なぜ指しゃぶりをするの?いつから始まる?子どもの発達について解説指しゃぶりは実は胎児の頃から始まっています。その後も乳幼児期にかけて多くの子どもに見られますが、成長と共に次第に減っていき、小学校に入る前にはほぼ見られなくなるといわれています。指しゃぶりをする理由や頻度は年齢によって異なります。胎児期:胎児の指しゃぶりは生まれたあとに母乳を飲むための練習としての役割を持っているといわれています。乳児期:生後2~4ヶ月は口の近くに来た指を無意識に吸っています。生後5ヶ月頃になると物の形状や味、感触などを口に入れることで学習していると考えられています。幼児期前半(1~2歳):手指の発達が進み、積み木やぬいぐるみなどで遊ぶことが増えると昼間の指しゃぶりは減り、退屈なときや眠いときなどに見られるようになります。幼児期後半(3歳~就学前まで):子どもの世界が広がり、外で友達と遊ぶようになるとますます指しゃぶりは減っていきます。学童期:基本的に指しゃぶりはなくなります。参考:小児科と小児歯科の保健検討委員会著「指しゃぶりについての考え方」小児保健研究 第65巻(2006)第3号P.513~515指しゃぶりをやめないのはストレスや愛情不足?いつまでにやめる?悪影響はある?具体な対応方法を解説指しゃぶりは子どもの生理的な行動で、成長と共に自然と減少していくものです。しかし、年齢に対して頻繁に指しゃぶりが見られると、心配な保護者の方もいらっしゃるかと思います。「愛情不足だと指しゃぶりが増える」と聞いたことがあるかもしれません。指しゃぶりは、子どもが心細いときや不安を感じているときなどに、気持ちを落ち着けるために行うことがあると考えられています。しかし、子どもが不安などを感じるのは自然なことなので、それだけで愛情不足といえるわけではありません。指しゃぶりが気になる場合、大人が無理にやめさせようとすると、子どもの不安な気持ちを高めてしまうこともあり得ます。そのため、子どもと一緒におもちゃを使って遊ぶなど、指しゃぶりをしなくてもいい状況をつくる工夫をしていきましょう。ほかにも、外でたくさん遊んでエネルギーを発散させるなど、生活環境の変化で改善する場合もあります。一時的に指しゃぶりが減っていても、子どもの不安が高まったタイミングで再開することも考えられます。そういった場合、例えば寝るときには手を握りながら声をかける、寝つくまで寄り添う、お気に入りのぬいぐるみと一緒に寝るなど、指しゃぶりをしなくても安心できる工夫をしていきましょう。また、「指しゃぶりをすると歯並びが悪くなる」と聞いたことがあるかもしれません。指に吸いだこができてしまうほどの強い指しゃぶりや、長期間の指しゃぶりが続いていると、前歯が突出したり隙間が空いたりなど歯並びへの悪影響が懸念されます。歯並びが悪くなると、さらにさまざまな影響が出る可能性があります。前歯が出ていることで口が閉じづらくなると、口呼吸が多くなりがちになります。その結果、口腔内が乾燥しやすくなり、虫歯や口臭の原因にもなります。また、言葉の発音がうまくできなくなる可能性も指摘されています。目安として4歳を過ぎても指しゃぶりが続いている場合は、かかりつけの小児科医や歯科医、臨床心理士などに相談してみましょう。参考:小児科と小児歯科の保健検討委員会著「指しゃぶりについての考え方」小児保健研究 第65巻(2006)第3号p.513~515指しゃぶりは発達障害や発達の特性と関係がある?指しゃぶり自体は多くの子どもに見られる行動ですが、発達障害や発達に特性がある子どもの場合は、自己刺激行動の一つとして行うことがあると考えられています。自己刺激行動とは、自分自身に刺激を与える行動のことで、自分の身体や物をたたく、ひもなどをぐるぐる回す、同じ場所を走り回るなどがあり、指しゃぶりもその一つである可能性があります。自己刺激行動が起きる原因として、覚醒状態の維持や急な感情への対応、手持ちぶさたの解消などが考えられています。また、五感から受ける刺激を過剰に感じる「感覚過敏」、反対に刺激を感じづらい「感覚鈍麻(どんま)」といった特性が背景にある場合もあるといわれています。指しゃぶりがあるだけでは、発達に特性があると判断はできませんが、ほかにも心配なことがある場合は、子どもの発達に関する機関に相談してみるといいでしょう。参考になるアドバイスや支援を得られるかもしれません。身近な相談先として、かかりつけの小児科発達障害者支援センター児童相談所児童発達支援センターなどがあります。相談しやすい場所に問い合わせてみるといいでしょう。参考:青木康彦、野呂文行著「ASD児における自己刺激行動と同様の感覚を産出する玩具の好みと強化価に関する検討」『行動分析学研究』35巻 (2020) 1 号p.11-20指しゃぶりの原因や年齢の目安を知り、家庭での関わり方を工夫…それでもやめられないときは専門家へ相談を指しゃぶりは胎児の頃から始まる生理的な行動で、成長と共に減っていき小学校に入る前にはなくなることが多いといわれています。4歳以降も指しゃぶりが持続する場合には、子どもが不安になりがちだったり、遊ぶ時間が少なく退屈しがちだったりと、子どもの精神状態や生活環境が影響している可能性も考えられます。指しゃぶりが気になるときは無理にやめさせるのではなく、手を使った遊びを一緒にしたり、寝るときに手を握ったりと工夫していくといいでしょう。また、発達障害や発達に特性があると、自己刺激行動として指しゃぶりをしている可能性があります。指しゃぶりの強さや期間などによっては、歯並びに悪影響が出ることも懸念されます。家庭で工夫してもなかなかやめられない場合には、専門機関に相談してみるといいでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年02月16日幼稚園入園と同時に表れてきた息子の困り年少の4月から幼稚園に入園した息子。まず先立って心配だったのがトイレのこと。トイレトレーニングがなかなかうまくいかず、難航していた息子。なんとか入園式の5日前にトイレで排尿ができるようになり、入園式には布パンツで行けました。しかし心配事はほかにも……。まず息子は幼稚園のエントランスにある掲示物が気になって、登園してもなかなか上履きに履き替えられませんでした。息子の幼稚園にはさまざまなポスターや、かわいらしい壁面飾り、ときには天井にぶら下がるような飾りも掲示してあります。息子は朝登園するたびにそれらに釘付けになり、なかなか上履きに履き替えられませんでした。Upload By ネコ山息子の幼稚園は通園バスで登園するのではなく、毎朝幼稚園のエントランスまで保護者が送っていきます。年少の靴箱の前で私は何度も外靴を脱ぐように促すのですが、息子の耳には入っていないようす。息子に触れながら話しかけたり、大きめの声で声かけしたりしましたが掲示物に見入っている息子は「今それどころじゃないんですけど?」のような表情で掲示物に見入り、取り合ってはくれません。最終的には先生と一緒に靴の履き替えを促したり、そばにいたお友達と一緒に行こうと声かけするなどをして、毎朝なんとか年少の部屋まで送り出していました。Upload By ネコ山壁面飾りや掲示物に夢中で……というと、3歳児のあるあるエピソードのように感じますが、毎朝毎朝幼稚園に行くたびに上履きに履き替えるというただそれだけのことに、親としてこんなにも労力がいるとは思ってもいませんでした。幸い息子は入園当時、行きしぶったり母親である私と離れることを不安がったりするタイプではありませんでした。行きしぶりや母子分離不安ならまだ理解がしやすいのですが、ただ上履きを履き替えるだけのことでこんなにも手こずるとは思ってもみませんでした。結局、年少の1年間は毎朝、上履きに履き替えることに時間がかかっていました。また「今日は幼稚園で何したの?」と聞いても、私が聞きたいような「お砂場した」や「ねんどした」などの活動内容を答えてはくれず、いつも「おにくたべた」とお昼ごはんのメニューを答える息子。息子は幼稚園でやっていけているのだろうか……不安がつのっていきました。幼稚園、最初の個人面談では入園して3ヶ月後に、担任の先生と初めての個人面談がありました。息子は幼稚園でやっていけているのか……不安な気持ちの中、思い切って息子の幼稚園での様子を聞いてみました。すると、お友達の名前をすぐに覚える、お友達の名前を呼んでコミュニケーションをとっている、絵が上手で同級生はまだ顔だけか頭足人を描くことが多いけど息子は胴体がある絵を描くことができている、など予想以上に担任の先生は息子のことを褒めてくれました。Upload By ネコ山担任の先生が息子のいいところを見つけてくれていることに、ひと安心しました。しかし、毎朝上履きの履き替えがスムーズにいかないこと、また、1歳の頃から多動でその印象が強いことから集団生活でやっていけているのか、私は不安が拭えていませんでした。思い切って「発達的にはどうですか?」とうかがうと「朝の登園の様子なども、3歳児という幼さからなのか、発達によるものなのかまだ分からない」とのこと。続けて「気になるようだったら発達センターを紹介しますが、まずは3歳児健診を受けてみてもいいかもしれません」と、『受診目安は3歳半過ぎてから』と(私の住む自治体では)なっている、まだ受けていなかった3歳児健診を奨められました。何も指摘されなかった3歳児健診。しかし幼稚園では……幼稚園の個人面談から2ヶ月後、3歳児健診を受けました。1歳半健診では「様子見」と言われた息子。今日こそ、息子の発達について指摘される……。問診票には、発達障害のスクーニングと思われるような内容もあり、息子は多くの項目に当てはまっていました。医師の診察・問診では、イスに1人で座って問診を受け答えする息子。問診票を提出しましたが、息子は発達について何も指摘されずに3歳児健診が終わりました。確かにイスに一人で座って、先生とも受け答えできていたので、問題ないとの判断だったのでしょうか……。担任の先生のその旨を伝えると、少し驚いた表情をしたような気がしますが、それ以上は何も言われせんでした。私は絶対に発達について指摘されると思っていたので、医師にそれを全く触れられないことに意表を突かれ、むしろ自分が『息子は発達障害』だと思い込んでいただけなのでは……? ホッとすると同時にうれしささえ感じていました。しかし、夏休みが終わり2学期に入ると、息子は日に日に幼稚園での癇癪が激しくなっていきました。「やっぱり発達障害があるのかな……」と、私は再び不安になっていくのでした。執筆/ネコ山(監修:新美先生より)掲示物に目を奪われて没頭してしまうというのは、自閉スペクトラム症の特性のあるお子さんでしばしばみられることですね。ですが、今回のエピソードをうかがうと、朝の登園の時にそれが顕著に目立ったということからは、おそらく視覚刺激に没頭しやすいという特性がある上に、入園して慣れない集団生活の場にこれから入っていくという朝の園のエントランスで、掲示物に没頭することで、ある種の現実逃避というか、尻込みする気持ちの表れともいえるのかもしれないと思いました。「行きしぶり」というような分かりやすく「行きたくない」と伝えるのではなくても、家を出るときにこだわりが発揮されて時間がかかる、登園の道のりで何かに没頭してしまう、今回のように保護者との別れ際でフリーズしてしまうというようなエピソードの多くは、本人なりの集団生活への不安や抵抗感が反映されていることも多いです。とはいえ、健診の場ではそうした些細な本人の特性ある行動は気付いてもらえないことも多く、保護者としては振り回されたりやきもきすることも多いですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月16日子どもが生後6カ月ごろのこと。私の健診があったため、隣の建物で暮らす義母に、健診の時間だけ子どもを預けることにしました。しかし、帰ってみると、子どもがまさかの事態になっていて…。どうしてこうなるの!? 義母の行為が信じられない!子どもが生まれてしばらくしたころ、私の健診があり、隣りに住んでいる義母に子どもを見てもらうことに。子どもを預けるときには、着替えやおむつを一緒に渡しておきました。 そして、健診を終え、子どもをお迎えに行ったら……。なんと、義母は預けていた着替えを、すべて子どもに重ね着させていたのです。しかも、義母が「この子、熱あるんやないやろか? 顔真っ赤なんやけど」と言うので、私はあわてて子どもの服を何枚か脱がせ、病院に急行。医師に診てもらうと「なんで、こんなに着せてるの? そりゃ暑いわ。熱中症気味や!」と、怒られてしまいました。それでも義母は「目の前にあったから、着せなあかんかと思って」と言うのです。 仕事から帰った夫にこのことを伝えると、「もう預けたらあかん。自分の親ながら情けない」と。夫が味方になってくれたので、私はほっとしました。 その後も、義母は「私のせいちゃうで。だって服着せただけやもん」と言い張る始末。あまりの話の通じなさに、その後しばらくは、隣の建物にもかかわらず、顔を会わせないようにしました。義母はご近所さんに「孫を全然見せてくれへん」と愚痴っているようでしたが……。 結局、こちらの話を聞いてくれない義母には、3カ月ほど子どもを会わせませんでした。さすがの義母も、ほんのちょっとまずいと思ったのか、しばらくおかずを持ってきるなどして、こちらのご機嫌取りをしておられました。 作画/きりぷち著者:坂倉美希
