現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、人づきあいがよく家族思い、職場の女性にも人気の32歳男性。会社での評判とは裏腹に、飲み会で女性に甘い言葉をかけられて浮気心が抑えられず…。三松先生が、調子に乗って不倫に走りがちな男性の特徴を教えてくれます!琥太郎(32歳)“昔好きだった発言”に調子こいて人気レスになってしまう【レスなひとびと】vol. 218東京・大手町界隈のおしゃれ飲み屋には活気が戻り、社内飲みも復活したこの頃。「将来結婚するなら琥太郎さんみたいな人がいいですうう」社内の飲み会で、若手女性陣から口をそろえてそう言われるたび、つくづくこのキャラでいて正解だったと思う。仕事ができて、人付き合いばつぐん。しかも家族を大事にするやつ。琥太郎には、妻と1歳の子どもがいる。出版社で働く妻は、時期によっては琥太郎より忙しい。保育園のお迎えや夕食作りは琥太郎が担当することも多かった。仕事と家事の両立ができる完成形パパという噂だ。ある晩、学生時代の友人、エレナからビアガーデンの誘いが来た。デパートの屋上で、涼しい風を浴びながらの1杯を想像する。家族以外と遊びに行くことのなかった夏を思い返し、「行く」と返事した。もちろん妻にも許可をとった。ビアメンバーは琥太郎、エレナ、尚美、真斗の4人。琥太郎が学生時代にバイトしていたチェーン店のカフェの同世代メンバーだ。当時からよく一緒に海やスノボに行き、今でも時々こうして集まっている。尚美と真斗がトイレに立ったタイミングで、エレナがボソッとつぶやく。「あたしね、実は昔、コタくんのことちょっといいと思ってたんだよね。まっ、昔の話なんだけどね!」来たー。“昔好きだった発言”。琥太郎はドキッ。妻のことは誰より大切だ。でも、出産後から今まで、約2年間のレス。でも、目の前のエレナは、自分のことを男として見てくれてるじゃないか。久々の雄魂が震えだす。“エレナには彼氏がいるみたいだけど、もしかしたら、もしかしちゃうかも”外で飲んで、開放的な気分になっているせいか、エロい妄想がムクムク。帰り道、またまたふたりになったエレナを誘ってみた。「え、2軒目ってこと?いいけど。コタくんのパートナーに怒られないかな」「今日は遅くなるってしっかり伝えたから」「実はあたしも、飲み足りなかったからうれしい。行っちゃおっか」にっこり笑ってOK。琥太郎、ガッツポーズ。2軒目の店で、「コタくん、ほんとかっこよくなったよね。余裕が出たっていうかさ。大人になってる」のセリフまで引き出せた。これはイケる。そう確信して、帰り道に本気のお誘い。「ねえ、あそこ寄ってかない?」琥太郎が指さしたのは、スタイリッシュ系ラブホテル。ビアガーデンが池袋でよかったあ。すると、エレナ、「え…」とマジで引いてるリアクション。「あたし、彼氏いるって言ったよね? コタくんだけは、そういうんじゃないと思ってたのに」と、軽蔑マックスの怒り顔。「い、いや、冗談だよ」と返すもののエレナは呆れ返ったまま。「昔いいと思ってたんだよね」は「してもいいよ」のサインじゃなかったのか!?残念な勘違い男、きっとエレナにまずい噂を流されて、評価がダダ下がりになる。【三松さんからのコメント】メンズの家族思いな様子や、パートナーができて余裕のある姿は、時に魅力的に映るもの。そりゃコタくん、職場女性に人気出ますよ。しかしエレナさんの“昔好きだった発言”で、ちゃっかりその気になったコタくん。職場女性から“先輩みたいなひとが彼氏だったらな”とトロンとした眼で告げられてもイッてしまうのではないか??つまり、スキがありすぎる。自分に自信もありすぎる。「エレナさんはコタくんの近況を知って、素直にかっこいいと思ったところもあるでしょう。ただエレナさんには彼氏がいて、特にコタくんとどうこうなりたいとは思っていない」ということを見極めなければだめ。ひとの彼女を取っちゃだめです。しかも家には妻もいるのに。今回のコタくんは男性ですが、この逆パターンもけっこうお話聞いてます。彼女がいる男性から甘い言葉をかけられて勘違いした結果、ビッチ枠に入れられてしまう彼氏いる女性。既婚者の皆さん、彼氏彼女がいる皆さん、社内で人気モンだからと調子に乗りすぎてはいけません。「“昔好きだった発言”は、今でもしたいというわけではない。ひとの気持ちを汲み取ったリアクションを」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Полина Власова/Adobe Stock文・三松真由美
2023年09月28日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出しみると、「そんなタイミングないだろ」と、夫の反応はクールでした。"夫の性欲が消え去っているかもしれない……"そう思ったオニハハはどこか寂しさを覚えるのでした。その後、すぐに行動に移したオニハハですが、夫は「歳も歳だし、そういう気が起きない」という発言に加え、「しなくても俺たち仲良いし、問題ねぇじゃん」と言われてしまいます。 その言葉にショックを受けるオニハハ。さすがにその様子を見て見かねた夫は、今度の日曜日に夫婦生活の約束を提案することに。その言葉に喜ぶオニハハでしたが、夫は約束を守ることなく、その後2カ月が経過……。 約束をスルーされ続けていたことで次第にオニハハは、夫に対して素っ気ない態度を取るように。しかし、このままだといけないと思い、夫に夫婦生活の約束について再び切り込むのですが、またスルーされてしまうのでした。オニハハは「不倫」という別の手段が一瞬頭によぎるのですが……? 脳裏にちらつく別の手段。しかし… 「浮気したら即離婚だから。俺は絶対に許さねぇよ」 夫の言葉を思い出したオニハハで。 そして、その後すぐに浮かんだのが子どもたち3人の顔でした。 (子どもたちを裏切ることになる。それは絶対ダメだ) そしてまた悶々とひとりで考え込んだのです。 "自分が夫婦レスを受け入れて諦めれば、仲良く暮らしていける" "もう求めなければすべてうまくいくんだ……" そんな結論にたどり着いたそのとき……。 「私が我慢してうまくいかないことは、今まで何度も学んできたじゃん」 オニハハはそうハッと気づいたのでした。 何度も夫に夫婦生活の相談をしてもスルーされてしまっていたオニハハ。何度も言ってもこう音沙汰がないと、別の手段が頭をよぎるのも分かるような気がしてしまいました。しかし、「不倫」となってくると話は別ですよね。オニハハも子どもたちの顔が浮かんで"それは絶対ダメ"と踏みとどまっていましたが……。ただ、オニハハだけが我慢するというのも違うような気がします。早く2人とも納得できる解決策が見つかるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月28日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出しみると、「そんなタイミングないだろ」と、夫の反応はクールでした。"夫の性欲が消え去っているかもしれない……"そう思ったオニハハはどこか寂しさを覚えるのでした。その後、すぐに行動に移したオニハハですが、夫は「歳も歳だし、そういう気が起きない」という発言に加え、「しなくても俺たち仲良いし、問題ねぇじゃん」と言われてしまいます。 その言葉にショックを受けるオニハハ。さすがにその様子を見て見かねた夫は、今度の日曜日に夫婦生活の約束を提案することに。その言葉に喜ぶオニハハでしたが、夫は約束を守ることなく、その後2カ月が経過……。 約束をスルーされ続けていたことで次第にオニハハは、夫に対して素っ気ない態度を取るように。しかし、このままだといけないと思い、夫に夫婦生活の約束について再び切り込むのですが、「お前変だろ」と言われてしまって……? 「つーかお前変だろ」夫の言葉に思わず…!? 夫に「変だろ」と言われてショックを受けるオニハハ。 「た……確かにちょっと私変なのかなって思って……思ってたけどさ……」 「いや変じゃない!女だって普通だし、誰も言わないし隠してるだけだし、オニチチが知らないだけでしょ!!」 そう言うと、オニハハはその場を素早く去っていきました。 そして、それからまた数カ月後、夫婦生活の問題は解消されていませんでした。 すると、オニハハに変化が見られるように……。 (こうやって夫に相手にされなくなった人が、さみしくて不倫しちゃうのかなぁ……) そんな風に考えるようになっていたオニハハ。 一瞬頭に不倫がよぎったものの、以前夫が言っていた言葉で正気に戻るのでした。 ただでさえ言いにくい話題なのに、勇気を持って再び話題に出すも、また夫にスルーされてしまったオニハハ。夫婦生活が引き伸ばしにされていることで、次第に心までがすさんでしまっているのが伝わってきて、つらいですね……。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月27日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出しみると、「そんなタイミングないだろ」と、夫の反応はクールでした。"夫の性欲が消え去っているかもしれない……"そう思ったオニハハはどこか寂しさを覚えるのでした。その後、すぐに行動に移したオニハハですが、夫は「歳も歳だし、そういう気が起きない」という発言に加え、「しなくても俺たち仲良いし、問題ねぇじゃん」と言い出したのです。その発言を聞いたオニハハは、夫と夫婦生活に対する考え方の温度差を感じてしまい、ショックを受けてしまいます。 あまりにもショックを受けているオニハハの様子を見て見かねた夫。すると、「疲れてるから日曜日な」と提案。その言葉に喜ぶオニハハでしたが、夫は約束を守ることなく、それから2カ月が経過……。 "私ばかり求めてて相手にされなくてバカみたい"そんな風に思うようになっていたオニハハは、次第に夫に対して素っ気ない態度を取るようになってしまっていたのでした。 夫とちゃんと話すことに! ひとり悶々と悩んでいたオニハハでしたが、夫と話し合うことを決意します。 「話したよね!?夜のこと。あれから何カ月経ってると思ってんの?」 「ずっと待ってたんだけど」 そう言った後、なぜ夫婦生活に応じてくれないのか、理由を尋ねるオニハハ。 「何?私だからダメなの?」 「飽きた?妊娠線あるから?老けたから?シワ増えたから?」 すると、夫は「眠くて疲れているから」と主張。 そんな夫に「もうちょっと頑張っても……」と言いかけるオニハハでしたが、11歳も夫と離れているなら、"自分も夫に合わせるべきかもしれない"とハッと気づいたのです。 (私……自分勝手だったかな……) そう思うと、オニハハは罪悪感にかられてしまうのでした。 しびれを切らしたオニハハは、夫婦生活をなぜしてくれないのかを問いただしました。すると、夫は「眠くて疲れているから、そういう気が起こりにくい」と答えたのです。"そういう気が起こりにくい"というだけで、性欲がゼロになったわけではないので、チャンスはまだまだありそうですが、後は夫次第という感じでしょうか。夫も夫婦生活に応じると応えてから、オニハハを何カ月も待たせてしまっているので、その辺りは頑張ってほしいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月26日セックスレスの悩み、他の方はどのように感じているのでしょうか?中には、セックスレスで不安になっている方も……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。レスになってしまったBさん随分前からセックスレスになっています。娘たちが小学校高学年のころからセックスレスです。夫婦とも淡白ではあったのですが、これだけ長い間セックスレスなのは寂しいです。夫婦仲良く老後を送るのみの人生になったので……。夫は、浮気をしている訳ではなく、それ以外はよき夫でよき父です。その時の心境は?愛されていないのか不安でした。解決はしていなくて、セックスレス夫婦のままです。