©TRIPPING! 語学留学先としても人気のリゾート地セブ島経済発展の著しいフィリピンには、日本から毎年約50万人もの渡航者が訪れる。ヨーロッパやアメリカの文化も根強く残し、英語も公用語とするフィリピンは、近年、企業研修や学生の語学留学先としても注目を集めている。この度、フィリピン観光・英語留学・ロングステイに関する相談会が国内主要都市にて開催。この機会に活きた英語を身に付けてみては?豊かな大自然と温かい国民性フィリピンへは、東京から飛行機で約4時間。セブ島やボラカイ島などの7,107もの島々から成るこの国は、美しい海と大自然に囲まれたリゾート地として親しまれている。ヨーロッパやアメリカ、アジアの生活様式や文化が融合するフィリピンでは、フィリピン語(タガログ語)の他、英語も公用語。人々も明るく親切で、東南アジアの国々の中では英語を学ぶのに最も良い環境の一つだ。日本との時差が1時間しかないのも魅力。英語研修先としても人気高まるフィリピン近年、政治も安定傾向にあり経済も好調のフィリピン。日本からの距離や費用の魅力も相まって、旅行先としてだけではなく、企業や中高等学校の英語研修先としても人気急上昇中。この度、日本国内主要都市にて開催されるフィリピン観光省主催のセミナーでは、旅行から英語留学・ロングステイについて相談することができる。11月20日(金)の東京会場では、オリジナルグッズが当たる抽選会も開催予定。この機会に、フィリピンへの語学留学を検討してみてはいかがだろうか?フィリピン観光、英語留学・ロングステイセミナー/ 相談会◆入場料: 無料◆申込:フィリピン観光省dotjapan@gol.com◆Facebookページはこちら◆日程【大阪】日時:2015年11月18日(水)13:00 - 17:00会場:リーガロイヤルホテル(大阪)>詳細はこちら【名古屋】日時:2015年11月19日(木) 13:00 - 17:00会場:ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋>詳細はこちら【東京】日時:2015年11月20日(金) 15:00 - 19:00会場:フクラシア東京ステーション6階会議室D>詳細はこちら東京都千代田区大手町2-6-1朝日生命大手町ビル6F・JR[東京]駅・地下鉄[大手町]駅 地下直結・JR[東京]駅・日本橋口徒歩1分・JR地下鉄[大手町]駅 B6出口直結
2015年11月16日プエルト・プリンセサ地下河川国立公園 photo:世界遺産ハンター7,000以上もの島々から構成される群島国家フィリピンには多種多様な6件の世界遺産があります。前回の記事ではフィリピンの歴史を感じる文化遺産3件についてご紹介しましたが、実はフィリピンは自然遺産もお勧めなんです!今回の記事では、半端ない自然を楽しめるフィリピンの自然遺産3件についてご紹介したいと思います。プエルト・プリンセサ地下河川国立公園(自然遺産)登録基準: 「自然の景観美」、「絶滅危惧種」フィリピンの南西部に位置するパラワン島は、豊かな自然が残るフィリピン最後の秘境と言われている島です。この島に流れているのが世界最長8.2キロのプエルト・プリンセサ地下河川です!地下河川とは洞窟の下を流れる川です。こちらのプエルト・プリンセサ地下河川は、幅約120メートル、高さ約60メートルの巨大な洞窟からダイナミックに海に流れ出ているのです!なぜこのような地下河川ができたのでしょうか?パラワン島は石灰岩でできた島で、「雨の島」と呼ばれるほど雨量が多いです。その大量の雨が石灰岩を削って海に流れ込み、地底に洞窟と川ができたのです。ちなみに以前にご紹介したベトナムの「ハ・ロン湾」も石灰岩の大地でできています。ハ・ロン湾でもプエルト・プリンセサと似たような大きな洞窟を見ることができます。そんな地下河川は手漕ぎボートのツアーで観光することができます。パラワン島の中心都市プエルト・プリンセサから北へ車に揺られること2時間半、サバンという村からボートに乗れます。プエルト・プリンセサから日帰りもできますが、サバンに宿を取った方がゆっくりと地下河川を探検できますよ。photo:世界遺産ハンターツアーは所要時間約45分とそれほど長くないですが、神秘的で忘れられない体験ができます!まずはボートに乗って海からそのまま洞窟へGO!真っ暗な中を懐中電灯の光を頼りに進んで行くのはドキドキです!しばらく狭い洞窟を進んでいくと、広い空間があり様々な形の鍾乳石などを見ることができます。パラワン島北部には、こじんまりとしたプライベート感たっぷりなリゾートホテルが多く立ち並んでいるので、リゾートライフも満喫できます。海が美しく魚影が濃いと評判なので、シュノーケリングやダイビングも人気があるんですよ!・アクセス日本から首都マニラまで直行便で約4時間。マニラからプエルト・プリンセサまで飛行機で約1時間。プエルト・プリンセサから地底河川クルーズの拠点となるサバンまで車で約2時間半。トゥバッタハ岩礁自然公園(自然遺産)登録基準:「自然の景観美」、「固有の生態系」、「絶滅危惧種」プエルト・プリンセサから約200キロ南東のスールー海のど真ん中に、東南アジア最大の珊瑚礁が広がるエリアがあります。こちらがフィリピンで初めて自然遺産として登録されたトゥバタハ岩礁海洋公園です!世界中のダイバーが憧れるトゥバタハ岩礁は、大小3つの環礁(珊瑚礁がリング状に連なったもの)が世界遺産として登録されています。環礁の外側は「ドロップオフ」と呼ばれる珊瑚の断崖になっていて、マンタなど約380の魚介類、海鳥、ウミガメなどが生息しており海洋生物の宝庫となっています。tubbataha- shark airport 2 marble ray and divers,copyright and photo credit: q phia on flickr. Attribution 2.0 Generic. そんなトゥバタハ岩礁海洋公園は、プエルト・プリンセサ発の数日間のダイブクルーズで行くことができます。プエルト・プリンセサからボートに乗って、何と約12時間!!でトゥバタハ岩礁に到着。さすがの秘境ですね~。そしてボートに寝泊まりしながらダイビング三昧の日々を送るのです!ひらひらと舞うマンタを見たり、ギンガメアジの群れに囲まれたり、バラクーダに遭遇したり、沈没船を探索したりと水中世界を存分に楽しむことができます。トゥバタハ岩礁がすごいのは水中だけではありません。珊瑚が砕けてできた砂洲にはカツオドリなどの海鳥がたくさんとまっていたりと、ここは鳥の楽園でもあるのです。海が穏やかな3月から6月くらいしか行くことができないという見事な秘境っぷりなので、訪れるのはなかなか難しいかもしれませんが、日本発1週間程度のツアーもあるようなので行くのも夢ではありませんよ!・アクセスマニラからプエルト・プリンセサまで飛行機で約1時間。プエルト・プリンセサからのツアーが一般的。ハミギタン山地野生生物保護区 (自然遺産)登録基準:「絶滅危惧種」ハミギタン山地野生生物保護区はフィリピン南部、ミンダナオ島の南東部のプハダ半島にあります。固有種が多いことで知られており、ここでしか見ることができないウツボカズラなどが有名です。ウツボカズラは、とても美しい食虫植物でボルネオ島にある世界遺産「キナバル自然公園」などでも見ることができますよ!食虫植物ウツボカズラ キナバル自然公園にて photo:Miho Shimizu2014年に世界遺産に登録されたばかりなのでまた訪れたことがある人は少ないですが、フィリピン第3の都市ダバオからのアクセスが良いので、今後人気が出てくること間違いなしです!・アクセスマニラからダバオまで飛行機で約1時間半。ダバオからバスで数時間。