アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が5日、都内で行われた映画『マイ・エレメント』公開記念舞台挨拶に、川口春奈、MEGUMIとともに登壇した。本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを川口春奈、もう一人の主人公、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを玉森裕太、物語のカギを握る“風”のエレメント・ゲイルをMEGUMIが演じた。4日に公開を迎えた本作。玉森は、反響を聞かれると「知り合いの方から『見ました』という連絡があって、『素晴らしかったです』という声もありました」とうれしそうに答えた。自身のインスタグラムで初日に本作を鑑賞した様子を報告していたが、「見させてもらったときに小さいお子様とか大人の方もたくさんいらっしゃったんですけど、終わったあとに小さい子供たちが『楽しかった』って話している声を直で聞くことができたのですごくうれしかったです。小さい子供たちはこういうところが楽しんだなとか、なるほどなるほどって思いました」と語った。本作の公式Tシャツとキャップをかぶって鑑賞した玉森。「テンションを上げるためにも。ポップコーンと飲み物を持って見させていただきました」と話していた。
2023年08月05日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が5日、都内で行われた映画『マイ・エレメント』公開記念舞台挨拶に、川口春奈、MEGUMIとともに登壇した。本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを川口春奈、もう一人の主人公、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを玉森裕太、物語のカギを握る“風”のエレメント・ゲイルをMEGUMIが演じた。舞台挨拶では、エンバーとウェイドのような、人生が変わるきっかけになった“宝物のような出会い”についてトーク。玉森は「学生時代の先生ですかね。授業中、寝ちゃったりすることがあったんですけど、その先生だけ絶対怒らなくて、それが気持ち悪くなっちゃって、なんでなんだろうと思って聞いたら、『寝たければ寝ればいい。でも周りの子は頑張っている。そこで差が出て後悔するのはお前だぞ』って。あとで気づいたときには後悔しちゃうぞ、みたいな教えを教えてもらったのが学生の頃で、すごく僕の中で大事にしようと思いました」と語った。
2023年08月05日ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日公開)の公開直前 夏祭りイベントが27日、都内で行われ、主人公の日本版声優を務めた川口春奈と玉森裕太(Kis-My-Ft2)が浴衣姿で登壇した。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに公開される本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・エンバーを声優初挑戦の川口、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドをアニメーション声優初挑戦の玉森が演じた。イベントでは、作品のテイストが随所にちりばめられた「マイエレ夏祭り」ステージに、演じたキャラクターをイメージしたカラーの浴衣に身を包んだ川口と玉森が登場。川口は「エンバーが赤なので、ところどころ赤を身につけました」と説明し、玉森は「こういう格好をしたのも久々なので、いいですね夏って感じがして」と笑顔を見せた。また、玉森はセットについて「かわいいですね。カラフルで、オシャレじゃないですか!」とうれしそうにコメント。川口も「夏を感じられるカラフルな世界観ですごいかわいいです」と話した。夏祭りにちなんで“巨大ヨーヨー釣り”にも挑戦。ポイントを振り当てられたサイズの違うヨーヨーを釣っていき、2人で合計12ポイントを超えることができたらゲームクリアというルールで、2人で協力し合って見事クリアした。
2023年07月27日●川口、玉森の声を聞いて「奮い立たされた」ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日公開)で主人公の日本版声優を務めた川口春奈と玉森裕太(Kis-My-Ft2)にインタビュー。本作の魅力や演じたキャラクターとの共通点、ピクサー声優初挑戦の感想など話を聞いた。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに公開される本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・エンバーを声優初挑戦の川口、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドをアニメーション声優初挑戦の玉森が演じた。――完成した『マイ・エレメント』を見た感想をお聞かせください。川口:エレメント・シティが華やかでカラフルで、それぞれのキャラクターの個性もコミカルながらもしっかりと描かれていて、音楽もすごく大事だと思いますし、全部合わさったときに迫力をすごく感じました。また、エンバーとウェイドの時間を経て変わりゆく関係性がかわいくてほっこりしました。玉森:じ~んとしました。自分では気づけなかった可能性にどんなきっかけで気づくのか……こういう出会いって自分もあったのかなと思ったり、これからあるのかなとか、ご縁を自分も大事にしたいと思いました。エンバーとウェイドは正反対だから見ていて楽しいし、もどかしさもあるし、素直にいけるところがいけないとか、なんかいいなと思いました。――アフレコにおいてどんなディレクションを受けましたか?川口:私は「もっとテンション高く」「もっと怒って」など、テンションについて言っていただきました。自分が思っているよりも、もっともっと開放しなければいけないというのは勉強になりました。玉森:僕も思っている以上に声を出さないとキャラクターとしてちゃんと乗らないんだなと感じました。よく言われていたのが「声を張ってしゃべる」ということ。近い距離でしゃべっているけど、そのリアルな距離感でしゃべったらダメで、難しかったですね。近いのに声を張って大丈夫かなという違和感もありつつ、「大丈夫です」っておっしゃっていたので、信じてずっと声を張っていました。――作品を見て、お互いの声についてどのように感じましたか?玉森:もうぴったりですよ! すごいなと思いました。リアクションとか、「あー!」とか難しいと思いますが、めちゃめちゃ伝わるなと。上手だなと思いました。川口:私も泣く演技は大変だろうなと。収録は別々でしたが同じ時期に録っていたので、玉森さんもこんなしんどいこと頑張っているんだから私も頑張らなきゃと、玉森さんの声を聞いて勇気づけられ、奮い立たされました。本当に素晴らしかったです。――本作で声優を務められて、役者として鍛えられたなと感じていることを教えてください。川口:今回初めて声だけの表現をさせていただきましたが、普段のお芝居とは全然別ものでした。自分が思っているよりもオーバーにやることでこう聞こえるということが感じられ、勉強になりましたし、シンプルに自分はこういう声をしているんだなと気づかされました。玉森:声だけで表現するのがいかに難しいことか改めて思いましたし、「こういう風にすればもっと気持ちが出るな」とか、そういうのを学べる時間でもありました。自分の声がいいと思ったことがあまりなかったのですが、少し自信を持てるようになったのかなと思います。●甥っ子&子犬に弱い!? 涙もろくなったエピソード――ピクサー声優に初挑戦され、新たに芽生えた思いや挑戦したいことがありましたら教えてください。川口:「またやりたい」と簡単に言えるような感じではなく、プロの声優さんの偉大さを身に染みて感じました。プロの声優さんも出ていらっしゃるので、浮かないかすごく心配で。また挑戦したいですが、とにかく難しかったです。玉森:どこかの誰かに響いて、「またお願いします」と声をかけていただけたら、そのときはまた全力で頑張りたいです。――演じたエンバーとウェイドと似ている点はありますか?川口:不器用なので嘘をつけず、すごくわかりやすいタイプだと思います。感情表現がまっすぐな部分や、家族や大事な人に関して熱くなる部分も似ていると思います。玉森:僕も泣くまではいかなくてもうるっとしやすいので、そこが似ているかなと思います。――エンバーのように最近思わず熱くなったことを教えてください。川口:おやおやと思うことがあると熱くなります。理不尽だな、それ違くない? と思ったことは私もけっこう言うので。玉森:友人と釣りに行って、アタリがあったのに釣れないときに、意地でも今つついた魚を釣ってやろうという気持ちになります(笑)――逆にウェイドのように涙もろくなったエピソードはありますか?川口:甥っ子が4歳になって、この間誕生日だったのですが、「おめでとう!」と送ったら、「はーちゃんありがとう! お仕事頑張ってね!」みたいな甥っ子の動画が送られてきて、大きくなったなと。子供の成長は寂しさもありつつ喜びもあり、甥っ子には弱いです。玉森:涙もろくなってきたのは実感していて、子犬が元気に遊んでいる動画を見ているだけでじ~んときます。昔だったらそうは思ってないだろうなということも胸が熱くなります。人前で1人だけ泣いたらやばいなと思うので我慢しますけど。――火・水・土・風のエレメントの能力で、欲しいものはありますか?玉森:エンバーが割れた花瓶を直せるのはいいなと。もっといいデザインにできて、火っていいなと思いました。お皿をよく割ってしまうのですが、お気に入りが割れても直せるならいいですよね。川口:変幻自在に移動できる風の能力はうらやましいというか、気持ちよさそうだなと思いますし、嫌なことや嫌な人に会ったときに姿を消せるのかなと。雲だから上から客観的に見られる視野の広さもあるのかなとも思います。――これまでの人生で、この人との出会いで人生変わったという存在はいますか?玉森:あります。お芝居に対する意識を変えてくれたというか、さらに1個ギアを上げてくれた監督がいて、その方に出会わなかったらきっとそこまで頑張ろうと今思ってなかったかもしれません。川口:絶対にいると思いますが、全部鵜呑みにせず、自分で切り開いてきたような気がします。もちろん頼るところは頼りますし、その場その場、そのチームに必ず助けてもらっていますが、これというのはあまりないです。●川口、街で見た玉森は「ただならぬオーラが(笑)」――エンバーは自分の夢を打ち明けられず心にためていますが、お二人はまだ誰にも明かしていないことはありますか?玉森:しょうもなくていいですか? ゲームでログインしているか、していないか選べますが、夜に1人でやりたいときにログインしている表示を出すと、友達から「やろう」とゲーム内で連絡がきてしまうので、ログインせずにやっていることがあります(笑)川口:まだ誰にも言っていないのですが、このお仕事が決まって、玉森さんがウェイド役をやると聞いた次の次の日ぐらいに、街で玉森さんをお見かけしてすれ違いました。直後だったので、縁だなと思いました。玉森:え!?川口:でも、「お願いします」と言う場でもないよなと思って(声はかけず)。今初めて言いました。玉森:言ってくださいよ!――ちなみに、ほかの人たちは玉森さんに気づいてなかったですか?川口:私もずっと見てないので、そこまではわかりませんでした。――お二人は街を歩くときに変装はしますか?川口:私はしないです。バレているかもしれないですけど、しないです。玉森:僕、(変装)してました?川口:大きいサングラスをしていて、ただならぬオーラがありました(笑)玉森:やばいな(笑)。マスク外せてうれしくて、でもあまり声をかけられたくないと思うタイプなので、目を隠しておけばいけるだろうと。――最後に『マイ・エレメント』の見どころをアピールお願いします。玉森:エレメント・シティの世界観にどっぷりと浸かってもらいたいです。自分もそこに入った気持ちで楽しんでいただきたいですし、エンバーとウェイドの行く末だったり、できないと思っていたことができるというメッセージも映像を通して感じ取ってもらえたらうれしいです。川口:それぞれの家族や、それぞれのエレメントが住む場所の細部までこだわりが詰まっていて色鮮やかできれいですし、癖が強いけどみんないい人で、2人の関係性もすごくかわいいです。どのキャラクターが好きかなという目線で見ていただいても面白いと思います。■川口春奈1995年2月10日生まれ、長崎県出身。2007年、雑誌『ニコラ』のオーディションでグランプリを獲得し、同年モデルとしてデビュー。近年の主な出演は、映画『聖地X』(21)、『極道主夫 ザ・シネマ』(22)、ドラマ『着飾る恋には理由があって』(21)、大河ドラマ『麒麟がくる』(20~21)、連続テレビ小説『ちむどんどん』(22)、『silent』(22)など。■玉森裕太1990年3月17日生まれ、東京都出身。Kis-My-Ft2のメンバー。近年の主な出演作は、映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(19)、『シャイロックの子供たち』(23)、ドラマ『NICE FLIGHT!』