独身時代から音楽が大好きだった私は、外出時に欠かさずイヤホンで好きな曲を聴いていました。その習慣は出産してからも変わらず、子どもが寝ている間など、自分の時間ができるとイヤホンで音楽を楽しんでいたのですが……。片耳だけイヤホンをする訳出産してからは、自分の時間ができると、片耳だけワイヤレスイヤホンをつけるのが習慣になっています。 抱っこひもで電車に乗るときも、子どもが眠っている間だけは周囲の音や子どものわずかな物音に気が付くように配慮して、片耳だけ小さな音で音楽を聴くのが楽しみでした。 「ちょっと、それ」いつものように抱っこひもで電車に乗ろうとしたときのことです。電車を待っていると、たまたま子どもが寝てくれたので、私はいつものように片耳だけイヤホンをつけました。 そして、そのまま電車を待っていると、後ろから「ちょっと、それ」と年配の女性に声をかけられたのです。最初、女性が何を指摘しているのかわかりませんでした。 私が不思議そうにしていると、女性はさらに「子どもがいるのに、それ」と怪訝な顔で続けました。 子育て中にイヤホンは絶対NG?そこで私はやっと、イヤホンのことを指摘されていると気づいたのでした。私が呆気に取られて何も返せずにいると、女性はあきれた様子で立ち去っていきました。 本心はわかりませんがおそらく、「子どもと一緒なのにイヤホンで音楽を聴きながらホームを歩くなんて危ない」と伝えたかったのだと思います。 たしかにパッと見ただけでは片耳だけイヤホンをしているのはわかりづらく、危ないと勘違いさせてしまうのも仕方のない状況だったのかもしれません。 「子どもが寝ている間だけの楽しみなんです、ちゃんと外の音も子どもの声も聞こえているんです」。あのとき、女性にそう伝えられたらな、と今思い出してもとても悲しい気持ちがよみがえる出来事です。 イラスト/森田家著者:河原りさ
2024年01月09日2歳の息子を連れてスーパーに行ったときのこと。買い物を終えて車に戻り、さぁ家に帰ろう!と発進すると声が聞こえてきて……。 子どもを車に乗せて発進したところ…2歳の息子を連れて家の近くのスーパーへ行ったときのこと。買い物を終えて車に戻り、荷物を積み込んで家に帰ろう!と出発。 車を発進させたところ、「ちょっと!あんた、車のドア!ドアがあいてるよー」とおばあちゃんの声がするのです。後ろを見てびっくり!後部座席のスライドドアが全開になっており……心臓が止まりそうになりました。息子はというと、キョトンとした様子で座っていました。すぐに車をとめてドアを閉め、おばあちゃんにお礼を言いました。それからは車に乗るとき、しつこいくらいチェックするように。あのとき、声を出して教えてくれてありがとう。おばあちゃんに感謝です。 ◇ ◇ ◇ 子どもがぐずっていたり、焦っていたりするとついうっかりということがありますよね。とはいえ、それが事故につながることもあるので、余裕がないときこそヒヤリハットに気をつけたいですね。 作画/秋やま花著者:きなこもち
2024年01月08日高校の同級生だった友だちはとっても潔癖です。ある日、そんな友だちと、子連れで外食に行きました。友だちが子どもを常に消毒するのは当たり前で、それは理解できます。しかし、友だちの行動はそれだけではなかったのです――。 そこまでするんだ…友だちの娘は小学2年生。一緒に子ども連れで食事に行くと、友だちは自分の娘に持参した食事用をエプロンをつけさせました。友だちの娘も、エプロンをつけることを当たり前のように受け入れています。もうこぼしたりすることはないようですが、友だちは万が一服に着いたら嫌だから、家でもつけさせているとのことでした。 かたやうちの子は4歳。床にこぼしたりせずに食べられるようになったものの、服や、口の周りは汚れることがあります。けれども、お店に迷惑がかかるわけではないので、そのことは私はよしとしています。この日も口の周りに食べ物がついていました。食事中、ふと友だちの方に目を向けると……。 冷たい目で私の子どもを見ているではありませんか。友だちの、今にも「汚い……」と言いたげな表情に価値観の違いを感じてしまいました。 私は子どもが汚してしまった経験から、汚さないように自分で食べ方を工夫することも大切だと思っているので、友だちのやり方には「そこまでするんだ」と驚いたのが正直な気持ちです。また、冷たい目で見られて悲しくなってしまいました。育児にはいろいろな方法や考え方があるので、今回私も驚いたものの、私は自分と違う方法でも尊重できるようになりたいなと感じた出来事でした。 イラスト/はたこ 著者:なかたゆか
2023年12月29日上司がたまに子連れ出勤をします。会社には子連れ出勤に関してルールがないので、いろいろ困ったことが起きており……。 子連れ出勤はいいけれど…男性の上司が子連れ出勤をして、事務所に子どもを放置することがあります。子どもは5歳くらいですが、会社を遊び場だと思っており……。社内にある備品を壊す勢いで叩いたり、走り回ったりしています。 あるときはパソコンを叩き、データが消えてしまったこともありました。また、スマホなど仕事で使うものを隠すことも……。 子どもなのである程度は騒いでも仕方ないと思っているのですが、限度が超えていると感じることもしばしば。ケガをしても困るので、誰か1人がその子の相手をすることになってしまいます。子連れ出勤はいいのですが、任せっぱなしにしないでほしいなと思います。 ◇ ◇ ◇ 子どもにじっとしていなさいと言うのは難しいですし、かといって仕事の手がとまってしまうのも困りますよね。社内に保育士さんなど専門の人がいない場合は、話し合ってルールを決めていきたいですね。 作画/さくら著者:池山ゆう