(56歳/公務員)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レスになってしまったBさんと漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月23日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出しみると、「そんなタイミングないだろ」と、夫の反応はクールでした。"夫の性欲が消え去っているかもしれない……"そう思ったオニハハはどこか寂しさを覚えるのでした。(いつかしなくなると思ってたけど、早くない!?)そう思うと、モヤモヤが止まらなくなったオニハハ。すると、すぐに行動に移すことに。 その日の夜、子どもたちが寝た後、夫の布団に一緒に入り込んだオニハハ。しかし、夫の反応はとてもクールなものでした。そんな夫に対し、「もう私と一生しなくてもいいの?」と質問。 すると、「歳も歳だし、そういう気が起きない」という発言に加え、「しなくても俺たち仲良いし、問題ねぇじゃん」と言い出したのです。その発言を聞いて、物凄くショックを受けたオニハハ。 思わず「私は女として終わったんだ」と本音が漏れてしまって……? 「女として終わった」妻の言葉に夫は? 「3人も子どもいて何言ってんだよ。女というかまず3人の母ちゃんだろ」 「女として見て欲しいならお前も努力しろよ」 しかし、そうは言ったものの、オニハハの魂が抜けたような様子を確認すると夫はすぐに謝罪。 「わかった……。わかったから!疲れてるから日曜日な」 オニハハはその言葉を聞くと、うれしそうな表情へと一変。 (良かった。恥ずかしかったけど、勇気出して話して良かった) そして、いざ約束の日曜日――。 オニハハが待っていたにもかかわらず、夫は来ず…‥。 その次の日曜日も夫は約束を守ってくれませんでした。 そうこうしているうちに2カ月が経過。 さすがに心が折れてしまったのでした。 最初は"夫に正直な気持ちを言って良かった"と、喜んでいたオニハハ。しかし、待てど暮らせど、夫が約束を守ってくれることはなく……。このとき、オニハハは期待していた反動が大きかった分、それ以上に落胆が大きかったのではないでしょうか。恐らく夫も悪気があったわけではないと思います。ただ、オニハハの気持ち的には、勇気を持って夫に打ち明けたので、約束した以上は守って欲しかったという気持ちが少なからずあったのかもしれないですね。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月23日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出しみると、「そんなタイミングないだろ」と、夫の反応はクールでした。"夫の性欲が消え去っているかもしれない……"そう思ったオニハハはどこか寂しさを覚えるのでした。(いつかしなくなると思ってたけど、早くない!?)そう思うと、モヤモヤが止まらなくなったオニハハ。すると、すぐに行動に移しました。 その日の夜、子どもが寝静まり、夫が寝ようとしたタイミングで、夫の布団に一緒に入り込んでいったのです。「なんだよ」という夫に「おやすみのギューでしょ」と返事をすると、夫はギューッと数秒間抱きしめると、早く子どもたちの布団に行くことを勧めてきたのです。 夫の適当な対応に思わず反論するオニハハですが、すると夫は「お前たまってんの?」という言葉を投げかけて……!? 「何お前たまってんの?」夫の言葉に妻は思わず… 「なっ!たまるってそんなワケ……」 「オニチチは、もう私と一生しなくてもいいの……?」 「一生?はアレだけどよ。お前がしたくないなら俺は別にしなくても平気だよ」 「俺もまぁ歳だよなぁ。そういう気起きねぇな」 (マジで?) 夫の言葉を聞いた瞬間、ショックを受けるオニハハ。 「子どももう予定ねぇし、しなくても俺達仲良いし問題ねぇじゃん」 「くぬぁ~」 ショック過ぎて、思わず言葉にならない声が漏れてしまいました。 「仲が良い?それだけじゃただの友だちじゃん。同居人じゃん」 「は?何ってんだよ。家族になったってことだろ」 「私は女として終わったんだ」 夫の言葉を聞いたオニハハは、ポツリとそうつぶやいたのでした。 夫婦レスの状態について、夫の考えを聞いてみると、予想外の返答にオニハハは言葉を失ってしまいます。男性と女性、または年齢によっても性欲の差はあると思うので、難しい問題ですね……。夫が言っている「家族になった」というのは、とてもステキなことだと思うのですが、オニハハはもう少し自分のことを"女性としても見てほしい"と思っていたわけですから、かなり複雑な心境だったのかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月22日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、学生時代はモテモテだったという24歳男性。彼女がいるものの、自分に気があるらしい女性を誘ってみたが…。三松先生が、パートナーとして信用できない男性の特徴を教えてくれます!晶馬(24歳)、モテモテだった学生時代。でもフェムテック知識レスで、株大暴落。【レスなひとびと】vol. 217なんかおもしろいことないかなと考えていた、ある夕方。梨々子のもとに、Facebookメッセンジャーアプリで連絡が来た。「明日、中学のメンバーで集まろうって話してるんだけど」って。どうやら、学年イチ人気があった、晶馬も来るらしい。梨々子も晶馬に思いを寄せていたうちのひとり。久しぶりに会えるのは楽しみだ。しかも明日暇だし。「行く行く」駅前の飲み屋で、集まったのは8人ほど。晶馬は当時よりもさらに背が伸びていて、爽やかで存在感抜群。でも、話を聞いていると彼女がいるっぽい。そりゃそうだよね。数年ぶりのメンバー再会で、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。解散直前、トイレの前で晶馬に呼び止められる。「ねえ、ちょっとこのあともう1軒行かない?」って。学生時代、憧れていた相手からの誘いにドキリ。こんなドラマみたいな展開ある?「梨々子のこと、前からかわいいと思ってたんだよね」2軒目の飲み屋で、晶馬からの思わぬ告白。店を出て歩いていると「もう歩けない、お願い。休もう」って晶馬が言う。流れでホテルに。彼女とはうまくいってないって言ってたし、付き合えたらいいなあって、正直期待した。けれど、3回目のデートで、「生理なんで今日は無理」と伝えたらなんだか不服そう。「まだ、20時だよね。ドラストでピル買ってくる?」と聞いてきた。“ん?ドラッグストアでピルを買う?”話がうまく噛み合わないと思った梨々子は、晶馬によくよく話を聞いてみる。するとわかった。晶馬は生理のこと、全然理解していない。生理はドラッグストアで薬を買って飲めば、すぐにずらせるものだと思っているらしい。もういい大人なのに、そんな程度の知識もないなんて、ダメ男じゃないか。急に冷めた。「この人はナシ」ついでに、あまりにもびっくりしたから、この前の飲み会メンバーの女子にだけ、話しちゃった。そうしたら、ミサが「ごめん」って。「梨々子がお手洗いに行っているあいだ、中学のとき、梨々子が晶馬のこと好きだったらしい」って言っちゃったんだよねって。「ちょっとミサ!だからだったんだ」とつっこむけれど、晶馬が最低なヤツなのは納得。好意を持ってくれてた相手ならイケるって思われた…短絡的すぎる。それに乗ってしまったのも馬鹿だけど。「晶馬ってやっぱり顔だけだ」「やさしそうに見えるけど、なんも考えてないよね」「頭悪い男は付き合っちゃだめ」晶馬の株は大暴落。付き合わなくってよかった、と思う梨々子であった。【三松さんからのコメント】社会人になってから付き合う恋人=一緒に生きていく相手、という考え方にもなってくる。女性の身体のことを知ろうとしないまま生きてきた晶馬さん、確かにパートナーとして信頼できません。しかも、お付き合いしている彼女がいるというのだから驚きです。これまで彼女と話し合って来なかったのか。そう言えばTwitter(X)で23歳男性の「トイレで生理する」という発言が話題になっていましたよね。生理は射精のように自分の意思で排出する行為だと思っていたようでした。トンチンカンこの上ない。学生のころは、イケメンってだけでモテたかもしれません。ある程度大人になればモテの質が変化してきます。ルックスに甘んじて何も学ばず、適当な知識だけで生きていると、取り巻く周囲の人々が離れてゆく。彼から聞きにくいこともあるので、女性からパートナーに生理や妊娠の仕組み、性感染症の話題を出して、二人で高め合うのがベストカップル。さて、梨々子さん。浮気から始まる恋は、浮気で終わること多し。彼女からの報復には気をつけて。「もっと自分を大切に。悪いことしたら、次は災難が降りかかるぞ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Africa Studio/Adobe Stock文・三松真由美
2023年09月21日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出しみると、「そんなタイミングないだろ」と、夫の反応はクールでした。"夫の性欲が消え去っているかもしれない……"そう思ったオニハハはどこか寂しさを覚えるのでした。 夫婦生活がない状態に気付くと、不安が襲ってきて… (もしかして、私たちもうしないんじゃ…‥) (いつかしなくなると思っていたけど、早くない?まぁもう子どもは予定ないし、別に……) そう思いながらも、モヤモヤが止まることはなく……。 夜になり、子どもたちが寝静まったことを確認すると、夫の布団に入ろうとするオニハハ。 「何だよ」 「おやすみのギューでしょ」 「ギュー」 「ハイおやすみ。ほら戻って早く寝ろよ」 夫の対応にオニハハは思わず反論! 「なんか最近テキトーじゃない?もっと大切にしてよ」 「え、してんじゃん」 そんなやり取りをしていると、夫から「何お前たまってんの?」と言われてしまったのでした。 夫とレス状態にあることへのモヤモヤが止まらず、アクションを起こしたオニハハ。しかし、夫は1度ギューッとオニハハを抱きしめると、「早く寝ろよ」と言ってきたのです。夫はオニハハの気持ちを全然知らなかったと思うので、このような対応になるのも仕方ない気もしましたが……。ただ、自分が早く寝たいから、"妻に言われるがままにとりあえずギューッてした"という感じが否めないなと思ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月21日ある日の夜、夫と夫婦レスの関係にあることに気付いた3児のママ・オニハハ。「最後にしたのいつだっけ……?」そう疑問に思って記憶を遡ると、なんと1年以上もレスの状態にあることが判明!翌日になり、それとなく話題に出してみることに。すると……? 1年以上夫とレス状態に。夫に聞いてみると…? 「1年以上してない?あー……そんくらいになるか」 「平気なの?男の人ってたまったりとか……」 「はは……全然。もうそんな年じゃねぇし」 「仕事でクタクタで俺すぐ寝落ちするし、お前も子どもと寝てるし、そんなタイミングないだろ」 夫の返答を聞くと、"そうだよね"と納得するオニハハ。 それと同時に、夫の性欲が消え去っているかもしれないという疑問が生まれたのです。 その日の夜、夫から「スキ」と、猛烈にアプローチされたオニハハ。 「キャー♡♡」 しかし、残念ながらそれは夢だったのでした。 夫婦レスの話題を出すと、クールな反応を見せた夫。夫の言い分はもっともだったため、思わず納得してしまったオニハハ。夫は「タイミングがない」と言っていましたが、確かに子どもがいるとなかなかそういう空気になりにくいのではないでしょうか。