(22)、『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(22)など。8月3日にスペシャルシングル「ともに」がジャニーズショップ オンラインストア限定でリリース。(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年07月26日清原果耶の初挑戦・初主演となる舞台が、2010年と2014年に続いて今年、3度目の上演となる「ジャンヌ・ダルク」に決定。共演の小関裕太ほか豪華キャストも一挙解禁となった。17歳で歴史上に鮮烈に登場し、2年後には火刑に処せられ、わずか19年の人生で散ったフランスの救世主ジャンヌ・ダルク。信念を貫く強さを持つ若き少女の人生を、演出・白井晃、脚本・中島かずき(劇団・新感線)、音楽・三宅純、原案・監修を佐藤賢一(直木賞作家)というトップランナーが手を組み、さらに総勢100人の出演者が躍動する戦闘シーンをスペクタクルに描く。今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立ったのは、清原果耶。その繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、毅然として純粋無垢なラ・ピュセル(乙女)とも呼ばれるジャンヌ・ダルクにも通じるところがある。初舞台となる本作ではフレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。あらたなジャンヌ像、あらたな俳優・清原果耶の顔に期待できそうだ。新時代の「ジャンヌ・ダルク」は清原さん、小関さんに加え、今回は2人を支えるキャスト陣も全員初参加。りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら、 映像のみならず舞台でも活躍する実力派が集い、今後の飛躍が期待される若手、荒木飛羽が重要な役どころを演じ、さらに榎木孝明、神保悟志と経験豊富なベテランも加わって、壮大な劇世界の骨組みを担う。まっすぐな意志と純粋さを持ち、戦乱の世を駆け抜けたジャンヌ。平成から令和へ、コロナ禍も経て再創造される新生「ジャンヌ・ダルク」には未来への祈り、希望が込められている。舞台「ジャンヌ・ダルク」【東京公演】は11月28日(火)~12月17日(日)東京建物 Brillia HALL、【大阪公演】12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年07月22日ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日公開)で主人公のひとりである水の青年・ウェイドの日本版声優を務めたKis-My-Ft2の玉森裕太が、アメリカ・ロサンゼルスにあるピクサー・アニメーション・スタジオを訪問。本作で監督を務めたピーター・ソーンとの対面や、ピクサー・スタジオの歴史ある壁に日本人声優初となるサインを残したりと、貴重な体験をした。本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを川口春奈、もう一人の主人公、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを玉森裕太が演じた。今回玉森は、ロサンゼルスに位置する、これまで数々の名作を生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオのピーター・ソーン監督を訪問。「本作の最初のコンセプトは『火が水に恋をしたらどうなるのか?』という一つの疑問から始まりました」と語る監督に自身の演じたウェイドついて玉森が尋ねると、監督は「ウェイドは、辛い思いを抱えている相手のために、自分が何をしてあげられるんだろうと考えているような優しいキャラクターです。感情が豊かなウェイドの表現は一番難しかったですね。そして水は相手を反射させるので、エンバーにとっても出会った当初はただの水のエレメントでしたが、お互いを知っていくうちにエンバーはウェイドの中に自分自身を見るようになり、大事な存在へと移り変わっていきます」と熱を持って解説。すでに世界中のSNSでもウェイドというキャラクターについて「ウェイドは他のエレメントの違いを全く気にしていない。だってウェイドはありのままのエンバーが大好きだったから」、「ウェイドは本当に優しい!」、「私が今まで見た中で最高に美しいディズニー・ロマンス」とエンバーに向けられるまっすぐな優しさに絶賛の声が高く、監督から「(ウェイドのように)あなたもロマンティックなタイプですか?」と尋ねられると玉森は「めちゃくちゃロマンティックです!」と答え終始和やかな雰囲気の訪問となった。『トイ・ストーリー』の主人公であるウッディとバズをはじめ、『カーズ』『Mr.インクレディブル』といった歴代ピクサー作品が生まれたピクサーのメインオフィスである「スティーブ・ジョブズ・ビルディング」。自由でクリエイティブな雰囲気が感じられるスタジオの入り口に大きく飾られたていたのは本作の主人公、火の女の子・エンバーと水の青年・ウェイド、さらに風のエレメント・ゲイルなどといった新たにピクサーに仲間入りした『マイ・エレメント』のキャラクターたち。さらに玉森が案内された場所は無数のサインが施された一つの赤い壁。実は非常に特別な場所で、歴代のピクサー作品で声優を務めたハリウッドスター達がスタジオに訪れた際、サインを残していく壁だという。『トイ・ストーリー』でウッディを担当したトム・ハンクスをはじめ、『カーズ』で主人公・カーズの声優を務めたオーウェン・ウィルソンなど、名だたるスターのサインを紹介されると、ピクサーのスタッフから「是非君もサインをしないか?」という言葉が。「僕が書いていいんですか? こんな経験できると思わなかったです」と恐縮しながらも喜びを見せ、赤い壁にサインを書く玉森。日本人声優で初めてこの歴史ある壁にサインをした玉森は、ピクサーの歴史に文字通り名を刻んだ形となった。ピクサー・アニメーション・スタジオを訪問し、作品の魅力、そしてピクサー作品の魅力に触れていった玉森。「ピクサーファンとして、目に映るものすべてが素晴らしく、とても濃い時間を過ごせました。多くの方が沢山のアイディアを出し、ブラッシュアップを重ねた結果が僕たちに届き、幸せな気持ちにさせてくれるんですね」と、その貴重な体験を思い出し感慨深げに語った。(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年07月20日アニメーション映画『マイ・エレメント』で日本版声優を務める「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が、ロサンゼルスにあるピクサー・アニメーション・スタジオを訪問した。火・水・土・風の4つのエレメントが、それぞれの特性を活かし、ユニークな生活様式で共生している色鮮やかな世界“エレメント・シティ”を舞台に描く本作。玉森さんが声をあてるのは、主人公のひとりである水の青年・ウェイドだ。今回、「最初のコンセプトは<火が水に恋をしたらどうなるのか?>という一つの疑問から始まりました」と語るピーター・ソーン監督に、ウェイドついて玉森さんが尋ねると、「辛い思いを抱えている相手のために、自分が何をしてあげられるんだろうと考えているような優しいキャラクターです。感情が豊かなウェイドの表現は一番難しかったですね。そして水は相手を反射させるので、エンバーにとっても出会った当初はただの水のエレメントでしたが、お互いを知っていくうちにエンバーはウェイドの中に自分自身を見るようになり、大事な存在へと移り変わっていきます」と熱を持って解説。また、監督から「(ウェイドのように)あなたもロマンティックなタイプですか?」と尋ねられると、玉森さんは「めちゃくちゃロマンティックです!」と答え、終始和やかな雰囲気の訪問となったそう。ピクサーのメインオフィスである「スティーブ・ジョブズ・ビルディング」には、自由でクリエイティブな雰囲気が感じられるスタジオの入り口に、エンバーやウェイドなど、新たに仲間入りした『マイ・エレメント』のキャラクターたちが大きく飾られたていた。そして玉森さんが案内された場所は、無数のサインが施された一つの赤い壁。歴代のピクサー作品で声優を務めたハリウッドスターたちがスタジオに訪れた際、サインを残していく場所だ。ウッディ役のトム・ハンクス、カーズ役のオーウェン・ウィルソンなどのサインを紹介されると、ピクサーのスタッフから「是非君もサインをしないか?」と声をかけられ、玉森さんは「僕が書いていいんですか?こんな経験できると思わなかったです」と恐縮しながらも、日本人声優で初めて、この歴史ある赤い壁にサインをした。今回、ピクサー作品の魅力に触れた玉森さんは「ピクサーファンとして、目に映るものすべてが素晴らしく、とても濃い時間を過ごせました。多くの方が沢山のアイディアを出し、ブラッシュアップを重ねた結果が僕たちに届き、幸せな気持ちにさせてくれるんですね」と、その貴重な体験を感慨深げに語った。『マイ・エレメント』は8月4日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年07月20日金曜ドラマDEEP枠の第2弾作品として、明日7月7日(金)深夜より放送される新ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」。ドラマ公式SNSにて、小関裕太と前田公輝のオフショットが公開された。小説から漫画化もされた人気作品を映像化する本作は、恋愛とは無縁の生活を送っている蓬田藤子(田辺桃子)の隣に、超ハイスペックな男性が引っ越して来るところから始まる物語。チャンス到来かと思いきや、お隣さん・仁科蒼真は、自分のストーカーだった――。小関さんが演じるのは、“謎の多いストーカー”仁科蒼真。前田さんが演じるのは、藤子にキツくあたってしまう藤子と同じ部署の先輩・柏木隆だ。今回TwitterとInstagramには、それぞれ別ショットの写真が投稿。「お二人とも笑顔がサイコー」、「ドラマでどんな絡みがあるのか楽しみ」、「公輝くんと裕太くんのツーショット見れるとかもう最高すぎて……」、「なんやこれ!!最強のふたりやん!!」といったコメントや、また2人共、教育番組「天才てれびくん」の出身ということで、「天てれコラボ素敵ーー」、「激アツっす」、「最高!!!」と歓喜のコメントも寄せられている。さらに、小関さんもこの投稿をリツイートする形で「ずっと続けてるとこういうこともあるのですね…」と感慨深げな様子だ。第1話あらすじ会社員の蓬田藤子(田辺桃子)は、実家に仕送りをしながら、古いアパートで独り暮らしをしている。真面目さがゆえに、頼まれた仕事は断らず笑顔で引き受けすぎてしまう日々を送り、恋愛とは無縁の生活を送っていた。そんなある日、隣の部屋にエリート会社員の仁科蒼真(小関裕太)が引っ越してきた。仁科は優しく真摯で、偶然にもベランダでビールを飲む習慣が一緒だった。いつの間にか、仁科とベランダで話すことが藤子にとって癒やしの時間となっていくが、仁科には絶対に知られてはいけない“秘密”があった。それは、彼が藤子のストーカーだということ――。金曜ドラマDEEP「癒やしのお隣さんには秘密がある」は7月7日(金)より毎週金曜24時30分~日本テレビほかにて放送(※初回は25時~)。毎週金曜24時30分~TVer、Huluにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年07月06日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が4日、都内で行われた映画『マイ・エレメント』(8月4日公開)の日本版お披露目イベントに、川口春奈、MEGUMIとともに登壇した。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに公開される本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを川口春奈、もう一人の主人公、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを玉森裕太、物語のカギを握る“風”のエレメント・ゲイルをMEGUMIが演じた。US本社のオーディションを経て、ウェイド役の日本版声優の座を射止めた玉森は、「自分もディズニー&ピクサー作品の一ファンでもあるので、『俺、大丈夫か!?』と。務まるかなという不安やプレッシャーもすごくありましたけど、全力で魂を込めて声を入れさせていただきました」と語った。そして、本作の魅力を「ストーリーはもちろんなんですけど、大きいスクリーンで見たときに映像もすごく美しくて、拍手していました。迫力があるので大きいスクリーンで何度でも見ていただきたいです」と述べ、自身の声については「自分の声ってなかなか聞き慣れないというのもあるんですけど、一生懸命やらせていただいたので、大丈夫だろうという気持ちですかね」と少し照れながら話していた。