2023年12月26日どうしても買いたい物があったため、大型スーパーに出かけた私と3歳の次男。手をつないで歩いていたのですが、突然次男が手を離して走っていってしまいました。そして、とんでもない事件が起こってしまったのです……! 大型スーパーの玄関にて駐車場に着くと、傘をさしながらスーパーの玄関へ。次男とはこのとき手をつないでいましたが、傘を折りたたむために手を離した瞬間、次男が中に向かって走り出してしまったのです! 玄関付近はところどころ雨で濡れていたため、次男が滑って転んでしまわないかと焦った私は、急いで次男を追いかけました。すると……。 気持ちが焦っていたためか、次男に手が触れたと思ったと同時に、私のほうがドッスーン!と尻もちをついてズッコケてしまったのです。 何とズボンはズッコケた際に、私はおしりを強打。あまりの痛さに泣きそうになりながらも次男にけががないことを確認しました。幸い次男にけがはなく、一安心。呆然としながらも「ママ、大丈夫?」と、とても心配そうに私のほうを見る次男。 次男は私のおしりをやさしくさすってくれました。「あぶないから走らないで歩こうね」と私が言うと、「ママも走らないで歩こうね」と言われてしまいました。しかも、私は白のズボンをはいていたため、雨と泥でおしりの部分が茶色く汚れてしまい残念なことに……。 大の大人がいきなりズッコケたので、その場にいたお客さんたちもびっくりしたと思います。あの出来事以降、雨で濡れた床は特に注意しながら、ゆっくりと歩くようになりました。 イラスト/きりぷち 著者:鬼頭いちか
2023年12月26日皆さんは、子連れで外出したときに戸惑った経験はありますか?今回は、店員から理不尽な扱いをされたエピソードと読者の感想を紹介します。イラスト:cherumy誕生日ディナーへ家族で、主人公の誕生日ディナーに出かけたときのことです。幼い子どもを連れて、少し高めのイタリアンレストランへ行きました。事前に予約の電話をしたときに、子連れであることを伝えていた主人公。しかし…。席につくと…出典:Grapps当日、席に通されると、子ども用の椅子が用意されていませんでした。そして、目の前の違う席に子ども用の椅子が用意されていたのです。主人公が、再度子どもがいることを伝えると…。店員は、子ども用の椅子は1つしかないと言い「本日は別の予約で使うのでお貸しできません」と理不尽に断られてしまいました。「予約のときにそのことを教えてくれたらよかったのに…」と納得のいかない主人公。大人用の椅子で無理して食べる子どもがかわいそうで、最悪の誕生日ディナーとなってしまったのでした。読者の感想予約したときに、子ども用の椅子が1つしかないことを教えてくれたらよかったと思います。せっかくの誕生日ディナーが台無しになり、残念でしたね…。(30代/女性)自分たちには椅子を用意してもらえず、別の席に用意されていたら納得できないと思います。せめて席に案内する前に、説明をしておくべきだと思いました。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年12月23日先日3歳の娘が公園のすべり台で遊んでいたら、娘の前をすべっていた子どもが姿勢を崩して泣いてしまいました。その子の親が近くにいなかったので心配していたら、母親らしき人が駆け寄ってきて――!? 公園で娘とすべり台で遊んでいたら…3歳の長女と1歳になったばかりの次女と公園で遊んでいたときの話です。私は次女を抱っこして長女がすべり台で遊んでいるのを下から見ていました。そのすべり台はローラーすべり台。長さもあってスリルがあります。 長女の前に3歳くらいの男の子がすべって来たのですが、勢いが良くすべり台の上で1回転して泣いてしまいました。すべり台の終点地点に座ったままずっと泣いていたのですが、周りにはその子の親らしき姿も無く、私しか大人がいなかったので心配に……。 長女も次にすべって来たのですが、その子は終点地点でずっと泣いたまま。降りられないので長女が後に詰まってしまい、「大丈夫?」と長女が声をかけたのですが、その子はずっとその場で泣いたままでした。 遠くにいたその子の親しばらくして男の子の泣き声に気づいたらしく、母親が走ってきました。その子に「どうしたの? 後ろの子にぶつけられた?」と言ってその子を抱きかかえて行ってしまいました。 その母親が戻って行った所にはママ友のグループとその子と同じくらいの子どもが遊んでいたので、ママ友と話し込んでいて子どもがいなくなったことに気づいていなかったのでしょう。 母親が見ていなかったために後からすべってきた長女が泣かせたように思われて私はモヤっとしました。そのときに何も言わずあ然と黙ってしまった自分が悔しいです。 いつもの慣れた公園でも子どもはどんな遊びをするかわからないし、公園を抜け出して1人でどこかに行ってしまうかもしれません。まだ3歳くらいの子どもを1人で遊ばせることは危険だと思います。また1人で遊んでいる小さい子どもを見かけることがあったら、大きなトラブルになる前に親のもとに連れていこうと思います。 イラスト/まげよ 著者:堀川京香
