大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、伊藤沙莉、柴咲コウらが出演する現在公開中の映画『月の満ち欠け』より、有村さんと目黒さんが演じる瑠璃と三角の美しい本編映像が公開された。今回公開された映像は、瑠璃が「Remember Love」を歌う、本作屈指の美しいシーン。三角の部屋でくつろぐ瑠璃が、ラジオから流れてくるオノ・ヨーコとジョン・レノンの「Remember Love」にあわせて、窓の外を見ながら口ずさむ。そんな姿を愛おしく思ったのか、三角は8ミリカメラを取り出し、撮影を開始。それに気づいた瑠璃は、照れ笑いを浮かべ「これ大好きな曲なの」と言い、その後も歌い続けるが、撮影を続ける三角に恥ずかしくなり、クッションで顔を隠してしまう。2人がカメラ越しに距離を縮めていくこのシーンは、多くの観客の心に響いているようで、有村さんは「特に印象に残っているシーン」として挙げ、撮影当時のインタビューでは「なかなか作品内でこんなに長尺で歌うことがないので、ちょっと照れくさくて(笑)。完成作でどんな風になっているのかなと楽しみです」とふり返っている。『月の満ち欠け』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:月の満ち欠け 2022年12月2日より全国にて公開©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
2022年12月19日山本舞香&瀧本美織W主演「Sister」の第8話が12月15日放送。姉・沙帆とそっくりな振る舞いをするようになる凪沙に視聴者から反応が相次いで寄せられている。本作は人気同名コミックを原作に、血のつながらない姉妹を巡る“秘密”と“裏切り”の連鎖を描くジェットコースターノンストップ・ラブサスペンス。陽佑との幸せな日々を手に入れたはずが、かつての先輩・桧山と不倫する三好凪沙を山本さんが、崖から転落して亡くなったと思われたが、再び陽佑の前に現れた三好沙帆を瀧本さんがそれぞれ演じる。沙帆が行方不明になった後、凪沙と結ばれた麻倉陽佑に溝端淳平。妻子がいることを隠して凪沙と不倫関係になった桧山亨に永井大。デザイン部に新しく入った契約スタッフで、凪沙に憧れている野口希恵に香音。娘のまどかと3人で暮らしている桧山の妻・恵美に黒川智花といった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪沙は自宅マンションの前で妻・娘と仲良く過ごす桧山の姿を見つける。しかも目が合った桧山に知らないフリをされてしまい…そんな凪沙の様子を見ていた沙帆は、凪沙のことで話したいことがある、と陽佑を呼び出し、凪沙が浮気していることを伝える。凪沙の会社ではデザイナーのアシスタントとして希恵が入ってくる。凪沙に憧れていることと話し服装まで真似る希恵を見た社員たちは、入社したばかりの凪沙のようだと話す。凪沙に心を許した希恵は、以前は物欲の塊で、欲しいものを手に入れるためになりふり構わない人間だったと告白する。桧山に仕事の資料を渡しそびれてしまった凪沙は、再び桧山のマンションへ向かうが、そこで桧山の妻・恵美に声をかけられ、部屋に上がることに。恵美が2人目を身ごもっていると知った凪沙は、桧山が浮気していたと彼女に告げるのだった。さらに会社でも希恵がどんどん自分の居場所を奪っていく、と感じた凪沙は、陽佑が希恵と浮気してるのではないかと疑うだけでなく、かつて自分が昊汰(佐藤大樹)にされたのと同じように、希恵の過去を全社メールで送信。自宅で暴れたあげくに陽佑に「今すぐ私たちの子どもを作ろう」と言い出す…というのが今回の展開。「子どもができれば全部解決するよ。私たち、完璧な家族になれるんだから」と口にする凪沙に、陽佑は「あの時の沙帆と同じ顔してるぞ」と告げるのだが、視聴者からも「凪沙、檜山の家庭壊そうとするところがマジ紗帆じゃん」「凪沙狂ってる笑 完全に姉の血を感じる」「腹違いでもやっぱSisterなんだなって」「凪沙ちゃん、因果応報って言葉知ってる?」などの反応が続々と寄せられている。【最終回あらすじ】突然現れた沙帆から永遠に気が済む日は来ない、と告げられる凪沙。沙帆は桧山とのつながりを明かし「このままだと、あなたは絶対に幸せになれない」と言い放つ。自分の前から姉が消えてほしい…凪沙はそう考える。そんな中、陽佑は沙帆の【本当の思惑】を話し出す。そして凪沙は自分が怯えていたのは姉ではなく、自分自身であったことに気がつく…。「Sister」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月16日突如吉田沙保里さんのインスタに投稿された3枚の美少女のソロカット。誰かと思ったらハッシュタグに#姪っ子 #ココちゃんとの文字が。吉田さんのインスタ詳細を調べてみました。「最近のココちゃん♡」とのコメントとともに投稿された3枚 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 吉田沙保里さんのインスタに12月4日、ピン写真で登場した小学生の姪っ子ココちゃんが、美人すぎると話題に♡ピースで微笑む姿、家でお菓子を持っている姿、上下もこもこの怪獣姿で微笑む姿の3枚が投稿されています。3枚目の背景には、吉田さんの似顔絵や「闘」という文字も飾ってあり、家族間での仲の良さもうかがえます。「目と口元が似てます!」「国民的美少女コンテスト行けるんじゃないですかね!?」「一枚目、後藤真希ちゃんかと思いました‼️めっちゃかわいいー」「吉川愛ちゃんに似てます、かわいい!」などとコメント欄も賑わい、フォロワーもそのかわいさにメロメロのご様子。吉田沙保里さんのインスタ必見です!仕事仲間との素敵なショットから愛犬や姪っ子など、ちょこちょこかわいい家族までもが登場する吉田さんのインスタには、ハッピーがあふれていて見ごたえあり!ぜひのぞいてみてください♪あわせて読みたい🌈叶姉妹・美香さんファビュラスな手ブラショットに5万件の大反響「感謝いたします」「心に響きました」の声
2022年12月08日映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)のプレミアナイト試写会が7日に都内で行われ、大泉洋、有村架純、Snow Manの目黒蓮、柴咲コウ、田中圭、伊藤沙莉、菊池日菜子、廣木隆⼀監督が登壇した。第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午氏のベストセラー小説『月の満ち欠け』を映画化した同作。大泉が主演を務めたほか、柴咲、目黒、有村、伊藤、田中ら豪華俳優陣が集結したラブストーリーだ。撮影を振り返ってトークが展開すると、伊藤が大泉との共演シーンで笑いが止まらなかったというエピソードを披露。続いて有村が目黒との共演の感想を聞かれると、大泉が「いやぁ、有村さんも目黒蓮を見て、笑いこらえてたんじゃないですか?」「顔見て笑っちゃったろ?」とカットインするも「笑ってないです……」と一蹴され、不満げな表情で「おかしいなぁ」とこぼし、笑いを誘った。また今回、大泉の主演としての立ち振る舞いに感銘を受けたという目黒は、「めっちゃめちゃかっこよかった」と回顧。共演シーンでも「言いづらいことを言わなきゃいけないシーンだったんですが、大泉さんの醸し出す雰囲気で余計に言いづらくなってしまって。そういうことを感じることができて勉強になりました」と大泉へのリスペクトを口にする。しかし、大泉は「目黒蓮、こういう非の打ち所がないところが好きじゃないんですよ!」とバッサリ。「格好もいいし、礼儀も正しいし、先輩を立ててくれるし……どうも怪しいんだなぁ。こんなやついますか?」と目黒の好青年ぶりをボヤキ交じりに語った。それに対し、目黒も「なんだかんだこうやって言って、面白くない僕のトークを盛り上げてくれるんですよ」と返すと、大泉は「さっきも話していて、1回俺とバラエティ合宿しろって言ったんですよ(笑)。それかお前、Snow Manを1年休んで、TEAM NACSに入ったほうがいいぞ!」と大胆な提案をして会場を沸かせた。
2022年11月08日映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)のプレミアナイト試写会が7日に都内で行われ、大泉洋、有村架純、Snow Manの目黒蓮、柴咲コウ、田中圭、伊藤沙莉、菊池日菜子、廣木隆⼀監督が登壇した。第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午氏のベストセラー小説『月の満ち欠け』を映画化した同作。大泉が主演を務めたほか、柴咲、目黒、有村、伊藤、田中ら豪華俳優陣が集結したラブストーリーだ。妻子を失った小山内堅(大泉)の前に現れた男で、かつて瑠璃(有村)という女性を愛した三角哲彦を演じた目黒。「演じていて苦しい時間が続いたのですが、でも最後にある希望みたいなものを皆さんにも感じ取ってもらえたら嬉しいです」と挨拶した。トークセッションでは映画のテーマにちなんで“生まれ変わるとしたら何になりたい?”という質問が出演陣に問いかけられ、目黒は「漁師」と回答。「でも、調べれば調べるほど自然を相手にしている命がけの職業だなと思ったので、農家さんになってたまに釣りに行くくらいの人になりたい」と話すと、この回答に大泉が反応。「どうですか? この答え。漁師に憧れた人がたまに釣れたらいいって……全然信念ないじゃない」「バカじゃないかと思うんですよ。そんな考えですよ。目黒蓮は!」と目黒のものまね交じりにコメントして、会場を笑いで包んだ。
2022年11月08日宮藤官九郎脚本で贈る染谷将太主演正月時代劇「いちげき」の新たなキャストとキャラクタービジュアルが公開された。本作は、小説「幕末一撃必殺隊」を原案にしたコミック「いちげき」を原作に、幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く物語。そして今回、ウシ(染谷さん)たち百姓集団「一撃必殺隊」の世話をする飯炊き娘、ドラマオリジナルキャラクター・キクを、『獣道』『ちょっと思い出しただけ』などに出演、12月には『月の満ち欠け』の公開を控える伊藤沙莉が演じることが明らかに。さらに、ウシやイチ(町田啓太)と共に、島田(松田龍平)に集められた一撃必殺隊メンバーとして、神通力が使える癒やし系キャラ・ワサこと和三郎役を塚地武雅、ひょうひょうとしたお祭り男センこと仙太役を岡山天音、ウシの弟分で心優しき大男ヨネこと米吉役を高岸宏行、お調子者の女好きウメこと梅吉役を細田善彦、仲間思いで隊一番の韋駄天マツこと千代松役を上川周作が演じることが決定した。<キャストコメント>・染谷将太こんなに喜怒哀楽を感じる撮影は初めてでした。一撃隊の皆と笑って泣いて戦い続けました。丑五郎は実直で説教くささのない真のヒーローだと思い演じております。個性的な一撃隊も各々が確固たる正義を持っています。それは綺麗事だけではなく、人間臭い信念であり、自分の胸に突き刺さりました。旨みを凝縮した濃厚スープ、でも後味スッキリ、思わず笑顔になってしまう作品です。新年からこの作品のエネルギーを貰って欲しいです!・町田啓太侍への強い憧れを抱く農民、市造を演じます。時代と力に翻弄されながらも、それぞれが決められた運命を自ら変えようとするエネルギー溢れる作品になると思います。今の時代を生きている自分にも、ヒリヒリとしたものが芽生えました。是非ご期待ください。・伊藤沙莉人生で一度だけファンレターを書いたことがあります。その宛先が宮藤官九郎さんでした。念願の宮藤作品で時代劇デビューができたこと、本当に心底歓喜致しました。一撃必殺隊の皆様は、とにかく個性豊かで面白くて優しい方ばかりで、現場に行くのが毎度楽しみでした。カメラが回っていないところでも、皆様のやりとりを見聞きしているのが、本当に楽しかったです。新春のお茶の間で、視聴者の皆様とお会いできるのも、とても嬉しいですし、楽しみです。・塚地武雅僕自身アクションスターに憧れ、中高剣道部だったので、殺陣をやりたいとずっと思ってたのですが、今まで時代劇に出演しても代官、公家、家老、あるいは百姓、使用人と、どちらかに振れてて殺陣をすることがなく…。今回、武士役でとうとう念願の殺陣を!ワサは神通力がある男ですが、使い方が分からず天気くらいしか当てれない男。愛すべきキャラクターになってたら幸いです。百姓が武士に選抜され、攻めしか教わらずに隊を組む。その危うさ、荒々しさ、儚さを是非ご覧ください。原作の面白さ、宮藤さんのキャッチーな脚本、絶妙です!良い正月になりますよう是非。・岡山天音かねてより原作者である松本先生の作品が大好きだったので、今作に参加できた事は、とても嬉しかったです。時代劇と聞くと身構えてしまいますが、原作を読んでいた時から、その斬新な設定にワクワクしていました。それぞれ色合いの異なる共演者の皆様と、隊として一つの共同体を織り成して行く日々は、とても刺激的な時間でした。幕末を舞台にした一撃必殺隊の物語が、「今」と呼応する新年を、心から楽しみにしております。・高岸宏行正月時代劇「いちげき」米吉役のティモンディの高岸です!一撃必殺隊の仲間を熱く想いやる絆や、果敢に挑戦をしていく姿から勇気をもらえる作品となっていると思います!「いちげき」を観て 2023 年の最高のスタートを切れる活力として頂けるように、僕も全身全霊でチャレンジさせていただきました!「いちげき」を観て素敵な一年にしよう!みんなならやればできる!・細田善彦「侍は嫌いだ!」と口にするけど、なれると言われたら、「なりたい!」と素直に答えてしまう愛らしい百姓たちは、現代に生きる我々にも共感しやすいキャラクターたちだと思います。しかし、いざ夢の侍になってみると、青く見えていた隣の芝は…。染谷さんを中心とした一撃必殺隊と過ごした時間は、常にアイデアが求められる刺激的な時間でした。“いちげき“よろしくお願いします。・上川周作今回僕が演じた千代松は、農民を集めて構成した特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の中でも並外れた足の速さを持つ役です。一度も武器を持って戦った事がない農民がどうやって武士と互角に戦っていくのか、手に汗握る展開にハラハラドキドキしました!「悪いヤツら」を成敗しようと奔走する一撃必殺隊が、幕末を舞台に闘った数日間のお話です。是非ご覧ください!・松田龍平ドラマいちげきに参加させて頂きました。僕の役所は島田という男で、百姓を侍に仕立てて隊を組むという面白い役所です。時代が大きい音をたてて変わろうとする幕末に、刀を握ったこともない百姓が侍になろうと夢みる姿にぐっとくるものがあるのではないかと思います。ぜひご覧下さい。正月時代劇「いちげき」は2023年1月3日(火)21時~総合/BS4Kにて(89分)放送。(cinemacafe.net)
