赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 寝かしつけのストレスは、私にとってかなり強敵。娘が生後1カ月になるころから寝かしつけがストレスになってしまい、気持ちに余裕を持てない時期がありました。今回はわが家で実践している寝かしつけ術と、心がけていることをお伝えしたいと思います。 寝かしつけが難しい娘が生後1カ月になるころ、生活リズムを作るために起床したら日光を取り入れ、毎日同じ時間に入浴時間を固定し、就寝時間以降には部屋を暗くして授乳やおむつ替えをしていました。就寝時間を過ぎても、1度目覚めてからの寝かしつけでは寝てくれないこともあり、私自身のストレスも徐々に蓄積。 初めての体験で右も左もわからず、寝かしつけについてネットで検索したり、親族に聞いたり、いろいろな方法を調べてみました。しかしどれもしっくりこず、私の限界も近付いていました。 実はみんな苦労していた!試行錯誤の結果、娘は生後1カ月半ころからYouTubeのオルゴール音楽であれば寝てくれるように。しかし生後3カ月ころにまた寝なくなってしまい、次は添い寝に切り替えました。それでも寝ないことが多く、ストレスもかなり限界に……。周りのママ友に寝かしつけ法を聞いてみると、抱っこじゃないと寝ない子、気分転換にドライブしないと寝てくれない子もいて、「自分だけが大変な思いをしているわけじゃない」と痛感。他の子の寝かしつけ法を聞くことで、気持ちも軽くなり、ストレスもかなり減って少し気持ちがラクになりました。 寝かしつけも柔軟に!生後7カ月になり、ハイハイをし始めて活発になった娘は、夜に覚醒してしまうことも増えました。そんなときはリビングに連れて行って気分転換したり、布団の上をハイハイさせたり、それでも寝てくれないと娘と夜更かしをしてみたり……。夜更かししてしまっても、朝は同じ時間に起こすことで、今ではだんだんと娘が夜寝てくれる日も増えてきました。 私自身も日中は娘の泣き声で寝不足になり、娘に泣かれるたびにイライラすることも。でも、周りのママ友も寝かしつけに苦戦しているとわかったときの安心感や、ママ友との情報交換で、勉強になることもたくさんありました。 周りのママ友と話すことで、子どもの個性や性格の違いを感じられる良い機会だったな、と今では思います。生後9カ月になった今も、娘は寝てくれない日がありますが、前よりも心に余裕をもって対応できるようになっています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:伊藤 奈々夫と娘、5匹の猫と暮らす薬局事務員兼ライター。自身の体験をもとに、出産・育児・保活・家事に関する記事を執筆をしている。
2021年08月03日新生児期はたくさん寝てくれる!と思いきや、なかなか寝なかったり、背中スイッチで何度も寝かしつけを失敗したりして、寝不足と情けなさで何度も涙しました。毎回成功!とはいきませんが、うまくいった新生児期の寝かしつけをご紹介します。 歌を歌ってあげる♪息子が新生児のころは、授乳すればぐっすり寝てくれるときもあれば、なかなか寝付かず、ずっと抱っこしていて心が折れそうになることが何度もありました。 今考えると、抱っこしていてあげたらよかったのですが、初めての育児で昼夜関係なく寝不足だった私はなんとか寝てほしいと思っていました。 そんなとき、友だちからすすめてもらったのが、歌を歌ってあげることでした。私は歌が大好きで、大学生時代には音楽サークルに所属していたので、「大好きな歌を歌うことで自分の心も落ち着くし、赤ちゃんにもその気持ちが伝わるんじゃない?」と友だちに言われました。 さっそくいろいろな歌を歌ってあげると、息子は「アナと雪の女王」の歌で泣き止み、そしてよく眠るようになりました。歌うのすらしんどいときはYouTubeで歌を流していました。今でも息子は歌やダンスが大好きです! おしりをトントンせっかく寝てくれても、ベッドに下ろすとすぐ目が覚めてしまう……背中スイッチ。背中スイッチが1番過敏だったのも1番しんどかった新生児期でした。ネットでいろいろ調べて、息子に1番合っていた寝かせ方は、頭から下ろす、というものでした。 本来はおしりから下ろすのが基本のようですが、ちょっと早いかなと思うスピードで、おしりをトントンしながら頭をベッドに下ろします。そして空いている手でおしりをトントンしたまま、片方の手を引き抜きます。目が開いてもおしりを早めのスピードでトントンを続けると、すんなり寝てくれることが多かったです。 まずはママが落ち着いていること早く寝てほしい、寝ないと次の授乳が……などと焦ってしまうこともありましたが、まずはお母さんが落ち着くことで赤ちゃんも安心し、落ち着いて寝てくれることにつながったように思います。 眠ることだけでも大変な新生児期ですが、なるべくゆったりとした気持ちで赤ちゃんとの時間を楽しみながら寝かしつけることが1番大切なのかなと勉強になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:田中さき2歳児、0歳児の男の子ママ。自分の時間も欲しいし、しっかり母親業もしたい、欲張りママ。現在育休中。
2021年07月26日この記事では、助産師監修のもと、抱っこの仕方のキホンを解説しています。動画を参考に、赤ちゃんに安心感を与える抱っこをマスターしましょう。赤ちゃんがなかなか泣き止まなかったり、寝てくれなくて長時間抱っこしていると、さすがにママも体がキツくなってきますよね。そういった悩みは、姿勢を少し見直すだけで解消できるかもしれません。 抱っこ姿勢の見直しで解決することは?●高めの位置で抱っこすることにより、重心が合い、手首への負担が少なくなります。腱鞘炎の予防にも●赤ちゃんがラクだと感じる体勢になることで、反り返りなども防げます●どんどん大きくなってくると、抱っこが大変に。足をM字に開かせることで赤ちゃんのほうからママにしがみついてくれるので、素手での抱っこがラクになります たて抱き(コアラ抱っこ) 1.寝ている赤ちゃんを迎えにいくように体を近づけて抱き寄せます 2.赤ちゃんのおしりが、ママのおへそよりも高い位置にくるようにします 3.赤ちゃんのおしりから太ももにかけてをなで上げるようにしながら、赤ちゃんのおひざがおしりよりも高い位置にくる形で両足をM字に開きます。足がM字になっていると、自然と腰からおしりのあたりにカーブができて、ママの胸のところに持たれかかるような体勢になり、反り返りにくくなります 4. 赤ちゃんのおしりの下に腕を入れ、肘から手首の広い面積で赤ちゃんのおしりを支えます。このとき、手のひらを下に向けると手首に負担がかからなくなります 5.最後にポイントを見直し!□赤ちゃんの位置は、頭・おでこにキスができる距離になっている?□赤ちゃんのおしりがママのおへそと同じかそれ以上の高さにある?□赤ちゃんの足はM字に開いている?□赤ちゃんの腰からおしりにかけて丸くなっている?□ママの胸にもたれかかるような形になっている? よこ抱き(浮き輪抱っこ) 1.赤ちゃんを横向きに抱えたら、頭がママの肩くらいの位置にくるように腕で支えます 2.ママの両腕で浮き輪を作り、その中に赤ちゃんの腰からおしりにかけてはまるようにします 3.赤ちゃんの足をクロスさせて、背中がゆるやかにカーブするような体勢にしてあげると落ち着きますよ! 足をクロスさせることで脱臼予防にもなります 赤ちゃんに安心感を与えるには、背中から腰、おしりにかけて丸くなるような姿勢にさせるのがポイント。意識して抱っこしてみてくださいね。 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。
2021年07月24日卒乳が完了してトイトレも順調に進む娘でしたが、2歳になってからなかなか解決できない問題がありました。それは寝かしつけです。抱っこしても暴れて寝ない、ミルクの技ももう使えない、じゃあどうすればいいの? これは、奮闘し続けた先にようやく光の道を見出した、私たち夫婦の記録です。 眠りの呼吸壱ノ型! 「一緒にお歌はどう?」娘は2歳を過ぎてからは寝る前の抱っこを嫌がるようになり、今まで20時ごろには寝ていたのに眠らなくなりました。そして、あの手この手と私たち夫婦の眠りなさい攻撃をくぐり抜け、23時ごろに眠ることが多くなりました。そんなある日、また寝ないのかと思い「どんぐりころころ」の歌をなんとなく口ずさみました。 すると、娘も「ちょんくりころころ」とまねをして歌い出したのです。その後も「でんでんむし」など童謡を口ずさんでいたら、いつの間にか静かになっていました。見るとスースーと静かに眠る娘……マジか!と感動でした。以降、眠らないときの壱ノ型と題して一緒に歌うようにしています。 眠りの呼吸弐ノ型! 「呼吸に合わせトントン」一緒にお歌を歌うという技が効かないときがあります。そのときは、弐ノ型と題して胸をトントンしています。これは、娘が通っている保育園の先生直伝の方法です。抱っこした状態で呼吸に合わせて背中をトントンすると、すぐ眠ると教えてもらいました。 娘は抱っこを嫌がるので、胸を呼吸に合わせてトントンと少しアレンジして実践中です。横になったタイミングで胸をトントンしてしばらくすると、眠りについてくれます。 最終、奥義! 「夫と雑談で夫婦仲もアップ」娘は横にならずひとり布団の上に座ってままごとを始めてしまうことがたまにあり、胸をトントンすることもできないので、お手上げ状態です。そんなときは夫と2人、その日の出来事や「キャンプしたいね」とか今後の妄想話を繰り広げます。すると、いつの間にか娘は布団に横になり、眠りに入ります。 ママとパパの話し声が子守歌っぽく感じるのかな、と夫と勝手に解釈していますが、理由はよくわかりません。ただ、最終奥義が効かないということは今まで1度もなく、娘にとっても効果は絶大ですし、私たち夫婦のコミュニケーションの1つにもなっていることは確かです。 今回紹介した寝かしつけの3つの方法を編み出すまでは、「遊び足りないのかな」とか「テレビを見せたから興奮しちゃったのかな」など、あれやこれやと考えをめぐらしていました。寝かしつけがきついとついつい夫にあたってしまい、ひと騒動起こすなんてこともありました。そんなつらい歴史があったからこそ、光の道を見いだせたのかなと思うところです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:米原亜矢子2歳女児のママ。看護師・保健師・糖尿病療養指導士・養護教諭の資格を取得。現在は看護や資格、子育てを中心にブログを執筆中。
