ダンス&ボーカルグループ・EXILEの橘ケンチが主演を務める単発ドラマ『俺たちがプロポーズ出来ないのには、3つの理由しかなくてだな』が、BSスカパー!で9月に放送される。同作は「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送された、結婚できない女性が知らず知らずにやってしまっているエピソードが描かれるオムニバスドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』から誕生した、BSスカパー!のオリジナルドラマ。今作は逆に、男性目線から描き、男性の結婚できない・しないあるあるを、3つのエピソードで構成する。橘演じる主人公の星野俊介は、30半ばで独身。毎回、何かと理由をつけてはプロポーズができない・しないという優柔不断な男だ。3つの各エピソードでは、佐藤瑠生亮演じる少年時代の俊介が現れ、大人の俊介に直球ストレートの意見をぶつけて困らせる。橘は、台本を読んで「男って本当に身勝手だなと思うんですけど、それを理解できてしまう自分がいたり…男って残念な生き物ですね」と、共感できてしまった自身に苦笑い。男性がなかなかプロポーズできない理由を「男って常に男らしくありたいと思ってるけど、実は結構乙女チックだったりする部分もあると思うので、いざ結婚となると、踏ん切りがつかなかったりするところもあるんですかね」と分析している。そして、男性視聴者には「共感していただけるポイントがきっとたくさんあると思います」、女性視聴者には「男ってこんな生き物なんだなぁバカだなぁ、と感じていただいて、男性に対してちょっとでも優しい気持ちを持っていただけたらうれしいなと思います」とメッセージを寄せた。この他の出演は、木南晴夏、荒木宏文、佐津川愛美、川畑要(CHEMISTRY)、上野なつひ。脚本をふじきみつ彦、監督を川村泰祐が担当している。なお、「女性チャンネル♪LaLa TV」では、9月2日から『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』のシーズン2(毎週水曜23:00~ほか)がスタート。貫地谷しほり、夏菜、小池栄子、酒井若菜、釈由美子、菜々緒といった女優陣の主演バージョンに加え、城田優、中村倫也が主人公を演じる男性目線バージョンも放送される。
2015年07月14日ベストセラーとなったジェーン・スー原作の“逆”結婚指南書「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」(ポプラ社刊)のドラマ版が昨年「女性チャンネル♪LaLa TV」にて放送されたが、この度、シーズン2の製作・放送が決定。併せて貫地谷しほり、小池栄子、城田優、菜々緒ら豪華キャストがそれぞれ主演を務めることが明らかになった。今シーズンは、朝ドラことNHK連続テレビ小説出演経験者が多数出演。貫地谷しほり、夏菜を筆頭に、小池栄子、酒井若菜、釈由美子、菜々緒ら人気女優が、101通りの様々な恋愛模様の中で“未婚のプロ“を演じる。また今回は、男性主人公を迎えた“男性目線バージョン”も登場!城田優や中村倫也など、実力派若手俳優を起用して、“プロポーズしない・できない”男性心理も描き出す。『映画ひみつのアッコちゃん』『L・DK』『海月姫』の川村泰祐監督や、俳優、脚本家、演出家として活躍するマギーら個性豊かなスタッフがそれぞれのドラマを手掛ける。また本シリーズの共演陣には、柄本佑、濱田岳、佐藤二朗、芦名星、白石隼也と演技派俳優陣が集結している。以下、主演俳優コメント■貫地谷しほりぐうたらの私なので共感したのは言うまでもありません。結婚出来ない理由の話なもので、怒らせてしまったり、呆れられたり、はたまた傷付いてみたりの連続でしたが、撮影現場には幸せな空気しかありませんでした。■小池栄子心から信頼しているマギーさんの演出には、やはり発見と喜びがありました!さらに相手役は天才・濱田岳さん!台本上だとダラシナくてムカつくダメ男が、岳さんが演じると、愛しくて許せる男になるんだから不思議ですよね(笑)。一緒にお芝居が出来て楽しかったなぁ。恋愛なんていうのは端から見たらどんなカップルだって滑稽なものかも。どのカットも笑えて、ダサくて、胸がキュンとしますよ。■酒井若菜こんなにも豪華な布陣の中、何故、唯一の続編が創られたのが我々の回なのか…。今回は、前回よりも更にスピード感のある会話劇がお届けできるかと思います。とても楽しいやりとりになっていますよ。第2シリーズは全体的に凄まじくパワーアップしています。■釈由美子今回の作品は、久々にラブコメっぽい内容なので、台詞のテンポや空気感を意識しながら、テンションを上げて楽しく演じることができました。私も、なかなか結婚できない組なので(笑)、アラフォー独身女性の悲哀を等身大で演じながら、かなりリアルな内容に、胸の奥がひりひりしました。■城田優前回シリーズを見させて頂いており、そのシリーズ第二弾の作品に出演できるということで嬉しく、また今回、僕1人に対して3人の女性の登場人物がいるという豪華な作品で、大変光栄でした。とにかく、池田鉄洋さんの素晴らしい脚本に、自分自身、芝居をしながら何度も笑ってしまいました。まじめに演じたらよいのか、ふざけたらよいのか…非常に難しいところで悩みました(笑)。■中村倫也平たく言えば、このドラマは、「結婚」を「失敗」し続ける女性達の生態を覗き見する作品だ、と認識していた。しかし脚本を読んでみたら、この回はどうやらそうじゃないらしい。主役を演じていて非常に腹立たしかった(笑)。でも、現代のリアルではこういう若者も多いんだろうなあと、妙に納得してしまう。至極日常的な男女のすれ違いに、思わずクスッと、かつグサッとくる。■夏菜今回の役はセリフも多くて正直2日間で撮るのはとても大変でした(笑)。ですが演じてみて、わたし自身とても共感できる部分が多い作品だったので今を生きる女性のみなさまに少しでも共感してもらえたらいいなと思います。「あー!分かる、それ~!」と、言いながらポテトチップスでも食べながら見て頂けたら嬉しいです(笑)。■菜々緒このドラマは、“飼い猫が人間の姿になって会話をする”という設定がとても刺激的で楽しい作品です。荒木宏文さん演じる飼い猫クロが思ったことをズバズバ言うドSタイプなのに対し、彼氏役の白石隼也さんが甘えん坊で人なつっこい犬タイプで、そういった対比が見どころになっています。「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」は、9月2日(水)より毎週水曜23:00~/毎週土曜、日曜23:00~「女性チャンネル♪LaLa TV」にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日貫地谷しほり、夏菜、小池栄子、酒井若菜、釈由美子、菜々緒といった女優陣が、CS局「女性チャンネル♪LaLa TV」のオムニバス連続ドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2(9月2日スタート、毎週水曜23:00~)で主演を務めることが7日、明らかになった。同ドラマは、ジェーン・スーの結婚指南書が原作で、オムニバス形式でさまざまな出演者や監督、脚本家が集結して101通りの恋愛ストーリーを展開するもの。結婚できない女性"未婚のプロ"が、知らず知らずにやってしまっているエピソードが描かれる。貫地谷は「ぐうたらの私なので、共感したのは言うまでもありません」、夏菜は「演じてみて、わたし自身とても共感できる部分が多い作品だったので今を生きる女性のみなさまに少しでも共感してもらえたら」、菜々緒は「最終的に自分のところに戻ってくるのであればいろんなことを許してしまう気持ちは、女性には共感できる部分があるのではないでしょうか」と、主演女優たちも皆作品に共感している様子。釈は「私も、なかなか結婚できない組なので(笑)、アラフォー独身女性の悲哀を等身大で演じながら、かなりリアルな内容に、胸の奥がヒリヒリしました」と冷や汗。小池は「心から信頼しているマギーさんの演出には、やはり発見と喜びがありました! さらに相手役は天才・濱田岳さん!」とスタッフや共演者に感謝の気持ちを語り、シーズン1からの続編を演じる酒井は「すさまじくパワーアップしています」と自信を示した。今回は、男性主人公を迎えた"男性目線バージョン"も放送し、プロポーズしない・できない男性心理も描き出す。城田優は、池田鉄洋の脚本に「自分自身、芝居をしながら何度も笑ってしまいました」。中村倫也は「演じていて非常に腹立たしかった(笑)。でも、現代のリアルではこういう若者も多いんだろうなあと、妙に納得してしまう」と、それぞれ感想を語っている。