2022年10月31日女優の寺本莉緒が、2023年版カレンダー『寺本莉緒 デスクカレンダー2023』を発売することが28日に発表され、予約販売がスタートした。“距離感”をテーマにしたカレンダーについて寺本は「お仕事をしている私ではなく、普段の私をお届けできたら良いなと思い、愛犬たちにも撮影協力してもらった」とアピール。寺本の愛犬3匹も登場する。デスクに飾れるタイプのカレンダーとなっており、寺本は「2023年、距離感近めに一緒に過ごしましょう!」と呼びかけた。またファンクラブでは、直筆サイン入りカレンダーやアザーカットを使用したフォトブック、購入者限定の生配信を視聴できる参加券が含まれたスペシャルセットを発売。予約は11月13日までとなっている。
2022年10月28日映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の完成披露試写会が25日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、野田洋次郎(RADWIMPS)、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。5,000人の観客のスタンディングオベーションで迎えられたキャスト陣は、ランウェイを歩いて笑顔を見せる。原は「私自身、昨日完成したものを見させていただいて興奮が収まらない中、今ここに立ってしまっているというくらいの気持ち。この作品は映像だったり、音楽だったりすごくたくさんの方が熱意を持って完成させてくださった、本当に皆さんに見てもらいたい作品です。今こうしてたくさんの方に見ていただけ本当に嬉しいですし、この場所に立っていることが本当に感謝しかないです」と涙を見せた。作品について聞かれると、原は「まだ冷静に見られなくて、言葉にできない」と言いつつ、「すずめちゃんが自分で人生を切り拓いていく強さに、私自身、アフレコ中たくさん助けてもらっていて、自分の中で憧れるような女の子を自分が声をあてさせていただくというのはプレッシャーでもあり、同時にすごく光栄で嬉しくもあって、本当に夢のような時間でした」と振り返る。新海監督も「菜乃華さんがいてくれたから、すずめという役が完成したんだと思います」と優しく声をかけていた。
2022年10月25日映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の完成披露試写会が25日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、野田洋次郎(RADWIMPS)、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。イケメンだが椅子に変えられてしまう青年・草太を演じた松村は「ほとんど椅子だったなという実感が強かったです」と苦笑しつつ、「椅子になってからが草太の人間としての本番というか、やっと自分と向き合える瞬間が訪れた。すずめとの関係性についても、見かけが人間だった冒頭の草太の方が人間らしくないというか。特に登場のシーンって『なんだあの男は』と思わせるためにテイクを重ねて、何度もやりましたね。3度くらい時期変えてやりました」と明かした。また、この完成披露試写会をもって草太の友達であるキャラクター・芹澤朋也の声を神木隆之介が務めていることが明らかに。新海監督は「草太と友達ということで、北斗くんと神木くんが並んでる姿も見てたりしていたので、ピッタリじゃないかなと思ってオファーを出したら『僕は芹澤じゃないと思います』って1回断られたんです、実は。あれだけ出たいと言ってたのに! 草太役のオーディションをしていた時に『新海さん、僕はいつでもやれます』と連絡来たのに」と驚きの裏話も。新海監督は「主役じゃないとやってくれないかなとも思ったんですけどそんなことなくて、電話してお話ししたら『このキャラクターは自分ではない気がするし、僕は(『君の名は。』の)瀧をやったからよくないんじゃないか』と言ってくれて、でも聞いた人が一見神木くんじゃないじゃないかというキャラクターになったら芹澤にとってもいいんじゃないか、ものを作るにあたってもいいんじゃないかともう1度お願いして、最後はご快諾いただいて、ノリノリで『ルージュの伝言』を歌って帰っていきました」と語った。アフレコで神木と会ったという原は「『君の名は。』がすごく好きですとお伝えして、そこから好きなアニメの話だったりも語らせていただき、技術的な面もたくさんアドバイスいただけて、ずっと楽しかったしたくさん勉強させていただきました」と感謝。松村は「最近違う映画(『ホリック xxxHOLiC』)でバディのような役をやっていたので、その出ていたテレビを(新海監督に)見ていただいたようで。だからオーディションを受けさせていただけるとなって、声優、声を当てる仕事って何なんだろうかということを相談しました。アバウトな質問でしたけど、コツとなるヒントみたいなこと聞きました」とこちらも新たな事実を語る。新海監督が「神木くんに聞くというのは答えを知ることに近い」と指摘すると、松村は「チートかなと思いつつ……」と受け、新海監督は「そのおかげもあって巡り合うことができた」と互いに喜んでいた。最後に松村は「生意気なことを言っちゃいますけど、新海監督は『僕の大好きな人の作品がものすごい愛され方をしますように』思わせてくれる人物だったんです。その方が指揮をとって、総勢1,000人を超えるスタッフさんが全員同じような思いで新海さんの旗の下で作った作品、あの拍手は当然だったなと思えるような作品」と、イベント冒頭、5,000人のスタンディングオベーションで迎えられたことについて触れる。「心にグッと来るものをこの作品からもらったら、次にどんどん渡していって、誰かの想像を上回るような愛され方をするように育てていっていただきたいなと思います」とメッセージを送った。
2022年10月25日映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の完成報告会見が25日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、野田洋次郎(RADWIMPS)、陣内一真、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。主人公の声を務めた原は、完成した作品を報告会見の前日に観たそうで「言葉にできないくらい素晴らしくて、寝る間も惜しんで音楽や映像をギリギリまで作ってくださった皆さんがいて、本当なら皆さんで一緒に登壇したかったと思うくらい素晴らしいもの」と絶賛。「皆さんの熱意を早く大画面で大音量で肌で感じて受け取ってもらいたいなと思いました」とアピールした。アフレコについては「1カ月半くらいずっと、週2~3回のペースで録らせていただいて、右も左もわからないまま現場に入って、新海監督が1から100まで教えてくださった」と感謝する。「ブロックごとで割って録っているんですけど、パートが終わるごとに『菜乃華さん、素敵でした。ありがとう』と、大好きな監督からそういう言葉をいただけて、なんて夢のような幸せな時間だったんだろうと思って。自分の声がうまく扱えないことに対してヘコむ瞬間も数えきれないくらいあったんですけど、夢のように幸せでひたすら楽しい時間でした」と振り返る。そんなアフレコについて、監督は「サマーキャンプみたいでしたね。いつも行くと(原と松村の)2人がいて、Tシャツ姿で、何かおやつを食べている。 2人にとっては楽しいだけの時間ではなかったと思うんですけど、僕にとっては1枚1枚鮮やかに色が塗り替えされてテイキング区、いき、どんどんカラフルに想像しなかったような色になっていくのを毎日感じられて幸せな時間でした」と逆に感謝を表していた。自身の人生の中での同作の位置付けについて聞かれると、原は「間違いなくすごく特別な作品。13歳の時に初めて『君の名は。』を見て……」と発言し、新海監督は「13歳!? そうなんだ……」と驚く。原は「中学1年生の時に新海監督を知って、『監督の作品をリアルタイムで見られる時代に生まれてよかったわ』と話してた6年後に、まさか自分が携われるなんて夢にも思ってなくて、本当にこんなことがあっていいんだというくらい、私の中ですごく大切な作品ですし、たくさんの人に見てほしいです。明日への活力になるような。今ある大事なものに目を向けさせてくれるような作品だなと思います」と熱く語った。
2022年10月25日映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の完成報告会見が25日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、野田洋次郎(RADWIMPS)、陣内一真、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。今回旅の青年・草太役で同作に参加した松村は、原と共に約1カ月半のアフレコに臨み「もちろん声は僕の体から出てるんですけど、新海さんが僕らのことを『楽器』と表してくれたことがあって、そう思うと僕が演奏するよりも新海さんが演奏することで草太が完成するとは感じていて」と振り返る。「『この音じゃないな』『このメロディじゃないな』とどんどん鍵盤を押し変えていってくださる作業は新海さん、音響監督の山田さんを筆頭にしていただいて、アフレコ期間中の変化とか苦悩というと、実は新海さんの方が詳しいんじゃないかというくらい、僕はすべて預けたような思いでした」と表した。新海監督も「どこか途中で北斗くんは気づきというか、切り替えがあったように思うかな」と同意。監督自身も「一緒に探していこうという気持ちでやっていて、北斗くんがある部分から、芝居なんだけど映画のために自分自身を丸ごと委ねるんだという気持ちに切り替わった瞬間があった気がして、そこからより草太になっていったという感じはしました」と明かす。その体験は大きかったようで、松村は「個人的な話になっちゃうんですけど、僕は27歳で、若いといえば若いだろうけどすっかり大人。年々、自分1人で戦えるものを身につけたいし身につけなきゃいけない、人に頼ることをなくさないといけないような使命感に駆られていたんですけど、この作品のアフレコ期間中は、新海さんもおっしゃっていただいたように全てを委ねて返してもらったものの中で全力で立ち回る期間だったんです」と語る。松村はさらに「そうやって必死に生きる生き方を、また一つ新たなルートとして見つけられたというか。それまでってずっと次の日やってくる仕事がどこかずっと怖いし、人生に乗り気じゃなかったものが、ひょんなことで仲間ができたり全く自分の人生に責任がない人が気づかぬうちに自分の責任を負って時にひっぱってくれたり、そういう出会いをして、アフレコ期間中に明日が来るのがどんどん楽しくなっていって、思い返すと作品がすごいそういう作品だったかも」と作品自体の影響にも言及。「自分の欠けた部分とかも、自分から誰かに頼ったり甘えたり、誰かの強みを借りたりとかして、試行錯誤して行くことで、十分に今の自分のまま力強い心で明日を生きていける。そういうことをアフレコ期間中に新海さんからいただいて、いざ昨日完成した作品を見て、改めて内容とリンクしていて、今の自分のまま、明日を生きていく楽しみをもらったという思いです」と熱い思いを表した。
2022年10月25日大泉洋と柴咲コウが夫婦を演じるほか、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、伊藤沙莉らが出演し、壮大な愛の物語を彩る映画『月の満ち欠け』。この度、劇中曲であるジョン・レノンの「Woman」を使用したミュージックトレイラーが公開された。何者かがポータブルカセットプレーヤーの再生ボタンを押して始まる本映像。大泉さん演じる主人公・小山内をはじめ、登場人物たちの笑顔や物憂げな表情など、印象的なシーンが次々と映し出される。小山内夫婦の結婚式や出産、瑠璃(有村さん)と三角(目黒さん)の運命的な出会いなど、特別な瞬間が散りばめられ、ドラマチックな仕上がりとなっている。また、この楽曲にはある思いが。三角と同じく1980年に大学生だったプロデューサーのひとりが、ジョンの暗殺当日、ラジオで一日中ジョンの曲が流れていたことをふり返り、そのリアルな記憶とアイディアを基に、ジョンの普遍的なラブソングでもある「Woman」を通じて、この時代を象徴的に想起してもらえるのではないかと考え、今回の楽曲起用が決定。原作では82年だった設定を、脚本作りの段階であえて80年に前倒し、1980年に起こる小山内夫妻の結婚と正木瑠璃と三角の出会いをよりドラマチックなものとして描き出している。なお、ミュージックトレイラーは10月14日(金)より松竹マルチプレックスシアターズ運営の映画館の幕間で上映される。『月の満ち欠け』は12月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:月の満ち欠け 2022年12月2日より全国にて公開©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