2024年02月15日長男の2歳児健康診査のときでした。当時夫の転勤で引っ越したばかりだったため、家の中で引きこもりがちな生活をしていました。保健師さんの言葉にショック当時2歳でしたが長男は授乳が大好きで、まだ乳離れができていませんでした。保健師さんとの面談のときに、子連れであまり外出していないこと、そして家の中で機嫌が悪くなるとおっぱいを欲しがることを話したところ、「ぐずついてすぐおっぱいをあげてしまうのは、退屈だからって飴玉をあげてしまっているのと同じ。外出して遊ぶ機会を作ってあげてください」と言われました。保健師さんの言うことに納得しながらも、「飴玉をあげてしまっているのと同じ」という言葉に驚きとショックを受けました。 保健師さんが言っていたように、外遊びの時間がなかったり、他のお友だちと触れ合う機会がなかったと感じていました。なので長女のママ友からリトミック教室を紹介してもらい、毎週リトミックに通ったり、近所の公園に外出するようになりました。そして、2歳半前に無事卒乳することができました。 作画/てる子著者:中村幸子
2024年02月15日ひたすら気持ちが重かった3歳児健診Upload By カタバミまちゃが3歳7ヶ月の時、3歳児健診の日が来ました。まちゃは2歳4ヶ月の時に発達センターで「発達に遅れがある」と言われて療育が始まりました。当時通っていた幼稚園の未就園児クラスでも先生の指示が通らず苦労していましたから、私は「できることなら、3歳児健診には行きたくない」という気持ちでいっぱいでした。でも重い腰を上げて、当時年中だった上の娘を幼稚園の延長保育に初めて預けて、まちゃを連れて電車に乗り、なんとか採ることができた検尿も持って、健診会場の保健センターに向かいました。会場には早くもたくさんの親子が集まっていて、まちゃを大人しく待たせるのは大変でした。そして、1番初めの身長を測る器具を見ただけでまちゃは嫌がって逃げようと走り出し、測定してくださる方から「気持ちが落ち着いたら計りましょう」と身長と体重の計測は後回しにしていただきました。意外とできた検査もあったけれど痛恨のミスUpload By カタバミ「身長も測れないなんてどうなることか」と気持ちが重くなりましたが、まちゃは聴力検査で係の方から言われたものの絵を探して指差すことができました。視力検査の時には、係の方が提示した1部が欠けた輪っかと、自分の手に持たされた1部が欠けた輪っかを同じ方向にして「おんなじ」にすることができました。家でも練習しましたが、発達センターで臨床心理士の方から「まちゃくんはマッチングはできるね」と言われていたことを思い出し、よく練習もしてもらっていたことに感謝しました。ただどちらの検査も、私と係の方とが一緒になって、丁寧に辛抱強くまちゃに付き添いましたし、待つ人が多い時にはじっと待てないまちゃをほかの空いたスペースで気持ちを発散させたりしました。とても時間がかかったので、全ての健診を終える前に、延長保育に預けていた娘を迎えに行く時間になっていました。幼稚園には2時間の保育をお願いしていたと思います。おそらく、ほかのお子さんよりも健診にかかる時間がずっと長かったのだと思います。後日、3歳児健診再度挑戦Upload By カタバミ測定項目を全てこなせなかったので、後日また予約を取ろうと保健センターに電話をしたら「次回は何番目に来ても1番にお受けしますよ」と言っていただけました(発達のことを話したからなのか2回目だからなのかは、残念ながらはっきりと覚えていません)。今回は前回の反省を踏まえて娘も連れて行きました。「まちゃが逃げたら追い掛けてね」とお願いし、ヤル気満々な娘の目の前で、「前回はなんだったのか」と驚くほど、まちゃは大人しく、隣にある体重計にかいてあったイラストをじーっと見ながらこわごわと身長を測り終え、続いて体重もなんなく測ることができました。やはりまちゃの特性からか、初めてではないということが大切なのかもしれません。視力検査も今度は片目を隠してきちんと検査をすることができました。歯科検診もなんとか頑張れて、最後は年配の女医さんの問診でした。その時に発達センターで療育に繋がっていることを伝えると「私はこの子の発達は大丈夫だと思うわよ」とウィンクしながらおっしゃっていただけて、感動して無言で頭を下げて終わりました。その後まちゃは知的障害の診断を受けましたが、この時2度目の3歳児健診でヘトヘトになった私に、大らかな笑顔で素早く診察を済ませて励ましてくださった先生には感謝しています。今振り返って考えるとUpload By カタバミ今振り返って考えてみると、3歳児健診の時にはもう発達センターで専門家の療育にも繋がっていたのですから、前もって「検査がすんなり受けられるか心配だ」ということを、保健センターに相談しておけば良かったのではないかと思います。でもこの時には今ほど、息子には発達に遅れがあり、いろいろなことが困難だということを私も受容していませんでした。それに、大勢で受ける集団健診などは、ひたすら耐え忍んでなんとかするものなんだと思っていました。息子の状態を受け入れて周りに相談することができる今のほうが、こういった健診などは楽になっていると思います。執筆/カタバミ(監修:初川先生より)まちゃくんの2度行った3歳児健診のエピソードをありがとうございます。健診はタスクも多く、子どもを連れていくのも大変ですし、また何らか指摘されたくないことを指摘されるかもしれないという不安も相まって、「行きたくない気持ちでいっぱい」になる方も多いのではないでしょうか。カタバミさんが書かれていたように、すでに発達センターなどにかかっている場合には、発達センターで事前に話をしておくこともよかったかもしれないですね。機関同士での連携ができるかもしれないですし、準備(予習、心構えなど)についてのコツなどうかがえるかもしれません。まちゃくんは2回健診に行くことになったわけですが、2回目の様子から、一度健診を見ておいて予習をすることで、落ち着いて受けることができたのでしょう。ただ、健診そのもので「初めての環境でどう振舞うのか、その行動を見る」という面もあるだろうと思います。健診をスムーズに終えたい、あるいは、お子さんへの負担を減らすという意味で、予習・下見するほうがいい場合もあるのかもしれませんが、スムーズにできたがゆえに担当者の専門的な目で見えなくなってしまうものもあるように感じます(何より、担当者はお子さん方がうまく取り組めなかったとて、それ自体にも慣れていると思います)。そのあたりも含めて、心配な場合は、保健センターなどに問い合わせてみる、通っている発達センターで聞いてみるのもひとつかなとは思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月14日いろいろな「周りの子どもと違う」を感じた3歳児健診Upload By 丸山さとこASDとADHDがある息子のコウは、現在中学生です。10年前に受けた3歳児健診にて「発達障害(神経発達症)の疑いがあります」として療育園を薦められたことがきっかけで、後に診断を受けることとなりました。今回は、コウと私にとって一つの転機となった3歳児健診の記憶を振り返っていきます。3歳児健診の会場では、健診を待っている間に多くの同年齢の子どもを見ることになります。『コウと大体同じ年齢の幼児』ではなく『コウと全く同じ年齢の幼児』をたくさん見たのは初めての経験だったと思います。そのため、私はそこで初めて「コウはほかの子どもと何かが違うみたい……?」と明確に感じたことがいくつかありました。まず最初に、『ほかの子どもはコウほどずっと歩き回ってはいないこと』『保護者が制止すると、それに対して何らかのコミュニケーションが見られること』が気に止まりました。Upload By 丸山さとこ周りもみんな3歳児のため、じっと座って待つ子どもばかりではありません。ですが、もっと歩きたがって嫌がる子どもであっても、止めようとする親に対して『嫌がる』ことで意思を表明する姿が見られていました。当時のコウは、止めようとする私を障害物のように扱っていたため、ほかの親子のコミュニケーションの様子に違いを感じたことを覚えています。コウを追いかけつつさらに健診を待っていると、ほかにも見えてきた違いがありました。コウのひざは、会場の子どもたちと比べると妙にキレイなのです。多くの子どものひざは擦り傷や打ち身などの跡があるのに対し、コウの膝は白くスベスベしていました。当時のコウは、公園や児童館に行っても、おもちゃの車のタイヤを回したりブロックや石を並べたりしていました。そのため、体のどこかを激しく擦りむいたり打ちつけたりすることがなかったのだと思います。医師に診てもらっている間は何事もなく……?こうして、健診を待つ間は『コウとほかの子どもとの違い』を感じたり場内を歩き回るコウを追いかけたりといろいろありましたが、健診が始まってからは意外なほどスムーズに進んでいきました。Upload By 丸山さとこ当時のコウには人見知りが全くなく、人から触られることも意に介さないところがあったため、受け身でいればよい診察ではトラブルが起きにくかったのだと思います。そんなコウの様子を見て内科の先生は「やっぱり大家族の子どもは違うね~!」と言っていました(実際は、コウと夫と私の3人暮らしの核家族です。診察中の動じない姿を見て勘違いされたようです)。そうしてつつがなく進んだ健診の最後で、臨床心理士の先生から受けた発達の検査の結果、冒頭の通り「発達障害(神経発達症)の疑いがあります」と言われることとなったのです。Upload By 丸山さとこ3歳児健診を受けるまで、私はコウに神経発達症の可能性があるとは考えていませんでした。「マイペースな子どもだな」と感じてはいましたが、初めての子育てなのもあって「幼児ってこんなものなのかな?」とも思っていたのです。そのため、神経発達症の疑いの指摘には「この程度でも発達障害(神経発達症)なの?」と、いくらか驚きました。けれども、健診の順番待ちの間にほかの子どもたちの様子を見たことで納得する気持ちにもなりました。コウに神経発達症の可能性があると告げられても割合すんなりと受け止められたのは、コウを追いかけて大変だった待ち時間のおかげだったのだろうと考えると、「あの長い待ち時間も無駄じゃなかったのかもな~!」としみじみした気持ちになりました。執筆/丸山さとこ(監修:室伏先生より)さとこさん、コウくんの3歳児健診でのご様子や、神経発達症の疑いの指摘を受けられた時のお気持ちなど共有くださり、ありがとうございます。さとこさんに共感される親御さん、たくさんいらっしゃると思います。神経発達症という言葉のイメージや、思い浮かべる症状は、人によってかなり違いがあると感じています。同じように神経発達症と診断を受けられているお子さんでも、苦手な物事の違いや、苦手の程度の違い、社会への適応の度合いの違いはとても大きいです。多少の特性があっても、ご本人にとっても周りの方にとってもお困り事が小さければ、診断に至らないこともあります。お困り事というのは、特性の程度だけでなくそのお子さんの置かれている環境にもかなり影響を受けます。ですので、例えば療育、特別支援学級や通級指導教室などを見学された親御さんからは、通っているお子さんたちがなんで神経発達症と診断されているのか分からなかった、どのあたりに困っているのか分からなかったというお話もよくいただきます。