2015年07月07日俳優の中村倫也が、「Google NEXUS7」など数々のテレビCMで国内外の賞を受けたCMディレクター・柳沢翔氏の初監督映画『星ガ丘ワンダーランド』(2016年公開予定)に主演することが30日、明らかになった。木村佳乃、佐々木希、杏、菅田将暉ら同事務所(トップコート)の人気俳優陣が脇を固める。オリジナルストーリーで描かれる本作は、星ガ丘駅の落し物預り所で働く駅員・温人(中村倫也)が幼いころに自身を捨てた母の自殺を知り、ある事件の真相にたどりつく物語。木村、佐々木、杏、菅田らトップコートの役者たちが、中村にとって3作目となる主演作を盛り立てる。木村が演じるのは、ある事情から子どもたちを残して家を出た母・爽子。その再婚相手の連れ子・七海を佐々木、七海の弟で爽子の実子として生まれた雄哉を菅田、爽子の事件に疑問を抱いて捜査を続ける刑事・大林津奈子を杏が演じる。そのほかにも、温人たちを男手一つで育てた父・藤二役に松重豊、温人とは疎遠になっている兄・哲人役に新井浩文、温人が心を許す友人・仁吾役に市原隼人など、主役級のキャストが集結した。撮影は2014年の11月から12月にかけて行われ、撮影を終えた中村は「魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間たちと共に、この美しい物語を創ることができて、とてもうれしく思っております」とコメント。「家族」をテーマに描かれた本作にかけて、「こういうことを言うのは照れ臭いのであまり言わないのですが、それこそ『家族』と思える現場でした」と振り返った。温人と交流していく七海を演じた佐々木は中村について、「何度も共演させていただいていますが、いつもお芝居に関してアドバイスをくださるので、ひとつひとつ吸収していきたい」と共演を喜び、「中村さんと二人で歩いているシーンの撮影は夜の屋外で行われたのですが、気温0度を下回る寒い日で、寒くないかと私のことを何度も気遣ってくださいました」とその人柄の良さを伝える。一方、温人の母親を演じた木村は、「中村くんは若い時から共演させていただく機会があり、とてもいい役者さんだと思っていました。なので、彼が主演する作品でオファーが来た時には二つ返事で引き受けました」とその実力を認めているようだ。これが映画デビュー作となる柳沢監督は、「撮影前にロケ地を巡って、イメージをつかもうとしてくれた」という中村をはじめ、「初めての映画でこんな素晴らしい役者の方々に出演していただけて、僕は本当に果報者です」と出演者に感謝。「家族に限らず、思うがゆえに迷い道に入ってしまう事は誰にでもある事だと思います。それがほどけていく過程を、押し付けないように、寄り添うように描いたつもりです」と本作に込めた思いを語り、「さまようハルトがみる白昼夢を、雪景色を、一緒に感じていただけたら幸いです」と呼びかけている。(C)「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
2015年06月30日若干32歳ながら世界が注目するCMクリエイター、柳沢翔が初の映画監督を務める『星ガ丘ワンダーランド』。中村倫也を主演に迎えた本作の詳細がこのたび明らかになった。監督・脚本の柳沢さんは、26歳の時に演出したCM(白泉社LALAコミック lala report篇)がアジア太平洋パシフィック広告祭フィルム部門でグランプリを受賞。リアリティとファンタジーを融合させた作品作りが世界各国で高い評価を得ている。「Google NEXUS7」シリーズの子供にダンスを教える先生のCMで一躍注目を集めた中村さんが、25歳で撮影技師デビューを果たした撮影カメラマン・今村圭佑とタッグを組み、切なくも、心温まる至極のミステリーを作り上げた。主演は、舞台、ドラマ、映画と飛躍的な活躍を見せる若手演技派・中村倫也。幼いころに母親に捨てられ、今は星ガ丘駅の落し物預り所で働く若者・温人(ハルト)を演じる。温人は、落し物の持ち主を想像しては、名札の裏に似顔絵を描き、落し物の今までを想像する夢想家。だがある日、幼いころに自分を捨てた母親が自殺したという一報が届く。そこから、温人の止まっていた人生が動き始める。温人の母を木村佳乃、温人の母の再婚相手の連れ子を佐々木希が演じ、そのほか菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊ら今まさに旬の主役級キャストを配している。中村さんは、「この作品は、とある家族の話です。止まっていた時計が動き出すように、グラスに入れた氷が溶け出すように、ひとつの出来事をきっかけに、この物語は始まります。青年はどこに辿り着くのか。青年の『家族』は何処に在るのか。 このとてもデリケートな役を、沢山の人に支えられながら、壊れないように壊れないように運ぶことができました。魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間達と共に、この美しい物語を創ることができて、とても嬉しく思っております。こういうことを言うのは照れ臭いのであまり言わないのですが、それこそ『家族』と思える現場でした」と作品と現場の雰囲気について語る。また、七海を演じた佐々木さんも「中村さんの目のお芝居が引き込まれるようでとても印象的でした。何度も共演させていただいていますが、いつもお芝居に関してアドバイスをくださるので、ひとつひとつ吸収していきたい」とコメントを寄せた。「母への想いに囚われている男が小さな一歩を踏み出す、その瞬間を切り取った物語です。家族に限らず、想うがゆえに迷い道に入ってしまう事は誰にでもある事だと思います。それがほどけていく過程を、押し付けないように、寄り添うように描いたつもりです」と作品に込めた思いを明かした柳沢監督。豪華共演陣がどのようなドラマを織り成すのか、公開を楽しみに待ちたい。『星ガ丘ワンダーランド』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月30日リーボックはこのほど、ブランドアンバサダーとしてモデル・タレントとして活躍中の中村アンさんを起用したことを明らかにした。ブランドアンバサダーに就任した中村さんは、学生時代からチアリーディングに取り組み、現在もクロスフィットトレーニングやランニングなど日常生活のなかにフィットネスを取り入れている。フィットネスを通して理想の自分を手に入れるために努力し、進化し続ける中村さん。その強さ、美しさは、フィットネスを通じて自らの可能性を最大限に高めるという同社のブランドメッセージ「Be More Human」とも重なる。その姿を通し、フィットネスで自分の可能性を引き出して進化させる喜びを発信していきたいという思いから、アンバサダーに中村さんを起用した。中村さんはアンバサダー就任について、「フィットネスがダイエットや減量目的のためだけではなく、『新しい自分を創るための努力』として捉えてもらえるよう発信していきたいです。これから、リーボックのブランドアンバサダーとして活動することが本当に楽しみです」と意気込みを語った。
2015年05月25日4月25日(土)に公開を迎えた映画『王妃の館』の舞台挨拶が行われ、主演の水谷豊をはじめ、田中麗奈、吹石一恵、安達祐実、尾上寛之、中村倫也、山中崇史、野口かおる、石丸幹二、橋本一監督がそろって登壇した。浅田次郎の人気小説の映画化でパリで22日間ものロケを敢行し製作された本作。パリの一流ホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)”を舞台に、新作執筆のためにいわくつきのツアーに参加した天才小説家をはじめ、様々なワケありの人々の思惑が交錯していく。映画を見終えたばかりの観客の歓声に迎えられた水谷さんは「メルシー!」とフランス語で感謝!司会者から「映画の初日に特別に行なっていることはありますか?赤飯を炊くとか?」と問われ「そういう時代の人間に見えますか…?」と苦笑しつつ「TVだと多くの人が見ているという時間がわかないのですが、映画はそれが実感できます。やはり普段とは違う気持ちになりますね」と感慨深げに語った。吹石さんは、普段のイメージとは異なる役柄で「ラブリーな感じのドレスで(苦笑)、心配だったんですけど、麗奈ちゃんが『大丈夫だよ!』『似合ってるよ』と励ましてくれました」とニッコリ。その田中さんは吹石さんを見て「萌え~ってなりました!普段はカッコいいイメージだけど、全身ピンクの衣裳で萌え萌えでした!」と興奮気味に明かし、笑いを誘っていた。水谷さん、吹石さん、田中さん、安達さんらはふんだんにお金を掛けた豪華“ポジ”ツアーの客の役柄だったが、他のメンバーは格安の庶民的な“ネガ”ツアー。このワケあり格差ツアーが物語に大きく関わってくることになるが、ポジツアーの豪華さをうらやみつつ、青木さんは「パリはネガツアーの方がいいと思います。(ポジツアーの豪華なお朝食などが)うらやましいけど、なんとも思ってません!」と強調する。山中さんは、22日のパリでのロケの間に、コインランドリーを見つけて自分で洗濯を行なっていたそうだが「一度、(洗濯代の)1ユーロを忘れてコインランドリーの前でもぞもぞしてたんですが、通りがかったフランス人の男性が1ユーロくれました(笑)。メルシー!という感じ(笑)。恋に落ちそうになりました」と思わぬ地元の人との触れ合いを笑顔で振り返る。一方、野口さんは「逆にセーヌ川のほとりで女のひとたちに2ユーロをカツアゲされました!」とこれまた旅先ならでは(?)の恐怖体験を明かした。そんな、悲喜こもごものパリ撮影組をよそに石丸さんは、ルイ14世という役柄にもかかわらず「この中で唯一、フランスに行ってません…」とがっくり。一同の述懐に「楽しそうな話ですね…」と寂しそうに語り、ルイ14世という役柄に関しても「かつらが重くてほぼ動けませんでした」と珍エピソードを披露し会場は笑いに包まれた。改めて水谷さんは「今回は素晴らしいメンバーでした」と満面の笑み。「普通は22泊でこれだけの人がいますと人間関係が怪しくなるものですが、一切そういうのがなかった」と楽しそうにふり返っていた。『王妃の館』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王妃の館 2015年4月25日より全国にて公開(C) 浅田次郎/集英社 (C) 2015「王妃の館」製作委員会
