長い夫婦生活で、もしセックスレスになったら……?今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『近くて遠い、ふたり。』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。仲良し夫婦の2人。結婚生活は問題ないように見えるものの、妻は夜の営みに不満があるようで……?夫には相談できず……モヤモヤし……ここでクイズです!結婚して3年。妻は体の繋がりが無いことに悩んでいました。そんなある日、妻はある記事を発見して、ショックを受けることになります。その内容とはいったいどんなものだったでしょうか?ヒントは、まさに今妻が悩んでいることです。記事の内容とは?正解は「1か月していなかったらレス」という内容!仲良し夫婦ではあるものの、夜の営みがないことにモヤモヤしていた妻。そんな妻が発見したのは、「1か月していなかったらレス」という内容の記事でした。この後夫婦は、レスをきっかけに心のすれ違いに発展し、危うく破局の危機まで追い詰められてしまうのでした。ネットの情報で加速する不安……数か月単位でしていないにも関わらず、世間一般では「1か月していなかったらレス」だと知ったら、ショックを受けてしまいますよね。頻度は夫婦ごとに違って当たり前ですが、デリケートな内容だからこそネットの情報に頼り、不安になってしまう気持ちも理解できます。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年08月23日長い夫婦生活で、もしセックスレスになったら……?今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『近くて遠い、ふたり。』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。体の繋がりだけがない……仲良し夫婦の2人。結婚生活は問題ないように見えるものの、妻と夫はセックスレスに悩んでいました。すれ違いはあったものの、2人は話し合いで仲直りし……。仲直りできて……時間をかけて解消し……ここでクイズです!レスになった原因や日ごろ抱えていた不安を打ち明け、心が通じ合った2人。1年という歳月をかけてレスを解消しました。そんな2人がレス解消のために工夫したこととはいったいどんなものだったでしょうか?ヒントは、以前レスになった原因をカバーするためのものです。2人がした工夫とは?正解は「ルールを決めた」!以前、妻に断られ気にしていたことや、妻がモヤモヤをストレートに伝えなかったことが原因でレスに発展した2人。そこでまた同じようなことが起きないために、2人は夫婦の性生活に関してルールを設けたのでした。また同じことが起こらないように……お互いに嫌な気持ちにならないよう、体の繋がりに関するルールを決めた夫婦。親しき中であっても、ルールなどを決めてお互いが快適に過ごしやすいよう工夫をすると、関係性もより良好になるかもしれませんね。この漫画を読んで、あなたはどのように感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日長い夫婦生活で、もしセックスレスになったら……?今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『近くて遠い、ふたり。』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。体の繋がりだけがない……仲良し夫婦の2人。しかし、妻は体の繋がりがないことが不安な様子。一方で夫は、以前妻に体の繋がりを断られたことを、トラウマに感じていました。その後、夫婦で会話するも、お互いにすれ違ってしまい……。同僚に話を聞き……話を持ち越され……不満を伝え……ここでクイズです!お互いにレスである事を意識し始め、すれ違いが生じている2人。浮気を疑い夫に対して冷たく当たる妻の態度に限界を迎えた夫は、ついに妻へあることを伝えます。その内容とはいったいどんなものだったでしょうか?ヒントは、2人がレスになった原因の日についてです。夫が妻に伝えたこととは?正解は「妻に断られたこと」を伝えた!レスが続き心まですれ違っていた2人。しかし、妻は夫の話を聞き、レスの原因は自分にもあると知ることに……。ついに本音を伝えあった2人。この後2人は、自分たちなり幸せの形を模索し、お互いに満足のいく結婚生活を営むことになります。すれ違いの原因は……ついに、お互いに不満をぶつけあうことのできた2人。今までは、少し言葉が足りないせいで、すれ違っていたような気がしますよね。大切なパートナーだからこそ、時には思い切って自分の思いを伝えてみてもよいのではないでしょうか?あなたはこの漫画を見てどのように感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年08月19日ママ友との宅飲みで、セックスレス問題の打破に光が見え始めた美咲。一方、大輔は、家に帰りたくなくて……。この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】あれから半年……美咲とレスになって、半年が経った。相変わらず朝はバタバタだし、夕方もヘトヘトみたいだけれど、美咲はもう子育てのイライラを態度に出すことはなくなった。つまり、俺に本当の気持ちをさらけ出すこともなくなった。蓮が二語文を話すようになったとか、新作の化粧品が出たとか、ちょっと痩せたよとか。当たり障りのない話題ばかり。辛いことがあったとか、俺の母との関係とか、その……2人目妊活とか……肝心なことはスルーだ。衝突できるうちが幸せだったのかもしれない。体の関係がなくなって、美咲との大切な何かも失った気がする。話し合うのは怖い、でも……ある土曜日。蓮と美咲がママ友宅に向かったので、溜まった仕事を片付けに休日出勤をしている。「一ノ瀬先輩!いたんですか?土曜日なのに珍しい~!」「うん。妻と子どもが家出してさ」「うそ?私、チャンス?この後ご飯行きましょうよ~」「無理。うそだし。ただママ友と飲み会行ってるだけだから」「あ~あ。ま、私も新しい彼氏とデートなんでいいですけどね」「あれ?昨日ケンカしてなかったっけ?」「もう古いですよ、そのネタ。話し合って仲直りしましたから」もはやネタ化した中野亜美との他愛ない会話。あの夜は正直焦ったが、向こうにも俺にも、恋愛めいた甘い気持ちは一切ない。むしろ、元彼との失敗談や新しい彼氏との恋バナを話す良き相談相手になっている。「そういえば……中野さんはさ、元彼と別れる時、話し合ったの?」中野亜美は半年前、元彼との破局でだいぶ荒れていた。酔ってぶっちゃけていたところによると、セックスに関する温度差も理由だったらしい。「どうしたんです?急に。もちろん話し合いましたよ。その結果別れたんですから」「怖くなかった?」「まあ、怖かったですけど。それでダメならいいかなって思ったので。話し合わなきゃ何にも始まんないでしょ?」“話し合わなきゃ何にも始まらない”か。それがサクッとできれば、苦労しないんだよな。何かきっかけでもないと……。中野亜美がさっさと上がり、俺も企画書をある程度まで整えたので早めに帰ることにした。ただ……まだ午後3時か。そろそろ美咲と蓮が帰ってくる頃だと思うと、家に向かう足取りが重い……。以前は美咲の存在に癒されていた。妊娠がわかったときも、本当にうれしかった。「この癒しの存在がもう一人増えるのか?最高じゃん」あの頃が懐かしい。懐かしい場所でどこか時間が潰せるところ……最寄り駅まで辿り着き、フラついてたら、懐かしい場所に来ていた。かつて美咲とよく来たカフェバーだ。蓮が生まれてご無沙汰だったが、全然変わっていない。懐かしさのあまり、店内を見渡していると、美咲とよく座っていたテーブル席が見えた。すでにカップルが陣取っていて、どうやらケンカをしているようだ。初々しい。よく俺たちもあそこに座ったよな。初めてのデートも、告白も、ケンカをした後の仲直りも……あの席だった。「ホットで」コーヒーを一杯頼むと、パソコンを開く気にもなれず、スマホで適当なニュースアプリを開いた。“夫婦間のセックスレス増加傾向!?”なんて、キャッチーなタイトルが目に入った。タイムリーな内容に、思わずタップして読み進めてみると……。20~40代の夫婦を対象にしたアンケート調査をした結果、夫婦間のセックスレスは、年々増加傾向にあるらしいとのこと。調査によると、20~40代夫婦のこの1年間のセックス頻度は、男女ともに「週1回くらい」「月2~3回くらい」「月1回くらい」という回答者が多かったのだが……。それらを押さえて男女ともにトップだったのは、なんと約3割を占める「1年以上セックスしていない」だったそう。つまり、3組に1組の夫婦は1年以上していないレス状態ってことか?意外と多いと思ったが、もっと印象的だったのは、夫婦の8割が話し合いの場を設けていないということだ。ちなみにレスの原因は、産後クライシスや夫婦間の子育ての負担割合・価値観の違いなどからくる不満が影響していて、「産後は生理的に無理になった」「寝ている子どもが気になってできない」「子育てに参加しない夫に愛情がなくなった」「疲れていて性欲が湧かない」という回答が多かったと書いてある。……俺だって本当はわかっている。美咲がいつからか不満を口に出さなくなったのは、俺に期待しなくなったからだ。もっと、美咲の気持ちを因数分解しないといけないのかもしれない。ふと顔を上げると、さきほどのカップルがもう笑い合っている。俺たちもあんな感じで、喋っているうちにいつのまにか仲直りしてたんだよな。そんなことを考えながらカフェを出ると、意外な姿を発見して思わず立ち尽くした。蓮と美咲がいたからだ。「ぱぱ、いる!」「あ……」「あ……なんでここに……?」家に帰りたくなくて時間をつぶしていたのがバレたような気がして、バツが悪い。美咲もどこかバツが悪そうな顔をしている。俺たちの間に、沈黙が続いた。営業の神様の声が聞こえる。“一ノ瀬大輔。今がそのきっかけなんじゃないか?”って。俺がちゃんとリードしないと。あの時みたいに……。俺は、意を決して口を開いた。「あのさ。今夜、よかったら少し話さない?蓮が寝た後に2人で」ここで出会ったのも、何かの運命だろうからさ。✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼美咲編はこちら!【運命の人とレスになりました。美咲編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月18日この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】息子の前ではちゃんとママとパパでいられる。でも……この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】2回連続で大輔が「できなかった」……。セックスレスに突入して半年、自分たち夫婦の関係について悩みを深める美咲。ある日、ママ友の話を聞く機会が訪れて……。大輔がベッドで誘ってこなくなってから、かれこれ半年が過ぎた。その間、こちらから誘うことも、なかった。もちろん、キスやハグのスキンシップもなんとなくしづらいという最悪な状態……。ここまで複雑化したのは、大輔が「一人ではできている」という事実に気づいたからだ。もちろん実際にその場面を見たわけじゃないけど、そこは妻の勘。なんとなくわかる。性欲がないわけじゃないなら……私とは……したくない、いやできないってこと?このあいだ、ネットニュースで「妻だけED」というワードを知った。他の女性には反応するのに、妻にはできないなんて……女としての自信を失くしちゃうよ。こんな状況で、私からなんて誘えるはずもない。ダラダラと時間だけが過ぎていく。2人目妊活は頓挫したままだ。こんなこと……誰にも相談できないよ。優香に相談しようかとも、チラッと思った。でも、できない。だって、「幸せですって顔に書いてある!」と優香に言われるほど幸せだった私が、今ではセックスレスなんて……。ちっぽけなプライドが邪魔をするんだ。そんなことを考えながら蓮のお迎えに行くと、はるとくんママから声をかけられた。はるとくんは、蓮と一番仲良しの子だ。送り迎えでよく立ち話をするようになり、今では母親同士もタメ口で話す仲だ。「蓮くんママ!」「はるとくんママ!お疲れさま」「お疲れ~。ちょうどよかった!ねえねえ、よかったら今度の土曜日、お昼にうちで宅飲みしない?ゆいちゃんママとそうたくんママ、あおいちゃんママも誘ってさ。もちろん、ノンアルで」「え?いいの?もちろんだよ!うわあ~楽しみ!」……ということで、その夜、大輔に話すと、「いいじゃん!行っておいで」と快諾だった。「じゃあ、俺は休日出勤しようかな。蓮に会えなくて寂しいぞ~?」と言って、蓮のほっぺをスリスリする。「ぱぱ、いない」「お?パパがいなくて寂しいんだな~」蓮は、最近、二語文が出るようになっていた。成長も著しく、いろいろな経験をさせてあげたくて、日曜日は必ず公園やお出かけをして楽しい時間を過ごすようにしている。無邪気な蓮の前では、私たちは夫婦でいられる。でも……。「今日の蓮、楽しそうだったな。俺たちは明日筋肉痛だと思うけど(笑)」「パワフルだったもんね。また行こうね」「そうだな。じゃ……おやすみ」「うん。おやすみ」蓮が眠った後に流れる、まるで他人のような空気にはもう慣れていた。