2023年12月22日長女が0歳の時、ショッピングモールにある子ども広場へ。0歳児専用の場所で遊ばせていたところ、ほかの親子がやってきて……。 娘を連れて子育て広場へ行くと…長女が0歳のとき、ショッピングモールにある子ども広場へ。0〜24カ月の乳児専用エリアで遊ばせていました。しばらくして、4〜5歳の子どもが3人ほど乳児専用エリアにきて暴れだしたのです。 子どもたちの親はすぐ近くにいましたが、「赤ちゃんいるから危ないよ」と一言だけ。場所を移動することもなく遊び続けるので、娘が心配になって遊ばせるのをやめました。 親の方は子どもが乳児専用エリアにいることをわかっていると思うのですが、なぜ正しい場所で遊ぶように注意しないのかなと思いました。 ◇ ◇ ◇ 誰かがケガしてからでは遅いですし、本来であれば親が注意してほしいですが……。ほかの子を注意するのは勇気が入りますよね。公共の場ではみんなが安心して遊べるよう、ルールは守りたいですね。 作画/しおん著者:はちまん ゆう
2023年12月21日私の娘はにおいにかなり敏感です。それゆえにトラブルになることもあり……。ある日、近所のおじさんに向かって「くさい!」と言ってしまったのです。私は真っ青になりました……。 娘の敏感すぎる嗅覚娘は保育園のころからにおいにとても敏感でした。名前の書いていない落とし物も、娘がにおいを嗅げば誰のものかすぐにわかります。 少し前に廊下を通ったのが誰か、姿を見なくてもにおいでわかることもあったそうです。保育園の先生方も驚くほどでした。 そんな娘は、小さいころは何かにおいを嗅ぎつけては「くさい!」と言ってしまうことが多々ありました。誰かが食べている物だったり、すれ違う人のにおいだったり、原因はいろいろです。 娘と違ってにおいに疎い私は、何に対して言っているかわからないこともしばしば。外出時は娘が「くさい」と言うことで誰かを不快にさせないか、ひやひやしていました。 そして事件は起こったのです……。 ついに恐れていた事件が!そんな娘がある日、近所のおじさんに「くさい!」と言ってしまいました。普段からよくタバコを吸う方で、そのときは喫煙中ではなかったものの、においを感じとったのでしょう。しかも運悪く、ちょうど保育園で受動喫煙についても教育を受けたばかり。娘は「タバコは体によくないよ!」とおじさんを注意し始めました。 相手はいつもあいさつしてくださるとてもやさしい方。私は全身の血の気が引く思いでした。「すみません」と平謝りする私に、その方は「そうだね、おじさんが悪いね。教えてくれてありがとう」と言ってくださいました。やさしい方だからこそ、心苦しい……。あのときのことは今も忘れられません。 その後大きくなるにつれて娘も空気を読めるようになり、すぐに「くさい!」と口にすることはなくなりました。あのときやさしく対応してくださったおじさんには、本当に感謝しています。 イラスト/きりぷち 著者:やまね ゆき
2023年12月21日その日は私の仕事がどうしても休めない中、保育園が休園だったので義母が3歳の娘を預かってくれることに。義母の車にはチャイルドシートがついていません。そのため、仕事へ行く前に「どこかへお出かけするのであれば私のチャイルドシートを付け替えましょうか?」と私が聞くと、「一日お家で過ごすつもりだから大丈夫」と義母は答えました。しかし……。義母の衝撃的な行動仕事を早めに切り上げて家に戻ってくると、駐車場に止まっている車の中に義母の姿が。「どこかへ出かけるのですが?」と尋ねると今からショッピングモールへ行くとのこと。後部座席を確認すると、なんとチャイルドシートに乗せられていない状態の娘の姿があったのです……! 急いで私の車からチャイルドシートを付け替えて出発してもらいました。 出かける前に気が付いて本当に良かったと思います。昔はチャイルドシートの装着が必須ではなかったようですが、現在は産後の退院時からチャイルドシートに乗せることが義務化されています。そのことを義母は理解していなかったよう。子育ての常識はその時代によって移り変わってきているため、必ずチャイルドシートを着用するように伝えました。義母も理解してくれて、今は必ずチャイルドシートを使用してくれています。 ※チャイルドシートは交通事故の被害から幼児を守ります。幼児を自動車に乗せて運転する時は必ずチャイルドシートを使用しましょう。道路交通法により2000年4月1日から6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化されています。 作画/いずのすずみ著者:佐藤りかこ
2023年12月19日夫は仕事ではよく気がきいて、職場でも頼りにされている存在です。しかし家庭内のこととなると一転、「なんでこんなことに気づかないの?」と不思議に思うくらい抜けていることだらけ。さすがに夕飯の買い出しぐらいできると思ったのですが……。 帰宅が遅くなった日5歳と2歳の子どもたちと私の3人でおでかけしたときのことです。遠くまでおでかけして思い切り遊び、帰宅が遅くなりました。しかも帰り道は渋滞していることがわかり、帰宅予定時刻をかなりオーバーしそうでした。 帰ってから夕飯の準備をしようとしていた私は、家にいる夫に夕飯の準備を頼むことに。といっても夫はほとんど料理をしないので、スーパーで夕飯の買い出しを頼んだのです。 帰宅してまさかの光景にびっくりやっとの思いで家に着き、子どもたちはおなかがペコペコ。夫に「子どもたちおなかすいてるから先に食べさせちゃおう」と、買ってきた食事をテーブルに並べてもらいました。夫は食事の準備、私は片付けをして、夫に「準備できたよー」と言われて見てみると……。 そこに並んでいたのは、たこわさ、イカの塩辛、辛い麻婆豆腐、担々麺、野菜スティック、お刺身と、子どもたちの食べられない物だらけ。思わず「えっ?!」と声が出ました。「これ、子どもたちは何を食べるの?」と聞くと夫は、「えっ? あ、そうかぁ……」と腑に落ちていないような顔。そのまま何もしない夫にイラっとし、「もういいよ!」とすぐにラーメンを作って、子どもたちに出しました。 子どもたちは「おいしい」とモリモリ食べてくれましたが、夫の自分のことしか考えていない行動にため息が出ました。自分のイライラを少なくするためにも、次からは面倒でも細かく買う物の指示をしようと固く思った出来事です。 イラスト/海乃けだま 著者:山口花