2022年10月10日女優の伊藤沙莉が出演する、花王「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」の新CM「休み方って、自由でなくっちゃ。」編が7日より放送される。新CMでは、伊藤が自分らしい休み方を実践する「休息クリエイター」として登場。オフィスフロアの真ん中で「めぐりズム」を使用しながらバランスボールに寝そべるなど、「休息クリエイター」の伊藤らしい休み方を実践している。なお公式YouTube及びブランドサイトでは、同編のほか、伊藤が実際に「めぐりズム」を体験するWEB CM「新・めぐりズム初体験」編ロングバージョン、日常の様々なシーンでの休息クリエイターの自由な休み方を伊藤が実況する動画も同日より公開される。○■伊藤沙莉コメント今回の撮影では、オフィスの真ん中でバランスボールを使って自分の休憩時間にひたる、なんて大胆な役で最初は少し驚きました(笑)が、出来上がった映像を見て、こんな自由な休み方や休める環境が広がっていったら、素敵だなってすごく思いました。休憩の時間ってただ休むだけじゃなくて、次の行動のためのチャージをして心も身体も整えるための時間だと思うんです。私も撮影の休憩時間に「めぐりズム」を使ったりして意識的に休む時間を作っていますが、こうやってしっかり休めるからこそ「よし! またやるぞ!」って気分になれるし、その次の現場も上手くいくことが多くて。CMで使われている「休み方って、自由でなくっちゃ。」というコピーはただ休むだけじゃなくて、そんな戦略的な休み方をしよう、というようなニュアンスも含まれているなと感じてて、私はそんな「休み方って、自由じゃなくっちゃ。」という考え方に賛成だし、みんながこのCMをきっかけにこんな休み方良いなって思うきっかけになってくれたら嬉しいな、と思います。
2022年10月07日女優の伊藤沙莉と俳優の志尊淳が、11日より放送される日本マクドナルド「三角チョコパイ」の新CM「黒と白の王様」編で、TVCM初共演する。新CMでは、伊藤が先輩役、志尊が後輩役を熱演。「三角チョコパイ」の季節到来を喜び、「三角チョコパイ」の歌にのせて思わず踊り始める姿が描かれる。○■伊藤沙莉、志尊淳インタビュー――今回TVCMでの共演は初めてとお聞きしています。マクドナルドのスイーツのCMで共演した感想や、お互いの印象はいかがでしょうか?伊藤:今まで(のマクドナルドのTVCM)は後輩でしたが、志尊さんとは同い年なので今回のTVCMでは先輩の設定は少し恐縮です。一緒に踊ったりしてすごく楽しかったです。志尊:三角チョコパイの世界観があるなかで、(伊藤さんは)何年もやられていらっしゃるので、その世界観を熟知されているなと思い、頑張ってついて行かなければと思っています。――三角チョコパイはマクドナルドの秋冬の風物詩ですが、お二人にとっての「○○の秋」「○○の冬」を教えていただけますか? まずは「○○の秋」を教えてください。伊藤:秋服が一番好きなので、「お買い物の秋」です。秋の印象的なブラウン系のカラーがすごく好きなので、お買い物を一番たくさんする季節だなと思います。暑がりなのと、5部袖、7部袖が好きなのでブラウン系のトップスを買いたいです。志尊:秋は気温も含めて一番過ごしやすい印象があるので、「趣味の秋」です。ゴルフや車を運転するのが好きで、最近船の免許も取ったので、「趣味の秋」を堪能したいです。――「○○の冬」はいかがでしょうか?伊藤:食べるのが好きなので、冬はやっぱり「食欲」です。冬が一番よく食べていると自分的に思います。食べ物がおいしいですし、鍋がすごく好きなので、鍋とチョコパイで過ごします。志尊:冬服が好きで、いろんな物を重ねられて様々な服装にトライできる季節なので「服の冬」です。――TVCMでは秋の訪れに嬉しくなって踊りだす姿が印象的でしたが、最近「踊りたくなるほど嬉しかった出来事」はありますか?伊藤:10年ぶりに家族旅行ができました。一緒に初めて行く遊園地に行けて(兄だけ仕事の都合で来れなかったのですが)伊藤家の女旅ができたので、本当に嬉しかったです。志尊:家に飾る絵をずっと探しているなか、フィーリングで素敵だと思う絵を見つけられて、初めて絵を購入した事が一番嬉しかった事です。一見ポートレートの絵に見えるのですが、全部鉛筆で描かれている、左右非対称の架空の人物の絵です。――今年のパッケージにはクマが描かれてます。Twitterのキャンペーンとしてもこのクマの名前を募集するのですが、もしお二人が名前を付けるなら、ズバリなんでしょう?伊藤:チョビゾウ。志尊:クマック。――伊藤さんは今年で三角チョコパイのTVCMは3年目の出演ですね。伊藤さんの、三角チョコパイの楽しみ方、また、今年のオススメポイントがあれば教えてください。伊藤:15周年おめでとうございます! CMの歌詞の通り「今年もやっと食べれる」と撮影をする時に毎回思います。発売より少し前に撮影するので、「その季節がやってきた!」と毎回すごくワクワクしますし、毎年訪れる 1年間の中の1つの楽しみになっているところがイベント性もあって面白いと思います。知っている味でも、毎 回本当においしいと思えるので、味も好きですが、ワクワクする感じもすごく好きです。――志尊さんは、マクドナルドではごはんバーガーのTVCMへの出演がありますが、スイーツは初めてということで、これまで三角チョコパイは食べられたことはありますか? また新作の「白の王様」を食べられての感想なども教えてください。志尊:もちろん食べたことがあります! ホワイトチョコが大好きなので、白の王様はドンピシャの味です。パイ生地がそれぞれ風味が違っていて、その場のシチュエーションや気分に合わせて選べてサクッと食べられるのがいいと思います。――最後にマクドナルドのお客さんやファンの皆さんにメッセージをお願いします。伊藤:15年も愛されている三角チョコパイですが、いろんな味が出て、毎回楽しませていただいていますが、今年も変わらず、そして新しく、皆様においしいプレゼントができると思いますので、ぜひ今年も楽しんでください。よろしくお願いします。志尊:今回三角チョコパイのコマーシャルをやらせていただくにあたり、改めて味と向き合いました。いつも当たり前のように食べていましたが、新商品をしっかり味わうと、またいろんな発見が見えてきて、それだけで楽しい気持ちになりました。三角チョコパイファンの皆さんは、やっとこの時期が来たと待ち望んでいるかと思います。そうでない方もぜひ三角チョコパイを食べていただいて、ホッとする秋・冬にしていただけたらと思います。
2022年10月06日新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』。オーディションで選ばれた原菜乃華が主人公・岩戸鈴芽を、松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太を演じることが発表されている本作から、すずめと草太に関わる重要なキャラクターを演じる豪華キャスト6名が発表、新映像満載の最新予告も解禁された。すずめが幼い頃から2人で暮らし、漁協で働く叔母の岩戸環(いわと・たまき)を演じるのは、映画『悪人』でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での活躍も記憶に新しい深津絵里。宗像草太の祖父で「閉じ師」の師匠でもある宗像羊朗(むなかた・ひつじろう)を演じるのは、歌舞伎役者としての輝かしい実績はもちろん、舞台・ドラマでも活躍、特に「ラ・マンチャの男」では1969年の初演から50年以上も主演として舞台に立ち続けている松本白鸚。新海監督作品への出演に対し深津さんは「新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける。それが私のやるべき事と信じ、一生懸命務めさせていただきます」とコメント。また、松本白鸚さんは「初めてのアニメの声でしたが、新海監督が手取り足取り教えてくださって助かりました。監督はとっても気さくな方で、それでいて役柄の説明が非常に細やかで本当に、感謝しています」とふり返っている。過保護になりながらも愛情深くすずめを支える環と、冷静かつ厳しく草太を見守る羊朗を2人がどのように演じているのか期待が高まる。そして、漁協に勤めている環の同僚・岡部稔(おかべ・みのる)を染谷将太が、すずめが出会う神戸のスナックのママで、女手一つで幼い双子を育てている二ノ宮ルミ(にのみや・るみ)を伊藤沙莉が、すずめが愛媛で出会う同い年の活発な少女・海部千果(あまべ・ちか)を花瀬琴音が、すずめの母親・岩戸椿芽(いわと・つばめ)を花澤香菜が演じている。豪華キャスト陣の声も吹き込まれた最新予告映像も解禁すれ違ったすずめに対し、「ねぇ、きみ。このあたりに扉はない?」と草太が声をかける2人の出逢いのシーンからスタートする最新予告映像では、人の言葉を話す謎の白い猫・ダイジンによって椅子に姿を変えられてしまう草太、日本各地へと旅に出るすずめが経験する様々な人々との出会いが描かれる。そして、開いてしまった各地の扉から現れる“災い”を止めるため、ふたりで身を挺して懸命に“戸締まり”する姿が。すずめと椅子の姿の草太とのコミカルなやりとり、千果やルミたちとの心温まるふれあい、すずめの覚悟を決めた表情やアクションシーン、そして印象的なセリフ「行ってきます」など、新規映像満載の圧倒的な予告映像となった。新キャストコメント全文■松本白鸚初めてのアニメの声でしたが、新海監督が手取り足取り教えてくださって助かりました。監督はとっても気さくな方で、それでいて役柄の説明が非常に細やかで本当に、感謝しています。宗像羊朗は難しい役でした。監督の第一声が品格がないといけない、品格ということをね、何度も、自分で思いました。素晴らしいスタッフで、監督以下皆さんに親切にしていただいて。11月11日の公開を私も楽しみに期待しております。どうぞ皆さんも『すずめの戸締まり』期待してください。■深津絵里すずめの叔母・タマキに魂を吹き込み、彼女の声を作り出す。恐れながら挑戦することになりました。初めてのことでとても怖いですが、新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける。それが私のやるべき事と信じ、一生懸命務めさせていただきます。■染谷将太劇場の予告編で見ていた『すずめの戸締まり』に自分が参加させていただけるなんて思ってもいませんでした。新海監督の緻密で繊細、それでいて大胆な世界観に参加できたことに興奮と感謝をしております。今回、声を担当させていただいた岡部稔はとても純粋で実直な清々しい男であり、鈴芽が育った町を体現している役だと思っております。是非この美しく力強い作品を皆様に劇場で見ていただきたいです。戸が現れた時、いかなる冒険が待っているのか。きっと誰もが新たな世界観に引き込まれるに違いありません。■伊藤沙莉「すずめの戸締まり」の予告を映画館で観た時に、おっ!やったー!新海さんの新作だ!と完全にお客さんの気持ちで公開が楽しみだなぁと思っていたら、少し後に出演のお話をいただいてこれでもかってくらい驚きました。笑自分が新海さんの世界に飛び込めるなんて夢にも思っていなかったのでとても嬉しかったです。やらせていただいたルミさんという女性は強く逞しく楽しく明るく愛情深い女性という印象だったので、やっていてなんだか勝手に心が穏やかになっていくのを感じました。新海さんの演出はとても丁寧で優しくて繊細だったので少しでも応えたいという気持ちで臨みました。アフレコ自体とても楽しくて、今はまた振り出しに戻って公開楽しみだなぁなんて思っています。■花瀬琴音オーディションの時は、声のお芝居は初めてで、新海監督にお芝居を見て頂けるのが光栄だなという気持ちが強かったので、千果役を頂いた時は、私で良いんですか!という気持ちで、とっても嬉しかったです。千果は、すずめが愛媛県で出会う高校2年生の女の子です。すずめの旅の、背中を押してくれる心強い存在だと感じています。千果のように明るく元気にアフレコ中も常に楽しんで演じさせていただきました。どんな世代の方が見ても、何か勇気つけられたり、そばにいる人の愛を再確認したり、それぞれがそれぞれの受け取り方で楽しめるような素敵な作品だと感じています。こんな素敵な作品に参加できてとても嬉しいです。■花澤香菜再び新海誠監督作品に関わることができてとても嬉しい気持ちです!私が担当する椿芽は、明るくて溌剌とした女性で、鈴芽ちゃんのお母さんです。鈴芽ちゃんが幼いころに使っていたあの椅子とも深く関係しています。物語の中で印象的に出てくる掛け替えのない日常シーンを、大切に演じています。『戸締まりの旅』の中で自分と向き合い成長していく鈴芽ちゃんの姿がとても素敵ですので、ぜひ劇場でご覧ください。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月29日『君の名は。』(2016年公開)、『天気の子』(2019年公開)に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』が11月11日(金)に公開となる。この度、重要なキャラクターを演じる追加キャスト6名、新予告編が解禁された。本作は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。オーディションで選ばれた原菜乃華が九州で暮らす17歳の女子高生・岩戸鈴芽を、松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太を演じる。また新海作品3作連続でタッグを組むRADWIMPSが、世界で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真と共作で音楽を担当すること、主題歌「すずめ」を歌うのはオーディションで見出された神秘的な雰囲気と透き通る繊細な歌声が魅力的な十明であることが次々と発表された。すずめが幼い頃からふたりで暮らし、漁協で働く叔母の岩戸環を演じるのは、映画『悪人』でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞・日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』での活躍も記憶に新しい、日本を代表する演技派女優・深津絵里。宗像草太の祖父で「閉じ師」の師匠でもある宗像羊朗を演じるのは、歌舞伎役者としての輝かしい実績は勿論、舞台・ドラマでも活躍、特に『ラ・マンチャの男』では1969年の初演から50年以上も主演として舞台に立ち続けている日本が誇る名優・松本白鸚に決定した。過保護になりながらも愛情深くすずめを支える環と、冷静かつ厳しく草太を見守る羊朗をふたりがどのように演じているのか期待が高まる。また、漁協に勤めている環の同僚・岡部稔を染谷将太が、すずめが出会う神戸のスナックのママで、女手ひとつで幼い双子を育てている二ノ宮ルミを伊藤沙莉が、すずめが愛媛で出会う、同い年の活発な少女・海部千果を花瀬琴音が、すずめの母親・岩戸椿芽を花澤香菜が演じることも決定。すれ違ったすずめに対し「ねぇ、きみ。このあたりに扉はない?」と草太が声をかける両者の出逢いのシーンからスタートする最新予告映像では、人の言葉を話す謎の白い猫・ダイジンによって椅子に姿を変えられてしまう草太が映し出される。