2023年07月04日映画『マイ・エレメント』(8月4日公開)の日本版お披露目イベントが4日、都内で行われ、川口春奈、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、MEGUMIが登壇した。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに公開される本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。日本版で、アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを川口春奈、もう一人の主人公、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを玉森裕太、物語のカギを握る“風”のエレメント・ゲイルをMEGUMIが演じた。イベントでは、会場となるTOHOシネマズ 六本木ヒルズの正面入り口大階段を使用し、作品世界をイメージしたカラフルなカーペットを敷き詰めた“マイエレ・カーペット”でのフォトセッションを実施。川口は赤、玉森は水色、MEGUMIは紫と、それぞれ演じたキャラクターを取り入れた衣装で登場した。川口は「声優をさせていただくのが初めてで、初めてがディズニー&ピクサー、そして『マイ・エレメント』でありがたいですし、本当に幸せだなと思いながら収録させていただいました」と感想を述べ、「一歩踏み出す勇気をくれる誇らしい素敵な優しい映画になっています」と魅力を発信。玉森は「一足お先に見させてもらいましたが、映像もストーリーもとても素敵なので、一度ではなく、二度三度と早く皆様に見ていただきたいと思っています」と語った。MEGUMIは、息子とともにピクサー作品に親しんでいたことを明かし、「個人的な思いが深いピクサーの作品に参加できるのは感慨深いものがありました。本当に美しい世界観の中で今の時代に考える必要のあるテーマを、かわいらしく、わかりやすく描いた作品です。たくさんの方に見ていただきたいです」と話していた。
2023年07月04日山崎紘菜、小関裕太、筧美和子、飯島寛騎が出演する、クールな妄想ヒロインと優柔不断な優男が織りなす、すれ違いじれキュンラブコメディドラマ「賭けからはじまるサヨナラの恋」が、7月20日(木)より「U-NEXT」にてスタートする。「お前ならいけるんじゃないか?“氷鉄の女”落としてみろよ!」クールかつ事務的に仕事をこなす姿から社内で“氷鉄の女”と呼ばれる総務部の吉永奈央は、先輩社員たちが里村に押しかけて自分を落とせるか賭けをしている場面を目撃してしまう。しかも里村は、奈央が長年片想いをしていた同期だった…。本作は、累計25万部突破した原作:ポルン/漫画:わたぬきめんの同名作品の実写化。賭けからはじまるサヨナラの恋 1 (コミックELMO)画像:amazon.co.jp山崎さんが実は妄想癖で同期・里村との妄想に余念がない、“氷鉄の女”こと主人公の吉永奈央、小関さんが会社の同期で奈央が6年間片想いする優柔不断な優男・里村紘一を演じるほか、奈央の高校時代からの親友・山田理子役で筧さん、里村の高校時代からの親友・高橋宗佑役で飯島さんも出演する。「台本を手にした時から、今作は自分に沢山の挑戦をもたらしてくれるような予感がして、期待と興奮でわくわくしていました」と話す山崎さんは、「少々空回り気味で、少々暴走しがちな、奈央の恋模様を沢山の方が応援してくださったら嬉しいです」と呼びかける。小関さんは「優柔不断が故に賭けを断りきれず…というストーリーを聞いて、それっていいの!??と最初は驚いていたのですが、原作や台本を読み込むほど里村や出てくる人たちが『コンプレックス』や『歯痒さ』と対峙して前に進もうとしているドラマでした。ラブストーリーを楽しんでいただきながらも、変化しようともがいているみんなを応援していただけたら嬉しいです!」とコメントしている。筧さんは「私が演じる理子は、山崎紘菜さん演じる奈央の親友でとても正義感が強く、いつも奈央のことを心配している人だったので、撮影を思い返すと常に怒ってばかりいました。(笑)」と役柄をふり返り、飯島さんも「宗佑は紘一のウブな恋心をサポートする女性慣れしているバリバリの会社経営マンです」と役どころを説明している。「賭けからはじまるサヨナラの恋」は7月20日(木)18時~U-NEXTにて第1話配信。以降、毎週木曜日18時に最新話配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月21日第1弾作品「夫婦が壊れるとき」が深夜ドラマとしてはTVer再生数歴代1位(※)を記録した日本テレビの金曜ドラマDEEP枠。7月から、第2弾作品として田辺桃子と小関裕太の共演で累計800万DL突破の大人気コミック「癒やしのお隣さんには秘密がある」をドラマ化することが発表された。主人公は、会社員・24歳独身の蓬田藤子。実家に仕送りをしながらギリギリの生活を送っていて、恋愛とは無縁…。そんな藤子の隣に、超ハイスペックな男性が引っ越してきた。チャンス到来!?でもそんな彼に恋する資格なんて自分にはとても…と思っていたら、ひょんなことからベランダで缶ビール片手にトークタイムが実現。いつしかそんな癒やしのベランダタイムが日課となり、叶わぬ恋を夢見るようになっていく…。しかし、癒やしのお隣さん・仁科蒼真は、自分のストーカーだった…!古いアパートに住み、実家に仕送りをするためギリギリの生活を送り、恋愛とは無縁の日々…。一生懸命働き、1日の終わりに、ベランダでビールを飲むことが唯一の癒やし。そんなヒロイン・蓬田藤子を演じるのは、「夕暮れに、手をつなぐ」「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」など映画やドラマに幅広く出演し、今回が日本テレビ連続ドラマ初主演となる田辺桃子。ネクストブレイク必至といわれている田辺さんは、主人公のイメージに合わせて約8年ぶりに前髪を作ってイメージを一新。「世の中、お金!」「もっと残業させてください!」弟の学費や生活費などの仕送りのため、毎日働きすぎて少し疲れ気味の“苦労性マジメ”な役柄で、共感を呼ぶ新たなヒロイン像に挑む。「『人を想うこととは何だろう』と考えさせられる物語でもあります」と語る田辺さんは、「小関さんはじめスタッフチームの皆さんと一緒に素敵なドラマを皆さんにお届けできるのが今からとても楽しみ」と期待をコメントする。また、ヒロイン・藤子の隣に引っ越してきた、紳士で御曹司という仁科。次第に藤子とベランダで癒やしの時間を共有する仲になっていくが…実は、仁科は4年前から藤子のことが好きだったのだ。そんな表と裏の顔を隠し持つ、もう一人の主人公・仁科蒼真を演じるのは、子役から活躍し、いまや幅広い役をこなす小関裕太。さわやかな好青年役が多かった小関さんが、W主演で謎の多いストーカー役に初挑戦する。6月8日には28歳の誕生日を迎えた小関さん。「台本を開いた時にドラマ版のインパクトも強烈で最高でした。紳士とストーカーの2面を持つ仁科を楽しみにして頂きたい」とコメントしている。金曜ドラマDEEP「癒やしのお隣さんには秘密がある」は7月7日(金)より毎週金曜 深夜24時30分~日本テレビほかにて放送予定。(※6月4日現在、第1~9話、スピンオフ第1~3話の全話合算で2,105万7479再生、23時以降にレギュラー放送されたドラマの本編再生数を対象に比較)。(text:cinemacafe.net)
2023年06月08日川口春奈と玉森裕太(Kis-My-Ft2)が吹き替えを務めることでも注目のディズニー&ピクサーアニメーション映画『マイ・エレメント』。この度、日本版本予告が公開され、エンドソングがSuperflyの「やさしい気持ちで(マイ・エレメント ver.)」に決定したことが分かった。“もしもの世界”を描いてきたディズニー&ピクサーが贈る本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界の物語。今回公開された映像では、個性的なエレメントたちが暮らす<エレメント・シティ>と、そこで出会う正反対のふたり、“火”のエンバーと“水”のウェイドを鮮やかに映し出す。スポンジに触れると勝手に体が吸い込まれてしまう“水のエレメント”、フワフワと飛び回る“風のエレメント”、プランターに入った子どもたちを抱える“土のエレメント”、ミルクの替わりに可燃性のオイルを赤ちゃんに与える“火のエレメント”…と、ユニークなエレメントたちの特性が、魅力的に描かれるが、この街には違うエレメントとは関われないという大切なルールがあった。アツくなりやすくて家族思いの女の子、火のエレメント・エンバー(cv.川口さん)はある日、自分とは正反対で自由な心をもつ“水”の青年・ウェイド(cv.玉森さん)と出会う。何もかも正反対なウェイドと過ごすうちに、新たな世界に触れていく。“知らない世界を見たい”という気持ちと、“わたしの居場所は火の世界だけ”という現実に葛藤する彼女に、ウェイドは「自分の可能性を信じて」と優しく語りかける。そんな中、突如襲い来る試練。大切なものを守るため奮闘し、共にバイクにまたがるエンバーとウェイド。交わることのできないふたりの未来が気になる映像だ。Superfly今回明らかになった日本版エンドソングは、2009年にリリースされた「やさしい気持ちで」を、『マイ・エレメント』バージョンとして特別にアレンジされ、新たに収録。Superflyさんは「オリジナルバージョンでは結構力強く歌っているのですが、今回リアレンジしたことで歌の表現の仕方がしっくりきた印象でした。素敵な機会をいただきそれを表現することができたこと、昔の曲ともう一度向き合えたことが嬉しかったです」とこの試みについて語っている。『マイ・エレメント』は8月4日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年06月05日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が、ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日公開)で、“水”の青年・ウェイド役の日本版声優を務めることが1日、発表された。「もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?」というピクサー史上最もチャレンジングなコンセプトの世界を舞台にした本作。先日、主人公の一人で、アツくなりやすくて家族思いな“火”の女の子・エンバーの日本版声優を川口春奈が務めると発表されたが、この度、同じく本作のもう一人の主人公、涙もろくて心やさしい“水”の青年・ウェイド役の日本版声優がKis-My-Ft2でのグループ活動のみならず、数々の映画やドラマでその演技が高く評価され、さらに、バラエティ番組や CMへの出演など、ジャンルの垣根を超えて活躍する玉森裕太に決定した。火の女の子・エンバーに新たな世界を見せ、彼女の中にある可能性を教える重要なキャラクター・ウェイドを演じる声優に求められるのは、エンバーの心を包み込むような優しさを感じさせる声のトーン、背中を押してくれるような“説得力・芯の強さ”を感じさせる演技。重要なキャラクターだけに求められる要素が多い中、玉森はUS本社のオーディションを経て、確かな演技力に加え、彼自身の真っすぐな人柄や内側から滲み出るような優しい声音がキャラクターに非常にマッチしており、まさに求めていたウェイド像と合致するということで、日本版声優の座を見事射止めた。玉森はもともとピクサー映画のファンだったということで、「まさかこうやって一緒にお仕事ができる日が来るんだ! という驚きもありましたし、うれしかったです」と声優決定時の喜びを噛み締めながらも、「頑張らないと! という気持ちになりました」と身が引き締まる思いを感じたと振り返った。そんな強い気持ちで臨んだウェイドについて、「涙もろく、すごく優しい青年で、応援したくなるキャラクターです」と魅力を挙げる。また、「すごく素直で、全力で何かを伝えようとする感じや、色々な表情をするのでそれに対応できるよう、一生懸命やらせてもらいました」と、表情豊かなキャラクターに全力で向かい合ったアフレコを回顧し、「ウェイドにしっかりと気持ちをのせてお芝居させていただいたので、色んな方にこの想いが届いたらいいなと思います」と語った。本作では、それぞれの特性にあったユニークな暮らし方でエレメントたちが共存するエレメント・シティが色鮮やかに描かれている。ウェイド役として、その世界の住人となった玉森自身も、「エレメントたちの生き方や普段の過ごし方がとてもチャーミングでユーモアがあって、火だったらこういう動きになるな! とか、水だからこうなっちゃうんだ! と、そんな世界観にワクワクしました」と、新たな世界に心を掴まれたことを明かした。そんな異なるエレメントたちが暮らす世界で出会う、一生懸命でアツくなりやすい “火のエレメント”エンバーと、流れに身を任せるタイプで自由な心をもつ“水のエレメント”ウェイド。全てが正反対の二人が共に時間を過ごす中で、互いの心に少しずつ変化が生まれていく姿が描かれるが、玉森は「自分の中の凝り固まった考えも、自分と違う人や環境に触れ合うと、もっとこういうことが出来るのかもと思ったり、こういう可能性があるんだという気付きを二人が教えてくれました」と、二人の主人公の関係性から気づきを得たようで、加えて「自分もこの作品に参加させていただいて、アフレコをやらせてもらいながらとてもハッピーな気持ちになりました。