夫の返答を聞いた後、オニハハはどこか寂しそうな表情を見せていましたが、まったく夫婦関係がなくなってしまうというのも、どこか寂しいものなのかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年09月20日セックスレスの問題は、一体どのようにして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“原因”は何なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物子どもができてからずっとレスで……何度か夫と話し合いの場を設けようと妻は頑張りますが、その度になだめる夫。ついには妻にブチギレされてしまい、2人の関係にしんどさを感じるように。そこへたまたま出会ったカップルセラピストのべべさんから、「まずは感情の交流から始めてみたらどうかの?」とアドバイスが。そして後日……気持ちを整理した夫は、妻へ明るくある“提案”を持ちかけます。その提案とは……?妻が分からない夫……この漫画に読者からは……『正解が何かなんてわからないけれど、少しでもお互いの距離が近づくといいと思いました。』『日にちを決めると萎えてしまいます。全然その気になれないんですよね……。』『夫婦でもいざとなるとこういう話はしたくなくて、お互い察して欲しいと思って口に出さないからすれ違ってしまうのかなと思いました。』『私だったら、嫌だと思ったことを率直な言葉で伝えます。』など、レスの解決方法についてのコメントが多く寄せられました。レス問題の本質とは夫と妻は“レス解消日”を設けて関係の再構築にもがきました。しかしその後、すれ違いさらに溝を深める結果となってしまいました。こんなとき、あなただったらどうしますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月19日夫婦間のセックスレスは、お互いどのように感じているのでしょうか?タイミングが合わなくて、レス気味になっている方もいるようで……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。産後、レス気味になっているCさんタイミングが合わないことが悩みです。3人目の子どもが産まれてから、妻とする回数が減ったと感じます。3人目を作るときは、時間を合わせて行っていましたが、産まれた後はお互い目標が達成できた状況になり、性行為をする気がなくなりました。その時の心境は?子どもが3人いると、もうする必要はないのかなと感じました。とくに性欲が戻ることがないので、解決はしていません。(匿名)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?妻の産後、レス気味になっているCさんと、産後レスになってしまった漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月18日セックスレスは、一体何が問題で起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく創作漫画をご紹介します。登場人物ずっとレスで……子どもが生まれてからずっとセックスレスの夫婦。妻が何度も話し合おうと試みるも、夫になだめられ話をそらされてしまいます。そんな時、たまたま夫が出会ったのはカップルセラピストのべべさん。べべさんは夫に、「感情のコミュニケーションは取れているかの?」とアドバイス。そこで夫は……「する日を決めよう」と妻に提案し、次の金曜の夜にと約束します。ところが夫は、連絡もせず深夜まで呑んできて……傷ついた妻……そのまま、その日は無視されてしまう夫。結局レス解消とはならず、またいつも通りの日常を過ごすことに。そしてある日、夫からあのことを切り出して……?この漫画に読者からは……『旦那さん側が頑張って欲しいと思ってしまいます……。』『何度見ても旦那に誠実さがたりない。夫は妻の大変さを全然わかってないし、自然な愛情表現の中での流れ出したいのは当然だと思います。』『奥さんの言うとおり「タスク」と言われると、夫婦関係も仕事と見られてると思い残念な気持ちになりました。』『夫婦が結婚前の雰囲気を改めて作ることの難しさを感じました。』など、夫婦お互いに歩み寄る姿勢を指摘するコメントが多く寄せられました。レス問題は……皆さんは、レスの原因は何だと思いますか?またこの後、どのように行動していきますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月18日セックスレスの悩みは、なかなか難しい問題ですよね。パートナーのことは好きだけれど、レス気味になっている方もいるようで……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。レス気味になっているBさん結婚10年目、夜の営みが月1回かそれ以下になっています。昔はもっと欲があったけれど、今はとんとなくなってしまっていて……。旦那のことは好きですが、性行為をしたいかというと面倒くさいが勝ってしまいます。もっと頻繁にしなくてはと思うのですが、忙しい日々の中で、お互いの気分が入れ違っています。その時の心境は?今も月1回ペースが継続中なので、レスにならないか不安な気持ちになります。(36歳/パート)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レス気味になっているBさんと、産後にレスになってしまった漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月17日夫婦間の問題で話題に上がりやすい、セックスレス。セックスレスはなぜ起こるのでしょうか、そしてセックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画のワンシーンをご紹介します。登場人物子どもが生まれてからずっとレスで……レス問題に悩む妻と、そんな妻をなだめて話題をそらしてきた夫。ついに妻は夫へ「そもそも私が何に怒ってるかわかってる?」と本音をぶつけます。同棲していた頃とは違い、共働きで子どもの面倒を見ながらセックスレスを解消するためには、たくさんの現実的な工夫が必要だと説く妻。妻の言葉で、ようやく夫は「自然な流れなんて来るわけがない」ことを悟り……?そして夫は……タスクだと思っている夫……話し合う2人……レスについてやっと話せた……この漫画に読者からは……『デリケートな問題なので互いに意見交換するのは良いと思います。行為が難しくてもスキンシップの回数を増やすとか、双方負担にならない感じでベストな時期を見極めたらいいんじゃないかと思います。』『なかなか夫婦間でそんな話はできないと思うので、勇気はいるかもしれないけども話をして良かったと思います。』『こういう話ができるっていうだけで、このふたりの関係悪くないんじゃないかなと素敵に感じました。したくない理由を文字にして書き出されたら脳内炎上しそうでもありますが、ある意味誠実に考えてくれる夫なんだなと思うと、これから対話によって良い関係を続けていけそう……。』『夫婦で話し合えるって良いなと思いました。旦那様が理由を書いてくれたのには分かりやすく伝わるから良いなと思いました。』『お互いの気持ちは理解しているようでも言葉にしないと伝わらないので話しにくいような内容でもしっかり話をすることが大切だなと思った。』など、勇気のいる話題だけど、相手に伝えて話し合うことは大事だという声が多く集まりました。話し合いがなければすれ違う……妻は夫からの愛情表現を求め、夫は妻の健康を最優先に考えていた。この後、カップルセラピストからのアドバイスにより、セックスレスに陥った2人が少しずつ変わっていきます。あなたが考える“パートナー間で一番大切なこと”は、何ですか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月16日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、学生時代の仲間と一泊二日のぶどう狩りに行った23歳女性。そのなかに意中の彼もいたのだが…。三松先生が、恋が長続きする女性の特徴を教えてくれます!美咲(23歳)、待ちに待った彼とのぶどう狩り。でも、虫対策レスで楽しめない休日になったよ【レスなひとびと】vol. 216待ちに待った、学生時代の仲良しメンバーでの一泊二日のぶどう狩り。男女3人ずつ、計6人のメンバーの中には、美咲が思いを寄せる大輝もいる。この旅行で、絶対、大輝に振り向いてもらう。そう念じて、レンタカーの車内では、無事に大輝の隣をゲット。「あ、ごめんっ」山道のカーブ、不可抗力でカラダが横に倒れて、隣の大輝と密着。「いいって。揺れるけど、酔ってない?大丈夫か」そっと耳元で聞いてくれる大輝にますますキュン。美咲は、よくまわりから脚をほめられる。「細白(ホソシロ)――。膝丸(ひざまる)――」って感じで。だから今日も、デニムのミニスカートに白いコットンブラウスだ。知子と果穂は、ワイドパンツとサロペットと、かなりゆるい服選び。3人の中だと一番美咲がガーリーでキュート。「よし、差をつけたな」と思っていたんだけど。(えっ、こんな格好してるのって私だけ!?)農園に着くなり、まわりの女性たちとの服装のギャップが気になりはじめた。みんな長ズボン、長袖シャツ。アームカバーをつけているひともいる。ひとまず受付を済ませて、みんなで農園に入るけれど。(ぷ〜ん)もう秋だから、と思って虫除けスプレー持ってこなかったけど。虫いるじゃないか!ノーガードの美咲のホソシロ脚には、すでに虫刺されがポツポツ。自慢の脚がちょっと見られたくないぶさいくな状態に。(か、か、かゆい)そう思いながらも、ぼりぼり掻くのはみっともない気がして、ガマン。すると、大輝がこっちにやってきた。「美咲、ぶどうに手、届いてんの?」「えっ、なにそれ〜!さすがに届くよ」「だってほら、まだ一房もとってきてないからさ」「あ、う、うん」痒くてそれどころではないんだが。「ほら、あそこのやつとか、熟しててうまそうじゃない?俺が房持ってるから、美咲、切ってよ」「うん」やっぱり、大輝ってやさしいな。美咲は、大輝との共同作業に胸を高鳴らせる。でもそのとき、脚にまた蚊が止まってる気が。「あ、ちょっと待って」急いで太ももを手でパチパチ払って、視線をぶどうに戻す。そうしたら、向こうから知子と果穂がやってきた。「美咲、そのカッコだと虫刺されやばくない?スプレー貸したげる」「白ブラウスも汚れちゃいそうで心配だよ。なんで今日その服なん?」大輝の前でそんなこと言わなくても。無知なやつだと思われるじゃない。知子と果穂は、美咲の純な想いを知らないし、しょうがないといえばしょうがないんだけど。大輝が、美咲の脚に目をやって。「えっ、めっちゃ刺されてるじゃん。まずいよ。この脚」と心配そう。っていうか、ちょっと引いてる…。いつのまにか、ぶどうからも手が離れてしまっている。ああ、こんなことなら、知子や果穂みたいなガード万全の格好でくるべきだった。狙いすぎた自分を大反省。【三松さんからのコメント】せっかくの好きな人とのおでかけ、気合を入れたくなる気持ちはわかるわかる。でも、18歳過ぎたなら目的に応じた応じた“TPO”というのを意識しないと恥ずかしいです。まわりに気を遣わせてしまうし、自分も思いっきり楽しめないでしょう。そしてなにより狙った彼に「適切な衣服を選べない残念なひと」と思われて、幻滅されたらもったいない。美咲さん、ふだんからガーリーなファッションが多めなのでしょう。もしそうだとしたら、アウトドアシーンでのカジュアルファッションは、逆にアリだったかも。「こんな格好もするんだ」と、きっといい意味でのギャップ萌えにつながります。もし一泊二日ならば、部屋着をヘルシーなショートパンツにするなど、ホソシロ脚をアピールするシーンは他にもありそうですし。以前、日焼け止め忘れてひどい日焼けになり、痛みでエッチ中断した女性の話を紹介しましたが、恋の成就に「備えあれば憂いなし」ということわざは活きてきます。みんなで旅行をするときは、日焼け止め・虫除けスプレー、ウエットティッシュなどあらゆる予防線を貼るべし。さらに、予備の薬や、マスクなどプラスαを忍ばせておくと、自分も安心。友達助けもできる。手が汚れたときに、さりげなくウエットティッシュを差し出されたら。性別問わず、やられてイヤな人はいません。つい、ファッションや髪型、肌の手入れなど見た目の美しさを優先しがちですが、内面のやさしさを見つめてくれるひとを彼にすると、その恋、長続きします。「レスなひとびとに告ぐ。備えあれば憂いなし。起こりうる複数のアクシデントに向けて予防策を準備せよ。例:今日のデートで初裸になると予測したらムダ毛処理して、予備パンツをバッグに入れとくみたいな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©bymuratdeniz/Gettyimages文・三松真由美
