坂元裕二や野島伸司、浅野妙子らを輩出した歴史ある「フジテレビヤングシナリオ大賞」で第30回の大賞を受賞した「ココア」が、来年1月4日(金)に放送されることが決定。地上派ドラマ初出演で初主演のモデル南沙良、出口夏希、永瀬莉子の3人を主演に迎える。■ストーリー渋谷で出会った高校生の灯と、親の仕送りで生計を立てている売れないギタリストの雄介。灯は名前を明かさず、雄介に自分の“友達”の話として、複雑な家庭環境に苦しみ、そして学校ではいじめを受け自殺未遂をしたという「灯」という少女の話を始めて…。一見、温かい家族の鈴森家の長女・香。しかし、父・賢は不倫、そして母・優子もそのさみしさを埋めるように不倫。両親の裏切りに気づきながらも、平穏な家族の一員を演じていた香だが、ある日我慢の限界に達し、「誕生日に欲しいものは両親の離婚」と、家族に自分の気持ちをぶつけ――。化石が好きな高校生・志穂は、教室でいつもひとり。同じクラスの人気者・海斗は、孤立している志穂に心を開いてもらおうと追いかけまわす。少しずつ2人の距離が縮まっていったある日、2人で化石を掘りながら志穂はぽつりぽつりと壮絶な過去を語り始める…。■ほろ苦い記憶を思い起こさせる…本作は何のつながりもなく、全く別の場所で毎日を送っている3人の女子高校生が主人公。いじめや両親の不倫、それぞれが学校生活や家庭で悩みや後悔を抱えている3人の少女のオムニバスストーリー。誰もが味わったことのあるほろ苦い記憶を思い起こさせ、生きていく希望をあたえてくれる物語となっているようだ。■女子高生を演じるのはフレッシュなモデルたち!主演の3人は、雑誌「nicola」専属モデルで、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では映画初主演にして第43回報知映画賞・新人賞を受賞した南沙良、「Seventeen」専属モデルの出口夏希と永瀬莉子。渋谷のハチ公前で出会った売れないギタリスト・雄介と言葉を交わすようになるものの、なぜか自分の名前はかたくなに明かそうとしない黒崎灯役の南さんは、「かわいらしくてちょっと小悪魔の灯ちゃんという女の子が私とかけ離れているので、笑。どうやってお芝居をすればいいのか探していました」と演じるキャラクターについて語るも、「灯ちゃんは強がって、自分の中にある芯の部分を隠してしまう女の子なんですが、そこはわかるなって思いました」と共感した部分もあったと話す。また家庭に悩みを抱える鈴森香役の出口さんは、「初めてのドラマで、現場はピリピリしているのかなって思っていましたが、思ったより怖くなかったです、笑」と現場の印象を語り、「すごく楽しくて、機会があればまた絶対お芝居を頑張りたいなって思いました」と女優業にも意欲を見せた。そして、「すごく深くて、高校生の私たちの心に響くすてきなお話でした」と脚本ついて語った化石好きの高校生・大沢志穂役の永瀬さんは、「志穂は心を閉ざしているので、普段心情の変化がすごくわかりづらいんですが、気持ちをぶつけるシーンでは、どういう風に表現すれば伝わるかなと考え、向き合いながら演じました。志穂は友達によって心を動かされるのですが、私自身も友達に支えられているので、そういう面では共感できました」とキャラクターについてコメントした。■“史上最年少”14歳中学2年生の大賞作品がドラマ化作品「ココア」は、執筆当時、中学1年生の女子生徒が初めて書いた脚本。今回脚本を手掛けた鈴木すみれは、ドラマの撮影現場に陣中見舞いに訪れ、主演女優らと初対面。「登場人物のセリフを俳優さんが言っているのがすごくうれしかったし、こんなに何度も撮るんだなと思ってびっくりしました」と撮影を見学した感想を語り、主演の3人については「ぴったりと役にはまっていると思って、すごくうれしかったです」とコメントしている。「ココア」は2019年1月4日(金)23時30分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年12月03日松坂桃李主演、本木克英監督で贈る本格時代劇エンターテインメントの映画化『居眠り磐音』。この度、木村文乃、芳根京子というWヒロインに加え、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介、ピエール瀧、陣内孝則、谷原章介、中村梅雀、柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣が明らかになった。浪人暮らしとなった坂崎磐音(松坂桃李)が江戸で身を寄せる金兵衛長屋の娘で、美人で気風のいい、おこん役を務めるのは、映画『追憶』『火花』『体操しようよ』など数々の話題作に次々に出演する実力派女優・木村文乃。本格時代劇初挑戦となる木村さんは、世話好きでちゃきちゃき、江戸下町の“深川娘”を爽やかに演じる。また、磐音の許婚として祝言を間近に控えながら、悲しい運命に翻弄されてしまう小林奈緒役には、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン役や映画『累-かさね-』でも熱演を見せた最旬若手女優・芳根京子。磐音のことを一途に想い続けながら苦界に身を落とす、難しい役どころを演じている。さらに、その奈緒の兄で磐音の幼なじみ・小林琴平役に柄本佑、磐音の幼なじみで琴平の妹・舞の夫・河出慎之助役に杉野遥亮、磐音の剣の師匠である佐々木玲圓役に佐々木蔵之介、関前藩国家老・宍戸文六役にピエール瀧、遊郭「三浦屋」主人・庄右衛門役に陣内孝則、両替商・今津屋の吉右衛門役に谷原章介、磐音が住む長屋の大家・金兵衛役に中村梅雀、両替商・阿波屋の有楽斎役に柄本明と、各世代から名だたる俳優陣が集結。さらに石丸謙二郎、財前直見、西村まさ彦、橋本じゅん、早乙女太一、中村ゆり、波岡一喜らが名を連ね、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で第43回報知映画賞新人賞を受賞した南沙良が、松坂さん演じる兄・磐音を心から慕う純真な妹・坂崎伊代役に。芳根さん演じる磐音の許嫁・奈緒とも仲が良く、磐音の不在中に奈緒らに起きた出来事を目撃する、というキーパーソンのひとりとなる。■待望の特報映像も公開!“NEW英雄(ニューヒーロー)”誕生併せて、遠藤憲一がナレーションを務める特報映像も公開に。冒頭から重厚感ある映像に豪華キャスト陣の姿が次々と映し出され、本格時代劇エンターテインメントである原作の世界観を再現しながらも、映画ならではのスケールと迫力、人間ドラマが伝わるものとなっている。また、映像の最後には松坂さん演じる主人公・磐音が「それがしが相手をいたそう」とおもむろに剣を構える姿にも注目。平成が終わり、来年5月より新元号となる日本に誕生する、磐音という“NEW英雄(ニューヒーロー)”を期待させる映像だ。■メインキャスト&監督からコメント到着!「軸は『悲恋の物語』」木村文乃(おこん役)本格的な時代劇には初挑戦で、京都の撮影所も初めてで不安も多かったのですが、改めて京都という町とスタッフの皆さんが好きになった撮影でした。おこんは太陽の似合う人情に厚い、江戸の女です。そして、町娘なので時代劇とは言え作法に縛られ過ぎず、自由に動いて生き生きできることが楽しかったです。磐音さんへと奈緒さんへと、あっちにこっちに気持ちを真っ直ぐ向けるおこんを楽しんでいただけたら幸いです。芳根京子(小林奈緒役)松坂さん演じる磐音様を、ひたむきに愛し、強く想い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います。私も早く大きなスクリーンで、磐音様に会いたいです。柄本佑(小林琴平役)大好きな本木監督の元、大好きな桃李さんと、大好きな時代劇を、という自分的に特だらけの現場でした。しかも京都で!!うん、嬉しい現場でした。杉野遥亮(河出慎之介役)これから始まる壮観な物語の起因となる河出慎之輔を通して、逞しい先輩方の背中に感情的になる日々でした。この先の自分の養分となり財産となる作品に巡り会わせて頂いたことに感謝しています。ピエール瀧(宍戸文六役)宍戸文六役のピエール瀧です。今回、自分史上最も位の高い“家老”の役を仰せつかりました。自分が家老とは気恥ずかしい気がしますが、ちゃんと悪い奴なのでご安心ください。陣内孝則(庄右衛門役)大変、感動的な沁みる脚本でした。私は、2日間の撮影でしたが、ヒットメーカーの本木監督と主演の松坂桃李君をはじめとするトビキリ魅力的なキャストと共演できた事がとても刺激的で至福の時でした。シリーズ化して欲しいです。谷原章介(吉右衛門役)この度『居眠り磐音』に参加することができて本当に光栄です。もともと原作を読んでいたこともあり、どんな世界になるのか楽しみだったのですが、ファンの立場としても面白い作品に仕上がってること間違いなしです。ご期待ください!中村梅雀(金兵衛役)魅力的な登場人物たち、それぞれの人生に色々な事情があり、そのバランスが素敵な作品だと思います。江戸庶民の代表の様な大家・金兵衛。楽しんで演じさせて頂きました。柄本明(有楽斎役)本木監督とは「空飛ぶタイヤ」以来です。世代を問わず楽しんでいただけるものになっていると思います。本木克英監督本格的な時代劇に相応しく、しかも新鮮なキャストが揃ったと思います。この映画の軸が「悲恋の物語」でもあるため、女優の選択は特に重要でした。木村文乃さんは以前から時代劇が似合うだろうと思っていました。予想は的中し、磐音への想いを胸に秘めつつ、快活に振る舞う江戸市井の女性・おこんの心情を見事に演じて下さいました。いっぽう、磐音と離れる運命を背負いながら一途に彼を想う奈緒役の芳根京子さんは、何度テイクを重ねても同じ涙を流せる、驚異的な集中力と繊細さをお持ちでした。その演技に魅入られてしまい、カットをかけ忘れることもしばしばありました。『居眠り磐音』は2019年5月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:居眠り磐音 2019年5月17日より全国にて公開©2019映画「居眠り磐音」製作委員会
2018年11月28日2018年度の国内映画賞レースの幕開けとなる「第43回報知映画賞」が11月27日(火)に発表。主演女優賞は『人魚の眠る家』が公開中の篠原涼子が初受賞。「嵐」二宮和也が『検察側の罪人』で助演男優賞を受賞した。作品賞には、続編も始動している白石和彌監督の『孤狼の血』。同作で暴力団と関わり、常軌を逸した捜査を行なう主人公の刑事役を怪演した役所広司が主演男優賞を受賞。また、『人魚の眠る家』『SUNNY強い気持ち・強い愛』とまったくタイプの異なる2作で新境地を見せた篠原さんが主演女優賞、『モリのいる場所』『万引き家族』『日日是好日』の印象深い演技で観る者を魅了し、惜しくも9月に亡くなった樹木希林さんが助演女優賞に。『検察側の罪人』で、木村拓哉扮する先輩検事と対峙する駆け出しの検事役を演じた二宮さんは助演男優賞に輝き、ジャニーズ勢としては2人目、「V6」岡田准一(『永遠の0』)以来の受賞となった。なお、新人賞は、押見修造による青春漫画の実写化『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で好演を見せた南沙良と蒔田彩珠という2人のネクストブレイク女優が揃って受賞。今年、社会現象が巻き起こった『カメラを止めるな!』が特別賞を受賞した。【第43回報知映画賞受賞一覧】作品賞・邦画:『孤狼の血』(白石和彌監督配給・東映)監督賞:大森立嗣『日日是好日』主演男優賞:役所広司『孤狼の血』主演女優賞:篠原涼子『人魚の眠る家』『SUNNY強い気持ち・強い愛』助演男優賞:二宮和也『検察側の罪人』助演女優賞:樹木希林『モリのいる場所』『万引き家族』『日日是好日』新人賞:南沙良/蒔田彩珠『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』作品賞・海外:『ワンダー君は太陽』(スティーブン・チョボスキー監督配給・キノフィルムズ)アニメ作品賞:『名探偵コナンゼロの執行人』(立川譲監督配給・東宝)特別賞:『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督配給・アスミック・エース=ENBUゼミナール)なお、表彰式は12月中旬に行われる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会志乃ちゃんは自分の名前が言えない 2018年7月14日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©押見修造/太田出版 ©2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年11月28日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『居眠り磐音』(2019年5月17日公開)のキャストが28日、明らかになった。