賀来賢人主演の「ニッポンノワール」第7話が11月24日オンエア。ニッポンノワールの目的、宮城刑事の“秘密”とともに更なる世界観の繋がりに驚愕の声が続々と上がっているほか、福原遥、神尾楓珠、堀田真由の出演にも視聴者が沸いている。本作は賀来賢人演じる記憶を失った刑事・遊佐清春を演じるほか、広末涼子、井浦新、北村一輝、工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太、細田善彦、笹野高史、夏帆、佐久間由衣、矢本悠馬、大和田伸也らが出演。「3年A組」の半年後を描いている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清春が警察病院の地下に潜入すると、そこは謎の実験施設だった。そして清春は薫が自分達の息子の克喜(田野井健)がニッポンノワールの人体実験の犠牲になったと話す様子を思い出す。さらに清春を追って南武たちも追いつくのだが、そこに謎の若者たちが現れ襲いかかってくる。銃撃してもまた立ち上がり襲いかかってくる若者たちから必死に逃れた清春を、「ガルムフェニックス」のスーツアクター・ファイター田中(前川泰之)が助ける。一方、深水(笹野さん)と娘の咲良(夏帆さん)の元に捜査員が現れ克喜を連れ去る。命じたのは克喜の祖父で薫の父・碓氷元警察庁長官(大和田さん)だった。清春は碓氷と対峙。ニッポンノワールの目的は凶悪な未成年の人格改造で、克喜も彼らによって性格を変えられていたことが判る。さらに宮城刑事(細田善彦)こそ人体実験の被験者第一号だった――というのが今回のストーリー。今回「3年A組」から真壁翔(神尾さん)、水越涼音(福原さん)、熊沢花恋(堀田さん)の3人がゲスト出演。3人は宮城と再会、立てこもり事件当時を懐かしむのだが、宮城は3人の記憶がないという。それもそのはず、宮城は定期的に人格を調整されていた。しかも宮城は2010年、20歳だった頃に子どもを殺害してニッポンノワールによって“神隠し”に遭い、人格も記憶も経歴も全て作り変えられた存在だった。この碓氷が語った一連の経緯に視聴者からは2010年放送の「ジョーカー 許されざる捜査官」と本作の繋がりを指摘する声が続出。脚本が本作と同じ武藤将吾氏で、「ジョーカー」の1話で犯人役を演じたのが細田さんということもあり、「ジョーカーまで関係してくるのか」「そういう繋がり見るとゾクゾクする」などの声が続々と集まる。また毎回恒例となった「3年A組」キャストのゲスト出演は今回福原さん、神尾さん、堀田さんの3人。なかでも堀田さんは本城芹奈役の佐久間さんと「チアダン」や『あの日のオルガン』で共演経験もあり、自身のツイッターにも2人での共演ショットをアップ。視聴者からも「楽しそうだなよきこと」などの反応が送られている。(笠緒)
2019年11月25日「3年A組」の半年後を舞台に、賀来賢人演じる刑事と謎の組織の闘いを描く「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の5話が11月10日放送。今田美桜のゲスト出演に沸く視聴者からの声と、10億強奪の真犯人が明かされたラストに衝撃を受ける声とが入り乱れている。賀来さんが“警察のガン”扱いされている警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ主演する本作。前回、清春との間に子どもを設けていたことが明かされた女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春と薫の間に出来たとされる碓氷克喜に田野井健。清春の先輩の公安刑事・才門要に井浦新。捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春の同僚刑事役で工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太。そのほか夏帆、佐久間由衣、細田善彦、篠井英介、栄信、笹野高史らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。才門から十億円強奪事件で奪われた金は警察の極秘プロジェクト「ニッポンノワール」の資金で、薫はその事件を追う過程でニッポンノワールの存在を突き止め殺害された可能性が高いと告げられ、南武からは警察のどこにニッポンノワールの仲間が紛れ込んでいるかわからないと言われた清春。さらに「bonnaro」にいるところをガスマスクの男に襲撃される。犯行が半グレ集団ベルムズの現リーダー・陣内によるものだと判明、陣内を取り調べていると克喜の名前を口にし逆上する清春だが、そこにベルムズが乱入。元ベルムスの喜志が陣内を拉致し清春を呼びつけるが、喜志は撃たれてしまう。喜志殺害の容疑で逮捕、連行される清春は、薫が山小屋で10億円強奪の真犯人が自分だと告白する記憶を思い出す…というのが今回のストーリー。今回は「3年A組」から今田さんがゲスト出演、今田さん演じる諏訪唯月と喜志との再会に「ニッポンノワールにも今田美桜ちゃん出とる」「今田美桜ちゃん唯月と正臣のシーンがとても美しかった」などの声多数。先週に続き「3A」生徒が登場したことで、「これからも誰か出てくるのかな?」「後は福原遥さんと永野芽郁ちゃんが出てくれれば最高」「森七菜ちゃんも」といった“要望”も上がっている。さらに薫の“真犯人告白”に「広末涼子の最後の台詞に「えっ!?」って声出た」「本当に広末涼子が犯人なんでしょうか」など衝撃の声が上がるなか、毎回登場人物が変わるエンディングではガスマスクの男が登場。1人で格闘の練習をするガスマスクの男に「なんで仮面マスクのやつがエンディング飾ってんだよ」「まさかのマスクマン、エンディング」など視聴者に動揺が走る。一方でマスクの男の動きに「エンディングのガスマスク男の動きが、パーリーピーポー言ってる工藤くんぽくて怪しい」という声も寄せられている。(笠緒)
2019年11月11日《text:西森路代》山田裕貴のことを「そこにいるだけでその場が彼(この場合は村山を指していたが)の空気になる」と言ったのは、映画『HiGH&LOW』シリーズや『HiGH&LOW THE WORST』の監督・久保茂昭である。筆者が彼の存在を意識するようになったのは、五反田団の前田司郎が演出した2016年の舞台「宮本武蔵(完全版)」であった。山田裕貴が演じることで際立つ役の“人間性”この舞台の中で山田さんは主人公である宮本武蔵を演じたのだか、この舞台の宮本武蔵は単に剣豪や伝説的なヒーローというものではない。普段は友人たちと普通に日常を楽しむ当時の若者として登場するのだが、時代が時代とはいえ、人を何人も斬るというのは、どういう心理状態、メンタルの持ち主だったのだろうと思わせる出来事がじわじわと示される。そしてそんな日常にひそむ歪な感情と、でもそれは誰にもどうすることもできないという複雑さ。そんな武蔵のことを見守る伊織(金子岳憲)との関係性がせつなくも、温かくも描かれていた。こう書くとシリアスな展開にみえるが、山田さん演じる武蔵のひょうひょうとした日常があるからこそ、人を斬って生きている武蔵から、どうしようもない強い人間性が際立ってみえた。この舞台に出る前に、山田さんは前田氏のワークショップに参加し、「役半分・自分半分」という考え方を学んだそうだ。思えば、このときから、山田さんはその場を彼の空気にするということに繋がっていたのかもしれない。『HiGH&LOW』シリーズで大きく飛躍次に彼の作品で思い出すのは、ドラマ「伊藤くん A to E」での、相田聡子(池田エライザ)と神保実希(夏帆)との間で揺れるクズ男であった。このドラマに登場する男性たち(田中圭、中村倫也、岡田将生)はどの人物もクズだらけなのだが、山田さんはそんな中でも、ある種の男性の甘えの見えるクズをやりきっていたし、そのことで女性たちの心に変化をもたらしていた。なにより、山田さんの知名度を上げたのは、冒頭でも触れた『HiGH&LOW』シリーズだろう。本作は、事前にプロデューサーや脚本家たちが、ひとりひとりと面談し、その本人から感じ取った印象からキャラクター作りをしたと言われている。また、その上で、撮影現場で出てきた俳優のアイディアが採用されることもあり、自分の役作りがいかされるほか、俳優の持つ個性が引き出され、役がもう一人の別の自分のようになっていく作品でもある。この作品では、たくさんの若手俳優が出演し、その存在をアピールしてきた。そんな中でも、特に愛され、大きくなっていったのが、山田さんの演じる村山良樹だろう。『HiGH&LOW』シリーズはそんなスタイルで撮っているからこそ、いまも新たな若手が参加し、ここで存在感を少しでも多く示そうと切磋琢磨し、その結果、次世代を担う若手がどんどん生まれる場所になりつつあるが、そんな空気を作ったのは、山田さんのような前例があったからかもしれない。“自分”を演じ、物語の中に存在する2019年は、朝ドラ「なつぞら」に、ヒロインの幼なじみの雪次郎役で出演。しかも、雪次郎は、ヒロインとともに上京した後、岐路に立たされた週は、「雪次郎の乱」と呼ばれるほどの話題となった。山田さん自身も土曜スタジオパークで「シンクロ率100%」「雪次郎の発してるセリフが自分のものかのように思える」と語っていたが、朝ドラがある週では、やはり「彼の物語」になっていた。昨今の俳優を形容する言葉で「カメレオン俳優」という言葉もある。彼もそう呼ばれることもある。2017年にはたくさんの役を演じたし、その幅が確かに広かったから、その表現ももちろん彼を表すひとつであるとは思う。しかし、11月の初旬から上演されている舞台「終わりのない」、をみて彼はむしろ、彼の持つ独特の空気のままに、物語の中に存在するタイプであり、そんな強い彼の個性がいま、求められるのではないかと確信した。そして、この舞台は、まさに彼の物語であった。様々な世界で生き、様々な状態の自分を演じる山田さんが、どこの世界にあっても、山田さんそのものであること、彼であることが重要な物語であり、まさに「その場を彼の空気にする」ことが求められている舞台だと思った。(text:西森路代)
2019年11月08日賀来賢人が大きな陰謀に巻き込まれた刑事を演じる「ニッポンノワール」の4話が11月3日放送。今回は「3年A組」から“すな華”カップルが登場、SNSが歓喜に沸くなか、わずか9歳の克喜がとった驚きの行動とその父親が判明するラストにも多くの衝撃が集まっている。賀来さんが警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じる本作。山小屋で目覚めた清春の隣で亡骸となっていた女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春の先輩で公安部の才門要に井浦新。公安部と対立する捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春らと同じ捜査一課の刑事、名越時生に工藤阿須加。高砂明海に立花恵理。射撃の腕が超一流な江國光成に杉本哲太。碓氷の娘・克喜に田野井健。「3年A組」にも出演した警視庁捜査一課理事官・本城諭の娘・芹奈に佐久間由衣。清春らと親しいフリーライターの深水咲良に夏帆。清春の自宅の下の階で喫茶店「bonnaro」を営む深水喜一に笹野高史といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「十億円強奪事件」と「碓氷薫殺害事件」が繋がっていることがわかり、その黒幕を追う才門は南武が真犯人だと清春に告げる。薫のスマホのパスがわかり、薫が殺害された当日、南武に呼び出されていたことも判明する。だが南武は事件当日、江國と海外に行っているはずだった。しかし南武の偽造パスポートで別人が南武に成りすましていたことがわかり、南武のアリバイが崩れる…というのが今回のストーリー。今回、多くの視聴者が衝撃を受けたのが克喜の行動と父親の正体。克喜は南武に電話、「母が亡くなった日、僕と南武さんが一緒に写ってる写真を持ってるんです」と南武にゆすりをかける。この克喜の行動に「かつきくん何なんだ??」「いや無理かつきくん怖いって」「南武課長小学生に脅される」など衝撃を受けた視聴者からの声が次々とタイムラインに上がっていく。さらに終盤では清春の記憶が少しだけ戻る。それは薫から克喜の父親が自分であることを告げられる場面で「清春が克喜の父親はびっくり」といった反応から「克喜の父ほんとに清春?」と疑いの声まで様々な感想がSNS上に入り乱れる。中には「組織のボスは実は克喜だったっていうこともありそう」という説まで。より緊迫感を増す展開のなかで今回、視聴者をホッとさせたのが“すな華”カップルの登場。「3年A組」で富田望生と古川毅が演じた高校生カップルの“その後”の姿に「癒しカップルきた(笑)」「数分だったけどあの時間だけ幸せな時間」などの声が続々と寄せられている。(笠緒)