※記事中の情報は、全て2015年10月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』)4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2015年11月12日沖合約50メートルまで遠浅の海が広がるボラカイ島のホワイトビーチ(著者撮影)フィリピンのビーチリゾートといえば、日本から行きやすいセブがおなじみ。けれど、7000あまりも島々があるのだから、もっといろんなところへ旅してみたい。たとえば、海外旅行口コミサイトでアジアのナンバー1に輝いたボラカイ島、スタッズのように円錐の山がツンツン尖る不思議な景観のボホール島、どれもインパクト大&絶景ビーチが待っています。知っているようで、知らないフィリピン。今回はそんな一歩先の島々をご紹介します。約4キロ続くビーチがアジアのナンバー1に選ばれたボラカイ島世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」のユーザー投票によるランキング”トラベラーズチョイス”で、アジア部門第1位を昨年に引き続き連取しているのが、ボラカイ島のホワイトビーチ。島の西側に位置し、サラサラの白砂のビーチと輝くような遠浅の海が約4キロも続いています。ビーチ沿いはヤシの木々が縁取り、バンガローやレストラン、ダイビングセンターなどがずらりと並んでいます。ボートステーション3周辺。ローカルも海遊びにはしゃぐ、のんびりした雰囲気。(著者撮影)特に境界線があるわけではないのですが、北からボートステーション1・2・3とエリアが分かれ、緩やかに個性が立っています。1はおしゃれなリゾートホテルが多く、2はオープンエアのショッピングモール「Dモール」があって賑やか、3はローカルも集まるのんびりとした雰囲気。お気に入りの場所を探しながら、ビーチを散策してみてはいかがでしょう。夕映えが迫るボートステーション1。ビーチにバーが出現します。(著者撮影)また、ホワイトビーチがユニークなのは、サンセットが近づくと、日光浴や水遊びを楽しむビーチがロマンティックなバーに変身する点。パラソルやビーチチェアが片付けられ、巨大なクッションやゴザ、テーブルが出現。白砂の上でビールなどを片手にサンセットが眺められるのです。ホワイトビーチ以外にも、北側には島随一の豪華リゾート、シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパが占有するビーチや、人気のプカシェルビーチがあります。セブ島から行きやすい、世にも不思議な風景と会える島約15分もあれば踏破できるパングラオ島のアロナビーチ。(著者撮影)セブ島からフェリーで約2時間のボホール島。そしてボホール島の南西部から橋で渡るパングラオ島。どちらもダイバーの間ではおなじみの存在です。美しい白砂ビーチでのんびりとした時間を過ごしたいならば、拠点をパングラオ島に置くのがおすすめです。なかでも、南西部にある長さ500メートルほどのアロナビーチは、アジア特有の肩の力が抜けたユル~い空気が心地いい!アロナビーチと並行した道は、アジア特有のユルい空気。ビーチに面してレストランが並んでいます。(著者撮影)遠浅の海にはアメンボウのようなバンカーボートが無数に浮かび、サラサラの白砂ビーチに沿ってヤシの木々が茂り、木陰ではマッサージのおにいさん&おねえさんがスタンバイ。浜と並行して走る道路は未舗装で、ダイビングサービスやサリサリストア(よろずや)、海側にカフェやレストランが並んでいます。アロナビーチでの楽しみ方はダイビング。人気のダイビングスポット、バリカサグやカビラオへの拠点として、滞在する人も多数。もちろん、ビーチで何もせずに過ごすのもゴキゲンです。ちょっとスペシャルな体験をするなら、沖のサンドバンクへ出かけてみてはいかがでしょう?これが、絶景!アイスブルーの浅瀬に白砂の小さな島がぽかりと浮かび、まるでモルディブのよう。巨人が喧嘩し、岩を投げ合った形跡だという伝説が残るチョコレートヒル。(著者撮影)一方、ボホール島では海以外にもユニークな体験ができます。その筆頭が、円錐形の山々が続くチョコレートヒル。標高30~50メートルの小高い山が1268座も立ち上がり、4~6月の乾季には草木が茶色に変わることから命名されています。山並みを一望できる展望台では、ホウキにまたいでジャンプする瞬間をパチリと撮るのがお約束。まるで魔法使いが空を飛んでいるような一枚が撮影できます。大きな瞳のメガネザル、ターシャ。フィリピン・ターシャ・ファウンデーションでは約100匹が保護地域の中で暮らしています。(著者撮影)また、ボホール島の名物といえば、小さなメガネザルのターシャ。大人でも100グラム足らず、夜行性のため、日中はいつも大きな瞳がちょっぴり眠たそう。その様子がなんともキュート!ターシャは、フィリピン・ターシャ・ファウンデーションという保護施設で出会えます。(photo & text : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年10月25日コルディリェーラ山脈の棚田 photo:ひさほ ゆう7,000以上もの島々からなるフィリピンには6件の世界遺産があります。真っ青な海に、洞窟を流れる地下河川、スペイン統治時代の面影を残す町並み、2,000年にわたって受け継がれてきた棚田などフィリピンの世界遺産は多種多様!日本から首都マニラまでは直行便で約4時間とアクセスも良いため、近年旅行先として人気上昇中です。また欧米よりも安く留学することのできるフィリピンで、英語を学ぶ方も増えていらっしゃいます。今回の記事ではフィリピンの3つの文化遺産をご紹介し、次回の記事では自然遺産3つを取り上げます!コルディリェーラ山脈の棚田 (文化遺産)登録基準: 「文明の証拠」、「建築技術」、「伝統的集落」コルディリェーラ山脈の棚田(写真一番上)は、首都マニラがあるルソン島の北部に位置します。壮大な景観が素晴らしいこちらの棚田は、少数民族イフガオ族によって作られたもので、標高1,000m~2,000mの斜面に広がっています。そしてこの世界遺産がスゴイのは、2,000年以上にわたって口承で農耕技術が伝えられてきたことなのです!!スペインに統治されたり、アメリカの支配下に置かれた時代を超え、長きに渡って同じ方法で農作業を続けてきたのです。この辺りは勾配が急で大型機械の使用が難しいため、現在でもほとんどの作業は人力で行われています。イフガオ族が2,000年以上自然との調和を守りながら水を大事にして稲作を営んできた棚田は、その美しさから「天国への階段」とも言われています。石段で造られていますphoto:ひさほ ゆうフィリピンの建造物は木造が多いのですが、棚田は石段によって築かれています。またこの世界遺産がスゴイのにはもう一つ理由があります。実はこちらの棚田は、若者の都会流出による後継者不足だったり、水田を畑に転用し収益性の高い野菜を育てたりしたことなどにより荒廃してしまい、2001年に危機遺産になりました。しかし2012年 国内外の協力を受けて棚田の保全が進められたことにより、危機遺産リストから削除されました!近年目覚ましい経済発展を遂げているフィリピンにおいて、伝統的な農法を守り続けて棚田の景観を保つことはとても難しいことですので、危機遺産リストから外れたことは大変価値のある事であり、他の国にとっても良い事例となっています。近くに空港がないため、ちょっぴりアクセスは悪いですが、フィリピンの世界遺産を語る上では外せないところなので、ぜひ訪れてみましょう!・アクセス日本からマニラまで直行便で約4時間。マニラからバナウェまでバスで約9時間。フィリピンのバロック様式の聖堂群 (文化遺産)登録基準:「文化交流」、「建築技術」16世紀から始まったスペイン植民地時代の名残で、フィリピンの各島にはバロック様式の聖堂が残されています。これらはスペインの聖堂をモデルとしていますが、地震や台風、そして西欧の攻撃から建物を守るために石造の聖堂が多いです。