保育士の中田馨さんが、実は困っている親がやりがちな生活習慣について教えてくれました。テレビなどの動画との付き合い方や離乳食で気をつけたい具体的なことについてご紹介します。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回お話しするのは、保育園児の生活習慣のうち、「テレビ」と「離乳食」について。つい家でやりがちなNGについてお伝えします。 長時間テレビなどを見せっぱなしにする保育園から帰ってからのママは大忙しです。私自身も働く母親なのでよくわかります。子どもが中高生になっても寝るまでの時間がバタバタです。これが手のかかる乳幼児だった場合、さらにママのすることは増えます。ですので、ごはんを作っている間に、子どもがテレビを見てくれていると助かりますよね。 ただし、長時間テレビを見せっぱなしにしたり、見ていないときにもテレビをつけっぱなしにするのはやめましょう。 コミュニケーションをせずに動画を見せている以前、「毎日見るくらい大好きな映画があるんです。休日は2本立てで見ました」と教えてくれたママがいました。その映画は大人も見るような映画です。2本立てだとすると1日4時間ずっと画面を見ていることになります。映画などの動画は一方的に情報が流れるものです。その時間は人と関わる経験をしていないということになります。 子どもの集中力で考えると、1回に見るのは20分程度がいいとされています。長い映画などを見る際は、できるだけ大人もコミュニケーションを取りながら見るように心がけましょう。 食事をすべて親が食べさせている私の保育園で働く保育士から聞いた話をします。以前勤めていた保育園に2歳前に入園してきた子がいました。その子はこれまで、自分で食べ物を食べてきた経験がほぼない状態で入園してきたそうです。食事はすべてママが食べさせてきたとのこと。 スプーンやフォークを使った経験がなく、どう使うかもわかっていないようでしたし、年齢に対して手の器用さがなかったそうです。まずは手づかみ食べからスタートしました。その後は、ぐんぐんと食べる能力を発揮していったそうです。 自分で食べる経験をさせていないこれは極端な例なのですが、子どもに食事を任せるとグチャグチャになりますので、離乳食時に自分で食べさせることを避けがちなママもいます。保育園で自分で食べる経験を積んでいきますので、それでいいと言えばそうなのかもしれません。しかし、家庭で家族と一緒に自分で食べるという経験を積むことは、この時期の子どもにとってはかけがえのないことです。 「家族で食べるって楽しいな! おいしいな! よし、もっとたくさん食べるぞ!」と食べる意欲につながっていきます。ママやパパが食べさせることもしつつ、土日など少し余裕がある日は、自分で食べる経験を増やしていきましょう。 もし、少し当てはまることがあったら、少しずつ普段の生活習慣の中に取り入れてみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月06日大人気マンガシリーズ、エトラちゃんは見た!さんの『元保育士の義弟に子守りを頼んだら…』を紹介します。最近、息子を出産したばかりの主人公。初めての育児はわからないことだらけでしたが、夫と協力しながら息子に接していました。そんな主人公には、困っていることがあって…。≪HPはこちら≫#1元保育士の義弟に子守りを頼んだら…出典:エトラちゃんは見た!感性を育ててほしい出典:エトラちゃんは見た!成長がうれしいけど…出典:エトラちゃんは見た!足を怪我している主人公出典:エトラちゃんは見た!公園へ行こうとしたとき…出典:エトラちゃんは見た!後ろから音が…出典:エトラちゃんは見た!猛スピードの自転車出典:エトラちゃんは見た!息子をかばって…出典:エトラちゃんは見た!怪我をした経緯出典:エトラちゃんは見た!次回予告出典:エトラちゃんは見た!息子の感性を育てようと、よく外に連れて行っていた主人公。しかしある日、息子を連れて公園へ行こうとしたときのことです。主人公は猛スピードで突っ込んできた自転車にひかれてしまい…。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年03月04日保育士の中田馨さんが、子どもの持ち物について教えてくれました。もうすぐ新年度も始まります。園で使用する子どもの持ち物についてしっかりと確認しておきましょう。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回は、保育園に持っていく持ち物についてのお話です。園で子どもが困ってしまうことのないよう、今回のお話を参考に持ち物の準備や確認をしていただければと思います。 名前の未記入持ち物1つ1つに名前を書くのは、本当に大変。入園に向けての時は、新しい生活への期待もあって割と楽しく書けるのですが、日常になるとそうはいきません。乳児さんは、紙オムツに1枚1枚名前を書かなければいけない保育園もありますので、名前書きは大変な作業です。 保育園で様子を見ていると、入園して間もないころは、ほぼ100%の持ち物に名前が書かれていますが、だんだんと未記入の持ち物が増えてきます。毎日忙しい中ですので、うっかり忘れてしまうことはもちろんあることでしょう。特に、新しく買い替えた持ち物に名前を書き忘れることが多いので新調したときは「買って名前書きをする」を1つの流れにしていただけたら助かります。 例えば、私の場合、あらかじめシールなどにまとめて名前を書いておき「新たに買ったら貼るだけ」にしておきました。 衣服のサイズ服のサイズが大きかったり小さすぎたりも、困ることの一つです。例えば、ズボンが長すぎると、裾を踏んで転ぶ原因になることが。また袖が長すぎると、手先を使う遊びがしにくかったり砂遊びをするときに袖口がすぐに汚れます。保育士はその都度、折り返すなどして活動しやすいように工夫をしていますが、またすぐに裾が落ちてきたりするものです。 ズボンが小さすぎると、ぴちぴちで可動域が少なく、走ってコケることもあります。Tシャツが小さければおなかがすぐに出てしまいます。また、ズボンのゴムが緩んでいたらちょっと歩くだけですぐにズレてしまいます。靴が大きすぎても小さすぎても歩きにくいです。目まぐるしく成長している子どもたちです。服のサイズは定期的に見直していきましょう。 自分で着られない、脱げない身の回りの簡単なことを自分でできるようになってくると、段階を経ながら少しずつ衣服の着脱を子どもたち自身がし始めます。保育士はそばで見守りながら、できるだけ子ども自身に頑張ってもらい、難しいところだけさりげなくサポートしています。 しかし、例えば子どもが自分だけでは着ることができなかったり、脱げない服だったら、保育士がほぼすべてをサポートしなければいけなくなってしまいます。例えば、ボタンの小さいネルシャツ。サイズの小さなピチピチのズボンやTシャツ、ハイソックスなどなど。一生懸命脱ごうとしているのに、服の幅が小さくて腕を出すことができずに「ぬげない!!」と困っている子どもは実は多いものです。 服のサイズさえ合っていれば自分でできるはずなのに、できなかったら自分で着替える意欲の減退にもなりかねません。子どもの自立に向けても大切なことですので、保育園に持っていく(着せていく)服が着やすい、脱ぎやすい服かどうかの見直しをしてみてください。 誤嚥の恐れのあるもの保育園は、複数の異年齢児が一緒に過ごす場です。その中には、触ったものを口に入れる乳児もいます。ですので、保育室の中には、誤嚥の恐れのあるものは置かない。置いたとしても保育士がきちんと管理するようにしています。 ただ、家庭から持ち込まれたものは管理できない場合があります。細い髪ゴム、バンドエイド、虫よけシールなどはよくある例。家にある小さなおもちゃがかばんの中に入っていることもあります。例えば、虫よけシールを背中に貼っておけば、自分の子どもは手が届きませんが他の子には手が届きます。子どもははがすことが大好きですので、見つけたらはがして「これは何だろう」と確かめるために口に入れるでしょう。 ほんの些細なことかもしれませんが、それが大きな事故につながることもあります。きっとほとんどの保育園で入園時の注意点として伝えられていると思うのですが、入園児は数多くの決まり事を伝えられますので、すべてを覚えることができないでしょう。ポイントは「誤嚥の恐れのあるものは保育園に持って(つけて)行かない」と言うことです。 ここで書かれたことは、保育士からその都度、伝えられていると思います。子どもたちが安全で快適に保育園で生活するためにも、意識していただけたらうれしいです! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月03日保育士の中田馨さんが教えてくれた、子どもにおすすめな休日の過ごし方ついて、マンガで紹介します。家族でリフレッシュしたい休日ですが、実は、子どもにとってのNG行動をしていることがあるそうです――。 こんにちは。保育士の中田馨です。保育園のおやすみの土日は、家族のコミュニケーションタイムですね。月曜日に満足した顔で登園する子どもたちの表情を見ていると、「楽しい週末だったんだろうな」とわかります。今回は、土日の過ごし方についてお話しします。 土日の生活リズムはどうすればいい?「土日の生活リズムが崩れるのですが、どうすればいいですか?」という質問を受けることがあります。月曜日からの保育園の生活の事を考えると、土日も保育園と同じような生活リズムで過ごすことが理想です。そう、理想なのですが、そんなことは私でもできません。土日の朝はゆっくり寝ていたいですし、朝と昼兼用のブランチのこともありますよね。なので、土日の生活リズムが平日と違うことをあまり気にする必要はありません。 では、どのようにするのが子どもにとって良いのかについてのお話をしましょう。 例えば、平日と生活リズムが違ったとしても、日曜日の夕食と就寝時間を平日と同じ、もしくはそれよりも少し早めにするのはどうでしょう? そうすることで、日曜日の夜にしっかりと休息でき、月曜日元気に登園できると思います。 土日になると昼寝しない…低年齢の幼児さんも、土日になると昼寝をしにくいようです。「昼寝をしませんでした。保育園で寝てくれるかな」という声は、月曜日によくある声です。理想は保育園と同じくらいの時間に昼寝をすることですが、パパやママ、きょうだいと遊べる土日ですので、子どもも「寝るなんて嫌だ!」と思っているのでしょう。なので、寝ないときは寝ないで大丈夫です。 