2019年11月04日夏帆と妻夫木聡が共演し、直木賞作家による賛否両論の問題作を三島有紀子監督が映画化した『Red』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、夏帆さん演じる塔子と10年ぶりの再会を果たし、塔子の心にそっと寄り添い入ってくる“かつて激しく愛した男”鞍田(妻夫木さん)との激しい恋愛模様を中心に、彼女の本心を“見透かしてくる同僚”小鷹(柄本佑)、塔子をまっすぐ愛するが故に“理想を押しつける夫”真(間宮祥太朗)といった、塔子と彼女をとりまく3人の男たちが映し出されていく。前半は笑顔を見せる楽しげなシーンも登場しているが、後半では塔子が車中で鞍田へ「もう会わないから」と告げるシーンも。しかしそんなセリフとは裏腹に、離れることができない2人。そして彼らの前にあまりにも残酷な“秘密”が突きつけられ、物語は予想外の展開へと進んでいく。さらに予告編と併せて到着したポスタービジュアルには、憂いを帯びた表情で見つめ合う2人の姿が。本当に愛する人・鞍田に再会してしまった塔子が、抗いながらも、惹かれ、堕ちていく瞬間が切りとられている。またそのキスは、始まりにすぎないことを彷彿とさせるようだ。『Red』は2020年2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Red 2020年2月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020『Red』製作委員会
2019年10月31日2017年にバカリズムが原作・脚本・主演を務め、話題となった連続ドラマの映画化『架空OL日記』が2020年2月に公開。先日発表された夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子というドラマ版キャスト陣に加え、この度、映画に新たに出演するキャストが明らかになった。まず、バカリズムさん演じる“私”と同じ「みさと銀行」で働くソヨン役には、『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』などで人気を確立し、日本でも『新聞記者』で好演を見せるなど活躍の場を広げているシム・ウンギョン。出演決定について、「ドラマ『架空OL日記』は以前から楽しく観させて頂いた作品で、その映画版に自分が出演できることになり、本当に嬉しく思っております」と喜びをコメント。「バカリズムさんの想像力、世界観がとても深いことにびっくり」したそうで、「銀行員ユニフォームが似合いすぎて、そしてその格好で普通に振る舞っていらっしゃる姿を間近で見られて幸せでした」とふり返った。同じく、「みさと銀行」で働き、彼女たちの上司となる小野寺課長役には映画・ドラマと数々のヒット作に出演し続けている坂井真紀。初めて脚本を読んだ時の印象について「幸せを運んでくれる面白さだと思いました」とコメント。「控え室でみんなでお昼をいただいている時に、バカリズムさんが女子に囲まれてお話しされている姿が、いつものロッカールームそのものでした(笑)」と現場の雰囲気を楽しんだ様子だ。さらに、私の地元の友達・リエ役には、ドラマ「監察医 朝顔」や「ハケン占い師アタル」など話題作への出演が続く志田未来。「映画化!ということで、ファンの皆さんにもたくさん愛されていた作品だったんだなと思いました。そこに出演させて頂けるということで、とても嬉しかったです」と出演決定を喜びつつ、バカリズムさんの脚本に「こういう会話あるある!と、至る所で共感」したという。同じく私の友達・クミ役には、話題を呼んだタナダユキ監督の配信ドラマ「夫のちんぽが入らない」や「ボイス 110緊急指令室」など活躍の場を広げている石橋菜津美。「どんなキャラクターなのかも楽しみで、決まったと聞いた時台本を読むのが待ち遠しかったです」と意欲を語る石橋さん。「バカリズムさんの衣装姿があまりにも自然で女性同士でいるような感覚になってしまい、不意に忘れてしまう事が多々ありました。とても可愛かったです!!」と語り、「職場の女性同士とは違ったその3人の雰囲気も楽しんで頂けたら」と映画の見どころにも触れた。この豪華な顔ぶれの新キャストに、バカリズムさんは「皆さん、新キャストという感じではなくドラマ版にもいたような気がするほど、最初からいつも通りな雰囲気でした。たぶんご覧になる人も同じような感覚になると思います」と手応えをコメント。「坂井さんが、僕が衣装の紺色のワンピースを着るたびに『それが一番似合う』と絶賛してくださいました」と撮影をふり返っている。『架空OL日記』は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:架空OL日記 2020年、全国にて公開予定©2020『架空OL日記』製作委員会
2019年10月28日「3年A組」と同じ世界観で紡がれる新たなストーリー「ニッポンノワール」の3話が10月27日にオンエア。「3年A組」のフェイク映像やガルムフェニックス=ファイター田中の登場など、同作の強いリンクに「柊先生も」「関わって欲しい」といった視聴者からの声が上がっている。主人公・遊佐清春は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。直前数か月の記憶を失っていた清春は殺人の疑いをかけられるが、その事件は謎の10億円強奪事件とも関連し、警察の闇とも結びついていた――という究極のアンストッパブル・ミステリーである本作。賀来賢人が警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ、清春の上司だった女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春の先輩で公安部の才門要に井浦新。清春の同僚刑事に工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太。捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春が住むビルの1Fで喫茶店を経営する深水喜一に笹野高史、その娘でフリーライターの咲良に夏帆。清春と対立する刑事・宮城遼一に細田善彦。元犯グレ・ベルムスの喜志正臣に栄信といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「碓氷薫殺害事件」と「十億円強奪事件」を理事官・本城諭(篠井英介)の犯行ということで幕を降ろそうとする警察上層部に、清春、宮城、南武ら現場の刑事たちは反旗を翻す。南武の独断で捜査を続ける清春らは十億円強奪事件の実行犯の1人・風間岳人の経歴がすべて架空のものであることを知る。本城の娘・芹奈(佐久間由衣)が提供した映像から風間が咲良の姉で才門の元婚約者である星良を殺した男であることがわかる。才門の復讐劇だと考える清春たちだったが、才門を問い詰めると「真犯人は南武」と衝撃の答えが返ってくる――というのが今回のストーリー。「3年A組」と同じ世界が舞台である本作だが、今回はこれまで以上に同作とリンクする要素が登場。喜志が清春に「3年A組」のフェイク映像を見せる場面には「魁皇高校のフェイク動画が出てきた!」「リンクがじわじわ増えてくる」といった声が上がり、さらに同作に登場した放来製作所に清春らが捜査のため赴くと、出迎えたのはなんと「ガルムフェニックス」のスーツアクター・ファイター田中。田中役の前川泰之が“再登場”すると「エボルトぉおおお」「エボルトまでキター」「出た瞬間に大声出たわ!」など視聴者からは歓喜の声。想像以上に“3A”の要素が絡んできたことに「柊先生も出てくるかも」「ここまでリンクさせたならむしろ関わって来て欲しい」など「3年A組」の主人公で菅田将暉が演じた“柊一颯”の登場を求める声も上がっている。(笠緒)
2019年10月28日濱田岳、水川あさみ、新津ちせが家族を演じる『喜劇 愛妻物語』。この度、新ビジュアルとともに、新たに夏帆、大久保佳代子、ふせえり、光石研の出演が明らかになった。安藤サクラ主演の『百円の恋』で日本アカデミー賞をはじめ数々の脚本賞を受賞した足立紳が、自身初の自伝的小説を原作に自らメガホンをとって映画化した本作。うだつのあがらない脚本家の夫と、その夫を罵倒し続けながら家計をささえる妻を通して描かれる、笑い泣き必至の人情派夫婦活劇となっている。そんな本作で、豪太(濱田さん)とチカ(水川さん)の大学時代の共通の友人である由美役に、『海街diary』や『ブルーアワーにぶっ飛ばす』など、その透明感のある演技で数々の映画賞を受賞してきた夏帆。豪太が働いていたスーパーマーケットの同僚・吾妻役には、お笑いコンビ「オアシズ」としてだけでなく、ドラマや映画にも出演し活躍の幅を広げる大久保佳代子。豪太とチカが取材に訪れる“ものすごい速さでうどんを打つ女子高生”の母親役には、朝ドラ「半分、青い。」「時効警察はじめました」など話題作には欠かせない女優・ふせえり。その夫役には様々な役柄をこなす名バイプレイヤー・光石研が扮し、作品に厚みを加えている。なお、本作は10月28日(月)~11月5日(火)に開催される第32回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、注目を集めている。『喜劇 愛妻物語』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜劇 愛妻物語 2020年全国にて公開予定©2019『喜劇 愛妻物語』製作委員会
2019年10月25日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、女の子に人気の「か行ネーム」をお届けします。か行の音を使った名前は賢くスタイリッシュな印象になりますが、優しくやわらかい音と組み合わせた名前がトレンド。 かほよみランキング21位にランクインしたのは、「かほ」。名前ランキングには、44位に「夏帆」がランクインしています。特に夏生まれの女の子に人気のな名前です。シャープな印象を与える「か」という音に、「ほ」をつけることで柔らかく優しい雰囲気に。そして2音で呼びやすく、かわいらしい印象も与えます。 ことはよみランキング32位にランクインしているのは、「ことは」。名前ランキングには、21位に「琴葉」がランクインしています。「琴」は、美しい音色を奏でる弦楽器。その音色のように、美しく凛とした人になるようにと、名づけに人気の漢字です。古風で優雅な印象になります。 かんなよみランキング34位にランクインしたのは、「かんな」。名前ランキングには、79位に「栞奈」がランクインしています。「栞」は「しおり」とも読み、本に挟む「しおり」を表す漢字。「栞」という漢字を使うことで清楚で知的な印象に、そして「かん」という響きが呼びやすくかわいらしい印象も与えます。 かえでよみランキング45位にランクインした「かえで」。名前ランキングでは、10位に「楓」がランクインしています。広葉樹の一種である「楓」は、秋に見事な紅葉を見せてくれる木。日本の秋の風情を感じさせてくれる木で、「木」と「風」という感じの成り立ちも良く、近年名前として人気です。 かのんよみランキング51位にランクインしたのは「かのん」。名前ランキングでは65位に「花音」がランクインしています。「か」で始まるものの、「のん」という優しい音が続くことで、かわいらしく繊細な印象に。また、「花」は漢字ランキング3位、「音」は15位と、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 ことねよみランキング74位には「ことね」がランクイン。名前ランキングには、27位に「琴音」が入っています。「琴葉」と同様、人気漢字の「琴」を使った名前。漢字ランキングでは40位にランクインしています。より一層、琴の美しい音色を連想させる名前です。 かれんよみランキング78位に入っているのは、「かれん」。名前ランキングではランク外でした。そのよみ通り、「可憐」な印象を与える「かれん」という名前。「ん」で終わることで、やわらかく女性らしい雰囲気を持っています。 かりんよみランキング85位にランクインしたのは、「かりん」。「かりん」と聞いて連想するのは、秋に芳しい身をつける花梨の木。薬効成分がある実は、のど飴やお酒などに含まれていることもあるようです。「かりん」という響きも、かわいらしく洗練された印象を与えます。 ここなよみランキング87位にランクインしたのは、「ここな」。名前ランキングではランク外でしたが、漢字ランキング10位に入っている「心」という漢字を「ここ」と読むことが多いよう。チャーミングで新鮮な雰囲気の名前になります。 女の子の「か行ネーム」では、「ん」という響きを上手に使うことで、やわらかくかわいらしい、そしてどこか古風な印象を与えるものが多かったです。これから女の子をご出産予定の方、名前を考える参考にしていただければ幸いです!