2021年07月23日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 長女は抱っこでしか寝ない子でした。夜中に起きるたび家の中を抱っこしながら歩かないと寝てくれず、私は睡眠不足になったり腰痛になったりと大変な思いをしました。 長女の寝かしつけで苦労したので、次女が生まれるにあたり、赤ちゃんの睡眠に関する本を何冊も読み、書かれていたことを実践したら結果は大成功! 「おやすみ」と言い、ベビーベッドに連れていくと、ひとりですぐ寝る子に育ちました。今回は、私が実践して効果的だったと思う方法を3つご紹介します! おくるみでお雛巻きにするおくるみに包まれると、赤ちゃんは子宮の中の感覚を思い出して安心するそうです。産院でもおくるみやバスタオルで包むと良いと教わりました。次女が生後4カ月ぐらいまではずっと、柔らかい綿素材のおくるみでお雛巻きにしていました。一見窮屈そうにも見えますが、その状態が安心できるようです。巻くことで、赤ちゃんの意思とは関係なく腕など体が動いてしまうモロー反射により、起きてしまうことも防いでもくれました。 胎内音を流す&安心できるアイテムを用意する赤ちゃんは決まった方法で眠ることを好むそうです。なので、私は毎回メリーの胎内音を流し、近くに私のにおいがついたハンカチを置いてあげていました。「この音を聞いたら寝る時間だ!」と思うようにしたかったのです。 1歳半になった今、もう胎内音は流していませんが、新生児期から側にあったハンカチを抱いてスリスリしながら寝ています。 自分で眠れるようにしてあげる毎日授乳や抱っこで寝かせていると、その方法以外で寝かしつけることが難しくなると言われています。そのため、授乳や抱っこで眠たくなった赤ちゃんを腕の中で眠りにつかせるのではなく、「ベビーベッドに寝たら、自分で眠る」ことを習慣づけるようにしました。 授乳中や抱っこをしているときにウトウトしたら、ベビーベッドに置いて寝かせるようにしていました。もし授乳中に完全に寝てしまったら、一度起こします。再度ウトウトしてからベビーベッドに移動し、自分で眠れるようにしていました。最初はせっかく寝たところを起こすのはかわいそうにも感じましたが、「自分でぐっすり眠れる方法を教えてあげることも愛情」という本の言葉を信じて実行していました。 赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけが大変なとき、根性で頑張るだけではなく、睡眠に関して勉強して知識を得ることも重要だと感じました。もちろん、赤ちゃんによって合う、合わないはあると思います。寝つきの良い子、悪い子がいますし、敏感な長女で同じことを試しても、効果があったかどうかはわかりません。ただ、今回ご紹介した3つの方法は次女には合っていたようで、寝かしつけにかかる時間はわずか1分! よく寝てくれるので私の時間も確保でき、子どもも機嫌が良くなるのでとても助かっています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2021年07月23日育児の中で、寝かしつけに苦労しているお母さんの悩みをよく聞きます。私も娘の寝かしつけにはとても苦労しましたが、保育士をしていたときの経験を思い出し実践すると、うまくいったのです。その寝かしつけの方法をご紹介します。 寝かしつけに苦戦初めての育児で寝かしつけの方法も手探りの中、ネットで調べたさまざまな方法を試しました。しかし、娘は睡眠の間隔も短くまとまって寝られず、30分おきに起きるのを繰り返していました。 娘はミルク育児だったので3時間は授乳間隔を空けなくてはいけないため、ぐずり始めたら抱っこか、あやすことしかできず……。 保育士のときの寝かしつけを思い出して娘が生後4カ月になるころ、もっと良い寝かしつけの方法はないかと調べていたとき、ふと保育士のときはどうしていたんだろう?と思いました。保育園では1歳半の子どもたち10人前後を大人2人で寝かしつけていました。 保育園ではまずはじめに、子どもたちに「お昼寝は午後も元気に遊ぶために体を休める時間なんだよ」とお昼寝の意味を伝えます。そして、お昼ごはんのあとは食べこぼしで服を汚している子も多いため、持参してきた新しい服に全員着替えさせ、布団に連れていきます。保育士が手遊びをし、絵本を2冊ほど読み聞かせてから部屋を暗くして、子どもの体をトントンしたり、髪をなでたりしていると自然と寝てくれたことを思い出しました。 家ではお昼寝をしない子も、お母さんがいなくて眠れない子も入園から1カ月も経てば他の子と同じように寝ていたので、まねできることはまねしよう!と寝かしつけを見直すことに。 眠る前の流れを作る見直した点は3つ。まず、保育園のお昼寝のように入眠をなるべく毎日同じ時間にしました。お昼寝は12時~15時までの間で、夜は20時~遅くても22時までの間に寝るなど、無理のない範囲で就寝時間を決めました。 そして、お昼寝も夜の就寝前も部屋を暗くし、必ず間接照明にしてベッドで過ごす時間をつくりました。このときはベビーマッサージをしたり、お話をしたり、保育士時代のように絵本を読んであげたり。事前に「この本を読んだら、ねんねだよ」と伝えて10分ほど経ったら間接照明を消し、寝かしつけに入りました。 最後に、お昼寝の時間をその日の活動量に応じて変えました。1歳を過ぎた今、午前中しっかり体を動かして遊んだ日は2~3時間、雨の日などで落ち着いた遊びをした日は1時間くらいにしています。体調不良のときは例外ですが、なるべくこの通りにしています。 このルーティンを続けて約3カ月で睡眠時間も長くなり、寝る時間になると自然と寝てくれるようになりました。今では夜部屋が暗くなると娘が自分から「ねんね~」と言い、ベッドに横になってくれます。私はこの方法で寝かしつけに成功したので、2人目が生まれたらまた寝かしつけのルーティンをつくりたいと思いました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/山口がたこ著者:桜田 かのん1歳女児のママであり、元保育士。現在2人目を妊娠中。離乳食コーディネーターの資格を取得し、保育士の経験も生かしながら自身の体験談を執筆している。
2021年07月14日娘の寝かしつけに悩んでいた私でしたが、試行錯誤を重ね、その方法が変化してきました。娘が生まれてから保育園入園前の現在(生後9カ月)の変化をお伝えします。 生まれてしばらくは…娘が生まれてからしばらくは、添い寝や添い乳で寝かしつけをしていました。抱っこでは寝るものの、布団に寝かせると泣いてしまうので、布団で寝付いてもらおうとひたすら添い寝、添い乳……。大泣きして寝かしつけに1〜2時間かかることもありました。 生後3カ月ごろになると、昼夜の区別がついてきたのか、寝かしつけの時間が1時間以内に。時間が短くなったのはとてもうれしかったのですが、添い寝していると、私も一緒に寝落ちしてしまうことがほとんどでした。 夫にもできる寝かしつけを寝落ちしてしまうことで家事や自分の時間が取れないことに悩みました。また生後10カ月で助産師の仕事復帰の予定があり、ゆくゆくは夜勤もあるため、夫にもできる寝かしつけをしたいと考えて、寝かしつけの方法を変えることにしました。 まず娘に寝る時間の合図として、入眠儀式を取り入れました。リビングで授乳後、寝室へ移動し、絵本を読み、部屋を暗くして、寝かしつけをすることにしました。添い寝や添い乳をやめて、私は娘の隣に座った状態で頭や眉間をなでたり、手を握ったり、子守歌を歌ったり……。 娘に効果があったのは、少し強めにトントンする方法でした。トントンする場所も、おなかや背中、お尻を試し、お尻が一番良さそうでした。トントンするとだいたい30分以内には寝てくれたのですが、ずっとトントンすることで自分の腕がつらくなってしまっていました。 昼は明るく、夜は暗く娘の寝入る様子を観察すると、娘は目をこすり「眠い」という合図を出したあと、モゾモゾしつつ目を閉じて自分の手首辺りを吸いながら寝付いていました。 そこで、「眠い」という合図が見られたらトントンするのを徐々に減らし、自分で寝付くことができるように見守ることにしました。すると今では、激しく泣くときやあと一歩のところで眠れないときのみトントンしますが、ほとんどは見守りのみで寝付くようになりました。 生まれてからずっと意識していたのは、「昼は明るく、夜は暗く」というメリハリです。今後、娘の成長や保育園入園などの環境の変化で、また寝かしつけ方法を変えていくかもしれません。娘の様子を見ながら、眠りをサポートしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:金子ゆかこ9カ月の女の子のママ。職業は助産師。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年07月08日初めての育児は大変で、特に新生児期からの寝かしつけには苦労しました。妊娠中に張り切ってベビーベッドを用意していたのですが、娘はベッドでは全然眠ってくれませんでした……! 