映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の追加キャストが4日、明らかになった。堤真一、勝地涼、夏菜が新たに同作に出演する。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、中村勘九郎、堂本剛、三浦春馬、窪田正孝と、前作から続投のキャスト、新キャストが続々と発表されている。堤が演じるのは警察組織の頂点に君臨する超重要人物・松平片栗虎。片栗虎は近藤(勘九郎)が率いる真選組を私用で使い走らせるが、私用であることをまったく気にしない図太い神経を持ち、キャバクラで豪遊する夜の帝王としても君臨する。さらに勝地は、若き江戸幕府第14代征夷大将軍の“徳川茂茂(しげしげ)役に。国の最高位に居るにも関わらず片栗虎からは“将ちゃん”との愛称で呼ばれ、庶民の暮らしを知るためと、片栗虎と共に城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれ、なぜかあられもない姿になる。夏菜が演じるのは、くノ一の猿飛あやめ。元幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する始末屋としての裏稼業をこなす。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれるが、彼女はそれを楽しむドMと言う設定だ。過激な衣装や顔芸にもチャレンジした。14日に、5人のキャラクターシルエットが発表され、キャストの予想が飛び交った同作だが、ここで三浦、窪田、堤、勝地、夏菜と判明。すでに場面写真も公開されているキムラも加えた新キャスト陣と、前作からおなじみのメンバーで、新たな『銀魂』に期待を持たせた。○堤真一コメント実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、2本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました。原作ファンの方々も、そうでない方々も、今回も福田さんがめちゃくちゃ面白い映画を作っています。劇場に足を運んでください。○勝地涼コメント前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました。なので、監督から連絡をもらった際は“やりたいです”と即答しました。旬君に“将軍役っぽいんだけど”と言ったら、すごいテンションで喜んでくれたのですが、その時点では事の大きさをまだ理解していなくて。漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました。原作ファンの方々の将軍の好きな所が体現出来ているかは分かりませんが、僕なりの将軍をやったつもりです。漫画とアニメの“将ちゃん”を愛している方々には “勝地の将ちゃん”も愛してほしいなと思っています。是非、楽しんでいただけたらと思います。○夏菜コメント出演出来ることが本当に嬉しいです。お話を頂いて“絶対にやりたい!”と言いました。不安より、思いっきりやりたいという楽しみの方が大きかったです。出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)。パート1を観た方は分かると思うのですが、パート2はさらにさらにパワーアップした『銀魂』になって帰ってきます。是非、完成を楽しみに待っていて下さい。宜しくお願いします。(C)空知英秋/集英社 (C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月04日俳優のムロツヨシが22日、神奈川・イオンシネマみなとみらいで行われた映画『50回目のファーストキス』(公開中)の凱旋舞台挨拶に登場した。同作はハワイのオアフ島を舞台に、ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔(山田孝之)は、事故の後遺症で新しい記憶が一晩でリセットされてしまう女性・瑠衣(長澤まさみ)に恋をする。大輔は、毎日初対面の瑠衣をあの手この手で口説き落とし、毎日ファーストキスを繰り返すことになる。福田雄一監督が初めて王道ラブストーリーのメガホンを取る。大輔の親友・ウーラ山崎を演じるムロは、横浜出身。故郷への“凱旋”舞台挨拶だけに、司会者不在のムロ独壇場として観客とのQ&Aを実施した。ムロは「はっきり言いますが、山田孝之と長澤まさみがサプライズで来るとかありません! 絶対に来ません! 中身も何も用意していない、ずっと質問コーナーでいきます」と宣言しつつ「あと玉木宏と木南晴夏の質問はダメです! 私は一切関係ありません」とホットな話題を差し込む。木南とは、福田監督のテレビドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで共演。「質問はダメ!」としながらも、自ら「木南の結婚が本当だとしたら……ビックリした。だって玉木宏だぜ。生で聴いてもいい声をしているんだよ。めちゃくちゃナイスガイ」と驚きを表した。自身の結婚願望を聞かれると「願望はないわけではない。3年前はないと答えて、去年はないわけでは……と答え、現在はないわけではないと答えています。50代目前で結婚された堤真一さんからは『焦らなくてもいい』と言われたので、その言葉を信じています」と明かす。結婚報道で“玉木ロス”が広がっているが「自分の時は“ムロロス”とか言われるのかな? そんな日がくるのかな? ムロロスって言ってくれるのかな?」と想像していた。恋愛話に及ぶと、ムロが「学生時代に神社で当時の恋人としたキスを改めて俯瞰で見たい」という願望を述べ、客席が凍り付くという一幕も。会場には、ムロの妹と姪も来ていると明かされたが、客席に並ぶムロの名前が書かれたお手製うちわに「うちわとか作るの大変でしょ? アイドルじゃないんだから! 嬉しいじゃない、恥ずかしい。妹と姪っ子が引いている」と照れた様子を見せた。
2018年06月23日福田雄一監督と小栗旬がタッグを組んだ映画『銀魂2掟は破るためにこそある』。6月14日、ついにタイトルとエピソード、新キャラシルエット写真が公開され、早くもネットでは各々キャスト予想が行われている。続編となる本作では、「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を実写化することが発表され、併せて新キャラクター5名それぞれをイメージした、個性が光るビジュアルも公開。新キャラクターは河上万斉、伊東鴨太郎、猿飛あやめ、将軍・徳川茂茂、松平片栗虎のようだ。またTwitterでは、「銀魂2キャスト予想万斉→窪田正孝鴨太郎→マッケンユーさっちゃん→門脇麦将ちゃん→山本耕史松平→舘ひろし(だったらいいなぁ)」「染五郎さんか愛之助さん」「ホクロの位置が山崎賢人っぽい!」「鴨太郎、GACKTさんに似てる(笑) 」「万斉が窪田正孝さんで、鴨太郎が三浦春馬さんで、さっちゃんが森川葵さんで、とっつぁんが堤真一さんにみえた…」「鴨太郎の眉と輪郭が三浦春馬」「夏菜さんにしか見えない」「松井玲奈? 片瀬那奈??」など、ファンによる新キャラのキャスト予想が続々。映画公式Twitterでは、今回公開されたシルエットビジュアルを1人ずつアップ。サングラスとヘッドフォンをした、河上万斉と思われる横顔寄りのビジュアルについては、「窪田正孝にしか見えない」「窪田くんだああああ!!!!」「え? くぼたん? マジでくぼたん?」「絶対窪田くん…ありがとうございます…好きです…」「窪田くん窪田くん窪田くん」と“窪田正孝”予想が多数。ほかにも寺島進、大泉洋、中川大志、哀川翔、阿部サダヲ、木南晴夏、山本美月…などなど、実に様々なキャスト予想が行われており、“窪田くん”や“さっちゃん”がTwitterのトレンド入りと、大きな盛り上がりをみせている。新キャラクターのキャスト情報は6月末に解禁予定とのことで、誰が出演するのかはもうしばらく待とう。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年06月14日綾野剛(36)が5月22日、「PON!」(日本テレビ系)に出演。自身の顔マネで評判を呼んでいる銀シャリの鰻和弘(34)に“お墨付き”を与えた。 携帯電話のイベントに堤真一(53)や高畑充希(26)とともに登場した綾野。その直後に、銀シャリの直撃インタビューを受けた。鰻はこう、切り出した。 「先日、とある有名人のものまねをして話題になったんですが……」 恐る恐る綾野の顔マネ写真を見せる鰻だが、綾野は「ぼく、リアルタイムで見ました。最高でした」と大絶賛。堤も「これ、綾野君でしょ?」と驚いており、さらに高畑も「似てる……。綾野さんに“ぽち”感、子犬感が加わった感じ」と驚いた。 綾野は鰻の顔マネ写真と自分の顔を横に並べ、こう発言した。 「もし、万が一、またやるときがあったら、僕の私服を貸すので、それでまた挑戦して、ぽち感減らしてって研ぎ澄まされた綾野剛を(やってほしい)」 すると鰻も大喜びで「めちゃめちゃうれしい」と“お墨付き”を喜んでいた。 ネットでは改めて、鰻の顔マネを絶賛する声が。 《鰻くんの綾野剛と本物の区別がそんなにつかないんだけどどっちも可愛いからかな???しいていうなら身長……???》《綾野剛と鰻さんの組み合わせ最高すぎでは。綾野剛のモノマネ笑った》《あのマネだったら怒る人いないですよね。カッコ悪くないし、結構似てたし》 また《源ちゃんに似てる鰻さん》というように、かねてから星野源(37)にも似てると評判の鰻。《鰻さんは、綾野剛にも星野源にも?似てるから、ひとりコウノドリ出来ちゃうね》と綾野と星野の共演したドラマ「コウノドリ」(TBS系)に因んだ声も上がっている。
2018年05月22日是枝裕和監督最新作『万引き家族』の公開を記念して、監督が手掛けた2015年公開の映画『海街diary』を、6月9日(土)フジテレビ系「土曜プレミアム」枠にて放送することが決定した。日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作『海街diary』放送今回放送が決定した『海街diary』は、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生のベストセラーコミックを、『そして父になる』『三度目の殺人』の是枝監督が映画化したもの。家族を捨てた父が、のこしてくれた家族。海の見える街を舞台に、四姉妹が絆を紡いでいく、深く心に響く、家族の物語だ。物語の中心となる“四姉妹”を、綾瀬はるか(長女)、長澤まさみ(次女)、夏帆(三女)、広瀬すず(四女/異母妹)が演じることでも話題となった本作。ほかにも大竹しのぶ、堤真一、風吹ジュン、リリー・フランキーら豪華キャストたちが脇を固めた。なお本作は、「毎日映画コンクール」で綾瀬さんと長澤さんが女優主演賞&助演賞をW受賞したほか、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、監督賞を含む最多4冠を獲得。第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でも公式上映された。是枝監督最新作! 『万引き家族』公開そして、『海街diary』放送の前日6月8日(金)からは、第71回カンヌ国際映画祭「コンペティション」部門に正式出品された是枝監督最新作『万引き家族』が公開。様々な“家族のかたち”を描き続けてきた監督が手掛ける本作は、「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る渾身の一作。犯罪で生計をたて、ひっそりと暮らしている家族を描く本作。父・治をリリー・フランキー、妻・信代を安藤サクラ、彼女の妹・亜紀を松岡茉優、祖母・初枝を樹木希林が演じるほか、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴ら若手実力派俳優が参加している。『海街diary』は6月9日(土)21時~フジテレビ系にて放送(一部地域を除く)。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年05月17日俳優の堤真一、綾野剛、女優の高畑充希が16日、都内で行われたNTTドコモ「2018夏 新サービス・新商品発表会に出席した。NTTドコモ「2018夏 新サービス・新商品発表会」に出席した綾野剛、高畑充希、堤真一(左から)この日行われたNTTドコモの新サービス・新商品発表会では、新商品11機種とAIエージェントサービス「my daiz」の提供開始、そしてdポイントによるポイント投資サービス及びロボアドバイザーによる資産運用サービス「THEO+docomo」のサービススタートを発表。発表会後にはCMキャラクターでもある堤真一らが登壇し、トークショーが開かれた。舞台裏で発表会の内容を聞いていた3人。綾野が「今回はカメラ機能のすごい新商品が多いですね」と興味津々で、中でもライカトリプルカメラが搭載されているHUAWEIのP20 PROがお気に入りのようで、「風景や食べ物もいいですが、人物を撮りたいですね。ぼかし機能もありますから革新的なスマートフォンですね」と絶賛。一方の堤は「僕はイマイチ分からなかったりしますが、投資を始めようとする人にはとてもいいんじゃないんですかね」とポイント投資サービスなどに興味を示していた。トークショー後半では、3人がAIエージェントサービス「my daiz」を体験するコーナーも。高畑がスマフォに向けて「my daiz!私のこと好き?」と話し掛けると、my daizが「もちろん好きです。みっちゃん!」と反応し、それを聞いた堤が「みっちゃんみちみち…」と歌い始めるも、場所をわきまえて途中で歌を止めて会場は大爆笑。横で聞いていた高畑は「小さい頃言われたな。それ(笑)」と苦笑いを浮かべていた。また、「Galaxy S9」で写真を撮ってアバター制作にも挑戦した3人それぞれのアバターを披露。堤から「もし俺がこれを送ったら嫌われないかな?」と問われた高畑は「『おっさん何やってんねん!』って送りますよ(笑)」と回答していた。