世界遺産として登録されている聖堂は、マニラがあるルソン島に3つ、そしてパナイ島に1つ、合計4つあります。今回はその中でも行きやすい2つの聖堂についてご紹介いたします!マニラにあるサン・アグスティン教会photo:ひさほ ゆうこちらは、フィリピン最古の教会と言われているサン・アグスティン教会。首都マニラ市内にあるのでアクセス良好!重厚な造りの外見ですが、中に入ると美しいシャンデリアや荘厳な祭壇などを見ることができます。マニラの中心部にある「イントラムロス」という城塞に囲まれた地域の中に、このサン・アグスティン聖堂があります。イントラムロスとはスペイン語で「壁の中の市」という意味で、16世紀スペイン人がフィリピン統治の根拠地としたところです。当時の石畳や建物などが残されており異国情緒漂う街並みとなっており、マニラに来たら外せないスポットです。・アクセス首都マニラ市内。ビガン近郊にあるヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会photo:ひさほ ゆうこちらは、この記事の最後にご紹介するフィリピンの世界遺産「ビガンの歴史地区」があるビガンからバスで約1時間のところにあるバロック様式の教会です。ビガンを訪れるのであれば、ぜひ行ってみて下さい!・アクセスマニラかラワグまで飛行機で約1時間。ラワグからビガンまでバスで約1時間半。ビガンからバスで約1時間。ビガンの歴史地区 (文化遺産)登録基準:「文化交流」、「建築技術」photo:ひさほ ゆう大航海時代のスペインの面影が残る「ビガンの歴史地区」は、セカイェが大好きな街の世界遺産でございます!宿を一歩出たらそこは世界遺産!ぜひここには泊まって堪能したいところです!マニラの北、約400kmのところに位置する港町ビガンは、16世紀後半にスペインに征服され、その後中国やメキシコとの貿易の拠点として栄えました。そのため、現在でもスペインそして中国などの影響を受けた独特の建築様式の建物が多いのです!聖ポール大聖堂photo:ひさほ ゆう美しいスペイン風の大聖堂がそびえ立っています。石畳が敷かれている道が多いビガンでは、車が通れないところがあるので、馬車(カレッサ)に乗って観光するのも素敵です!またビガンは夕景、夜景もノスタルジックで素敵なので涼しくなってからの観光も楽しめますよ。・アクセスマニラからラワグまで飛行機で約1時間。ラワグからビガンまでバスで約1時間半。(text : 世界遺産イェーイ!鈴木かの子)※記事中の情報は、全て2015年9月現在のものです。※参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2015年10月04日ジェットスター・ジャパンは10月2日、日本=台湾/フィリピン間の路線におけるジェットスター・アジア航空(本社: シンガポール)およびジェットスター航空(本社: オーストラリア)と、旅客輸送等の業務面で協調する(価格および提供座席数に関する協調を含む)航空協定を締結することについて、国土交通大臣より認可を受けたことを発表した。国土交通大臣による今回の認可を経て、航空会社3社は今後、互いに協調して低価格運賃やネットワークの拡大および顧客サービスの統一をはかっていくという。ジェットスター・ジャパンの片岡優代表取締役会長は、「今般の国土交通大臣による認可は、ジェットスターグループの航空会社各社が協力して旅行の機会を広げ、ジェットスターのネットワークにおいてお客様に低価格運賃をご提供することにより、真に地域に根ざしたネットワークを構築し、お客様に統一性ある顧客サービスをご提供するという当社らの目的を支持するものです」とコメントしている。
2015年10月02日フィリピンの「HALO HALO(ハロハロ)」といえば、誰もが、あの具だくさんかき氷を想像しますが、実は温かいハロハロもあることを最近、発見しました!GINATAANG HALO HALO(ギナタン ハロハロ)「GINATAANG」とはタガログ語で「ココナッツ」、「HALO HALO」は混ぜるという意味です。ココナッツミルクでさつまいも、タロイモ、ジャックフルーツ、タピオカ、白玉などを煮込んだココナッツミルクのお汁粉のようなおやつです。薄紫色なのはウベ(紫芋)ペーストが入っているためです。さつまいもや白玉などが入っているので、結構腹持ちのいいおやつです。ふーふーしながら食べると、冷房で冷えた身体(フィリピンのショッピングモールは冷房が効いています!)も温まり、ほっこりします。GINATAANG HALOHALOはショッピングモールのフィリピン料理のあるフードコート等で試せると思います。私はボニファシオにあるショッピングモール「MARKET!MARKET!」の一階にある「ELSIE’s by OWLISMS」というフィリピン料理カフェ(下の写真)で食べています。こちらだと一杯60ペソ(約150円)で販売しています。※日本円表記は、2015年8月27日現在の為替レートに準じます
2015年08月27日写真提供:マリンダイビング国際空港もいよいよ準備段階フィリピン・ボホール島周辺が気になる!フィリピンの数あるダイビングリゾートの中でも、回遊魚の魚群からマクロ生物まで豊富な海のバリエーションを揃え、のんびりムードの島の雰囲気といい、美しいビーチといい、これまでも人気が高かったボホール島。ついに国際空港の建設もスタートし、今改めて注目を集めている。写真提供:マリンダイビング写真提供:マリンダイビングセブ島&ボホール島エリアの一番人気のダイブエリアは、バリカサグ島。多くのダイバーが押し寄せるあまり、このところスポットが劣化したとのウワサも……。そこでバリカサグ島を管轄しているパングラオ島のダイビング協会が立ちあがった。この4月からルールを設定。1日最大300ダイブまで、1隻のダイバー数は10人までで、1日最大150名までに制限。入海料を200ペソに値上げ、利用は協会加盟店のみ。前日までに要予約。かなり厳しい条件ではあるが、〈ノバビーチリゾート〉代表の河村佳明さんによると「おかげで4月以降、ギンガメアジの大群なども外すことなく見られるようになってきた」とのこと。ダイバーにとって痛手ではあるこのルール、しかし、今までどおり生き物たちの元気な姿が見られるならば万々歳だ。写真提供:マリンダイビングノバビーチリゾートNOVA BEACH RESORT■アクセス:マニラからは国内線でタグビララン空港へ75~80分。マクタン島からはフェリーでタグビララン港まで約1時間45分。空港や港からリゾートまで車で約25分■レベル:初心者からOK。ポイントによっては上級者向け■ダイビングスタイル:バンカーボートまたはスピードボートによるボートダイビング(パングラオ島(ボホール)から船で約30分)。ハウスリーフでのイカダダイビングや無制限ビーチダイビングも可能。■ベストシーズン: 乾季12~5月、雨季6月頃だが、近年はあまり当てはまらない。平均気温は33~36℃、平均水温25~29℃。ウエットスーツは3~5ミリ。1~3月、6~7月は海況が安定。※日本でのお問い合わせ先:〈ワールドツアープランナーズ〉TEL 03-5425-7711情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 Diving in ASIA supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2015年08月15日フィリピン政府観光省は7月7日、「失恋にフィリピンが効く。」キャンペーンを開始した。フィリピン政府観光省は、2015年を観光誘致強化の「フィリピン観光年」と位置付けており、フィリピンへの訪問者数の増加を目指し、日本においても独自の観光誘致キャンペーンを実施している。同キャンペーンは、「美しい海」や「おいしい料理」「エステ」「ショッピング」など、訪れる人を魅了する「フィリピンの癒しの力」を、一番癒しを必要としている「恋に敗れた"失恋女性"」に向けて伝える内容となっている。キャンペーンサイトでは、「フィリピンのチカラで失恋を乗り越えるリアルドキュメントムービー」を公開。実際に失恋したばかりの傷心女性だけを集めたオーディションで選ばれたのは、兵庫県出身の松ヶ瀬愛さん(26)。2カ月前に別れたばかりという彼女の旅の模様を、フィリピンのマニラ・ボラカイ島にて5日間に渡り撮影した。そのほかサイトでは、旅行者の視点でフィリピンの魅力を切り取った50のショートムービーで、「生のフィリピンの魅力」を伝える。さらに、4泊5日の"失恋に効く"スペシャルモデルコースも紹介。癒しを求める女性のために選ばれた、フィリピンのさまざまな観光スポットを見ることができる。