これから何かを頑張ろうと思っている人や、悩んでいる人の背中を押してあげられるような物語なので、この映画を観て、頑張ろうと思ってもらえたら一番うれしいです」と、作品への想いを熱弁。最後に「今まで自分ではわからなかった自分の可能性に気づかせてくれ、心が温かくなる瞬間もあります。この正反対の二人の物語を劇場で味わっていただけたらなと思います」と、この作品ならではの魅力を改めて強調した。(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年06月01日「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が、ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』の日本版声優に決定。主人公の“水”の青年<ウェイド>を演じる。火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす世界を描く本作。先日、主人公の“火”の女の子<エンバー>を川口春奈が務めることが発表されたが、もうひとりの主人公を、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「NICE FLIGHT!」『シャイロックの子供たち』など、俳優としても活躍する玉森さんが担当する。声をあてるウェイドは、涙もろくて心やさしい青年。エンバーに新たな世界を見せ、彼女の中にある可能性を教えてくれる重要なキャラクターだ。ウェイド役に求められるのは、エンバーの心を包み込むような優しさを感じさせる声のトーン、背中を押してくれるような“説得力・芯の強さ”を感じさせる演技。求められる要素が多い中、玉森さんはUS本社のオーディションを経て、確かな演技力、真っすぐな人柄や内側から滲み出るような優しい声音がキャラクターにマッチし、求めていたウェイド像と合致するということで今回決定。ピクサー映画のファンだったという玉森さんは「まさかこうやって一緒にお仕事ができる日が来るんだ!という驚きもありましたし、嬉しかったです」と喜びを噛み締めながら、「頑張らないと!という気持ちになりました」と身が引き締まる思いを感じたそう。ウェイドについては「涙もろく、すごく優しい青年で、応援したくなるキャラクターです」と魅力を挙げ、「ウェイドにしっかりと気持ちをのせてお芝居させていただいたので、色んな方にこの想いが届いたらいいなと思います」と自信を覗かせている。また、一生懸命でアツくなりやすいエンバーと、流れに身を任せるタイプで自由な心をもつウェイドという、正反対の2人が共に時間を過ごす中で、互いの心に少しずつ変化が生まれていく姿が描かれるが、玉森さんは「自分の中の凝り固まった考えも、自分と違う人や環境に触れ合うと、もっとこういうことが出来るのかもと思ったり、こういう可能性があるんだという気付きを二人が教えてくれました」と2人の主人公の関係性から気づきを得たようで、加えて「自分もこの作品に参加させていただいて、アフレコをやらせてもらいながらとてもハッピーな気持ちになりました。これから何かを頑張ろうと思っている人や、悩んでいる人の背中を押してあげられるような物語なので、この映画を観て、頑張ろうと思ってもらえたら一番嬉しいです」と、作品への想いを熱弁した。『マイ・エレメント』は8月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年06月01日ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』の主人公のひとり、“水”の青年・ウェイドの日本版声優をKis-My-Ft2の玉森裕太が務めることが発表された。これまで『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『インサイド・ヘッド』など、イマジネーションあふれる“もしもの世界”を舞台に、数々の感動作を届けてきたディズニー&ピクサー。最新作となる『マイ・エレメント』では、火・水・土・風が暮らす“エレメントの世界を舞台に物語が展開する。主人公のひとりで、アツくなりやすくて家族思いな“火”の女の子・エンバーの日本版声優を川口春奈が務めると先日発表され話題となっているが、玉森が演じるのは涙もろくて心やさしい“水”の青年ウェイド。エンバーに新たな世界を見せ、彼女の中にある可能性を教えてくれる重要なキャラクターだ。そんなウェイドを演じる声優に求められるのは、エンバーの心を包み込むような優しさを感じさせる声のトーン、背中を押してくれるような説得力・芯の強さを感じさせる演技。重要なキャラクターだけに求められる要素が多い中、玉森はUS本社のオーディションを経て、確かな演技力に加え、彼自身の真っすぐな人柄や内側から滲み出るような優しい声音がキャラクターに非常にマッチし、求めていたウェイド像と合致するということで、日本版声優の座を見事射止めた。もともとピクサー映画のファンだったという玉森は、「まさかこうやって一緒にお仕事ができる日が来るんだ!という驚きもありましたし、嬉しかったです」と声優決定時の喜びを噛み締めながらも、「頑張らないとという気持ちになりました」と身が引き締まる思いを感じたと振り返った。そんな強い気持ちで臨んだウェイドについて玉森は、「涙もろく、すごく優しい青年で、応援したくなるキャラクターです」とその魅力を挙げる。また、「すごく素直で、全力で何かを伝えようとする感じや、色々な表情をするのでそれに対応できるよう、一生懸命やらせてもらいました」と、表情豊かなキャラクターに全力で向かい合ったアフレコを回顧し、「ウェイドにしっかりと気持ちをのせてお芝居させていただいたので、色んな方にこの想いが届いたらいいなと思います」と自信を覗かせた。作中では、火・水・土・風、それぞれの特性にあったユニークな暮らし方でエレメントたちが共存する“エレメント・シティ”が色鮮やかに描かれている。ウェイド役として、その世界の住人となった玉森自身も、「エレメントたちの生き方や普段の過ごし方がとてもチャーミングでユーモアがあって、火だったらこういう動きになるな!とか、水だからこうなっちゃうんだ!と、そんな世界観にワクワクしました」と、新たな世界に心を掴まれたことを明かした。そんな異なるエレメントたちが暮らす世界で出会う、一生懸命でアツくなりやすい“火のエレメント”エンバーと、流れに身を任せるタイプで自由な心をもつ“水のエレメント”ウェイド。全てが正反対のふたりが共に時間を過ごす中で、互いの心に少しずつ変化が生まれていく姿が描かれるが、玉森は「自分の中の凝り固まった考えも、自分と違う人や環境に触れ合うと、もっとこういうことが出来るのかもと思ったり、こういう可能性があるんだという気付きをふたりが教えてくれました」と回顧。加えて、「自分もこの作品に参加させていただいて、アフレコをやらせてもらいながらとてもハッピーな気持ちになりました。これから何かを頑張ろうと思っている人や、悩んでいる人の背中を押してあげられるような物語なので、この映画を観て、頑張ろうと思ってもらえたら一番嬉しいです」と、作品への想いを語った。最後に「今まで自分ではわからなかった自分の可能性に気づかせてくれ、心が温かくなる瞬間もあります。この正反対のふたりの物語を劇場で味わっていただけたらなと思います」と、この作品ならではの魅力を改めて強調した。『マイ・エレメント』8月4日(金)公開(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年06月01日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」の「BRANDED SHORTS 2023」ノミネート作品が、「ABEMA」および映画祭オンライン会場にて無料配信がスタートした。「BRANDED SHORTS 2023」は、企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム(ブランデッドムービー)の祭典。ノミネート作品は6月13日(火)に赤坂インターシティにて上映が行われ、6月14日(水)に行われるBRANDED SHORTSセレモニーで国内、海外の各Branded Shorts of the Year、「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに授与するDeloitte Digital Award、観光映像大賞 観光庁長官賞、HR部門 supported by Indeed HR Best Short Awardの各賞の発表が行われる。今年のラインアップは、森田剛主演『僕は、ずっと君の隣にはいられない。』や、佐久間由衣と小関裕太が出演した『恋するチャミスル2』、自閉症の少女の実体験を基に製作した『Me, My Autism & I』など、見応えのある作品が数多くノミネート。応募作品の傾向としては、ナショナル部門においては長尺の作品をウェブ配信するために分割・シリーズ化し、見せ方を模索している作品が多く見受けられた。インターナショナル部門においては、家族との絆など分かりやすいトピックで力強いメッセージを伝える作品が多い印象。観光映像大賞からは、ファイナリストとなる5作品も発表。ケンドーコバヤシがデジタル撲滅を掲げる長崎県南島原市で「みそ五郎どん」に転生するコメディ作品や、マーク・パンサーがおんせん県おおいたの旅をナビゲートするMVなど、バラエティに富んだラインアップ。『転生みそ五郎どん~ここは異世界?南島原~』なお、たちばなやすひと(Nemeton代表 ドラマプロデューサー)が審査員長、安藤桃子(映画監督)、太田光代(株式会社タイタン代表取締役社長)、木村健太郎(博報堂 執行役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサー 博報堂ケトル 取締役エグゼクティブクリエイティブディレクター)、高崎卓馬(株式会社電通グループ グロースオフィサー/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)、藤吉雅春(Forbes JAPAN 編集長 兼 リンクタイズ取締役)、チュック・ベッシャー(Plan Be株式会社 代表取締役・エグゼクティブプロデューサー)が審査員に就任した。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~26日(月)TORQUE SPICE&HERB,TABLE&COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ&ホール、ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンスにて開催予定(※開催期間は各会場によって異なる)。※オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)(cinemacafe.net)
2023年05月16日俳優の小関裕太とモデルで女優の横田真悠が出演する、エウレカ・Pairsの新WEB CM「本命ならペアーズ」編が、27日から公開される。新CMには、小関と横田がカップル役で登場。互いを“本命の相手”だと感じる日常の何気ない場面やデート先での瞬間を、爽やかな笑顔と演技で表現している。また、CM楽曲はクリープハイプの「青梅」を採用。“まゆうた”カップルの幸せでゆったりとした日常を彩る、爽やかな歌詞とメロディーに注目だ。■小関裕太&横田真悠インタビュー――新CMキャラクターに起用された感想を教えてください。横田:嬉しかったです! マッチングアプリがすごく身近な存在になっているんだなと思いました。小関:マッチングアプリが以前から生活の中に浸透していることを感じていました。普段の会話の中で、「使っている!」「どう? 出会いあった?」という周りからの声が増えてきた中で、今回のお話をいただき、身近に感じていたものだからこそ、うれしいなと思いました。――CMの様々なシーンの中で「本命だ!」と感じたシーンは?小関:笑うところが同じ……というのは今までも理想の相手として考えたことはあったんですが、今回、笑わないところや突っ込みどころが同じというポイントは「確かに!」と思いました。横田:私は、同じ空間で違うことをしている、居心地の良さについて特に共感しました。小関:間が合わないと、気を使っちゃうシーンなどもありますよね。でも全部いいな! と思いました!横田:台本を読んだ時からとても楽しかったです! 共感するところが詰め込まれた、ドラマのようなCMだなと思います。――理想のデートについて教えてください。小関:キャンプデートがいいですね! 薪割りを一緒にして、僕は火おこしが好きなので、どっちが先に火が付くか……とかやりたいです。横田:大変じゃないですか!?小関:着火剤も使わないで、燃えやすい木を選んで……と工夫してやるのが楽しいですよ。火が付かないとご飯も食べられないから、2人で必死になってやるんじゃないかな。横田:大変なことでさえも、好きな人だったら楽しくなるかもしれないですね。私は、キャンプでいうと、空気がきれいじゃないですか。夜に寝転がって星を見たいです。小関:いいですね!