診断を受けられて、困惑やご不安を強く感じられる親御さんもいらっしゃることと思いますが、同じ診断を受けていても、症状や適応度に大きな差があることをまず知っていただきたいなと思っています。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月08日第一生命グループの一員であるネオファースト生命保険株式会社(代表取締役社長:徳岡 裕士、以下「当社」)が提供する健診結果改善サポートアプリ「Neoコーチ」は、2022年7月28日(木)の一般公開から約1年半で、累計10万ダウンロードを達成いたしました。日ごろ当社および「Neoコーチ」を支えていただいているすべてのユーザーさま、パートナー会社さまに厚く御礼申し上げます。当社は、“「あったらいいな」をいちばんに。”をミッションに、健康増進に資する商品・サービス等の提供を行っています。このなか、「Wellness※~もっと自分らしく~を応援する。」をビジョンに掲げ、この取組みを更に進化させるべく立ち上げた「Wellnessプロジェクト」において、「健診結果を改善したいが何をしたらいいかわからない」「取組みがなかなか継続しない」等といった身近な悩みに着目し、ヘルスコーチング技術を通して一人ひとりのライフスタイルに合わせた生活習慣の改善取組みの提案やフィードバック等のサポートを行うアプリ「Neoコーチ」を無料で提供しています。10万ダウンロード突破を機に、更なる顧客体験の充実を図るべく、新コンテンツを追加や既存のコンテンツのレベルアップを実施いたしました。※Wellnessとは、病気ではない状態であるヘルス(健康)を「基盤」として、豊かな人生や自己実現に向けて、何かに没頭・熱中している、生き甲斐を見つけているなど、心身の充実を感じている状態のことと、当社では定義しています。1.ログインボーナス機能の追加Neoコーチには健診結果の改善のため、バーチャルヘルスコーチ(ウェル美)から提案された健康改善チャレンジの中から自身が取り組みやすいチャレンジを一つ選び、その取組みについてヘルスコーチによる日々のチェックと最終日の振り返りで「自らの気づき」を促す「5daysチャレンジ」という機能が実装されております。この5daysチャレンジによる健康改善取り組みの継続の支援をより強化し、ユーザーさまにNeoコーチを使う楽しさを感じていただくため、ログインボーナス機能を追加しました。月内の累計ログイン日数に応じ、アプリ内で使用できるプレゼント抽選券や、抽選券に引き換えられるポイントを受け取ることができます。ユーザーアンケートで、アプリに対するお困りの点・不便な点として「報告を忘れてしまう」との声が寄せられていましたが、このログインボーナス機能により、ユーザーさまの健康改善取組みの継続をより強力に支援することができるようになりました。2.健診結果de保険ナビ機能のレベルアップ「Neoコーチ」アプリではユーザーさまの健康診断結果の改善のサポートだけでなく、生活習慣改善取組みの成否にかかわらず存在する疾病リスクに備えて経済的な不安を解消する手段の一つとして、ユーザーの納得度の高い医療保険プランのご提案をする「健診結果de保険ナビ」機能が実装されています。先述のユーザーアンケートでも「健診結果de保険ナビ」に対するユーザーさまの期待は高く、更なる保険プランの納得度向上のため、当社主力商品である「ネオdeいりょう」に加えて、当社の人気商品である「ネオdeからだエール」を保険プランに追加しました。また、それに伴ってよりユーザーさまがプランの特長を理解しやすいような画面構成に改善しました。アプリに入力された健診結果をもとにご自身の疾病リスクについて解説を受け、その疾病リスクをもとに備えたい疾病をユーザーさまご自身でご選択いただきます。備えたい疾病をもとに医療保険「ネオdeいりょう」「ネオdeからだエール」のユーザーさまにぴったりのプランがご案内され、そのままオンライン上でお申込むことも、保険のプロに相談をすることで悩みや不安を解消してからお申し込みをすることもできます。今後も新たな機能の開発や顧客体験のブラッシュアップを行うことで、お客さまが抱える心身の悩みを解消し、Wellnessを高める顧客体験の提供に努めてまいります。【本リリースに関する報道お問い合わせ先】ネオファースト生命保険株式会社CXデザイン部Neoコーチお問い合わせ窓口e-mail: neocoach_info@neofirst.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月06日健康で発達も早く、何も気になるところがなかった乳幼児期。でも今思い返してみると……Upload By プクティわが家の長男は4歳の時に軽度の知的障害(知的発達症)と診断されました。4000g近くで大きく元気に産まれた長男は母子手帳に書いてある目安よりかなり早い時期に首が座ったり、生後5ヶ月でハイハイをしたりと成長が早いほうでした。目も合うしよく笑うし、成長面や健康面に関して気になることは特にありませんでした。Upload By プクティただ、今思い返してみると、「そういえば、こういった行動をしていたな……」ということがいくつかありました。例えば、0歳後半になりバイバイを覚えると、その当時はあまり気にしていませんでしたが、逆さバイバイをよくしていました。また、1歳になり歩き始めると、つま先立ちで歩く様子が多く見られました。「光」と「衣替え」が大敵!成長と共に感覚の過敏さが見られるようにUpload By プクティ2歳になった頃には、感覚の過敏さも見られるようになりました。当時、特に困っていたのは「光」でした。朝起きた時にカーテンを開けたり、部屋の電気をつけたりするとまぶしがり、目が慣れるまで一時間近くかかることもありました。光に慣れるように、寝室のカーテンを遮光ではないカーテンにしたり、長男が起きる少し前からカーテンを開けておいたりといった対策もしていました。ほかにも、車に乗っている時に太陽光を顔に浴びると嫌がって泣いてしまうので、サングラスは必需品となりました。Upload By プクティさらに、洋服へのこだわりも強く、衣替えがとにかく苦手で長袖から半袖に変えるのを非常に嫌がりました。ズボンに関しては頑なに半ズボンを履くことを嫌がったので、一年中長ズボンで過ごしていました。素材もやわらかいものしか着用できず、固めのズボンや襟のあるシャツ、シャカシャカした上着などは一切着てくれませんでした。首元についているタグが苦手だったので全部切り、靴下もなるべく縫い目がないものを選んでいました。こだわりの強かった長男。5歳になった今はUpload By プクティ当時は、なんでこんなにわがままなの?と理解できず困ったり、叱ってしまうことも多々ありました。今思い返すとあれも神経発達症の特性だったのかも……と考えたり、もっと早く理解して対処できたら良かったのに……と後悔したりすることもあります。5歳になった今では、当時に比べるとこだわりで癇癪を起こすことも減り、感覚過敏も軽減してきているので、引き続き長男に寄り添って生活しやすい環境へとサポートしていけたらと思っています。執筆/プクティ(監修:室伏先生より)長男さんの乳幼児期のご様子について共有くださりありがとうございました。もっと早く理解して対処できたらよかったのに……とのお言葉ですが、「光がまぶしく感じる」、「長袖から半袖に変えるのが嫌、やわらかい素材の洋服しか着用できない、タグが苦手」などのお困りに対する、プクティさんのとても丁寧なサポート、素晴らしいと思いました!なぜ嫌がるのか、苦しんでいるのか、実体験として体感できないので、理解ができなかったり、もどかしく思ったりすることも少なくないと思います。プクティさん自身、おつらいこともたくさんおありだったと思いますが、長男さんはプクティさんの工夫に数多く助けられたのではないでしょうか。感覚の受け取り方、感じ方は個人差が大きいのですが、これが日常生活に支障をきたすほど鋭敏な場合に、感覚過敏と表現します。多くの人は、無意識のうちに五感から得られる情報から必要な情報だけ取り入れて、不必要な情報はシャットアウトしていますが、この情報処理に偏りがあると、周囲からの情報や刺激を過剰に受け取ってしまうことになります。どの感覚に過敏さがあるかは、お子さんによって異なります。本人にとってはとても苦痛が大きいこともありますが、周りから理解されにくいこともしばしば。感覚過敏のあるお子さんへのサポートは、苦手な刺激を避ける・弱めること、ゆっくり慣れていけるように適切に対応することなどが基本的な方針となります。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2024年02月05日お笑いコンビ・ANZEN漫才のあらぽんの妻が1月30日に自身のアメブロを更新。娘の3歳児健診の結果を報告した。この日、妻は「昨日はベビぽんの3歳児検診でした」(原文ママ)と娘の3歳児健診があったことを明かし「検診前に自宅でする目の検査、耳の検査もバッチリできました」(原文ママ)と報告。「3歳児検診がお昼からだったので私も仕事を休んでゆっくり寝ていようかと思った」(原文ママ)と述べつつ「朝一の尿検査問題」があったといい「まだ家では完全にトイトレが進んでいない」と説明した。続けて、娘について「保育園ではバッチリ」だと明かし「最初は、午前中だけ保育園に行き先生にお願いしようと思いました」とコメント。一方で「ネットを見ていたらオムツ外れがまだな子供の尿検査方法」が載っていたそうで「最初に見たやり方は、オムツにラップを付けて大判コットンを敷く。というやり方でした」と述べつつ「違和感ありで、嫌がられる可能性が大だった」とつづった。また「もう一つは、オムツに生理用ナプキンを付ける方法」だったといい「朝起きてまだ朝一のおしっこをしていない事を確認して、ナプキンを付けたオムツに取り替えて」と説明。「おしっこが出たら教えてね」と伝えたことを明かし「しばらくするとママー!出たよー!と、教えてくれたのですぐに取り替えてナプキンを綺麗なビニールに入れておしっこを絞りました」とつづった。さらに「目安の10mlは全然でしたがなんとか4mlくらい」「とりあえず取れた」と述べ「持って行くとなんと無事に検査結果が出ていました」と報告。検査結果についても「問題もなくでした」と明かし「12月に入った検診のお知らせを見てから、どうしよう。と、頭を抱えてたので無事に終わって安心しました」(原文ママ)と安堵した様子でつづった。最後に「他の検査も成長もとくに問題なくでした」と健診の結果を報告しつつ「歯科検診では歯磨きの仕方や1歳半くらいからある歯石の事もあった」(原文ママ)といい「かかりつけの歯医者を探して定期的に診てもらおうと思います」とコメント。「トイトレも保育園ではバッチリな様子だし」と述べ「お家ではベビぽんのペースで見守ろうか」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月01日NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、健診およびPHR(※1)データを分析し、ICTで生活習慣の改善を支援する健康経営支援サービス「あなたの健康応援団 ~Smart Data Health Supporter~」(以下 本サービス)の提供を、2024年1月31日より開始します。本サービスは企業や健康保険組合 (以下 健保)にご契約いただき、その従業員または被保険者の健康を支援するサービスです。本サービスを通し健康経営の実現に貢献します。1. 背景少子高齢化による労働力不足や、長時間労働による従業員の労働災害などが社会問題となる中で、「健康経営」に注目が集まっています。厚生労働省はこれまで健保に対し、特定保健指導の対象者(以下 対象者)への個別面談や電話による健康支援など、積極的な介入を義務付け実施率のモニタリングを行ってきました。一方、面談後の行動変容や健康面の改善についてはモニタリング対象外であり、実際に対象者の健康増進に繋がっているかは不透明です。そうした状況を受け、厚生労働省は2024年4月1日より「第4期特定健診・特定保健指導」の運用ルールを見直す方針(※2)を出しており、面談などのプロセス面に加えて、実際の体重や腹囲、運動や食事、喫煙などの生活習慣の変容状況(アウトカム評価)をモニタリング項目に追加するとしています。