産後すぐは自分の体力も回復していない時期。今回は、とにかく睡眠を優先した私の寝かしつけの体験談です。 私が選んだ寝かしつけ方法入院中に助産師さんから「新生児はどんどん寝なくなるよ」と聞いていたのですが、本当にその通りでした。ベビーベッドに寝かせると泣き出す娘に疲れ果てた私。ある晩に体力の限界を感じ、娘を抱きかかえて自分のベッドに座り、授乳しながら一瞬落ちてしまいました。 その後「しまった!」と思って娘を見ると、スヤスヤとよく眠っている……。何だか拍子抜けしましたが、その晩から同じベッドで眠るようにして、添い乳にも挑戦しました。 添い乳のいいところ私の場合は、添い乳をすることで寝かしつけがラクになりました。まず、ベッドへ横になれるので自分の体がラクです。たとえ娘がすぐに眠れなくても、一緒に横になることでグズグズする回数が減りました。 夜間授乳を続けたおかげで母乳がよく出るようになり、1カ月健診では育児用ミルクを足す必要はないと言ってもらえました。育児用ミルクを用意する手間がなくなると日中の育児も少し余裕ができ、何より一緒に眠ることで、娘を一層「かわいい!」と思えるようになりました。 添い乳にはデメリットも添い乳で眠ることが常になると、寝かしつけは断乳するその日までママが担当。今思うと、“パパが寝かしつけをする日”を決めておいてもよかったのかなと思います。 さらに母乳への依存が高くなるため、娘の断乳は1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)を過ぎた1歳11カ月で、周りのママ友たちと比べると少し遅めでした。それから、授乳後に胸をしまい忘れて寝てしまうことがあり、朝起きるとパジャマが母乳で湿って気持ち悪い……なんて失敗もよくありました。 子どもが2歳を過ぎるまでは特に、毎晩早く眠れるかどうかは私にとって重要でした。今、お子さんの寝かしつけに苦労されている方も多いと思います。大変ですが、寝かしつけをしてあげられるのも子どもが小さいときだけです。少しでもママとお子さんに合う方法が見つかるように応援しています。 ※赤ちゃんに窒息の恐れがあるため、添い乳中に眠ってしまわないようご注意ください。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:安部 歩4歳と1歳の姉弟の母。結婚と同時に地方へ引っ越しし、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年07月02日現在生後7カ月の息子は、寝かしつけも夜泣きもほぼゼロで、毎日朝までぐっすり寝てくれます。夫婦2人で、出産後に退院して自宅に戻ったときから気を付けたこと、生後5カ月で引っ越したときに気を付けたことを紹介します。 夜寝るときは部屋を暗くする息子がまだ昼夜の区別がつかない新生児期から、夜寝るときは極力部屋を暗くしました。当時ベビーベッドはリビングに置いていましたが、私たち夫婦は隣のダイニングで過ごし、その明かりが漏れないようにベビーベッドの位置は明かりから死角になる場所をセレクト。 また、私たち夫婦はテレビを見る習慣がなかったので、テレビの光や音がないぶん、息子がぐっすりと寝るための静かな環境が保てていました。 多少泣いてもそのまま息子は生後2カ月過ぎから、自然と朝まで寝てくれる日が出てきました。私は、授乳はしなくても大丈夫だと思い、夜中に多少息子が泣いてもしばらくはそのまま放置。 気が付いてから10分以上泣き続けたり、泣き声がいつもより大きいなと感じたりしたときは様子を見に行って対応しましたが、「泣いてもパパもママも夜は来ないんだよ」ということを息子に覚えさせました。 自分の部屋をつくる息子が生後5カ月のとき、引っ越しをしました。引っ越しが決まったときは息子がもう少し大きくなってから自室を与える予定でしたが、引っ越しのタイミングで息子の部屋をつくることにしました。昼間はリビングで過ごし、夜は息子の部屋に連れていきます。息子の部屋をつくることにより、「夜ここに来たらもう寝るんだ」という意識づけをしました。そして、息子の部屋と夫婦が寝る寝室との間の扉はすべて開け、大きい音や泣き声が聞こえたら気づけるようにしています。 部屋に行ってメリーをまわすと、息子は少しひとりでメリーを眺めたり手で触って遊び、いつの間にか眠っています。そのため、抱っこして寝かしつけということもしません。 遮光カーテンをやめた引っ越す前、息子が寝ていたリビングは遮光カーテンを使っていたため、カーテンが閉まっていると暗い状態でしたが、引っ越し後はあえて遮光カーテンをやめました。 南東向きの息子の部屋は自然に朝日の光が部屋に入ってくるので、息子もそれで目が覚めるようです。目が覚めるとおなかが空くまではひとりで遊んでいるので、息子の遊ぶ声や泣き声で私も目が覚め、1日が始まります。 今では息子はだいたい20時くらいに就寝、朝は5~6時くらいに目が覚めます。夜に泣くことは月に1回あるかないか。ほぼ毎日、夜通し眠ってくれるのです。私も夜ぐっすり眠れるので、昼間は落ち着いて育児や家事ができています。今後もこの生活リズムを崩さないよう、大切にしたいと思っています。 監修/助産師REIKO著者:森まり子0歳の男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2021年07月01日子どもが生まれてから、わが家では早寝早起きが習慣になりました。最初は子どものためにと始めたことでしたが、振り返ると自分のためにとても大切な習慣になっていると気づきました。早寝早起きをすることが、どうして体と心の健康に繋がるのか、私の体験を通してご紹介します。 19時就寝・7時起床の生活第1子が生まれて3カ月が経ったころ、そろそろ睡眠リズムをつけたいと思い、19時就寝・7時起床のリズム作りを始めました。毎日19時になったら寝室へ。絵本を読んで電気を消したら、布団に寝かせます。最初はなかなか寝てくれずめげそうになりましたが、1カ月ほど続けていると子どももそのリズムに慣れ、眠ってくれるようになりました。 朝はどんなに気持ち良さそうに寝ていても、7時にはカーテンを開けて起こしました。それから3年以上経ち、その間に第2子も生まれましたが、今でもこのリズムを保っています。 親の自分時間ができた!夜間授乳があったころは時間があれば私も子どもと一緒に寝ていましたが、子どもが一晩中寝てくれるようになった1歳ごろから、少しずつ夜に自分時間を楽しめるようになりました。 今までなかなか読めなかった本を読んだり、ドラマを観たり、夫と話したりする時間はとても良いリフレッシュに。今では夜の時間をライティングの仕事にあてており、自宅で子育てしながら働くことができるのは、このリズムを作ってきたからこそだと思います。 お母さんにも自分の時間は必要だと実感私は自分の実家も義理の実家も遠方にあり、親に子どもたちを預けることがなかなかできません。夫も多忙で、ワンオペ育児に疲れてしまうこともしばしばありました。ですが、夜時間を確保できるようになってから、意識的に「自分のために時間を使おう」と思えるようになりました。 そうやって自分の好きなものに没頭する時間を作ると、翌日の育児時間も、より一層楽しいものに。育児を楽しむために、自分の時間も楽しむことが大切なのだと気づきました。 子どもの睡眠リズムを作りたいと始めた早寝早起きの習慣でしたが、そのおかげでできた夜時間が私にとってとても大切な自分時間になりました。これから子どもたちが成長し、生活環境が変わればこのリズムも変わるかもしれませんが、今後もなるべく早寝早起きの習慣は続けたいです。そして自分時間も楽しむことで、体も心も健康に育児を楽しんでいきたいです。 監修/助産師REIKO著者:佐藤ちえみ京都在住、2児の母。おしゃべりが大好きな3歳娘と、よちよち歩きの1歳息子に癒やされる日々を送る。育児や京都観光のジャンルを中心に、フリーのライターとして活動中。
2021年06月21日なぜかその音を聞くと、赤ちゃんがピタッと泣き止むという音がいくつかあるって知っていますか? 理由はまだはっきりしていないことが多いようですが、心地よく聞こえる音や興味をひく音があるのだとか。 そこで、今回はママ194名にわが子が泣き止む音を大調査。ぐずったらいつでも、どこでもサッと聞かせてあげられるよう、ベスト10を動画にしました。映像も一緒に見せてあげると、音とその物の関係が次第にわかるようになって楽しさも倍増! ちょっと大きい子には、この動画を使ってごっこ遊びも楽しめちゃいますよ。まずは試してみて、お気に入りの音を見つけてみてくださいね。 その音だけ繰り返し聞かせることができるよう、個々の音に分けたバージョンもご用意しました! みなさんのお子さんの反応をぜひコメントしてください。こんなアレンジが効いた!なども大歓迎です! 1位 ビニール袋の擦れる音 スーパーのビニール袋などのカシャカシャといった高めの音は赤ちゃんの耳に届きやすいため、興味を持つお子さんが多い音です。集中して聞いてくれるので、おむつ替え時にじっとせず替えにくいというときにもおすすめ。 2位 ドライヤー 普段生活の中で聞いている音は、人がそばにいる気配を感じられ安心に繋がる音と考えられます。胎内にいたときに聞いていたママの血流音や外から聞こえる生活音(胎内音)にも似ている点も安心感を覚えて泣き止む理由となっているよう。 3位 掃除機 2位のドライヤーと同じ、生活の中で聞いているノイズ音のため、安心する赤ちゃんが多いようです。こちらも胎内音に近く落ち着く音なので、小さな音で聞かせてあげると寝かしつけにも役立ちます。 4位 シャワー ザーッと低めの水が発するノイズ音も胎内にいるときに聞いていた音に近く、心地よく聞こえるのでしょう。夜の寝かしつけに聞かせているママもいるよう。 