皆さんは、子どもと一緒に外出することはありますか?子連れで出かけるときは、気を遣うことも多いようです。今回は、バスの運転手による対応エピソードを紹介します。イラスト:めぐじろーバスに乗っていると…乗客に注意されて…謝っていると…バス運転手の対応に感謝交通機関の利用時に、突然のトラブルはあるかもしれません…。多くの人が利用するからこそ、互いに気を遣い合うことが大切ですよね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2024年05月08日娘が1歳のころ、室内にある子育て広場に行きました。初めは貸切状態でしたが、小学校低学年くらいの女の子4人と、そのママたちが入ってきます。子どもたちを放置して、ママたちはおしゃべりで夢中で……? 子どもを放置しておしゃべりに夢中…小学生のママたちは、広場内のベンチを独占しておしゃべりに夢中。すると4人の女の子たちが、娘を抱っこしたいと言い出しました。私は「まだ小さいからやめてね」と止めましたが、「私が抱っこするの!」と娘の取り合いで大騒ぎをする女の子たち……。ついに、ひとりの女の子が無理やり娘を抱き抱えようとしますが、うまく抱っこできずに娘はおしりから床に落下! 大号泣です。ママたちはこの様子が見えてないようでまったく気づいていません。私が困っていると、様子を見ていた広場のスタッフが飛んできて、ベンチでおしゃべりをしていたママたちへ「ここは子どもの遊び場で、大人の遊び場ではありません! お子さんの様子はしっかり見ていてください!」と強く注意。状況を知ったママたちと女の子たちは、私と娘に謝ってくれました。 幸い娘にけがはありませんでした。すぐに娘を抱いてその場から離れればよかったと、私も反省。保護者は子どもから目を離すべきではないと感じた出来事です。 作画/yoichigo著者:沢田 かほ
2024年05月06日息子が2歳のとき、夫が商業施設のベビールームでおむつ替えをしていました。私は別の場所で買い物を済ませた後、ベビールームへ。夫を見つけると、顔が青ざめており……。聞くと、息子がどこかへ行ったと言うのです。 “誘拐”のふた文字が浮かび…夫に詳しく事情を聞いたところ、おむつ替えのときに手に汚物が付いてしまい、洗おうとバタバタしている間に息子がどこかへ行ってしまったとのこと。私も青ざめ、近くのエスカレーターや階段を探しました。ですが、息子の姿はなく……誘拐の文字も浮かびました。 夫を責めることも忘れて探していたら、少し離れた場所にある玩具売り場の手前で息子の姿を発見。店内に入っていたら気づくのが遅れたと思うので、本当にホッとしました。あのときの焦る気持ちは、今も心のどこかに残っています。 その後、夫には子どもから目を離さないように伝えました。また、私自身もこれまで以上に気をつけています。 ◇ ◇ ◇ 歩くのが上手になってくると、目を離したほんの一瞬で姿が見えなくなることも。とくにショッピングセンターは子どもの興味をそそるものが多いので、ふだんよりも気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:ぽんこ
2024年05月04日義母には結婚してからずっと振り回されてきました。ある日、娘の緒お宮参りで義母の心内発言にショックを受けてしまいました。義母はいつでも自分が話の中心にいたい様子で――!? 耳を疑う義母の言葉両家にとって初めての孫である娘が生まれた10年前、新生児期が終わり両家揃ってお宮参りをしようと、それぞれの両親へ声を掛けました。移動時間や授乳時間を考えて予定を組み連絡したのですが、義母からは「その後予定があるから、朝早くからが良い」と言われ……。 夫が娘優先にしたいと説明しなんとか納得してもらい、お宮参りを終えることができました。その後会食をしたのですが、食事後に「イマイチだったわね」と義母からハッキリ言われ耳を疑った私。そして晴れの日なのにそんなこと言うなんて……と、少し落ち込んでしまいました。 餃子でトラブル…娘が5歳になり、息子も生まれ3歳になっていたころのことです。義実家へ帰省中、義母の作る餃子がおいしいと聞き、ぜひ一緒に作りたい!と話していました。それを聞いた義母はすぐ行動して買い物を済ませ、すぐ作れるよう準備をしてくれました。 しかしその日は義両親や親戚と食事をしようと決めていた日で、餃子を作れるような時間がなかったのです。時間がなかったことに気がついた義母は「どうせ作りたくないんでしょ」と拗ねてしまい、結局親戚との食事会も1人キャンセルしてしまいました。なぜか義母は、私たちが作りたくないと、頭の中で勝手に変換してしまっていたのです。 翌朝に義母が作った餃子が出されて、「私が昨日1人で作った餃子です」と一言……。 夫が注意してくれたのでその後は何も言われませんでしたが、何とも後味の悪い朝でした。そんな中でも娘と息子は沢山食べ、「おばあちゃんおいしい!」と発言したことで雰囲気が良くなり、子どもたちには感謝です。 いつでも自分中心でないと納得しない義母、周りの意見はあまり聞こうとはしませんが、孫だけは別のようです。私たち夫婦も義両親と仲違いしたい訳ではないので、うまく付き合っていけたらいいなと思っています。 著者:高山ななみ
2024年05月03日子どもがまだ生後半年くらいのころ、初めて子連れで飛行機に乗りました。お願い!泣かないで!!隣に座ってたい男性が終始、ため息、にらみつけてきて本当に怖かったです。確実に煙たがられている感じでした。電車と違って逃げることができないので本当に苦痛でした。飛行機に乗る約2時間の間、子どもが少し「うー!」と言うだけ「はぁ…。ったく…。」と呟き、冷たい視線を感じました。私は、子どもに泣かれないようにヒヤヒヤしながら過ごしていました。 ◇◇◇ この出来事があってから、飛行機や新幹線など、長時間乗る公共交通機関は乗らないようになりました。その後、車を購入し車移動をするようになり気がラクになりました。 作画/さくら著者:小林りか40代、現在子供は12歳です。そろそろ反抗期かなというかんじです。