さらに日本各地へと旅に出るすずめが経験する様々な人々との出会い、開いてしまった各地の扉から現れる“災い”を止めるため、ふたりで身を挺して懸命に“戸締まり”する姿が。すずめと椅子の姿の草太とのコミカルなやりとり、千果やルミ達との心温まるふれあい、すずめの覚悟を決めた表情やアクションシーン、そして印象的なセリフ「行ってきます」など、新規映像満載の豪華な予告映像に仕上がった。キャストコメント全文<松本白鸚(宗像羊朗役)>初めてのアニメの声でしたが、新海監督が手取り足取り教えてくださって助かりました。監督はとっても気さくな方で、それでいて役柄の説明が非常に細やかで本当に、感謝しています。宗像羊朗は難しい役でした。監督の第一声が品格がないといけない、品格ということをね、何度も、自分で思いました。素晴らしいスタッフで、監督以下皆さんに親切にしていただいて。11月11日の公開を私も楽しみに期待しております。どうぞ皆さんも『すずめの戸締まり』期待してください。<深津絵里(岩戸環役)>すずめの叔母・タマキに魂を吹き込み、彼女の声を作り出す。恐れながら挑戦することになりました。初めてのことでとても怖いですが、新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける。それが私のやるべき事と信じ、一生懸命務めさせていただきます。<染谷将太(岡部稔役)>劇場の予告編で見ていた『すずめの戸締まり』に自分が参加させていただけるなんて思ってもいませんでした。新海監督の緻密で繊細、それでいて大胆な世界観に参加できたことに興奮と感謝をしております。今回、声を担当させていただいた岡部稔はとても純粋で実直な清々しい男であり、鈴芽が育った町を体現している役だと思っております。是非この美しく力強い作品を皆様に劇場で見ていただきたいです。戸が現れた時、いかなる冒険が待っているのか。きっと誰もが新たな世界観に引き込まれるに違いありません。<伊藤沙莉(二ノ宮ルミ役)>『すずめの戸締まり』の予告を映画館で観た時に、おっ!やったー!新海さんの新作だ!と完全にお客さんの気持ちで公開が楽しみだなぁと思っていたら、少し後に出演のお話をいただいてこれでもかってくらい驚きました(笑)。自分が新海さんの世界に飛び込めるなんて夢にも思っていなかったのでとても嬉しかったです。やらせていただいたルミさんという女性は強く逞しく楽しく明るく愛情深い女性という印象だったので、やっていてなんだか勝手に心が穏やかになっていくのを感じました。新海さんの演出はとても丁寧で優しくて繊細だったので少しでも応えたいという気持ちで臨みました。アフレコ自体とても楽しくて、今はまた振り出しに戻って公開楽しみだなぁなんて思っています。<花瀬琴音(海部千果役)>オーディションの時は、声のお芝居は初めてで、新海監督にお芝居を見て頂けるのが光栄だなという気持ちが強かったので、千果役を頂いた時は、私で良いんですか!という気持ちで、とっても嬉しかったです。千果は、すずめが愛媛県で出会う高校2年生の女の子です。すずめの旅の、背中を押してくれる心強い存在だと感じています。千果のように明るく元気にアフレコ中も常に楽しんで演じさせていただきました。どんな世代の方が見ても、何か勇気つけられたり、そばにいる人の愛を再確認したり、それぞれがそれぞれの受け取り方で楽しめるような素敵な作品だと感じています。こんな素敵な作品に参加できてとても嬉しいです。<花澤香菜(岩戸椿芽役)>再び新海誠監督作品に関わることができてとても嬉しい気持ちです!私が担当する椿芽は、明るくて溌剌とした女性で、鈴芽ちゃんのお母さんです。鈴芽ちゃんが幼いころに使っていたあの椅子とも深く関係しています。物語の中で印象的に出てくる掛け替えのない日常シーンを、大切に演じています。「戸締まりの旅」の中で自分と向き合い成長していく鈴芽ちゃんの姿がとても素敵ですので、ぜひ劇場でご覧ください。『すずめの戸締まり』11月11日(金)公開
2022年09月29日俳優の妻夫木聡、女優の伊藤沙莉、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が出演する、日本マクドナルド「夜マック店長」シリーズの新CM「夜マック店長/家族でポテナゲ」編が、6日より放送される。今夜も元気に目覚めた青白い目の“夜マック店長”(妻夫木聡)が、執事のフランケンシュタイン(塙宣之)に声をかけようと部屋を覗くと、そこにはゲームを楽しむ家族の姿が。フランケンシュタインに妻子がいることを初めて知った夜マック店長は唖然とするが、勤務先のマクドナルドでポテナゲを注文したコシ・ヒカリ(伊藤沙莉)の「家族で食べるとおいしい」という言葉を耳にし、一家のためにポテナゲをテイクアウト。そんな優しい主に対する息子のやんちゃな振る舞いに、フランケンシュタインは言葉を失ってしまう……。○■妻夫木聡、塙宣之インタビュー――妻夫木さんと塙さんは、それぞれドラキュラ、フランケンシュタインを演じていますが、お互いの印象を教えてください。塙:2000年にコンビ(ナイツ)結成して22年ぐらいやってるんですけど、ほぼ浅草の漫才協会にいるので、こんなにカッコいい人と会ったことなかったです。妻夫木:いやいやいや……(笑)。塙さんは普通に話してるのかボケてるのか、わからない瞬間あります(笑)。そういう“芸風”ですもんね。塙:よく言われます。(CM撮影現場でも)けっこうボケが「流れてるな」っていう感じはありましたね。ひとりくらい、 音声さんとか笑ってくれれば……ってずっと言ってるんですけど。息子役の子に「チェルシー食べたい」って言わせようとチャレンジしたんですけど……なんのこっちゃ分かってなかったですね(笑)。――フランケンシュタインはいつの間にか家族を作っていましたが、最近「いつの間に?」と驚いたことはありますか?塙:子どもが、いつの間にか携帯やメールで妻とやり取りしていたのはビックリしましたね。携帯とかいじれないと思ってたので、メールも打てるんだ……とか。まだひらがなが読めないと思ってたんですよ。漢字も余裕で書けて。妻夫木:先日、兄が誕生日だったんですよ。44歳なんですけど、“44”って響きが……「ええ!?」と思っちゃって。44 ってもうね……昔で考えたら、すごいおじさんのイメージがあったんで。塙:ボク44です。妻夫木:え!? 兄と同い年なんですね! いつも兄の誕生日を聞いて『ああ俺も41だった』と気づかされるんですよ。――CMに出演して夜マックが身近に感じられると思いますが、オススメのポテナゲの食べ方を教えてください。妻夫木:ポテナゲは、ボクの勝手なイメージですけど……大人のために作ってくれたんだろうな、って。ハンバーガーを食べちゃうと、なんか夕食が終わっちゃうイメージがあるじゃないですか。だからポテトとナゲットをちょこちょこつまみながら……みたいな。塙:週に35本、ドラマを観てるんですけど……ポテナゲ2セットぐらいないと足りないですね。1日4本くらい観るので。口寂しい時に「ちょうど良いヤツできたな」みたいな感じですよ。あと、家族でも食べますよ。7 人家族なんで、あっという間になくなっちゃう。今まで「ナゲットがもうちょっとあったらいいな」と思ってたぐらいだから、ポテナゲができてすごいよかったと思います。――ポテナゲはとてもお得な商品ですが、最近「お得だ!」と感じたエピソードがあれば教えてください。妻夫木:ボク、ついさっき思ったんですけど……(CM撮影で)OKが出なかったら、「一生、ポテト食べていいんだな」と思って(笑)。めちゃくちゃお得な仕事だな、と(笑)。さっき食べて「おいしい」って言ったら、ワンカット終わった後にスタッフの方が「どうぞ」って山盛りのポテトを持ってきてくださって。こんな大っぴらな職権乱用ができるなんて……(笑)。最高な現場だと思いましたね。塙:ギャラなんか要らないですからね。妻夫木:本当ですね? 本当ですね!?(笑)塙:ボクは今までノーギャラでやってますし(笑)。妻夫木:絶対にウソです!(笑)塙:たしかにCM出てるの、いちばんお得かもしれない。妻夫木:だって、ボクたちのために(マックフライポテトを)揚げてくださってるんですよ。CM撮影のために揚げてるんですけど……揚げたてをその場で食べられるって最高ですよね。塙:NGが出れば出るほど、いっぱい……妻夫木:そうなんですよ。これまた悩ましいところですよね。OKを出さなきゃいけないけど(笑)。塙:わざと間違えたわけじゃないですよ、ね(笑)。
2022年09月05日『シン・ゴジラ』や「SP」シリーズで注目を集めた個性派俳優の松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイを、仲野太賀主演でドラマ化した「拾われた男」。ついに最終回の配信を迎え、Disney+(ディズニープラス)「スター」にて全10話が見放題配信に。これから一気見も可能となる中、本作の全10話のストーリーを一挙にふり返ってみた。本作は、仲野さん演じる売れない役者・“松戸諭”が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まるストーリー。SNS上では「最初から最後まで最高のドラマだった」「極上のドラマだった。主役のお二人をはじめ俳優陣が本当に素晴らしいし、セリフにもリアリティーがあって感情移入しっぱなしの全10話」「今期で一番面白い」「何年かに一本、抱きしめたくなるほど、愛おしいドラマに出会うんだけど、これもその一本に、てかベストに入るドラマになりましたわ」など熱い反響が続いている。第1話「俳優になりたい」という夢はあるが、ツテなし金なしの松戸諭。故郷の兵庫・西宮を離れ、幼なじみ・杉田(大東駿介)を頼って東京・表参道のアパートに転がり込む。ある日、自動販売機の下で航空券を拾う。その持ち主はモデル事務所社長・山村(薬師丸ひろ子)だった。図々しさと昭和顔が良いと山村に拾われ、彼の俳優人生が突如動き出す!そんな中、兄・武志(草彅剛)もアメリカに旅立ったという知らせが…。第2話レンタルビデオ店でアルバイトを始めた諭は、妙に自分を褒めてくれる同僚の田畑(松本穂香)に恋をする。田畑はホラー映画好きということを聞きつけ、諭は大して興味のないホラー映画を頻繁に借りて田畑との距離を詰め、告白に至るも保留とされてしまう。一方、肝心の俳優業ではオーディションに落ち続ける。そんな折、諭は先輩俳優の林(水澤紳吾)の伝手で、戦争映画に出演することに。敗走する兵士の役を無我夢中で演じ、自分のカットが映画で上映されるのを感慨深く見る諭。しかし、林はワンカットも映っていなかった。諭は役者の厳しさを知る。そして、田畑の返事を得るために、彼女に会いに行くが…。第3話諭は、同じ事務所の看板女優・井川遥(井川遥)の運転手となる。“癒し系”のアイコンとして人気を博していた井川が、実はプロレスをこよなく愛する“白熱系”であること、虚実の狭間で思い悩みながら仕事をしていることを知る諭。諭は、そんな井川を持ち前の明るさで支えていた。諭の運転する車では、アルバイト先の同僚・杉浦(田辺桃子)がセレクトした音楽がいつも流れていた。杉浦は諭に恋心を抱いており、井川との仲を羨ましく思っていた。惚れっぽい諭は、杉浦にも好意を抱いていたが、数々の過去の失恋を繰り返したくないとの思いから、杉浦の好意を裏切ってしまう。第4話諭は、アルバイト先に新しく入った比嘉結(伊藤沙莉)の指導をするまでになっていた。諭は、結に対してそれまでの同僚女性とは違った不思議な感情を抱いていた。ある日、結のアパートを訪れた諭は、結が彼氏から暴力を受けているのではという疑念を抱く。そして、諭は、次第に自分の結への恋心を自覚し始めていた。諭は、彼氏から“間男”と勘違いされ、一触即発の空気となるが…。第5話祖母の晴子(末成映薫)を見舞うため、結を初めて連れて帰郷した諭。父親(風間杜夫)には長らく音信不通の兄・武志(草彅剛)に連絡を取るよう押し付けられ、幼なじみからは結婚を促される。プレッシャーを抱えて帰京するが、肝心の役者の仕事が受からない。自暴自棄になる諭に、結から強烈な喝が!その頃、マネージャー日立(鈴木杏)が諭の人生を変える仕事を運び込む。第6話大役でドラマ出演を果たした諭は、京都での時代劇撮影が終わったら結にプロポーズしようと決めていた。だが、役にのめり込むうちに相手役の女優(佐藤めぐみ)に恋心が。馬鹿正直にその気持ちを吐露した諭は、結を大激怒させてしまい、2人の婚姻届提出はすったもんだの展開に。数年後、覚悟を持って夫婦となった2人の元に、アメリカから驚きの電話がかかってくる…。第7話「脳卒中で倒れた」と兄・武志の暮らす米国・ミシガンの友人・ウッディからの電話に、諭はもちろん、兄の事情をよく知らなかった結も事務所メンバーも驚く。兄に「縁を切る」と宣言していた諭だったが、兄の救助を懇願する両親のためにも、事務所に再び借金し、人生初のアメリカへ飛ぶ。到着したカラマズーの空港で兄の親友のウッディと出会い、彼の英語のマシンガントークに戸惑いながら到着したのは兄のいる病院。15年以上ぶりに再開を果たす。すっかり病人となっている兄はパスポートもビザも失効している不法滞在だった。入院治療費は膨大な請求がくると分かり、諭は感動より困惑や怒りの感情が湧く。そして、諭は武志が倒れたとき、一緒にいたという謎の女性・エイドリアンと出会う。第8話兄・武志と長年一緒にいたエイドリアンから、諭は15年間兄がどう暮らしていたのかを聞かされる。祖母が「小遣い」としてくれた100万円を不幸にも落としてしまったことで罪悪感に苛まれ、アメリカ滞在の保証を失ってしまった武志は、エイドリアンに紹介されたレストランで働き始めた。日本の閉塞感が嫌だった彼は、多様な人種の仲間たちに愛される環境を愛し、昔、故郷で散々食べていた太巻きを周りに教えるなどしていた。そんな時の流れの中で、女優の夢破れ、行きずりの男の妊娠をしたエイドリアン。幼い息子のショーンを育てる自信がない彼女を、武志は支える決意をしたのだった。そのころ、15年ぶりの息子をどう迎えるべきか、父・平造は戸惑いを隠せず、兄を待ち望む母・きく(石野真子)と大げんかをしてしまう。第9話諭が次回作『シン・ゴジラ』の台詞練習に励んでいた矢先、突如目の前に父・平造が現れる。兵庫・西宮の実家で喧嘩し、家出した母・きくが諭のもとにいるのではないかと推測してやってきた。結に促され、諭は父を家に泊めさせる。平造は諭と酒を飲み交わし、兄・武志が日本を出た理由である古い親子喧嘩を話し出す。