2015年07月07日以前の記事で、野菜をたっぷり使った女子受けするフィリピン料理メニューをご紹介しましたが、今回はその第二弾!ヘルシーなのはもちろん、美味しく、女子の口に合いそうなメニューをご紹介します。1. Ginataang Kalabasa(ギナタン・カラバサ)かぼちゃをココナッツミルクでじっくり煮た料理。いんげんも入っているのが定番です。ココナッツミルク独特のちょっと甘めの風味。ココナッツミルクが好きな女子なら、きっと気に入るはず!豚肉かむきえびなども入るのが一般的ですが、こちらの写真のギナタン・カラバサを出すフィリピン料理レストランRomulo Cafeでは揚げたカニが乗っていました。Romulo Cafeはフィリピン料理をセンスよく提供することで人気で、女子にオススメのフィリピン料理レストランです。2. Pinakbet(ピナクベット)ゴーヤ、かぼちゃ、なす、おくら、トマトなどの夏野菜をバゴオン(フィリピンでよく使われるエビの塩辛)を加えて炒め煮した料理。豚肉やエビなども入って、バゴオンが効いてごはんが進むので、女子のみならず、男子受けするメニューでもあります。夏野菜がたっぷり食べられて、夏バテ防止に良さそうですね。3. Chopsuy(チャプスイ)いわゆる八宝菜です。とろみのあるソースでキャベツ、人参、白菜、きくらげなどを煮た料理。濃い味付けの多いフィリピン料理の中では珍しく、あっさりめの飽きない味わいです。写真のChopsuyはフィリピン全土に店舗を展開する中国料理中心のファーストフードChowkingのもの。ごはんとセットでたった95ペソ(約250円)という安さです!※日本円表記は、2015年6月29日の為替レートに準じますこちらも合わせてCheck!野菜たっぷり♪女子向けフィリピン料理メニュー
2015年06月29日。NECは6月24日、フィリピン政府の市民防衛局(OCD: Office of Civil Defense)および国営放送(PTV: People’s Television)と共に、地上波デジタル放送で災害情報を提供可能な防災情報システムを構築し、実証を行ったと発表した。現在OCDでは、今回のような防災情報システムの導入に向けて検討を進めているとのこと。同システムは、NECがOCD内にクラウドを利用して構築した防災システムから、PTVの放送網を利用して関係機関に設置した約20カ所30台のテレビに対し、台風による被害の軽減を目的とした情報を配信するもの。また、待機状態にあるテレビやワンセグ受信機を緊急警報信号によって自動で電源をオンにし、テレビ映像や字幕と共に、連動するデータ放送で避難情報などを提供する。NECよれば、地上波デジタル放送におけるデータ放送と、受信機の自動電源オン機能を持つ緊急警報放送を連動するシステムを用いた、実際の放送波での実証は世界初の試みだという。さらに、日本無線(JRC)の協力により、PTVの放送網と連動したサイレン・スピーカー局を設置し、災害時に音声アナウンスやサイレンで地域住民へ情報伝達する手段も実現したという。フィリピンでは地上波デジタル・テレビ放送の技術方式として日本方式(ISDB-T)を採用し、現在、同国政府による国内制度整備や放送事業者による放送インフラ整備を積極的に進めている。日本方式には、緊急警報放送やデータ放送を利用して災害情報を迅速かつ広範囲に伝えることができる機能があり、2013年11月に台風30号(ヨランダ)による大規模な被害が発生したフィリピンでは、この機能を生かした防災ICTシステム(防災情報システム)の導入を期待しているとのこと。同国における防災情報システム実証のため、日本の総務省は2014年11月、OCDおよびPTVとの間で相互協力を実現するための覚書に署名した。今回実証したシステムは、同署名を受けて、PTVがマニラ中心部向けの試験放送を開始し、NECが防災情報を送信する実証を行ったもの。NECは、フィリピン火山・地震研究所向けに広域防災システムを納入することにより、火山・地震活動の常時モニタリングや、地震発生時等の関連省庁への迅速な情報伝達の支援を進めているという。
2015年06月25日ココナッツ庁まであるココナッツオイル大国フィリピン!日本でも流行が続くココナッツオイル。実はフィリピンはココナッツオイル生産量が世界1位なんです!なんとフィリピンには「ココナッツ庁(Philippines Coconut Authority)」という官庁があります。 (さらに…)
2015年05月14日フィリピンのお土産といえばドライマンゴーやバナナチップスが定番ですが、多めに入った袋入りがほとんどで、バラマキ土産にはちょっと使いづらいですよね。バラマキ土産をお探しの方にオススメなのが、 (さらに…)
2015年04月28日富士通とGlobal Mobility Service(GMS)は4月9日、フィリピンでのICTを活用した電動三輪タクシーの普及に向けて、サービス拡充のための実証を開始すると発表した。GMSは、2014年9月から2015年1月にかけて、車両に搭載することで遠隔からの走行制御を可能にするMobility-Cloud Connecting Systemを開発し、車両の現在位置の把握や、利用料金の支払いに滞りが生じた際に走行を遠隔で停止させることなどが可能なモビリティサービスの実証実験を行っており、今年の春から実サービスの運用を開始する計画だ。富士通とGMSが行う実験では、GMSのシステムと富士通の位置情報活用サービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」を連携させて、バッテリーの残量と消耗具合から走行可能距離を算出する機能や、給電スポットまで誘導するサービス、電力消費の少ないルートを案内するサービスなどの実証を行う。2015年秋から実証を開始し、2016年度中のサービス開始を予定している。フィリピンではガソリンを燃料とする三輪タクシーが移動手段として定着しており、同国内に350万台以上存在する。そのため、政府が電動三輪タクシーの導入を推進するなど、電動車両の普及に向けた機運が高まっている。
2015年04月09日千切りにした青パパイヤに甘酢などの調味料を加えてつくるフィリピンの漬物「パパイヤ アチャラ(PAPAYA ATCHARA)」。フィリピン料理のお店に行くと、魚料理や肉料理の付け合せとしてよく出てきます。日本の「なます」によく似た、甘酸っぱく、さっぱりした風味が気に入っています。「パパイヤアチャラ」は一般家庭の食卓でもよく出てくる定番食品で、スーパーではいろんなメーカーの瓶詰めが売っています。お値段は210gの瓶で55ペソ程度(約145円程度)。パパイヤ以外に入る野菜はにんじん、ピーマン、しょうが、にんにくなどメーカーによってそれぞれなので、お気に入りのものを探してみてもいいかもしれません。ところで日本でも季節の野菜を甘酢に漬け込んだ漬物を「あちゃら漬け」と呼ぶそうです!日本とフィリピンで同じ名前の漬物があるとは不思議な感じがしますね。※日本円表記は、2015年3月25日現在の為替レートに準じます。
