ポラリス・デイト・グリーン1968年製のメモボックス・ポラリスからインスピレーションを得たポラリスコレクションは、ジャガー・ルクルトのスポーティエレガンスの精神を表現しています。実用的な機能、ヴィンテージデザインのコード、現代の基準となる計時性能。これらは、ポラリスを象徴する3つの特徴です。今回、ディープグリーンのダイヤルが加わり、人生の日常の冒険に新たな彩りを添えます。ジャガー・ルクルトのシグネチャーモデルであるメモボックス・ポラリスは、1968年の発売以来、他にはない実用的な時計製造の中心です。ダイバーズウォッチはスポーツウォッチコレクションの主要製品ですが、メモボックス・ポラリスほど何十年も変わらずに愛好者がいるモデルはほとんどありません。2018年に発表されたポラリス・デイトは、どの時代においても高い人気を誇るポラリスの一つである1968年製のメモボックス・ポラリスからインスピレーションを得ました。ポラリス・デイトは、このデザイン性が高堅牢さをアピールし、バニラカラーの夜光塗料のコーティングがヴィンテージ感を示します。2022年、ポラリス・デイトにディープグリーンのグラデーションのダイヤルが加わります。多様なテクスチャーの仕上げを施した、ラッカー仕上げのダブルグラデーションダイヤルによって、ポラリス・デイトはデザインに一切の妥協をすることなく高い視認性を確保しています。回転式インナーベゼルからミニッツトラックまで、ダイヤルの各主要部には認識しやすくするためにオパーリン仕上げ、グレイン仕上げ、サンレイ仕上げがバランスよく施されています。カラーグラデーションは、ライトオリーブから緑深い熱帯雨林のカラーに変化し、光が反射する角度によって様々な色合いを見せます。半透明なラッカーコーティングが、ダイヤルに魅力的な深みを与えてバニラカラーのインデックスを際立たせ、完璧な視認性を実現しています。ポラリスコレクションの中核は、過酷な環境におけるハイレベルな性能です。2時位置のリューズで操作する回転式インナーベゼルは真のダイバーズウォッチの重要な特徴であり、基準からオフセットした時間の確認やカウントダウンを高い精度で行うことができます。ポラリス・デイトはシースルーケースバックを備え、200mの防水性を誇ります。そのため、都会の街でも遠洋の深海でも同じように扱うことができます。ポラリス・デイトの直径42mmのケースは、表面にサテン仕上げが施され、ケースのラグに施されたポリッシュ仕上げの面取りや細いベゼルと相まって控えめな印象を与えます。これによりダイヤルに注目が集まり、ミッドセンチュリーのタイムピースに見られたプレキシガラスの風防を想起させるサファイアクリスタルガラスから堪能することができます。汎用性を最大限にするため、ポラリス・デイトにはイージーチェンジャブルシステムを備えたグリーンのラバーストラップが付属します。ストラップは完璧な互換性があり、ジャガー・ルクルトの様々なブレスレットやストラップに簡単に素早く交換できます。堅牢でマット仕上げのケース構造を強調する、ジャガー・ルクルト ポラリス・デイトの新しいグリーンダイヤルは、タイムピースが地球上のいかなる環境にも対応していることを表しています。そして、経年変化の美しさを思い起こさせるバニラカラーのスーパールミノヴァ(R)のインデックスが受け継がれてきたヘリテージに輝きを与えます。42mmのステンレススチール製ケースには、70時間のパワーリザーブを備える最新世代のキャリバー899が搭載されています。今回のポラリスは、これまで以上に冒険の人生のためのエレガントなスポーツウォッチです。ポラリス・デイト・グリーンは発売に先駆け、5月12日より公式E-ブティックでの先行発売を開始します。5月12日から6月12日までの先行発売期間中にE-ブティックでご購入いただいたお客様にはジャガー・ルクルト特製モレスキンノートをプレゼントします。詳細はオフィシャルウェブサイトよりご確認ください。[技術仕様]ポラリス・デイト・グリーン税込価格:124万800円サイズ: 42mm x 13.92mmムーブメント:機械式自動巻ジャガー・ルクルト製キャリバー899AB機能:時、分、秒表示、日付、回転式インナーベゼルパワーリザーブ:70時間振動数:28,800振動ダイヤル:グラデーションになったグリーンラッカー仕上げ。オパーリン、グレイン、サンレイ仕上げケース:ステンレススチールケースバック:オープン防水性:200mストラップ:交換可能なグリーンのラバーストラップリファレンス: Q906863Jステラー・オデッセイについて2022年、ジャガー・ルクルトは、人類が時間を計測する方法のまさに原点となった天文現象にオマージュを捧げます。シンプルな形状のムーンフェイズ表示から、極めて複雑な永久カレンダー、均時差、星図、交点月周期、近点月周期に至るまで、天文学的な機能は、マニュファクチュール創設時から、ジャガー・ルクルトが誇る複雑時計のポートフォリオにおいて重要な役割を担ってきました。太陽、月、恒星を用いた3種類の時間単位をすべて習得したジャガー・ルクルトの時計職人たちは、絶えず革新を続け、天文現象を表示するだけでなく、予測まで行う極めて高度で正確な機構を製作しています。今年、ジャガー・ルクルトは、体験型展示会や一連のテーマ別イベントを開催するステラー・オデッセイを開始します。ビジュアルアーティストやミクソロジスト(バーテンダー)とのインスピレーションに溢れたコラボレーションや、Atelier d’Antoine(アトリエ・ド・アントワーヌ)における、天空がテーマの「ディスカバリーワークショップ」といった魅力溢れるプログラムも開催されます。ステラー・オデッセイでは、宇宙の神秘が、腕から覗くマイクロメカニカルの驚くべき技術の世界へといかに昇華されたかご覧いただけます。jaeger-lecoultre.com企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月14日ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)は、2022年の新作腕時計として「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」を世界20本限定で発売。ジャガー・ルクルト2022年新作時計ジャガー・ルクルトの「マスター・グランド・トラディション」は、熟練の職人による高い技術力と、ブランドの芸術的な創造性を融合させたコレクション。2022年の新作として登場する「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」は、世界時間を表示する複雑機構を備えつつ、様々なパーツで構成したダイヤルを備える、まるで芸術作品のような1本だ。海に浮かぶ世界大陸を描いたドーム型スケルトンダイヤル最大の特徴は、北極点から見た世界地図を描いたダイヤル。ワールドタイム表示のウォッチにしばしばみられるデザインだが、「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」がそれらと異なるのは、北半球の経度と緯度が形成するドーム型のスケルトン上に配されたダイヤルの上に浮かんでいる点だ。大陸は、シャンルヴェ・エナメルと呼ばれる技法で描かれており、ホワイトゴールドのベースに複数のエナメルを重ねることで仕上げている。また、ダイヤルのベースは、世界地図の海を表現。ギョーシェ彫りによる波模様の上に半透明の鮮やかなブルーのラッカーを塗布している。60秒で一回転するフライングトゥールビヨンが、まるで海に浮かんでいるように6時位置にセットされているのもポイントだ。ダイヤルは24時間で1周回転ダイヤルを囲むリングの周りには、都市名を表示。その外側には、2つの固定式同心リングを備えており、内側は植字された数字とレクタンギュラーのインデックスを施した24時間表示、外側はブルーラッカー仕上げのリングにレーザーで刻印されたミニッツトラックとなっている。なお、この世界地図とトゥールビヨン、都市リングは、24時間で1周回転する仕組みとなっている。美しい光を引き出すケース直径43mm×厚さ14.13mmのホワイトゴールド製ケースにも注目したい。凸型ベゼルは、80個以上ものパーツを組み合わせて立体的な表情に。ラグを含むケースサイドは中空でダイナミックなビジュアルに仕上げている。表面はマイクロブラスト仕上げやポリッシュ仕上げ、サテンブラッシュ仕上げを施し、時計に反射する光の美しさを引き出した。ワールドタイム×フライング・トゥールビヨンのキャリバー948「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」に採用されるキャリバー948は、世界時間を表示する複雑機構と、フライング・トゥールビヨンを融合したもの。48時間のパワーリザーブを誇る。【詳細】ジャガー・ルクルト「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」リファレンス:Q52834E1ムーブメント:機械式自動巻、ジャガー・ルクルト製キャリバー948ケース:ホワイトゴールド製、サファイアクリスタル製ケースバックサイズ:直径43mm、厚さ14.13mm振動数:28,800 振動機能:時・分、ユニバーサル フライングトゥールビヨン、ワールドタイム表示(24のタイムゾーン)、24時間表示パワーリザーブ:48時間ダイヤル:ギョーシェ彫りによる波模様の上に半透明のブルーのラッカー塗布、シャンルヴェ・エナメルで装飾されたスケルトンのドーム構造防水性:5気圧ストラップ:アリゲーターストラップ、フォールディングバックル限定数:世界20本