2018年05月16日土曜プレミアムでは映画『今夜、ロマンス劇場で』の全国公開に合わせ「2週連続 綾瀬はるかSP」として女優・綾瀬はるかの主演作を連続で放送中。2週目となる2月10日(土)今夜は綾瀬さんと堤真一らが共演して昨年公開された『本能寺ホテル』を地上波初放送する。日本の歴史上、最も有名でありながら多くの謎に包まれている「本能寺の変」をテーマにした本作。綾瀬さんがふとしたきっかけから「本能寺の変」の前日に迷い込んでしまうヒロイン・倉本繭子を、堤真一が日本を代表する戦国武将・織田信長を演じてW主演。また信長の家臣・森蘭丸役で濱田岳が、さらに平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫といった豪華俳優陣が共演。日本史最大のミステリー「本能寺の変」の謎に迫る(?)作品になっている。■あらすじ倉本繭子(綾瀬さん)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿「本能寺ホテル」に宿泊することに。なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。一方、時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤さん)は森蘭丸(濱田さん)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんな時、見慣れない格好の女(繭子)が一人、寺に迷い込んでくる。その女は、400年後の世界からやってきた現代人。繭子は自身も訳のわからぬまま、信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日であることに気づき――。これまでも幾度となく描かれてきた「本能寺の変」の謎に迫るストーリーを『プリンセス トヨトミ』のチームが個性的なキャストたちを迎えてどう描いたのか、ぜひともその目で確かめて。そして綾瀬さんと坂口健太郎によるロマンティックラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』も公開となった。こちらは綾瀬さんが映画の中の世界のお姫様・美雪を演じ、スクリーンを飛び出した美雪が坂口さん演じる映画監督を夢見る青年・健司と恋に落ちる…という物語。土曜プレミアム『本能寺ホテル』は2月10日(土)21時~フジテレビ系にて放送。『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日(土)本日より全国公開。(笠緒)
2018年02月10日綾瀬はるか&坂口健太郎の初共演で贈るロマンティックなラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』の公開に合わせ、土曜プレミアムでは「2週連続 綾瀬はるかSP」と題し、2月3日(土)に2008年のヒット作『ハッピーフライト』を放送することになった。2008年に公開された『ハッピーフライト』は、綾瀬さん演じる新米CA(キャビンアテンダント)をはじめ、飛行機を安全に飛ばす“空のプロフェッショナル”たちの姿をドキドキと笑いと感動たっぷりに描いたハッピー・ヒコーキ・ムービー。『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『サバイバルファミリー』の矢口史靖が監督・脚本を手がけ、主題歌にはフランク・シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」を起用。現在、映画・ドラマに幅広く活躍する綾瀬さんの、コメディエンヌとしての才能が開花した作品の1つとして知られている。■あらすじ毎日大勢の人々が出入りする巨大な空港。上空には何百機という飛行機が行き交い、発着している。そんなある日のホノルル行チャーター便・NH1980では、機長昇格を目指す副操縦士の鈴木和博(田辺誠一)、威圧感バリバリの機長・原田典嘉(時任三郎)、国際線デビューの新人CA・斉藤悦子(綾瀬はるか)ほか、グランドスタッフ、管制官やオペレーション・コントロール・センター、整備士などがフライトに向けてそれぞれの準備を進めていた。乗客は新婚カップル、修学旅行生、ビジネスマン、家族旅行の親子、老夫婦など、様々な顔ぶれ。彼らを乗せ、1980便は定刻通りにいざ離陸!天気は良好、白く輝くジャンボジェット。このままホノルルまで快適な空の旅のはず…だった…のに!?なお、2月10日(土)には、綾瀬さんが堤真一、濱田岳、風間杜夫らと競演した『本能寺ホテル』が放送される。土曜プレミアム映画『ハッピーフライト』は2月3日(土)21時~フジテレビ系にて放送。『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピーフライト 2008年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2008 FUJI TELEVISION, ALTAMIRA PICTURES, TOHO, DENTSU
2018年01月25日私たちが小池栄子さんに惹かれる理由はなぜか。バラエティでのストレートな物言いも発言も、ドラマや舞台で見せる演技にも嘘がないからだ。潔いほどド直球に生きる、その人とは――。歯に衣着せぬ毒舌と言われるけれど、小池栄子さんつけない。どんな大物でも平等な線で、いつだって相手への深いリスペクトと優しさがある。――出演される舞台『近松心中物語』は、堤真一さん演じる商家の養子・忠兵衛と宮沢りえさん演じる遊女・梅川の悲恋を描いた作品です。この作品のなかで、小池さんは、おふたりとは対照的なカップルとして描かれるお亀と与兵衛の夫婦を池田成志さんと演じます。小池:大好きな先輩方ばかりのカンパニーだから、出演できるのが本当に嬉しいです。2組とも愛し合う気持ちは同じですが、向こうの恋愛は美しくてキラキラしているけれど、我々はどこか滑稽なんですよね。その違いが出たら面白くなると思っているんです。――今回に限らず、出演者に小池さんの名前が並んでいるだけで、作品への期待感が高まります。小池:本当ですか!?嬉しいです。名前があったら観たいと思ってもらえるような人になりたいというのが目標でやってきましたから。――演出は劇団☆新感線のいのうえひでのりさんです。小池:かつて蜷川幸雄さんが演出されて傑作と言われた作品ですし、いろんな演劇の先輩から「大好きな作品」だと言われたりもして、少しプレッシャーを感じたりしていたんです。でも顔合わせの日、いのうえさんが「自分ならではの『近松心中~』を作る」と、場をほぐすことをおっしゃってくださって楽になりました。――小池さんは、プレッシャーに強い方なのかと思っていました。小池:私だって人間だから、プレッシャーはありますよ(笑)。プレッシャーを感じると左目の真ん中の睫毛が抜けるので、それで自分の緊張がわかるんです。例えば、初めての座組みの映画に参加する時だったり。――今回のプレッシャーは何に?小池:上方言葉や所作も心配ですし、何より蜷川さんの舞台をご覧になっていた方々をがっかりさせたくないなという気持ちですね。――小池さんというと、これまでにもプレッシャーのかかる場面に数多く直面してきていると思います。例えば、『クレイジージャーニー』ではMCとして松本人志さんのような方と軽妙にやり取りしますし、『カンブリア宮殿』では一流の経済人の方々に一般消費者の目線で疑問をぶつけたり…。下手に出るのでもなく、でも視聴者の目線も持って、フラットに対峙されているのがすごいなと。小池:緊張が見えづらいというのはあると思います。グラビアをやっていた若い頃から、堂々としているのが魅力だと言われることが多くて、それなら敢えて弱みを見せることもないかなと。それに、松本さんや(村上)龍さんとごはんを食べに行ったりしてお話しすると、皆さん同じように、ご自身の本業について悩んだり考えたりしながら進んでいるのがわかるんです。自分も年齢を重ねていくなかで、相手の肩書はどうあれ、ひとりの人として怖がらず接していいんじゃないかと思うようにもなって、そこから楽になりましたね。――では、最初からそうではなかったんですね。小池:そうですね。ただ、実家が商売をやっていて、幼少期から、いろんな年代の方が出入りする環境にいたので、そこで身についたコミュニケーション能力というのはあると思います。――そのコミュニケーション能力に、バラエティやトーク番組での切り返しの巧さもあります。小池:それは単に性格が悪い…というか、口が悪いだけなんです(笑)。若い頃から…まあ、当時は目立つために噛み付いていたというところもありますけれど…嫌われたらどうしようとかもあまり考えずに、思ったことを言うようなところがあって。だから、単に目の付け所が意地悪なんだと思います(笑)。皆が思っているのに言えずにいることを、私が気にせず言っちゃうだけで。――好感度を気にすれば、どうしても媚びが見えてしまいますが、小池さんのトークにもお芝居にも、取り繕わずに真っ裸で勝負する、裏表のない潔さを感じます。小池:たぶん、ここまでいろいろな経験をさせてもらったので、通り越しちゃった感じなんだと思います。それこそ、大きな決断を迫られる場面もあったし、いい意味で開き直ったというか、怖いものがなくなりましたね。――以前はあった、わけですか?小池:そうですね。芸能界って水モノですから、少しでも旗色が変われば仕事を失ったりもします。以前は、いつ自分が仕事を失うことになるのか心配で仕方なかったんですよね。でも、ある時から、そんなことを心配していても仕方ないと気持ちを切り替えたんです。まずは、いま呼んでいただけているお仕事に全力で応えていく。次に声を掛けていただけないのであれば、それがいまの自分の力量だから仕方ないと腹を括ったんです。逃げられない状況に自分を追い込んだら、強く立ち向かえるようになったし、いままでより仕事に集中できるようにもなったんですね。それは、「ここで失敗したら…」ではなく、「ここで終わってもいいや」と思える向き合い方をするようになったからだと思うんです。こいけ・えいこ1980年11月20日生まれ、東京都出身。’98年『美少女H』でドラマデビュー後、キレのあるトークで頭角を現し、バラエティ番組でも人気に。近年は女優業に主軸を置き、数々の舞台や映画、ドラマで活躍。’16年に舞台『グッドバイ』で読売演劇大賞最優秀女優賞受賞。’18年公開の映画『空飛ぶタイヤ』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に出演。舞台『近松心中物語』は、かつて蜷川幸雄が演出し人気を博したことで知られる傑作。生前に氏が遺した「いのうえの近松が観たい」の言葉を受け、劇団☆新感線のいのうえひでのりが演出を手掛ける。2018年1月10日~2月18日、新国立劇場中劇場で上演。