月曜日に響くのは、日曜日の夕方に眠くなり18時~19時30分まで夕寝をして、24時に就寝。と言ったパターン。もし、18時に寝てしまったら10~20分程度で起こすようにしましょう。 夕方眠くならないためにも昼間に「みんなで少し横になろう」と入眠しなくても、家族みんなでゴロゴロする時間を取り入れて体を休息させてあげましょう。 遠出の場所選びは子どもの年齢に合わせて!土日に遠出する場所は、ぜひ、子どもの年齢に合わせてあげてください。以前私の保育所にいたお子さんが1歳になりたてのときでした。パパ、ママが海好きで、夏は月に2、3回、車で片道2~3時間ほどかかる海に出かけていたのです。そのお子さんは、海に行った次の月曜日に保育所で発熱し、その後2~3日休む。と言うパターンが続きました。遠い海に行き疲れること、陽に焼けることなど、さまざまな要因があっての発熱だと思います。 パパとママが好きな場所に遊びに行くことももちろん大切なことですが、まず第1に子どもにとって負担が少ない場所へのお出かけを検討してください。もし、遠出するなら土曜日にお出かけして、日曜日はおうちでのんびりできたらいいですね。 保育所でしている身の回りのできることは、おうちでも取り入れてみて!例えば、保育所では衣服の着脱が自分でできて、布パンツをはいている子。声をかければトイレで排せつができるとします。子どものできていることを、保育士から聞いているのであれば、できる限りおうちでも取り入れてもらえると助かります。 よくあるのが保育園では1日布パンツで過ごしているけど、土日は紙パンツをはいているというパターン。土日に紙パンツの中で排せつすることが当たり前だと、月曜日のおもらしの率が非常に多いのです。水曜日ごろにようやくトイレに行くリズムが整ってきて週末を迎え、再びおもらし。紙パンツのほうが手間がかからない。と言う気持ちはわかりますが、子どもがほぼできていることを親御さんにも自宅で見ていただき、できたうれしさを共感してもらいたいなと思います。 土日は親子のコミュニケーションタイム。月曜日からの生活のためにも土日でしっかり充電してきてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月29日保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。子どもの園での様子を把握したり、家庭での様子を伝えるためにも、先生と保護者とのコミュニケーションは大切ですよね。現役保育士の中田先生が日々心がけていることについてもお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。4月から保育園に入園予定の方は、準備などで忙しくなる時期かと思います。 今回は、先生と保護者のコミュニケーションのお話をしたいと思います。 小さなコミュニケーションの積み重ね:まずは「あいさつ」保育の研修で毎年必ずといっていいほど開催されるものの一つに「保護者対応」という題材の研修があります。子どものことが好きだけでは務まらないのが保育士の仕事。保護者とどれだけコミュニケーションがとれるか? が、日々の保育に活かされるのではないかと私は思っています。 私が一番大切にしていることは、日々の小さなコミュニケーションです。その中でも一番簡単にできることといえば、「元気にあいさつ」ですよね。 保護者と子どもが登園したときは、「おはようございます!」と元気に笑顔で迎え入れます。保護者が出勤するときは「いってらっしゃい」。保護者が帰宅したら「おかえりなさい」。保護者と子どもが帰宅するときは「さようなら」。この4つの言葉は、自分のテンションを普段よりもあげて言おう! と心がけています。こちらが笑顔になれば、保護者も自然と笑顔になってくれます。 ママたちから元気にあいさつをすることは、もしかするとハードルが高いかもしれませんが、朝先生を見かけたらママたちからもぜひあいさつをしてみてくださいね。あいさつから先生との会話が弾み、思わぬ我が子の嬉しいお話を聞くことができるかもしれませんよ。 小さなコミュニケーションの積み重ね:日々の子どもの変化を伝える私の保育所では、その日の子どもの様子をお帰りの時間と連絡帳で伝えるようにしています。子どもが帰る準備をしているときに、「今日は、かなり体をひねることができていました。もうすぐ寝返りができそうですね」や「今日はブロックで遊んでいたんですけどね。“これユニバーサル”って上手にブロックを組み合わせて、USJを作ってごっこ遊びをしたんです。ママとパパとお出かけしたUSJがとっても楽しかったのでしょうね」といった感じでお伝えしています。 子どもができたこと(できそうなこと)、楽しそうにしていたあそびなどを伝えるとパパやママはとっても喜んでくれます。同じように、保育士も子どもたちの日々の成長はとても嬉しいものなんです。ぜひ、保育士にお家でのお子さんの様子も伝えてみてください。 「お兄ちゃんのゴーグルをかけてお風呂で遊んでいるんです。少しだけ顔をつけられるんです」など、保育所では見ることができないエピソードを聞くと「へぇ! そんなことができるんですね。」と、私たち保育士も子どもの知らない一面を知ることができてうれしい気持ちになります。 保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションを取れるといいですね!著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月29日大人気マンガシリーズ、エトラちゃんは見た!さんの『保育園のママさんが同級生だった話』第14話を紹介します。ボスママからまともな親になるのは難しいと言われた同級生。過去のしがらみを捨てて同級生の子どもを守ろうとしていた主人公のことをボスママは見抜いていました。前回のあらすじ出典:エトラちゃんは見た!#14保育園のママさんが同級生だった話出典:エトラちゃんは見た!見抜いているボスママ出典:エトラちゃんは見た!返す言葉がない出典:エトラちゃんは見た!もう二度と…出典:エトラちゃんは見た!これ以上ない屈辱出典:エトラちゃんは見た!その場を去っていった出典:エトラちゃんは見た!同級生は…出典:エトラちゃんは見た!離婚の理由出典:エトラちゃんは見た!同情は禁物出典:エトラちゃんは見た!自業自得だから…出典:エトラちゃんは見た!次回予告出典:エトラちゃんは見た!ボスママは主人公が保育園に居づらくなることは保護者や子どもたちにとって損失だと話しました。主人公に二度と絡まないでと言われた同級生は子どもを放置したまま帰ってしまいます。ボスママから同級生の置かれた状況を聞いた主人公でしたが、自業自得なので哀れむべきではないと言われたのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年02月28日保育士として働きながら、2人の男の子を子育て中のArareさん。ある日、3歳の長男が40度以上の熱を出し、小児科に診てもらうと川崎病と診断されました。長男が入院することになったため、保育園を休ませてもらいたいと園長にお願いすると3日間しか休みがもらえず…。■息子が川崎病で入院することに Arareさんの長男が3歳のときのこと。ある日、突然40度以上の高熱を出し、小児科に診てもらうと…。すぐに大きな病院で診てもらうと、やはり川崎病の疑いがあるため、長男は即入院することに。病院からは、長期入院の可能性があること、また保護者の付き添いが24時間必要と言われたため、保育士として働いていたArareさんは職場の園長に電話し、休みのお願いをしました。すると最初は「いいよ!」と快く言われたのですが…夫も両親も働いている状況で、24時間付き添いが必要となるとどうしても休みが必要なのに、園長からまさかの言葉が。そして、まだ川崎病とは確定していなかった長男でしたが…長男の発熱はしばらく続いていました。すると長男の主治医から話があり、このまま熱が下がらないようなら、もう一度詳しい検査をしたいので、検査に立ち会ってほしいとのこと。ダメ元で相談してみてよかった、と思っていた矢先、時差勤務表を見ていた園長が…すると園長が…!■園長が休みを許可してくれない!結局、休みについてOKをもらえず、撃沈。するとそこに…園長も驚いたようで、その日はすぐに病院に行かせてもらえました。そして…しかし長男は2週間入院することが決まり、Arareさんはまた職場との板挟みに苦しむことになるのでした。こちらは、Arareさんの体験を元に、2020年8月14日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者からは体験談もまずはArareさんの置かれた状況に、共感する声が多く届きました。・私も15年目の保育士です。保育士あるあるです。特に正規職員や正規に近い臨時職員は、休むことをすごく拒まれます。自分の子どもより人の子どもを優先する正規の先輩方や主任の考えにはついていけない職員が多く。子どもを優先するために辞めたり、パートになったりする方が多いです。人手不足も大いにありますが、働きやすい環境かどうかと言われたら、子どもや保護者を支援する機関なのに、職員のことは後回しになってしまうのが現状のようです。・投稿者さんにすごく共感できるエピソードでした。病気や看病でどうしても休みが必要なことってありますよね。ましてや子どもを預かる施設の園長が、子育てに奮闘しているママの味方になれないなんて残念だなと思いながら読ませていただきました。もっと休みが必要なときに休みやすい世の中になってくれたらいいのに。・まさしく同じことがありました。職場と子どもの病気の板挟みを一人で抱えていました。周りが助けてくれるわけでもなく、女が働くってなんなんだろうと今でも思い出すと辛いです。自分は会社を辞めたのですが、この記事を読み、自分の選択は間違いではなかったと思いました。・かなり共感できる部分がありました。世の中は少子化だし、会社では人手不足なのでマタハラもすごいです。子育てをしながら仕事復帰しやすい世の中になってほしいです。・幼少期の入院はとにかく親の負担が大変です。私のときは育児休業中だったのでなんとかなったけれど、普通の勤務体制だったら、職場がどんなに理解を示してくれても厳しいかもしれません。この記事のママさんの勤務先も、無理解というわけではなさそうですが、人手が足りないのは事実だと思いますし、悩ましいですよね。あとは入院先を紹介してもらうときに、親が付きっきりでなくても大丈夫な病院をリクエストするくらいしか、打開策がわかりません。