2023年12月18日ある日曜日の朝、当時3歳の長男と1歳の次男を連れて駅に向かうため、私はバス停を目指して歩いていました。次男をベビーカーに乗せていたので、混雑する時間帯を避けてバスに乗るつもりだったのです。バス停に着くと、1人のギャル風の女性が大きな声で電話で話していたのですが、なぜかにらまれてしまい、私はビクビクしていました……。 電話は切ってくれたけど、にらまれている?その若い女性は派手なメイクと服装で、今どきのギャルという印象。そんな女性が大きな声で電話していたので、私は「ちょっと怖いな……」と思ってしまいました。私たちがバス停に近付いてくるのに気がつくと、女性は「あー、電話切るわ。またね」と電話を切りました。大声での通話がなくなったことにホッとした私。 しかし電話を切った後、女性はじっとこちらを見ているようで、強い視線を感じたのです。「もしかしてにらまれている? うちの子どもの声がうるさくて電話を切らなければいけなくなったと怒っているのかも?」と思い、私はビクビクしながらバスを待っていました。 声をかけてきた…!5分ほど待つとバスが見えてきました。すると女性が私に、「ねぇ」と声をかけてきました。そして、「ベビーカーをバスに乗せるの、手伝いましょうか?」と尋ねてきたのです。私は驚きましたが、その申し出はとてもありがたかったので、女性に「ありがとうございます。お願いします」と言いました。 女性は快く手伝ってくれて、「お子さん2人連れてて、大変そうだなって思ってたんですよね」と笑顔を見せました。女性が私たちをじっと見ていたのは、にらんでいたのではなく、大変そうだから手伝おうか、と考えていたからだったのです。女性はバスを降りるときも子どもたちにやさしい笑顔で手を振ってくれたので、子どもたちもニコニコしていました。 見た目だけで勝手に判断して「怖そう」「怒っているのかも」と思ってしまった私は、深く反省。そしてこの出来事から、人を見た目で判断しないよう心掛けるようになりました。また、女性が私に手伝いを申し出てくれたように、私も困っている人がいたら積極的に声を掛けられるようになりたいと思っています。 イラスト/ぽん子 著者:香川えりか
2023年12月18日夫が飲み会に行ってしまった日の夜。夕食を食べるために、6歳と2歳の子どもを連れてショッピングモールのフードコートへ行きました。食事中、隣に高校生くらいの若くて少し怖そうな男の子たちが6人ほど座ったので、子どもたちが騒がないかとひやひや……。なるべく早く帰ろうと思った矢先に、事件が起こったのです……。食事を終えると…無事に食事を終え、食器を返却口に持って行くために私は少し席を離れました。そのときに下の子がテーブルの上にあった醤油をひっくり返してしまったのです。パニックになった下の子が泣き出したため、私は慌てて席に戻りました。 すると、横に座った男の子たちがみんなそれぞれ子どもをあやしたり、テーブルを拭いたりしてくれたのです。見た目だけで怖そうだと思っていたのが本当に申し訳なくなるくらいとてもやさしくて思いやりのある男の子たちでした。彼らにお礼を伝えると、帰るときには子どもたちに笑顔で手を振ってくれました。彼らのやさしさに心が温かくなった出来事でした。 作画/いずのすずみ著者:さとう はな
2023年12月17日第一子の長男が3歳、第二子の長女が1歳のとき。私1人で子どもを2人連れ、電車に乗って出かけました。長女を抱っこひもに入れて、長男とは手を繋いで電車に乗ろうとしたのですが……。 子どもと電車を待っていたら…第一子の長男が3歳、第二子の長女が1歳のとき。私ひとりで子ども2人を連れ、お出かけしようと電車を待っていました。 長女を抱っこひもに入れ、長男とは手を繋いでホームから電車に乗ろうとしたとき!電車とホームの間に、長男の体がスポッと落ちてしまいました。 幸いにも手を繋いでいたので下まで落ちることはなく、周りの人みんなに引き上げてもらい事なきを得ました。ですが、長男は大泣き、私は冷や汗でびっしょり。まさかの事で助けてくれた方々にお礼がきちんとできなかったのが心残りです。あんなに狭い空間に子どもの体がすっぽり入ってしまうなんて……、本当に驚きました。子どもが小さいうちは油断せず、しっかり手を繋ぐことが大切。これ以降、子どもと電車に乗るときは繋ぐ手に力が入ります。 ◇ ◇ ◇ もし手を繋いでいなかったら……と考えると本当に怖いですよね。外出先では思わぬことが起こりがち。手を繋ぐのが難しい場合は子ども用ハーネスをつけるなどして、子どもの安全を守りたいですね。 作画/しおん著者:こじままるこ