2023年04月27日俳優・小関裕太がナレーションを担当する特集番組「MIDNIGHT TIMELINE 2023/4/1」が5月3日(水・祝)に放送されることが決定した。真夜中、人は何を考え、何をしているのか?今日終わらなかった仕事のこと?明日会う恋人へのメール――?本作は、深夜に息づく人々に30分間密着した、映像で綴る群像ドキュメント番組。要は、“共時性”と“予定不調和”。北海道から九州まで、全国7か所に撮影クルーを配置し、4月1日の真夜中、同時ロケを実施。ありのままの夜をタイムラインに並べていく。同時撮影の7か所は、稚内の銭湯の浴室、家族が寝る中、1人机に向かう少女に出会った津軽海峡フェリー、愛知のキャンプ場、富山湾の海辺、大阪・ミナミの深夜営業する人気のパン屋、反省会を開く営業マン2人に出会った高知・老舗の屋台、桜が咲き乱れる福岡・山の上の神社。また、番組を象徴するテーマ曲には、「ハンバート ハンバート」の「真夜中」を起用した。特集番組「MIDNIGHT TIMELINE 2023/4/1」は5月3日(水・祝)23時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2023年04月20日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が出演する、ネイチャーラボ・ラボンの新CM「香りの記憶ってさ」編が、19日から放送される。玉森が彼氏役で登場するシリーズの新CMでは、玉森がシリーズ初の運転シーンを披露。ドライブデートの帰り道、助手席に座る彼女に「香りの記憶ってさ、消えないんだって」「忘れられないんだって」「どうする?」と彼氏感あふれる横顔で問いかける。■玉森裕太インタビュー――今回撮影で印象に残っていることや見どころをお聞かせください。印象的なセリフがありまして、「香りの記憶って消せないんだって」っていうセリフって、なんかいろんな意味を持たせられるなと思って。届けた相⼿にもどういう意味なんだろうって、ちょっと含みを持たせるような言い方ができるように工夫しました。――「香りの記憶って消えないんだって」という冒頭のセリフにちなんで、香りに関するエピソードはありますか?すごく良い思い出と悪い思い出があって、悪い思い出の方は実家の横に栗畑があるんですね。で、栗が育ってきた時の香りが、ちっちゃい時の自分はすごく苦手で、鼻つまみながら歩いていました。その一帯だけは(笑)。ちょっと何か独特な強めの匂いといいますか、思い出しましたね。良い記憶は⼩学校から中学校なんですけど、通学路に焼き鳥さんがあるんです、なぜか。その焼き鳥屋さんがすごくいい匂いがしていて、部活帰りとか、すごくお腹空いていたんですけど、その匂い嗅いで我慢しながら、お家で母の手料理を食べるのを楽しみに通っていたのは、すごく覚えています。――CMの中でドライブ中に歌を口ずさんだり指でリズムを取るシーンがありますが、運転中の癖やルーティーンなどあれば教えてください。ルーティンですね。あるとしたら絶対に音楽は流すんですけど、1曲目がエド・シーランから始まるっていうのは決めてます。自分の中では(笑)。エド・シーラン好きっていうのが一番ですけど、絶対エド・シーランに始まってから、あとはその時の気分とかで運転しています。テンポ早いやつもあれば、しっとりとミディアムぐらいの曲もあるんですけど、どんな曲であれ、エド・シーランから始まります。
2023年04月19日大ヒットシリーズ『シュレック』から誕生した人気キャラクターの1人と言えば、長ぐつをはいたネコのプス。主人公を務める最新作『長ぐつをはいたネコと9つの命』では、キレキレでモフモフなかわいらしさをふたたびスクリーンで堪能することができます。そこで、シリーズ初参加となるこちらの方にお話をうかがってきました。小関裕太さん【映画、ときどき私】 vol. 559日本語吹替版キャストに抜擢され、本格声優初挑戦となった小関さん。本作では、9つあった命が残り1つになって怖くなったプスと一緒に、どんな願いも叶う「願い星」を探す旅へと出るネコに変装したイヌのワンコの声を担当しています。そこで、声優の現場で驚いたことや役作りの苦労、そして恐怖を感じる瞬間などについて語っていただきました。―以前から声優には興味と憧れがあったそうですが、何かきっかけはありましたか?小関さん声優さんと一緒にお仕事をさせていただくことがあり、そのなかで刺激を受けていたというのが一番大きいかもしれません。特に、同じように役作りやお芝居をしているのに、どうしてこんなにも違うんだろうかと感じるので。そこに興味があったので、声優をすることで新しい自分を知ってみたいと思うようになりました。―今回、準備段階でどなたかに相談したこともあったのでしょうか。小関さん出演が決まってからブースに入るまであまり時間がなかったので、具体的な話はできませんでしたが、舞台『キングダム』で共演した声優の梶裕貴さんと石川由依さんにはアニメーションで声優に初挑戦することはお話しました。あとは、小さい頃からお付き合いのある戸田恵子さん。僕にとってはお姉さんのようなお母さんのような存在ですが、この作品を楽しみにしてくれています。今回のような日本語吹き替えとアンパンマンのようにゼロから作る場合とでは仕事の仕方も違うようなので、それぞれの大変さについても教えていただきました。まだ初心者ですが、この作品のおかげで声優の方と共通言語が生まれたように感じています。声優というジャンルで、違う自分を発見したい―声優の現場で、驚いたことなどはありましたか?小関さん録音しているときに、レコーディング現場にいる方々のテンポが早すぎてついていけないことはありました。たとえば、映像の現場だったら、「もう一度やり直したいです」と言ったとき、「わかりました。メイク入ります!衣装入ります!各所よろしいですか?それでは行きます、よーい!」くらい時間があるんです。でも、レコーディングでは「もう1回撮り直してもいいですか?」と聞くと、「わかりました。はい、どうぞ」くらい早くて(笑)。台本のページを戻すこともできなければ、心の準備も整っていないということがありました。―そういう勝手の違いもあるんですね。ただ、声優として得た経験は、俳優業にも影響を与えることになるのでは?小関さんワンコの声が完成したとき、「自分ってこういう声も持っているのか」と驚きがあったので、それは今後も生きてくると思っています。あと、僕は普段から山本耕史さんのミュージカルをよく拝見しているのですが、プス役の山本さんが歌っているシーンがめちゃくちゃカッコよかったので、僕も歌う声優にチャレンジしてみたいです。これを皮切りに、声優というジャンルにどんどん挑戦して、違う自分を発見したいなと考えています。―役作りでこだわったところや難しかったのはどのようなところですか?小関さんワンコはセラピードッグになることを目指しているだけあって、発するひと言ひと言がけっこう刺さるものが多い。それを理解するために、ワンコの育った環境だけでなく、親や友達との関係はどうだったのかということまで想像しました。あと、大変だったのはワンちゃんの息遣い。小さいワンちゃんの呼吸は早いので、もう少しで過呼吸になりそうでした(笑)。ワンちゃんにしていたのは、恋の相談―小関さんは実家でワンちゃんを2匹飼われていたこともあるそうなので、初の声優作品がワンちゃん役というのも運命的だったのでは?小関さん人間ではない役で大変でしたけど、ネコちゃんよりはワンちゃんでよかったですね。というのも、小さいころからワンちゃんらしさみたいなものは何かわかっていましたし、作らなくても自分から出る部分はあったので。昔はワンちゃんと一緒にひなたぼっこして庭に寝転んだり、人生相談したりしていたので、ワンちゃんは僕の心のよりどころになっていたと思います。―ちなみに、どのようなことを相談していたのですか?小関さん恋の相談ですね。「年上の女性になかなか話しかけられないんだけどどうしたらいい?」とか。といっても、小学生のときですが(笑)。あとは、学校の先生の理不尽さについても話したりしていました。―もし、いまワンコのようなセラピードッグがいたら相談したいことは?小関さん最近はあまり悩みがないですね。というか、「悩んでいてもしょうがないから、とりあえず前に進まなきゃ!」という日々なので、悩んでいる時間がないです(笑)。ただ、子どもの頃から悩んでいる時間がもったいないという意識はあったほうだと思います。それでも悔んだり悩んだりしてましたが、その切り替えが年々短くなってきて、いまではないに等しくなってきました。―そういうときの気分転換にしていることがあれば、教えてください。小関さんそれは、いいスピーカーを使うことです。いま音楽番組の司会をしているのですが、そのお仕事が決まったときに、ここにお金をかけてもいいのではないかと思って、自分が好きなアーティストさんが実際に使っているというスピーカーを買いました。最初はご本人と同じ感覚を味わえてうれしいだけでしたが、音楽や映画の時間がより良質なものになり、それがだんだんリラックス方法や癒しになっていったのかなと。いいものを使うと自分のテンションも上がって、アイデアもより膨らんでいくので、仕事の効率も上がったように感じています。刺さった言葉は、「君ならできる」―なるほど。先ほど、ワンコのセリフにはいい言葉もあるっておっしゃってましたが、小関さん自身に刺さった言葉はありましたか?小関さんシンプルな言葉ですけど、「君ならできる」です。突っぱねられているときに、そういう言葉が出てくるなんて「なんて純粋でまっすぐなんだろう」と感動しました。―ワンコはつらいことがあってもあまり表に出さない強いところがありますが、ご自身も顔に出さないタイプ?小関さん最近はがんばって頼るようになってきましたけど、もともとはあまり頼れないほうですね。―意識的に頼るようになったのは、そちらのほうがいいと経験で学んだからでしょうか。小関さんそうですね。以前は、「つらいとか苦しいと言わないほうがかっこいい」とか「がんばっていれば人に伝わるだろう」と思っていました。でも、やっぱり人のことは人のことなので、あまり伝わらないんだなと。それなら「これは嫌だ」と言ったほうが人間関係のためにはいいと考えるようになりました。自分のためでもありますが、他人と関わりを持つなかで弱音を吐くことも大事なんだと感じています。―ほかにも実はワンコと同じように毒舌な一面があるとか、似ているところがあれば、教えてください。小関さん僕は言葉が丁寧なほうなので、毒舌になろうとしていた時期はありました。たとえば、もともとの一人称は「僕」なのに「俺」にしてみたり、「めっちゃ」とか「ぶっちゃけ」みたいに抵抗感があった現代語を使ってみたり(笑)。その理由としては、役を演じるときに言い慣れてないと呂律が回らないですし、聞き手の方に違和感を与えてしまうと思ったからです。日常で使うことでカラダに馴染ませたいと考えて始めたことでしたが、いまではもともとの自分らしさに加えて、台本から得る他人らしさみたいなものを自分のなかで両立できるようになりました。生きていれば、楽しいこともつらいことも多い―役者魂ですね。本作には、どんな願いも叶えてくれる「願い星」が登場しますが、もし小関さんが1つだけ願いを叶えられるとしたら?小関さんカラダをぐにゃんぐにゃんにしたいです(笑)。というのも、舞台をするなかで筋肉について考えることが多いんですが、柔軟性が高いとできるジャンルの幅が広がるので、苦労せずに股関節周りをパッと柔らかくしたいですね。―また、タイトルにある9つの命についてですが、小関さんもプスのように9つ命があったらいいなと思いますか?小関さん僕は、1つで十分かな。生きていれば楽しいこともたくさんありますが、大変なことも多いですから。1つの命が100年だとして、900年も生きたらそれだけ苦労もするので、ちょっと嫌かもしれないです(笑)。―確かに、それなら1つの命を濃く生きるほうがいいかもしれないですね。とはいえ、もし9つ命があったらしてみたいことは?小関さんやっぱり危険なことはいろいろしてみたいですね。以前、ニューヨークに行ったときに、キレイな景色が見れるところにたまたま行ったんですが、帰国してからその話をしたら「そこは命の危険があるエリアだよ。よく生きてたね」と言われたんです。何も知らなかったとはいえ、けっこう怖い経験をしていたんだなと。でも僕は旅行が好きなので、命があればそういうこともできて、見れる景色も広がるのかなとは思います。ただ、スカイダイビングのように、高いところから落ちる系はなるべく避けたいですね(笑)。それ以外だったら、何でも飛び込んでいきたいです。みなさんにパワーを渡せるような人になりたい―本作では、命を失う恐怖についても描かれていますが、小関さんが恐怖を感じるのはどんなときですか?小関さん舞台上に出るときは、怖いですね。たとえば、「もしいま自分がここでセリフを止めたらどうなるんだろう」とか「歌えなくなったらどうしよう」みたいなことを考えてしまうことがあって、演じながら自分が分離してしまうような感覚になることがあるからです。