2022年04月11日ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)から新作腕時計「レベルソ・トリビュート・エナメル “タイガー”」が発売。躍動感のある虎を描いた反転式ケース搭載の新作ウォッチ1931年に誕生したウォッチ「レベルソ」は、ジャガー・ルクルトを象徴するモデルのひとつ。馬に乗って行う球技・ポロの試合中に文字盤とガラスが傷付かないよう生み出された“反転式ケース”が特徴だ。文字盤の反対の面は、職人によってエナメルやエングレービング、ジェムストーンなどの装飾を施すことによってパーソナライズが可能となっている。そんな「レベルソ」に、中国の旧正月を記念した新モデル「レベルソ・トリビュート・エナメル “タイガー”」が仲間入り。ピンクゴールド製のケースを回転させると、背景のオペークブラックのグラン・フー・エナメルから飛び出してきた様な、躍動感のある虎のモチーフが現れる。虎はモデルエングレービングと呼ばれる技法で表現されており、様々なサイズのノミを使用して段階的に施していくことで、奥行きのある雰囲気に。オペークブラックのグラン・フー・エナメルは、反対面の文字盤にも施されている。ダイヤルは、文字盤に埋め込まれたインデックス、ぐるりと1周あしらわれたレールウェイミニッツトラック、鋭い菱形形状のドーフィン針を採用。ケースバックとは一転、シンプルなビジュアルとなっている。なお、本ウォッチは、オーダーメイドのみで製作。多彩なカラーで様々なパーソナライズが可能となっている。【詳細】「レベルソ・トリビュート・エナメル “タイガー”」発売時期:2022年1月下旬販売店舗:全国のジャガー・ルクルト ブティック、正規販売店サイズ:45.5mm×27.4mm×9.73mmキャリバー:ジャガー・ルクルト製キャリバー822A/2、機械式手巻機能:時、分パワーリザーブ:42時間ケース:ピンクゴールドダイヤル:グラン・フー・エナメル、アプライドインデックスケースバック:グラン・フー・エナメル、エングレービング防水性:3気圧ストラップ:ブラックアリゲーターリファレンス:Q39324K1 - オーダーメイド【問い合わせ先】TEL:0120-79-1833
2022年02月05日《text:宇野維正》当初の予測から正常化までの時間は大幅にずれ込むことになってしまったが、2021年の映画界は「パンデミックからの回復」の1年となった。昨年に続いて、本稿では海外と日本、それぞれの映画界で2021年に起こったことについて、前後編に分けて振り返っていきたい。昨年の記事では最後に「2020年の映画界に本当は何が起こっていたのか?ーーそれに多くの人が気づくのは、きっと2021年になってからだ」と締めたわけだが、年末になってその真実が見えてきたのではないか。そして、それは多くの映画人や映画ファンにとって「不都合な真実」と言えるものであることを最初に断っておきたい。パンデミックの影響によって、例年よりも約2ヶ月遅い4月に会場の収容人数を大幅に制限したかたちで開催された第93回アカデミー賞も大きな盛り上がりを見せることなく、昨年3月からの重い空気が払拭されない状況が続いていた2021年の前半。公開の延期&再延期が続いていたブロックバスター作品の口火を切ったのは、3月に北米公開された『ゴジラvsコング』(日本公開は7月)だった。同作はオープニング5日間で4810万ドル(約55億円)を記録、その時点でのパンデミック後の公開週末興行成績の最高額を記録。注目すべきは、ワーナーの2021年公開作品の方針に従って、北米で『ゴジラvsコング』は劇場公開と同日にHBO Maxで配信公開されたこと。「巨大怪獣同士の対決」のようなスペクタクル性の高い作品ならば、人々はテレビで見られる作品でも劇場に駆けつけることを証明した。10月には同じワーナー作品の『DUNE/デューン 砂の惑星』が、クリストファー・ノーラン作品のようなIMAXカメラでのフィルム撮影ではなく新たなIMAX規格によるデジタル処理によってIMAXのポテンシャルを極限まで引き上げたことで、「映画館で見る映画」の価値の周知に大きく貢献した。『ゴジラvsコング』に続いて大ヒットを記録したのが、5月に世界公開、続いて北米では6月に、日本では8月に公開された大人気シリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』だった。同フランチャイズの特徴は欧米だけでなく中国や南米を含む全世界の各地域において絶大な人気があること。それだけに、パンデミック後の世界の映画興行を占う上でも注目されていたが、結果的には7億2600万ドル(約835億円)を超える世界興収を記録。シリーズ最高のヒットとなった前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』の累計世界興収が12億3600万ドル(約1420億円)なのでそこからは約40%減となったわけだが、とりあえず2021年半ばの時点で、全世界的に劇場映画マーケットの半分以上は回復したということを示してみせた。しかし、2021年は今後のハリウッド映画の方向性を左右する、もしかしたら配信シフトよりも大きなインパクトかもしれない変化が決定的となった年でもあった。2020年、パンデミック以降の映画市場の回復が他国よりも早かった中国は、北米を大きく上回って歴史上初めて名実ともに世界最大の劇場映画のマーケットとなったわけだが、今年に入ってから外国映画の国内公開における規制を極端に強めている。ディズニーは2021年7月以降、『ブラック・ウィドウ』、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、『エターナルズ』とMCU作品を立て続けに公開して、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』以降の作品は劇場公開からディズニープラスでの配信までの期間をおいたこともあって尻上がりに好成績を記録してきたが、いずれの作品も中国での公開は見送られている。実は12月に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が世界公開(同作は2022年に中国でも公開される見込みだという)されるまで、9億200万ドル(約1040億円)を稼ぎ出して2021年の世界興収でトップに立っていた作品は、朝鮮戦争初期に中国人民志願軍(PVA)が米国率いる国連軍に勝利した「長津湖の戦い」を描いた国威発揚映画の『長津湖』。それに次ぐ8億2200万ドル(約945億円)の興収をあげた作品も中国のコメディ作品『こんにちは、私のお母さん』。日本を含む世界中で大ヒットした『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、その2本の中国映画の後塵を排してようやく第3位につけているという状況だった。21世紀に入ってから、ハリウッドはそんな膨大な中国マーケットを開拓すべく大作の企画を開発し、中国資本の参入も受け入れてきたわけだが、米中間の政治問題や経済問題の影響も受けて、今後その流れは大きく変わっていくだろう。そして、年の最後に触れないわけにはいかないのが、前述した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の歴代ナンバーワン作品『アベンジャーズ/エンドゲーム』に肉薄するオープニング3日間だけで世界興収5億8720万ドル(約670億円)という歴史的なスタートダッシュだ。現時点で最終興収がどのくらいになるか見当もつかないが、その一方で、同時期に公開中だったスティーヴン・スピルバーグ監督の新作『ウエスト・サイド・ストーリー』や、公開日が重なったギレルモ・デル・トロ監督の新作『ナイトメア・アリー』は大苦戦を強いられることとなった。いや、1年を通してフランチャイズ作品以外で健闘したのはヨーロッパ各国でも大ヒットした『DUNE/デューン 砂の惑星』(本作も公開後にシリーズ化が決定したわけだが)と、中国でも公開することができた『フリー・ガイ』くらいで、年間世界興収の上位には中国映画とスーパーヒーロー映画をはじめとする人気フランチャイズ作品ばかりが並んでいる。パンデミック期以前からその傾向はあったものの、人気フランチャイズ作品とそれ以外の「格差」はパンデミック期を経てさらに加速することとなった。世界中の映画関係者が危惧していた配信シフトによる観客の映画館離れは、劇場に映画を見に行くこと自体がイベント化している人気フランチャイズ作品以外の作品において顕著になってきている。そのことがもたらすのは恐らく、誰もが名前を知るような巨匠を含む有力映画監督たちの配信映画やドラマシリーズへの雪崩を打つようなさらなる参入だろう。また、中国のような強引なかたちではないものの、今後、配信プラットフォームが普及しきっていない欧米圏以外の国ではドメスティック映画の「地産地消化」も進むかもしれない。実際のところ、既に日本はそうなりつつあるような……。(後編に続く)(text:宇野維正)■関連作品:ゴジラVSコング 2021年7月2日より全国にて公開© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.ワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年8月6日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年12月29日ミック・ジャガーや故ヒース・レジャーが惚れた伝説の反逆者、ネッド・ケリーを『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイが演じる『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』が、6月18日(金)より日本公開が決定した。19世紀のオーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリー。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりのアイルランド移民の若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化。かつて、ミック・ジャガーが『太陽の果てに青春を』で、故ヒース・レジャーが『ケリー・ザ・ギャング』で演じたネッド・ケリー役を、主演作『1917 命をかけた伝令』で次世代の才能として世界中が注目するジョージ・マッケイが継承。母親が幼いネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ、執拗に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト。ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナム、さらに『ジョジョ・ラビット』トーマシン・マッケンジーなど豪華キャスト陣も見逃せない。監督は、『アサシンクリード』でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル。現代性とパンク精神を加えた斬新な表現で“伝説”に挑んでおり、オーストラリア・アカデミー賞では主要12部門ノミネート、3部門受賞。カルト・ムービーの巨匠ジョン・ウォーターズ監督が“2020映画ベスト10”に選出している。『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年04月07日1972年に教会で行われた、“ソウルの女王”アレサ・フランクリンによる幻のコンサート・フィルム『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』から、予告編が解禁となった。今回解禁された予告編では、アレサ・フランクリンがパワフルに「アメイジング・グレイス」を歌うシーンから始まる。天を仰ぐ者、身震いする者、そして涙ぐむ者など、その場にいる誰もが感動し、熱気に沸いている様子がヒシヒシと伝わり、冒頭から一気に胸を熱くさせる。彼女のバックコーラス隊をも総立ちにさせる熱狂ぶりだ。さらに観衆のなかには、「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーの姿も。若き日のロック・スターがノリノリで体を揺らす姿も確認することができる。そして何より、汗だくになりながら熱唱するアレサ・フランクリンの力強い歌声は、観る者もまるでその場にいるような錯覚さえ覚える圧巻の一言。まさにソウルの女王が降臨する奇跡の瞬間を捉えた予告映像に仕上がっている。『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』は5月28日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン 2021年5月28日よりBunkamurzaル・シネマほか全国にて公開2018©Amazing Grace Movie LLC