2015年03月25日セブン銀行はこのたび、3月16日より中国とフィリピンの銀行口座宛ての海外送金を開始すると発表した。また、中国とフィリピンの銀行口座宛ての海外送金サービスの開始を記念して、3月16日(月)から9月30日(水)までの期間に、通常2,000円の送金手数料を半額にするキャンペーンを行うとしている。○中国とフィリピンの銀行口座宛ての海外送金サービスの概要内容:銀行口座宛て海外送金開始日:3月16日(月)受取方法:銀行口座での自動受取送金可能な銀行:ウエスタンユニオンを通じてサービスの提供が可能な中国の銀行(約100行)とフィリピンの銀行(約60行)1回あたりの送金限度額:100万円送金手数料:キャンペーン期間中(3月16日から9月30日まで)1,000円、キャンペーン期間終了後(10月1日以降)2,000円セブン銀行ATMでの送金は、時間帯によって別途ATM利用手数料がかかる。海外送金サービスの通貨換算に適用されるセブン銀行所定の外国為替レートには、所定の手数料が含まれている。
2015年02月27日日本銀行とフィリピン中央銀行は6日、フィリピン金融市場の安定性向上のためのクロスボーダー担保取極を締結することに合意した。同取極により、フィリピンで活動する金融機関は、中央銀行に対して円貨現金を差し入れることで、同中央銀行よりフィリピン・ペソの供給を受けることが出来るようになる。同措置は、邦銀を含めて、フィリピンに拠点を置き、利用資格のある金融機関に対すファシリティの幅を広げるものだという。同措置は、日本銀行とフィリピン中央銀行による長年に亘る日本・フィリピン両国の金融・経済関係のサポートに対するコミットメントを強化するものだという。具体的な仕組みについては、準備が整い次第、公表するとしている。
2015年02月09日photo: フィリピン政府観光局フィリピン南部・ミンダナオ島の未開の地で暮らす人々の生きざまを知る、映画『クロコダイル』。「映画作りを通して、フィリピンの多様性を発見するのが面白い」と語るフランシス・セイビヤー・パション監督とヒロインのアンジェリ・バヤニさんに、改めてフィリピンの魅力を語ってもらった。>>インタビュー前編はこちら映画を通して見つけたフィリピンの未知数7,000の島々から成り、地域によって言語も文化も様々なフィリピン。本作の舞台である南アグサンもまた、自然との共存の中で築かれた信仰が根付く場所で、その独特な文化が今回初めて映画で語られた。「僕はこの地域に住むマノボ族のことは何も知らなかったので、映画を撮影する上でまず、彼らと信頼関係を築かなければなりませんでした。彼らは自然に息づく精霊をとても大事にしていて、撮影前には私たちを守ってくれるように豚を献上する儀式を開いてくれました。また、彼らにとって音楽は神聖なもので、長老の信頼がないと演奏しないのですが、映画の撮影を通して、初めて音源を録ることができました。それはとても豊かな体験でしたし、この経験を通して謙虚な気持ちにさせられました。こう話しているうちにまた、アグサンに戻りたくなってきました(笑)!」(監督)映画『クロコダイル』よりアンジェリさんもこれにうなずきつつ、「私たちはこの国の多様性を素晴らしいと思う一方で、実はお互いに学び合っていることが少ない」とも。だからこそ映画を通して、今まで語られることのなかったことに光を当てることにやりがいを感じるのかもしれない。旅するならココ!フィリピンのおすすめスポットそんな二人に聞いた。多種多様な地域がある中で、敢えてフィリピンを旅する人におすすめしたい場所とは?「”心の旅“をするなら、サガダという北部の山岳地域はいいですよ。古い文化が残る穏やかな場所で、僕も自分を見つめ直す時にはこの山に籠ります(笑)。ビーチに行くなら、ボラカイ島は砂が綺麗だし、パラワン島はボラカイほど商業化が進んでいないので、美しくて静かに過ごせる場所ですね。それから、フィリピン最北端の島バタネスはイタリアのトスカーナみたいで、家々が台風から身を守るために個性的な造りになっていて面白いですよ。あと、冒険が好きな人にはマニラのようなカオスな街もおすすめします」(監督)サガダのライステラス(©jojo nicdao on Flickr)パラワン諸島(photo: フィリピン政府観光局)「女性におすすめするなら、昼間は子供たちと遊べて夜はお酒を飲んで酔っ払えるボラカイがおすすめね。あと、私もサガダが好きです。冬はとても寒いですが、とても治安が良いし、元々女系の文化を持っているため、女性に対して敬意が高いんです。個人の興味や趣味によっておすすめしたい場所は異なりますが、ぜひ歴史的な場所も訪れてほしいですね」(アンジェリ)ボラカイ島(photo: 日本アセアンセンター)フィリピンと言えば、ちょうど今が一年で一番賑わうクリスマス・シーズン。しかし、そのお祝いは9月から1月末まで続くと言うから驚き(公式には12月16日から9日間にわたりミサ礼拝を行うのが習慣)!「みんなが最も待ち望んでいる季節だからね!」そう語る二人から満面の笑みがこぼれた。(text: Izumi Kakeya)【info】アンジェリさん出演『イロイロぬくもりの記憶』新宿K’s cinemaにて公開中第15回東京フィルメックス
2014年12月19日小柄でチャーミングなアンジェリ・バヤニさんと気さくで温かいフランシス・セイビヤー・パション監督フィリピン南部、ミンダナオ島・南アグサン。野生のワニが多く生息するこの湿地帯で暮らす、ある家族の実話が一本の映画となった。『クロコダイル』と名付けられた本作は、映画作品として初めてこの未開の地に密着。今まで見たことのない風景が目の前に広がり、聞いたことのない土着の音楽が響きわたる。第15回東京フィルメックスで見事、コンペティション部門最優秀作品賞を受賞した本作。快挙を成し遂げたフィリピンの若手注目監督、フランシス・セイビヤー・パション監督と主演女優のアンジェリ・バヤニさんに話を伺う機会をもらった。舞台は、人間とワニが共存する東南アジア最大の湿地帯ワニが生息する湖上で暮らす一家。12歳になったばかりの娘・ロウィーナは、舟を漕いで学校に通っていたが、ある日突然、ワニに襲われ、行方不明になってしまう。母・ディヴィナ(アンジェリ・バヤニ)は娘を探しに、湿地帯を彷徨うが…。そもそも、パション監督がこの土地を舞台に選んだのは、次回作について霊媒師に相談したところ「湿地が良い」というお示しがあったからとか。そこで実際に現地を訪れ、最初に出会ったのがディヴィナさん家族だった。「彼女には12人の子供がいて、ロウィーナさんはその一人でした。この一帯では家が点在しているため、子供たちは学校で寝泊まりするという風習があるのですが、ロウィーナさんは親元を離れて、2時間かけて学校に通学していました」その通学路がワニのいる川というから想像を絶するのだが、実際に現地で撮影を行った二人の感想は?「とても大変でした。宿から撮影現場まで2時間かかるし、撮影は夕方で切り上げなくてはならないし。夜暗くなると、ワニが活動し始めて危険ですからね」(監督)「自分の想像を超える環境で、精神的以上に肉体的に大変でした。まず現地の人になりきるために、平気な顔でいかだの上を裸足で歩いたり、子供の頃から舟を漕いできたように見せないといけない。と同時に、ディヴィナさんに感情を寄せていくことに頭がパニック状態になり、監督に『こんなこと出来るわけない!』とぶつけたかったです(笑)」(アンジェリ)フィリピン女優として体現する“強い女性”(上)『クロコダイル』(下)『イロイロぬくもりの記憶』さらに、ディヴィナさん本人とも話す言葉が異なるために、最初は通訳を介しても、彼女の言葉がうまく理解できなかったというアンジェリさん。だが、一緒に時間を過ごすうちにある変化が生まれた。「彼女と交流するうちに、通訳がいなくても彼女の話が分かるようになったの。