そういうことを考えすぎて怖くなってしまった時期もありましたが、チャレンジを続けるなかで少しずつ自信を積み重ねてきたので、いまはだいぶ克服してきたかなと。ただ、これは役者だけでなく、どんな業界で働く方でも、失敗が怖くて職場に行きたくないみたいなことは感じていることだと思います。―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。小関さん僕は何かにもがいてがんばっていたり、自分の殻を破ろうとしていたりする人の姿にいつも心を動かされて勇気づけられています。実際、僕の周りにはそういう方がたくさんいて、いつも活力をもらっているのですが、それが自分にとってはがんばる起爆剤です。僕自身もみなさんにパワーをお渡しできるようになりたいと思っていますが、逆に悩みを乗り越えたみなさんの姿に僕が力をもらえたりもするので、これからも一緒にがんばりましょう!インタビューを終えてみて……。この連載にご登場いただくのは、1年振り4回目となる小関さん。相変わらずお茶目でしたが、お会いするたびに凛々しさが増しているのは、さまざまな仕事をするなかでいろんな悩みを乗り越え、経験と自信を積み重ねているからだということが今回の取材でわかりました。声優としての才能も開花させている本作をきっかけに、今後さらなる活躍が楽しみです。“ネコ旋風”がふたたび巻き起こる!映像の美しさと没入感、そして圧倒的な迫力にドキドキとワクワクが止まらない本作。ユーモアを織り交ぜつつ命の重みや愛情についても描いており、誰もがその大切さについて考えさせられるはず。レジェンドネコたちと一緒に、大冒険に繰り出してみては?写真・幸喜ひかり(小関裕太)取材、文・志村昌美スタイリスト・吉本知嗣ヘアメイク・エミー(スリーゲート)ジャケット¥268,400、シャツ¥80,300、パンツ¥125,400(全て マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス 0800-080-4502)ストーリー数々の冒険を経験した長ぐつをはいたネコのプスは、今日もスリルを楽しんでいた。ところが、9つあった命は、気がつけばラスト1つに。急に怖くなったプスは、レジェンドの看板を下ろして家ネコになることにした。そんなとき、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞いて再奮起。命のストックを求める旅へと出る途中、ネコに変装したイヌ・ワンコと気まずい元カノ・キティと出会うのだった。お尋ね者のプスを狙う賞金稼ぎや「願い星」の噂を聞きつけた手強い奴らも追いかけてくるなか、プスを待ち受ける運命とは……。パワーアップした予告編はこちら!作品情報『長ぐつをはいたネコと9つの命』3月17日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー配給:東宝東和、ギャガ(C) 2023 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.写真・幸喜ひかり(小関裕太)
2023年03月16日ユニバーサル・スタジオとドリームワークスの『長ぐつをはいたネコと9つの命』より本編映像が解禁された。本作は『シュレック』シリーズの人気者、ネコの“プス”を主人公にした映画シリーズ第2弾。日本語吹替版は、プス役を山本耕史、プスの元カノでいまは気まずい関係のキティ役を土屋アンナ、プスの敵キャラで「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディ役を中川翔子が演じている。この度解禁されたのは、小関裕太演じる、プスの冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコとプスが出会うシーンの本編映像。これまで数々の冒険を繰り広げてきた長ぐつをはいたネコ、プスだが、本作では9つあった命のストックが遂にラスト1つとなってしまい、怪しげな病院の先生に勧められるままに、レジェンドを引退して保護猫ホームで家ネコになることに。映像では、だらしなく髭を生やし、キャットフードや猫トイレにも馴染んで、すっかりグータラな家ネコとなったプスが、ネコの姿に変装して保護猫ホームに暮らす新キャラクター・ワンコに「きみ、しゃべるネコ?」と話しかけられるシーンからはじまる。プスと同じように言葉を話すことができるワンコは、保護猫ホームでの唯一の話相手を見つけマシンガントークが炸裂。一方のプスはワンコの会話をほとんどスルーしてしまうが、超ポジティブシンキングのワンコはめげることなくプスにつきまとう。やがて2人はいつしかプスの8つの命を取り戻すために「願い星」を探して冒険に旅立つこととなるのだが…。本映像でも分かるように、ワンコは自分以外を簡単に信用しない主人公のプスやキティとは違って、ピュアで心優しい真っ直ぐな性格をもったキャラクター。今回日本語吹替版で声を務めた小関さんはワンコについて「壮絶な過去を持っているワンコだけど、それを感じさせない明るさにも元気をもらえます」と語っている。その持ち前の天真爛漫さで、最初はワンコの本心を疑っていたプスやキティとも打ち解け合っていく。本格的な「声」のお仕事は本作が初めてとなる小関さん。おしゃべり好きなワンコのアフレコは一筋縄ではいかなかったとのこと。「オリジナルの映像と声がすでにあるなか、日本に馴染みのあるセリフに変えて、さらには自分らしさも加えながら、ワンコらしさも失わず…というバランスが難しかった印象です」と語る。そして、「ワンコの高いテンションで結構声を張りながら演じていたのですが、吹替としては自然に馴染むんだという新たな発見が面白かったです」と初挑戦のアフレコをふり返った。役者としての新境地を開拓した小関さんの元気な声で息吹が吹き込まれたワンコ。そのキュートな魅力があふれる本編映像となっている。『長ぐつをはいたネコと9つの命』は3月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長ぐつをはいたネコと9つの命 2023年3月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月13日山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎が日本語吹き替えを務める映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』。この度、6種のキャラクターポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。本作は『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの伝説ネコ“プス”を主人公とした『長ぐつをはいたネコ』シリーズの第2弾。前作を大きく超えたアクションと冒険、キュルルンお目目と、全てがパワーアップした見どころ満載の作品だ。公開されたビジュアルに写るのは、プスやプスの元カノ・キティ、新たな仲間のワンコ、3人に立ちはだかる手強い3組の敵。プスは、戦うときには欠かせないお馴染みの剣をしっかりと握り、一時休戦し、共に旅へ出るキティは、プスに負けないほどの強さとモフモフさを誇る。2人の共闘は必見だ。2人に新たに仲間入りを果たすのが、猫の変装をして暮らす犬のワンコ。プスのことを勝手に親友と呼び、危険な旅にも自ら加わろうとする夢見がちで人懐っこい性格で、ワンコが冒険をますます波乱万丈にさせる。一方、3人の前に立ちはだかる敵のひとり、「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディは、元は「願い星」を探すためにプスを雇おうとするも、先を越されてしまい、躍起になって追いかける。ゴルディとくまたちのように固い絆で結ばれた一家から逃れられるのか?また、この一家は童話「3びきのくま」がモデルだという。同じく「願い星」を探す敵のひとりで、肩に緑色の昆虫を乗せ、意地悪く笑ってみせているのは、魔法で世界征服を企む裏社会の大物ジャック・ホーナー。世界からかき集めたというおとぎ話で定番の魔法のアイテムを駆使しながら、プスたちの冒険を阻止しようとする。肩に乗っているこの虫は、「ピノッキオの冒険」の物言うコオロギを彷彿とさせるほか、ジャック・ホーナー本人は「マザーグース」の歌に出てくるパイ好きの少年がモデルになっている。そして、真っ赤な目で睨みつけるのは、今作最大の敵となるウルフ。プスを執拗につけ狙う賞金稼ぎで、命がラス1になったプスを圧倒的な強さで追い詰め、恐怖心を植え付ける。プスがこれまで出会った中でも最恐の敵といっても過言ではない。『長ぐつをはいたネコと9つの命』は3月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:長ぐつをはいたネコと9つの命 2023年3月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月11日中務裕太(GENERATIONS)とLIL LEAGUEが、LDHのコンテンツを楽しめるデジタルコミュニケーションサービス「CL」内で3月10日(金) 19時に配信されるダンス番組『THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜』に出演することが決定した。『THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜』は、LDH所属のアーティストによるダンス番組。想い入れの強い楽曲でのパフォーマンスやグループの垣根を越えたコラボレーションなどが届けられる。今回の配信は、中務がオーディションの頃にダンス指導していたLIL LEAGUEのデビューを記念して企画されたもの。中務とLIL LEAGUEは、1月11日(水) に発売されたLIL LEAGUEのデビュー曲「Hunter」でダンスパフォーマンスを披露する。また番組内ではリハーサル風景を織り交ぜながら、今回のコラボレーションにあたっての想いが中務とLIL LEAGUEそれぞれから語られる。■中務裕太(GENERATIONS)コメントLIL LEAGUEがデビューしたので、お祝いの気持ちも込めて、自然な流れで一緒に踊ることになりました。僕とは年齢が10個以上離れていますが、勢いとエナジーがあふれています。歌いながらダンスも上手くて、僕自身もニュージェネレーションの皆から、刺激を受けました。ただ歌やダンスが上手いだけでなく、どれだけ人の心に届けることができるか、それをLIL LEAGUEの皆には自信を持ってやっていってほしいです。<番組情報>『THE FLOOR〜Special Cover Performance〜「Hunter」中務裕太×LIL LEAGUE』3月10日(金) 19:00~「CL」で配信出演:中務裕太(GENERATIONS)、LIL LEAGUE(岩城星那、中村竜大、山田晃大、岡尾真虎、百田隼麻、難波碧空)配信リンク:
2023年03月10日現在公開中の映画『シャイロックの子供たち』より、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太(Kis-My-Ft2)が「ヴェニスの商人」解説ナレーションに挑戦した特別映像が公開された。タイトルにもある“シャイロック”は、シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する、強欲な金貸しの名前。本作の重要なモチーフとなっており、本編冒頭と終盤にその舞台劇のシーンも登場。今回の映像では、そんな「ヴェニスの商人」について、現金紛失事件の真相を探っていく阿部さん、上戸さん、玉森さんが、1分間で内容を解説している。「ヴェニスの商人」は、中世イタリアを舞台に恋と商取引を描いた物語。強欲な金貸しのシャイロックは、商人・アントーニオに対し「心臓の隣の肉1ポンド」を担保にお金を貸す。アントーニオは契約を結んでしまうが、投資に失敗し、金を返せなくなってしまう。そこでシャイロックが起こしたのが、本作でも劇中劇として登場する「人肉裁判の場」。証文通りとすれば、シャイロックはアントーニオの「心臓の隣の肉1ポンド」を手にできるが、裁判官は「証文には“血”についての記載がない」とし、「心臓の隣の肉1ポンドを切り取ってもいいが、血を一滴も流してはいけない」という判決を下す。シャイロックは為す術なく、失意のままに法廷を去っていく…。ナレーションについて「得意じゃないです、恥ずかしいです」(阿部さん)、「苦手です、よくわかんないですやり方が…」(玉森さん)、「ナレーションは大好きです」(上戸さん)とそれぞれ語った3人。本人たちの和気藹々とした様子も相まって、楽しく学ぶことができる。また、本編の舞台劇のシーンでは、登場人物の衣装を「劇団四季」が全面協力。1977年の初演から計200回以上に渡り「ヴェニスの商人」上演で使用した衣装を、本作用に再調整し、撮影を行ったという。