なんとなく、背中を向けてしまうことにも。お互いに。「実はうち、レスなんだよね」あっという間に週末がきた。はるとくん一家が住むタワマンのエントランスをくぐる。ほぼ同時刻に全員が集合して、それぞれに持ち寄った軽食やお菓子、ドリンクをテーブルに広げた。子どもたちには、テッパン人気のアニメDVDをはるとくんママが用意してくれて、プロジェクターでリビングの壁に投影してくれた。これで1時間はおしゃべりできるだろう。ノンアルで乾杯するや否や、ゆいちゃんママが言った。「実は私、2人目できたんだ」「え?おめでとう!」すかさず満面の笑顔で祝福したのは、はるとくんママ。私は、ショックだった。蓮のクラスには、すでに何人か妊婦さんがいるが、まさかゆいちゃんママもだったなんて。この状況下では、「おめでたい」よりも先に「羨ましいな」と思ってしまう。そんな自分がちょっと嫌だ。「全然気づかなかった~。つわりとか大丈夫なの?」とあおいちゃんママ。「うん。ゆいの時もつわりなかったんだ」「楽しみだね~。あ~私もそろそろ2人目考えないと。でも、レスだし無理かな」「え?」あおいちゃんママの何気ない告白に、思わず大きな声が漏れてしまった。「蓮くんママ、どうしたの?大きな声出して……」「ごめん、実は……うちもレスで」つい打ち明けてしまった。私ってば何を言ってるんだろう?アルコールが入ってるわけでもないのに……こんなこと言われても絶対みんな困るよね……。ところが、意外にもみんなが同意してくれた。2人目妊娠中のゆいちゃんママでさえも。「実はうちもずっとレスだったの。ニュースアプリで見たんだけど、1ヵ月以上ないとセックスレスらしいのよ。でも1ヵ月以上しないなんてザラでさ。正直したくなかったけど、2人目が欲しかったから我慢したんだ」ゆいちゃんママの発言を皮切りに、出てくるわ出てくるわ、みんなの夫婦生活事情が……!レスを解消したママ友夫婦の話に、思わず涙「うちの旦那は性欲強いよ。でも私は最近性欲ゼロ!旦那はしたがってるけど、やんわり断ってる。だって生理的に無理だもん。こんなおじさんになっちゃうハズじゃなかったんだけどなー」「友だちは、単純に面倒くさいからしないって言ってたよ。悩んだこともあったけど、家族の仲がうまくいってるならとくにアクション起こさなくてもいいかなって言ってた」「えー、うちは旦那より私の方が性欲強いかも(笑)。旦那は、立ち会い出産をしてするのが怖くなったっていうんだよ。ひどくない?」へぇー……。いろいろな夫婦のかたちがあって、みんなそれぞれ悩んだり折り合いをつけたりしてるんだ。すると、はるとくんママがこう言った。「私もはるとの出産後、旦那に触られたくないってくらい拒絶反応が出ちゃったことがあるんだけどさ。ちゃんと話し合って、今はレスにならないように意識してる」「え……どんなふうに?」「しばらくレスだったところから再開させるのって気まずくなかった?詳しく聞きたい!」みんな好奇心がすごい。もちろん、私もなんだけど……「うーん、もちろん気まずかったんだけど、拒否し続けるのもしんどくなっちゃって。泣きながら『このままでいいと思う?』って切り出したんだよね。そしたら向こうも、せっかく好きで結婚したのにこのままレスなんて悲しいよね、って。だから私も、日頃の不満ーーたとえばはるとと過ごす時間をもっと作ってほしいとか、家事分担の割合増やしてほしいとかね、そういうことも伝えて了承してもらったんだ。今は2人の時間を意識的に持つようにしてて、たまにお義母さんに子ども預けてホテルデートしたりもするよ。キスやハグのスキンシップも日常的にするようになったし、腕枕で寝たりとかね(笑)」腕枕……そういえば妊娠がわかったときから一度も、腕枕してもらってないな。はるとくんママは、最後にこんなことも言っていた。「家族っていっても、もとは他人じゃない?言わなくてもわかれよ、なんて甘えちゃダメなんだよね。お互いを尊重して、コミュニケーションを大切に!いい意味で緊張感を持つように心がけてるよ」……私、思わず涙目になっちゃった。「えっ、蓮くんママ大丈夫!?」「ウン……なんか、驚かせちゃってごめんね。なんか……みんなに話して気持ちが楽になった」「いいよいいよ~。みんな言わないだけで意外と悩んでると思う。いつでも相談してね」「ありがとう」みんなの優しさに、また目頭が熱くなった。帰り道、気分は晴れやかだった。せっかくなので、歩きたい盛りの蓮をベビーカーからおろして散歩をすることにした。住宅街から駅の方へ抜ける。この大通り、懐かしいな。大輔と初めて会った飲み会の後、立ち寄ったカフェバーが見える。気づいたら、ここに来ていた。2年前のあの日。まるで出会うべくして出会った運命の人のように、何時間話しても話が尽きなかったっけ。でも、その運命の人とこんなことになっちゃうなんて……あの時は、考えもしなかった。大輔とちゃんと話そう。何か変わるかもしれないし、何も変わらないかもしれない。でも、何かアクションを起こさなければ、何も変わらない。私たちのセックスレス問題は、ただ単にセックスのことだけじゃない。日常の小さなすれ違いの積み重ねで、苦痛を覚えるようになって、できなくなって……。でも、自分から切り出す勇気がない。どうすれば……。その時ふと、あのカフェバーの前で、蓮がピタッと足を止めた。「どうしたの?蓮」「ぱぱ、いる!」つづきます。▶︎次話「3組に1組の夫婦がセックスレス? 妻ともう一度愛し合うために、夫が踏み出す一歩とは」を読む✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼大輔編はこちら!【運命の人とレスになりました。大輔編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月17日長い間一緒にいるからこそ、パートナーへの不満は付き物……。そのなかでも、多くの人が悩まされる”セックスレス”、その原因は分からない場合も多く……。今回はMOREDOORのオリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」から話の展開を予想していただく、クイズをお届けします。漫画のあらすじ結婚して3年、仲睦まじく生活を共にする2人。順調に見える一方で“からだの繋がり”だけがなく、「女を忘れてしまうのでは」と悩む主人公。私たち夫婦に愛が無いわけではないのに、一体なぜ……?体の繋がりがなくなったのは……ここでクイズです!同僚からから夫婦の性問題について相談を受け、自分たちの性問題についても考え始めた夫。実は、数か月セックスをしていないようですが、その原因はある日の奥さんの発言のようです。その発言とはいったいどんなものだったでしょうか。ヒントは、言われたら多くの人が自信がなくなるような言葉です。奥さんの言葉とは?正解は「今日はちょっと……」と理由を濁した!妻の誕生日、という特別な日に断られてしまった夫。しかも、理由を特に言わずに濁されただけだと、不安になってしまいますよね。このあと夫婦は、レスをお互いに意識することですれ違いが生じてしまいます。セックスの頻度は人それぞれ……セックスはデリケートな話題だからこそ、パートナーのセックスに対するお互いの気持ちを確認しあうのは難しいですよね。しかし大きな誤解を生んでしまう前に、自分の気持ちや考えを相手に伝えることが大事かもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年08月13日もしかしてわが家はセックスレス!? そう思ってもデリケートな話題のため、身近な家族や友人に相談するなんて考えられず、当事者である夫にはさらに話すことができませんでした。ネットなどを調べて見ていると、レスでも夫婦仲が良好でうまくいっている家庭もあるようです。なので、あくまでもわが家のレス克服方法をご紹介したいと思います。★関連記事:40代のセックス「したいのにしてくれない…」夜の悩みはどう解決?【医師監修】レスだと自覚したときはショックだったけど…3度目の妊娠・出産を機にレスに以前に比べれば回数は減ってはいましたが、それまではレスではありませんでした。しかし3度目の妊娠・出産を機に、私たち夫婦はレスになっていました。私37歳、夫46歳のときのことです。調べてみると、セックスレスとは「病気などの特別な事情がないカップルがセックスやセクシャルコンタクトが1カ月以上ないこと」と言うようです。わが家は気が付けば半年以上していませんでした。最初のうちは子どもたちの世話で頭がいっぱいであまり気にしていませんでしたが、気になり始めると、どうして求めてもらえないのだろうか? まさか浮気? と何だかつい悪い方向へ……。なんとか夫との関係を変えたくて、私はアプローチを始めました。ますはスキンシップをと思いましたが、年を重ねていくうちに普段夫とスキンシップを取ることもほとんどなくなっていました。最初は子どももいるので照れくさく、なかなかうまくいきませんでした。そこで寝る前に子どもたちを「おやすみなさいのギュー」と言ってたまに抱きしめるのでその流れを利用することにしました。子どもたちを抱きしめたあとに「パパにもギューしよう!」と言って、子どもたちと一緒に夫にもハグをするようになりました。夫婦でレスについて話し合いマンガやドラマで見たことがあるセクシーランジェリーを試してみたこともありました。夫に内緒で購入して着てみたのですが、結局、うまくいかず。これらのレス脱却作戦をしばらく続けていましたが、そのうち自分だけが焦って空回りしていると感じるように……。そこで思い切って夫に私の気持ちを話して、夫婦で自分たちのレスについて話し合うことにしました。話し合うというと何だか大げさですが、2人のセックスについて丁寧に確認することにしたのです。最初にどうして求めてくれないのか?と夫に聞くと、以前断られたときに育児が少し落ち着くまで待とうと思ったとのことでした。それから子どもがいるなかでいつならできるか、どうやったらそういうムードになれるかといった「今さらだけど……」ということを2人で話しました。そのなかでセクシーランジェリーのことも聞いてみたのですが、夫にとってはプレッシャーを感じたらしく逆効果だったようでした。そうやって話していくうちにセックス自体ではなく、2人の時間を確保するというのが、お互いに1番求めているものだとわかりました。それからスキンシップも続けようということになりました。レス脱却のため週1回30分、2人の時間を確保子どもと一緒に寝落ちしてしまったり夫の帰宅時間が遅かったりと、2人の時間を作るのは簡単ではありませんでした。でも1週間に1回、せめて30分だけでも2人の時間を作ろうということになりました。そのときにお互いの顔を見て話すようにしました。今までは話していても、私はごはんを食べながら、子どものお世話をしながらの“ながら会話”だったことに気が付きましたし、夫もテレビや携帯を見ながらだったことに気付いたそうです。そしてスキンシップにはマッサージも加わっていき、手や肩などをお互いにマッサージして日ごろのねぎらいと感謝を伝え合うようになりました。まとめ自分がセックスレスなのだと自覚したときは正直ショックでした。1カ月以上しないとレスという定義にも短くて驚きました。でも夫との話し合いにより、セックスはコミュニケーションの一種で、行為自体がしたいわけではなく、2人で話したりマッサージをしたりすることもその一環だという気持ちになりました。結果としてレスではなくなりましたが、回数にはあまりこだわらなくなりました。3人目が高齢出産だったこともあり、普段は日々の体力をほとんど育児に使ってしまいます。それでも夫との2人の時間は、たとえ短くても私にとって大切なものだと改めて感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/山口がたこ著者/satomi (46歳)最近お肌のことが気になってきたアラフォーライター。アラフォーになってからハマったK-POPアイドルの「推し活」に日々癒されている。
2023年08月11日長い間パートナーと連れ添っていれば、問題に直面することもあるはず。その中でも多くの人が悩まされている、”セックスレス”、原因がはっきりしないケースも多く……。今回はMOREDOORのオリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」から話の展開を予想していただく、クイズをお届けします。漫画のあらすじ結婚して3年、仲睦まじく生活を共にする2人。順調に見える一方で“からだの繋がり”だけがなく、「女を忘れてしまうのでは」と悩む主人公。私たち夫婦に愛が無いわけではないのに、一体なぜ……?同僚からの相談は他人ごとではなく……ここでクイズです!同僚から夫婦間の性問題に対し、相談を受けていた夫。ここで、同僚はセックスレスが起きた原因について言及します。その原因とはなんだったでしょうか?ヒントは、セックスレスを完全に奥さんの責任と捉えるような発言です。セックスレスの原因とは?正解は「体型」!奥さんのことを「女として見れない」発言をした同僚。挙句の果て、命がけの出産を経た奥さんの体型をセックスレスの原因に挙げました。一方、夫は同僚の性問題について聞き、他人ごとではない、と焦りを実感するように……。同じ悩みを持つ人は多くいる……同僚から夫婦間の性に関する相談を受け、自分の性事情についても考えるようになった夫。原因は人それぞれでも、同じ悩みを抱える人は意外と多いようですね……。セックスはデリケートな話題で、自分の気持ちを明かすのは勇気のいることですが、「ふたを開けてみると……」ということがあるかもしれません。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本・監修:華丘侑果■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部。