2021年02月18日M・A・C 2021春新作コラボコレクション この投稿をInstagramで見る Harris Reed(@harris_reed)がシェアした投稿 有名英国人プロデューサーの父と、元モデルのアメリカ人調香師の母を持つ、1996年生まれのハリス リード。名だたるデザイナーを輩出してきた、ファッションスクールランク第1位の名門セントラル・セント・マーチンズ芸術大学を卒業後、その地ロンドンで自身のファッションブランドを立ち上げました。大学在学中からジェンダーやカルチャーの壁を超えた美しさを追求するデザインで、ハイブランドGUCCIや有名誌VOGUE・Harper’s Bazaar、そして多くのセレブリティから愛される存在に。M・A・Cとタッグを組んだ2021春新作コレクションの、イメージビジュアルにも登場する巨大な白い帽子は、教皇の姿から発想したもの。人が本来持つ個性、アイデンティティーを隠さず解放し、自分らしく大胆に生きるパワーのシンボルです。 この投稿をInstagramで見る Harris Reed(@harris_reed)がシェアした投稿 新作『ハリス リード』は、ハリスのマインドにある、性別で区切らない受容的な世界と、ルーツでありファッションのインスピレーションソースでもある、イギリスの芸術や歴史がモチーフとなっています。イギリスでは16世紀ごろ最盛期を迎えた“ルネサンス”と、イギリスを中心に70年代に流行した“グラムロック”にインスパイア。自由を謳歌した時代や、ポップでロマンティックな中性的スタイルを、コスメやパッケージに昇華しています。ルネサンス期の絵画『ヴィーナスの誕生』を想わせる、足もとまで続くカールヘアのビジュアル。キーカラ-のゴールドとピンクが、カラーやパッケージに使われています。2021春夏のトレンドでもあるベアなナチュラルメイクにしたり、お手持ちの多彩なカラーとも組み合わせやすいラインアップです。注目は3種類のパレット。ハリスが結実した世界を描いたとされるカバーデザインの、アイ・リップ・チーク各1種ずつとなっています。アイメイクは限定コレクションにしばしば登場する、9色入りアイシャドウパレット「スモール アイシャドウ × 9」。リップとチークも各人気コスメの限定色を詰めたパレット。「リップスティック × 3」と「クリーム カラー ベース × 2」がお目見えします。単品ではペンシル型アイライナー「アイ コール」。こちらも限定色・限定パッケージです。新作『ハリス リード』全4アイテム この投稿をInstagramで見る M·A·C Cosmetics(@maccosmetics)がシェアした投稿 スモール アイシャドウ × 9ファイティング フォー ザ ビューティー オブ フルイディティビクトリア朝を想起させるハッピーなソフトピンクと、グラムロックの煌びやかなヴィンテージゴールドとのコンビネーションが目を惹くパレットです。ベージュホワイト・ダーティーオレンジ・ブラウンベージュといったヌーディーなアースカラーや、アンティークなムードのブルーグリーン・ブラックをプラス。 この投稿をInstagramで見る M·A·C COSMETICS GERMANY(@maccosmeticsgermany)がシェアした投稿 メタリックな光沢やシマーな輝き、なめらかなマットなど異なる質感が揃っています。ホワイトはハイライトに、ピンクはチークなどマルチに使ってもOK。マルチカラーやゴールドのパールがキラめく眩いアイルックから、モード感あるスモーキーアイ、スウィートで抜け感あるキラキラピンクのまぶた、さらにスパイシーでシックなルックまで。多彩なイメージがテクニックレスで創れるパレットです(上写真はメイク例)。デヴィッド・ボウイやミック・ジャガー、ボブ・ディランといったロックミュージシャンに触発された、ルネサンス絵画調の限定パッケージです。緻密でカラフル、神秘的でメルヘンティックな、思わず引き込まれるデザイン。ファンタジーアートを持ち歩く感覚ですね。リップスティック × 3フロム ハリス ウィズ ラブブラシで簡単に重ね付けができ、様々なメイクが叶うレアなリップパレットです。横長コンパクトにサテン質感のブライトオレンジ・ウォームヌード・ディープパープルをイン。鮮やか・肌なじみ・濃い3色をブレンドすることで、好みのエレガントな血色感が出せます。クリーム カラー ベース × 2エンブレイス ユア デュアリティリップパレットと同じデザインで、こちらも貴重なフェイスパレットです。なめらかなクリームベースの、くすみコーラルピンクとイエローゴールドの2色をイン。マルチに使いたいカラーですね。アイ コールパワーサージピンクとゴールドの可愛いデザインです。限定色はゴールドが輝くブロンズブラウン。限定「スモール アイシャドウ × 9」とも相性の良い、柔らかなアイライン。今回ご紹介した2021春新作コスメの詳細M・A・C『ハリス リード』〈限定パッケージ〉2月18日(木)先行、2月19日(金)限定発売スモール アイシャドウ × 9 ファイティング フォー ザ ビューティー オブ フルイディティ5,900円〈限定品〉リップスティック × 3 フロム ハリス ウィズ ラブ3,300円〈限定品〉クリーム カラー ベース × 2 エンブレイス ユア デュアリティ3,500円〈限定品〉アイ コール パワーサージ2,600円〈限定品〉※全て税抜き価格
2021年02月05日M·A·C(マック)から、ロンドンのファッションブランド「ハリス リード」とコラボレーションした限定コスメが登場。2021年2月19日(金)より、限定発売される。ロンドン発「ハリス リード」とコラボ「ハリス リード」は、セントラル・セント・マーチンズを卒業し、ロンドンを拠点に活動するファッションデザイナー、ハリス・リードが手掛けるブランド。ハリー・スタイルズ、ソランジュ・ノウルズ、トロイ・シヴァンなど、ジェンダーを超えて、多くのセレブリティから愛されていることでも知られている。ルネサンス絵画&グラムロックから着想M·A·Cとのコラボレーションコスメは、グラムロックのロマンティシズムからインスピレーションを得たコレクション。デヴィッド・ボウイやミック・ジャガーなどのロックミュージシャンや、ルネサンス絵画から着想したカラーパレットを採用している。アイテムは、ルネサンス風パッケージに入ったアイシャドウ、リップ、チーク、アイライナーを用意した。アイシャドウパレットには9色をイン。70年代のグラムロックを彷彿とさせるメタリックなゴールカラーや、ビクトリア朝を思わせるソフトピンクなどが揃う。リップパレットには、ブライトオレンジやウォームヌード、ディープパープルの3色をセット。なめらかなテクスチャーのクリームチークパレットには、コーラルピンクと、きらきらと輝くイエローゴールドの2色を詰め込んでいる。アイライナーは、ゴールドが輝くブロンズブラウンカラーを用意した。【詳細】M·A·C X HARRIS REED発売日:2021年2月19日(金)限定発売※M·A·C公式オンラインショップ2月18日(木)先行発売・スモール アイシャドウ × 9 ファイティング フォー ザ ビューティー オブ フルイディティ 5,900円+税<限定品>・リップスティック × 3 フロム ハリス ウィズ ラブ 3,300円+税<限定品>・クリーム カラー ベース × 2 エンブレイス ユア デュアリティ 3,500円+税<限定品>・アイ コール パワーサージ 2,600円+税<限定品>【問い合わせ先】M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)TEL:0570-003-770
2021年01月16日マイケル・ベイ製作のパンデミック・スリラー『Songbird』(原題)が、劇場公開されずにPVODとして配信されることが明らかになった。「Variety」誌が報じた。映画会社の「STXエンターテインメント」は、同作のPVODについて、12月11日から19,99ドルで48時間レンタルが可能になることを認めているが、どの配信サービスにて行うかは明らかにしていない。「STX」の会長アダム・フォゲルソンは、「新型コロナのパンデミックは、製作からリリースまで、私たちのビジネスのあらゆる側面に影響を及ぼしています。しかし『Songbird』は、STXのような機転の利くスタジオは、映画の成功に効果的で有益な方法を見つけることができる、という手本を見せることになるでしょう」「ショーは続けなければならないのです。『Songbird』は、今この瞬間だからこそ観客を興奮させ、観客に語り掛けるスリラー映画です」と自信いっぱいに語っている。『Songbird』は『悪魔の椅子』『ハングマン』のアダム・メイソン監督作で、K・J・アパ、ソフィア・カーソン、アレクサンドラ・ダダリオらが出演。コロナ禍のロサンゼルスで撮影された初の映画で、今から数年後、新型コロナウイルスが変異したCOVID-23によって混乱状態にある世界が描かれる。(Hiromi Kaku)