・保育士です。読んでいて悲しくなりました。痛いほど気持ちがわかる、わかりすぎます! 申し訳ない気持ちはあるけど、自分の子どもも心配。うちは幸い職員の人数が多く、快く休ませてもらえるので、本当にありがたいです。でも、若い頃に働いてた所は人数がギリギリだったから、自分に熱があっても休ませてもらえなかったです。・私も保育園で働いていました。育休が開けて出勤したものの、保育園生活1年目はとにかく具合が悪くなるんですよね…。鼻水が出たら、すぐに耳鼻科に行って薬をもらってと、治療してもダメなものはダメで、お母さん、耳垂れが出ているのでお迎えお願いします…なんて連絡が来たこともありました。幸い義父母が子ども好きで具合が悪いときは一週間くらいずっと見てくれてホントにありがたかった。子育ては誰かの手を借りないと厳しいなあと思いました。・このお母さんの気持ちはよく分かります。私はパートを休ませてもらいましたが、なかなか休めずにいるお母さんたちもいました。常に気が張って本当にしんどいですよね。・保育士をしていたので、気持ちはよくわかります!病気の我が子を親に預けて、他人の子をみる…。園長先生はこんな感じの人が多いです。保育士が減って子どもに何かあったら…と考えるんでしょうね。でも、保育士も人の親。 今の保育士の不足や、課題の多さ。一般企業等よりカツカツの人材。本当に問題山積みだと思います。読者のコメントを見ていると、保育士の現場ではあるあるのようですね。園長に対しては「考えが古い」など批判的な声が多数見られました。・園長先生の考えもわからなくもないが、園児同様、職員の子どもの気持ちをくめないのはいかがなものか。・私は仕事が看護師だから日勤は休み取りやすいです。お互い様ですよね。たしかに迷惑はかかるけど、それをどうにかするのが上司の仕事だし、大変なのを部下に言うべきでない。若い年代だけでなく、孫の出産や親の介護や夫の病気など誰にでも何がおこるかわからないんだから。・園長は頭が固く考えが古いなと思いました。私も子どもがいて仕事をしているので、仕事も大事なのはわかりますが…。こんな園長のもとで仕事をしなくてももっと良い職場はあると思います。これをきっかけに勇気を出して辞めて新しい職場を探してみては?と思いました。・私も保育士をしていますが、 園長次第でやはり対応が変わるなと思いました。主任や他の先生たちがいくら言っても、保育園や幼稚園は園長様様で、園長が絶対なところが多い気がします。今までの園は病気などへの対応は優しかったですが、これから就職先を探すときは、園長の雰囲気を重視するポイントになりますね。・ありえない…。同じ子どもを持つ親としても、子どもの保育に携わる人間としてありえない。自分のことしか考えていない上司。お気の毒にとしか言いようがないですね。・子どもを預ける身として、こんな園長がいる保育園なんかには絶対通わせたくないですね。自分の子どもまで雑に扱われそうで無理です。・保育園の園長なのに川崎病についての知識がないことに驚きました。確かに症状が軽いお子さんもいますけども。自分だったら保育士の仕事を辞めていたと思います。このお母さんは責任感が強い。・その園大丈夫ですか? 園長先生、確かに軽症の川崎病もありますが、ほとんどは入院必須ですし、自分の子がグロブリンなどをやっている時点で仕事よりも我が子をとりたかったですよね。この記事は本当に読んでいて悲しく、辛くなりました。子どもって親がいなかった時のことをよく覚えているので、病気のときは側にいて安心させてあげたいですよね。・お母さんの気持ちがよく分かって涙が止まりません。きっと仕事を辞めてでも子どもさんに付いてあげたかっただろうな。子どもにとって母親が側にいるっていうだけで安心感が全然違うと思います。だからこの園長の対応に腹が立って仕方ないです。自身も母親、そして幼稚園の園長ともある人がそんなこともわからないなんて。・怒りを覚えたのは川崎病に知識がなく、理解が全くなかった園長です! 園を仕切っているのなら、現在密かに流行り、増えている怖い病気の知識を、子どもはいつ何時に発病するかわらないので最低でも持っていてほしかったです。私には子どもは居ませんがもし自分の立場だったら…その場でブチ切れています。・幼稚園の園長、すなわち幼児教育に携わるプロでありながら、川崎病に対する知識がここまでないというのが信じられません。そして、自分やその周りの人が川崎病にかかったことがある読者からのコメントも目立ちました。・娘が1歳になったばかりのときに川崎病で入院しました。グロブリンの点滴で、一旦症状がおさまったものの、血液検査の結果がよくなく、結果的に再発を繰り返して一ヶ月半にわたり、4回入退院を繰り返して今に至ります。現在は落ち着いて定期通院のみですが、私が育休とはいえ、上の息子の面倒を見る人がおらず、本当に大変でした。・息子が一年前、1歳の時に川崎病にかかりました。とても心配で息子が死んじゃうんじゃないかと人生で一番辛い一週間でした。早期にかかりつけの病院で病名がわかったおかげで、すぐに治療してもらい熱は下がりましたが、小さな手に何本もの点滴や薬の管がしてあり、なんともかわいそうで。今は元気に生活していることだけで幸せだと思います。仕事を辞めてでもそばにいたいと思わないのかなと思いました。・同じ川崎病になった子どもの親として、すごく共感できました。下の子が生まれるときに仕事は辞めてしまっていたので、仕事を続けていたらどうなっていただろうかと考えました。・私も3才の時に川崎病になり、入院しました。たくさんの検査や注射、レントゲンを撮りました。母は今でも当時のことを苦しく思っているようですが、私自身は辛い苦しいことは記憶になく、同室の友だちができたこと、保育士さんや看護師さんが遊んでくれたり、優しくお世話したり、絵本を読んでもらったこと、夜、看護師さんに眠るまでうちわで仰いでもらったこと。家族や親戚が心配して看病してくれた温かさなど、良かったことしか覚えていません。川崎病のおかげで、後遺症の検診をし、そのおかげもあり、健康に気をつけて元気でいられることに感謝できる人生を歩んでこられています。家族に心配や負担をかけてしまいましたが、私にとってはむしろ感謝するくらいの経験でした。私の経験と考えで、筆者さまの気持ちが少しでも軽くなればうれしいです。・川崎病は友だちの子どももかかりました。本当に怖い病気です。子育てしていく中で知っておきたい病気のひとつだと思います。・当時年少の息子が2週間ほど川崎病で入院したことがあり、入院中の経過は共感だらけでした。私は専業主婦ですが、この方は職場に理解がない保育士さん。ただでさえ心身共に消耗させられる事態なのに、あの園長の発言。よくぞ乗り切った!ってねぎらって差しあげたい。うちも両家祖母の援助があって万全の態勢での入院でしたが、退院後半年くらい人間不信状態でしたから、退院したからって一筋縄ではいかないんだろうな。・川崎病は昔に比べてカテーテルでなんとかなることもあるけれど、本当に原因不明なことをみんなに知ってもらいたいです。自分自身、幼少期に川崎病になり 完治は一応したが、川崎病が原因だと思われる心臓の痛み(原因不明)などかあります。大人になってからそうした副作用みたいなものがあることも知ってもらいたいです。今回の漫画と読者のコメントを読んで、改めて川崎病はとても怖い病気だと思いました。毎年1万人以上の子どもがかかっていて、原因も解明されておらず、個人によって症状もさまざまなようです。病気への無理解が減ることを願わずにはいられません。園長との戦いはその後どういった展開になるのでしょうか。入院生活はまだまだ続きます。▼漫画「長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話」
2024年02月25日保育士として働いていたママ。周囲の反応に悩んでいたときのエピソードをご紹介いたします。 保育士だから…初めての出産や育児は分からないことだらけ。ただ、私は保育士として働いていたので、産院でも家庭でも親戚宅でも、「保育士だから子どものこと分かるよね」「保育士さんだから言わなくても大丈夫だね」と言われることが多く、なかなか周囲を頼れずにいました。また「保育士なのに」と新生児期のお世話や母乳育児のことなど何も分からない自分が情けなく、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 そんなとき、生後1カ月の健診で保健師さんが親身に話を聞いてくれ「保育士だからって、できないこと、分からないことあっていいじゃない!」「私は保健師だけど、自分の子どもが生まれたときなーんにもわからなくて、おむつ替えも沐浴も離乳食もたくさん失敗したわよ。抱っこも上手じゃなくてよく子ども泣いてたわ」と言われました。その言葉をもらった私は「保育士だけど」できないことがあってもいいんだと心が軽くなりました。 それから私は、分からないことは分からないと言えるようになり、できないなりに試行錯誤したり、夫と一緒に調べながら乗り越えたり……楽しみながら育児ができるようになりました。私もあの保健師さんのように、同じような状況のママがいたら、「大丈夫だよ」と勇気づけてあげられるような人になりたいなと思っています。 作画/miyuka 著者:大原凛私立保育園勤務の保育士。本屋さんとパン屋さんめぐりが趣味。