2023年08月11日この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】妻の代わりに子どもを見てるぞ!愛する美咲と結婚して息子が誕生。仕事もプライベートも絶好調……なはずの大輔だが、育児疲れなのか美咲の態度はどこかよそよそしくて……。蓮が生まれて、もうすぐ1ヶ月が経とうとしている。「蓮~。美咲~。ただいまー!」「ふぇっ……ふぇ~ん」「おかえりなさい……蓮、起きちゃった」「ごめん、俺が大声出したから……寝かしつけるよ」「お酒飲んでるでしょ?危ないから私がするよ」蓮を起こしてしまった。しかも、接待とはいえ飲み会帰りだし……美咲がムッとするのも無理はない。ここ最近、美咲の元気がない気がしている。蓮はあまり寝ない子で、「背中スイッチ」というものを発動させては、美咲を困らせている。退院後は、3時間おきの授乳、母乳トラブル、体の痛みもあってヘトヘトのようだ。数ヶ月前まで化粧品メーカーの広報として肌はピカピカでメイクもバッチリだったのが嘘のように疲れた顔をしている。よし!ここは、俺の出番だよな。次の日曜日。「美咲。今日は俺が蓮を見てるから、寝てなよ」「え?いいの……?」「うん。いつもお疲れ様。ほら、もう寝室に行きな?」「ありがとう!嬉しいな!じゃあ、準備するね!」準備……?何を準備するっていうんだろう。しばらくして、俺は蓮と、美咲が持ってきたバッグを渡された。「じゃあ、よろしくね」そう言って、美咲は寝室に入っていった。初めての2人きりの蓮との時間で、ドキドキしている……。俺は、蓮の寝顔をおそるおそる見た。二重の目は、美咲に似ているな。赤ちゃんなのにしっかりした眉と鼻は、俺に似ている。可愛いな~。起きたらいっぱい抱っこしてあげよう。しかし、思いのほか蓮はスヤスヤ寝ていた。育児は大変だと聞いていたけど、拍子抜けだな……暇だ。とはいえ、「おむつ交換サイン」とやらの色が変われば、新しいものに替えなければならない。替えのおむつはどこか探そうとすると、バッグの中におむつ・おしりふき・おむつシートなどがすべて用意されていた。へぇ~。おむつ替えって意外と簡単なんだな。替え終えたタイミングで、蓮が起き、美咲も起きてきた。さっきより、心なしか肌ツヤがいい。「よく眠れた~!ありがと~!蓮の様子どうだった?」「ずっと寝てたよ。ほんと可愛いよな。癒された~。こんな感じなら、いつでも手伝うよ」そう答えながら、スマホにおさめたいくつかの写真を見せる。すると美咲は、さっきまでの笑顔が嘘のように、ムッとしていた。「どうしたの?」「ううん……なんでもない。大丈夫だよ」なんだろう?おかしいな。また何かあったのかなと思ったけれど、美咲自身が「大丈夫」だと言っているんだ。俺はそれ以上踏み込まなかった。産後1ヶ月、順調に回復してるって次の土曜日。今日は、蓮の1ヶ月健診だ。そのあと、美咲の産後1ヶ月健診も受けるため、蓮を抱っこ紐で抱えて一緒に病院へ行った。「お母さん頑張りましたね!蓮くんの体重は順調に増えてるし、元気にすくすくと育ってますよ」「よかった。先生、いろいろとありがとうございました」美咲はこの1ヶ月、本当に頑張っていたと思う。その瞳にうっすら涙が浮かんでいた。その後、産婦人科で美咲が診察を受けている間、待合室で蓮を抱いていると、急にギャン泣き。「パパもどうぞ、いいですよ~」と促されて、診察室へ入らせてもらった。美咲に抱っこを代わると蓮は安心するようで泣き止んだ。やっぱり美咲はすごいな。……なんて感心していると、お医者さんが「会陰切開の傷もきれいになっているので、夫婦生活を再開して問題ないですよ」と言ったので、俺は驚いた。産後1ヵ月を過ぎると、もう普通の生活に戻ってもいいんだな。もちろん、あくまで目安なのは知っている。美咲の体調を考慮しながらになるが……正直、そろそろしたいと思っていた。今夜、早速美咲を誘ってみようか……。そう思うと、心が躍った。帰り道。「よかったな。蓮も美咲も順調で」「うん」「これからは元の生活に戻れるな。何か困ったことがあったら言ってね。何でも手伝うからさ」「うん……」あれ?なんか美咲の表情が暗い……。「具合悪い?」「そんなことないよ。ごめん、ボーっとしてた」どうしたんだろう。きっと蓮のお世話で疲れてるんだろうな。最近、美咲のことがイマイチつかめない。おそらく、長いことスキンシップをしていないせいではないかと思う。育児でヘトヘトな美咲の小さな変化を知るためにも、夫婦のスキンシップは大切だと思わされる。医者はいいって言ってたのに「今日、どうかな?」妊娠後期からしていないから……数ヵ月ぶりのお誘いだ。「しよう」の合図になるキスすら久しぶり過ぎて、ちょっと照れる。きっと美咲も同じだろう。大好きな美咲とようやく愛を確かめ合える……。しかし、そんな俺に返された美咲の言葉は、意外なものだった。「いや……っ!」「え?」「あ、ごめん……びっくりして。疲れてるのかも。今日は無理だよ」今日は無理?なんでだ?医者が再開していいって言ってるのに……なんでだろう?美咲にくるりと背を向けられてしまい、それ以上聞ける雰囲気じゃなかった。頭の中は疑問符だらけ。疲れてるって……今日はほとんど俺が家事を手伝ってたじゃん?いつもはグズっている蓮も、今夜はぐっすり眠っているし……外出だって俺が付き添って、蓮はずっと俺が抱っこしてた。疲れるようなことは何もしてないはずだろ?疲れの蓄積なのかもしれないけれど、今は専業主婦みたいなもんだし、やることって子育てと家事しかないよな?それに……たとえ疲れていたとしても、普通は、その「疲れ」を俺とのスキンシップで癒したいと考えるもんじゃないのか?はあ。出産したのに、これじゃ何も変わらない。もしかしてもう俺たち、前みたいにセックスできないのか……?つづきます。▶︎次話「夫との行為中ずっと「早く終われ」って思ってた。でもベッドでは嘘をついたんだ「うん……私も愛してる」」を読む✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼美咲編はこちら!【運命の人とレスになりました。美咲編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月10日この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】運命の出会い大手総合化学メーカーで営業マンとして働く30歳の大輔。一目惚れした美咲に猛アプローチして交際、幸せな結婚生活を手に入れた……そう思っていたけれど。控えめに言っても、どストライク。それが、美咲の第一印象だった。新卒で入った会社で、がむしゃらに営業畑を突っ走って8年。「向いてないんじゃないか」と悩んだことも多々あるが、試行錯誤を重ねた結果、それなりの好成績も出せるようになり、部下もついてマネジメントを任されるまでになった。今では天職だと思ってる。でも20代は少々仕事を頑張りすぎたのかもしれない。彼女ができてもすぐにフラれてさ……「えっ?斉藤さんたち、結婚するの⁉」「はい。あれ?大輔さん、知りませんでした?」気づけば同じ大学の友人だけでなく、後輩や部下までもが結婚ラッシュというオチだ。そろそろ、結婚もいいかもしれないな。周りに触発されて、そう思った矢先だった。斉藤さんに美咲を紹介されたのは。「斉藤さん。上がり?いいなあ。帰ったら誰かがいる生活って」「え?大輔さん、彼女欲しいんですか?仕事一筋なのに?」「そりゃ、まあ。俺ももう30だし?考えるよ。あ~!出会いないかなあ」「じゃあ……今から私の友だちに会います?」「はっ?え?ちょ……」斉藤さんには悪いが、俺は全然乗り気じゃなかった。というのも、結婚もいいなと思ったのは、営業という仕事柄、話のネタになるとチラッと思っただけ。それに、そろそろ人肌恋しい……なんて単純な性欲が大半かもしれない。そんな不純な動機だったからこそ、美咲との出会いは衝撃的だった。「初めまして。美咲です」控えめに言っても、どストライク。素朴で可愛い。化粧品メーカーに勤めているせいか、肌がすごく綺麗だし、凛とした雰囲気が自立した女性……という感じだ。誰でもいいとかじゃなくて、結婚するならこの子がいい、俺がこの子を守りたい。そう強く思い、気づけば声をかけていた……。「良かったら飲み直しませんか?」「えっ?」驚いた顔がまた可愛い。「……すみません。私、男の人に慣れてなくて。飲み直しじゃなくて行ってみたいカフェバーでもいいですか?」「もちろん!俺も、女性とこうして2人でどこかに行くのは3年ぶりですよ」「そうなんですか!意外」「俺の方こそ意外ですよ(笑)」営業でトークスキルを学んでおいてよかったと、これほど強く思ったことはない。その夜は、終電ギリギリまで話し込んだ。話せば話すほど好きになるとはこういうこと。それから、恋人まで発展するのに時間はかからなかった。告白も、デートも、ケンカした時の仲直りも、そしてプロポーズも……美咲のお気に入りのカフェバーだった。俺にとって、最高の女性だ。体の相性も抜群で、初めてしたときはちょっと驚いた。いつでも受け入れ態勢でいてくれるし、ときにはびっくりするほど積極的なところも可愛い。俺は酒を飲むと性欲が湧くタチだが、そこも快く受け入れてくれ、お互いに満足しているのがわかった。でも、この頃の俺は、数年後に美咲とあんなことになるなんて予想だにしなかった……。妊娠は嬉しい。でもセックスは……できない?1年後、俺たちは結婚した。「おかえり~!」帰宅すると、当たり前に美咲がいる。それが、営業で疲れた俺の唯一の癒しだった。毎週日曜日は、なんとなく「一週間頑張ろう!」の意味を込めて、セックスしている。そんな週末の夜、美咲がこう切り出した。「ねえ、そろそろ赤ちゃん欲しいな」「この癒しの存在がもう一人増えるのか?最高じゃん」「癒しの存在?」「なんでもない(笑)」それからというもの、美咲は以前よりもっと積極的に求めてくるようになった。この頃の俺は、「幸せ過ぎる~」と、美咲の前で心の声が漏れることもしばしば。最愛の女性と結婚して愛し合い、仕事も充実している。こんな幸せがあるだろうか。しばらくすると……「陽性だ!大輔、赤ちゃんできたよっ!」「やったな!美咲!」俺たちの赤ちゃんはどんな顔なんだろう?美咲に似て色白な女の子か?それとも、俺似の男の子か?どっちに似てもかまわない、絶対に可愛い子が生まれるだろう。ただ……妊娠が判明してから、1ヶ月以上ご無沙汰になっている。妊娠初期はまだ不安定な状態だと聞いた。まだ見た目には何の変化もないけれど、美咲のお腹には赤ちゃんがいるのだ。前みたいにセックスして大丈夫なのか?つい心配になってしまう。思わず、仕事の休憩中に「妊娠中セックス」で検索していた。そのときだった。「赤ちゃんできたんですよね?美咲から聞きましたよ!」「うわああっ!」部下の斉藤優香だ。急に話しかけるから……「スマホ落ちましたよ。ん?」「あ……これはその……」やば……。「妊娠中セックス」の検索結果が表示されたスマホ画面を、斉藤さんが凝視している。あ~……穴があったら入りたい……!でも、そこは既婚者で、すでに一児の母である彼女。しかも、美咲の親友だ。妊娠判明後に美咲はすぐ彼女に報告していたから、秒で察したようだ。「医学的には大丈夫みたいですよ。妊娠初期の流産は、ほとんど赤ちゃん側の原因が多いっていうし」「へえ……」「でも、妊娠初期っていろいろと不安定だから、もしセックスして流産したら“セックスが原因なんだ”って自分を責める人が多いらしいですよ」「じゃあ、やめとこ。美咲と赤ちゃんにもしものことがあった時、美咲に自分のこと責めて欲しくないし」「さすが先輩。もう心はパパですね!」とは言ってみせたものの……見た目には何の変わりもなく可愛い美咲を見ていると、どうしてもソワソワするのが正直なところなのは、黙っておこう。つづきます。▶︎次話「「え、やめ…やめて…!」飲み会帰りで酔った旦那が妊娠中の妻を押し倒して…う、酒クサッ!!」を読む✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼美咲編はこちら!【運命の人とレスになりました。美咲編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月06日28歳の夏、私たちは出会った化粧品メーカーの広報を担当して6年の美咲は、今年で28歳。そろそろ恋も充実させたい……と思っていた夏、友人から紹介されて出会ったのは、何もかも相性がぴったりな2つ年上の彼・大輔だった。初めて大輔に会ったのは、28歳の夏だった。「美咲ー!お待たせー!」「優香。もう~!5分遅刻だよ?」私は美咲。とある化粧品メーカーの広報を担当して6年になる。華の金曜日の今夜は、最近結婚した大学の友人、優香とのサシ飲みだ。人並みに人生経験とキャリアを積み、後輩と部下も増えてきた20代後半……。とても充実していたけれど、一つだけ足りないものがあった。それは……「あ……初めまして。一ノ瀬大輔といいます」「え……初めまして。森山美咲です」優子と一緒に座っていたのは、スーツ姿のイケメン。