2024年05月01日息子が3歳、娘が1歳のときの話です。当時、私は家で遊ぶと部屋中散らかり放題になるため、できるだけ児童館や公園などへ外出していました。ある日、ママ友のと子連れで公園へ行った日のこと。帰宅した私に放った夫の言葉に一瞬耳を疑いました……。 ママ友と公園ピクニックを計画あるとき、仲良しのママ友と子どもを連れて大きな公園に行く計画を立てました。ママ友親子と会うのは久しぶりだったので、お弁当を持参し、午前中からたっぷり遊ぶことに。お出かけまでの準備や乳幼児を2人連れたワンオペの外出は一苦労ですが、私も子どもたちも公園ピクニックをとても楽しみにしていました。 しかし、準備の段階でやっぱり大変! まず、お弁当。それから水筒・着替え・タオル・おやつ……など外出時の常備品。さらに、息子には三輪車もせがまれました。いつも以上に準備で疲れてしまいましたが、すべては子どもたちの笑顔のために! そう思って頑張りました。 当日は、大量の荷物を持ちながら娘の抱っこに対応。また、元気な息子を見守ることにも必死の私。 当然、ママ友とゆっくり話せる時間もありません。それでも、楽しく遊べたので私は満足でした。 夫のありえない発言公園から帰宅すると一気に疲れが押し寄せてきました。この日は休日で在宅だった夫に「ちょっと疲れたから休んでくるね」と私は言いました。すると夫は……。 「今、友だちと遊んで息抜きしてきたのに、疲れたって?」と言ったのです! 思わず「これのどこが息抜きなんだよ!」と私は夫にまくし立てて、準備から当日まで大変だったことを話しました。 私の訴えに夫は、「ごめん。息抜きではないね」と謝罪。私はひとりで休憩することができました。その後も、わが家ではこのスタイルが定着。夫の休日に私が子連れでママ友とお出かけしたあとは、帰宅後は育児を夫とバトンタッチするように。そうすることで私も夫もひとりの休憩時間を確保することができるようになりました。きっかけは夫のありえない発言でしたが、結果的にお互いに息抜きができるようになってよかったです。 著者:都 うめこ
2024年04月30日次男が3歳のころ、家族全員で地元のお祭りに行ったときの話です。そろそろ帰ろうと階段を上っていると、次男が転んでしまいました。私はすぐさま次男を抱きかかえ、階段をのぼりました。ただ転んだだけだから大したことはないと思った私。まさか救急車を呼ぶことになるとは思いもよりませんでした――。 楽しいお祭りのはずが…救急車!?階段を上ったところで、一呼吸していると、見知らぬ女性が「お子さんの額から血が出てますよ!」と教えてくれました。よく見ると次男の額はぱっくり割れていて、そこから血が流れていて、私の服も血だらけになっていたのです。予想外の出血量に少しパニックの私に、額に当てる用にとティッシュを差し出しながら、女性は「救急車を呼んでもらった方がいいかもしれませんね」と言いながら救護所へ誘導してくれました。 救護所へ着いてもなかなか止まらない出血……。結局救急車を呼んでもらうことに。そして次男と一緒に私もそのまま病院へ行きました。 病院に到着すると、まずCTを撮り、その後、額の傷を縫ってくれました。後日、抜糸に行くことに。 お祭り会場は暗がりで人がたくさんいたため、3歳の次男にとっては歩きづらかったのかもしれません。そして、階段のとんがった角部分に額をぶつけたようで、縫うほどの怪我をさせてしまいました。 処置が早かったおかげか、幸いにも次男の額の傷は目立たなくなりました。あのとき声をかけてくれた女性には感謝してもしきれません。 二度と大きな怪我をさせないよう、今は子どもの目線に立って、歩きづらさや危険なポイントがないかどうかなどを確認するようにしています。 イラスト/ふくふく著者:丘里リル監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日私と子ども2人でドライブに行ったときのこと。帰り道にジュースを買ったのですが、しばらくしてすぐに「もうない!」と言い始め……。帰宅して後部座席を見ると、まさかの光景が広がっていました。 車のある部分にジュースがたっぷりと…私と息子2人で少し遠くにドライブに行ったとき。帰り道にジュースを買いました。しばらくすると、3歳の息子が「ジュースがもうない!」と言ってきました。 そんなに早く飲めるはずがないのに……と思いつつ、自宅に到着。子どもを降ろそうと後部座席を見ると、ドアの内側の取っ手部分にオレンジジュースがなみなみと注がれており……。 ジュースをこぼさないよう、雑巾で吸い取りながらキレイにしました。まさか、そんなところに液体が入っているとは思わなかったのでビックリ。驚きとともに、大人の発想では考えつかないことがあるなぁと思いました。 ◇ ◇ ◇ 子どもはときに思いもよらない行動をしますよね。ダメなことはダメと伝えつつ、子どもの好奇心を伸ばしていきたいですね。 イラスト/あやこさん著者:いちご
