだけで“不幸な人”という扱いを受ける のは本当に腹が立ちます』(36歳女性/5歳男児のママ)この方は、シングルマザーというだけで“可哀想な人”“不幸な人”という偏ったイメージを持たれることに悩んでいるそうです。たしかにシングルマザーの中には、夫に浮気をされたり、先立たれたりといった不幸な経験をした人が少なからず存在します。しかし、だからといって皆が皆現状を不幸に感じているとは限りませんよね。むしろ逆境を乗り越えたことで普通の人よりもポジティブに生きているケースもあります。“シングルマザー=不幸な人”というイメージは、悪意がなくとも持ってしまいがちな偏見ですので、気をつけるようにしたいですね。●(2)恋愛をすると育児放棄だと思われる『これは深刻な悩みなんですが、シングルマザーが恋愛をしようとすると、「子どもより男をとるのか」と批判する人がいます。でもそんなことはありません。毎日子どものことだけを考えていますし、自分の時間を全て削って子どもと向き合っています。だけど時には恋愛したい気持ちに駆られることもあるんです。それは決して子どもをないがしろにしているわけではありません 。理解してほしいです……』(34歳女性/3歳男児・1歳女児のママ)これは切実な悩みですね。シングルマザーは、「子育てで大変」というイメージを持たれがちです。無意識に「恋愛なんてしてる暇ないはずだ」という偏見を持ってしまっている人は少なくないでしょう。そのため、シングルマザーが恋愛しているのを見ると「子どもよりも男を優先している」と感じてしまう人もいるようです。しかし、女手一つで子どもを育てているシングルマザーが子どもをないがしろにできるはずがありません。日頃から子ども優先の生活を送っているからこそ、たまには恋愛だってしたいのです。●(3)子どもへの愛情が足りてないと思われる『シングルマザーになって時々言われるのが、「お父さんがいなくてお子さんは大変ね〜」という言葉。悪気はないのかもしれませんが、まるで父親がいないと子どもは絶対に幸せになれない と決めつけられているようで嫌な感じがします。私は子どもにたっぷり愛情を注いでいるし、他人にとやかく言われる筋合いはありません』(38歳女性/7歳女児のママ)これもシングルマザーへの偏見としてありがちなものですね。最近は3組に1組が離婚する時代になっているものの、いまだに“家族=両親と子ども”というイメージが定着しています。そのため、ひとり親であるシングルマザーの子どもは“不幸”というふうに見られがちです。自分が不幸かどうかは子ども自身が決めること。周囲の大人たちは色眼鏡で見ないようにしたいですね。----------いかがでしたか?シングルマザーに対する偏見はまだまだ根強く残っているようです。悪意がなくても無意識に相手を傷つけてしまうような偏見もありますので、シングルマザーの心境をよく理解して接するようにしたいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年06月27日日本での相対的貧困率は年々上昇しており、社会問題となっています。特に働く女性の貧困が問題となっており、十分な収入を得られないまま苦しい生活を送ることを余儀なくされる人たちが増えているということです。なかでも問題となっているのが、“サイレントプア”という存在。周囲の助けがなければ生活が困難になるほど追いつめられ、そこから抜け出すことができないという状況に陥っているのです。今回は、このサイレントプアとなってしまう女性の特徴と、陥らないための対策などをご紹介したいと思います。●サイレントプアとはサイレントプアとは、貧困を原因として孤立を深めていく女性 を示す言葉で、近年急速に増えていると言われています。声を上げることができず、周囲に助けを求められないことから貧困が明るみに出ないことで、本来受けられるはずの補助などを受けられないままでいる人も少なくないようです。これは、世間体を気にしたり、親族に現状を知られたくないという気持ちが原因となっていることもあるでしょう。そのため貧困状態から抜け出すことが困難になり、いつまでたってもギリギリの生活を余儀なくされるのです。●サイレントプアになってしまう女性の傾向一度貧困に陥ってしまうと、日々の生活でいっぱいいっぱいとなってしまい、周りに助けを求める余裕さえ失われてしまうことがあります。また、一度働く場所から距離を置いてしまうと人と交流する機会がなくなり、それまでつながりのあった友人関係さえも失われていく という悪循環に陥ってしまうのです。特にシングルマザーの貧困率は高く、およそ半数近くが貧困世帯と言われています。また、助けを求めることができないというのは見栄や世間体を気にするためで、裕福な生活から貧困へと陥ってしまったような女性 の場合には、その傾向が強くなると言えるでしょう。●サイレントプアにならないための対策まず、サイレントプアというものは、誰しもが陥る可能性のあるものだ と認識することが大切です。今は安定した企業で働いていたとしても、ケガや病気、さらには結婚や出産をきっかけに退職することも考えられます。その後離婚することになれば、サイレントプアとなってしまっても不思議ではありません。ひとたび収入が減ってしまうと、お金のことばかり考えてしまい、精神的に追いつめられることも少なくないでしょう。そのため、急なトラブルに見舞われても生活できるようなスキルを身につけておく ことが大切です。いざ会社を辞めてしまっても、自分のスキルを活かした仕事ができれば、貧困に陥る可能性は低くなるはず。また、借金をかかえどうにもならないという場合には、弁護士などの専門家に相談する のも手です。アドバイスを受けることで気持ちがラクになり、負のスパイラルに陥る前に抜け出すことができることもあります。●サイレントプアに陥った人たちの声『国は何も助けてくれない。税金だけ取り上げて、サポート的なことはこちらが積極的に動かなければ何も受けられないんです。仕事をしていてそんな余裕はないし、親も高齢で頼れない。結婚して専業主婦になるなんてことも、夢でしかないのかなと思います』(30代女性)『周りは「働けばいいだろ」「甘えだ」と言うけど、そもそもまともな仕事がないんです。年齢も高くなってくると働ける場所は限られてくるし、体が弱いので無理ができません。この先不安しかありませんね』(40代女性)『離婚してから子どもを引き取ったのですが、毎日生活することで精一杯です。パートで働いていますが収入が増えることはなく、この生活がいつまで続くのだろうかと心配です。続けばまだいいのかもしれませんね。私が病気で倒れてしまえばすぐに生活は行き詰まるわけですから。誰を頼っていいのかもわからず不安しかありません』(40代女性)----------いかがでしたか?本人に貧困の責任がないことも少なくないでしょう。また、苦しむ人たちに補助制度などの情報が行き渡っていないことも問題と言えそうです。問題を解消するためには、国をあげた対策が必要と言えるのではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年06月26日競争の激しい芸能界においては、自分自身をセルフプロデュースして売り込める力を持っている人が生き残ると言われています。ただ、自分の良さを周囲に伝えるのはとても大切なことではありますが、中には「良く見られたい」という思いが強過ぎて“あざとい”と思われてしまっている芸能人もいますよね。そこで今回は、2017年6月20日〜22日にかけて、パピマミ読者に「あざといと思う女性芸能人」についてのアンケートを取ってみました。149人に回答していただいたので、その結果をランキング形式で発表します!●1位:miwa『Mステで坂口健太郎と手を合わせてたの見て、うわ!って思った。歌ってる最中も“自分イケてる感”が出まくってて 歌に集中できない』(39歳女性/編集)『この人は歌手というか性格がアイドルっぽくて苦手。男受けを狙いすぎてて“ザ・女”って感じ。あざとさで言ったら芸能界一じゃないかな』(33歳女性/営業)第1位は『miwa』さんで19%(28人)となりました。