2023年09月14日鵜山仁演出、高橋和也、霧矢大夢ら実力派キャストを迎え21年ぶり上演こまつ座第148回『連鎖街のひとびと』が2023年11月9日 (木) ~2023年12月3日 (日)に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア南館7階)にて上演されます(全国ツアー公演あり)。この度、演出家とキャストによるコメントが公開されました。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて9月2日(土)10:00よりチケット一般発売開始 公式ホームページ どの地でも必死で生きる市井のひとびとの姿を笑いと軽やかな音楽でお届け◆作品紹介◆本作は鵜山仁の演出によって2000年に紀伊國屋ホールで初演され、翌2001年にも再演されました。満州国に夢を求めた日本人が最初にたどりついた夢の街、大連。国家のスローガンにより移住した人々。そしてその夢が破れて日本に帰れず、なんとかその地で生きようとした日本人とその周辺の愛すべき人々達が織り成す物語は、どの地でも必死で生きる市井のひとびとの姿を浮き彫りにし、現代の私たちに生きる力を与えてくれます。その時代も今も人間の営みと必死で戦っている姿を、笑いと軽やかな音楽、そして演劇賛歌に包んで届ける作品です。演劇の知恵を使って困難な事態を懸命に乗り越え、生き抜いた人達の姿を通して「今、なぜ、楽しい演劇なのか」を真摯にそして楽しく届ける井上ひさしの音楽劇がこまつ座で22年振りに甦ります。◆こまつ座とは◆1983年、作家・劇作家の井上ひさしが座付作家として立ち上げ、翌年『頭痛肩こり樋口一葉』で旗揚げ。以降、井上ひさしに関わる舞台を専門に上演。2010年に井上ひさし没後は新作として井上ひさし原案の『木の上の軍隊』(作:蓬莱竜太)、『母と暮せば』(作:畑澤聖悟)も上演。22年には『母と暮せば』の舞台裏を描いたドキュメンタリー映画「長崎追想父・井上ひさしへの旅」(監督:松村克弥)上映会も実施。また、同年には舞台芸術に関するデジタル・アーカイブ化を推進するEPAD事業のパートナー団体に選定される。近年の受賞作に03年読売演劇大賞最優秀作品賞(『太鼓たたいて笛ふいて』)、10年読売演劇大賞芸術栄誉賞(井上ひさし)、12年紀伊國屋演劇賞団体賞(「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」の舞台成果)、16年読売演劇大賞優秀作品賞(『マンザナ、わが町』)、17年文化庁芸術祭賞の演劇部門において関東参加公演の部で大賞を受賞。20年第5回『澄和Futurist賞』(顕彰事業)受賞。その他にも受賞歴多数。スタッフ[作]井上ひさし1934年山形県生まれ。69年『日本人のへそ』で演劇界へ本格的にデビュー。72年『道元の冒険』で岸田國士戯曲賞受賞。以降、戯曲、小説など幅広く活躍する。81年、小説「吉里吉里人」で日本SF大賞受賞。翌年、読売文学賞小説賞を受賞。84年には『頭痛肩こり樋口一葉』で自作のみを上演する「こまつ座」を旗揚げ。また、新国立劇場の柿落とし公演『紙屋町さくらホテル』を書き下ろす。 そのほか、『化粧』『父と暮せば』『ムサシ』などは海外で上演され高い評価を得ている。遺作『組曲虐殺』まで七十近い戯曲を書き下ろした。直木賞、紀伊國屋演劇賞、読売文学賞(戯曲部門・小説部門)、吉川英治文学賞、菊池寛賞、朝日賞など受賞歴も数多い。2004年には文化功労者に選ばれ、09年には、戯曲を中心とする広い領域における長年の業績で恩賜賞日本藝術院賞を受賞した。 2010年4月9日逝去。「むずかしいことをやさしくやさしいことをふかくふかいことをゆかいにゆかいなことをまじめに書くこと」―井上ひさし[演出]鵜山 仁1953年奈良県生まれ。文学座演出部所属。近年の主な演出作品に、『女の一生』、『その人を知らず』、『ヘンリー五世』、『この道はいつか来た道』、オペラ『カルメン』、『鹿鳴館』、『ヘンリー二世』など。こまつ座では『雪やこんこん』、『人間合格』、『紙屋町さくらホテル』、『円生と志ん生』、『芭蕉通夜舟』、『イーハトーボの劇列車』、『小林一茶』、『マンザナ、わが町』、『化粧二題』、『日の浦姫物語』、『吾輩は漱石である』など。『父と暮せば』などで読売演劇大賞優秀賞演出家賞、『おばかさんの夕食会』などで毎日芸術賞千田是也賞、『コペンハーゲン』などで紀伊國屋演劇賞、『兄おとうと』などで読売演劇大賞グランプリと最優秀演出家賞、『ヘンリー六世』で読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞している。1987年の『雪やこんこん』以来、こまつ座の公演を3000ステージ近く手がけている、井上ひさしが絶対的な信頼をおいていた演出家のひとりである。2016年、『マンザナ、わが町』、『廃墟』の演出において、第23回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。2020年、紫綬褒章受章。出演者プロフィール※【】内は役名高橋和也(たかはし・かずや)【塩見利(とし)英(ひで)】東京都出身。1988年男闘呼組としてデビュー。1993年解散後、舞台『エンジェルスインアメリカ』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン)主演、映画「KAMIKAZETAXI」(監督:原田眞人)、「八つ墓村」(監督:市川崑)、「Hush!」(監督:橋口亮輔)、NHK「寺子屋ゆめ指南」主演など活躍の場を広げる。近年の主な作品に【舞台】『オイディプス』(演出:マシュー・ダンスター)、『現代能楽集~幸福論「道成寺」「隅田川」より』(演出:瀬戸山美咲)【映画】「追想ジャーニー」「白鍵と黒鍵の間に」【テレビ】「DORONJO/ドロンジョ」「インフォーマ」【配信】「雨に叫べば」「THEDAYS」など。こまつ座では『泣き虫なまいき石川啄木』(演出:鈴木裕美)、『紙屋町さくらホテル』(演出:鵜山仁)に出演。本作初演にも石谷一彦役で出演している。千葉哲也(ちば・てつや)【片倉研介】神奈川県出身。演劇企画集団THE・ガジラの中心的な俳優として多くの作品に出演。受賞歴として読売演劇大賞優秀男優賞(第5回、20回、24回)、紀伊国屋演劇賞個人賞(第39回)、読売演劇大賞優秀演出家賞(第14回、16回、24回)近年の主な出演作品に【舞台】『WEHAPPYFEWわれら幸運な少数』『マヌエラ』『ライフ・イン・ザ・シアター』(演出も担当)『狐晴明九尾狩り』(演出:いのうえひでのり)【映画】「ONODA」【テレビ】「どうする家康」「おかえりモネ」「相棒SP」など。井上作品では『紙屋町さくらホテル』(演出:鵜山仁)、『キネマの天地』(演出:小川絵梨子)、『闇に咲く花』(演出:栗山民也)に出演。加納幸和(かのう・ゆきかず)【陳(ちん)鎮中(ちんちゅう)】兵庫県出身。日本大学藝術学部卒業。1987年『ザ・隅田川』にて、花組芝居を旗揚げ。創立35周年を迎えた劇団の座長として、脚本・演出を手掛け、自らも女形で出演。座外の客演・演出・脚本提供や、映像にも進出。女形指導や、母校の日藝やカルチャースクールで講師を務めるなど多方面で活躍。西瓜糖『ご馳走』花組芝居『毛皮のマリー』で、2019年前期の読売演劇賞演出家賞にノミネート。近年の舞台に『荒御霊新田神徳』(演出:加納幸和)『演劇調異譚「xxxHOLiC」-續-』(演出:松崎史也)『鹿鳴館』(演出:加納幸和)『桜文』(演出:寺十吾)『ドレッサー』(演出:鵜山仁)、『三億円事件』(演出:和田憲明)など。こまつ座初出演となる。鍛治直人(かじ・なおと)【今西錬吉】兵庫県出身。1997年文学座附属演劇研究所入所。2002年に座員となる。09年9月から1年間、文化庁派遣在外研究生としてロンドンへ留学。近年の主な出演作品に【舞台】『BACKBEAT』(演出:石丸さち子)『占領の囚人たち』(演出:生田みゆき)『欲望という名の電車』(演出:高橋正徳)・『美しきものの伝説』(演出:鵜山仁)『群盗』(演出:小栗了)『マドモアゼル・モーツァルト』(演出:小林香)、【映画】「シン・ウルトラマン」、【テレビ】「相棒S18」「キミに最後の別れを~永遠なれラグビーの青春~」など。こまつ座初出演となる。西川大貴(にしかわ・たいき)【石谷(いしたに)一彦】東京都出身。立教大学現代心理学部卒。『アニー』(演出:ジョエル・ビショッフ)でデビュー。以降、『ボーイフロムオズ』(演出:フィリップ・マッキンリー)『レ・ミゼラブル』(演出:ジョン・ケアード)などに出演。俳優として活動しつつ、クリエイターとして、コロナ禍に短篇集作品「雨が止まない世界なら」を執筆しアルバム制作・コンサートを開催。YouTube「ミュージカルchクロネコチャンネル」ではチャンネルホストとして俳優との対談・舞台製作の裏側についての発信など意欲的に活動している。近年の主な作品は【舞台】『ミス・サイゴン』(演出:ローレンス・コナー)、『検察側の証人』(演出:小川絵梨子)、【映画】「TAPthelastshow」など。こまつ座初出演となる。朴勝哲(ぱく・すんちょる)【崔(さい)明林(めいりん)】兵庫県出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。井上作品を主に、こまつ座、新国立劇場などの演劇作品で演奏。こまつ座『兄おとうと』(演出:鵜山仁)のピアノ演奏で2004年第11回読売演劇大賞優秀スタッフ賞、ホリプロ『スリル・ミー』(演出:栗山民也)の演奏で2019年第26回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。新国立劇場での『焼肉ドラゴン』(作・演出:鄭義信)に常連客のアコーディオン弾きの役で出演。2018年公開の映画にも出演している。井上作品には『日本人のへそ』『太鼓たたいて笛ふいて』(演出:栗山民也)『円生と志ん生』(演出:鵜山仁)『きらめく星座』(演出:木村光一)などに出演。石橋徹郎(いしばし・てつろう)【市川新太郎】東京都出身。1996年文学座附属演劇研究所入所。2001年に座員となる。舞台・TVドラマ・CMなど幅広く活躍するほか、演劇ユニット「イマシバシノアヤウサ」としても活動している。近年の主な出演作品に【舞台】『夏の夜の夢』『黄昏』(演出:鵜山仁)、『夜の女たち』(演出:長塚圭史)『Hello~ハロルド・ピンター作品6選~』(演出:的場孝起)、『熱海殺人事件』(演出:稲賀賀恵)【映画】「聯合艦隊司令長官山本五十六」【テレビ】NHK大河「青天を衝け」、連続テレビ小説「なつぞら」、「相棒Season13」など。こまつ座作品は『紙屋町さくらホテル』『イーハトーボの劇列車』(演出:鵜山仁)に出演。霧矢大夢(きりや・ひろむ)【ハルビン・ジェニィ】大阪府出身。元宝塚歌劇団月組トップスター。在団中の主な出演作に、『エドワード8世』(演出:大野拓史)『スカーレットピンパーネル』『エリザベート』(演出:小池修一郎)『MEANDMYGIRL』(演出:三木章雄)など。2012年宝塚歌劇団退団後は舞台を中心に活躍。2014年『IDO!IDO!』(演出:大河内直子)にて読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。