短い家出を終え、きくの元に返る父の背中に、息子の無事の帰還を願う親の心を感じ、諭は兄を連れ戻すべく、二度目の渡米を迎える。再会した兄は鬼の形相でリハビリに励んでいた。倒れる直前、武志はいじめられっ子のショーンに自信をつけさせるべく、かつて野球選手だったと大嘘をつき、ショーンの誕生日に「100マイルの剛速球を投げるからお前が打て」と宣言していたことが発覚する。第10話父・平造が託した魔球を手に、兄・武に“扮した”マスク姿の諭はショーンの前で豪快な一球を投げる。そして驚きに輪をかけて、ショーンが力強く球を打つ。兄の無茶苦茶な嘘を諭、ウッディ、エイドリアンが現実のものに仕立てたことで、ショーンは武志に感動と感謝を伝える。武志は様々な友人の協力のおかげで、皆に見守られながら救急車に乗り、15年間暮らしたアメリカの街を離れる。諭は兄が確かに築いてきた“アメリカの家族”を心に刻み、武志はもう二度と戻れない街をずっと見つめる…。日本に降り立ち、ついに再会する両親と武志はお互いに謝りながら強く抱き合う。失った親子の時間を取り戻すように兄は父母のもとで治療を続ける。だが数か月後、俳優の仕事で多忙な日々を送っていた諭のもとに驚くべき知らせが舞い込む――。売れない役者だった諭が、航空券を“拾い”、“拾われた”ことから繋がり始めたたくさんの人々との“縁”。芸能界で大活躍している“本人役”キャストや小ネタに、これは実話なのか、フィクションなのか、と思いながら楽しめる笑いあり涙ありのヒューマンドラマとなっている。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて見放題独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年09月02日映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』が、2023年6月30日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開。監督は内田英治と片山慎三、主演は伊藤沙莉が務める。歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人探し...異色のエンタメ作品映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は、「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうけた探偵マリコが、自称忍者である恋人の協力のもと、宇宙人に迫ってゆく...という異色のエンタメ作品。東洋の魔窟と称される歌舞伎町を舞台とした、ブラックユーモアが溢れる、過激で少しだけアダルトな作品となっている。伊藤沙莉が探偵に、竹野内豊は“自称忍者”の恋人役■主人公マリコ...伊藤沙莉新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女。日々バーテンとして常連の相手をしているが、探偵の顔も持っている。ある日、とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうける。主人公マリコ役は、「全裸監督」、『ちょっと思い出しただけ』などに出演する伊藤沙莉が務める。■MASAYA...竹野内豊マリコの恋人。自称忍者。マリコに協力しつつ宇宙人に迫る。『シン・ゴジラ』『カツベン!』などで存在感を発揮する竹野内豊が演じる。戸塚六平...北村有起哉ラブホテルの清掃員。「カールモール」常連客の落ちぶれヤクザ。天本秀樹...宇野祥平科学者。宇宙人を連れて様々な追手から逃亡。絢香…久保史緒里(乃木坂46)キャバ嬢。「カールモール」常連客のホストに夢中。南部...松浦祐也歌舞伎町のシリアルキラー。キャバ嬢を追う。星矢…高野洸売れないホスト。歌舞伎町で一攫千金を夢見る。主演の伊藤沙莉、その恋人役・竹野内豊の他、北村有起哉、宇野祥平、乃木坂46の久保史緒里、松浦祐也、高野洸ら豪華キャストが参戦する。また、主題歌はDa-iCE(ダイス)が担当。新曲「ハイボールブギ」が、物語を彩る。異才監督2人が6つのストーリーを分業内田英治と片山慎三、2人がダブル監督としてタッグを組んだ『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』。内田英治は日本アカデミー賞に輝いた『ミッドナイトスワン』や『異動辞令は音楽隊!』の公開も控える。一方、片山慎三はポン・ジュノ作品の助監督としてキャリアをスタートし『岬の兄妹』や『さがす』を送り出してきた。異才監督がタッグを組み、6つのストーリーを2人で分業する形で、1本の映画を創り上げた。映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のホワイト・レイヴン・アワード、第43回ポルト国際映画祭 観客賞を受賞。さらに、第27回富川国際ファンタスティック映画祭にも正式出品される。映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』あらすじ新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のバーテンマリコ。そんな彼女は、実はもう一つの顔を持っていた。それは探偵稼業だ。ある日、とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうける。恋人の自称忍者MASAYAの協力のもと、宇宙人に迫ってゆくのだが。【作品詳細】映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』公開日:2023年6月30日(金)テアトル新宿ほか全国公開出演:伊藤沙莉、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里、松浦祐也、高野洸、中原果南、島田桃依、伊島空、黒石高大、真宮葉月、阿部顕嵐、鈴木聖奈、石田佳央、竹野内豊監督:内田英治、片山慎三脚本:山田能龍、内田英治、片山慎三音楽:小林洋平
2022年08月29日『異動辞令は音楽隊!』の内田英治監督と『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三監督がタッグを組み、主演に伊藤沙莉、共演に竹野内豊らを迎えた異色エンタメ『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』。この度、ベルギーのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のホワイト・レイヴン・コンペティション(White Raven Competition)部門への正式出品が決定し、海外ビジュアルと新場面カットが到着した。東洋の魔窟と称される歌舞伎町を舞台にした本作は、内田監督と片山監督というインディーズ界出身の2人がタッグを組み、6つのストーリーを分業、1本の映画として創り上げていくというコラボレーションスタイルの意欲作。この度、正式出品が決まったブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF:Brussels International Fantastic Film Festival 2022)は、ベルギーのブリュッセルで1983年から開催されているファンタジー、スリラー、SF作品を対象とする国際映画祭で、今年で40回目を迎える(途中コロナで中止あり)。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の1つに数えられる。本作は『LIFE OF MARIKO IN KABUKICHO』の英語タイトルにて、主要部門であるホワイト・レイヴン・コンペティション部門へ正式出品。それに合わせて初解禁された海外版ビジュアルは、歌舞伎町を舞台に、忍者、宇宙人、ライフルをもつ女性など、本作のエキセントリックでカオスな世界観をイラストで表現したビジュアルで、ジャパニーズ・ファンタスティック・ムービーを色濃く映し出している。キャスト、両監督よりコメント到着伊藤沙莉海外の映画祭に人生で初めて行かせていただいたのが内田英治監督の作品『獣道』でした。なので今回の出品は私自身すごく感慨深いものとなっております。ポップでダークな、滑稽で切ない世界観を海外の皆様にも楽しんで頂けたら嬉しいです!竹野内豊ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に正式出品されるとの事で、これはスタッフ、キャスト一同にとって大変喜ばしいニュースです。内田監督と片山監督は、海外生活のご経験があるからこそ、一つの国の枠に捉われる事なく、独特な視点と感性で新宿の街を映し出すのではないかと勝手に想像が膨らみます。海外の方々がこの映画を観た時、どの様な反応があるのかとても興味深いです。内田英治監督ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭での上映ありがとうございます。いわゆるファンタ映画への愛が強く、今回の上映はとても嬉しいです。本作は、なんでもありのごった煮映画を片山監督と撮りました。海外のお客さんの反応が楽しみです!片山慎三監督ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で選ばれ光栄に思います。この映画がどう受け止められるのか楽しみでなりません。気軽に観ていただけると幸いです。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は2023年、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 2023年テアトル新宿ほか全国にて公開予定©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2022年08月26日2019年、41年ぶりに歌手活動を再開した伊藤 蘭が、全国7都市を回るライブハウスツアー『伊藤 蘭コンサート・ツアー2022 〜Touch this moment & surely Candies!〜』の初日を、横浜のKT Zepp Yokohamaにて開催した。ソロシンガーとしてはもちろん、キャンディーズ時代にも経験のない全国規模のライブハウス公演。会場を埋め尽くした満員1200人の観客が待ち構える中、アメリカのダウンタウンの街並みを模したセットの中央にしつらえた扉に強いライトが当たると、黒のスタイリッシュなセットアップというクールないで立ちで伊藤が現れた。「この日をずっと待ちわびておりました!このステージに立てたことが、どんなに幸せなことかこの胸に染みています」とご挨拶。前半は、トータス松本が作詞・作曲した「あなたのみかた」やJR西日本「おとなび」のCM曲「ヴィブラシオン」など、ソロデビュー後に発表した2枚のアルバムのナンバーを披露。途中、ソファに座ってしっとりと歌ったり、カラフルでエアリーなロングスカートや、黒地に赤くきらめくスワロフスキーが施されたジャケットスタイルにチェンジしながら、変わらぬスタイルと歌声でファンを魅了する。観客席からもキャンディーズ時代の伊藤のイメージカラーであった赤色のペンライトが振られ、会場は早くも熱い熱気に包まれた。今年上演された舞台『みんな我が子』に出演したことを報告しつつ、セリフの自主練で「どうしても大きな声が出ちゃうんです。すると『はい~?呼びましたか?』って刑事さんみたいな人が顔を出したりするのでやりにくい」とプライベートをちらりとのぞかせるエピソードを披露して会場を笑いに包んだ。セカンドアルバム『Beside you』の中でもロックテイストの強い「ICE ON FIRE」をハードに歌い終え袖に下がると、キャンディーズ時代のライブの定番曲だった応援歌「SUPER CANDIES」が演奏され、中盤からはいよいよキャンディーズ・ゾーンに突入。これまで中央で光っていた「Ran」の文字に代わり、ステージ右上に配された「Candies」の文字が点滅し出すと、シルバーのシャイニーなワンピースに着替えた伊藤が再登場。「その気にさせないで」「哀愁のシンフォニー」などおなじみのヒット曲を立て続けに披露。「愛すべきキャンディーズの歌で、後半戦盛り上がってまいりましょう!」と元気いっぱいに当時の振り付けのまま、甘くやわらかな歌声で往年のファンを歓喜させた。ソロのナンバーも、キャンディーズのヒット曲も、今回のセットリストはアクティブに攻めたナンバーが多い。ライブハウスという会場を意識してか、伊藤の動きもアグレッシブだ。「マダムになった、当時の女の子いかがでしょうか?当時、ピンクのハッピを着た『チアガールズ』という女の子の応援団が、男子に交じって頑張ってくれて嬉しかったのを思い出します」と、キャンディーズ時代のレアなエピソードを語ってくれた。そして、年内で歌手活動を引退する吉田拓郎にも触れ「拓郎さんのような個性的で存在感のあるミュージシャンに曲を提供していただき、キャンディーズの世界も幅が広がったと思います。拓郎さんに敬意と感謝を込めて歌います」と語り、拓郎作曲の「やさしい悪魔」をスタンドマイクで歌った。「年下の男の子」「春一番」では観客も一緒になって、お馴染みの振り付けで応える。そして、キャンディーズのナンバーを今、歌うことについて「この時間は1人じゃないんだと確認できる最高の瞬間」と語り「ミキさんとスーさん、2人の存在を感じながら、皆さんと時間を共有できる喜び、私1人では足りないところもありますが、皆さんの温かい気持ちで埋めていただいています」と、ともに青春を歩み、長く彼女を支持するファンへの感謝の気持ちを伝えてくれた。アンコールではスタイリッシュな紫色のワンピースに着替えて登場。この日のために用意した新曲「美しき日々」はいしわたり淳治の作詞、多保孝一の作曲による、8ビートのロック色が強いポジティブなナンバーだ。いくつになっても、今日より明日と自分を好きになっていかなくては、という気持ちを込めた同曲に象徴されるように、今年の伊藤 蘭のステージは、とにかくアクティブでカッコいい。全23曲を歌い終え「楽しかったです!ありがとう」の挨拶とともに、無事にツアー初日を終えた。同ツアーは7都市8公演を回り、11月19日、東京ドームシティホールで最終日を迎える。