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年10月22日賀来賢人、広末涼子、井浦新らの出演でおくる「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の2話が10月20日放送。今回は井浦さん演じる才門の“愛読書”に注目する声や、エンディングの“謎”を考察する視聴者が続出している。賀来さんが目的のためには手段を選ばない超エキセントリックな刑事・遊佐清春を演じ主演を務める本作。森の中で目を覚ました主人公・遊佐清春は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。そして遊佐は直前数か月の記憶を失っていた。女性刑事を殺したのは俺か、それとも罠か…という物語で、上司の女性刑事・碓氷薫に広末さん。清春に刑事のイロハを叩き込んだ公安部の超有能刑事・才門要に井浦さん。また清春らの上司で捜査一課長の南武修介に北村一輝。工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太、夏帆、佐久間由衣、笹野高史らも出演。さらに「3年A組」から警視庁捜査一課理事官・本城役で篠井英介。細田善彦、栄信らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清春の自宅に本城らが家宅捜索に入るが、薫殺害の証拠は見つからず撤退。警察内部の何者かが10億円強奪事件の黒幕で、その証拠を見つけた薫を殺し、自分を犯人に仕立てようとしている――清春は身内であるはずの警察関係者すべてが怪しく見えるよう。清春は薫の息子・克喜(田野井健)とともに薫が隠した十億円強奪事件の証拠を追うが、その捜査のなかで本城の娘・芹奈(佐久間由衣)に辿りつく。芹奈に話を聞くと彼女は薫にすべてを話したと言う。芹奈の“仕事部屋”に向かった咲良(夏帆さん)と克喜に本城が襲いかかり、克喜がさらわれてしまう。清春や才門らの活躍で克喜は助け出されるが、本城は清春の銃弾で死亡、しかも本城を脅していたのは才門だった…というのが2話のストーリー。今回は井浦さん演じる才門に注目する視聴者が続出。才門がデスクで読んでいた本が縄文式土器に関する本であることに気付いた視聴者からは「才門要(井浦新さん)、縄文式土器の本よんでるやん」「才門さんが読んでいた本は新さんご自身の愛読書ですか?」「もう1冊も勝手に私物だと思ってみてる」など役柄と本人の趣味のシンクロに注目する投稿が。また今回はエンディングが“才門バージョン”となったのだが、先週の薫から才門へと出演者が変わったことと、2人とも電話をしていることに注目した視聴者からの「エンディングの電話が気になる…なにかに繋がってるのかな」「もしかして碓氷が才門に電話してその才門が他の人に電話してるとか…?」といった“考察ツイート”も寄せられている。(i)
2019年10月21日ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の撮影で、三浦貴大さんはキャンプを大いに楽しんだそう。現場の様子を聞きました。ドラマの撮影をきっかけに、ひとりキャンプに目覚めました。「最初にコンセプトを聞いた時は、“僕がひとりでキャンプをしているドラマ、見る…?”と不安になったのを覚えています(笑)」そう三浦貴大さんが話すのは、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』のこと。ひとりでキャンプ場で缶詰を使った料理を作り、食べることが大好きな大木健人を演じる。「キャンプに慣れている役なので、テントの張り方やギアや機材の準備の仕方は事前に練習しましたが、役作りをしている感じはありませんでした。監督にも、『そのままいてくれれば健人なんで』と言われたくらいです。多分、基本、ひとりでぼーっとしているところを見ていて、三浦くんならいいかって思ったんじゃないでしょうか(笑)。ただ、無口な人や、一見近寄りがたそうな人と出会っても変に気負わず人と関わっていく人間性は、人見知りの僕とは違うのかな。撮影も、ひたすら僕が楽しんでいただけでした。実際に売っている缶詰を使って、少し手を加えて食べるというシーンをたくさん撮ったんですけど、全部美味しかったのでトクしたな~と。凝ったものではないけど、外で食べるという雰囲気も含めて最高でしたよ。ただ、撮影用ビールは中身がお茶なので、そこだけちょっと残念だったけど…」撮影をきっかけにひとりキャンプの楽しさに開眼した三浦さん。プライベートでも行くようになったそう。「テントを張って、たき火をして、飯作って、酒を飲んで、朝起きたらコーヒーを淹れて…と、ドラマの光景そのままです。料理も缶詰を食べていて、コーン缶とコンビーフ缶は最強だと、あらためて感じました。基本、休みの日は引きこもっていたのですが、最近、その場所が家から山に移った感じです。気持ちが開放的になるし、健康的になれた気がしていいですね。“この日に行こうかな”と計画するのも楽しみになっているし、自然の音がちょうどいい雑音として聞こえてくるからか台本を覚えるのも早くなりました。そう、最近、女性のソロキャンパーが増えているという記事を見たのですが、実際に行くとおじさんしかいなくて…。アンアン読者のみなさん、ぜひ、ひとりキャンプをしてみてはどうですか?ずっと座っているので、アウトドアショップで自分に合う椅子を見つけられると非常にいいと思います。ドラマにはノウハウがたくさん詰まっているので、よかったら参考にしてみてください」『ひとりキャンプで食って寝る』缶詰料理を作ることに幸せを見出す男・大木健人と、海や山、川で獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆)。それぞれのキャンプ物語を隔週で描く。10月18日(金)24時52分~、テレビ東京ほかにて放送開始。©「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会みうら・たかひろ1985年11月10日生まれ。東京都出身。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。NHK大河ドラマ『いだてん』に野田一雄役で出演中。映画『大綱引の恋』が2021年に公開。※『anan』2019年10月23日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾衣装協力・ROL(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月20日「3年A組」のスタッフが再集結、同作と世界観を共有し賀来賢人の主演でおくるドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」が10月13日から放送開始。早速“考察タグ”が登場し、視聴者たちの考察合戦が始まっている。1月クール放送の「3年A組」から“半年後”を舞台にした本作。賀来さんが警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ主演。目覚めた清春のそばで亡骸となっていた女性刑事・碓氷薫に広末涼子。薫の死を捜査する清春の先輩でもある公安部の超有能刑事・才門要に井浦新。捜査一課長の南武修介に北村一輝。捜査一課の刑事役で工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太。そのほか夏帆、佐久間由衣、笹野高史ら。さらに「3年A組」にも出演した細田善彦、篠井英介、栄信らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話は山小屋で目覚めた清春が薫の亡骸を発見。ここ数か月の記憶もなくなっていた清春は元ベルムスの喜志に証拠隠滅させ、事件のことを知らないふりをして現場に戻るが、その後の捜査会議で「警視庁のガン」とも称される前評判も相まって薫殺害の疑いの目を捜査員一同から向けられる。清春は南から薫の一人息子:碓氷克喜(田野井健)の世話をするように言われるのだが、この出会いが大きな運命の始まりとなる。さらに薫の死は、その直前に追いかけていた警察関係者が関与したと思われる「十億円強奪事件」に関連がある模様で…という物語。「3年A組」「あなたの番です」と“考察”が盛り上がった本枠だけに、今回も1話開始早々に“#ニッポンノワール考察”というタグが登場。「また考察楽しみ」「ニッポンノワール観るぞ!考察するぞ!」「今期も考察楽しめるドラマなのかな」などの声が投稿され、本編が始まると同時に冒頭の清春が見ていた夢(?)の映像に「最初ガルムフェニックスちょっと映った」、その後ベルムスの喜志が登場すると「ベルムズ~早速の繋がりにわくわく」といったツイートがタイムラインを流れていく。その後も考察ツイートは続々投稿。薫の息子・克喜の父親について「克喜くん、ワンチャン清春の息子説ないか…?」「まじで清春くんの息子なんじゃなかろうか」「どう考えても賀来賢人の息子のパターン」といった“清春の息子説”がネット上では主流となっている模様だ。(笠緒)
2019年10月14日日本でも大ヒットした韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』で注目されたシム・ウンギョンさん。日本の作品にも積極的に参加し、今作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』では、夏帆さん演じるCMディレクター・砂田の友達・清浦という役。「清浦は、砂田の隣にずっといて彼女を助ける役で、コミカルなところがあります。でも、明るく元気なのではなくて、砂田の心のうちを代弁もしている。そこが魅力的です」9歳で子役デビューして以来、初となる女性監督作。「今を生きる女性たちの物語を、女性監督が撮っているので、ディテールがとてもリアルです。箱田(優子)監督からは『アドリブを入れてほしい』と言われました。『このシーンで』ということではなく、全体的に(笑)。子役の頃は深く考えず、アドリブをたくさんやってたんです。でも、自分の欲だけでやると過剰になる場合もあると気づき、今回もどんなアドリブが合うのか、監督とアイデアを出し合いながらやりました」撮影順でいうと、本格的な日本映画の撮影は本作が初めて。「なので、撮影も、ケータリングが美味しかったことも、すべてがいい思い出です。焼き肉弁当が出た日は『やった~!』って(笑)。12日間という短期間の撮影も未体験でした。短かったからこそ全員の熱量がものすごく、私も役に入り込めましたし、今思い返しても幸せな時間でした」では、プライベートで幸せを感じる時間は?「音楽を聴く時間が自由を感じて幸せです。でも年を取ったのか、今は寝ている時が最高(笑)」ユーモアを交え、取材をこなす高い日本語力。それでも、非母国語での芝居は大変では?「私が演じるうえで大事にしているのは、いかに役柄を自分のものにして表現するか。だから、韓国語なら芝居しやすいわけでも、日本語だから大変ということでもないんです。もちろん、細かい発音やイントネーションはもっと頑張りたいです!」『ブルーアワーにぶっ飛ばす』仕事は順調で、優しい夫もいるが、心は荒んでいるCMディレクターの砂田(夏帆)。秘密の親友・清浦と共に戻った大嫌いな地元で、本当の自分と向き合うことに。10月11日、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開。©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会1994年5月31日生まれ、韓国・ソウル出身。2004年、子役デビュー。主演映画に『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』が。’19年には日本映画『新聞記者』に出演。アップサイクル スウェット¥81,000(STELLA McCARTNEY/ステラ マッカートニー TEL:03・4579・6139)※『anan』2019年10月16日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・Babymixヘア・Shucoメイク・AKIKO SAKAMOTOインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年10月11日ありのままの自分を受け入れることは、簡単なようで難しい。理想もありプライドもある。女優の夏帆は、最新作映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の撮影を通して、少し自分のことを「認めてもいいのかな」と受け入れられるようになったという――。