2023年12月16日1人目の育休中の出来事です。保育士として働いていたので、育休中も子どもと楽しく過ごせるだろうと思っていました。しかし、子育てと保育はまったく違い、初めてのことに戸惑う日々。それに加えて、夫は帰りが遅く、休みも不定期のためほぼワンオペ状態。1日誰とも話さないなんて日も多くありました。ある日、息抜きのため、子どもを連れてスーパーへ行ったのですが……。おばさまからかけられた、まさかの言葉その日も慣れない育児で疲労困憊だったのですが、息抜きのため子どもを連れてスーパーへ行きました。買い物を始めて少しすると、眠くなったのか子どもが泣き始め、なんとか泣き止ませようと必死になる私。すると、私たちを見ていたあるおばさまが駆け寄ってきて、「まだ小さいから大変ね。でもお母さん頑張ってるわね」と言葉をかけてくれたのです。孤独な育児の中、スッと心が救われた瞬間でした。この言葉は、今でも忘れられません。 母親だから育児をして当たり前だと思っていましたが、たまには自分も労ってあげようと思った出来事でした。職場復帰をしたときにはもっとママの話に耳を傾けて、子どもだけでなくお母さんの力になりたいです。 作画/まげよ著者:小林 MI
2023年12月16日5歳と2歳の子どもを連れてお出かけする予定があった日のことです。朝からバタバタとしていたのですが、この日まさかの出来事が起こってしまったのです……。私の顔…出発時間は決まっているのに朝から子どもたちは準備もろくにせず、ダラダラと遊んでばかり。先に朝ごはんを済ませた私は、子どもたちがごはんを食べている間に化粧をしていました。 その後も子どもたちの身支度に追われ、バタバタと出発。目的地に着いてしばらくして、私はお手洗いに行きました。ふと鏡を見ると、なんと片方の目だけ化粧をしていたのです……! なんともちぐはぐな顔。メイク用品を持っていなかったので、コンビニへすぐに買いに行ってもう片方の目も化粧をしました。家を出発してから何人が気付いたのだろうかと思うと、とても恥ずかしくなりました。 どんなに急いでいても、玄関に鏡を置いて出かける前に身だしなみをチェックすることは大事だと痛感。また、小さい子どもがいるため普段からもっと時間に余裕を持って行動しなければいけないと学んだ出来事でした。 作画/まげよ著者:佐藤花
2023年12月14日一番上の子のお宮参りの日。私たち夫婦は大切な日を家族みんなで過ごしたいと思い、私の両親と夫の両親を招待しました。そして、みんなで神社へ向かったところ……。 両家の親を呼んだお宮参りで…子どものお宮参りの日、家族みんなで神社へ。初孫ということもあり、私の両親と夫の両親を招待しました。 神社に到着すると、義父は初孫に夢中でずっと抱っこをしていました。私たちが神前で祈っている間も、義父は微笑みながら赤ちゃんをあやしています。 しかし、私の心の中には小さなモヤモヤが広がっていくのを感じ……。 私自身も赤ちゃんを抱きたかったし、私の両親も同じように感じていたと思います。もちろん、義父が孫をかわいがってくれることはうれしく、感謝していたのですが……。声をかけずらく、どうすればよかったのかなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 相手との距離感にもよりますが、おめでたい雰囲気を壊したくない気持ちもあると声をかけづらいですよね。正直に「うちの両親に抱っこを替わってもらえますか」と言って怒る人は少ないと思うのですが、悩ましいですね。 作画/さくら著者:中田桃子
2023年12月10日義実家に帰省をしたときのことです。義両親は遠方に住んでいるので、飛行機での移動となります。荷物を少なくするために、出発の数日前に子どもと夫、自分の服を先に義実家へ送りました。そして、帰省の当日。荷物も少なく、ウキウキで義実家へ向かったのですが……。いざ、義実家へ着くと…まだ子どもが7カ月だったので移動中に何があるかわからないからと、着替えの服一式と多めのおむつ、お尻ふきを持っていざ空港へ! 無事に義実家について安堵した瞬間、自分のメイク道具とヘアアイロン、コンタクトを忘れたことに気付きました。出発の朝、メイクとヘアセットをしたときに、メイク道具とヘアアイロンをそのまま置いてきてしまったのです。 天然パーマで髪の毛が広がりやすく、ヘアアイロンが必需品の私。とても焦りました。とりあえずメイク道具は義実家の近くの100円ショップとコンビニで購入。また、髪の毛は広がらないように結んでメガネをかけて過ごすことに。子どもが生まれてから初めての帰省なのに、普段使っている必要なものを忘れて、かなりテンションが下がってしまいました。 それ以降、義実家への帰省で忘れ物をすることがないよう、送る荷物だけでなく、当日にバッグへ入れる持ち物リストも作成するようにしています。 作画/いずのすずみ著者:フクココ
2023年12月04日友人は出産してから、おもちゃや絵本を手作りするなど丁寧な子育てを実践。子どもは自由にのびのび育てたいという方針に私も共感していました。あるとき、私が働く雑貨店に来店。買い物をしていたのですが……、あまりの光景に驚きました。 尊敬する友人が勤務先に遊びにきて…職場で出会って仲良くなった友人が出産。彼女は保育士として働いていた経験があり、子どもといろんなことに挑戦したり、ユニークな知育玩具を作ったり。良いママだなと尊敬していました。 そして、「子どもにはのびのびと自由に育ってほしい」と言い、保育園や幼稚園を何カ所も見学。私も彼女の意見に賛同し、応援していました。 しばらくして私が雑貨店で働き始めたとき、友人が3歳になる子どもを連れて遊びに来てくれました。しかし、友人に呼び止められて目にした光景はあまりにも自由過ぎて……。 子どもがお店の通路の真ん中にお会計前の本をばら撒き、地べたに座り込んで一冊ずつ読んでいたのです。友人は子どもを注意することなく、その様子をうれしそうに眺めていたことにもびっくり。 私から軽く注意をしましたが、本は購入せず……。自由な心を育てるのは大事だと思いますが、礼儀作法を身につける事も大切なのではと感じてしまいました。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもにマナーやルールを教えるのは大変ですが、知らないでいるとお店や人に迷惑をかけることもあり……。年齢や発達の様子をみながら子どもにもわかるように、やってはいけないことを教えていきたいですね 作画/森田家著者:山本紀香