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・オノツトムスタイリスト・えなみ眞理子ヘア&メイク・板倉タクマ(ヌーデ)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年01月09日映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』で描かれる古都・鎌倉は、人間と、魔物に幽霊、妖怪が共生している不思議な土地。そこに暮らすミステリー作家・一色正和(堺雅人)と妻・亜紀子(高畑充希)は日々、奇妙な出来事に出くわしながらも楽しい日々を送っていた。ところがある日、亜紀子が不慮の事故で亡くなって、正和は黄泉の国へと追いかけていく。監督は、先ごろ、2020年東京オリンピックの開閉式の演出を手がけるチームのひとりにも選ばれ、『ALWAYS 三丁目の夕日』を大ヒットさせた山崎貴で、最新のCG、VFX技術がふんだんに使われている。冒頭、嫁いだばかりの亜紀子が、正和の車に乗って鎌倉にやって来るところから、生活圏である鎌倉の風景までもが、レイヤーが重ねられた絵画のように見える。魔物や幽霊が人間世界に当たり前に侵食している土地という設定なので、前半の鎌倉も十分現実離れしてファンタジックにもかかわらず、後半の、中国の武陵源と鳳凰古城を参考にして描いた黄泉の国が輪をかけてファンタジック。夢の世界の二段重ねの、なかなかない映画だ。鎌倉の自然も、正和夫婦の暮らす古民家も、どこもかしこもリアルなアニメのように微細に作り込まれているため、俳優もナチュラルな芝居では埋没してしまうだろう。そこで、舞台出身の堺雅人、高畑充希、堤真一、舞踊家の田中泯などのダイナミックな動きや表情がファンタジーと現実を接続する役割を果たす。なかでも堺が凄い。これまで、ドラマ『リーガル・ハイ』シリーズや『半沢直樹』、大河ドラマ『真田丸』で見せてきた、トゥーマッチにも思えるくらいのカラダの動きや表情が、視聴者を惹きつけてやまなかった堺だが、その力は、映画という大スクリーンでこそ、いっそう発揮することを見せつけた。堺の喜怒哀楽、一挙手一投足が、『鎌倉ものがたり』とは、この世とあの世のふたつの世界だけでなく、この世にもたくさんのレイヤーが重なっているという世界のスケールの広さや深さを表している。最初は、それこそ高畑充希とふたりして、トゥーマッチかなあと思って見ていると、いつの間にか慣れてしまい、最後は黄泉の国でのふたりの冒険が、ジブリアニメを見ているように、心が自由になっていくのだ。洋画の『ナルニア国物語』とか『ハリー・ポッター』シリーズのように、日本の実写ファンタジーで、風呂敷が歌舞伎の波幕のように大きく広がったのは、CG、VFX技術ではなく、俳優・堺雅人の力だ。○顔の筋肉を自由自在に動かす堺まず、冒頭、亜紀子を助手席に乗せて車を運転しているときの、堺の横顔に注目してしまった。眉と額の境がくっきりしていて、眉尻から頬骨の脇を通って、顎に至るまでの顔の筋肉の流れも、まるで薄い面をかぶっているように見える。堺はこの面をじつに自由自在に動かして表情をつくっている。要するに表情筋の動きがいいのだ。それが、『リーガル・ハイ』や『半沢直樹』で火が付き、その後、いろいろなドラマで踏襲された“顔芸”エンターテインメントを開拓した。だが、劇中のそれ(いわゆる顔芸)は最初、正和のある種の自己愛につながっている。かなりの年齢まで独身を貫いていたくらいの変わり者の作家である。なぜか、かなり年の離れた亜紀子と結婚することになったものの、その独特な生活に亜紀子は呆れるばかり。ふだんは穏やかそうだが、仕事や趣味に夢中になり過ぎて、そのときだけ感情表現がオーバーになる。さらに彼は、子供の頃知ってしまった、父母の秘密がトラウマになっていた。『リーガル・ハイ』でパロディをやっていた金田一耕助みたいなところもある。それが突然、亜紀子が黄泉の国に行ってしまい、彼女の魂を取り返しに行くあたりから、彼のモチベーションは亜紀子になって、みるみる頼もしくなっていく。○映画の技術を後押しする魅力印象に残っているのは、ある場面で、堺雅人が、悲しみを表現するときに、涙を流すのではなく、カラダで表現するところ。心の痛みをカラダの痛みに置き換えて表現するのは、演劇的表現だ。これが、この映画ではかなり効いていた。最近、アニメーション映画『君の名は。』や『この世界の片隅に』で描かれる背景や人間描写がリアルなこの現実よりも豊かに細かく描かれ、人間の方は、漫画の絵を真似しているという逆転現象が起こっているところで、堺雅人は想像力の限界まで人間の感情を表現するという偉業をやってのけた。亜紀子を迎えにいって黄泉の国をふたりで逃げ、ある伏線によって事態に変化が起こる流れは、脚本もよくできているし、CGもすばらしいし、音楽もいいのだが、やっぱり俳優の表情が、映画のわくわく感を後押しする。だからこそ、映画がすてきな体験になった。堺雅人は、魔法の仮面をかぶっている。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月05日映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』が12月9日(土)に公開を迎え、堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。美しい着物姿の高畑さんに、共演陣から「七五三?」とツッコミが飛び、会場は笑いに包まれた。『永遠の0』の山崎監督が西岸良平の人気漫画を最新VFXを駆使して映像化! 黄泉の国に旅立ってしまった妻を取り戻すべく奮闘する主人公の作家を、4年半ぶりの意が出演となる堺さんが演じており、主題歌を宇多田ヒカルが担当したことも話題に。映画を見終えたばかりの観客の温かい拍手に迎えられた堺さんは喜びと安堵の笑みを浮かべ「感無量です」と挨拶。堤さんからは「堺くんがちょっとウルっと来てます」と指摘され、山崎監督も「堺さんがウルっとしているのを見て、僕もウルっと来てます」としみじみ。晴れの初日に高畑さんと中村さんは華やかな着物で登壇! だが高畑さんは「監督と堤さんからは『あぁ、七五三か』と言われました(苦笑)」と暴露し「堺さんは『今日はきれいに着物を着てていいね』と言ってくださり、本当に堺さんだけが味方です」と映画さながらにラブラブな夫婦っぷりを見せつける。“七五三”ネタは鎌倉の鶴岡八幡宮での試写会のときから、山崎監督、堤さんが言っていたそうで、堤さんは壇上でも「千歳飴を持たせたい」と未練たっぷりに(?)語り笑いを誘う。山崎監督はそんな風に高畑さんを子ども扱いしつつ「そこそこだったら、下ネタもOKです(笑)」と、キャスト・スタッフ陣での会話を明かし、高畑さんも「“そこそこ”だったらOKです」と大人の(?)対応。堤さんが「大人になったなぁ…」と感慨深げに語ると、高畑さんは「脱・七五三で!」と宣言し、会場は再び笑いに包まれた。この日は、公開を記念して鏡開きも行なわれ、堺さんも高畑さんも乾杯の合図とともにますに入ったお酒をゴクリ。堺さんは豪快に飲み干し「おいしー!」と満面の笑みを浮かべていた。『DESTINY 鎌倉ものがたり』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月09日女優の高畑充希が9日、都内映画館で行われた映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の公開初日舞台挨拶に、堺雅人、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督とともに登場した。同作は『三丁目の夕日』シリーズで知られる西岸良平による、ロングセラーコミック『鎌倉ものがたり』を映画化。2005年に日本アカデミー賞の12部門で最優秀賞を受賞した『ALWAYS三丁目の夕日』の山崎監督がメガホンをとる。ミステリー作家・一色正和(堺)と、亜紀子(高畑)の新婚夫婦が、人間だけでなく幽霊や物の怪の住む鎌倉という土地で様々な事件に関わっていく。艶やかな着物姿で登場した高畑だったが、「監督とか堤さんは『ああはい、七五三ね』みたいな感じだった」と苦笑。「堺さんは、『今日は綺麗に着物着ていいね』って褒めてくださって。堺さんだけが味方だと思いました」と夫役の堺に感謝した。堤は「七五三やなあ。千歳飴持たせたいなあって」と高畑の姿について感想を語る。山崎監督が「鶴岡八幡宮の(イベントの)時に、散々言ったんですよ。それが前フリなんだから、今日は(千歳飴を)持ってこなければいけない」とつっこむと、高畑は「大阪の、地元の人に顔向けできない……」と頭を抱えていた。
2017年12月09日俳優の堺雅人が9日、都内映画館で行われた主演映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の公開初日舞台挨拶に、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督とともに登場した。同作は『三丁目の夕日』シリーズで知られる西岸良平による、ロングセラーコミック『鎌倉ものがたり』を映画化。2005年に日本アカデミー賞の12部門で最優秀賞を受賞した『ALWAYS三丁目の夕日』の山崎監督がメガホンをとる。ミステリー作家・一色正和(堺)と、亜紀子(高畑)の新婚夫婦が、人間だけでなく幽霊や物の怪の住む鎌倉という土地で様々な事件に関わっていく。堺は、妻役となった高畑について「撮影中も堂々としている女優さんだったので、信頼できる」と語り、一言で「"DESTINY"だなと。これから何度でも何度でも共演したい女優さんです」と表す。「今日は何聞かれても、隙あらば"DESTINY"と言おうと心に決めて伺いました」と明かした。一方高畑は、「堺さんは笑ってくれます」と振り返る。「ちょっと変なところとか、いびつなところが漏れ出ちゃった時に笑ってくださるから、こんな私でもいいのかも、と思わせてくれました」と感謝した。話の途中で中村が急に「撮影の途中に(高畑は)よう寝ててね」と思い出話を始めると、堤は「何を言い始めるんですか!」とびっくり。待ち時間が長かったため、中村と堺がずっと喋っている横で、高畑が寝ていたという。堺が「中村玉緒さんの怒涛の半生を聞いていました」と明かすと、中村は「いらんです! いらんです!」と苦笑した。話が別の方向に行ってしまったものの、高畑は堺のことを「"DESTINY"です!」とまとめることができ、会場の観客からも拍手が起こっていた。また安藤は、エンドロールに自分が出演したことに驚いたという。「私、あの動きしたことないんですよ」と訴えると、山崎監督が「フルCGなんですよ」と告白。堺が「セット撮影の最中にスキャンしましたね! それだ!」と思い出すと、山崎監督は「それです! もう、『DESTINY2』は誰一人撮影しなくてもできる」と自信を見せた。さらに「電車の中にフルCGの堺さんが乗ってます」と明かすと、堺も驚いていた。
2017年12月09日俳優の堤真一と岡田将生が30日(木)、都内でWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」の第1話完成披露試写会に原作者の鈴木おさむと参加した。ドラマは娘を人質にとられた人気クイズバラエティー番組のプロデューサー・神田達也(堤さん)が、自分がもらった名刺をその持ち主に正しく返す“名刺ゲーム”に挑む姿を描く。テレビ業界の闇を描いた内容に岡田さんが「バラエティーの世界って怖いと思った。毎週気に入って見ているバラエティー番組があるけれど、裏側ってそうなのかもと思うとみる気が…」とビビってしまい、すかさず鈴木さんから「フィクション! フィクション!」とフォローが入る一幕があった。岡田さんは堤さんを監禁する謎の男役で「こういう役は面白くて、フルパワーでやりました」と気合をみなぎらせるも「僕ってこんな笑い方をするんだと思うくらい、気持ち悪くてショックだった。今後笑うのはやめようと思うくらい、引いちゃいました」と苦笑い。演じた謎の男の正体は物語のキーになるだけに「なんか一個喋るとネタバレになりそうで…今日はあまり喋りません…それだけ謎なんです」とやりづらそうだった。一方、檻の中に監禁される側の堤さんは「セリフが言い返すようなリアクションなので凄く嫌だった。しかも娘の前でああだこうだと言われる役ですから。娘のいる状況というのはきつかった」と自身も娘を持つ父親だけに役柄の状況に同情。それでも撮影終盤では檻の中にも慣れたようで、岡田さんからは「家か!? というくらいくつろぎだした。居心地もよさそうでした」と暴露されていた。WOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」は、12月2日(土)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の第2出演者発表会が11月29日行われた。 会見には、落語家古今亭志ん生役と語りをつとめるビートたけし(70)ら7人が出席。この日は横綱・日馬富士(33)が引退会見を行ったが、たけしは「どうも、日馬富士です」とあいさつして報道陣を爆笑させた。 和やかな雰囲気の中行われた会見だが、「“情報漏えい”のせいで、もしかしたらたけしさんが会見にいなかったかもしれなかった」と明かすのはNHK関係者。 「大河の出演者選定はかなり極秘裏に行っており、なかなか漏れることはありません。ところが、この日の一部スポーツ紙がたけしの出演を大々的にスクープしたのです。『いったいどこから漏れたんだ!』と制作幹部が激怒していました」 激怒したのには理由がある。大河出演者をめぐっての“黒歴史”が、制作サイドをナーバスにしているというのだ。 「来年の大河ドラマ『西郷どん』の主演が堤真一(57)に決定、と一部スポーツ紙が書き立てました。その時点では最終的にまとまりかけていたが、記事が出たことで話が白紙になったのです。あわてて各方面にオファーして、鈴木亮平さん(34)に決定しました。たけしさんは懐が深いのでそんな事態にはならないでしょうが、万が一ということもあったので局側もヒヤヒヤしていたのです」(前出・NHK関係者) 秘密裏に選考を進めながらも、出場者発表前にボロボロ名前が漏れる紅白とはずいぶんと違うようだ。