言葉の意味が分からなくても感情で理解できるようになりました。私も子供をもつ一人の母親なので、根底にある『母親』という部分で彼女と繋がったのだと思います。一方で、彼女の置かれた境遇に自分を置くのはとても難しいことでもある。12人もの子供を抱えながら苦しい生活を送る彼女に手を差し伸べたいけれど、彼女自身が子供の頃から同じ環境で育っているから、自分の暮らしがもっと良くなると思わないのです。それはとても辛いことですよね」そんなジレンマを抱えながらも、苦境の中で生きる母親になりきったアンジェリさん。彼女は、現在公開中のシンガポール映画『イロイロぬくもりの記憶』でもまた、子供への仕送りのために異国でメイドとして働くヒロイン役で、母性的な芯の強さを見事に体現している。彼女に聞いた。あなたが思う強い女性像とは?「一人のフィリピーナとして答えるなら、女である自分を愛せる女性ではないでしょうか。私たちの文化では、人に尽くすことを大事にしろと教育されてきたため、なかなか自分を愛することができない女性が多い。分かるかしら?自分の権利や責任を引っくるめて、自分自身を受け入れることって難しい作業ですが、それができる女性は強い女性だと思います」作品を通して、フィリピンの多様性を発見する面白さを感じたというパション監督とアンジェリさん。ではその中で、二人が「ぜひ訪れてほしい!」と太鼓判を押すフィリピンの旅先とは?続きは後編にて!【info】『イロイロぬくもりの記憶』新宿K’s cinemaにて公開中第15回東京フィルメックス(text: Izumi Kakeya)
2014年12月17日フィリピンで日本のお味噌汁に当たるのが「Sinigang(シニガン)」。タマリンドが入った酸っぱいスープでフィリピン料理屋さんに行くと必ずあるメニュー。野菜がたっぷり食べられるヘルシーな料理で私もよく家でつくります。この酸っぱさが暑いフィリピンの気候に合うように思います。私が家で作るときに愛用しているのがこちらのHerb’sBestのシニガンスープの素。近所のスーパーのオーガニック食材売り場で見つけました。自然素材で「No MSG(うまみ調味料なし)、No artificial flavors(化学調味料なし)、No preservatives(保存料なし)」。鍋にトマトと玉ねぎやナス、おくらなどの野菜とこのシニガンスープの素を入れて煮こむだけで、手軽にフィリピンの味になります(トマトと玉ねぎは必須ですが、他の野菜はお好みで)。エビなどのシーフードや豚肉を入れてもいいと思います。自分でつくると外食で食べるよりも、酸味が強すぎなくて、食べやすいですよ。12g(1Lの水に入れる分量)× 10袋入りで、120ペソ程度(約325円)です。軽いのでおみやげにもいいかもしれません。
2014年12月07日国際機関日本アセアンセンターは11月8日、「フィリピン秋のお楽しみ会 ~ フィリピン ジャズ&文化に触れる一日」をアセアンホール(東京都港区)で開催する。同イベントは、日本とフィリピンの音楽をはじめとした文化交流、フィリピンの優れたアーティストを紹介する場「東京 ― マニラ ジャズ&アーツ フェスティバル」のプレイベントとして実施する。小規模なライブでミュージシャンを身近に感じながら音楽を楽しみ、フィリピンの文化や観光地としての魅力を知ってもらうことを目的に行う。フィリピンではアメリカ文化が浸透しており、多くの若手のジャズ・ミュージシャンが活躍している。特に、同国のジャズ・シンガーの歌唱力には定評があり、世界的にも評価が高いという。同イベントでは、ジャズのスタンダードナンバーから、タガログ語の歌まで、フィリピン・ジャズをじっくりと楽しむことができる。また、ジャズ・コンサートに先立ち、同国についての知識を深めてもらうために、文化・観光の面から同国の魅力を紹介するミニセミナーを実施する。開催日時は11月8日の12:20~16:00。定員100名。入場料は無料。会場にはフィリピンのスナックやドリンクを用意しており、開場(12:00)からイベント開始までの間、楽しむことができる。
2014年10月29日ココウェルは11月8日、フィリピンの台風被害(2013年11月)の復興支援として開始したプロジェクト商品「COCO no Ki(ココの木)」ブランドの食器を新発売する。2013年11月8日、台風ヨランダ(台風30号)がフィリピン中部に上陸し、多くの死者や被災者を出すなど甚大な被害をもたらした。フィリピンの農業経済を支えるココナツの木も約3,400万本が倒壊。ココナツ産業が以前の水準に戻るまでには数年を要すると予測されており、被災した農家への継続的な支援が求められている。このような背景を受け、同社では被災農家支援のために、台風で倒れたココナツの木を再利用する取り組みを開始。ココナツの木は捨てるところがないと言われるほどさまざまな製品を生み出すことが可能なことから、倒壊した木から食器や雑貨を作る「ココウッドプロジェクト」を2014年3月にスタートさせた。同プロジェクトでは、被災農家から希望者を募り、DTI(貿易産業省)の協力のもと数カ月に及ぶ技術トレーニングを実施。多くの試行錯誤を経て、ココナツの木の堅くて水はけの良い特徴を生かしたカトラリーや食器、雑貨のブランド「COCO no Ki」が誕生した。「COCO no Ki」は、箸、スプーン、フォークなどのカトラリー、皿、椀などの食器や雑貨類など全8アイテム。価格は、箸、中サイズのスプーン・フォークなどは700円、小サイズのスプーン・フォークは500円。皿・椀は2,000円。雑貨店、フェアトレード店などのほか、同社ホームページでも販売する。今後はカトラリーの種類を増やし、アクセサリーにも展開していく予定とのこと。なお、利益のうち50%が同プロジェクトに参加する農家の収入になる。※価格は税別
2014年10月24日人材の育成サポート事業を展開するデラ・クルーズは、2013年2月17日~23日、「マンダリン・オリエンタルマニラに6泊するVIP待遇フィリピンスタディツアー」を実施する。同ツアーは、フィリピンでの海外ロングステイ支援事業「TESZARA(テザラ)」開業を記念し、50~60歳代の団塊の世代やシニア世代を対象に催される英会話スタディツアー。空港には黒塗りのホテルカーが出迎え、フィリピンの五つ星ホテル「マンダリン・オリエンタルマニラ」に6泊。英会話レッスンのほかスパでのアロマテラピー、避暑地タガイタイへの1日観光、ショッピングモール散策なども用意される。レッスンは旅行期間内に4日間開催され、初級者から中級者まで対応可能。また希望者は高級コンドミニアムの見学会や相談会に参加でき、同社があっせんするコンドミニアムの外観や内観のデザインや雰囲気、使い勝手、立地などをより詳細に確認・検討することが可能だという。旅行日程は2013年2月17日~23日の6泊7日。定員は10名で、旅行費用は16万円(航空券、消費税別)。詳細は「TESZARAスタディツアー公式ページ」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日カトリック教徒が多く信仰心が厚いことで知られるフィリピン人。日本に住むフィリピンの人達も、12月はいろいろな場所でXmas Partyを楽しんでいる。今回は12月9日に500名近くのフィリピン人が集まる大きなイベントがあると聞き、母国でのクリスマスの過ごし方を取材させてもらった。12月9日に開かれたイベントは、「2012 Job Fair & Xmas Party! in TOKYO」(主催 : IPS(在日フィリピン人向けメディア最大手)」。第一部は求人ブースなどが設けられた「Job Fair」、第二部は「Xmas Party(コンサート)」となっていた。そこで筆者は、「Job Fair」会場に設けられた「セブン銀行海外送金サービス」のブースに訪れたフィリピン人の方々に、フィリピンでのクリスマスについて聞いてみることにした。