お笑いコンビ『マヂカルラブリー』の野田クリスタルさんが、2023年8月1日にSNSを更新。焼肉店『叙々苑』で食事をした際のレシートを公開し、反響を呼んでいます。マッチョたちと焼肉、お会計に「えぐかった」この日、自身が発案した、パーソナルトレーニングジム『クリスタルジム』でのイベントの賞品として、強靭な肉体を持つお笑いタレントたちに食事をご馳走した、野田さん。合計金額が書かれたレシートを乗せ、「マッチョえぐかった」とコメントしています。身体を鍛えている男性となれば、きっと食べる量も人より多いでしょう。気になる合計金額は一体…。クリスタルジムイベントの賞品で飯奢ったらマッチョえぐかった pic.twitter.com/AtSf5VQ6AP — マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) July 31, 2023 なんと、26万900円…!高級なイメージがある『叙々苑』であるとはいえ、26万円のお会計には、目玉が飛び出てしまいます。食事会に参加した1人である、お笑いトリオ『かけおち』の青木マッチョさんは、「何も気にせず、3時間食べ続けました」と、当時の様子をつづっています。野田さん、とっても太っ腹ですね…!レシートの写真を見たネットユーザーからは、「ものすごい金額」「笑顔がまぶしい」などのコメントが寄せられました。・ものすごい金額!でも、みなさまの笑顔が最高ですね!・良質な肉を遠慮なく食べると、こんなことになるんだ…。・マッチョたち嬉しそう!・あんまり酒を飲んでいないのが、よりガチな感じがする。『ジム長』として、26万円という大きな金額の食事代を出した、野田さん。とはいえ、野田さんにとっては仲間のマッチョたちの笑顔のほうが、価値のあるものだったのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年08月06日2022年7月8日、お笑いコンビ『マヂカルラブリー』の村上さんが結婚したことを発表しました。同日深夜放送のラジオ番組『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、結婚を報告した、村上さん。気になるお相手は、通称『踊り手』として動画サイトにダンス動画を投稿している、いとくとら(いくら)さんです。村上さんは同月4日から一部報道で結婚をリークされていましたが、籍を入れたのは同月7日とのこと。番組放送後、村上さんといとくとらさんは、自身のTwitterアカウントでこのように思いを明かしました。私たちは高円寺で出会い、高円寺でたくさんの時間を過ごし、友人や関係者の皆様に支えられ、新中野で結婚する運びとなりました。まだまだ未熟な2人ではありますが、夫婦で支え合い、大好きなお酒を酌み交わし、楽しく穏やかな家庭を築いていけたらと思っておりますので、暖かく見守っていただけたら嬉しいです。@mlmurakamiーより引用ラジオでも発表させていただきましたが! pic.twitter.com/fq0JqnMCTs — マヂカルラブリー村上 (@mlmurakami) July 7, 2022 村上さんといとくとらさんが、これまでたくさんの思い出を作り、親交を深めてきたことが分かるメッセージ。幸せが伝わってくる結婚報告に、同業者やファンからたくさんの祝福の声が寄せられています。高円寺で出会い、新中野で結婚した2人は、これからいろいろな場所で思い出を作っていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年07月08日お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)、お笑い芸人・おばたのお兄さんが1日、都内で行われた「株式会社ヴィエリス2021年度入社式」に登場した。脱毛サロン「KIREIMO(キレイモ)」を手がける同社は、新入社員110人がオンラインで参加する入社式を開催。『M-1グランプリ2020』の王者・マヂカルラブリーは、新入社員に向けたネタを披露し、さらに、おばたのお兄さんも登場し、トークセッションを行った。囲み取材で、コンビの危機を聞かれた野田は「解散危機はないですね。2013、4年くらいは、月の給料が1、2万円の状態もあったのでピンチでしたけど、辞めようというのはなかったです。ちゃんとやりたい何か芯があるから、ピンチとも思わない」と説明。また、『M-1』優勝後の給料の変化を聞かれると、2人とも「シャレにならない」「引いちゃいますね」と満足そうな表情を見せた。マヂカルラブリーは、今年1月1日に開催した配信イベントのチケットが1万7000枚売れたことも話題に。おばたが「配分どうなんですか?」と尋ねると、村上は「十分いただいています」と答え、吉本興業について「いい会社です」とコメント。3人とも「めっちゃいい会社です」「本当に変わったんです。あのあたりから」「給与明細にそれが反映されています」と口をそろえた。
2021年04月01日お笑い芸人のおばたのお兄さん、お笑いコンビのマヂカルラブリーが1日、都内で行われた「株式会社ヴィエリス2021年度入社式」に登壇した。工夫を凝らしたインスタグラムの投稿が話題を呼んでいるおばた。フォロワーは現在、約77.5万人で、「自粛期間に30万人増えた」とのこと。「こうやったら伸びるんじゃないかって試行錯誤しながらやったらすごく伸びたので、フォロワーを伸ばすというのは発信力の強化」と話した。マヂカルラブリーの村上が、フォロワーを伸ばす秘策について「嫁を出す!?」と尋ねると、おばたは「大正解! 嫁は伸びる伸びる!」と、妻のフジテレビ・山崎夕貴アナウンサーが登場するとフォロワーが伸びると明かした。自身がモノマネをしている俳優・小栗旬にも助けられているようで、「ヤマサキパン、小栗旬を出す。伸びる伸びる!」と話して笑いを誘い、「ほかにもある。いろいろ方法があって…」と加えた。
2021年04月01日「本当に俺の楽屋で合ってる?」そんなひと言とともに、3枚の写真をTwitterに投稿したのは、お笑いコンビ『マヂカルラブリー』の野田クリスタルさんです。テレビ番組や舞台などの出演者が、準備をしたり休憩をしたりする場所である、楽屋。ほとんどの人が、シンプルな部屋を想像しますよね。しかし、2021年3月1日、野田クリスタルさんがスタッフに通された楽屋は、想像とはかけ離れた内装をしていたようです。野田クリスタルさんが驚愕した、その楽屋をご覧ください。本当に俺の楽屋で合ってる? pic.twitter.com/i8KyxMVh6R — マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) March 1, 2021 白とピンクを基調とした家具や、棚の上に並べられた3つのクマのぬいぐるみなど、想像を絶するプリティさです!この楽屋しか空いていなかったのか、『マヂカルラブリー』というコンビ名から想像した部屋なのか…。真相は分かりませんが、野田クリスタルの投稿には「かわいい」「コンビ名と合っている」など、さまざまなコメントが寄せられています。・めちゃくちゃかわいい…。野田クリスタルさんっぽくはないですが、素敵な楽屋ですね!・『マヂカルラブリー』っていうコンビ名に、めちゃくちゃマッチしている楽屋。・こんな楽屋が存在するなんて、驚きました。私の部屋にしたい…!プリティな楽屋を前に、ソワソワする野田クリスタルさんの姿を想像すると、笑いが込み上げますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月03日映画『ブレイブ -群青戦記-』(2021年3月12日公開)の天下人に挑戦イベントが18日に都内で行われ、新田真剣佑、鈴木伸之(劇団EXILE)、渡邊圭祐、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が登場した。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。イベントでは、M-1で天下を取ったマヂカルラブリーがゲストで登場し、野田は劇中で実際に松山ケンイチが身につけた織田信長の甲冑でトークも。キャスト陣は野田が自作し「初見で成功する率は2%」というシューティングゲームに挑戦し、最終的には新田が2,980円の課金でクリアしたものの「課金したら面白くないですね」と苦笑していた。また「天下を取りたいものは?」というトークテーマでは、新田が「海外で活躍する、日本語もしゃべれる役者の天下を取りたい」と真剣な回答。鈴木は「趣味がサウナでして、自分のサウナを都内に建ててみたい。そこを天下サウナにしたい」とサウナ経営に興味がある様子で、「サウナの温度が一番高くて、水風呂の温度が一番低くて、休憩所の整い椅子もしっかりリクライニングできるような。漫画も読めてご飯も食べれて、サウナーに『ここは一番いいんじゃないか』と言わせたいです。ロウリュもやりたいです」と熱く語る。渡邊は「仙台で天下取りたいですね。現状サンドウィッチマンさんなので。仙台の顔になりたいな」と、それぞれ野望を明かした。