miwaさんといえば、デビュー7年目にして紅白に4回も出場している超人気アーティストとして知られていますね。等身大の楽曲が人気となり、同性から多くの支持を集めていました。しかし、女優業に進出したあたりから雲行きが怪しくなっていきます。ミュージックステーションに映画『君と100回目の恋』で共演した俳優の坂口健太郎さんと出演した際には、手を合わせたり、じっと上目遣いで見つめたりする動作が“あざとすぎる”とネット上で大炎上しました。また、森永製菓のCMに出演したときには、「やいちゃってんじゃないの?」というセリフが“あざとい”と話題になりました。そうしたことが積み重なり、今では同性からかなり嫌われている存在になりつつあります。とはいえ、その“あざとさ”で魅了される男性も数多くいるのは事実。miwaさんは音楽だけでなく、人格的にも無意識に人を魅了する能力があるのかもしれませんね。●2位:紗栄子『ダルビッシュとZOZOの社長を狙うあたりがあざとい 。同性から見るとぶりっ子でイライラするけど、男性からは人気なんだろうな』(36歳女性/主婦)『紗栄子の場合はあざとさを突き抜けてむしろ“格好良い女”っていう感じ。私もシングルマザーですが、子どもを育てながらお金持ちを狙うなんて凄いです』(38歳女性/販売)第2位は『紗栄子』さんで14%(21人)となりました。紗栄子さんといえば、プロ野球選手のダルビッシュ有さんと離婚した際に月1,000万円の養育費を要求したという噂が有名ですが、その後も資産2,000億円超えと言われるZOZOTOWNの前澤友作社長と交際するなど、何かとスキャンダラスな女性として知られています。そんな紗栄子さんのことをあざといと感じている人は少なくないようで、今回のランキングでは2位という結果に。“男を惑わす魔性の女”というイメージがついてしまっているのかもしれませんね。現在交際中の前澤社長と結婚するかどうかに世間から注目が集まっている紗栄子さんですが、見事玉の輿に乗ることはできるのでしょうか。●3位:石原さとみ『夫に言ったら「は?」って顔されたんですけど、石原さとみは結構あざといと思います。バラエティ番組に出てるときなんか、男が好きなポイントを狙ってきてる感じ がする』(34歳女性/接客)『ドラマとかCMであざとい役が多かったからか、なんとなくあざといイメージがあります』(41歳女性/保育士)第3位は『石原さとみ』さんで9%(14人)という結果になりました。石原さんといえば、『10代が選ぶなりたい顔ランキング』で1位に輝くなど、同性からも多くの支持を集める人気女優ですね。しかし、CMやドラマの役で“あざとい女性”を演じることが多く、その影響であざといイメージを持ってしまったという人は少なくないようです。とくに『失恋ショコラティエ』でのぶりっ子演技を見て嫌いになったという人もいました。また、バラエティ番組で見せる魅力的な振る舞いも“あざとい”認定されてしまっているようです。日本を代表する女優として活躍し続けている石原さん。今後の“演技”に期待したいですね。----------いかがでしたか?男性からしてみれば“あざとい女性”は素敵にうつるものですが、同性からだと嫌われてしまうようですね。同性の味方を作るか、異性に愛されるか……私たちも上手にバランスを取っていきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜15位)】あざといと思う女性芸能人は?()●文/パピマミ編集部●モデル/沖まりね
2017年06月24日作家・唯川恵の小説を原作に、真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら豪華キャストを迎えドラマ化する新木曜劇場「セシルのもくろみ」。この度、本作に登場する男性キャストが決定。金子ノブアキ、「チュートリアル」徳井義実、リリー・フランキーが、主人公をそれぞれサポートしていく役どころで参加することが分かった。本ドラマは、ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演を務める真木さんが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデル・浜口由華子役を吉瀬さん、「ヴァニティ」のライターとして奈央とタッグを組む沖田江里役を伊藤さん、奈央をスカウトする「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷さん、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子役を長谷川さんが扮する。そしてこのほど発表された3人が演じるのは、“オンナのもくろみうごめく”ファッション誌業界で、一般主婦から読者モデルへと羽ばたき成長していく奈央をそれぞれサポートしていく役どころ。まず、人気ロックバンド「RIZE」のドラマーとしてだけでなく、「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」や先日放送終了した「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」クライマックスで、“最強の敵”として登場した金子さんが演じるのは、女性ファッション誌「ヴァニティ」の専属カメラマン・山上航平。イケメンで乗せ上手にして、プロ意識の高いモテ男という役どころだ。また、お笑い芸人として活躍する一方、バラエティ番組のMCや、俳優としても活動する徳井さんが演じるのは、奈央の良き理解者である“ジェンダーレス”のカリスマヘアメーク・安原トモ。奈央にとって絶対的な味方であり、現場で絶大な信頼を寄せる特殊な存在。そして、エッセイスト、デザイナー、俳優など様々な肩書を持つリリーさんが、女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集長・南城彰役を。「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-2nd season」「最後から二番目の恋 2012秋」に出演してはいるものの、フジテレビ系連続ドラマにレギュラー出演するのは今回が初となる。今回の出演に関して「本当に楽しみです」と心境を語る金子さんは、「いろいろな場面で素晴らしいカメラマンと幾度も出会ってきました。いいキャラクターを作り上げることで、彼らへの敬意を表すことができればと思っています」とコメント。実は“シェンダーレス”な役は前からやってみたかったと言う徳井さんは、取材で「演じたい役柄は?」と聞かれたときは“オネエの殺人鬼”と答えたと話し、今回は「うっすらそこに近づいたかなと。面白そうな役だと思います」と期待。これまでにもコントで女装をすることも多かったと言う徳井さんは、「女性的な身のこなしなどはこれまでにも意識はしてきました。そういった部分を生かしてやっていきたいですね。女性の身のこなしの演技も嫌いではないので、もう準備はできているかもしれません(笑)」と気合十分だ。また、これまで様々な作品に参加してきているリリーさんだが、「これまでフジの連続ドラマには少しの出演はあるものの、全話を通して出ることがなかったもので、今回のドラマは自分の中では新しい経験です。また、出演者に女性がこんなに多いのも今回が初めてですね」と心境を語り、「編集長役はこれまでにも何度かやらせていただいていますが、変わった編集長役が多かったので、今回のようなしっかりした役は初めてですね。女性誌の編集部で“世渡りの上手い毒気の抜けたオジサン編集長”として、“男”を強く出さないように演じていきたいですね」と役作りについてコメントしている。そのほか、「ヴァニティ」の編集部員役に小野ゆり子、リリーさん演じる編集長の言動に右往左往する副編集長役に眞島秀和、セレブ主婦ライター役に石橋けい、安原と共に主人公を支えるスタイリスト役に伊藤修子、奈央の同期で“美脚美人”な新人主婦モデル役に佐藤江梨子、“セレブ風美人”な読者モデル役に藤澤恵麻、奈緒の夫役に宇野祥平、中学生の一人息子役に佐藤瑠生亮、奈央と学生時代からの地元の友達役に加藤雅人の出演も決定した。