5位 ラジオのノイズ音 ラジオから流れるザーッとした低い音は胎内にいるときに聞いていた音に似ていると言われます。赤ちゃんが聞くとママのおなかの中にいるようで気持ちが安らぐのだと思われます。 6位 換気扇 ラジオのノイズ音と非常に近い感じの音。胎内にいた時に聞いていた音に近いと考えられます。リラックスするため、次第に眠りを誘われる赤ちゃんも多いようです。 7位 電車の走行音 ガタンゴトンと言った、少し低めの繰り返し音は赤ちゃんにとって、ちょっと落ち着く音のよう。音に合わせて体をゆらゆらしてあげるのも効果的。 8位 空気清浄機 ゴーッ、ザーッとした低い音も、胎内にいるときに聞いていたくぐもった音に近いので、赤ちゃんが聞くとママのおなかの中にいるような気持ちで安らぐと考えられます。 9位 ガラガラ ガラガラなどのちょっと高めのリズミカルな音は聞き取りやすい音。赤ちゃんが興味を持ってくれます。リズムに合わせてトントンするなどスキンシップを加えると効果アップ! 10位 おしりふきの袋 ガシャガシャという聞きなれない音に不思議な感じを覚えて、興味を持ちます。「何の音かな?」などとママが声をかけてあげるとより楽しい気分に! いかがでしたか? ぜひ試して、うちの子のお気に入りの音を見つけてみてくださいね。その他にも、ベスト10入りしませんでしたが、ペットボトルをつぶす音なども効果があるようでした。うちの子にはこの音が効いた!というのがあればぜひ教えてくださいね。 監修者:助産師 杏林大学保健学部看護学科助産師課程准教授 加藤 千晶1982年名古屋市立大学看護学校第1科卒業、1983年東京大学医学部附属助産婦学校修了。助産師として大学病院で約10年勤務。その間、自分も妊娠・出産・育児を経験する。その後、横浜市立大学、東邦大学等で看護師・助産師教育に携わり、学生と共に妊産褥婦に関わり、女性と赤ちゃんの中で仕事を続けてきた。2009年医療法人産育会堀病院にて年間2500件以上の出産の場の看護部長として臨床での管理者を経験し、2015から杏林大学保健学部看護学科にて助産師課程准教授をしている。
2021年05月25日こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は「双子のねんね事情」についてのお話です。わが家に双子が誕生するとわかった時、不安に思ったことの一つが「ねんね」についてでした。だって、ただでさえ大変な寝かしつけが同時に2人分!!双子って交互に泣いて、交互に起きるのかなぁ…。お互いの泣き声で起こし合うことになって大変そう…。上の子の寝かしつけでも四苦八苦だったのに、2人一緒に寝かしつけするなんて本当にできるんだろうかと気がかりに思っていました。さて現在。わが家の双子、あんこ&きなこのねんね事情というと…。意外にも起きない!!あんこが泣き叫ぶ声の中、きなこは気持ち良さそうに寝ています!しかも不思議なことに…。あんこが泣き止んで静かになり、寝やすくなったはずなのに大泣きするきなこ! なぜ!?どうやらお互いの泣き声が子守唄になるらしく、一方が泣くともう一方が寝るという“双子マジック”が起きています…。双子のベビーベッドはリビングにあり、お互いの泣き声はもちろんのこと、上の子たちの元気な叫び声を聞きながら育ってきたので、2人ともにぎやかな環境の方が落ち着いて寝られるのかもしれません。色々と心配していましたが、「案ずるより産むが易し!」ですね。
2021年05月22日娘がおしゃぶりを使うようになったのは、生後3カ月ごろでした。きっかけは、同じ時期に出産をした2人の友人が、グズったときなどにおしゃぶりが役立っていると話していたことです。私はなんとなくおしゃぶりには前向きなイメージはなかったのですが、寝かしつけの大変なときだけ使ってみようと購入してみました。いろいろな商品があるなかで、出っ歯になりにくいと記載のあったNUK(ヌーク)「おしゃぶり きれいな歯並びのために ジーニアス」にしました。 おしゃぶりを使ってみた 初めておしゃぶりを使ったタイミングは昼寝のときでした。新生児のときはおっぱいを飲みながら寝てしまう娘でしたが、生後3カ月にもなると授乳後すぐには寝なくなっていました。 おしゃぶりはおっぱいをくわえている安心感を与えられるのだろうと思い、授乳のあとおしゃぶりをそっと娘の口元に持っていきました。最初はすぐにおしゃぶりをペッと出してしまったので、5秒くらい軽く押しあてると良いところにおさまったようで、娘は目を閉じて寝始めてくれました! 寝て少ししたらタイミングを見て外すようにしていました。 おしゃぶりを使ってよかったこと あまり頻繁に使いすぎてしまうと、おしゃぶりに執着して長い間手放せなくなると聞いたことがあったので、わが家では娘が外出先で大泣きしたときと眠りづらそうなときだけ限定で使っていました。 特におしゃぶりを使っていてよかったことは、夜中に目覚めて泣いてしまったときです。友人はおっぱいをくわえさせないと寝てくれないと話していましたが、娘はおしゃぶりをくわえるとそのまま朝まで寝てくれるため、私自身が寝不足にならずに助かりました。 1歳を前におしゃぶり断ちに挑戦中 娘は生後9カ月になり、寝返りして寝やすい態勢を見つけられるようになってきました。私は娘が1歳になる前におしゃぶりやおっぱいと卒業してもらおうと考えていたので、まずは寝入るときからおしゃぶりをやめてみることに。 最初は時間がかかるときもあったのですが、娘が眠いときに布団へ連れて行けば、おしゃぶりは必要なくなりました。今後、夜泣きでたまに覚醒してしまうときもあるかもしれないですが、背中をトントンして根気強くおしゃぶり卒業を目指していきたいです。 おしゃぶりを使う前は、おしゃぶりを長い間やめられなくなってしまうのではないか、歯に悪いのではないかなど不安な点がありました。まだ娘は歯が生えてないので影響はわかりませんが、使う場面を決めて少しの時間使うことでとても助かったのは事実です。今後は抱っこなどのスキンシップをさらに多くして、娘が不安にならないようにしていきたいです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 監修/助産師REIKOイラスト/キヨ著者:中村もこ0歳女児の母。小学校教諭と旅行代理店、保険営業を経験。現在は保育の勉強をしながら、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年05月17日こんにちは、保育士の中田馨です。ママのお悩みで多いのが赤ちゃんの夜泣き。寝不足の状態での育児や家事、仕事はなかなかつらいものがあります。「夜泣きは一時的なものだよ」と言われても、「今」の大変さをどうにかしたいものです。 私には2人の子どもがいますが、実は夜泣きに悩んだ経験がほとんどありません。なぜだったかを考えると、「もしかするとあれかな?」と思い当たることがあります。今回は夜泣きに悩んでいるママだけでなく、夜泣きがまだ始まっていないママも読んでほしいと思います。 赤ちゃんの夜泣きとは?赤ちゃんの夜泣きは生後7~8カ月ごろがピークと言われています。多くの赤ちゃんが1歳6カ月ごろにおさまってきますが、なかには2歳まで続く場合もあります。なぜ、夜泣きが起こるのかは、実はよくわかっていません。夢を見ているのか? 不安なのか? 興奮しているのか? 原因の特定が難しく「こうすれば必ずおさまる!」という特効薬がないからこそ、悩んでしまうのが夜泣きです。 夜泣きで近所に迷惑になっているか気になる場合は、昼間にご近所の方に出会ったときに、「最近、夜泣きがひどくてすみません」とひと声かけておくといいですね。夜泣きは、脳が発達している証でもあります。ママが不安にならず「よし来い!」くらいの心持ちで対応してみましょう。 夜泣きの考えられる原因原因の特定が難しい夜泣きなのですが、考えられる原因はいくつかあります。 原因1:興奮している赤ちゃんは起きている時間にたくさんの刺激を受けています。脳は寝ている時間も働いていて、起きている時間に受けた刺激を寝ている間に整理しています。お出かけしたときや、初めての人と遊んだときなどは、特に脳が興奮して目が覚めてしまうことも。 原因2:生活リズムお出かけしたり、お昼寝がいつもより長かったりなど、普段の生活リズムと違う日に夜泣きが起きることもあります。 原因3:不安赤ちゃんは寝ていても突然「不安」を感じることもあります。「あれ? もしかしてママがそばにいない!」と思うと泣いてしまうのです。 私が実践していた方法はコレ私自身、夜泣きに悩んだ経験がほとんどないと最初に書きましたが、子どもたちが夜中に起きて泣かなかったわけではないのです。1歳ごろまでは、夜中に毎回1~2回程度は「ふにゃ~」と泣きました。そのときに私がしていたのは体をやさしくトントンすること。 やさしくトントンしてあげると、そのままスーッと眠りに入ってくれました。抱っこなどと違って、私も寝た状態でできるので半分寝なから、そのまま私も入眠していました。子どもたちが泣いても苦にならなかったのは、起き上がって抱っこしなくても、子どもたちが安心して入眠できる方法を知っていたからです。 夜泣きが始まる前からできる対策私がおすすめするのは、生後3カ月ごろからの寝かしつけを「布団に寝かせてトントン」にすること。多くのママが新生児のころから続けている、抱っこや授乳しながらの寝かしつけをしていると思います。赤ちゃんにとってママの抱っこは一番安心できる場所です。その安心できる場所をもう1つ増やしてみましょう。 「布団も気持ち良くて安心できるんだよ」ということを教えるのです。これまで抱っこで寝ていたのですから、最初はもしかすると泣くかもしれません。ママは慌てず、子守歌を歌って、体をさすったり、やさしくトントンしたりしてみましょう。もし、大泣きした場合は抱っこして落ち着かせます。