2021年02月18日映画『ブレイブ -群青戦記-』(2021年3月12日公開)の天下人に挑戦イベントが18日に都内で行われ、新田真剣佑、鈴木伸之(劇団EXILE)、渡邊圭祐、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が登場した。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。イベントではM-1で天下を取った、ということでマヂカルラブリーがゲストに登場。「マジ!? と思った出来事」というトークテーマに、渡邊は「SNSのダイレクトメッセージで、企業さんからのPR案件の依頼が届いたりするんですけど、昔、髪が長かったから勘違いしたのか、僕に割と育乳ブラの案件がずっときてる。これはやるべきなのかどうか」と意外な内容で会場を笑わせる。DMの話は続き、村上は「バレンタインの時にSNSで女性の方からDMが来て、ちょっとだけやりとりしてたんですよ。『チョコ、渡したかったのになあ』『残念だな。来てみろよ』みたいに煽ってたら、本当に僕の最寄り駅にいて」とエピソードを披露し、野田は「高円寺?」と最寄り駅を暴露。村上は「高円寺駅の北口ロータリーにいました。本当にチョコを渡してきました。もらってありがとうねって返しましたけど、こういうこともあるんだなと思って」と驚いていた。また、イベントでも自作のゲームでキャストを盛り上げた野田は「ゲームが作れると言ってから、DMで『10万円でモンハンみたいなゲームを作ってほしい』と。億かかるから!」と苦笑。「俺一人でも無理だし。ゲーム作りを舐めないでもらいたい」と主張していた。
2021年02月18日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、YouTube公式チャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』でゲストに招いた井下好井の好井まさおから、マヂカルラブリーを救った後輩愛あふれるエピソードを明かされた。好井がゲスト出演した今回の動画は、又吉が10年前に感じていた100個以上の「あるある」について、歳を重ねた今どう思うのかを1つひとつ検証しながらアップデートしていこうという企画で、現在第3回まで公開されている。第3回の終盤、68つ目のあるある「電車の吊り革を持たず一歩も動かないという修業みたいなことをしている奴がおる」を見て、M-1グランプリで電車のネタを披露したマヂカルラブリーを想起した2人。そこで好井が「時間ないけどいいですか? 又吉さんの『後輩愛大爆発やけど、それ以外敵にしても構わない』話があったんですよ」と切り出す。ヨシモト∞ホールのランキングシステムで、マヂカルラブリーと井下好井が初めて上がって来たときのこと。マヂカルラブリーは当時タンクトップの衣装を着ており、それを見た“あるコンビのネタ作ってない方の先輩”が「キャラもんやん」と洗礼を施すような一言を。しかし「周りの後輩とか同期は『いやいや、面白いやん……」と思ってて」と、好井含むマヂカルラブリーを認める芸人たちは心の中で異を唱える。そこへ、読んでいた本を閉じて先輩の前にやってきた又吉が「いやーこれ絶対賞レース行くやん」とマヂカルラブリーに堂々と賛辞を送ったという。好井は「この人、先輩ですやん、又吉さんより!」と、又吉の行動を興奮気味に語り、「その先輩、又吉さんより先輩ですけど、又吉さんのほうが芸人支持率高いから」と、バツが悪そうに先輩が去っていったことを明かした。又吉は自分の席に戻り、再び本を読み始めたそう。思わぬエピソードを明かされた又吉は、少し照れくさそうに「若さを感じるな……」とつぶやき、「嫌やったんやろうな」と当時の心境を吐露。好井は「優しい!」と絶賛し、「マヂラブさんは、それ未だに喜んでますもん! 覚えてるし!」と誇らしげに話した。
2021年02月10日お笑い芸人の陣内智則が1月30日、自身の公式YouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」で、『M-1グランプリ2020』決勝前からマヂカルラブリー優勝を予感していたことを告白した。「【マヂカルラブリーとM-1ここだけの話】実は陣内だけは優勝を知っていた!」と題して公開された動画には、マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上もゲスト出演。野田と村上に対して、陣内は「後出しみたいになっちゃうねんけど、俺の中で(マヂカルラブリーが)『優勝するわ』と思ったときがあったのよ」と明かした。『M-1』敗者復活戦のMCを担当している陣内は「今まで過去、トイレでバッタリ会う芸人が優勝している」と述べ、「一昨年でいったら内海(崇)に会ったの。『仕上がってるらしいな。頑張ってな』って言って優勝してるのよ。振り返れば、その前もトレンディエンジェルの斎藤(司)に敗者復活のときにトイレで会ってるの。その前も鰻(和弘)に会ってん。振り返ったら、会ってる人が優勝してる」と述懐した。そして「覚えてる? 野田。(トイレで)会ってんねん」と陣内。「そのときに言おうと思ってた。『優勝するで』って。ほんまに振り返ったら、会って何かしゃべってる人は優勝してる説があんのよ」と語ると、野田は「来年ヤバくないですか? めっちゃ(芸人が)来ますよ。『陣内さん!陣内さん!』って(笑)」と笑っていた。
2021年02月01日今年もM1グランプリが開催され、マヂカルラブリーのおふたりが激戦を制してチャンピオンに輝きました。このコラムでは、そんなM-1グランプリについての話をしようと思います。ただし、僕らの住むこの世界のM-1ではなく、この世界とは別の並行宇宙――。「回文界」でのM-1の話です。前から読んでも後ろから読んでも同じになる、言葉の神様のいたずらによって引き起こされる奇跡の文章。そんな「回文」がそこらじゅうにあふれる夢のような世界、それこそが「回文界」です。回文界でもこちらの世界と同じようにM-1が開催され、やはりマヂカルラブリー、通称「マヂラブ」のおふたりが栄冠を手にしました。でも、現実世界のマヂカルラブリーと回文界のマヂカルラブリーには、決定的な違いがあったのです。■ブラ自慢、マヂラブ【ぶらじまんまじらぶ】そうなんです。回文界のマヂラブのおふたりの芸風は、とにかくブラジャーの自慢なんです。そしてさらに、■ブラ自前、マヂラブ【ぶらじまえまじらぶ】ちゃんと自腹で購入されているんですね。M-1優勝賞金の使い道として「ランジェリークの、ノンワイヤーの高級ブラジャーが、買いたいよ!」と喜んでいたそうです。回文界のM-1グランプリ、ほかの出場コンビはどういう様子だったのでしょうか?■痛み、勝つ!見取り図、バズり、富つかみたい【いたみかつみとりずばずりとみつかみたい】見取り図のおふたり、回文界でもやはり3年連続の決勝進出を果たしていました。現実世界でもYoutubeチャンネルを積極的に活用していますが、回文界の見取り図ご両人は、「痛い」系の動画を痛みをこらえながら毎回アップして、ネット界で一攫千金を狙っているようです。■錦鯉、最後、騎士に【にしきごいさいごきしに】錦鯉のおふたりも決勝に駒を進めておりました。回文界のM-1では、最後、よろいに身をつつみ白馬に乗って登場、という大がかりなオチを繰り広げたそうです。■「Dollar was over」オズワルド【どるわずおーばーおずわるど】オズワルドのおふたりも、回文界でも2年連続決勝に進出していました。「もうドルの時代は終わった」と言い放ち、テンションを上げずに淡々とドル札を大量にばらまくという、なんともかっこいいネタを披露したとか。さてここで。回文界の過去のM-1はどんな様子だったのでしょうか。たとえば一昨年。2018年に優勝して以降、お笑い第7世代を引っ張り続けている霜降り明星。■悲しそう…「やい!せいや!」「う、粗品か…」【かなしそうやいせいやうそしなか】現実世界ではノリにノッているおふたり。回文界ではなぜだか暗いですね。コンビ間の掛け合いの息も合っていなくて、なんだかギクシャクしたやりとり……。さあ、もっともっと時代をさかのぼってみましょう。■「なんでだろう♪」「道路だ!出んな!」【なんでだろうどうろだでんな】2002年、第2回目大会。いつもどおりのギター漫談で決勝進出し、異彩を放ったテツandトモのおふたり。回文界でも「なんでだろう」ネタは健在ですが、ところかまわず披露してしまっているようですね。危うく交通事故になるところでした。■伊達のしけた技見とる、富澤たけしの手だ【だてのしけたわざみとるとみざわたけしのてだ】2007年、M-1史上初の敗者復活戦からの優勝を果たしたサンドウィッチマンのおふたり。回文界では、伊達さんの変な動きを富澤さんが傍観する、ちょっと違ったスタイルのネタを披露している様子です。まさに「ちょっと何やってるのかわかんないです」……。■ナイツか…イカついな【ないつかいかついな】M-1グランプリで優勝はしていないのに、その卓越したお笑い論で、ボケの塙さんが大会審査員まで務めているナイツ。現実世界ではそんな印象はないですが、回文界ではだいぶガチムチみたいですね。あっちだと頭脳よりも筋肉重視なの?■出汁、におってる哲夫・西田【だしにおつてるてつおにしだ】決勝最多出場回数を誇り、2010年にみごと優勝を果たしている「ミスターM-1グランプリ」こと笑い飯のおふたり。回文界では食レポの仕事が多いんですかね?そんなこんなで、M-1グランプリの話をさせていただきました。あくまで「回文界」でのことなので、現実世界での各コンビのみなさまとの関連性はいっさいありません。来年、2021年のM-1グランプリでは、どんな漫才スターが誕生するのか。そして、それによって回文界のM-1グランプリにはどんな現象が巻き起こるのか。もう今から楽しみで仕方ない!お~わり!わ~お!【PROFILE】文・イラスト:手賀沼ジュン1979年、ネパール生まれの帰国子女(千葉県柏市育ち)。早稲田大学第一文学部卒業。サンミュージックプロダクション所属。お笑い芸人兼シンガーソングライターとして活動中。趣味で作り続けている回文を武器に「歌ネタ王決定戦2014」で優勝を果たす。著書に『回文さがし~たんぱつパンダの冒険~』(光文社)