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月22日女性が付き合っている男性に対して、ちょっとしたキッカケで「この人との結婚はないな」と感じることがありますが、同じように男性が彼女に対して「この子との結婚はないな」と感じる瞬間というのも存在します。掲示板『おーぷん2ちゃんねる』では、隣に住むシングルマザーに「赤ちゃんの泣き声がうるさいです」と苦情を言った同棲中の彼女に対し、彼女との子どもを作ることに不安を覚えたという男性の書き込みが話題になっていました。「まさか彼女がこんな一面を持っていたなんて……」と気付いたとき、彼女への気持ちが一気に冷めてしまうようです。そこで今回は20代〜30代の男性に、「この子との結婚はないな」と感じた瞬間について話を伺いました。●(1)ケンカのたびにヒステリックに怒る『彼女がちょっとしたことですぐにヒステリックに怒り出すのが耐えられなくなって別れました。結婚しても毎日あんなふうに怒られてたら、ぜんぜん気が休まらない 』(20代男性/会社員)これには耳が痛い女性も多いのではないでしょうか。もちろん、女性側も怒りたくて怒っているわけではありませんし、自分でもヒステリックになるのはよくないとわかっているんですよね。でも、止まらないこともある……。とはいえ、ほとんどの男性がヒステリックな女性を嫌います。大切な相手であれば、女性は感情が爆発するのをグッとこらえて、冷静に対応するようにしましょう。冷静に落ち着いて対応することで、男性にも聞く耳を持ってもらうことができます。ヒステリックにならないというのは、結婚後にも肝に銘じておきたいことですね。●(2)金銭感覚が合わなかった『いつもおしゃれでかわいい彼女が自慢だったけど、同棲を始めてみて彼女の金遣いの荒さにびっくり。服に毎月数万円もかけていたり、高い化粧品を買っていたり、ネイルサロンやエステサロンに通っていたり、とにかく自分には信じられないくらい自分磨きにお金をかけていた。おかげで彼女は毎月一切貯金できていない。彼女として付き合っている分にはいいけど、生計を共にするのはムリ だなと思った。母親になる姿とかも想像できなかった 』(30代男性/公務員)彼女のかわいさやおしゃれさがどのように作られていたのかを知って愕然としてしまったのですね。女性が人並み以上の美しさを保とうと思うと、お金がかかるものです。結婚してからも自分磨きに精を出す女性は少なくありませんが、やはりそれなりの収入と旦那様の理解があるからこそできること。「服や化粧品にそんなにお金を使うなんてもったいない!」「そんなに自分磨きしなくていいから貯金してくれ」と思うようなら、結婚しても確実に亀裂が生じてしまうでしょう。共に生活をする上で金銭感覚の違いは大きなズレとなっていきますので、結婚前から慎重に見極めておきたいところです。●(3)部屋が汚かった『料理ができないのは別にいいんですが、部屋の片付けができないのがどうしてもダメでした。食べ終わったカップラーメンのカップやいつのものかわからない飲み途中のペットボトルなんかが部屋にいくつもあったり、髪の毛や埃がフローリングに積もっていたり……。清潔感がない部屋は生理的に受け付けなかった です。僕の部屋に遊びに来たときも、使ったものを元の場所に戻さずそのままだったり、お菓子を床にこぼしても拾わず気にしていなかったり。そういう面が受け入れられなくて、ちょっと女性として見れなくなっちゃいました』(20代男性/会社員)清潔感のない男性を女性が嫌うように、男性だって清潔感のない女性は嫌いでしょう。いくら自分自身をきれいに着飾っていたとしても、最低限の部屋の掃除や片付けができないと、結婚して一緒に生活するというイメージは抱けないようです。最近では潔癖症な男性が増えているようなので、女性はご注意ください。●(4)自分の家族の悪口を言っていた『結婚も視野に入れて付き合っていた彼女を実家へ連れて行ったとき、母と妹が気を使って彼女にいろいろ話しかけていたんです。彼女にとってはそれが煩わしかったようで、しきりに「ねえ、もう部屋に行こうよ」を連発。自分としては家族と仲良くなってほしかったのに、その時点でちょっとムリかもと思ってました。でも、決定的に「ムリだな」と思ったのは、二人きりになったときの彼女の言葉。母と妹について「馴れ馴れしくてびっくりしちゃった。○○君(自分)と全然違うんだね〜。よく疲れないね」と言われたとき、「ああ、この子はないな」と思いました。特に悪いことをしたわけでもないのに自分の家族のことを批判されたら、そりゃ結婚は考えられなくなりますよ 』(30代男性/会社員)お母様と妹さんがどんな話を彼女にふっていたのかわからないので何とも言えませんが、やはり家族のことを悪く言われるのはショックなことですよね。結婚したら家族ぐるみの付き合いになるため、自分の家族と彼女が合うか合わないかは男性としても気になるところなのでしょう。悪気がない発言でも、相手にとっては「家族を侮辱された」と受け取ってしまうこともあります。気をつけましょう。----------いかがでしたか?結婚相手としてムリだと感じるポイントは人それぞれだと思いますが、今回ご紹介したものはわりと多くの男性に共通しているポイントなのではないでしょうか。なかなか結婚につながらないという独身女性のみなさんは、自分が当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。既婚女性のみなさんは、結婚後にこういった言動があると旦那さんに愛想を尽かされてしまう可能性もありますので、心当たりがあれば改めていきましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/TOYO
2017年06月21日女優・永野芽郁が、北川悦吏子が脚本を務める連続テレビ小説第98作目「半分、青い。」のヒロインに決定したことが、本日6月20日(火)に行われた会見で明らかになった。大阪万博の翌年、1971年。岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に、鈴愛(すずめ)という女の子が生まれた。元気な子だったが、小学生のとき、病気で方耳を失聴してしまう。そんな彼女を励ましたのは、両親と同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみの男の子だった。高校卒業後、持ち前のユニークな感性を生かして少女漫画家を目指し、鈴愛はバブル真っ只中の東京に出る。やがて結婚してひとり娘を授かるも、離婚。シングルマザーとして故郷に戻った鈴愛は、思わぬ転機を迎えることになる――。「あすなろ白書」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」などで90年代を席巻し、近年では『ハルフウェイ』『新しい靴を買わなくちゃ』で脚本兼監督も担当する北川さんが、今回満を持してNHK連続テレビ小説へ挑戦。今回のヒロインは、高度成長期の終わりに岐阜県東濃地方に生まれた鈴愛。彼女は子どものころ、病気で左耳を失聴するが、雨音が片側しか聞こえないことをおもしろがり、雨上がりの青空を見て「半分、青い。」とつぶやくような、ユニークな感性の持ち主である。高校卒業後、上京して漫画家になるという大志を抱くも、夢は瞬く間に破れ、結婚して娘を授かるも離婚され、シングルマザーとなって故郷に戻る。失敗だらけの人生だが、ヒロインはそのたび「やってまった」(=「やってしまった」)と明るくつぶやきながら、生き抜いてくというキャラクター。そんなヒロインを演じるのは、モデルで女優の永野さん。『俺物語!!』『ひるなかの流星』「こえ恋」などにメインキャストで出演し、現在公開中の『帝一の國』や『ピーチガール』にも参加。さらに、秋公開予定の『ミックス。』にも出演決定しているなど、いま注目の若手女優だ。永野さんは、昨日の夜、合格した報告を聞いたそうで、「なんか全然実感はなくて、なんでいまここでこんなに写真を撮っていただいているんだろう、みたいな気持ちもあったりもするんです」と心境を告白。そして「ただ、いま出てくる直前にこう全体的に青い感じとか、あとマイクも青だね、半分青いね、みたいな話をしていたら、なんか私本当にやれるんだっていう、いまになって少しずつ実感がわいてきたりしています」と率直な思いをコメントした。本作は岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインが、高度成長期の終りから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていく。何かを半分失っても、ほかのやり方で前に進めばいい――。あぶなっかしくもバイタリティーあふれるヒロインの冒険が誕生する。平成30(2018年)度前期 連続テレビ小説 「半分、青い。」は2018年4月2日(月)~2018年9月29日(土)全156回放送予定。(cinemacafe.net)