2023年12月02日夏に私と友人とそれぞれの子どもを乗せてベビーカー2台でランチに行きました。推し活のため、渋谷にある推し活が運営しているレストランに行くことばかり考えて、細かいリサーチを忘れていた私と友人。お店は地下1階でスロープなし!どうやって降りようか悩み立ち往生してしまいました。すると、見知らぬ人に声をかけられたのです……。 見知らぬ男性が…意気揚々とレストランに着くと、お店が地下一階にあるではありませんか……! あたりを見渡してもエレベーターやスロープもなく、さらには階段が狭いのでベビーカーを横向きに持って降りることもできません。2人で協力して1台ずつ交代で降りようか、抱っこ紐で抱っこしてから荷物とベビーカーを抱えて降りようかと相談していると、後ろに列が。そしてビジネススーツを着た男性に声をかけれられたのです……。 男性は「なにかお手伝いしましょうか?」と言ってくれました。お言葉に甘えて友人の手伝いをお願いをしていると、今度は後ろから外国人の女性が私の肩を叩き「手伝いますよ」と、ジェスチャーしてくれました。そんなやさしいお2人のおかげで地下のレストランへ無事入ることができた私たち。 快くお手伝いをしてくださったお2人は、子どもにも笑顔で手を振ってくれて、リサーチ不足を反省するとともに、とても温かい気持ちに。私も見知らぬ人でも困っている人がいたら積極的に声をかけようと思った出来事でした。 イラスト/はたこ著者:山村なこ
2023年11月29日3歳の子どもと2人でショッピングモールに出かけた時のことです。子どもをキャラクターカートに乗せて買い物をし、お会計をしていました。会計が終わると、子どもの安全ベルトをしっかり締めていたのにカートに子どもの姿がありません……。私はいろいろなことが頭によぎり、背筋がゾッとするのを感じました‥…。 消えたわが子どうやらカートの安全ベルトは自力で外したようでした。慌ててすぐに子どもを追いかけましたが、商品棚が死角となってあっという間に見失ってしまいました……。「ちょっと目を離した隙に子どもが連れ去られた」という悲しい事件も耳にしたばかりだったので、血の気がサーッと引き、冷や汗が止まりませんでした。必死になって探しても全く見つからず、迷子のアナウンスもかけてもらい、探し続けること15分……。 すると、スタッフの方に保護されているわが子を発見!! そんな親の気も知らず、子どもはおしゃべりを楽しんでいたようですが、探している間は生きた心地がしませんでした……。大丈夫だと思っていることでも、危険がいっぱいなんだなと子どもを守るために気を抜いてはいけないと改めて実感させられる出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:佐藤はるか
2023年11月27日子どもがまだ0歳のとき、夫と子どもと3人で1泊の温泉旅行に行くことになりました。子どもとの旅行も数回経験済みなので、慣れたものだと思いながら荷造りをしてむかったのですが……。荷物を確認すると…おむつや着替え、赤ちゃん用の日焼け止めや帽子、ベビーシャンプーもボトルごと持って車で旅館へ向かいました。 久しぶりに流れるゆったりとした時間にウキウキワクワクしていたのもつかの間……。自分の下着や着替えを持ってくることをすっかり忘れてしまったことに気が付いたのです! 幸い、館内着があったため旅館の中では着替えることができたものの、次の日は下着も服も前日と同じ物を着用する羽目に。 それ以降、旅行の準備で忘れ物をすることがないように、子どもの分と、自分の分の持ち物リストをそれぞれ作成してから準備をするようにしています。 作画/ぽよ母監修/助産師 松田玲子著者:佐藤麻衣30代、1児の母。医療機関に勤務しているが現在育休中。育児や仕事での経験をもとに記事執筆をおこなう。
2023年11月27日子どもたちと家族で週末に大型商業施設へ行き、施設内の上の階に向かうエスカレーターに乗ったときのことです。ふと上を見ると、降り口あたりにやっと歩けるようになったようなよちよち歩きの1歳くらいの子どもの姿が……!?とっさに駆け上がって抱っこしたところ……!? 目が合った子どもの母親らしき人が…状況が分からないものの気になったので、目をこらしながらエスカレーターを登って行くと、今にも転びそうによちよちと歩く子どもが……!「転がり落ちてきそう!!」という恐怖をおぼえ、思わず駆け上がり急いで子どもを抱っこ! 辺りを見回しても親らしき人は見当たらず、エスカレーター付近の洋服屋さんにいる、夫婦と目が合ったと思ったその瞬間! 女性がこちらを睨みながら先ほど救出した子の名前を呼び、抱っこしていたその子を取り返すように抱っこしてきて……「何なんですか?!」と私に言い放ったのです。女性は子どもの母親だったので状況を説明しましたが、「目を離した隙に歩いて行ったんだろう」と言うだけで、お礼もなく去っていきました。その態度には同じ親として信じられない気持ちになりましたが、何もなくてよかった、と思い直しその場を後にしました。小さい子どもにとってはたくさんの危険があると再確認させられるヒヤリとした出来事でした。 作画/きりぷち著者:すずきはまこ