2020年12月25日お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎とリリーが23日、公式YouTubeチャンネル「見取り図ディスカバリーチャンネル」に出演し、『M-1グランプリ2020』について語った。見取り図は同大会で最終決戦に進出し、審査員票を2票獲得した。「【見取り図散歩】M-1グランプリを終えた心境は…〈97/100〉」と題して公開した動画で、リリーは『M-1』の決勝について「ホンマに1つ言えるのは、マジで全組おもろかった。それだけは誰にも否定できない」と述べた。そして盛山は、「最終決戦の3組が終わった後、結果出るまでのCM中、舞台裏で3組(マヂカルラブリー、おいでやすこが、見取り図)が輪になって、お互い讃え合った」と述懐した。そして、優勝のマヂカルラブリーについて、リリーは「面白いよな、マヂラブさん」と称賛。また盛山は、「ツイッターのリプを見たら、『漫才だったのは見取り図だけです』とか揉めてる人がおって。ぜひ皆さん、揉めないでください」と呼びかけ、「正直、漫才をしてないコンビなんて1組もいなかったですから。全組漫才ですよ」と言い切った。リリーが「逆に言ったら、違うことを探したすごさやからな」と話すと、盛山は「そうそう。マイクの前でただ面白いことをする。それが『M-1』のルールですから。どんな組み合わせ、どんな順番でも優勝はマヂラブさんですよ、最終決戦は。そこは揺るぎない。芸人全員、満場一致で納得していますから」と力説していた。
2020年12月24日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしが22日、オフィシャルブログを更新。20日にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送され、自身も審査員を務めた漫才王座決定戦『M-1グランプリ2020』を振り返った。2007年に敗者復活から優勝を果たしたサンドウィッチマン。富澤は2015年と2018年、2019年、2020年大会の審査員を務めている。「今年のM-1グランプリはマヂカルラブリーの優勝で幕を閉じました。おめでとう!」とまずは優勝を果たしたマヂカルラブリーに賛辞を送り、「後輩の東京ホテイソンもがんばっていい経験になったと思うので、ますます今後に期待です! 敗者復活にまわったランジャタイもね!」と、同じ事務所に所属する後輩たちにエール。さらに「コロナウイルスの影響もあってライブの数も減り、みんな今年はネタをみがくのが相当大変だったと思います」と、コロナ禍で開催された大会だったことにふれ、出場芸人たちに寄り添った。放送ラストに「転がって優勝できるのはすごい」とコメントした富澤だが、ここでも「決勝の決勝でほぼ喋らずに転がってるネタをやる勇気は凄い。怖くて自分ならできません。一歩間違えば大惨事になる可能性もあるネタです」と前置きをしたうえで「それで爆笑をとった」と、自身も投票したマヂカルラブリーを評価。また「毎年のように『あれは漫才か!?』みたいな話題があがります。僕らの漫才もよく『コントじゃん』という方もいます」と、SNS等で話題となった“漫才の定義”に言及。改めてWikipediaで「漫才」を検索したといい、「調べてみたら『シンプルな会話体を基本とすることから、演者の個性に合わせ、音曲、踊り、物真似など、ネタ中に“何をやっても許される”自由な演芸形式となっている。日常生活、流行文化、政治経済など幅広い題材を扱うことが可能で、時流に合わせてネタを細かく、また大きく変化させることができる。』とのこと。ネタ中に「何をやっても許される」、つまり幅は広いわけですね」と引用しながら説明する。続けてM-1グランプリの参加規定を「審査基準は『とにかく面白い漫才』とあります」と振り返り、「漫才は色んな形があっていいし、だからこそ新しい形が産まれ、進化していくんだと思います。変化と進化を止めないからM-1は、漫才は面白い」と熱い持論を展開。「今後、M-1で見る漫才について話すなら『漫才かどうか』ではなく『好きな漫才かどうか』が正解なのかもしれません」と提言した。また「名誉でツラい役目」だという審査員については「自分が何者かをさらけ出し、数十秒のうちに判断して人の人生が変わるかもしれないボタンを押したことがありますか?」と呼びかけ、「また数ヶ月、あそこはあの点数で良かったのか……とか考えるのでしょうね。何年も続けるには体に良くない仕事かもしれません」と結んだ。なお、21日には相方・伊達みきおも自身のブログで「センターマイクに向かって舞台袖から出てきて『どうも』と始まれば、それは漫才。漫才の定義なんて、それくらい。漫才と言うのは………みたいな、そんな難しいもんなんか無い」とつづっていた。
2020年12月23日「優勝から一夜明けると、すでに50件以上ものメディア出演や広告契約のオファーが殺到したそうです。なかでも野田クリスタルさん(34)は、ゲーム業界から“熱視線”だといいます」(テレビ局関係者)12日20日に放送された『M-1グランプリ2020』(ABC・テレビ朝日系)で、過去最多となる5,081組の漫才師の頂点に輝いたマヂカルラブリー。最終決戦では“吊革につかまりたくない乗客”として、ひたすら床を転げまわるボケを披露した野田。喋りの掛け合いを見せることなく、斬新な表現で勝利を掴んだことから“漫才論争”が巻き起こったほどだった。今年3月に“ピン芸人日本一”を決める『R-1ぐらんぷり2020』(フジテレビ系)で優勝したことも記憶に新しい野田。『R-1』では自作ゲーム「太ももが鉄のように硬い男てつじ」と、「モンモンとするぜ!!ストッキング姉さん」の実況プレイするというネタを披露。ゲーム自体をボケに位置づけた“異色ネタ”は多くの支持を獲得し、賞金500万円を手にした。“ピン芸人”として頂点に立ったことで、野田の“ゲーム愛”にも大きな進展をもたらしたという。「25歳くらいからプログラミングを勉強している野田さんは、数年前にYouTubeで自作のゲーム実況動画をアップ。なかには彼がプログラミングを行う様子を実況する、風変わりなものもあります。そんな野田さんはR-1の賞金500万円を、ゲーム会社の設立費用に充てようとしていたのです。ところが、その矢先に新型コロナが直撃。仕事が激減し、『賞金は生活費に充てることになった』と明かしていました。ですが、『自分のゲームをNintendo Switchで出したい!』という目標は捨てずに持っていたそうです」(テレビ局関係者)1度はゲーム会社の設立を諦めたという野田だが、コロナ禍で再びチャンスがやってきた。吉本興業と株式会社カヤックが「スーパー野田ゲーPARTY」と題したゲームの開発資金を集めるため、7月21日にクラウドファンディングを開始。ユーザーがゲーム制作に参加できるというシステムで、21年3月を発売目標としている。「野田さんが落ち込んでいる時に、カヤックから『なにか一緒にやろう』と声をかけられたそうです。その誘いに野田さんは大喜び。『野田ゲー』のテーマは、“みんなで作る”です。例えば誰かの声をゲームに取り入れるなど、ユーザーからゲーム素材を集めるもの。特に今年はステイホームでオンラインが普及し、ゲーム機の需要も高まりました。今後もeスポーツの成長が期待されるなかで、野田さんのゲーム活動はいっそう注目されそうです」(ゲーム業界関係者)そんな野田の情熱を後押しするかのように、クラウドファンディングの当初の目標金額である400万円をあっという間に達成。さらに9月の締め切り日を迎えると、3倍を超える1,357万3,000円もの寄付金が集まっていたのだ!1,900人以上いる支援者の中には、芸人仲間のすゑひろがりずも参加しており100万円を寄付する太っ腹ぶりを見せていた。さらにM-1優勝後は、野田のゲーム情報を発信するTwitterアカウントもフォロワーが倍増。20日にフォロワー2,000人を達成したばかりだったが、現在は5,700人を超えている。漫才だけでなく、ゲーム作りの才能にも注目集まる野田。ゲーム界でも王座に輝く日がきちゃうかも!?