「私の先輩なの!びっくりした?」……って優子ったらなに~⁉サラッと先輩なんて連れてきちゃって‼しかも男の人っ‼どうしよう…っ!というのも、この数年は、仕事にかこつけて恋愛から離れていた私。化粧品メーカーという職業柄、男性と接する機会も少ないため、心の準備なくして男性には挑めませんっ!優子ってば、自分が新婚だからって…と、毒づきたかったけれど、そんなことはどうでもよかった。だって、目の前の男性……大輔さんに見惚れていたから。かっこいい……。優香の先輩なら、営業課か。優しそうな人。仕事もできそうだし、さわやかだし、こんな素敵な人が彼氏だったらいいなあ。しかも、手の指がきれいなのもフェチ心をくすぐられる。「美咲さん。うわあ~俺、綺麗な人の前って緊張するんですよね」と向こうも言ってくれるけど、営業マンだもん、どうせお世辞だろう。そう高を括っていたから、帰り際、優香と別れた後に肩を叩かれた時は、驚いた。「あの。LINE教えてもらっていいですか?ていうか……良かったら、飲み直しません?2人で」「え?」それから、交際に発展するのはあっという間だった。告白は、大輔から。以前から、行ってみたかった可愛いカフェバーで。はじめは大輔からの誘いだったけれど、大輔という沼にハマっていったのは、実は私の方だ。デートでは、私の意見を聞きながらスマートにリードしてくれる。決して不安にさせるような言動はしない。晴れてカップルになっても、私の気持ちを尊重しながら、ゆっくりと関係を築いてくれたんだから……!ハマったのはこれだけじゃない。大輔と体を重ねるまで、自分が性にこれほど積極的になれるとは思わなかった。もしかして私はこの人と出会うために生まれたんじゃないかと思うほど相性が良すぎて、デートのたびに離れがたい気持ちになる。付き合いが長くなると回数は落ち着いたけれど、いつも精一杯ご奉仕してくれるのは出会った当初と全く変わらない。そして、付き合って1年が経つ頃……。「美咲……俺と結婚してほしい」「そもそも……どのくらいしないとレスなの?」私は大輔と結婚した。私が「いってらっしゃい」のキスやハグが毎日できるのがただただ嬉しいなんて、大輔は知らないだろうな~♡とんとん拍子に挙式と披露宴、新婚旅行を終え、まさに幸せの絶頂のある日のことだ。大学時代の友人の4人で結婚祝いの飲み会に参加した。もちろん、優香もいる。「おめでとう~美咲!羨ましいな~!式の時の2人、すごく幸せそうだったよ!」「ありがとう。みんなが来てくれたお陰だよ」「当たり前じゃん!あんなに仕事一筋だった美咲が結婚するんだもん。旦那見とかなきゃ(笑)」「ねえねえ、なんか美咲の肌、すごく綺麗じゃない?新作の化粧品?」実は、大輔と話し合った結果、すぐにでも赤ちゃんを望んでおり、本格的に排卵日にタイミングをとっていた。週に2~3回はしているお陰か、お肌の調子も良い……なんて。「いいなあ。美咲は!もう!幸せですって顔に書いてある。うちなんて……もう半年もしてないよ」「え?優香……」「あ……言ってなかったっけ?その……いわゆる、セックスレスってやつ?」驚いた。というのも、優香は私に大輔を紹介した後、1人目を授かり、今は2人目妊活をしていると聞いていたからだ。そういえば、あの報告ってもう半年以上前になるっけ……?「そうなんだ……最近、よくテレビとかでも聞くよね?レスって」「そもそも……どのくらいしないとレスなの?」「一応、セックスレスの定義は、“特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが一ヵ月以上ないこと”らしい。うち、最後にしたの半年くらい前なんだよね。しかもその時、旦那が途中で萎えちゃって」「あー。それ、次に誘うの、怖いやつ」「お互いになんとなく話し合いたいムードなんだけど……何から話せばいいかわからなくて」「元気出しなよ?私にとっては旦那さんと子どもがいるだけでも最高だよ!」「ホントだよ~!羨ましい!」「そう?なんか、こうしてみんなに話すとちょっとラクになったよ!だって、誰にもこんなこと相談できないからさ……」セックスレス、かあ。大輔と私にも、いつかそんな日が来るのかな……?そんなことを考えながら帰宅すると、大輔がお酒を飲んでいた。「美咲~!寂しかったよ~」「わっ!ちょっとやめてよ~!」大輔は、アルコールが入ると、したくなるタイプだ。私はそんな大輔を可愛いと思う。そのままお姫様抱っこで抱えあげられてダブルベッドになだれ込む。私たちにセックスレスはあり得ない話だよね……と思った。それが、あんなことになるなんて。待望の妊娠。そして……数ヵ月後。生理が遅れていることに気づいた私は、すぐさま妊娠検査薬を買ってきた。そして、ドキドキしながら結果を見ると……。陽性……!「大輔!赤ちゃんできたよ!」「!!やったな!美咲!」ギュッとハグをして、大輔は私のお腹にいるベビーに向けてチュッとキスをした。その週末、大輔と一緒に産婦人科を受診すると、妊娠2ヵ月目だと言われた。嬉しいな。1人目は男の子かな?それとも女の子かな?大輔との子なら、どっちでも嬉しいよ♡そんなのんきなことを考えていたのもつかの間。「うっ……気持ち悪い、かも……」はじめはちょっとした車酔い?くらいだったつわりが、だんだんハードになり、仕事を休まざるを得ないほど体調の悪い日が続いた。辛かったけど、赤ちゃんに会えると思うと耐えられた。そんな私の様子を見て、いつもは誘ってくる大輔も遠慮がち。日曜日の夜は、「1週間、頑張ろう!」とセックスをするのが習慣になっていたけど、しばらくは無理そうだなぁ。ごめんね、大輔。つづきます。▶︎次話「ベッドでも可愛すぎる! 最高の彼女と出会ってドハマり、そして…えっ妊娠中のセックスはダメ⁉」を読む✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼大輔編はこちら!【運命の人とレスになりました。大輔編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月05日今回は、「彼とレスになってしまった」とのお悩みに、ダンディな恋愛スペシャリストが愛のアドバイス。彼とレスになってしまった4年付き合っている彼がいます。彼とは一緒にいてすごく楽しいし普段は良好な関係だと思っています。でも、そんな彼とここ1年ほどレスな関係が続いています。私から誘っても「ごめん、疲れてる」と断られることが続き、最近では誘うことさえも怖くなってしまいました。レスを解消するいい方法はないでしょうか。(29歳/埼玉県)この悩みを抱えてる子羊ちゃんは意外と多いんじゃないかな。性行為は、ただ快楽だけのためじゃなく、2人の愛を確かめ合うという意味合いもある。今回の子羊ちゃんのように交際期間が長くなるにつれてレスに陥りやすいカップルは多い。またレス期間が長くなりすぎると再開するタイミングが難しいのも事実。これは男性側の意見でも多い。なぜレスになってしまったのか、どう解消していけばいいのかを男性側の本音も交えてアドバイスしていこう。■「疲れてる」を理由に断る男性には2つのタイプがいる彼のように「疲れてる」といった理由で断る男性には2つのタイプがいる。ひとつは、本当に仕事などで疲れ切ってしまい一刻も早く体を休めたいと思っているタイプ。このタイプは、日常の忙しさから解放されない限りなかなか解消は難しいだろう。でも意外と男性は疲れている時ほど彼女と触れ合いたくなるもの。だからもうひとつは、他に理由があるけど「疲れてる」とうそをついているタイプになる。となると、その理由に考えられるものは何なのかを考えていこう。■なぜスレスになってしまったのか?レスになったカップルに多い理由に、はじめからハイペース過ぎたということがあげられる。ペースとは体を重ねる回数のこと。付き合い当初、大体どのカップルも盛り上がってるから会えば必ずと言っていいほど愛し合う。しかも1回会えば何回も体を重ね合うことだってある。このハイペース感はマラソンと同じように最初に飛ばしすぎると最後まで完走できないのと同じ。単純にそのハイペースに疲れてしまうことだってあるし、このペースを維持しなきゃいけないというプレッシャーが男性に襲ってきて意欲をだんだん喪失してしまうこともある。もう一つの理由は、当たり前だけど同じ相手とワンパターンな行為を繰り返すことでのマンネリ感、刺激の無さ。これは一緒にいる時間が長くなるほど起こり得る難しい問題でもある。■レスを解消するには非日常感を演出飽きてきた同じ料理でもスパイスをプラスして味を変化させると全く別の食べ物になって食べられたりする。性行為も同じで、当たり前のように夜、家のベットで間接照明の下でキスから始まり、お決まりの流れ。こんなルーティーンを繰り返していれば飽きるのも当然。だからマンネリした時はスパイスを加える必要がある。じゃあスパイスとは。簡単な方法を紹介すると、いつものルーティーンの逆をまずはやってみる。例えば、いつも夜にしているなら朝。いつも家ならホテルとか。全くトイを使わないなら、使ってみるとか。もし、自分から彼に提案するのが恥ずかしい時は「友達が言ってたんだけど……」「友達から聞いたんだけど……」と枕言葉をつけて、あたかも自分発信ではないような雰囲気で提案してみるのが自然でおすすめ。こうしたスパイスを一気に全部やろうとするのではなく、少しずつ取り入れてみるといい。最後に、どちらか一方が我慢をしたり、強制させられたりする関係ではなく、お互いが納得できる自分たちなりの頻度ややり方で行うことが何よりも大事。そのためには2人でよく話し合うことを忘れずにね。悩める子羊に送る。今回の“ココロに染みるボイスメッセージ”(TETUYA)
2023年07月19日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物子どもが生まれてからずっとレスで……レス問題に悩む妻と、そんな妻をなだめて話題をそらしてきた夫。ついに妻は夫へ「そもそも私が何に怒ってるかわかってる?」と本音をぶつけます。同棲していた頃とは違い、共働きで子どもの面倒を見ながらセックスレスを解消するためには、たくさんの現実的な工夫が必要だと説く妻。妻の言葉で、ようやく夫は「自然な流れなんて来るわけがない」ことを悟り……?そして夫は……この漫画に読者からは……『こういう会話でも満たされて良かったです。』『セックスレスの原因や気持ちの奥の奥まで話ができただけでも前進した気がします。』『私もまず、心を通わせる会話を持つところから始めたいです。』『たとえ睡眠時間が短くなってもしたいという気持ちはとてもわかります。やっぱり2人でしか出来ない大切な行為だからこそ、そこに時間をあえて使うことを疎かににしてほしくないんですよね。』『なかなか自分から切り出すのは難しいけど、気持ちを確かめるためにも話すことをやめてはいけないと思いました。』と心を通わす会話の重要性や、「素敵な夫婦」「良かった」と夫婦の関係改善に安堵する声が多く寄せられました。一番大切なことは夫からの愛情表現が欲しかった妻と、妻の健康を最優先にしたかった夫。セックスレスに陥った2人が少しずつ変わっていったキッカケは、カップルセラピストからのアドバイスでした。あなたが考える“パートナー間で一番大切なこと”は、何ですか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月18日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物ずっとレスで……子どもが生まれてからずっとセックスレスの夫婦。妻が何度も話し合おうと試みるも、夫になだめられ話をそらされてしまいます。そんな時、たまたま夫が出会ったのはカップルセラピストのべべさん。べべさんは夫に、「感情のコミュニケーションは取れているかの?」とアドバイス。そこで夫は……「する日を決めよう」と妻に提案し、次の金曜の夜にと約束します。ところが夫は、連絡もせず深夜まで呑んできて……傷ついた妻……そのまま、その日は無視されてしまう夫。結局レス解消とはならず、またいつも通りの日常を過ごすことに。そしてある日、夫からあのことを切り出して……?この漫画に読者からは……『愛されたいというもどかしさはあるけど、こればっかりは強制できないことです。』『夫は妻の大変さを全然わかってないし、自然な愛情表現の中での流れでしたいのは当然。』『これくらい物わかりのいい旦那さんはほとんどいない……正直妻に愛想つかすと思います。』『子どもがいるので場所的にも難しい……スキンシップや優しい言葉がけだけでも、気持ちは伝わると思います。』など現実的なレス問題解消の難しさや、夫婦どちらにも共感する声が寄せられました。レス問題は……皆さんは、レスの何が問題だと思いますか?またこの後、パートナーにどんな言葉をかけますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月17日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物子どもができてからずっとレスで……何度か夫と話し合いの場を設けようと妻は頑張りますが、その度になだめる夫。ついには妻にブチギレされてしまい、2人の関係にしんどさを感じるように。そこへたまたま出会ったカップルセラピストのべべさんから、「まずは感情の交流から始めてみたらどうかの?」とアドバイスが。そして後日……気持ちを整理した夫は、妻へ明るくある“提案”を持ちかけます。