2020年11月17日ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)から、映画『キングスマン:ファースト・エージェント』のために特別に製作した時計「マスター・ウルトラスリム・キングスマン・ナイフ」が2020年9月7日(月)より発売される。なお、このモデルはロンドン発のラグジュアリー&ファッションオンラインサイト、ミスターポーターとのタッグによるもの。2020年9月25日(金)に公開される、マシュー・ヴォーン監督による「キングスマン」シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』では、100年前に戻ってキングスマン・エージェンシーの始まりを描く。そんな“過去と現在を結ぶ”作品のために製作された「マスター・ウルトラスリム・キングスマン・ナイフ」では、ジャガー・ルクルトが1907年に製造したポケットウォッチ(懐中時計)「クトー(Couteau)」から着想を受け、新モデルを開発し、“過去と現在を結んだ”。「マスター・ウルトラスリム・キングスマン・ナイフ」のベゼルは、幅広でなだらかに傾斜し、ナイフの刃のような洗礼された形状。時計のリューズは、三角形のフレームで囲み、細かなアクセントを加えた。また、手巻きキャリバー849が搭載されたピンクゴールド製のケースは、わずか4.25mmという薄さ。キングスマンのようなクラシックスタイルにも、現代的なスタイルにもマッチする、高級感の溢れるエレガントな仕上がりとなっている。また、本コラボレーションモデルでは、映画の物語にオマージュを捧げ、時計のケースバックに『キングスマン』のロゴと、“One of 100”を刻印。そして、時計を収めるスリーブボックスは、映画の限定デザインで用意される。【詳細】マスター・ウルトラスリム・キングスマン・ナイフ<100本限定>発売日:2020年9月7日(月)取扱店舗:ジャガー・ルクルト一部ブティックおよびオンラインショップ※ミスターポーターでは2020年9月6日(日)まで発売。価格:3,180,000円+税【問い合わせ先】ジャガー・ルクルトTEL:0120-79-1833
2020年08月10日実録スリラー映画『アングスト/不安』が、2020年7月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。世界中で上映禁止になった、実録スリラー作品映画『アングスト/不安』は、1980年、オーストリアで実際に起きた殺人鬼ヴェルナー・クニーセク による一家惨殺事件を映画化した実録スリラー作品。刑務所出所後の殺人鬼=狂人が感じる不安やプレッシャーによる異様な行動と心理状態を、凶暴かつ冷酷非情なタッチで描いているのが特徴で、83年公開当時は、あまりにもショッキングすぎる内容から、世界中の国々で“上映禁止”となってしまった禁断の作品だ。映像が誘う、冷徹な世界その“異常”なストーリーはもちろん、観客をさらなる恐怖に陥れるのは、狂人自身のモノローグで綴る構造や全編に徹底された陰鬱なトーン。また狂人が内に秘めた”不安“は、アカデミー賞最優秀短編アニメ賞を獲得した『タンゴ』やジョン・レノン、ミック・ジャガーらのMVで知られる世界的な映像作家ズビグニェフ・リプチンスキが、アーティスティックに映し出している。“異常”な本編映像解禁解禁された本編映像には、主人公の“異常な様子”を捉えたシーンが登場。落ち着きのない様子で車を運転する主人公が、前方の車に衝突事故を起こした後、パニック状態に陥り、運転席で狂ったように暴れだす衝撃映像が映し出されている。これほどまでに彼を追いつめ、異常な精神状態を生み出した背景とは一体何なのかー…?気になる続きは、“勇気のある人のみ”シアターで是非鑑賞してみてほしい。監督にジェラルド・カーグルなお監督は、本作が唯一の監督作品となったジェラルド・カーグルが担当。殺人鬼の心理を探るという野心のもと、全額実費で製作した“異常な傑作”が、ついに37年の時を超えて解禁となるー。詳細実録スリラー映画『アングスト/不安』公開日:2020年7月3日(金)監督:ジェラルド・カーグル撮影・編集:ズビグニェフ・リプチンスキ音楽:クラウス・シュルツ出演:アーウィン・レダー、シルヴィア・ラベンレイター、エディット・ロゼット、ルドルフ・ゲッツ1983 年/オーストリア/87 分/カラー/ビスタ/R15+配給・宣伝:アンプラグド<注意>本作は、1980年にオーストリアで実際に起こった事件を描いております。当時の司法制度では裁ききれなかった為に発生した事象であり、本映画をきっかけとして以降大きく制度が変わりました。劇中、倫理的に許容しがたい設定、描写が含まれておりますが、すべて事実に基づいたものであります。本作は娯楽を趣旨としたホラー映画ではありません。特殊な撮影手法と奇抜な演出は観る者に取り返しのつかない心的外傷をおよぼす危険性があるため、この手の作品を好まない方、心臓の弱い方はご遠慮下さいますようお願い致します。またご鑑賞の際には自己責任において覚悟して劇場にご来場下さい。
2020年06月04日世界各国で上映禁止となった、実話を元にしたあまりにも”危険”な衝撃作『アングスト/不安』。この度、本作のファンを公言する『CLIMAX クライマックス』や『LOVE【3D】』の鬼才ギャスパー・ノエ監督からメッセージ映像が到着した。刑務所出所後の殺人鬼=狂人が感じる不安やプレッシャーによる異様な行動と心理状態を、凶暴かつ冷酷非情なタッチと斬新なカメラワークを用いて表現。彼自身のモノローグで綴る構造や全編に徹底された陰鬱なトーンなどで衝撃を与えた本作。今回到着したのは、本作の大ファンであることを公言し、『カルネ』(91)から『CLIMAX クライマックス』(18)まで、自身の作品で本作へのオマージュを捧げているギャスパー・ノエによるメッセージ動画。これまでの映画製作において強烈な影響を受けたという本作の魅力と、これから劇場で鑑賞する日本人へ向けてコメント。自身が手掛けた作品でないにもかかわらず、ここまで語り、日本初公開のためだけにメッセージを寄せるというのは異例のこと。公開当時、あまりにもサイコティックな内容にフランスでも上映が禁止され、後に発売されたVHSも極わずかしか出回っていない中、「いままでに60回は観た」と驚きの発言。当時からこの作品に打ちのめされた1人だと明かす。さらに、世界各国で上映が禁止されたことにより、「この映画は観た人がほとんどいない、全く無名の作品であることもこの映画の魅力だ」と語り、「常に素晴らしい作品が影を潜めていて、再評価されるべきものがある」と本作が再び日の目を浴びることに、喜びと期待をあらわにした。ちなみに、ノエが過去に人生ベスト5 にピックアップした映画は、『アルゴ探検隊の大冒険』(63)、『2001年宇宙の旅』(68)、『イレイザーヘッド』(76)、『ソドムの市』(75)、そして本作『アングスト/不安』だ。「映画史上最も重要なカメラワーク」また、ノエは注目すべきシーンとして斬新なカメラワークを挙げ、「見事なテクニックと映像の捉え方は絶対に観てほしいところだ。映画史上最も重要なカメラワークと言えるだろう」と撮影を担当した世界的な映像作家ズビグニェフ・リプチンスキの撮影技術を絶賛。アカデミー賞最優秀短編アニメ賞を受賞した『タンゴ』やジョン・レノン、ミック・ジャガーのMVで知られるリプチンスキの独特なカメラ表現は、ノエや『ブラック・スワン』監督ダーレン・アロノフスキーにも影響を与えるなど、スリラー映画におけるカメラワークの根幹を築いたともいえる。ドローン撮影などない時代に、一体どこから撮影したのかと思うほどの高度なショットや俳優の体にカメラを取り付ける撮影手法は、主人公の感じる不安や焦燥を観る者にも感じさせ、そのリアルな表現と芸術性の高さに世界中の映画監督らを虜にした。配給会社にクレームも…「とても複雑で魅力的」公開から37年経った現在でも、世界で再上映された例は少なく、この度の日本劇場公開はかなりレア。すでに配給会社にクレームが入るなど、とにかく残虐な殺人鬼映画では?と噂される本作であるが、これから劇場で鑑賞する日本人へ、ノエは「暴力行為を目の当たりにする一方で、加害者(=主人公)からの被害を耳にする。とても複雑で魅力的な映画だ」と単なる殺人鬼映画ではないことを主張。日本独自のチラシのデザインについて「素晴らしい!」と絶賛、「遂にこの映画史上に残るマスターピースが日本で公開されることを知りとても嬉しく思う」と語っている。『アングスト/不安』は7月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。※本作は、1980年にオーストリアで実際に起こった事件を描いております。当時の司法制度では裁ききれなかったために発生した事象であり、本映画をきっかけとして以降大きく制度が変わりました。劇中、倫理的に許容しがたい設定、描写が含まれておりますが、すべて事実に基づいたものであります。本作は娯楽を趣旨としたホラー映画ではありません。特殊な撮影手法と奇抜な演出は観る者に取り返しのつかない心的外傷をおよぼす危険性があるため、この手の作品を好まない方、心臓の弱い方はご遠慮下さいますようお願い致します。またご鑑賞の際には自己責任において覚悟して劇場にご来場下さい。(text:cinemacafe.net)
2020年06月03日日本では“レンタル用VHS”が一度発売されたきりとなっていた1983年のオーストリア映画『アングスト/不安』(原題:ANGST)が、37年の時を経て7月3日(金)より日本劇場初公開。この度、その理由がくみ取れる、あまりにも異常で、あまりにも危険な本作から予告編映像が解禁された。本作は、1980年にオーストリアで実際に起こった、殺人鬼ヴェルナー・クニーセクによる一家惨殺事件を映画化した実録スリラー映画。刑務所出所後の殺人鬼が感じる不安やプレッシャーによる異様な行動と心理状態を、凶暴かつ冷酷非情なタッチと斬新なカメラワークを用いて表現。狂人自身のモノローグで綴る構造や全編に徹底された陰鬱なトーンなど、作品自体が“異常”であり、他に類を見ない芸術性を発揮した衝撃的作品。83年公開当時はそのショッキングすぎる凄まじい内容により、本国オーストリアでは1週間で上映打ち切り、ヨーロッパ各国でも上映禁止、イギリスとドイツではビデオの発売も禁止に。アメリカではXXX指定を受けた。日本でも劇場公開されず、『鮮血と絶叫のメロディー/引き裂かれた夜』というタイトルで1988年にレンタル用VHSが発売されたが、世の中に出回った数は極少、ほぼ誰にも観られることなく地下に埋もれた作品のひとつとなり現在に至る。日本の映倫審査員からは、「R15+だが精神的に滅入る内容」と判定を受けている。この度解禁となった予告編は、イタリアの詩人ダンテによる長編叙事詩「神曲 地獄篇」より「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」という一節が映し出されるところから始まる。これは、本作を全額自費で作り上げ、各国での上映禁止措置が原因で全財産を失ったというジェラルド・カーグル監督の要望により、今回日本版の予告のみに入れられたもの。