2017年06月20日真木よう子が主演を務め、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら豪華女優陣が共演する新木曜劇場「セシルのもくろみ」。この度、本作のポスタービジュアルが完成。人気イラストレーター・maegamimami(マエガミマミ)のイラストとコラボし、独創的なビジュアルに仕上がっている。本ドラマは、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説が原作。ファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちが、ぶつかり合いながらも幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演の真木さんが、日々の小さな幸せに満足していた体育会系の主婦だったが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデル・浜口由華子役を吉瀬さん、「ヴァニティ」のライターとして奈央とタッグを組む沖田江里役を伊藤さん、奈央をスカウトする「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷さん、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子役を長谷川さんが扮する。このほど公開されたポスタービジュアルには、赤い衣装を身にまとった真木さんら女優陣5人が写り、そのバックにはイラストで描かれた5人の女性が。このイラストは、いま若い女性を中心に人気を集めるイラストレーター・maegamimamiさんが担当。2013年よりmaegamimamiの名で活動を開始し、女性をモチーフにしたイラスト作品を数多く手掛け、女性誌、ウェブ、広告、ブランドとのコラボレーションを中心に活躍。さらに、その独創的なセンスを生かし、クッションなどの刺繍作品の制作や店頭ディスプレイを行うなど活躍の場を広げているmaegamimamiさん。近年では、ドラマ「カルテット」のポスタービジュアルのイラストデザイン及び、主題歌「おとなの掟」のジャケットの制作も手掛けている。“いい匂いのしそうな女の子が描きたい”というmaegamimamiさん本人のこだわりと、“女性としての生き方”を描いたドラマのテーマがマッチングし実現した今回のコラボポスター。女性ならでは嫉妬や策略、幸せそうに見られたいという虚栄心などがmaegamimamiさんの独創的かつ繊細でしなやかなペンタッチによって表現。美と欲望を体現した豪華女優陣の背景に大胆で毒気のある女性たちのイラストが描かれることで、密かにうごめく“オンナたちのもくろみ”が見え隠れしたポスタービジュアルとなっている。maegamimamiさんは、「いまや多くの女性たちが憧れてやまない“読者モデル”という存在。彼女たちが生きるファッション雑誌業界の中で繰り広げられる世界は、それを手に取る女性たちの目にどう映り、そして影響するのだろうかと興味が湧きました。作品に参加でき、光栄です」と今回の参加を喜び、「嫉妬も野心も、独占欲も好奇心も。ゴチャゴチャうごめく女の本性は、欲深くて時に残酷。誰の中にも潜んでいるであろうこの残酷さを“セシル”という架空の5人の存在に託しました」と思いを語る。また「架空の(イラストの)セシルという存在が、アートディレクター・吉良氏のセンスで見事に実写と絡み合い、素敵なビジュアルに仕上がりました。ドラマと共に、この夏の記憶の一部になっていただければ幸いです」とコメントした。また、本作のPRスポット動画では、maegamimamiさんが描く“一人の女性”が、真木さんら5人の女優たちと共演。ビジュアルとはまた違った、動きのあるmaegamimami作品も一緒に覗いてみて。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月20日たったひとりで家事、育児に追われ、疲れた、辛い、イライラするという方もいるのではないでしょうか。ワンオペ育児で辛い思いをしているママたちに、その乗り切り方のアイデアをご紹介します。ワンオペ育児とはワンオペとは、「ワンオぺレーション」つまり「ひとり勤務・ひとり稼働」という意味で、、大手飲食チェーン店などが深夜など人手の足りない時間に休憩なしで一人シフトの体制で長時間の業務を行わせていたことが問題となり、広く知られるようになりました。今、家庭内でも、この「ワンオペ」が問題視されています。夫が単身赴任や仕事などで家にいる時間が少ない場合、あるいはシングル世帯の場合など、ひとりで家事と育児をこなし、仕事のある方は仕事も含め、すべてをひとりでこなさなければいけない育児環境を「ワンオペ育児」と呼ばれるようになりました。 核家族化も進み、実家や夫方の両親と離れて暮らしているケースも。困ったことやお願いしたいことがあっても、遠くから呼び寄せるとなると、頻繁にお願いするは無理なので、必然的にママひとりに育児の負担がかかってしまいます。 共働きのママの辛いワンオペ育児の現実とは外で仕事をしている共働きのワンオペ育児の方には、こんなに辛い現実があります。 朝早くからお弁当や朝ごはんの用意をし、子どもの準備と出勤前の自分の準備をします。 時には子どもがぐずって思うように進まない日もあるでしょう。そんな日はイライラを募らせながら子どもを保育園や学校へ送り出し、職場へ急いで向かいます。 ここまでで、すでにひと仕事を終えたくらいのエネルギーを使っていますので、とても疲れた気持ちになります。そして、気持ちに余裕がないと仕事でミスも多くなって、辛い気持ちはさらに強くなります。 また、子どもが病気になって迎えに行かなくてはならないとき、すぐに行けないことも…。他に頼れる人がいなければ、ひとりですべてを抱え込むことになりますので、気を遣うばかりです。 「今日は何事もなく一日が終わった」と思える日の方が少ないかもしれません。 仕事が終わるとすぐに保育園のお迎えや子どもの帰宅、買い物や洗濯物の取り入れ、夕飯の支度などが始まります。子どもが小さければ、お風呂の用意や入浴もすべてひとりで行わなければなりません。 疲れた体をフル回転させ、イライラする気持ちを抑えながらも、用事を一つひとつこなしていきます。 子どもが眠ってからも片づけや保育園の準備、学校の提出物など、やることは山のようにあります。このように、時間に追われる日々が毎日続くのです。寝不足は続き、疲れた体を休める時間がありませんので、病気に罹りやすくなってしまうことも。これは一例ですが、実際はこれ以上ハードなワンオペ育児をしている方もいるでしょう。 専業主婦の辛いワンオペ育児の現実とは 専業主婦は、仕事をしていないので基本は子どもを保育園に預けられません。幼稚園の年齢になるまでは、家で一緒に過ごす必要があります。子どもとは離れずに、休みのない育児環境が続きます。 乳児であれば、夜中も母乳やミルクの時間があり、少し寝ては起きての繰り返しで睡眠不足が続きます。 日中も、疲れた体でオムツ替えや泣いている赤ちゃんを抱っこ、母乳やミルクを飲ませるなど、やることはたくさんあります。