近年の主な出演作は、【舞台】『ニュージーズ』(演出:小池修一郎)『マチルダ』(演出:マシュー・ウォーチャス)『バイ・バイ・バーディー』(演出:TETSUHARU)『ピピン』(演出:ダイアン・パウルス)『薔薇と海賊』(演出:大河内直子)など。9月には自由劇場にて『三人姉妹』に出演予定。こまつ座初出演となる。こまつ座 『連鎖街のひとびと』 演出家コメント【演出】 鵜山仁1945年8月。ロシア軍が満州に侵攻、関東軍は逃亡。身を守るすべもない日本人が置き去りにされた街、大連。市内の目抜通り「連鎖街」の一角にある、がらんとした地下室。ここで台本を書き、稽古をし、芝居を作り、初日の幕を開けることになった登場人物たち。過去を検証し、自らのあるべき姿を問い直して、未来への展望を開く。もしかしたら演劇は、そのために、何かの役に立つのか…芝居なんてものが、荒廃した現実を、再生させる手掛かりになるのか…これはいつの世にも共通する、われわれ演劇人に対する、大事な問いかけです。初演以来23年を経て、「連鎖街」に連なる志を、もう一度手繰り寄せたいと思っています。こまつ座 『連鎖街のひとびと』出演者コメント塩見利英役:高橋和也『連鎖街のひとびと』は私が初めて井上作品と出会った忘れられない作品です。私は31歳で生意気な頃だったと思います。辻萬長さんや木場勝己さんといったベテランの舞台俳優の先輩方に囲まれて一番若い役を演じていました。あれから23年の月日が経ち、今回は私が辻萬長さんの演じた役をやらせていただく事になりました。新劇の作者で物語をリードしていく、愛情深い人物です。井上先生の分身とも言える役を自分が演じる事になり、少し震える想いでいます。片倉研介役:千葉哲也今年で還暦。演劇は実に体力である。しかし、体力で乗り切れる歳もそろそろ終盤。今の自分は乗り切れてるのか、それともずっこけてるのか…。そして感じるのは、俳優としてはまだまだ道半ば…。それでいながら、色んな意味でのチャレンジ精神は益々旺盛。だが、やりたい事とやれる事のギャップに、驚愕とショックをうけながらの毎日の日々。それでも、この度3度目のこまつ座に、喜びと悲鳴を感じながら、焦らず、ゆっくり、一歩ずつ…。陳 鎮中役: 加納幸和念願の「こまつ座」です。ドンピシャの「ひょっこりひょうたん島」世代、井上ひさし氏との最初の接点はそこ。続いては、昭和47年、NHKで放映された『金壺親父恋達引』。同じ人形劇でも、本格的な新作文楽もお書きになれるのか、と仰天しました(こちらは12の生意気なガキですが/苦笑)。初演再演と「陳鎮中」をお演りになった松熊信義氏は、大学で演技を教わった先生で、御縁を感じます。深刻な状況をカジュアルなお芝居に仕立ててしまう、ひさし氏の世界!にどっぷり浸らせて頂きます!今西錬吉役:鍛治直人此の度初めてこまつ座公演に出演いたします。憧れのこまつ座さんにいつ声をかけて頂けるかと首を長く長くして待っておりました。さて、今回私は作品の舞台となる今西ホテルの支配人、今西錬吉を演じます。出演舞台の95%が”赤毛もの”の私にとって久しぶりの日本人役でございます。バラエティに富んだ素晴らしい共演者の方々との稽古も今から楽しみですが、井上ひさしさんの“美しい日本語”を自分が話すと思うとワクワクします。東京公演だけでなく年末から来年の2月にかけて山形、群馬、中部北陸地方にも伺います。どうぞご期待ください!石谷一彦役: 西川大貴こまつ座さん、井上ひさしさんの作品に初めて出演させていただきます。とても光栄ですし、随分前から稽古が始まる日を楽しみにしています!先輩方の足を引っ張らぬよう、かつ、なるべく自然体でいられるよう努めたいと思います。演出の鵜山さんとは2作品目です。「自分からのノートは勘違いして受け取ってもらうくらいが丁度いい」という言葉がとても印象に残っています。またご一緒出来て嬉しいです。11月より様々な劇場にお邪魔します。皆様の御来場お待ちしております!崔 明林役: 朴 勝哲21年ぶりの、再再演。初演から同じ役の崔青年…。不安です…。まあ頭の中身はあんまり変わっていませんので、せめて軽やかに動けるよう精進しようと思います。自分のこと以外、今回の皆さんとこの舞台に立てることは楽しみでしかありません!よろしくお願いします!市川新太郎役:石橋徹郎今もこの地球にはミサイルが飛んでいる。誰もが憎んでいるのにも関わらず。でもそれは、考えたくもないが、ある人にとっては生きていくために必要なものなのかもしれない、現時点では。なぜ生きたいのだろう。なくなることのない不安、何をたよりに生きていけばよいのか。そもそも何が生きがいなのか。嬉しいことがあるから生きる。自分を証明するために生きる。嬉しいことってなんだ。どうしたら自分を確認できる。今ここで一緒に生きている仲間に気づくことだろうか。例えば劇場という現実で。ハルビン・ジェニィ役:霧矢大夢初めてこまつ座の舞台に出演させて頂きます。演劇に携わる者としては憧れの世界でした。喜びと緊張とワクワクが止まりません。『連鎖街のひとびと』。台本を読んだ第一印象は、「連鎖街の変なひとびと」「連鎖街の愉快なひとびと」などなど…タイトルはこうなのでは?と思う程、どの人物もちょっと変で一生懸命で、混沌とした時代背景でもどこか能天気で、とても愛おしいと感じました。私は満州国の女優ハルビン・ジェニイ(日本人)役。私事ですが、この10年で満州の女優役はこれで3回目。「満州の女優」って、数奇な運命だったりどことなくミステリアスなイメージがありませんか。しかし今まで演じた2回共、ちょっと変わった役でした。笑さてジェニイはどうでしょうか。やっぱり…?公演概要こまつ座第148回『連鎖街のひとびと』作:井上ひさし、演出:鵜山 仁【東京公演】公演期間:2023年11月9日 (木) ~2023年12月3日 (日)会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア南館7階)【全国公演】2023年12月10日(日)13:00山形県・東ソーアリーナ2023年12月22日(金)13:00群馬県・昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)小ホール2024年1月16日(火)~2月10日(土)全国演鑑連中部・北陸ブロック協議会※会員制公演■出演者高橋和也/千葉哲也/加納幸和/鍛治直人/西川大貴/朴 勝哲/石橋徹郎/霧矢大夢■東京公演スケジュール11月09日(木) 18:3011月10日(金) 18:3011月11日(土) 13:00 / 18:3011月12日(日) 13:0011月14日(火) 13:0011月15日(水) 13:0011月16日(木) 13:00★11月17日(金) 13:0011月18日(土) 13:00 / 18:3011月19日(日) 13:0011月20日(月) 13:00★11月22日(水) 13:0011月23日(木・祝) 13:0011月24日(金) 13:0011月25日(土) 13:00 / 18:3011月26日(日) 13:00★11月27日(月) 13:0011月29日(水) 13:0011月30日(木) 13:0012月01日(金) 13:0012月02日(土) 13:00 / 18:3012月03日(日) 13:00※開場は開演の30分前です。※上演時間:2時間45分予定(休憩含む)※夜チケット対象公演は、U-30のお取り扱いはございません。☆★スペシャルトークショー★☆11月16日(木)1:00公演後鵜山 仁(演出家)11月20日(月)1:00公演後高橋和也、千葉哲也、加納幸和、鍛治直人11月26日(木)1:00公演後霧矢大夢、石橋徹郎、朴勝哲、西川大貴※トークショーは、開催日以外のチケットをお持ちの方でもご入場いただけます。※出演者は都合により変更の可能性がございます。■チケット料金指定席:8,800円夜チケット:7,000円U-30:6,600円(観劇時30歳以下)高校生以下:2,000円(こまつ座のみ取扱い)(全席指定・税込)<カンフェティ限定>先着限定!夜チケット:7,000円→5,600円! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月08日長い間連れ添っていれば、すれ違いも付きもの。なかには、レスで悩んでいたけれど、お互いの気持ちを尊重することでレスを解消することができた人もいるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」をご紹介します。漫画のあらすじ結婚して3年、仲睦まじく生活を共にする2人。順調に見える一方で“からだの繋がり”だけがなく、「女を忘れてしまうのでは」と悩む主人公。私たち夫婦に愛が無いわけではないのに、一体なぜ……?久しぶりに…読者の感想は……『夫婦といえど、自分の気持ちを正直に話すのは難しいときがあることに共感しました。大事な事ほどしっかり口に出していきたいと思いました。』『二人でルールを決めるということがいいですね。お互いに寄り添っているところがとても素敵で、見習いたいです。』『性生活についての価値観の違いは本当によくわかる。』『少しずつお互いの距離が近づいていて、心温まる感じがしました。』『無理に急いで距離を詰める必要もないし、ゆっくり人それぞれのペースでこういう事は進めていけばいいと思います。』など、さまざまなコメントが寄せられました。皆さんは、この3つの魔法のルール、どう感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年09月04日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼女と同棲中の26歳男性。心から幸せを感じる彼だったが…。三松先生が、同棲や交際が長続きしない男性の特徴を教えてくれます!カツラ(26歳)、同棲いい感じだと思っていたのに、おでかけレスで彼女が実家に帰っちまった【レスなひとびと】vol. 215少しだけ風が涼しくなってきた、ある休日。ちょっぴり頬をふくらませて、文香がカツラの顔をのぞきこむ。「も〜カツラ、いつまで寝てるの?」「ごめんごめん、昨日朝4時までオンラインゲームやっちゃってさ。ってか、めっちゃいい匂いしない?もしかして焼きたてパンかな」そう言って、カツラが勢いよく起きあがる。「そうだよ。カツラがなかなか起きてこないから、シナモンパン焼いちゃった」「やべー、俺、幸せすぎじゃない?」「はい、はい、いいから顔洗う!」文香にうながされ、カツラは洗面所へ。同棲はじめて半年。こういう何気ない休日に、カツラは心から幸せを感じていた。「同棲、サイコーー!」文香は、製菓専門学校を出たあとパン屋さんで働いている。いずれは、自分の店をひらくのが夢らしい。ということで、彼女の焼くパンは絶品なのだ。料理もうまい。「うっわ。外はカリッとしてて、中はふわっふわ。もうね、顔近づけただけで幸せな匂いするもん。はぁーー最高」焼きたてのパンを頬張り、絶賛するカツラ。でも、いつもなら喜んでくれるはずの文香が、浮かない様子だ。「どうしたの?」「ううん」「そう?ならいいけど…」おなかがいっぱいになったカツラは、元気のない文香を抱きしめて再びベッドへ。機嫌がよくないのはわかるけど、どうしたらいいかわからない。文香の作るパンと文香のふわふわおっぱいで幸せすぎる日常。このままいちゃいちゃする流れだと思った、そのとき。「ねえ、カツラはこれでいいって思ってる?」険悪な声。「えっ、なに?もしかして、食器の片付けサボったから怒ってる。ごめん。あとでやるから許して」「じゃなくて。前から言ってたじゃん」「な、なんだっけ」「休みが合う日は、おでかけしたいって」「あ、あ言ってたね」「結局、夏もどこにも行けなかったじゃん。花火も神社のお祭も、フェスもなんにもなし。大体昼まで寝てるし、計画立てようって言っても全然乗り気じゃないし」「いや、そんなに出かけたがってるって、知らなくて。計画しようって言ってもいつも途中で話終わっちゃうから」「だって、全然乗り気じゃないから、無理やり連れてくのもイヤで。カツラは家が好き。