YouTubeでのセルフカバー動画が話題の中森明菜(58)。数多くのヒット曲を持つ明菜だが、4月3日に第一弾として『TATOO』を配信すると、コンスタントに配信を続け、24日には第4弾となる『北ウイング』のジャズバージョンを熱唱する姿が公開された。「カバー動画4本の総動画再生回数は1200万回以上を記録し、チャンネル登録者数も70万人を超えています。やはり明菜さんは根強い人気を誇っており、ファンの関心も高いことが分かります」(スポーツ紙記者)5月1日にはデビュー記念日、そして今年で59歳を迎える7月13日の誕生日にはファンクラブ向けのイベントを行うことも先日、所属事務所が発表したばかり。2017年12月のディナーショー以来、人前に姿を見せていなかった明菜。本格的な再始動に期待も高まっているが、“不安要素”もあるという。「確かにそれまで“声が出ない”などと囁かれた明菜さんが、自身の声で歌を発表したことは明るい材料かもしれません。それにしても、あまりにも動画の演出がチープな作りであることに衝撃を受けました」こう話すのはデビュー当時の明菜に携わってきたある音楽プロデューサーだ。「あくまで動画を見ただけなのですが、ヘアメイクやファッションにそれほどおカネをかけているとは思えないのです。これまでの明菜さんと言えばレディー・ガガをも先取っていたといわれる斬新なファッションで世間をアッと驚かせてきました。それが一連のカバー動画を見る限り、よく言えば自然体ですが、悪く言えばその辺のラフな恰好のまま」’80年代から松田聖子と並ぶ“歌姫”と呼ばれた明菜だけに、寂しさが募るという。「やはり一流のアーティストは音以外の演出にもお金をかけているもの。聖子さんは今でもステージでは演出にもファッションにもお金をかけ、業界でも名の知られるプロのスタッフたちと仕事をしている。そのクオリティと比べると、明菜さんの周囲にもそのようなスタッフがきちんとついていればいいのですが……」7月、明菜はどんな姿でファンの前に登場するのだろうか。
2024年04月30日タレントの上沼恵美子が、28日放送の読売テレビ・中京テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(毎週日曜前11:40)に出演し、歌手の中森明菜との“意外な接点”を明かした。「新たな旅へ 出発する人SP」と題した企画で、復活へ再始動する中森明菜を取り上げた。中森は、開設したYouTubeチャンネルに動画を続々と投稿し、「TATTOO」のジャズアレンジは500万回超の再生数を記録。7月13日の59歳の誕生日にはファンクラブ向けのイベントを開催するとされる。上沼は「関西で後援会の第1号が、芸能人でやしきたかじんさんだったの。2番目が私やねん。明菜ちゃんが来てて、入らしていただいたの」と明かすと、共演者からは驚きの声が上がった。「(会員)カードをいただいた。でも、会費払うてないねん」とぶっちゃけ、笑い飛ばしていた。続けて「『楽屋に行きます。何持っていったらいいですか』って言ったら、『レモンの…レモンの木』って言ったんですよ」と中森のモノマネを披露しながらエピソードを紹介。意外なリクエストに「え、何ですか」と聞き返したところ、中森は「レモンの木」と再度答えたという。上沼は「レモンの木を探したんやけどね、どっこもなかった。それで行かへんかってん」とし、再び「レモンの木」と答える中森のモノマネをしてスタジオの笑いを誘った。
2024年04月28日俳優でアーティスト・のん(30)が24日、自身の公式ブログを更新し、スタイリッシュな“中森明菜Tシャツ”コーデを披露した。着用したのは、5月1日にデビュー42周年を迎える中森と「ZOZOVILLA(ゾゾヴィラ)」がコラボした『AKINA NAKAMORI × ZOZOVILLA -42nd Anniversary Collection』のアイテム。『SILENT LOVE』や『Seventeen』のジャケットやブックレットをイメージしたデザインとなった。のんは「同じ誕生日なんです」と題したブログで、懐かしくも新鮮なブラックやホワイトのTシャツを着こなした。ファンからは「ばっちぐー」「奇跡!!」「このコラボは嬉しい」「明菜ちゃんとのんちゃんを大好きな私は、実はお二人が同じ誕生日なのは結構前に気づいてましたよ」「個性的な魅力で、みんななパワーをくれる、ってところが大きな共通点」「着こなしててかっこいい!」「これを機会に明菜さんと一緒になにかやってほしい」などのコメントが届いた。5月1日から20日まで「ZOZOVILLA」限定で受注販売。また、5月1日から8日まで中目黒のアートギャラリー「COMPLEX BOOST」でポップアップイベントを開催。
2024年04月25日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)に女流歌人・赤染衛門役で出演中の凰稀かなめがインタビューに応じ、改めて大河ドラマ初出演について「めちゃくちゃうれしかったですね。脚本の大石(静)先生とは宝塚の時にご一緒させていただいていました。いつか大石先生の作品、そしてNHKの大河ドラマに出られたらいいなと、ずっと思っていました」と喜びを語った。主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。凰稀が演じる赤染衛門は、道長(柄本佑)の妻・倫子(黒木華)の女房であり、姫達に学問を指南するうちに、文学好きなまひろ(吉高由里子)とも交流することになる…という役どころ。夢だった初大河への喜びを語った凰稀だが「NHKのプロデューサーさんであったり、監督さんに納得してもらえるような赤染衛門を演じなきゃいけないなと。その責任感が後からきまして、徐々にプレッシャーの方が大きくなりました」と、大作ならではの心境も吐露する。特に役作りで苦労したのが“所作”だという。宝塚時代は男役を務め「平安時代に慣れていなく、女性の所作事も初めて」と話す凰稀は「所作の先生に長袴での歩き方などを教えてもらいましたが、それがすごく難しくて…。家でも練習はしていましたが、立ち座りの動きが特に難しくて、スムーズにできるよう何度も繰り返しましたね」と回想。それでも「少しではありますが、映像のお仕事もさせていただいて、結局は何をするにしても気持ちの問題だなと。そこは舞台にしてもテレビにしても一緒なのではないか、と思いますね」と持ち前の前向きさで乗り切っている。そんな苦労の甲斐あって、放送開始から「すごい反響をいただいています。特に男性の方でハマる人が多くてびっくりしています」と笑顔で明かす。自身が演じる赤染衛門も好評なようで「周りの方には『すごく貫禄があるね』って(笑)。そして赤染衛門の一言一言がまひろさんに刺さり、次の展開につながっていくことがあるんです。そういうところを『すごいね』って皆さんに言ってもらえてうれしいし、とても重要な役割をいただいたんだなと改めて思いました」と語り、充実の表情を浮かべた。撮影現場も「とても和やかです」といい「やっぱり主役の方の雰囲気というのは、全体に伝わるんだなと思いましたね。吉高さんが現場に来るだけでパァーッと明るくなります。そして和やかな雰囲気でもテキパキとやられて、すごくこちらもメリハリがつきますし、そういう姿勢は演者にもスタッフさんにも伝わっている。皆さんすごくいい雰囲気で撮影されていると思います」と撮影秘話に花を咲かせ、主演の吉高が座長であり、ムードメーカーでもあると話した。また、特に共演シーンの多い、倫子役の黒木については「華さんは、めちゃくちゃ気遣いなんです(笑)。私は華さんとずっと一緒なんですけれど、いろいろお話をさせていただいてます。今作のこともそうですけど、ほかのお仕事の話とかもさせていただいて、とても気さくな方だなと。皆さん良い方です、本当に」と語る。赤染衛門の目線となっても倫子は特別な相手で、本編では夫・道長の心に「別の女性の影があるのでは?」という切ない疑惑を抱いている倫子に対し「とにかく(倫子が)幸せになってもらえるように私も頑張りますし、そのためにいろいろ教えたいと思います!」と優しく寄り添うような言葉を送っていた。
2024年04月22日7月にファンクラブ会員に向けた有料イベントを開催すると発表した、歌手の中森明菜(58)。’17年12月のディナーショー以来、6年半ぶりにファンの前に姿を見せることとなり、ファンの間では《本物の歌姫、やっと帰ってきたか。お帰りなさい!》《明菜ちゃんのやりたいようにやってください!》と、再始動への期待値が高まっている。そんな明菜は現在、5月1日に迎えるデビュー記念日に向けて毎週水曜日にセルフカバー動画をYouTubeにアップ。4月3日に公開された第一弾「TATTOO-JAZZ-」は479万回、そして第2弾の「BLONDE-JAZZ-」は254万回もの再生回数を記録するほどの評判ぶり。そして17日には第三弾として「ジプシー・クイーン-JAZZ-」が公開された。もともと’86年にリリースされた「ジプシー・クイーン」だが、これまでアップされた「TATTOO」や「BLONDE」同様、今回もジャズ風にアレンジが施されている。動画では、まずレコーディングブースへと向かう明菜の姿が。椅子に座るとカメラを見つめてニッコリ。そしてハスキーな声で囁くように「ジプシー・クイーン」を歌い始めた。ムードたっぷりな楽曲の冒頭で、明菜が見せた笑顔ーー。この“明菜スマイル”にはファンも悶絶したようだ。X上では動画を視聴したファンたちから、楽曲だけでなく笑顔に感激する声が相次いだ。《え、歌う前の笑顔可愛すぎない!?最初でやられた》《優しい笑顔だぁ。ぐわぁぁぁ最高!!!》《最初の笑顔可愛すぎる、、歌い出しめっちゃ好き!!!》《魅せられました~ 歌いはじめの笑顔も可愛い》《ジャズアレンジがすごくいいし 歌唱前の笑顔も見れて嬉しい》
2024年04月17日2024年4月15日、歌手の中森明菜さんが、59歳の誕生日を迎える同年7月13日に、コンサートを開催することが明らかになりました。中森さんのコンサートは、2017年12月に行った、ディナーショー以来で約6年半ぶりになるそうです。サンケイスポーツによると、コンサートは、ファンクラブ『ALDEA』の会員を対象にしているとのこと。会場等の詳細については、ファンクラブの会員にのみ案内するといいます。2018年以降、活動を休止していた中森さん。その後、2022年には個人事務所を立ち上げて再始動を宣言しており、YouTubeチャンネルを開設するなど、話題を集めていました。ネットでは、ファンを中心に、祝福と期待のコメントが相次いでいます。・おめでとうございます!中森さんの元気に歌う姿を楽しみにしています。・明菜さんお帰りなさい!名曲『DESIRE-情熱-』を聴きたいなぁ。・ファンクラブ会員になるしかない!・本当に嬉しい!無理をしない程度に頑張ってほしいです。6年ぶりとなるステージで、どんなパフォーマンスが披露されるのでしょうか。ファンは楽しみで待ちきれないでしょうね![文・構成/grape編集部]