同作は全著作の累計発行部数が6,300万部を超える時代小説家・佐伯泰英の同名小説を実写映画化。江戸勤番を終え九州・豊後関前藩に三年ぶりに戻った坂崎磐音(松坂)だが、幼馴染3人の間に悲劇が起こり、江戸で浪人として長屋暮らしを始めるうちに、用心棒として仕える両替商・今津屋の騒動に巻き込まれていく。女優の木村文乃と芳根京子がWヒロインに。木村は、浪人暮らしとなった磐音が江戸で身を寄せる金兵衛長屋の娘で、美人で気風のいいおこん役を務める。また芳根は、磐音の許婚として祝言を間近に控えながら、悲しい運命に翻弄されてしまう小林奈緒を演じる。さらに、奈緒の兄で磐音の幼馴染・小林琴平役に柄本佑、同じく磐音の幼馴染で琴平の妹・舞の夫である河出慎之輔役に杉野遥亮が出演。磐音の剣の師匠・佐々木玲圓役に佐々木蔵之介、関前藩国家老・宍戸文六役にピエール瀧、遊郭「三浦屋」主人・庄右衛門役に陣内孝則、両替商 今津屋の主人・吉右衛門役に谷原章介、磐音が住む長屋の大家・金兵衛役に中村梅雀、両替商 阿波屋の主人・有楽斎役として柄本明といった実力派俳優が揃う。他、石丸謙二郎、財前直見、西村まさ彦、橋本じゅん、早乙女太一、中村ゆり、波岡一喜、佐戸井けん太、比留間由哲、和田聰宏、高橋努、荒井敦史、南沙良、ベンガル、桜木健一、水澤紳吾、阿部亮平、永瀬匡、川村ゆきえ、宮下かな子、山本浩司、有福正志、菅原大吉が出演する。キャスト解禁に合わせ特報映像も公開。俳優の遠藤憲一がナレーションを務め、「新元号はこのニューヒーローで幕を開ける」というコピーで、新たな時代の幕開けを予感させる映像となった。特報では、冒頭から重厚感ある映像に豪華キャスト陣の姿が次々と映し出される。「居眠り剣法」という気になるワードが出現、松坂演じる主人公・磐音が「それがしが相手をいたそう」とおもむろに剣を構える様子など、剣のシーンも予感させる。○木村文乃コメント本格的な時代劇には初挑戦で、京都の撮影所も初めてで不安も多かったのですが、改めて京都と いう町とスタッフの皆さんが好きになった撮影でした。おこんは太陽の似合う人情に厚い、江戸の女です。そして、町娘なので時代劇とは言え作法に縛られ過ぎず、自由に動いて生き生きでき ることが楽しかったです。磐音さんへと奈緒さんへと、あっちにこっちに気持ちを真っ直ぐ向けるおこんを楽しんでいただけたら幸いです。○芳根京子コメント松坂さん演じる磐音様を、ひたむきに愛し、強く想い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います。私も早く大きなスクリーンで、磐音様に会いたいです。○柄本佑コメント大好きな本木監督の元、大好きな桃李さんと、大好きな時代劇を、という自分的に特だらけの現場でした。しかも京都で!! うん、嬉しい現場でした。○杉野遥亮コメントこれから始まる壮観な物語の起因となる河出慎之輔を通して、逞しい先輩方の背中に感情的になる日々でした。この先の自分の養分となり財産となる作品に巡り会わせて頂いたことに感謝しています。○本木克英監督コメント本格的な時代劇に相応しく、しかも新鮮なキャストが揃ったと思います。この映画の軸が「悲恋の物語」でもあるため、女優の選択は特に重要でした。木村文乃さんは以前から時代劇が似合うだろうと思っていました。予想は的中し、磐音への想いを胸に秘めつつ、快活に振る舞う江戸市井の女性・おこんの心情を見事に演じて下さいました。いっぽう、磐音と離れる運命を背負いながら一途に彼を想う奈緒役の芳根京子さんは、何度テイクを重ねても同じ涙を流せる、驚異的な集中力と繊細さをお持ちでした。その演技に魅入られてしまい、カットをかけ忘れることもしばしばありました。
2018年11月28日宮沢りえ、南沙良、大倉孝二が出演する、現在公開中の「ポッキーチョコレート」(以下、ポッキー)のTVCM「何本分話そうかな・デビュー篇」。この度、新たにウェブ限定の超ロングバージョンムービー「何本分話そうかな・超ロング篇」が到着した。公開から1か月で247万回の再生を突破したCM「何本分話そうかな・デビュー篇」は、転校先の学校に馴染めない娘(南さん)と、その娘を心配する母親(宮沢さん)の物語が描かれた。そんな母親目線で描かれていたCMが、今回の約7分もある超ロングバージョンムービーでは、娘視点で進行。これまで明かされることのなかった娘の様々な悩みや葛藤、周りに素直になれないもどかしさ、母親への想いなど、家族に心配をかけまいと押し込めていた繊細な娘の胸の内が明らかに。映像では、なかなかうまくいかない学校での孤独感や幼い自分への苛立ちから、思わず海で絶叫するシーンや、「ポッキー5本分」話を聞く、という母親と2人っきりの会話では、「終わっちゃう~」と言いながらポッキーを食べるキュートなシーンも。「ポッキー何本分」というキーワードによってもたらされる、素敵なハッピーエンドに注目だ。また、「B’z」がCM主題歌として書き下ろした「マジェスティック」(作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘)のフルバージョンも収録されている。(cinemacafe.net)
2018年10月02日今回は住戸の向きについてお話ししたいと思います。日本人は南向きが大好きというイメージが強いですが、以下でご紹介するデータはそれを見事に裏付けたものでした。しかし東向きや西向きにもメリットはあり、南向きにこだわらなければ住まい選びの選択肢はずいぶんと広がります。そもそも「南向きの物件」は明るくて暖かい、というのは本当なのでしょうか?■ 日本人は南向きが大好きであることがデータからも判明25階~29階の西向きを基準としたときの階数帯毎の方位別価格差首都圏で2009年から2018年の10年間に供給された物件を対象に各住戸の指数を階数別・方位別にまとめたデータが、株式会社マーキュリーから先日発表されました。日本人の不動産に対する好みが如実に表れていて興味深いものがありました。方位別価格設定の法則新築マンションはたとえ同じ面積であったとしても階数や方位によって価格設定が異なります。一定以上の利益を確保しつつ竣工前に完売させなければならないため、値付けというものは担当者の腕の見せ所になります。南向きを1とした時の階数帯毎の方位別価格差データでは物件の平均坪単価を1とした際の各住戸の坪単価を指数化していますが、これがそのまま人気を反映していると考えて差し支えないと思います。日本人にとっては南向きが東向き・西向きよりも人気が高く、また階数では上層階ほど人気です。■ 南向きは本当に明るくて暖かいのか?kunio / PIXTA(ピクスタ)南向き住戸は日本人に大人気ですが、「明るくて暖かい」というイメージは果たして本当でしょうか。新築物件の営業をしていた時代、筆者は忘れられない体験をしています。横浜市旭区でL字型マンションの完成物件の販売を担当していた際、大阪から転勤が決まったというご一家に契約していただいたことがあります。先発隊として出てこられた奥様と商談を進め、南向きの部屋で話を詰めて最終確認として週末にご主人を迎えたのですが、ここで予想外の展開となりました。りつ。 / PIXTA(ピクスタ)本命物件を引き立たせるためまず西向きの部屋を先に案内し(このような部屋のことを「あて物」と呼ぶ)、次いで商談を進めてきた南向きの部屋に入ったのですが、そのとたんご主人が「部屋が暗い」と言い出したのです。さっきの部屋をもう一回見ようと最初の西向きの部屋に戻り、「こっちの方が明るい」ということで最終的な結論をいただきました。筆者の不動産業界での経験の中で、客があて物を気に入ってしまったというのは後にも先にもこの時だけです。■ 南向き物件は、実は暗くてひんやりしている!?p_curo / PIXTA(ピクスタ)筆者は西向きと南向きを比べてみたことは何回もありますが、確かに西向きから南向きに移動すると部屋が暗くひんやりと感じたものです。太陽が南側にあるときは高い場所にあるため日が差し込みにくく、南向き住戸というのは意外と暗くて寒いのです。またリビングが南向きだと居室は北向きですが、こちらの部屋は日が当たることがありません。一方で西向き住戸の場合、午前中は居室側から日が入り、午後になるとリビング側が明るくなるので、一日を通じて室内のどこかに明るい場所があるのです。patchii / PIXTA(ピクスタ)意外と明るくて暖かいというのは東向き住戸についてもいえるのですが、どういう訳か分かりませんが筆者はこれまで東向きはほとんど見たことがありません。東向き住戸にお住まいの方に話を聞いたことがありますが、リビングに朝日が差し込んでくるというのはなかなかいいものだそうです。ただし午後になると洗濯物が乾かないとこぼしていました。■ 西向きのよく知られたデメリットと意外なメリットbonb / PIXTA(ピクスタ)明るくて暖かい西向きですが、デメリットといえばやはり夏の西日です。レースのカーテンで随分と変わってきますが、暑さが厳しい6月下旬から9月上旬までの3か月は基本的に我慢するしかありません。しかし、西向きにはデメリットを補って余りあるメリットがあります。東京や神奈川の場合は西側に富士山があるため、冬になって空気が澄んでくると場所によっては素晴らしい眺望を楽しむことができます。時にはこんな光景が見えることもあります。「〇〇ビュー」として強みになるのは東京タワーと海と富士山ですが、首都圏で富士山ビューを楽しむことができるのは西向きだけです。■ 南向きにこだわらなければ選択肢は随分と広がるABC / PIXTA(ピクスタ)南向きが必ずしも最高であるといえないことについてご理解いただけたのではないかと思います。東向きや西向きには南向きにないメリットがあり、価格の点では確実に安く手に入れることができます。マンションの営業をしている際に「私は南向き以外考えていません」という人にずいぶんと出会いましたが、南向きにこだわらなければ住まいの選択肢は随分と広がるのです。【参考】※新築マンション価格設定の法則~過去10年間を対象に階数と方位から算出~
2018年09月08日雑誌「nicola(ニコラ)」専属モデルで、現在公開中の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演を務め、話題を呼んでいる16歳の女優の南沙良(みなみ・さら)が、江崎グリコ「ポッキーチョコレート」の新イメージキャラクターに抜擢。宮沢りえ、大倉孝二と共演する新CMが9月4日(火)よりオンエアされる。「ポッキー」といえば、1966年の発売以来、50年以上にわたり幅広い世代から愛され続けるロングセラー商品。イメージキャラクターは過去に新垣結衣や忽那汐里などが務め、人気女優の登竜門ともいわれる。この度解禁となったTV-CMの舞台は、郊外の自然豊かな一軒家。転校先の学校に馴染めない娘(南沙さん)と、その娘を心配する母親(宮沢さん)のストーリーが、ドラマチックな世界観とともに表現されている。食べる本数を会話する時間の単位とした「ポッキー何本分」というテーマのもと、「明日はポッキー何本分話そうか」などと、親子のコミュニケーションや、会話を後押しするメッセージが込められており、家族の会話を弾ませる微笑ましいストーリーとなっている。■熟練の映画製作チームがCMに結集CM“初”挑戦ながら、初々しくも堂々とした立ち居振る舞いを見せた南さん。映画『嘘を愛する女』を手掛けた中江和仁監督をはじめ、カメラマン、照明、美術など、熟練の映画スタッフが集結し、映画さながらの本格的なセットの中で今回の撮影は行われた。そんな製作チームにより、ファーストカットから圧巻の演技を見せた宮沢さんの芝居に引っ張られる形で、南さんの感情表現もどんどん研ぎ澄まされていく。メインである会話のシーンを撮るころには、2人の間にはすっかり本物の母娘のような関係ができ上がっていた。■南沙良、撮影現場で思わず涙を流す場面も宮沢さんが「話聞きますよ、ポッキー5本分」と話しかけて、南さんの本音を聞き出すシーン。母と娘がポッキーを介して打ち解ける重要な場面だけに、両者とも迫真の演技を披露。母親らしい深い愛情のこもった眼差しで南さんの髪を優しく撫でる宮沢さんと、沈んだ表情から一転、宮沢さんのお茶目な仕草に思わず笑いがこみ上げるという感情の振り幅が大きい芝居を見事に演じた南さん。すべてを包み込むような宮沢さんの優しさで表現される、娘を思う母の気持ちと、その愛情を伝えようとする母の想いを汲み取った南さんは現場で本当に涙を流してしまうひと幕があったという。■南沙良「自然体でできた気がします」南さんは、「CMのお話を聞いた時、ちょうどハンバーグを食べていて、いままで食べたハンバーグの中で一番美味しかったと感じました。そのぐらい驚いたと同時に、とても嬉しかったです」と初々しさいっぱいにコメント。