私は外で遊びたい。うちらやっぱり合わないのかな?」「そんなことない。俺、文香のこと好きだし。毎週は無理かもだけどできるだけ希望は叶えたいって思ってる」「そうなの?」「もちろん。じゃあさ、今日は遠出は無理かもだけど。文香が前、気になるって言ってたカフェ行こう。お店づくりの参考にしたいって言ってたとこ」「えっ、いいの?」文香に笑顔が戻る。「やっぱ、今日はカフェやめとこう。…わたし、ヤるだけの彼女になりたくない」文香はご機嫌ななめで瞬速で実家に帰ってしまった…。【三松さんからのコメント】夏が終わり、デートについての不満がポロッと出てくるカップル多発。「ああしておけばよかった」「ここも行っておきたかった」「休みを合わせてくれなくて最低―」など。特に今年は、花火大会やお祭りが久しぶりに開催されましたよね。しばらくガマンしていたぶん、今年の夏こそははじけるぞ!と期待が大きかったのではないかなと。二人がインドア系カップルならばいいですが、カツラさんたちはどうやらそうではない様子。カフェデートが提案できたまではよかったんですが、いちゃいちゃですりかえちゃダメだわ。インドア派orアウトドア派。どちらが歩みよるかは臨機応変対応せよ。もともと休日は家でダラダラ好きの人も、一緒におでかけするうちに、楽しさに気づくパターンもよく聞きます。ジコチュー彼氏、ジコチュー彼女にならぬよう同棲するなら察する努力を。「彼女の(彼氏の)不機嫌を抱くことで埋め合わせようとするなかれ。それだけの相手って思われたら不利。いや待て。極上のテクがあるなら、それでもいいかもしれんわ。誰か挑戦してみて」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Dmitrii Marchenko/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月31日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、32歳で初めて合コンに参加したという女性。そこで、27歳の年下男性といい雰囲気になったが…。三松先生が、男性がドン引きする「女性の言葉」を教えてくれます!真帆(32歳)自信レスで「自称おばさん発言」がやめられない!【レスなひとびと】vol. 21432歳になって、はじめての合コン。しかも相手はオール年下らしい。正直、20代男性なんて…「おばさん」って思われそうじゃないか。真帆はびびっていた。でも、合コンは盛り上がり、27歳の郁人くんはぐいぐい来た。合コン終わってすぐ「真帆さん、また会いたいです」ってニッコリ。真帆はどちらかといえば年上好き。でも、こんなにストレートに好意を示してくれるって、うれしい。キュンとはこういう感覚なのか?好奇心も混じり、デートに行くことに。お互い人材系の会社で働いているところまでは合コンで紹介済み。ゆっくり話してみると、ちょうど同じ資格試験の勉強中。どうやって勉強時間を作っているかとか、わかりやすかった動画や参考書とか、シェアして盛り上がる。ふたりとも日本酒好きで詳しくて、お酒の銘柄やお店の話も楽しくてしょうがない。なんか、意外といい感じかも。そう思った真帆だったが、いかんせん自信がない。ひとりになると急に、「遊ばれてるだけなのでは?」と不安になる。だって、郁人くんはかっこいいし、仕事もがんばってるし、なにより若いしーーー。そのうえ大企業勤めだし、職場には同い歳のかわいい子がいっぱいいるんだろうなとアレヤコレヤ邪念が。金曜日の夜、つい郁人くんからの返信がないから送ってしまった。「後輩女子と華金?おばさん、嫉妬しちゃうな〜」って。「遊んでない、仕事だよ!」って返ってきたけど、わかんないよね。2回目のデートでバーに行ったあと、ホテルに行く流れになった。もちろん、郁人くんとはくっつきたい。でも、2回目でホテルって、やっぱり遊ばれてるに違いない。年上だから、チョロいって思われてるんじゃないか。また邪念がムクムク。シャワーを浴びて、タオルを巻いた姿で出てきた郁人くんの上半身は、鍛えられてて、今風マッスル。Tarzanとか読んで鍛えたに違いない。褒めると「1年前からジム行き始めたんだよね」とうれしそう。引き締まった若々しいカラダを見て、真帆の不安はさらに増幅。勇気を出して、真帆も脱いでみたけれど。「やっぱ若い子と比べたら、肌にハリがないよね」「いや、30代になってから急にむくみがひどくなって」「背中とかソバカスあるしさ」と自虐が止まらない。「真帆さん、きれいだよ」と郁人くんは言ってくれるけど。どうしても「だってやっぱり、郁人くんに比べたらおばさんだし」と返してしまう。何度目かのやりとりのあと、郁人くんがついに言った。「おれ、真帆さんのこと、すごくいいと思ってきたのに、そんなふうに言われると萎えるわああ」って。郁人くんは服を着始めてしまう。「また時間がある時飲もうね」って、ホテル代を置いて出て行ってしまった。ただの飲み相手に位置付けされた。“おばさんだから、萎えたんだろうな。一生彼氏なんかできないよ。わたし”【三松さんからのコメント】真帆さん、それ、年齢のせいじゃありません。自信レスなのを年齢のせいにしているだけ。ひとは、自信がない部分について、つい言い訳をしてしまうもの。「頭悪いのは親に似た」「ブサイクに生まれたのは運命」「妹のほうがかわいい」などなど。内心は自信レスの事象を「そんなことないよ。全部好きだよ」って、まるごと受け止めてほしい。だからあえて先に自虐に走って、それを相手に否定してもらいたいという回路。そんな、はかない思いで自虐が止まらないのかもしれません。かわいい面もあるのですが、それって何度も続くとただのめんどくさい女。何度も繰り返すうちに、もともとよかったはずの印象が、自虐のイメージで塗り替えられてしまいます。ああ、もったいない。「おばさんだよ」「かわいくないよ」「スタイル悪いし」などの言葉は、使い過ぎに気をつけて。しかも同じ年齢の同性の前でそれ言うと、彼女もまた「おばさん区分」に入れられてるって、いい気分じゃなくなる。傷つきたくないし、防御線を張りたくなる気持ちはわかりますが、せっかくのチャンスを、自虐連射で逃してしまうのは不正解。真帆さんは資格試験の勉強をしていたり、日本酒に詳しかったりで、彼の目には一生懸命で話が合う女性に映っていたはず。もっと一緒にいたいなと思われたから誘われたんです。「このひと、いいかも」と思ったら、傷つく覚悟も必要です。自虐は卒業して、自分磨きをしていけば、どっちに転んだとしてもプラスです。「口にする言葉って大事です。そっちに意識が傾くからね。呪いの言葉を口にすると怖~い顔になる。性格も悪くなるぞ。呪うな。自分を貶めるな。負けの言葉を口癖にするな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Wavebreakmedia/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月24日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、交際歴3年の彼がいる23歳女性。いつものように、仕事帰りに彼の家へ向かったが…。三松先生が、女性が相手から別れを告げられる原因のひとつを教えてくれます!蘭(23歳)彼の家の玄関でプーン。これって、ふられるパターン?【レスなひとびと】vol. 213じめじめとして暑い日の、帰宅ラッシュの電車内。(はあー。冷房ってサイコー!今日はがんばったし、最寄りのスーパーでお惣菜とビール買っていっちゃお)蘭は、IT系の会社でソフトウェアの営業をする23歳。ほどよい疲れを抱えつつ、彼の家に向かい中だ。彼氏の健太とは、お付き合い歴3年目。大学のテニスサークルで出会って、だんだんと恋に発展。社会人になってからは家の合鍵をくれて、順調に交際を続けている。(ピンポーン)「おつかれっ!」ドアが開いて、笑顔の健太が現れた。「ごめん、手がいっぱいで鍵あけられなくて。はい、ビールとお惣菜買ってきたよー。飲も飲も」そう言って靴を脱いだとたん、健太の笑顔が固まった。蘭をジッと見つめ、なにやら言葉を失っている。「ど、どうしたの…?」蘭は健太の反応に戸惑いつつ、ふっとあることに気づいた。(げげっ、なんか足元から、賞味期限切れ納豆みたいなニオイがする!?く、く、くさい)顔は真っ赤、頭は真っ白。長く付き合ってきたけど、こんなことって今までなかったぞ。まさに地獄絵図。「ご、ごめん!なんか…クサいよね…」そう言って、うずくまり、言葉を詰まらせながら謝る蘭。しばらく無言の健太を、おそるおそる見上げる。目が合って、健太が顔をゆがめて笑い出した。「いや、蘭も足とか、クサくなるんだなって思ってさ」「え、ちょ、どういう」「ほら、シャワー浴びておいでよ」「うん」健太が笑ってくれて、気まずい状況はなんとか和らいでいったけど。恥ずかしい気持ちは消えないまま、シャワーを浴びる。足の指の間をソープでゴシゴシこする。足の臭いってどっから湧き出るんだろう。そして部屋へ。冷えたビールとお惣菜、そして“謎の粉”が出してあった。「これ、おれのニオイケアグッズ」「え、そうなんだ」蘭は、今までニオイケアグッズなんて、高校生の頃から使ってる、汗拭きシートや制汗スプレーくらいしか知らなかった。「引越しのバイトしてたときに、先輩から教えてもらって。靴にいれると臭わなくなる粉。ストックあるから蘭にもやるよ」「ありがと」「でも、蘭でもクサくなるとか、かわいいよ。それだけ、1日汗かいてがんばってるってことだよな」そう言って、頭を撫でてくれた。「恥ずかしよ。臭い女なんて。穴があったら入りたいよ」そういって、体育座りをした膝に、顔をうずめる蘭を、健太はぎゅぅっと抱きしめる。「大丈夫、大丈夫。年取ったら、もっと恥ずかしいこと絶対あるって。おれのお尻、蘭に拭いてもらうことになるかもしれないし」「もう、なにそれ」顔をあげて笑う蘭に、キスが降ってくる。本当に、そのくらいの歳になっても、そばにいられたらなと思う蘭だった。【三松さんからのコメント】健太さん、ムッチャいい彼氏さんじゃないですか!気まずくなるような事態に、瞬間でそれを笑いとばせちゃうユーモアがあるってステキです。彼女に恥をかかせないようさりげなく機転を利かせる頭の良さ。ニオイケア、意外と疎い女性がいるのですよ。足もそうですが、脇やフェムゾーンも。夏になると、ツンとすえたニオイがしてる人、電車や混んでいるスーパーのレジなどで遭遇しませんか。「わたしは大丈夫」と思っていても、体質やライフスタイルが変化して、急にニオイが倍増することもあります。ストレスも大敵。月経や行為もニオイにかかわってきます。ちょっとクサいけど、まぁいいやとフタをして、それでパートナーとの関係が悪化してしまったらもったいないですよね。ニオイケアは汗かく部位にあらかじめ塗っておくものや、フェムゾーン専用ミストなど、いろいろあるので試してね。もちろん、過敏になりすぎる必要はなし。ただ、パートナーがみんな健太さんみたいな対応をしてくれるとは限りません。彼女のフェムゾーンを触ると3日間くらい爪から臭うというお話も聞いたなあ。彼らは彼女と別れています。言いづらいから伝えずに、別の理由でそっと別れを告げるなんてケースも。よって相手への思いやりとして、ニオイには気を遣いましょう。ニオイを気にせず思いっきり開放的になれるボディを意識すると、モテ度もあがります。「少々臭うほうが燃える」というメンズもいますが、だいたいは臭いレスを求めています。女性もそうでしょ!「フェムケア必須の清潔時代になりました。フットとフェムの“2F地帯”はケアしてニオイレス彼女をめざそう」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Ghislain & Marie David de Lossy/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月17日主人公のポメは4人家族。夫婦関係は良好ですが少々レス気味。夜のお誘いをするとはぐらかされ、大ゲンカを乗り越えて愛し合うも、誕生日を忘れられ不信感が募ります。子ども2人を出産した今、べるとは会話も行為もなく、ワンオペ育児も限界で体調不良に。病院へ行くと左耳が聞こえていないことが発覚し、べるは頼り切っていた過去の行いを反省。ポメは流れではぐらかされた理由を追求すると理由はまさかの「眠気」と判明し愕然。はぐらかされたときの気持ちを伝えると、べるが寄り添ってくれ号泣してしまい…。「ずるいんだよ、いまさら…」 感謝の気持ちを伝えてくれたり、ハグしてくれたりするだけで大事にされてると改めて実感。もっと早くそうしてくれたら営みに執着することはないと伝えます。 営み自体が目的なら離婚して彼氏を見つければいいけど、そうじゃない。「相手がべるさんだから悩むし不安になる」と泣きながら伝えると「もしかして、俺のことすごい好き?」とべるが質問。 「好きだから浮気してないか不安になっちゃう」と言うと、なんだか妙な間が…。 話していくとふたりは浮気について認識のズレがあったよう。するとポメは「よし!」と腹をくくり…。 はぐらかす行為をやめて欲しかったポメですが… 休日に営みのお誘いをしてほしいと提案したポメさん。毎週いたすということではなく、それくらい気にかけてほしい気持ちを伝えます。はぐらかすのをやめてもらうより、多少義務感があっても前向きな行動かもしれません。 みなさんはパートナーに何かしてほしいとき、どんなふうに提案しますか?何か工夫していることはありますか。 著者:マンガ家・イラストレーター ポメ