2020年12月23日お笑いコンビ・かまいたちの山内健司と濱家隆一が22日、コンビの公式YouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」に出演し、『M-1グランプリ2020』について語った。「【考察】かまいたちがM-1グランプリ2020について語りました」と題して、山内は「全組面白かったですけど、やっぱりお客さんを巻き込んで、ドハマりに持ち込んだのがマヂカルラブリーさんだったなと。しゃべらずに、ほぼ村上くんのツッコミだけでいく。すごいなと」と優勝したマヂカルラブリーを絶賛した。さらに濱家も「貫くって、めちゃくちゃ大変なことやから。貫くって大変やけど、貫いたときの爆発力ってすごい」と評した。また、山内が「ネットで、“漫才の定義”みたいなのがトレンドになってたんですよ。『あれは漫才じゃない。どうなんだ』とか。こと『M-1』に関して言うと、会場で1番ウケた人が優勝すべき大会だと思う。会場にはいなかったですけど、お客さんの笑い声聞く限り、間違いなくマヂカルラブリーさんが会場で大爆発してウケてたので、全然なんの異論もない優勝だと思う」と言うと、濱家も「ホンマに『それって漫才なん?』とか言い出したら、訳分からなくなるから。とにかく面白い漫才を4分、っていう話やから」と応じた。そして山内が「2人が出ていって、4分間、どんだけ笑わせられるか。それが定義じゃないですか、『M-1』の漫才の」と述べ、濱家は「マイク1本だけで笑わせられるかってだけだから。定義という意味ではそこやねんな。だから『あれは漫才なのか』うんぬんの話はもうなし」と話していた。
2020年12月22日20日放送の『M-1グランプリ2020』(ABC・テレビ朝日系)で見事、16代王者に輝いたマヂカルラブリー。掛け合いを中心とした一般的な喋り漫才とは違う、ところ狭しと舞台を動き回る斬新なネタで優勝をその手にした。コロナ禍での開催、ユニットコンビが史上初のファイナリスト入りなど、例年とは一味違った今大会。なかでも目立ったのは歌ネタのおいでやすこが、動きを中心としたマヂカルラブリーと、最終決戦に残った3組中2組が変則的なネタを披露するコンビであったことだろう。そうした“一風変わった”コンビの躍進について、お笑い評論家のラリー遠田氏はこう語る。「今年はコロナ禍の影響もあって、全体的に芸人がネタを磨く時間がなかったんですよね。通常であればネタを何十回も舞台にかけてここがウケる、ウケないということを磨いていくわけですが、ほとんどの芸人がそれをできなかった。ですから、どうしても正統派のネタというよりは“飛び道具的”なネタの芸人が決勝に行っているという印象がありました」その結果、残りの2組と1票差という近年まれに見る僅差で優勝を掴んだマヂカルラブリー。最終決戦で披露したネタは、つり革に捕まりたくないボケの野田クリスタル(34)が異常なほど揺れる電車内で七転八倒するというもの(ここではネタ名を「つり革」とする)。ほぼ無言で、体の動きだけで笑わせるという常識破りのネタで見事に会場を沸かせていた。実はマヂカルラブリー、内容だけでなく“ネタ選び”でもセオリーを覆していた。最終決戦進出をかけて戦う決勝1stラウンドで全10組中8組が準決勝と同じネタを披露したのだが、ラリー氏はこれが一般的であるという。「結局、参加する芸人からすると準決勝のハードルが最も高いわけです。レベルも高く、そこで勝たないと決勝に出られないので。だからそこにいちばんの自信作を持っていくのがセオリー。そんな一番強いネタを決勝の1stラウンド、最終決戦のどちらで披露するかは悩みどころ。多くの芸人としては出し惜しみをして、1stで負けてしまっては元も子もないという感覚があるので、1stラウンドに強いネタを持ってくる感覚の人が多いはずです」そんななか、1stラウンドでマヂカルラブリーが選んだのは、高級フレンチに行く際のマナーをツッコミの村上(36)が野田に教えるというネタ(ここではネタ名を「高級フレンチ」とする)。実はこのネタ、準決勝はおろか今大会の予選でさえかけてないもの。このネタ選びにはマヂカルラブリーが悩みに悩んだ末の戦略があったようだ。「大会後に配信された打ち上げで野田さんが言っていたのですが、マヂカルラブリーには2本ネタ候補があって、直前までどっちを1stラウンドでかけるか決めてなかったそうです。空気を見てどっちにしようかというのを考えていたと。最初は“つり革”を1本目にかけるつもりでいたそうですが、1組前のおいでやすこがさんがかなりウケた。そこでCMに入って、いったん間が開いた空気のなかでどちらをかけるのがベストかと考えたときにギリギリのところでフレンチのネタを選んだと。また野田さんは、“つり革”はずっと盛り上がるタイプのネタで、“高級フレンチ”は前半が盛り上がるんだけど、後半ちょっと失速するようなところがあると言っていました。そういうこともふまえて、どっちにしようかギリギリまで迷っていたようです」結果、セオリーを覆した「高級フレンチ」は審査員から高い評価を受け2位に入り、最終決戦にも進出することができたマヂカルラブリー。17年の決勝でのネタを酷評された上沼恵美子(65)も手放しで絶賛するなど、まさにネタ選びの戦略がうまくはまった形だ。こうして見事、優勝を果たしたわけだが、その常識破りなスタイルから一部では“漫才じゃない”といった論争も起こる事態に。しかし、ラリー氏は「意見が分かれるのは当たり前」としながらも、こう肯定する。「結局、最終決戦でも票が割れたように、プロの間でも意見がわかれるものなわけです。そんな話題なので、一般の方が見て、意見が分かれるのは当たり前だと思います。どっちが正しいということではなく、漫才というもの自体がそういうものなんだと思います自分は漫才師ではないので“漫才師とはこういうものだ”というこだわりがそんなにないですが、2人でセンターマイクの前に出て喋ってウケればそれが漫才ということでいいと思います。なので、個人的にはマヂカルラブリーは何の問題もないと思いますね」
2020年12月22日20日放送の『M-1グランプリ2020』(ABC・テレビ朝日系)で第16代目王者に輝いたマヂカルラブリー。日本一の漫才師となったマヂカルラブリーだが、その内容が賛否を呼んでいる。マヂカルラブリーはボケの野田クリスタル(34)とツッコミの村上(36)からなるお笑いコンビ。審査員の上沼恵美子(65)から「よう決勝残ったな」と酷評され最下位に沈んだ17年以来、3年ぶりの決勝進出となった。リベンジを誓うなか、今大会で彼らが1本目に選んだのは、高級フレンチに行く際のマナーを村上が野田に教えるというネタ。激しいジェスチャーを交えたハチャメチャなボケでルール全無視の野田を、村上がひたすらツッコむというものだった。会場を大いに沸かし、因縁の上沼も「そのバカバカしいを突き抜けるは芸術や」と絶賛。2位の好位置につけ、そのまま3組だけが出場できる最終決戦へ。最終決戦で披露したネタは、つり革に掴みたくない野田が尋常じゃなく揺れる電車内で七転八倒するというもの。野田が地面に寝転がり、ほぼ無言でひたすらじたばたする姿が披露された。言葉を使ったボケはほとんどなく、野田は最長で79秒間無言でジェスチャーのみでボケ続けていた。最終審査では、見取り図2票、おいでやすこが2票、マヂカルラブリーが3票を獲得し、1票差の僅差で優勝した。従来の喋りを中心とした掛け合うスタイルの漫才ではなく、ほぼ喋ることなくジェスチャー中心のボケで優勝を掴んだマヂカルラブリー。しかし斬新すぎる内容だっただけに、SNSでは“マヂカルラブリーのネタが漫才かどうか”についての論争が起こっている。《床をのたうち回るあの決勝ネタは「漫才を冒涜しているレベル」 漫才じゃないというのは百歩置いても、ツッコミが死ぬほどつまらない 「ただ声を張り上げて当たり前の感想を垂れてるだけ」で聞くに耐えない 私はあれを芸とすら呼びたくない》《そこそこおもろかったけど「漫才」ではないわな。》審査員の立川志らく(57)も、優勝後に「あれだけしゃべらずに笑いをとるというのは、やっぱり漫才を超えた喜劇なんですよね」とコメントするなど、審査員の間でも判断のわかれるところだったようだ。いっぽうで、“笑わせた以上、漫才である”と擁護する声も。《誰がなんと言ってもマヂカルラブリーは漫才だよ!あの場で1番笑かした人が正義なんよ!》《批判的な意見が多いみたいだけど、ボケとツッコミとして成立してる時点で漫才だと自分は思うし、何よりマヂラブは肩で笑えた。》『M-1』放映直後に行われた優勝会見では、野田も『オレはチャンピオンです。文句言わせません。あれは漫才です』と宣言。当人たちにとっても、そうした“ツッコミ”が来ることを想定していたことが伺い知れる。そんななか、志らくは21日放送の『グッとラック!』(TBS系)で「漫才の戦いで喜劇に票を入れていいのかという葛藤があった」と吐露したうえで、「でも、明らかに村上さんのツッコミの間は漫才。胸を張って漫才と言っていいんじゃないでしょうか」とエールを送っていた。果たして、来年はどんな新しい漫才が誕生するのか。今から楽しみだ。