育児に休みはありません。 1、2歳になっても一緒に家で過ごすので、公園へ連れていくことも大事なルーチンになります。親子ですのでワガママが出やすく、イヤイヤ期には親がイライラしてしまうこともあります。 子どもがいつも一緒にいると子育てに時間を取られ、合間に家事を進めようと思っても、思うように進まないこともあります。子ども中心に時間を使っていますので、自分の時間がほとんどありません。また、子どもと二人きりの生活が続くと、社会や世の中から遮断されたような閉塞感を感じるかもしれません。 これも一例ですが、専業主婦の場合、子どもとずっと一緒にいなければいけないこと自体がストレスの元になります。 共通の辛い現実 もし、ワンオペ育児中に病気になったら、家事、育児は誰がやってくれるのでしょうか。頼れる人がいない場合は、どうればよいのでしょうか。病院に行くこともはばかられます。毎日やらなければいけない家事や仕事に追われ、気持ちが落ち着かず心の余裕も持てなくなってしまいます。 また、自分ひとりのワンオペ育児となると、子育ての責任をひとりで背負い、相談する相手もなくさまざまな決断をひとりで決めなければならず、その責任感も多大なストレスとなります。 ワンオペ育児を乗り切るための5つのポイント ■1.「家事は手を抜こう完璧でなくてもよい」くらいの気持ちの余裕例えば食事の準備。いまは栄養価の高いものがたくさん売っていますので、出来合いのお惣菜または簡単な手抜き料理でもいいと思うようにしましょう。 毎日、凝った料理をつくる方がよい育児なのではなく、親が笑顔で子どもと向き合えることが大切です。疲れたと思ったら手抜き料理でもオッケーにしましょう。 また、掃除や洗濯も毎日しっかりやろうと思わずに、間に合う程度にやっておけば大丈夫だと思うようにします。そうすると、気持ちが楽になって時間にも余裕が生まれます。 ■2.交流の場を持つ愚痴を言ったり、仲間と共感すると気持ちがスッキリします。ママ友やブログ、SNSでの交流、職場の人に話すなど、誰かに気持ちを伝えるようにすると、気持ちの整理ができます。 ■3.自分の時間を必ずつくる子どもが保育園や学校へ行っているのであれば、自分の時間を楽しめる日をつくりましょう。 とはいえ、有給はすべて子どもの病欠に使ってしまってそれどころではない、というママも少なくないと思います。 パパにも休みを取ってもって、自分の時間を持てたらいいですね。ストレスを溜めてしまう前に、しっかりとリフレッシュできる日をつくりましょう。 ■4.身近な人に助けてもらう。誰かに相談する頼れる人が身近にいる場合は、積極的に手伝いをお願いしましょう。1、2時間だけでも子どもを預かってもらうだけで、気持ちに余裕を持てるようになります。 しかも、子どもはいろいろな人と関わり、さまざまな経験を増やせます。ママ以外の人と関わると、いままで知らなかった遊びに出会い、違う刺激を楽しむことや我慢することなど、たくさん学べます。子どもにとっても、よいことは多いのです。 もちろん、旦那さんがいる場合は頼るべき人物ナンバーワンは旦那さんになります。パパと相談し勤務時間や場合によっては勤務場所を会社に相談してもらうなどもできるでしょう。 親族が遠くに住んでいる、という場合はインターネットでビデオ会話もできます。頻繁に連絡をとると、おじいちゃん、おばあちゃんも喜ぶかもしれませんね。 もし、身近に誰も頼れる人がいない、という場合は市区町村の役所へ聞いてみるとよいでしょう。 いきなりワンオペ育児の不安を伝えるのも気がひけると思いますので、育児サークルを聞いてみたり、緊急時の預け先や連絡先などを聞いておくと安心に繋がると思います。 ■5.疲れすぎる前に対処する疲れすぎやイライラが溜まると、気持ちに余裕が持てなくなります。判断力も鈍り、本来の自分とは違う自分になってしまうこともあるでしょう。 ワンオペ育児で辛い思いをして追いつめられないように、ママは自覚をもって対処することが大切です。笑顔のママでいられるように…筆者もワンオペ育児経験者ですが、幸いにも実父母と同居することで救われ、辛さから解放されました。 赤ちゃんはママひとりだけで育てるものではなく、社会全体で育てるものだという認識が高まっています。お母さんが強いストレスを感じている場合は、ひとりで抱え込まないで積極的に助けを求めるようにしましょう。母親として、育児の助けを求めることは、決して恥ずべきことではありません。 気持ちに余裕を持ち、子どもにいつでも笑顔を見せられるような素敵なママでいたいものですね。
2017年06月18日ベルギーのアカデミー賞「マグリット映画賞2016」で3冠を獲得するなど、アツい支持を集めているファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の最新作『地獄愛』。デビュー作『変態村』で世界を騒然とさせたヴェルツ監督による「ベルギーの闇3部作」、その2作目に当たる本作は、『ハネムーン・キラーズ』(米/’70)の題材にもなった実在の殺人鬼カップルをモデルに、出会い系サイトで知り合った結婚詐欺師・ミシェルとシングルマザー・グロリアの狂気的な恋愛模様を映し出す。女の嫉妬が渦巻く、共感必至(!?)のラブストーリーだ。本作では、主人公グロリアが嫉妬ゆえの猟奇的殺人に至るまで、運命の男と深く愛し合う姿がエモーショナルに描き出されているが、実は今年は、ヒロインが劇中で“本当の私”を覚醒させる映画が目白押し。狂気の中にも女としての本気が垣間見える3作に注目した。●“最強の殺し屋”に覚醒…『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』(公開中)伝説のヒットマンの彼氏と出会ったことをきっかけに、自分の中の“最強の殺し屋”の素質に目覚める女性を描く。ダメ男ばかりに惹かれてしまう主人公マーサ(アナ・ケンドリック)が瞬時に恋に落ちた相手は、依頼主を殺してしまうという少し変わったくせを持つ殺し屋(サム・ロックウェル)。彼に腕試しされた彼女は、いきなり投げつけられたナイフを全てキャッチするという隠された特技を披露。その本能は彼を思えば思うほど、グングン覚醒し、敵のアジトに拘束されても、自分の身を自分で守り生還を果たす。その姿は、ユーモアの中にどこか狂気も感じるほど頼もしく、“本当の私デビュー”に成功している。●レイプ犯に迫る危険な女に覚醒…『エル ELLE』(8月公開)フランスの至宝イザベル・ユペールが、自分を襲った犯人の正体を突き止めようと周囲の男たちを追及していく内に、自分自身に潜んでいた欲求がむき出しになっていく女性ミシェルを怪演。自分のペースを崩さず日常生活を送ろうとするも、襲われた記憶がフラッシュバックするミシェル。自分をもてあそんだ犯人の正体を自ら突き止めるべく、隣人や同僚など周囲に探りを入れていくが、その行動はどんどんエスカレートしていく。主人公の真の姿が目覚めていくその衝撃に、第69回カンヌ国際映画祭では7分間にわたるスタンディングオベーションが巻き起こり、ユペールはオスカーにも初ノミネートされた。●愛と嫉妬に翻弄され狂気を覚醒…『地獄愛』(7月1日公開)娘のためにも再婚をと、出会い系サイトで出会った男と一夜を共にし、ドップリと恋の沼に堕ちた主人公グロリア。しかし、その男は百戦錬磨の結婚詐欺師だった。そんな稼業も全てを受け入れると誓い、男と共に詐欺を重ねていく彼女だったが、ある日、自らの嫉妬心を制御できず結婚詐欺のターゲットを殺めてしまう事態に。それからというもの、嫉妬心と彼を愛する気持ちに火がつくと、彼女の暴走は止まらなくなる。愛と嫉妬に翻弄され、みるみる内にその狂気を曝け出していく…。いつもは穏やかなシングルマザーが、己の正義を振りかざし愛のために覚醒していく姿が鮮烈に映し出された本作。ヴェルツ監督が「普通の人間が世間から孤立していくステップを、良心の呵責なども踏まえてリアルに描こうと思った」と語るように、一歩間違えれば明日は我が身か!?と思わず背筋が凍る、愛の奈落に落ちた2人のラブストーリーとなっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バッド・バディ!私とカレの暗殺デート 2017年5月13日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 Right Productions, LLC