2024年02月23日保育士の中田馨さんが、子どもの支度や切り替えの際の声かけについてのNGや、おすすめの方法について教えてくれました。外出時の支度や、生活におけるさまざまな場面での切り替え。子どもがなかなか支度をしてくれなくてついつい怒ってしまう……というパパやママも多いのではないでしょうか? お悩みの方はぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。 子どもと生活していると、「この時間がホントに大変!」と思うのが、お出かけの支度や、生活の節目の切り替え時。子どもは、大人の思うようにはなかなか動いてくれません。特に長い休み明けは、余計に大変に思ってしまうかも! そんなときに、普段から使える子どもが動きやすくなる声かけのポイントをお話しします。 「早くして」は言わないように心がけよう!時間がないときに思わず言ってしまう言葉のNo. 1は「早くして」かもしれませんね。早くしなくてもよい場面でも、口癖のように「早くして」と言っているかもしれません。私の経験上、この「早くして」を言って「子どもが素早く準備ができた!」「子どもが機嫌よく出発できた!」ということはありません。 つまり、逆なんですね。大人が「早くして」と言うと、子どもは焦ります。焦るので早くしようとするのですがうまくいきません。うまくいかないのでまた「早くしてって言ってるでしょう!」と大人に言われるんです。どうしてこんなに詳しくわかるのかというと、私も自分の子に言っていたからなんです。 大人は新幹線、子どもは普通電車出かけるときは口癖のように「早くして」と言っていたある日の事。いつものように「早くして」と言うと、「僕なりに、早く準備をしている!!」と逆に息子から言われたんです。その時に「はっ!!」と気づきました。 私たち大人は人生経験が豊富にあります。要領よく準備することもできるんです。例えば、大人が新幹線の速さで準備ができるなら、子どもは普通電車のスピードなんです。息子にそれを言われたときから、私は「早くして」を言わないようにしました。あまりにも日常になっていた「早くして」ですから、言わないようにするには努力が必要でしたが、言わなくなるのが習慣になってきたら、私もイライラが少なくなってきたのです。 皆さんも、「早くして」という言葉を言わないようにしてみてください。では、何と言えばいいのか? それは次にお話しします。 子どもにも都合があることを知る私たち大人は、あまり気づいていないかも知れませんが、実は子どもにも「都合」があるんです。「今は、ブロックで遊んでるねん」「絵本が面白いねん」という、大切な都合がね。その、大切なことをしているときに、「もう出かけるよ。片づけて準備して」と言われたらどうでしょう? 「え? まだ終わってないけど??」と思うはず。大人もTVドラマを見ている途中に「スーパー行きたいんだけど、車出してくれる?」と言われたら「え? 今すぐ? なんで?」と思いますよね。 「早くして!」と言わないでいいようにするためには、出かけたい、片づけてほしいなど、親の目標時間の前から予告があるといいですね。「目標の時間の前」は何分前がいいのかというと、それは子どもの年齢や性格、今遊んでいる物にもよるでしょう。 例えばブロックで遊んでいたら、10分後。絵本を読んでいたらその絵本を読み終えるころ。「絵本を読んだら、出かけるよ」など、予告の声かけをしてみましょう。 「早くして」に代わる言葉はある?とはいえ、早くしてほしいときにのんびりしていると、やっぱり「早くしてよ!!」と思うものです。「早くしてほしいな」と思うときには、別の言葉で言い換えてみましょう。 言い換えの言葉はいくつかあります。「ママ(パパ)が少し手伝ってもいいかな?」「よし! 少しスピードアップしてみよう!」「ママ(パパ)と競争するぞ~よーいドン!(協奏曲を歌う)」「自分で片づけるなんて、さすがだなあ~!」などなど。 その場にあった言葉で、準備や片づけに向けて子どもがやる気になるように励ましたりほめたりしてみましょう。もちろん「早くして」という日もあります。絶対言ってはいけない言葉ではなく、別の言葉に言い換えできないかを声かけ前に考える時間を取れるとよいですね。思わず「早くして」と言ってしまったら、「(早くして)ほしいな~ママからのお願い!」と語尾につけるだけで、子どもに伝わる印象も変わりますね。 子どもと一緒に支度するときや、生活の切り替えの時の声かけは、親主導にしつつも、親主導になりすぎず、子ども目線に立つことも大切ですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月23日転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。ぼさ子さんは通信講座にて自宅学習を始めることに。すると、早速自宅に教材が届くのですが……? 届いた教材の重さに驚愕! 中身を開けてみると… 通信講座の教材が届くと、あまりの重さに驚いてしまいます。 ひとまずテキストを開けてみると、全部で9教科ありました。 そして、表紙を見ただけでぼさ子さんは一気に眠気に襲われてしまいました。 (試験勉強の内容全く知らないから、中身をチェックしておかなくちゃね) そう思って教科書を開くと、保育所保育指針という文字がびっしり書いてあるページを開いてしまいました。 (そっか……。試験内容って、条約とか定義とか歴史とかが主なのね) ぼさ子さんは一気に青ざめてしまいましたが、なんとかやる気を奮い立たせ、頑張って勉強することを決意したのでした。 ◇◇◇ 自宅学習となると、自分で勉強を進めて行かないとなのでモチベーションを保つのも大変そうです。恐らく最初は知らないことだらけだと思いますが、勉強していくうちに頭に入ってくると思うので、継続して頑張ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぼさ子
2024年02月22日転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。 育児をスキルとして活かせる仕事に魅力を感じたママは… ぼさ子さんが保育士資格を選んだ理由は2つありました。 1つ目は、育児自体をスキルとして活かせること。 2つ目は、自宅学習で試験に臨めるということ。 さらに、保育士資格を持っていると、保育園だけではなく、さまざまな施設で働くことができる点にも魅力を感じていたのでした。 ◇◇◇ 保育士資格と聞くと、保育園で働く先生を想像する方も多いと思うのですが、ぼさ子さんが言うように、実際にはさまざまな施設で働くことができます。それぞれ施設に特色はあるのですが、働ける施設が1つだけはなく複数あるとなると、可能性が広がっていいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター ぼさ子
2024年02月18日かつて保育士をしていた経験を元に漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。作者のでこぽん吾郎さんは女性ですが、漫画内では『大柄な男性保育士』の、でこ先生として登場しています。同作品は一度完結を迎えましたが、2023年11月から『ただいま保育士でこ先生』として再開しました。『ノロの歌』ある日、保育園にやってきた、園児の父親。家族全員でノロウイルスに感染したものの、父親だけひと足先に復活したため、我が子の布団を取りに来たようですが…。父親自身も病み上がりであり、本調子ではないはず。そんな中で、家族の看病や仕事、家事をこなすのはどれほど大変か、想像に難くありません…。投稿には、父親をいたわる声や共感のコメントが相次ぎました。・歌でも歌っていないと、メンタルを保てない状態…。・ノロウイルスは本当につらいよね。頑張れパパ…。・いろいろと危ないよ、お父さん…。お気を確かに。・ジブリ映画『崖の上のポニョ』の曲のメロディーかな。おう吐や下痢、腹痛などの症状があり、人によってはトラウマにもなりかねないというノロウイルス。そんなつらい思い出を、楽しい歌に変えて消化しないと、やっていられないのかもしれませんね。父親の歌を聞いてしまったでこ先生はきっと、心の中で「お疲れ様です」と父親をねぎらったことでしょう…。[文・構成/grape編集部]
2024年02月17日娘が幼稚園に入り、4人のママたちと仲良くなった茶子さん。ママ友のグループラインに誘われ、人生初のママ友に喜んでいましたが、ほぼ毎日夕方になると活発になるグループラインに少し負担を感じ始めていました。ある日、秋子さんと春子さんの子どもたちの間でトラブルが。あきくんがはるちゃんに手を出してしまったのです。一瞬表情が変わった春子さんでしたが、秋子さんからの謝罪を受け入れ、その日は帰って行きました。春子さんの一瞬変わった表情に気づき、心配していた茶子さん。ただ、大きなトラブルにならずホッと胸をなで下ろすのでした。ある日保育園へ娘を迎えに行くと… 保育園でけがをした茶子さんの娘。先生からの話では、秋子さんの息子・あきくんが投げたボールがおでこにぶつかってしまったよう……。 茶子さんは娘の不注意もあったことを知り、謝罪する先生に「気にしないでください」と声をかけます。茶子さんの娘も「あきくん謝ってくれたから大丈夫」と平気そうな様子。家に帰るころには、おでこの赤みも引いていました。 幼稚園では双方で話をすることになっていたため、秋子さんとも話した茶子さん。秋子さんは恐縮して謝罪し、治療費の話もしてきました。 茶子さんは「たいしたことなかったし、お互い様!」と特に気にしていなかったのですが、そこへ春子さんが声をかけてきます。別の場所へコソコソ移動すると「大変だったね」と話し始めます。 そして「けがさせられたんだって?」といじめを心配する春子さん。茶子さんは春子さんの言い方に違和感を覚えるのでした。 茶子さんの娘のけがを聞いて、声をかけてきた春子さん。しかしその話し方は一方的にあきくんが悪いような言い方で、茶子さんは驚いてしまいます。 あきくんがわざとボールをぶつけたわけではないことや、茶子さんの娘の不注意だったことを知らないのでしょう。茶子さんを心配する気持ちはわかりますが、状況をはっきり知らないのに一方を悪者扱いしてもらいたくないもの。ちょっと聞いた情報から、無意識のうちに誰かを悪者にしないよう気をつけて発言したいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2024年02月12日大人気マンガシリーズ、エトラちゃんは見た!さんの『保育園のママさんが同級生だった話』第9話を紹介します。ボスママが不安に思っていた忖度も主人公に関してはないことがわかりました。この件で主人公はボスママの信頼を得ることができました。そんなボスママでしたが、気がかりなことがあるようで…。前回のあらすじ出典:エトラちゃんは見た!#9保育園のママさんが同級生だった話出典:エトラちゃんは見た!同級生とのことを…出典:エトラちゃんは見た!目の敵にしている出典:エトラちゃんは見た!もしかしたら…出典:エトラちゃんは見た!2人の関係を見抜いていた出典:エトラちゃんは見た!否定する主人公出典:エトラちゃんは見た!保育士としての覚悟出典:エトラちゃんは見た!それを聞いて…出典:エトラちゃんは見た!信頼される主人公次回予告出典:エトラちゃんは見た!主人公と同級生の間で何かあったのではと気づいていたボスママ。その疑問に主人公は保育士としての覚悟を語ります。そんな主人公の覚悟を聞いて、ボスママは納得したのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年02月12日幼い子供を通わせる保育園。