いままでで一番やりたいと思えた役本作で夏帆さんが演じた砂田は、自称・売れっ子CMディレクターで、理解ある優しい夫もおり、字面的には満ち足りた人生のように感じられるが、その実は、自らを偽り“大人”のふりをして負の感情を溜め込み、心は荒れすさんでいる。どうにかしたくても、日常は止まらない。ときばかり過ぎていく焦り、葛藤――「このままでいいのか」。「この映画は、時間に対する向き合い方を描いている作品でもあります。私自身、10代のころから仕事をしていて、時が過ぎていくなかで、周囲がどんどん変化していくのに、そこに気持ちが追いつけないと感じることもありました。それでも時間は流れていくし、生きていかなければならない。立ち止まることも必要ですが、立ち止まったままでいると、いつの間にか自分だけ置いてけぼりになってしまう。砂田にもそういう葛藤があり、演じていて共感する部分は多かったです」。いまの夏帆さんの気持ちにリンクするキャラクター、そして世界観。メガホンをとった女流監督・箱田優子は、脚本のほかに、どういうことを映画にしたいのか、なぜ夏帆さんにオファーをしたのかを手紙にしたためた。夏帆さんは「その手紙を読んで腑に落ちました」と語ると「いままで一番やりたいと思えた役に出会えた」と出演を熱望した。本作では、大きな出来事や事件が起こるわけではない。言ってみれば、砂田が地元に帰って、そして戻ってくる物語。狭い範囲で砂田は揺れ動き、ビフォアーアフターの心の動きも繊細だ。どのシーンも、しっかり砂田に向き合い、丁寧に感情を表現することが求められる。それだけに、些細なことでも常に箱田監督と共有し、一緒に役を作っていく感覚を味わえたことは夏帆さんにとって、かけがえのない現場体験だったという。「一緒に走ってゴールに向かっていく作業は、非常に心地よく楽しかった」と笑顔を見せる。シム・ウンギョンはすごい女優なかなか感情を開放できない砂田に、常にインパクトを与える存在が、シム・ウンギョンさん演じる清浦だ。ある意味で、砂田とは真逆の立ち位置で、物語を大きく動かす役割を演じる。「ウンギョンちゃんとはお芝居のことはあまり話をしなかったのですが、共演してすごい女優さんだなと思いました。感受性が豊かで、役への理解度も深い。自由で伸びやかなのですが、ただ自由にやっているわけでもなく、そこにはしっかりとした計算もあるんです」。母国語ではないセリフ回しであるにも関わらず、瞬発力のある演技も、夏帆さんを驚かせた。「アドリブもバンバン入れてくるんです。それが物語のなかでしっかり活きているので、私自身もウンギョンちゃんの立ち振る舞いに乗せられる部分がありました。繊細さと大胆さのバランスもすごい」と称賛の言葉が止まらない。ありのままの自分を受け入れるそんなウンギョンさん演じる清浦が、砂田の言動に「そういうのダサいっすよ」と発言するシーンがある。しかし、そのダサさを笑い飛ばし「最高!」と肯定できることが、人生を豊かにすることもある。「つい最近までどうしても理想を高く持ってしまい、そこにたどり着けない自分を受け入れられなかったのですが、どうやったってできないことはある。それをダサいと思わずに、受け入れられるようになることで、見えてくることはあると思います。ここ1年ぐらいでやっとそういう考え方になってきました」。こうした夏帆さん自身の考え方の変化に大きな影響を与えたのが本作との出会いだ。完成披露試写会で夏帆さんは「いまの等身大の自分が出ている」と話す一方で「いまの私がこれなんだ」と落ち込んでしまったというエピソードを話していた。しかし「この作品と出会ってから、うまくできない自分を受け入れようと思い始めたんです。もちろんグチグチと言ってしまうこともありますが、違う視点で物事を見れば見えてくるものも変わってくるし、意外と楽しめるのかなと」と考えが変わった。いままでは自分のことが「嫌いだった」というが、最近は「まあまあ、頑張っているんじゃないかな」と心を開放できているという。それもこれも、いままでやってきたことの積み重ねによって「心からやりたいと思える作品」に出会えたことで、夏帆さんが進んできた道が「間違っていなかったんだ」と思えたことが大きいようだ。「女優の仕事をするなかで、いろいろ悔しいことも辛い思いもしてきましたし、『果たしてこっちでいいのかな』と迷うことはいっぱいありました。でも諦めずに続けたからこそ、この作品に出合えた。この仕事を続けてよかったなと思えることは幸せなことです」。無駄な武装がなくなり、よりシンプルに…30代に入るのが楽しみ!「20代後半に差し掛かった私にしか演じられない役」と砂田というキャラクターを位置づけた夏帆さん。それだけに「この作品を終えて、次のステージにいかなければいけない」というプレッシャーもひしひしと感じている。積み重ねることでしか、次に続かないということは、10年以上の経験のなかで敏感に感じ取っている。「私は怠け癖があるので、日々怠らずに向き合っていかなければいけないですね」と苦笑いを浮かべていたが、30代、40代と“年齢を重ねる”ことは怖さもあるが「20代前半までは、無駄なもので武装をしていたのですが、いまはシンプルになってきました。自分で言うのはどうかと思いますが、肩の力が抜けてきた感じがして、30代に入るのが楽しみなんです。もっと自由になる気がして…」と未来に思いを馳せる。“年をとる”という言葉にはマイナスなイメージを持つ人が多いかもしれないが、夏帆さんを見ていると“年を重ねる”ことには、大いなる希望が感じられる。(text: Masakazu Isobe/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年10月10日笑福亭鶴瓶と女優・上白石萌歌が関係者への徹底取材からゲストの素顔に迫っていくトーク番組「A-Studio」。その10月4日(金)今夜放送回に、女優の夏帆がゲスト出演。最新作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の公開を控える夏帆さんの素顔が明かされる。小学生のとき原宿でスカウトされ芸能界デビュー。ティーン向けファッション誌「ピチレモン」のモデルとして活動するなかで11代目「リハウスガール」に抜擢され注目を集めると、2004年には「ケータイ刑事 銭形零」に主演。「学校へ行こう!MAX」のレギュラーも務めるなど演技、バラエティと様々な仕事に挑戦。2007年公開の『天然コケッコー』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに2015年公開の映画『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞すると、その後『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』など数々の作品に出演。放送中の大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」も話題の夏帆さん。いまや実力派女優としてその名を轟かせる夏帆さんが本番組に初登場。お酒が大好きだといい、気分よく酔っぱらって親友の柄本時生にまさかの仕打ちをしてしまったエピソードや、かつて夏帆さんに真剣告白したという俳優仲間も登場、淡い恋の顛末が赤裸々に語られる。また番組お馴染みの関係者取材では小学校時代の同級生たちが登場、小学生時代の秘蔵写真も大公開される。また素顔は極度の人見知りだということで、人との距離感の難しさについて上白石さんと共感する場面も!?30歳を目前にして出会った「この役をやれるのは私しかいないのでは?」と思えたという、自らとシンクロする最新作への想いも明かす。そんな夏帆さんの主演最新作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、新進気鋭の若手映像作家を生み出したプロジェクト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて、2016年審査員特別賞に輝いた箱田優子の初監督作。韓国版「のだめカンタービレ」や『新聞記者』のシム・ウンギョン、『勝手にふるえてろ』『見えない目撃者』の渡辺大知、「獣になれない私たち」「これは経費で落ちません!」の伊藤沙莉らと共演する同作。30歳のCMディレクター砂田は、東京で日々仕事に明け暮れながらも、理解ある優しい夫もいて満ち足りた人生を送っている…ように見えるが、口をひらけば毒づいてばかりで心は荒みきっている。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、砂田は自由奔放な親友・清浦と共に、大嫌いな地元・茨城へ帰ることに。しかし、実は清浦がついてくるのには理由があって――という物語が展開する。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。2020年2月には妻夫木聡と共演する映画『Red』の公開も控える夏帆さんのプライベートから仕事まで、ありのままの姿にせまる「A-Studio」は10月4日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年10月04日映画『Red』が、2020年2月21日(金)に全国ロードショー。夏帆×妻夫木聡が共演。直木賞作家・島本理生の“問題作”が映画化原作は、直木賞作家・島本理生による同名小説。主人公は、平凡な結婚に可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった村主塔子。しかし10年ぶりに元恋人・鞍田秋彦に再会したことで、塔子の生活は徐々に歯車が狂いだす。「君は、変わっていないな――。」塔子の心の隙間に悪魔のように入り込む鞍田。そして抑えられない気持ち…。そして運命は予想もしない方向へ走り出す――。キャスト夏帆×妻夫木聡が“禁断”の仲に主人公の塔子役には、『海街diary』『伊藤くん A to E』の夏帆が抜擢。鞍田と再会を果たしたことで、心も身体も開放し、自由に美しくなっていく女性を繊細かつ大胆に演じる。また危うい魅力を纏う塔子の元恋人役・鞍田秋彦を担当するのは、『パラダイス・ネクスト』『乱反射』と映画の出演が絶えない妻夫木聡。40を前にした妻夫木が、憂い帯びた色気を放つ、“秘密”を抱えた男を、圧倒的な存在感で魅せていく。塔子を囲む“男たち”に、柄本佑や間宮祥太また主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳役には『アルキメデスの大戦』の柄本佑。塔子の夫・村主真役に主演映画『殺さない彼と死なない彼女』の公開を控える間宮祥太朗がそれぞれ担当。1人の女性とタイプの違う魅力的な男たちがくり広げる大人のラブストーリーの行方は如何にー。さらに、片岡礼子、酒向 芳、山本郁子、浅野和之、余貴美子とベテラン俳優陣が集結し、二人の恋愛を盛り上げる。監督は、三島有紀子監督を務めるのは、『幼な子われらに生まれ』で知られる三島有紀子。「人はいつも、自分の内側に潜んでいるものを目覚めさせてくれる誰かを探し求めているのではないか。そんな男と女を描いてみたいと思っていた。ずっと。大好きな、夏帆さんと妻夫木聡さんで。だから、2人をどこまでも知りたくて、自分自身も素直にぶつけて、2人を愛し抜いて作り上げた映画になりました。」とコメントを寄せている。【詳細】映画『Red』公開日:2020年2月21日(金)新宿バルト 9 他全国ロードショー出演:夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗、片岡礼子、酒向 芳、山本郁子/浅野和之、余 貴美子監督:三島有紀子原作:島本理生『Red』(中公文庫)脚本:池田千尋 三島有紀子企画・製作幹事・配給:日活