布団でトントンをくり返ししているうちに、抱っこではなくても寝るようになります。トントンで寝るようになると、夜中に起きたときもトントンだけで安心して寝るようになります。赤ちゃんによっては、ママの耳を触ったり、腕を触ったりして安心する子もいます。私の息子は泣き出しても、小指を差し出せば触って安心して寝てくれました。このように赤ちゃんの安心できる何かを用意してももちろんOKです。 夜泣きが止まらないときの対応方法第一にママが慌てないことが大切。赤ちゃんが寝ぼけて泣いているだけで、すぐにまた寝ることもあります。このときに、慌てて抱っこしたり電気をつけたりすると目が覚めてしまい、夜泣きをこじらせてしまうこともあります。しばらくトントンして様子を見ましょう。トントンでも寝ないとき、うちの子は湯冷ましを飲ませると寝ることが多かったです。枕元に置いておくともしものときに助かりますよ。とはいえ、トントンしても抱っこしても、授乳しても、思いつくすべてのことをしても、泣いて泣いてどうしようもないときもあります。そんなときは「泣き止ませよう」という気持ちを諦めてみましょう。ママも眠たいので、泣きたくなると思いますが、たまには諦めることも大切です。私の場合「そうかそうか。泣きたいんやね。大丈夫やで。お母ちゃんがそばにおるで」と声に出して(半分自分に言い聞かせながら)、泣き声に翻弄されずに落ち着いて抱っこをします。 夜泣きを含め赤ちゃんが大泣きしたときは、ママが慌てないことが一番大切。ママが慌てて不安になると、その不安は赤ちゃんに伝わります。「泣いても平気! ドーンと来なさい!」と思うこと。泣くことは仕方ないとある程度諦めること。泣き声に翻弄されず心を落ち着かせることは、私はわが子にも保育所の赤ちゃんにもかなり効果的でした。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年05月12日0歳児の成長や変化はめまぐるしいせいか、わが子の効果的な寝かしつけの方法は数カ月ごとに変わりました。新生児のころはまだ昼夜関係なく眠ったり起きたりしていたのですが、生後4カ月ごろから寝かしつけが必要に。わが家のねんね時期に効果的だった寝かしつけの方法を紹介します。 眠るまで抱っこができなかった長子の場合、0歳時の寝かしつけの方法は常に抱っこでした。ウトウトするまで揺らし、目を閉じてからも揺らし、眠ったと思ってベッドに置くと起きるので、多少の刺激では起きないと確信がもてるまでずーっと抱っこで揺らし続けていました。 ところが次子の場合は、長子のお世話に追われていたため、ずっと抱っこをしていられませんでした。次子を私の隣に寝かせておいて、まずは長子に絵本を読んだり胸をトントンしたりして眠らせてから、次子におっぱいをあげて寝かせるようにしていました。 2番目の子はおとなしい?次子が泣きわめいている状態だと長子の寝かしつけも大変だったと思うのですが、そんなに機嫌が悪い日は多くなく、この方法はうまくいっていました。2番目の子はおとなしいと先輩ママから聞いたことがありましたが、本当なのだな~と感心したほどです。 そのうち、寝る前のおっぱいがなくても長子に絵本を読み聞かせている間に勝手にスヤスヤ眠る日も出てきました。長子が0歳のときは寝かしつけに苦労したので、なんだか拍子抜けでした。 絵本の読み聞かせ効果だったのかも?「そういえば、この子は大人がおしゃべりをしているとおとなしいな」と、ふと気がつきました。休日パパと話をしていると泣かずにひとりで眠っていたり、ママ友とおしゃべりしているとおとなしく抱っこされていたり。 もしかしたら、長子にしている絵本の読み聞かせが耳に心地よくて、ごきげんで眠ってくれるのかもしれないと考えました。それ以降、寝かしつけの際は意識して絵本を読むようにすることで、ぐずらずに眠りにつかせることができました。 寝返りをうち始め、体がたくさん動かせるようになると、また寝かしつけの方法は変わってきましたが、ねんね時期に読み聞かせの効果は抜群でした。気づくと眠っている日も多く、とても助かった記憶があります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2021年05月12日息子が生まれたことで娘にしてあげていたことができなくなり、困っていました。そんなときに友人がプレゼントしてくれたある物で、その悩みが解消されました。わが家で愛用中の便利アイテムをご紹介します。 息子のお世話で娘の寝かしつけが…息子が生まれるまでの娘が寝るときの習慣。それは、その日読んでほしい絵本を選んでベッドに入り、私に読んでもらうというものでした。時間のあるときは何冊も読んであげたり、読み始めてすぐに娘が寝てしまったり、ときには読みながら私が寝てしまうことも……。 それは親子のとても大切で、幸せな時間でした。でも息子が生まれてからは、授乳やおむつ替えのタイミングと重なってしまい、読み聞かせをしてあげられない日が多くなり……。そんなとき娘はさみしそうで、私は胸を痛めていました。 大好きなディズニーの絵本を読んでくれるそんなときに友だちから出産祝いにいただいたのが、「ドリームスイッチ」です。暗い部屋の天井や壁に絵本のスライドが映し出され、やさしいBGMと共にナレーターがお話を読んでくれるというものでした。収録されているのは、ディズニーの絵本30冊のほか、言葉遊びのプログラム11種類と、見ていて楽しいプログラムが9種類。 娘はディズニーのお話が大好きなので、大喜び!! リモコンが付属されているため、寝ながらの操作もラクラクです。音量も調整できるので、息子のお世話にも影響ありませんでした。「ドリームスイッチ」のおかげで、娘の寝かしつけのプレッシャーからかなり解放されました! 娘も息子も寝る前の時間が大好きに 日替わりでお話を楽しんでいると、だんだんとお話を覚えて飽きてきてしまうので困っていましたが、違う絵本が収録されたSDカードが販売されていることを知りました。それを入れ替えるだけで新しい絵本を楽しめて、助かりました。 ディズニーのお話だけではなく、きかんしゃトーマス、昔話などもあります。次第に息子も、「ドリームスイッチ」の映像や音に反応するようになり、オープニングに出てくるミッキーマウスがお気に入りになりました。 現在2人の子どもたちは8歳と3歳になりましたが、あるときはママの読み聞かせ、またあるときは「ドリームスイッチ」と、その日次第で寝る前の時間を楽しんでくれています。理想とする育児方法も少しだけ見方を変えてラクになることや、便利アイテムで問題が解決することがあるんだなと気が付きました。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年05月11日子供が早く寝てくれると、親は自分の時間を持つことができます。2人の娘さんを育てる、こばぱぱ(kobapapaaa)さん。ある晩、3歳になる次女の寝かしつけに成功し、喜んでいましたが…。「まだでしゅ!!」なんと、次女は寝たふりをしていただけだったのです…!子供が寝た後、至福の時間を過ごせると思っていた、こばぱぱさんでしたが、ぬか喜びに終わってしまいました。読者からは、共感の声などが寄せられています。・寝たふりを会得してるとは。敵もなかなかやりよる。・これはもはや恐怖!「やっと終わった」と思ってからの振り出しに戻るのは、ダメージが大きいですね…。・心をえぐられるやつ!寝かしつけはもはや戦いです。この後、こばぱぱさんが「やられた~!」と、次女と笑い合っていたところ、先に寝ていた5歳の長女までも覚醒!結局、全員で22時頃に就寝し、大人の自由時間はなくなってしまったそうです。親が「早く寝てほしい」と思っていると、なぜか子供はなかなか寝てくれないもの。そんな時は諦めて、一緒に寝てしまうしかないようですね。こばぱぱさんは、ブログやYouTubeでもイラストや動画を投稿しています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。Instagram:kobapapaaaブログ:こばぱぱブログTwitter:@kobapapaaaYouTube:こばぱぱチャンネル[文・構成/grape編集部]
2021年04月30日現在、5歳と2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。乳児のころよりラクになったとはいえ、2人ともまだ寝かしつけが必要です。毎晩1時間近くも添い寝をするのがかなり苦痛になっており、そんなとき「寝ながら運動」を思いついたのです! そこで、私がおこなっている添い寝時間の有効活用法をご紹介します。 まだまだ添い寝が必要子どもたちをいつも決めた時間に寝室へ連れて行き、部屋を暗くして寝かしつけをしています。長男も次男も寝つきは良いほうなのですが、2人とも私が添い寝しないとダメで、子どもだけではまだ寝ることができません。 一緒に寝てしまえばラクなのですが、夫の夕食の支度もあるので寝てしまうわけにはいかない……。そこで、子どもが完全に寝付くまでこっそりと寝ながら運動をすることを思いつきました! 寝ながらストレッチ結婚前はヨガ教室に通っていたので、寝ながらできるヨガのポーズはいくつか知っていました。そこで子どもと一緒に横になりながら足上げ運動をしたり、腕を上に伸ばしたりいろいろ体を動かしています。もともとヨガは静かな環境でおこなうものなので、子どもに気づかれないように、ゆっくりとおこなうにはうってつけです。 体も柔らかくなり、もともとあった肩こりや腰痛もかなりラクになりました。子どもが寝るまではおしゃべりしながらできるのもメリットです。 動けなくてもあきらめない!次男はたまに腕枕や、私のおなかの上に乗って眠ることがあります。そんなときはストレッチができないのですが、あきらめません! 体が動かせないときは、手を使って顔のリンパマッサージをします。