通い始めの頃は、子供が「行きたくない!」と駄々をこねてしまうこともあるでしょう。母親「保育園に通わせなければよかったかも?」保育園に預けてから2週間ぐらいの『慣らし保育』では、多くの子供が泣いてしまうでしょう。心が痛く子供と離れがたくなって、「やっぱり保育園に行かせる選択なんてしなければよかった!」って思うかもしれません。保育園通わせるのが不安だと思うけど、子供はきっと好きになるよー。1児の母親である、なつこ(@natsukomataaka)さんは、これから子供を保育園に通わせる人へ向けて、そんなメッセージをX(Twitter)で送りました。なつこさんの娘さんの場合、『慣らし保育』の時期でも、保育園へ行くのを嫌がることはなかったといいます。しかし、10か月が経つと、保育園がある日はいつも泣いてしまうようになった娘さん。どうやら、泣く理由があるようで…。ほ"い"ぐえ"んか"ら"がえ"り"だぐな"い"ーー!なんと現在では「保育園から帰りたくない」と大泣きしているのです!10か月が経ち、娘さんにとって保育園は『とても楽しい場所』になったのでしょう。泣くほど楽しんでいる様子が伝わってきますね!なつこさんと同じような経験をした人や、これから子供を保育園に通わせる人から、多くのコメントが集まりました。・お迎えの時に、目が合っても『シカト』されました!・保育園が休みだと絶望的な顔をします。・「ママ、あっち行って」と号泣しています。保育園を好きにさせてくれた保育士さんって偉大です!・親としては、子供が家以外の環境に慣れて複雑な心境かもしれないですね。保育園を好きになる子供はたくさんいるようです。親の知らないところで成長していく姿に、さびしさを感じる人も多いのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年02月08日保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。良かれと思ってやっていたパパやママの行動が、実は先生たちを困らせてしまっていることも……!? 「こんなことに注意しほしい!」というポイントについてもお話ししてくれているのでぜひ確認してみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育園や幼稚園に子どもを通わせている保護者のみなさんにとって、先生とコミュニケーションをとることも子どもの日常を知る上で大切ですよね。4月から新学期が始まると、新たに関わる先生もいることでしょう。そこで今回は、先生と保護者のコミュニケーションのお話をしたいと思います。 「伝え忘れてた……」はNG! 大切なことは必ず伝えて!保育所を運営していく中で大切なことがいくつかあります。例えば、「時間」。送り迎えの時間は、入園時に契約した時間を守ること。もし、早くなる、遅くなるようなことがあれば、事前に伝えることはやはり大切なこと。時間によっては、保育体制が整っていない場合もありますし、連絡がなく遅いと「何かあったのではないか?」と心配してしまいます。 また、子どもの体調面で気になることがあれば、必ず教えてください。例えば、いつもより機嫌が悪い、食欲がない、何度も起きてあまり寝ていない、昨日下痢があった、熱がある、咳や鼻水がある……などです。ちょっとしたことでも保育士に伝えてもらえると、その日の子どもの活動予定を変えることができます。本来は外遊びをめいっぱいする日だったとしても、「今日は、お部屋でゆっくりしようか」とその子のペースに合わせることができます。 保育所をスムーズに運営するためのこと、子どもの身体を守るための大切なことは、必ず伝えてください。 子どもは意外と見ています! お互いを尊重する言葉遣いは大切どれだけ年下の保護者だったとしても、どれだけ年下の保育士だったとしても、どれだけ保育者と保護者が仲良くなったとしても、相手を尊重して話をすることが大切だと私は思っています。「尊重するのですから、お互いに敬語を使いましょう!」とまではもちろん言いませんが、丁寧な言葉遣いは心がけたいものです。 そして、普段あまり意識をしていないところかもしれませんが、保育士と保護者が話している様子を、子どもたちは見ています。ほんとに、じーっと見て聞いていますよ。現に、2歳を過ぎ言葉の発達がたけてくると、私たちが普段会話で使っている言葉を取り入れることが増えてくるものです。私たち大人の会話が、子どもたちへの良き見本になるといいですね。 保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」です。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションを取れるといいですね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月08日長男が2歳を過ぎたころ、私はプレ保育に通わせたいと思い、家の近くの幼稚園に申し込みをしました。年少から幼稚園に入園させるつもりだったので、その前に集団生活を経験するのも良いと考えていたからです。しかしそのプレ保育の先生たちに対し、私はモヤモヤを感じてしまうことに……。 男らしさを押し付ける先生にモヤモヤプレ保育に通い始めた長男は、初めての集団生活にとまどいながらも少しずつ友だちと遊ぶようになりました。その様子に安心しつつも、私はプレ保育の先生たちにモヤモヤを感じるように。 先生たちはよく子どもたちに対し、「男の子なんだから泣かないの」「女の子なんだからかわいい絵を描きなよ」という声掛けをしていました。長男も先生から「男の子なんだからもっと元気にあいさつしてね!」と言われたことがあり、それを聞いていた私は、「昔のような男らしさ、女らしさを子どもに押し付けるようで少し嫌だな……」と感じてしまったのです。 考え方が合う幼稚園を探そうと決断その幼稚園は毎年入園希望者が多いのですが、プレ保育に通っている子どもは優先的に入園できると聞いていました。先生たちは別に悪いことを言っているわけではないし、長男も慣れているのだから、このままこの幼稚園に入園したほうがいいのではないかと私は思いました。 しかし、その男らしさ・女らしさという考え方が合わなかったことだけでなく、給食の提供がなく毎日お弁当を持参する必要があること、通園バスが停まる場所が家から少し離れていることなど、他の条件がわが家とは合わないと感じたことで、優先入園を希望せず別の幼稚園を探すことに。 別の幼稚園に入園した結果…その後、別の幼稚園を見つけ、長男はプレ保育とは別の幼稚園に入園しました。今の幼稚園は「男の子だから」「女の子だから」といった性別による違いをつけることはなくホッとしています。わが家の考え方とも合っているからか、長男はよりのびのび過ごしているように感じており、あのときの決断は間違っていなかったと思いました。 プレ保育の幼稚園にも良いところがたくさんありましたし、先生たちもわが家と考え方が違うだけで、決して特別悪いことを言っていたわけではありません。しかし、そのままにしていると長男にも影響を与えて、わが家の考え方との違いから長男を混乱させていたかもしれません。いろいろ迷いましたが、違う幼稚園を選んでよかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:香川えりか
2024年02月07日保育士の中田馨さんが、いつも保育園で最後のお迎えになってしまうママに向けて、お話ししてくれました。なぜママが罪悪感を持ってしまうのか、お迎えが最後なのは本当にかわいそうなのかなどをまとめて解説!こんにちは、保育士の中田馨です。仕事をしているママにとって必要不可欠なのが保育園や保育所。閉園時間ギリギリになってしまうママは、特にお迎えのときにとても申し訳ない表情でこられる方もいます。 今回はそんなママへ向けて、実際に保育士の私が現場で感じていることを書きます。 ママが抱える罪悪感とはお迎えの時間に申し訳ないと思うママの気持ちの中には、保育士への申し訳なさもあるでしょうが、何よりも最後のひとりになってしまった自分の子どもに対しての「罪悪感」であることも多いです。他のお家と比べて、子どもを長時間預けている今の自分の職場環境に子どもを付き合わせてしまっていると感じているのかもしれません。 そんな気持ちのときに保育士から「いい子でしたよ」と言われると、さらに子どもへの申し訳なさは大きくなってしまいます。だからこそ「いつも最後ですみません」と言ったり、子どもに対しても「待たせてごめんね」といった言葉が出てきます。 こんな気持ちを持ってしまっているママに言いたいことは、「罪悪感」は持たないでくださいということ。まずは、保育士には「いつも最後までありがとうございます」、子どもには「待ってくれてありがとう」という言葉に言い換えることからスタートしてみましょう。 お迎えが最後なのは本当にかわいそう?さて、お迎えが最後なのはかわいそうなことなのでしょうか? 子どもはママのお迎えが遅いと悲しい気持ちになってばかりなのでしょうか? もちろん、夕方になると次々と友だちがママと帰っていく姿を見ますので、悲しくなって泣いてしまう場面もあります。でもそれは、最初に帰る子ども以外はみんな感じること。子どもは1歳ごろになると、何となく自分が帰る順番がわかり始めます。「あ、〇〇ちゃんの次は自分だ!」とそわそわし始めたりもします。自分のお迎えがまだだとわかっているときには、遊びに集中している子もいます。 子どもは子どもで、時間の流れを感じながら夕方のお迎えの時間を過ごしています。そこで本題です。「お迎えが最後なのはかわいそうなのか?」ということ。これは保育士の立場から言いますと「NO!」です。その理由は、次の項目で書かせてもらいますね。 保育士さんに任せて大丈夫!私が感じることは3つ。1つ目は、最後の子どもは先生を独り占めできるからです。なんなら、保育園に残っている先生全員を独り占めにできます。先生の注目が、すべてあなたの子どもに集中します。2つ目は、自分が好きな遊びに熱中できます。普段、順番が回ってくるまで待たなくてはいけない人気のあるおもちゃも、ゆっくりじっくり遊ぶことができます。3つ目は少人数だからこその遊びができます。 例えばうちの保育所の場合、0・1・2歳が同じ部屋、同じ空間で過ごしています。0歳児がいるときは、口に入れて困るような小さいおもちゃは出しません。逆に、動きが活発な2歳児がいるときに、0歳児用のベビージムを出したり、床でゴロゴロするなどスペースが必要なことはできません。 