2024年04月30日皆さんは、子どもを夫に預けて外出した経験はありますか?今回は外出に文句を言う義父のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)友人と外出主人公には子どもがいます。そんな主人公が子どもを夫に預け、友人と外出したときの話です。友人と街を歩いていると…。義父と遭遇し…出典:CoordiSnap偶然義父と遭遇し、声をかけられました。すると義父は、子どもの世話を放置して外出していると主人公に文句を言い出したのです。さらに夫に子どもを預けていることを知ると、義父は「母親のすることじゃない」と一言。主人公は怒りがこみあげてきて、顔をしかめますが…。それを聞いていた友人が、義父に「子どもの日用品を買いに行ってるだけです」と反撃しました。友人の思い切った行動に、少し気分が晴れた主人公なのでした。読者の感想子育てをしている主人公も、たまには友人と外出したいですよね。「子どもの世話を放置している」と決めつけ文句を言う義父は、主人公のことを考えていないと思います。友人がしっかりと反撃してくれてよかったです。(20代/女性)義父が考える母親像を、主人公に押しつけるような発言には腹が立ちました。夫婦のあいだで納得しているのなら、わざわざ口を出すべきではないと思います。(30代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年04月30日温泉の脱衣所で隣になったのは、大柄の鋭い目つきで迫力のある30代位の女性。ちょっと怖そうな雰囲気だったので、手のかかる3歳の次女が何かして迷惑をかけないようにと、私はヒヤヒヤしていました……。 怖そうな女性が振り向いて…!?家族で日帰り温泉に行き、夫はひとりで男湯へ、私は11歳の長女と3歳の次女と女湯へ。脱衣所に着くと、とても混んでいる様子でした。 ロッカーの空いている所を見つけ服を脱ぎ始めると、隣のロッカーに大柄の鋭い目つきで迫力のある30代位の女性がひとりで来ました。なかなか怖そうな雰囲気だったので、「次女よ、何もしないでくれよ」と思った私。次女は温泉が楽しみでテンションが上がっていたのです。 ひとまず次女はスムーズに服を脱ぎ、脱衣所から大浴場まで進めたのでひと安心。……と思いきや、大浴場に入ると洗い場には3〜4組の列ができていました。一番後ろにはロッカーで隣になった怖そうな女性。またしても少しドキドキし始めた私。 子どもたちと話をしながら待っているとロッカーで隣になった怖そうな女性の番に。するとその女性は振り返って「あんたたち、先(洗い場)行って。早く洗って早く温泉入っておいで」と長女と次女に向けて言ってくれたのです。 まさかのやさしさに驚きながら、子どもたちと私はお礼を言い、先に洗わせてもらいました。 そして温泉に浸かり日ごろの疲れをゆっくり取って、再び脱衣所に戻ると、さっきの怖そうな女性も戻っていました。そして、近くにいたロッカーの鍵に苦戦しているお年寄りに「おばちゃんいけるー? 」と声をかけていて、女性のやさしさをまた感じた私。そのとき長女と目が合い、長女も同じように感じていることがわかりました。 子どもたちも私もその女性からやさしさを感じ、また私自身は「人は見た目で判断してはいけない」と反省した温泉旅。体の疲れも取れ、心もほっこりとした1日になりました。 イラスト/まげよ著者:石井ゆうき
2024年04月29日混んでいるスーパーのレジ前でかんしゃくを起こし始めた3歳の次男。次男の対応に手こずっていたとき、見知らぬ女性が声をかけてきました。とてもショックだった出来事です……。 夕方スーパーのレジ前にて平日の夕方、長男が習い事に行っている間に買い物を済ませようと、次男とスーパーに向かいました。スーパーに入る前に「今日はお菓子1個だけね」「ジュースは買いません」と約束し、次男も大好きなチョコレートのお菓子を手に取り、そのときは満足気だったのですが……。 夕方の買い物客が多い時間だったためレジが混んでおり、1つのレジに5人ずつくらい並んでいました。あと2人終われば次は私の番というところで、次男が「ジュースもほしい」と言い出してしまい……。 事前にジュースは買わないことを約束済みでしたし、長男を習い事に迎えに行く時間が迫っていたこともあり、ジュースを買いに戻るという選択肢は私の中にありませんでした。すると、次男は大泣きして抗議しはじめたのです。女性の一言…すると、後ろに並んでいた見ず知らずの女性が声をかけてきました。 「ジュースくらい買ってあげなさい」 次男のグズグズを見かねてだとは思いますが、とても冷たい口調で言われてしまい驚き、ショックを受けました。長男のお迎えの時間が迫っていることや今日はお菓子一つだけと事前に約束していたことなど、なにも女性は知りません。 「わが家の事情をなにも知らないのに口を挟まないでほしい! 放っておいてくれ!」と思ってしまいました。 私は女性の一言にイライラしてしまい、反論する気にもなれませんでした。子どもを連れていると思いやりのある言葉をかけていただくこともありますが、そうではない言葉をかけられたのが初めてだったため、なんとも言えない気持ちになりました。この出来事から、自分が誰かを傷つけたりすることのないよう、相手の事情や背景などを考慮することを心がけようと決めました。 イラスト/海乃けだま著者:鬼頭いちか
2024年04月28日息子を実両親に預けたときのこと。帰ってくると、手足にある症状が見られ……。反省した出来事です。 短い時間だったけれど…2人目を妊娠中のときのこと。息子を保育園へお迎えに行き、歩いて数分の実家へ散歩がてら行きました。私の父は畑が趣味で、夏の暑い時期は日が落ちてくる夕方に畑作業をしていました。 息子もときどき、「じいじの畑を手伝う!」と畑へ。その日もいつも通り、息子は畑に一直線でじいじの横で一緒に遊んでいました。畑には私の母もいたので、今のうちにちょっと家に帰って洗濯物だけ取り込んで戻ってこようと思い、両親に息子をお願いしました。 預けたのは15〜30分ほどだったと思います。畑にいた息子を連れて帰ってくると、息子の両腕・両足には無数の虫刺されの跡が……。気づいてほしかったという気持ちと、私が注意すべきだったという反省でモヤモヤ。このことがあってからは、事前に虫よけスプレーをかけたり、長袖の服に着替えたりして対策を行なってから出かけています。 ◇ ◇ ◇ 子どもには外で思いっきり遊んでほしいですが、春から秋にかけては虫刺されが心配ですよね。服装に気をつけたり、虫よけスプレーを持ち歩いたり。そのほか、汗をかいたらこまめに拭くなどして気をつけたいですね。 イラスト/シュー子著者:佐藤ゆい