2019年09月28日俳優の柄本佑と間宮祥太朗が、夏帆主演の映画『Red』に出演することが分かった。公開日も2020年2月21日(金)に決定した。今回新たに発表された柄本さんが演じるのは、夏帆さん演じる主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳。塔子に惹かれながらも、塔子と鞍田(妻夫木聡)の関係に唯一気づく重要な人物だ。昨年、第73回毎日映画コンクール男優主演賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞に輝き、『居眠り磐音』『火口のふたり』などに出演とますます勢いが止まらない柄本さん。本作について「とても刺激的な恋愛映画であり、実際に起こったら大変」と言いつつ、「なぜこういう映画が生まれるか。どこかでみんなちょっとだけ憧れてしまうところがあるのか。だけど、それを現実ではやってはいけない。そんな映画を2時間、疑似体験して、その恋愛を楽しんで頂きたいなと」とコメントしている。そしてもうひとり、間宮さんが演じるのは、塔子の夫・村主真。家族想いで、悪気はないものの“価値観のずれ”ゆえに、無自覚に塔子を追い詰めてしまう難しい役どころに挑戦する。連続テレビ小説「半分、青い。」、『食べる女』、『翔んで埼玉』と話題作に出演し、デビュー10周年を迎えさらなる活躍に注目が集まる間宮さんは、撮影をふり返り「三島監督と夏帆さんとじっくり撮影した日々が懐かしいです」と語り、「どうなろうとも女性が女性であるという事を忘れるべからず。私はまだ結婚した事も子供を持った事もありませんが、いつかのその時の為にその事を覚えていなければと思いました。思ったと言うよりも痛感したと言った方が近いかもしれません。自分が演じた真と同じ轍を踏まない様に」と本作から得たものは大きかったようだ。また2人について、三島有紀子監督は「塔子をとりまく3人の男は、それぞれベクトルは違うものの自分の尺度がはっきりしていて、全員に絶対的な色気と圧倒的な芝居力で夏帆さんの魅力を多面的に引き出してもらう必要がありました」と語り、「3人のみなさまには、いままで観たことのない芝居をしていただけた」と絶賛している。『Red』は2020年2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月25日ベビーカレンダーは、2019年8月生まれのお子さん12,323名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。8月生まれの女の子6,032人、男の子6,291人の名前ランキングを発表します! 名前ランキングTOP10女の子は「陽葵」が連続1位!8月生まれの女の子の名前は1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「紬(主なよみ:つむぎ)」、3位「凛(主なよみ:りん)」でした。7月の名前ランキングは1位「陽葵」、2位「紬」「凛」がランクインしており、7、8月の夏生まれの女の子に人気の名前TOP3はほぼ変動なしという結果でした。 1位の「陽葵」という名前は、「陽」が太陽や光を、「葵」が太陽を向く草花の葵を指すことから漢字の相性も良く、ここ数年人気の高い名前です。夏が旬の「杏(主なよみ:あん)」も7月に続き、8月もTOP10にランク入り。2018年8月生まれの女の子の名づけ調査では、2位「夏帆(主なよみ:かほ)、4位「葉月(主なよみ:はづき)」と夏らしい名前がTOP10にランクインしましたが、今年はどちらもランク外でした。 男の子は1位に「蓮」が返り咲き!8月生まれの男の子に人気の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」でした。「蓮」は4月、5月、6月に1位を獲得し、2018年の年間ランキングでも1位の人気ネームです。7月は「律(主なよみ:りつ)」が1位でしたが、8月で再度1位の座に返り咲きました。「律」は2018年4月~9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた主人公の役名であり、同年10月ごろから人気が急上昇しています。 また、太陽を意味する「陽」のついた名前が2位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、7位「陽翔(主なよみ:はると)」、9位「陽太(主なよみ:ようた/はるた)」と3つランクインしました。 よみランキングTOP10 「つむぎ」「はな」など“レトロネーム”が大人気!8月生まれの女の子のよみは1位「ひまり」、2位「つむぎ」、3位「ゆい」でした。数年前に流行した「キラキラネーム」と言われる難読ネーム旋風が一段落し、最近はどこか古風&和風な印象のある“レトロネーム”が好まれています。8月生まれの女の子のよみでは「つむぎ」「はな」「ほのか」などの“レトロネーム”がランクインしました。 また、3位「ゆい」、4位「えま」、5位「めい」、9位「みお」といった“2音ネーム”もトレンド。呼びやすい2音の響きとかわいらしい印象で、女の子の名前によく使われているようです。 男の子は“「と」止めネーム”が6つランクイン!8月生まれの男の子のよみは1位「はると」、2位「そうた」、3位「みなと」でした。男の子の名前は「〇〇と」とよむ“「と」止めネーム”が大人気で、よみランキングTOP10中、なんと6つが“「と」止めネーム”でした。過去の年間名づけ調査結果を見てみると、2016年「はると」、2017年「みなと」、2018年「はると」と3年連続で“「と」止めネーム”が1位を獲得しています。 漢字ランキングTOP108月は「夏」のつく名前が増加!7月生まれの女の子の人気漢字9位だった「夏」は、8月に4位へランクアップ! 2018年の年間ランキングでは21位となっており、8月生まれの女の子は「夏」という漢字を取り入れた名づけが多いという結果に。ランク外でしたが、「夏帆(主なよみ:かほ)」「彩夏(主なよみ:あやか)」「千夏(主なよみ:ちなつ・ちか)」「帆夏(主なよみ:ほのか)」といった名前で使われているようでした。 「と」とよむ漢字がランクイン8月生まれの男の⼦の漢字ランキングは、1位「翔」、2位「大」、3位「太」という結果に。男の子の名づけで人気の“「と」止めネーム”の影響か、1位「翔」、4位「斗」、7位「人」といった「と」とよむ漢字が上位にランクイン。ランク外ですが夏らしい漢字を使った名前も増えており、「夏」がつく名前は「夏輝(なつき)」「夏向(かなた)」「夏生(なつき)など58名、「海」のつく名前は「海斗(かいと)」「海翔(かいと)」「拓海(たくみ)」など103名に名づけられていました。 「令」のつく名前の『令和ベビー』、4月比約3倍に急増!2019年5月に新元号「令和」が始まってから、男⼥ともに「令」を含む名前が急増! 4月は女の子1名、男の子9名の計10名でしたが、8⽉は⼥の⼦16名、男の⼦13名、計29名と「令」がつく“令和ネーム”の赤ちゃんは約3倍に増えています。 女の子の名前では「令奈(れな)」「葵美令(あみり)」「淑令(すみれ)」「菫令(すみれ)」など8種類、男の子の名前では「令真(はるま/りょうま)」「令旺(れお)」「令師(れいじ)」など10種類の名前のバリエーションがあり、「れい」というよみ以外にもさまざまなよみで使われるようになってきています。 8月生まれ「八」のつく名前って…?また、生まれ月の「八」がつく名前を調査したところ、女の子は「八重(やえ)」「八千琉(やちる)」の2名、男の子は「八雲(やくも)」「八束(やつか)」の2名に使用されていました。 7月生まれのお子さんの名づけ調査では、14,316人中73人の名づけで「七」という漢字が使用されていましたが、8月は12,323人中4名と大幅に減少しました。2018年も同様の傾向が見られ、生まれ月の漢字の使用は月によって使用度に大きく差があることが明らかになりました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年8月1日(木)~2019年8月22日(木)調査件数:12,323件(女の子:6,032件/男の子:6,291件)
2019年09月05日東京・押上の「コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン」では、2019年10月12日(土)より新作「To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲」の上映をスタートする。“宇宙”テーマの久石譲音楽×プラネタリウム本作は、2018年12月にオープンした東京・有楽町の姉妹館「プラネタリア TOKYO」にて先行上映され、既に7万人を動員している人気のプラネタリウム作品。使用されている音楽は、『宇宙』をテーマに作曲家・久石譲が書き下ろした組曲「ad Universum」で、久石自らがタクトを振るい、オーケストラ編成により録音された壮大な楽曲となっている。最高音質のサウンドシステムで、まるで宇宙にいるような体験を「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」といえば、プラネタリウムの裏側に設置された43台のスピーカーと、壁の背面に設置された4台のウーハーが前後左右に動く最新の3D音響「SOUND DOME」が魅力の一つ。前述のオーケストラによる迫力の演奏はもちろん、忠実に再現した宇宙空間の環境音をきめ細やかな音像で表現することで、まるで宇宙にいるようなリアルな体験が楽しめる。また、「海街 diary」をはじめとする数々の作品で賞を受賞し、様々な世代から支持を受ける女優・夏帆がナレーションを担当。星空と重厚なオーケストラのサウンドの中で優しくも凛と響く夏帆のナレーションをガイドに、宇宙への旅を楽しんでほしい。開催概要「To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲」上映開始日:2019年10月12日(土)場所:コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・イーストヤード7階営業時間:10:00の回〜21:00の回 ※10:00の回は土日祝のみ。【問い合わせ先】インフォメーションTEL:03-5610-3043(受付時間 10:00〜19:00)
2019年09月01日夏帆が主演し、妻夫木聡を共演に迎えた映画『Red』が、来年2月に公開されることが決定。『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子が監督を務める。平凡な結婚、可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた村主塔子。10年ぶりに昔の恋人・鞍田秋彦に再会する。「君は、変わってないな――」鞍田は、塔子の気づかなかった心の隙間に悪魔のように入り込んでくる。そして、運命は予想もしない方向へ走り出す――。本作は、現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、初めて官能の世界に挑んだ同名小説の映画化。刊行当初、あまりにも衝撃的な内容に賛否両論が巻き起こった小説の禁断の映画化で主演を務める夏帆さんが演じるのは、鞍田の危険な求愛に心を激しく揺り動かされる村主塔子。ここまで濃密な恋愛映画の出演は初めてとなる彼女が、繊細かつ大胆に演じ、新境地を切り開く。そして、近づいてはいけない“危うい魅力”をまとう昔の恋人・鞍田は妻夫木さんが。これまで見せたことのない“悪い男”の色気を全身から漂わせ演じる。夏帆さんは「妻夫木さんとは初めて共演させて頂きましたが、お芝居している時もそうでない時も、役柄と同じ様に大きな愛でずっと守ってくださっている感覚があり、とても心強かったです」と妻夫木さんとの共演を明かし、「塔子は自分にとって、とても挑戦した役で、観てくださる方がどういう風に捉えるのか、今からドキドキしています」と公開後の反応が楽しみだと語る。一方、妻夫木さんは「来年40歳を迎える年で、そろそろ大人の恋愛をお芝居の中で表現できるようになりたいと考えていた時に、いつかお仕事をご一緒したかった三島監督からお話を頂いて、この巡り合わせがとても嬉しかったです」とオファー時をふり返り、「撮影中は、この映画自体に恋愛しているような感覚で、夏帆さんと一緒に作り上げていきました。『Red』は、理屈じゃない、人間の本能的な部分に問いかけてくるようなお話だと思います。皆さんが、どういう風に感じてくださるのか僕自身も楽しみです」とコメントしている。『Red』は2020年2月、新宿バルト9ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年08月21日ベビーカレンダーは2019年7月生まれのお子さん14,316人を対象に、『7月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。7月生まれの女の子7,057人、男の子7,259人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 女の子は“レトロネーム”が上位に集中&「杏」が再浮上♪7月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「紬(主なよみ:つむぎ)」「凛(主なよみ:りん)」でした。4位には4月以降TOP10圏外が続いていた「杏(主なよみ:あん)」がランクイン。「杏」は7月が旬ということもあり、人気が上昇したと考えられます。同じ「杏」を含む名前「杏奈(主なよみ:あんな)」は7位と、今年初のTOP10入りを果たしました。また、名前の響きや用いる漢字によって古風&和風なイメージを持つ“レトロネーム”が引き続き人気で、「陽葵」「紬」「葵」「杏」「杏奈」「ひまり」と上位に集中しています。TOP10圏外にも、同率11位に「一花(主なよみ:いちか)」「琴葉(主なよみ:ことは)」「さくら」と“レトロネーム”が続いていました。 