2015年04月25日4月25日公開の映画『王妃の館』の完成披露イベントが16日、東京・品川のグランドプリンスホテル高輪で行われ、主演の水谷豊をはじめ、田中麗奈、吹石一恵、安達祐実、中村倫也、尾上寛之、野口かおる、石橋蓮司、石丸幹二が出席した。映像化不可能とまで言われた浅田次郎の同名小説を、水谷豊主演で映画化した本作。日本映画史では類を見ないフランス・ベルサイユ宮殿など名だたるパリの観光地でロケを行い、パリの一流ホテル"シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ"を舞台にいわくつきのツアーに参加した天才小説家・北白川右京(水谷)をはじめ、個性揃いのツアー客たちが巻き起こす人間模様を描く。この日行われたイベントには、"シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ"を模した会場に水谷豊をはじめキャスト陣がドレスアップして登場。田中麗奈、吹石一恵、安達祐実とともに馬車に乗って登場した水谷は「3人の女性と結婚した気分ですよ」と満足げ。続けて「ツアーはポジとネガの2組のツアーがあり、ネガツアーをやっている時は我々ポジは空き時間があり、美術館に行ったりと色んな所に行きました。藤田嗣治画伯が住んでいたアパートに入ったり普通では考えられないことができましたね」とパリでの思い出話に花を咲かせると、この日登場したキャスト陣で唯一フランスロケに行かなかった石丸幹二は「今こうしてお話を聞いていると、非常にうらやましいですよ…」と残念がった。水谷豊扮する北白川右京とともにポジツアーのメンバーでもある田中麗奈は、劇中で倒産寸前の旅行会社社長、朝霞玲子役を演じている。イベントには胸元が開いたセクシードレス姿で水谷ら男性陣を悩殺して「ヴォージュ広場という素敵な公園での撮影では、雨が降っていて、水谷さんが『雨のシーンにしちゃおうか』と仰り、急遽傘を買って相合傘で水谷さんと歩いたのが印象的でした。『パリの天気と女性の心は変わりやすい』という台詞も付け加えて下さり、本当に良くない状況でも発想の転換で最高のモノに変えていく水谷さんの魅力にやられちゃいましたね」と水谷を褒め称えていた。映画『王妃の館』は、4月25日より全国公開。
2015年04月17日水谷豊が主演する『王妃の館』の完成披露イベントが4月16日(木)、グランドプリンスホテル高輪貴賓館で行われ、水谷さんをはじめ、共演する田中麗奈、吹石一恵、安達祐実、中村倫也、山中崇史、野口かおる、石橋蓮司、石丸幹二、尾上寛之が勢ぞろいした。作家・浅田次郎の同名小説を原作に、水谷さん演じるスランプ気味の小説家、その名も北白川右京が、パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統と格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラレーヌ”(別名:王妃の館)に宿泊するワケあり旅行者10人の珍道中に同行し、そこからインスピレーションを受けた新作を執筆させようと奮闘するトラベルミステリー。実際にパリで22日間のロケを敢行し、ルーブル美術館、セーヌ川といった観光名所に加えて、邦画初となるベルサイユ宮殿での撮影も実現した本作。水谷さんは「浅田先生は『この小説は唯一映像化できない』とおっしゃっていた。ベルサイユはもちろん、ルーブルも撮影は制限が多く無理だろうと…。ところがこうして、すべてが実現したのですから、私は心からうれしいです」と感激しきり。また、撮影の合間をぬって観光も満喫したようで、「美術館に行ったり、(画家の)藤田嗣治やドラクロワが住んでいたと言われるアパートを訪ねたり。それにパリはカフェ文化がすばらしい。壁を見れば、ピカソやマリア・カラス、オードリー・ヘプバーンが来た印があって」とうっとりした表情。そこで何を飲んだかは明かされなかったが、もしかすると“右京”のように紅茶を味わったのかも?共演陣については、「ワケありが似合う俳優さんばかり」と意味深な水谷さん。旅行者のひとりを演じる安達さんは、「私にとって水谷さんは、“元子役”の先輩。こういう先輩がいてくれる幸せに涙が出ました」と感極まっていた。『王妃の館』は4月25日(土)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王妃の館 2015年4月25日より全国にて公開(C) 浅田次郎/集英社 (C) 2015「王妃の館」製作委員会
2015年04月16日4月2日(木)より東京・歌舞伎座で上演される「松竹創業120周年中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座四月大歌舞伎」。同公演の成功を祈願し、四代目中村鴈治郎、坂田藤十郎らが東京・浅草の浅草寺でお練りを行なった。【チケット情報はこちら】中村鴈治郎は今年の1月・2月の大阪・大阪松竹座で襲名披露公演を開催。今回、歌舞伎座で行なわれる公演で、四代目中村鴈治郎が東京に初お目見えする。お練りのあと行なわれた囲み取材には、四代目中村鴈治郎が出席。報道陣に自身の名前には慣れたかと聞かれると「なんとか(笑)。ただこれでおどおどしているようではダメですけどね。襲名してつくづく思うのは鴈治郎という名前の大きさですね。この名前はどこに行っても皆さん知っていてくださる。改めて凄いなと思っております」とコメント。さらに「初代はあまりにも伝説的な役者ですが、そこを意識しすぎるとプレッシャーにやられてしまう。二代目、三代目という自分が目に焼き付けてきた鴈治郎を、良い意味で追いかけていければと思います。どんな役をやっても光っていられるような役者になりたい」と抱負を述べた。新開場した歌舞伎座で襲名披露公演が行なわれるのは今回が初。公演に向けて意気込みを聞くと、「江戸とは違う上方の役者のにおいを出して、お客様にそれを感じていただければと思います。ただ、いかんせん歌舞伎座というのは大きな小屋。なので、お客様にはその大きさを感じさせない、空間を埋められるようなお芝居をできれば良いなと思っています」と語った。「松竹創業120周年中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座四月大歌舞伎」は4月2日(木)から26日(日)まで、東京・歌舞伎座で上演。チケットの一般発売は3月12日(木)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月4日(水)午前11時から9日(月)午前11時まで。
2015年03月04日中村屋はこのほど、「スパイスデリ 新宿中村屋 純カリー粉」を発売した。同商品は、1927(昭和2)年に、日本で初めて純印度式カリーを発売したという中村屋本店のレストランで使用しているオリジナルブレンドのカレー粉。オリジナルブレンドのスパイスは、高温で焙煎(ばいせん)した後に、石壷でスタンピング(型押しのように上から突くこと)した。さらにスパイスを熟成させることで、深い香りとコクが引き出されるという。しっかりとした熟成感がありながら、コリアンダーとカルダモンの清涼感ある香りが楽しめるとのこと。カレーだけではなく、様々な料理にも使用可能。なお、本店のレストランではこのカリー粉以外も使用しているという。価格は430円(税別)。