2020年12月21日2020年12月20日に放送された、漫才日本一を決めるテレビ番組『M-1グランプリ2020』(ABC・テレビ朝日系)。番組の審査員を務めた、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんの言葉が、ネット上で「グッとくる」と反響を呼んでいます。松本人志「漫才をやることのしあわせと…」番組史上最多となる5081組の中から、お笑いコンビ『マヂカルラブリー』が見事優勝を果たしました。お笑いタレントにとって、自分たちのお笑い人生をかけた大切なイベントであるM-1グランプリ。新型コロナウイルス感染症の影響でイベントの中止が相次ぎ、M-1グランプリも1回戦は無観客、3回戦がなくなるなど『例年とは違う形式』で行われました。実力をアピールする場の減少や思うようにイベントの開催ができず、関係者にとって苦労の多い1年となったことでしょう。番組終盤、会場の興奮が冷めやらぬ中、コメントを求められた松本さんはこう締めくくりました。『漫才をやること』のしあわせと『漫才を見ること』のしあわせを、今回特に感じました。ありがとうございました。M-1グランプリーより引用M-1グランプリのみならず、さまざまな舞台で若手たちの勇姿を見届けてきた松本さんにとって、今大会はいつもと違う意味合いもあったはず。昨今の厳しい状況下で、「お笑いを楽しめることの素晴らしさを、改めて感じた」との思いを明かしたのです。ネット上では、松本さんの発言が心に響いたという人が続出しました。・本当にその通り。コロナ禍の中でM-1を開催してくださり、本当にありがとうございました。・松本さんの言葉を聞いて、なぜか「ウルッ」ときてしまいました。面白いコンビばかりで、今年1番笑ったと思います。・さすがですね。若手の人が松本さんへ憧れる理由が分かった気がします。スタッフさんや演者の方、大変な中たくさんの笑顔をありがとうございます!松本さんの言葉に、多くの人が心を動かされたようです。コロナ禍だからこそ、いつも私たちへ笑顔を届けてくれるエンターテインメントに携わる人たちへの感謝の気持ちを改めて感じますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月21日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司が21日、オフィシャルブログを更新し、前夜にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送された漫才王座決定戦『M-1グランプリ2020』の感想をつづった。斎藤は、「いやぁ面白かった。今年も終わってしまった」「まずはみんなに感謝したいですね。カッコ良すぎる」「僕が漫才に対してくっ!と引き締める一日なので。みんな最高でした」と決勝で競い合った10組を称え、「そしてマヂカルラブリーさんおめでとうございます!!」と見事優勝を果たしたマヂカルラブリーを祝福。「野田さんは2年先輩でたかしと同い年というねじれ国会みたいな感じですけど、ずっと劇場とかショーレースでウケてて素晴らしいし。おいでやすこがのこがけんさんも野田さんと同じで2年先輩で。ワクワクしたなぁ。即席コンビが今まで決勝行ったことなかったから、その壁を越えたってことが凄すぎるしましてやめちゃくちゃウケてて最高にワクワクしたね。そして惜しくもでしたが、見取り図は1週間前にMBSであって、コロナほんとに気をつけろよなんて話ししながら最高の漫才みしてくれるし」とそれぞれとの関係性を振り返った。トレンディエンジェルは、5年ぶりに復活した第11回大会(2015年)で優勝。その年の審査員は歴代王者が務め、ダウンタウン・松本人志は外れた。「で何が言いたいかっていうと、僕らの大会の時松本さんはいらっしゃらなくて、松本さんに対して凄い引け目を感じてて」とそのことに触れる一方、「もちろん審査員の先輩方にはめちゃくちゃ感謝してて笑」「あの年に出れたっていうのも運が良かったし」と前向きにも捉えている様子の斎藤。「松本さんにフジテレビのトイレでお会いした時に『M-1はその日一番おもろいやつを決める大会やからな』って聞いて、それが妙に自分の中にストンと落ちたのを覚えてます」と松本から掛けられた言葉を思い出し、「今年も終わりっす。明後日漫才や!楽しむ!!」と決意を新たにしながら、「また来年楽しみや」と早くも次の大会に期待を寄せている。
2020年12月21日3月8日に開催された「R-1ぐらんぷり2020」(関西テレビ系)で、マヂカルラブリー・野田クリスタル(33)が優勝を果たした。しかし、その決め手となったネタを疑問視する声が上がっている。同大会のファイナルステージで野田は、スマホゲームで遊ぶというネタを披露した。そのゲームとは「女性のストッキングをハサミで切る」というもので、ストッキング姿の女性にハサミが入れられていった。全てを破るまで苦闘していた野田は、女性がストッキングを新しく替えるシーンで「回復しやがるぞ」とも発言。そしてオチは、股の部分にハサミが入ると課金が要求されるというものだった。「ゲームの中ではストッキングを切られる女性が敵とされており、野田さんは怒る女性に何度もハサミを向けていました。またストッキングにハサミを入れるというよりは、女性にハサミを投げつけるような描写でした。昨年のM-1ではミルクボーイやぺこぱが活躍し、『人を傷つけないで笑いを取る』ことが1つのキーワードとなりました。M-1とは逆方向の結果となったR-1に、悲しむ声も上がっています」(全国紙記者)審査員や視聴者からの支持を得て、見事頂点に輝いた野田。しかし、Twitterでは疑問視する声が上がっている。《マヂカルラブリー野田クリスタルさんの、ストッキングをハサミで切るネタをみて辛く暗い気持ちになった。そのネタが支持され優勝したことも》《ストッキング破るの、うっすらと性暴力を想起されてきつかった》《ゲームとはいえ、雑な絵とはいえ、傷つける意図がないとしても、ストッキング履いてる女性にハサミむけてるの怖いし、それが面白いっておかしい。審査員は怒ってほしかった》《いやいや、人の身につけているものを破っていくゲームで、笑えますか?》
2020年03月09日●学生の漫才大会で賞を総ナメ22日に決勝戦が生放送される若手漫才師日本一決定戦『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ・テレビ朝日系、18:34~)。過去最高のエントリー数となった5,040組から勝ち抜いた10組が王者を争うが、最後の1枠をかけて行われる敗者復活戦に臨むコンビの中で注目したいのが、唯一のアマチュアである「ラランド」だ。上智大学のお笑いサークルSCSで2014年に結成したツッコミのニシダ(25)とボケのさーや(23)が組む男女コンビだが、アマチュアとは思えない本格派の漫才はプロの芸人からも評価が高く、すでに複数の芸能プロダクションが目をつけている。この2人は一体何者なのか。その正体を探るべく、M-1敗者復活にかける思いや今後の展望なども含めて、話を聞いた――。○■アマチュアとして活動を続ける理由2人は上智大学外国語学部イスパニア語学科の同級生。さーやがニシダをお笑いサークルに誘ったが、「本当は女子コンビを組みたいと思ったんですけど、同期の女の子はみんな裏方のスタッフになっちゃったんです。ほかにエネルギッシュな子がいないし、まあいいかと思って泣く泣く…」とコンビを組むことになった。そんな軽いノリだったが、入学翌月の5月に行われたデビューライブで、早くも頭角を現す。「“彼女がスマートフォンになっちゃう”っていう今考えたらキモいネタをやったんですけど、先輩たちの前でネタ見せしたときから『革命だ!』とか言われて(笑)。本番もめっちゃウケました」(さーや)その後も、学生の漫才大会で賞を総ナメにし、「就活で履歴書に賞歴を書いたら、『こんなに獲ってたっけ!?』って思いました」(さーや)という活躍ぶり。学生芸人のライブは芸能プロダクションも視察しており、楽屋で名刺を渡されることは何度もあったそうだが、なぜ現在もアマチュアとして活動を続けているのか。その理由の1つは、ニシダが現在も在学中のため。「2年連続で取らないと強制的に退学させられる単位があったんですけど、そのメキシコ人の先生とケンカして1回退学になって、再入学したんです」という経緯から、まだ現役の学生なのだ。一方のさーやは、昨年無事卒業したが、「そこまで裕福な家じゃないんですけど、中学・高校・大学まで私立に通わせてもらった恩義があったので、奨学金の返済も考えるとさすがに『プロでお笑いだけでやっていく』とは言えず、就職するのはマストみたいな感じで決めてました」。仕事と並行してお笑いをやっていくことを在学中から決意し、当時からよくライブ出演オファーをくれていたK-PROの代表・児島気奈氏にも「応援するよ」と言われたことから、広告関係の会社に就職。会社員をしながら芸人もやるという“二足のわらじ”で活動することになった。