2017年11月29日舞台『近松心中物語』(作・秋元松代)が2018年1月、いのうえひでのりの演出によって新国立劇場 中劇場にて幕を開ける。1979年に蜷川幸雄演出で初演を迎えた後、幾度も上演を重ねてきた現代演劇の至宝とも呼べる作品である。「クライマックスの、降りしきる雪のシーンは今も脳裏に焼きついています」と語るのは、今回、遊女・梅川に扮して忠兵衛役の堤真一との哀しき道行きを演じる宮沢りえ。稽古の始まりを前に「憧れの作品」に懸ける思いを聞いた。舞台『近松心中物語』チケット情報「蜷川さん演出の初演で、梅川を演じた太地喜和子さんと忠兵衛役の平幹二朗さんのペアによって作られた、伝説ともいえる作品ですよね。当然プレッシャーは大きいです。でも私自身、高く飛躍したいという目標を掲げて、今あえてこの作品に挑もうと思いました」近松門左衛門による世話物『冥途の飛脚』とほか二篇を下敷きに、劇作家・秋元松代が独自のストーリーを盛り込んで構成し、書き下ろした戯曲である。忠兵衛(堤)と梅川(宮沢)、与兵衛(池田成志)とお亀(小池栄子)の、ふた組の男女を中心に展開する悲恋物語だ。宮沢は、蜷川演出による舞台『元禄港歌』(16年)に出演した際に、秋元文学の、民衆の息吹を鮮やかに描き出す魅力に触れている。「秋元さんの言葉はすごくストレートなので、性格的に変化球を投げたがる私としては(笑)心構えが必要です。相当体にパワーを溜めていないと、直球は投げられない。『元禄港歌』の時は市川猿之助さんの存在がとても大きくて、私たちを引っ張っていってくださいました。今回は、自分がそういう存在になれたら…と思います」演出のいのうえひでのりとも、『今ひとたびの修羅』(2013年、原作・尾崎士郎、脚本・宮本研)ですでに共作済みだ。ダイナミックな“いのうえ美学”によって立ち上げられた情念渦巻く人間模様。その劇空間を、「自分の殻を破るのに、ものすごくエネルギーが必要だった」と、息を深く吐いて振り返った。「今回もそういう経過をたどるのだろうな…と思いますね。正直に言うと、いのうえさん独特の“魅せる”表現の仕方を、恥ずかしいな~と思う時が稽古場ではあるんです。ええ~、そんな正面を切ってその台詞を言うの!?って思ったり(笑)。でもそれを重ねていくと、本番では、恥ずかしがっていた自分を懐かしむくらいになっているんですよね」すでに何作も息を合わせている堤については「その役として誠実に存在できる、心のきれいな人。この人を愛さなければ!なんて頑張らなくても、湧き出るものに身を委ねているだけで成立すると思います」と信頼を寄せる。新たな伝説の始まりを予感させる顔合わせに、期待せずにはいられない。「楽なほうではなく、あえて茨の道を選んでいく。そんな人間の覚悟が描かれた作品です。舞台の上で生身の人間が惜しみなく生き、惜しみなく死ぬ姿に、何か響くものがあればいいなと思っています」公演は2018年1月10日(水)から2月18日(日)まで。取材・文:上野紀子
2017年11月22日堤真一と岡田将生が共演し、人気放送作家・鈴木おさむの小説を新たなヒューマン・サスペンスとしてドラマ化するWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」。この度、堤さんと岡田さんの緊張感あふれるシーンを含む場面写真が到着した。見知らぬ地下のボイラー室で、人気クイズ番組のプロデューサーでヒットメーカーの神田達也(堤真一)は目覚める。首には謎の首輪がはめられていた。 床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられた娘・美奈(大友花恋)が貼り付けられている。2人は密室に捕らわれてしまったのだ。そんな中、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現われる。Xが神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を捜し当て、その持ち主に“正しく返す”こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首輪が爆発し、命を落とすという過酷なゲームだった。完全な密室で美奈を救うために“名刺ゲーム”に挑む神田。だがゲームが進むにつれて、彼が犯した数々の非情な行ないと真の人間性が次第に暴かれていく。そして、その“名刺ゲーム”には驚くべき秘密が隠されていた――。本作は、華々しいテレビ業界・芸能界の反面、番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた衝撃作。「名刺ゲーム」を通じて露わになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”という、エンタメ業界に限らない、“日本のビジネス社会の縮図”。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは究極のヒューマンドラマとなり、そして衝撃的なクライマックスへ向かっていくのだ。到着した場面写真は、堤さん演じるテレビ局の敏腕プロデューサー・神田達也と岡田さん演じる謎の男Xが「名刺ゲーム」で対峙する緊迫したシーン。さらにほかの場面写真には、ドラマを彩るゲスト陣の姿が。数々の作品に出演し、俳優だけでなく放送作家・映画監督など様々な肩書を持つ堀部圭亮。「ナニワ金融道」シリーズや「家売るオンナ」などに出演する梶原善。「痛快TV スカッとジャパン」でお馴染みの木下ほうか。そして、元「でんぱ組.inc」最上もがなど、個性豊かなキャストの出演が決定した。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年11月16日映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の完成披露試写会が7日(火)都内で行われ、主演の堺雅人、共演の高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が参加した。堺さんと高畑さんは、歳の差夫婦役。理想の夫婦像を聞かれた堺さんは、高畑さんと一緒に本作を観た状況をふり返ると「映画を観ている途中で高畑さんの手を握りたくなった。ふとしたときに隣に握れる手があるのは嬉しいですね」と“愛妻”高畑さんにニッコリ笑顔。“夫”からの想いに高畑さんは「握ってくれればよかったのにぃ」と相思相愛で応えていた。理想の夫婦像について語る堺雅人本作について堺さんは「大きな奇想天外な冒険ファンタジーだけれど、基本になっているのは夫婦な小さな関係。大きなスクリーンで冒険をしているが、その中でやっているのは妻を恋しく思うこと。そのギャップが面白い」と魅力アピール。山崎組初参加の高畑さんは「超大作を撮る監督のイメージがあって、呼んでもらえる日が来るとは想像していなかった。原作を読むと、演じる役が小学生に見間違えられる若い妻と書いてあって『だからか!』と思った。自分の童顔がコンプレックスのときもあるけれど、今回は童顔でよかったと思えました」と笑わせた。年離れた妻・亜紀子を演じる高畑充希また堺さんは初共演の高畑さんを「朝ドラを立派に務められていたので安心感がありました。なんなら高畑さんが先輩のような気持ち」とリスペクト。それに高畑さんは「堺さんとは年齢も離れているので、夫婦役をもらえるというラッキーなことはないとビックリして嬉しかった。NHKのトイレの前で堺さんに会ったときに『今度一緒だね、嬉しいよ!』とハグせんばかりの感じで言ってくれた。キャスト表を見たときに大先輩がいっぱいだったので肩に力が入ったけれど、堺さんがフランクにそう言ってくれたのでホッとした記憶があります」と喜びを噛みしめていた。完成披露試写会に登壇したキャスト陣『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、12月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月07日「あの会見は演技だと思いました。女優だな~と。頭はボサボサ、服装も“いま駆けつけてきました”と主張するかのような計算すら感じられました。そのしたたかさはピカイチでしたね」 こう語るのは芸能レポーターの川内天子さん。「家族がみんなお世話になっているお医者さんです」――。8月に『週刊文春』で、50代医師との“ダブル不倫”をスクープされた女優・斉藤由貴(51)。会見ではそう言って不倫を否定したが、その後『FLASH』で相手医師とのキス写真、そして斉藤のものと思われる下着を頭にかぶる医師の写真が掲載され、ついに陥落。不倫関係を認めた。 その同日、女優・尾野真千子(35)と、芸能事務所役員との離婚が明らかとなり、こちらも芸能ニュースを大いににぎわせた。斉藤、尾野はいずれもNHK連続テレビ小説(通称・朝ドラ)のヒロイン経験者だ。斉藤は『はね駒』(’86年4月~10月)、尾野は『カーネーション』(’11年10月~’12年3月)のヒロインを務めている。 ひょっとしたら、朝ドラヒロインは“リアル人生”も波瀾万丈!?そんな疑問が浮かんだ本誌編集部は、“お騒がせ”の朝ドラ歴代ヒロインについて川内さんに話を聞いた。 恋多き朝ドラヒロインとして、川内さんがあげるのは『君の名は』(’91年4月~’92年4月)の鈴木京香(49)。 「恋愛報道は出るんだけれど、不倫などではなく、ちゃんと恋愛している。だからスキャンダルではないんです。古くは、’99年、映画『39刑法第三十九条』で共演した堤真一との交際。当時、結婚もささやかれましたが破局。その後、アメリカに活動拠点を置く真田広之と交際。真田の後を追うようにロサンゼルスに豪邸を建てるほどでした」(川内さん・以下同) 真田と破局後、映画『セカンドバージン』で共演した長谷川博己と交際。これも結婚寸前といわれた。 「彼女は、女優の鎧を着ながらオンナの部分を大切にしている。そういう生き方をされているような気がしますね」 男女関係のトラブルではないが、ヘアヌード写真集で話題になったのは『ロマンス』(’84年4月~9月)の樋口可南子(58)。 「樋口可南子さんは、ヘアヌード写真集を最初に出したパイオニア。当時のインパクトはいまでも忘れられません。あの写真集で、かわいい樋口可南子から大人の女優へと変わった。その後、映画、ドラマで個性を発揮し、いまではソフトバンクのお母さんもハマリ役です」 反対に、ヘアヌード写真集で“ミソ”をつけてしまったのが、『ノンちゃんの夢』(’88年4月~10月)の藤田朋子(52)。 「写真集『遠野小説』の記者会見に出ました。あのときは怒りまくって一方的にしゃべって、会場を後にしたという印象が強く残っていますね。それまで演技派女優として注目されていた印象とのギャップが大きすぎて、世間的にはイメージダウンになりました。その後、アコーディオン奏者の方と結婚してからは、バラエティ番組や旅番組にも出演するなど、自分の好きな道にどんどん進んでいる感じがしますね」 最後に、お騒がせではないが、“番外編”としてあげるのが山口智子(52)だ。 「’92年、彼女が住むマンションに宅配便業者を装った男2人が侵入して、羽交い締めにされそうになった事件がありました。部屋に居合わせ、応戦した男性が『純ちゃんの応援歌』(’88年10月~’89年4月)で共演した唐沢寿明だったことがわかり、2人の交際が発覚したんです。結婚後しばらくは、CMのみ出演するという新たなジャンルを確立しました。ある意味、逆境に強いといえるかも(笑)」