2023年11月25日実家に帰省する途中に、夫と2歳の子どもと3人でご飯を食べに立ち寄った定食屋さん。子どもは自分一人ではうまく食べられないので大人の手助けが必要です。いつもは外食と言っても結局バタバタになるのですが……!? 店員さんの神対応夫と子どもと3人で遠方にある私の実家に帰省する途中、ご飯を食べに立ち寄った定食屋さんでの出来事です。子どもが小さく、まだ一人ではうまくご飯を食べれないので、夫は定食を頼んで、私は子どもと一緒に食べられるようにミニうどん付きの定食を頼むことに。注文をお願いすると店員さんが、「お子さんにご飯食べさせるなら、お父さんとお母さんのご飯は時間差で持ってきましょうか?」と気遣ってくれたのです……! そのおかげで、夫の食事中に私が子どもにご飯を食べさせ、私の食事中は夫が子どもを見ることができ、夫婦2人とも出来立てのご飯を食べることができました。それから、時間のある時には家でも交代でご飯を食べるように夫が提案してくれて、落ち着いて食事を味わう機会も増えました。子どもにご飯を食べさせながらだと、どうしても大人の食事は後回しになってしまいがち……。店員さんのちょっとした気配りに感動しつつ、夫婦円満の秘訣さえも学んだ出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:yuuki emi
2023年11月24日私は、4歳の長女と2歳の長男を育てているシングルマザーです。ある日電車で出かけた帰りに、子どもたちが車内で寝てしまいました。ベビーカーを持って行かなかった私は、子ども2人と荷物を持ってどうやって電車を降りようかあたふたしていたのですが……。 ベビーカーなしで電車移動の理由私と子どもたちの移動は主に、電動自転車を使用しており、遠方へ行くときは電車です。この日も、電車で40分ほどの場所にある水遊び場へ遊びに行くことにしました。 まだお昼寝が必要な2人の子どもたち……。ベビーカーがあれば、長男を抱っこして長女をベビーカーで寝かせていれば問題ありません。しかし、電動自転車のカゴに大きなベビーカーを乗せることはできず、私は一か八かベビーカーを持たずに子どもたちと電車で出かけてしまったのです。 2人とも寝てしまった!目的地に到着し、子どもたちはとても楽しそうに水遊びをしていました。そして午後3時ごろ、そろそろ帰宅しようと駅へ向かっていたときに長男が抱っこで寝てしまいました。駅に着き、電車に乗ると今度は長女が座席で寝てしまい……。 降りる駅に着いても、長女は起きずどうしようかとあたふたしていたそのとき、「お子さん抱っこしましょうか?」と高校生の息子さんとそのお母様が話しかけてくれました。するとお母様が、座席で寝ている長女を抱っこして一緒に改札まで運んでくれたのです。涼しい場所まで運んでくださり、「ここで大丈夫?」「お母さん大変だね」など最後まで気にかけてくれました。 長女が近ごろ、昼寝をしなかったり夕方ごろまで起きていることがあったので油断してしまいました。助けてくれたお母様と息子さんには、とても感謝しています。この日のことがあってから、電動自転車のカゴに積められるコンパクトに畳めるベビーカーを探して購入しました。現在は、電動自転車のカゴにベビーカーと荷物を乗せて、公共交通機関を利用して楽しく外出することができています。 ※ベビーカーを自転車のカゴに乗せる際は、飛び出さないよう自転車用のネットなどでしっかり取りつけたうえで、ゆっくり走るようにしましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:本田りか
2023年11月23日娘が生後6カ月を過ぎたころ。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。ある日、娘と義姉宅へ遊びに行ったのですが、そこでも大声で泣き始め……。咄嗟の行動に義姉と義姉の夫をびっくりさせてしまいました。 娘と義姉宅へ。大声で泣き出してしまい…娘が生後6カ月くらいのとき。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。当時の私は、「泣かせること=かわいそう=悪」のように思っており、娘が大声で泣くたびに「早く母乳をあげで泣き止ませなくちゃ」と必死でした。 あるとき、娘と一緒に義姉の家へ。楽しい時間を過ごしていた矢先、娘がいつものように大声で泣き叫び始めました。「ご近所さんにも迷惑になってしまう……!」と焦った私は、その場でシャツのボタンをはずし、肩は丸出しで授乳を始めてしまったのです。 義姉夫婦の目の前で……いくらなんでも突然脱ぎだすなんて、思い出すだけで顔から火が出そうです。周りが見えていない私に代わり、義姉がそっとブランケットを私の肩にかけ、義姉の夫は自然と席を外してくれていました。2人の優しさに感謝です。 それからは授乳ケープを持ち歩き、授乳する場所を考えるなど最低限の配慮をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんは泣くことで気持ちを表現していると言いますが、思わぬ場所で大声で泣き始めると赤ちゃんの気持ちを察することよりも「早く泣きやませなきゃ!」に意識が集中しますよね。急いで授乳する気持ちもわかります。ママたちが大らかな気持ちで子育てできるよう、赤ちゃんの泣き声に寛容な世の中にしていきたいですね。 作画/さくら著者:さとうまみ2児の母。栄養士の仕事に励むかたわら、在宅にて記事執筆にも挑戦中。