2024年04月28日1歳の娘と飛行機に乗ったときのことです。娘がぐずり始めると、遠くの席から70代くらいの男性が私の席までやってきて怒鳴りました。その後、さらにまさかの展開に……。こ、怖い…!帰省のため、飛行機に当時1歳の娘と2人で乗りました。座席は右の窓側の一番後ろ。出発時間が過ぎたころ、70歳くらいの男性が遅れて搭乗。私の5列前の、左側の窓側に座りました。私はシートベルトをしてひざの上で娘を抱っこしていたのですが、まだ動きたいのに無理やり座らされたことで、泣き出してしまいます。すると遅れて搭乗したその男性が、「うるせぇな! 静かにしろよ!」と自分の座席から移動して、私の横までやってきたのです。ものすごい剣幕だったため、手をあげられるんじゃないかと思いとっさに子どもを手で覆います。すぐにCAさんが駆けつけてくれて、幸いそれ以上のトラブルはなく男性は席に戻って行きました。 しかし降下のとき、今度は気圧で耳が痛いようで、また娘が泣き出しました。すると斜め前から「うるせぇな! あやし方知らんのか!」と、先ほどの男性の怒鳴り声が聞こえ、ずっと後ろを向いて睨まれ続けました。到着後、最後に降りようと準備をしていると、その男性が左の通路に立って私が降りるのを待っていて……。ひと言言ってやる!というような雰囲気で仁王立ちになり、こちらを見ていて恐怖を感じた私は、CAさんに守られながら右側の通路から急いで降りました。 ママになってまだ約1年。初めての育児で、あやし方も日々勉強中の身に起こった今回の出来事。子どもの泣き声がうるさかったことについては申し訳ない気持ちでいっぱいですが、「あやし方知らんのか!」と言われて「ママになったばかりでまだ勉強中です! だけど頑張っています!」と反論したかったのが本音です。守ってくださったCAさんには感謝しています。そんな私も今は高校生を育てるママ。今後同じような境遇の方を見たら、守ってあげたいと思っています。 ※小さな子は耳抜きができず、離着陸時の気圧の変化によって泣き出してしまうことも多いです。このような場合は母乳や育児用ミルクを与えてみましょう。おしゃぶりをくわえさせるだけで改善されることもあります。 作画/赤身まぐろ著者:上野章子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月27日6歳の長男と出かけた大きな公園。そこでひとりで遊ぶ長男と同い年の男の子がいたのです……。私はもしかして放置子?と心配になりました。男の子に、ママやパパはどこにいるかと聞いてみることに。すると驚きの事実がわかったのです――。 ひとりで遊ぶ男の子大きな公園に6歳の長男と遊びに行った際、1人の見知らぬ男の子がやたらと長男に近づき一緒に遊ぼうとしてきました。子ども同士が仲良く遊ぶのは問題ないのですが、近くに大人がだれもおらず、「この子放置子かな」と気になりました。 「ぼく何歳なの? ママかパパは?」と私が聞くと、年齢は長男と同じ6歳の年長で、「ママは暑いから車にいる」と男の子は言うのです。私はこの時点でドン引きしてしまいました……。 さらに驚いた事実この日は気温が高かったため、水分補給をしないと心配になるほどでした。男の子は水筒を持っておらず、「お茶飲まないと」と私から水分補給を促しました。私と息子が家に帰ろうとすると、男の子もお茶を飲むために母親の車に戻ると言い出し……。3人で一緒に駐車場に向かいました。 すると、男の子が教えてくれた車の中には、母親と思しき女性がたばこを吸いながらスマホを見ており……。子どものことなどまったく気にしていないように見受けられました。 女性が車内にいる本当の理由はわかりませんが、子どもに何かあったらどうしたのだろうかと思ってしまいました。近くにいる他人が助けてくれるとでも思っているのでしょうか。未就学の子どもを自分の目の届かない場所で遊ばせていることが私には信じられず、とても無責任だと思ってしまいました。 けがをしたり、誰かにけがをさせてしまったりしたときに正しい判断や対応ができるようになる年齢までは、親が一緒にいなければならないと私は思っています。各家庭で考え方が異なるのは仕方のないことかもしれませんが、親としての責任はすべての親が果たしてほしいと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:鬼頭いちか
2024年04月27日長男が3歳の誕生日の日、デパートで誕生日プレゼントを長男と一緒に選んでいたときの話です。せっかくの誕生日が…普段おもちゃをほとんど買わないので、長男はあれこれとおもちゃをたくさん欲しがってしまいました。元々1つしか買わない予定だったので、どれにしようか一緒に選んでいたのですが、色々欲しがる長男は「どれか1つ」と言われだんだんヒステリックに怒り出しました。すると近くを通った長男と同じくらいの子を連れたお母さんとおばあちゃんらしき人がこっちを見ながら「あんなの嫌だ」と話しだしました。最初は何のことかわからなかったのですが、その後も「聞き分けが悪い子」や「恥ずかしいよね」など、こっちをちらちらと見ては話していました。 ◇ ◇ ◇ 私は息子に見知らぬ親子の会話が聞こえたらかわいそうだと思い、早くこの場を去りたく結局おもちゃを2つ買うことにしました。せっかくのプレゼント選びが嫌な気分になってしまいましたが、帰ってからは無事に明るい気持ちで誕生日を祝うことが出来ました。私は怒ってる子がいても温かい気持ちでいたいと思います。 作画/いずのすずみ著者:安藤麻里30代、5歳・11歳の男の子を育てる母。家事中も仕事中も独り言を話してます。