<ツアー情報>『伊藤 蘭コンサート・ツアー2022 〜Touch this moment & surely Candies!〜』※終了分は割愛『伊藤 蘭コンサート・ツアー2022 〜Touch this moment & surely Candies!〜』ビジュアル【出演】伊藤 蘭■バンド佐藤 準(音楽監督・Keyboards)是永巧一(Guitar)笹井BJ克彦(Bass)そうる透(Drums)竹野昌邦(Sax)渡部沙智子(Chorus)高柳千野(Chorus)※都合によりバンドメンバーが変更になる場合がございます。9月2日・3日大阪公演ではChorus・渡部沙智子に代わり、鈴木佐江子が出演予定です。【日程】■名古屋公演(SOLD OUT)8月27日(土) Zepp Nagoya開場 16:45 / 開演 17:30■大阪公演9月2日(金) Zepp Namba開場 18:15 / 開演 19:009月3日(土) Zepp Namba開場 13:45 / 開演 14:30お問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~16:00 ※日祝除く)■仙台公演9月10日(土) 仙台PIT開場 17:00 / 開演 17:30お問合せ:ジー・アイ・ピー0570-01-9999(24時間自動音声案内)■札幌公演9月17日(土) Zepp Sapporo開場 17:00 / 開演 17:30お問合せ:WESSinfo@wess.co.jp(mailto:info@wess.co.jp)■東京公演(SOLD OUT)10月2日(日) Zepp DiverCity(TOKYO)開場 16:30 / 開演 17:30■福岡公演10月9日(日) Zepp Fukuoka開場 16:45 / 開演 17:30お問合せ:キョードー西日本0570-09-2424(月~土11:00~17:00)■東京追加公演11月19日(土) TOKYO DOME CITY HALL開場 16:15 / 開演 17:00お問合せ:ディスクガレージ050-5533-0888(平日12:00~15:00)【チケット料金】指定席:9,900円U-25シート(25才以下対象):6,600円(当日要身分証)※全て税込※未就学児入場不可※U-25シートは25才以下対象のお席となり、一般発売からの販売となります。公演当日「お名前・生年月日が確認できる身分証」をお一人様ずつご提示ください。■8月20日(土) 横浜公演〜10月9日(日)福岡公演発売中■11月19日(土) 東京追加公演一般発売:9月3日(土)チケットはこちら:ツアーオフィシャルサイト:<リリース情報>『伊藤 蘭コンサート・ツアー 2021 ~Beside you & fun fun Candies!~ 野音Special!』発売中otonano伊藤 蘭スペシャルページ:伊藤 蘭オフィシャルサイト:
2022年08月23日2022年8月9日、俳優の伊藤英明さんがInstagramを更新。2枚のギャップある写真を投稿し、反響を呼んでいます。伊藤英明の変顔に「小島よしお!?」伊藤さんが投稿したのは、端正な顔立ちが際立つ凛々しい写真と、変顔をしたおちゃめなものの2枚。特にファンの反響を呼んだのは、2枚目の変顔の写真でした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Hideaki Ito / 伊藤英明(@thehideakiito)がシェアした投稿 1枚目が凛々しい顔なだけに、より一層2枚目の変顔の写真とのギャップが際立ちます。また、2枚目の伊藤さんの変貌ぶりに、お笑いタレントの小島よしおさんに似ていると指摘するコメントも寄せられました。・笑いすぎて寝られません!・2枚目の写真、小島よしおさんかと思いました。・どちらも最高にイケメンです。ドラマやバラエティ番組で見る伊藤さんとは違う、新たな一面にファンも驚いた様子。シリアスな役柄からコメディまでこなす伊藤さんが見せる変幻自在な表情に、改めて夢中になった人も多いのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年08月10日8月19日より公開される映画『サバカン SABAKAN』。このたび本作をひと足先に鑑賞した各界の著名人29人がコメントを寄せた。本作は、1980年代の夏の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでる2人の少年のひと夏を描く物語。演技初挑戦の番家一路を主演に、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、そして草なぎ剛が出演する。撮影は、2021年8月から9月にかけて、長崎県を中心に行われた。このたび、タレント、俳優、芸人、歌手など様々な分野で活躍する著名人29人より一足先に映画を見た感想、絶賛のコメントが到着した。小さな冒険を通じて育まれる、少年たちの友情を描く本作。今回到着したコメントでは「自分の子供時代を思い出し、懐かしい気持ちになった」「少年たちの友情に目頭が熱くなった」など熱量の高いコメントを寄せている。○■尾木ママ(教育評論家)これは驚異だ。思春期入口の揺れる少年の心をこんなにもリアルに描いた作品は類を見ない。冒険の夏、ゴツゴツとした大人の愛に包まれ、青年へと脱皮していく姿は、見る者の心を熱くする。○■キャイ~ン ウド鈴木(お笑い芸人)子供の頃、思いきり叫んだ時の気持ちよさを思い出しました。主人公の無我夢中で生きている夏の日々は、私の夏と重なって、胸が躍り、熱く震えました。この作品を観て、きっと思い出す、夏と人と味があります。○■キャイ~ン 天野ひろゆき(お笑い芸人)この映画を見るまで忘れてたことがある夏は子供を少しだけ大人にしてくれるいくつもの夏を越えて人は大人になっていくのだ○■綾戸智恵(ジャズシンガー)ハリウッド超大作とかでもなく、特別なストーリーでもなく、まさか泣かされるとは。気骨のある竹とすぐ諦める文学少年久。そんな二人が、【ともだち】という今まで私がもっていた言葉のイメージを変えてしまった、いや超えた。コロナ禍から当たり前に出来たことが難しくなりこの作品は、青春映画におわら無くなったか。ここにいる大人達は子どもとこんな風に共存してきたんだ。クスッと笑わせたらオイオイと泣かせる映画、久しぶりに見た。皆さん、またねー○■斎藤工(俳優・映画監督)いやちょっと待ってよこれ金沢知樹の物語じゃないですか全ての描写に金沢さんが過ごした時間、見てきた景観が宿っているご両親に捧げる全身全霊のラブレターしっかりと届いていると思います唯一無二の映画ありがとうございました○■マカロニえんぴつ Gt.Vo はっとり(ミュージシャン)こんな少年時代が僕にもあった。たしかにあった。せっかく忘れていたのに、勘弁してほしい。○■桜沢エリカ(漫画家)長崎の美しい景色のなかで繰りひろげられる、こどもたちのひと夏の冒険、友情、初恋、そしてそれを見守る家族の愛情。全部詰まった映画です。昭和世代の私たちには通り過ぎてきた時間で、郷愁もひときわですが、若い世代も自分たちの物語として楽しめるはずです!○■乃南アサ(作家)「またね!」「またね!」「またねー!」と、互いの声が聞こえなくなるまで声を上げ続けた日が、私にもあったことを思い出した。あの子は今ごろどうしているだろう。○■斉藤由貴(女優・歌手)一言で言うと人生は切なく、その切なさは懐かしい日常の風景から醸されて来るものが多い気がする。白い炊き立てご飯は、永遠に飽きない。その感じに似ているな、とこの映画を観て思いました。○■北斗晶(タレント)夏休みの思い出蝉の声、蚊の飛ぶ羽の音、風鈴、ラジオ体操の音楽、大きなスイカの味、夏の畑の匂い、秘密基地に隠した宝物『サバカン』を観ながら少女時代に嗅いだ匂いさえも思い起こさせてくれました。私にも【またね】と約束した友がいました。子供達にとって【またね】は、明日に繋がる未来行きの切符みたいな言葉だったんだと。。。未来があるから言える言葉が【またね】なんだと改めて知ることが出来ました。私の人生もまだ旅の途中!【またね】と約束した友と私達の夏休みを語れる日が来ますように。幼い私と今の私。冒険した私と心配する母の私。色々な自分で観られる映画です。きっと映画を観たら【またね】と約束したあの人を思い出すはずです。○■藤本美貴(タレント)夏休みはこどもに冒険をさせてくれて、みずみずしく輝かせ、成長もさせてくれる素敵な時間。私もこどもの頃の甘くて苦い思い出と感覚がよみがえりました。今度はこどもと一緒に楽しみたいです!○■渡辺美奈代(歌手・タレント)ノスタルジーを感じる80年代の長崎が舞台。純粋でまっすぐな子供たちと、そっと見守る家族の愛に心を打たれました。笑いも、涙もあり、あっという間の90分。美しい景色と愛に包まれ、見終わった後には心が優しくなる、そんな映画でした。○■小西真奈美(女優)“またね。”その言葉がものすごく深い意味を持って心に刻み込まれる。『あの時』は2度と巡ってこないから、だからこそ、これからも一生懸命生きたい。そう思わせてくれる、素晴らしい作品でした。○■神田愛花(フリーアナウンサー)いつの日からか胸の奥底に仕舞い込んでいた感情が、蘇り、涙になって溢れてきました。大人になったって、思いっきり人を好きになり思いっきり感情を露わにして、毎日を一生懸命生きていたい!と強く思った時間でした。○■YOU(タレント)友達 近所のおじさん 大きく怖かったお兄さん 綺麗なお姉さん 冒険 またね・・・・・・うたた寝してみた 幼い頃の夢。今よりずっと 鮮やかだった。○■伊藤沙莉(俳優)知らない時代、知らない土地の話。なのにどうしてこんなにも懐かしいのか。こんなにも温かいのか。こんなに胸を締め付けられたのはいつぶりだろうか。ゆっくりじんわりほどけてゆく何かにいつのまにか涙腺を緩めていました。なんとも言えない家族の心地よさ。通り過ぎていくようで大切な、必要な出会いと経験。戻りたくなるあの頃の、冒険から始まる友情の物語。○■原田泰造(タレント)子供の頃の1日はとても長く色々な事に衝撃をうけた。永遠に続くと思った日々が蘇り優しい気持ちになれる素敵な作品。サバカンを食べたくなった!○■堀内健 (タレント)すぐに物語に引き込まれて後半は登場人物の言葉と表情が突き刺さってきます。あったかくて、泣きました。絶対見て下さい。作品に出てくる長崎の絶景の駅のプラットホームに行ってみたい…○■片桐仁(俳優)ガチャガチャで「バッファローマンが出ますように」というセリフに、世代がドンピシャなことに気づき、感情移入しまくりでした!大人になっても、少年時代の友情は普遍!思い出し泣きしちゃう!!○■田中麗奈(俳優)友達になるまでのソワソワ感、そして友達になれた!と思った時の高揚感。叱られながらも愛情たっぷりの大人に見守られながら、伸び伸びと過ごしたあの頃の夏休みは、宝物の様な時間だったんだと気が付きました。○■KREVA(HIPHOP アーティスト)にやっと笑えてほろっと来そうになるじわっと染みるストーリー。映画館で観たらまたさらに心に響くだろうなと思いました。○■青木さやか(タレント)泣いた 何度も泣いた何十年もかけてせっせと着込んだ鎧が、剥がされていきましたそうだわたしは、ともだちが好きだった故郷が、好きだった夏の冒険が、好きだった娘に観てほしい!友達との楽しい時間はこんなにキラキラとした、人生の宝ものだよ○■白石和彌(映画監督)少年たちのひと夏の出来事に胸を打たれた。同じ時間を過ごせたスタッフが心底羨ましいと思った。この夏必見の映画です。絶対に映画館で見て欲しい。○■やまだひさし(ラジオDJ)苦くて、しょっぱくて、胸が痛くて。甘酸っぱくて、やさしくて。忘れられなくて。こんなカンヅメ初めて食べた。最高に美味しかった。一緒になって思いを馳せた。あいつ、どうしてるかなぁ。逢いたいな。○■倉田真由美(漫画家)心の最奥にしまって忘れていた友だちに会えた。私の、大事だった友だちに。○■まーちゃん・おーちゃん(HIMAWARI ちゃんねる/動画クリエイター)久田くんの家族が面白かったです。最初は友達じゃなかったのに、冒険して仲良くなるところが素敵だと思いました。サバカン寿司が美味しそうで、見ていて食べたくなりました。○■海原やすよ(漫才師)昔の懐かしさを感じる映画。自分達にもあった子供の頃の記憶と思い出が自然とリンクしてきました。何かを思い出させてくれる映画でした。親からの思い、お子さんからの思い...ご家族で色々な視点から見れるストーリーです。○■海原ともこ(漫才師)懐かしくて温かくて切なくて、ほっこりする映画でした。自分たちの子どもの頃を思い出して「こんな気持ちになったなぁー」と思う部分もありました。子どもの頃にお友達と経験した事で少しずつ強くなったり、お友達が自分の知らないことを知ってるとすごい頼もしく大人に見えたりもして、、、そんな、いろんな気持ちを思い出した映画でした。大人とは違う成長のスピード、純粋な気持ち、人との関わり方、自分の気持ちや思いを上手く言葉にして伝えれない子どもの頃。「またね。」って言葉がジーンとしました。○■斉藤和義(ミュージシャン)子役2人が特に素晴らしい。長崎が美しい。大人も捨てたもんじゃない。恥ずかしながら、3回ウルっとしてしまいました。