2015年02月19日俳優の中村雅俊と五十嵐淳子夫妻の三女でモデルの中村里砂が、芸能界デビュー1周年を迎えた。2010年にモデルデビューを果たし、女性誌『LARME』(徳間書店)のレギュラーモデルを務めるなど、ガーリー系女子の間で高い人気を誇っているが“2世”であることを公表したのはタレント活動を始めた1年前から。活動の場を広げたのも自らの意思で、「テレビに出演することも全部決まってから報告した」という。「最初は両親とも、すごく驚いていました」と話す中村が、芸能界デビュー後の変化や両親への思いを語った。<全身ショット>中村里砂、キュートなミニスカ&バニー風衣装2014年、両親の結婚記念日でもある2月1日から本格的にタレント活動をスタートさせた中村。1年間を振り返り「改めてデビューと言われると恥ずかしいですね」と照れ笑いを浮かべる。自身としては「モデル業に加えて、テレビという活動の場がひとつ増えた程度にしか捉えていなかった」というが、テレビ露出が増えることでファン層の変化や広がりを実感。「これまでのわたしを知らない人にも、常に新しいわたしを発信していけたら」という思いと旺盛なサービス精神から、最近ではバラエティ番組で家族とのエピソードやプライベートを明かして注目を集めている。「仕事が忙しい時には、お母さんが作るあたたかいごはんは、やっぱり嬉しいですね」と良好な親子関係を明かした中村。「すごく料理が上手なんですよ。ごはんも土鍋で炊くなどしてこだわっていて。特に和食がおいしいんです」と、母・五十嵐淳子の料理を絶賛した。また、2月1日は父・中村雅俊の誕生日だが、「プレゼントってあげたことがなくて…」とポツリ。「何をあげればいいかわからないんです。今年は渡せたらいいなと思います」と、娘としての顔ものぞかせる。家族のエピソードを語ることが増えたが、ここまで両親の力を借りることなく自らで道を切り開いてきた。“2世タレント”という言葉の裏に“親の七光り”という特権を見る視聴者は多いが、「自分のやっていることには責任を持ちたいし、やるからには1ミリも妥協したくない」と力を込める。もともと自立心は旺盛で、「(幼少の頃から)なんでも自分で決めたいタイプ。両親がダメといっても聞かない子だった」という中村。「小さい頃から舞台などは連れられて観に行く機会も多くて、役者の仕事をやってみたら、と言われたこともあった」というが、自らの意思でモデル業からスタート。「みんなでひとつのものを作り上げる作業が好き」だったこともあり、モデルの仕事を続けているうちに、俳優業にも自然と興味を抱くようになった。「両親とは進んできた道が違うから、自分はマイペースに」と語る中村。その大きな瞳からは、持ち前の自立心と、芸能生活2年目に挑む決意が感じられた。
2015年02月01日映画『マエストロ!』が1月31日(土)に公開。都内劇場にて初回上映後の舞台挨拶が行われ、主演の松坂桃李をはじめ、miwa、西田敏行らが登壇。サプライズで西田さんからは松坂さんに対し、1年8か月におよぶ苦労を労う温かい言葉が掛けられ、会場は感動に包まれた。さそうあきらの人気漫画を映画化。かつての名門ながらも解散の憂き目にあったオーケストラのメンバーが、謎めいた老指揮者によって再結集し、復活コンサートに向けて成長を遂げていくさまが描かれる。この日は、松坂さん、miwaさん、西田さんに加え、楽団のメンバーを演じた古舘寛治、大石吾朗、河井青葉、池田鉄洋、モロ師岡、村杉蝉之介、小林且弥、中村倫也、嶋田久作、そして小林聖太郎監督も登壇。一同、ラストのコンサートシーンの時と同じ正装で登場し、会場は拍手に包まれた。松坂さんは、演奏の手などの動きに関して、一切の吹き替えなしだった点に触れ「全員揃ってないと、監督のOKも音楽(監修)チームのOKも出ないので、何度も繰り返しました」と苦労をふり返る。プライベートでの練習の時間も多く、撮影も緊張感に包まれていたようだが、それでも現場でキャスト陣は和気あいあいと接していたよう。映画初出演となったmiwaさんは「楽屋で、みんなで私の『ヒカリヘ』という曲をセッションしました!」と、それぞれのメンバーたちが楽器を手に“エア”演奏によるセッションを行なったと明かす。小林さんは、その模様をスマホで撮影したそうで「すごく良いですよ。みんな(演奏は)マネですけど(笑)。DVD特典に入れてほしい」と語り、他のメンバーも楽しそうに述懐。これに対し、松坂さんは怪訝な表情で「それは僕と西田さんは撮影している時のことですね…?」と仲間外れになったことに不満そう。西田さんは「いいなぁ、スマホ」とポツリとつぶやき会場は笑いに包まれた。松坂さんは、以前の舞台挨拶で時価数億円のストラディヴァリウスの演奏を披露しているが、この日、正装での舞台挨拶となったことで「いきなり、演奏させられるんじゃないかとビビりました(笑)」とやや疑心暗鬼の様子。そんな松坂さんのためにもちろん、サプライズを用意!原作者のさそうさんが来場し、演奏する松坂さんの姿を描いたイラストをプレゼントした。さらに、“指揮者”西田さんから楽団のメンバー、スタッフにサプライズで労いの言葉が。特に“コンサートマスター”を務めた松坂さんに対し「この映画のコンマスは松坂桃李でした。完成まで1年8か月を要しましたが、素晴らしい努力と情熱と集中力で、片時もバイオリンを離さない姿に胸が締めつけられました。いま26歳ですが、人間の気力と体力のピークは37歳と言われてますからあと10年あります。キャリアを積んで日本映画を牽引するビッグな俳優として成長を続けてほしい」と心のこもったメッセージを送った。いつも、冗談ばかりの西田さんからの温かい言葉に、松坂さんは感激の面持ち。「サプライズと聞いて、楽器が出てきて弾くのかと思ったらまさか西田さんの言葉で…嬉しいです。頑張ります!」と大先輩を前にさらなる飛躍を誓った。最後に改めて「音楽は人間が作り上げた最高の栄養剤であり、エネルギーを与えてくれます。この作品はエネルギーが詰まった純度100%の映画です」と力強くアピールした。『マエストロ!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マエストロ! 2015年1月31日より全国にて公開(C) 2015『マエストロ!』製作委員会(C) さそうあきら/双葉社
2015年02月01日公開初日を迎えた映画『マエストロ!』の初日舞台あいさつが1月31日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、松坂桃李、miwa、西田敏行、古舘寛治、大石吾朗、河井青葉、池田鉄洋、モロ師岡、村杉蝉之介、小林且弥、中村倫也、嶋田久作、小林聖太郎監督、原作のさそうあきらが出席した。本作は、謎の指揮者と負け組楽団員が巻き起こす笑いと涙の本格的音楽エンタテインメント。この日は、キャスト陣と小林聖太郎監督が劇中で演奏する時に着用した正装姿で登場し、主演の松坂は「いや~、いきなり演奏させられるのかとビビってましたが、何事もなくうれしいです」と安心した表情を見せながら「やはり全員の動きが揃ってないとOKが出ないので、何べんも繰り返しました」と撮影エピソードを披露。本作で演技初挑戦となったmiwaは「今日初めて初日に映画館にお邪魔し、『映画に出たんだな~』と実感しました」と感慨深げ。「楽屋で私の『ヒカリヘ』をみんなでセッションしました。それが一番の思い出です」と振り返った。今回登場したキャスト陣を指揮者として束ねるのが西田敏行。「僕は孤独にみんなと距離を置いてました。みんなも目を合わせてくれないんだもん…」といじけるも、主演の松坂には「素晴らしい努力と情熱、集中力を結集して今日に至るまでに1年8カ月を要したことを申し上げたいです。撮影から離れても、片時もヴァイオリンを離さずに練習している姿を見ると胸が締め付けられました」と大絶賛。さらに「彼は若干26歳。人間の気力と体力は37歳がピークです。それまでいっぱいキャリアを積んでいただいて、日本映画を牽引する俳優として成長して欲しいと心から思います」とエールを送り、大先輩の金言を受けた松坂は「楽器が出てきて弾くのかと思いましたが、西田さんのメッセージはすごくビックリしました。本当に嬉しいです。ありがとうございました」と恐縮しながらも「頑張ります!」と更なる活躍に意欲を見せていた。
2015年02月01日映画『マエストロ!』が1月31日に公開を迎え、主演の松坂桃李、miwa、西田敏行、古舘寛治、大石吾朗、河井青葉、池田鉄洋、モロ師岡、村杉蝉之介、小林且弥、中村倫也、嶋田久作、小林聖太郎監督、そして原作者である漫画家のさそうあきら、総勢14名が登壇しての盛大な舞台あいさつが行われた。『マエストロ!』舞台挨拶その他の写真かつては名門だったが、解散してしまったオーケストラが、謎めいた指揮者の下で復活を遂げていくさまをひとりひとりの人間模様と共に描き出していく。キャスト陣、監督は劇中のコンサートの時と同じ正装で登壇。全くの楽器未経験からバイオリンの練習を重ねてコンサートマスターの役を演じた松坂は、映画の公開に「巣立つ雛を見守る母鳥のような心境で、嬉しい反面、さみしくもあります」と心境を明かす。miwaは演技初挑戦および映画初出演となったが「5年前にシンガーとしてデビューした時、初めてCDショップを回った時にデビューを実感しましたが、今日、映画館に来て『あ、私、映画に出たんだな…』と実感しています」と満面の笑みを浮かべ、喜びをかみしめた。以前、別作品で初日公開のサプライズで“瓦割り”を急遽、披露させられたり、本作の舞台あいさつでも超高額のストラディヴァリウスの演奏をさせられるなど、最近、“ムチャぶり”慣れしつつある松坂は、この日も正装で「演奏させられるのでは?」とヒヤヒヤしていたが、そんな松坂に嬉しいサプライズが! 原作者のさそうが駆けつけ、松坂がバイオリンを演奏する姿を描いたイラストをプレゼントした。さらに、指揮者の西田からはサプライズで松坂に対し「この映画のコンマスは松坂桃李でした。素晴らしい努力、情熱、集中力で、片時もバイオリンを離さずに練習する姿に胸が締め付けられました。いま26歳ですが、人間の気力と体力のピークは37歳と言われてますからあと10年あります。キャリアを積んで、日本映画を牽引するビッグな俳優として成長を続けてほしい」という労いの言葉とエールが送られた。大先輩の言葉に松坂は感激しきり。「サプライズと聞いて楽器が出てきて弾くかと思ったら(笑)、まさか西田さんの言葉を…。ビックリしましたし嬉しいです。頑張ります」と力強く語った。『マエストロ!』公開中