初めてのCM撮影ということもあり、「すごく緊張していて、撮影前日の夜も早く寝たら、朝4時に目が覚めてしまいましたが、宮沢さんも大倉さんも気さくに話しかけてきてくださったので、自然体でできた気がします」と語り、「撮影の合間、宮沢さんに『私、趣味がお裁縫なんです』とお伝えしたら、『素敵だね』『どういうの作るの?』と仰ってくださって。いろいろお話できて楽しかったです」と、特に“母”宮沢さんの存在も大きかったそうだ。現在ドラマ出演は未経験とはいえ、映画初主演『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』に続いて、11月17日(土)公開の映画『無限ファンデーション』で主演2作目(映画出演3作目)を務めるという16歳の新人女優・南さん。今後の活躍に、さらに注目が集まりそうだ。なお、同CMの主題歌は、「B’z」書き下ろしの新曲「マジェスティック」(作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘)が起用されている。江崎グリコ「ポッキーチョコレート」新TV-CM「何本分話そうかな・デビュー篇」は9月4日(火)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2018年08月31日『お盆の弟』が第37回ヨコハマ映画祭にて4冠を獲得した大崎章監督の最新作『無限ファンデーション』で、注目の若手女優・南沙良が主演に抜擢されたことが分かった。■ストーリー友達がいない高崎に住む女子高生・未来(南沙良)は、服飾の道に進みたいと密かな夢を抱いている。そんなある日、幽霊の女の子・小雨(西山小雨)と出会い、さらには演劇部のナノカ(原菜乃華)が未来の服のデザインを書いたスケッチを目にしたことから、演劇部に衣装スタッフとして誘われる未来。幽霊のいる日常、演劇、将来の夢…世にも奇妙だけど夢に真っ直ぐな未来と仲間たちの青春の日々が全編即興劇で描かれる。■16歳でも難しい役に挑み続ける南さん本作で主演を務める南さんは、映画初出演となった『幼な子われらに生まれ』で、多感な少女の心の動きを繊細に表現し、現在公開中の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では吃音をコンプレックスに感じ思い悩む女子高生という、非常に難しい役をこなす、いま最も注目される若手女優だ。本作は8月に群馬県高崎市を中心にロケを敢行。11月に開催となる「MOOSIC LAB 2018」の長編部門出品作品で、シンガーソングライター西山小雨の「未来へ」を原案として製作され、西山さんも劇中に出演している。■共演陣にも、鮮烈なデビューを飾った若手キャストが集結!共演には昨年『はらはらなのか。』で鮮烈な主演デビューを飾った原菜乃華、『おじいちゃん、死んじゃったって。』で強烈な印象を残した小野花梨という、フレッシュなだけでなく、確かな演技力を持った10代の女優が名を連ねた。さらには南沙良が演じる未来の母親役に『榎田貿易堂』など数々の映画に出演しているベテランの片岡礼子が決定している。ちなみに本作は全編を即興劇で挑戦することも明らかとなっており、キャストの実力がむき出しとなる意欲的な作品としても注目が集まる。■大崎監督も意気込み「やるしかないです」本作にあたって、大崎章監督は「目の前にキラキラとしたダイヤモンドのような人達がいっぱいいて、眩しいです。このダイヤ達をもっと輝かせるために、やるしかないです」と並々ならる意気込みを語った。主演の南さんは「リハーサルは始まっていますが、全てが即興で作られていくので、毎回とても新鮮な気持ちで取り組むことが出来ます。現場での温度を丁寧に感じて、物語を重ねていけたらと思っています。皆さんに素敵なものをお届けできるよう頑張ります」とコメントした。『無限ファンデーション』は11月17日(土)~K’s cinemaで開催の映画祭“MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)”を皮切りに全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年08月07日映画初出演となった『幼な子われらに生まれ』では、多感な少女の心の動きを繊細に表現した女優・南沙良。そんな彼女が初主演を飾った映画が、押見修造の実体験を基にした青春漫画の実写化『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』だ。吃音をコンプレックスに感じ、思い悩む女子高生という、非常に難しい役に挑んだ南さんが、作品に込めた思いや夢だった女優という仕事について語った。役柄に向き合う真摯な態度南さんが演じた志乃は、吃音へのコンプレックスから、クラスメイトとの人間関係に悩む女子高生。南さんも「私はコンプレックスだらけ」と苦笑いを浮かべていたが、人前で話すことや、自分の言葉でしっかり意思を伝えることが苦手だという部分で、志乃には共感できるところが多かったという。「原作を読むまで吃音という存在を知らなかった」と話していた南さん。撮影前に、吃音を持つ人たちに話を聞き、しっかりと理解を深めることからはじめたという。その際「吃音といっても、一人一人感じ方や話し方が違う。志乃ならではという吃音への向き合い方をしっかり理解しなければいけない」と役作りに臨んだ。そのなかで南さんは「吃音というコンプレックスはあるものの、それを除けば、明るくて可愛らしい女の子。そういう高校生らしさを大切にしました」と志乃という女の子を立体化していったという。“南沙良”として話をすることが大の苦手南さんは、幼稚園のころから女優という仕事に憧れを持っていたという。昨年公開の『幼な子われらに生まれ』では、初めてのオーディションでチャンスを物にした。そして本作では主演への挑戦。「オーディションの前に原作コミックを読んでいて、絶対に志乃をやりたいという気持ちが強かった」と胸の内を明かしていたが、デビュー作同様「あまり緊張感や気負いはなかった」と当時を振り返る。本人いわく「お芝居や撮影ではあまり緊張することがない」のだが、自分の言葉で相手に伝えなくてはいけないときは「生きた心地がしない」らしい。オーディションでも「最初に『南沙良です』と話すところが一番緊張します」と面白いカミングアウト。このインタビューは、初日舞台挨拶が行なわれる直前に行なわれたが「舞台挨拶のことを考えると、本当に生きた心地がしないんです」と苦い顔を浮かべる。とにかく“南沙良”として話をすることが大の苦手だという。しかし、今後は映画のプロモーションで、イベントやテレビ番組などに出る機会もきっと増えるだろう。そのことを問うと「しっかり勉強しなければいけないなと思っています」と苦笑い。しかし、裏を返せば、役になりきればどんなことでも臆せずできるということであり、女優としての資質は高いように感じられる。その点について「役を通して感情を表現できるのは、いい意味でコンプレックス解消に役立ってくれるのかもしれません」と語っていた。いろいろな表現ができる女優さんになりたい!デビューから2作、とても良質な映画に出演している印象を受けるが「まだ女優さんとしてお仕事をしているんだという実感は、そこまで強く感じていません」と冷静に語る。それでも「現場でお芝居をしているとき、ふと『夢が叶ったんだな』と感じることもありますし、ずっとこれからも続けていきたいと思っています」と前を向く。あまり笑顔を見せることがない役が続いたことについて「これからは、一つの型にはまらず、いろいろな表現ができる女優さんになりたい」と語った南さん。以前、事務所の先輩である新垣結衣さんや、実力派女優として活躍中の二階堂ふみさん、満島ひかりさんを憧れの女優としてあげていたが、そんな彼女たちと同じ“女優”という舞台に立った。「とても同じ舞台にいるという実感はありませんが、いまでもすごく尊敬し、憧れの存在であることは変わっていません。でも、いつか一緒にお芝居をしてみたいという気持ちはあります。きっとワーっと舞い上がってしまうと思うのですが、しっかりとした気持ちで臨めるように経験を積みたいです」。本作と出会ったことで「自分のなかにはコンプレックスや『嫌だな』と思う部分がたくさんあるのですが、今まではどうやって排除しようかとばかり考えていました。でも、個性としてしっかり向き合うことの大切さを学びました」と気持ちが変わったという。台本をしっかり読み込み役作りをしつつも、現場で沸きあがるリアルな感情を大切に撮影に臨み、メガホンをとった湯浅弘章監督も、丁寧に南さんの表現をすくいあげた。作品を観て「生々しさを感じた」という南さんの言葉が、この作品の魅力を的確に表現している。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)
2018年08月06日長野の名勝・天竜峡の近くに、南信州の自然と農産物を楽しめる癒やしスポットがあることをご存じですか。"ココロ和む南信州リゾート”がテーマの「ココロファームビレッジ」にあるカフェ「ファームカフェココロ」では、南信州の食材を使ったハンバーガーを堪能することができます。シャキシャキの朝採れレタスや南信州牛100%の肉汁あふれるパテなど、南信州の旨みがギュッと詰まった絶品バーガーをご紹介します。天竜峡の癒やしスポット「ココロファームビレッジ」長野県飯田市にある名勝・天竜峡の近くに佇む緑に囲まれた「ココロファームビレッジ」。“ココロ和む南信州リゾート”をテーマに、豊かな自然と南信州の新鮮な農産物を味わえる場所として、南信州の農産物を豊富に揃えたマルシェやレストラン、カフェなどを展開。樹木に囲まれた空間は落ち着いた雰囲気で、ココロ和む癒やしのスポットとして天竜峡を訪れる人たちに親しまれています。南信州の食材を味わえる「ファームカフェココロ」「ココロファームビレッジ」内にある、有機野菜のおいしさを発信する“飲食だけでなく、ゆとりある時間と場所の提供を通じた、心地よい空間の実現”がコンセプトのお店「ファームカフェココロ」。その日の朝、南信州で採れた新鮮な野菜をふんだんに使ったメニューや、焼きたてのパン、オリジナルのスムージーを堪能することができます。南信州の農産物を使ったメニューは、同施設にある「リストランテ・ココリズム」でも味わえますが、少しカジュアルに、気軽に食事を楽しみたい人に「ファームカフェココロ」がおすすめです。看板メニュー「ココロバーガー」朝採れたばかりのシャキシャキのレタスに、南信州牛100%の肉汁あふれる150gの大ボリュームパテ、じっくりローストした玉ねぎは甘みがあります。生産者こだわりのみずみずしいトマト、シェフが1か月かけて丁寧につくった天竜峡黒豚ベーコンなど、南信州の食材が、自家製全粒粉バンズにギュッと詰まった一品。濃厚なトマトデミグラスソースとチェダーチーズもたまりません。ここでしか味わえない絶品バーガーをぜひ堪能してみてくださいね。天竜峡の自然で遊んだあとのひと休みに「ファームカフェココロ」は、JR飯田線「天竜峡駅」から徒歩5分ほどのところにあります。ライン下りやラフティングなど“自然を楽しむ”天竜峡で思いっきり遊んで疲れたら、ココロ和む南信州リゾート「ココロファームビレッジ」でひと休みしませんか。天竜峡へ訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。スポット情報スポット名:ファームカフェココロ住所:長野県飯田市 川路7620電話番号:0265-49-5560