2017年10月07日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:仰天目撃! さんま&カトパン、まさかのNYデート。最後の恋か!?『女性セブン』がいかにも「ウソでしょ」とツッコんでしまうデートを報じた。明石家さんま(62)と加藤綾子(32)が、極秘ニューヨークデートをしていたというのだ。9月のある日、2人はニューヨークの人気レストランで会い、楽しげに食事。さんまは例年、夏休みをニューヨークで過ごしていて、そこに同期のフジ・椿原慶子アナと旅行中のカトパンが合流。オフの日に遠い地でわざわざ会うのだから、恋仲でなくても、絆の深さがうかがえる。2人は年の差30歳だが、これまで共演番組で「さんまがカトパンにアプローチして断られる」というシーンが何度となくあった。さらに、「今年7月に開かれたさんまの誕生日パーティーでプロポーズしたが断られて落ち込んでいた」という報道も……。もともと、さんまは後輩芸人やスタッフに声をかけるなど面倒見のよさで知られるだけに、恋仲は考えにくい。ただ、一方で「カトパンは毎年さんまに手作りのプレゼントをあげている」「レギュラー番組が同じで、長期休暇のタイミングも合うだけに、この先距離が縮まってもおかしくない」という見方もあるらしい。それにしても、「どんなことでも笑いにつなげてしまう」、さんまがカトパンとのデートにふれないのはなぜなのか。これまでハニートラップに引っかかり続けた過去を踏まえると、まったく下心がないわけではないだろう。■4位:堤真一、次女誕生で決断。大河ドラマ主役より家族の時間!『女性自身』が堤真一(53)の次女誕生を写真つきで報じた。9月中旬の朝8時半ごろ、都内の有名私立幼稚園に堤の姿が。長女(3)を送っていたのだが、そこに16歳年下の美人妻もいて、赤ちゃんを抱っこしていたのだ。まだ公表していないが、今年の春ごろに誕生したという。その後、堤夫妻はデパートへ。「よく泣きまちゅねー」と赤ちゃん言葉で話しかけたり、子供服売り場で買い物したり、堤は終始パパの顔に。ランチを楽しんだあと、再び長女の幼稚園へ迎えに行くなど、家族4人の時間を大事にしている様子がうかがえた。ここで気になるのは、「第2子誕生を公表していないのは、大河ドラマ『西郷どん』の主演オファーを辞退したばかりだからでは?」という噂。辞退の理由は「本人の意向」としか報じられていないが、時期が重なるだけに無関係とは考えにくい。何せ大河ドラマの主演となれば、ほとんど家を空けることになってしまうからだ。ただ、それでも映画・ドラマ・舞台とスケジュールが埋まっているのは、「さすが堤真一」としか言いようがない。「第2子誕生を機に住まいも引っ越しした」というから、よく働く上に家族思いの満点パパなのではないか。■3位:合流か残留か? ジャニーズを秤にかける中居正広の「黒い影」『週刊女性』がいかにも“らしい”見出し、「合流か残留か ジャニーズまでも秤にかける中居正広の黒い影」と報じた。ちなみに、サブタイトルは「脱退3人への“餞別”は手切れの証か」「元マネージャーも『何を考えているのかわからない…』」。昨年、さんざん中居をホメたたえていたことを思えば、真逆のバッシング記事と言える。先日、「稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)がジャニーズ事務所を退社した際、中居正広(45)が高級バッグと服を贈った」という美談が報じられたばかり。しかし、同誌は「手切れの品では」という説を掲げる。「退社してすぐにコンタクトを取ってきた」「服やバッグは旅立ちをにおわすアイテム」と、その理由まで挙げていた。さらに、「『彼(中居)が人身御供になったことで脱退組の活動が保証された』と言われていますが、とんでもない。逆に、合流か残留かの選択肢を持っていて、ジャニーズをも秤にかけている」「中居の暗躍はジャニーズも、元マネージャーや元メンバーも把握できていない」という関係者コメントを紹介。よくここまで書くな……と思っていると、最後にオチがあった。「中居の番組ひとつで成り立っている制作会社もあり、残留はジャニーズや元メンバー、番組スタッフと、すべてがうまく回るように熟考した決断」というスタッフの声を上げつつ、「白と黒、どちらが本当の中居なのだろうか」とトーンダウンして締めくくった。こんな玉虫色の書き方は、女性週刊誌ならではのエンターテインメントに過ぎない。SMAPのファンも過敏に反応するのではなく、気楽に楽しんでしまえばいいのではないか。■2位:元SMAPの3人がファンサイトを開設! 早くも番組共演が決定今月8日にジャニーズ事務所を退社したばかりの稲垣、草なぎ、香取が22日、公式ファンサイトを開設。サイト名は「新しい地図」で、3人のプロフィールやファンクラブ入会案内、「10月16日本格始動」という予告がつづられていた。同サイトについて、「新しい地図は皆さんと一緒につくる集いの場所です!その地図は、まだ、真っ白です。皆で面白いこと、為になること感動すること、その他いっぱいいっぱい、その地図に入れていきましょう!」と説明。ロゴマークを見ると、「東西南北を表す“N”“E”“W”“S”に、地図の“MAP”を足すと“SMAP”」「“N”“E”“W”が逆向きで、“S”だけ通常の向きで書かれていることから、“新しくない=変わらない”SMAP」と2つの解釈ができる。意味深なのは、50秒間の動画。そこには「逃げよう。自分を縛りつけるものから。ボーダーを超えよう。塗り替えていこう。自由と平和を愛し、武器はアイデアと愛嬌。バカにされたっていい。心をこめて、心を打つ。さあ、風通しよくいこう。私たちは、新しい地図」というメッセージが発信されている。映像やフレーズの世界観から「香取が手がけたのでは?」と感じさせるが、いずれにしても、心がクリアになり、状況が好転しているのは間違いない。さらに10月4日、香取がレギュラーを務める『おじゃMAP!!』に草なぎがゲスト出演することが明らかになった。独立からわずか1カ月でのテレビ共演。ファンにとっては、今後に期待が広がる第一歩となった。■1位:安室奈美恵が引退へ!「美学」「劣化嫌い」「長男成人」憶測飛び交う今週の1位はこれしかないだろう。「安室奈美恵(40)が2018年9月16日で引退」。安室は40歳の誕生日を迎えた20日18時50分、公式サイトで引退を電撃発表した。もともと安室は、「コンサートにMCを入れず、歌とダンスだけで構成」「テレビ番組には出ない」などのストイックさで知られていたが、身の引き際もアーティストというより、アスリートのような潔さを感じさせる。引退の理由は、「『40歳になったら引退』という美学を貫いた」「負けず嫌いで『劣化した』と言われるのを嫌った」「デビュー25周年と、長男が来年5月に成人するという人生の節目」などと報道されているが、どれも憶測にすぎない。ただ、「安室が強い意志を持ち、それを貫ける女性」なのはまぎれもない事実だろう。思えば人気絶頂の20歳で結婚し、出産のため休業したのも、強い意志によるものだった。その後、母が殺害される事件が起き、セールスが落ち「人気低迷」と報じられる苦しい時期が続いたが、自力で乗り越えたことで、さらにカリスマ性がアップ。バラエティ番組で面白おかしく話し、プライベートをひけらかすアーティストが多い中、異彩を放っているだけに引退はインパクトが大きい。今後は、集大成のベスト盤リリース、日本全国とアジア各国へのツアーなどが予定されているが、早くも「引退後は京都移住へ」「音楽プロデューサーと再婚か」なんて報道が出たように、一年前のSMAPと似たフィーバーがあるだろう。SUPER MONKEY’S時代の姿を思い出すと寂しさはあるが、来年9月、どんなラストを見せて伝説となるのか、楽しみだ。□おまけの1本「泰葉が謎のイラン人と再婚! 先週の脅迫状報道に伏線が」おめでたいのに、これほど嘲笑が飛び交うニュースも珍しい。20日、泰葉(56)がイラン人会社経営者のメィヒディ・カーゼンプールさん(36)との婚約会見を開いた。報道陣からの祝福を受けた泰葉は、「感無量だわ……。彼は優しくて寛大な人です」と瞳をウルウル。一方、14日に来日したばかりというメィヒディさんは、「心の優しい女性。一緒にいることをうれしく思う」とコメントした。ツッコミどころだらけだが、メィヒディさんが穏やかな人だったことにホッとさせられる。2人は今年4月にフェイスブックで知り合い、ビデオチャットのやり取りで交際に発展。今後は結婚に向けて、メィヒディさんは泰葉の母・海老名香葉子さんと対面し、泰葉もイランを訪れる意向という。さらに泰葉は「イスラム教に入信する」と宣言するなど、愛の深さをアピールした。しかし、泰葉は先週の『週刊女性』で、「元マネージャーが怒りの告訴! 泰葉が自宅に送りつけた出刃包丁、脅迫状、犬のフン」という記事を書かれたばかり。しかも泰葉は、この報道を全面的に認めていた。気になるのは、その脅迫状に「イラン人がおまえ(元マネージャー)をやりにいく」と書かれていたこと。イラン人とは、まさかメィヒディさんのことか!?彼は豚肉を食べないイスラム教の信者だが、かつて元夫・春風亭小朝(62)に放った迷言「金髪豚野郎」が微妙にリンクしていることに、笑いを誘われた。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年09月24日9月中旬の朝8時半頃、都内にある有名私立幼稚園に、堤真一(53)の姿を目撃した。堤が運転する車で、長女(3)を送ってきたようだ。堤と長女に続いて車から降りたったのは、13年に結婚した16歳年下の美人妻。なんと、彼女は生後間もない赤ちゃんを抱いていた。 「まだ公表されていませんが、2人目のお子さんが生まれたそうです。たしか、性別は女の子で、今年の春ごろだったと思いますよ」(堤の知人) 第2子誕生を機に、最近引っ越しもしたという。 「以前は月々の家賃が100万円近くする、賃貸の豪邸に住まわれていました。4LDKもあって、お庭も広々。堤さんはこの家をかなり気に入っていましたが、別のところに引っ越されたみたいです」(近所の住人) この日、幼稚園に長女を送り届けた堤夫妻は次女を連れ、都内のデパートに向かった。地下駐車場からエレベーターに乗り込むと、堤は次女の顔を覗き込み「よく泣きまちゅねー」と、にこやかに赤ちゃん言葉で話しかけた。生まれたばかりの愛娘が、可愛くて仕方ないのだろう。 子供服売り場にやってきた彼らは、意見を交わしながら、あれこれと子供服を手にしては吟味していく。1時間の買い物を済ませた一行は、大きな紙袋を下げて、近くのカフェに移動。ランチデートを楽しんだ後、赤ちゃんと一緒に車に戻り、堤の運転で幼稚園へ長女を迎えに行った。 幸せいっぱいの“4人家族の休日”には間違いないのだが――。 「堤さんは第2子誕生を公にしていません。長女が生まれたときは、所属事務所のHPですぐに正式発表されていたんですけどね」(マスコミ関係者) 後日、本人に話を聞いてみようと、本誌は再び堤の自宅を訪れた。午後2時ごろ、自宅から出てきた堤夫妻は車で近所のスーパーへ。妻子を店内に残し、1人で先に駐車場へ戻って来た堤に、記者が声をかけた。 ――赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。 「ありがとうございます」 次女については言葉少なだった堤。やがて荷物を抱えた妻と娘たちを出迎え、車に乗せて帰宅の途に就いた――。 「第2子妊娠がわかったのは、逆算すると昨年の秋前後。ちょうど堤さんが“NHK大河ドラマ『西郷どん』の主演オファーを辞退した”という報道があった時期と重なるんです。辞退の理由は“本人の意向”としか報じられていませんが、赤ちゃんのこともあったのでしょう。『西郷どん』のロケ地は九州がメインなので、生れたばかりの次女と産後すぐの妻を残して長期間自宅を離れることになってしまいますからね」(前出・芸能関係者) 大河の主役を断ってまで子育てを優先したのも、妻と2人の娘を何よりも大切に思うからこそ。そんな束の間の“育休”を楽しんだ堤だが、今月以降は仕事が立て込んでいる。 「映画『鎌倉ものがたり』に、連続ドラマ『名刺ゲーム』(WOWOW)、さらに舞台『近松心中物語』と、スケジュールはびっしり埋まっています」(前出・城下さん) 子育ても仕事も全力投球の堤パパから、今後も目が離せない!