2015年01月31日俳優・水谷豊が主演を務める映画『王妃の館』(4月25日公開)で、田中麗奈、吹石一恵、安達祐実、安田成美、緒形直人ら総勢13人の追加キャストが21日、発表された。原作は、作家・浅田次郎の同名小説。フランス・パリの王妃の館(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)に集まった"ワケあり男女"10人のツアー客と1人の小説家との人間模様が描かれる。天才小説家・北白川右京を水谷が演じ、彼に"降りてくる"物語が、問題を抱えていたツアー客たちを幸せへと導いていく。メガホンを取った橋本一監督は本作を「キャラ合戦」と捉え、「意外性」をポイントにキャスティングした。倒産しかけの旅行会社「パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ」の女社長・朝霞玲子を演じるのが田中麗奈。"ポジ・ツアー"と"ネガティブ・ツアー"の二重売りを発案した張本人で、"ポジ・ツアー"の引率者。一方、その部下で"ネガティブ・ツアー"を引率するのは、尾上寛之演じる添乗員・戸川光男。二重売りのプレッシャーに耐えられず、ツアー中は常にお腹を下し続けている。"ポジ・ツアー"参加者は、北白川右京のほか、傷心の美人OL・桜井香(吹石一恵)、成金実業家・金沢貫一(緒形直人)、クラブのホステス・ミチル(安達祐実)の4人。二重売りが発覚してしまうために、決して鉢合わせしてはならないネガティブ・ツアーには、熱血警察官・近藤誠(青木崇高)、ショーパブの女装スター・クレヨン(中村倫也)、ベテラン文芸編集者・香取良男(山中崇史)、文芸編集者・早見リツ子(野口かおる)、元詐欺師・丹野二八(石橋蓮司)の5人が参加している。新作小説執筆のため、ツアーに参加した右京は、パリに来てから何度も"小説の神"が降り、順調に筆を進めていく。その劇中小説の登場人物で、ルイ14世の愛を一心に受けた寵姫・ディアナ役には安田成美。ルイ14世を石丸幹二、その間に生まれた息子のプティ・ルイを山田瑛瑠がそれぞれ演じる。今回の撮影を「パリを舞台に時にコミカルに、時に感動を誘う芝居を、素晴らしいキャストの皆様と一緒に作り上げることが出来ました」と振り返る水谷。小説の登場人物を演じた3人を「フランス人を見事に演じてくれております。まるで絵画の世界のような美しいシーンの連続ですよ」と絶賛し、「ヴェルサイユ宮殿での撮影は俳優人生の中でも、夢のような贅沢な瞬間でした」と感慨深げに語った。また、女社長を演じた田中は、「浅田次郎さんの原作 王妃の館を10年前程に偶然にも読んでいました」と巡り合わせを喜び、「当時は、とっても面白くこんな大作の娯楽作品、映画化なんて無理だろうなと思っていました。ですが、今回実現しました」と感激。「実現させた制作チーム、そしてパリで力強く堂々と撮影した現場チーム、本当に凄いと思います」と撮影スタッフをたたえた。(C)浅田次郎/集英社(C)2015「王妃の館」製作委員会
2015年01月21日水谷豊を主演に迎え、浅田次郎の原作を基に映画化される『王妃の館』。ドラマ「相棒」シリーズで“右京”を演じ続けてきた水谷さんが、今度は天才小説家・北白川“右京“役という新たなを演じることでも話題の本作だが、このほどその脇を固めるキャスト陣が発表され、安達祐実、田中麗奈、青木崇高らが出演していることが明らかになった。原作「王妃の館(上・下)」(集英社文庫)は1998年から2001年にかけて雑誌「メイプル」に連載された長編小説。舞台は、パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統と格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラレーヌ”。別名「王妃の館」と呼ばれるそこは、世界中の観光客が憧れるまさに最高級ホテルだ。本作の撮影ではルーブル美術館、セーヌ川、ヴォージュ広場といったフランスの観光名所に加え、邦画初となるヴェルサイユ宮殿にてロケーションを敢行。日仏のスタッフが協力し撮影が行われた。倒産しかけの旅行会社“パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ”の女社長であり、決してであってはならない2つのいわくつきツアーの首謀者でもある朝霞玲子役には、10年前に偶然にも読んでいたという田中麗奈。「当時は、とっても面白くこんな大作の娯楽作品、映画化なんて無理だろうなと思っていました。ですが、今回実現しました。実現させた制作チーム、そしてパリで力強く堂々と撮影した現場チーム、本当に凄いと思います」とコメントを寄せた。そのほかキャスト陣に、200万円という大金をはたいて、たった1人でツアーに参加したワケあり風OLに吹石一恵、“パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ”の添乗員に尾上寛之、曲がったことが大嫌いな熱血系警察官に青木崇高、ショーパブ“ラビアン・ローズ”のスターである女装家に中村倫也。また、イケイケの成金実業家に緒形直人、その実業家がベタ惚れしているホステスの恋人に安達祐実ほか山中崇史、野口かおる、石橋蓮司ら実力派俳優陣が集結している。特に、注目したいのは、劇中で北白川右京が執筆している小説の中に登場する人物。17世紀のフランスに実在した太陽王・ルイ14世(石丸幹二)やその寵姫ディアナ(安田成美)、プティ・ルイ(山田瑛瑠)を日本人が演じることで、「絵画的」に見せる“意外性”も加えている。「今回はキャラ合戦」だと語る橋本一監督もこのキャスティングに大満足の様子。主演の水谷さんは共演者たちについて「個性的で理由ありな男女11名のツアー客。パリを舞台に時にコミカルに、時に感動を誘う芝居を、素晴らしいキャストの皆様と一緒に作り上げることが出来ました。ヴェルサイユ宮殿での撮影は俳優人生の中でも、夢のような贅沢な瞬間でした。17世紀フランスの舞台は、今作で演じた小説家・北白川右京が書く物語の中が描かれます。安田成美さん、石丸幹二さん、山田瑛瑠くんが、フランス人を見事に演じてくれております。まるで絵画の世界のような美しいシーンの連続ですよ」と見どころを語っている。『王妃の館』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月21日沢尻エリカを主演に、アパレル業界で繰り広げられる女たちの戦いを描いたドラマ「ファーストクラス」が12月24日(水)に最終回を迎える。先日、沢尻さん演じるヒロインの“救世主”として中丸雄一(KAT-TUN)が出演することが発表された本作。沢尻さんと中丸さんの恋の結末は?悪女軍団はどうなる?と話題となっている最終回だが、その“鍵”となるシーンが、劇中の“ファッションショー”で描かれることが明らかとなった。「TATSUKO YANO JAPAN」でたったひとり受注生産を始めた吉成ちなみ(沢尻エリカ)だったが、「TATSUKO YANO ORIGINAL」からの妨害工作により、業者から生地が届かず作業が止まってしまう。洋服を作ることもできず、顧客の信頼も失い、激しく落ち込むちなみに間宮充(青柳翔)は、冴木大五郎(中村倫也)から届いた一通の手紙を差し出した。その手紙に書かれていた場所を訪ねたちなみ。そこには、子どもたちと遊びながら写真を撮っている西原樹(中丸雄一)の姿が!一方、「TATSUKO YANO」オフィスでは、リエコ(LiLiCo)の要望だけを押し付けてくるファスベンダー&マッカートニー・ジャパンの方針に多武峰凪子(ともさかりえ)らのスタッフは不満をかかえ、瀧川蘭子(余貴美子)は突如ある行動にでる…。最終回のファッションショーを手がけるのは、超有名アーティストたちの衣装デザインを手がけ、自身のブランドを設立するなど幅広く活躍しているファッションデザイナー・三浦大地。近年はアートディレクションなどにも携わり、クリエイティブディレクターとしてファッションの域を超えたマルチな活躍をみせている三浦氏だが、今回、ファッションショーを監修することについて、「最終回の内容を伺ったところ、かなりデザインに影響を及ぼすストーリーで、難しいお題だった」と語る。前作に引き続き、“悪女軍団”を始め、豪華キャスト勢が身に着ける衣装や小物などを監修してきたファッションディレクターの軍地彩弓と三浦大地の最強タッグで、最終回の期待シーンであるファッションショーはどんな仕上がりを見せるのか?それによって沢尻さん扮するちなみや“悪女軍団”の心境の変化にも注目だ。「ファーストクラス」最終回は12月24日(水)22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日ファッションブランド業界で繰り広げられる女たちの戦いを描いた「ファーストクラス」。いよいよ12月24日(水)に最終回を迎える本作から、この度、沢尻エリカ扮する吉成ちなみの“救世主”として「KAT-TUN」中丸雄一が出演することが明らかになった。「TATSUKO YANO ORIGINAL」の設立によりスタッフが引き抜かれ、一人取り残されてしまった吉成ちなみ(沢尻エリカ)。一難去るとまた一難…。