2024年04月16日4月15日、歌手の中森明菜(58)が自身の誕生日である7月13日にファンクラブ会員向けのイベントを開催することが明らかになった。ただ、各メディアによると、あくまでもファンクラブ会員向けのもので、今後の案内についても会員にのみ行うという。スポーツ報知の取材に対して、明菜の所属事務所でもある「ALDEA」は「「一部報道にございます『復活ライブ』や『復活コンサート』はミスリードを招く情報でございます」と回答している。17年12月のディナーショー以降、表舞台での活動を休止していた明菜。デビュー40周年の22年8月に個人事務所を立ち上げ、再始動を表明していた。「その後はなかなか表立った活動はできずにいましたが、昨年12月に公式YouTubeチャンネルを開設。現在はデビュー42周年を迎える今年5月1日に向けて毎週セルフカバーの最新動画を投稿しており、再始動が徐々に本格化しています」(スポーツ紙記者)4月3日に投稿された往年の名曲『TATOO』のジャズバージョンは15日現在で466万回再生を突破。変わらぬ人気を見せつけたが、注目を集めたのは明菜の表情だった。「昨年12月には『北ウイング』の動画を投稿しましたが、その際の切なげな表情からは一変。今回の『TATOO』の動画に登場した明菜さんは、歌いながらダンスするなど、非常に楽しんでいる様子でした。歌い終わるとカメラに向かって笑顔でダブルピースを見せるなど、終始ノリノリ。ポニーテールという髪型も快活な印象を与えました」(前出・スポーツ紙記者)再始動を表明して以降、テレビ出演はまだない。「ファンクラブ会員限定のラジオやグッズ販売を行うなど、明菜さんはこの2年間ファン向けの活動に特化してきました。今回告知されたイベントもファンクラブ会員限定なので、応援してくれる人に感謝を示したいというのが一番の思いなのでしょう。現時点で歌を披露するかは定かではありませんが、ファンとしては期待が高まるところでしょう。いっぽうで、ファンクラブ会員ではなくても明菜さんのことを気に掛けるファンは少なくありません。YouTubeはファンクラブ会員以外も明菜さんの姿を見られる貴重な場だけに、『TATOO』で見せた陽気な姿に安心した人も多かったのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)歌姫・明菜の熱唱に期待したい。
2024年04月16日4月10日、歌手の中森明菜(58)が新作動画をYouTubeにアップした。近年、表舞台での活動から遠ざかっていた明菜。しかし’22年8月に個人事務所を設立し、再始動に向けて動き出したことを発表。’23年12月にはYouTubeチャンネルを開設し、「北ウイング-CLASSIC-」を歌う動画を投稿した。また5月1日のデビュー42周年となる記念日に『ベスト・コレクション ~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~ COMPLETE BOX』の発売を予定しており、この日に向けて、4月3日から毎週水曜日にセルフカバーの最新動画をYouTubeで公開していくと宣言している。活動が徐々に活発化している明菜。3日にはセルフカバー第一弾として、ジャズアレンジ版「TATTOO」をYouTubeにアップ。さらに10日には’87年にリリースされた「BLONDE」のジャズバージョンを披露した。「BLONDE」の動画では前奏を織りなすトランペットやフルートの映像が続いた後、レコーディングブースに笑顔で佇む明菜の姿が。リズムに乗り、ハスキーな歌声で歌い始めた明菜は、両腕の二の腕あたりにスリットが入ったドレスを着ている。また間奏では、レコーディング中に真剣な表情で話す明菜の姿も確認できる。明菜の再びの熱唱動画はファンの心を打ったようで、Xでは歓喜する声がこう上がっている。《サムネの明菜ちゃん可愛すぎない!?!?》《ん~やっぱり明菜ちゃん良いな?またこうやって歌声聴けて嬉しいよねぇ~》《サムネの笑顔がまたドキドキ》《中森明菜さんを画面越しで見れる幸せ》《明菜ちゃん、いい意味で時間が止まってるなあ。アンニュイでええやんけ。頑張れ、マジ頑張れ》
2024年04月10日4月3日、歌手の中森明菜(58)がYouTubeを更新し、’98年のヒット曲『TATTOO』のJAZZバージョンを歌唱する動画を公開。最新の“明菜の姿”に注目が集まっている。’14年の紅白歌合戦への出演を最後にメディアから遠ざかっていた明菜だが、’22年8月に個人事務所を設立し、Twitter(現X)で再始動に向けて動き出したことを公表。’22年12月には公式ファンクラブを再始動させた。’23年12月、YouTubeチャンネルを開設して、『北ウイング-CLASSIC-』を歌うモノクロの映像を投稿し、約9年ぶりに歌唱姿を披露。’24年5月1日の42周年となるデビュー記念日に、『ベスト・コレクション ~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~ COMPLETE BOX』の発売を予定している明菜は、同日に向けて、4月3日から毎週水曜日にセルフカバーの最新動画をYouTubeで公開していくという。明菜は今回の動画に、ポニーテールの髪形にグレーのニット姿で登場すると、伸びのあるハスキーな美声を震わせた。真剣に歌っているシーンが多かった『北ウイング』の歌唱映像から“激変”し、『TATTOO』では音楽にのり、ダンスをするなど楽しむ余裕も垣間見え、動画の最後にはダブルピースも飛び出した。SNS上では、歌姫の元気な姿を喜ぶ声が多数あがっていた。《最後の明菜ちゃんの笑顔ピースが可愛すぎてハート射抜かれました》《明菜さんもノリノリで楽しく歌われていますね》《元気そうで何よりです》
2024年04月04日中森明菜の未発表曲「HELLO MARY LOU」が、デビュー42周年記念日の5月1日(水) に発売されるベストアルバム『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』にスペシャル・ボーナス・トラックとして収録されることが決定した。「HELLO MARY LOU」は、1957年にアメリカで発表された「Merry, Merry Lou」をもとにした楽曲で、1960年にカントリー歌手のジョニー・ダンカンが最初に歌唱。1961年のリッキー・ネルソンによる歌唱バージョンが全米9位&全英2位を獲得、さらにヨーロッパ各国でもヒットを記録し、特にノルウェーでは14週1位となっている歴史的名曲だ。英語でカヴァーした中森のバージョンは、実は1988年にCMソング用に制作され、テレビCMとしてオンエアされていたが、公式音源として発売されることはなく、ファンの間でも知る人ぞ知る楽曲となっていた。だが、2024年3月15日(金) にファンクラブ会員限定配信ラジオ「ALDEA RADIO」で突如同曲がオンエアされ、本人の口からベストアルバムに収録されることが発表された。ベストアルバムには「HELLO MARY LOU」に加え、「スローモーション」「セカンド・ラブ」「駅」「少女A」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE -情熱-」など、ワーナー時代の全シングル28曲を含む全36曲が収録される。<リリース情報>中森明菜 ベストアルバム『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~(+2)<2024ラッカーマスターサウンド>【完全生産限定三方背BOXデラックス・エディション(2CD)】』5月1日(水) リリース価格:3,850円(税込)※全シングル合計31枚のジャケット・セット(CDサイズ)付き予約リンク:中森明菜 ベストアルバム『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~COMPLETE BOX【6枚組完全生産限定(2CD+4LP)】』5月1日(水) リリース価格:18,150円(税込)※全シングル合計31枚のジャケット・セット(CDサイズ)付き予約リンク:中森明菜『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』ジャケット【CD収録曲】■DISC 1:ラブ・ソングス(30th anniversary mix)<2024ラッカーマスターサウンド>01. スローモーション02. セカンド・ラブ03. 目をとじて小旅行(イクスカーション)04. トワイライト―夕暮れ便り―05. SAND BEIGE -砂漠へ-06. SOLITUDE07. ジプシー・クイーン08. Fin09. 駅10. BLONDE11. 難破船12. 恋路13. AL-MAUJ(アルマージ)14. LIAR15. 乱火16. 水に挿した花17. 忘れて・・・■DISC 2:ポップ・ソングス(30th anniversary mix)<2024ラッカーマスターサウンド>01. 少女A02. 1/2の神話03. 禁区04. 北ウイング05. サザン・ウインド06. 十戒(1984)07. 飾りじゃないのよ涙は08. ミ・アモーレ[Meu amor e…]09. DESIRE -情熱-10. LA BOHEME11. 危ないMON AMOUR12. ノンフィクション エクスタシー13. 赤い鳥逃げた14. TANGO NOIR15. TATTOO16. I MISSED "THE SHOCK"17. Dear Friend18. 二人静 - 「天河伝説殺人事件」より19. HELLO MARY LOU(未発表曲 / CDのみのボーナストラック)※ボーナス・トラックのM13「赤い鳥逃げた」、M14「HELLO MARY LOU」は〈2024 mix〉となります。■4LP(COMPLETE BOXのみ収録)※33回転DISC 3:ラブ・ソングス(SIDE A:DISC 1のM1~M4)(SIDE B:DISC 1のM5~M8)DISC 4:ラブ・ソングス(SIDE A:DISC 1のM9~M12)(SIDE B:DISC 1のM13~M17)DISC 5:ポップ・ソングス(SIDE A:DISC 2のM1~M5)(SIDE B:DISC 2のM6~M9)DISC 6:ポップ・ソングス(SIDE A:DISC 2のM10~M13)(SIDE B:DISC 2のM14~M18)公式サイト:
2024年03月16日中森明菜の『BEST III』が、デビュー40周年記念 ワーナーイヤーズ・全アルバム復刻シリーズとして、2024ラッカーマスターサウンド(アナログレコードの原盤「ラッカー盤」にカッティングし、レコード針で再生した音をデジタル化)&全曲オリジナル・カラオケ(2024 Remaster)の2CDでリリースされる。本作は4枚目のベスト・アルバムで、オリジナル盤がリリースされたのは1992年。アイドルからアーティストへと完全に脱皮を果たした時期の中森明菜の、ヒット曲から隠れた名曲まで、全12曲が収録されている。ポップな友情ソングも!歌姫の七変化が聞こえるベスト・アルバム。妖艶さが極まった「二人静‐「天河伝説殺人事件」より」。竹内まりやが作詞・作曲を手掛け、のちに彼女自身がセルフカバーをしたバージョンも広まった「駅」。その後の中森明菜の実力と個性を知らしめる、エスニックな路線を切り拓いた「ミ・アモーレ〔Meu amore…〕」の別歌詞&ラテン・ロング・バージョン「赤い鳥逃げた」。他にも、様々な角度から大人の女性が描かれた楽曲が揃っているが、特に24thシングルの「Dear Friend」は、彼女らしさを作り上げてきたしっとりとしたバラードでも、情熱的なラブソングでもない。〈Come on〉〈hey〉など明るいフックを交えながら、カラリと女性の友情を歌っているのだ。当時、中森明菜が、初めて“等身大のお姉さん”に見えた。さらに、そのカップリング「CARIBBEAN」も、穏やかに幸せを噛みしめるカリプソ調のナンバーで、その軽さは新鮮だった。歌い方も、ジャンルも、感情も、楽曲によって七変化できる中森明菜の実力が発揮された本作。「Blue On Pink」などの、囁くような、それでいて存在感のある歌い方からも、“すぐれたシンガーは、大きな声を張って歌うもの”という単純なイメージを、メジャーシーンで覆した革新性を改めて感じる。何度かの活動休止を経ながらも、2021年にデビュー40周年イヤーに突入してからは、テレビやラジオでの特別番組の放送や、Xでの自身のメッセージの発信など、現在進行形の姿を見せている中森明菜。今こそ真の“歌姫”に触れてみてほしい。ラッカーマスターサウンドで進化した、ワーナーイヤーズ・全アルバム復刻シリーズ第9弾、アルバム『BEST III』。【通常盤(2CD)】¥2,750【完全生産限定盤(2LP)】¥5,940【COMPLETE BOX 5枚組完全生産限定盤(2CD+2LP+CT)】¥11,550(WARNER MUSIC JAPAN)なかもり・あきな1982年デビュー。「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE ‐情熱‐」「難破船」など、多数のチャート1位ヒット曲を誇る。2023年にはセルフカバー「北ウイング‐CLASSIC‐」が発表された。※『anan』2024年2月28日号より。文・高橋美穂(by anan編集部)
2024年02月27日12月26日、歌手の中森明菜(58)の肉声インタビューが来年1月2日放送の『中森明菜女神の熱唱~新たな歌声&独占メッセージ~』(BS-TBS)で公開されることが発表された。今回明菜は6年ぶりのレコーディングとなった、作曲家・林哲司氏のトリビュートアルバム『サウダージ』に参加した際の胸中を明かすという。今月24日、Xに《いつも応援してくださるファンのみなさまへ。クリスマスプレゼント…とは言えないかもしれませんが…レコーディングの様子をお届けしますね。みなさまにとってステキなクリスマスとなりますように…!》と投稿し、公式YouTubeチャンネルの開設に合わせて「北ウイング-CLASSIC-」のMVを公開したと報告した明菜。動画内での笑顔が反響を呼ぶなか、右手の薬指に指輪を嵌めていたことも注目を集めた。‘22年8月に、《ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思います》と再始動への思いを綴った明菜。その宣言から1年以上が経ち、ようやく本格的な活動再開の兆しが見えてきた。しかし、これまでの道のりは平坦ではなかった。明菜は、’22年8月まで個人事務所『ファイス』に所属していたが、再始動宣言と共に、新たな個人事務所『HZ VILLAGE』を立ち上げ、移籍したことを報告している。「『ファイス』の代表で、明菜さんのマネージャーを務めていたA氏は明菜さんの恋人ともいわれていた人物でした。明菜さんとしては’22年には、デビュー40周年を迎えることもあり、歌手活動をしたいと考えていたそうです。しかし、Aさんが協力的な姿勢ではなかったことから、明菜さんは新たに個人事務所を立ち上げることに。この移籍を機に二人の間では、破局説や、トラブルも報じられるようになりました」(芸能関係者)A氏から離れて、新たな道を模索しようとした明菜。しかし、明菜とA氏の関係に異変がーー。今年1月ごろ、新事務所の監査役にA氏の姉であるB氏が就任したのだ。「もともと明菜さんは’17年末にディナーショーを開いて以来、5年以上も活動休止状態にあり、芸能界と距離を置いてきました。かつて所属していたレコード会社からも『もう明菜とは関係ない』と突き放され、頼れる人や後ろ盾もないそうです。そこで前事務所の役員で、旧知の仲でもあるB氏を頼るしかないという状況となってしまったよう。しかし、B氏を頼るということはA氏との交流が復活する可能性が……。それでも明菜さんはファンを思い、苦渋の選択をしたのでしょう」(音楽関係者)また明菜は、体調面でも困難を抱えていた。「明菜さんは’10年に帯状疱疹を患ってから思うように体調が回復しませんでした。さらに病気のため精神的な不調にも見舞われ、人前で歌うどころか会う人すら選ぶ状況だったそうで、自宅からほとんど出ない生活が続いていたそうです。しかしその間も、歌への情熱を絶やすことはなく“いつか自分が歌うために……”との思いで、歌詞をノートに書きためているといいます。20代のころ、作詞家の先生のもとで本格的に学んだこともある明菜さんは、’00年以降は『Miran:Miran』というペンネームで作詞を担当することも。常に『諦めない』という意志があるのです」(前出・音楽関係者)公式YouTubeチャンネルの登録者数は開設から3日で30万人を超え、投稿された「北ウイング-CLASSIC-」の動画は255万回という驚異的な再生数に。この数字は明菜の再始動を応援するものになるだろう。不屈の歌姫、中森明菜。その想いは多くの人に届いているようだ。
2023年12月28日中森明菜(58)が突然、公式X(旧Twitter)と公式サイトを開設してから1年が経過した。「当初、ディナーショーの開催や、『NHK紅白歌合戦』への出演が取り沙汰されましたが実現せず、ここまでの目立った動きとしては、昨年12月に新たなファンクラブが発足したことと、7月にグッズの販売イベントが行われたことくらいです。’16年と’17年にディナーショーが開かれた際には、9月上旬までに開催がアナウンスされていましたが、いまだに発表がないため“今年も難しいのか”と残念がるファンも。しかし現在、明菜さんは水面下で、本格復帰に向けて動いているそうです」(音楽関係者)’17年に開催されたディナーショーを最後に、歌手活動を休止している明菜。だが’22年8月のX開設とともに発表された《ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思います》という言葉に嘘はなかったようだ。「実は8月末に公開されたファンクラブ限定のラジオで明菜ちゃんが、デビュー曲『スローモーション』をアカペラで歌ったのです。久々に聴いた明菜ちゃんの生声は格別でしたね」(明菜のファン)6年ぶりの歌唱でデビューシングルを披露した明菜。彼女にとって思い出の詰まった曲だ。「明菜さんの人生を一変させた初のヒット曲は、2枚目のシングル『少女A』です。しかし、テレビ番組で“『少女A』よりも『スローモーション』が好き”と話していました」(芸能関係者)さらに9月に入って重大発表が。前出の明菜のファンは明かす。「明菜ちゃんがファンクラブの会員向けに、“セルフカバーの楽曲のレコーディングを終えた”と報告していましたよ。明菜ちゃんの楽曲が再録されたアルバムの発売が待ちきれません」今回、セルフカバーを選択したのにはある理由がーー。「何よりも歌が好きな明菜さんは活動休止中も作曲を続け、新曲の準備をしてきました。しかし6年ぶりの復帰に際して、待ち続けてくれるファンのためを思い、なじみの深いセルフカバーの楽曲を収録したそうです。ラジオで披露していたデビュー曲『スローモーション』も必ずやアルバムに収録されるのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)復活に向けて明菜は、“スローモーション”ながら、着実に歩みを進める。
2023年09月14日昨年、テレビで放送されるや大きな反響を呼んだ伝説のライブが劇場で公開される!『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23劇場用4Kデジタルリマスター版』(4月28日公開、全国192館で上映予定)は、中森明菜(57)が’89年によみうりランドEASTで行ったデビュー8周年記念ライブを収録した貴重映像。デビュー曲『スローモーション』から『LIAR』までの全24曲を歌い上げた。当時23歳。日本レコード大賞を2年連続で受賞後、歌手として最盛期を迎えていた明菜は、抜群の歌唱力と豊かな表現力でヒットナンバーを熱唱。時には可憐に、時にはミステリアスに、全身全霊のパフォーマンスで観客を魅了した。なかでも注目なのが、つぎのセットリスト!■No.1『TATTOO』(’88年リリース)オープニングナンバーはボディコン衣装が印象的でセクシーなこの曲。■No.2『DESIRE-情熱-』(’86年リリース)2年連続、2回目の日本レコード大賞を受賞した代表曲。会場の雰囲気も一気にヒートアップ。■No.13『飾りじゃないのよ涙は』(’84年リリース)井上陽水から楽曲提供された10枚目のシングル。アイドル歌手からアーティストへの転機となった記念碑的な楽曲。■No.15『少女A』(’82年リリース)デビュー作『スローモーション』よりも、“不良”路線に変えたこのセカンドシングルでブレーク。彼女がデビューした’82年は、小泉今日子やシブがき隊ら“花の82年組”が活躍した、現在も語り継がれるアイドル全盛期。歌番組のトークでは口数は少ないものの、振付や衣装を自分で手がけるなど、その優れた表現力とセルフプロデュース力でほかのアイドルと一線を画した。近年は、フォークや演歌をカバーしたアルバムを発表するほか、ディナーショーなどを中心に活動。この数年はステージ活動を休止していたが、昨年末にファンクラブを新設。本格的なステージへの復帰が期待されているなか、「劇場へ足を運んでくれる全国のお客様へ感謝のメッセージを送りたい」という本人の希望で、映画本編の最後に音声メッセージが流されることも発表された。誰もが口ずさめる名曲の数々。映画館では、リアルなライブを見に行ったつもりで楽しもう!