2017年09月19日人気放送作家・鈴木おさむがエンタメ業界の裏側を描いた「名刺ゲーム」が、主演に堤真一、共演に岡田将生を迎えてWOWOWで実写ドラマ化。3人からコメントが到着した。人気クイズ番組のプロデューサーで、ヒットメーカーの神田(堤真一)が目覚めると、そこは地下のボイラー室。自分の首に謎の首輪がはめられていることに気づく。床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられ磔にされた娘(大友花恋)が…。2人は密室に囚われていた。そして、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現れる。男が神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を探し当て、その持ち主に「正しく返す」こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首が爆破されるという。神田は娘を救うために、完全なる密室で“名刺ゲーム”に挑むが、そこには驚くべき秘密が隠されていた――。世間を賑わす事件・騒動の舞台ともなりうるテレビ業界や芸能界の番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた本作。エンタメ業界の第一線で活躍する鈴木さんにしか描けないリアリティある衝撃作を、地上波では困難なスキャンダル性のある表現で限界まで挑んでいく。敏腕プロデューサーの主人公・神田達也役を演じるのは、WOWOWドラマ初出演・初主演となる堤さん。家庭を顧みず仕事に忙殺されながら、人気クイズ番組のプロデューサーまで登りつめるものの、“名刺ゲーム”を通して彼の数々の不品行と人間性が暴かれていく。また、神田を監禁し“名刺ゲーム”を仕掛けるキーパーソン、謎の男Xを演じるのは、『銀魂』から『伊藤くん A to E』まで演じ分ける岡田さん。さらに“名刺ゲーム”の参加者として、大木真琴役に河井青葉、松永累役に落合モトキ、山本司役に夏菜。さらに神田と一緒に監禁される娘・神田美奈役に大友花恋。神田のクイズ番組に出演するグラビアアイドル・大原マイカ役に柳ゆり菜。神田の番組を制作する有能なディレクター・片山章二役に田口トモロヲなど実力派俳優が集結する。残酷な“名刺ゲーム”を通じてあらわになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”というエンタメ業界だけではない、“日本のビジネス社会の縮図“。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは、やがて究極のヒューマンドラマへと変貌していくという。堤さんは、「僕たちは仕事しているときにたくさんの名刺をいただきますが、全部は覚えられていない。どんなに記憶をたどっても思い出せそうにない“名刺”というものが生死をかけるゲームの題材となることは、ものすごく恐ろしい」と、脚本を読んで感じたという。「今回演じるTV番組の敏腕プロデューサー・神田という役は、マスコミ業界で生きていくという競争の中で、どういう風に人間は変化してしまうのかという過程が描かれた人物です。普通であれば非情で嫌な人間として描かれる役だと思いますが、ある意味すごく人間らしい人であると感じています。人間は場面ごとに役割があって、ある場面では良い人として努力していたりするけれど、ある場面では人が傷つくような態度をとってしまったりする。状況によって神田という人間が大きく変わってしまう姿をしっかり演じていきたいと思います」と、意気込んでいる。岡田さんとは久しぶりの共演となるそうだが、「彼は真面目な人なので、本番ではしっかり演じて、休憩のときは一緒に遊びたいと思います。何時飲みに行こうとかといまから楽しみです(笑)」とコメント。初タッグとなる原作の鈴木さんについては「マルチな才能を持たれている方」と印象を語りつつ、「鈴木さんだからこそ書ける物作りに対する、ある警鐘もこのドラマで描かれています。まさか、ご一緒できると思っていなかったのでとても嬉しいです」と述べた。また、岡田さんにとって脚本は「最後の最後まで良い意味で裏切られた」そうで、「『あ、なるほど。そういうことだったのか』という驚きの連続でした。僕自身がテレビ業界を知っているから、より感じるのかもしれませんが、僕が演じる謎の男Xのような人間は結構いるのかもしれないと思います」と不穏な発言。「主演の堤真一さんとは、プライベートの関係性と立場が逆転しますので、堤さんのみじめな顔をどんどん引き出せるように芝居をしていきたいです。堤さんは、いつもどーんと真ん中で立ってくださる方なので、胸を借りる気持ちで徹底的にやりたいなと思います」と決意を明かし、初タッグとなる鈴木さんが描いた本作には「とてもリアリティを感じました。堤さんが演じる神田役はじめキャラクターがクレイジーな人ばかりですし、エンターテインメントとして面白い作品になると思いますので僕自身も楽しみにしています」と期待を込めている。その鈴木さんは、「名刺ゲームが映像化されることは絶対にないだろうと思っていました」と明かす。「テレビをずっと作ってきた僕が、ある意味、テレビを作る人たちの膿みの部分を晒しているところもあるから」と語りながらも、「この物語は一見、ファンタジーなパッケージに包まれていますが、そこから滲み出てくる人間物語は、皆さんの近くにもあるかもしれない物語。この冬、あなたもこのゲームに参加して、汗をかいていただきたい」と、自信たっぷりにコメントを寄せている。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年09月14日女優・斉藤由貴さんの不倫が報じられ、世間の注目を集めています。非難する声もありますが、50歳となった今も男性を惑わすその姿に驚く人も。毎日のように不倫や熱愛が報じられる芸能界ですが、魅力的な人たちが多くいる場所だけに、恋愛においてもさまざまなドラマがあるのでしょう。特に女性芸能人の中には、魔性の女としてその華やかな男性遍歴がクローズアップされる人が少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに8月3日〜4日にかけて「“魔性の女”だと思う芸能人は?」 というアンケートを実施し、101人の方々から回答を得ましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●第1位:高岡早紀最も多くの票を獲得したのは『高岡早紀』さんで、35%(35人)でした。『“魔性の女”と言えばこの人の右に出る人はいない。年齢を感じさせずいくつになってもキレイだし、どこか隙のある感じが男を惑わすんだと思う』(30代男性/営業)『どうしたらあんな色気が出せるのか見習いたいですね。本人は無意識でも周りの男性がいつのまにか虜になってしまうというイメージです』(40代女性/主婦)保阪尚希さんと結婚したものの、布袋寅泰さんとの不倫がきっかけで離婚した高岡早紀さん。現在3人の子どもがいる高岡さんですが、女性としての魅力が衰えることはなく、16歳年下の俳優・松坂桃李さんと熱愛が報じられたこともありましたね。高岡さん自身も、「相手が自分のことを100%嫌いでも好きにさせる」と言うほど恋愛には自信があるようで、自らの魅力をわかっている と言えるのかもしれません。最近ではテレビで母としての顔を見せることも多くなりましたが、今後、どのような恋愛を見せてくれるのか注目です。●第2位:蒼井優2位にランクインしたのは『蒼井優』さんで、13%(13人)でした。『ナチュラルな印象で恋愛のイメージがないけど、熱愛の噂は多いですよね。悪女みたいな報道がされることもあるし、見た目とのギャップもあって怖い女性だと思います』(30代女性/アパレル)『ほんわかとしながらも狙った獲物は逃がさないみたいな(笑)。付き合ってきた男性のタイプや年齢もバラバラで、恋愛体質なんですかね』(40代男性/自営業)清楚なイメージもある蒼井優さんですが、意外にもその男性遍歴は華やかです。これまで噂になった芸能人は、V6の岡田准一さん、大森南朋さん、鈴木浩介さん、堤真一さん、三浦春馬さん、石崎ひゅーいさんなどそうそうたる顔ぶれ。特に鈴木浩介さんとの交際では、当時別の女性と交際していたところを“略奪”したとも言われており、これをきっかけに「魔性の女」「肉食女子」といったイメージを持たれることとなりました。しかし、相手を惑わすすべを持っているというのは、女優としては武器と言える かもしれません。これからどのような女優として活躍してくれるのか楽しみですね。●同率3位:斉藤由貴、石原さとみ同率で3位にランクインしたのは『斉藤由貴』さんと『石原さとみ』さんで、12%(12人)でした。『50歳で不倫って、よくやるなーと思いますね。元気じゃないと芸能界では生きていけないんですかね』(40代女性/主婦)『最近の石原さとみは小悪魔な役を演じることが多くて好きですね。私生活でやられたらイチコロだと思います』(30代男性/編集)現在、不倫騒動の渦中にある斉藤由貴さんですが、過去には尾崎豊さんや川崎麻世さんなどと不倫騒動を起こしたことも。彼女の持つ独特なのびりとした雰囲気が、男性を惑わしてしまうのでしょうか。また、同率で3位となった石原さとみさんは「共演者キラー」と呼ばれることが多く、佐藤健さんをはじめとしたイケメン俳優とたびたび噂になっています。どこか野暮ったさも感じさせる雰囲気 が、男性の「守ってあげたい」という気持ちに火をつけてしまうのかもしれませんね。----------いかがでしたか?その美しさはもちろん、テクニックを駆使されれば落ちない男性はいないはず。年齢を重ねるごとにその魅力が高まっているように感じられるのも、“魔性の女”の特徴と言えるのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜12位)】“魔性の女”だと思う芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/SAYA