2022年08月08日伊藤沙莉が主演する映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の公開が決定。竹野内豊、北村有起哉、宇野祥平らが共演し、主題歌は「Da-iCE」の「ハイボールブギ」になることも明らかになった。新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女マリコ。日々、バーテンとして常連の相手をしているが、実はもう一つの顔を持っていた。それは探偵稼業だ。ある日、とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうけ、恋人の自称忍者MASAYAの協力のもと、宇宙人に迫るのだが――。『ミッドナイトスワン』の内田英治監督と『さがす』の片山慎三監督がタッグを組む本作は、歌舞伎町を舞台に、ブラックユーモア溢れる過激で少しだけアダルトな物語。6つのストーリーを2人で分業し、1本の映画として創り上げていくというコラボレーションスタイルの意欲作となっている。伊藤沙莉が演じるのは、「カールモール」のバーテンダー兼探偵・マリコ。竹野内豊がマリコの彼氏で、自称・伊賀麻績新陰服部流を継承した忍者MASAYA、北村有起哉が常連客の落ちぶれヤクザで、現在はラブホテルの清掃員をする戸塚六平、宇野祥平が宇宙人を連れて追手から逃亡している科学者・天本秀樹、久保史緒里(乃木坂46)が常連客で売れないホストに熱を上げるキャバ嬢・絢香、松浦祐也がキャバ嬢を追い掛け回す歌舞伎町のシリアルキラー・南部、高野洸が一攫千金を夢見る歌舞伎町の売れないホスト・星矢を演じる。<コメント>・伊藤沙莉マイダディ内田英治監督との久々のお仕事ということでとにかく楽しみでした。そして全裸監督でお世話になりつつもずっと監督としてご一緒させて頂きたかった片山慎三監督も加わり台本が来る前から撮影が待ち遠しい気持ちでいっぱいでした。お二人が共に手掛ける作品はどんなものになるんだろうとワクワクしていましたが台本を頂いて私の中ではとても新しい構成でしたし初めての世界観に緊張すら覚えましたがそこにとても面白みを感じました。撮影自体は日数が少なかったこともありあっという間すぎて終わってしまった時正直もっとやっていたいと思いました。でもそれぞれの監督のそれぞれの魅力を改めて知り、感じる事ができた日々でした。マリコを軸に置きつつなかなか色濃いキャスト様たちが織りなすなかなか色濃い群像劇なのでポップコーン片手に楽しく観ていただけたら嬉しいです!・竹野内豊今後の日本映画界で個性的な活躍が更に期待される監督2人のオリジナル作、それを聞いただけでわくわくしました。多種多様で独特な文化が入り交ざる新宿の街を舞台に、主演の伊藤沙莉さんと個性豊かな役者達が、六つに分かれたオムニバスの中で奇想天外な人間模様を映し出します。所々で描写が交差して行く脚本は面白かったです。夜の撮影は、身体の芯まで冷えて皆さん大変だったと思いますが、アットホームな現場で楽しい時間を過ごす事が出来ました。私自身も完成が楽しみです。・北村有起哉いま勢いのある同世代監督とようやくご一緒できてとても嬉しかったです。よくこんな場所探してきたなぁ、と感心するくらい一つ一つのロケシーンにこだわりを強く感じて、完成したこの映画がどんなディープで猥雑な世界観に仕上がっているのかとっても楽しみにしております。・宇野祥平あまり出会う事のできない脚本で面白かったです。しかも監督は内田英治さんと片山慎三さんのお二人で、主演の伊藤沙莉さんはじめ、スタッフ、キャストの皆さんと共に、愛すべき、ちょっと変な映画に参加出来て大変嬉しく思いました。・久保史緒里新宿の地で、夢を見て、愛を覚え、人の温かさを知り、そして全てを現実に奪われ。ただ生きるってこんなにも難しいんだと感じながらの撮影は、本当に貴重な経験でした。新宿って本当に色んな人がいて、すれ違う全員にそれぞれの人生があって、それを覗き見するかのように台本を読み進めていく時間が、恐ろしくもありながら、非常に楽しかったです。素直にいい子で生きることが全てじゃないと、新宿の地に教えてもらえた気がします。是非劇場に足をお運びいただけたら嬉しいです。・松浦祐也『探偵マリコ』はアカデミー賞監督の内田さんと、ブッチギリで勢いのある片山さんが共同監督という、なんとも豪華な組み合わせの映画となりました。つまり、みんなが好きなカレーにティラミスを混ぜちゃった的な映画な訳です。いいですよね!みんなが好きなモンをイッショクタにしちまえって発想が。更に伊藤沙莉さん、竹野内豊さん、北村有起哉さん、宇野祥平さんはじめ、素晴らしい俳優やスタッフが集結しました。さあ、みなさま、お腹を空かせてご賞味くださいませ!・高野洸僕としては久しぶりの映画作品ということでワクワクしていました。そして脚本を読んだ時、さらに昂りました。ちっちゃい頃から宇宙人に興味があったので惹かれていき、歌舞伎町で起きているというのがどこかリアルに感じてしまい、堪らなく好きでした。公開が楽しみです。・内田英治監督片山監督とコラボしました。やりたいことを自由に、ごった煮させた映画です。撮影していて楽しかったし、出来上がりもちょっと変な作品となりました。みなさん、お楽しみに。・片山慎三監督ある日内田監督から連絡が来た。一緒に短編をやらないか?というもので複数の監督で物語をリレー方式でやりたいと。面白そうだなと思い、短編ということもあり軽い気持ちで快諾させていただいた。色々話していると面白いアイデアが出てきて、結局、内田監督と2人でのバトンのつなぎあいになって、尺も長編になったけど、笑える、いい意味でバカバカしい、現代に必要な要素が盛りだくさんの映画が出来上がったと思ってます。忍者、FBI、宇宙人、マジックミラー号、出てきます。皆さん是非お楽しみください!『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は2023年、テアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 2023年テアトル新宿ほか全国にて公開予定©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2022年08月05日舞台『世界は笑う』は、昭和30年代初頭の混沌とした時代に生きる喜劇人たちと、彼らを取り巻く人々との群像劇。これまでもさまざまな形で喜劇や喜劇人に焦点を当ててきたケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)さんが描く今作に、伊藤沙莉さんが参加する。KERAさんの笑いの間を知って、自分の新たな世界が切り拓かれたら。「KERAさんの作品は、わかりやすいコメディというわけじゃないのに、すごく笑った記憶だけがあるんですよね。何がと言われるとうまく説明できないけれど、コメディでもシリアスでも、会話の言葉とかテンポとか…間で何かを語るところが結構あって、その独特の世界観がすごく面白い。1回じゃ味わい尽くせない何かがあって、どんなに追いかけても追いつかない感じが、いつか中毒性に変わっていく。その不思議な世界に迷い込む感覚が、とても気持ちいいんですよね」今回、伊藤さん、瀬戸康史さん、千葉雄大さん、勝地涼さんらリアルな昭和を知らない俳優陣に向け、KERAさんによる当時の時代性や喜劇を学ぶワークショップも催された。「基本的にほぼ座学で、昔のアチャラカとか寅さん、それに藤山寛美さんの映像などを見ながら、KERAさんが『ここの間が…』とか、副音声のように解説してくださる。なんて贅沢な時間なんだと思いましたし、KERAさんの笑いに対する底なしの探究心や好奇心も感じました」そこで触れた半世紀以上前の笑いは、「一周回って新しかった」そう。「いわばコテコテの、わかって予測できる流れにある笑いにもかかわらず、それを超えて笑わせられるってすごいこと。新しい笑いが次々生まれている中で、じつはコテコテこそ一番難しいかもしれない。笑いの初級でありながら、追究し始めたら一番難解な場所なんじゃないかって」とはいえ、伊藤さんといえばドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のナレーションなど、絶妙なセリフの間でクスッと笑いをもたらす俳優だ。「笑いって、悲劇以上に人によって差があると思うんです。たとえば私がベストだと思う間はKERAさんの世界観に合わないかもしれないですよね。今はそのことへの恐怖や緊張もあるけれど、KERAさんの間を知って、自分の新たな世界が切り拓かれるのがすごく楽しみです」舞台出演は約1年ぶり。「お芝居という意味では映像と何ら変わらず好きで楽しいけれど、まだ演出をつけてもらわないと舞台上で自由に動けない難しさは感じています。それをKERAさんに相談させてもらったら、『動きたいと思ったときに動くのが正解で、そこから始めると意外とスムーズかもしれない』と言ってくださって、すごくホッとしたんですよね」子役から積み上げたキャリアゆえか、肝が据わっているように見えるけれど、意外にも心配性?「心配性です。でも緊張していると、稽古場でKERAさんの言葉にほぐされる…の繰り返し。まるでお芝居の筋トレをしている気持ちです」COCOON PRODUCTION 2022+ CUBE 25th PRESENTS, 2022『世界は笑う』戦後から10年強が経ち、世相の変化と自身の衰え、若手の台頭に、不安を抱えるベテラン喜劇俳優たち。一方、新しい笑いを求める若手コメディアンたちも、ままならない思いを抱え…。8月7日(日)~8月28日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/瀬戸康史、千葉雄大、勝地涼、伊藤沙莉、大倉孝二、緒川たまき、山内圭哉、マギー、伊勢志摩、廣川三憲、神谷圭介、犬山イヌコ、温水洋一、山西惇、ラサール石井、銀粉蝶、松雪泰子S席1万1000円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamuraチケットセンター TEL:03・3477・9999(10:00~17:00)京都公演あり。いとう・さいり1994年5月4日生まれ、千葉県出身。ドラマ『拾われた男』(Disney+・NHK BSプレミアム)に出演中。8月20日に主演ドラマ『ももさんと7人のパパゲーノ』(NHK総合)が放送。ロングカーディガン¥41,800ワンピース¥66,000(共にHaat/イッセイ ミヤケ TEL:03・5454・1705)リング¥15,400(nanaguinfo@nanagu.co.jp)イヤーカフ¥6,600(torcjapan.torc@gmail.com)※『anan』2022年8月3日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・AIKOインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月31日池松壮亮と伊藤沙莉が共演したラブストーリー映画『ちょっと思い出しただけ』が、「第25回ファンタジア国際映画祭」カメラ・ルシダ部門の最高賞であるCamera Lucida AQCC Prizeを受賞したことが分かった。本作は、「クリープハイプ」のヴォーカル/ギター・尾崎世界観の楽曲に、監督・松居大悟がインスパイアを受け、製作されたオリジナルラブストーリー。「ファンタジア国際映画祭」は、カナダ・モントリオールで1996年から開催されている北米最大のジャンル映画祭で、約400作品が上映され、今年は8月3日まで開催中だ。今回本作が受賞したカメラ・ルシダ部門(Camera Lucida)とは、最も個性的で革新的な作品を紹介する部門となっており、AQCC Prizeはケベック批評家協会が評価した作品に贈られる賞。審査員たちからは「“完璧に計算された構成”と“日常的なものに意味を与えたその素晴らしさ”を評価し満場一致で受賞が決定した」と述べられた。同部門での最高賞は、日本映画として初となり、松居監督作としては初の海外映画祭での受賞となった。松居監督は「このような形をいただけて嬉しいです」と今回の受賞を喜び、「コロナ禍で奪われたものばかりを見るのではなく、暗くなるからこそ光を見つけやすくなる、と、当たり前の感情を抱きしめられるように作った映画です。今作はこれからも、早稲田、阿佐ヶ谷、京都、などでも出会えます。なにより映画館がんばってほしいです。今作じゃなくとも、ぜひ劇場へお越しください!」とコメントを寄せた。また、先日都内で行われた本作のBlu-ray&DVDリリースの上映イベントでは、吉報をいち早く聞いた主演の池松さんから「ファンタジアおめでとうございます」と祝福のメッセージが届けられていた。なお本作は、8月13日(土)より開催される「北京国際映画祭」内でも上映されることが決定している。『ちょっと思い出しただけ』Blu-ray&DVDは9月2日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと思い出しただけ 2022年2月11日より全国にて公開(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2022年07月29日●『ジュラシック・ワールド』参加に喜び「幸福なこと」9歳で芸能界デビューし、現在28歳にして芸歴20年目の女優・伊藤沙莉。確かな演技力でドラマや映画に引っ張りだこで、アニメ『映像研には手を出すな!』(NHK)などで声優としても高く評価されている。映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日公開)で実写映画の吹き替えに初挑戦した伊藤にインタビューし、大ファンだという同シリーズに参加した感想や、理想の女性像、女優業への思いなど話を聞いた。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した『ジュラシック・パーク』シリーズ、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。約30年にわたり恐竜と人類の闘いと絆という両極を描いてきた「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか、予想を超える答えが提示される。伊藤が吹き替えを担当したのは、主人公オーウェン(クリス・プラット)やクレア(ブライス・ダラス・ハワード)たちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクターのケイラ(ディワンダ・ワイズ)。家族全員が大好きだという同シリーズへの参加に、伊藤は「盛大なフィナーレに携われるって本当に幸福なことだなと感じています」と感激。「何より家族がとても喜んでくれてうれしかったです」と笑顔を見せる。喜びとともに、「歴史がありファンの方がとても多い作品なので私に務まるのか」という不安もあったという。「実写の吹き替えは、すでにお芝居をしている人がいて、それに日本語を合わせるので難しいと、役者の先輩方からも聞いていましたが、確かにそうで、自分だったらこういう状況でこういう声を出すけど、そうではない演じ方をされているときにどういう声を出せばいいんだろうとか、そういうところが難しかったです」普段の芝居を「引き算」と表現する伊藤。「もちろんコメディなど大げさにやることもありますが、基本的にいらないことはしないというのが自分の中にあります」と説明し、それに対し、オーバーに演じるアニメは「足し算」と表現する。