『シャイロックの子供たち』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シャイロックの子供たち 2023年2月17日より全国にて公開© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2023年02月18日映画『シャイロックの子供たち』(2月17日公開)の初日舞台挨拶が17日に都内で行われ、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督が登場した。同作は池井戸潤による同名小説の実写化作。東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が起き、お客様係の西木(阿部)は、同じ支店の愛理(上戸)と田端(玉森)とともに、この事件の裏側を探っていく内に、ある事実にたどりつく。それはメガバンクを揺るがす、とてつもない不祥事の始まりにすぎなかった。作中では3人でのシーンが多く「阿部さんも上戸さんもすごく良い方で、すごく好きになりました」という玉森。「本当に気さくで面白いですよね。現場とかでも笑わせてくださいますし、適度な適当加減がすごく好きでした」と明かすと、上戸も「3人で過ごす時間がすごい楽でした。適当だから、2人とも」と同意していた。また阿部は「俺、玉ちゃんとLINE交換したんです」と告白。上戸は「ちょっと! いいなあ! 私、今日携帯の充電があんまりないことに気づいて、阿部さんがいつLINE聞いてくるかわかんないからってずっと充電して満タンにして待ってるんですよ」と責め、阿部はタジタジに。玉森とのLINEのやりとりについては「1個ずつスタンプ送り続けただけです」(阿部)、「『玉森です』という紹介のスタンプを送って以来返ってきてないです」(玉森)という状況だが、上戸は「撮影中もご飯食べたりする機会がなかったので、座長の阿部さんが皆さんを仕切っていただいて……」と促した。玉森は現場のエピソードとして「阿部さんがカレーの差し入れして下さったことがあったんです。僕と阿部さんと上戸さんと、スタッフさんとかと距離取りながらご飯食べたんですけど、後日阿部さんが、上戸さんがいなかったものだと思って話してるんですよ。3人で仲良く食べたのに、あたかも上戸さんがいなかったような体で話してましたよね」と暴露するも、阿部と上戸はツッコみたい様子を見せる。上戸は「また適当なんだよ。私が阿部さんを……」と苦笑し、阿部は「逆逆! 逆に上戸さんが俺がいないもんだと思ってたの」と指摘する。上戸は「その場に阿部さんいらっしゃったらしいんですけど、私の記憶からなくて、玉ちゃんとスタッフさんとその部屋でカレーを会話もなかったんだけど、カレーを食べた時間が楽しかったねと言っていたら、『俺もいたよ』って言うから」と改めて説明し、玉森は「ああ〜! もう1年以上前なので。怖いですね。記憶って改竄されちゃうんですね」と慌てていた。
2023年02月17日昨年放送された主演ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)や、現在放送中のNHKドラマ10『大奥』など、短期間のうちに振り幅のあるキャラクターを演じて実力を見せている中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が、海外でのファンも多い『武曲 MUKOKU』などの鬼才・熊切和嘉監督と組んで、これまでにないワンシチュエーション・スリラー『#マンホール』を放つ。不動産会社でトップの営業成績を誇る主人公の男・川村俊介(中島)は、社長令嬢との結婚式を翌日に控えたサプライズパーティの帰りに、酔った足取りでマンホールに転落してしまう。マンホールの底で目を覚ました川村は、スマホで助けを求めるが、ことごとくつながらず、SNSを駆使して脱出を試みるのだが……。本編は99分。マンホールから脱出しようとひとりもがく男を演じ切り、「こんな顔をしてたんだ」と試写を観て自分でビックリしたと語る中島と、そんな中島を「追い込み甲斐のある、素晴らしい俳優さんです」と称賛する熊切監督が撮影を振り返った。○■美しい中島を汚すことによって、別のセクシーさが見えたら――とても面白かったです。中島さんへのあて書き脚本とのことですが、最初に読まれたときのことを教えてください。中島:あて書きしていただいたなんて恐縮です。『純愛ディソナンス』でも「見たことのない僕を」ということで、いろんなことをやらせていただきましたが、撮影は『#マンホール』が先で、実はこちらでめちゃくちゃやり切ったあとだったんです。これで怖いものなしになったというか(笑)。脚本を読んだときは、本当に僕のいろんな顔を見せようとしてくださっていると感じました。ページをめくるたびにいろんなことが起きて、読んでいて純粋に面白いし、どんどん読み進めちゃうんですけど、「これ、僕が実際にやるんだよな」となかなか想像がつかなかったです。現場に行ってみてから、「こういうことか」と驚きと衝撃を感じて、飲み込んでやっていきました。――完成作を観たときは?中島:「僕、このシーンでこんな顔をしてたんだ」と自分でビックリするくらいの瞬間があったので、良かったなと思います。あと、大変なシーンは多かったですけど、監督が良かったときに、「オッケー、オッケー、オッケー、良かった!」と、すっごいニコニコで近づいてきてくれるのが、すごく励みになりました。――監督はこうしたシチュエーションスリラーを、中島さん主演で撮れたことには特に燃えましたか?熊切:燃えましたね(笑)。中島:燃えてましたよね。汚れていく僕を見て、楽しそうでした。熊切:(笑)。彼のような、すごくキレイな方を徹底的に汚したいと思ったので。中島:あはは!熊切:汚すことによって、別のセクシーさが見えたらいいなと。そこは最初にすごくありました。だから中途半端ではなく、やりすぎだろうというくらいにやりましょうというのは、メイクさんや衣装さんたちとも話していました。それはもう汚しがいがありました。ちゃんとそれに応えてくれる方なので。追い込み甲斐のある、素晴らしい俳優さんです。この企画は、脚本・原案の岡田道尚さんとプロデューサーの松下剛さんらが1年くらいかけてプロットを作られて、主演も中島さんに決まってから僕の元に来ましたが、脚本を詰めていく作業はかなり長くやりました。そこで、マンホールに落ちた川村が、いかにそこから出られないかというのは、しつこいくらいに最初にやりたいと思ったので、梯子が落ちるシーンなどを入れていきました。出口は上に見えているんだけど、あの先にどうしてもいけない、それをしつこくやろうと。○■マンホールに落ちた川村の魅力は、どうにか出てやるという生命力――お二人は川村の魅力はどこだと思いますか?中島:生命力じゃないですか?熊切:最終的にはそうだね。中島:とにかくこのマンホールから出てやる!という。もちろん結婚式を翌日に控えているといったタイムリミットもあるんですけど、普通だったら諦めて餓死するのを待つよなという状況になるんですよ。梯子も使えないし、ケガもして(スマホのGPS機能も故障)。多分僕だったら、ケガの時点で滅入って無理だと思う。川村の生命力と頭の回転の良さというのは、最後のほうはいろいろ見えてきますが、でも応援したくなるくらいのガムシャラさがあると思います。熊切:いや、本当に生命力ですよね。どれだけひどい目に遭っても、懲りない男でもありますから。――川村がひどい目に遭っていく中で、俳優・中島さんにはどんな新たな魅力が出ていましたか?熊切:先ほど本人も話してましたが、「こんな表情してたんだ」というのは、僕も思いました。撮っているときにも感じましたし、編集している時にさらに強く。最初の顔と最後の顔が全然違うんですよ。中島:違いましたね。熊切:本当に別人のような顔でした。その多面性といいますか、その辺が非常に面白かったです。――本編で映されるのは、ほぼマンホール内での川村ひとりの奮闘です。中島:ひとりで画を持たせられるかというのは正直、心配でした。どうしようかなとも思いましたが、これは特に意識してやったわけではないんですけど、「すごく動きがシャープだね」と言われることがあって、それが少しでも画を持たせることにつながればいいなとは思いました。熊切:彼のその動きの切れ、身体能力の高さがあったから、カットを割れた部分は大きいです。泡に埋もれるシーンなんかもそうですが、なんとなくやってたら画が持たないです。そこをすごく的確に動いてくれました。――あのマンホールは、もちろん撮影用に作られたセットです。実際にはある程度、広かったりするのですか?中島:超狭いんですよ! 最初に入った瞬間、「せま!」っていう。特に僕はタッパがある方ですし、周囲は傾斜があるので、本当に真ん中でしか立てないんです。ずっと足を畳んでいなきゃいけないし。熊切:あの姿勢がふくらはぎに来るんですよね。中島:そうなんです。監督もお芝居をつけるとき、ずっと中にいてくださったんですけど、本当に狭かったですよね。4月でしたけど、まだ寒くて。雨降らしのシーンもあって、特に堪えました。でもそれが逆にありがたかったです。芝居で震えを出そうとするよりは、実際に自分の身体でもらっちゃったほうが出せるなと思ったので。利用したというか。衣装も汚れが目立つものをみなさんで考えてましたよね。――現実に感じたキツさをお芝居に転換していたんですね。中島:精神的にきついシーンなんかは、カットとカットの間、いちいち外に出ないようにと心がけていました。最初にマンホールのセットの絵を見せていただいたときは僕も「広いじゃん!」と思ったんですよ。でも実際には狭くて寒くて、いろいろな汚しからくる臭いもありました。そういったことを、受け入れ過ぎず、拒みすぎず、川村として、素材として使えればと思っていました。自分としては逆にそういったものがあったほうが楽ですね。嘘をつかなくていいから。○■もっとこうできるんじゃないかと何かが生まれる瞬間がすごく好き――監督はほかに中島さんのどんなところが印象的でしたか?熊切:カットをかけられない瞬間が何度もありました。みんなのスイッチが入るといいますか。ミニジブ(小型クレーン)を使って動けたので、段取り上はここまでだったんだけど、みんながセッションのようになって、結局、ワンシーンの最後まで行っちゃうといったことがよくありましたね。中島:ここまでと言ってたけど、カットがかからないなとなったとき、まず監督の思いを感じ、「このまま行きますよ」とそこにいるカメラマンさんとのセッションを感じました。一度、カメラがマンホールの縁にぶつかっちゃった時があって、カメラマンさんがすごく悔しそうな顔をしていました。確かに、そうしたセッションは印象的でしたね。熊切:いい緊張感が生まれていました。――中島さんは、現場で、みんなで作品を作り上げていく過程と時間がお好きなんですね。中島:ちゃんと考えて、クリエイティビティを持って高め合う、向上心を持って、もっとこうできるんじゃないかと何かが生まれる瞬間がすごく好きなんです。僕、グループとしても去年15周年だったので、中堅になってきてるんです。そうなってくると経験値とともに小手先でできることがどうしても増えてきますよね。そうしたなか、モノづくりをするときに、ガムシャラに頑張れることを、自分で少なくしちゃってないかなと、一瞬一瞬、見つめるようにしていて。今回、6年ぶりに映画をやらせていただいて、こんなにもしっかりとモノづくりを楽しめるのかと、本当にワンシーンワンシーン有り難かったと同時に、恵まれていたと感じます。こうした作品にチャレンジできて、いろんな方々に感謝ですし、高め合える仲間たちがたくさんいたという出会いにも感謝です。――監督からもひと言。熊切:ジャンル映画をやってみたいと思って撮ってみて、僕はある程度、手ごたえを感じていますが、あとは皆さんがどう観るのか。とにかく、いろんな人に観て欲しいです。中島:観た方にも共犯者になってもらいたいですね。■中島裕翔1993年8月10日生まれ、東京都出身。アイドルグループ・Hey! Say! JUMPのメンバーで、俳優、ファッションモデルとしても活躍。ジャニーズJr.時代からテレビドラマ『エンジン』(05年)や『野ブタ。をプロデュース』(05年)などに出演し、08年に『スクラップ・ティーチャー 教師再生』で主演を務める。近年はアメリカのヒットドラマのリメイク『SUITS/スーツ』シリーズ(18年~)や、昨年7月期は主演ドラマ『純愛ディソナンス』が注目を集めた。また現在放送中のNHKドラマ10『大奥』第1話に登場し、話題をさらった。映画では『ピンクとグレー』(16年)、『僕らのごはんは明日で待ってる』(17年)で主演を務め、本作は6年ぶりの映画主演となる。■熊切和嘉1974年9月1日生まれ、北海道出身。大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』(97年)がぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、ベルリン国際映画祭パノラマ部門招待など、国外でも高い評価を受ける。01年に『空の穴』で商業映画デビュー。