2017年08月07日『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』『海賊とよばれた男』の山崎貴監督が手掛ける最新作『DESTINY 鎌倉ものがたり』。堺雅人と高畑充希が夫婦役で初共演する本作から、この度、最新予告映像とファンタジックなポスタービジュアルが公開された。鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに、年若い亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。しかし、この鎌倉という土地、何やらおかしい。そこここに人ならざる者がいるようなのだ。道を歩く正和と亜紀子の前を貉(ムジナ)か河童か通り過ぎて心底驚く亜紀子に、正和は「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まって、いろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる」と言ってのけるのだが…。一色先生は犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には鎌倉警察に協力している。何しろ魔物や幽霊も事件に関係するのだから、鎌倉の事件解決は一筋縄ではいかない。心霊捜査にも精通する一色先生は名探偵でもあった。ある日、大金持ちの殺人事件の捜査を依頼される一色先生。どうやら人間の仕業ではないようで…。古都鎌倉――。ここは、人間だけでなく幽霊、物の怪、魔物に妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神も住んでいる。魔界や黄泉の国のはざまで、生者と死者の様々な思いが交錯する都。鎌倉ビギナー・亜紀子の嫁入りで静かだった正和の生活が大きく変わってくのだった。本作は、西岸良平の累計発行部数900万部(既刊33巻)のベストセラー「鎌倉ものがたり」の映画化。鎌倉に住み普段から和装を好む、多趣味なミステリー小説作家・一色正和を、NHK大河ドラマ「真田丸」での熱演も記憶に新しい、堺さん。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主演の高畑さんが正和の年離れた妻・亜紀子を演じるほか、堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、安藤サクラ、中村玉緒と超豪華キャストが集結している。このほど到着したのは、7月8日(土)より劇場で放映される予告映像。高畑さん演じる亜紀子のナレーションで進められていく本映像では、正和と亜紀子が腕を組んで歩いていると、目の前を突然ある生き物が通り過ぎる。驚く亜紀子をよそに、正和は平然と「ただの河童だろ」と一言。すると、次々と幽霊、物の怪、魔物に妖怪、神様などが登場!ファンタジー要素も入った、不思議な予告編となっている。『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月04日人気エッセイ『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の実写映画化版が、2018年6月8日(金)より全国公開。原作は「Yahoo!知恵袋」の質問からはじまった人気エッセイ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」2010年、「Yahoo!知恵袋」にある質問が投稿された。ミステリアスで奇想天外なその投稿は、たちまち話題を呼んだ。その後、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を制作。そのミュージック動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、現在200万回以上の再生を記録。さらに翌年にはコミックエッセイ化もされ、現在第3巻まで発売、発行部数累計15万部を超える人気をみせている。本作はこの人気エッセイが原作だ。結婚3年目の夫婦がみせる一風変わったハートフル・ラブコメディサラリーマンのじゅんが仕事に疲れて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を出して倒れていた。慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。「ククク……」と倒れていたちえが笑う。ちえは死んだふりをしていただけだった。理由を問うも、からかうように笑うだけ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われて。ある時は銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。不思議な行動を繰り返す“ぶっとび妻”といたって普通の“冷静夫”がみせる、新しい夫婦のカタチがチャーミングに描かれる。榮倉奈々と安田顕のW主演妻・ちえを演じるのは榮倉奈々。『余命1ヶ月の花嫁』『図書館戦争』などラブストーリーからアクション作品までを幅広くこなしてきた彼女が、不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラのちえをどう演じるかが見ものだ。一方、冷静なちえの夫・じゅん役には、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、これまで硬派な役から個性的な役まで幅広く演じてきた安田顕が抜擢された。共演には、⼤⾕亮平と野々すみ花。安田顕扮するじゅんの後輩夫婦を演じる。また、本作のメガホンをとるのは、コメディの鬼才・李闘士男監督。これまで松山ケンイチ主演の『デトロイト・メタル・シティ』や堤真一主演の『神様はバリにいる』を手掛けてきた彼が、今度はほんわかラブコメディに挑む。主題歌をチャットモンチーが担当主題歌は、2018年7月で解散を発表している女性2人組ロックバンド、チャットモンチーが担当。本作のために書き下ろしたという楽曲「I Laugh You」は、愛らしさたっぷりの、ポップな一曲に仕上がり、映画の世界に彩りを与える。今後の楽曲詳細に注目だ。ストーリー予測不能「ぶっとび妻」×超フツー「冷静夫」結婚3年目、凸凹夫婦のちょっと変わった日常を描く、新しい愛のカタチ。サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ…次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。ちえの謎の行動には、“秘密”があった。【作品詳細】『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』公開時期:2018年6月8日(金)原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(PHP研究所刊/作:K.Kajunsky、漫画:ichida)監督:李闘士男出演:榮倉奈々、安田顕、⼤⾕亮平、野々すみ花脚本:坪田文主題歌:チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)配給:KADOKAWA©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会■ムビチケカード(カード型前売り券)発売日:2018年3月30日(金)特典:特製ワニポーチ ※先着順
2017年05月28日「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」――。2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿されたミステリアスで奇想天外な投稿が、たちまち話題を呼び、コミックエッセイとなった「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」がまさかの実写映画化!榮倉奈々と安田顕のW主演で描くことになった。サラリーマンのじゅん(安田顕)が、仕事に疲れて帰宅すると、玄関で妻のちえ(榮倉奈々)が口から血を出して倒れていた!慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。「ククク……」と倒れていたちえが笑う。「驚きましたか??」ちえは死んだふりをしていただけだったのだ。ホッとして理由を問うも、からかうように笑うだけのちえ。それからというもの、家に帰ると、ちえは必ず死んだふりをするようになった。あるときはワニに喰われて。あるときは銃で撃たれて。またあるときは頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだんと不安を覚え始める。これは、何かのSOSのサインなのか――。「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問にインスパイアされたボカロPの「ほぼ日P」が、初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表すると、そのミュージック動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、現在500万回以上の再生を記録中。これに刺激を受けたネット上の一般クリエイターたちも数多の自作の派生動画を投稿し、一大ブームとなった。2011年にはコミックエッセイ化もされ、現在第3巻まで発売、発行部数累計15万部を超える人気ぶり。現在も「Yahoo!知恵袋」では400万以上の閲覧、1,700以上の回答が寄せられているその伝説の投稿が、まさかの映画化となった。不思議な行動を繰り返す“ぶっとび妻”を榮倉さん、超フツーの“冷静夫”を安田さんが演じる。『娚の一生』『図書館戦争』などラブストーリーからアクション作品まで幅広くこなし、「東京タラレバ娘」が記憶に新しい榮倉さんと、『俳優 亀岡拓次』や『銀魂』など硬派な役から個性的な役まで幅広く演じ、ドラマ「小さな巨人」にも出演中の安田さんは、ともにコミカルな演技にも定評があるだけに、2人が見せる化学反応には要注目。ミスマッチなのに共感を生む、新しい夫婦のカタチには期待がかかる。さらに共演には、『愚行録』『ハルチカ』の小出恵介と、宝塚歌劇団所属時「演技が優れたトップ娘役」と評され舞台やドラマで活躍する野々すみ花が決定。安田さん扮するじゅんの後輩夫婦・佐野と由美子を演じる。本作のメガホンをとるのは、松山ケンイチ主演『デトロイト・メタル・シティ』や堤真一主演『神様はバリにいる』などで知られるコメディの鬼才・李闘士男監督。『神様はバリにいる』では、怪しくもチャーミングな大富豪アニキの成功哲学を描き、全国69館公開ながらもスマッシュヒットを記録。日本映画界にコメディの金字塔を打ち立てた。本作でもその手腕を発揮し、ちょっと変わった夫婦の日常エピソードを愛おしくチャーミングに描きながら “ほんわかラブコメディ”を誕生させている。榮倉さんは、本作の第一印象を「正直なところ、変わったタイトルだなぁ…、このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした」とコメント。「ちえさんは、独特な言葉を使い、独特な表現をする人で、見る人によっては不器用と取れるかもしれません。しかし、夫・じゅんさんとの関係性を見ていると、しっかりと自分の哲学を持ってるように思います」とキャラクターに言及。3度目の共演という安田さんと「夫婦のように近い関係性は初めてだったので、照れくさかったです」というが、「ある夫婦の一風変わったコミュニケーションが優しく描かれている映画になってます。なんでもない日常の中で起こるささやかな出来事で感情が揺さぶられる。現実世界に生きる私たちがリアルに感じ、見ている景色をスクリーンでも感じていただけると思います」と、リアルな夫婦像を描く本作に期待を寄せている。一方、安田さんも「この作品をきっかけに『夫婦』について、いい意味であらためて思うこともあり、具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけると嬉しいです」とコメント。榮倉さんとは「榮倉さんが二十歳のころ、はじめてドラマでご一緒したことがありました。今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです」と語り、「(数々の死んだふりをする)榮倉さんの七変化を映画館で堪能していただけたら幸いです」とアピール。また、「Yahoo!知恵袋」の投稿者で原作者のK.Kajunskyさんは、「こんな日が来るとは夢にも思いませんでした」とコメント、「榮倉奈々さんはとてもチャーミングな方で健康美というイメージで、どんなちえさんになるのかとても楽しみです。安田顕さんは『TEAM NACS』からのファンなのでとても嬉しく思いますが、私自身が安田さんほどイケメンではないので少々心苦しいです」と2人の印象を語っている。