2023年08月06日ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、「彼が元カノと連絡を取っていて不安」という女性のお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!彼が元カノに会いたがる理由は何ですか?【レスなひとびと番外編】vol. 47ananwebインスタグラムに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。「浮気に関するお悩みはやはり夏が多いですか」と取材で聞かれたことがあります。夏は恋とエッチのイメージに結びつきやすいですよね。しかし、そんなことはありません。年間通して浮気問題はあります。夏は開放的になってイベントやフェスで心躍るシーンが増えますし、ビーチやプールでボディラインを眼にする機会があるので、ワンナイト(スリーナイトかもしれんが)に発展するという話題にはことかきません。でも冬も恋愛バブルあるのよ。クリスマスやバレンタインに向かってボッチになりたくない女性が友達の彼を狙ったりとか。春はあったかくなるのが嬉しくて恋心が動き出し、秋は肌寒い風を頬に感じて人恋しくなる。ひとは恋とエッチに翻弄されながら生きてゆくものです。「彼氏なんかいらない」「結婚無理!」「仕事がすべて」と断言する派もおられますが、断言派が既婚男性(逆もあり)に溺れてゆく話を800個くらい聞いた記憶があります。正確な数は定かではないが。今回の悩みびとさんと似たような相談をちょいちょい聞くので取り上げました。彼が元カノらしき人と会おうと連絡をとっていて不安です、1回目の約束では別の用事ができたらしく会わなかったのでよかったですが、それがもしなかったら浮気をしていたのか…と考えると別れた方が良いのかと迷っています。別れたほうがいいかどうかは、回答がむずかしいです。彼のキャラによって違うので、自分で判断するしかないのです。推測される彼の脳内元カノと普通の友達に戻りたい元カノに未練があって、隙あらばヨリを戻したい今カノとなんかあったときに復縁候補でキープしておきたい元カノを傷つけたのは僕だと引け目を感じている今カノのほうが好きだけど、元カノは都合のいい女性として置いておきたい元カノとの思い出が楽しすぎたのでたまにデートしたい等々ひとの気持ちはさまざまで、どれか1個だけではないと思います。いろんな理由の複合で元カノに会ってしまう。悩みびとさんは、なぜ彼が会おうとするのか質問してみて、彼の反応を観察してください。眼が泳いでないか、言い訳の数が多くないか。とはいえ、彼氏さんは「元カノと会うことをあなたに申告している」のですよね。正直者でいいではないですか!そこは「言ってくれてうれしかったよ」とやさしい眼で伝えてくださいね。今カノに隠れてラブホ行ってるダメ男もいますから。私が一番やってみたい街頭インタビューは、渋谷のホテル街でカップルに「まじで付き合ってるんすか」「ワンチャンすか」「今カノですか元カノですか」です。今の時代「女風のセラピくんでーす。お店でナンバー2なの。イケメンっしょ!」と彼女さんのほうに回答される確率もかなり高くなっております。時代です…。三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Johnce/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月02日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、友達以上恋人未満の彼がいる28歳女性。この夏は、彼と交際をスタートさせようと、プール付きホテルステイのデートへと意気込むが…。陽歌(28歳)日焼け止めレスで初夜がとんでもない事態に【レスなひとびと】vol. 211朝食付きプールステイプランを丈二が予約してくれた。最近、きっつい仕事に追われていたので、久々のリフレッシュ。円高なので海外リゾートはとても無理。せめて電車で行ける格安のリゾートスポットを見つけようってことで彼氏未満の丈二ががんばったのだ。映え水着で、麦わら帽子で「彼とサマバケ!」的な写真撮らなくちゃ。友達連中からは、「最近の陽歌(ようか)は仕事人間だから彼なんてできないよ。恋愛敗者の夏は寂しいぞう」と冷やかされていた。まだ友達以上で止まっている丈二は、ツンデレ系。毎晩電話してくる週もあれば、放置5日間継続なんてのもザラ。しかし陽歌は本命にしてもいい相手だと思ってる。丈二がクールな時期には陽歌は仕事に没頭できるし。「仕事より僕を優先して」なんて素振りは見せない。「よし!丈二とのマジ交際をこの夏、開始してしまおう。」というのが今回のサマーデートの決断だ。手が届くお値段のVivienneのサングラスとお花がついたツバ広帽子、webで選んだビスチェ風のパープルカラー水着。香りも大事ね。ジョー マローンのネクタリンがいいかな。セクシーアイテムとしてアンクレットも買った。プールサイドで、思い切りセクシーさをアピってからの激しい初夜。いや、待て。ベッドでも挑発感満載のブラとパンティで驚かせよう。初めてなんだから(丈二とは…)とにかく興奮させて、わたしの虜にしてしまおう。丈二のプールサイドでの脳内を想像してみる。(お泊りプランでokってことは、ぜったいしていいってことだよな。うわあ、陽歌の水着姿なんて初めて見たよ。胸、パンチ効いてるわあ。やべっ、もうムラムラしてきた)ってなことを妄想しながら、お泊り準備の買い物やらなんやらでイベント前のウキウキ感を楽しむ。その日は、ギラギラ太陽が照りつける最高気温サマーデイ。リゾート気分を満喫するにはもってこいの気候…のはずだったが。おしゃれスタイルで出向いたプールサイドで気づいた。「あっ、水着や小物に夢中で日焼け止め忘れたじゃん」まあ、いいか。女優帽あるし、上着あるし。しかし、真夏の太陽は甘くなかった。写真撮りに夢中で時間忘れてポーズ取ったり、上着脱いでプールの中で水をピチャピチャかけあったりと恋愛ドラマ気分で遊んでるうちに。ジリジリヒリヒリ。ヒリヒリしながらもディナーをすませ、いよいよ丈二との初夜タイム。超絶ぬるいシャワーを浴びて、決めブラをつけようとするとストラップが日焼け背中に当たり、「いったーい」。丈二が抱き寄せたときに爪が肩に当たり「ぎょえーーーー痛いーーー」もともと色白で肌が弱い陽歌。ほてりまくったボディは、ちょっとこするだけでジリジリヒリヒリ。シーツに横たわるだけで痛い。「ジョーくん、ミニバーから氷取ってきてーー」氷で冷やしながら、なんとか遂行しようと奮闘する二人。「ごめん、陽歌が痛い痛いゆうから気が散って無理だわ」丈二が拗ね顔で言い放つ。ムチャクチャ気まずい空気が流れ、丈二が一言。「今日は僕たちの大事な日にしたかったのに、こんな情けない姿みせることになって、落ち込んだよ。付き合うの考え直そう」【三松さんからのコメント】交際開始の記念日にしようとはりきったのにチーン…。神様のちょっとしたイタズラと思って笑い飛ばすしかありません。しかし、陽歌さんの綿密な交際計画と、彼氏選びを深く考察する姿勢はグッドです。20歳までに完了させときたいとか、24歳までに本命彼氏作りたいとか、33歳までに子どもつくるんだとか、目標設定するのはよいのですが、デッドラインを決めてしまうと、それ間近になってあわてて誤った判断をしてしまいますので。陽歌さんのように冷静に「やっていい相手か」「マジ交際していい相手か」を考察するのは大事。あせってダメンズと付き合うより賢い恋愛対策です。丈二さんは、行為を完遂できなかったのでプライドが傷つき、ネガティブな対応になりましたが、そこはリカバリーできるはずです。サマープール企画第2段で、リベンジしましょう。より愛が深まっていい関係になれます。日焼けヒリヒリのことは笑い話として受け止めて。「初夜。入念なお膳立はいいけど、アクシデントは付き物です。それをデヘヘと笑い会える彼かどうかも見極めようね。日焼け止めレスは笑うしかない」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Jelena Danilovic/Gettyimages文・三松真由美
2023年07月27日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、才色兼備でマッチングアプリでもモテモテの32歳女性。ハイスぺ男性とデートをするが…。三松先生が初デートで言ってはいけないことを教えてくれます!紗奈(32歳)、30代でもマッチングアプリで無双状態。でも、いつも遊ばれて終わるのはなぜ【レスなひとびと】vol. 210「えっ、こんなにいいねがつくの!?」紗奈は最近彼と別れたばかりの32歳。30歳を超えてからのマッチングアプリは、なかなか思い通りいかないと聞いていた。しかし、紗奈に限ってはそんなことナシ。それもそのはず、紗奈は元モデル。今は英会話講師をしていて、まさに才色兼備。海外旅行中に撮ったノースリーブワンピの写真に、イキイキと働いている様子がうかがえるプロフィール文。紗奈には、皆が狙いそうな男性が次々とアプローチをしてきた。高収入かつイケメンで、エスコート上手。宏樹も、そのうちのひとりだった。金曜日の夜、丸ビル内のバルで初デート。夜風を浴びながらの会話が初対面ながら心地よい。「紗奈さん、なんで彼氏いないか不思議。なんでアプリ使ってんの」「宏樹さんこそ。わたしはね、歴代彼氏に財布からお金抜かれたり、浮気されまくったりして、ほんと、男運ないみたい」紗奈は自虐的に笑いながら言う。「そうなの?しっかりしてそうー。そんなふうに見えないけどな」宏樹の不思議そうなリアクションがおもしろくて、調子に乗ってしまう。歴代のヤバい彼の話をたくさんした。そのあと、酔い覚ましに30分ちょっと歩き、小伝馬町のほうにある宏樹のマンションへ。宏樹の家は、一言でいうとキレイ!デザイナーズマンションの一室。紗奈はひとまず、カウンターキッチンのところにあるスツールに腰掛ける。すると宏樹が、「そっちじゃなくて、こっち」とお姫様だっこ。「ねえ、舌出して」ベッドの上で、顎をクイッとやられて深いキス。「自分で脱ぐ?それとも脱がしてほしい?」それまで紳士的な雰囲気だったのに、ふたりっきりになると結構なイジワルスタイル。そんなギャップもたまらなくて…。翌朝、紗奈が目覚めると、宏樹が朝食を作ってくれていた。お店で出てくるみたいにふわっふわなパンケーキに、とろけるチーズのスクランブルエッグ、バジルのボイルドウインナーにトマト。外でも家でも完璧じゃないか。名残惜しかったけど、昼からは英会話レッスンがある。