2023年11月21日子どもが3歳になったばかりのころ。義父と義母、私と息子の4人でファミリーレストランに行きました。そこで縁日のようなイベントが開かれており、義父と子どもで参加したときの出来事です。 義父と息子でイベントへ向かうも…子どもが3歳になったころ、義父と義母、私と息子で近くのファミリーレストランへ。レストランでは子ども向けの縁日のようなイベントが開催されていました。 食事を終えて、食後のコーヒーを楽しもうとしたときのこと。息子がイベントに参加したいと言い出し、義父が連れて行ってくれることに。2〜3分するとで義父だけが戻ってきて、コーヒーを飲みだしました。すぐに「息子は?」と聞くと「あぁ、泣いて大暴れだったからお任せして帰ってきたよ」と言うのです。 急いでイベントスペースへ行くと、イヤイヤと騒ぐ息子をなだめようと必死なスタッフさんがいました。置き去りにした義父への怒りと、スタッフさんへの申し訳なさとで頭がごちゃごちゃに。 義父にとって泣き喚く子どもの対応はできなかったとしても、置き去りにして落ち着いてコーヒーを口にする神経が理解できず……。これ以降は義父と息子をふたりにしないよう気をつけています。 ◇ ◇ ◇ 今回はレストランという限られたスペースだったので良かったですが、広い場所だと迷子になる可能性もあり、目を離すのは怖いですね。「泣き喚いているから行ってきて」などと義父が話してくれたら、また違ったかと思いますが……。大勢で子どもを見ているときは、“ほうれんそう(報告・連絡・相談)”を大切にしたいですね。 作画/森田家著者:山田あかね男の子を育てるママ。週2で販売の仕事をしながら在宅で記事執筆をおこなう。
2023年11月18日小3の長男、年長の次男、2歳の長女の3人を連れてショッピングモールに出かけていたある日。通路で泣いている3歳くらいの子どもを見つけました。迷子のようだったのでインフォメーションセンターに連れていくと、やって来たのは長男の同級生のママさんでした。いいことをしたはずなのに、ママさんに言われた言葉に私はモヤモヤした気持ちになってしまいました……。 迷子のママさんは…「ママいなくなっちゃった」と泣いている子どもと手をつなぎ、もう片手で長女を抱っこしていた私。長男と次男にも目を配りつつ、なんとか全員でインフォメーションセンターに到着しました。館内放送をしてもらうと、やってきたのは長男の同級生のママさんでした。 泣いている子どもが自分の子だとわかると、「なんでこんなところにいるの! 探したでしょ!」と怒鳴りつけるママさん。 さらに、私に向かって「わざわざ連れて来てもらって悪いけど、こっちも探してたんで」と言ってきたのです。私は、あ然としました。そしてママさんの言い分にモヤモヤしながら「とにかく再会できてよかったです」と言い残し、その場をあとにしました。 しばらく歩いてから、次男が「わざわざ連れて行ったのに、お礼とか言わなかったね」と小声で私に言い、続けて長男も「お兄ちゃんも学校でお礼とか言わないよ」と言い出したので、私は今後に影響しないように「うちはお礼をちゃんと言えるようにしよう。今日のことはここで終わり! 学校でも話題にしないでね」と約束しました。少し心配していましたが、そのあとも、その同級生とは仲良く過ごせているようです。 わが子が迷子になってしまったら、きっと私も興奮して周りが見えなくなってしまうと思います。ですが、子どもとも約束したとおり「どんなときもお礼を言えるようにしよう」と改めて感じた出来事になりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:安藤 はるか
2023年11月16日上の子が幼稚園、下の子が生まれたばかりのとき。夫の仕事は朝早く夜遅く、私は家事と育児に追われていました。とくに朝がバタバタ。そんなときにすごい失敗をしてしまい……。 幼稚園に行ったはいいけれど…上の子が幼稚園に通っていたころ。当時は専業主婦でしたが、2人目の子どもが生まれて家事に育児とハードな毎日を送っていました。とくに朝は時間がないので、自分の事は後回しになりがち。生まれたばかりの子どもを抱っこしながら朝食を作り、上の子に食べさせて幼稚園の準備をしていました。 幼稚園までは私が車で送り迎えをしていたのですが、到着してびっくり。ふと足元を見ると、なんと私がズボンを履くのを忘れていたんです……。パジャマを脱いでデニムを履こうと思っていたのですが、途中でオムツ替えをしていたらそのままだったようです。 どうしようか迷った結果、自宅へ戻ることに。子どもは気付いていないようで、「ママどうして家に帰るの?」と言われましたが、ズボンを履くのを忘れたとは言えず……。「忘れ物しちゃった」と乗り切りました。今では笑い話になっています。 ◇ ◇ ◇ 子育て中、朝は何かとバタバタしますよね。かわいい失敗は笑い飛ばして昇華するのが一番かもしれないですね。 作画/てる子著者:後藤さおり2児の母。現在は事務員として働く傍ら、体験談を中心に記事執筆を行う。
2023年11月14日バスや電車での移動中に、怖い思いをしたことはありますか?今回は子連れでバスを利用した女性のエピソードを紹介します!子連れでバスに乗ったら…おばあさんからの質問に…無神経な発言にも耳を疑ういきなり子どもの腕を…子どもを守るためにも…バスの席で隣に座ってきたおばあさん。悪気はないかもしれませんが、主人公にとっては少し怖かったかもしれませんね…。快適にバスを利用できるよう、お互いに気遣っていきたいです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月03日