この門をくぐる者=この映画を観る者への警告ととれる言葉だ。次に映し出されるのは『U・ボート』(’81)、『アンダーワールド』(’03)の俳優アーウィン・レダー扮する主人公K.。シャツにジャケットを合わせた一見普通の青年風だが、瞬きひとつせず、そわそわした様子である屋敷を訪ね、出てきた老婆を何の迷いもなく撃ち、刑務所へ収監。何やら危険な幻想を抱きつつ出所の日を迎える…。その後、狂人が世に放たれてしまったことにより、取り返しのつかない惨劇が起こる様子が切り取られている。元「タンジェリン・ドリーム」「アシュ・ラ・テンペル」の作曲家クラウス・シュルツによる冷たく脈打つようなエレクトロサウンドと、アカデミー賞短編アニメ賞を獲得した『タンゴ』(’81)やジョン・レノン、ミック・ジャガーらのMVで知られる世界的な映像作家ズビグニェフ・リプチンスキによる独特のカメラワークが予告からも感じられ、K.の不安な様子を観る者が一緒に感じるような予告編となっている。映画本編では、途方もない蛮行が展開され、痛恨の映画鑑賞体験となる可能性があるため、この予告編が鑑賞の上の判断となるはずだ。『アングスト/不安』は7月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。※本作は、1980年にオーストリアで実際に起こった事件を描いております。当時の司法制度では裁ききれなかったために発生した事象であり、本映画をきっかけとして以降大きく制度が変わりました。劇中、倫理的に許容しがたい設定、描写が含まれておりますが、すべて事実に基づいたものであります。本作は娯楽を趣旨としたホラー映画ではありません。特殊な撮影手法と奇抜な演出は観る者に取り返しのつかない心的外傷をおよぼす危険性があるため、この手の作品を好まない方、心臓の弱い方はご遠慮下さいますようお願い致します。またご鑑賞の際には自己責任において覚悟して劇場にご来場下さい。(text:cinemacafe.net)
2020年05月26日英ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズが日本時間24日、約8年ぶりとなる新曲「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」を世界同時配信リリースした。また、同日日本時間3時には、公式YouTubeでオフィシャル・ビデオも公開した。ミック・ジャガー&キース・リチャーズによるストーンズらしさ全開の同楽曲は、オリジナルとしては2012年の「ドゥーム・アンド・グルーム」と「ワン・モア・ショット」以来8年ぶりとなる新曲。ニュー・アルバム用に取り組んでいた楽曲を、この機にメンバー各自が個別に作業を行って仕上げ、全世界に向けて発信することになった。新曲について、メンバーもそれぞれメッセージを寄せた。ミック・ジャガー「ロックダウンの前に、ストーンズはスタジオで新曲をレコーディングしていた。その中に、いま現在の状況に共鳴するような曲があったんだ。だから、それぞれが個別に作業してこの曲を仕上げた。その曲がこの『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』だ。気に入ってもらえると嬉しいよ」キース・リチャーズ「長い話を短く説明しよう。この曲は1年以上前にLAでレコーディングしていた。以前から作業しているニュー・アルバムに入る予定の曲だった。そしてこの事態になって、ミックと、あの曲を早急に仕上げて出そうということになった。そういうことで『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』をリリースすることになった。みんな、気をつけてくれよ!」チャーリー・ワッツ「この曲を仕上げるのは楽しかった。現状を表していると思うし、聴く人もそう感じてくれるといいなと思っている」ロニー・ウッド「この数週間、多くの人たちからメッセージをもらっている。本当にありがとう。君たちが音楽を楽しんでくれているということは、俺たちにとって、すごく大事なことなんだ。今日は皆に新曲を届けるよ。楽しんでもらえるといいな。頭に残る特徴的なメロディの『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』だ」なお、同楽曲は、5月29日にユニバーサルミュージックストア限定でCDシングルが発売され、6月26日にユニバーサルミュージックストア限定で10インチ・パープル・カラー・ヴィニール、そして一般店では10インチのオレンジ・カラー・ヴィニールが発売予定となっている。
2020年04月24日新型コロナに感染するセレブが相次ぐ中、マリアンヌ・フェイスフルがロンドンの病院に入院したことが分かった。マネジメントによると、容態は安定しているそうである。フェイスフルは現在74歳。過去に違法薬物の依存症、また拒食症だったことがあると、本人が認めている。自殺未遂の経験もある。フェイスフルはイギリス生まれの歌手兼女優。出演した映画に、アラン・ドロン主演の『あの胸にもういちど』『ショッピング』『パリ、ジュテーム』『マリー・アントワネット』などがある。ミック・ジャガーと付き合っていたことでも知られている。文=猿渡由紀
2020年04月06日ゾンビ・パンデミック終焉後、元感染者が社会復帰した世界を描く近未来スリラー『THE CURED』(原題)が、邦題を『CURED キュアード』として公開することが決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。■ストーリー人間を凶暴化させる新種の病原体、メイズ・ウイルスのパンデミックによって大混乱に陥ったアイルランド。6年後、治療法が発見されたことで秩序を取り戻し、治療効果が見られない25%の感染者は隔離施設に監禁され、治癒した75%は“回復者”として社会復帰することになった。回復者のひとりである若者セナンは、シングルマザーの義姉アビーのもとに身を寄せるが、回復者を恐れる市民の抗議デモは激しさを増すばかり。やがて理不尽な差別に不満を募らせ、過激化した回復者のグループは社会への復讐テロを計画する。その怒りと憎しみの連鎖はセナンやアビー親子を巻き込み、新たな恐怖のパンデミックを招き寄せるのだった…。■ゾンビ・パンデミック終焉後の世界描く、異色の近未来スリラー本作は、アイルランドの新人監督デヴィッド・フレインが新たに創造した、ゾンビ・ウイルスのパンデミックが収束した“その後”を描く異色の近未来スリラー。ウイルスに冒されて無差別に他者を噛み殺すモンスターに豹変したのち、画期的な治療法によって回復した“元”感染者たちを描く。獰猛なゾンビだった頃の悪夢にうなされ、心に傷を負った彼らは、真の人間性を取り戻すことができるのか。元感染者が社会復帰したとき、市民は彼らを受け入れられるのか。これらの幾多の鋭い問いかけを、現在の不穏な世界情勢に照らし合わせて観る者に突きつける。感染系ゾンビがもたらした終末的厄災の“その後”を描いた作品には、『28日後...』の続編『28週後...』などいくつかの前例があるが、自作のオリジナル脚本で鮮烈な長編デビューを飾ったフレイン監督は、人種差別、宗教対立、移民問題などによって分断された現代社会の状況を生々しく反映。さらに元感染者=回復者がゾンビだったときの忌まわしい記憶を保ち、耐えがたいPTSDに苛まれている設定を加え、限りなくシリアスにしてリアルなホラー映画を完成させた。ジャーナリストでシングルマザーのアビーに扮するのは、『JUNO/ジュノ』『インセプション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のエレン・ペイジ。ゾンビに夫を噛み殺された失意のどん底の中で幼い息子を養い、回復者の義弟セナンを受け入れるアビーの揺れる心情を繊細に表現するとともに、プロデューサー兼任でこのプロジェクトを牽引した。そして『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』のサム・キーリー、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のエボニー・マウ役で知られるトム・ヴォーン=ローラー、TVシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のポーラ・マルコムソンなど、アイルランドとイギリスの実力派キャストが迫真の演技を披露している。今回解禁されたポスタービジュアルには、上段に顔面を血に染めたゾンビ、中段に不安気な表情を覗かせるアビー、下段に思い詰めた様子の回復者の姿が配置されている。「感染。」「終焉。」「治癒。」「回復。」「蘇生。」と、ウイルス感染者が回復者となるまでを表現したワードが随所に散りばめられているほか、「記憶だけは治らない。-ゾンビ・パンデミック終焉後の世界。」というコピーが添えられ、どんな結末を迎えるのか興味を掻き立てられるビジュアルに仕上がっている。『CURED キュアード』は3月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月07日『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーの恋人メアリーを演じたルーシー・ボイントンが、歌手・女優のマリアンヌ・フェイスフルの伝記映画『Faithfull』(原題)に主演する。「Variety」誌などが報じた。舞台は1960年代半ば。修道院で育ったマリアンヌは、17歳でポップスターになるべく発掘されてショービズ界入りを果たした。その後、快楽主義的なライフスタイルを送って薬物依存症に陥り、数年間はホームレスを経験したことも。ミック・ジャガーとの激しい恋愛模様も描かれる。現在、ミック役を演じる俳優のオーディションを行っているという。監督は、故アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー『マックイーン:モードの反逆児』のメガホンを取ったイアン・ボノート。主演かつ製作総指揮も務めるルーシーは、「このプロジェクトの企画書を読んですぐに恋に落ちた。俳優として、それに初めて製作総指揮として、マリアンヌの物語を伝える一員になれるのはすごく楽しみなこと。しかも、こんなに素晴らしいクリエイティブ・チームと組めるなんて。製作開始が待ちきれない」と語っている。現在73歳のマリアンヌも「ついに私の物語が夢のようなチームによって映画化されることになって、うれしい」と喜びを表した。(Hiromi Kaku)