2023年05月06日今年デビュー40周年を迎え、再始動への意欲を見せていた中森明菜(57)。しかし、ファンのある行動に頭を悩ませているようだ。’17年のディナーショーを最後に公の場には一切姿を見せていなかった明菜だが、今年8月末に新たな個人事務所「HZ VILLAGE」を設立すると再始動を宣言。ファンの注目を集めたものの、今後の具体的な活動に関しては言及されないまま年末を迎えてしまっていた。そんななか、クリスマスイブの12月24日、明菜からファンに“クリスマスプレゼント”が。公式サイトが更新され、新しいファンクラブ「ALDEA」の設立が発表されるとともに、明菜からのメッセージが掲載されたのだ。《40年の節目に、何がみんなの幸せにつながるのだろう?何がみんなに受け入れられるのだろう?何がみんなにとっての正義なんだろう?と、今のわたしに何ができるのかを日々考えてきました。すぐに正解を求めようとするわたし。自分で答えを出すことに覚悟が必要でしたが、私はこの道を選びました。だからこそ、私もみんなの選んだ道を尊重したいと思っています。すべてはあなた次第。すべては「自分」から始まる、と今はそう信じています。》このようにコメントし、復活への覚悟を示した明菜。しかし同時に、ニュースページにはスタッフ名義でファンの行動にくぎを刺す文章も投稿されていた。《現在、ファンのみなさまからファンレターやプレゼントを受け取る体制を用意しておりません。そのため、会社宛にお送りいただいても中森明菜自身は受け取れず、また返送対応もできませんので、あらかじめご了承ください。受け取る体制が整い次第、またご案内させていただきます。》事務所宛てに送られてくるプレゼントやファンレターは“明菜に届かない”と明言。そのうえで、過激なファンの行動に悩んでいることを明かした。《また、会社及び当社の提携委託先へのご訪問もご遠慮いただくようお願い申し上げます。すでにいくつかの訪問があり、スタッフならびに近隣の方にご迷惑をかけている状況です。》つづけて、このような行為は今後の活動の妨げになりかねないとも警告。事務所等への訪問を自粛するよう求めた。《このような状況が続きますと、会社を移動することになり、当社ならびにファンクラブの運営にもネガティブな影響が出る可能性がありますので、何卒ご理解をいただけますと幸いです。》明菜の今後の活躍も「すべてはあなた次第」。静かに見守ることも、必要なのかも。
2022年12月26日「ファンクラブの会報で、’22年12月31日をもってファンクラブが終了すると告げられたのです」(スポーツ紙記者)8月末に“再始動”を表明していた中森明菜(57)。今後の活動についての具体的な発表がないまま’22年が終わろうとするなか、ファンに向けてそんな発表が――。明菜は再始動宣言と同時に新事務所「HZ ILLAGE」を立ち上げている。今回終了となったファンクラブは、これまで所属していた事務所「ファイス」が運営していたものだった。「明菜さんは当初、ファイス時代のファンクラブから新ファンクラブへと、円滑に移行させるつもりでいたようです。しかし今回発表されたのは“移行”ではなく、ファイス時代のファンクラブの“終了”。引き継ぎがうまくいかなかったのでしょう」(制作関係者)実際、会報には次のように綴られていた。《大切な皆さまの情報を新機関へと引き継ぐことを検討してまいりましたが、現状では信頼できる機関への譲渡が困難であるという判断からこのような結論に至りました》「ファイスの代表で明菜さんのマネージャーでもあったA氏が、新事務所を“信頼できない機関”と言ったも同然でしょう」(前出・制作関係者)本誌はA氏と明菜の確執について10月に報じている。その内容は、A氏が新事務所の求める権利関係の譲渡に応じようとしないというもの。その際、新事務所側は本誌の取材に「前事務所ファイスと交渉中なのは事実」と回答した。それから2カ月がたっても、確執は解消されなかったということなのだろう。A氏は明菜の元恋人で、交際は20年以上とも報じられている。「明菜さんは40周年の節目の’22年こそ再始動したいと考えていました。しかしまったく動こうとしないA氏に不信感を募らせ、新事務所を立ち上げたといいます。A氏はそれを事前に知らされておらず、激怒しているそうです」(音楽関係者)旧ファンクラブ終了の一件について、新事務所に本誌が問い合わせたところ、次のような回答が。「12月中には新しいファンクラブのご案内を公式サイトでさせていただく予定です」新ファンクラブ発足のめどは立ったようだが、A氏との泥沼トラブルは尾を引いているようで……。「明菜さんは再始動表明後、’22年末の『NHK紅白歌合戦』への出場が期待されてきました。しかし、蓋を開けてみれば出場者に明菜さんの名前はなし。というのも、NHKはこうした事務所トラブルを嫌うのです。上層部は“今の明菜には手を出さないほうがいい”と判断したといいます。A氏との間にさらなる問題が生じる可能性もゼロではないでしょうし……」(前出・制作関係者)明菜の行く手を阻むA氏の敵意。’23年は“紅白出禁”の令は解けるだろうか。
2022年12月20日株式会社ステレオサウンドは、オリジナル選曲・構成によるアナログレコード・コレクションの新作として中森明菜『歌姫 -Stereo Sound Selection- Vol.6』を2022年11月16日に発売します。ジャケット中森明菜:歌姫 -Stereo Sound Selection- Vol.6(LP)URL: ■アルバム紹介「歌姫シリーズ」は1994年に始まり、日本が誇る名曲の数々を斬新なアレンジの下、中森明菜が表現力豊かな歌声と類稀なるセンスで歌いこなしてきた人気作品です。これまでの累計CDセールスは150万枚以上といわれています。彼女の歌い手としての新たな魅力に迫るため、日本を代表する編曲家たちが原曲の魅力に異なる角度から光を当てています。中森明菜がそれに応えることで、多くの名曲がオリジナリティ溢れる歌唱で次々と蘇ってきました。「歌姫シリーズ」のアナログレコードはその底知れない魅力を、既発のCDとは一味違った音で楽しんで欲しいと考えたステレオサウンドのオリジナルレコード企画です。ステレオサウンドのオリジナル選曲・構成による中森明菜のアナログレコード第6弾となる本作は、誰もが一度は耳にしたことがある曲ばかりを8曲収めています。「色彩のブルース」「魔法の鏡」「瑠璃色の地球」の3曲は、「歌姫シリーズ」でお馴染みの編曲家・千住明が新たな魅力を注ぎ込んでいます。中森明菜は千住明による編曲の意図をくみとりながら、独特の世界観で歌いこなしています。たとえ原曲を聞いたことのない方でも、彼女の歌唱力に惹き込まれていくことでしょう。鳥山雄司・編曲の「スタンダード・ナンバー」、「そして僕は途方に暮れる」、森村献・編曲の「真夜中のドア ~stay with me」、竹上良成・編曲の「接吻」、そして村田陽一・編曲の「面影」に耳を傾けても、中森明菜色に染め上げられた歌唱が味わえます。この奥深い音楽とサウンドの魅力を存分に感じてほしいと、本作ではLPカッティングを松下真也氏(PICCOLO AUDIO WORKS主宰)に委ね、レコード会社が保管してきたオリジナルマスターの持ち味を巧みにアナログレコードの音溝に刻んでいます。気鋭エンジニアのセンスが貫かれた本作を通して、中森明菜ならではの歌の魅力をたっぷりとお楽しみください。■収録曲/オリジナル・シンガー[Side A]1.色彩のブルース/EGO-WRAPPIN'2.スタンダード・ナンバー/南佳孝3.魔法の鏡/荒井由実4.そして僕は途方に暮れる/大沢誉志幸[Side B]1.瑠璃色の地球/松田聖子2.真夜中のドア ~stay with me/松原みき3.接吻/ORIGINAL LOVE4.面影/しまざき由理■商品概要商品名 : 中森明菜:歌姫 -Stereo Sound Selection- Vol.6品番 : SSAR-076発売日 : 2022年11月16日(水)形態 : アナログレコード 33 1/3回転 180g重量盤カッティング エンジニア:松下真也(PICCOLO AUDIO WORKS)定価 : 8,800円(税込)JAN : 4571177053008販売場所: ステレオサウンドストア、一部オーディオ専門店での取り扱いありURL : ■会社概要商号 : 株式会社ステレオサウンド代表者 : 代表取締役社長 原田 知幸所在地 : 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀5-12-11設立 : 1969年6月2日(創立1966年1月10日)事業内容: オーディオ専門誌の制作・出版・販売高音質音楽ソフトの企画・制作・販売オーディオビジュアルのポータルサイト運営資本金 : 1,800万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月18日《ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思います》今年5月にデビュー40周年を迎えた中森明菜(57)が、8月30日に突如Twitterと公式サイトを開設し、個人事務所の設立と再始動を発表した。フォロワー数はすでに42万人を超え(9月1日時点)、日本中の注目を集めている。明菜といえば’10年に帯状疱疹で芸能活動を無期限休止。’14年末には『NHK紅白歌合戦』にサプライズ出演したが、’17年末のディナーショー以降はふたたび活動休止にはいった。そんな明菜の最盛期を本誌秘蔵ショットで振り返る。【’84年】名曲『飾りじゃないのよ涙は』を’84年に発売。アイドルからシンガーへの転機となった。【’86年7月】ツアーの東京公演にて。ラストは『DESIRE-情熱-』で会場を沸かせた。【’86年】『夜のヒットスタジオ』に出演。同年には日本レコード大賞を2年連続で受賞した。【’95年】神戸で行われた阪神・淡路大震災救済イベントに出演し、被災者たちを励ました。8月30日のコメントでは、《まだ万全な体調とは言えません》としながらも、メッセージからは前向きなパワーが感じられた。自分らしく輝くステージを、またたくさん見せてほしい!