これまで数々の苦難を乗り越えてきたちなみだが、最終回を前に絶体絶命の危機が待ち受けていた…。前作に引き続き、アシスタントカメラマンだった西原樹を演じる中丸さん。ファーストクラス編集部で闘い続けていたちなみとは、共に支えてきた大切な存在だったが、戦場カメラマンになることを決意し、前作の最後でちなみとは離ればなれになっていた。その後も連絡を取っていない2人だったが、元デザイナー・冴木大五郎(中村倫也)の計らいにより最終回で再会することになったのだ。中丸さんは今回の出演に、「やっと仲間に入れる!と思いました。前作に出演されたキャストの方々が続々と今作品に登場している中、僕は出演しないで終わるんじゃないか…と心配してしまいました」と安堵の表情をみせる。沢尻さん演じるちなみについても、「こうして最終回で再会できてとてもうれしいです!!前作も含めて『ファーストクラス』の集大成だと思います。一番オイシイところが、この最終回に全部詰め込まれているので、ぜひご覧いただきたいです」と語った。果たして樹の登場で、ちなみは最後の壁を乗り越えることができるのだろうか?“悪女軍団”に挑み続けるちなみと樹の結末にも注目したい。「ファーストクラス」続編は毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月16日俳優の田口トモロヲが監督を務め、主演に多部未華子、綾野剛、さらに松坂桃李、木村文乃、菅田将暉らが出演する、ジョージ朝倉原作の大人気コミックの映画化『ピース オブ ケイク』。若手の“最旬”俳優が一挙に集結する本作に、“田口組”常連であり、今夏、舞台「母に欲す」でも田口監督や池松壮亮とともに熱演を見せていた「銀杏BOYZ」の峯田和伸が参戦することが決定。また、劇中音楽を『色即ぜねれいしょん』でも田口監督とタッグを組んだ、「あまちゃん」の大友良英が担当することが明らかになった。24歳の梅宮志乃(多部未華子)はバイト仲間との浮気がばれ、DV体質の恋人・正樹(柄本佑)からフラれると同時にバイトも辞めることに。心気一転しようと引っ越した先で出会った男は、なんと新たな職場の店長、菅原京志郎(綾野剛)。京志郎に強く惹かれる志乃だったが、彼には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいる。今度こそ恋愛で間違いたくない志乃は、果たして幸せを手に入れることができるのか――?原作は2003年から「FEEL YOUNG」にて連載され、全5巻の単行本が累計発行部数43万部を誇る、ジョージ朝倉による同名人気コミック。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20~30代の女性を中心に恋愛のバイブルとして熱烈な支持を集めている。そんな原作の満を持しての映画化で監督を務めるのは、俳優として幅広く活躍する一方で、『アイデン&ティティ』(’04)で映画監督デビューを果たし、2作目『色即ぜねれいしょん』(’09)で「新藤兼人賞銀賞」を受賞した田口トモロヲ。“独りでいるより、まし”という理由で言い寄られたら、すぐ誰とでも付き合う主人公・志乃を多部未華子が務め、その相手役に綾野剛、志乃の親友・“おかまの天ちゃん”役に松坂桃李。加えて、木村文乃、菅田将暉、光宗薫、柄本佑、中村倫也、安藤玉恵、森岡龍ら個性豊かな俳優陣や、宮藤官九郎、廣木隆一監督が友情出演することがすでに発表されている本作。このたび、最後のキャストとして発表されたのが、俳優としても活躍する「銀杏BOYZ」の峯田和伸だ。三浦大輔演出の舞台「母に欲す」では、田口監督と親子役で共演していた峯田さんは、『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』に続く田口監督作品への出演。多部さん演じる志乃と、松坂さん演じる天ちゃんが所属する劇団「めばち娘(こ)」の座長であり、密かに志乃に想いを寄せているという千葉役を演じ、さらにオリジナルの劇中歌も手掛ける。さらに、劇中音楽を務めるのは、作曲家の大友良英。同じく田口監督の過去2作品に続いて劇中音楽を担当する。また、峯田さん演じる千葉が主催する劇団の劇中劇を、個性派劇団として知られる「劇団鹿殺し」が務めている。峯田さんは、「心から尊敬する田口トモロヲ監督と、大好きな漫画『ピース オブ ケイク』。共通するのは、静かに、青く燃え続けている美しさです。そのような火になら焦がされてしまいたいと、身をあずけました。光栄です」と喜びのコメント。峯田さん始め田口監督のもとに集まった、日本映画でも類を見ない超豪華なキャスト&スタッフたち。本作の完成が、ますます楽しみになってきた。『ピース オブ ケイク』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日1世紀に渡り親しまれてきた新宿の老舗食品メーカー「中村屋」が、新宿本店ビルの建て替えにあたり、新たに「中村屋サロン美術館」を開館する。10月29日のグランドオープンに先駆けた内覧会では、開館記念特別展「中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」がお披露目された。新宿中村屋ビル3階に設えられた中村屋サロン美術館は、展示室と多目的スペースを備えた約240平方メートルの文化芸術施設としてオープンする。白と赤の壁、木製の什器とレトロなランプが落ち着いた雰囲気。開館記念展は、中村屋から広まった近代日本の芸術潮流であり、また館名の由来ともなった「中村屋サロン」にスポットを当てる。荻原守衛、中村彝、高村光太郎、會津八一、中原悌二郎ら関連する作家による絵画、彫刻および書など約50点を集め、明治から昭和に掛けての芸術家達の文化交流の様相を提示した。中村屋の創業者である相馬愛蔵・黒光夫妻は芸術に深い理解を示した文化人である。愛蔵と同郷の彫刻家・荻原守衛(碌山)を中心に、中村屋には多くの芸術家達が自然と集い、その様子がさながらヨーロッパのサロンのようであったことから、夫妻のもとに開花した芸術潮流は「中村屋サロン」と呼ばれた。同館の染谷省三館長は、「ここ新宿中村屋で生まれ、発信された芸術文化は中村屋のアイデンティティーである。それを後世に伝え、また人々の文化的集いの場“サロン”となる美術館にしたい」と話す。本展の目玉となる作品が、萩原守衛によるブロンズ彫像『女』だ。不安定な膝立ちのポーズに秘められた躍動感を感じる一作であり、その造形美は必見である。同館の太田美喜子学芸員は、「美術史上ではよく知られた“中村屋サロン”の一般認知度の低下を食い止めるとともに、若者にその存在をもっと知ってもらいたい」と言い、若い世代の鑑賞者に向けて、出品作の中から中村彝の油彩画『小女』を推薦した。相馬夫妻の長女・俊子をモデルに制作された本作は、肺病に侵された画家とモデルの恋のエピソードで有名。俊子の強いまなざしときりりとした太い眉、頬にさす紅色の生命感が鮮烈で、どこか現代にも通ずる魅力を持った作品だ。その他、高村光太郎の『自画像』や、鶴田吾郎の『盲目のエロシェンコ』など有名作が出展され、コンパクトながら見どころの多い展覧会にまとめられた。かつて多くの企業美術館が立ち並んだ新宿。新たな新宿の芸術サロンとしての同館の今後に注目したい。【イベント情報】中村屋サロン美術館 開館記念特別展「中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」会場:中村屋サロン美術館住所:東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋ビル3階会期:2014年10月29日から2015年2月15日時間:10:30から19:00休館日:火曜日、1月1日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)入館料:300円