2020年02月05日前作『イタリアは呼んでいる』が日本でも大ヒットとなった、スティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンがグルメ取材の旅に出る人気シリーズ待望の新作『スぺインは呼んでいる』の公開が決定。併せて、日本版予告映像が解禁となった。今回解禁された予告編では、子育て疲れからスペインへのグルメ取材の誘いに首を縦に振るロブと、気持ちだけは前向きだが船酔いで具合の悪いスティーヴの相変わらずの凸凹コンビのやり取りから始まる。スペインで「人生を肯定するバター」などと言わしめる極上料理やワインに舌鼓する2人。マーロン・ブランドやデヴィッド・ボウイをはじめ、ミック・ジャガー、マイケル・ケインのモノマネをする楽しそうな姿も垣間見える。「50代はあらゆる点で最高の年頃」と充実感に浸っているかのように見えた2人だったが、恋人との距離感や離れて暮らす息子のこと、まだまだ若いと思っていた自分がおじいちゃんになることなど、中年男性ならではの悩みがちらほらと顔を出し始める。5泊6日の旅を終える頃、スティーヴはある決断をロブに伝えるのだが…。人生の岐路に立つ中年男性が、旅の終わりに気づく本当に大切なものとは?カミーノ・デ・サンティアゴの巡礼ルートや世界遺産の街クエンカ、イスラム文化の色濃く残るグラナダなど一度は訪れたい観光名所も随所に映し出され、2人と一緒に旅した気分になれる予告映像となっている。コメディタッチでありながらスペインに関する細やかな知識で、観る者の知的好奇心を刺激し楽しませてくれる2人の珍道中。実生活でも親しい彼らから繰り出される、アドリブだらけのウィットに富んだ会話は必見だ。『スペインは呼んでいる』は11月8日(金)よりBunkamura ル・シネマにて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月26日ボーカルのミック・ジャガーが心臓弁置換術を受けるため、今月開始予定だったツアーの延期を発表した「ローリング・ストーンズ」。ミックは先週無事に手術を受け、経過は良好だという。SNSでミック本人が「みんな、応援メッセージをありがとう。気分がすごくいいし、快方に向かっているよ。病院のスタッフのみなさんの素晴らしい治療にも感謝です」と報告した。ミックの弟クリス・ジャガーが「The Sunday People」誌に語ったところによれば、ミックの心臓に問題が見つかったのは定期健診でのことだったという。もし、この問題が見つからず、知らないうちに放置することになっていたら、2002年に亡くなった「ザ・クラッシュ」のジョー・ストラマーのように命を落としていただろうとクリスは語る。「ジョーには(死が)訪れてしまった。犬の散歩から帰ってきて、ソファーに崩れ落ちているジョーを奥さんが見つけたそうだ。彼も心臓弁に問題を抱えていた」。クリスは「70歳を超えたら、本当に気をつけるべきだよ」と定期検診を勧めている。なお、ミックは開教手術ではなく、身体に負担の少ないカテーテルを用いた手術を受けたとのこと。関係者は「普通の人なら2週間で回復しますが、ミックの場合は激しいパフォーマンスを行うのでツアーを延期せざるを得ませんでした」と語っている。(Hiromi Kaku)
2019年04月08日4月20日から7月29日まで開催予定だった北米ツアー「No Filter Tour」を延期することになった「ローリング・ストーンズ」。先日、代理人から「ミック・ジャガーにドクターストップがかかりました。治療が必要なため、現時点ではツアーに出ることができません。医師たちによればミックは完全回復が見込まれており、ステージにできるだけ早く戻る予定です」との声明文が発表された。ミックも「こんなふうにみんなをガッカリさせるなんて、本当にイヤだよ。どうしようもないことがあってツアーを延期せざるを得ないんだけど、早くステージに戻れるようにがんばる。みんな、本当にごめん」とSNSにコメントを掲載した。ミックの詳しい病状については伏せられていたが、「Drudge」によればミックは今週金曜日に心臓弁置換術を受ける予定で、夏にもツアーに戻れるとのこと。手術まで1週間を切っている中、ミックは一昨日、娘でモデルのジョージア・メイ、現在のパートナーのメラニー・ハムリック、メラニーともうけた2歳の息子デヴローくんとマイアミのビーチでリラックスしたひとときを過ごしたという。(Hiromi Kaku)
2019年04月02日ザ・ローリング・ストーンズは、1971年から2016年の『ブルー&ロンサム』までのすべてのスタジオ・アルバムからヒット曲や名曲を収録したベスト・アルバム『HONK』を2019年4月19日(金)に発売する。全36曲を収録、最新ベスト・アルバム『HONK』半世紀以上にわたりシーンの第一線に君臨し続けているザ・ローリング・ストーンズ。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、チャーリー・ワッツの4人が生み出す音楽は、昔も今も変わらず世界の人々を魅了し続けている。日本においては、5月6日(月・振休)まで大規模な展覧会を開催中。そんな中発表された最新のベスト・アルバムとなる『HONK』は、彼らの歴史を追うヒット曲満載の内容となっている。「ブラウン・シュガー」、「ダイスをころがせ」、「悲しみのアンジー」、「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」、「愚か者の涙」、「ミス・ユー」、「エモーショナル・レスキュー」、「スタート・ミー・アップ」など、バンドの画期的な時代を象徴するような全36曲がラインナップ。また、近年の曲では、2016年にグラミー賞を受賞した『ブルー&ロンサム』から「ジャスト・ユア・フール」、「ライド・エム・オン・ダウン」、「ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー」の3曲も収録されている。発売形態は、2CD、3CD、3LP、4LP(UNIVERSAL MUSIC STORE限定デラックス)、そしてiTunes予約の計5形態。CD3枚組デラックス・エディションのボーナス・ディスクには、ライヴ音源10曲を収録。そして、4枚組LPのデラックス盤は、スタジオ録音の36曲にライヴの10曲を加えた、まさにファン必見の豪華内容だ。LPは特別なスリップ・ボックスに収納されている。4LP版の付属グッズにはTシャツやトートバッグなど4LP版(UNIVERSAL MUSIC STORE限定デラックス)の付属グッズには、公式Tシャツや公式トートバッグなど全3パターンのセットを用意した。なお、本アルバムに纏わる、単体でのグッズ発売も決定している。【詳細】ザ・ローリング・ストーンズ『HONK』発売日:2019年4月19日(金)・2CD 3,600円+税※解説付/歌詞対訳付。日本盤のみSHM-CD仕様。・3CDデラックス 4,600円+税※解説付/歌詞対訳付。日本盤のみSHM-CD仕様。・3LP 5,700円+税※直輸入盤仕様。解説付/歌詞対訳付。・4LP UNIVERSAL MUSIC STORE限定デラックス 12,000円+税※解説付/歌詞対訳付【収録曲】■CD101.スタート・ミー・アップ02.ブラウン・シュガー03.ロックス・オフ04.ミス・ユー05.ダイスをころがせ06.ジャスト・ユア・フール07.ワイルド・ホース08.愚か者の涙09.悲しみのアンジー10.ビースト・オブ・バーデン11.ホット・スタッフ12.イッツ・オンリー・ロックン・ロール13.ロック・アンド・ア・ハード・プレイス14.ドゥーム・アンド・グルーム15.ラヴ・イズ・ストロング16.ミックスト・エモーションズ17.ドント・ストップ18.ライド・エム・オン・ダウン■CD201.ビッチ02.ハーレム・シャッフル03.ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー04.ラフ・ジャスティス05.ハッピー06.ドゥー・ドゥー・ドゥー…(ハートブレイカー)07.ワン・モア・ショット08.リスペクタブル09.ユー・ガット・ミー・ロッキング10.レイン・フォール・ダウン11.ダンシング・ウィズ・ミスターD12.アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト13.エモーショナル・レスキュー14.友を待つ15.セイント・オブ・ミー16.アウト・オブ・コントロール17.ストリーツ・オブ・ラヴ18.アウト・オブ・ティアーズ■CD301.一人ぼっちの世界– ライヴ・アット・プリンシパリティ・スタジアム/カーディフ 2018/6/1502.ダンシング・ウィズ・ミスターD– ライヴ・アット・ヘルレドーム/アーネム(オランダ) 2017/10/1503.ビースト・オブ・バーデン withエド・シーラン– ライヴ・アット・アローヘッド・スタジアム/カンサス 2015/6/2704.シーズ・ア・レインボー– ライヴ・アット・Uアリーナ/パリ 2017/10/2505.ワイルド・ホース with フローレンス・ウェルチ– ライヴ・アット・ロンドン・スタジアム 2018/5/1806.夜をぶっとばせ!- ライヴ・アット・マンチェスター・イブニング・ニュース・アリーナ 2018/6/507.デッド・フラワーズ with ブラッド・ペイズリー– ライヴ・アット・ウェルズ・ファーゴ・センター/フィラデルフィア2013/6/1808.シャイン・ア・ライト(ライトを照らせ)- ライヴ・アット・アレナ/アムステルダム 2017/9/3009.アンダー・マイ・サム– ライヴ・アット・ロンドン・スタジアム 2018/5/2210.ビッチ with デイヴ・グロール– ライヴ・アット・ザ・ホンダ・センター/アナハイム 2013/5/18■先着特典:ジャケット絵柄のA4クリアファイル※対象:『HONK』全商品のいずれか1つ※特典は先着。無くなり次第終了。※クリアファイルのデザインは変更になる場合あり。※一部、特典の異なる店舗がある場合あり。その他詳細は公式HP参照(