2018年07月14日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優でモデルの南 沙良さんです。小さい頃から“想像”が好き。それが女優という仕事の原点。7月14日公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で初主演。吃音により上手く話せない少女を演じている。「私は人前に出て自分の言葉で表現するのが苦手。今回演じた志乃とは重なる部分が多く、スムーズに役に入れました」。子供の時から想像の世界に没頭するのが好きだったとか。「小さい頃はよく、頭の中で絵本『ぐりとぐら』のぐらになりきっていました。お芝居をする時も、役の心情をイメージするのが楽しくて。自分とかけ離れた役にも挑戦したい。すごく強い女性とか」お父さんの影響で小さい頃からカメラ好き。お散歩のお供にぴったり。最近はフィルムで撮るのにハマっています。月に2回は猫カフェへ。お気に入りの“ミルクちゃん”に会いに、足繁く通っています!スニーカーを自分好みにアレンジ。黒のオールスターを、脱色して茶色にしました。カスタム、好きなんです。みなみ・さら2002年生まれ。2014年に雑誌『nicola』のモデルオーディションでグランプリを獲得してデビュー。映画『幼な子われらに生まれ』やREBECCAのMVなどに出演。※『anan』2018年7月11日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2018年07月09日「喋れないんなら紙に書けばいいじゃん」閉ざされていた志乃の毎日に風穴を開けたのは、加代のぶっきらぼうな一言でしたーー。漫画家・押見修造さん原作の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』公開記念トーク、後編。主演の南さんも原作者の押見さんも、「喋れない」けど「伝えたい」ことを、演技やペンで伝えようとしています。「普通」とは何なのか。「普通」にならなくても、伝えられることがあるー。トークの後半では、映画のクライマックスシーンを振り返りながら、伝えること、表現することに対するそれぞれの思いを語りました。ズレがあるから愛おしいUpload By 柳瀬徹鈴木吃音に限らずコミュニケーションの困難は、誰かがサポートすることで緩和されることもあるんですけど、まったくなくなるわけではありません。ゼロが100になったり、100がゼロになるわけではないし、そもそも誰もがコミュニケーションにズレを感じているんだと思うんです。加代は音楽が好きだけど、自分で歌おうとすると世間の「いい歌」の基準からズレてしまう。志乃はスムーズな日常会話はできないけど、加代のギターで歌うとそのズレから解放される。菊地はしゃべりまくってみんなの注目を集めようとすればするほど、周囲から浮いて孤立していく。でも本当は、全員がポンポンと会話をする必要なんてないですよね。押見僕はズレがないとその人を愛おしいと思えないです。コミュニケーションがつるっとスムーズにできる人よりも、どこかにズレを抱えているほうが、人間の振れ幅が大きいんじゃないかな、って。マンガでもそういう人物のほうがキャラが立ちますね。鈴木女優は自分と違う人間を演じながら、振れ幅を意図的につくるお仕事でもありますよね。役を演じることで、ふだんの自分自身の振れ幅が大きくなることもありますか?南ありますね。私は、プチ反抗期はあっても大きな反抗期がぜんぜんなかったんですが、ある作品で親にすごく反抗する子を演じていた時期は、両親に対するあたりが強かったです。鈴木ご両親はイヤだったでしょうね(笑)。南イヤがってましたね(笑)。ふだんはチャンネル争いなんてしないのに、勝手に変えられるとイラッときて、ケンカになったりとか。押見撮影が終わって変わりましたか?南少し優しくなりました(笑)。「魔法」はいらないのだと思うUpload By 柳瀬徹鈴木映画の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』ではどのシーンがいちばん印象に残っていますか?南やっぱりクライマックスの、体育館のシーンです。どうやって演じるか、監督さんとすごく話しあったんですけど、最後に「思ったことをそのまま表現してください」と言われました。鈴木押見さんはその撮影現場にいらっしゃったんですよね。押見南さんの後ろのほうで、スケッチしながら見ていました。肩にすごく力が入って背中が丸くなってて、本気で泣きながら、絞り出すようにして叫んでいましたよね。ああ、本当に志乃になってくれたんだなと思って、嬉しかったです。映画のはじまりから、志乃はずっとうつむいていましたよね。南うつむいてましたね。押見最後もうつむきながら叫ぶところがすごくよかった。鈴木そのあとに来るラストは明かせませんけど、志乃の日常が少しだけ新しいものになったことを予感させるシーンでしたね。南志乃にもこんなことが起こるんだって、私も嬉しかったです。押見ラストシーンでも、志乃はちゃんとどもってるんですよね。鈴木そういえば映画のなかで加代が歌う「魔法」は押見さんの作詞ですよね。押見マンガで加代が歌っていた詞に曲をつけていただいたんですが、この「魔法」は「普通」に置き換えても意味は同じだと思うんです。鈴木普通にならなくても、伝えること、つながることはできるんだって、加代から志乃へのメッセージのような歌でしたね。「魔法」作詞:押見修造作曲:まつきあゆむ魔法をください魔法をくださいみんなと同じに喋れる魔法みんなと同じに歌える魔法それさえあればそれさえあれば私は外へ出かけてゆくよでもどこへ行こうでもどこへ行こう私は今すぐ帰りたい私は今すぐ帰りたいみんなの知らない秘密の場所にあのコの座る校舎の裏に魔法はいらない魔法はいらないみんなと同じに喋れる魔法みんなと同じに歌える魔法魔法はいらない魔法はいらないみんなと同じに喋れる魔法みんなと同じに歌える魔法魔法はいらない魔法はいらないみんなと同じに喋れる魔法みんなと同じに歌える魔法つばを吐き捨ててバスに乗ろう私は遠くに出かけていくから映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』より押見これは加代が初めて作った曲なんですが、蒔田さんの歌い方にもメロディにも、初めて作った稚拙な感じがほどよくあって、すごくよかったですね。鈴木映画の中盤で、志乃と加代が初めて街に出て歌うシーンもよかったですね。僕はあそこから泣いてしまいました。押見2人で歌う、そのキラキラ感がすごい。南歌うのは好きなんですけど、人前で歌うのは緊張します。むちゃくちゃ練習しました。押見志乃が歌うとしたらこんな感じだろうな、と思いましたね。濁っているものを「返す場所」Upload By 柳瀬徹押見僕は吃音について親にまったく相談しませんでしたし、誰にも相談しませんでした。でもちょっとした糸口、閉じた世界にちょっとした穴が開けば、考え方が変わるチャンスはあると思うんです。僕自身は学校なんて行きたくなければ行かなくていいと思っている親なんで、あまり参考にはならないかもしれませんが。僕には小4の娘がいるので、同級生のお母さんたちと接する機会が多いんですけど、子どもについての認識が自分自身にくっつきすぎているんじゃないか、そう映る人が少なくないんです。子どものつまずきはあくまでも子どものものであって、自分自身の人生のつまずきではないと思うんです。気持ちはわかるんですけど、自分と違う人間として、もう少し切り離したほうがいいんじゃないかな、と。自分とは違う人間なんだから、お互いの違いは否定しないほうがいいんじゃないですか。14歳に戻ったら、自分の親にそう伝えたいですね(笑)。南『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』をはじめて読んだときに、もちろん考え方が変わったんですけど、これは誰にでもあることだな、自分の中にもあることだな、ってすごく思いました。自分の中にある白くないものとか、濁っているものとか、真っ黒なものとか。志乃を演じてみて、濁っているものを返す場所があるんだ、って思いました。どこに戻せばいいかわからなくなるときもあると思うんですけど、自分の濁っている部分も、きっと元のままでいられる場所が、あるんじゃないかって。押見「返す場所」って、すごい表現ですね。そうか、返してあげればいいんだ。今、すごく腑に落ちました。映画の志乃は、はたして「返す場所」を見つけることができたのでしょうか。その答えはぜひ劇場で確かめてください。(完)文: 柳瀬徹写真: 鈴木江実子スタイリング(南さん担当): 道券芳恵ヘア&メイク(南さん担当): 藤尾明日香(kichi inc.)Upload By 柳瀬徹2018年7月14日(土)より、「新宿武蔵野館」ほか全国順次ロードショー。押見修造氏の人気コミック、待望の映画化。高校1年生の志乃は、喋ろうとするたびに言葉に詰まり、名前すらうまく言うことができない。同級生の加代は、ギターが生きがいだけれど音痴。コンプレックスから目を背け、人との関わりを避けてきた志乃と加代が出会い、小さな一歩を踏み出すけれど…。青春時代にだれもが抱いた苦悩や葛藤を、みずみずしく描いた作品。出演: 南沙良、蒔田彩珠、萩原利久他原作: 押見修造『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(太田出版)監督: 湯浅弘章脚本: 足立紳音楽: まつきあゆむ映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』公式サイト
2018年07月04日若い3人が体当たりで演じてくれたUpload By 柳瀬徹主演の南さん、原作者の押見さん、発達ナビ編集長の鈴木の3人とも「言葉で伝えるのが苦手」「人と話すのが苦手」と口を揃えます。一つひとつ言葉を探しながら、静かにトークが始まりました。鈴木僕は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を数年前に読んだのですが、自分自身が人とうまく話せない時期があったりもしたので、すごく思い入れがある作品なんです。映画も素晴らしかったですね。志乃と加代が路上で歌い始めるシーンから、早くも泣いてました(笑)。押見さんの作品はここ何年かで次々と映像化されていますが、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が映画化されると聞いてどう思われましたか?押見僕のマンガは「変態」と言われることが多いのですが(笑)、この作品は自分のなかではいちばんとっつきやすいマンガだと思っています。もっといろいろな人に読んでもらえるきっかけができて、素直にありがたいですね。刊行されて何年も経っているのにもかかわらず、映画化してくれるというのも嬉しかったです。制作の方とお会いして、吃音というテーマだけでなく作品そのものを大事にしたいんだ、と言ってくださって、これはいい映画になるんじゃないかと思いました。鈴木完成した映画を見ての印象は?押見南さんをはじめ、俳優のみなさんの演技がとにかくすごい。マンガの登場人物を再現するというよりも、1人の人間として体現してくれていて、生々しくて説得力がありました。鈴木志乃役の南沙良さん、加代役の蒔田彩珠さん、菊地役の萩原利久さん、3人とも高校時代特有の生々しさがありましたよね。湯浅弘章監督の「3人が体当たりで演じてくれた」というコメントはまさにその通りだなと思いました。南さんは小学生の頃から押見さんのマンガを読まれていたそうですが、初主演作品が『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』に決まってどう思いましたか?南すごく嬉しくて、撮影前は興奮して寝つけなかったです。その反面、作品の世界観を壊してしまうんじゃないか、大丈夫かなという思いがすごく強くて不安になってしまって…。初日の撮影がなんとか終わって、やっとこれで始まるのかな、って気持ちになれました。私も、自分の思いを言葉にして人に伝えるのがすごく苦手だし、人と話すということが得意じゃないので、志乃にはすごく共感します。コンプレックスは排除しなくていいUpload By 柳瀬徹鈴木人と話すのが苦手なんですか?南そうですね…。なかなかうまく喋れないし、うまい返事もできないし。鈴木プロフィールの「趣味」のトップに「大仏鑑賞」とありますが、たしかに人づきあいの上手な15歳の趣味にはあまり見えないですね(笑)。南大仏は、小学校の修学旅行で行った京都の三十三間堂で、「迦楼羅王(かるらおう)像」の仏像と出会ってからハマりました(笑)。鈴木本物ですね(笑)。それはともかく、南さん演じる志乃はマンガそのままというわけではないのにも関わらず、どこから見ても志乃ちゃんそのものでした。自分にもコンプレックスがあるからこそ、志乃に共感できた?南そうですね。でも『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を読んで、コンプレックスは排除しなくてもいいのかなって思えるようになりましたね。コンプレックスに向き合って、つきあっていこうと考え方が変わりました。鈴木志乃役のオーディションには押見さんも同席されたそうですが、加代役の蒔田さんはすでに決まっていたものの、志乃役はなかなか決まらなかったと聞きました。押見そうですね。鈴木最後に現れた南さんが演技を始めようとした瞬間に、満場一致で「志乃だ」となったそうですが、押見さんから見た南さんの第一印象は?押見志乃と同じ、ある種の「軽さ」のようなものを感じたというか…原作の志乃は、本人はいたって真剣に悩んでいるんだけど、周囲にはうまく伝わらなくて笑われてしまったり、シリアスになりきれないところがあります。その志乃という子のちぐはぐさを、南さんは体現してくれていました。鈴木南さんと志乃は人と話すのが苦手なのが共通しているということですが、素の自分だけでなく、演じなければいけない部分もありますよね。南吃音についてはあまり知らなかったので、まずは知るところからと、撮影に入る前に吃音当事者の方に取材させていただいて、お話を伺いました。