2017年06月17日「何よりもうれしかったのは、健康になれたこと。血管年齢が28歳に若返り、体の中から変化が起きているんだなって」 こう話すのは、昨年放送のバラエティ番組で始めたダイエットを、200日間続け、“やせるおかず”を食べるだけで12キロの減量に成功した伊藤かずえ(50歳)。やせるおかずのレシピをまとめた『伊藤かずえが12キロやせたレシピ』(小学館刊)が発売されたばかりだ。ダイエットのおかげで、今では、だるい、冷える、といった更年期の症状もすっかりなくなったという。そんな彼女が、50代を迎えた心境を語ってくれた。 『高校聖夫婦』(’83年)に始まり、『不良少女とよばれて』『スクール☆ウォーズ』(ともに’84年)などに出演。ツッパリ少女からお金持ちの令嬢まで幅広い役柄を演じ、大映ドラマの看板女優だった伊藤。 「当時はフィルムでしたから、NGが許されなくて。本番で笑っちゃったりすると、『フィルムを無駄にするな!』って叱られてしまうんですけど、なにせ劇画みたいな世界でしょう(笑)。ヒロインに恋のアドバイスをする場面で、『恋は壊れやすいのよ、ビタミンCのようにね』なんてセリフ、少年院の鉄格子越しに言うことじゃないぞ、と(笑)。監督に『一字一句変えずに読め』と言われるし、本当に、恥ずかしかったですね」 初めての主演作は、『ポニーテールはふり向かない』(’85年)。 「エキストラ時代から目標だった主役ができた、思い入れのある作品です。ドラマー役だったので、両手両足が違うリズムをきざめるようになるまで練習して」 20代、30代を経て、40代を迎え、また大きな目標がかなった。 「『人造人間キカイダー』(’72年)などで子役エキストラをやっていたので、いつかアクションがやりたかったんです。それが41歳で実現して、まさか40歳をすぎてワイヤアクションをやらせてもらえると思ってもみなかった(笑)。50代になって、お母さん役ももちろんやりたいですけど、やっぱりアクションかなあ。本気で戦えるおばあちゃんってカッコいいですよね(笑)。そのためには健康は不可欠。50歳という人生の大きな節目で、若さを取り戻せたことは本当によかったなあと思います」 やせてキレイになったら、やはり、次は新しい恋では? 「いい出会いがあればまた考えますけど、今はまだいいのかなぁと思っていて。シングルマザーとして子どもをきちんと育てながら、ママ友と一緒に旅行したり、と今は女子会が楽しくて(笑)」
2017年06月17日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第9回】『パパはスーパースター!?』。韓国ドラマにおける子役の存在について 普通の配役以上に子役が輝くのは、子どもの設定のままでありながら、大人の役柄の特徴を出す時だ。通常、子役とは、主人公の小学生〜中学生前後の役柄が多いが、それとは別に、子役自体が重要な配役の一人になる場合がある。その典型的な最近の好例が『パパはスーパースター!?』(’15年)で、この作品を推奨するのは、単なる家族の中での子どもではなく、ドラマにおいて不可欠な構成要素としての子役だからだ。韓国ドラマの最良の部分がよく出た作品の一つだと思う。 病のため命に限りがあることに気付いたシングルマザーである女医(イ・ユリ)は、残された子どものために、その父親役にするためかつての恋人(イ・ドンゴン)とヨリを戻す決断をする。その事情を知らない元恋人はもちろん、一人娘もその再婚理由を訝しがる。 元恋人は将来を嘱望された野球選手だったが、全盛期を過ぎた今はリハビリコーチとして、何とかチーム内に留まっているものの解雇寸前の不安定な立場にいる。だが、主人公は娘の将来を考えて、自分が丈夫なうちに娘とこの元恋人が家族となるための舞台建てを用意しておこうとする。その行為のすべてがコミカルに、しかも悲しみを秘めて描かれていて、このドラマを貫くトーンの一つだが、10歳になった小生意気な小学生の娘はそう簡単に母親の言う通りにはならないし、初めて会う母の元恋人にもなかなか心を開かない(折に触れてドラマのポイントに出てくる、娘が飼っている愛犬の存在が見逃せない。必見!)。 この10歳という年齢設定は、もう子どもではないが、かといって思春期に至っているわけでもない、小学校後半の自我も芽生えてくる時期にあたる。疑似親子になるのを成立させるためには、おそらくこの年齢設定しかない。 シングルマザーである母親と相手の父親役が30代半ばという設定がここで初めて意味を持ってくる。娘は少し小憎らしい大人びた言動も取るし、いつまでも子どもだと思っているとそれなりに反抗もする。要するに親の言うことを素直に聞かなくなる寸前の年齢だが、実はこの年齢設定がこのドラマのコンセプトには絶対に必要だったわけで、日本ではなかなかいないと思われる娘役の子役(イ・レ)の存在が何といっても絶妙であり、この作品の一番の見どころである。
2017年06月12日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。先日、爆笑問題の田中裕二さんとのあいだに第3子の女児を出産したタレントで妻の山口もえさん。出産は家族皆が立ち会う“立ち会い出産”だったということです。山口さんは前の夫とのあいだに2人の長女長男がいます。しかしその子どもたちも一緒に立ち会いながら……となれば、その家族仲の良さはお墨付き。こんなハッピー溢れる再婚・出産をしてくれた山口さんは、まさにシングルマザーの理想とも言えるような女性。離婚したからって人生は終わったわけではなく、むしろ新しい人生のスタートだと思わせてくれますよね。そこで今回は、山口さんのように幸せな再婚をするためのコツをリサーチしました。●(1)連れ子がいる場合はその子どもに対する愛情を確かめる『連れ子がいたので再婚はもうしないつもりでいたが、離婚後付き合った男性がまるで自分の子どものように毎日私の子どもと接してくれた。子どももその彼氏のことを大好き だ、と言ってくれて、子どもが許してくれるのであれば、私も幸せになっていいのかな、と安心し再婚に至った』(40代女性/会社員)山口さんも田中さんと結婚しようと思った理由の一つが、「実子ではない子どもたちに本気で怒っているのを見たとき」だそうです。優しく接するのは誰でもできることですが、“時には子どもが悪いことをしたら厳しく怒る ”というのは、子どもに対して心からの愛情がないとできないこと……。やはり再婚は“誰のためにするか”を最優先に考え、それが“子どもの幸せのため”でもあって欲しいものです。もちろんママが好きな人と結婚するのが一番ですが、そのせいで連れ子が不幸になってしまうようなら、それは“幸せな再婚”とは程遠くなり、最後は家族が破綻してしまう結果に。連れ子実子ともに平等に子どもを愛せる覚悟を見せてくれるような男性でないと、幸せな再婚生活はできないのです。自分が好きになった人が、連れ子のことを自分の子どものように愛してくれるか、と判断をきちんとしてから再婚には踏み切りましょう。そうでなければ、シングルでいた方がよっぽど楽なケースも……。●(2)悲壮感に浸りすぎず、仕事をきちんとこなす『離婚後、がむしゃらに子どものために働いていて再婚を意識していたワケでもない。しかしその職場で知り合った上司と再婚することになった。1日のうちのほとんどを一緒に過ごしていたし、尊敬できるところもたくさんあり、私のバツイチという壁を乗り越えるほど、自然な流れの再婚になったと思う』(30代女性/保険会社)まずは再婚する相手と出会わなければ話は始まりません。ポイントは離婚によって男性不信になってしまったり意気消沈して人生に対して投げやりになってしまったりしないこと。一度失敗しているので、「私の見る目は大丈夫なんだろうか……」と自分の男を見る目を疑ってしまうのはナンセンス。