男の子は「律」が人気定着!初の単独1位に男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「律(主なよみ:りつ)」、2位「蓮(主なよみ:れん)、3位「樹(主なよみ:いつき)」でした。「律」は、昨年4〜9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優・佐藤 健さんが演じた「萩尾 律」の影響なのか、昨年10月ごろからTOP10入りするようになり、今年はTOP3入りすることが多くなった名前です。今回初めて単独首位を獲得し、ますます人気が高まっていることがうかがえます。 よみランキングTOP10女の子は母音が「イ」で終わる名前のよみが6割!女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ひまり」、2位「えま」、3位「あおい」でした。名前ランキングと同様に名前のよみも「ひまり」が1位と圧倒的な人気でした。7月は、母音が「イ」で終わる名前のよみが多数TOP10入りし、「ひまり」「あおい」「あかり」「ゆい」「つむぎ」「めい」の6種類がありました。名前を呼ぶたびに自然と口が横に開き、笑顔になれるといった理由で、止め字の母音が「イ」になる名前を選んだという方もいるのだとか! 男の子は安定の“「と」止めネーム”に加え“「き」止め”も人気男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「そうた」、3位「みなと」でした。名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”の人気が継続しており、「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」とTOP10の5割を占めました。さらに7月は、“「き」止めネーム”も人気で、「はるき」「いつき」「こうき」の3種類がTOP10入りしました。 漢字ランキングTOP10女の子は季節を表す漢字「夏」がTOP10入り!女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「奈」、3位「愛」「菜」でした。注目は9位の「夏」。前月は26位でしたが、7月に入り本格的な夏が到来したことで、順位が急上昇しました。「夏」を用いた名前は「夏帆(主なよみ:かほ)」「夏芽(主なよみ:なつめ)」「夏希(主なよみ:なつき)」「帆夏(主なよみ:ほのか)」「楓夏(主なよみ:ふうか)」の順に人気で、合計130種類ものバリエーションがありました。 7月に増加する「七」を含む名前のバリエーションは?男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「太」、2位「大」、3位「翔」という結果に。やはり“スケールの大きさ”をイメージさせる漢字が人気で、TOP3のほかに、星や宇宙を連想させる「斗」や、太陽を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」などが挙げられます。また、TOP10圏外ではありますが、男の子も「夏」を用いた名前が増加。「夏輝(主なよみ:なつき)」「夏向(主なよみ:かなた)」「夏希(主なよみ:なつき)」「夏樹(主なよみ:なつき)」「夏暉(主なよみ:なつき)」など、バリエーションは24種類あり、よみは「なつき」が多数派でした。 そして、7月生まれということで、男女ともに「七」を含む名前が増加。女の子は、「七海(主なよみ:ななみ)」「七菜(主なよみ:なな)」「彩七(主なよみ:あやな、さな)」「七彩(主なよみ:ななせ)」「七瀬(主なよみ:ななせ)」などが人気で、バリエーションは合計40種類。男の子は、「七斗(主なよみ:ななと)」「七音(主なよみ:なお、ななと)」「星七(主なよみ:せな)」「七央(主なよみ:なお)」「七輝(主なよみ:なつき)」など合計8種類のバリエーションがありました。 7月生まれベビーの名づけ調査では、女の子は古風&和風な“レトロネーム”や母音が「イ」で終わる名前が人気だったほか、男女ともに「夏」や「七」を用いた名前が増え、季節感が結果にも反映されました。男の子の名前は、連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優・佐藤 健さんが演じた役名でもある「律」が初の単独首位に輝くなど、有名人の名前や演じた役名が名づけにも大きく影響するようです。今後気になるトピックといえば、8月4日にゴルフ全英女子オープンで、渋野日向子さんがメジャー初出場初優勝という快挙を成し遂げました。日本人選手が海外メジャー大会で優勝したのは42年ぶり2人目ということで、大きな話題となっています。「日向子(ひなこ)」という名前は、7月は1名しかいませんでしたが、8月は増加する可能性があるので、今後の動向に注目していきます。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年7月1日(月)~2019年7月24日(水)調査件数:14,316件(女の子:7,057件/男の子:7,259件)
2019年08月08日箱田優子初監督作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』が現地時間7月28日(日)、「第13回ニューヨークJAPAN CUTS!~ジャパン・カッツ!~」にて北米プレミアとなる公式上映が行われ、主演の夏帆とシム・ウンギョン、箱田監督が上映後のQ&Aに登壇した。同映画祭のクロージングを飾った本作は、チケット販売開始から即売り切れ!開場前から受付に長蛇の列が並び、上映が始まる前から観客の熱気が高まっており、あっという間に会場は満席に。上映中も終始笑いが絶えず、国境を越えて本作が受け入れられていることを肌で感じる上映会となった。そして、上映後のQ&Aには夏帆さん、ウンギョンさん、箱田監督が称賛の拍手が沸き起こる中で登壇した。箱田監督、夏帆さんの視線に「すべて見透かされている気が」「一人一人のキャラクターが強いですが、どのような演出をしたのか?」という質問に監督は、「撮影時間が2週間と少なかったので、準備期間を濃く過ごしてきた。主人公・砂田に関しては、役を落とし込んでもらうために夏帆さんと撮影前にたくさん話しました。清浦演じるシム・ウンギョンさんにも、なぜこの役が生まれたのか、砂田にとってどのような存在なのかをしっかりと話し、二人には演じて頂きました」と打ち明けた。そして「事前に箱田監督とお会いして、お互いのことをたくさん話し合いました」と夏帆さん。「ちょうど1年前にニューヨークでタイミング良くウンギョンちゃんと会う機会があったので、色々お話をしました。撮影期間が短いこともあり、撮影前に役を作り上げるようにコミュニケーションをとっていきました。また、監督自身を投影している物語でもあったので、ロケハンで監督の地元・茨城へ一緒に行ったときや撮影中は、監督をずっと観察していました」と言うと、監督も恥ずかしそうに「ずっと見られていました。すべて見透かされている気がします」との仲の良いやりとりには、会場から笑いが湧き起こった。シム・ウンギョン「日本で仕事ができることは夢でした」ウンギョンさんは、「監督が話しをする時間をたくさん設けてくれました。もともと俳優として勉強することを大切にしたかったので、チャンスをもらったら色々な国で活動したいと思っていました。日本の映画に影響されたことはたくさんあったので、日本で仕事ができることは夢でした。本当にラッキーだと思っています。貴重な経験をもらいました。俳優として、アメリカでもいつか仕事が出来ればと思っています」と真摯な姿勢に会場も引き込まれた。また、「主人公が色々な意味で強い女性として描かれているのがとても面白かったです。なぜこのようなストーリーを考えたのか?」という質問に、監督は「“今”を描きたいと思った。現代の女性のリアルってなんだろうってずっと考えていたので、突拍子もないキャラクターではなく“こういう人、近くにいるよな”と身近に感じ取れる主人公を描きたかった」と明かした。「本作は砂田の主観で描かれていますが、清浦の存在が入っていることでファンタジーにもなり得る作品。砂田の心の悲しさを埋める存在に清浦がいて、当たり前のような存在だけども、自然とお互いを支え合っている。もしかしたら寂しさをはらむ物語ではありますが、誰にでも大切な存在がいるということに気づいてもらいたいというメッセージを受け取って頂ければ嬉しいです」と、監督は本作の興味深いテーマにも言及した。このほかにも、ストーリーに引き込まれた観客から質問が途切れず、鑑賞後ならではの質問で明かされる撮影秘話や、堅い絆で結ばれた3名のやりとりに会場は大盛況。上映後、会場外でのフォトセッションでは3名の姿を近くで見ようと多くの観客が長蛇をなし、「今年のジャパン・カッツ!の中で1番良かった!」と感想を伝える人も。海外で続々と絶賛される本作。日本の公開にますます期待が高まる華やかな北米プレミアとなった。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年07月30日お子さんの生まれ月に合わせて名前を考えたいと思うパパやママ、多いですよね。そこで今回は、2018年8月生まれベビーの名前ランキング&名前の漢字ランキングから、8月生まれにぴったりの女の子名前を紹介します。 8月生まれベビーの名前ランキング&漢字ランキング ※昨年度:2017年度 「葵」「夏帆」「陽菜」「葉月」など夏を感じさせる名前が人気女の子の名前ランキング1位は「葵」。「葵」は男の子の名前ランキングでも上位に入っていて、女の子・男の子ともに生まれ月にかかわらず、常に人気の名前です。2位以降には「夏帆」「陽菜」「葉月」といった夏を感じさせる季節感たっぷりの名前がランクイン。 また、11位には「陽葵」、19位には「夏海」などの名前がランキングに並んでいることからも、8月生まれは季節感を名前に取り入れやすい傾向があるようです。 人気の漢字は「夏」が1位に!8月生まれの女の子の名前に使われた漢字1位はズバリ「夏」! 「夏」という字が入っているだけで、「夏生まれ」であることがすぐわかるのもいいですね。 「夏」は「なつ」「か」というよみから、「なつみ」「なつき」「かれん」「かりん」といった名前に使われることが多いですが、中には「えな」「ひな」など、「な」というよみで使われることもあり、女の子の名前に取り入れやすいことも人気の理由のようです。 また2位は「菜」、3位は「莉」、4位は「美」と、年間を通して人気のある定番の漢字が並びました。名前ランキングTOP10にランクインした「陽菜」「莉子」「結菜」「美月」にも使われていることから、根強い人気がわかりますね。女の子らしいかわいらしさと、名前を呼んだときの響きも魅力です。 涼しげな「凛」「澪」も夏ならでは!?いきいきとした季節感がある夏らしい名前のほかにも、昨年の夏は猛暑続きだったこともあるせいか、涼しげな名前も人気のよう。冷たさを表す「冫(にすい)」の入った「凛」や、水を表す「氵(さんずい)の入った「澪」が、同率で6位にランクインしています。 漢字の見た目も涼しげですが、それぞれの「りん」「みお」という音の響きも、清涼感があり、爽やかな印象を与えてくれます。 2018年8月生まれの女の子の名前ランキング、いかがでしたか?男の子の名前に比べて、女の子の名前のほうが、夏らしい季節感を取り入れた名前をつけやすい傾向にあるようです。おなかの中の赤ちゃんが8月に生まれる予定のママやパパは、ランキングを参考に、夏生まれの女の子にぴったりの名前を見つけてみてくださいね。(TEXT:樋口由夏)