こうした制度改定を踏まえ、今後は面談後いかに継続的に対象者の行動変容を促せるかが重要となります。2. 本サービスの概要と特長本サービスは、健診およびPHRデータを取り込み、対象者やその予備群の状況を可視化することで、健康に関する動機付けや日々の行動変容に関する継続的なフォローなど、これまで企業の厚生担当や健保の担当者が実施していた業務を支援します。特長は以下の通りです。(1) 健診データの収集と健康リスクの可視化健診機関から提供される健診データを健診標準フォーマットに変換(※3)した上で、本サービスに取り込みます。本サービスでは、取り込んだ健診データを自動で分析し、特定健診・保健指導の実施状況や従業員もしくは被保険者の健康診断の判定結果などをタイムリーに把握することができます。(2) 健康リスクの分析と健康リスク者絞り込み健診データを組織や年齢など、カテゴリごとに表示することで、各カテゴリにおける健康リスク者を把握できます。また、健診結果の総合判定や各種生活習慣病の判定結果ごとに絞り込みを行うことで、健康リスク者の選定が容易にでき、ハイリスクアプローチ(※4)が可能です。(3) 生活習慣改善の動機付けと継続フォロー対象者に対してナッジ要素(※5)を取り入れた介入メッセージを送付し、自身の健診結果や検査値の経年変化、3年後や5年後の生活習慣病発症確率(※6)を確認させることで、健康リスクを再認識させ、生活習慣改善への動機付けを行います。同時に、PHRサービスを活用した生活改善の取り組み機会を提供し、歩数や体重の目標達成に応じてdポイントを付与するなど、従業員のモチベーション向上と行動変容の定着化を支援します。(4) 健康状態の可視化でPDCAを実現PHRデータで生活習慣改善の取り組み状況をモニタリングし、健診結果の変化を経年で可視化することができます。これにより、従業員の実際の健康状態の変化の評価が可能です。3. 提供開始日2024年1月31日4. 利用料金NTT Com営業担当者までお問い合わせください。5. お申し込み方法NTT Com営業担当までお問い合わせください。6. 今後の展開健康経営に取り組む企業、健保のお客さまへの提供を中心に、2028年度に10億円の収益をめざします。また、フィジカル面での健康管理だけではなく、睡眠やストレス管理、栄養管理など、総合的な健康管理をサポートするパートナー企業やサービスとの連携により、従業員の生産性の向上に貢献します。NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。 NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。 (※1):PHR(Personal Health Record)とは、日々の体重や歩数などを指します。PHRデータを活用して、生活習慣改善の取り組み状況を把握します。(※2):厚生労働省の「第4期特定健診・特定保健指導の見直しについて」を参照しています。(※3):健診データはHASTOSを通じて健診標準フォーマットに変換され、標準化されます。HASTOSとは、日本医学健康管理評価協議会が運営し、健診データを健診標準フォーマットに変換する共同利用センターです。(※4):ハイリスクアプローチとは、健康リスクが高いと判断された従業員に対して、重点的な健康管理や保健指導などを行う手法です。(※5):ナッジ要素とは、人々の心理や行動を理解し、適切な情報提供や環境設計を通じて望ましい行動変容を促す手法を指します。(※6):本サービスの生活習慣病発症確率は、NTTの研究所が開発した、約10万人分の最長6年間の健診データから得られた学習モデルを利用して、時間経過(1年後、3年後、5年後)ごとに生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病)の発症する確率を求めたものです。*「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。関連リンク「あなたの健康応援団 ~Smart Data Health Supporter~」サービスサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月31日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:小日向ひまり妊婦健診へ主人公は妊婦健診にやってきました。出産予定日が近づいていましたが…。出典:愛カツ推定体重を聞いて「まだ小さいですね」と平均よりも体重が少ないことを気にしていました。するとその日の夜、陣痛がきたのです。そして主人公は無事に子どもを出産しました。すぐに夫も駆けつけてくれて、我が子の誕生を喜んでいると…。ここでクイズ出産後に明らかになった事実とは?ヒント!主人公は衝撃を受けてしまいました。[nextpage title="0j00hu0~00_[P0i00o"]子どもの体重は出典:愛カツ正解は…正解は「3800グラムも体重があった」でした。出産前、子どもの体重が少ないことに不安を感じていた主人公。ところが子どもの体重をはかると…。なんと3800グラムもある大きい子どもだったのです。推定体重と1キロも違っていて、予想外の結果に驚く主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月30日次女の1歳児健診でのこと。保健師さんから言われた言葉にショックを受けた出来事です。そんな言い方しなくても…保健師さんが「ちゃんと3食、食べさせていますか?栄養が足りないかもね」と言ってきました。次女は平均より体重は少なくやせ型でしたが、栄養失調のような言われ方に衝撃を受けました。さらには挙句の果てに、「ひとりで子ども3人を満足に育てられないなら、両親を頼りなさい」、と生活面についても指摘されて驚きました。 食が細くてもバランスよく食べさせようと試行錯誤し、無事に子どもたちも大きくなりました。 作画/いずのすずみ著者:いといつみ
2024年01月29日株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之)は、東広島市の母子保健業務のDXについて、導入事例を公開しました。東広島市では、妊娠から出産子育ての時期において切れ目なくワンストップで支援を行うため、「東広島版ネウボラ」の構築を進めてきました。さらなる子育て支援の充実、および市職員業務効率化を実現するために両備システムズが提供する「AITEL」と「乳幼児健診会場支援システム」を導入し、スマートフォンによるスムーズな健診予約や問診票入力をはじめ、検査結果の入力の負担軽減、迅速な情報共有によって、その後のフォローアップにつなげられる体制を整えました。2023年2月には、AITELによる予約・問診サービスが、同年6月からは乳幼児健診会場支援システムの本番運用が開始されました。それにより、保護者は24時間365日いつでもPCやスマートフォンから、簡単に健診の予約変更や、問診票への回答が可能になりました。また、乳幼児健診の結果が即座にシステムに反映、関係者間で情報共有されるようになったことで迅速な支援も可能になりました。システムのご利用イメージ■導入の背景:乳幼児健診の予約や事務作業のデジタル化に着手東広島市では、毎月8日間の日程で3歳児健診および1歳6か月児健診を行っています。保護者からの健診日の予約変更の依頼があった場合、電話で受付対応をしていました。しかし、仕事をされている保護者も多く、開庁時間内に電話連絡しなければならないのは、手間のかかる状況でした。一方、市職員側でも健診結果の入力などの事務作業が大きな負担となっており、本来の業務である「子育て支援」に専念するための時間が圧迫されていたといいます。■選定ポイント東広島市は2003年から両備システムズの「健康かるて」の活用を続けてきました。その導入実績があることに加えて、「乳幼児健診会場支援システム」と「健康かるて」が連携し、過去の健診や予防接種の履歴などを健診会場から閲覧できることによって、より良い支援につながることが評価されました。■導入の効果(メリット)1. 保護者の利便性を高め市民サービスを向上保護者は24時間365日いつでもPCやスマートフォンから、簡単に健診の予約変更や、問診票への回答が可能になりました。問診票の記入が済んでいない方や、予約がとれていない方へ、プッシュ通知を発信し記入や予約確認を促すことも可能になりました。2. 乳幼児健診結果の入力事務を大幅に効率化手書きされた紙から健診結果をシステムに入力する事務が大幅に効率化され、結果入力や最終チェックなど一連の作業が1~2名の担当者だけで2時間程度で終えられるようになりました。これにより、本来の業務である「子育て支援」に専念するための時間をより多く確保できるようになりました。3. 健診結果データの一元化によるスムーズな情報連携健診結果をリアルタイムに「健康かるて」に反映、関係者間で情報共有されるようになったことで、フォローが必要なお子さんに対する迅速な支援も可能になりました。■東広島市様について広島県のほぼ中央に位置する東広島市は、市内に10カ所の酒蔵を持つ「酒都」としても知られている。また、4つの大学や研究機関をもつことから留学生や外国から移り住む人も多く、国際色豊かな街としての顔も持つ。東広島市のこども未来部 こども家庭課では、すべての妊婦や子育て世帯が安心して子どもを産み育てられるよう、デジタル技術を活用して、切れ目ない相談や支援を提供している。・東広島市様の導入事例は下記にて公開しております。 ■東広島市様が導入した「乳幼児健診会場支援システム」について「乳幼児健診会場支援システム」は、PCやタブレットを利用して健診結果をその場で入力し、乳幼児健診の事務作業を効率化します。健診結果のデータはリアルタイムで健康管理システムへ反映され、円滑な情報共有を実現します。詳細は下記をご覧ください。 【株式会社両備システムズ 会社概要】社名 : 株式会社両備システムズ本社所在地 : 岡山県岡山市北区下石井二丁目10番12号杜の街グレースオフィススクエア4階代表者 : 代表取締役社長 松田 敏之設立 : 1969年12月資本金 : 3億円事業内容 : 公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月29日わが子は生まれたときは平均的な体重でした。しかし、6カ月健診で医師からショックなことを言われてしまったのです……。 把握していなかった現実わが子は飲めばご機嫌になるので、泣けば母乳と育児用ミルクをあげて……を繰り返していた私。よく飲む元気な子だと安心しながら過ごしていました。そして生後6カ月健診を迎え、病院へ行くと……。 子どもの体重が成長曲線の上限を大幅に超えていたのです……!飲ませている量を聞かれて答えると、医師からはっきりとした口調で「ちょっとお母さん!飲ませすぎ! 考えないと! ミルク量は今あげている量の半分にして!」と怒られてしまいました。 良かれと思って育児用ミルクをあげていたのが、良くなかったという衝撃的な事実が判明したのです……。その帰り道は自己嫌悪に陥り、かなりショックだったことを覚えています。 その後、言われた通りに量を調整。すると成長するにつれて成長曲線内に入るように。ご機嫌だからと、育児用ミルクを与え過ぎてはいけないということを学んだ出来事でした。 初めての育児は経験から学ぶことも多く、ときには失敗もするものと思ってはいました。が、健康に関することはきちんと知識をもっておくことが大事だと今は身に染みて感じています。 ※おっぱいの場合、生まれたばかりの赤ちゃんには欲しがったらあげるのが基本ですが、育児用ミルクの場合は消化に時間がかかるため、1日8回程度が目安です。生後2カ月~3カ月ごろは6~8回程度にし、生後4カ月ごろから1日5回程度を目安にしましょう。離乳食を始める生後5~6カ月ごろになったら、食材に慣らすため、離乳食のあとに授乳をします。ただし、飲む量、食べる量には個人差があるもの。気になることや不安なことがある場合は、自治体の保健センターや小児科などで専門家に相談するようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:たけだ みこ