確かに離婚は失恋よりも多大なダメージを伴うと言われており、そこから立ち直って新しい出会いを探すのは容易なことではありません。ただ結婚につながる出会いで多いのは職場結婚であり、山口さんもいわば職場結婚。やはり前向きにコツコツと真面目に仕事をしていれば良い出会いというものが、縁として訪れることだってあるのです。「早く再婚しないと……」と、ガツガツ婚活ばかりに励んでいるよりは、“一人でも生きていける生活力 ”をつけながら、良い男性と出会って結婚した再婚カップルの方が、お互いをよく知った上で結婚したためうまくいく場合が多いよう。●(3)女としての魅力を失わない『“女磨き”は近年バカにされている部分もあるが、やはり見た目がいいとアラフィフのバツイチ女性でさえ職場の10歳下の男性とかにもチヤホヤされている。見た目って綺麗ごとナシにやっぱり大切。離婚した女性こそ、見た目には気を使わないとダメ だと感じた』(30代女性/メーカー勤務)離婚し年齢ももうアラフォー・アラフィフの場合は、やはり若い子と比べて引け目を感じてしまうもの。初婚でさえそうなのに、再婚となるとますます婚活市場から追いやられている気がしてしまいますが、世の中の男性皆が皆、子どもを望んでいるワケでもありません。むしろ男性側に連れ子がいる場合はシングルマザーが望まれる場合もありますし、子どもを望んでいない男性はアラフォー以降の女性の方が魅力的にうつることも。ただ、どちらにしろ“女性はルックスに手を抜いてはいけない”ということは避けようがない事実。山口さんはアラフォーには見えない美貌を保っておりますし、一般の再婚した女性を見てもやはり“キレイな女性”から先に再婚しています。離婚後、一人で子どもを育てていると自分の身なりなんて構っていられない、というのも理解できますが、“幸せな再婚”をしたければ、自分だって男性だったら誰でもいいというワケではないハズですよね?田中さんのようなハイスペックで幸せになれそうな男性と結婚するには、自分の外見に手を抜いてはダメということですね。----------山口さんもそうであったように、離婚後でも子育ても仕事も頑張って自分なりの幸せを見つけながら過ごしていけば、“幸せな再婚”は後からついてくるもの。やはり必死の形相で追いかけてしまうと男性が逃げていってしまうのは、再婚でも同じことなのでしょう。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年06月08日“映画並みのクオリティのドラマ”という表現が、古めかしく聞こえてくるようになって久しい昨今。いえ、古めかしく聞こえるのは、いまに始まったことではありません。HBOのミニシリーズ「エンジェルス・イン・アメリカ」にメリル・ストリープとアル・パチーノが出演し、それぞれがエミー賞とゴールデン・グローブ賞の受賞トロフィーを2本とも貫禄たっぷりに受け取ったのは2004年のこと。そう考えると、アカデミー賞受賞スター出演の新作ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」も、ドラマのスタンダードから外れた作品とは決して言えません。「ビッグ・リトル・ライズ」の製作総指揮を務め、出演も果たしているのはリース・ウィザースプーンとニコール・キッドマン。補足するまでもなく、リースは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で、ニコールは『めぐりあう時間たち』で主演女優賞に輝いたアカデミー賞受賞スターです。そんな2人がタッグを組み、共に惚れ込んだ同名ベストセラー小説(リアン・モリアーティ著)の映像化企画に着手。プロジェクトの争奪戦が繰り広げられる中、NetflixやShowtimeを退け、HBOが放送権を獲得しました。物語の舞台は、カリフォルニア州のシーサイドにある高級エリア、モントレー。登場人物いわく「年収1,500万円以下は負け組」の街で、ある死亡事件が発生します。事件にかかわるのは、同じ小学校に通う子どもを持つ母親たちのよう。誰の身に何が起きたのか?事件の鍵を握るのは誰か?誰が被害者かも明かされない“現在”を挟みつつ、物語は“事件の始まりとなる日”からスタート。この日は小学校の新入生説明会当日であり、何にでも首を突っ込みがちなマデリン(リース・ウィザースプーン)と年下のハイスペック夫を持つセレステ(ニコール・キッドマン)のママ友コンビが、引っ越してきたばかりのシングルマザー、ジェーン(シェイリーン・ウッドリー)に初めて出会った日でもあります。ミステリーの格好を取る全7話の脚本を手掛けたのは、「アリー my Love」などのヒットメイカー、デイビッド・E・ケリー。共感度たっぷりの人間ドラマとスリリングな法廷劇のミックスなどに定評のあるケリーが、女性たちの抱える問題を徐々に浮き彫りにしていきます。2人の娘の母親であり、元夫やその後妻(ゾーイ・クラビッツ)との関係に緊張を走らせるマデリンの胸の内にあるものは何か?年下夫(アレクサンダー・スカルスガルド)とラブラブなセレステの密かな事情とは?そして、ジェーンはなぜモントレーにやって来たのか?事件の真相以上に、彼女たちのドラマに興味をかき立てられます。そんな彼女たちのドラマを描き上げたのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ。リース・ウィザースプーンとは『わたしに会うまでの1600キロ』で組んでいるヴァレが全7話すべてを監督し、美しくもどこか滑稽で、ときにエモーショナル、ときに思わせぶりな映像世界へと導きます。ちなみに、『わたしに会うまでの1600キロ』でリースの母親を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローラ・ダーンも小学生の娘を持つ母親役で出演。ジャン=マルク・ヴァレ組の再集結とも言えます。1人の監督が全話を手掛けた作品と言えば、スサンネ・ビアの「ナイト・マネジャー」やキャリー・ジョージ・フクナガの「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」などが記憶に新しいところ。冒頭で触れた「エンジェルス・イン・アメリカ」も、故マイク・ニコルズが全6話の監督を務めています。監督にとって、映画は2時間で描きたいものを描く手段、ドラマは長い時間をかけて描きたいものを描く手段。彼らのように、描きたい物語を数時間、あるいはそれ以上をかけたドラマとしてたっぷりしっかり描く監督は、今後も増えてくるのではないでしょうか。(text:Hikaru Watanabe)
2017年06月01日15歳という年ごろを迎えた息子とシングルマザー、さらに2人の個性的な女性たちの夏の交流を描く『20センチュリー・ウーマン』。本作で描かれる“20世紀の女性たち”について、マイク・ミルズ監督やグレタ・ガーウィグ、エル・ファニングらが語る特別映像が到着した。『人生はビギナーズ』で自身の父をモデルにしたミルズ監督が、今回は自身の母をテーマに作りあげた本作。第89回アカデミー賞にて監督が手がけたオリジナル脚本が脚本賞にノミネート、第74回ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル/コメディ部門作品賞と主演女優賞(アネット・ベニング)にノミネートされた。1979年、カルフォニア州サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期真っただ中の息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育方針に悩み、ジェイミーの幼なじみジュリー(エル・ファニング)、ルームシェアをする20代のパンクな写真家アビー(グレタ・ガーウィグ)に協力を依頼する。「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」というドロシア。15歳の少年と、彼女たちの特別な夏がはじまった――。このたび到着した映像で、ミルズ監督は「舞台となる1979年はいまの時代と共通点が多い」と話し始める。