2014年10月22日「恋文日和」など女性から絶大な支持を得ているジョージ朝倉の大人気コミックを、田口トモロヲがメガホンを取り映画化した『ピース オブ ケイク』。この度、新たに松坂桃李、木村文乃、菅田将暉ら人気俳優陣が参加していることが分かった。梅宮志乃(多部未華子)はバイト仲間との浮気がばれ、DV体質の恋人・正樹からフラれると同時にバイトも辞めることに。心気一転しようと引っ越した先で出会った隣人の男は、なんと新たな職場の店長だった!その男、菅原京志郎(綾野剛)に強く惹かれるが、京志郎には同棲中の彼女、あかりがいて…。俳優、ミュージシャン、監督と幅広く活躍する田口トモロヲが実写化する本作。独りよりましという理由で言い寄られたら簡単に付き合う主人公・志乃を演じるのは、多部未華子。そして、志乃が想いを寄せる隣人でもありバイト先の店長・京志郎を綾野剛が演じる。今回新たに発表されたのは志乃の学生時代からの親友で、バイト仲間の “おかまの天ちゃん”役に、松坂桃李。初のオネエキャラで、時には冷たく時には優しく見守る主人公・志乃の心の支えを怪演する。そして同じく学生時代からの親友、ナナコ役に木村文乃。志乃・天ちゃん・ナナコの3人で繰り広げられる“ガールズ”トークの恋バナは必見だ。そのほか、京志郎の同棲相手であり、志乃のライバルとなるあかり役に光宗薫。また、志乃に言い寄るバイト先の同僚・川谷に菅田将暉、また、志乃の心にいつまでも残っている元彼の正樹役に柄本佑。さらには、中村倫也、安藤玉恵、森岡龍ら実力派俳優陣や、宮藤官九郎、監督・廣木隆一が俳優として友情出演するなど、個性豊かなキャストが集結した。■松坂桃李(天ちゃん役)初めての田口組、台本を手にした時は何だかワクワクしました。“おかまの天ちゃん”原作に負けないくらい愛すべきキャラクターに作り上げていけるよう、丁寧に楽しんで演じていきたいと思います。■木村文乃(ナナコ役)多部さんと舞台でご一緒させていただいていたとき、今度はもっと楽しい友達の役で側にいられたらなぁと思っていたところこんなに早く実現したので、志乃の数少ない親友として(笑)撮影も楽しませていただいています。田口組については以前ご一緒しているスタッフの方が多く、田口監督とは初めてになりますがみなさんこちらの心情を細やかに察してくださるので緊張しがちな私ですが穏やかに撮影に挑むことができています。登場人物の中で一番地に足着いた役柄なので、自分の中のふわふわしてる部分はしばらく忘れて、作品のいいスパイスになれたらと思っています。■光宗薫(あかり役)以前より原作のファンだったので、今回のお話をいただいた時はとても光栄に思いました。あかりは繊細な所が多く、またその感情に至る背景が原作でしっかりと描かれている分、表現の方法も深く考える必要があり、難しく、面白かったです。撮影中は田口監督をはじめ、多部さん、綾野さん、皆さんとても演技について真摯でいて学ぶことや得るものがとても多い、濃い日々でした。この作品には恋愛の面倒くさく、恥ずかしく、切ないくらい楽しい部分が沢山詰まっていると思います。■柄本佑(正樹役)正樹役をいただいてまず漫画を読みましたが、こんなイケメンを俺でいいのかしら?と正直思いました。しかし、この作品をやりたい第一の理由は「田口監督の現場をやりたい」だったので監督がOKならと開き直りました。田口組は無理に盛り上がることなく監督の独特の色気が漂う現場です。あと、撮影1日しかないのが残念ですが、頑張ります。■菅田将暉(川谷役)田口トモロヲ監督の描くリアルな人間像が好きだったので、いつかお仕事したいと願っていました。こんなに早く実現できたことがとにかく嬉しいです。原作と脚本を読んで、こんなに共感できた作品は初めて。それをリアルに伝えていきたい。川谷の今時の隠れざるラブハンター感を楽しみたいです。『ピースオブ ケイク』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月13日俳優の松坂桃李が、多部未華子主演の映画『ピース オブ ケイク』(2015年秋公開)で初のオネエキャラを演じることが13日、明らかになった。本作は、漫画家・ジョージ朝倉の同名作品を原作に、田口トモロヲ監督が映画化。言い寄られたら簡単に付き合ってしまう主人公・志乃を多部、志乃が思いを寄せる隣人でバイト先の店長・京志郎を綾野剛が演じ、現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描いた。松坂が演じるのは、志乃の学生時代からの親友でバイト仲間"おかまの天ちゃん"。時には冷たく時には優しく見守り、主人公の心の支えとなる重要な役どころとなっている。田口組に初めて参加する松坂は「台本を手にした時は何だかワクワクしました」と当時の心境を振り返り、「"おかまの天ちゃん"原作に負けないくらい愛すべきキャラクターに作り上げていけるよう、丁寧に楽しんで演じていきたいと思います」と意気込みを語った。また、同じく学生時代からの親友・ナナコ役に木村文乃、京志郎の同棲相手で志乃のライバルとなるあかり役に光宗薫、志乃に言い寄るバイト先の同僚・川谷役に菅田将暉、志乃の元彼・正樹役に柄本佑。中村倫也、安藤玉恵、森岡龍のほか、宮藤官九郎や監督・廣木隆一が俳優として友情出演することも決まっている。撮影は10月中旬でクランクアップし、来年の完成を予定している。(C)2015 ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会
2014年10月13日今年4月期に放送された沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」。終了からわずか4か月で、フジテレビドラマ史上最速で10月期の連続ドラマとして続編が決定した本作だが、このたび続編を盛り上げるべく夏木マリ、木村佳乃、倉科カナらが新悪女として参戦することが明らかになった。ふとしたことから、憧れだったファッション雑誌「FIRST CLASS」の編集部で働き始め、数々の嫌がらせや“マウンティング”に合いながら編集長まで上り詰め、最後は雑誌の廃刊危機を救った吉成ちなみ。続編となる本作では、その半年後にファッションブランドという新たなステージで、新進気鋭のデザイナーとして働く吉成ちなみを中心に描かれる。今回新たに発表されたキャストには、沢尻さん演じるちなみが働くブランドの創始者であり“ファッション界のゴッドマザー”に夏木マリ、敵対する大手アパレルの新社長に余貴美子、“業界の新たな女帝”でブランドの再生のためにやってくるクリエーティブディレクターに木村佳乃という大人度アップの悪女たち。さらにデザイナー軍団に、倉科カナ、篠原ともえ、市川実和子、ともさかりえ、そして“プレスのトップ・ブルドーザークイーン”に小島聖、と個性豊かな豪華女優陣が集結した。また、175cmの長身とそのルックス、そして歌手・ドラマーとしていま注目を集めているシシド・カフカが本作で女優デビューを果たすことが決まっており、菜々緒が演じるレミ絵すら頭が上がらないという、超強烈キャラ・猟奇的な姉でデザイナー役を好演する。めざましテレビのレポーターとしても活躍する鈴木ちなみも、爽やかな朝の顔から一転、超絶悪女のプレスアシスタントを演じ、フレッシュな悪女たちも登場。数少ない男性陣では、劇団EXILEのメンバーとしてドラマや映画に活躍めざましい青柳翔、そして若手俳優の最注目株として人気急上昇の淵上泰史、中村倫也に加え、「Hey! Say! JUMP」の岡本圭人も参加。物語にさらなるスパイスを加え、悪女達の闘いがさらにヒートアップする要因となる“癖のある色男たち”を熱演する。「私含めて、全員悪女」というキャッチコピーの通り強烈な悪女が加わり、前作以上に破壊度・性悪度・大人度・衝撃度が倍増することは間違いない。「ファーストクラス」続編は、10月よりフジテレビにて毎週水曜日午後10時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月03日中村倫也が舞台初主演する『ヒストリーボーイズ』が8月29日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。舞台『ヒストリーボーイズ』チケット情報2004年ロンドンで初演されローレンス・オリヴィエ賞を受賞、NYブロードウェイでも上演され高い評価を得ている作品。名門大学を目指すイギリスの男子高校生たちの成長や葛藤、教師たちとの対立を描く。中村は新任の教師役。開幕前に行われた会見では「無理をしてもしょうがないので、自然体でいこうと稽古にはいりました」と初主演に気負いはない。「この作品で面白いのは、あることの結果を最初の1、2幕で提示しているところ。お客さんが後から『あ、あの時のあれは、こういうことなのね』と想像できる楽しみがある」と見どころを話しながら「繊細に演じられたら」と意気込んだ。一方クラスの優等生役で出演する松坂桃李は「悩んで葛藤して稽古場で大きな失敗を繰り返して、セリフのひと言ひと言の深さと面白さが理解できました」と手応えを話していた。出演はほかに、浅野和之、鷲尾真知子、太賀。公演は9月14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月18日(木)から9月21日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。
2014年09月01日中村アン 秋冬イベント出演抜群のプロポーションにストレートな発言で人気急上昇中の中村アンさん。バラエティ番組にひっぱりだこの彼女はタレントとして活躍の幅を広げています。もちろん、本業ともいえるモデルのお仕事もノリにのっていて、彼女のオフィシャルブログによれば、8月~10月にかけて複数のファッションイベントに出演が決まっています。ヘビロテアイテムは?同ブログでは、彼女のプライベートをのぞき見ることができ、7月23日付けの記事ではヘビロテアイテムを紹介。「カシウエアの触りに病みつきです」と愛用品を大絶賛しています。また、私服も公開されており、同ブログ7月26日付け記事では、オーシャンパシフィックの水着写真が載せられています。「かわいいし 形がキレイだししっかりしてる」とモデルらしいコメントも。もう秋物ですトレンドの先取りがモデルの宿命。同ブログ7月27日付けの記事では、「and GIRL」の撮影で秋物の撮影をしたことを明かしました。スタッフが半袖のなか、長袖のトップスや厚手のパンツをスマートに着こなす姿はさすがプロ!モノトーンのシックなコーディネイトが秋らしさを誘っています。しかし、同日の私服はスイカ柄のワンピース。スタバのドリンクを片手にまだまだ夏を楽しんでいる写真がアップされています。【参考】・中村アン オフィシャルブログ