2024年04月27日娘が5カ月くらいのころの話です。田舎暮らしの私たちの移動手段は、もっぱら車でした。しかし、娘はチャイルドシート拒否が激しく、なかなかおとなしく座っていてくれません。その日も、泣き叫ぶ娘をおさえつけてチャイルドシートに乗せていた私。するとそこにたまたま通りかかった高齢の夫婦が「ちょっと君……」と声をかけてきたのです……。 ご夫婦がかけてきた言葉「虐待じゃないか……?」 近くを通りかかった高齢の夫婦から言われた言葉に、私はしばし呆然。 「あんなに嫌がっているんだから、無理して乗せることもないでしょうに」「助手席に乗せてあげればいい」 のけぞって泣き叫ぶ娘。本当にチャイルドシートを嫌がっていることは私だって重々承知です。 しかし、万が一事故に遭ったら?そのときに限ってチャイルドシートに乗せていなかったら? でも、娘の嫌がることを強制するのは虐待なのかもしれない……とも思ってしまった私。その日ももちろんチャイルドシートに娘を乗せましたが、数日間はあのご夫婦から発された「虐待」という言葉が頭から離れませんでした。 夏は背中に保冷剤を入れてみたり、車ハンドルのおもちゃを置いてみたり、運転中は歌を一緒に歌ってみたり……。試行錯誤を繰り返しましたが、娘のチャイルドシート拒否は1歳半ごろまで続きました。 2歳を迎える前には、お菓子を食べながらであればご機嫌でチャイルドシートに乗ってくれるようになりました。車に乗る前に必ずといっていいほど「お菓子は?」と聞いてくるようになってしまいましたが……。 嫌がる子どもにチャイルドシートを強制するのは心が痛みますが、命を守るためには必要なこと。周りに何を言われようとも、我が子の命を最優先に考えるべきだと思っています。 ※6歳未満の乳幼児には、道路交通法でチャイルドシートの着用が義務付けられています。座席の構造上の問題で設置できない場合などに着用免除となることもありますが、チャイルドシートは子どもの命を守る「命綱」。大切な子どもの安全を守るために、大人が責任をもって正しく着用させましょう。 イラスト/まげよ著者:山田 花子
2024年04月26日娘とショッピングモールへ行ったときのこと。急に「ズボンが変」だと言い始めました。何かなと思って見てみたら……、大変なことになっていました。 娘が履いていたズボンを見ると…3歳になる娘とショッピングモールへ行き、レストランに入ったときのこと。突然、「ママ、ズボンが何か変?おかしい!」と言ってきました。 見てみると、ズボンがびちょびちょ。「えっ!どうして!?」とびっくりしながらお店を出て、急いで近くの子ども服売り場で新しいズボンを購入。着替えさせることに……。 このとき娘はトイレトレーニング中で、おむつとトレーニングパンツを併用していました。着替えのときに確認すると、間違えて吸水力のないトレーニングパンツを履かせていたことに気づき……。そのせいでズボンまで漏れてしまったようです。 これ以降、トイレトレーニング中にお出かけする際は、何を履いているかをチェックするようにしました。そして、近所であっても子どもの着替え一式を持ち歩くようにしています。 ◇ ◇ ◇ トイレトレーニング中はいろんなハプニングが起こりますよね。荷物にはなりますが、子どもの着替えは持っていると安心。遊んで汚れたり、急に吐き戻すことがあったりするので、いざというときのために常備しておきたいですね。 イラスト/てる子著者:みお
2024年04月26日息子が生まれてしばらく経ったころの話です。子どものいる生活に慣れてきた私は、気分転換に息子を連れてショッピングセンターに行きました。抱っこ紐で息子を抱っこし、あちこち見ていると、時間はあっという間に経っていました。そろそろ帰ろうとしたときに、恥ずかしい事件が起こってしまったのです――。 穴があったら入りたい…帰ろうと思った矢先に、何やら脚に生ぬるいものを感じました。生ぬるいものを感じたあたりを見ると、じわじわと服に広がっていくシミ。息子がおしっこを漏らしたのです……。 焦った私はなぜかガニ股になって自分の脚の間をチェック。そのときちょうど後ろにいたやんちゃ盛りの男の子2人が私の様子に気付き、「あ!あのおばさんおもらししてるっ!」と大声で言ったため、私は周りの注目を集めてしまうことに……。 「まだおばさんじゃないです!」「これは息子のおもらしなんです!!」と叫びたい気持ちにかられたものの、とりあえずトイレに避難。穴があったら入りたかったです。 この失敗を機に、まずは息子のおむつを見直しました。抱っこ紐の時は横漏れしやすいことがわかったので、試行錯誤しながらちょうどいいポジションを見つけ出しました。 そして、産後の自分のケアがおろそかになっていたことも反省。「おばさん」と言われないように、身なりを意識するようにしました。もう絶対「おばさん」とは言わせません! イラスト/まげよ 著者:田中あずさ
2024年04月25日息子が4歳くらいのとき。とある高級食材の味を実家で知ってしまいました。それはそれはおいしかったようで、スーパーへ行ったときに泣いてねだられてしまい……。今日はもう帰ろうとしたところ、見知らぬ女性からまさかの声をかけられました。 食べたい!と大騒ぎしていたら…あるとき、実家でウナギの蒲焼きを食べた息子。ウナギのおいしさを知ってしまいました。そんな息子とスーパーへ買い物に行ったときのこと。ウナギの蒲焼きが並んでいるのを息子が発見しました。 普段は物をねだったりしない息子ですが、実家で食べたウナギの蒲焼きを思い出したのか、「ウナギ、食べたい!食べたい!」と大声で主張。国産ではなかったのでお値段も割とお手頃だったのですが、実家で食べたウナギの味を知っている息子。買ったとしても「おいしくない」と言うのでは?と違う売り場に行こうとしました。 ですが、今回ばかりは息子も負けず、ウナギの前で「食べたい!」と泣いて大騒ぎ。あまりに騒いでいるので横を通る人も何事か?とチラチラ見始める始末。そんななか、一人の女性がやって来てさらっと一言。「こんなに食べたいって言ってるんだから、買ってあげたらいいじゃない」と。 これ以上騒いで他の方の迷惑になってもと思い、仕方なく購入しました。結果的に息子の笑顔が見れたのでよかったですが、難しいですね……。 ◇ ◇ ◇ わが子が大声で泣きだすと周りの目が気になりますよね。今後は、「ウナギは特別な日だけだよ」といった約束をするのもいいかもしれません。子どもの成長を感じつつ、買い物も楽しい時間にいなるといいですよね。 イラスト/森田家著者:まみ