その提案とは……?この漫画に読者からは……『まあこれは腹がたちますね。奥さんに同情。旦那さん、遅くなるなら連絡を。』『いや、する日決めるとかそういう事じゃないんだよなぁ……と思います。』『まずどっちもどっちです。とにかく連絡をしてくれなかったことを自分なら責めまくるかも』『妻も無視するのはあまり良くない』『接待なら仕方なくない?』など妻側にも夫側にも共感する声が多く寄せられました。レス問題の本質とは“レス解消日”を設けて関係の再構築にもがいた夫と妻。でも結局、すれ違いさらに溝を深める結果となってしまいました。皆さんなら、この後パートナーにどんな声をかけますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月16日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物妻がピリピリ……子どもが生まれてからずっとレスに悩んできた妻。何度か夫と話し合いの場を設けようと頑張りますが、その度に優しくなだめられてしまいます。そしてついにイライラを爆発させてしまう妻。「私に無関心じゃん!話聞いてなくない!?」と夫へ思いの丈をぶつけると……?夫も気疲れし……この漫画に読者からは……『なかなか思ったようにいかないですよね。特に日本は悩んでいる人が多そうです。』『夫婦生活長いときちんと向き合って会話とかも難しくなるんだよな〜特に子どもいると』『これ、あります。タスクの確認のような会話。感情の会話がしたいんですよね。』『私が夫の立場だったら、疲れて帰ってきてるのにちょっと面倒くさいと思う。』などレス問題の難しさや夫婦両方に共感する声が寄せられました。ビジネスの正解は夫婦の不正解……?まるで部下と接するかのように、“相手の気持ちを受け止めて”、自分の考えを提示してきた夫。一見、問題はなさそうに見えますが、カップルセラピストからは「感情のコミュニケーションは取れているかの?」と指摘がありました。……皆さんが夫の立場だったら、この後、妻にどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月15日20代〜50代の既婚者1000人に聞いたアンケートの結果、実に655人が「セックスレス」だと答えた日本。(クーミル株式会社調査)セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物妻が頑張ってセックスレスの話題を……この話に読者からは……『どんなに好きな相手でも飽きが来てレスになるのは当然。』『旦那さんに話をはぐらかされるのは辛い。』『両方の価値観を満たすことが大事、すごく良い言葉ですね。納得です。』『私なら一人で抱えてしまいます。だからこそ、カウンセリングの方の必要性はありますね。』など夫にも妻にも共感が集まり、またカップルセラピストべべさんの存在に言及する声も多く寄せられました。両方の価値観を満たすことが大切セックスレスに悩む妻にカップルセラピストのべべさんは、「むしろ他の部分で満たされているのかもよ」とアドバイスを送りました。皆さんが妻の立場だったら、この後、夫へどんな言葉をかけますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月14日「なにがダメだったのかな?」パートナーとのすれ違いは、長く連れ添っていれば起きてしまうもの。その中でも、”セックスレス”はなぜ起きてしまうか分からないことも多く……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」をご紹介します。漫画のあらすじ結婚して3年、仲睦まじく生活を共にし順調に見える一方で“からだの繋がり”だけがない2人。過去にパートナーからの“誘い”を断ったことが起因していたのだが、主人公はそれに気付かず……。原因を探してみることに……この漫画に読者からは……『男もずっと誘う側だと、それこそ求められていないと感じて誘いづらくなる。』『勘違いかもしれないとわかっていても難しい。』『理由はどうあれ断った方はパートナーを傷つけてしまっている、軽く考えてはいけない。』『旦那の方も同じように悩んでる』など実に様々な共感の声が集まりました。夫婦間でコミュニケーションを今回の漫画では、主人公が自分の過去の行動が起因しているとは気付かず良からぬ方向に疑いがいってしまいました。“セックスレス”について夫婦間で相談することは勇気がいることですが、誤解を招いてしまう可能性もあるため、パートナーの気持ちを理解するためにも話し合うことが大切です。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?■脚本・監修:華丘侑果■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年07月08日長い間パートナーと連れ添っているとすれ違いやうまくいかないこと、ありますよね。多くの人が抱える悩みの一つ、”セックスレス”、なぜそうなってしまうか明確でないことも多く……。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」をご紹介します。※再生回数は2023年6月26日時点の情報です。漫画のあらすじ結婚して3年、仲睦まじく生活を共にする2人。順調に見える一方で”身体の関係”だけがなく、「女を忘れてしまうのでは」と悩む主人公。私たち夫婦に愛が無いわけではないのに、なぜ……?私たち、セックスレスだったんだ……この漫画に読者からは……『4月から社会人になって仕事に慣れることに精一杯で、彼氏に「しばらくできない」って言っちゃった。』『別に頻繁じゃなくていいけど、自分は求められてない、女として見られていないかもって不安になる』『レスで困る人もいるけど、求められすぎて困る人も多いよね』など実に様々な共感の声が集まりました。同じ悩みを持つ人は多くいる……今回ご紹介した漫画では、セックスレスの悩みを抱えるも何が原因かわからず頭を抱えてしまったようです。読者の方からも共感し不安を感じていたという声が多く届きました。悩んでいるのは一人ではありません。周りの方やカウンセラーに相談してみるのも選択肢の一つかもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?■脚本・監修:華丘侑果■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年07月04日※このコラムはドラマ「あなたがしてくれなくても」最終話までのネタバレを含んでいます。■離婚を経て、成長&退化した4人離婚を経て、それぞれの道を歩き出した4人。みち(奈緒)は、営業として働き始め、雰囲気まで変わりました。髪型は内巻きから外巻きに変わり、メイクも濃くなり、ファッションもちょっと垢抜けない量産型事務系女子から、ぱりっとしたスーツ姿へ。新名(岩田剛典)は転職先でも変わらず順調そうです。楓はファッション最前線のGINGER編集部を離れ、育児雑誌にて編集長の夢がかなっていました。それに伴い、仕事服も攻撃力抜群なドルガババカデカロゴバッグや、ビスチェとベージュのブラが合体したような先進的オシャレファッションから、べビーに合わせたオーバーオールなど、仕事着が一新。新たなステージでしっかり夢をつかんでいました。成長した3人とは打って変わって、一人退化した陽一(永山瑛太)。カフェの独立を目指しつつ、もちろん家では自堕落生活。ご近所で話題のゴミ屋敷レベルといった想像以上の部屋の汚さで、前回オーナーが散らかした柿ピーなんぞもはや誤差。それでもみちへの気持ちは変わらず、みちのメッセージ入りの柿ピーの空きケースは捨てられずにいます。中に入ってる柿ピーのカスだけは洗った上で保管してくれ。黒いアイツがくる……!■ラストの二人の姿は過去?未来?もうここから個人的感情ぶちまけていいですかね。みなさんラストは納得いきましたか?まず、みちと陽一が二人仲良く歩いているあのラストは、過去の回想なのか、現在の姿なのか。どちらに取るかで物語も変わってくるのですが、みなさんはどちらだと思いましたか?個人的には新名や楓があれだけ身を粉にして「みちと陽一の復縁」をお膳立てしたのだから、現在の姿であってほしい、と思うわけです。ですのでみちが復縁した前提で語っていきます。「復縁」であれば、これは表向きはハッピーエンドなんでしょう。が、みちと陽一だけが元サヤに戻り、みちは幸せ、視聴者は期待外れで不幸せ。おまけに新名家はみんな不幸せじゃないですか。いや、楓には夢をかなえた幸せもあると思うんですけど、楓とも別れ、みちの心が手に入るわけでもなく、失うものが多すぎた新名が特に報われなすぎます……。■新名家を踏み台にしてセックスレスを解消したみち復縁したのであれば、みちは離婚の一番の原因である「陽一との子ども問題」はどうなったのでしょうか?一番大切な課題がうやむやなまま、「好き!」で解決して、元サヤに戻るのであれば、新名と戦友になった意味ってなんだったのでしょう……。もしあの時、お互いのレスの悩みを告白することなければ、みちも新名も気持ちを掻き乱されることもなく、上司部下の関係のまま。二組とも表向きはいい感じの、一般的な夫婦として関係を継続していたかもしれません。しかし、戦友になったがばかりに、色々人間関係が掻き乱れ、結果これです。ラストではみちと陽一は自然にキスしていたので、あれが今の姿ならきっとセックスレスも解消したということなのでしょう。これじゃ、新名家を踏み台と起爆剤にして、みちだけがセックスレスを解消したような形です。個人的には新名とみちに結ばれてほしかったので、非常に不完全燃焼です。■新名、ちょっと視力検査いこ新名は陽一のもとへ自ら出向き、みちと復縁するように仕向けていましたが、何を持って「みちは陽一といることが最良」と判断したのかが疑問です。みちが元姪甥っ子の発表会に行った際、みちの知らぬ会場の後ろで新名と陽一がガン飛ばしあいの縄張り争いしてましたけど、そこではまだライバルとして認識していそうですし。「みちの心は自分では埋められない」は分かるんですが、なぜ陽一なら埋められると思ったのか。にしても、陽一のカフェで新名、楓、みち、の並びで、元嫁サンドイッチしながら、新名がみちに改めて告白する絵面は震えました。え?新名は目の前数十センチ先に元嫁いるの見えてる?視力大丈夫?別れてるとはいえ楓はどんな顔してそれ聞いたらいいのよ。新名の真っ直ぐすぎる気持ちはたびたび楓を傷つけますね。楓だから割り切って泣かずに聞いてますけど、これみちが逆の立場だったら半泣きでしょ。■結局最後まで流され、面倒見てもらってるみちみちは、「流されて生きてきたから、自分の足で立って生きていきたい!」と決意していましたけど、結局、楓や新名に後押しされて復縁していて、最後まで人に流され、面倒見てもらっているんですよね。みちは「過去が邪魔」と思っているだけの状況を、楓の「邪魔だね!やっつけにいくか!」という行動力に救われていますし、新名もわざわざ店に足を運んで陽一の気持ちを引き出しに行ってるわけですから。嫌いな相手だろうと、相手の最良を考え、行動にまで移す、楓と新名の愛や優しさ、クレバーさを思うと、新名夫婦って本当に似ていて、すてきな夫婦だったんだな、と改めて感じました。■楓いい女すぎるでしょ楓の男気溢れる優しさが胸に沁みた方も多いのでは。自分を離婚に追いやったみちが本当はにくいはずなのに、新名の幸せを一番に考え、みちと新名がうまくいくようにサポートする優しさ。本当ならみちなんて、顔すら見たくない相手のはずなのに、飲みに誘って新名のために気持ちを代弁するなんて、愛と行動力と優しさに溢れまくっています。以前、楓がみちとタイマンはったカフェでは、みちが新名のセックスレスに対する気持ちを代弁していましたが、今度は楓が新名のためにみちへの気持ちを代弁することになるなんて、なんだか皮肉さを感じますね。みちにフラれた新名に「私が戦友になってあげよっか?」という一言もウィットに富んでいて、楓がますます好きになってしまいました。どうかこの夫婦も復縁してほしいものです。別れ際の一言、「また」があるみたいなので、期待してもいいんですかね。楓は今後結婚するつもりはない、と言っていましたが、子どもを期待しなくていい恋人同士くらいの関係が、この元夫婦にとってうまくいく距離感なのかもしれないですね。■なぜみちは新名じゃだめだったのかなぜみちは新名じゃだめだったのでしょうか。あの時は、夫である陽一という存在があったから、「陽一とのセックスレスの問題から逃げてるだけだ」と自分でブレーキをかけていただけで、新名に飛び込めばそれはまた違う幸せな未来があったと思うんですよね。みちの真面目さゆえに、一瞬たりとも道を逸れることができず、このエンディングとなったのでしょうか。途中、新名の乗っていた車のナンバーが「お10−03」だったので、お父さん!?みちと新名が結婚して子どもが産まれ、お父さんになる伏線!?なんて深読みしまくってしまったのですが、そんなことは1ミリもなく、ただただ新名が爽やかすぎる車のCMみたいなシーンだったみたいです。次回の特別編では、離婚からラストまでの空白の期間が描かれるとのことでしたが、これを観れば「なぜ新名じゃだめだったのか」が、より納得できるのでしょうか。次回特別編も考察コラムは続きます。放送を楽しみに待ちましょう!(やまとなでし子)