普段できない遊びをママが帰ってくるまでの間、じっくりできるのはお迎えが最後の子だからこそできることだと思います。なのでママは保育所に預けている間は「罪悪感」を持つ必要はありません。子どものことは保育士に任せて大丈夫です。 休みの日に親子の時間をたっぷりと「罪悪感を持つ必要はありません」と言われても、やっぱり何だかスッキリしないときは、親子で過ごす時間を今より意識してみてください。お迎えのあと、家まで帰る道での会話でもOK。「今日はどんなことしたの?」「△△ちゃんのおかげでママ仕事がたくさんできたよ!」「今日のごはんはカレーだよ!」などどんなことでも構いません。 家に帰ってから寝るまでの時間も意識してみましょう。簡単なお手伝いを頼んでみるのもいいですね。お話しして、食事して、お風呂に入って、一緒に寝て、そしていっぱい抱きしめてあげてください。 休みの日には、親子で過ごす時間が長くなります。どこかに出かけるだけでなく、家の中で過ごすことも親子の時間です。親子でゆっくりとゴロゴロしてもいいですね。休日は意識的に子どもがママやパパに甘える時間をたっぷりと取るようにしてみましょう。 ママは、家事や仕事、子育てと毎日頑張っています。頑張っている自分をまずは認めてみてください。勤務時間などの環境を変えることは難しいと思いますので、今ママができることからチャレンジしてくださいね。 イラスト/おんたま著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月04日「人は、大なり小なり、なんらかの才能を秘めている」といわれています。その才能がどういったものかは、本人すら分かりません。自分の秘めた才能に気付くかどうかも、人それぞれです。適性の高いものに偶然触れた時、直感的に気付くのでしょう。自分の才能が開花したことを…!保育士が報告してくれた『我が子の才能開花』ある日、めんたいこ(@_me_n_ta_i_ko_)さんは、3歳になる娘さんを迎えに行きました。保育園に通っている、娘さん。いつものように我が子を迎えようとしたところ、保育士がいつもとは違った様子で声をかけてきたといいます。この日、保育園では粘土遊びを行った模様。粘土をこねて、各々が自分の好きなように作品を生み出すことで、創造力を伸ばす…という遊びです。その姿を見守っていた保育士は、何やら興奮した様子で、めんたいこさんにこんな『報告』をしました!娘さん、今まではハサミで切るぐらいしかしなかったんですけど、今日は突然、なんかすごい立体物を作ったんです!!見てください!!娘さんよると…鳥らしいです!!!これまでの粘土遊びでは、いたって普通に粘土をこね、ハサミで切り離すくらいだったという、娘さん。それがこの日、しっかりとモチーフを決めた上でパーツごとに作成し、重ねるようにくっつけ、へこみでの表現も行うようになったのだとか!『才能開花』という言葉がぴったりな、あまりにも突然の成長に、その場にいた保育士たちも「げ、芸術だ…!」と驚かされたといいます。この日、娘さんの中で、一体何があったのでしょうか。粘土をこねているうちに、泉のようにインスピレーションが湧いてきたのかもしれません…!娘さんの作品に対し、芸術に造詣のある大人からも称賛の声が相次いでいます!・す、すごすぎる…!何かが『ハマる』瞬間があったのだろうか。・嬉しそうに報告してくれる保育士さんもかわいいし、素敵すぎる。・平面的ではなく、ちゃんと立体的に全身をとらえている…。天才か?「これからも、自由に作ってほしい」と想いを明かす、めんたいこさん。この日に感じた楽しさを忘れずに、『小さな巨匠』として、すくすくと成長していってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月02日《国家資格なのに副業しなきゃいけない給料なのがおかしいんだよ》《奨学金を借りてまで保育士になったのにその収入だけでは生活ができないという事が問題なんです》2月1日、性風俗店で副業していたために20代女性保育士が懲戒処分を受けたと毎日新聞が報じた。X(旧ツイッター)ではこんな同情の声が。この保育士は栃木県宇都宮市の市立保育園に勤務。市に匿名の情報提供があり、本人に聞き取り調査をしたところ、市内や県外の風俗店での副業が発覚。稼いだお金は「奨学金の返済や生活費にあてた」と話したという。停職三カ月の懲戒処分をうけ、2月1日付で依願退職したと毎日新聞は報じている。だが、X上では保育士の給料の安さに同情の声が集まっている。《命を預かる仕事なのに給与が安すぎる》《保育士の収入だと、この物価高で、普通に生活しながら奨学金返済は難しい》厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均賃金は月26万6800円(企業規模10人以上、平均年齢38.8歳)。22~24歳は22万3600円、25~29歳は24万2800と、20代の保育士の平均的な手取り額は月20万円を下回る。ここから奨学金を返済しながら家賃や生活費をねん出していくとなると、非常に厳しい生活を強いられることになる。《政治家は裏金でウハウハで、庶民は必死でお金を稼ぐって、無茶苦茶》《保育士の給料がしっかりあればこんなことにならないよ。これも政治の怠慢が招いた》政治に対するこんな不満の声も。ちなみに、昨年12月には東京都内の税務署に勤務していた20代の女性職員3人が風俗店で働いたり、“パパ活”をしていたとして、懲戒処分を受け、依願退職しているが、こちらは稼いだお金をホストクラブの飲食代やブランド品の購入にあてていたため、同情の声はほとんどなかった。保育士の給料の安さに一石を投じた今回の事例。保育士不足も社会問題になるなか、政府には早急な対策が求められる。
2024年02月02日子育ての自己肯定感をはぐくむ本や大人の感性を育てる本など、今まさに子育て中のパパ&ママに読んで欲しい本。『しぜんの国保育園』理事長・作曲家であり、一児のパパでもある齋藤紘良さんがおすすめする5冊をご紹介します。子育てに悩んだときに読んだり、子育ての楽しみ方を見つけたり……。新たな発見がきっとあるはず。教えてくれた人齋藤紘良さん『しぜんの国保育園』理事長、作曲家/15歳男の子のパパ専門は子どもが育ち暮らし老いて死んで次に向かうための環境や文化を考えること。作曲家、しぜんの国保育園理事長、簗田寺副住職、私保連研究企画委員、大妻女子大学非常勤講師などで活動。「本にはさまざまな重量、質感、形状があるので、それによって読書の姿勢が変わるのが好きです。内容と身体性の両方を楽しめます。子どもとの読書も、ソロとは体の使い方が変わるのでそれを楽しんでいます。保育園で子どもたちへ絵本を読むときなど、横目で本を見ながら口を前に向けて本を読むことは、保育以外ではあまりない体勢なのでいつも新鮮な気持ちになります」for MAMA & PAPA大人の感性を育てる本『意味が躍動する生とは何かー遊ぶ子どもの人間学』著:矢野智司「文中の『遊べる大人、遊ばない大人、遊べない大人』という分類にドキッとします。子どもは遊べる大人に憧れ背中を追いますが、はたして自分は遊べる大人か。無意識にも遊べない大人あるいは遊ばれている大人になってはいないだろうか。幼少のときにがむしゃらに遊んだ記憶を持つ大人に読んでほしい一冊。ニーチェやホイジンガ、バタイユやカイヨワといった遊び研究の巨人を血筋に紐解いていく章立てに胸のワクワクが止まらない」for MAMA & PAPA子育ての自己肯定感をはぐくむ本『やかまし村の子どもたち』著:アストリッド・リンドグレーン訳:大塚勇三「やかまし村ではSFもミステリーもラブロマンスも展開しないけれど、穴に落ちたり、秘密基地をつくったり、内緒話がバレちゃったり、子どもの世界での一大事が巻き起こります。主人公であるリーサのお父さんやお母さんは遊べる大人、靴屋のスネルは遊べない大人。リンドグレーンの本はどれも『遊べる大人』が美しく描かれています。この村では子育てが楽しそう。子どもとともに生きる楽しさを強く肯定できる本です」for MAMA & PAPA生命の不思議に触れる本『動物たちは何をしゃべっているのか?』著:山極寿一、鈴木俊貴「僕は山の近くに住んでいるので、たくさんの生物の声が聞こえます。とくに鳥たちの声が何を語っているのかずっと興味がありました。シジュウカラのおしゃべりの中の文法を解明した動物言語学者とゴリラの群れで生活しゴリラ文化を極めた京大前総長との対談は、動物的思考をもって僕が見ている人間目線の世界観をガラリと変えてくれるものでした。イヌの世界観、ネコの世界観、スズメバチの世界観、魚の世界観、隣のおじさんの世界観、あるいは子どもの世界観。世界の観方を変えると他者の思考が見えてくるんですよね。子育てに悩んだときは、この本のようにちょっと別の視点から子どもの姿を捉えてみると新しい発見があるかもしれません」for MAMA & PAPA子どもと一緒に社会を創る本『幼児から民主主義ースウェーデンの保育実践に学ぶ』著:エリサベス・アルネール、ソルヴェイ・ソーレマン訳:伊集守直、光橋 翠「スウェーデンの保育者たちの実践にはシンパシーを感じます。地理的距離は遠くても心持ちは近い。ただ、彼らの扱う言葉は新しい響きを持って僕の体に沁みてゆきます。『私たちは、子どもたちとは関係のない多くの“しなくてはいけないこと”をやめました。私たちの目標は、子どもたちに対して敏感で、教育的な配慮のある大人たちと子どもたちが出会えるようにすることです』。子どもとともに感性を分かち合い、共同体が豊かになる社会を真の民主主義と呼ぶのだと僕は思います」for MAMA & PAPA耳がやわらかくなる本『音さがしの本ーリトル・サウンド・エデュケーション 』著:R・マリー・シェーファー訳:今田匡彦「『世界の調律』で地球上の音楽家たちに多大な影響を与えたマリー・シェーファー。この本は難しいことを抜きにしてサウンドスケープ(音の風景)を遊ぶためのアイディアが詰まっています。視覚に頼りがちな日常から聴覚にシフトチェンジして街を歩いてみよう。今まで気がつかなかった豊潤な音響世界が一気に広がるはず。電車の中、デパートの中、レストランの料理を待っているとき、保育園から帰る道、さまざまな環境で僕は息子と音探しをしながらいっぱい仲良くなりました」