「普通」でなくてもいい世界があるUpload By 柳瀬徹鈴木吃音については押見さんご自身の実体験がもとになっているんですよね?押見喋るのが難しいとはじめて感じたのは中学2年生のときだったと思います。でも、ずっとどもっているわけじゃなくて、調子のいいときも悪いときも、慣れてきたと思ったらまたどもったりと波があって、今でもときどきどもります。いちばん苦しかったのは、吃音なんて言葉も知らなかった中学時代ですね。鈴木いつも1人で過ごしていた志乃は加代と出会って、加代と友達になりたい、気持ちを伝えたいと思う。そこから物語が動き出すわけですが、中学生の押見さんにもそんな相手がいたんですか?押見友達は…少なかったですね(笑)。数少ない友達が、それなりに受け入れてくれたのかな、という感じです。よく覚えているのは、大学のときの友達ですね。入学して、最初の自己紹介タイムでいきなりつまずいて(笑)。それでサークルの勧誘なども受けずに1人でいたんですけど、それでも自分に話しかけてくれたヤツがいたんです。そいつは僕の吃音を、それはそれでかわいい、おもしろいものとして笑ってくれた。人からバカにされたくないから1人でいるくせに、人のことはバカにするような、そんな自意識過剰な人間を受け止めてくれたヤツがいて、それで救われたんだと思います。鈴木吃音に苦しむ押見さんを友達が受け入れてくれたように、違いをそのまま受け入れてくれる人がいると、自分自身の考え方が変わるし、おおげさにいえば世界が少し変わりますよね。でも学校という場所には、みんなと同じように振る舞い、喋らなきゃいけないというプレッシャーが少なからずある気がします。押見ありますね。鈴木撮影時の南さんは中3、今は高1で、登場人物たちとほぼ同じ年代ですが、南さんにとって学校はどんな世界ですか?南今のお仕事を始めるまでは、学校が世界のすべてという感じでした。普通じゃないとハブられるんじゃないか、同級生からも先生からも認めてもらえないんじゃないか、という気持ちが強かったです。でもお仕事をするようになって、普通じゃなくてもいいんだって気づきました。でも、学校に通いながら仕事をしていることに対して、何か言われることもあったり…押見ありがちですよね。鈴木「自分と違う」ということに対して、押さえつけようとしてくる人も、中にはいると思います。でも志乃にとっての加代や、押見さんの大学時代の友達みたいに、分かってくれる人が1人いるだけで、ぐっと視野は広がりますよね。学校がすべてじゃないんだって思える、それだけでラクになるんじゃないでしょうか。押見普通じゃない世界がある。そう認識するだけでだいぶ違いますよね。「普通の会話」は難しいUpload By 柳瀬徹鈴木僕は小中学校の頃から人とうまく話せないほうだったんですが、大学卒業後にますますその自覚が強くなって、むしろ学校を出てからのほうが苦しかったんです。そんなとき、ある年上の人とお酒を飲むことがあって、その人が「君はちゃんとどもることができるのがいい」と言ってくれたんです。立て板に水で話すヤツなんて、俺は信用できない、と。どもることを肯定してくれたんですね。押見そんなの、惚れちゃいますよね(笑)。鈴木伝わらなくても伝えたいと思うからこそ、苦しい。伝わらなさを少しだけ肯定してもらうだけで、ずいぶん伝えられることが大きくなるんだなと思いました。マンガ家も女優も誰かに何かを伝えるお仕事ですが、喋って伝えるということと、感覚に違いはありますか?押見僕は、喋って「自分」を伝えられた経験がそもそもないんですよ。でもマンガは読者が自分のリズムで追体験してくれるから、思いを強く伝えられるメディアなんだと思います。まぁ僕は、「自分の苦しみを味わわせてやろう」とか思いながら描いているようなやつなんですけどね(笑)。南私もふだんからうまく伝えられないので、会話が終わってからいつも一人で反省会してます。押見わかる(笑)。南家でも練習してます。鈴木映画でも志乃がやっていましたね。「4丁目にケーキ屋さん出来たの知ってる?」「あ、知ってる知ってるー」とか。南そうですそうです。まさにあんな感じで。志乃とは違って、頭の中で相手が喋って、私はその人に向かって実際に喋るんですけど。実際に会ったときにもっと普通に会話ができるようにって。押見でも、「普通の会話」をしなくてもいいと思いますけどね。会話、難しくないですか(笑)。僕は会話の成功体験がないから、そう思ってしまいます。ーーーー普通の会話なんてしなくていい。そう思い合える人同士だからこそ、交わせる言葉があるのかも知れません。後編では、南さんの発する言葉の力に押見さんが驚く、そんな場面もありました。(後編につづく)文: 柳瀬徹写真: 鈴木江実子スタイリング(南さん担当): 道券芳恵ヘア&メイク(南さん担当): 藤尾明日香(kichi inc.)Upload By 柳瀬徹2018年7月14日(土)より、「新宿武蔵野館」ほか全国順次ロードショー。押見修造氏の人気コミック、待望の映画化。高校1年生の志乃は、喋ろうとするたびに言葉に詰まり、名前すらうまく言うことができない。同級生の加代は、ギターが生きがいだけれど音痴。コンプレックスから目を背け、人との関わりを避けてきた志乃と加代が出会い、小さな一歩を踏み出すけれど…。青春時代にだれもが抱いた苦悩や葛藤を、みずみずしく描いた作品。出演: 南沙良、蒔田彩珠、萩原利久他原作:押見修造『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(太田出版)監督:湯浅弘章脚本:足立紳音楽:まつきあゆむ映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』公式サイト
2018年07月03日伝わらなくても伝えたい──。少女たちの青春を描く『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が映画化!2018年7月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開される映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』。原作は押見修造さんの人気コミックです。中学生のころに話しづらさを感じたというご自身の経験からつくられた物語です。高校1年生の大島志乃は上手く言葉を話せないことで周囲と馴染めずにいた。そんな時、ひょんなことから校舎裏で同級生の加代と出会い、一緒に過ごすようになる。人と距離を置き卑屈になりがちな志乃だったが、加代からバンドを組まないかと誘われたことで少しずつ変わっていく。ふたりで過ごす夏休みが平穏に過ぎていくと思っていた志乃だったが、自分をからかった同級生の男子・菊地が強引に参加することになり…。志乃は、人前でうまく喋ることができません。映画の序盤で、教室で徐々に自己紹介の順番が近づいてくるときの志乃の姿が描かれます。うまく喋れるだろうか、自己紹介がきちんとできるだろうか――志乃の緊張感が、画面を越えて伝わってきます。そして、練習の甲斐なくうまく名前を言えずにクラスメートたちに笑われて、うつむいてしまう志乃…。そこから、志乃の世界へと一気に引き込まれていきます。励ましのつもりでかけた大人の言葉が志乃を傷つけてしまうのと対照的に、「病気なの?」とストレートに質問しつつもありのままの志乃を受け入れる加代の姿…。うまく言葉が話せないことを母親や担任の先生、加代、そして志乃本人がどう捉えているのかを感じさせるシーンが、端々に散りばめられ、「話せない」志乃を取り巻く状況を浮かび上がらせています。志乃と加代、2人の葛藤と挑戦を中心に編まれていく物語Upload By 発達ナビニュース高校に入学したものの、最初の自己紹介でみんなに笑われてしまった志乃は、クラスに馴染めないまま一人ぼっちの高校生活を送ります。そんな志乃に、「喋れないなら、書けばいいじゃん」とメモとペンを渡したのがもう一人の主人公の加代でした。加代は音楽が好きだけれど音痴だという悩みを抱えています。おっとりとした志乃にクールな加代と、全くタイプの違う2人ですが、ある日、加代は志乃の歌声に心を奪われ、「一緒にバンドを組もう」と誘います。文化祭に出ることを目標に練習を重ね、一緒に歌い演奏することを通してお互いが抱えるコンプレックスと向き合うと同時に、友情も急速に深まっていくのです。ぶつかり合いながら、少しずつ前に進む志乃と加代。そこへ…Upload By 発達ナビニュース初めは、バンドを組むという加代の誘いに戸惑った志乃。「しのかよ」として初めての路上ライブは、場所を決めるところまで一つひとつが緊張の連続。高校1年生らしい初々しさが感じられます。声をかけた加代にとっても部屋を出て人前でギターを弾くのは初めて。指の動きがおぼつかず、ぎこちない演奏と歌が始まります。路上ライブを繰り返すなかで、お互いを認め自分のありのままを受け入れていく2人。いつしか志乃はうつむいたり、会話で言葉につまることが少なくなり、加代も穏やかな表情で過ごすことが増えていました。たどたどしい雰囲気で路上ライブを始めた2人の演奏と歌声に少しずつ自信が満ちていく様子はとても眩しく爽快な気分になります。しかし、新学期の教室で自己紹介の際に志乃をからかった菊地が、街中で演奏する2人と遭遇したことから状況は一変します。菊地自身、人と触れ合いたい気持ちが空回りして、学校で浮いてしまっていたのです。「仲間に入れて欲しい!」という菊地を加代は引き入れますが、これによって志乃と加代の間に微妙な空気が…。志乃は菊地を前に、自分の殻にこもっていってしまうのです。3人のそれぞれの思いが溢れ、重なり、離れて──ほんの少しのすれ違いで関係が崩れてしまう10代のヒリヒリするような友情が描かれます。「しのかよ」で出演するための練習を続けてきた文化祭のステージ。2人は舞台に立てるのか、志乃は再び前を向くことができるのか──。原作とは少し異なるクライマックスまで、目が離せません。志乃役の南沙良さん、加代役の蒔田彩珠さん、菊地役の萩原利久さんは、演じた役と同世代。等身大の体当たりな演技に心を打たれます。また、志乃と加代が歩く海辺の景色や、オレンジ色の夕日に照らされながら歌う姿など、随所に盛り込まれた美しい情景も見どころです。2018年7月14日から全国順次公開!Upload By 発達ナビニュース人とうまく話せないことに悩む志乃だけでなく、加代や菊池もそれぞれがコンプレックスを抱えています。「自分とは何か」について考え、悩みを抱く思春期。今、高校生の人も、かつて高校生だった人にも、全ての世代の人に共感できるところが見つかる映画です。『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は、2018年7月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されます。不器用だけど、まっすぐで一生懸命な志乃と加代、そして菊地の3人に"会いに"ぜひ劇場へ!【出演】南 沙良 蒔田彩珠/萩原利久/小柳まいか 池田朱那 柿本朱里 中田美優/蒼波 純/渡辺 哲/山田キヌヲ 奥貫 薫【監督】湯浅弘章【原作】押見修造 「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(太田出版)【脚本】足立 紳【音楽】まつきあゆむ【配給】ビターズ・エンド【制作プロダクション】東北新社【製作】「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会(日本出版販売 カルチュア・エンタテインメント 東北新社 ベンチャーバンク)2017年/日本/カラー/シネスコ/5.1ch/110分(c)押見修造/太田出版(c)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会※記事中の挿入動画及び画像すべてに関して映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』公式サイト映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』Facebookページ