○■“カップルネタ”は嫌だったそんな生活スタイルの違う2人だが、ネタ作りはどうしているのか。「大学と私の職場が歩ける距離なので、私が仕事の終わる直前に『ガストに来い』って連絡して来てもらいます」(さーや)というが、「それでガストに行ったものの、仕事が終わらなくて解散ということもよくあります」(ニシダ)。それでも、ニシダは「俺は待ってるだけなんで、その間にサウナ行ったりして楽しく過ごしてます(笑)」とストレスにならないようだ。ガストで落ち合うと、2人で設定を出し合い、それに合うボケを考えて即興で合わせ、ツッコミを組み立てていくという手法でネタを作成。声を出して稽古するのは、「上智に卒業生でも使える場所があるので、たまに忍び込んでやったり。あとはライブ前に早めに集まって合わせてます」(ニシダ)という。こうして、現在はほぼ毎週末ライブに出演。男女コンビと言えば、南海キャンディーズ、メイプル超合金、ゆにばーすなど、女性側が強烈なキャラクターを発揮している場合が多いが、ラランドの場合、さーやをイジるやり取りはない。また、男女コンビということで「カップルネタをやるのもすごく嫌だったというのもあります。お互いにお笑いが大好きでそのパターンを見過ぎちゃったというのもあって、男同士の漫才みたいなのをずっとやってました」(さーや)と、自然と本格派の漫才になった。●M-1準決勝進出…躍進への転機ラランドの漫才はテンポが早く、ボケの手数が非常に多い“しゃべくり”スタイルだが、「私たちはネタを作ると最初は7~8分のができちゃうんです。そこからギュッと詰め込んでいるので必然的にボケ数が多く見える」(さーや)というのが、その理由だそう。それに加え、さーやは「社会人になって自分たちを商品として見る目が備わってきた部分もあると思います」と、ネタ作りに変化が。「『ファンベース』(佐藤尚之著)という、広告界隈の人がみんな読んでる本があるんですけど、どういうところに刺すために何をしたらいいのかを意識するようになりました。また、今までお笑いのコアファン向けに作っていたものを、だいぶマス向けにしたというところはある気がします」と、養成所では得られない強みが生かされた。さらに、アマチュアの大会に出場した際、心に突き刺さるダメ出しをもらったことも転機に。「あんまりニシダのツッコミに文句言ったことはなかったんですけど、『もうちょっと印象に残るようにしよう』って提案したら、ニシダも『俺もちょっと悩んでたんだよね』って言ってくれて」(さーや)。こうして改善を重ねた結果、これまで2回戦止まりだった『M-1』で、今回一気に準決勝まで勝ち進むという躍進を遂げたのだ。○■芸人であることを家族に黙っていたが…さーやの勤務する会社は、芸人との両立について理解があるそうで、「むしろ人事の人は“二足のわらじ”を面白がってくれて、それをリクルーティングに活用しようとしてたくらい(笑)」とのこと。それだけに、今回『M-1』で準決勝まで勝ち上がったことで、反響も大きかったといい、「売れたらお前をキャスティングできるから頑張れ」と期待をかけられている。一方のニシダは、芸人をしていることを家族に黙っていたそうで、勘付いた妹に突然「ゾフィーって会ったことある?」と聞かれても、「ハーフタレントですか?」としらを切っていたそう。だが、ちょうどこのインタビューの日の朝に「親に『M-1落ちたんでしょ?』って言われました」とバレたそうで、「準決勝まで行くと親バレするんですね(笑)」と苦笑いしていた。2人にお笑い遍歴を聞いてみると、ニシダは「中学生のときから地下のお笑いライブに行ってました」というほどのお笑い好きだったが、芸人になりたいという思いは持っていなかったという。漫才を披露するのも、大学のサークルに入って初めてだった。それでも、「クラスの中心メンバーじゃないですけど、ちょけたりしてましたね(笑)」と振り返る。さーやは、幼少期から『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)のビデオを何度も見て育ち、中学生時代に文化祭で初めて漫才を披露すると、「それでプロになりたいと思いました」と自覚。高校を卒業したらNSC(吉本興業の養成所)に入ろうとも考えていたそうだが、「親に『大学には入ったほうがいい』って言い負かされました」と進学した。2人とも中高6年間、男子校・女子校にそれぞれ通っていたが、さーやは「異性の目を気にしなくていいので、お笑いをやりやすい環境があると思います」と分析する。●互いへの“恋愛感情”は…これまでほとんどケンカもせず、コンビ解消を考えたこともないという2人に、互いの魅力を聞いてみると、さーやは「低いけど通る本当にいい声をしてて、ツッコミのための声なんじゃないかと思うくらい。それから先輩芸人さんにも好かれるので、飲み会とか外交的な役割をやってもらって助かってます。あと、男女コンビにとって大事なことなんですが、女遊びを全然しない。めっちゃ遊んでたら見られ方がだいぶ違うと思います」とニシダを称賛。そのニシダは「月並みな言葉ですけど、やっぱ一番おもろいと思ってます」とクールに話し、さーやが「ダウンタウンさんみたいじゃん(笑)」と謙そんすると、「でもずっとそれは思ってますね。それが組んでる理由でもあるし」とリスペクトの気持ちを語ってくれた。そんな2人に、互いへの“恋愛感情”というベタな質問をぶつけると、「本当にいやらしいくらいビジネスパートナーで(笑)。利害が一致してるだけです」(さーや)、「仲は悪くないですけど、そういうのはないです(笑)」(ニシダ)と即答した。ちなみに、コンビ名の由来は、フランスの天文学者、ジェローム・ラランドが発見して、その名前を付けられた星から。2014年に結成したが、16年に映画『ラ・ラ・ランド』が大ヒットしてしまい、「エゴサができなくなっちゃったんです。『すごい面白かった』っていう感想はだいたい映画のこと言ってるし、『オチがちょっとなあ…』っていうツイートを見てヒヤッとすると映画で良かったって(笑)」(さーや)、「たまに『感動した』っていう感想が、俺らのことだったっていうのもあります。映画じゃないんかい!って(笑)」(ニシダ)。○■将来的には芸人に軸足を今回の『M-1』は、惜しくもストレートでの決勝進出を逃したが、まだ敗者復活戦(ABCテレビ・テレビ朝日系で22日13:55~生放送)が残っている。2人にとってこれが初めてのテレビ出演で、和牛、ミキ、アインシュタイン、カミナリ、四千頭身、トム・ブラウンといった決勝経験者や売れっ子芸人の強豪と争うことになるが、さーやは「気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」、ニシダは「決勝に上がれるかどうかは考えずに臨もうと思います」と意気込みを語った。アマチュア唯一の準決勝進出ということで、すでに注目を集めているが、気になる今後について聞くと、ニシダは「大学生だからよく分かんないです(笑)」と、さーやの意向に従う方針。そのさーやは「まだ奨学金の返済もありますし、親孝行もしたいし、会社員と芸人を両立できる世の中になってきているので、今のところはどっちも頑張るという感じです。ただ、プロ一本でできる環境になったら、芸人に軸足を置きたいという気持ちはすごくあります」と意欲を示した。●ラランド上智大学のお笑いサークルSCSで2014年に結成。『NOROSHI2018』など、数々の学生漫才大会で受賞し、『M-1グランプリ』は16年と17年に2回戦進出、18年はさーやの仕事のため欠席し、今年準決勝まで勝ち進んだ。1月1日(午前0:30~)放送の日本テレビ系『おもしろ荘』への出演も決定した。ボケのさーやは、95年生まれ、東京都出身。憧れの芸人は、マヂカルラブリー、天竺鼠、ジャルジャル。ツッコミのニシダは、94年生まれ、山口県出身。憧れの芸人は、南海キャンディーズの山里亮太。
2019年12月20日上沼恵美子(63)が12月3日に出演したラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)で、M-1の審査員を引退すると宣言した。2日に開催された「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)の決勝戦を回想し、「私みたいな、こんな年寄りがね、ポンっと座って偉そうにしている場合ではないんですよ」とコメントした上沼。さらに「だからもう、私は引退します」と発言した。上沼といえば近年M-1では公開説教が名物となっており、激怒されるコンビのことを“上沼枠”と呼ぶことも。特に昨年、「よう決勝残ったな!」と言わせしめたマヂカルラブリーは大きな話題を呼んだ。いっぽう本年はそのクセのある芸風から「上沼枠か?」と多くが予想していたトム・ブラウンを、上沼は「大熱演。感動しました」と激賞。拍手までしていたことから《日本国民「トム・ブラウンの漫才で上沼恵美子がにこやか……!?」》《上沼恵美子????どうした????みんなの期待を裏切るなよう!!!!!!トムブラウンを叱ってやってくれよう!!!!去年のマヂカルラブリーが報われへんやないかぁぁあ!!!!!!!!》と驚きの声が上がっていたばかりだった。その口ぶりが常に話題の的となってきた上沼の引退宣言。Twitterでは惜しむ声が上がっている。《え、上沼恵美子M-1の審査員辞めちゃうの? いるからドラマがあるのに》《批判多いみたいやけど 割と普通に評価してる思うんだがな》《強烈な審査員が居なくなるのは寂しいね。上沼恵美子さんみたいな枠は絶対必要だと思うな。機械が審査してるんじゃないんだから、それも楽しむぐらいじゃないと》また上沼の代わりに《博多華丸・大吉先生を呼んで欲しい》《吉田豪がM-1の審査員になったら面白いと思う》《前のM-1歴代チャンピオンで審査かなあ》といった声も上がっているが――。それもまた、来年のお楽しみになりそうだ。