産後かなりお肉のついた顔をマッサージすると、次の日の化粧のりが全然違うのです。また、子どもを腕枕していて手を使えないときもあきらめず、目の運動! 部屋が暗くても目をぐるぐる回したり、ぎゅっと目をつむって開いたりといろいろしています。 泣きわめいて大変な寝かしつけの時期は過ぎましたが、まだまだ一緒に寝ないといけない子どもたち。寝たかなーと思ってそっと寝室を抜け出しても「ママ~! どこ~!!」と起きてしまいます。いつも「早く寝てくれ~」とイライラしていましたが、「自分磨きの時間」と楽しみながらおこなうことで、以前よりもだいぶ気持ちも体もラクになりました。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2021年04月25日私は1歳10カ月差の息子たちを育てています。次男が生まれる前はちょうど長男がなんでもしてみたい時期で、毎日がてんやわんやしていました。そんな状況でもなんとかやってのけられたのは、あるルールのおかげだと思っています。 元気が一番とは言うけれど…長男は生まれたときからとても元気で、「泣き声が大きくて他の赤ちゃんを起こしてしまう」と看護師さんに言われるほどでした。歩けるようになってからは運動も大好きで、一緒にお散歩している私のほうが疲れてしまうこともしばしば。 次男を妊娠してからは特に、午前中に長男と遊び終わると私はもうぐったりしてしまって、こんなことで2人も育てられるのかなと不安を感じていました。 想像以上に大変な2人育児!実際に次男が誕生してみると、心配していた以上に毎日がバタバタでした。次男が泣いて授乳している間に長男が散歩に行きたいとぐずったり、逆に長男の夜泣きで次男が目を覚ましてしまったりと、息つく暇もなく気が付けば夕方……なんて日々が続いていました。 今振り返ってみると、次男という新しい家族との生活に長男も私も折り合いを付けるために必要な時期だったのかなと思います。 唯一のオアシスはお昼寝タイムそんな私たち家族の新生活のなかで、一番平和だったのはお昼寝の時間でした。長男が生まれてすぐのころから、お昼寝の時間を決めていたため、昼食後は必ず寝るということが2歳前の長男の体内時計にセットされていたことがとても助かりました。 次男の授乳の時間も同じ午後2時になるように午前中から調節しておくことで、2人同時に寝てくれたのです。これは子どもたちにとっても日課になっていて、本当にしておいてよかったと思ったことです。1時間に満たない時間でも全員が同時に休息をとることで朝からのバタバタがリセットされたように感じました。 休息といっても私は午前中できなかった家事をしなければならないのですが、子どもが静かに寝ている時間に集中して家事ができるだけでも、かなりリフレッシュできたのでよかったです。 現在はもう2人ともお昼寝をしない年齢になりましたが、お昼寝と同様に夜寝る時間も固定化されていて、寝るのも起きるのもスムーズで助かっています。もちろん日によっては守れないこともありましたが、寝る時間を決めておくというのはわが家にはいいルールになったようです。 監修/助産師REIKOイラスト/おもち著者:田丸あかね現在、小学校2年生と幼稚園年長の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月19日1歳を過ぎたころの息子は、おしゃべりが大好きで活発な男の子でした。そんな息子が、昼間はやんちゃに遊んだ様子でも夜になってもなかなか寝てくれない時期がありました。生活を見直し、夜にきちんと寝てくれるように工夫したときの経験を紹介します。 適度な運動で疲れさせよう!わが家の息子が1歳のころ、夜10時になっても寝てくれないことに困った時期があります。朝早い娘を寝かせてあげたいのに、眠くない息子は娘の横で騒いだりおしゃべりしたり。それでも幼稚園で活発に過ごしてきた娘は疲れ切っているのか、ぐっすり寝てくれました。 娘の姿を見て、息子も「もっと運動させよう」と決めました。午前中はなるべく地域の子育て支援の集まりや公園などに息子を連れ出すように心がけました。 朝はのんびりさせない!また、ちょっと眠そうでも朝は起こしてしまうことにしました。出かける予定がなくても、パパと娘の起きる時間に一緒に起こして、朝ごはんを食べさせました。 早めに食べることでお昼もちゃんとおなかがすきます。早起きすることで1日の生活リズムが自然に整っていきました。太陽の光を浴びながら散歩したり、近所の自然に触れて季節を感じたりすることもいい刺激になったようです。 早めにお昼寝をさせる!さらに、息子にはなるべく早い時間にお昼寝をさせることにしました。おなかがいっぱいでないと寝られないので、お出かけ先ではおにぎりなどを持ち歩き、食べさせてから家に帰りました。 途中、車の中で寝てしまうことが多かったので、そのままコンビニの駐車場に車を止め、私は本を読むなどして30分ほど過ごすことも。すると、お昼寝から起きてからも夕方までたっぷり遊び、夜は9時ごろには寝れられるようになりました。 遠方へ出かけたり、体調を崩したりしたときなどはリズムが崩れてしまいますが、再びこの方法を実践して、夜寝てくれるように改善しています。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2021年04月14日赤ちゃんが夜にすんなり眠ってくれると、ママもパパも大助かりですよね。私も産後1カ月半で仕事に出たために、夜は赤ちゃんがすぐに眠ってくれることを願う日々を過ごしていました。しかし、なかなか眠ってくれず……。ところが、あることをするだけで赤ちゃんがすぐに眠るようになったのです。 泣き続けて眠らない赤ちゃんじょうずに寝かしつけをするためには、赤ちゃんの体内で昼夜の区別がつくようになることが大切だということを聞いたことがあった私は、生後1カ月ごろから明るい昼間はなるべく散歩に出かけたり、夜寝るときは部屋を真っ暗にしたりして、赤ちゃんが明暗をはっきりと体感できるように心がけていました。 しかし、いくら昼と夜とで明暗の差をはっきりつけても夜になると赤ちゃんがすんなり眠るということはなく、むしろひどく泣き続けるばかり。「一体何がいけないのか……」と悩む日々が続いていました。 赤ちゃんも暗いところは怖い?すでに働きに出ていた私は、睡眠不足を解消すべく、できるだけ早く赤ちゃんが夜ぐっすりと眠れるようになってほしいと考えていました。そこで、インターネットで寝かしつけの方法を検索してみると、こんな言葉を見つけたのです。 「赤ちゃんも真っ暗だと怖くて眠れないことがあります」 この言葉を見た私はとても衝撃を受けました。それまで昼と夜の明暗を体験させることに固執していたので、正反対のことをすすめているこの言葉に驚いたのと同時に、赤ちゃんにももう「怖い」という感情が備わっているかもしれないということに驚いたのです。 半信半疑で常夜灯を付けてみると…「こんなに小さな赤ちゃんにも、もう怖いという気持ちがあるのかな?」と思いつつ、その夜は常夜灯をつけっぱなしにして眠ってみることにしました。すると、いつもよりも赤ちゃんは泣きません。多少ぐずつきはしたものの、比較的スムーズに眠りにつきました。 それからは毎日常夜灯をつけたまま眠るようにしたのですが、やはりスムーズに寝かしつけをできるようになりました。赤ちゃんが本当に「暗いのが怖い」という気持ちになっているかはわかりませんが、寝かしつけがうまくできるようになってとても助かりました。 わが家の赤ちゃんがうまく眠ることができなかったのが、真っ暗な場所だったからなのかはわかりません。でも、昼夜の区別をつけるために真っ暗にすることに固執せず、常夜灯を付けることで赤ちゃんがぐっすり眠るようになるなんてと驚くと同時にうれしい発見になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2021年04月02日小さな子どもを育てる母親にとって、わが子を寝かしつけた後のひとときは、唯一、肩の力を抜くことができる瞬間ともいえる、とても大切な時間。まして、寝かしつけに時間がかかってしまった日は、今日も1日乗り切ったという脱力感で「もう動きたくない」と思ったりもします。そんな時、シンクに残された汚れたままの洗い物、そして、1人くつろぐ夫の姿が目に入ったとしたら…。ささくれ立つ気持ちを、おさえられる妻が、どれほどいるでしょうか。夫のひと言に『鬼滅の刃』を思い出したけど…この時の様子を描いてInstagramに投稿していたのは、芸子さん。芸子さんは、シンクにたまった洗い物を目にするも、人気漫画『鬼滅の刃』の炎柱・煉獄杏寿郎の母の教えを思い出し、心を落ち着かせることに成功したのですが…。続きは、こちらの投稿でご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 芸子(@geiko_tumu)がシェアした投稿 一度は、広い心で気持ちを切り替えることができたものの、さらに追い打ちをかけるような夫の言動には、さすがに耐えることができなかったようです。この投稿には、同じような経験をしたという妻たちから、たくさんの共感コメントが寄せられています。「そうなんですよ!ほんとにそう!!あの1時間何してたん…って思います」「我が家だけかと思っていました」「共感します~。洗い終わってから食器持ってくる、うちの夫」共感コメントの多さからも、家庭でよくあるシチュエーションであることがうかがえます。もし、このような場面に遭遇してしまった時は、芸子さんの漫画を思い出せば、少し心が落ち着つくかもしれません。家族のために頑張るお母さんたち、本当に毎日お疲れさまです。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年03月28日息子が1歳ごろになってひとりで歩けるようになると、私が寝てほしいなと思う時間になってもおもちゃで遊んでいたりして、なかなかベッドに行ってくれないことが増えてきました。