2018年07月02日神楽坂の裏路地にある隠れ家風レストラン!東京・神楽坂「TRATTORIA La Tartarughina(トラットリア ラ タルタルギーナ)」は、南イタリアに来たのかと思わせるようなたたずまいの外観が特徴的なレストラン。裏路地にあるため、隠れ家レストランとしても知られています。店内にはイタリア製の小物がセンス良く飾られ、おいしい料理が盛り付けられるお皿もイタリア製。目に鮮やかなデザインと色の品々に囲まれ、陽気な気分で食事を楽しむことができます。イタリア気分を存分に味わってほしいというシェフの思いサービスや料理でイタリア気分を存分に味わってほしいと語るのは、イタリアで修行したオーナーシェフ。有機野菜や旬の食材にこだわった料理が、訪れる人の舌を満足させると評判です。華やかな色合いや盛り付けの料理はSNS映えも抜群! 本場ブーリア料理のほか、ナポリ料理やシチリア料理も楽しめます。「自家製パッパルデッレ海の幸のナポリ風カルトッチョ」お店イチオシのメニューは、「自家製パッパルデッレ海の幸のナポリ風カルトッチョ」。カルトッチョとは、紙包み焼きのことをいいます。アルミホイルを可愛らしい白鳥の形にしたおしゃれな包み焼きは「トラットリア ラ タルタルギーナ」でしかお目にかかることができないでしょう。旨味たっぷりの濃厚魚介ベースのスープに、もちもちの自家製平打ちパスタが好相性です。アサリやムール貝、海老などの海の幸を存分に楽しめます。誕生日にはアコーディオン演奏で陽気な気分に!「トラットリア ラ タルタルギーナ」の嬉しいサービスのひとつが、誕生日の人へのアコーディオン演奏! サプライズ対応も可能です。お祝いの音色とともに、皆が陽気で幸せ気分を共有することができます。オーダーメイドのランプシェードやタイルなど、イタリアの雰囲気たっぷりの中でお祝いしてもらえる経験は、大切な思い出の1ページとなるはずです。記念の乾杯には、お店こだわりのワインがおすすめです。手打ちパスタとイタリア気分を満喫しよう!おひとりさまでも気楽にイタリア気分を満喫できるレストラン「トラットリア ラ タルタルギーナ」。太陽のレリーフと黄色いTRATTORIAの看板が目印です。料理にたっぷり使用しているオリーブオイルは、シチリア州に住むシェフの友人が作った逸品。シンプルな素朴さが特徴的な南イタリア料理が、訪れる人たちに笑顔をもたらしてくれます。「トラットリア ラ タルタルギーナ」は、東京メトロ東西線「神楽坂駅」2番出口から徒歩3分の場所にあります。東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」3番出口からは、徒歩7分。裏路地の南イタリア風の看板が目印です。スポット情報スポット名:TRATTORIA La Tartarughina住所:東京都新宿区赤城下町33-24電話番号:03-6265-3146
2018年06月21日「惡の華」「ぼくは麻理のなか」など、近年映像化が続く漫画家・押見修造。7月には、彼のルーツが詰まった「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の実写化作品が公開を迎える。ヒット作が次々と映像化、人々を魅了させるその理由とは一体…?今回、公開を控える映画と彼の作品の魅力に迫ってみたい。■“こじらせた青春”を描かせたら右に出る者なし!?2002年に「真夜中のパラノイアスター」でデビューし、ボードレールの詩集を愛読する少年が、強烈な自我をもつ同級生の少女と交流していくなかで、思春期特有の屈折した自分探しをしていく様を描いた「惡の華」が高く評価され、その名が広まるようになった押見氏。物語の展開の巧みさ、押見氏がこだわる表情の繊細な描き込みは、役者や映画監督、クリエイターたちからも絶大な支持を得、本作はTVアニメ化。さらに、「漂流ネットカフェ」「ぼくは麻理のなか」はドラマ化、そして、「スイートプールサイド」は須賀健太ら出演で映画化され、彼の作品は映像化が続いている。誰しもが経験し、過去に葬ってきたであろう痛い思春期を描き続けてきた押見氏。そんなトラウマを掘り起こすかのように、人間の内面を生々しく描き出す作風が、制作側の創作魂を刺激し、また読者たちは自分を重ねつつ、自然とその世界観にハマってしまうのだろう。■実体験を下敷きに…「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」そして、2013年のアニメ版も話題となった押見氏の代表作「惡の華」と並び、“もうひとつの最高傑作”とファンの間で言われるのが、7月14日に実写映画が公開となる「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」。「惡の華」とは正反対のテイストだが、実はこの2つは同時期に執筆されていたという。他作品とは比べ物にならないくらいに自身の経験を下敷きに描かれたこの「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の主人公は、吃音により自分の名前すら上手く話すことができない高校1年生の大島志乃。母音からの発音が苦手という設定や、クラスの自己紹介で笑い者になってしまう場面は、押見氏自身の実体験を基に描かれている。また、本作を執筆するにあたりインスピレーションを受けたのが、2001年公開のソーラ・バーチとスカーレット・ヨハンソンが共演した映画『ゴーストワールド』だという押見氏。高校を卒業したばかりのはみ出し者の少女2人の鬱屈した日常を描いた青春物語は、志乃と加代のキャラクター設定にも影響を感じさせる。■「誰にでも当てはまる」共感できる作品また押見氏は、「吃音でなければ漫画家になれなかったかもしれない」とも。吃音があったからこそ人の表情から感情を読み取ることが得意になり、キャラクターの表情を描く際の力に変え、自分の言いたいことが伝えられないもどかしさの反面、それを漫画という形で爆発させることができたという。だが一方で、“吃音漫画”ではなく、「誰にでも当てはまる物語にしたかった」という強い押見氏の意向から、漫画・映画共に作品内では意図的に「吃音」や「どもり」という言葉は使用されておらず、実際に幅広い年齢層の読者から「共感した」「勇気をもらった」などといった絶賛の声が寄せられている。■実写版にも原作者のこだわりが…そして今回、はじめて押見作品に触れる導入作品としてもおすすめの本作を、「ワカコ酒」「リピート~運命を変える10か月~」などを手掛ける湯浅弘章監督がメガホンをとり実写化、7月14日(土)に公開される。志乃と加代役には、「nicola」専属モデルであり、『幼な子われらに生まれ』で女優デビューを果たした南沙良と、『三度目の殺人』『友罪』と話題作に出演する蒔田彩珠。本作が初主演となる2人が披露する歌声やギター演奏も見どころの一つとなっている。ほかにも、同級生の男子・菊地役に萩原利久、さらに渡辺哲、山田キヌヲ、奥貫薫ら実力派が脇を固める。そんな話題の実写化で押見氏がこだわったのは、登場人物たちがCDを貸し借りするシーンの“楽曲”のセレクト。志乃と加代の同級生、菊地の好きな音楽として、キャラクターの精神性を表すために少しメジャーから外れた「ニルヴァーナ」や「ムーンライダーズ」、「ダイナソーJr.」を使ってほしい、と撮影に入る前に監督に指定したのだ。学生時代、音楽にのめり込んでいたという押見氏のこだわりが、映画にも反映されている。押見氏が感じたリアルな青春の痛みと微かな希望が映し出された、原点とも言える「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」。ファンはもちろん、押見作品初心者も、押見氏自身大満足の出来だという実写映画で、その世界観に浸ってみてほしい。『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は7月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年06月06日JR埼京線とJR武蔵野線が乗り入れる武蔵浦和駅は埼玉県さいたま市南区にあります。西口にはタワーマンションが建ち並び、南区役所もその一角にあります。JR埼京線は川越・大宮から池袋・新宿方面とりんかい線直通で渋谷・大崎・国際展示場方面。JR武蔵野線は京浜東北線へ乗り換えができるお隣駅「南浦和駅」と、越谷レイクタウン、船橋方面へ。東京方面は府中方面にアクセスが可能です。とくにJR埼京線は快速電車などすべての電車が停車するので通勤・通学の流れは良いといえます。浦和といえばJR京浜東北線の浦和や南浦和などが知名度ありますが、その西側エリアに位置する武蔵浦和駅は都市開発が行われ、今では高層マンション、郊外には戸建てなどの住宅街が広がります。ここでは武蔵浦和駅周辺の住みやすさとさいたま市の子育て環境をご紹介します。高層マンションが増えファミリー層も増加平成30年3月1日現在、さいたま市で一番人口が多いのが実は南区なのです。おそらく、大宮区や浦和区はビジネス街や商業施設も多く、住むところとなると駅から離れたエリアになることがあります。武蔵浦和の南区はほぼ駅前から住宅街が広がっているので人口や世帯数が増える要因かもしれません。さいたま市人口世帯数西区88,705人38,391世帯北区146,500人66,040世帯大宮区116,843人55,607世帯見沼区162,128人71,723世帯中央区100,074人46,183世帯桜区95,885人44,831世帯浦和区160,339人72,144世帯南区186,827人85,054世帯緑区123,274人51,535世帯岩槻区111,860人49,324世帯昔から武蔵浦和を知っている人には信じられないくらいの変貌ぶりとなった東口。高層マンションの影響か風がいつもより強い印象がります。車がなくても買い物便利な武蔵浦和へさいたま市でも浦和や大宮エリアになると車で移動や買い物しているご家族も多いと思います。駅前よりも郊外にスーパーやホームセンターなどが多いためです。しかし武蔵浦和は多くのファミリー層が住み始めたことから駅前がすごく充実してきました。武蔵浦和駅直結のマーレ採食フロア(南区白幡5)マルエツ ナリア武蔵浦和店(南区沼影1)マルエツ 武蔵浦和店(南区別所7)ベルクス 浦和南(南区内谷7)駅前ではないですが、車所有者であればベルクスまで買い物にいけます。100均はダイソーベルクスモール浦和南店がテナントとして入っています。ベルクスの向かいにはホームズ浦和南店があるので、日用品などもあわせて買い物となると車でベルクスまで行くことが多いです(他店ではホームズ内にオーケーストアがあるのに浦和南店にはないのが残念です)。昔から雰囲気が変わらない西口東口はマンションやオシャレなお店などが増えましたが、西口は昔から大きく変わっていません。ただ、日常で行きたいお店がギュッと駅前につまっています。オリンピック 武蔵浦和店(南区別所7)オリンピック 武蔵浦和店内にはニトリ 武蔵浦和駅前店、西松屋オリンピック武蔵浦和店が入っています。子育てママさんには一度で三度美味しいというか、この顔ぶれはとても助かります。ザ・ダイソーライブタワー武蔵浦和店(南区別所7)駅前にも大きいダイソーがありますよ児童が増え続ける小学校東口の高層マンションに住む子どもたちの学区はさいたま市立浦和大里小学校と沼影小学校に分かれます。東口方面には浦和別所小学校があります。駅前の高層マンションの影響で周辺の小学校の児童数も増えていますが、南区は駅から離れた戸建ても人気があるため、全体的に児童は多い印象です。さいたま市の子育て環境さいたま市は子育て支援医療費助成制度として0歳から中学校卒業前まで診察や処方箋が無料です。ロッテ浦和球場はあるけどやっぱり浦和レッズ?南区沼影3丁目にはロッテ浦和球場があります。 近年、高校野球を騒がせた注目選手がロッテに入団した話を聞かないのですが、ファンが集まっている光景は見たことがありません。浦和レッズの試合結果が気になる方が多いと思います。東京とさいたま市の中心・武蔵浦和都市開発が進んで駅前が充実した武蔵浦和。さらに車があれば東京外環や国道17号や17号バイパスなどで多方面にドライブが可能です。帰宅時間は電車も車も混む可能性が高いさいたま市ですが、家を買って家族で住む街として検討してみてはいかがでしょうか。⇒さいたま市南区の新築マンション一覧⇒さいたま市南区の中古マンション・中古戸建一覧あわせて読みたい!家族で探す住みたい街埼玉県で住みやすい街はどこ?家族で探す子育て環境が充実した街まとめ
2018年03月07日インテリアグリーンブランド【PIANTA×STANZA】が12月1日、ライフスタイルグッズを取り揃えたセレクトショップ「クラブエスタショップ南青山」内に、ボタニカルを発信する提案型ショールームをオープンします。植物と共にある自分らしい豊かな時間へPIANTA×STANZAは「庭と、暮らそう。」をテーマに、住宅・オフィス・店舗・商業施設において、緑と空間をデザインする緑演舎の室内緑化ブランドです。壁掛けのインテリア「mygallery」や、天井に植物のシルエットを投影する「forestarium」、苔玉を使ったボタニカルキャンドル「torch」など、日々の様々なシーンにグリーンを身近に感じられるオリジナルプロダクトの開発も積極的に行っています。このたび開設される「PIANTA×STANZA南青山ショールーム」は、オリジナルプロダクトの展示販売や鉢植えインテリアの販売のほか、常駐する植物のプロフェッショナルスタッフが住まいのグリーンコーディネートまで対応するなど、「ショップ機能」と「コンサルティング機能」を併せ持っています。テラス空間も含めるとショールームの面積は400m2となり、都心部では大規模なボタニカル複合施設が完成。屋外から室内まで、グリーンやガーデンのある暮らしを一箇所でトータルに体感できます。店舗情報PIANTA×STANZA南青山ショールームオープン日.2017年12月1日(金)所在地.東京都港区南青山5-12-27クラブエスタショップ南青山内TEL.03-4571-2816営業時間.11:00-19:00(火曜定休)