2014年07月29日資生堂ギャラリーは、昨年永眠したグラフィックデザイナー兼アートディレクターの中村真の没後初となる回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」を開催している。6月29日まで。本展では、資生堂のイラスト広告を写真広告へと転換させた中村の創作プロセスを、自宅に遺されていた記録写真や校正刷りポスターなどの未公開資料を交えながら展示。モデルに山口小夜子を起用した香水の広告など、数々のポスターも紹介する。デザイン評論家の柏木博、グラフィックデザイナーの佐藤卓と松永真を迎えてのトークショーも6月22日の14時より資生堂銀座ビル3階の花椿ホールにて実施(申し込み制)。中村は1926年岩手生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後し、49年に資生堂に入社。写真を用いた写真表現で頭角を表し、50年代半ばから80年代まで多くの広告を製作した。資生堂の宣伝部政策室長から顧問までを務め、国際グラフィック連盟などで幅広く活動し、93年に紫綬褒章受章。2013年6月永眠。【イベント情報】「中村誠の資生堂 美人を創る」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階会期:6月3日から6月29日時間:11:00から19:00(日曜日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料
2014年06月10日戦前のイラスト広告を写真へ資生堂ギャラリー(東京都中央区)で昨年永眠した中村誠氏の回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」が開催される。中村誠氏は資生堂の広告を数多く手がけてきたグラフィックデザイナーでアートディレクター。1949年に資生堂に入社してから戦前の資生堂のイラスト広告を写真広告へ転換させた人物として知られている。ただ単にイラストから写真へ変えただけでなく、その仕事内容は実に繊細なもの。中村氏は生前「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感を大切にしてきた」と語っていた。資生堂が確立していた独自のイラスト広告の伝統を受け継ぎながら、製版の工夫、大胆なトリミングといった手法により広告を進化させていった。(画像はプレスリリースより)「一業、一社、一生、一広告」中村氏が築いたスタイルは他の人ではできなかったということは、こんなエピソードからうかがえる。「一業、一社、一生、一広告」、これは中村氏が企業デザイナーとして掲げていたモットー。「企業のアイデンティティーをビジュアライズするのがアートディレクターの仕事」と語っており、生涯、企業イメージの創出に力を注いだ。そんな実直な意識のもと生み出された広告だからこそ、見る人に深い印象を与えるものになったのだろう。中村氏の広告は国内だけでなく海外でも賞を得るなど世界的に高く評価されている。回顧展は2014年6月3日(火)~6月29日(日)11:00-19:00 (日曜のみ11:00-18:00) 開催される。【参考】・株式会社資生堂 プレスリリース(PRTIME)
2014年05月30日1997年に発表された映画が大ヒットを記録し、その後、ブロードウェイでミュージカル化もされた『フル・モンティ』。本作が、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一の演出により、来年1月に上演される。そこで今回のキャストで、過去多くの福田作品に参加してきた、ムロツヨシと中村倫也に話を訊いた。ミュージカル『フル・モンティ』チケット情報『~ヨシヒコ』などの福田作品のほか、ムロが主宰を務める舞台『muro式』でも共演経験のあるふたり。俳優としてどうお互いを見ているのか尋ねると、中村は「持ってくんですよね~、ムロさん」とニヤリ。「それが悔しくもあり、頼もしくもあり…。常に刺激をくれる素敵な先輩なので、またご一緒できるのはすごく楽しみですし、負けたくないって気持ちもあります」と意気込みを語る。一方ムロも、「最近、舞台上の倫也がどんどん輝いて見えるんです。新しいツヨシを作るためにも(笑)、今回そんな倫也からいろんなものを盗みたいと思います!」と、ライバル心を燃やす。『フル・モンティ』という題材以上に、彼らにとってはやはり、福田の存在が出演の大きな決め手になったと言う。特に福田作品に欠かせない存在であるムロは、福田の笑いについて、「一度分かりやすいところまで持っていくのがすごい」とズバリ。さらに「子供からお年寄りまでわかる笑いを入れつつ、ちゃんと自分の好きな笑いも組み込んでいく。俳優としてそういう脚本をもらえることは大きなやりがいであり、その脚本を越えていくのが僕の仕事だと思っています」と力強い口調で話す。また主演を務めるのは、本作で初舞台を踏む山田孝之。そんな山田とデビュー作『H2~君といた日々』で共演した中村は、「撮影の合間に山田くんが、『カラオケは好き?今度一緒に行こうよ』って誘ってくれたんです。でも結局その時は行けなかったんですけど、今になってこの共演ですからね。初めて一緒に歌うのが国際フォーラムって!」と、不思議な縁に驚きの表情を浮かべる。もちろん『フル・モンティ』と言えば、“すっぽんぽん”が大きな見せ場。中村の“痩せの虚弱体質”というキャラクターはまだしも、ムロにつけられた “脱いだらすごいらしい”というキャッチコピーは…。「今の僕にはないものなのでね、一応“腹筋くん(※腹筋が鍛えられる座イス)”を買いました(笑)。色はブラウン!ですから、腹筋くんをやったムロツヨシをぜひ観に来てください」とムロが言うと、すかさず中村が「“稽古したムロツヨシ”じゃないんだ!?(笑)」とツッコミ。劇中にはこのふたりのデュエットもあるとのことで、舞台上ではさらに息の合ったやり取りに見せてくれるだろう。公演は2014年1月31日(金)から2月16日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。チケットの一般発売は9月7日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を実施中。7月31日(水)午後11時59分まで受付。取材・文:野上瑠美子
2013年07月25日演劇ファンが熱を持って観続けてきた“大人計画の役者・阿部サダヲ”が、ここ数年で“皆が知っている俳優・阿部サダヲ”になった。映画とドラマで続く主演や、話題作への出演など、阿部が「いま最も求められている俳優」のひとりであることは間違いない。来年3月には主演舞台『八犬伝』への出演も決定している。そんな阿部に見えているのはどんな景色なのか。現在の心境を訊いた。『八犬伝』チケット情報日本の長編伝奇小説のひとつ、滝沢馬琴著の『里見八犬伝』。この名作をもとに、今回新たに演劇としてこの作品に光をあて、8人の若者の成長物語として描く舞台が『八犬伝』だ。阿部は八犬士のひとり、犬塚信乃を演じる。「台本を読んで思ったのは、主役ではあるけど意外と普通の人ですよね。他の八犬士は個性的だけど、信乃は周囲の人との関わりで動いていく人。ただ、物語はやっぱり信乃が軸にならないといけないから、芯はブレないようにしようと思っています。信乃のまっすぐなところ、企みがないところは意識しながらっていうバランスが難しいけど、稽古場で作っていくのは楽しみですね」。脚本は『ロミオ&ジュリエット』の上演台本や劇団☆新感線『港町純情オセロ』の脚色を手がけるなど、近年めざましい活躍をみせる青木豪。演出は星野源主演の『テキサス』やシス・カンパニープロデュース公演で高い評価を得ている河原雅彦が担う。河原は2002年の解散まで「HIGHLEG JESUS」の総代を務めており、阿部とは同世代の小劇場仲間とも言えるが、意外にも演出を受けるのは初めてだと明かす。「共演者としての河原さんはよく知ってるんですけどね。演出家としての稽古場での居方ってきっと違うじゃないですか。聞く人によって“優しかったよ”とか“けっこう厳しいよ”とか言っていることが違うので、今回は優しいほうの河原さんだといいな(笑)」。八犬士には阿部のほか、瀬戸康史、津田寛治、中村倫也、近藤公園、尾上寛之、太賀、辰巳智秋と若い俳優が集結。また大人計画での共演も多い田辺誠一や二階堂ふみら、多彩なキャストが顔を揃える。公演は3月8日(金)から31日(日)まで東京・シアターコクーン、4月4日(木)から10日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、4月13日(土)から14日(日)まで愛知・刈谷市総合文化センター アイリスにて上演する。チケットは12月15日(土)より一般発売開始。なお、阿部のインタビュー全容は@チケットぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。
2012年11月20日