そんなときに、それまで続けていた眠る前の声かけと行動のルーティーンが役立ったのです。それをすることで遊びの途中でもスムーズに切り上げ、息子も楽しそうにベッドに行くことができているので、紹介したいと思います。 生後8カ月ごろから始めた寝る前ルーティン私は遅くても午後9時を過ぎないうちに息子に寝てほしいと思っています。そんなわが家では、昼夜のリズムがついてきたなと感じられてきた生後8カ月ごろから始めた寝る前のルーティンがあります。 それは、午後9時になったら、仮にぱっちり起きていても「ライトの消える時間でーす。さん・にー・いち・ばいばーい!」と言ってライトに手を振り、すべての部屋のライトを消し、ベッドに行くことです。いつも置いておくぬいぐるみを決めて「みんなでおめめぎゅー!」といって目をつぶります。よくわかっていない息子はきょとんとしています。 もちろんそれで眠ることはほぼないのですが、とりあえずこの寝る前ルーティンを続けてみました。 1歳の息子の行動に変化が出た寝る前に授乳していたらそのまま寝てしまったということはよくありますが、そんなときはそのままそっと寝かしていました。生後11カ月におっぱいを完全に飲まなくなったのですが、寝かしつけに少なからず授乳の力を借りていた私はもう大変。毎日寝かしつけに手こずるようになったのです。 それまでなんとなくやってきた寝る前のルーティンをする余裕もなくなってきた……そんなときに息子がライトに「ばいばーい」と手を振っていたのを見ました。私はその姿にびっくり! 1歳になった息子は寝る前にライトへ手を振って自らベッドに歩いていくことができました。 遊びたいときでも気持ちの切り替えになるそれ以降、寝る前のルーティンはほぼ毎日おこなっています。1歳を過ぎるとさらに遊びたくて寝ないときも増えてきました。「ねんねしよう」と言うと嫌がることもある息子ですが、そんなときには「ライトにばいばいしようか?」「ベッドでおーたん(息子が自分でつけたぬいぐるみの名前)が待ってるよ」と声をかけると、息子はハッと気づいたかのような素振りで、ライトに向かって「ばいばーい」と手を振ってベッドへ向かうようになりました。 ベッドに入ってまだ眠くなくても「お母さんもおめめぎゅー、おーたんもおめめぎゅー、みんなおめめぎゅー」と目をつぶって見せると息子も「ぎゅー」と言いながら目を閉じます。暗い部屋で何度かそんなやり取りをしていると寝てしまうことがほとんどになり、楽しそうにベッドに向かい眠りにつくことができるようになりました。 何気なく始めた寝る前のルーティンでしたが、息子にとっていろいろなことをやりたいという気持ちをうまく切り替えてくれるいいきっかけになっているように感じます。また息子は寝る前のルーティンを楽しみに感じているようで、最近は寝る時間になったら自分でばいばいと言いながらライトを消してベッドに入り、「めめ、ぎゅーだよ」とぬいぐるみを寝かしつける姿も見られます。息子が楽しく眠りについてくれる様子は私にとってもとてもうれしく、やっていてよかった習慣だったなと実感しています。 ※ぬいぐるみなどを赤ちゃんの顔まわりに置いたままにすると赤ちゃんが窒息する恐れがあります。寝かしつけの最中は目を離さず、寝ついたら必ず外しましょう。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2021年03月23日抱っこしているときはスヤスヤ眠っていても、お布団に寝かせたとたんに泣き出す赤ちゃんは多いですよね。わが家の第一子もそのタイプで、昼間もぐずればすぐに抱っこ、夜も眠るまでずっと抱っこ……。寝たと思ってベッドに寝かせるとすぐに起きて大声で泣くという日々を送り、夫婦で疲れ果てていました。しかしある日、あぐらを組んだ夫の膝の上だったら、起きずに眠り続けることを発見したのです。 泣くのが怖い!初めての育児は不安だらけで、特に私は泣かれることがとてもつらく、とにかく「なるべく泣かせない」ように頑張っていました。昼間もぐずればすぐに抱っこして揺らしたり、おっぱいを吸わせたり。抱っこしていても寝かせていても泣き止まないときは泣き止まないのですが、そんなときもとにかく抱っこをしていました。 首がすわらないうちは立て抱きができないと思っていた私は、抱っこひもを使うときも斜め掛けのスリングで横抱きをしていたため、私の肩も腕も常に悲鳴を上げていました。 ベッドで寝てくれない!昼間の抱っこで疲れ果てた私は、夜の寝かしつけのための抱っこは帰宅した夫にバトンタッチしていました。少し休んで交代し、また交代し……とその繰り返し。ベッドに置いてすぐにそのまま寝てくれた日はラッキーで、ほとんどが夜中までどちらかが抱っこして揺らし、夫婦でくたくたでした。 ベッドが冷たいから起きちゃうのかな? と思い、湯たんぽで温めておいて、それから寝かせることもしてみたのですが、それでもダメ。すぐに起きて泣き出してしまい、ほとほと困り果てていました。 パパのあぐらが安心ある日、夫が少しでもラクになろうと、自分の布団の上にあぐらをかき、その上に赤ちゃんを乗せたところ、そのままスヤスヤと眠り続けました。座っているだけでもだいぶラクだったのですが、あぐらの上で寝始めて少ししてからそっと足を外すと、そのまま長く寝てくれることを発見! 赤ちゃんがあんまり小さいので、同じ布団で眠るのが怖かったのですが、わが家ではこのときから川の字で眠るようになりました。赤ちゃんをあぐらから下ろした場所が真ん中だったので、2つ並べた布団で斜めに寝たりするため、両親のどちらかがはみ出したりしていましたが……。 わが子の場合、眠りに入るための体勢が重要だったようで、あぐらのなかと腕のなかで似た体勢がとれたことが成功のポイントでした。パパのあぐらでしか寝続けなかったので、初めて自分だけの役割がもてて、苦労しながらも夫はうれしそうでした。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2021年03月21日絵本を読むなど、いつもの寝かしつけのルーチンをこなしてもなんだか眠らない……。子どもにだってそんなときはあります。子どもは眠いのに眠れなくなってグズり、大人は寝かせたいのに眠ってくれなくてイライラ。そんなときにわが家で活躍したのは、なんと取扱説明書などの注意書きでした。 寝たくない子ども VS 寝かせたい大人きっかけは、ティッシュケースでした。蛍光灯のついている居間で子どもを抱きながら、ティッシュケースの裏に書いてある使用上の注意を、テーブルを回りながら読んでいました。 あくまで子どもを眠らせるためでなくて、「ママは読みたいから読んでるの。抱っこしてるから、聞いてても眠ってもどっちでもいいよ」という感じでした。その後、テーブルを10周もしないうちに、なんとわが子が眠ってくれたのです! 寝かしつけ、大人の勝ち!うちの子は、無理矢理寝かせようと大人が考えていると、すぐにそれを感じ取る子だったので、蛍光灯の下で絵本じゃないものを読むという意外性がよかったのかもしれません。 子どもを抱っこしながらなので、片手で持つことができて、それなりに文章が長いものとなると、注意書きや説明書がベストでした。注意書きは細かい字のものが多いので、電気をつけた部屋でないと読めなかったということも、子どもにこちらの思惑を感じさせない一因でした。 まさかのトイレでの説明書読み!?この説明書読み作戦は、子どもがトイレでうんちをするときにも有効でした。うんちが出るまでの落ち着かない間、トイレに貼ってある「使用上の注意」のシールを読んであげていました。すると、子どもは落ち着いて用を足せるようでした。 おかげで、私が住んでいる地方のデパート・コンビニ・公共施設などのトイレの注意書きは、ほとんど読み終えたように思います。 夜はいつも、子どもと親との戦いのようでした。普段は絵本を読むと眠ってくれるのに、どうしても眠ってくれない。そんなときには、いつもと雰囲気をガラリと変えて寝かしつけをしてみてはいかがでしょうか。 イラスト/ごぼふく監修/助産師REIKO著者:田中良子二児の母で、4人家族。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年03月19日パパとの間に授かった待望の第一子。長男がまだ新生児のころ、私は産後の回復が遅く、そこに寝不足も加わって疲れきっていました。そんな私を気づかい、パパが夜の寝かしつけを担当してくれることに。軽く1時間を超えたであろうパパの初めての寝かしつけ体験談をお伝えします。 疲れと戸惑いを感じた初めての育児長男を無事出産し、パパと一緒に私の実家へと里帰りをしたばかりのころ、私は初めての育児に戸惑ってばかりいました。母乳がうまく出てくれず、長男もじょうずにおっぱいを吸えない。産後の体調の回復も遅く、さらに追い討ちをかけるように寝不足も加わって体は疲弊しきっていました。 精神的にも不安定で、うまくいかない育児に対し、すべて私の何かが悪いんだと決めつけて塞ぎ込んでいました。 私を気づかってくれたパパ生後20日ほど経った夜のこと。なかなか寝てくれない長男を抱っこしていると、「俺が寝かしつけるよ」とパパがやさしく声をかけてくれました。きっと私に気をつかってくれたのでしょう。仕事終わりで疲れているにもかかわらず、長男をひょいと抱き上げて「俺が寝かしつけるからゆっくり寝てな」と寝かしつけを代わってくれたのです。 力強いパパの腕の中にいる長男は、居心地がいいのかトロンとした目でパパの顔を見上げていました。 昔話を延々と語る「昔むかし、あるところに……」と、とてもやさしい顔で桃太郎の物語を長男に語りだしたパパ。それから私は1時間ほど眠ることができたのですが、隣の部屋からする話し声で目が覚めました。かさ地蔵の話をしているパパの声です。 