2017年11月22日インテリアズが、南青山の「エインテリアズ」ショールームをリニューアルオープンしました。ボッフィの新しいキッチンコレクションが日本初登場リニューアルオープンした「エインテリアズ」ショールームは、イタリアのハイエンドブランドのBoffi(ボッフィ)およびDePadova(デパドヴァ)の世界観をより深く体感できる新たな空間となりました。キッチンエリアをB1F、1F、3Fに設けることで、キッチンは設備というだけでなくインテリアの一部として、キッチン、ダイニング、リビングが繋がりをもった一つの空間として御覧いただけるようになりました。日本で初登場のボッフィのキッチンコレクションや新しい素材も充実し、デパドヴァの最新家具コレクションも多数ラインナップされました。また、アイコン的存在であるミラノ市内のショールームの雰囲気を再現するような、アートやオブジェ、ラグなども空間に彩りを添えています。店舗概要所在地:東京都港区南青山4-22-5アクセス:メトロ表参道駅より徒歩7分営業時間:10:30~19:00定休日:水曜・日曜エ インテリアズ
2017年09月27日公開初日を迎えた映画『幼な子われらに生まれ』の舞台あいさつが26日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、三島有紀子監督が出席した。主演の浅野忠信らキャスト陣と三島監督が勢揃いして行われた初日の舞台あいさつ。これまで癖の多いキャラクターを演じてきた浅野だが、本作では妻(田中)の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマンの信という普通の男性を演じている。「事件を起こさない男をやりたかったんです。僕も40代になって色んな経験をして、それを注ぎ込めるのが信でした。台本にも惚れましたし、予想外に演っていて面白かったですね」と振り返った。オファーを受けた三島監督からは、即興を求められるシーンもあったようだが「リアルが出てきて想像以上に楽しかったですね」と刺激を受けた様子で、「事件を起こさなくても演じきれると思いました(笑)。だいたい僕は、宮藤さんが演じた役が多いと思うので。普段は何も起きません(笑)」とこれまで演じた役とは異なり、プライベートでは普通であることを強調して笑いを誘った。浅野同様に、本作でこれまでのキャラクターとは異なる専業主婦役にチャレンジした田中は「今回は常に旦那さんから決断や意見を求めるぶら下がり系で、フワフワした状態が難しくもありました。その中でカラオケで発散するシーンがあり、悲しみの果てでシャウトするのが気持ちよくて、日頃の強さを主婦の方も隠し持っていて、自分で発散するところがあるのかなと想像したことが、自分にとっては楽しい経験でした」と新たな発見があった様子。その田中は劇中で元夫の沢田を演じた宮藤からDVを受けるが、「本当に色んなことが刺激的で、バイオレンスな宮藤さんと久しぶりに再会しました。殴られたり蹴られたりとDVを受けたんですが。その日が私の誕生日だったんです。刺激的な誕生日プレゼントをありがとうございました」と皮肉ると、宮藤は申し訳なさそうに「本当にすみませんでした」と謝罪の言葉を口にしつつ、「スタッフさんが(田中の誕生日に)ケーキを用意していて、『おめでとうございます』という雰囲気の中で『首閉めろこの野郎』と。気持ちがよかったです(笑)」と会場を笑わせていた。数々のベストセラー小説を手掛けている直木賞作家・重松清が1996年に発表して大きな話題を集めた同名小説を、三島有紀子監督が丁寧な手法で映画化した本作。主演の浅野忠信がバツイチでツレ婚をした気弱なパパ役を熱演し、不器用な大人たちの姿を描き出す。
2017年08月27日直木賞作家・重松清のベストセラー小説を映画化した『幼な子われらに生まれ』の初日舞台挨拶が8月26日(土)、東京・テアトル新宿で行われ、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、三島有紀子監督が出席した。バツイチ同士で再婚した中年サラリーマンの主人公・信(浅野さん)と妻・奈苗(田中さん)の関係性を軸に、奈苗の連れ子やDVが原因で離婚した元夫の沢田(宮藤さん)、信の元妻や実の娘らとの確執と葛藤を通して、“不器用な大人たち”が成長していくヒューマンドラマ。浅野さんは「いままでクセがある役が多かったので、何も事件を起こさない男を演じたかった。普段の生活では、何も起きていませんけど!」と本作への出演を決めた理由を、自虐的にコメント。台本の秀逸さに加えて、『Helpless』(1996年公開)を見て以来、浅野さんを「撮りたい」と願い続けた三島監督からのラブコールも、大きく背中を押す結果となったそうだ。一方、田中さんは「現場では宮藤さんに殴られたり、蹴られたり…。その日は誕生日だったので(笑)、刺激的なプレゼントでした」とDVに苦しむ役どころを回想。これには“DV夫”の宮藤さんも「すみませんでした。この映画はうちの娘には見せられない」と平謝りだった。劇中には浅野さんと宮藤さんが対峙するシーンがあり、ぶつかり合うばかりではなく、田中さん演じる妻に対する不平不満を共有するという、奇妙な関係性が描かれている。「台本を読んだら、前の奥さんの悪口ばっかり(笑)。思っちゃいけないこと、思っていても言っちゃいけないことなんでしょうけど…」と宮藤さん。この日は偶然にも、浅野さんと宮藤さんが色調の近いハットをかぶって登壇し、40オーバー二人の“双子コーデ”が注目を集めていた。『幼な子われらに生まれ』はテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年08月26日8月26日公開の映画『幼な子われらに生まれ』の完成披露試写会舞台あいさつが2日、都内で行われ、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、三島有紀子監督が出席した。数々のベストセラー小説を手掛けている直木賞作家・重松清が1996年に発表して大きな話題を集めた同名小説を、三島有紀子監督が丁寧な手法で映画化した。主演の浅野忠信がバツイチでツレ婚をした気弱なパパを熱演。不器用な大人たちの姿を描き出す。主演の浅野は「子どもたちに救われました。大人として仕事をしていて、染み付いちゃった何かがあったんですけど、子どもたちと向き合った時にリアルに同じシチュエーションのままでいてくれました。子どもたちと芝居をしていて僕も夢中になったし、色んなアイデアが生まれたので本当に感謝しています」と感謝の言葉。そんな浅野の相手役である田中は、専業主婦役を初めて演じており、「今までしたことのない女性で難しく、『これ誰?』という感じでした。今まで見たことのない自分がいましたが、それはそれですごく面白かったです」と手応えを掴んだ様子で、その田中に対して三島監督は「(浅野が演じた)信さんは色んな人と出会って本質がむき出しになりますが、(田中が演じた)奈苗さんはちょっとずつ自分から多面的な面を出していきます。今までの田中麗奈さんとは違う、新しい田中麗奈さんが見れると思いますよ」と絶賛した。昨年2月に結婚した田中は、結婚した2カ月後に本作の撮影に臨んだという。撮影当時の心境として「パックしているシーンがあるんですけど、それで夫を迎えて当たり前のようにいるシーンがあり、その時に『パックして旦那さんを迎えるなんてあり得ない!』と思っていました」と驚いたようだが、「今は全然パックしてドライヤーで髪を乾かし、台本を読みながら旦那さんの前にいます(笑)」と新婚時の心境にも変化が現れている様子だった。映画『幼な子われらに生まれ』は、8月26日より全国公開。
2017年08月03日映画『幼な子われらに生まれ』の完成披露試写会が8月2日(水)、都内で行われ、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、三島有紀子監督が出席した。バツイチ同士で再婚した中年サラリーマンの主人公・信(浅野さん)と妻・奈苗(田中さん)の関係性を軸に、奈苗の連れ子やDVが原因で離婚した元夫の沢田(宮藤さん)、信の元妻や実の娘らとの確執と葛藤を通して、“不器用な大人たち”が成長していくヒューマンドラマ。直木賞作家・重松清のベストセラー小説を、『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』の三島監督が映画化した。複雑な人間関係に巻き込まれる難役に挑んだ浅野さんは、「とても感じるものが多い台本だったので、かたくなに『台本通りじゃないといけない』という気持ちにしがみついてしまい、監督を困らせてしまった」と回想。「その分、妥協なく監督にぶつかり、夢中になれた。自分にとっても、とても新しい」と新境地に手ごたえは十分だ。一方、夫婦役で浅野さんと初共演した田中さんは「すべての世界が、家庭にあるような女性。監督は“ぶらさがり系”とおっしゃっていましたが、難しい役どころだった」と夫や家族への依存性が強い女性役に悪戦苦闘。三島監督が「いままで見たことない、田中麗奈さんだと思う」と語ると、「自分でも映画を見て『これ、誰?』って思った」と笑顔を見せた。そんな田中さんの元夫で、妻や子どもに暴力を振るう役どころの宮藤さんは「なかなかひどい男なので、映画を見終わったら、好感度が下がりそう…。嫌いにならないでください」と必死のアピール!「台本には思っちゃいけないこと、思っていても言っちゃいけないことが書いてあって。(共感は)ないです!でも台詞は言っていて気持ちいいものがあった」と本音(?)ものぞかせ、会場の笑いを誘っていた。『幼な子われらに生まれ』は8月26日(土)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月02日30日、俳優の南圭介(31)がテレビ朝日系列『宇宙戦隊キュウレンジャー』に出演することを自身のブログで発表。Yahoo!検索ランキング上位に「南圭介」がランクインし話題となっている。 ミュージカル『テニスの王子様』や舞台『K』で活躍中の南は、自身のブログで『宇宙戦隊キュウレンジャー出演決定!』と題したブログを更新。 「この度テレビ朝日系スーパー戦隊シリーズ「宇宙戦隊キュウレンジャー」12人目の追加戦士ホウオウソルジャー/鳳ツルギ役で出演することになりました!!」と報告。「10年前のオーディションからずっとずっと心のどこかで出演したい、関わりたいと思っていたスーパー戦隊シリーズ。満を持して出演が決まりました!!本当に嬉しく思っています。」と喜びを伝えた。 スーパー戦隊シリーズ41作目となる『宇宙戦隊キュウレンジャー』は今年2月より放送されており、基本メンバーが9人で構成されている。7月9日の放送から登場する南が演じる「鳳ツルギ」は、謎多き男。変身後のホウオウソルジャーは、赤と紺のコントラストの強いツートンカラーを用られ、シシレッドに続く、2人目のレッドの登場ともいえ、関心が高まっている。 これに対しネットは、「南くんおめでとう!嬉しい」「楽しみ!諦めない力だね」「ゲキレンジャー1話に出てたよね。老けないな~」「12人目…多いな」「本当にすばらしい!鳥肌がたちました」などの反応を見せている。