2022年09月10日《いつも応援してくださるファンのみなさまへ。ご無沙汰しております。中森明菜です》8月30日、長い沈黙を破ってメッセージを発信したのは中森明菜(57)。ツイッターアカウントと公式サイトを開設し、“再始動”を宣言したのだ。’10年に帯状疱疹で芸能活動を休止した明菜。その後’14年の『NHK紅白歌合戦』にサプライズで出演し活動を再開させるも、’17年末のディナーショー以降は公の場に姿を現していなかった。それでも人気が衰えることはなく、デビュー40周年の今年は“復活”が期待されていた。「7月にはNHKで過去のライブが放送されましたが高視聴率。反響はとても大きく、視聴者からお礼の声が殺到するほどだったそうです。各局の音楽番組もこぞって出演オファーをかけていたと聞きます」(テレビ局関係者)高まるラブコールに応えるように、再びステージに立つという明菜。心機一転、新たな個人事務所も立ち上げたが、今回の復活宣言にはある“予兆”があったという。「40周年ということで民放の音楽番組が通常の手続きを踏んで明菜さんのライブ映像の一部を使ったところ、事務所から映像の使い方について物言いがついたと聞いています。これまでそんなことはなかったので明菜さんサイドに何か変化があったのではと噂されていました。今思えば、新しい事務所になったことで方針も変わったのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)明菜の私生活にもある変化があったようだ。「これまで明菜さんが所属していた事務所の代表でありマネージャーを務めてきた4歳年下の男性は明菜さんの恋人とも報じられていました。ですが今回、そこから移籍しての活動再開ですから、恋人と決別したということなのでしょう」(芸能関係者)2人が交際を始めたのは’01年ごろといわれている。男性が所有するマンションの別の階に2人は住んでいたというが……。「ここ最近は男性も明菜さんも見かけませんね。転居されているんじゃないですか」(近所の住人)本誌は明菜の元事務所の役員に名を連ねている、男性の姉に話を聞くことができた。彼女は今回の件に困惑している様子だった。「今回の明菜さんの移籍に関しては、私は全然聞いておりませんし、お話しできることはありません」以前から実家との不仲が報じられており、’19年に亡くなった実妹の葬儀にも姿を現さなかったという明菜。ここにきて20年来の恋人とも決別ーー。孤独を深めているようにも思えるが、明菜は決して独りぼっちになったわけではない。心強い“応援団”がいるという。「日本でも有数の音楽プロデューサー・Aさんが再始動をバックアップしていると聞いています」(音楽関係者)A氏は松田聖子(60)や井上陽水(74)などを手掛けた大物だ。「明菜さんもAさんとは何度もアルバムなどを制作してきましたから、信頼を置いているはずです。Aさんは小泉今日子さん(56)とも親交がありますが、その小泉さんと明菜さんは仲が良く、小泉さんは今でも明菜さんとひそかに連絡を取り合っているという話も聞いたことがあります。そういった背景もあり、Aさんはこれ以上ないほど頼りになる存在でしょう」(前出・音楽関係者)本誌はA氏にメールで取材。次のようなやりとりがあった。ーー明菜さんの新曲を手掛けていると聞きましたが?「そのような噂が音楽業界に出回っていますが、制作をお手伝いする予定はありません。本人から依頼があったらお知らせします」ほかにも、明菜を後押しするこんな顔ぶれが。「’17年のディナーショーなどを手掛けたイベント関係者のBさんが今年もディナーショーの開催に向けて始動したとも聞いています。また’14年の『紅白』の際に明菜さんが『Cさんからのオファーなら受ける』と言った、信頼の厚いプロデューサーがいます。Cさんは現在もNHKに在籍しているはずなので、今年の『紅白』に出る可能性もかなり高いと思います」(レコード会社関係者)このタイミングで活動再開を発表したということにも、彼女の今後の活動への意欲が読み取れる。「8月末というのは例年、年末のディナーショーや『紅白』が打診される時期です。40周年にふさわしいステージを用意するためには、今がベストだと動きだしたのでしょう」(NHK関係者)いまだ万全ではないという彼女の体調が懸念されるが……。「’14年の『紅白』でニューヨークからの中継で出演したように、別のスタジオなどから中継ということもありえますし、事前収録という方法もあります。また、’19年の『紅白』で登場した“AI美空ひばり”のように、明菜さん自身が登場できなくても成立する見せ方などを多角的に検討しています」(前出・NHK関係者)もう一人の歌姫・聖子の存在も彼女の背中を押している。「明菜さんにとって聖子さんは共に時代を彩った仲間。聖子さんは昨年12月に愛娘の沙也加さん(享年35)を亡くしましたが、それでもステージに立ち続ける姿に明菜さんも胸を打たれたのではないでしょうか。明菜さんは活動休止中も“いつか自分が歌うために”と作詞を続けていました。披露される日も近いかもしれませんね」(前出・芸能関係者)5年前、35周年のディナーショーでは「ファンと一緒に年の瀬は盛り上がりたい」と話していた明菜。40周年の年の瀬も、日本中を沸かせてほしいーー。
2022年09月07日2022年8月30日、歌手の中森明菜さんが個人事務所『HZ VILLAGE』を設立し、再始動することを発表しました。同日に設立された、中森さんのTwitterに投稿された内容が、こちらです。いつも応援してくださるファンのみなさまへ長い間、ご心配をおかけしており申し訳ありません。ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度、お手紙を書かせていただこうと思いました。今年2022年は、デビューをさせていただいてから40年になります。デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません。ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです。また、再始動に備えて新たな個人事務所を設立したことを併せてご報告させていただきます。今後は新しいウェブサイトakinanakamoriofficial.comにて情報を発信させていただく予定です。一方的なお知らせとなってしまい大変申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。2022年8月30日中森明菜@akinan_officialーより引用中森さんは、1982年5月に歌手デビュー。『少女A』や『飾りじゃないのよ涙は』、『DESIRE -情熱-』など、数々の名曲で人々を魅了してきました。2010年10月に体調を崩して以降、活動をセーブしながらも、音楽活動は意欲的に取り組んでいた様子の中森さん。突然の発表に、ネット上では「楽しみ」「嬉しい!」「待っていました!」など、驚きと感動の声が上がっています。力強くも美しい中森さんの歌声が再び聞ける日が待ち遠しいですね![文・構成/grape編集部]
2022年08月30日「7月9日に放送された『中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版』(NHK)は、デビュー時からのシングル曲だけを歌ったもので、ファンの間では“伝説のコンサート”といわれています。放送後、NHKにはお礼のメールが多数寄せられました。親子2代で視聴した人も多かったようで、明菜さんの圧倒的な人気を改めて感じました」(NHK関係者)5月1日、デビュー40周年を迎えた中森明菜(57)。“伝説のコンサート”は4.6%の高視聴率を記録。15日には『中森明菜スペシャルライブ 2009・横浜』(NHK BS)も放送された。しかし、当の明菜本人は’17年末から公の場に姿を現していない。「明菜さんは’10年に帯状疱疹で芸能活動を無期限休止しました。’14年末には『NHK紅白歌合戦』にサプライズ登場して歌手活動を再開させましたが、’17年末のディナーショー以降は再び活動休止しています」(スポーツ紙記者)現在でも思うように体調は回復せず、闘病生活は12年にも及ぶ。「病気のため精神的な不調にも見舞われ、人前で歌うどころか会うのさえ限られた人のみ。自宅からほとんど出ない生活が続いているといいます」(音楽関係者)中野皮膚科クリニックの松尾光馬院長は言う。「帯状疱疹は男性に比べ女性に1.5倍ほど多く発症します。85%の人は3カ月ほどで治りますが、6カ月以上長引く人は4%います。帯状疱疹が長期化するのは、神経障害性疼痛という神経が傷つく痛みが長引いたためではないでしょうか。最初の発疹が重症な人や、発疹が出る前の『前駆痛』という痛みが強い人が長引きやすい傾向にあります」しかし今でも明菜は歌への情熱を持ち続けていると、前出の音楽関係者は語る。「“いつか自分が歌うために”と歌詞を書きためているんです。これまでも明菜さんが作詞した楽曲はいくつもあり、20代のころには作詞家の先生のもとで本格的に学んだこともありました。’00年以降は『Miran:Miran』というペンネームで作詞をしています」明菜の復帰を望む声は、今も根強い。「今年は40周年とあって明菜さんのレコード会社には音楽番組から出演オファーがいくつも届いています。なかでも明菜さんサイドとつながりが強いNHKは『紅白』に出演してもらえないかと狙っています」(テレビ局関係者)歌姫が闘病の傍ら綴った作詞ノート。彼女の才能の一編をまた聴ける日をファンは待っている――。
2022年07月25日抜群のセンスと数々のヒット曲で日本歌謡界のトップスターに君臨し続けた中森明菜(56)がまもなくデビュー40周年を迎える。ここ数年は公の場に姿を見せていないが、デビュー日の5月1日、並びに6月17日には40周年を記念してWOWOWで過去のライブ映像が配信されるなど、今もなおその人気は衰えていない。しかし、’89年に自殺未遂を起こして以降、90年代には事務所トラブル、’10年に無期限活動休止を発表するなど波乱の多い人生でもあった。’81年、15歳で『スター誕生!』で山口百恵の『夢先案内人』を熱唱したことをきっかけに芸能界入り。翌’82年に“ちょっとエッチな美新人娘”というキャッチフレーズでデビューし、同年発売した2枚目のシングル『少女A』ですぐさまブレイクを果たした。松田聖子を代表とするそれまでの可愛らしいアイドル像とは異なる、明菜の不良っぽい雰囲気と歌声は、多くの人を魅了。瞬く間にトップアイドルの座へと登り詰めたのだ。‘85年の『ミ・アモーレ』と、その翌年に発売した『DESIRE-情熱-』では、史上2例目となる2年連続の日本レコード大賞受賞の快挙を達成。その後も数々の賞を受賞し、明菜はアイドルとしての絶頂期を迎えることになる。何もかも順調に見えた明菜だが、プライベートでは悩みを抱えていたようだ。’89年7月11日、当時交際していた近藤真彦(57)の自宅で左肘の内側を刃物で切って自殺を図ったのだ。帰宅した近藤に発見された明菜は、病院へと緊急搬送され一命を取り留めた。明菜は近藤と共に’89年12月31日の大晦日に、一連の騒動に関する会見を開いたが、その会見は”結婚を連想させる金屏風の前での謝罪”という異様なものに。明菜の辛そうな面持ちに、世間からは心配の声が相次いだ。その後、近藤とは破局した。この件を境に、明菜の周りではトラブルやスキャンダルが多数報じられるようになる。女優として活躍したり、『Dear Friend』(‘90年)などのヒット曲を発売したりする一方で、事務所やレコード会社の移籍を繰り返す。その後、徐々に活動の範囲を絞っていった明菜。’10年には体調不良により無期限の活動休止を発表したのち、’14年末に『紅白歌合戦』に出演。’16年からはカバー・アルバムを発売するなど本格的に再始動したが、’17年のディナーショーを最後に公の場には一切姿を見せていない。デビュー40周年を迎える今年、明菜の歌声を聞くことはできるのだろうかーー。