続いて登場するのは、パンキッシュな写真家アビーを演じたグレタ。「20世紀は女性にとって変革の時代だった」と語る彼女が演じるアビーは、『地球に落ちてきた男』のデヴィッド・ボウイに影響されたという真っ赤なショート・カットとロックなファッションが印象的だが、子宮頸がんと診断されニューヨークから戻ってきたというキャラクター。監督の実姉がモデルとなっているという。さらに、「避妊が合法化された。女性が人生を選ぶ権利を求めて団結したからよ」と語るのは、「プランド・ペアレントフッド」(全米家族計画連盟)代表のセシル・リチャーズだ。「マイクは女性のリアルな物語を分かりやすく描いてくれた」と語り、監督の手腕とそれを体現したキャストたちに称賛を贈っている。70年代後半の空気感を鮮やかにとらえた映像とともに、愛情深いシングルマザー、挫折を抱えた姉貴のような存在、大人びた同級生と3人の女性キャラクターたちが、ミルズ監督の分身である少年に影響を与えていく本作。この映像から見えてくる女性たちの姿に、注目してみて。『20センチュリー・ウーマン』は6月3日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20センチュリー・ウーマン 2017年6月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年05月27日北川景子が天才的不動産屋を演じ、想像を超えた方法で家を売りまくる様をコメディタッチで描いた人気ドラマ「家売るオンナ」がスペシャルドラマで復活。5月26日(金)今夜「金曜ロードSHOW!」特別ドラマ企画として放送される。昨年夏に放送された同作は、北川さんのほか、工藤阿須加、千葉雄大、イモトアヤコ、仲村トオル、臼田あさ美、梶原善らが出演。テーコー不動産新宿営業所を舞台に北川さんが演じる三軒家万智が「わたしに売れない家はない」「わたしは家を売るのが仕事」と言い切り、数々の難客相手に想像を超えた方法で家を売りまくる様と、最初は無表情で謎だらけだった万智の素性が次第に明かされていくなかで、テーコー不動産の同僚たちに徐々に心を開いていく様子。そして彼女なりの正義感、使命感を貫くさまが感動を呼んで大きな話題となったのは記憶に新しい。今回のスペシャルドラマでは連続ドラマ終了から2年後を舞台に、期間限定アルバイトとして再びテーコー不動産に返ってきた万智がおなじみの面々や新たな難客たちを相手に大活躍する。万智(北川さん)と屋代課長(仲村さん)がテーコー不動産を去って2年。テーコー不動産新宿営業所はライバル不動産の台頭による売り上げ不振から閉鎖の危機に瀕していた。助けを求めるために万智が社長を勤める「サンチー不動産」を訪ねた庭野(工藤さん)は、夫婦のごとく海岸を歩く万智と屋代の姿、そして万智の腕に抱かれた赤ん坊の姿を目にする。再び期間限定アルバイトとして営業課に戻った万智は、早速立て続けに家を売り健在ぶりを見せ付けるが、万智に子どもがいる事実を受け入れきれない庭野は酒に溺れる。さらに営業課の宣伝バイトをしていた謎の有閑老人・一ノ瀬定男(笑福亭鶴瓶)が、メゾネットマンションの現地販売イベントでの万智の手腕を目の当たりにして「自分が買いたい」と言い出す。実はバイトを装って優秀な営業マンを見極めていたと言う。しかし何故か万智は家を売らないと宣言。しかも営業課には、有名子役の葉山蓮(五十嵐陽向)と父の友明(要潤)。極貧の中慎ましい住まいを探すシングルマザー(芦名星)。親の金で犬専用の家を買うセレブ女子大生(古畑星夏)も来店。またまた物件を巡って万智と足立のバトルが勃発!?…というストーリー。鶴瓶さん、要さん、芦名さんら豪華なゲストに加え、「超特急」のメンバー・草川拓弥がテーコー不動産のわがままKY新人・鍵村洋一役で出演。「ウルトラマンギンガ」や映画『サイドライン』で俳優としても高いポテンシャルを感じさせる演技をみせ、『兄に愛されすぎて困ってます』の公開も控える草川さんの新入社員ぶりにも注目。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「帰ってきた家売るオンナ」は5月26日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月26日女優・真木よう子が、フジテレビ7月クールの木曜劇場「セシルのもくろみ」で主演を務めることがこのほど決定。真木さんのほかにも豪華女優陣が集結し、ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していく女性たちの物語を描いていく。本ドラマは、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説。運命のいたずらで読者モデルとなった女性が、一流のモデルとして成功の階段を駆け上っていく物語だ。タイトルにある“セシル”とは、フランスの小説家フランソワーズ・サガンの名作「悲しみよこんにちは」の主人公・セシルが由来。原作では、かわいい顔をして恐ろしい“もくろみ”をもった少女が抱く女性の悩み、葛藤、思惑など女性自身の中に潜む“オンナ”という意味で使われている。また、劇中では作家などの文化人やスポーツ選手ら様々な分野で活躍する実在の女性たちが複数出演し、ドラマのテーマである“女性としての生き方”、“人から幸せそうに見られることの虚栄心”など、視聴者へ問いかけ投げ掛けるシーンが登場する。今回主演の真木さんが演じるのは、金型仕上げ工の夫と中学1年生の息子との3人暮らしの生活をしている、“美”から遠ざかっていた専業主婦・宮地奈央役。しかしある日、人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集デスクにたまたま読者モデルとしてスカウトされたことから、生活が一変。これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れることになる…という役どころ。真木さんは、「自身がやりたい仕事に挑む野心。愛する我が子を笑顔で幸せにしたい親心。これを両立させるが故に発生する、苦悩、葛藤。本(台本)には非常に共感いたしました。しかしながら、私はこの作品を通し、男女関わらず、本当に美しく格好の良い人間とはどういった姿勢で己の道を歩んでいくのか。その様な姿を多くの方に微力ながらもお見せできればと思っております」とコメントしている。また、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデルで、女性のすべての要素を兼ね備えたパーフェクトな女性・浜口由華子役を吉瀬美智子、「ヴァニティ」のライターとして半信半疑で読者モデルの奈央とタッグを組むことになる沖田江里役を伊藤歩、奈央をスカウトし、ファッション業界へと引き込む「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷由夏、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する個性の強い安永舞子役を長谷川京子と豪華女優陣が扮する。吉瀬さんは、「リアリティーのあるお話に期待感が膨らみました。モデル・雑誌業界の裏側が描かれ、モデル経験者としても楽しみです」と話し、経験を生かして演じていきたいとコメント。豪華共演陣との撮影にいかまら楽しみと期待を抱く伊藤さんは、「恋愛やキャリアが崖っぷちであっても、好きな仕事や信念は貫き通す。そんな沖田江里の諦めない情熱をこの夏!精一杯演じ切りたいと思います!」と意気込み、板谷さんは「女たちのこころを知りたい!と欲を出す夏になりそうです。欲深く役を満喫したいです」と語り、後半戦の“鍵を握る役”を演じる長谷川さんは、「私自身どのように皆さんと絡んでいくのか楽しみであり、また、作品のラストスパートを一気に加速させる起爆剤になれたら良いなと思います」と話している。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月24日