2019年03月21日世界の主要都市で開催されているザ・ローリング・ストーンズの大規模な企画展「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」がいよいよ日本初上陸。開幕前日の3月14日にマスコミ内覧会が行われ、その全貌が明らかになった。バンド自身がプロデュースしたこの初の企画展は、1800㎡という巨大な空間の中に500点以上を超えるストーンズアイテムを展示。バンドのキーとなるワードごとに、当時の出来事がミック・ジャガー(Vo)やキース・リチャーズ(G)らメンバーのコメントとともに紹介され、バンドの壮大な物語を実体験しているような感覚になり、さながらアトラクションのよう。バンド結成当時のメンバーがともに暮らした狭いアパートの部屋や、ギターやアンプなどが並ぶ初期のレコーディングスタジオなどが再現され、今にも彼らの演奏や談笑が聞こえてきそう。ライブのバックステージを再現した空間は、迷い込んだかと錯覚するような出来栄え。雑然と置かれた楽器や衣装、メイク道具など、細部にわたるまで注視したくなる。実際に使っていた楽器の数々や楽曲制作のための手書きの歌詞ノート、歴代のステージ衣装など貴重なアイテムから、アルバムジャケット、バンドを象徴する唇のロゴなどのアートワーク、楽曲のミックスを体験できるコーナーなど見ごたえ十分。展示品とともに紹介される映像資料も膨大で、ライブを収めたツアードキュメンタリーや彼らが出演した音楽番組など、時代ごとの彼らに出会うことができる。3Dで彼らのパフォーマンスを鑑賞するスペースもあり、ライブの臨場感を味わうことができる。この日はレッドカーペットイベントも行われ、アンバサダーを務める鮎川誠、Char、シシド・カフカの3人や土屋アンナらが登場。いち早く見学した彼らは、「世界を飛び回るバンドなのに、デビューしたての頃の日記帳とかギターとか大事に取ってあるのに感銘を受けました」(鮎川)、「楽器がいっぱい展示してあって、子どもの頃に欲しかったギターもあって…。弾きたかった(笑)」(Char)、「見るだけではなく、体感できるすばらしい展覧会でした」(シシド)、「ネットとかで見るんじゃなくて、生でここに存在しているものを自分の目で見る。足を運ぶことで彼らの凄さを感じられると思う」(土屋)と、目をキラキラと輝かせながら興奮気味に語った。Exhibitionism - ザ・ローリング・ストーンズ展は3月15日(金)~5月6日(月・休)にTOC五反田メッセにて開催。チケット発売中。撮影・取材・文:門 宏
2019年03月14日2月11日、女子プロレスラーでタレントのジャガー横田(57)と夫で医師の木下博勝氏(51)の息子である大維志くん(たいし・12)が受験した中学校の入試結果が朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で発表された。この様子は、Yahoo!トレンドランキングに関連ワードが複数ランクインし話題となった。番組では昨年から、150日間に渡り家族3人で中学受験に挑む姿に密着。大維志くんは父と同じ医師になるため、広尾学園本科を第一志望校として目指していた。受験チャンスは3度、大維志くんは全てに挑んだものの全敗。「悔しい」としながらも「受かっている子たちは俺より頑張ってた」「俺が落ちているのは努力不足」だと話した。しかし、医学部を持つ有名大の付属中学に合格することができた。ジャガーとともに番組に生出演した大維志くんは「自分のやりたいことを抑えて勉強に向かうことが大変だった」と明かし、受験を通して得たものに「親への感謝」と「家族の絆に気づけた」と話した。この日の放送を終え、父親である木下はブログを更新。「中学受験は、もちろん本人が取り組むのですが、親子で取り組む部分が多くあると感じました」とつづり「我が家も、こんなに家族が一つになった経験は初めてでした」と明かした。ネットでは「たいし君、広尾はダメだったけど医者への第一歩です。これからも頑張って下さいね」「感動しました。木下さんジャガーさんも素敵なご両親。大好きな企画でした」と大維志くんへの労いと合格を祝福するコメントが多くみられた。
2019年02月11日GU(ジーユー)は、イギリスのロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のモチーフを起用したグラフィックTシャツを、2019年3月4日(月)から全国のジーユー店舗およびオンラインストアで販売する。ミック・ジャガーやキース・リチャーズらによる「ザ・ローリング・ストーンズ」は、半世紀にわたり音楽シーンの第一線で君臨し続ける、言わずと知れた世界的ロックバンド。グラフィックTシャツには、そんな彼らの代表的モチーフである「ベロモチーフ」をはじめ、「ベロモチーフ」に国旗をあしらった柄などを取り入れた。また、2019年3月より開催される大規模展覧会「ザ・ローリング・ストーンズ展」に伴い、レコードジャケットのアートを用いたアイテムも販売する。サイズはメンズ・ウィメンズ・ボーイズキッズを展開。メンズで8アイテム、ウィメンズで6アイテム、そしてボーイズキッズで6アイテムをそれぞれ揃える。【詳細】GU×ザ・ローリング・ストーンズ発売日:2019年3月4日(月)取り扱い:全国のジーユー店舗およびオンラインストア価格:メンズ・ウィメンズ 790円+税、キッズ(ボーイズ) 690円+税
2019年02月08日千葉のロックミュージシャン・JAGUR(ジャガーさん)が、映画『翔んで埼玉』(2019年公開)に出演することが25日、明らかになった。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。物語の中で“伝説の人物”とされる埼玉デューク(京本政樹)は、埼玉県人でありながら、東京を歩いても誰からも疑われず、むしろ都会人に間違えられるほど。東京で虐げられていた埼玉県人たちに声を掛け、クーデターを仕掛けようとしていたが、何者かに正体を知られて命からがら逃亡する。その"何者か"の正体が、JAGUR演じるエンペラー千葉となる。埼玉が通行手形の撤廃をかけて戦う一方で、千葉県も同じく通行手形の撤廃を目論んでおり、“エンペラー千葉”が暗躍。埼玉デュークとは、因縁のライバルになる。
2018年12月25日ライブエンタメに革新をもたらした、超ド級大規模会場・東京ドーム。専門家とともに、ライブ会場としての歴史を徹底解説します。’88年、日本初の大型ドーム式野球場「東京ドーム」が開業。イベント使用時には約5万人が入る、超巨大会場が誕生した。「それ以前にも野外の大規模会場ならありましたが、屋根付きであれば、雨が降っても平気。『これからはドームの時代だ』という空気でした」(舞台監督・萩原克彦さん)初めて東京ドーム公演を行ったのは、ミック・ジャガー。「ただ、開業すぐはこけらおとし期間のようなものが設けられ、TM NETWORKなど日本人アーティストも数組出演。その中の一組がレベッカで、僕が担当した初ドーム公演でした。初めてドームに足を踏み入れたときは、『デケーッ!』のひと言。ドーム公演は、演者にとっても僕らにとっても初めての経験で、会場の広さを前に緊張したものです」(萩原さん)桁違いの広さを演出するとなると、機材や装置の搬入出だけでも相当な苦労があるそう。「ドームは、飛行機と同じように、中と外で気圧が違うんです。そのため、出し入れするたびに気圧を調整しなきゃならない。トラック1台を出し入れするだけで30分かかったんです。しかもドーム公演では11tトラックが60~70台くらい必要で…。それでも、あれだけの広さがあれば、演出のしがいがあるというもの。どこからでも見えるセンターステージとか、空中演出とか、『誰もやったことがないことをやってやる!』と、やる気がみなぎるんです」(萩原さん)そんな巨大なスペースを誇る東京ドームでの公演は、アーティストにとって、ひとつの頂点を極めることに他ならない。「ある意味、アーティストの集大成を見せる場であり、動員数における最高到達点。BOOWY、HOUND DOGらが、東京ドーム公演を最後に解散していったのは、“のぼり詰めると、日本ではその先がなかった”ことを暗示しているかのようです」(音楽ジャーナリスト・柴那典さん)東京ドーム公演を最後に活動に終止符を打つ―。そんなドラマティックな場であることも東京ドームの聖地性を高めていったが、’90年代後半に変化が。「メガヒットの時代が到来し、GLAY、ミスチル、安室奈美恵、B‘zといった、継続的にドーム公演ができるアーティストが出現。さらに各地にドームが造られ、今やドームツアーが当たり前です。嵐を筆頭に新たなライブ演出が続々と生まれ、新時代の熱狂が巻き起こっている。国立競技場も新しくなりますよね。大規模ライブエンターテインメントの今後にも注目です」(柴さん)[完成]1988年3月[収容人数]約5万5000人[住所]東京都文京区後楽1-3-61[最多公演アーティスト]嵐柴 那典さん音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立。『AERA』『リアルサウンド』などで執筆。『cakes』ではダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」を連載中。著書に『ヒットの崩壊』など。萩原克彦さん舞台監督。音響の専門学校生時代に、アルバイトから業界入り。キャリア42年を誇り、国内外の大物アーティストを担当。先日“完結”したチャットモンチーの舞台監督を10年間務めた。※『anan』2018年9月12日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年09月09日ロックミュージシャンのジャガーさんが22日、千葉・海浜幕張駅前で行われたチバテレ(千葉テレビ)のイベント『スマイルfestivalちば2018~華麗なるチバテレ夏祭り~』のステージに登場した。日本テレビ系『月曜から夜ふかし』でもおなじみで、チバテレ終身名誉応援団長のジャガーさんは、今回のイベントのために書き下ろしたという「華麗なるJAGUARカレー」を本邦初披露。しかし、新曲ということもあってか、歌詞をガッツリ見ながら歌い、間奏では物販している「JAGUARカレー」を「どうぞ皆さん買ってください」と宣伝するなど、ビジネスに余念がない。また、今後は映画にも出演し、『シャノワールの復讐』『翔んで埼玉』はすでに撮影を終え、これから『BUGS【バグズ】』の撮影に入るそうで、「ジャガーは映画スターになります」と高らかに宣言。本業のミュージシャンとしては「新曲は、みうらじゅんさんと絡んだ曲を作るかもしれません」と曖昧に予告した。ステージでは他にも、楽曲「浮気しちゃダメよ!」を披露し、最後はチバテレの特番で度々行っている「お悩み相談」も。チバテレ『高校野球ダイジェスト』のテーマ曲を歌う大野舞からの「どうしたらジャガーさんみたいにレジェンドな存在になれますか?」という悩みには「無理です」と一瞬で切り捨て、イベントPRキャラクターのAKB48・吉川七瀬からの「千葉県のおすすめスポットを教えてください」という問いには、「幕張メッセですね。あと千葉テレビもありますし、もう1個絶対忘れちゃいけないのは鋸山ですね。そこの洞窟にジャガーがいるというウワサがあります」と次々に挙げていった。本番終了後、取材に応じたジャガーさんは「お客さん多くて良かったと思います。ただ暑いからね」と感想をコメント。熱中症対策は全くしていないそうだが、ステージの途中で飲んだ液体について問われると「ジャガー星から持ってきた飲み物でございます。味はないです」と答え、地球の水が飲めない体質のため、わざわざ持参してきたことを明かした。同席した大野は、ステージで吉川とともに「ジャガーシスターズ」に志願。「勝手ながら今後もあとをついていきたいと思います」と意欲を示したが、ジャガーさんは「今回ご一緒しただけでございます。一切関係はございません」と、終始つれない様子だった。この日の千葉市内は34℃を記録する猛暑で、ジャガーさんは、目元から黒い涙を流しながら取材に対応。その後、一見セグウェイのような手押し車「JAGUARウェイ」に乗り、颯爽と立ち去っていった。