2024年01月28日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。自称育児のプロの義母夫と生まれたばかりの息子と暮らす主人公。そんな主人公は、心身ともに疲弊していました。原因は、元保育士で自称「子育てのプロ」の義母の存在です。子育てに自信がある様子の義母ですが、実際は息子の近くにハサミを置きっぱなしにしたり、針のついているものを与えたり…。危険なことをするのです。その日も、主人公の家にやってきて、何かと世話を焼こうとする義母。すると義母はまだ0歳の息子に、自分の食べかけのお饅頭を与えようとしたのです。いきなり…!?出典:モナ・リザの戯言思わず「何するんですか!?」と義母を注意する主人公でしたが、義母は「細かいわね~」とまったく気にしません。しかしそのとき、一緒にいた主人公の姉が義母にあることを言いました。ここでクイズ義母の行動にお灸をすえた姉の一言とは?ヒント!義母の子どもたちは夫以外全員一癖ある人物だったようです。主人公の姉が…正解は…正解は「4人のお子さんを立派に育て上げましたもんね?という発言」でした。実は義母の子どもたちは夫を除いて皆、金銭トラブルや浮気癖があるような人物で…。それを知っていてわざとイヤミを言った姉。姉の鋭い指摘に義母は黙り込んでしまい、その場の空気が凍りついたのでしたイラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年01月23日ジブリのヒロイン風コントで知られるお笑いタレントの石出奈々子が20日に自身のアメブロを更新。最後の妊婦健診で医師に言われて心配したことを明かした。2023年11月28日のブログで、石出は「妊娠のご報告」というタイトルでブログを更新し「この度、お腹に新しい命を授かりました」と妊娠を報告。「現在妊娠7ヶ月で、来年の3月に出産予定です」と説明し、夫でお笑いコンビ・ダニエルズの望月隆寛との2ショットを公開していた。この日は「4日で逆子が…」というタイトルでブログを更新し「先日、家の近くでの最後の妊婦検診をしました」(原文ママ)と報告。医師から「逆子ちゃんですね」と言われたそうで「ここに来て!!と、思ったら…実は前回は頭が下、その前が逆子、その前は頭が下…と、毎回赤ちゃんはかなりぐるぐる回ってたみたいです。笑」と胎児について説明した。続けて「でも32週に来て逆子というのはちょっと心配で…」と述べ「4日後、里帰り先の病院で診てもらうことに」したことを報告。「逆子なおってますね!」と言われたことを明かし「わずか4日でなおってた!4日間心配で、実はお腹の子に『頭は下だよ~!』と声をたくさんかけてました笑」とお茶目につづった。一方で「となると、この先もぐるんぐるん回るのかな!?」と述べ「元気なのはいいけど、お腹の中で激しく動くたびにまた回ってるのでは…?と少し心配になってしまいます」とコメント。胎児について「36週くらいまでに頭が下になってればいいそう」と説明し「あと1ヶ月くらいは自由に動いてもらってもいいかな…?笑」とつづった。
2024年01月21日次男はテレビやスマホを至近距離で見たり、絵本を読みづらそうにしたりすることがありました。でも、健康そのものだと思っていました。しかしある日、市の3歳児健診で聞いたことのない病名を告げられたのです……。もっと早く眼科に行けばよかったと後悔しました。さらに次男のことを理解しない夫の対応にもイライラして――? 驚きの診断次男が3歳になったばかりのころ、市の3歳児健診を受けました。そこで次男は「不同視」と診断を受けました。不同視とは、左右の目で屈折度に大きな差がある状態だそうです。次男は健康そのものだと思っていた私にとって、まさに寝耳に水状態。しかし、確かに言われてみれば、テレビやスマホを至近距離で見たがったり、絵本を読んでいても集中できなかったりと、見えづらそうにしていることがありました。 もっと早く気づいてあげられていれば、もっと早く眼科に行っていれば……と後悔の念が押し寄せました。 親の対応の仕方眼科での検査の結果、重度の不同視が判明。眼鏡をかけて治療することになりました。治療で眼鏡をかける子どもへの接し方や、どのような反応をしたらよいかなど、親が読んでおくべき資料も眼科でいただいたので、夫にも「よく読んでおいてね」と渡しておきました。そのため、夫もその資料を読み込んでいる様子だったのですが……。 夫の対応は…眼鏡姿の次男を初めて見た夫は、資料に書いてあったように眼鏡姿を褒めることもなく……。嫌がる次男に無理矢理眼鏡をかけさせようとする始末。 私は夫にイライラしすぎて、思わず「資料読んだよね!? しっかりしてよ!」と怒鳴ってしまいました。資料を渡すだけでなく私からも、眼鏡姿を褒める、眼鏡は無理強いしないなど夫に伝えておくべきだったと反省しました。 夫婦だからといって、常に同じ方向を向いているわけではないということを改めて認識。確認作業の必要性も感じました。イライラと同時に、何とも言えない悲しい気持ちになった出来事でした。今後は大事なことは事前に夫と話し合いをしておこうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:鬼頭いちか
2024年01月15日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:ポン子この日も食事を残していてある日、健康診断で引っかかってしまった夫。摂取カロリーを控えるため、翌日からお弁当を作ってほしいと頼まれます。しかしお弁当を作り始めてから3日目以降は、おかずを残すようになったのです。出典:愛カツ心配する主人公出典:愛カツここでクイズご飯を残すようになった夫の理由とは?ヒント!主人公は怒りがこみ上げました。夫の返答は出典:愛カツ正解は…正解は「野菜ばかりで元気が出ない」でした。夫がご飯を残していたのは自分勝手な理由でした。カロリー控えめで栄養バランスを考えていた主人公は、複雑な気持ちになってしまいます。そのまま席を立った夫が残したご飯を見て…。「せっかく栄養バランス考えて作ったのに!」と怒りがこみ上げるのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月12日1歳半の息子、発達に気になるところが……。1歳半健診で相談しよう!前回の記事で書いたように、赤ちゃんの頃から発達に気になるところがあった息子のたーちゃん。1歳半の頃にはさらに、癇癪、パニック、こだわり、偏食、異食などもでてきており、自宅保育をしていた私はノイローゼ気味でした。Upload By みかみかん1歳半健診ではたーちゃんの様子を専門の方に見てもらって、たくさん質問して不安を解消しようと意気込んでいました。聞きたいことや話したいことをメモにまとめたり、健診当日に向けてしっかり準備をしていました。万全な対策をして、いざ1歳半健診へ!たーちゃんはこの頃から不安感が強めで、人見知りと場所見知りがひどく、パニックや癇癪になることもありました。なので無理をさせないように外出は慣れた場所ばかりでした。1歳半健診が市の児童館で実施されると知ってからは、少しでもたーちゃんが場所と雰囲気に慣れてくれたらと思い、週に何度かその児童館に遊びに行きました。健診当日、いつも通り機嫌よくたーちゃんは児童館へと入っていきました。場所に慣らしておいた努力が報われたかもしれない……と安堵しながらホールの扉を開けると、そこではたくさんのお子さんと保護者が健診を受けていました。場所見知りとパニックが起きてしまう……その様子を見たたーちゃんは、いつもと違う雰囲気に気圧されたのか、激しく泣き始めてしまいました。Upload By みかみかん裸足で外に出ていってしまう勢いでパニックになり、なんとか抱っこして抑えている私は「まさか」「やはり」「なんで」が混ざった感情でぐちゃぐちゃでした。他に泣いている子どもはおらず、楽しそうにお友達とおもちゃで遊んだりしており、保護者の方も談笑しながら順番を待っていました。その中でひときわ大きい声で泣いて暴れるたーちゃんにチラチラと向けられる視線がつらかったです。大人2人がかりでの身体測定……なんで他の子と同じようにできないの?その後も私や職員の方がいくらなだめてもたーちゃんが泣き止むことはありませんでした。大人2人がかりで泣いて暴れるたーちゃんの身体計測をしている様子を見るのもつらく、もう帰ってしまおうかとも考えました。しかし、たーちゃんにはつらい思いをさせてしまうけれど、ずっと悩んでいた発達についてしっかりと相談したいと心に決めていました。私も頑張るから最後の問診まで頑張ろうと、暴れるたーちゃんを抱きしめていました。待望の問診。たくさん聞きたいことや話したいことがある!しかし……問診に呼ばれた時にも、まだたーちゃんは泣いて暴れており、私は疲れきっていました。心理士さんが質問をし、私が答えますが、ずっと大声で泣いているたーちゃんを抱えたままではまともに聞き取ることすら難しかったです。Upload By みかみかん他のお子さんは、積み木ができるか、指差しができるかなどもその場で観察されていましたが、パニック状態のたーちゃんができるはずもなく。1歳半の時点で「ワンワン」しか発語がなかったので、言葉の遅れも心配しましたが、心理士さんからは「様子見しましょう」としか言われませんでした。そして、「発達が気になったら電話して」と電話番号が書かれた紙を渡され、1歳半健診は終わりました。まともに健診を受けられなかったことにショックを受ける児童館を出て夫と会うと、たーちゃんはやっと泣き止みました。他のお子さんがみんなできている健診もまともに受けられなかったことや、他のお子さんとの違いを目の当たりにしたショックで、夫の運転する車内で私は泣きそうでした。発達について不安に思っていた気持ちが、確信へと変わっていきつつありました。療育に繋がった現在のたーちゃんと私そして2歳になる前に、やはり療育につながりたいと思い、案内された電話番号にかけて発達についての相談をしました。それから親子教室や民間の療育につなげていただき、少しずつ私のメンタルも回復していきました。1歳半健診では「ワンワン」しか言えなかった息子も、今ではうるさいくらいおしゃべりです。Upload By みかみかん初めての場所を不安がる時もありますが、パニックを起こすことはほとんどなくなりました。発達について他のお子さんと違うなと思うこともありますが、個性だと思えるようになってきました。1歳半健診の時にはショックで受け入れられなかったけれど、時間をかけて私も受容できたのだと思います。1歳半健診を終えて落ち込んでいる保護者の方へ……1歳半健診で「様子見」「要観察」と言われた保護者の方、たーちゃんのようにお子さんが泣きっぱなしだった方、今は気落ちされているかもしれません。少し動けるような気持ちになって、やはり発達が気になると思ったら、ぜひ誰かに相談してください。一人で抱え込まず、助けを求めた方が良いと私は思います。差し伸べた手は、誰かがきっと握ってくれます。執筆/みかみかん(監修:新美先生より)1歳半健診の時のエピソードを聞かせてくださりありがとうございます。乳幼児健診は、身体的な不調・疾患を見つけると共に、いわゆる発達の遅れや偏りの見られるお子さんについて養育不安のある保護者の相談を受け、専門機関につなぐといった役割があります。大人数で決められた形式で行われるので、いつもと違う環境で落ち着かないお子さん、多動のあるお子さん、人見知りの強いお子さんにとっては、正直なところとても侵襲的な環境であることは事実です。発達障害特性のお子さんを見つけることが重要視されるずっと以前から同じようにやってきており、わざとそういう環境をつくって特性が目立ちやすくしているというわけではないのですが、これを工夫して構造化して、人数を少なくして、嫌な思いをさせないようにという方向にはなかなか話が進んでいません。実際、健診で嫌な思いをしたという話は本当によく聞き、申し訳ない気持ちになります。ただ健診をきっかけに地域の保健師とつながり、お子さんに必要な情報にたどり着いてもらえるよう、実施主体の市町村担当者も苦心されていることとは思います。