2017年06月30日直木賞作家・重松清が1996年に発表した傑作小説を、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、寺島しのぶらで映画化した『幼な子われらに生まれ』。“普通の家庭”を築けない不器用な大人たちがアンサンブルを織りなす本作から、予告編と場面写真が到着した。バツイチ、再婚。一見、良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン、田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は専業主婦。信はキャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と、3か月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には新しい命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」と言い放つ。いまの家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま、半ば自暴自棄で長女を、奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会わせる決心をするが…。解禁となった本予告は、原作者の重松さんの、「原作を書いたのは21年前でした。でも、映画は『いま』の物語になっていました。それが原作者としてなによりうれしい。最高の勲章です」という21年越しの想いがあふれるコメントから始まる。『ヴァイブレータ』『共喰い』などの脚本家・荒井晴彦が重松さんと映画化の約束を交わし、その脚本が『しあわせのパン』『繕い裁つ人』などの三島有紀子監督の手に渡り、ついに実現したのが本作だ。父親になろうとしても妻の連れ子とはうまくいかない主人公を浅野さんが演じ、新しい子どもが生まれれば、何もかもうまくいくと信じているマイペースな現在の妻を田中さん、再婚した相手が末期ガンとなり、実は後悔だらけの人生を送っている主人公の元妻を寺島さん、家族を捨てた妻の元夫を宮藤さんがそれぞれ演じている。「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」という血のつながらない長女(南沙良)のひと言で、物語は大きく動いていく。逃れることのできない“家”に帰る主人公・信の後ろ姿や、「子どもってね、こっちをがんじがらめにしちゃうんだよね」という妻の元夫の呟き、その言葉に重なる容赦のない暴力、「理由は聞くくせに気持ちは聞かない」と責める前の妻…。それぞれの思いが激しくぶつかる家族が、子どもを介し、徐々にちぐはくになっていく様子が予告編からも伺える。台本を重視しながらも、役者同士のその場面その場面での新鮮な感覚を大事にし、ドキュメンタリー的な手法を使った撮影と、実力派であり個性派であり、日本を代表する役者陣が見事にぶつかり合った本作。観る者さえも家族の一員であるかのようなリアリティで、物語に引き込んでいく。血のつながらない家族と、血のつながった他人は、幸せを紡いでいくことができるのか。不器用な大人たちの愛すべき物語に注目してみて。『幼な子われらに生まれ』は8月26日(土)よりテアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月02日直木賞作家・重松清による小説「幼な子われらに生まれ」が実写映画化、同名タイトル『幼な子われらに生まれ』として2017年8月26日(土)より全国ロードショーキャスト&登場人物の特徴・田中信(浅野忠信):バツイチ&再婚。一見良きパパを装いながらも、妻の連れ子とうまくいっていない。・信の妻・奈苗(田中麗奈):沢田と離婚した後、信と再婚。新たに子供ができたことに喜びを感じる一方で、信と前妻との娘との関係がぎくしゃくし始める。・友佳(寺島しのぶ):信の元妻でキャリアウーマン。信との間に1人の娘ができるが、折りが合わずに離婚。・沢田(宮藤官九郎):奈苗の元夫。奈苗とは、沢田のDVを元に離婚。関係性を見ると、とってつけたかのようなパッチワークのような家族構成。4人の不器用な大人たちが成長していく過程をリアリティあふれる映像と、かつ優しく見守るように描いていく。監督:三島有紀子『しあわせのパン』『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を担当。幸せの瞬間をさりげなく、そして繊細に丁寧に描くことで評価が高い。『幼な子われらに生まれ』ではドキュメンタリータッチの撮影を行い、まるでその場面の中にいるかのようなリアリティーを引き出したという。脚本は、『共食い』の荒井晴彦が担当。あらすじ『幼な子われらに生まれ』「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた…。バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。作品詳細映画『幼な子われらに生まれ』原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)監督:三島有紀子脚本:荒井晴彦出演:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎寺島しのぶ配給:ファントム・フィルム(2016年/日本/ビスタサイズ/5.1ch)(c)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
2017年05月29日映画『幼な子われらに生まれ』が、2017年8月26日(土)より、テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国の劇場で公開される。原作は、直木賞作家・重松清による同名の小説。中年サラリーマンの主人公・信が、元妻、現在の妻、妻の連れ子、元妻と暮らす実娘、そして新しく産まれくる命をめぐって、不器用な大人たちと共に成長していく姿を描いたヒューマンドラマだ。キャスト&登場人物の特徴主人公の信を務めるのは、浅野忠信。そして、連れ子の二人の娘と共に、信と平凡ながらも幸せな生活を送る二度目の妻・奈苗役を田中麗奈が演じる。これまでのキャリアにはない平凡なサラリーマン役を務める浅野は、家族の中で“異物”である自分が、「父性とは何か」という事に向き合う難しい役どころを演じている。・田中信(浅野忠信):バツイチ&再婚。一見良きパパを装いながらも、妻の連れ子とうまくいっていない。・信の妻・奈苗(田中麗奈):沢田と離婚した後、信と再婚。新たに子供ができたことに喜びを感じる一方で、信と前妻との娘との関係がぎくしゃくし始める。何かあったときはあまり自分で考えない、ぶらさがり系。・友佳(寺島しのぶ):信の元妻でキャリアウーマン。信との間に1人の娘ができるが、折りが合わずに離婚。・沢田(宮藤官九郎):奈苗の元夫。奈苗とは、沢田のDVを元に離婚。ツギハギだらけの家族信との子どもを妊娠している奈苗。「病院で妊娠高血圧症と言われた」ことを信に伝え、「どうしよう…」と相談するが、信は黙ったまま。夫に「どうしたらいい?」と判断を委ねてしまう奈苗。信「そういうの俺に聞かれても分かんないよ」奈苗「あなたの子供なんだし、2人で考えよう」信「自分の身体にいろいろなことが起きるんだったら、それはもう堕ろすしかないでしょ」と話してしまう。奈苗は、「嫌よ、嫌よ」とが泣き拒む中、「ずっと考えてるけど、今だったら俺たち綺麗に別れられると思う。だから、子ども堕ろして別れよう。あなたがそんなことなくても俺がもうだめでしょ。もうあなたのことも薫(奈苗の連れ子)の事も全然分かんない」とより感情的になっていく。関係性を見ると、とってつけたかのようなパッチワークのような家族構成。4人の不器用な大人たちが成長していく過程をリアリティあふれる映像と、かつ優しく見守るように描いていく。監督:三島有紀子『しあわせのパン』『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を担当。幸せの瞬間をさりげなく、そして繊細に丁寧に描くことで評価が高い。『幼な子われらに生まれ』ではドキュメンタリータッチの撮影を行い、まるでその場面の中にいるかのようなリアリティーを引き出したという。脚本は、『共食い』の荒井晴彦が担当。映像を確認した原作者の重松清は、「この映画は最高の勲章です」とコメント。実力派豪華キャストが繰り広げる、不器用な大人たちのアンサンブルムービーをぜひ劇場で楽しんで。あらすじ『幼な子われらに生まれ』「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた…。バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。作品情報映画『幼な子われらに生まれ』公開日:2017年8月26日(土) テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー出演:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)監督:三島有紀子脚本:荒井晴彦©2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
2017年05月11日南インド料理を堪能! 「エリックサウス 東京ガーデンテラス店」地下鉄永田町駅を降りて徒歩1分ほどの「東京ガーデンテラス」2階にあるのが、本場の南インド料理が堪能できるレストラン「エリックサウス 東京ガーデンテラス店」です。ランチでは自慢のカレーやビリヤニが食べられ、夜には本場南インドのおつまみとお酒を堪能できます。おしゃれでカジュアルな空間なので、女性一人でも入りやすい雰囲気です。野菜の風味を堪能できる! 「ベジタブルビリヤニ」「ベジタブルビリヤニ」(1,000円)は、スパイスの程よい辛さと味わい深さがクセになる一品。南インドの聖地ともいわれるハイデラバードのクラッシックスタイルで重ね蒸しをして、オーダーごとに一人前ずつ丁寧に仕上げて提供しています。独自のスパイス使いが野菜本来の風味を引き出した、野菜好きにはたまらないビリヤニです。ラム肉の旨味がじゅわっ! 「ラムビリヤニ」ハイデラバードのクラッシックな重ね蒸しスタイルで作られる「ラムビリヤニ」(1,390円)は、旨みたっぷりのラム肉が絶品の一品。インドの最高級香り米であるバスマティライスに、青唐辛子がメインのスパイシーなマサラとこだわりのハーブやスパイスを加え、香り豊かで贅沢なごちそう炊き込み御飯になっています。一人前ずつ仕上げているので、時間に余裕を持って注文すると◎。南インド料理の真骨頂! 「日替わり菜食カレー」「日替わり菜食カレー」(500円)は、その時々の旬の野菜を使った一品です。撮影時は「ゴビマサラ」。南インドではとてもポピュラーだそうで、カリフラワーをメインにした菜食カレーです。ドライでスパイシーな仕上がりが思わずクセになる一品! お試しで食べたい人にはプチサイズ(200円)がおすすめです。日本にいながら本場の味が堪能できるお店に、足を運んでみてください。スポット情報スポット名:エリックサウス 東京ガーデンテラス店住所:東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 2F電話番号:03-6272-5529
2017年04月09日洋菓子ブランド「ヨックモック」は、2月24日から、ヨックモック青山本店の限定ケーキをリニューアル。新商品として、「南青山ロール ~ダブルクリーム~」を新発売。「南青山ロール ~ダブルクリーム~」(1,836円)は、2009年の発売以来、同店で人気の「南青山ロール」をしっとり生地にミルク感たっぷりの生クリームはそのままに、味の奥行きを広げるカスタードクリームとのコラボレーションでより贅沢な味わいに仕上げた青山本店限定版。牛乳を最大限まで加えて、グルテンの少ない粉を使うことで、生地がきめ細かく、しっとりした食感を実現。卵白をしっかり泡立てたメレンゲをたっぷりと加えてふわふわ食感に仕上げた。ミルク感のある乳脂肪40パーセントの味わい深い生クリームを使用するなど中身のクリームにもこだわった。青山本店のみで味わえるスペシャリテだ。また青山店の併設されたBLUE BRICK LOUNGEでは、ほかにもショートケーキやチーズケーキをはじめ、8種のケーキがリニューアルされて新登場。ショッピングの合間に立ち寄るスイーツスポットとしてチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2017年03月09日ナイキラボ(NIKELAB)が12月1日、東京・南青山に新たなショップ「NIKELAB MA5」(東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山1階)をオープンする。「NIKELAB MA5」は、ナイキラボの商品を中心に取り扱うショップ。これまでにニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノ、上海、香港にオープンしており、今回の南青山が7店舗目となる。同店では、ナイキラボのデザイン原則をベースに日本独自のカルチャーや伝統的な手法を取り入れており、自然とテクノロジーの融合を図りながらリテールスペースを構築。フィッティングルームの床に畳を、什器の一部にヒノキを使うなど、ナイキラボのアイテムにインスピレーションを受けたデザイン要素が随所に散りばめられている。
2016年11月26日