ドアを開けると、「寝てくれないんだ」とパパが笑って白旗をあげていました。結局1時間経っても長男の目はらんらん。昔話は一体何話目に突入したのかパパもわからないほどで、私はおなかを抱えて笑ってしまいました。 結局パパの寝かしつけは失敗しましたが、そんな育児の失敗や戸惑いもパパと一緒に笑い合うことで、かけがえのない時間になるということを実感しました。パパの長男を見るやさしい顔は、5年経った今でも目に焼きついています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2021年03月09日睡魔との戦いになりがちな、子どもの寝かしつけ。夫婦で協力して乗り切れれば良いのですが、「ママじゃないと嫌!」という子もいて、なかなか、うまく分担できないものですよね。2人の子どもを育てる、まきこんぶさんが、Instagramにそんな寝かしつけの1コマを投稿していましたので、ご紹介します。まきこんぶさんの3歳の娘さんは、ママと寝たいという派の女の子。でも、まきこんぶさんが仕事で忙しいときなどには、パパが寝かしつけを担当するそうです。珍しく寝かしつけを任されたパパは、両手に子どもたちを抱えて、なんだか嬉しそう。幸せなひと時になるはずだったのですが…。 この投稿をInstagramで見る まきこんぶ(@makikonbu33333333333)がシェアした投稿 ※矢印をクリックすると、次の画像をご覧いただけます。どうしても、ママと寝ていると信じたかったのでしょうか。娘さんは、パパに、完璧にママの代わりを演じきってほしかったようです。ママの模範解答まで教え込む徹底っぷり。これには、パパも、ちょっと寂しくなってしまいそうです…。とはいえ、ママとしては、こんなに自分を好きでいてくれるなんて、可愛くてたまりませんよね。まきこんぶさんも、この話を聞いて、にやにやしてしまったのだとか。パパに少し同情しつつも、ほっこりするお話でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年02月27日“寝る子は育つ”という言葉があるように、子どもにとって寝ることは大切。子どもはよく昼寝をすると聞いたのに、まったく昼寝をしない1歳の息子。わが家では試行錯誤しながらいろいろな方法を実践して、息子の昼寝を促しました。その方法を紹介します。 眠りやすい雰囲気を作るまず1つ目に、保育施設から帰ってきたらすぐ寝る雰囲気を作ってみることにしました。息子は1歳から幼稚園併設の保育施設に通い始め、14時ごろ帰ってきます。通う前は勝手に寝ていたので、生活習慣が変わって昼寝をしなくなったのかもしれません。 そこでテレビを消し、眠りやすい音楽をかけ、リラックスできるようにしました。この方法は最初のころは効果があったのですが、雨の日など活動が少ないときは効果があまりなかったように感じました。 おやつでおなかをいっぱいに2つ目に、家に帰ってきたらすぐにおやつを用意し、食べさせるようにしました。いつもおやつは食べて来ないため、おなかが空いていて眠ることができないのでは?と考えたからです。 子どもはおなかがいっぱいになると寝るはずだと思ってそうしたところ、これが効果てきめん。おやつが終わるとすぐに寝るようになりました。 しかし、時間をかけておやつを食べるので食べ終わるのが遅く、昼寝の時間が遅くなって夜寝なくなってしまったので、この方法はやめてしまいました。 思いっきり公園で遊ぶ3つ目に、保育施設から帰ったらすぐに公園に行き、思いっきり遊ぶようにしました。これが一番効果があったのではないかと思います。 1時間くらいよちよち歩きしたり、ボールを投げたり、体を思いきり使って遊ぶようにしました。保育施設でも遊び、公園でも遊び、公園から帰ったら疲れてすぐに寝るようになりました。 もう少し成長すると友だちとも一緒に遊ぶことができるようになるので、この方法はより効果が出てくるのでは、と期待しています。 子どもにとって生活習慣が変わるのはとても大きなできごとで、すぐにはなかなか適応できないのかもしれません。これからも試行錯誤しながら、一人ひとりの子どもに合った方法を見つけていきたいと思います。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2021年02月17日0歳8か月の娘さんを育てている、ばうみ(@baumiii11)さんは日々の出来事を漫画にしています。ばうみさんは、娘さんがハイハイをするようになってから、寝かしつけに苦労しているそうです。最近の寝かしつけ風景です #育児漫画 #育児絵日記 pic.twitter.com/oCMssly738 — ばうみ◎8m (@baumiii11) February 10, 2021 ハイハイで抜け出そうとする娘さんを、ばうみさんはすかさず腕と足で妨害。すると、娘さんは初めてのつかまり立ちをして見せたのです!そのまま乗り越えてしまうのかと思いきや、娘さんはバランスを崩し、転倒。壁になっていたばうみさんは、顔面を負傷したのでした…。まさかのオチに、読者からはさまざまな声が上がっています。・すべてのページで笑いました!初めてのつかまり立ちおめでとう!・きっと大変なんだろうけれど、笑ってしまいました…。ママがんばれ!・『マザーズウォール』は私もやりますよ!なんなく乗り越えられてしまいますが…。・オチで爆笑してしまいました!うちの子もよく飲み逃げをしていましたよ。「そんなに飲んだなら寝てよー!」って思いますよね。さまざまなハプニングを親とともに経験しながら、子供は大きくなっていくのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月12日保育士さんが実際に行なっていて効果が高いと人気の「寝かしつけワザ動画シリーズ」第2弾の登場です!今回は身近にあるグッズをじょうずに活用したワザを現役保育士の井上りな先生に教えてもらいました。今日から早速トライしてみて! 赤ちゃんの脳や体は未発達なため、じょうずにまだ眠ることができません。グッズをじょうずに活用するとスムーズに寝かしつけられることも。そこでママが簡単に試せるワザを3人のお子さんのママでもある保育士の井上りな先生に紹介してもらいました。いくつか試してみて、わが子にあうワザを見つけてくださいね。 0〜5カ月:心地良い揺れと安心感がポイント! 布団ごと抱っこ寝たと思って布団に下ろしたら泣く、背中にスイッチがついているかのような赤ちゃんが多いころです。これは寝ている場所が変わることが伝わり、不安になるから。ベビー布団でくるんでユラユラし、寝たら布団ごと、そっと置くだけ。包まれている安心感と、心地良い揺れで寝つきも良くなります。 ベビーカーでご近所トリップベビーカーの揺れは赤ちゃんにとってとても心地よいもの。なかなか寝ないときは思い切って、家の周りをぐるりと一周してみるのも手。ママも気分転換になりますよ。外に出るのが大変な場合は、玄関先でベビーカーを前後にゆらゆら動かしてあげるだけでもOK。 6〜9カ月:赤ちゃんのお気に入りを活用すると◎ 大好きグッズをニギニギ好きな物がハッキリしてくるころ。大好きな物を持っていると安心して眠れることも。普段から愛着を持っているタオルやママの服などを握らせるとスヤスヤ……。寝たらそっと外すのを忘れずに! 10カ月〜1歳6カ月:○○したい!という気持ちを満たしてあげて おんぶひもでおんぶしながら家事!自動車の中など適度な揺れを感じると落ち着いて寝やすいよう。まだ、この時期はママに甘えたいころでもあります。おんぶひもでおんぶしながらユラユラすればママの温もりも感じられ、心地よい眠りに。ママはおんぶしながら、洗濯物を畳んだり家事ができて一石二鳥! ぬいぐるみと一緒におやすみなさーい自我が芽生えてきて、まだ寝たくない!とイヤイヤすることも。そんなときはぬいぐるみを選ばせて「じゃあ、今日はくまちゃんとおやすみしよう」と一緒にお布団に。自ら選ぶという行為が気持ちを落ち着かせ、お布団へ向かうように。ぬいぐるみは眠りについたら布団の側から外すのを忘れずに。 ストーリーのある絵本の読み聞かせこのころは、まだお話の流れはわからないですが、静かに読めるストーリーのある絵本はママの声がやさしく届くので心地よく感じられ寝やすく。毎日、同じ本を読み続けることで、絵本を見せればねんねの時間だと認識するように。 ワザを試す前にまず確認を!まずは赤ちゃんが安心して快適に眠れるように、環境や生活リズムを整えることが大事です。ワザを試す前に、次の項目ができているかチェックしてみて。 □部屋は電気を消して暗くしている□快適な温度や湿度だ(湿度は50〜60%、室温は26〜28度が目安)□静かで落ち着ける環境だ□おなかが満たされている□おむつが汚れていない□毎朝決まった時間(遅くとも8時ごろ)に起こしている□日中適度に運動している いろいろなワザにチャレンジしても、寝ないことも多いもの。ママがイライラしたり焦ると、赤ちゃんにその気持ちがうつってしまい、余計寝なくなってしまいます。どれか効果があったらいいな、くらいの気持ちで試して見て。わが子に合うようにアレンジを加えても良さそうですね! ※寝かしつけ中は赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。※窒息の恐れがあるので、赤ちゃんの枕元や赤ちゃんの顔の近くにぬいぐるみなど置かないようにしましょう。※うつ伏せで寝ていたら、仰向けに戻してあげましょう。 監修者:保育士 ライクアカデミー株式会社にじいろ保育園一之江 井上 りな聖徳学園短期大学部付属教員保母養成所(現:聖徳大学幼児教育専門学校)卒業。幼稚園での勤務後、保育園で10年以上にわたり乳児の保育を担当。現在はにじいろ保育園一之江で、保育補助として0歳児の保育を担当している。
2021年02月11日