みかみかんさんのように、健診でショックを受けたけれども、それをきっかけにして相談や専門機関につながってよかったと思えるのであれば幸いです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月04日日本事務器株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 啓一、資本金:3.6億円、以下:NJC)は、疾病予防や生活習慣病の重症化予防など、健康寿命の延伸を目的としたヘルスケアデータの利活用が加速する中、健診施設や受診者をサポートするための健診システムとして、「CARNAS &g(カルナス アンジー)」を2023年12月25日より提供開始いたします。「CARNAS &g」は「CARNASシリーズ」(注1)のクラウドサービス第二弾となります。ヘルスケア分野におけるデータの利活用に向けた国の政策として、2017年1月より厚生労働省においてデータヘルス改革が具体的に進められている中、昨年は内閣官房に医療DX推進本部(注2)が設置されるなど、医療分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じたサービスの効率化・質の向上に向けて活発な活動が開始されております。加えて、医療機関全体における課題として、セキュリティ問題として急激に増加しているランサムウェアなど多様化・巧妙化したサイバー攻撃の対策も急務となっております。医療機関向けに提供されている各種情報システムは、国の方針(注3)に則り、運用に合わせて個別カスタマイズする個社対応から「標準化」を目指して大きく進化し始めています。当社では、こうした国の政策に追従すべく、健診システムの「標準化」を念頭に、この度、新たに提供開始いたします「CARNAS &g」を健診に関わるあらゆるデータのプラットフォームとして提供してまいりたいと考えております。クラウド型であることを活かし、常に新しい機能の提供、安全性を考慮したセキュリティ対策、お客様の事業規模に応じたフレキシブルなプランでお客様の健診事業の価値向上に向けて、DX化の推進ならびに受診者のリピート率向上をサポートしてまいります。■CARNAS &g の新しい取り組み(1) 定期的なアップデートにより国の施策や方針、健診業界の変化に柔軟に対応し、常に進化し続けます。(2) 職員スタッフが快適に仕事に取り組めるよう、負荷がかかる業務の効率化と利便性向上に寄与します。(3) 受診者向けのアプリケーションやシステムとのAPI連携による機能拡張を図り、受診者サービスの向上に寄与します。■サービス詳細「CARNAS &g」は、将来を見据え、標準化対応が可能なクラウド型の健診システムです。これまでのオンプレミス型総合健康管理システム「CARNAS」に搭載していた基本業務機能に加えて、日々の業務を行う上で大切な連絡事項の見落とし防止や、操作に困った際にすぐに画面からサポートセンターへ問合せが行えるなど、UI(ユーザーインターフェース)デザインに工夫を凝らし、職員スタッフの方の利便性向上につながる機能を新たに搭載しました。・職員スタッフの気づきを促すアイコン表示職員スタッフの方が業務を始める際に必要な情報が1画面にまとめてあります。TOP画面には健診の予約状況が確認できるカレンダーや健診毎の受診者状況、機材の稼働状況、受付状況が一目で確認できるダッシュボード、職員スタッフ間での伝言・引き継ぎに利用できる付箋メモ、その日の受診者の中に注意喚起が必要な方(VIP・インシデント対象者等)が一目でわかるアイコンなどが搭載されております。・アップデートやメンテナンス情報などのお知らせ通知機能定期的な機能強化等のアップデート情報やシステムメンテナンスなど、当社からのお知らせを素早く確認できるお知らせ機能です。定期的に実施される制度改正情報なども「CARNAS &g」を利用する職員スタッフの方へ通知されるため、全て同じタイミングで情報共有できます。・操作に迷った時はいつでも相談システムの操作に迷った際には「お問合せフォーム」からいつでも相談できます。CARNASサポートセンターでお客様からの質問に速やかにお答えし、業務をスムーズに遂行できるようお手伝いいたします。CARNAS &g 画面イメージ■予約の電話が繋がりにくいことによる機会損失を防ぐオプション機能オプション機能である「WEB予約サービス」を追加しますと、受診者がパソコンやスマートフォンより、所属事業所・契約内容に応じた健診コースが選択可能となり、スムーズに予約できます。施設の予約の空き枠にリアルタイムで連動するため、なかなか予約電話が繋がらない、日中になかなか予約が入れられない、といった理由による機会損失を無くし、予約担当職員スタッフの方の負担を減らします。WEB予約(スマートフォン)イメージ■CARNAS &g(カルナス アンジー)」の詳細情報Webサイト: ※新しいウィンドウが開きます。価格:年間の健診実施数によりご契約プランが選択できます。最小プランは、月額 85,000円~(税別)からご利用可能です。※ 料金は、ご利用プラン・追加オプション内容により変動いたします。※ 月額費用のほか、導入時の初期費用が別途必要になります。販売目標:今後3年間で100施設の利用を予定■今後のサービス強化/拡張計画について健診に関わるあらゆるデータのプラットフォームとして、今後、電子カルテ連携・巡回機能・WEB問診サービス・WEB結果参照サービス等の機能追加を計画しております。加えて、国の政策方針や動向を注視し、ご利用いただく健診機関のみなさまに寄り添いながら、引き続きサービスをブラッシュアップしてまいります。※「CARNAS &g」は、日本事務器株式会社の商標として登録申請中です。※ 本資料中の他社製品およびその他記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商品です。(注1)「CARNASシリーズ」について2009年より健診機関向け総合健康管理システム「CARNAS(カルナス)」の提供を開始し( )、2018年には「CARNASシリーズ」のクラウドサービス第一弾として、診療所・クリニック向けに「CARNASクリニック」の提供を開始( )しております。(注2)内閣官房 医療DX推進本部 (注3)デジタル庁・2022年9月30日「『政府情報システムにおけるクラウドサービスの適切な利用に係る基本方針』の改定について」より ・2023年6月9日閣議決定「デジタル社会の形成に関する重点計画・情報システム整備計画・官民データ活用推進基本計画の変更について」より 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日医薬品・健康食品・化粧品のビタトレールブランドを展開する株式会社メディスンプラス(所在地:大阪府大阪市北区、代表取締役:神代 健)は、この度、ビタトレールのイメージキャラクターとして、国際俳優の葉山ヒロさんをイメージキャラクターに起用することを決定いたしました。「ビタトレール公式サイト」URL: 国際俳優葉山ヒロさん■ビタトレールとは医薬品・健康食品・化粧品からなる健康のサポートを提供し続けるブランド。主な商品は「ビタトレールEXP」や「ビタトレール防風通聖散Z」。ブランドコンセプト:「ビタトレールとともにお客様を守る」■概要葉山ヒロさんは、その演技力とアクションスキルでファンを魅了してきました。そこで私たちのコンセプト「ビタトレールとともにお客様を守る」にマッチした人物として、葉山ヒロさんを起用いたしました。彼の強さと情熱が、私たちの製品を通じてお客様に届けられることを期待しています。■背景新型コロナウイルスの影響で、セルフメディケーションの重要性が一層認識されるようになりました。私たちは、特に20代・30代の若者に対して、自分自身で健康を維持することの大切さを伝える活動を行っていきます。葉山ヒロさんの力強いキャラクターと共に、より多くの人々が自身の健康を守るための行動を起こすきっかけを提供したいと考えています。ビタトレールは今後も、お客様に質の高い製品かつ、メイドインジャパンのオリジナルブランドとして、健康のサポートを提供し続け、葉山ヒロさんとともに新しい未来を切り拓いていくことをお約束いたします。■会社概要商号 : 株式会社メディスンプラス代表者 : 代表取締役 神代 健所在地 : 〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満2-9-4 千代田ビル東館8階設立 : 2005年2月15日事業内容: 医薬品・健康食品・化粧品・日用品の総合卸・小売業、ビタトレールブランドのメーカー業資本金 : 7,550万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日1歳半健診で要観察になり、真っ先にしたことわが家の自閉スペクトラム症(ASD)のある娘、しぇーちゃん(現在9歳)が1歳半健診で要観察になった後、私が真っ先にしたのは「ネットで発達障害に関する記事やブログを読み漁る」ことでした。それまでもいくつかは見ていましたが、「1歳半健診ひっかかる発達障害」とか「子ども自閉症度チェック」などのキーワードで検索して出てきたウェブサイトを、ひたすら読んでいたのです。いろいろな情報に触れるうちに、娘にはADHDの要素も自閉スペクトラム症(ASD)の要素もある気がしました。また発語もほぼなく喃語ばかりだったので「知的障害の可能性もあるかも」と考えていました。どんどん増える娘の「気になる行動」。純粋に育児を楽しめなくなり……1歳半を過ぎた頃から、娘には逆さバイバイやクレーン現象が見られるようになりました。はじめは、私の手を使って物を取ろうとしたりするのは、「娘の意思表示の方法」としか思っていませんでした。ところがある日、「クレーン現象は発達障害の子に見られることがある」ということを知り、こちらを全然気にかけず、手元だけ見てリモコンに私の指をひっぱる娘の様子を見て「そういえば、これってネットで見たクレーン現象だ!」と気づいた時は衝撃でした……。気になれば気になるほど、娘のやることなすこと「これは発達特性によるものなの?」という考えが頭を占め、だんだんと娘へ向ける笑顔も減っていきました。夫も育児ノイローゼ気味に。しかし「発達障害かも」と伝えると……Upload By マミヤちょうどその頃、育児に協力的だった夫が育児ノイローゼのようになっていました。娘は毎晩何度も泣き、日中は私と少しでも離れると泣き、出かければ多動と「帰りたくない」という癇癪で大変だったからです。夫は娘と2人で行くお出かけは断固拒否でした。私はそんな夫に、娘が1歳半健診で要観察になったこと、もしかしたら発達障害があるかもしれないことを伝えました。不思議だったのは夫が「娘は普通なんじゃないか」と言ったことです。あんなに「育てづらい、可愛くない、2人で出かけられない」と言っているのに……。”親はすぐ子どもに障害があると認められない”とは聞きますが、まさに私たち親がその状態なんだなと客観視した瞬間でした。発達相談する決定打となったある出来事と、書籍との出合いUpload By マミヤそれからしばらく経ったある日、私はたまたま予約していた赤ちゃんの読み聞かせ会に参加するため、近所の図書館に行きました。「もし、ここでほかの子どもと娘に明らかな違いがあったら……娘の発達の違和感を認めて、きちんと向き合おう」そう心に誓って参加しましたが、結果は「認めよう。うちの子はなにかあるわ。びっくりするぐらい多動がひどい」でした。読み聞かせ中はあちこちに行こうとする娘を抑え、しまいには本棚の周りをぐるぐる回る娘を追いかけ、終わった頃には大変過ぎて汗びっしょりでした……。司書の方は「元気な子だね」と苦笑い。娘と同年代と思われるお子さんは、お母さんのお膝に座っているか、少し離れていたとしてもお母さんの側にいました。娘のように読み聞かせスペースを離れて本棚をぐるぐる回っている子どもは1人もいませんでした。その日の夜、夫に昼間の娘の様子を伝え、改めて”娘はなにかの発達障害があると思う”と伝えました。娘は普通ではないかと言っていた夫は少し考えた後「ママが一番しぇーちゃんと一緒にいてよく見ているから、ママがそう思うならそうなんだと思う」と言いました。今思うと全て私に任せた回答ではありました。ですが私は、娘に発達障害があるかもしれないという考えを、夫が断固拒否しなかったことに安堵しました。またその頃、少しでも娘の成長のためになにかできないかと育児書を買ってみました。確か「子どもの言葉を引き出す」や「赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法」のような内容だったと思います。