最初に取材に応じてくれたのはササキさん。日本人と結婚し、日本にはもう15年くらい住んでいるという。フィリピンでのクリスマスの過ごし方は、「たとえどんなに喧嘩をしていても、家族全員で集まりパーティーをします」(ササキさん)。パーティーでの食べ物は、スパゲティやココナッツサラダ、丸ごとのローストチキンなど。これらを家族全員で作る。ササキさんは兄弟が6人いて、そのうち3人がフィリピン在住。パーティーはその3人と子ども達、兄弟らの友達ら、大人数で開く。パーティーでは互いにプレゼントをするが、ササキさんはプレゼントではなく、毎年お金を送っている。これまでは横浜の海外送金ができる窓口などで送金していたが、今回のイベントでのセブン銀行ブースで、口座開設の申込みと同時に海外送金サービスを申し込んだという。「これからセブン銀行ATMで24時間いつでもお金を送れるようになるので便利。とっても楽しみです」と話していた。次に取材に応じてくれたのは、モトヤマさん。モトヤマさんの家族のクリスマスの過ごし方は、12月24日午後12時ごろまで教会のミサに出席し、ミサが終わって25日になってから朝までパーティーを楽しむという。パーティーの食べ物は、24日昼ごろから用意。スパゲティー、レチョン(豚の丸焼き)などで、ビールやワインなどを楽しむ。モトヤマさんは毎年スカイプで話しながらパーティーに参加するというが、今年はクリスマス後の12月27日に10年ぶりに故郷に帰るという。モトヤマさんも毎年「クリスマス送金」を行っている。フィリピンではクリスマスは「こどもの日」でもあるといい、親戚の子どもだけでなく、他人でも親しい「セカンドファミリー」の子どもたちにも、日本ではお年玉に当たるようなお金を送っているという。「だからクリスマスには特別お金がかかるんですよ(笑)」(モトヤマさん)。セブン銀行の海外送金サービスはすでに利用しているといい、今回は、送り先の追加の手続きをセブン銀行のブースで行った。それまでは上野の海外送金ができる窓口まで出かけて送っていたといい、「やはりセブン銀行ATMで送れるのは便利。10分くらいで送れるからね」(モトヤマさん)。今年はモトヤマさんが10年ぶりに帰るということで、家族が家のペイントを塗りなおしているというが、「そのお金も送ったんです(笑)」。家族思いのモトヤマさんは、久しぶりの帰郷が本当に楽しみといった感じだった。息子さんと取材に応じていただいたのは、日本に住んで30年というシルバさん。クリスマスは、家族20人ほどで、スパゲティーやケーキなどを食べたり、踊ったりして朝まですごすという。毎年フィリピンに住む娘さんに「クリスマス送金」をしているが、お金を送るのは、クリスマス以外にも、誕生日や病気などの緊急時にも送る。今回セブン銀行の海外送金サービスに申し込んだのは、「早くてすぐ受け取れるのと、手数料が安いからです」(シルバさん)。これからは、娘さんだけでなく、「フィリピンを頻繁に襲う台風の被害で仕事ができなくなることが多い弟にも、送金をしたい」と話していた。「Job Fair」終了間際に取材に応じていただいたのは、イソガイさん、ミズヨシさん、ソメヤさんのお三方。イソガイさんの家族は、毎年フィリピンの母親の家に兄弟とその家族が集まり、それぞれ料理を持ち寄るという。それぞれの家族がゲームなどの出し物を分担して楽しむ。イソガイさんの家族の住む地域では、コーラス隊が家々を回り、歌を歌ったりして、その中の子ども達にお小遣いをあげるという。ミズヨシさんの家族は兄弟7人とその家族ら20人が母親の家に集まり、焼きビーフンや唐揚げ、レチョン、スパゲティーなどを食べる。ソメヤさんの家族は9人兄弟で、兄弟の家に毎年順番に集まり、その家族によって、余興が異なるという。3人ともクリスマス送金をしており、今年2月にセブン銀行の海外送金サービスに申し込んだという。最初に申し込んだのはイソガイさんといい、「時間も関係なく送れるし、すぐに届く」ということで、他の二人にも勧めたという。6人の方々への取材を通して、フィリピンの人達の家族への思い・つながりが象徴的に示されるのが、クリスマスだということが分かった。そして、外国にいる方々が、祖国の家族への思いを示す一つの方法が、「クリスマス送金」であることも分かった。また、フィリピン本国でも、クリスマスのために、企業などは全ての従業員に12月は1カ月分余分に給与を支払わなければならいという決まりがあるという。クリスマスはまさに、国内外を問わず、フィリピンの人々にとって特別なものなのだ。ここで、イベントにブースを出し、取材に協力していただいたセブン銀行の海外送金サービスについて触れておきたい。セブン銀行の海外送金サービスは、日本から海外への送金ニーズに最適に応えるべく、Western Union(The Western Union Company、ウエスタン・ユニオン)の世界約200以上の国と地域に48万カ所以上の拠点を有する世界最大の送金サービスネットワークを使い、セブン銀行口座から、簡単かつ迅速に送金できるサービス。2011年3月22日から、インターネットバンキング、モバイルバンキングでの海外送金サービスを開始。さらに同年7月19日からは、日本国内に現在1万7,000台以上設置されているセブン銀行ATMからも、同サービスを利用できるようになった。従来、海外に送金する場合、日本で働く外国人らの間からは、「時間がかかる」「送金したくても店舗が閉まっている」「手数料が高め」「手続きが煩雑」などの声があがっており、「時間」「場所」「手数料」などの点でさまざまな不満があった。セブン銀行の海外送金サービスは、これらの不満を解消すべく、(1)原則24時間365日送金可能、(2)シンプルかつリーズナブルな送金手数料、(3)受取拠点が豊富、(4)送金から最短数分で受取可能、などの特徴がある。利用の状況では、フィリピンへの送金が最も多く7割~8割を占め、タイ、パキスタン、米国と続き、送金された国の数は合計で約100カ国に及ぶという。今年11月18日には、海外送金サービスの2012年度累計送金件数が10万件を突破した。今回セブン銀行では、「2012 Job Fair & Xmas Party! in TOKYO」の第一部「Job Fair」、第二部「Xmas Party(コンサート)」の双方に、海外送金サービスの申込みなどができるブースを出展し、多くのフィリピン人が申し込みなどを行った。盛り上がったコンサートの間でも申込む光景に、筆者は驚きを覚えながらも、フィリピンの人々がクリスマス前に家族にお金を送りたいという思いを実感する場ともなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日フィリピン最大のショッピングモールにオープンフィリピンの大手新聞 The PhilippineStar では、今年の大きな出来事として、フランスの化粧品メーカー L’Occitane のマニラ進出を挙げた。(アジア・太平洋地区社長 Andre Hoffman)2012年は L’Occitane にとって画期的な年であった。満足度の高いスキンケアとして30年以上の間、多くの女性に愛用されている L’Occitane は、世界中のアウトレットショップで製品を展開している。今年10月には、マニラのニューポート・シティにアジア初のフラッグシップストアをオープンした。ニューポート・シティ内の「Resort World Manila 」にオープンした新店舗は、アジア・太平洋地区社長 Andre Hoffman と副社長 Anton Huang がスペシャリストとしてショップを担当、オープニングのテープカットはフランス大使館婦人がつとめ、開店当初から話題を呼んだ。L’Occitane の製品は同施設ホテルのアメニティグッズとしても取り扱われている。オリジナルなオーガニック化粧品、アジアでの事業拡大を目指すL’Occitane は1976年フランスで、創設者のOlivier Baussan がガレージでエッセンシャルオイルを造ったことから始まり、以来このオイルをもとにした化粧品を開発している。2008年から環境問題に力を入れたことによって急成長を果たし、世界中に2,000店舗(内413店舗はアジア)を構えている。2010年には香港株式市場にも参入しており、今年2012年は特にアジア進出に力を入れた。マニラでの出店の他、中国で約30店舗出店、今後はすでに全体の25%の売上げを占める日本でもさらなる事業拡大を目指している。元の記事を読む