2022年04月30日1982年5月1日にシングル「スローモーション」で衝撃のデビューを果たした中森明菜。数多くの名曲を世に送り出し、1985、1986年には2年連続で日本レコード大賞を受賞するなど、いまや日本を代表する伝説の歌姫となった彼女。MUSIC ON! TV(エムオン!)では、今年デビュー40周年を迎えることを記念して、過去のライブ作品から「ビター&スウィート(1985サマー・ツアー)」「Live in '87・A HUNDRED days」「Live in '88・Femme Fatale」「~夢~ '91 Akina Nakamori Special Live」の4ステージを4時間30分にわたって、デビュー日である5月1日に一挙放送!「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE-情熱-」「セカンド・ラブ」などのヒット曲の数々が、圧倒的な歌唱力で歌い上げられる華やかなステージをお見逃しなく!\4ライブ、4時間30分放送/■■番組情報■■M-ON! LIVE 中森明菜 「ビター&スウィート(1985サマー・ツアー)」<放送日時>2022/5/1(日)13:00~14:00<番組内容>1985年9月22日、東京・東京厚生年金会館で開催されたライブの模様を放送。代表曲「飾りじゃないのよ涙は」をはじめ、「十戒(1984)」など華やかなライブステージをお届け。M-ON! LIVE 中森明菜 「Live in '87・A HUNDRED days」<放送日時>2022/5/1(日)14:00~15:00<番組内容>1987年に行なわれたツアーより、10月17日の東京・東京厚生年金会館公演の模様を放送。アルバム『CRIMSON』『BITTER AND SWEET』『不思議』からの楽曲を中心に、「飾りじゃないのよ涙は」などのヒット曲も楽しめるステージをお届け。M-ON! LIVE 中森明菜 「Live in '88・Femme Fatale」<放送日時>2022/5/1(日)15:00~16:00<番組内容>1988年10月26日の東京・中野サンプラザ公演の模様を放送。「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」といった昭和懐メロや洋楽のカバー曲も楽しめる、バラエティー豊かな彼女のステージをお届け。M-ON! LIVE 中森明菜 「~夢~ '91 Akina Nakamori Special Live」<放送日時>2022/5/1(日)16:00~17:30<番組内容>1991年7月27日・28日に千葉・幕張メッセで行われたスペシャル・コンサート。「DESIRE-情熱-」「セカンド・ラブ」などのヒット曲を圧倒的な歌唱力でお届け。以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月26日米倉涼子が“失敗しない”スーパードクターを演じる「ドクターX~外科医・大門未知子~」の4話が11月4日放送。ミュージカル女優役で出演した凰稀かなめの歌声にSNSでは感動の声が溢れている。「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみ大門未知子の活躍を描く本作。今シーズンでは100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた「東帝大学病院」で感染治療と内科を最優先することになり、不要不急の外科手術は延期され、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が躍進する一方、外科は別棟の分院へ追いやられるという事態に。そこに未知子が舞い戻る…というという展開になっている。未知子を米倉さんが演じるほか、未知子と同じくフリーランスの麻酔科医・城之内博美に内田有紀。未知子が師匠と慕う「神原名医紹介所」の所長・神原晶には岸部一徳。未知子に積年の恨みを抱く、東帝大学病院外科分院長の蛭間重勝には西田敏行。蛭間に服従する東帝大学病院外科部長の海老名敬に遠藤さん。外科副部長の加地秀樹には勝村政信。「ケミカルサージェリー」を推し進め内科主導の組織変革を目論む蜂須賀隆太郎に野村萬斎。前回たこつぼ心筋症を患った広報室長の三国蝶子には杉田かおる。蜂須賀隆太郎の腰巾着である内科副部長の鍬形忠に小籔千豊。幼い弟たちを養うため実家に仕送りしている看護師の大間正子には今田美桜といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は、パンデミックの影響で出演舞台がすべてキャンセルになるという苦境の1年を経て、世界的大舞台で主演を務めることになった人気ミュージカル女優・四季唯花(凰稀さん)が、公演を目前に重度の甲状腺がんを患い東帝大学病院に極秘入院してくる。首に傷をつけたくない唯花を、「ケミカルサージェリー」で治療することを決定する蜂須賀だが、海老名は早急に外科手術すべきと主張。さらに内科にケンカを売るような発言をして蜂須賀を激怒させてしまい、手術で治せなかった場合、海老名は病院を辞めなければいけなくなる。唯花のBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)が始まると、なぜかそこには未知子の姿も。一日も早い復帰を目指す唯花だが、BNCTを照射しても一向に退院のめどはたたず、さらにライバル女優・早水楓(鷲見玲奈)が代役に立つという話が持ち上がる…という展開。結局未知子のオペで唯花のガンは切除され、舞台にも復帰できるのだが、海老名は地方に異動となる。この事態に「海老名がまさかの秋田に左遷」「お笑いと癒し枠の最高の人だったのに、海老名先生・・・海老名ロス。」「海老名部長もう出ないんかなぁ。遠藤憲一さん好きなんやけどなぁ」など落胆の声が上がる。また唯花が病院内で「翼をください」を歌うシーンにも「かなめ様の歌声素敵だったし泣いてるのみてもらい泣きしてしまった」「かなめさんのピュアで素直な歌声に心洗われる」「歌も何度か歌ってくださってて、うれしかった。凛としていてお美しい」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年11月05日編集部:学研キッズネット編集部さわやかな秋の行楽シーズン。秋晴れの休日には子どもとお出かけして“インスタ映え”する写真を撮って、SNSにアップして……という人も多く、デジカメや一眼レフより、今は「手軽なスマホでの撮影が主流」といってもいいでしょう。ただ、スマホのカメラではシャッターを押せばそれなりに撮れてしまうけれど、デジカメとは勝手が異なるため思い通りの1枚は撮れないという声もよく聞きます。そこで、プロカメラマンで2児の父でもある大崎聡さんに、スマホのカメラで子どもと風景を上手に撮る方法を教えてもらいました。大崎聡(おおさきさとし)さん撮影スタジオで広告写真を学んだあと、ファッションフォトグラファーに師事。2000年に独立し、2008年に『ShinIraiInc.』を設立する。現在は、人物、美容、風景写真など幅広い分野の撮影に携わり、広告、雑誌、書籍など、さまざまなメディアで活躍している。著書に「いきなり思い通りに撮れる!デジタル一眼レフカメラと写真の基本BOOK」(永岡書店)。まずは、スマホカメラのアプリによる違いを知っておこう!スマホには、カメラアプリが標準機能として入っています。iPhoneの場合は、iPhone8、iPhoneXと機種が違っても、同じアプリが入っているので操作方法は変わりません。でも、Androidの場合、機種により標準搭載されているカメラアプリが異なるので、操作方法が違うことがあります。ここではiPhoneの操作方法で説明しますが、同じ機能がほとんどのAndroidにもありますので、説明書などで確認してください。Point1 きれいな写真を撮りたいならAE/AFロックを使おう!AE/AFロックというのは、明るさとピントを固定する機能のこと(ただし、ピントを固定したらカメラを前後に動かさないことが前提)。「この機能を使うと、背景の明るさが調整でき、子どもの顔が暗くなってしまうとか、ピントが合っていないということがなくなります」(大崎さん)AE/AFロックというカメラの専門用語を聞くと、ちょっと難しそうと思うかもしれませんが、スマホなら操作は簡単。カメラアプリを起動させ、明るさとピントを合わせたい被写体を画面に写し、ピントを合わせたい被写体を指でタッチして長押しするだけ。このひと手間で写真の明るさとピントを固定できます。このときに、上下左右に動かしてアングルを決めるという作業は問題ないのですが、前後に大きく動かす(一歩前に出るなど)と、せっかくのピントがずれてしまいますので、注意してください。ちなみに、AEとはオートマティック・エクスポージャー(自動露出)、AFとはオート・フォーカス(ピント自動調整)の略称です。iPhoneの場合、明るさとピントを合わせたい被写体を画面に写し、画面上で狙った被写体を指で長押しすれば、画面上部にAE/AFロックという表示が出て、明るさとピントが固定されます。AE/AFロックを利用して、明るさとピントを固定したら、構図を検討してシャッターを押します。これだけでも被写体の写りが断然変わります!AE/AFロックを利用しない場合、背景の明るさにカメラが反応して、人物の表情が暗くなってしまいます。AE/AFロックを利用すれば、明るさとピントを自分の狙いで決められます。上下左右にアングルを変えてもAE/AFロックで固定していれば、人物の肌がきれいに、表情もハッキリと写ります。Point2肉眼に近い写真撮影もできる!次に覚えたいのはHDR機能。またまたアルファベットが並んだ用語はちょっと難しそうな印象を受けますが……。「肉眼で見ている状態に近い写真を撮ることができるという機能なんです。屋外で写真を撮るときには、ぜひ使ってほしいですね」(大崎さん)ちなみにHDRとは、ハイダイナミックレンジ合成の略称で、露出レベルの異なる3枚の写真を1枚に合成することで、細部まで美しいショットを可能にするのです。カメラアプリを起動させて、画面上部に表示されたHDRをタップし、HDRをオンにするだけです(iPhoneの場合)。画面上部に表示された“HDR”をタップして、次に“オン”をタップすると、HDR機能が作動。(左)HDR機能を使わない場合。空が白く写ってしまう。 (右)HDR機能をオン。