『子どもが花を指差して「はな」と言ったら「お花きれいだね」と声かけしましょう』と書いてあったのですが、娘はまず指差しをしません。何かを見つけた時にこちらに知らせようともしません。この時「自然に任せて娘の成長を待っていてはいけないのでは……!?」と驚きました。Upload By マミヤそこで、今度は発達障害児に関する専門書籍を購入しました。すると、その本にはまさに私が知りたかった娘への対応方法が書いてあったのです。図書館での出来事、そしてこの本との出合いで”娘はやはり発達になにかあるんだ”と実感しました。こうして、私は早く療育へ通いたい、もっと娘への正しい対応を知りたいと思うようになり、あと10日で2歳になるにもかかわらず、保健所からの連絡を待てず自ら電話をかけたのでした。執筆/マミヤ(監修:初川先生より)1歳半健診で「要観察」となってからの半年間の発達障害かも、という不安と実際の様子との逡巡に関するエピソードをありがとうございます。「要観察」もそうですし、保護者の方の「育てづらい」と感じるようなお子さんの様子、同年齢のほかの子たちとの違い。ますます「これは発達障害なのでは……」と感じるようなことが多々あったのですね。発達障害なのか、いや、違ってほしい、しかし育てづらい、さまざま項目があてはまる……という逡巡を経験されている読者の方も多いと思いますが、お子さんの特性や子育てにおけるうまくいかなさ・育てづらさがなんなのか、というところで不安と淡い期待とでとても心が忙しい時期であったことでしょう。マミヤさんは発達障害に関する本を購入してみたら知りたいことが書いてあったとのことですが、本が参考になることもありますね。発達障害に関する本を買うのはなかなかハードルが高いという方は、まずは立ち読みなどで手に取っていただくとよいかと思いますが、ご自身のニーズに合うものであれば障害かどうかにこだわりすぎることなく、ぜひ参考にしていただければと思います。発達障害の診断をどうするかはまた別途考えるとしても、発達障害かもしれないと捉えることによって、マミヤさんのように療育に通いたい、対応方法を知りたいといったようにお子さんの理解が進み、つまずきへ対応していけるようになることにつなげたいという姿勢が生まれる。そのことがとても大切ですし、なによりです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略
2023年12月16日生後半年頃、ベビーマッサージで感じた違和感息子が生後半年頃、ベビーマッサージの会に参加する機会がありました。近所の会場に着くと、そこには生後5ヶ月~8ヶ月くらいの赤ちゃんと母親が10組ほど集まっていました。持参したバスタオルを敷き息子を寝かせ、周りを見渡すと、その時初めて私は、他の赤ちゃんと息子の違いを感じだしたのです。まず、ほとんどの赤ちゃんがゴロンと仰向けで寝転がっていました。なかには、うつ伏せで『飛行機ブーン』をしている赤ちゃんもいましたが、みんな大人しくベビーマッサージの開催を待っているようでした。それに対して息子は、習得したばかりの寝返りを惜しげもなく披露。ゴロゴロと部屋の端から端へ移動し、ゲラゲラと爆笑していたのです。私はこうやって元気いっぱいに動く息子しか育てていなかったので、他の赤ちゃんを見て正直なところ「元気ないな……大丈夫なのかな」「眠いのかな?」と思ってしまいました。Upload By ネコ山私たちが参加したベビーマッサージは、お母さんたちが歌いながら赤ちゃんをマッサージする流れだったのですが、私たちが歌い出すとご機嫌にしていた息子は途端に泣き出しました。「始まる前にはしゃぎすぎて疲れちゃったのかな……」そう思ってなんとかあやしたり授乳したりしましたが、一向に泣き止まず、まともにベビーマッサージに参加できませんでした。気持ちよさそうにマッサージされている子や、眠ってしまっている子を傍らに見て、初めて「息子は他の子とちょっと違うのかな」と思いました。歩き始めてからの違和感Upload By ネコ山息子が歩き始めてからは、周りの子と比べて違和感ばかり感じていました。親のそばにいられず、ちょろちょろとどこかに行ってしまう……なんていうのは、1歳過ぎの子にはよくあることだとは思います。それにしても、「待って!」「行かないで!」「危ないよ!」という言葉をかけても振り返りもせずに走っていってしまう息子には困り果てていました。その激しい動き方は、他の子の様子と比べて違和感がありました。そして、エレベーターやエスカレーター、自動ドアなどに強い興味を示す息子。いろんなことに興味を持つのはいいことですし、息子の好きなことは尊重したい気持ちはあるのですが、いちいち足止めを食らうことに「なんで……」と思う日々が始まりました。ショッピングセンターでは、おもちゃ売り場や室内遊具ではしゃぐ子どもが多数だと思います。しかしエスカレーターではしゃぐ少数派の息子は、もしかしたらお行儀の悪い子と見られていたのかもしれません。1歳半健診後の家族の反応。夫に相談してみたものの……このように息子に何か違和感を感じながら過ごしているなか、1歳半健診を受けました。結果は予感していた通り、発語が遅いことや意思疎通の微妙な感じから「様子見」と言われました。1歳半健診をきっかけに、なんらかの発達支援につながる人が多いかと思いますが、私たちの場合、家庭の状況や息子が2歳を過ぎてすぐコロナ禍に突入したため、公的な発達支援をすぐに受けることができませんでした。コロナ禍が始まってからの半年間は、ほぼ全ての子育て機関が閉鎖や機能していない状態だったので相談する場所もなく、私はモヤっとした気持ちでただ過ごしたり、インターネットで検索するしかありませんでした。モヤモヤしていたので、家族に息子の発達についての違和感を相談したのですが、実父母に話すと「気にしすぎじゃないの……?」「そのうちできるようになるよ」とのこと。確かに私は少し神経質なところがあるので、私の性格を理解している両親なりの言葉だったとは思います。義父母は息子の発語の遅さには少し困っているようでしたが「男の子だからこんなもん」とのことでした。実は実家も義実家も遠方にあるため日常的に息子の様子を見ておらず、このような感想になるのかな……とは思っています。そこで普段から息子と一緒に生活している夫に、息子の発達が遅れていることについて相談してみたのですが……。Upload By ネコ山と言われてしまいました……。さらに、息子が外出時に他の子とは違う行動をして困っていると伝えると、「大人は、言うことをきく子どもが好きだからね」との返答が。「大人は言うことをきく子どもが好き」の言葉に、私は何も言えなくなってしまいました。発語や意思疎通のレベルなどは、発達のスピードに個人差があると感じていますが、子どものちょっと困った行動についての許容範囲は、大人それぞれなのかなとも感じました。その後も何度か息子の発達について夫と議論しましたが、私の主観的な意見では夫に伝わらないと感じました。誰か第三者からの進言がないと夫には伝わらないのかもしれないと考え、私は幼稚園入園後に先生から発達について指摘されるのを待つことにしたのでした。執筆/ネコ山(監修:新美先生より)乳幼児期の息子さんについて、同世代他児と比べて違和感を感じていた様子について、詳しく書いてくださりありがとうございます。お子さんとずっと一緒に過ごして、細かく見ているお母さんだからこそ感じられる気になることがあっても、周りの家族・親族が同じように感じてくれるとは限らないものですね。ちょうどコロナ禍初期と重なって、相談できる場所にも繋がりにくかったこともあり、モヤモヤした不安を抱えて心細い思いをされたことでしょう。ベビーマッサージの会で皆が歌い出すと機嫌が悪くなってしまうというのは、もしかしたら複数の人の声が「うるさい」と感じていたのかもしれません。エレベーター、エスカレーター、自動ドアに夢中な様子からは、規則正しく動くものや、数字、機械などへの強い興味が、歩き始めて間もない頃からからあったのだと分かりますね。その時はそれがどういう意味だったのかは分からなかったとしても、ネコ山さんがいつもそばにいるから不思議だなと感じていたことの中に、お子さんの快・不快、興味関心の向きがしっかり示されていたのだなと思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年12月12日俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日総合病院で第1子となる娘を出産し、産後の1カ月健診へ。今思い返せば、「何を聞かれているかわかるでしょ!」と自分でも思うのですが、何を思ったのかそのときは思いっきり勘違いしたまま、医師からの質問に答えてしまいました。まさに、穴があったら入りたい出来事でした……。 小児科医からの質問を勘違い私が第1子を出産して、産後の1カ月健診に行ったときのお話です。総合病院だったので、まずは娘を連れて小児科へ。小児科医から「調子はどうですか?」と聞かれ、なぜか自分のことを聞かれたと思い込んでしまい、私は「常に寝不足で、なかなかしんどいです」と答えました。 小児科医から「この時期は大変ですよね。○○ちゃん(娘)の調子はどうですか?」と聞かれたところでやっと、「さっきの質問は娘のことを聞いていたんだ!」と気づきました。「寝不足で頭が回らなくて……すみません」と変な言い訳をしてしまい、小児科医は笑ってくれましたがとても恥ずかしかったです。 「お母さん」と呼ばれ慣れていないが故に次は、産科で自分の1カ月健診です。内診があるとのことだったので、内診のときは母に娘を抱っこしてもらうつもりで付き添ってもらっていました。まずは産科医から問診があり、「お母さん、体調どう?」と聞かれました。もちろん私のことだったのですが、「お母さん」と呼ばれ慣れていない私はそこでも勘違いをしてしまい、母に向かって「ほら、聞かれてるよ」と言ってしまったのです。 産科医と同席していた看護師さんが大笑いし、「お母さんって○○さん(私)のことだよ。○○さんももうお母さんでしょ!」とツッコまれてしまい、顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。 みんなが笑い飛ばしてくれてよかった小児科医のときも、産科医のときも私の勘違いを笑い飛ばしてくれたのでよかったのですが、自分としてはどちらも穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったですし、きっと赤面していたと思います。 産後の寝不足で頭がうまく働かない状況だったとはいえ、私のように勘違いする人はいないかもしません。特に、産科での勘違いは母も恥ずかしかったようで「何言ってるの!」と母からも笑われてしまいました。 娘を出産してからもう13年以上経ちますが、いまだに思い出してしまう「穴があったら入りたい出来事」です。娘を出産した総合病院の前を通るたび、娘の出産~産後の入院中の生活を思い出してホロリとするのと同時に、この出来事も一緒に思い出して恥ずかしくなってしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年12月07日一人目を妊娠したとき、義母はすごく喜んでくれました。そこまでは良かったのですが、心配だからと妊婦健診にまでついてくるように。正直ちょっと……と思っていたので、ある人の一言でスッキリしました! 妊婦健診についてきた義母は…私の妊娠を喜んでくれた義母。そこまでは良かったのですが、私のことが心配だと言って妊婦健診にまでついてくるように。妊娠中のアドバイスもいただきましたが、いつの時代の話!?というものが多く、困ってしまいました。 今は妊婦さんでも飲める薬を処方してもらえますが、薬は絶対に飲んじゃダメ、食事は2人分食べないとダメなど、毎日そんな話ばかり。産院でも義母は他の妊婦さんや子連れの方に話しかけ、「ミルクは太るからあげちゃダメ」「抱き癖が付くから置きなさい」など的外れなアドバイスを言って周りました。 院内に義母の声が響いていたのか、見かねた助産師さんに「時代が違います」と注意され……。その場に居合わせたママからは「そういう年配の人がいるから私たちは暮らしにくいんです」と言われ、居づらくなった義母は私を置いて帰ってしまいました。 義母は病院での出来事を何人かの友人に話し、共感を得ようとしたようです。ですが、義母の発言の方が良くないとみんなに言われ、自分の言動を反省したとのこと。これ以降、細かいことは言わなくなりました。 ◇ ◇ ◇ 義母は子育ての先輩として親切心から言っているのかもしれませんが、時代や環境が違えば考え方も変わってくるもの。アドバイスの場合でも、押し付けにならないよう気をつけたいですね。 作画/さくら著者:坂本れん