2023年06月29日長い間パートナーと連れ添っていると不満を抱くこともありますよね。そのなかでも、多くの人が悩まされる”セックスレス”、その原因は分からない場合も多く……。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」をご紹介します。※再生回数は2023年6月26日時点の情報です。漫画のあらすじ数ヶ月間セックスレスの私たち。愛がないわけではないはずなのに一体なにが……。体の繋がりがないだけ……この漫画に読者からは……『仕事が忙しくて誘っても断られる、新婚なのにな。1回断られたら次どうやって誘ったらいいか分からなくなる。』『子どもできてから触るなって言われて、新築1年経って住みづらいって言われて、なんかもう無理だなぁって思う。』『今は娯楽が多すぎてレスになってるのもあると思う。』など実に様々な共感の声が集まりました。セックスの頻度は人それぞれ……今回ご紹介した漫画では、主人公の女性がパートナーと”からだの繋がり”がないことに悩んでいるようです。セックスの回数は人それぞれですが、レス状態が続き不安を抱えてしまう方は、カウンセラーに相談するという選択肢があることを覚えておくといいかもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?■脚本・監修:華丘侑果■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年06月28日同棲や出産を機に、「セックスレスになった」「もう数ヶ月もしてない…」という経験はあります?今回MOREDOOR編集部では、セックスレス問題に着目。オリジナル連載漫画『近くて遠い、二人』の中から、話の展開を予想していただく「漫画クイズ」をお届けします!漫画のあらすじ結婚して3年の30代の夫婦。2人はいつも一緒にいられる幸せを噛みしめて、二人で愛を育んでいた。旦那さんはある日仕事場で同僚に相談を持ち掛けられ、、、二人の日常俺の場合は...ここでクイズです...!今のところ円満で平和な夫婦と見受けられますが、今後二人の歩幅が合わなくなってしまいます。ロマンチックでドキドキなデートを過ごしたあと、夜に奥さんの事を誘います。奥さんがそこで放ったのはどんな一言でしょうか?ヒントは、いつも優しく旦那さんのことが大好きな奥さんからは想像できない言葉です。旦那さんの奥さんへの想い...正解は「ちょっと今日は、ごめん。」素敵な関係を築けていると確信していた旦那さんですが、初めてこのように断られたことで傷ついてしまったようです。そんなことはないと信じたいですが、その原因を探る中で浮気などを疑い始めてしまうと、余計モヤモヤしてしまいます。また、心が離れて行ってしまっているのかと考えてしまったり、とても難しい問題ですね。果たして奥さんが断った理由やその背景、そして本心はどのように思っているのでしょうか?そして2人は一体どうなってしまうのでしょうか。セックスレスは身近な問題時にパートナーとのコミュニケーションとして大切なセックス。もし、この漫画のように相手に断られたらどうしますか?一度お互いが疑い合ってしまうと、中々修復しづらいことも……。皆さんだったら、どのように対処しますか?また、こんな経験をしている知人がいたら、どのように声を掛けますか?■作画: 長月よーこ■脚本: 華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年06月27日※このコラムはドラマ「あなたがしてくれなくても」10話までのネタバレを含んでいます。■とうとう離婚へ…それぞれの配偶者に、突如同時に離婚を切り出したみち(奈緒)と新名(岩田剛典)。前回、新名による「バス連れ込み誘拐未遂」では結局みちをどこに連れて行こうとしたのか?その後、何かしらの談合があったから二人とも離婚を決意したきっかけになったのか?と思ってましたが、全然何もなかったんですね。そこには一切触れられず、何事もなかったかのように次のストーリーが進んでいました。二人の気持ちがとうとう同じ方向を向いたものかと期待していたので、ちょっぴり拍子抜け。■新名の愛が詰まっていた指輪シーン新名の母の告別式に向かう前、新名が外していた結婚指輪を改めてつけていた姿にグッときた方も多いのでは。楓のことが大好きで、仕事に打ち込む姿を尊敬し、自慢に思っていた新名の母。そして天国でも楓のことを大好きでいてほしいし、仲良し夫婦として天国に送り出したいという、新名の母への愛と優しさが詰まっていました。そして親戚から「楓は多忙で看病にも来なかったんでしょう?」と新名が聞かれていたシーンでは、「楓には仕事を頑張ってもらいたいし、そんな彼女だから好きになった」と1000点満点の返し。そうでした。最近立て続いていた奇行や、小1レベルの楓への正直すぎる告白の連チャンで忘れかけてました。新名is理想旦那像な、素晴らしくできた男だということを。楓もそれを見て、やっぱり結婚したのが新名でよかった、と最後に思えたことでしょう。■大罪すぎる・柿ピーボロボロ事件お互いをおもんぱかっているからこそ、円満に離婚が成立した新名夫婦と違い、陽一(永山瑛太)が一向に首を縦に振らず、離婚が成立しないみち。「子どもが欲しくないことを伝えたらみちがいなくなると思った」「(俺は)好きなのになんで別れなきゃいけないの?」と自分のことしか考えていない陽一。新名と楓の垢を煎じて、いつも食ってる柿ピーにぶっかけてやりたいほど、新名家の二人とは真逆の自己中っぷり。柿ピーといえば、カフェの仕事をバックれた陽一をオーナーが家に迎えにきた時、オーナーが柿ピーボロボロ落として食ってるの嫌すぎるし、陽一がそのまま引き出し押し込んでこぼれた柿ピーが引き出しに封印されたのマジクソ嫌すぎませんでした??!どうせ陽一掃除しないからあの柿ピーがずっとあそこに何年も鎮座し続けそうで震えます。ダニわくよ〜とめちゃくちゃ主婦目線になってしまいました。しばらく経って、みちが引き出しを開けた時に柿ピーびっくりサプライズご対面ですよ。しかしふと目に入った離婚届に突っ込まず、遠回しに夫婦の在り方をアドバイスするオーナーのイケメンすぎる配慮。さすがそこそこ女遊びしているだけある。■陽一と柿ピーとの離別いやすいません。柿ピーボロボロ事件が嫌すぎて話がめちゃそれ過ぎたんで戻します。陽一はふとしたきっかけで、新名の存在を認識し、アポなしで職場に突撃。紆余曲折あって、新名が陽一のカフェに出向くのですが、そこでまた「結婚してるんですよ!別れませんから!」と意固地になる陽一。新名が「彼女の気持ちは考えないんですか?」と正論でぶん殴ります。その時は張り合う気持ちで我を忘れていた陽一でしたが、つきものが落ちたように後日みちに質問をします。「子ども欲しいって言った時、なんて言ってほしかった?」初めてみちの気持ちに向き合い、その答えは自分には言ってあげられなかったものだと、おもむろに離婚届を記入し、離婚が成立しました。みちは陽一と共に、引き出しの柿ピーとも出会うことなく離別できました。陽一、引き出しの柿ピー、掃除してな。■気持ちの整理が現れる、指輪を外すタイミングそれぞれの指輪を外すタイミングにも、気持ちの整理ができた瞬間の違いが現れていて面白かったですね。新名は自分が離婚を切り出した直後にすぐさま外していました。楓はその後もつけ続けていましたが、編集長の退職を正式に聞き、いよいよ夢の編集長の席が回ってくる!と仕事に邁進することを決意し、新名に離婚を受け入れることを宣言してから、やっと指輪を外していました。みちは「陽一の気持ちの整理がつくまでいつまでも待つ」と、陽一の気持ちに寄り添い、陽一が離婚届に判を捺すまでつけ続けていました。陽一は離婚成立後もつけ続け、柿ピーの底に書いてあったみちのメッセージを見つけ、みちはもういないことを改めて実感し、その瞬間に悲しい顔をしながら外していました。■最悪のバッドエンドの序章!!?よっしゃー!!きたーー!!これでみちも新名も自由恋愛!!結ばれる時がきた!!!と期待に胸膨らませながら見てたんですが、なんなんですかこれ。次回どうなっちゃうんです??新名が満を持してみちに告白!きたぞきたぞ!と思いきや、「新名さんの気持ちには応えられません」視聴者全員ズコーーーーーー!!おもてたんと違う!!!最後に!レスで悩んでいた二人がやっと報われる姿が見たかったのに!!!ショックを隠しながら「ありがとう。きちんと振ってくれて」と爽やかに、みちの罪悪感を減らそうと努めるいじらしい新名。みちがいなくなった瞬間崩れ落ちてたけど、私たち視聴者もテレビの前で崩れ落ちてるよーー!!なんでーー!!これ、来週どうなってしまうのでしょう。楓は編集長になれないし、陽一は自堕落な生活に戻っているでしょうし、新名の心は死にましたし、みちも一人で生きていくことを決意しました。これ誰も幸せにならない、バッドエンドなんですか?■二人が戦友にならないほうがみんな幸せだった?レス以外は円満でうまくいっていた2組の夫婦だったのに、レスられ側が悩み、戦友を見つけた結果、心乱され結果2組とも離婚。レスであることを告白しないままだった方が、実は全員幸せだったのでは?(陽一の子どもの件はさておき)流され続けてきたみちは、自分の足で立って生きていきたいとのことでしたが、昇進試験も受かり、自分に自信を持って生き始めた数年後に新名と再会して、自らの意思で恋に落ちる、とかしてくれないと、視聴者的にももう気持ちのやり場がありません。その未来では楓は編集長になっていてほしいし、陽一は結衣花(さとうほなみ)と結ばれる以外のエンドで!!!どうにか、ハッピーエンドを!(やまとなでし子)
2023年06月22日セックスレスで離婚した。こんなこと、誰にも相談できなかった……。美人でクールでちょっと近寄りがたい、社内でそう思われている高梨雪葉は最近離婚した。原因は夫側のレス。「もう家族にしか見えない」という最もありふれた理由に太刀打ちできなかった。そんなある日、雪葉は人事として、有能だが問題も多いエンジニア・斎木圭太に最近離婚したことと、原因が「レス」だったことを早々に言い当てられてしまう……!レスが新たな恋を連れてくる!?大人のセカンド・チャンス・ラブストーリーを全15回でお届け!ぜひ書籍とあわせてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話はこちら斎木さんはちょっとかまをかけただけのように見えますが、図星な雪葉にとっては冷や汗ものです。続きはコミックスでお楽しみください!(漫画:『レスーヘタくそなのはお互い様です。ー』深海魚(小学館)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)(C)深海魚/小学館◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『レスーヘタくそなのはお互い様です。ー』深海魚(小学館)セックスレスで離婚した。こんなこと、誰にも相談できなかった……。美人でクールでちょっと近寄りがたい、社内でそう思われている高梨雪葉は最近離婚した。原因は夫側のレスだった。「もう家族にしか見えない」という最もありふれた理由に太刀打ちできなかった。しかし離婚しても会社には行かなくてはいけないし、仕事はある。ある日、雪葉は人事として、有能だが問題も多いエンジニア・斎木圭太の高額な年棒を下げる査定をするよう命じられる。気が重い雪葉だったが、デタラメで無茶苦茶な斎木に、最近離婚したことと、原因が「レス」だったことを早々に言い当てられてしまう……!その上、レスのことに触れて雪葉に「ヘタそーな女だと思った」と言い放ち……!?メガヒット作「惚れない花嫁」の深海魚最新作!レスが新たな恋を連れてくる!?大人のセカンド・チャンス・ラブストーリー開幕!小学館:
2023年06月12日※このコラムはドラマ「あなたがしてくれなくても」8話までのネタバレを含んでいます。■浮気相手VS嫁、地獄のタイマン開幕夫・新名(岩田剛典)が浮気を光速でゲロったため、妻・楓(田中みな実)は、浮気相手みち(奈緒)とタイマンを張りに、バカでかいドルガバロゴの威圧感半端ねぇバッグを片手に職場にカチコミ。視線だけで人を殺せそうな、恐ろしく冷たい目で「ランチしません?」と、みちを連れ出します。背もたれにふんぞり返って座る楓と、怯えながら姿勢を正すみちの絵面はライオンと小動物か、はたまた社長と新入社員か、という感じ。「夫と浮気してますよね?」に対し、素直に謝るみちでしたが、浮気と言えど、たった一度のキスのみで肉体的には核心的なことはしておらず、浮気の定義とはなんなのだろうと考えさせられる詫びでした。■そもそも浮気って誰のせい?肉体的なものであれば、双方が責められるべき完全な浮気ですが、心の浮気であれば心が動いてしまった旦那のせいでしかなく、みちの気持ちが新名に応えているか否かはもう関係ないようにも思います。さらに今回のようなプラトニックな関係とあればなおさら。魔が差したキス以外は、みちはきちんと断ってますし、何度か個人的に会って話したのみ。謝る必要すらないのでは、とも思えてきます。ただ、そんなことは楓の知るよしもありません。「まるで動物!」とののしっていたことからも、肉体的な関係もあると思っていそうです。そんな中での詫びは、楓の想像を全て肯定してしまいそうで少し心配になりました。■みちが食らわす楓への腹話術カウンターパンチ楓はみちを一通り責めた後、二人の浮気のきっかけが「相談」だったことを知ります。「あなたさえいなければうちはなんの問題もなくうまくいっていた」「相談も新名に近づく口実では?」と畳み掛ける楓。観客の我々も「みち!言ったれ!『セックスレスの相談や!お前んとこもやろ!』でカウンターくらわせろ!!」と心で叫んでしまうほど、手に汗握る戦い。そして「たかがセックスレス」という楓のセリフにみちはスイッチが入り、とうとう相談がセックスレスであることを楓に伝えるのです。楓は思いもしなかった内容に面くらい、動揺を隠せないままみちの話を聞き続けます。セックスレスがいかに相手の心や尊厳を傷つけていたのか。みちの心の内を、ろ過せずそのまま吐き出した生々しい言葉の数々は、全て自分と夫・新名との関係にも当てはまるもの。もはやこれは新名の腹話術。みちはカエルくん人形で、その背後に本体であるパペットマペット・新名が喋っているのでは?と見まごうほどに、それは新名の気持ちの代弁でしかありませんでした。辛くなってしまった楓は、逃げ帰るようにその場をあとにします。「みちよく言った!」と、視聴者的にも留飲が少し下るような気持ちになりましたね。■実はタイマンの場にいた新名カフェの机には紅茶の抽出時間を測るための砂時計がありました。砂時計といえば新名との思い出の品。みちが一瞬、砂時計に目をやる瞬間があったのですが、もしかすると、新名が砂時計としてこの場にいてくれているような感情になり、心強さを得ながら新名の代わりに、と代弁していたのかもしれません。しかし、楓がいかに「セックスレスを軽く見ていたのか」が今回の発言で浮き彫りになりました。「みちさえいなければうまくいっていた」「たかがセックスレス」と軽んじ、レスに対する新名の苦悩を真にはまだ分かっていなかったようです。代弁者・みちにより、楓が考えているより実は問題が根深いところにあったことを、楓は理解したのでしょうか。または、みちを傷つけるためにあえてそういう言葉を使っただけ、かもしれませんが。あとタイマンの後に後輩がみちに差し入れしてくれた、オリジン弁当でしか見たことないクソデカおにぎりが気になって気になって、途中からそれしか目に入ってこなくなりました。どこで売ってんの?やっぱオリジン?■第二の腹話術カウンターパンチみちがパペットマペットのカエルくんなら、今度はウシくんが登場します。結衣花(さとうほなみ)の昔の不倫相手の妻が乗り込んできて、こちらでもタイマンが勃発。3年前に不倫をされた時から、喜怒哀楽の感情を失い、心が死んでしまった。あの日からずっと辛さを抱えている、と。それを傍らで聞く陽一(永山瑛太)にとっては言葉の一言一句が刺さります。まるで、陽一の浮気を知って悲しむみちの心の内を代弁しているかのよう。にしても編集長(MEGUMI)も「女はなぜ夫ではなく浮気相手に怒りを向けるのか」と言っていましたが、この妻も、夫が連絡を取ったことが怒り再燃の引き金になったなら、夫に矛先を向けるべきですよね。結衣花は連絡を受けただけの完全なる貰い事故。もちろん結衣花の過去の罪は消えませんが……。このまま夫に何も伝えず、なんでも許してくれる妻を続けてしまったら、夫は引き続き調子に乗り続け、相手を結衣花から別の女に変えるだけです。彼女は心の傷の原因となったもう一人の相手に、それを伝えないまま貝になり続けるのでしょうか。■レスられる側から、レスる側に今回は楓、陽一とレスる側2人にカウンターパンチが喰らわされる回でしたが、これらをきっかけに彼ら2人は心も体も心機一転。レス解消に……と思いきや、今度はみちと新名の心が追いつかず、それぞれの相手とセックスができなくなってしまいました。望んでいたはずの状況が受け入れられないとなれば、もう新名とみちは引き返せないところまで心が動いてしまっているのかもしれません。■新名がバカ正直な理由楓が「(みちとの)関係は終わったの?気持ちは?」と新名に問うと、「……。」とまた押し黙ってしまいました。いや素直すぎか!(通算3回目)楓と再構築する気があるのなら、うそでもここは「ない」と言うべき場面ですが、なぜこんなにもバカ正直で、ごまかしが小学生レベルなのか。そう、新名の名前は「誠(まこと)」。名は体を表すとはまさにこのこと。生を受けた瞬間から名前の呪縛から逃れられず、誠のことしか言えないのでしょう。誠として生まれし者の定めです。じゃあ仕方ない。■マンションの更新は壮大な伏線の序章?さりげない会話の中で交わされていたみちと陽一の「マンションの更新どうする?」がなんらかのとんでもない伏線に思えて仕方ありません。当たり前のように今の関係が続く前提で「更新出しとくね」とみちが答えていましたが、本当にこのまま更新はされるのでしょうか?イチ視聴者としては、もう配偶者からは心が離れ始め、惹かれあっている新名とみちの二人がくっつくラストが見たいのですが……。そして、楓は心置きなく編集長として仕事に邁進していただき、陽一は、なんだ……カフェ頑張れ!(やまとなでし子)
2023年06月08日結婚前からレスだったことを理由に、夫から「不倫したければしてもいい」と言われていた沙耶香さん(仮名)。新婚で不倫を始めてしまった沙耶香さんは、最終的にとんでもない悲劇に見舞われることになります。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、夫公認と思って不倫をしてしまった30代女性の衝撃的なエピソードをご紹介します。夫公認の不倫だったはずが…「ある日、夫から『不倫してるの?』と単刀直入に聞かれて。そのとき嘘をつくのも悪いかなと思ったので、素直に不倫を認めました。結婚するときに『不倫をしてもいい』って言ったのは夫だし、私に彼氏がいるとわかっても、家庭への影響はなさそうだと判断したからです。それなのに、私の不倫を知った夫は大激怒。その場で私のスマホを取り上げ、不倫相手の男性に電話。『人の妻に手を出して、ただじゃ済まないからな!』と暴言まで吐いたんです」「これじゃあ結婚したときの約束と話が違う」と沙耶香さんは何度も夫に抗議をしたそうですが、夫は「あの言葉は冗談だったのに、まさか本当に不倫をするなんて。君のことが許せない」と主張してきたとのこと。夫公認で不倫をしていたつもりだった沙耶香さんは、このときに初めて「自分はなんてことをしてしまったんだろう」と事態の重大さに気づいたと言います。夫に慰謝料を請求されて「その後も夫は私の不倫を許す様子はなく、それどころか不倫相手の会社や家まで調べ上げ、嫌がらせまで始めたんです。彼は彼で『不倫を許可されているって聞いていたから付き合ったのに、話が違うじゃないか!』と私に抗議してきて…。そのまま不倫相手がフェードアウトする形で、関係は終わりました」そして途方に暮れる沙耶香さんに対し、夫は予想もしなかった要求をしてきたとのこと。「なんの前触れもなく、記入済みの離婚届を突きつけられ、さらに慰謝料まで請求されました。私はまさかそこまでの話になると思っていなかったので、とにかくびっくりしましたし、困り果てて…。でも夫の決意は固く『まだ新婚なのに、平気で不倫をするような女性とはもう暮らせない』と言われ、諦めて離婚を受け入れたんです」不倫をしたのは事実であるだけに、沙耶香さんは夫に慰謝料を支払ったとのこと。夫は相手の男性にも慰謝料を請求し、相手の男性からも慰謝料を受け取ったそうです。「あっという間に終わってしまった結婚生活を振り返ると、なんだったんだろうって思います。夫が冗談で言った言葉を鵜呑みにした私もいけないのかもしれないけれど、こんなことになるなんて。夫が発した言葉を録音していなかったし、証拠も何もないから、争ったとしても不倫をした私が全面的に悪いという結果になるだろうなと思ったので、夫と争うのは諦めました。今思うと、なんで新婚だったのに不倫に走ってしまったのか…。不倫をするくらいなら、その前にもっと夫との関係を再構築するように努力するべきでした」実際に不倫をすれば、家庭は壊れてしまいますし、取り返しのつかない結末を迎える例も少なくありません。どんなにさみしくても、不倫はしないに越したことはないでしょう。©Hananeko_Studio/buritora/shutterstock文・並木まき
2023年06月07日カップルや夫婦の距離感は人それぞれなので、中には浮気や不倫を黙認するケースもあるでしょう。入籍をするときに夫から「不倫をしても構わない」と言われた30代女性は、その言葉を信じて、結婚1年で不倫に堕ちてしまったそう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。2年間レスだった彼氏と結婚することに30代の沙耶香さん(仮名)は、交際3年目を迎えた彼と「そろそろ結婚しようか」と、流れで結婚を決めました。お互いに結婚を意識して交際をしていたものの、どちらもプロポーズをせずにズルズルと付き合ってきて、年齢的に「そろそろ」となって結婚したと言います。「どっちも結婚願望が薄かったし、交際3年といってもそのうちの2年はレスになっていて、恋人なんだか友だちなんだかわからないような状態だったんです。それでもお互いの親にも紹介した仲だったし、すでに半同棲をしていたので、このまま結婚する方が自然だろうと思って入籍しました。そして結婚するときに、夫から『俺らはずっとレスだし、不倫したければしてもいいよ。その代わりに、俺も不倫するかも』と言われたんです」夫の言葉を鵜呑みにして不倫をスタート新婚当初から、すでに情熱的な愛情を夫に感じていなかったと振り返る沙耶香さんは、夫に言われた「不倫をしてもいい」という言葉を、鮮明に覚えていたとのこと。そして結婚して1年ほど経ったときに、友人が主催するバーベキューで知り合った同世代の独身男性に一目惚れして、不倫を始めたそうです。「もちろん不倫はいけないことだとわかっていましたが、夫に『してもいい』って言われていたので、そこまで罪悪感はなかったです。相手は私が既婚者であることは知っていましたが、事情を話したら彼は“ものわかりのいい夫だね”なんて言っていて。あまり不倫っぽい感じではなく、週末も普通にデートをしていましたね」いくら夫婦で納得して決めた話だったとしても、実際にどちらかが不倫をすれば家庭に大きな影響が出ても不思議ではありません。結婚をするときから「不倫をするつもり」ならば、いったん結婚は白紙に戻し、ふたりの関係を見つめ直すほうが賢明と言えるでしょう。©RyanKing999/Nuttawan Jayawan/gettyimages文・並木まき
2023年06月07日夫婦のお悩みメディアサイト「PaMarry」は、「夫婦の夜の営み事情」についてアンケート調査を実施しました。「PaMarry」内のコミュニティ掲示板において、最もコメント数・閲覧数が多いトピックが「セックスレス」に関する投稿内容でした。対象トピック:「セックスレスで妻が拒否してきて辛い。女性目線でアドバイス、意見ください」このような背景から今回、夫婦間で夜の営み対して悩みを抱える割合を調査しています。■「1ヶ月に1回程度以下だとセックレスだと思う」が最多に取材対象に「夜の営みの頻度が何回以下だとセックスレスだと思いますか?」と質問したところ、男性の場合は1カ月に1回程度、女性の場合は2~3カ月に1回程度でセックスレスだと思う人が多いことが分かりました。■「セックスレスだと思う夫婦」は、約3分の2に実際に現在セックスレスか聞いたところ、655人がセックスレスと回答。さらに期間を聞いたところ、数ヶ月ほどが189人、半年以上が115人、1年以上が351人という結果に。今回、セックスレスと回答した655人を対象にセックスレスの期間を調査をしたところ、夜の営みが1年以上ない夫婦は、351人と最も多い数値となりました。■何がきっかけでレス状態になりましたか?レス状態になったきっかけについても確認した結果、多くの回答が寄せられました。代表的な回答を紹介しています。・子どもが生まれてから自然とやる回数が減ってしまった。(20代女性)・子育てが忙しすぎて、別にやらなくても良くなった(30代女性)・夫のことが生理的に無理になった(30代女性)・だんだんと夜の営みの回数が減って自然とレスになった(40代女性)・仕事の帰りが遅く、だんだんとすれ違いが増えていった(30代男性)・もう年齢もアレだし、だんだんと性欲がなくなっていった(50代男性)・単身赴任になり、できなくなった(20代男性)■まとめ今回の「夫婦のセックレス事情について」アンケート調査では特に、子どもが生まれてからセックスレスに悩まされる夫婦が多い印象にありました。また、一度レス状態になると再び再開するきっかけも少なく、そのまま1年以上ご無沙汰状態になってしまう傾向も強いことが明らかとなりました。■調査概要調査対象者:既婚者男性・既婚者女性1,000人調査期間:2023年2月2日〜5月10日調査媒体:インターネットのアンケート調査PaMarry(パマリー):(エボル)