2018年12月03日よしもと所属タレントで結成する秋元康プロデュースによるアイドルユニット・吉本坂46の第一次書類審査の合格者が22日、発表された。東京・新宿の吉本興業東京本部には合格者名が貼り出され、多くの芸人が駆けつけた。乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾となる吉本坂46は、"ガチで歌う"本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定している。よしもと所属タレント約6000人を対象とした同プロジェクトに1,747人が応募し、第一次書類審査で751人が通過した。今後、第2次選考の面談へと続く。第一次書類審査の合否は、吉本興業東京本部(東京・新宿)、ヨシモト∞ホール(東京・渋谷)、よしもと漫才劇場(大阪・なんば)の3カ所にて、合格者名を貼り出して発表。東京・新宿にも朝から多くの芸人が駆けつけた。囲み取材では、ガンバレルーヤ、おばたのお兄さん、鬼越トマホークの坂井良多、デニスの植野行雄、コロコロチキチキペッパーズのナダルが合格を報告する中、マヂカルラブリーはコンビそろって落選。「奇跡のコンビです」と自虐的につぶやいた。また、「M-1が影響してるんじゃ?」と、審査員の上沼恵美子に酷評され注目を集めた『M-1グランプリ2017』の影響を指摘されると、「もうメディアとか無理なのかな」と落ち込んでいた。
2018年03月22日よしもと所属タレントで結成する秋元康プロデュースによるアイドルユニット・吉本坂46の第一次書類審査の合格者が22日に発表され、合格したおばたのお兄さんが東京・新宿の吉本興業東京本部にて囲み取材に応じた。フジテレビ・山崎夕貴アナウンサーと交際中のおばたは、恋愛禁止ルールが設けられるかもしれないと言われるも、「交際は続けます」と宣言した。おばたのお兄さん乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾となる吉本坂46は、"ガチで歌う"本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定している。よしもと所属タレント約6,000人を対象とした同プロジェクトに1,747人が応募し、書類選考の結果、751人の合格者が決定。今後、第2次選考の面談へと続く。第一次書類審査の合否は、吉本興業東京本部(東京・新宿)、ヨシモト∞ホール(東京・渋谷)、よしもと漫才劇場(大阪・なんば)の3カ所にて、22日10時から20時まで合格者名を貼り出して発表。おばたのお兄さんは吉本興業東京本部で合格を確認し、「絶対に受かりまーきの!」と俳優の小栗旬モノマネなどのギャグで意気込みを表現した。また、恋愛禁止らしいですよ?」と言われると、「(合格者の中に)既婚者もいますよね? 結婚すれば受かりますか?」と結婚に言及。「でも吉本坂に受かるために結婚するのはおかしいですから」と言い、「交際はもちろん続けるつもり。ほかのアイドルの方も隠れて交際している方もいるのは周知の事実なので、隠れてこっそり交際します。もしかしたら、おばたのお兄さんとしてじゃなくて改名して入るかもしれないです」などと語り、「とにかく交際は続けます」と宣言した。囲み取材には、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)、鬼越トマホーク(坂井良多、金ちゃん)、デニス(植野行雄、松下宣夫)、コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)、ガンバレルーヤ(まひる、よしこ)も参加した。
2018年03月22日お笑い芸人のひょっこりはんが2月28日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた「よしもと若手祭り2018」記者会見に出席。SNS上でひょっこりはんの真似をする投稿が多く現れていることを喜び、「世界中にひょっこりはんが広まってほしい」と話した。『ぐるナイ おもしろ荘』(日本テレビ系)出演をきっかけに注目を集めたひょっこりはん。SNSでも、芸能人や一般人がひょこりはんを真似をして"ひょっこり"した動画や写真が多く投稿され、話題となっている。ひょっこりはんは「アイドルの方とかやっていただいて、すごいうれしい。よくツイッターとか見てチェックするんで」とSNSをチェックしていることを明かし、「びっくりするのが、ワンちゃんとか飼ってらっしゃる方が(動物が)物陰から出ているのを"ひょっこりはん"って投稿してくれて、動物にまで広がっていて・・・」と話した。また、「外国人の方が、僕がひょっこりしてたら近くきて『かわいいねー!』って言ってくれたんです。だから外国の人にも広がったらいいなって。世界中にひょっこりはんが広まってほしい」と国境越えを願い、「ジャスティンがやってくれたらうれしい」と、ピコ太郎の世界的ブレイクのきっかけとなったジャスティン・ビーバーの投稿も期待した。この日の会見でもひょっこり登場。そして、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の若手芸人77組が3月1日から約4カ月間、よしもとの劇場をはじめ都内各地で単独ライブを開催する「よしもと若手祭り2018」において、全77組の会場や稽古場に行ってひょっこりすると発表した。会見には、ひょっこりはんのほか、ジョイマン、和牛、トレンディエンジェル、おばたのお兄さん、ジェラードン、ニューヨーク、マヂカルラブリー、ゆにばーす、レインボー、ガリットチュウ・福島善成が出席した。
2018年03月02日お笑いコンビ・ジョイマンの高木晋哉と池谷和志が2月28日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた「よしもと若手祭り2018」記者会見に出席。同所で7月7日に開催する単独ライブのチケットが完売しなかったらコンビを解散すると宣言した。会見では、「よしもと若手祭り2018」の概要を発表。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の若手芸人77組が3月1日から約4カ月間、よしもとの劇場をはじめ都内各地で単独ライブを開催するという。また、各会場をめぐるスタンプラリーなど、関連企画も発表された。ジョイマンは、7月7日にルミネtheよしもとで「ジョイマン15周年記念単独ライブ『ここにいるよ。』」を開催するが、会見で"重大発表"として、「僕たち、単独ライブ、チケット完売しなかったら解散します!」と宣言。芸人仲間から「えー!?」と驚きの声が上がた。本当に解散するのか聞かれると、2人は「解散します」「マジ」ときっぱり。高木は「解散して芸人もやめるのかな。ただのラップ好きのおじさんになるのかな」と言い、池谷も「ジョイマン以外は考えられない。やめる」と同じ気持ちのようだ。ルミネtheよしもとの収容人数は458人だが、過去のジョイマンの最高集客数は「10年前の単独ライブで、100人入るところ20人だった」とのこと。満席にする秘策を聞かれると、高木は「人気者がたくさんいるのでゲストで来てもらいたい」と話し、和牛の水田信二が協力する意向を示すと「いいの?」と大喜び。だが、水田が「僕らだけ呼んで解散を免れたら一生恩に着るでしょ。2人の人生を一生好きに…」と狙いを明かすと、「呼ばない方がいい」という声が上がった。会見には、ジョイマン、和牛のほか、トレンディエンジェル、おばたのお兄さん、ジェラードン、ニューヨーク、ひょっこりはん、マヂカルラブリー、ゆにばーす、レインボー、ガリットチュウ・福島善成が出席した。