2019年07月20日箱田優子初監督作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』から、夏帆とシム・ウンギョンの姿を収めた本ビジュアルのほか、脇役を固めている豪華俳優陣の写真が解禁となった。主人公・砂田には清純派ヒロインからシリアスな役まで幅広く演じる夏帆、親友・清浦役は現在『新聞記者』が大ヒット中のシム・ウンギョンがそれぞれ扮する本作。今回解禁となったのは、砂田を支える優しい夫・篤役の渡辺大知や、風変わりで挙動不審な砂田の兄・澄夫役の黒田大輔らの姿を捉えた写真。CM現場に現れる大御所俳優役の嶋田久作、不倫相手役を演じるユースケ・サンタマリア、スナックのチーママ役の伊藤沙莉さんなど、物語のキーパーソンとなる役どころをそれぞれ個性たっぷりに演じている様子が伺える。また、同時に公開になったポスタービジュアルでは、「私を好きって人、あんまり好きじゃない」とぼやく荒んだ表情の夏帆さん演じる砂田と、「そういうの、ダサいっすよ」と達観した表情のシム・ウンギョン演じる“秘密の友達”清浦の姿が。「さようなら、なりたかったもう一人の私。」のキャッチコピーに込められた想いとは…?茨城の青い空や田舎の風景を背景に、カメラ目線の2人が印象的なビジュアルとなっている。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年07月19日好きな人とデートまでこぎつけたのに、うまくいかなかった……そう嘆く人は、思いのほか多いもの。折角のチャンスなのに、次につながらないのは悲しいですよね。そこで今回は初デートでやりがちな失敗をご紹介。「こうしていれば!」と後悔しないよう、初デートを成功させる心構えを覚えておきましょう。■ おしゃべりしすぎ「初デートで舞い上がっちゃって、おしゃべりし過ぎてしまいました。デート後、彼の態度が冷たくて……。うるさい子って思われてしまったのかも」(優さん・25歳)楽しく会話することは大事ですが、一方的に話しすぎると、男性が疲れてしまう原因に……。彼に「もっと話したい」と思ってもらえるよう、初デートは特に“聞き上手”になることを意識したいものです。また、自分のことを話しすぎると、あなたへの関心が薄れる原因に。もっと知りたいと思ってもらえるように、自分のことは小出しに伝えていくのが正解です。■ おしゃれに気合いを入れすぎ「かわいいと思われたくて気合いを入れて出かけたけど、彼はラフな格好……。2人並ぶとちぐはぐな印象に。『派手だね』と言われたのがすごく恥ずかしかったです」(里菜さん・22歳)デートにおしゃれして行くのは当然のこと。ただ、気合を入れすぎると空回りしてしまう結果となりかねません。肩の力を抜いておしゃれするのがベスト。彼のテイストや行き先などを踏まえて、洋服選びすること。服装で失敗することがなくなり親近感が生まれやすくなります。■ 彼女感を出しすぎてしまう「気が利く女だと思われたくて頑張ったけど、それが馴れ馴れしかったみたい。調子に乗って『次は〇〇に行きたいな』『今度の休み空けておいてね』って言ったら『まだ彼女じゃないよね?』って……」(恵麻さん・27歳)初デートは、適度な距離感が大切です。付き合っていないのに彼女のように振る舞ってしまうと、男性が違和感を抱く原因に。図々しい、馴れ馴れしいと思われないよう、初デートは「愛想よく他人行儀に」くらいのスタンスが◎。ボディタッチも控えめを心がけましょう。■ 帰りたくない姿を見せすぎ「もっと一緒にいたくて『まだ帰りたくないな』とアピールしたのですが、彼の反応がいまいち。軽い女と思われてしまったみたいで、次のお誘いはありませんでした」(夏帆さん・24歳)初デートから遅くまで遊んだり、帰りを渋ったりすると、軽い女性だと思われてしまいがち。あっさり帰って、名残惜しさを与えるくらいの対応が、「また会いたい」という気持ちにつながります。■ おわりに初デートのやりがちな失敗は、やる気が空回りして発生してしまうパターンがとても多い傾向にあるようです。折角のチャンスだからこそ、頑張ろうと思うのは当然のこと。でも、リラックスして頑張りすぎないことが、初デート成功につながります。失敗談を教訓に、初デートから次のチャンスをゲットしていきましょう!(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月15日映画『架空OL日記』が、2020年2月28日(金)に公開。脚本・主演はバカリズム。バカリズムが再び“OL”に - 「架空OL日記」映画化バカリズムが原作・脚本・主演を務め話題となった連続ドラマ「架空OL日記」が、再びバカリズムを脚本・主演に迎え、映画化する。原作は、バカリズムは2006年から3年の月日をかけ、“銀行勤めのOL”のフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」。OL達のリアルな日常生活を描き出したバカリズムの優れた観察力により、ブログの読者の多くがこれを書いている人は「本物のOL」だとだまされていた。書籍の発売と同時に、「女心が分かりすぎている」「いや、頭おかしい」と、多くの話題を呼んだことは言うまでもない。リアルなOL達の日常を描いた物語2017年に連続ドラマ化された際はバカリズム本人が主演を務めた。「仕事して、飲んで、恋して、悪口言って…」といったOL達による物語は、放送が開始されるとすぐに多くの女性の支持を獲得。夏帆や臼田あさ美など豪華女優勢が演じるOLと共に、バカリズム本人がそのままの姿でOLに扮していることでも注目を集めた。連続ドラマ「架空OL日記」は、「第55回ギャラクシー賞」奨励賞を受賞し、脚本も担当したバカリズムは、「第36回向田邦子賞」を受賞している。出演キャストドラマ版キャストが再集結!映画化にあたり、ドラマ版キャストも再集結。主演のバカリズムを取り巻くOLには、前述した夏帆や臼田あさ美をはじめ、佐藤玲、山田真歩、三浦透子らが再タッグを組む。新キャストもまた志田未来や石橋菜津美、坂井真紀、シム・ウンギョらが、新キャストとして本作より出演。人気女優たちが“バカリズムワールド”に初参戦することで、どのような化学反応を起こしてくれるのか要注目だ。劇場版ストーリーは?気になる劇場版のストーリーだが、バカリズム本人は「劇場版だからといって引き続き何もおこりません。引き続き地味なOLの日常で、僕が演じている事だけが引き続き狂気です。」と話す通り、公開された3本の特別映像<OLの朝編>・<更衣室編>・<化粧室編>には、ドラマ版同様、OLとして“普通”に過ごすバカリズムの姿が映し出されている。ドラマ版に引き続き監督を務めた住田崇は、「架空OL日記」という作品について「バカリズム脚本史上、一番クレージーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです。」とコメントを残している。<ストーリー>憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。携帯のアラームを6時にセットするも、実際に起きるのは6時半。眠気に 耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。 私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田 あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。音楽は、TVドラマ版お馴染みの主題歌なお映画主題歌には、吉澤嘉代子が手掛けたドラマ版主題歌「月曜日戦争」を再び起用。“憂鬱な月曜日”と戦う等身大のOLの姿を歌い上げた楽曲は、まさに本作の世界観とぴったりな一曲で、主演を務めるバカリズムも「『架空OL日記』になくてはならない曲」とコメント。吉澤嘉代子がアコースティカルに仕上げたアレンジ版が流れるという。作品詳細【詳細】『架空OL日記』公開時期:2020年2月28日(金)脚本:バカリズムキャスト:バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、石橋菜津美、志田未来、坂井真紀監督:住田崇
2019年07月11日WOWOWの連続ドラマ『アフロ田中』で、アフロヘアの主人公・田中広を演じた賀来賢人さんに、見どころや撮影現場での様子を伺いました。「ピュアな田中を真面目に演じれば面白くなると思えたんです」「ドラマの撮影の最中は、街でアフロの方を見かけると、つい目で追っちゃってましたよね。なかなかいないだけに仲間意識を感じて(笑)」そう語るのは、WOWOWの連続ドラマ『アフロ田中』で、アフロヘアの主人公・田中広を演じた賀来賢人さん。賀来さんといえば、昨年の秋クールに放送されたドラマ『今日から俺は!!』での金髪ヤンキー・三橋役も話題になったばかりだ。「漫画原作を実写化するからには、そこに意味がなきゃいけないと思っています。もともと原作のファンがいて、その方々のイメージが出来上がっているものだけに、イメージにいい塩梅で寄り添いながら、原作とはまた別の面白さを出せるかが重要な気がして。台本を読んだ時、生身の人間がやることで、田中や登場人物たちの感情がよりリアルに伝わる気がしたし、田中のピュアさを真面目に演じれば面白くなるんじゃないかって思えたんですよね」原作は、田中の高校時代から始まり、中退や就職、結婚まで続く長いシリーズ。今回のドラマでは、東京のトンネル工事会社に入社したばかりの彼の、同僚たちとの情けなくも賑やかな日々と恋模様とが描かれる。「世の中のほとんどの男子が、田中みたいな時期を経てきているんじゃないかと思うんですよね。女の子と付き合いたいけれど、なかなか出会いがなく悶々として、男同士でああでもないこうでもないとしゃべって。僕も男子校だったんで共感する部分が多くて、演じながらも心の中で頑張れって田中を応援してました」撮影現場は、「学生時代の部活みたいな雰囲気でした」と笑う。「気づけば撮影中、同僚役の松尾諭さんと小澤征悦さんと僕と白石隼也くんの4人でしょっちゅう一緒にいて、ペチャクチャしゃべっていました。松尾さんと小澤さんが現場を引っ張ってくださって、僕と隼ちゃんが末っ子みたいな感じで、ずっとキャッキャしてましたね(笑)」バカバカしいことに真剣に悩み、時に大きく空回り。そんな情けないけれど真っすぐな田中の姿が可愛らしくて大笑いできるコメディだ。「面白くやろうというより、いかに真面目に一生懸命に想いを込めて動くかを大事に演じました。それが一番面白さが伝わると思ったんです」近年、コメディ俳優として注目される存在になっている賀来さん。「福田(雄一)さんの存在が大きいですね。シリアスもコメディも、どっちつかずでいた僕に、『とりあえずコメディを極めてみろ』って言ってくださったんです。確かにその時、周りに笑いに軸足を置いている同世代があまりいなかったので、これを強みにしようと決めて、コメディ推しでやってきての今、です。福田さん以外にも、舞台で共演した池田成志さんや古田新太さんに相当鍛えられましたね。『つまんねー』から始まって、もっとこうしろとアドバイスされ実践するうち、少しずつ感覚がわかってきた感じ。先輩方から教えていただいた技と盗んだ技のストックに助けられています」『アフロ田中』会社の先輩の鈴木(小澤)は、田中の入社祝いに合コンをセッティングするが…。監督/石田雄介原作/のりつけ雅春出演/賀来賢人、小澤征悦、夏帆ほか7月5日(金)から毎週金曜0:00~WOWOWプライムにて放送。©のりつけ雅春/小学館©2019 WOWOWかく・けんと1989年7月3日生まれ。東京都出身。7月5日開幕の舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』に出演。10月11日には『最高の人生の見つけ方』、来年には『AI崩壊』と、出演映画の公開が控えている。※『anan』2019年7月10日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・坂上真一(白山事務所)ヘア&メイク・HORI(BE NATURAL)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月04日第22回上海国際映画祭にて日本でも公開中の湯浅政明監督『きみと、波にのれたら』が「金爵賞 アニメーション最優秀作品賞」を受賞、夏帆×シム・ウンギョン共演『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の箱田優子監督が同・アジア新人部門にて最優秀監督賞に選ばれた。また、公式上映された映画『コンフィデンスマンJP』主演の長澤まさみが閉幕式のレッドカーペットに華やかに登場!地元のテレビとネットに生中継されると、一時トレンドワードの1位となり改めて人気ぶりを示した。『きみと、波にのれたら』片寄涼太、海外映画祭初参加で生歌披露も「GENERATIONS from EXILE TRIBE」として上海でのフェスに参加したり、単独ファンミーティングを開催したりと、中国はもちろんアジアでも大人気の片寄さん。現地時間6月23日(日)には同作の公式上映会に参加。もともと2回の上映予定だったが、チケットは即日完売。現地ファンからの熱いリクエストを受け、急遽追加上映含めた全5回の上映が設定されるも、いずれも満席となる異例の大盛況ぶりとなった。上映後に片寄さんが登壇すると、ファン約1,000人で埋め尽くされた会場からは割れんばかりの片寄コールが!客席全体をゆっくりと見渡しながら、流暢な中国語で「みなさんこんにちは。お元気ですか? 片寄涼太です。本日は上海に来られてとても嬉しいです」と丁寧にあいさつ。劇中で川栄李奈演じるひな子との歌唱シーンについて「歌手として歌うのと、役として歌うのではまた違うので難しい部分もありつつ勉強になりました」と語ると、客席から「歌ってくれませんか!?」とのリクエストが。すると片寄さんはアカペラで主題歌「Brand New Story」の1フレーズを生歌披露!