顔の明るさもちょうど良いまま、空が青く、白い雲も写しだされます。ただし、HDR機能はメモリを3枚分使用することになります。HDR機能をオンにしたままにしておくとメモリがどんどん減っていってしまうので要注意です!Point3光を上手に取り入れよう!写真を撮るときに逆光になってしまうなど、光のことで迷ったことはありませんか?「そういうというときは、光の当たり方を考えて、カメラ向きを変えてみましょう」(大崎さん)光の当たり方は以下の3つに分けられます。1)逆光……被写体の真うしろから光が当たる。背景が明るく、顔が暗く写ってしまいます2)順光……被写体の正面から光が当たる。人物がくっきり鮮やかに、表情が明るく撮れます3)斜光……被写体の横または斜めから光が当たる。自然な陰影がつき、雰囲気のある写真が撮れます逆光になるけれど、どうしてもこの風景をバックに撮りたい、ということもありますよね。逆光で人物の表情を明るく撮りたいときは、レフ板を使うという方法もあります。「レフ板は、プロのカメラマンがモデルを撮影するときなどに、向かってくる逆光を人物に反射させるために使う撮影アイテムですが、プロ仕様のレフ板がなくても、白いもの(白い紙や白色のハンカチ・カーディガンなど)で代用が可能です」(大崎さん)被写体の手前にレフ板をかざして、光を反射させて撮ると、肌も明るくきれいに写ります。レフ板に反射する光が眩しすぎるときは、2~3秒目をつぶってもらって、カメラマンの合図とともに目を開けてもらえば、眩しそうな顔にもなりません。Point4構図を意識しよう!せっかく撮ったけど、なんとなくバランスがイマイチで……という場合は、構図をつくる目安になるグリット線機能がオススメです。“設定”から“カメラ”を選択し、“グリッド”をタップすれば、画面上のタテとヨコに均等に2本ずつ線が表示されます。iPhoneの場合、グリッドをオンの設定にすると、カメラを起動した際にグリッド線が表示されます「タテヨコ各2本のグリッド線が交差するおおよそのポイントに、被写体を配置するようにして、画面の中心に置かないように意識すると、空間の余白や広がりが出て効果的な構図となります」(大崎さん)画面の中心に被写体を配置すると、背景も中途半端に写りこんで平凡な印象にグリッド線が交差する左下のポイントに被写体を配置して構図をつくることで、空間に広がりが出て、インスタ映えな1枚に!Point5被写体に近寄って撮ろう!スマホカメラで撮影するときによくあるのが、思ったよりも子どもが小さく写ってしまったということ。「スマホのカメラは、広い空間や風景の撮影を得意とする“広角レンズ”がついているので、目で見る印象よりも広く全体が写ります。カメラにはズーム機能もありますが、ズーム機能を使うと画像が荒くなってしまうので、撮影するときは被写体に何歩か近づいて撮ることも上手に写すポイントです」(大崎さん)さらに、お子さんに動きのあるポーズを注文すれば、躍動感のあるいきいきとした1枚となります。「スマホカメラなら、思い切ってこのくらい近づきましょう」と大崎さんPoint6連写機能も利用しよう!じっとしていない子どもたちを撮ろうとして、ブレてしまったという経験はありませんか?「そんなときは、カメラマンも被写体といっしょに動きながら連写モードで撮りましょう」(大崎さん)スマホのシャッターボタンを長押しして、押し続けている間はかなり多くの枚数を撮影できます。走る子どもたちといっしょに動きながら連写で撮影連写した写真は、ホーム画面にある“写真”アプリを起動させ、バーストモード(高速連写機能)で撮影したショットを選択します。さらに、スクリーン下部の“選択…”をタップすると、連続した写真が1枚ずつ表示されます。スクリーン下部の選択をタップ。連続した写真が1枚ずつ表示されたら、スワイプしてお気に入りの1枚を選びましょう。写真右下の○をタップすれば、お気に入りの1枚が保存されます。連写は複数枚の写真を撮ることになるので、このままにしておくとメモリがいっぱいになってしまいます。1枚選んだらほかの写真は削除しましょう。なお、通常のシャッターボタンのほかに、本体側面にある音量ボタンもシャッターボタンとして機能します。スマホを横にして撮影するときや、片手で撮影するときは、音量ボタンを利用するのも便利です。子どもとの思い出写真を大切に!いかがでしたか?この6つのポイントをおさえておけば、ただ撮るだけではない、ちょっとこだわったショットが撮れること間違いなし!そして写真を撮ったらできるだけ早く、できればその日のうちに整理しておくと、いつどこで撮影したのかということも忘れないのでオススメです。「写真の整理は、忙しくてついあと回しになってしまいがちですが、メモリがいっぱいになってしまう前に、パソコンやハードディスク等に保存しておきましょう」(大崎さん)子どものかわいい瞬間をベストタイミングで記録して、思い出の写真をたくさん残してくださいね!(まとめ中森かなめ)学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年11月09日トップライター:中森かなめ1994年から毎年開催され、今年で25回目を迎えた『工学院大学わくわくサイエンス祭 科学教室』。今年の夏も工学院大学八王子キャンパスで開催されました。科学の面白さが体験できる多摩地域最大級の科学イベントに、娘(中1)といっしょに行ってみると、娘をひきこむ科学体験テーマがたくさんありました。サイエンスに対する意識が変わる!小学生のときから、理数系科目に苦手意識がある娘。学校の定期テストでは点数こそとれているものの、苦手意識は払しょくできずにいました。そんな娘に担任の先生は「授業で教科書とにらめっこして先生の説明を聞いているだけでは、理数系科目に対する意識は変わりませんよ。科学館や水族館などに行って、実際に自分の目で科学現象や動植物の生態を見てきたほうがいい」と助言をしてくださいました。先生から言われると「そうかも!」と思える素直さが娘のいいところ。さっそく夏休みに娘はお友だちと新江ノ島水族館を訪れ、水の中で暮らす生物を観察し、海や川の中にはいろんな生物が棲んでいることを楽しく学んできました。そして、夏休みも終盤にさしかかったところで、工学院大学で科学教室が行なわれると聞きつけ、誘ってみると「面白そうだね」との反応があったのです。紙で学ぶ、完成するまであきらめない気持ちこうして訪れた科学教室は、テレビのお天気キャスター気分を体験できる『お天気コーナー』や、自分だけのろうそくを作ってものが燃える仕組みを学ぶ『カラーアロマキャンドルをつくろう!!』をはじめ、84個もの演示テーマがありました。この中から、まず娘が興味を示したのが、建築を学ぶスタートとして紙を使ってモノづくりの楽しさを体験できる『紙から建築をまなぼう!』です。『紙から建築をまなぼう!』ブースでは、五重塔や自由の女神など、国内外の有名建築物を工作できました『紙から建築をまなぼう!』ブースで使うものは、“カッター”“カッターマット”“型紙”そして“完成するまであきらめない気持ち!”とあります(笑)。型紙に記されている実線をカッターナイフで切り、点線を山折りし、破線を谷折りすれば、折り紙建築ができ上がり。難易度中級レベルのエッフェル塔を選んだ娘は、作業に取りかかってしばらくして、「完成するまであきらめない気持ちは本当に大事!」と笑っていました。難易度中級レベルに挑戦し、根気よく作業を進める娘各ブースでは、大学生や大学院生、附属中高の生徒のみなさんが「教える側」として活躍していて、娘は建築学専攻の女子大学院生とお話しながら、作業を進めていきました。細かい作業は嫌いではないという娘の作業ぶりを見て、院生のおねえさんは「去年、大学の卒業制作で建築模型を作ったんですけど、わたしは細かい作業が苦手で……。助手として手伝ってほしかったな~」と、ほめてくれて娘もうれしそうでした。完成したエッフェル塔。細かい作業だったので、制作に1時間ほどかかりました身の回りのものは科学が関係している!?次に向かったのは『CAD/CAMとNC工作機械を操作してネームプレートを加工しよう』ブースです。実は、娘の祖父は長年工作機械メーカーで主に海外営業を担当していて、昨年引退したばかり。ここで工作機械と対面するのも何かの縁かもしれません。ネームプレートに加工する文字や大きさをコンピューターでデザインし、自分がデザインした名前の加工のようすや、工作機械に命令するプログラムをコンピューターの画面を見ながら確認した娘。コンピューターが加工しやすいように文字を削っていくので、漢字の書き順どおりに文字ができ上がっていくわけではないということが、娘には新鮮だったようです。大学生に教えてもらいながらコンピューターにプログラムしていきますその後、『チタン製のカラフルなしおりを作ろう』ブースで、化学実験をしつつ軽い金属製のしおりを作り、『缶バッジを作ろう』ブースでてこの原理を利用してオリジナルの缶バッジを作った娘。身の回りの物は、科学が関係していることが多いということを実感することができました。『チタン製のカラフルなしおりを作ろう』ブース。リン酸の液にチタンのプレートを浸し、電流を流すことでプレートの色が変化します娘が参加したプログラムのほかに、『巨大シャボン玉に入ろう』や『液体ビー玉を作ろう』など、興味深い科学体験テーマがたくさんありました。同イベントは毎年8月最後の週末に行なわれるそうなので、来年の夏休み前にウェブサイトをチェックしてみてください。中1の娘は、「小学生のときにこのイベントの存在を知っていれば、夏休みの自由研究にきたのに!」と悔やみつつ、工学院大学をあとにしたのでした。イベント情報施設名 工学院大学八王子キャンパス 住所 東京都八王子市中野町2665番地1 問い合わせ E-mailksec@sc.kogakuin.ac.jp電話042-628-4835 工学院大学Webサイト 中森かなめ(なかもりかなめ)東京都在住・40代夫と娘(中1)と3人暮らし。大学卒業後、出版社勤務を経て、渡仏。1年弱遊学した後、フリーランスライターとなる。結婚して出産後、しばらく休業するも、娘が5歳のときに復帰。現在も細々と執筆業に励む。
2018年11月07日クリスマスディナーショーのシーズンに突入したが、今年の中森明菜(53)は公演予定がないままだ。明菜は10年10月に免疫力低下で体調を崩し、開催決定していたディナーショーを中止。14年おおみそかのNHK・紅白歌合戦で復帰。以後はアルバム制作に重点を置き、本格的な復帰を目指していた。そしておととしに約7年ぶりのディナーショーを開催すると、7都市10公演のチケットが即日完売。35周年のメモリアルイヤーにあたる昨年も、ディナーショーを開催。14都市18公演でチケット料金4万8,000円~5万円と高額にもかかわらず、発売30分間で完売。根強い人気ぶりをうかがわせた。「今やディナーショーは明菜さんのファンにとって唯一、“生の明菜”に会える場となっています。だからファンはいくら高額でもチケット代を惜しみません。昨年は『この年でこれだけ歌って踊るのはキツいんだから』なんて自虐トークを繰り出したこともあり、復調ぶりがささやかれていました。明菜さん本人が『2年連続ディナーショーをやったらツアー』と目標を掲げていたため、今年も期待されたのですが……」(音楽関係者)しかし8月上旬に届いたファンクラブの会報を受け、ファンたちの間で心配の声が上がっていたという。「そこには《さみしいねぇ…ほんとォーに…みんなに…会いたい…でも…無理かもぉー》とつづられていたそうです。明菜流のジョークかと思いきや、やはりショーの告知はないまま。一部で恋人とされていたマネジャーとの破局が報じられたこともあり、心配の声があがっています」(芸能記者)果たして明菜は復調し、ファンの前に元気な姿を見せることができるだろうか。