2018年03月02日お笑いコンビ・尼神インターの誠子が2月28日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた「よしもと若手祭り2018」記者会見に出席し、「ヌード写真集を出したい」と衝撃告白をした。誠子は「私、誠子は、このたびなんと、写真集を出したいと思います! 表紙からオールヌードの写真集を」と願望を告白。まだ思っているだけで何もきまっていないそうで、「出版社の方、募集しています」と呼びかけた。突然の発表に驚く芸人仲間から「本当に出すの?」と質問が飛ぶと、誠子は「本気で出したいのです!」と迷わず答えた。自身のボディにどれだけ自信があるのか聞かれると、「自信は100%あります!」と力強く返答。また、「女性って一番いい時期の体を残しておきたい、形にしておきたいっていう願いがあるので、今が一番いい体かなと思って出したいと思いました」とヌード写真集を出したいと思った理由を明かした。相方の渚は「自信あるんやったら出したらええやん」と背中を押すも、「ほとんど聞いてなかった」と無関心の様子。司会を務めたトレンディエンジェルの斎藤司は「頑張ってください」と応援し、「ぜひよろしくお願いします、うちの誠子を」と売り込んだ。会見では、「よしもと若手祭り2018」と題して、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の若手芸人77組が3月1日から約4カ月間、よしもとの劇場をはじめ都内各地で単独ライブを開催することを発表。各会場をめぐるスタンプラリーや、ひょっこりはんが全77組の会場や稽古場に"ひょっこり"するという期間中の企画なども発表された。尼神インター、トレンディエンジェルのほか、和牛、おばたのお兄さん、ジェラードン、ジョイマン、ニューヨーク、ひょっこりはん、マヂカルラブリー、ゆにばーす、レインボー、ガリットチュウ・福島善成が出席した。
2018年03月02日バラエティ番組はもちろん、ニュースや教養番組もお笑い芸人が席巻している昨今。今年はどんな芸人がブレークするのか?テレビから劇場まで知りつくす、’09年のM-1チャンピオンのパンクブーブーと、’15年のチャンピオンのトレンディエンジェルの2組が語ってくれた。 パンクブーブー・佐藤哲夫(41・以下哲夫)「まずは’17年のM-1優勝のとろサーモンでしょ!」 トレンディエンジェル・斎藤司(38・以下斎藤)「M-1はどの賞レースより確実な切符だと思うし」 第1回のM-1チャンピオンの中川家に始まり、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアルなど、M-1優勝をきっかけにブレークした芸人は確かに多い。 哲夫「でも久保田(かずのぶ・38)が調子にのって、いらんことしそうなんですよ。『優勝したんで、昔の女から電話かかってきますね』とか言っていたんで。週刊誌的には今狙いどきです。たたかんでもホコリが出ますからね(笑)」 とろサーモンは「芸人としては100点、人間としては0点」と評されるボケの久保田と、俳優としても活躍し、ボイスパーカッションなどの特技を持つツッコミの村田秀亮(38)のコンビ。芸歴15年目というM-1に出場できる最後のチャンスでの戴冠だった。 斎藤「今回のM-1でボクが印象に残ったのは、ゆにばーすです」 パンクブーブー・黒瀬純(42・以下黒瀬)「ツッコミの川瀬名人(33)は、結構なクズらしいですよ」 哲夫「『あいつらが(M-1で)受かって、俺らが落ちたのはおかしい』みたいなことを言ったりする。危ねぇんだよ!あいつ!(笑)」 トレンディエンジェル・たかし(31・以下たかし)「じつは川瀬名人はパンクブーブーさんがM-1優勝したのを見て、憧れて芸人になったそうです」 黒瀬「スマホの待ち受けを俺らにしているみたい。後輩に憧れられて、こんなに嫌だな、と思うことないよ(笑)」 たかし「相方のはらちゃん(28)もいいキャラです」 斎藤「はらちゃんは間違いなくブレークしますよ」 哲夫「あとはマヂカルラブリーじゃない?M-1では上沼恵美子さん(62)にこき下ろされていましたが、周りからは、『いやいや、よかったよ』という声も上がると思う」 斎藤「最後は勝手に追い込まれて服を脱いでいました」 黒瀬「さすがの今田耕司さん(51)も苦笑いだったな。逆に、上沼さんに気に入られたのがさや香。『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に呼ばれるかもしれませんね」
2018年01月13日今後がちょっぴりキツそうだなあ……。 12月3日放送の『M-1グランプリ(以下M-1)』を視聴しながら、筆者は熱戦に注目していました。 芸人がブレークするための登竜門として、毎年1回おこなわれる漫才の祭典であるM-1。「いつになく激戦だった!!」「みんな面白い!」などクオリティの高さが話題を呼んだ今年の決戦戦。4094組の頂点に立ったのは結成15年目、今年がM-1ラストイヤーだった「とろサーモン」の2人でした。 クオリティの高い漫才はもちろん、リアクションの面白さも際立っており“さすが”という感じ。これからブレークをもくろむ2人にとっては今年の空気感をはじめ、次のような2つの問題が待ち構えていると思うのです。 1つ目は「クオリティが高い!」に代表される今年のM-1全体の出来栄えが、次なる壁になることです。多くの視聴者が「今年はハズレなし!」というほど、和牛もミキもジャルジャルもかまいたちも全部のコンビが面白かった本大会。しかしだからこそ、とろサーモンの面白さが際立っていないのです。 実際1日すぎてネットニュースにはとろサーモンだけでなく和牛に対しての話題が集まっている印象も。「和牛のほうが良かった」という声も多いようです。さらに注目という意味ではマヂカルラブリーの2人が審査員の上沼恵美子さん(62)に“愛ある激怒”をされるなど、ある意味爪痕をのこしました。 安定して面白く、番組として優秀だった本大会。それだけにとろサーモンの今後の起爆剤になりにくく、もしかしたら『キングオブコント2017』のかまいたち以上に厳しい状況になるのかなと思えてなりません。 そして2つ目の問題は、キレッキレのボケ担当・久保田和靖さん(38)のキャラクターにあります。ためしに彼の名前を打ち込んでみると、予測変換には「とろサーモン 久保田 クズ」と出てくるほど、個性が際立っているようす。調べてみるとかなり“ワイルドな経歴”の持ち主らしく、本気の常識破りキャラのニオイがします。 個性が強いことは芸人として大きな武器ですが、今の芸能界で売れるにはキャラの強烈さとさりげなく空気を読む社会性が大事。本気でぶっ飛んだ人よりも“ぶっ飛んだふうの人”が重宝されるのです。久保田さんのキャラがその微妙なラインを狙えるかどうかが、ブレークするためのカギかもしれません。 ちなみに常識破りで思い出されるのが、平成ノブシコブシの2人です。“破天荒キャラ”の吉村さんと“本気のクズ”として名高い徳井さんコンビ。キャラが濃いのは徳井さんだけれど、ぶっ飛びすぎていて使いにくいようす。それもあってか、吉村さんのほうがテレビ出演も多い気がします。だからこそ同じ方向性の久保田さんも、「使いにくい」と判断されてしまうのではないか。そんな不安もよぎってしまいます。 涙あり笑いありの特別なイベント。最後は感動のうちに幕を閉じましたが、とろサーモンがスターになるのか、ただの優勝芸人で終わるのか。お笑い界はなんとも賑やかな18年を迎えそうです。
2017年12月12日漫才日本一決定戦「M-1グランプリ 2017」の決勝が12月3日に都内で開催されたが、審査員を務めた上沼恵美子(62)の言動が話題となっている。 上沼は審査員7名すべてが80点台を出し最下位となったマヂカルラブリーについて、司会の今田耕司(51)からコメントを求められた際に「ごめん、聞かないで」と下を向いて考え込んだ。さらに審査員という立場について「好感度上げたかったら、いい点数をあげればいいが、本気で(決勝の舞台に)呼んでるんで、本気で言ってます」とシビアにならざるを得ない心境を吐露。 マヂカルラブリーの2人が「こちらも本気でやってるんですが……」と反論すると、「本気でやってるっちゅうねん、こっちも!」と大激怒。「一生懸命やってるのは分かるけど、好みじゃない。よう決勝残ったなと思って」と続けた。 そんな辛口コメントに視聴者からは≪怖い≫≪ムキになりすぎじゃない?≫といった“言い過ぎ”と捉える声が浮上。だがいっぽうでは≪愛があるから厳しいんやで≫≪正直俺もおなじ意見≫など、上沼に同調する意見もあった。 その辛口コメントから“西の女帝”とも言われる上沼。しかし彼女自身も、これまでストイックな芸能生活を送ってきている。結婚ののち一度引退したものの、長男の出産後に復帰。以降、家庭との両立を目標に仕事をしてきた。仕事で多忙を極めるなかでも家事や二人の息子の子育てといった主婦業にも一切手を抜かず、姑の介護にも最後まで寄り添っている。 8月に放送された「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)では仕事と主婦業の二足の草鞋について「一番楽なのは仕事。視聴率を上げるのは自分の力。自分が汗をかけばいい」「子供は産んだらおしまいじゃない。そこから(が大変)」と告白。芸人であっても母であっても常に全力を尽くしてきたからこその、シビアな一面を覗かせていた。 マヂカルラブリーは「来年は上沼さんを笑わす一年にする!」と豪語している。だが、そのハードルはことのほか高そうだ。
2017年12月04日