2012年12月14日5つの製品から最大2万6千倍の水銀がThe Eco Waste Coalition(フィリピンを中心に世界の環境を考えるグループ) は、少なくとも5つのホワイトニング化粧品について、水銀の毒性があると発表した。グループ代表のAileen Lucero の話では、フィリピン国内で販売されている検査対象製品のうち5つの製品から、政府の水銀含有量基準値1ppmを大幅に上回る、最大26,700ppmの水銀が含まれていたという。The Eco Waste Coalition は迅速に FDA(Food and Drug Administration:食品衛生管理局)に報告し、該当製品の販売停止と消費者への購買禁止を警告するよう主張した。規定大幅に上回る製品販売中止を基準値を超えていたのは以下の製品である。・Natural Orange Whitening and Anti-Aging Package製造ハルピン水銀含有量デイクリーム22,300ppm 内とクリーム26,700ppm・Spring Return Ginseng and Pearl Natural Pure Plants Whitening Cream製造ニューヨーク水銀含有量ナイトクリーム10,900ppm・TVC Spot Remover製造メキシコ水銀含有量10,100・Yudantang Green Olive and Papaya Natural Essence製造おそらく台湾水銀含有量8,391ppm・Fruit & Lovely Quickacting Whitener & Speckle Remover製造記載無し水銀含有量デイクリーム 192ppmナイトクリーム 628ppmいずれもメーカーの詳細情報などは製品ラベルにも明記されていない。正常な効果が現れないことはもちろんだが、水銀の毒によって皮膚発疹、皮膚変色のほか、腎臓にダメージを与える場合もある。The Eco Waste Coalition はこの事実を消費者に広め、危険な化粧品の流通を阻止する意向だ。元の記事を読む
2012年12月13日電動バイクの開発製造・販売を行うテラモーターズは、今年12月にフィリピンのマニラに現地法人を設立し、EV三輪タクシー事業に参入する。また、事業参入に先駆けて、総額2億2,810万円の第三者割当増資を決定。割当先は、ベンチャーキャピタル業務全般を行っているみずほキャピタルと、福武總一郎氏をはじめとする複数の個人協賛者とのこと。同社は今回、2つのスキームでEV三輪タクシー事業に参入する。1つめは、アジア開発銀行によるEV三輪タクシー事業への入札。これは、フィリピン政府が主導で行い、アジア開発銀行が各自治体をファイナンスする入札プロジェクトで、2016年までにフィリピン国内のトライシクルの10万台をEV化する事を発表している。今回の入札はそのうち5,000台が対象となるという。2つめは、現地民間銀行からのファイナンスによるEV三輪タクシー事業。今後2年以内に自社工場を設立し、年間1万台の量産体制に入る事を計画している。また両方のスキームで、現地アセンブラーと業務提携する。テラモーターズがこれまで培ってきたEVの開発・設計、大量生産、品質管理のノウハウを活用していく。なお、同社はこの事業参入に、「環境問題への貢献」、「雇用創出」、「タクシードライバーの経済状態の改善」という、3つの大きな社会的意義があると考えているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月18日オンライン英会話スクール「QQイングリッシュ」を運営しているキュウ急便は、2012年5月よりフィリピンへの「セブ留学」を実施している。ハイレベルな語学留学が、欧米留学の3分の1程度の費用で行えるという。同社によると近年は英語公用語世界第3位の国、フィリピンへの語学留学が注目されている。格安の人件費で優秀な講師を雇うことで、良質な英語教育を安く提供することが可能なため、日本も今年中に10校程度を開講する予定だ。英語の取得が優良企業就職への条件である韓国では、すでに韓国人経営によるスクールが約200校以上あり、同国への留学は一般化しているという。同スクールのフィリピン「セブ留学」は、1週間という短期期間からの留学が可能。教材開発には英語教育コンサルタントでTOEIC満点講師の、三代澤義人先生が参加している。学校はgoogleなどがあるITパーク特別経済区に立地。セブ島でも特に治安のいい場所にあるため、子どもの語学留学にも適している。また、フィリピンに精通したベテランスタッフや卒業生のインターンなど、日本人スタッフも10人以上在籍しているため安心。なお、2012年の冬からは家族留学も開始予定となっている。「セブ留学」は費用の面でも、欧米留学の3割程度で済むなどメリットも多い(留学ジャーナル2012年8月号「短期留学人気15」の記事を参考に換算)。例えばアメリカ(ニューヨーク)に1週間レッスンした場合の費用は23万6,000円(グループレッスン)なのに対し、セブ留学は5万4,800円。1レッスンは45分で、高い語学力を持った講師によるマンツーマンレッスンが受けられる(セブ島4週間コースは現在プロモーション価格で、本来の金額より2万円引き)。また、留学から帰国しても、同社のオンライン英会話[「QQイングリッシュ」で時間や場所を問わず継続して英語を学ぶことにより、さらなる英語力アップが可能。毎日7時から25時まで開講しており、月額2,980円から学習可能(各種料金プランあり)。講師は全て世界レベルで承認されている英語教授法資格「TESOL」を保持している。また、同スクールはオンライン英会話スクール唯一のカランメソッド正式認定校(通常の1/4の速さで英語学習する学習方法)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日あこがれが本物に!10月17日のAFPBBNEWSによると、フィリピンのマニラに住む男性が憧れていたスーパーマンの顔に似せるように自分の顔を美容整形していたことが分かった。フィリピンに現れたスーパーマンの名はハーバート・チャベス(Herbert Chavez)さん(35)という。ハーバートさんは、小さいころからアメリカのコミックのヒーロー、スーパーマンに憧れていた。大人になってデザイナーとして働く間も、会社では眼鏡をかけているが、仕事が終わると眼鏡をとり自作のマントやコスチュームに着替えているほどスーパーマンを愛している。image by AMAZON何度も受けた美容整形ハーバートさんはにきびがたくさんあった浅黒い肌を1998年ごろから美容整形に通い、スーパーマン役の故クリストファー・リーヴに似せた顔に変えていった。ハーバートさんの両親は「人様に迷惑をかけないなら問題ない」と言っているらしい。頭がおかしいと思われるかもしれないが、ハーバートさんは、デザイナーとしての仕事でも成功を収めている。22歳から3年間サウジアラビアへ渡り、王族のためにドレスを作り一儲けしていた。今はマニラ近くの町、カランバで地元のセレブや映画スターにドレスを作っているという。元の記事を読む
2011年10月18日