2024年04月25日子どもが2歳のとき。2人目を妊娠していた私と義父母の4人でショッピングモールに行きました。お昼ごはんをどこで食べようかと話していた一瞬の隙に、子どもの姿が見えなくなり……。 一瞬の隙に息子の姿が見当たらず…義母と話していた一瞬の隙に息子がいなくなり、パニックになった私。すごく焦り、慌てて周囲を探し始めました。 すぐそばにゲームセンターがあったので、おそらくここにいるのでは?と懸命に探したところ、息子を発見。ゲームセンターにある幼児用の小さなメリーゴーランドに乗っていました。 息子の近くに見知らぬ女の子とお母さんがおり、女の子が乗ろうとしたときに息子がもう一台の馬に乗ったそうです。悪意のない涼しい顔で、ひと様のお金で遊具に乗っている息子。 無事だったことに安心はしたものの、女の子のお母さんに平謝り。お金を払おうとしましたが、「娘が乗りたいと言っていたので大丈夫ですよ」と優しい言葉をかけていただきました。息子の行動に恥ずかしいやら申し訳ないやらで、もう二度と目を離さないと誓いました。 ◇ ◇ ◇ お子さんが無事でよかったです。ショピングセンターなど子どもにとって誘惑が多い場所ではなかなか難しいですが、手を繋いで歩く、ひとりで行動しないように約束するなどで迷子を防ぎたいですね。 イラスト/シュー子著者:足立香織
2024年04月24日保育園のお迎えの後、2人の娘と一緒にいつものスーパーに買い物へ行きました。まさかのズボンのチャックが……!?わが家の娘たちは抱っこ大好き、1人で2人抱っこして歩くことは日常茶飯事でした。買い物も終わり駐車場へ向かっていました。すると、上の娘がチラチラと私を見て「ママ?パンツ見えてる?」と言うのです。慌ててズボンを見ると、社会の窓が全開でした! 駐車場で子どもと手を繋いで荷物も持っていたので、どうしようもできず恥ずかしかったです。抱っこしたときに開いたのか、お迎え前に急いでトイレに行ったときから開いていたのか……。どちらにしてもとても恥ずかしい瞬間でした。 ◇ ◇ ◇ 急いで車まで行き子どもたちを車に乗せてから社会の窓をしっかりしめました。いつから開いていたのか考え冷や汗が出ました。しかし、考えても仕方ないので冷静になり、家まで帰りました。次に抱っこしたとき、下の子の足が私の足の付近にあり「きっとこれだ……」と思い、それからは気をつけるようになりました。 作画/まげよ著者:太田はるか30代、3歳と6歳の女の子を育てる母。事務職でフルタイム勤務。韓ドラに夢中です。
2024年04月22日息子が小学生のときの話です。夏休みに入ったので、夫と息子を連れて私の祖父母の家に泊まりに行きました。祖父母の家は、交通の便の悪い山の中。ようやく到着して、とりあえず泊まる部屋に向かったのですが……!? においの正体に悲鳴をあげた理由何やらエスニックなにおいがしてきたので、祖母がエスニック料理を用意してくれたのかと思った私。しかし、夕食に出てきたのは祖母の得意な和食でした。 部屋に帰ってきた私たち。夫と息子も「パクチーのようなにおいがするね」と言っていました。においのもとはわかりませんでしたが、なんだかさっきよりニオイが強くなったおうな気がしました。「なんか臭う……」そう言いつつ、とりあえず就寝の準備をすることに。 そして押し入れに入っていた布団を広げると……、そこには大量のカメムシが!! おびただしい数のカメムシに私はパニック。大騒ぎとなり、祖父母に報告すると、「そういえば今年は大量発生しているらしい」「お布団干しておけばよかったねぇ」とのこと。結局その日はリビングにタオルケットを敷いて寝ることに……。 それからというもの、祖父母の家や山の方に泊まりに行くときは、到着後すぐに一家総出で布団をチェックするようになりました。カメムシに限らず、他の虫が隠れていることもあるので、しっかりとパンパンとはらうようにもしています。 その1件以来、息子はパクチーが大っ嫌いになってしまいました。私は依然としてパクチーを使った料理が好きなのですが、食べるたびに大量のカメムシを思い出してしまいます……。 イラスト/はたこ著者:斉藤くるみ
2024年04月22日義親族一家と一緒に旅行に行ったときの話です。義母、義祖父母、義伯母、義兄一家の総勢13人での旅行でした。大人数なので移動もひと苦労。そしてホテルでエレベーターを使った際、心底ヒヤッとした出来事が起こったのです――。 エレベーターで起こった事件先日、義親族と一緒にテーマパークを目的とした旅行に行きました。わが家の5歳の長男と、義兄の息子である甥っ子は誕生日が1カ月違いで、親族が集まるといつも行動を共にする仲良しです。 ホテルに宿泊した際、みんなで大浴場に行こうとしたときのことです。大浴場の近くのエレベーターは定員が6人で、全員は乗れなかったので先発組と後発組に別れることに。 長男と甥っ子が先にエレベーターに入り、次に車いすに乗っている義祖母に先に乗ってもらおうと、エレベーターの外から義兄がボタンを押していたのですが、義祖母が私に「〇〇ちゃん(次男)のベビーカーが先でいいよ」と言ってくれました。私がお礼を言い、エレベーターに乗り込もうと歩いている最中に、なぜかゆっくりとエレベーターのドアは閉まってしまいました。 すぐ近くにいた義兄が手を入れようとしましたが、時すでに遅し。長男と甥っ子だけが乗ったエレベーターが動き出してしまったのです。甥っ子が1階のボタンを押してくれていたので、義兄と夫は階段を使って急いで1階へ。 私もすぐに隣のエレベーターで追いかけ、無事に長男と甥っ子に会うことができました。甥っ子はパニックになり泣き叫び、長男は耳をふさいで「泣き声がうるさすぎ」と、意外にも冷静にむすっとしていました。 