ほか主な監督作に『アンテナ』(03年)、『青春☆金属バット』(06年)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年)、『海炭市叙景』(10年)、『莫逆家族-バクギャクファミーリア-』(11年)、『私の男』(14年)、『武曲 MUKOKU』(17年)などがある。(C) 2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月14日和気あいあい、とはこのことを言うのだろうか。撮影から2年ほど経っているにも関わらず、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太の三人は、顔を合わせた瞬間から話が止まらない。初々しい新人を可愛がる(いじる?)先輩と上司、といった趣は、作中での役柄とリンクして見える。映画『シャイロックの子供たち』で初共演した彼らは、この作品を通して、唯一無二の関係性を築いたようだ。主人公・西木は「思ってた以上に出ていてびっくり」?(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会劇場ポスターにサインを書くため、一人はやめに入室した阿部サダヲ(以下、阿部)。「あれ、僕ひとり(でインタビュー)ですか?」と戸惑いつつ、上戸彩(以下、上戸)、玉森裕太(以下、玉森)を待つ。デスクに置いてあった原作小説「シャイロックの子供たち」を手にしながら、「まさか、僕の演じた西木がこんなに出ていたとは……」と漏らす。「原作では、あんまり出ていないキャラなんです。池井戸先生に話を聞いたら、途中で失踪して、しかも死んでしまっているかもしれない役。だから、いざ試写を見て『西木がこんなに出てるなんて!』って、びっくりしちゃって。上戸さんとも、そんな話をしてました」上戸、玉森も合流するや否や、勝手知ったる様子で「お久しぶりです〜」と挨拶し合う。取材日は『シャイロックの子供たち』完成披露試写会の当日でもあり、互いに労をねぎらっていた。「私が演じた北川愛理という役は、これといって個性的なキャラクターではないんです。目立たず、私はこれと言ってすごい個性的なキャラクターではないので、個性や味を加えないように心掛けました。役作りとか気をつけるポイントをあえて作ったわけではなく、普通にしていました。でも、阿部さんと一緒のシーンはどうしても楽しくて笑っちゃう! テンションが上がってるのが、画面にも出ちゃってましたね」上戸がそう言ったのを受け、玉森も「阿部さんと上戸さん、先輩お二人と一緒にお仕事をさせてもらえたことが、とても光栄でした」と語る。「印象的だったのは、この三人でとあるアパートに向かって、僕が郵便ポストから公共料金の用紙を取り出そうとしながら話すシーン。取り出しつつもセリフを言わなきゃいけないし、でも、何回か取り出し損ねちゃって……とても緊張しました」阿部サダヲの、意外な悔しさ発散法(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会池井戸潤といえば、過去に流行語大賞にもなった名言「倍返しだ!」が浮かぶ。奇しくも、このセリフが話題となったドラマ「半沢直樹」シリーズ(2013)には、堺雅人演じる主人公の妻・花役として上戸が出演していた。『シャイロックの子供たち』にも、この名台詞をオマージュしたシーンがある。それにちなみ、3人に「悔しさの発散法」を聞いてみた。「悔しいって感情が、あんまりないんですよね、私」と上戸。「悲しいなあとか、失敗しちゃった〜! とかはあるんですけど。自然と自分のなかに落とし込んでるんだと思います。たとえば、オーディションに落ちちゃったときなんかも、実力が足りなかったんだなあと思えるので」と、なんとも見習いたい姿勢だ。「玉ちゃんは、悔しいって思うことあるの?」と問いかけられた玉森は、「あります、あります! しょっちゅうですよ」と。「でも、そういうときは何もできないから、諦めるしかないですね。誰かに愚痴ったりもできないタイプなので、寝て忘れます」そんな玉森の答えを聞いた阿部は、「玉森くんも悔しいって感情あるんだね!」と驚きながら、自身の独特な悔しさ発散法を教えてくれた。「僕もなかなか、悔しい! って思うことは少ないんですけどね。……敢えていうなら、僕が出演していたCMに、代わって他の方が出ていたときは、悔しいかなあ……。すみません、小さなことで。そういうときは、その相手に直接LINEで連絡します」上戸や玉森だけではなく、その場にいたスタッフ全員が思わず「え!」と声をあげた。シンプルだが、なかなか実行しにくい方法だろう。阿部サダヲという役者の底の知れなさが、また垣間見えたようだ。上戸彩の、悔しかった運動会(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会悔しさは上手に発散できている、と語った上戸に対し、これまでの失敗エピソードを聞いてみた。「子供の運動会の時間を、間違えたことがあって……」。映画『シャイロックの子供たち』は、銀行内での現金紛失事件という大きな失敗きっかけに進む物語だが、上戸はどのように失敗を挽回したのか。「子供が年中さんのときだったかな。いざ行ってみたら、もう終わっちゃってたんです。年少→年中→年長さんの順だと思ってたのに、勘違いしていて。頑張って“よーいどん!”の練習もしたのに、コロナ禍で唯一のイベントに参加させてあげられなかったのが、悲しくて悲しくて……。娘と一緒にギャン泣きしました。でも、自分のミスを認めるしかなかったですね。子供は『お台場に連れてってくれないと許さないから!』って。ちゃんと連れていったら、許してくれました(笑)」上戸のエピソードを聞きながら深く頷き、「良いエピソードですね、もう十分じゃないですか」と阿部。「悔しさも失敗も、すぐ忘れちゃうタイプなんですよねえ。昔、舞台上でセリフを間違えたことはあります。『あの人、離婚したよ』ってセリフを『あの人、死んだよ』って言っちゃった。謝りもしないで進めちゃいましたけど」と、飄々と語り、その場にいる全員を笑わせる。「しょうもない話しかないんですが……」と前置きした玉森は「生放送に遅刻しちゃったことがあって……」と告白。「寝坊しちゃいました。マネージャーさんからの電話で起きて、現場に向かう車内でずっと怒られてましたね。結果的には間に合ったんですけど、メイク時間が3~5分くらいしかなくて。それ以来、絶対に寝坊はしないように気をつけてます!」玉森はどこまでも、いじられキャラ?(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会顔を合わせた瞬間から、リラックスした様子で話が止まらない3人。あらためて、お互いの印象を聞いた。阿部は上戸に対し「情報をたくさん持ってるんです。質問したら、何倍にも返ってくる。お話ししていて、すごくためになるんですよね。あと、とても深く人を見てます」と語る。本作のクランクアップ直前に、別作品の台本に目を通したという阿部。「それが、結構悪怖い人の役だったんです。上戸さんは、それを見抜いた。『阿部さん、次の台本読みましたね? 顔つきが全然違いますよ』って」と、驚きを隠せない。上戸は「とっても、わかりやすかったんですよ」と応じる。「確実に、人を殺した目をしてましたから! 阿部さんに伝えたら『ちょうど、そういう役なんだよ〜どうしてわかるの? こわいこわい』って。阿部さんって、それくらい嘘がつけない人というか、直球型なんだなあと思います」と、上戸から見た阿部の印象を表現してくれた。阿部と玉森は、上戸いわく「色白チーム」。肌が綺麗な玉森に対し「どんなことをしてるの?」と阿部が質問したのをきっかけに、美容話に花が咲いたそう。阿部は「玉森さん、一番若いのに、すごく健康に気を遣ってるんです。美容にも詳しくて。そういえば、上戸さんに紹介してもらった、おがくず風呂は行った?」と玉森に話題を投げかけた。またもや健康・美容話で盛り上がる一幕も。上戸、おすすめのおがくず風呂を、阿部・玉森それぞれに紹介したのだとか。阿部はすぐに訪れたそうだが、玉森はこれから。「去年はなかなかハードスケジュールだったので……。でも、今年は絶対行きますから!」そう強く宣言する玉森に対し、阿部・上戸の2人は「それもなんか嘘っぽいなあ、適当だなあ(笑)」といじる。「こんな感じで、撮影現場でも玉ちゃんはいじられ役でした」と上戸。「練馬出身なのに、練馬にある美味しいお店とかも、全然知らないし! ツッコミ所が多いんだと思います。阿部さんと私がいじり倒す、みたいな流れが多かったですよね」あんまり、いじられキャラではないんですけど……と戸惑う玉森。「グループ内でいじられることもないし、結構カッコつけて生きてきたつもりです。でも、この現場に入ってからは、ずっといじられキャラで」と笑いながら、新しい自分を見つけていただいて嬉しいです、と続けた。映画『シャイロックの子供たち』で阿部、上戸、玉森のそれぞれが演じた役柄が、本人たちの関係性にもリンクして見える。常に笑顔で話の止まらない三人のチーム感は、きっと、スクリーンを通しても伝わってくるはずだ。取材・文:北村有、撮りおろし撮影:鬼澤礼門<作品情報>『シャイロックの子供たち』2023年2月17日(金) 全国公開配給:松竹
2023年02月13日中島裕翔主演『#マンホール』より本編映像が解禁された。「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が結婚式前夜にマンホールに落ちた男を演じる本作。『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚がオリジナル脚本を手掛け、監督は『海炭市叙景』『私の男』の熊切和嘉が務めた。解禁された映像は、マンホールに落下した川村(中島裕翔)が、元カノの舞(奈緒)と電話で会話するシーン。雨に打たれ寒さに震えながらライターで暖を取る川村は、唯一連絡が繋がりマンホールに落ちる直前まで川村がいた渋谷周辺まで捜しに来ていた舞に再び電話をかける。警察も当てにならず、焦りと寒さから苛立ちが募っていた川村は「本当に探したのか?今、本当に渋谷にいるのか?」と、それまでの川村とは打って変わった強い口調で舞を責め立ててしまう。「雨も強くなってきて寒さもきつい。もうこんな所にはいられないんだよ」と嘆くように洩らした川村に対し、舞が「え、今なんて? 渋谷雨とか降っとらんけど。そこ本当に渋谷なん?」と答え、不穏な空気が流れたところで映像は幕を閉じる。川村は落ちたのか、それとも落とされたのか?舞との電話によって新たな事実が発覚し膨らんだ疑念が、寒さと焦りに苛まれる川村をさらに追い詰めていく…。果たして真相を突き止め、川村はこのどん底から這い上がることができるのか。その後の展開が気になる本編映像となっている。さらに2月23日(木・祝)より、オーディオコメンタリーを再生するスマートフォンアプリを利用した【副音声上映】がスタートすることが先日発表された。主演の中島さんと熊切監督が、本編を見ながら撮影当時の裏話など様々なエピソードをネタバレありで余すことなく語り尽くす。副音声上映は、2月23日(木・祝)以降の期間中、本作を上映する映画館全ての上映回で楽しめる。リピート鑑賞にも最適だ。『#マンホール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:#マンホール 2023年2月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める、映画『#マンホール』(2月10日公開)のメイキング写真が15日、公開された。同作は脚本・岡田道尚×監督・熊切和嘉によるオリジナル作。川村俊介(中島)は営業成績はNO.1、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。解禁されたメイキング写真では、真剣な面持ちで熊切監督と向き合う中島の姿や、暗いマンホールの底で、鬼気迫る表情で食い入るようにスマートフォンを覗く様子が捉えられている。中島は主人公・川村という役を複雑かつ難しく、挑戦しがいのある役と捉えて撮影に臨んだ。一人芝居が続く中、人との繋がりはほぼ電話であったが、会話に左右されて、自分のなかで生まれてくる疑念や疑心暗鬼に気づきながらそれを役の中に落とし込んだという。製作陣は川村が一晩で体験する感情の振り幅を映画史上随一にしたいと考え、類稀なるアイドル性と、自分からかけ離れた人間になり切れる演技力、この2つを併せ持っている中島へオファーした。プロット作成の早い段階で中島を想定し、当て書きをしていくことで実際に演じる姿を見て手応えを得たと同時に、新しい中島裕翔の俳優像を打ち出し、爽やかで硬派なイメージの強い中島が、極限まで追い詰められて足掻き、マンホールの底で人間の本性を露呈させていく。中島自身「自分でも見たことが無い中島裕翔に驚いた」と話している。(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年01月26日