2018年07月22日ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)の新作ウォッチ「レベルソ・トリビュート・ エナメル」が登場。「レベルソ・トリビュート・ エナメル」は、芸術作品を再現したエナメル細密画が施された裏ダイヤル、それに呼応するように手作業で精緻なギョーシェ彫りが施された表ダイヤルを持つウォッチ。モチーフとなったのは、ジョルジュ・スーラ、徐悲鴻、葛飾北斎の3人の巨匠の作品だ。このモデルのために特別に制作されたホワイトゴールド製ケースが、額縁のようにそれらの作品の世界観を彩る。葛飾北斎『神奈川沖浪裏』日本を代表する浮世絵師の葛飾北斎。富士山の景観を描いた三十六の風景画からなる『富嶽三十六景』は、日本の伝統的なテーマに西洋絵画の遠近法を初めて取り入れた象徴的な作品である。「レベルソ・トリビュート・ エナメル」の葛飾北斎モデルでは、『富嶽三十六景』から『神奈川沖浪裏』を選び裏ダイヤルを装飾。深いブルーの半透明エナメルで覆われており、海の色を感じさせる。表ダイヤルには、北斎の作品に呼応するように波の装飾が施されている。ジョルジュ・スーラ『グランド・ジャット島の日曜日の午後』『グランド・ジャット島の日曜日の午後』は、ジョルジュ・ スーラが確立した美しい点描画法を代表する作品。舞台はパリ近郊のセーヌ川の中州で、人々が水浴びや自然を楽しむ様子が描かれている。「レベルソ・トリビュート・ エナメル」では、横幅が3mを超える大作をわずか3㎠の裏ダイヤルで再現。色を重ねる度にエナメルで保護する必要のあるエナメル細密画にとって、何度も色を重ねる必要のある点描画の再現は困難。メゾン独自のテクニックと70時間以上にも渡る長い時間をかけて、原作『グランド・ジャット島の日曜日の午後』の世界観を表現した。中国の画家・徐悲鴻の作品から着想を得たモデル徐悲鴻は、20世紀の中国を代表する最も有名な画家の一人。水墨画、油彩画、 デッサン、パステル画、書道で知られ、中国では特に雄渾な馬の絵で人気を博した。中国の大自然を背景に躍動する10頭の馬を描いた作品があり、「レベルソ・トリビュート・ エナメル」はそのうちの2頭に着想を得てデザインされている。エネメルで保護する必要のあるウォッチデザインにとって、単色の世界である水墨画の雰囲気を伝えるのは大きなチャレンジとなった。エナメル職人の技と多くの時間を費やし、馬の躍動感や筆の動き、流動性、軽快さを再現している。【詳細】レベルソ・トリビュート・ エナメル※各8本限定<仕様>ケースサイズ:45,5×27,4mm厚さ:9,73mmムーブメント:822A/2 手巻き時、分表示表:グラン・フー エナメルとギョーシェ彫りによるダイヤル裏:グラン・フー エナメル取り扱い店舗:ジャガー・ルクルト 銀座並木ブティック、日本橋三越本店、伊勢丹新宿店、GINZA SIX発売時期:未定【問い合わせ先】ジャガー・ルクルトTEL:0120-79-1833
2018年02月12日PUNKでROCKな空間! シンバルの照明が目を惹くお店東京・代官山にある「立道屋(たてみちや)」はパンクミュージックがBGMとして流れる、パンク居酒屋。お店は地下にあり、階段で下りて向かいます。店内に入ると、壁1面にずらりと並んだ焼酎のボトルが目を惹きます。天井まで飾られているその光景は、まさに圧巻。広々としたカウンター席やテーブル席、中2階のロフト席があり、ワクワクするようなつくりです。高い天井からは、シンバルが使われたオリジナリティあふれる照明が下がっており、PUNK ROCKの精神を感じさせるお店と言えます。なんと! あのミック・ジャガーも来店するお店パンク居酒屋というだけで居酒屋として特色がありますが、「立道屋」は世界中に名をはせるロックバンド、ローリング・ストーンズのボーカルであるミック・ジャガーも来店するお店なのです。店主は料理と音楽が好きな方。その好きな2つを融合させたお店が立道屋です。お店では70年代のパンクミュージックがBGMとして流れており、懐かしさを感じさせます。「名物! 自家製厚揚げ(納豆付)」は人気のメニュー「名物! 自家製厚揚げ(納豆付)」はお店のイチオシメニュー。オーダーが入ってからお豆腐を揚げ厚揚げを作ります。さらに熱々に熱した器に厚揚げを乗せ、香ばしく焼きあげ、納豆とネギをたっぷり乗せた1品です。器がテーブルに運ばれてくると、ジュウジュウと音を立てる厚揚げの良い香りが広がります。ふわふわの厚揚げに、とろりとした納豆が絡み、シャキシャキのネギがアクセント。ビールがすすむ一品です。「出汁巻玉子」や「霜降ロースせいろ蒸し」も絶品「出汁巻玉子」も、お店がオススメする人気メニュー。玉子を4個も使っており、ボリューム満点です。お出汁の旨みがじゅわっと溢れる、ふっくらと焼き上げられた出汁巻玉子の優しい味をご賞味ください。また「霜降ロースせいろ蒸し」もオススメの1品。薄切りの牛ロースを、30秒間さっと蒸しており、牛ロースの旨味をダイレクトに味わうことができます。軽く火が入ったロースは柔らかく、舌の上でふんわりと舞い、シンプルながら、味わい深い料理です。「自分たちが食べたいもの」を提供する、落ち着けるお店「自分たちが本当に食べたいと思うものを出す」ことをコンセプトにしており、定番ながらも工夫が凝らされた、お酒が進むおいしいメニューばかりです。「ROCKが好きな方はもちろんですが、そうではない方にも足を運んでいただきたい」と、語る店主が出迎える「立道屋」は、一人で行っても、大人数で訪れても不思議と落ち着けるのが魅力。秋には数量限定のラーメンの販売も予定しており、期待が高まります。東急東横線の代官山駅から、5分程。正面口から出て、「槍ヶ先交差点」を目指して進みましょう。交差点側の「第一斎良ビル」地下1階にお店があります。あなたも「立道屋」で、お酒とBGMに酔いしれながら、おいしいお料理を味わってみませんか。スポット情報スポット名:立道屋住所:東京都渋谷区猿楽町30-8 B1F電話番号:03-5459-3431
2018年01月31日マーベル・スタジオを代表するヒーローたちが大集結する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』直前に公開される最新作『ブラックパンサー』。本日11月29日は、本作で主人公となる若き国王ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるチャドウィック・ボーズマンの41歳の誕生日!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でヒーローデビューを飾った彼は、ハリウッドで今後の活躍が最も注目されている俳優の1人だ。1976年生まれのチャドウィック。ワシントンDCのハワード大を卒業し、英国の名門ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミーでも演技を学んだ実力派。LAで「Law&Order」や「ER」などTVシリーズのゲスト出演を得るまでは、5年間ハーレムで演劇を教えていたこともあったという。そんな“チャド”が、まず大きな注目を集めたのはハリソン・ウォードと共演を果たした『42~世界を変えた男~』(’13)。アメリカ野球界に歴史を刻んだ実在の黒人初メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを熱演し、人種差別に苦しみながらもただ直向に野球に取り組む彼の姿は野球ファンのみならず、観る者の涙を誘った。さらに「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが製作にかかわった『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』(’14)では、伝説のソウルミュージシャン、ジェームス・ブラウン役を務めた。ファンクの帝王といわれ、破天荒ながらも、そのカリスマ性で全世界の音楽界に影響を与えたといわれる伝説の人物を演じ切ったチャドウィック。この作品ではダンスや歌、ジェームス・ブラウンの十八番であるシャウトなど圧倒的なライブパフォーマンスも披露し、高い評価を得た。これまで、偉大な功績を築いてきた偉人たちを見事に演じてきたチャドウィックだが、先日アメリカで公開された『マーシャル/Marshall』(’17/原題)でも、アフリカ系アメリカ人で初めて米最高裁判所判事となったサーグッド・マーシャルを演じた。共演は、『アナと雪の女王』のオラフの声や『美女と野獣』のル・フウ役で知られ、日本での公開が迫る『オリエント急行殺人事件』にも出演するジョシュ・ギャッド。彼が演じるユダヤ系法律家とともに、人種差別に立ち向かっていく役どころで、同作は映画賞レースでも注目を集めそうだ。そしてチャドウィックが今回演じる『ブラックパンサー』は、彼のキャリアの中でも間違いなく大きな出来事になるだろう。演じるのは、ある時は超文明国ワカンダを統治する国王ティ・チャラ。またある時は、キャプテン・アメリカの持つ盾と同じ材質(ヴィブラニウム)からなるスタイリッシュな漆黒のスーツを身にまとい、鋭い爪と優れた戦闘能力で戦うヒーロー・ブラックパンサーだ。数々の偉業をなしとげ、人々に希望を与えてきた偉人を幾度も演じてきたチャドウィックは、ティ・チャラ/ブラックパンサーとしてまさに打ってつけの俳優といえる。『シビル・ウォー』で初登場を果たすと、国王とヒーローという2面性を持ち、しなやかな身のこなしで信念を持って戦う姿に多くの観客が目を奪われた。単独作品の公開が待ち望まれていたキャラクターだけに、本作への期待値も計り知れない。もちろん『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演する。2018年は、日本でも彼の活躍に注目が集まりそうだ。『ブラックパンサー』は2018年3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日