2024年01月31日1歳の娘を保育園に通わせることになったのですが、毎朝のように登園拒否され、さすがにまいってしまいました。保育士さんにこのことを相談すると、思ってもいなかった驚きの言葉を言われ……?毎朝の登園拒否がつらい…娘が1歳になったころ、仕事と育児の両立がしやすいようにと保育園へ預けることにしました。保育士さんに抱っこしてもらうと安心するのか、保育園に到着すると笑顔になるのですが、毎朝家を出るときはぐずって登園拒否。それが毎朝ともなると、やはり精神的にまいってしまいました。 ある日そのことを保育士さんに何気なく伝えると、「子どもってね、ずっと反抗期みたいなものよ」と言って励ましてくれたのです。 私は母が多忙で祖母に育てられたのですが、祖母に反抗した記憶はほとんどなく、今まで「反抗期」という発想がなかったため、保育士さんのその言葉にとても驚きました。そして「そうか、ずっとこんなものか」と妙に納得し、その後もぐずるのは当たり前かな? と思えるようになったのです。 「反抗」というわけではないですが、子どもは親のことを、自分の感情を素直にぶつけられる相手だと思ってくれているんだろうなと考えられるようになりました。これからも子どもの気持ちを受け止めてあげたいと思えた出来事です。 監修/助産師 松田玲子 作画/森田家 著者:美咲一花
2024年01月29日保育士として働く2児の母、みりんぼしだよさん。長女の「結婚してもママになってもバリバリ働くから!」という言葉を聞き、夫の扶養を抜けることを決意します。同級生からきつい言葉を投げつけられたことがきっかけで過呼吸になり倒れてしまったと話す次女。中学生になったタイミングでフルタイム勤務を始めたみりんぼしだよさんは、1人になる時間が多い次女にさみしい思いをさせてしまっていたのだと気付きます。翌日、登校すると、クラスメイトや幼馴染に声をかけられ「人に助けてもらえてとても幸せ者です」と素直に優しさを受け取れる次女。みりんぼしだよさんは、自分の本当の気持ちを隠し助けてもらう価値がないとまでもっていた自分を変え、「もっと人に助けられていいのかもしれない」と思うのでした。悩みを抱えるみりんぼしだよさんを心配する元同僚から集まろうと連絡が。しかし、自分は嫌われているのでは?と思い参加をためらいます。しかし、誘ってくれた気持ちを疑うのは失礼だと出席することにしました。やっぱり…… 久しぶりに会う元同僚たちと話していると1人の元同僚がみりんぼしだよさんは「もってる」からね。と言います。療育園で働いていたみりんぼしだよさん。療育業界で「発達障害をもっている」という意味でつかわれていることを知っていたのでその言葉にハッとします。ミスが多く失敗が多い、そしてこれまで誤解されやすかったのは「もっているから」かと納得するのでした。 これまでうまくいかないことが多く悩んできたみりんぼしだよさん。生きづらさを抱えているのなら理解してくれる人がいてほしいと考えているから「でいなくてもいいんだよ」と口にするのだと気付きます。そして「もっている」ということは自分をもっている、可能性を持っているとことだと前向きに考えるのでした。 もっているという言葉に「やっぱり?」と思うみりんぼしだよさん。もっているということを「自分をもっている」「可能性を持っている」と考えるのはとても素敵なことですね。前向きに考えることで心の負担が軽くなるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みりんぼしだよ
2024年01月26日娘が保育園に通い始めました。先生も私もびっくりするくらい、スムーズな慣らし保育。しかし、急にイヤイヤ全開に! 私は振り回され、心も体もへとへと……。小さな小さな怪獣の本音に気付くまでの体験談です。 一時保育から認可保育園へ2歳の娘は、今年の4月から認可保育園へ。昨年度は認可保育園が保留で、別の園の一時保育に通っていました。登園を嫌がることもなく、別れ際は「いってらっしゃい」とニコニコ。とても楽しく過ごし、大きなトラブルもありませんでした。 新年度からは待望の認可保育園が決定。本人も「新しい保育園楽しみ!」とやる気満々でした。娘は物怖じしない性格なので、私も夫もまったく心配していませんでした。 怖いくらい順調な慣らし保育慣らし保育1日目。親子で昼食まで過ごしました。私と一緒だったこともあり、終始ご機嫌。「明日も行きたい!」とうれしそうにしていました。2日目はひとりで昼食まで。別れ際はニコニコ。「1回も泣きませんでしたよ」と先生から報告があり、その後も順調。 私も夫も「さすが娘ちゃんだね」と感心していました。先生は「まるで前から園にいるみたいですよ。順調すぎてちょっと怖いくらいですけど……」と話していましたが、私は褒め言葉と受け取っていました。 登園7日目からモンスターに7日間通い「もう大丈夫」と思った矢先、異変が起きました。帰宅後、自転車から降りようとすると「帰りたくない」と娘。仕方がないので公園へ。1時間ほど遊び、帰りを促しましたが「嫌だ。帰らない」と譲りません。仕方なく無理やり連れて帰ることに。 「たまにはこんなこともあるかな」くらいに思っていましたが、甘かったのです。次の日も、その次の日も同じことが。しかも、「ごはんイヤ」「お風呂イヤ」ととにかくイヤイヤの連続。仕事終わりに公園で1時間遊び、嫌がる娘を無理やり連れて帰り、夕食の支度をして、イヤイヤ娘と寝るまで戦う……。私はへとへとになってしまいました。 モンスターの本音、気付かなくてごめんね保育園ではイヤイヤもなく、お友だちとも遊べていた娘。帰宅後だけはモンスターになるという日々がしばらく続いたある日。娘がぽつりと「保育園で失敗するといけないから……」と。慣れない環境で間違えないように、みんなと同じ行動がとれるように頑張ってきたことを知りました。 私が「今まで気付かなくてごめんね。頑張ってるんだよね。疲れちゃうから、ぐずりたくなっちゃうんだね」と言うと、小さく「うん」と。それから家ではなるべく叱らないように努力し、娘の希望に沿えるようにしました。すると、少しずつイヤイヤは減っていったのです。 懸命に保育園に慣れようとしていた娘。それに気付いてあげられず、反省。急な態度の変化には理由がありました。また、外で頑張っているから家では甘えさせようと思うようにも。まだ時々小さな怪獣は姿を現しますが、私の前では自由に感情を表現してくれていると感じています。これからもモンスターと仲良くなれるように頑張りたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年01月24日「絵本を好きになってもらうんじゃなくて……」柳原さんは2019年に一般男性と結婚し、同年11月に第一子となる長女、2022年11月に第二子となる次女を出産。2023年4月より公式Instagramを開設し、長女が脳性まひであることを公表しました。以降は、同じように障害を持ちながら成長するお子さんの親御さんたちとSNSで交流もしています。お子さんに絵本の読み聞かせをするなかで、どうしたら絵本をもっと楽しんでくれるかなと疑問を抱いていたという柳原さん。まず、てぃ先生に聞いたのは「親子のコミュニケーションに絵本の読み聞かせは大事なのか?」という、そもそものお話でした。てぃ先生は、「効果的だと思いますし、余裕があれば取り組むのはいいかなと思いますが、無理やり読まなきゃと頑張ってやることではないとお伝えしたい」と提言。もし子どもに絵本に興味を持ってほしいなら、「子どもは絵本が楽しいのではなく、絵本を介して大好きなパパやママとくっつける時間が楽しい。絵本を好きになってもらうんじゃなくて絵本の時間を好きになってもらうことが大切。お膝に座って読むでもいい、パパとママとくっつける、だから絵本が好き、に変わっていく」と話します。柳原さんは普段、寝る前に2冊ぐらい読み聞かせすることが多いそうですが、読み聞かせのタイミングについて、てぃ先生は「何でもいいんです」と前置きしたうえで、効果的なタイミングについては「着替えてほしい、ごはん食べてほしいなど、何かしてほしいタイミング」だとアドバイス。早く着替えて、ごはんを食べて、と促してもなかなか子どもに伝わらないとき、絵本を活用して、ごはんをおいしそうに食べているような絵本をまず読んだり、お着替えが楽しそうに見える絵本を読んだりすると、自ら「したい!」と思えるようなフックになるといいます。ページをどんどんめくってしまっても、子どものペースでOK柳原さんが日々感じている葛藤は、「新しい絵本を買ってきても(子どもが)あまり興味を示さず、同じ絵本を毎日読みたいタイプ」「まだ読んでる途中にどんどんページをめくりたがる」ということ。共感する親御さんも多いのではないでしょうか。せっかく買ってきた新しい絵本に子どもが興味を示してくれないと、ちょっとがっかりしてしまいますよね。てぃ先生は、子どもに興味を持ってもらうには、「読まないこと」だと逆説的な方法を繰り出します。てぃ先生が保育園で実践しているのは、「新しい絵本を子どもの見えるところに飾っておく」こと。絵本が好きな子は登園してすぐ気づいて「先生あれなに? 読みたい」と言ってきますが、「もうちょっと、お昼の時間になったら読もうか」と焦らします。すると、「なんだか気になる」の輪がだんだん広がっていき、お昼ごろには全員が「読みたい」気持ちになっているのだとか。絵本を読むタイミングでわざわざ声掛けしなくても、絵本に手を伸ばした瞬間に全員が寄ってくるというわけです。家でも同じように、まず置いておくだけにしてみてはどうか、と、てぃ先生。「子どもによっては1週間ぐらい何も言ってこない子もいるかもしれないけど、それまではほっておくのが1番いい。いつか興味を持つから」といいますが、これは絵本に限らずいろいろなものに当てはまるかもしれませんね。また、親が読み聞かせていても子どもがどんどんページをめくってしまうことについて、「それも大事なこと」といいます。シナリオを楽しむお子さんもいれば、絵を楽しむお子さんもいますし、お気に入りの絵本の好きなページを早く見たいこともあります。それを大人が「ちゃんと読まなきゃいけない」と思い込んで抑えつけたら、絵本がおもしろくなくなってしまうのです。ページをめくるタイミングも好きなようにさせるのが、絵本を楽しめる秘訣なのだと話します。これには柳原さんも思い当たることがあるようで、「娘が『しろくまちゃんのほっとけーき』の絵本が好きなんですけど、ホットケーキを焼く場面が子どもは好きで早くいきたいのに、私が1ページずつ、卵2個ね……なんて言ってきちんと読みすぎちゃってるから……」と振り返っていました。また、寝る前の読み聞かせでは、布団に横になった状態で読むより、座って読んで、読み終わってからじゃあ寝ましょうと横になるのがおすすめだそう。柳原さんは無意識にその方法を実践しており、「布団入って読み始めると逆に目が冴えちゃうから、まだ電気がついてるぐらいの薄暗いなかで座って読んでから寝かせてました。そうしたほうが寝付きがいい」のだとか。でも一番大事なことは、絵本が役に立つかどうかではなく、「子どもも楽しんで大人も楽しんで、これ以上に大事なことは絵本を読むうえで1個もない」と、てぃ先生は明言。柳原さんも納得し、「絵本読み聞かせって大人のほうがガチガチになってるけど、そんなのなんでもいい!っていうのが胸に響きました。絵本の読み聞かせの呪縛から解くっていうのが大事かもしれないですね」と心に響いたことがたくさんあったようです。