2018年11月05日トップライター:中森かなめ100年以上経っても、少女たちに愛されて続けているL.M.モンゴメリの小説「赤毛のアン」。それを原作として映画化し、昨年公開された『赤毛のアン』、今年10月から公開された『赤毛のアン 初恋』に続き、いよいよ完結編となる『赤毛のアン 卒業』が11月2日(金)から、全国順次ロードショーとなります。恋心を封印してライバルとなったアンとギルバートに注目!3部作の完結編となる『赤毛のアン 卒業』は、相変わらずおしゃべりの大好きなアンが、ちょっぴり大人になって、教師になるという夢に向かって邁進していく姿が描かれています。また、前作『赤毛のアン 初恋』で、たがいに恋心を抱きながらもすれ違ってしまったアンとギルバート。今作でも気持ちがすれ違ったままの2人は、おたがいに素直になれないがゆえに、学業のライバルとして闘争心を燃やすようになります。そして、切磋琢磨しながら、将来の夢へ向かって突き進んでゆくのです。恋心を封印し、勉強でのライバルとなったアン(写真右/エラ・バレンタイン)とギルバート(同左/ドゥルー・ヘイタオグルー)。対抗心を燃やすふたりの会話は、微笑ましくもあります。進む道が違っても旧交を大事にするアンとダイアナアンのギルバートとの〝腐れ縁〟に対して、腹心の友であるダイアナとの関係の変化には切なさがこみ上げます。アンの養父母・マシュウとマリラ兄妹は、アンに良い教育を受けさせるべく、アンの上級学校への進学を賛成し応援しますが、ダイアナの家族は女性が上級学校に行く必要はないという考えを持っています。そのため、ダイアナは家族の意向に従い上級学校への進学をあきらめ、ふたりは違う道を進んでいくのです。しかし、アンとダイアナは違う道に進んでも腹心の友であり続けます。この映画の副題となっている〝卒業〟という言葉に象徴されるように、この作品でアンは学校の卒業とともに、深い悲しみを経験することによって少女から卒業して、すてきな女性へと変貌を遂げていきます。そんなアンの変化が描かれるクライマックスは涙なしには見られないのですが、「曲がり角の先にも、きっと素敵なことが待っている」と信じ、どんなにつらく悲しいことがあっても前を向けば、すてきな景色に出会えるはずだと、未来へと向かっていくアンの姿から勇気をもらいました。生きていれば悲しいこともあるし、うまくいかないこともあるし、おもしろくないこともあります。でも、前を向いていれば、きれいな花を目にするかもしれないし、すてきな人と出会うかもしれません。前を向くことの大切さを、この映画は教えてくれるのです。アンは少女期を卒業し、すてきな女性へと成長していく教科書では学べないことが詰まっている映画初恋の人との微妙な距離感にはじまり、幼なじみとの友情や前を向いて歩いていくことの大切さなど、この映画には、教科書には書かれていないけれど学ぶべき大切なことがたくさん詰まっています。アンに負けずおしゃべり好きな娘(中1)がこの映画を観たら、どんな感想を持つのか。また親からすると幼く思える娘が、大人への階段をどれくらい上っているのか(もしくはどのあたりで立ち止まっているのか……)、確かめられるかもしれません。今年、中学に入学し、新しい友だちと出会った娘。中学の友だちとの学校生活も楽しいようですが、近くに住む幼いころからの友だちとは、アンとダイアナのようにホッとできる関係のようです。そんなお友だちといっしょに、この映画を観に行き、旧交を温めるのもいいかもしれないとも思いました。作品情報『赤毛のアン 卒業』製作総指揮: ケイト・マクドナルド・バトラー監督: ジョン・ケント・ハリソン原作: L.M.モンゴメリ「赤毛のアン」脚本: スーザン・コイン出演: エラ・バレンタイン、サラ・ボッツフォード、マーティン・シーン11月2日(金)より、新宿バトル9、109シネマズ二子玉川他 全国順次ロードショー公式サイト:配給:シナジー2017年 カナダ/カラー/ビスタ/英語/5.1ch/原題:L.M.Montgomery’s Anne of Green Gables Fire & Dew(c) 2017 GABLES 23 PRODUCTIONS INC.ALL RIGHTS RESERVED.関連記事思春期の少女を描く『赤毛のアン 初恋』中森かなめ(なかもりかなめ)東京都在住・40代夫と娘(中1)と3人暮らし。大学卒業後、出版社勤務を経て、渡仏。1年弱遊学した後、フリーランスライターとなる。結婚して出産後、しばらく休業するも、娘が5歳のときに復帰。現在も細々と執筆業に励む。
2018年10月30日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。それにしても、花の82年組と不作の83年組。わずか1年の違いが、なぜそこまで大きな差になったのか。コラムニストの中森明夫さんが解説してくれた――。思い当たるのが、オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)の変容です。花の中三トリオやピンク・レディーら、スーパーアイドルを世に送ったスタ誕は、’81年末に番組が様変わり。審査員として長く番組を支えた阿久悠さん、都倉俊一さん、中村泰士さんらがいっせいに退陣するのです。振り返れば、彼らこそがアイドル発掘の目利きでした。彼らが最後の年に番組で見つけた原石こそが、ともに82年にデビューを果たす小泉今日子と中森明菜です。もし、目利きたちがスタ誕に残っていたら、もっと華々しく活躍する83年組アイドルが誕生したかもしれません。また、当時はアイドルに求められるイメージが、松田聖子に代表される“かわいい歌手”一辺倒だったのも、83年組には不幸でした。その後定着するバラドル、グラドル、アイドル女優など、世間に多様なアイドル像の受け皿があれば、もっと活躍の場があったはずです。
2018年10月14日トップライター:中森かなめ東京都の郊外・稲城市を拠点に、地域の子どもたちが活動している〝児童劇団「大きな夢」稲城子どもミュージカル〟。同劇団の25周年記念公演『魔女バンバ』が、8月上旬、府中の森芸術劇場(東京都府中市)で行なわれ、娘(中1)と観劇してきました!稲城子どもミュージカルの出演メンバー笑顔でいることの大切さを説くオリジナルのストーリー今年で創立25周年を迎えた“稲城子どもミュージカル”。この節目の年に上演する演目は『魔女バンバ』。心に闇を抱える子どもたちを捕まえようとする魔女バンバに対し、年老いた天使のポポロが「小さな光さえあれば、どんな暗闇にも負けはしない」と子どもたちに説き、笑顔でいることの大切さを訴えていく、劇団オリジナルの物語です。出演者は保育園児から高校生までの劇団員24名と、一般賛助出演者10名の計34名。メンバーを入れ替えて月組と星組という2組の公演が2日間にわたって計4回行われました。実は、このミュージカルを観に来たいちばんの理由は、娘の友だちが星組・魔女バンバの手下で小魔女のタラーリを演じていたから。タラーリは、魔女バンバの恐ろしさにおびえつつ、悪事をはたらくことに後ろめたさを感じる子魔女のひとり。娘の友だちは、劇団員として小1から活動しており、13歳ながらすでに芸歴7年のベテランです。ときにコミカルに、ときにシリアスにタラーリを演じきり、物語を盛りあげていました。さらに、タラーリの小魔女仲間・ブルルも、娘の小学校時代の同級生。娘には、ちょっぴりおっちょこちょいなブルルの役どころと、彼女の人となりが重なって見えたようで、ブルルが登場するたびにくすっと笑っていました。ちょっとコミカルな魔女バンバの手下・小魔女3人組観客を恐怖に陥れた魔女バンバそんな子魔女を従える魔女バンバが、この物語の主人公です。バンバを演じたのは公演のパンフレットを見る限り、かわいらしい女子高校生なのですが、暗い照明に怖さをあおるような音楽にのせて、見るからに恐ろしい魔女が登場したとたん、会場は恐怖のあまりざわつき、観客席にいた小さな子は思わず「コワイ!」と声を上げ、泣きそうになっていました。濃いメイクをして黒づくめの衣装を着て、ドスのきいた声で演じるバンバは、観客を凍てつかせる怖さを見せていました。悪の権化(ごんげ)・魔女バンババンバのターゲットとなったのは、村の子どもたち。「祭りの夜によそ者が来ると、村に不幸なことがおこる」 という言い伝えを信じる子どもたちが、村に引っ越してきたばかりの姉弟を仲間外れにしようとしていたため、バンバは悪の道へといざなおうとします。そんなとき、「思いやりで人の傷が癒される」こと、「笑顔が人の心に明かりをともす」ことを子どもたちに説く天使が現れます。天使から「小さな光でも勇気になる」ことを教わった子どもたちは、輝かしい笑顔をバンバに見せることで、魔女バンバを退治するのです。笑顔が希望を生むことを説く天使は、闇の世界へ子どもを連れ去ろうとする魔女バンバと対決ステージ上に立っている出演者はプロの指導を受けたとはいえ、保育園児から高校生までの子どものみ。公演に向けてレッスンを積み重ねることで培った演技力は、プロの役者顔負けです。ラストのカーテンコールでは、名演を見せてくれた出演者に大きな拍手と大歓声が送られました。児童劇団「大きな夢」は全国26カ所で活動を展開気づけば終演後、わたしたち親子は「♪さあいっしょに笑いましょう笑えば心が明るくなる笑えば希望が生まれてくる」という『魔女バンバ』のメインテーマを口ずさんでいました。「人を信じられなくなると、誰かのせいにしてしまう」こと、「不安や恐怖、憎しみがあるとあかりが見えなくなる」こと、「うれしくなって笑いたくなれば希望が生まれる」こと。歌と踊りを織り交ぜながら訴えられたこれらのメッセージは、ダイレクトに私たちに伝わっていたのです。来年、〝稲城子どもミュージカル〟がどんな舞台をくり広げるのか、今から娘と楽しみにしています。なお、児童劇団「大きな夢」は、首都圏を中心に札幌、長野県、福岡など、全国26カ所で活動を展開しています。今年12月には各地域の精鋭が集まって『しあわせの青い鳥』が大田区民プラザ(東京都)で上演されることが決まっているそうです。自分と同じくらいの子どもたちが、いきいきと演じている姿を見るのは、娘にも良い刺激になったようです。みなさんもお近くで公演がある際には、ぜひお子さんと観に行ってみてください。問い合わせ稲城子どもミュージカルe-mail: info@inagikm.comホームページ:児童劇団大きな夢e-mail : info@gekidan-bdp.jpホームページ:中森かなめ(なかもりかなめ)東京都在住・40代夫と娘(中1)と3人暮らし。大学卒業後、出版社勤務を経て、渡仏。1年弱遊学した後、フリーランスライターとなる。結婚して出産後、しばらく休業するも、娘が5歳のときに復帰。現在も細々と執筆業に励む。
2018年09月19日