2023年12月01日株式会社ティーアールファーマ(本社:東京都中央区、代表取締役:春田 広嗣、以下 当社)は、産後ケア施設向けに「乳幼児用体動センサー」の無料貸し出しを行います。当社は全国で産科、保育園向けに乳幼児体動センサー等を提供しており、安全管理の強化を目指しています。本サービスは、産後ケア施設における安全対策の向上を目的としています。乳幼児体動センサーの導入により、産後ケア施設は赤ちゃんの動きをリアルタイムでモニタリングができ、より高度な安全管理が可能となります。また、助産師をはじめとする施設スタッフの方々の業務軽減にも貢献します。当社は、産後ケアに従事されるプロフェッショナルの方々の業務効率向上と、患者様への最高水準のケア提供をサポートするために本商品の導入を推進してまいります。■ビービーアラームについてビービーアラームは、新生児・乳幼児の身体の動き(体動)を正確かつ継時的にモニタリングする非接触型の体動センサーです。高感度パッドセンサーが新生児・乳幼児の体動を検知し、身体の動き(体動)の変化を音と点滅でお知らせします。【無料貸し出しの概要】提供製品 :乳幼児用体動センサー ビービーアラーム製造販売届出番号:13B3X10136000002提供内容 :各施設 1セット貸出期間 :最大6ケ月<特長>・簡単操作・コンパクトな本体・電池残量のお知らせ機能・高感度センサーパット・非接触型申込方法: 下記のウェブサイトでお申込ください 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月01日3歳児健診は「家でやることがすごく多い」菊地亜美さんは長女・こあみちゃん(愛称)の3歳児健診を受診。これまでは医療機関に行って健診を受けるだけでしたが、今回は事前に送られてきた視力検査セット、聴覚検査セット、尿検査セットなどを使って自宅ですべきことがとても多いと感じ驚いたそう。さっそく、自宅で検査を進めていく菊地さん。こあみちゃんは基本的にきちんと受け答えしてくれましたが、視力検査で「見えない……」と言い出し、「ふざけてるのか、本当に見えないのかわからない」と判断を迷う場面も。確かにこの年頃の子どもの発言は本当か否か判断がつきにくいときもありますよね。菊地さんはこうした自宅での事前検査を踏まえて3歳児健診へ行き、無事に終えてからの感想も明かしています。この数年はコロナ禍で集団健診を取りやめていた自治体が多く、菊地さん親子にとって初めての集団健診だったようで、健診会場に他の保護者と3歳の子どもたちがズラッといる様子に圧倒されたそう。他の親子の様子に触れて……そんな中で印象に残った出来事があったといいます。会場で受けた視力検査でのこと。こあみちゃんがスムーズに済ませることができた一方、一緒に受けたお子さんは検査を嫌がり、その子のお母さんが「健診とかできなくて暴れちゃうんです」と言っていたそう。それを聞いた菊地さんは、こあみちゃんがスムーズにできていたことで「(私が)勝手にマウント取ってる気持ちになって」「(自分の子どもが検査をきちんと受けられなかった)そのお母さんの気持ちになってすっごい嫌だった」。集団健診という形で、子どもによってきちんと検査を受けられる・受けられないがはっきりしてしまうことに対して「ある親に対してプレッシャーにならないかな」と気になったと言います。また、歯科健診でも、大泣きしている子もいればスムーズにやっている子もいて、「(大泣きしている子の親が)なんでできてないんだ、うちの子だけ」と感じてしまわないか心配になったという菊地さん。当のこあみちゃんは保健師さんとの会話の中で、最近かなり気に入っているという「スクールのお菓子の時間に、友達にお菓子をあげたら、自分の手まで一緒に食べられた」エピソードトークを披露するなど絶好調。また、事前のチェックシートで◯をつけた「極端にいうことを聞かないことがある」という心配事に関して、詳細を相談したところ「成長過程なので大丈夫」との回答が得られたと明かしました。今回の3歳児健診で、自分の子どもの成長はもちろん、他の子どもの様子を目の当たりにし、様々な保護者の気持ちに思いを馳せた菊地さん。全体を通して「社会勉強になったな」と感じたようです。3歳児健診は子育ての不安や心配を解消する場でもある3歳児健診は、法律により定められている乳幼児健康診査のうちのひとつです。乳幼児健診が国で定められているのは、乳幼児期に見られやすい病気や異常を定期的にチェックすることで早期発見に役立ち、また異常が見つかった場合はいち早く対処できるからです。3歳児健診では、オムツがまだ取れない、言葉が遅い気がする、小食や偏食が気になる、落ち着きがなくて心配……などの相談をする保護者もよくいます。子供の成長は個人差が大きいので、元気に過ごしていれば心配ないことも多いですが、それでも気になるのが親心ですよね。定期健診は、そのような不安や心配、疑問を解消する目的もあります。医師などの専門家に直接話を聞けるいい機会なので、気になることは遠慮せずどんどん相談し、プロに適切なアドバイスを受けましょう。生活の中で気になった点をメモしておき、持参すると、より具体的な相談ができるのでおすすめです。参照:【医師監修】3歳児健診で何をチェックする?
2023年11月28日毎年11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です。こども家庭庁でも、乳幼児突然死症候群(SIDS)発症防止や、社会的関心を喚起するための普及啓発活動を実施しています。乳幼児突然死症候群(SIDS)は、これまで健康に育っていた乳幼児が、なんの予兆もなしに死に至る病気で、いまだに原因がわかっていないのです……。乳幼児突然死症候群(SIDS)は、本格的に冬を迎える12月以降に発症しやすいと言われています。寒さも本格的になってきた今日このごろ。乳児突然死症候群(SIDS)の予防策について、小児科医の松井潔先生に教えていただきました。 乳児突然死症候群(SIDS)とは?乳児突然死症候群(SIDS)は、何の予兆や既往歴もない、生後1カ月から1歳未満の乳児が突然死亡する病気のことを言います。 生後2カ月から4カ月に多いとされ、現場検証と病理学検査をおこなっても死亡の原因がわからない場合に、乳児突然死症候群(SIDS)と診断されるのです。 乳児突然死症候群(SIDS)が起こる原因は詳しくわかっていませんが、松井先生曰く、睡眠から目が覚めにくい、心臓や呼吸の機能が弱い、自律神経機能の弱さがあるなど、もともとの“弱さ”があることや、適切でない睡眠環境といった要因が重なって起こると考えられているそうです。乳児突然死症候群(SIDS)を予防するために…こども家庭庁によると、乳児突然死症候群(SIDS)の予防方法は確立していないそう。しかし、以下の3つのポイントを守ることにより、発症率が低くなるというデータがあるようです。 ・1歳になるまでは、睡眠時は仰向けに寝かせる・妊娠中の喫煙・赤ちゃんのそばでの喫煙はしない・できるだけ母乳で育てる 松井先生曰く「こども家庭庁などでも、6カ月は母乳を与えることをおすすめしていますが、実際は母乳で育てていないからといってSIDSになるわけではない」とのこと。 母乳は乳児突然死症候群(SIDS)の予防に有効とされていますが、なぜかは未だわかっていないそうです。そのため、睡眠環境のちょっとした工夫が大切だと話していました。赤ちゃんの睡眠環境米国小児科学会は、毎年、予防のための推奨事項をアップデートしています。2022年版によると、乳児期に“弱さ”があっても、睡眠環境を整えると乳児突然死症候群(SIDS)は予防できる可能性が高いと考えられていると、松井先生は言います。 乳児突然死症候群(SIDS)の具体的な予防策を松井先生に訊ねたところ、以下の6つのポイントを教えていただきました。 ・平らで傾斜のない寝床で寝かせる ・保護者と同じ部屋で、本人は乳児用ベットで寝る授乳や寝かしつけのため大人と同じベッドで寝かせることがありますが、寝付いたら乳児用ベットに移してあげるのが望ましいとされます。 ・おしゃぶりを使用するおしゃぶりは乳児突然死症候群(SIDS)を減らす効果があると言われていますが、母乳育児の場合、確立するまでは使用を控えることをおすすめします。また、ストラップなどは首を絞める恐れがあるため、睡眠時は外してください。 ・体温を保つ目的で使う帽子は被せない ・重みのあるおくるみは使用しない ・起きている時はうつ伏せの練習をする(タミータイム・うつ伏せ遊び)睡眠時のうつ伏せは避けるものの、起きている時には大人の監視下でうつ伏せにして見守る時間を持ちましょう。頭の変形の予防にもなります。 また、血液中の酸素飽和度や脈を計測するパルスオキシモニターを予防として使用することに、乳幼児突然死症候群(SIDS)の頻度を下げる裏付けはないとのこと。使用することで安心してしまい、他の対策が疎かになってしまうことのほうが怖いと話していました。大切なのは知識や心がけ2022年には47名の乳幼児が乳児突然死症候群(SIDS)で亡くなっています。この数字を見ると、こんなにたくさんの赤ちゃんが……と衝撃を受けるかもしれませんが、1997年の死亡者数を見てみましょう。実に、538名もの乳幼児が乳児突然死症候群(SIDS)で亡くなっています。アメリカでは1992年ころまでうつ伏せ寝を推奨していたようですが、1994年以降、仰向け寝(Back to sleep)のキャンペーンがおこなわれ、乳児突然死症候群(SIDS)の発生数が半分以下に減ったそうです。 日本でも仰向け寝を推奨する「Back to sleep」キャンペーンがスタートした1998年以降、乳児突然死症候群によって亡くなる赤ちゃんは減少傾向にあります。 これは、乳児突然死症候群の研究は年々進んでおり、予防方法の周知が進んだ結果と考えられます。知識や心がけで発症可能性が減ると言えるのではないでしょうか。 悲しい事故を1件でも減らすために、対策強化月間である今こそ、赤ちゃんの育つ環境を見直してみましょう。 参考:こども家庭庁 乳幼児突然死症候群(SIDS)について 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2023年11月28日娘は3歳半健診で弱視と診断され、治療のために専用のメガネが必要になりました。幼稚園や友人の同年代の子たちにも、メガネをかけている子はいます。しかし、いざ自分の子にメガネが必要となると、かわいそうという気持ちが出てきてしまいました。また、そんな自分の気持ちも受け入れられずに戸惑っていました。ある日、ママ友に気分の気持ちを話してみました。するとママ友の反応が衝撃的だったのです……。 ママ友の言葉私は世間話の延長で幼稚園のママ友に娘にメガネが必要になったことを、幼稚園で会ったときに話しました。ママ友の娘さんも治療のためのメガネをかけていました。 するとママ友は私に救いの言葉をかけてくれたのです……。 ママ友は「周りから見ると不自由とか大変って思われるかもしれないけど、子どもたちにとって治療は早いに越したことないからね! 頑張りましょう!」と明るく私に言いました。 眼科で医師にも言われた言葉で、当たり前のことなのかもしれません。しかし、同じ境遇のママから言われたことで、その言葉は私の心にとても響き、励みになりました。そして、私は娘の治療に前向きな気持ちで取り組もうと思えるようになったのです。 娘にメガネが必要になることを伝えると、友だちと一緒のメガネをかけられることに大喜び! また、友だちも娘がメガネをかけることに「おそろい!」と喜んでくれているとのこと。メガネをかけて仲良く遊ぶ2人の姿はとてもかわいらしく、ほほえましいです。友だちとそのママ、そして娘のおかげで私はもうメガネのわが子をかわいそうと思うことはなくなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/海乃けだま著者:都 うめこ
2023年11月21日