今回は何ごともなくてよかったのですが、もしエレベーターが緊急停止したり、エレベーター内で何かあったりしたら……と、ヒヤッとした出来事でした。このことがあってからは、子どもをエレベーターに乗せるときは、必ず大人も同じタイミングで乗るようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:吉川 みきな監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月20日子どもが1歳のころ、電車の中で急に泣き出してしまいました。周りの視線が痛いと感じて次の駅で降りようかと考えていたとき、ある女性の言葉がきっかけで乗客が一斉にまさかの行動に!?周りの乗客が一斉に!?子どもが1歳のときの話です。電車に乗っていると、あともう少しで目的地に着くというタイミングで子どもが急に泣き叫び始めてしまいました。抱っこしても泣き止まず、同じ車両の方の視線がとても痛くて、次の駅で降りるかどうかと迷っていた私。するとすぐ隣にいた年配の女性が、「子どもは泣くものだから、それでいいのよ」と言ってくださって、それを聞いていた周りの方も一斉に「うん、うん」と頷くようなそぶりを見せて下さり、目的地まで降りずにすみました。 子どもが泣いて周りに迷惑をかけていると、とても肩身がせまくてやるせない気持ちになります。しかし今回、やさしく声をかけていただいて涙が出ました。周りの方も同調するそぶりを見せてくださって、本当にあのときは助けられたと感じています。 作画/しおん著者:井本桜子
2024年04月19日わが家の家族旅行の計画は毎回私が考えます。ふと「どうして当たり前のように私が担当なんだ」と思い、昨年の旅行計画は初めて夫にしてもらうことに。すると、予想外の事が起きてしまったのです……! 予想外だったのは…夫に旅行計画をお願いしたのは1年前。長女が10歳、次女が2歳のときでした。どの県に行くかは既に決まっていたので、残りの計画を夫にしてもらうことに。「計画立てたら教えてね」と夫に伝え、私は初めて旅行計画から解放されました。 しかし、1週間経っても夫から計画の話はなく、「そろそろ宿泊先予約したほうがいいんじゃないかな」と私はやきもきしていました。 そして翌日、私は我慢できずに「もう計画決まった?」と夫に聞くと、「大体決まったよ」と。「じゃあ早く言ってよー」と少し思いながら「どこに泊まるの?」と聞きました。すると……。 夫が「このホテルに素泊まりするんだけど、夕食はこの店がおいしそうだからここで食べて......」と言った時点で、私は固まってしまいました。長女はともかく、次女はまだ2歳なので移動が少ないほうがいいと思っていたのです。 ごはん、お風呂の流れをスムーズにしたいし、おそらく旅先ではお昼寝をしないのでいつ眠くなってもいいように、夕方以降は宿泊するホテルから出たくありません。 それなのにホテルに素泊まりとは......。しかも夕食のお店は海鮮のおいしいお店で、確実に夫の好み。魅力的ではありますが、2歳児が食べられる物はなさそうです。予想外の計画に、夫は子どもよりも自分優先で考えてしまうんだなと少しがっかりしました。 とは言え、せっかく考えてくれたのに無下にはできないので、夫が探してくれたホテルに1泊2食付に変更して泊まりました。なかなか良いホテルだったので結局は楽しい旅行になったので満足です。ひとまず、今年の旅行は私が計画しようと考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:石井ゆうき
2024年04月19日大きな公園で2歳の娘を遊ばせて帰ろうとしたとき、早く帰りたいのに娘はなかなかチャイルドシートに座ってくれず、私はイライラしてつい怒ってしまいます。しかも、無理やり座らせると号泣する始末。そこで、友人に相談してみると……? まさかの方法でイライラを解消!駐車場がたくさんある大きな公園へ、よく2歳の娘を連れて遊びに行くのですが、車に乗って帰宅しようとすると娘はいつもチャイルドシートになかなか座ってくれません。早く帰りたい私は、やさしく「早く帰らなきゃいけないから、座ってね〜」と声をかけますが、「イヤー!」と叫ぶだけ。イライラした私は「もう! 早く帰りたいって言っているでしょ!」と怒鳴り、娘を無理やり座らせると、娘はさらに嫌がり大号泣……。私も娘も疲労困ぱいです。イライラして娘を怒鳴ってしまう自分にも、ストレスを感じます……。そこで私は、ママ友に「娘がなかなかチャイルドシートに座ってくれなくて、いつも怒鳴ってしまうんだ。どうすればいいかな……」と電話で相談してみることに。すると「わかる~! 私は車の中に自分用の休憩グッズを置いておいて、チャイルドシートに座ってくれるまで待ってるよ〜」と共感し、アドバイスをしてくれました。 後日同じ公園へ行ったとき、私はママ友のアドバイスを実践。車内に好きな音楽をかけて、ゆっくり娘を見守ることに。すると、娘はしばらく車内で遊んだら気が済んだのか、自分からチャイルドシートに座ってくれたのです。早く帰ることはできませんが、娘を怒鳴りつけてしまうストレスからは解放されました。 私が怒鳴ることで、娘も意地になっていたのかもしれません。家事は多少遅れてもいいやと割り切ることにし、今後は早く帰りたいと焦らず、休憩する気持ちでイライラせずに対応しようと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:井上なお