さらに質疑応答タイムでは客席からの熱烈なリクエストを受け、「私も愛してます」と中国語で応えるというまさかのサプライズサービスに、この日一番の黄色い歓声が会場を埋め尽くした。その後、行われたレッドカーペットイベントには、タキシード姿で登場。ベルリン、カンヌ、ヴェネチアなどと並ぶ国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の権威ある映画祭ということもあり、世界中から集まったたくさんのマスコミの取材に対応し、ファンと交流するなど海外映画祭デビューにふさわしい、堂々たる身のこなし。さらに授賞式にも参加した片寄さんは、本作がアニメーション最優秀作品賞にあたる「金爵賞 アニメーション最優秀作品賞」に発表されると、作品を代表して檀上に登壇。「自分の人生において信じられないような素晴らしい出来事に巡り会うことができました。レッドカーペット歩かせていただくのも初めてですし、元をたどれば声優に挑戦させていただくのも初めてだったので、素敵な思い出をいただいて感謝しかないです」と喜びと感謝を語り、(トロフィーを)「湯浅監督に早く渡したい」「湯浅監督の喜んだ顔を生で見たい」と報告を心待ちにしていることを明かした。『きみと、波にのれたら』は全国にて公開中。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』箱田優子監督、齊藤工&安藤桃子監督らに続く快挙「アジア新人部門」最優秀作品賞と最優秀監督賞にノミネートされ、公式上映でも満席を記録し、サイン会も長蛇の列ができるほどの注目を集めた『ブルーアワーにぶっ飛ばす』では、箱田監督がアジア圏の新人監督作品を対象とした同部門で最優秀監督賞を受賞。過去に、『0.5ミリ』の安藤桃子監督や、「齊藤工」名義で『blank13』で長編監督デビューを果たした俳優の斎藤工、『わたしたちの家』の清原惟監督などが新人監督賞を受賞してきたアジア新人部門。審査員長を務めた中国のニン・ハオ監督は「作品賞と監督賞のどちらにするか、最後まで審査員皆で悩んだ」と明かし、同じく審査員を務めた中国の実力派女優タン・ジュオも「大好きな作品ですし、ぜひ自分を(箱田監督の)次の作品で使ってもらいたい!」と猛烈アピール。授賞式では「Thank you very much for everyone!ありがとう!」とひと言で喜びを伝えた箱田監督だが、授賞式後に改めて自身のSNSで「夏帆ちゃん、ウンギョンちゃんおめでとう。スタッフキャスト、関わってくれたみんなの賞なのでみんなおめでとう!」と感謝の気持ちを綴った。『ホットギミック』初出演・初主演の堀未央奈がアジア新人・優秀女優賞「アジア新人映画部門」では、山戸結希監督『ホットギミック ガールミーツボーイ』の主人公・成田初役を演じた「乃木坂46」堀未央奈が、日本人初となる優秀女優賞を受賞。公式上映も超満員の中、実施された。公式上映では「去年はアイドルとして上海へ、今日は女優してきました」と語り、「今回はまた違った緊張感があって。乃木坂の私としても、堀未央奈としても、上海にこれからも来たいなと思いました」と挨拶していた堀さん。優秀賞受賞式会場へ入る直前で本作のポスターを見つけると、「実感が湧いてきました」と打ち明けていたが、壇上では「今までの青春恋愛映画とは違った作品となっています。是非、世界中の方々にも楽しんで頂きたいです!」と感謝の言葉とともに作品をアピールした。『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日(金)より全国にて公開。三浦春馬のコメントに会場歓喜!『アイネクライネナハトムジーク』現在『愛がなんだ』がスマッシュヒット中の今泉力哉監督による三浦春馬主演『アイネクライネナハトムジーク』は、日本映画でコンペティション部門(実写部門)に選出された唯一の作品に。公式上映では1,000人という上海国際映画祭で最大級のキャパシティを誇るメインスクリーン「上海影城」が満席となる賑わいを見せ、エンドロールに入ると会場からは大きな拍手が。また、鑑賞中は度々笑いが起こったり、印象的なシーンでは涙を流す人も出るなど、とても暖かな雰囲気に包まれての上映となった。その後、Q&Aではサプライズで三浦さんからコメントが到着。「決して壮大ではないけれども、一人一人が確かに心に持っている『小さな愛』が溢れている映画です。誰かが誰かを想い、その想いが連鎖を起こし、生まれる小さな奇跡の連続を大事に描いた作品となっています。この映画が上海の地で、一足早く皆さんにご覧いただけることを幸せに思います」と読み上げられると、会場からは黄色い大歓声が沸き起こった。『愛がなんだ』との比較を問われた今泉監督は、「どちらも描いているものは“愛”です。『アイネクライネナハトムジーク』は家族の話もありますし、『愛がなんだ』は恋愛に寄せていたりもしますが、僕の中ではどちらもハッピーエンドであることが大切というよりは、ベストじゃなくてもこういう関係もいいよね、というのに惹かれている部分があってそれを描いています。小さな失敗とか、人間ぽい部分、人のダメさや弱さを描いているというのが、2作では共通しているところ」と語った。『アイネクライネナハトムジーク』は9月13日(金)より宮城県にて先行公開、9月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。“ダー子”長澤まさみ、上海のクロージングを彩る!三浦さんも出演する『コンフィデンスマンJP』は6月16日(日)に「日本映画週間」のオープニング上映を飾っており、先に現地入りした田中亮監督が中国語で「こんにちは!長澤まさみです!」と挨拶して笑いをとったり、特別ゲストとしてYOSHIKIが登場するなど大盛り上がり。現地の反応は上々で、続編が決まったことを伝えると「次も楽しみだ」「是非上海で撮影して欲しい」と好意的な意見が聞かれていた。そして、6月23日に行われた閉幕式のレッドカーペットに長澤さんが登場。背中が大胆に開いた品の良い朱色のドレスを着こなして、歩き始めると会場から大歓声とどよめきが!たくさんのメディアから「長澤さん」「まさみさん」「まさみ」など次々と声がかかり、サインを求めるファンたちに囲まれた。今年は『コンフィデンスマンJP』さらには『マスカレード・ホテル』の公開も控えており、ファンはもちろん地元メディアの関心も高いという。ちなみに、中国では好きなアイドルなどを食に例えた愛称をつけて呼ぶそうで、長澤さんは“ma jiang”という愛称で呼ばれているとか。「“ma jiang”という愛称で声をかけていただいて、どうやら『ゴマペースト』って意味らしいんですけど(笑)皆さんにフレンドリーに呼びかけていただいて温かい気持ちになりました」と長澤さん。「本当にたくさんの人たちが映画を楽しんでくれていると実感できた今回の映画祭への参加でした」とふり返った。この日のレッドカーペットの模様は中国全土に放送、配信され、「長澤まさみ」が瞬間的にトレンドワードの1位に(現地コーディネーター調べ)。その後、再びテレビ取材を受け、『コンフィデンスマンJP』の見どころなどや出演者について質問され、改めて中国の方々に観てほしい、と応じていた。『コンフィデンスマンJP』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会ホットギミック ガールミーツボーイ 2019年6月28日より全国にて公開Ⓒ 相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年06月24日近年の赤ちゃんの名前は、自然を連想させる漢字を取り入れるのがトレンド。今回はその中でも、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)に注目してみました。赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~女の子編~をお届けします。 楓(かえで)名前ランキング10位の「楓(かえで)」は、秋に美しい紅葉が楽しめる木の一種。「木」へんに「風」という漢字がさわやかで、清々しい大地を連想させる陸ネームです。2017年では人気の名前1位と、近年人気の名前です。 花(はな)女の子の陸ネームでもっとも多いのは「花」を使った名前。25位に「花(はな)」がランクインしているほか、45位「和花(わか、のどか)」、47位「一花(いちか)」、62位「彩花(あやか、いろは)」、65位「花音(かのん)」、79位「百花(ももか)、84位「優花(ゆか、ゆうか)」、99位「唯花(ゆいか)」と、8つの名前がランクインしています。 すみれ45位にランクインしている「すみれ」は、濃い紫色が美しい花の名前。可憐な印象です。ほかにも、34位「蘭(らん)」や64位「桜(さくら)」など、花の名前を取り入れた陸ネームがランクインしています。 あかり19位にランクインした「あかり」は、太陽を連想させる空ネームのひとつです。「あかり」と読む名前は30位「朱莉」、78位「明莉」、94位「朱里」がランク入り。「朱里」は山間や田園地帯、人里といった意味を持つ「里」という漢字を取り入れることで、のどかで穏やかな印象に。「あかり」はよみランキング2位の人気ネームでもあります。 夏帆(かほ)夏らしい印象の「夏帆(かほ)」は、44位にランクイン。「帆」という漢字は、風を受けるために船に張った布のこと。夏生まれの女の子に特に人気の名前です。86位には「莉帆(りほ)」もランクインしています。 七海(ななみ)65位にランクインしている「七海(ななみ)」は、海ネームそのもの。世界にある7つの海「南太平洋」「北太平洋」「南大西洋」「北大西洋」「インド洋」「北極海」「南極海」を総じたSeven Seasを和訳すると「七海(ななみ)」になります。この名前も夏生まれ、特に7月生まれの女の子の名前によく使われているようです。 凪(なぎ)「凪」とは、風がやんで波が穏やかになる状態のこと。そのため、「風」という漢字の中が「止」になっています。海と風が一体となり、壮大でありながら穏やかな風景を連想する海ネームです。 渚(なぎさ)海の波打ち際のことを指す「渚(なぎさ)」は、100位にランクイン。明るい夏の海をイメージさせる漢字で、夏生まれの女の子に人気の海ネームです。 陽菜(はるな・ひな)空ネームでは、明るい太陽を連想させる「陽」を使った名前が男女ともに人気。女の子では、5位の「陽菜(はるな・ひな)」を筆頭に、6位「陽葵(ひな・ひなた)」、48位「心陽(こはる)」、83位「陽菜乃(ひなの)」がランクインしています。 結月(ゆづき)女の子の空ネームで圧倒的人気を誇る、「月」を使った名前。中でも1番人気は8位の「結月(ゆづき)」で、その後13位「美月(みづき)」、31位「菜月(なつき)」、39位「葉月(はづき)」、74位「柚月(ゆずき・ゆづき)」、92位「優月(ゆつき・ゆづき)」と、6つの名前がランクインしています。 自然を連想させたり、自然からインスピレーションを受けたりした名前は多いのですが、中でも今回は「陸・空・海」にちなんだ名前をご紹介しました。女の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月12日是枝裕和監督を中心に設立された制作者集団「分福」が手掛ける、志尊淳の主演作『潤一』から、志尊さんが6人の女優たちと絡み合う予告編が解禁された。この度解禁となった予告編は、メガホンを取った北原栄治監督自らが映像を制作。「何て言うの? 下の名前」「潤一」というセリフから始まる映像は、6人の女性たちの目の前に現れてはそれぞれを虜にしていく潤一(志尊淳)のはかなげな姿を映し出した後、寄る辺ない日常に埋もれていた女性たちの寂し気な表情を映し出す。そして潤一と出会い、刹那的に輝きを取り戻した彼女たちは潤一と口づけを交わし、一夜を共にする。自身初となるヌードに挑戦した志尊さんを中心に、蒔田彩珠が制服を脱ぐシーン、夏帆や伊藤万理華とのキスシーン、藤井美菜や江口のりことのベッドシーン、さらに未亡人を演じる原田美枝子が自転車を漕ぐ潤一の背中で笑顔を見せている。潤一と出会い、眩いひとときを取り戻す6人の女性たちの姿と、潤一の妖艶さと孤独感も浮き彫りにする観る者の心を掴む予告編となっている。併せて、志尊さんの上半身バックショットをはじめ、予告編でも印象的なシーンを映した本作の場面写真も解禁。新境地を切り開いた志尊さんに期待が高まるカットばかりとなっている。映画『潤一』は6月14日(金)より丸の内ピカデリーにて1週間限定上映。Amazonプライムビデオ、iTunesほかにて6月26日(水)よりデジタルセル先行開始。TVドラマ「潤一」は7月12日(金)25時55分~関西テレビにて放送、放送終了後国内プラットフォームにて見逃し配信予定。7月13日(土)23時~日本映画専門チャンネルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月05日