朝食を食べて少しいちゃいちゃしたあと、玄関でキスして、宏樹の家をあとにした。結婚して、こんなふうにおしゃれに暮らせたら楽しいだろうなって、ついつい妄想してしまう。シティ派カップルってやつか。その日の夜、宏樹からのLINE。<昨日はありがとう!また時間があるとき声かけるね>これって、彼女候補じゃなくて、遊び相手に送るLINEだ。実は最近、紗奈には、同じようなことが3回立て続けにあった。「一体、わたしの何が悪いの」【三松さんからのコメント】紗奈さん、いわゆるハイスペ男性に都合のいい女性にされてしまう系ですね。相手からすると、外見はきれいで、センスがいい。でもガチ彼女としては物足りない部分がある。時間あいたときにおしゃべりしてエッチするぶんには充分。アプリではモテモテなのに、遊び相手止まりが3回も続いたとなれば、その理由が気になりますよね。真相はもちろん、相手に聞かないとわかりませんが。気になるのは、初デートのタイミングで、歴代の彼にぞんざいに扱われた話をしているところ。デート相手の多いイケてる男性は、選択肢も多い。相手をまだよく知らない段階で、何人もの元カレに大事にされなかった話を聞かされると「このひと、そんなにバリューないのか?男に大事にされない女ってどうよ。痛い感じだ」なんて、思われる可能性があります。紗奈さんは魅力的なのに「他人から大事にされないキャラ」をアピールするのは戦略ミス。おもしろい話をして、相手を楽しませてあげようというサービス精神はステキなのですが、会話の内容をよく考えましょう。もちろん、紗奈さんの話を聞いて「俺はそんなふうにしないよ」というふうに思ってくれる男性がいればOK。とは言え、恋愛自虐会話はある程度距離が縮まってからするように。逆に自慢話ばかりもよくないのよ。「こいつ、どんだけうぬぼれーー」って引かれてしまう。恋愛成就ってほんとにむずかしい。「自分で自分を価値レスにしないこと。うぬぼれにならないレベルで自分は素敵!を見極めて」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©South_agency/Gettyimages文・三松真由美
2023年07月20日今回は、「彼とレスになってしまった」とのお悩みに、ダンディな恋愛スペシャリストが愛のアドバイス。彼とレスになってしまった4年付き合っている彼がいます。彼とは一緒にいてすごく楽しいし普段は良好な関係だと思っています。でも、そんな彼とここ1年ほどレスな関係が続いています。私から誘っても「ごめん、疲れてる」と断られることが続き、最近では誘うことさえも怖くなってしまいました。レスを解消するいい方法はないでしょうか。(29歳/埼玉県)この悩みを抱えてる子羊ちゃんは意外と多いんじゃないかな。性行為は、ただ快楽だけのためじゃなく、2人の愛を確かめ合うという意味合いもある。今回の子羊ちゃんのように交際期間が長くなるにつれてレスに陥りやすいカップルは多い。またレス期間が長くなりすぎると再開するタイミングが難しいのも事実。これは男性側の意見でも多い。なぜレスになってしまったのか、どう解消していけばいいのかを男性側の本音も交えてアドバイスしていこう。■「疲れてる」を理由に断る男性には2つのタイプがいる彼のように「疲れてる」といった理由で断る男性には2つのタイプがいる。ひとつは、本当に仕事などで疲れ切ってしまい一刻も早く体を休めたいと思っているタイプ。このタイプは、日常の忙しさから解放されない限りなかなか解消は難しいだろう。でも意外と男性は疲れている時ほど彼女と触れ合いたくなるもの。だからもうひとつは、他に理由があるけど「疲れてる」とうそをついているタイプになる。となると、その理由に考えられるものは何なのかを考えていこう。■なぜスレスになってしまったのか?レスになったカップルに多い理由に、はじめからハイペース過ぎたということがあげられる。ペースとは体を重ねる回数のこと。付き合い当初、大体どのカップルも盛り上がってるから会えば必ずと言っていいほど愛し合う。しかも1回会えば何回も体を重ね合うことだってある。このハイペース感はマラソンと同じように最初に飛ばしすぎると最後まで完走できないのと同じ。単純にそのハイペースに疲れてしまうことだってあるし、このペースを維持しなきゃいけないというプレッシャーが男性に襲ってきて意欲をだんだん喪失してしまうこともある。もう一つの理由は、当たり前だけど同じ相手とワンパターンな行為を繰り返すことでのマンネリ感、刺激の無さ。これは一緒にいる時間が長くなるほど起こり得る難しい問題でもある。■レスを解消するには非日常感を演出飽きてきた同じ料理でもスパイスをプラスして味を変化させると全く別の食べ物になって食べられたりする。性行為も同じで、当たり前のように夜、家のベットで間接照明の下でキスから始まり、お決まりの流れ。こんなルーティーンを繰り返していれば飽きるのも当然。だからマンネリした時はスパイスを加える必要がある。じゃあスパイスとは。簡単な方法を紹介すると、いつものルーティーンの逆をまずはやってみる。例えば、いつも夜にしているなら朝。いつも家ならホテルとか。全くトイを使わないなら、使ってみるとか。もし、自分から彼に提案するのが恥ずかしい時は「友達が言ってたんだけど……」「友達から聞いたんだけど……」と枕言葉をつけて、あたかも自分発信ではないような雰囲気で提案してみるのが自然でおすすめ。こうしたスパイスを一気に全部やろうとするのではなく、少しずつ取り入れてみるといい。最後に、どちらか一方が我慢をしたり、強制させられたりする関係ではなく、お互いが納得できる自分たちなりの頻度ややり方で行うことが何よりも大事。そのためには2人でよく話し合うことを忘れずにね。悩める子羊に送る。今回の“ココロに染みるボイスメッセージ”(TETUYA)
2023年07月19日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物子どもが生まれてからずっとレスで……レス問題に悩む妻と、そんな妻をなだめて話題をそらしてきた夫。ついに妻は夫へ「そもそも私が何に怒ってるかわかってる?」と本音をぶつけます。同棲していた頃とは違い、共働きで子どもの面倒を見ながらセックスレスを解消するためには、たくさんの現実的な工夫が必要だと説く妻。妻の言葉で、ようやく夫は「自然な流れなんて来るわけがない」ことを悟り……?そして夫は……この漫画に読者からは……『こういう会話でも満たされて良かったです。』『セックスレスの原因や気持ちの奥の奥まで話ができただけでも前進した気がします。』『私もまず、心を通わせる会話を持つところから始めたいです。』『たとえ睡眠時間が短くなってもしたいという気持ちはとてもわかります。やっぱり2人でしか出来ない大切な行為だからこそ、そこに時間をあえて使うことを疎かににしてほしくないんですよね。』『なかなか自分から切り出すのは難しいけど、気持ちを確かめるためにも話すことをやめてはいけないと思いました。』と心を通わす会話の重要性や、「素敵な夫婦」「良かった」と夫婦の関係改善に安堵する声が多く寄せられました。一番大切なことは夫からの愛情表現が欲しかった妻と、妻の健康を最優先にしたかった夫。セックスレスに陥った2人が少しずつ変わっていったキッカケは、カップルセラピストからのアドバイスでした。あなたが考える“パートナー間で一番大切なこと”は、何ですか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月18日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物ずっとレスで……子どもが生まれてからずっとセックスレスの夫婦。妻が何度も話し合おうと試みるも、夫になだめられ話をそらされてしまいます。そんな時、たまたま夫が出会ったのはカップルセラピストのべべさん。べべさんは夫に、「感情のコミュニケーションは取れているかの?」とアドバイス。そこで夫は……「する日を決めよう」と妻に提案し、次の金曜の夜にと約束します。ところが夫は、連絡もせず深夜まで呑んできて……傷ついた妻……そのまま、その日は無視されてしまう夫。結局レス解消とはならず、またいつも通りの日常を過ごすことに。そしてある日、夫からあのことを切り出して……?この漫画に読者からは……『愛されたいというもどかしさはあるけど、こればっかりは強制できないことです。』『夫は妻の大変さを全然わかってないし、自然な愛情表現の中での流れでしたいのは当然。』『これくらい物わかりのいい旦那さんはほとんどいない……正直妻に愛想つかすと思います。』『子どもがいるので場所的にも難しい……スキンシップや優しい言葉がけだけでも、気持ちは伝わると思います。』など現実的なレス問題解消の難しさや、夫婦どちらにも共感する声が寄せられました。レス問題は……皆さんは、レスの何が問題だと思いますか?またこの後、パートナーにどんな言葉をかけますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月17日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物子どもができてからずっとレスで……何度か夫と話し合いの場を設けようと妻は頑張りますが、その度になだめる夫。ついには妻にブチギレされてしまい、2人の関係にしんどさを感じるように。そこへたまたま出会ったカップルセラピストのべべさんから、「まずは感情の交流から始めてみたらどうかの?」とアドバイスが。そして後日……気持ちを整理した夫は、妻へ明るくある“提案”を持ちかけます。その提案とは……?この漫画に読者からは……『まあこれは腹がたちますね。奥さんに同情。旦那さん、遅くなるなら連絡を。』『いや、する日決めるとかそういう事じゃないんだよなぁ……と思います。』『まずどっちもどっちです。とにかく連絡をしてくれなかったことを自分なら責めまくるかも』『妻も無視するのはあまり良くない』『接待なら仕方なくない?』など妻側にも夫側にも共感する声が多く寄せられました。レス問題の本質とは“レス解消日”を設けて関係の再構築にもがいた夫と妻。でも結局、すれ違いさらに溝を深める結果となってしまいました。皆さんなら、この後パートナーにどんな声をかけますか……?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月16日セックスレスの問題は、一体どうして起こるのでしょうか?また、セックスレスの“何が”問題なのでしょうか?今回のMOREDOORは、セックスレスに悩む夫婦が数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”の言葉によって少しずつ変わっていく漫画をご紹介します。登場人物妻がピリピリ……子どもが生まれてからずっとレスに悩んできた妻。何度か夫と話し合いの場を設けようと頑張りますが、その度に優しくなだめられてしまいます。そしてついにイライラを爆発させてしまう妻。「私に無関心じゃん!話聞いてなくない!?」と夫へ思いの丈をぶつけると……?夫も気疲れし……この漫画に読者からは……『なかなか思ったようにいかないですよね。特に日本は悩んでいる人が多そうです。』『夫婦生活長いときちんと向き合って会話とかも難しくなるんだよな〜特に子どもいると』『これ、あります。タスクの確認のような会話。感情の会話がしたいんですよね。』『私が夫の立場だったら、疲れて帰ってきてるのにちょっと面倒くさいと思う。』などレス問題の難しさや夫婦両方に共感する声が寄せられました。ビジネスの正解は夫婦の不正解……?まるで部下と接するかのように、“相手の気持ちを受け止めて”、自分の考えを提示してきた夫。一見、問題はなさそうに見えますが、カップルセラピストからは「感情のコミュニケーションは取れているかの?」と指摘がありました。……皆さんが夫の立場だったら、この後、妻にどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年07月15日