「我が家であった出来事がスクリーンで映し出されるのかと思うと少し恥ずかしい気持ちもありますが、鑑賞させていただくときは第三者の目で楽しもうと思っています。そして妻は直視できるのか心配です」と、妻の心配もする(?)K.Kajunskyさん。さらに李監督は、「『女性』っていうのは僕にとっては“謎”の塊。何を考えてるんだか、いつもよく分からない。そんな理解できない謎の代表格が、『奥さん』『妻』たち。その『妻』たちの真っ昼間の闇に紛れた“謎”に迫ってみたくて、映画化をやってしまいました」と明かす。榮倉さんは「ほんと天才女優でした。なんでもすぐにやれちゃうから。悔しかった」と語り、安田さんにも「狂気と小心者の間をいったりきたりで、なかなかの怪演ぶり」と太鼓判。「どこの家庭にでもある『家の大奥』に迫ってみました。江戸城だけじゃなく、家にも大奥ってのはあるんですね。みなさん、『家の大奥』のミステリーを覗いてみませんか?」と独特の表現で本作をアピールした。「Yahoo!知恵袋」投稿から始まった、リアルで新しい夫婦のカタチ。撮影はすでに終了しており、完成に向けて現在、仕上げの真っ最中だという。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は2018年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2017年05月25日俳優の堤真一、綾野剛、女優の高畑充希、モデルの中条あやみ、お笑いタレントのブルゾンちえみが24日、都内で行われたNTTドコモ「2017夏 新サービス・新商品発表会」に出席した。NTTドコモは、夏の新サービスと新商品発売に伴い、CM「得ダネを追え」シリーズの新バージョンを制作。「綾野、得ダネ記者辞めるってよ!?」編を5月25日より、「堤さんが義理の弟に!?」編を29日より全国で放映スタートする。「綾野、得ダネ記者辞めるってよ!?」編からはブレイク中のブルゾンちえみが加わり、綾野の妹役として堤からアプローチされる内容となっている。同社のCM初登場となったブルゾンちえみは「ドコモさんからお話をいただいてビックリしましたしうれしかったです。綾野剛さんの妹役で堤さんから恋されると聞いて贅沢な役をやらせていただいて良いのかな? という気持ちになりました」と恐縮しつつ、「本当、ブレイクして良かったです」と満面の笑み。そのブルゾンちえみに堤を取られたという設定の高畑は「急に堤さんのことが好きみたいな感じでと言われ、2年もやっているのに急に言わないでと思いました(笑)」と戸惑いを見せ、「このCMは急に綾野さんが(近藤春菜と)結婚したり急な展開があり、出る側は見るのが楽しみなんですが、まだ心が追いついていないのでこれから追いついていきたいと思います」と今後の展開に期待を寄せていた。機種限定ながら、スマートフォンを購入したユーザーに毎月1,500円割り引く新サービス「docomo with」にちなみ、「自身のwith●●は?」と質問が投げ掛けられたブルゾンちえみは「with 音楽」と回答。「Bじゃなくてすみません」と頭を下げながら「Bも欠かせないんですが、私にとって音楽は欠かせないものです。移動中ずっと音楽を聴いているので、音楽がなかったら私は生きていけませんね」とその理由を説明。一方の高畑は「私はご褒美。日々自分の前にご褒美をぶら下げて毎日頑張っています」と答えていた。
2017年05月24日堤幸彦が初めてプロデュースする7人組ガールズユニットの舞台『上野パンダ島ビキニーズ』が3月30日に開幕。それに先がけ公開ゲネプロと囲み取材が行われ、堤と「上野パンダ島ビキニーズ」メンバーの暁島朱里 (西川美咲)、紫岡スミレ(矢萩春菜)、柿次橙子(小瀬田麻由)、雛菊りん(水原ゆき)、蒼井雫久(石原千尋)、桃山つき乃(松岡里英)、金平もえぎ(小田切瑠衣)が登壇した。舞台『上野パンダ島ビキニーズ』チケット情報本作は、ガールズユニット「上野パンダ島ビキニーズ」の7人が、“ビキニ”姿で芝居に歌にダンスに本気で挑む舞台。ひょんなことから漂流し無人島に辿り着いた7人が巻き起こす、笑いあり、涙あり、ちょっぴり刺激ありの、はちゃめちゃなサバイバルストーリーとなっている。2部構成となっており、芝居の後は“歌謡ショー”で客席を盛り上げた。囲み取材は自己紹介からスタート。朱里は「地味な妄想癖がある女の子」、スミレは「大金持ちのお嬢様」、橙子は「千葉のレディースの総長」、りんは「13人大家族で長女のギャル」、雫久は「好きなものは黒魔術、興味があるのは黒魔術、特技は黒魔術の冷酷無口」、つき乃は「お色気担当、女の子大好き」、もえぎは「いつもメソメソしてるメンヘラ」とユニークだ。ユニットの魅力は「個性豊か」と口を揃える面々。「協調性皆無の個性豊かな7人で、ひとりも同じようなキャラがいない。絶対に推しが見つかる」(つき乃)。それに加えりんが「うちらはマジ未熟者。その全員が一緒にスタートラインに立って成長していく」と始動したばかりの彼女たちならではの姿を語った。そんな彼女たちをプロデュースし、舞台の演出も務める堤は「今回、私がリスペクトしている劇団「□字ック」の山田佳奈さんに書き下ろしていただいて。一番勢いのある演劇の要素、それからミュージカル要素とかアイドル的ステージの要素とかロックなマインドの部分も含め、いろいろな表現が2時間の舞台にギュッと詰まっているんです。これはなかなかやろうったってできない。演劇のみの人でもできないし、アイドルのみの人でもできないですから。その高いハードルを、時間はかかりましたけど、クリアしているのが最大の魅力。能力が高くて、しかも魅力的で、ビキニ…そういう彼女たちのパワーを観に来てほしいです」と熱く語った。舞台にとどまらず、KADOKAWA『コミックNewtype』での漫画連載や、舞台開幕と同時のCD デビュー等、新型メディアミックスプロジェクトが既に始動しており、今後もさまざまな形で展開していくという7人。この記念すべき第一歩をぜひ見届けて!公演は4月2日(日)まで、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。撮影・取材・文:中川實穗
2017年03月31日3月13日、夕暮れどきの繁華街を歩く小泉今日子(51)の姿があった。この日、都内のイタリアンレストランでドラマ『スーパーサラリーマン佐江内氏』(日本テレビ系)の打ち上げが行われたのだ。開始時刻の午後5時前に、徒歩でやって来た小泉。しばらくすると、主演の堤真一(52)をはじめ出演者たちが続々と会場入りした。 「小泉さんは撮影の際はよくひとりで現場入りし、終わるとそのまま帰っていました。スタッフが送り迎えできなくて慌てることもありましたが、彼女は『専属スタッフをぞろぞろ連れて歩くのはカッコ悪い』というポリシーがあるそうで……。そんな気取らない姿勢に、周囲からも『これこそスターだよ』と絶賛の声が上がっていました」(ドラマ関係者) 打ち上げではキャストがひとりずつ壇上で挨拶していく展開。小泉は自然体でこう答えていたという。 「彼女は『今までやってきたドラマのなかで、いちばん楽でした。ロケもほとんどなかったし(笑)』とジョークを言って、笑いを取っていました。ただその後にはきちんと『とても楽しかったです。またパート2があればこんな感じでお願いします』と続けるなど、作品への愛情を感じさせるスピーチでした」(前出・ドラマ関係者) 作品に愛情を抱いていたのは、堤も同じだったようだ。 「とにかく、笑いの絶えない現場でしたからね。福田雄一監督(48)のドラマは現場で脚本が変更になることも多いのですが、みんなアドリブを連発して楽しんでいました。堤さんは『大学のサークルみたいなノリだよね』と笑っていました。打ち上げでも『エンディングのダンスはきつかったよ。家でも練習したけど、奥さんにダメ出しばっかりされていた(笑)』と振り返っていました」(前出・ドラマ関係者) 作中では、堤に無茶ぶりする“鬼嫁”役を務めていた小泉。打ち上げではそんな2人の“夫婦の絆”が垣間見えるシーンもあったという。 「小泉さんが挨拶をした直後、友人役の福島マリコさん(50)が彼女にハグしたんです。すると『俺も!俺も!』と縁者やスタッフがどんどん押し寄せてきて……。すると最後に、夫役の堤さんが満を持して登場!彼が熱い抱擁を交わすと、小泉さんはもう大爆笑でしたね」(出席者) 一次会は8時にお開きとなり、一行は2次会へ。そこでも和気あいあいとした空気が続いていたという。 「話題作として評判はかなり上々でしたから、実は局内ですでに続編や映画化の話も浮上してきているそうです。意外とすぐにでも実現へ向けて動き出すかもしれません」(前出・出席者) “さえない夫”の堤を安堵させたであろう“鬼嫁”小泉の抱擁。そこには「次もまたいっしょに」という“誓いが込められていたのかも!?
2017年03月22日堤真一主演で藤子・F・不二雄の人気コミックをドラマ化した「スーパーサラリーマン左江内氏」が3月18日の放送で最終回を迎えた。これまでにないシリアスな展開はもちろん、ゲスト出演した菅田将暉のまさかのセリフに放送後のネットが大きく沸いた。ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーツをむりやり譲り受けた主人公・左江内が、いやいやながらも平和を守っていくという本作。キャストは堤さんのほか左江内の“鬼嫁”円子を小泉今日子、娘のはね子を島崎遥香、息子のもや夫を横山歩がそれぞれ演じ、左江内の解決した事件を自分の手柄にする小池刑事をムロツヨシ、小池刑事とペアで行動する警察官の刈野に中村倫也、左江内さんの部下に賀来賢人、早見あかり、左江内さんの上司・簑島に高橋克実、毎度様々な姿で左江内の前に現れる謎の男・米倉を佐藤二朗、左江内さんにスーパースーツを託す怪しい男に笹野高史といった顔ぶれ。そんな本作の最終回だが、仕事と家庭のストレスから子どもの転落事故を救えなかった左江内が、ついに本気でスーパースーツを返却すると、その翌日から自分と“謎の男・米倉”が入れ替わってしまう。仕事も家庭も失った左江内の前に米倉が変身した“キャプテンマン”が現れ、この数か月、左江内をテストしていたことを明かす。スーパーマン失格の烙印を押された左江内だが、妻の円子が乗るバスがバスジャックに遭ったことを知り、もう1度スーパーマンになることを決意する…というストーリー。ゲストの菅田さんはバスジャック犯役で出演した。放送後のTwitterには「菅田くんかっこよかった」「菅田将暉カッコ良すぎた」など投稿が続々ツイートされ、「#左江内氏」とともに「#菅田将暉」もトレンド入り。特に円子に飛び蹴りを食らって倒れた菅田さんが「イケメンですみません」「菅田将暉に似てるって言われます」と言ったのに対し、円子が「私、山崎賢人のほうが好きだしー」と返すシーンには「菅田将暉に似てると言われますwって本人がいってるのおもしろい」「菅田くんに山崎賢人の方が好きだしは笑った」「菅田くんのいじりも流石です」とネット上は大盛況。過去にも「35歳の高校生」などで共演経験のある2人だが「ある意味2人の再共演」という声も上がっていた。またエンディングのダンスシーンにも菅田さんが登場。こちらにも「ダンスなんかセクシーだった」「ルンルンしててかわいい~」「将暉くんのダンスも見れて大満足」といった声が続々投稿された。最終回を迎え早くも「左江内ロス」の声も上がる本作だが、ムロさん演じる小池刑事をメインにしたオリジナルストーリー「小池刑事の鬼の取調室」が「Hulu」で配信開始されているので、こちらも楽しんではいかが?(笠緒)
2017年03月19日