2024年01月22日絶賛イヤイヤ期の娘ちゃん……。何をやっても「イヤ」のイヤイヤ期。成長過程では大切なこととわかっていてもイヤイヤ対応は本当に大変ですよね(泣) そんな時に毎日たくさんの子ども達を見ている先生から「大丈夫ですよ」「みんな一緒ですよ」と言われたらとっても心が軽くなりますね!コメントでは、「我が子もまさにこんな感じです」「母の心がやられますよね…(泣)一緒に頑張りましょう」などのママたちの声が。絶賛、イヤイヤ対応中のママさん、パパさん毎日本当にお疲れ様です……!ホッターさんの漫画はInstagramとTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪----------------------------ご協力:ホッターさんInstagram:@hotter_jrTwitter:@hotterillust---------------------------(文:マイナビ子育て編集部)おすすめ子育て漫画、まだまだあります!✅【漫画】保育園の連絡帳に爆笑!! 保育士さんたち実はめっちゃ面白いな……?✅【漫画】寝るときの子どもメチャ尊すぎるな…! 可愛さ爆発で泣きそうになるマンガ✅【漫画】それマジでフラグだから!! ちょっとヤメてほしい同僚の一言「お熱出なくてよかったですね!」すると……「保育園からお電話です」イラストレーター/インスタグラマーホッター会社員を経て、現在はフリーランスのイラストレーターママ。令和生まれの男の子を育てながら、毎日の育児ネタをSNSで発信中。あるあるネタから、ちょっとセンチメンタルな話まで描いています。 →記事一覧へ
2024年01月18日同施設は、都市部のママ・パパに、子どもを預けながら休息や自分時間を確保できる場を提供。子育てしやすい街づくりを通じて、日本の少子化対策やD&Iの推進に寄与するものとなります。※保護者向けの休息室を併設し、休息支援を行う保育施設は民間企業初(同社調べ)一時預かり保育スペースママ・パパ用休息室YASMOのサービスの特徴「YASMO」は、ママ・パパが子どものすぐそばで、安心して自分時間を過ごすことのできる環境を整えています。一時預かり保育スペースには保育スタッフが常駐し、子どもを大切に見守ります。子どもが保育サービスを利用中に、ママ・パパは隣接する休息室でゆっくりと過ごせます。(1)選べる3種類の休息室休息室は、おやすみ不足のママ・パパのために、「Nemuro」「Komoro」「Hoguso」の3種類を用意。各休息室毎にこだわりのアメニティやグッズを備えています。全休息室共通で、木を基調とした安らぎの空間となっており、快適な寝姿勢を導くリクライニングベッドを配置。リラックス効果のあるBGMが流れ、ゆっくりとやすめます。(2) YASMOの保育子どもが過ごす「Fureao」エリアの空間コンセプトは"Sence of wonder / 無人島で大冒険!"。特別感のある木製おもちゃなどを用意しています。子どもは、おもちゃに触れながら、驚きや感動のうまれる空間で遊べます。サービス利用後には、保育カードで子どもの保育中の様子を伝えます。季節や年齢に応じた制作あそび※も用意しており、成長記録になるような制作物に子どもたちと一緒に取り組みます。※制作あそびは2時間以上の利用者限定のサービスです。サービス名称「YASMO」に込められた想いこどもは、すぐに育ってしまう。今しかないこの一瞬一瞬をぜんぶ愛したい。それなのに、こどもに、家族に、そして自分自身に、全力で応えられないもどかしさ。もっとゆとりがあったら。もっと余裕があったら。ママ・パパにこそ、もっとおやすみが必要だ。ほんのひと時でも、心を落ち着かせて休んでほしい。だれかに頼って、自分のための時間を持ってほしい。“ママ・パパも、もっと休も。”そう呼びかけていきたいとの想いで「YASMO」と名付けられました。三井不動産ビジネスイノベーション推進部 事業グループ左:吉田裕太氏右:増井友加里氏「YASMO」は三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C」にて生まれた事業であり、提案者の二人は孤育てを経験した当事者です。「YASMO武蔵小杉」施設概要所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目 403番 53(1階)アクセス:JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅北口 徒歩1分/東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅 徒歩4分施設面積:118.56㎡部屋数:12部屋運営:ShareTomorrow※保育サービスの業務委託先は、アルファコーポレーション※受付スタッフ2人、保育スタッフ3人が常駐対象年齢:生後3ヶ月から未就学児営業時間:9時〜17時(不定休)利用時間:最短30分から最長4時間利用料金:1,650円/30分※子ども1名の料金、2名以降は半額。休息室の利用料を含む。予約方法:公式LINEにて予約可能。予約なしでも空きがあれば利用可能。公式サイト:・三井のすまいLOOP会員は、2024年3月31日まで初回1時間無料。・三井のすまいLOOP会員以外は、2024年3月31日まで「初回30分無料」クーポンが公式LINEより利用可能。三井不動産(マイナビ子育て編集部)
2024年01月16日保育士として働く2児の母、みりんぼしだよさん。長女の「結婚してもママになってもバリバリ働くから!」という言葉を聞き、夫の扶養を抜けることを決意します。これまでの社会人生活を振り返るみりんぼしだよさん。大学卒業後、社会に出て働くことの厳しさを学びます。働き始めて数年後、妊娠をするのですが義母と実母からの「子どもが小さいうちは働いたらダメ」と言われ、これまでの努力を無視し「いいお母さん」を強要さているように感じ違和感を覚えるのでした。子どもの成長を見ていると、自分の幼少期を思い出すみりんぼしだよさん。母に「どうして?」「なんで??」と責められるも言いたいことがわからず泣き出していた記憶がよみがえり……。私はどうしたいんだろうと思い悩み…… 「できることが幸せ」と思う母に育てられ「できなくても幸せ」と思うことは許されなかったみりんぼしだよさん。母にとって自慢の娘でいるために、頑張り続けることから助けて欲しいと思う気持ちを隠し、頑張り続けます。 いつからか強い自分を演じて生活をするようになったみりんぼしだよさん。しかし、心の中までは演じられず、母に対して嫌悪感は隠せずにいました。その後、いつまでも母に対して優しくできない、感謝することができないと悩みます。大人になっても何も変わらない。ずっと許せない。と自分を責めるばかりでした。しかし、もう頑張らなくていいと自分に言ってあげることで平穏な日々を送ることができたのでした。 親子関係で悩んだことがあるという人は多いのではないでしょうか?幼少期、親の期待に応えたいと思っい頑張りすぎたこともあったと思います。今は穏やかに過ごすことができているみりんぼしだよさん。今後も自分の気持ちを大切に無理をせず過ごしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みりんぼしだよ
2024年01月11日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。「保育士ミハルの限界日記」保育士として働いている主人公。主人公の勤務先である保育園には、やたらといびってくる先輩がいました。ある日、先輩のあまりの態度に、主人公も一緒になって園長へ報告しました。しかし園長は先輩の肩を持ち、主人公たちが園長へ報告したことを先輩に伝えたのです。それからというもの先輩の友人に対する嫌がらせは激化して…。友人からの電話出典:Instagramある休日、突然友人から電話がかかってきて、先輩から「特別講習」という理由で残業させられているという報告を受けます。友人は「私、もうダメかも…」と言い、仕事を辞めたいと考えているようでした。ここでクイズ特別講習とは一体なんでしょう?ヒント!特別講習とは名ばかりです。特別講習という名の雑用出典:Instagram正解は…正解は「ただの雑用」でした。主人公は友人のために何か手伝えることはないかと考え、一緒に特別講習を受けることを先輩に申し出ます。すると休日に、友人と一緒に先輩に呼び出された主人公。先輩に仕事を押しつけられるのでした。インスタ:され妻つきこ(@saredumatsukiko)HP:リアコミ原作:ミハル(インスタグラムにて経験談公募)漫画:かしはもち(@mangaya_mocchi)≪HPはこちら≫≪作者Instagramはこちら≫※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年01月08日保育士として働く2児の母、みりんぼしだよさん。長女の「結婚してもママになってもバリバリ働くから!」という言葉を聞き、夫の扶養を抜けパートタイムから正職員になることを決意します。しかし、転職をきっかけに職場の人間関係や働き方、夫婦関係に悩む日々が続きます。 やり残したことがある気が…… いざ転職活動を始めると「仕事と家庭のバランス」に悩むみりんぼしだよさん。 ママであることも大事にしたい。しかし、働くからには自分の仕事に対する考えや思いを大切にしたいと葛藤が続きます。考えを巡らせた結果「ママである前に1人の人間なんだ」という考えに辿り着くのでした。 「ママであることは個性じゃない……。」という言葉にハッとしたという方も多いのではないでしょか?ママは毎日頑張っています。ときには自分の個性を大切にする事があっても良いと思います。著者:マンガ家・イラストレーター みりんぼしだよ
2024年01月07日