そして実写吹き替えは「そのどちらでもない感じがした」と言い、「まずマッチしないといけない。それはアニメも同じですが、アニメ以上に人間がする複雑な表情に当てる声というのはなかなかピントが合わなくて、OKが出ても自分の中でしっくりこなくてもう1回やらせていただくこともあり、ピント調整が難しかったです」と語る。苦戦した分、「やりがいもとてもあり、勉強になりました」と充実した表情を見せ、「声の扱いが少しできるようになった感じはしたので、普段のお芝居にも生かせる部分はあるのではないかなと。例えば電話のシーンで声だけ流れるときに、想像を掻き立てる表現ができるようになったらいいなと思います」と、ほかの作品でも生かしていきたいと考えている。●兄・俊介のアドバイスのおかげでバラエティ収録が楽しく伊藤が演じたケイラは、元軍人パイロットで、現在は裏社会で雇われ貨物パイロットのエースとして活躍している人物。ケイラの魅力について、伊藤は「カッコいい女性というのはもちろんですが、良心にあふれている人だなと。結局ほっとけなくて助けてあげたり、自分が何もできなかったことがずっとひっかかっていて、それを払拭したり挽回したいと思って行動に至る人だと感じました」と紹介。自身も心にひっかかることがあったら払拭したいと思って行動に移すようにしているそうで、「そうしないと後悔する気がしていて。謝るべきことは謝るとか、小さいことですけど、そういう積み重ねで生きてきたつもりではあります」と話した。また、本作は「すごく愛を感じる作品」だと言い、「いろんな愛情が描かれていて、それがあると人は強いなと改めて思いました。大切な人を守りたいという気持ちはとんでもないパワーになる。そういう風に生きている人や行動できる人はかっこいいなって思います」としみじみと語る。そして、「私の原動力は確実に家族です」ときっぱり。「家族が喜ぶことがしたいという思いが強く、仕事を頑張れるのも、家族とおいしいものを食べたいとか、そういう小さいことが力になっているのかなと。母がちょっと自慢しているのもうれしいですね(笑)。CMを必死に録画しているのを見ても、頑張ろうって思います。CMはいつ流れるかわからないので、『あ!』って慌てて録画しています(笑)」とうれしそうに話した。兄であるお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が同じ芸能界にいるというのも心強いという。「私からしたらいきなり同じ業界になったので、最初は不思議な感覚でしたけど、すごく心強いですね。また、畑が違うのがいいなって思います」バラエティ出演について悩んでいたときに兄・俊介に相談し、アドバイスのおかげで楽しめるようになったというエピソードも語ってくれた。「芸人さんじゃないのに笑いをとらなきゃいけないと自分を追い詰めていた時期があり、1個バラエティ番組を収録しただけでどっと疲れて。反省と後悔しかなくてハッピーに帰ったことがなかったんですけど、兄に相談したら、『人間を見せる場所だと思えばいいよ』って。盛り上がらなくても、それはお前のせいじゃない。芸人さんとかがなんとかしてくれると思って、自由にやっていれば魅力的に映るからから大丈夫だよ』と言ってくれたのは大きかったです。そこからいい意味で頑張らなくなって、ただその場を楽しむようになって、収録がすごく楽しくなりました」●話題作に続々出演も不安な時期「瀬戸際な気がします」伊藤といえばハスキーボイスも魅力で、クレア役の吹き替えを務めた木村佳乃も「カッコよくてすごく素敵」と絶賛していた。自身はハスキーボイスにコンプレックスを感じていた時期もあったというが、「最近この声に興味が湧いてきました」とにっこり。「いきなり『キャー!』が言えるようになったんです。今まで『キャー!』が出なくて、台本に書いてあるとドキドキしていたんですけど、舞台で喉を痛めてしまったときに、何か変わったのか突然言えるようになって、面白いなと。だから、自分の声に興味を持ち始めています。声変わりしているみたいです(笑)」また、本作に参加したことで「自分の声ってまだ幼いな」と感じたことも告白。「おばちゃん声とかガラガラ声とか言われてきましたが、自分としてはまだ若いなと思ったんです。本国のケイラと比べているからだと思いますが」と言い、「なので、いずれは本当にカッコいい渋い声になったらいいなと。そして、頼れるおばちゃんとか、カッコいい役をやりたいです」と願望を口にした。理想の女性像を尋ねると「笑顔が似合う、そういう印象を持たれる人になりたい」と回答。「母から『常に笑っていなさい、楽しみなさい』と言われて育っていて、母もすごく笑う人なんです。なんか楽しそうだなって人はすごく魅力的だなって。なんでも笑い飛ばせる人ってカッコいいし、かわいいし、素敵だなと思います」と語った。数々の話題作に出演し、昨年エランドール賞新人賞やブルーリボン賞助演女優賞を受賞するなど実力も評価されている伊藤だが、自身の女優人生において今はどんな状況だと思うか尋ねると、「一番不安な時期かもしれません。ここでどっしり構えていられるか、瀬戸際な気がします」と意外な答えが返ってきた。「今はありがたいことにお仕事をいただけていますが、だからこそ緊張や不安は常に伴う状態に。これを伊藤沙莉にやってほしいと思っていただけるのは、うれしい半面、裏切っちゃいけないし、その期待を超えないといけない。ここを踏ん張ればもう少し安定する時期が来るような感じがしていて、今は踏ん張り時です」さらに、今後の活動について「まだ幅が広いとは言えないと思っていて、挑戦していない人格や職業などいっぱい役としてあるので、もっと隅から隅までやりたい。お芝居をもっともっと飽きるほどやりたいです!」と力強く語った。■伊藤沙莉1994年5月4日生まれ。千葉県出身。2003年にドラマでデビューし、数々のドラマや映画、舞台などで活躍。ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、ブルーリボン助演女優賞、エランドール賞新人賞など多数受賞。近年の出演作にNHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17)、Netflix『全裸監督』(19、21)、アニメ『映像研には手を出すな!』(20)、ドラマ『いいね!光源氏くん』(20、21)、『ミステリと言う勿れ』(22)、『拾われた男 Lost man Found』(Disney+・NHK BSプレミアムで配信&放送中)、映画『タイトル、拒絶』(20)、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21)、『ちょっと思い出しただけ』(22) 、『映画ざんねんないきもの事典』(声の出演/22)、『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(日本語吹替版/7月29日公開)、『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』(9月2日公開)など。8月7日より舞台『世界は笑う』に出演。主演ドラマ『ももさんと7人のパパゲーノ』(NHK)が8月20日放送。
2022年07月29日女優の伊藤沙莉が28日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日公開)の来日記者会見に登壇した。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した『ジュラシック・パーク』シリーズ、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。約30年にわたり恐竜と人類の闘いと絆という両極を描いてきた「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか、予想を超える答えが提示される。会見には、来日したブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督、日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介が出席。主演のクリス・プラットもリモート出演した。主人公オーウェン(クリス・プラット)やクレア(ブライス・ダラス・ハワード)たちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクターのケイラ(ディワンダ・ワイズ)の吹き替えを担当した伊藤は、「歴史ある作品。ここに立てていることが夢みたいで、頭が真っ白になっているんですけど、素敵な作品に関われて幸せです」と喜びをかみしめた。また、ディワンダに演じるのに苦労したシーンを質問すると、ディワンダは「全シーンです」と答え、「最初に撮影したのがクリスとの氷上でのアクションシーン。慣れていないし、滑るし、本当に大変だったんですけど、アックション慣れしているクリスや、素晴らしいトレボロウ監督が全力でサポートしてくださったので、安心して思い切って演じることができました。クリスは完璧に支えてくれて、私が転んでもガチッと受け止めてくれて、最高に感謝しています」と振り返った。ディワンダの話を聞き、伊藤は「氷上のシーンが大好きなので、そこが初めてのシーンだと思わず、普通にファンとして興奮しています」と感激していた。
2022年07月28日“変化”をテーマに、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて選出された監督陣の作品が上映される『MIRRORLIAR FILMS Season4』より、ポスタービジュアルが解禁された。この度解禁されたポスタービジュアルでは、水川あさみの監督デビュー作品『おとこのことを』での無精ひげを生やした窪田正孝の姿を確認することができる。人生につまずき、気力を失い引きこもり生活をしていたおとこ役を体当たりに演じたことがうかがえる。また齊藤工監督の『女優の憂鬱/COMPLY+-ANCE』は、映画『COMPLY+-ANCE』の地続きな世界観に新たに伊藤沙莉が起用され、どんな作品に仕上がっているのか期待が高まる。さらに俳優・ムロツヨシが監督を務めた『バイバイ』は、ランドセルを背負った小学生の絵コンテが採用されており、「まさかのアニメ映画?」と新たな発見が。またフリッツリオ、アイビー愛美が出演する池田エライザ監督の『Good night PHOENIX』のほか、新進気鋭のクリエイターとして頭角を現す福永壮志監督『シルマシ』、子役・佐原杏奈の煌めいた笑顔が光る、村上リ子監督の『THE NOTES』、選定クリエイター枠のGAZEBO監督『BEFORE/AFTER』、真壁勇樹監督が初めてメガホン取った『星ニ願イヲ』、映画を撮る若者たちの物語を描いた藤井道人監督の『名もなき一篇・東京モラトリアム』など、多彩な才能と演者たちが集結したビジュアルとなっている。「境界線(ボーダー)なんて幻想だ。」というキャッチコピーが物語るように、誰でも映画作りに挑戦できる時代にふさわしい、意欲プロジェクトだということも提示している。『MIRRORLIAR FILMS Season4』は9月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season4 2022年9月2日より全国にて公開
2022年07月26日現在、Disney+「スター」にて配信中のヒューマンドラマ「拾われた男」第3話より比嘉結役で登場した伊藤沙莉。この度、仲野太賀演じる主人公・諭との場面写真が到着した。振られた回数14回、そして告白すること14連敗という記録を持つ諭。学生時代に古橋さんに振られ、幼なじみ・野本(片山友希)にも振られ、アルバイト先の不思議キャラ・田畑(松本穂香)には、告白を保留にされている間に別の彼氏ができてしまう。そんな数々の失恋を重ねてきた諭がついに巡り合う運命の女性、それが伊藤さん演じる比嘉結。結は、杉浦(田辺桃子)がアルバイトを辞めてしまった後に入ってきた新人。先輩として指導をしつつ、雑談で盛り上がり、諭は次第に、結に対して不思議な感情を抱き始める。思い通りにいかない恋愛ばかり経験してきた諭は、一筋縄ではいかないような思わぬ展開もあったが、俳優業を目指す傍らの、波乱万丈な諭の恋の物語に目が離せない。そして第4話で無事結ばれた諭と結。2人を演じた仲野さんと伊藤さんは、本作で初共演となるが、「(共演前から)勝手に仲間意識を持っていて、遅かれ早かれいつか一緒になるだろうなとは思っていました。このタイミングでご一緒できてとても楽しかったですね」(仲野さん)、「特にお仕事したい方だったので、こうしてがっつりお芝居できて嬉しかったですね」(伊藤さん)と、お互いに共演前から意識し合っていたそう。そして仲野さんは「この長い撮影期間は体力的にも精神的にも本当にハードだったのですが、沙莉ちゃんがいてくれたから助けられて部分もたくさんあって、心の安定剤というか、そういう意味で相手役としてとても好きになれたし、素敵な女優さんだなと改めて思いました」と伊藤さんを絶賛。伊藤さんも「主演という立場もあると思いますが、(仲野さんの存在が)現場が円滑に進む最大の理由だったと思います。人として魅力的な方ですし、お芝居を共にするのもそうですし、見ていて勉強になる部分もたくさんありましたし、やっぱり『仲野太賀は素敵だな』と感じました」とお互いを高く評価。さらに、「こちらが思いつきで台本にないことやっても150%で返してくれて、掛け合いがとても楽しかったですね」と仲野さんが明かすように、撮影現場ではアドリブも多かったそう。伊藤さんが一番印象に残っているシーンは、2人の掛け合いのシーンだったそうで、「オーディションに落ち続けていた諭が、やっとある作品受かった時にふたりで抱き合うというシーンで、結と諭のシーンとしても、私と太賀さんの中でも、何か完全に通じ合った瞬間がありました。とても必要な瞬間で、何か自分たちがこうありたいというものが一致した感覚がありました。後に答え合わせをしたわけではないですが、勝手にそういう風に感じたので、よかったなと思いました」とふり返っている。そんな2人が作り出す夫婦の空気感と、アドリブいっぱいの中で生まれた掛け合いに注目だ。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて見放題独占配信中(全10話)。(cinemacafe.net)
2022年07月19日