2023年06月06日※このコラムはドラマ「あなたがしてくれなくても」7話までのネタバレを含んでいます。■とんでもない伏線の序章みち(奈緒)、楓(田中みな実)、それぞれが夫の浮気の事実を知り、地獄に地獄を極めた今回。陽一(永山瑛太)が、「みちに浮気を告白した」ことを結衣花(さとうほなみ)に伝えると、結衣花は陽一に説教を始めます。「スッキリしましたか?それ自分の心に刺さってたくい抜いて、代わりに奥さんに刺しただけです!覚えておいた方がいいですよ!不倫は妻を変えるって……」この不倫は妻を変える、はとんでもない伏線なんじゃないかとドキドキしてしまいます。そして、「今度は、妻はそのくいを浮気相手に刺すんです」とも言っていましたが、みちはまだ陽一の浮気相手を知りません。相手を知った時、果たしてみちはどのように変わって、どのような形でくいを刺しに行くのでしょうか。■プチ家出でいろんなことに気づいたみちみちは陽一の浮気が許せず、ビジネスホテルでプチ家出を始めます。何においても無の男、陽一はそれにも関わらず、鉢合わせたみちから隠れたり、詫びを入れたり弁明すること一つせず、無。しかし、いよいよみちが数日帰ってこないことに焦り始め、会社に乗り込んでくるなど、不器用ながら陽一らしからぬ行動力を見せ始めます。そんな中、ある日みちが家に立ち寄ると、社員旅行の夜に実は陽一がこと座流星群をみちと見ようと計画していたことに気づきます。あの出不精な陽一がそんな企画をしてくれるなんてよほどのことです。浮気はしたけれど、心はみちにあることや、自分自身もセックスレスに焦りすぎて、陽一にプレッシャーをかけすぎていたことに気づき、セックスよりも大切なものに気づいたみちは、陽一の気持ちにほだされ帰宅するのです。■新名浮気しとるやろ家庭会議開催一方、新名(岩田剛典)は表向きは楓と修復し、レス解消のチャンスもあったのにどうしても体の関係を持つ気になれません。むしろ、楓が家に待っていることがプレッシャーで、帰りたくない気持ちが大きくなるなど、新名の心は「妻のセックスレス解消の圧に苦しむ」以前の陽一状態。完全にレスの原因が楓から新名に逆転してしまいました。そんな新名の異変に気づいた楓は、ある日泥酔して玄関で潰れる新名に「浮気してるでしょ」とぶっ込むのです。そこで新名の返答が、「してない」でも「何言ってんの?そんなわけないでしょ」でもなく「どうして?」。いや逆にどうして?もう絶対浮気しとるやないか〜いな返事により、新名家浮気しとるやろ会議が開催されます。ばれてた……の顔が親の財布から小銭くすねてばれた小学生のようなピュアさなのよ。素直すぎか!■光の速さでゲロった新名楓はレスは自分に責任があったことを詫び「男だもん、性処理くらいあるよね!」と太平洋よりも広い心で水に流そうとするのですが、新名はマリアナ海溝よりもさらに罪深い返答をするのです。「彼女とはそんなんじゃない……一方的に精神的な支えを求めてしまっただけだ」いやだから素直すぎか!(本日2度目)なんでそんなに素直に罪白状するの?墓場まで持っていってほしいし、せめて洗濯板の上で5時間正座させられたくらいの責苦にあってからゲロってくれや。めちゃくちゃダメな考える人、みたいなうなだれポーズからの、「彼女はそんなんじゃない(キリッ)」はチョロすぎんのよ。大切な仕事もセーブしながら、再構築を!と頑張ってた楓の気持ちを思うと居た堪れません。しかも心の浮気。体ならまだ頑張って割り切れるかもしれないけど、心はね……もう自分に向いてないってことだもの。苦しい……。■心のくいを抜いて浮気相手にぶっさす楓楓は新名のスマホに、みちの写った写真を発見し、浮気相手が誰かを突き止めます。でも水槽に顔が反射しただけの、はっきりしない写真から、「あの日一瞬挨拶した職場の女だ!」と割り出せる楓、コナンくんもびっくりの名探偵すぎます。探偵業開業しよ。だからあの時、新名はiPhoneの「アルバムから非表示機能」を使えと言ったのに……(考察第3話参照)。気持ちを断ち切ろうと写真を削除したけれど、どうしてもその1枚だけは消せなかった新名の未練がここで災いしました。にしても、みちを愛していて、守りたいのなら、ますますみちの存在を明かさず否定を貫くべきでしたよね。見事、陽一に続き、新名は心のくいを妻にブッ刺すこととなりました。すっきりしたか?次回予告では、早速刺さったくいをみちにブッさしにいく楓の様子がありましたが、それを知った新名はどうするのでしょう。自分の軽率なカミングアウトで愛するみちを戦争に巻き込んだわけですから。■新名めっちゃ迷子。ゆえに行動が浅はかみちの後輩・華(武田玲奈)は歯に衣着せぬ物言いながら、直球で的確にみちの世話を焼きます。「今そのロープ(新名)をつかんだら、もっと深い泥沼に落ちますよ」と、みちが本格的に新名との不倫街道爆走するのを防ぐナイスプレー。そして「浮気なんて現実逃避以外なくないですか?」と、みちが新名に心の拠り所を求めたように、陽一の逃げ場のなかった辛さを理解して罪を受け入れるよう促します。しかし、「浮気は現実逃避」は、みちはその通りなんですが、新名はもう現実逃避ではなくなっている様子。楓が受け入れられなくなり、現実の心はみちのもとに。彼のゴールはなんなんでしょうか。彼自身も分からず暴走している感じがあります。■みちと陽一、それぞれの苦悩と罪華はもう一つ、みち達のレスの事実を知り、(陽一が浮気していたけれど、レスなら)「それって先輩(みち)だけが被害者?」と切り込みます。みちはEDのこともつゆ知らず、陽一にプレッシャーをかけてしまっていたことや、EDを知った後も「病院行こう!はっきりさせよう!」と陽一の心を追い込んでいたことに気づかされます。レスで先が見えないみちの辛さと、心と体が伴わずプレッシャーに潰されそうになる陽一の辛さ。そんな中、魔がさして浮気してしまった陽一の罪と、苦しくて新名に心の拠り所を求めてしまったみちの罪。みちはばれてはいないものの、もはやけんか両成敗みたいなもの。みちの罪さえばれなければ、構築に向かって前進できそうです。でもきっとそうは行かないですよね。■くい飛び交いすぎだろみちにくいを刺しにきた楓は、夫である陽一にもその事実を伝えに行くのでしょうか?その時、みちへの気持ちをブレずに持ち続けていた陽一はどうするのでしょうか……その場に結衣花がいれば、きっと真っ当なことを言って、陽一の心をアシストしてくれそうですけど、その結衣花にも、昔の浮気相手がくいを持って突撃してきました。弁護士通さないで突撃してくる嫁、強いな?しかも結衣花はまだみちからのくいも控えてると思うと、メンタル的に生きていられるのでしょうか……。今回はあらゆるところでくいが飛び交う惨劇の序章。次回どんな恐ろしい回になるのか、怖いもの見たさの気持ちが勝りすぎて楽しみです!(やまとなでし子)
2023年06月01日※このコラムはドラマ「あなたがしてくれなくても」6話までのネタバレを含んでいます。■地獄の晩餐開催みち(奈緒)が心を寄せ始めている新名(岩田剛典)の妻・楓(田中みな実)と対面することになってしまった前回。今回は旦那である陽一(永山瑛太)が一晩の過ちを犯した結衣花(さとうほなみ)と、その事実は知らぬまま顔を合わせることに。結衣花の歓迎会で、一緒に焼肉を囲んだわけですが、陽一と結衣花にとっては地獄の晩餐。二人にしてみれば「ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいか分からないのよ」の綾波レイ状態。回答をくれるシンジ君はもちろんおらず、オーナーはそんなことなどつゆ知らず、一人テンションぶち上がってます。陽一の罪もろとも焼肉の炭火の業火で燃やしてくれ。後々、みちが陽一と結衣花のことを知ったら、この会を思い出して何を思うのでしょうか。■結衣花、君メンタル強いな(褒めてない)そんな結衣花は過去の不倫相手の妻から内容証明を送りつけられ、訴えを起こされます。しかし、焦りや不安からいっぱいいっぱいになっている状況とはいえ、陽一にそれを打ち明けてバックハグするのはメンタル強すぎだろ。不倫で訴えられて苦しい状況に追い込まれる中、泣きつく相手がまた妻のある人なのは学んでいなさすぎるのか、余裕がなさすぎて藁を持つかみたい状態なのか……内容証明もう一通増えるぞ!結衣花は相手をきちんと選んで、時には理性を持って自分を制していかないと、これからも容易に道を誤ってしまうでしょうし、幸せからは遠のいてしまいます。きちんとお互いの愛を正しく受け止め合える相手と恋をして、幸せになってもらいたいものです。■小姑・新名爆誕仕事一筋で生きてきた楓は、新名の気持ちを取り戻そうと、慣れない家事を引き続き頑張っています。しかし、仕事はバリバリ出世していても、どうも家事は苦手なよう。漫画のようなてへぺろドジっ子クオリティで、そのうち火事でも起こすか、大きなケガでもしてしまいそうな要領の悪さ。そんな中帰宅した新名は、玄関に楓の靴がそろえられていない状態なのを一瞥して、ちょっと気に要らなそうに直すのです。家事がそこそこレベルな夫なら、色々気づかずにスルーされる点も、家事を全て完璧にやっていた夫を持つと、できていない面が余さず見つかってしまう感じが小姑すぎて辛いですね。楓に気持ちがある間は「仕方ないなぁ♡」と素直に許せるけど、心が離れた今はこういう一つひとつが妙に目につき、苛立ちに変わってしまうやつ。■ホラードラマ・振り向けば新名みちの社内ストーカーと化している新名は、みちのいる会議室に顔を出したり、エレベーターに突如割り込んできたり、振り向けば新名状態。神出鬼没すぎて、気持ちを断ち切りたいみちにとっては職場がホラー。そんなストーカー……いや新名は、みちが陽一との関係修復に舵を切ったことを受け入れ、自分もなんとかみちへの気持ちを整理しようと「明日いつもの場所で最後に会いたい」というLINEを酒の力を借りて送ります。いや、どうして我慢ができない。みちの幸せを願うなら、もう一切関わるんじゃないよ、と、視聴者全員が心の中でツッコミつつ、その翌日に運命の歯車がまた狂い出します。■とうとう陽一の浮気がみちの知るところに自分の夫である陽一としっかり向き合おうと決めたみちは、温泉旅行を企画します。しかし、新名との社員旅行でのオリオンの思い出を、陽一で上書きできるか?という矢先に事件が起こります。純粋に温泉を楽しみたいみちでしたが、陽一にとっては、セックスレス解消のための手段に感じ、プレッシャーとなっていたようで、うっかりみち以外の人と関係を持ってしまったと、口を滑らせてしまいます。それを聞いたみちは居ても立ってもいられず、家を飛び出します。向かったのは新名が「最後に会いたい」と連絡をよこしたいつもの場所。そんなみちを追いかけて家を出た陽一でしたが、とにかく追いかけるの遅すぎな。皿全て洗い終わってから家出たのか?普段皿洗ってないんだから突然その義務感いらん!すぐ追いかけろや!みちとっくにおらんわ!■新名の情緒がジェットコースター一方、新名は、みちと最後に会うために家を出ようとすると、何かを感じた楓が「仕事も誠も大事。嫌いにならないで」と引き留めます。それをめちゃくちゃ神妙な面持ちで振り切り、一方的にみちに約束を告げた場所へ向かう新名。オリオン、顔怖いよ!リラックスリラックス!しかし約束の場所へ向かう途中で花屋の前を通りかかり、その気持ちは突如心変わりします。今まで節目のたびに楓に贈ってきた花束を思い出して心が動いたのでしょうか。今度は手に大きな花束を抱えて家に引き返し、みちに会うのはやめ、楓のもとへ。まじで情緒がジェットコースター。乱高下がすぎる。前回の花束ではアルストロメリア(花の名前)を澱みなく発音しながら指定し、うんちく語りがち新名は花の名前までも知識として網羅しているのか……と震えさせてくれましたが、もはや新名の一挙手一投足までファンなので、今回は何の花を指定したのかまで映してほしかった。にしてもさっきまで「今日は帰りが何時になるか分からない」と、楓からの夕食の誘いも断り恐ろしい面持ちで出かけて行った人間が、秒で帰宅し花束持って帰ってくるの、楓の立場だったら意味分からなすぎて思考停止しそうです。どんなサプライズ。その場は一旦ほっとするものの、落ち着いたら違和感覚えまくって夫のスマホ覗いてしまいそうです。■アルテミスの側、オリオンおらへんやないか事件皮肉なもので、新名との気持ちを断ち切ろうとしていたはずのみちが新名を求め、みちを忘れられない新名が、みちを断ち切ってしまったわけです。その結果、約束の場所に新名はなく、「アルテミスの側、オリオンおらへんやないか〜い!(ズコー)」状態となり、辛い気持ちを抱えたみちは一人崩れます。まぁみちも夫に向き合う宣言をしたので、辛い気持ちは重々分かりますが、ここで拠り所にするべき友人であって、新名に救いを求めてしまったら、一気になし崩しになってしまうので、よかったのはよかったんだと思うんです。新名も、彼の気持ちさえしっかり向けば、楓とのレスが解消するところまできたわけですから。でもやっぱりみちの辛い気持ちを一瞬で消し去ってくれるのは新名なんですよね。■楓の決意はどう転ぶか!?何かあった時に、結衣花は「秘密を隠し通してほしい派」、みちは「全てを知りたい派」と焼肉の際に話していましたが、陽一から真実を聞いた後、みちはどうするのでしょう。不倫相手がいる職場に送り出さなければいけないなんて、毎日が地獄です。そして、陽一にとっては1度の過ちですが、気持ちがない不倫である証明をすることはとても難しいですよね。一方、次回は楓がみちの元に「ツラ貸せや」的にカチコミに来ている予告もありましたが、どんな話をするのでしょうか。「誠も仕事も大事」と宣言した楓は、新名を大切にするためには多少なりとも仕事を犠牲にしなくては成り立ちません。新名の気持ちを引き留めるため「いつでもいいよ」と伝えていましたが、子どもができた途端、体調の変化や出産に伴い、仕事への支障が多少なりとも発生します。その時、彼女は折り合いをどうつけるのでしょうか。ましてや長年の夢がやっとかなう瞬間なのに。楓の決意は今後どんな展開を見せるのかにも注目です。(やまとなでし子)
2023年05月25日