2024年04月16日友人の子どもと一緒に食事に行ったときのお話です。このニオイは一体!?その日は、たまたま友人と休日が被り、私と子ども2人、友人と友人の子ども2人と食事に行くことになりました。子ども連れだったこともあり、座敷のある場所での食事になりました。久しぶりに会ったこともあり、他愛のない話で盛り上がっていたのですが、ふと何とも言えない、何かが腐ったようなツーンとする臭いが漂ってきました。最初は、風に乗って窓から臭いが入ってきたのかな? と思っていたのですが、周りの人がチラチラとこちらを見ている事から、どうやら私達が座っている場所から臭いが出ているようでした。 しかし、友人はさほど気にしていないようです。どうにか臭いの原因を探そうとしていたそのとき、友人の子どもが私の横を通りました。その直後、ツーンと凄まじい臭いが……! 何事かと、何の気なしに足元に目をやると、靴下がまっ茶色。どうやら、靴下を洗わず履かせていたようで、私も子どもたちも食事どころではありませんでした。 ◇ ◇ ◇ 私は、傷つけないよう言葉を選びながら、友人にその事を伝えました。すると、友人は普段から靴下を洗っていないようで、臭いになれていた事もあり気づいていなかったようです。さすがに、周りの人でも気づくような臭いに気づかないとは……。とても驚いたと共に、もし今度一緒に食事に行く際は、座敷は辞めておこうと思いました。 作画/さくら著者:陽葵ひなた30代、6歳と8歳の息子を育てる母。歯科医院でパート勤務。趣味はカラオケ。
2024年04月14日長男を出産する前に流産を経験。二度目の妊娠生活はかなり慎重になっていました。それを見た夫に、驚きの提案をされた出来事です。 また流産するのでは…と心配な日々長男を出産する前に流産を経験。そのことがあり、長男を妊娠してから仕事を辞めました。 そして、また流産するのではないかと心配する毎日。ほぼ家に引きこもっていました。 しばらくして、体がだるくて何もできない日が続いたときのこと。夫から「妊娠は病気じゃない!体を動かした方がいい!」と言われ……。 とてもショックで、夫は自分が経験していないからそんなことが言えるんだ!と思いました。 私の様子を見た夫は妊娠について調べ、後日謝ってくれたのですが……。「言葉は取り消せない。二度と忘れないから」とだけ言いました(笑)。ことがあってから、妊娠や出産の大変さ、体調の変化、手伝って欲しいことをきっちり伝えるようになりました。今は長男を含めて3人の子が産まれ、夫は子育ても家事も積極的にやっています。 ◇ ◇ ◇ 「妊娠は病気じゃない!」と言う前に、妻の体調や気持ちにもう少し寄り添ってほしかったですね。夫婦であっても相手の立場を考え、発言には気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:匿名希望
2024年04月13日1歳になり、初めて耳鼻科を訪れた息子。待ち時間には隣に座っていたおばあちゃんに遊んでもらい、泣かずに待つことができました。しかし、診察後に向かった薬局で、先ほどのおばあちゃんが息子にお金を渡してきて……? なんで急にお金を!?1歳の息子と初めての耳鼻科へ。受診予約していたものの、待合室は1時間は待つだろうと予測できる人の多さです。幸いにも隣に座ったおばあちゃんがいい人で、息子がぐずりそうになるたびに遊んでくれて、息子は待ち時間を楽しく過ごせました。 診察が終わり、耳鼻科で処方された薬をもらいに近くの薬局へ行くと、先ほど息子と遊んでくれたおばあちゃんの姿が! 息子がニコニコと駆け寄ると、おばあちゃんは待ち構えていたかのように懐に忍ばせていた何かを息子に握らせました。息子に近づいて確認すると、手の中には100円玉が2つ。慌てて返すも、おばあちゃんは「えぇから、もらって!」と譲りません。困った私は「子どもが口に入れてしまうので」と理由を添えて断ったのでした。 おばあちゃんの「何かしてあげたい」という気持ちはうれしいのですが、お金はもらえません。今回は「子どもが口に入れてしまう」と伝えたことで、おばあちゃんは納得してくれました。ただ断るだけでなく、ちゃんと理由を伝ることで穏便にすむケースもあると学んだ出来事です。 作画/yoichigo著者:木村メイ
2024年04月12日娘が0歳のころ、近所の仲良し親子とランチに行くことになりました。車移動だったのでお互いの車に乗って行くと思っていたところ、赤ちゃんは抱っこして乗り合わせて行くと言い出して……!? 「赤ちゃんを抱っこ」で乗車はNGでしょ育休中、私と同じくねんね期の赤ちゃんを持つ仲良しのママ友と、子ども連れでランチに行くことになりました。お店には各自の車で行くのだと思っていましたが、前日の夜に「どっちの車で行く?」とママ友からメッセージが届いてびっくり。「チャイルドシートは1個しかないから、各自の車で行こう」と返信すると「うちチャイルドシートいらないよ! 抱っこするから」と返信が……!私はえっ? と困惑し、「危なくない?」と返します。すると「いつも抱っこして乗せてるから大丈夫だよ〜。でもそっちは抱っこで車乗るの無理な人かぁ。わかった、各自の車で行こう」と返信が来たので、結局それぞれの車でランチに行きました。 改めてママ友に話を聞くと、過去に住んでいた地域では、近所のママ友たちと代表者の車にみんなで乗り、子どもは各ママが抱っこするのが当たり前だったことが判明。その場で「抱っこしたまま車に乗るのはダメだよ! チャイルドシートを使わなきゃ」とはっきり伝えました。ママ友はびっくりした様子でしたが、「そうだよね……軽く考えてたかも」と反省してくれたようです。 仲良しのママ友だったので意見をするには勇気がいりました。それでも、ダメなことはダメだとその場で伝えることが大切と実感した私。ママ友付き合いは大切ですが、子どもの命には代えられません。 ◇ ◇ ◇ 6歳未満の子どもには、道路交通法でチャイルドシートの着用が義務付けられています。座席の構造上の問題で設置できなかったり、座席数以上のチャイルドシートが必要で設置ができなかったりする場合は着用免除となることもありますが、子どもの安全のためには必須アイテム。法令で定めるやむを得ない理由があるとき以外は、必ず着用させてくださいね。 作画/yoichigo著者:大谷りほ
2024年04月11日