木村拓哉主演、丸腰の状態で“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガードの姿を描いた「BG~身辺警護人~」の5話が7月16日放送。間宮祥太朗演じる沢口の“今後”と、市川実日子演じる多佳子の“秘密”に多くの反応が集まっている。木村さん演じる島崎章が、勤務していた日ノ出警備保障に身辺警護課が新設され“BG”に復帰。高梨雅也(斎藤工)、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮さん)らと共に活躍する姿を描いた前シーズンから約2年。本シーズンでは日ノ出警備保障が外資系企業に買収され「KICKSガード」に社名変更。章は買収元の経営者・劉光明(仲村トオル)の裏の顔を知り、会社を辞め独立。そんな章を追って高梨も「KICKSガード」を退社する。大手が引き受けない難易度の高い案件を受ける2人だが、劉は章らを潰そうと裏で画策、1話で沢口に刃を向けた男が章の周囲に現れるように。前回のラストでついに男は章の自宅にまで迫る…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。注目の5話は、劉の第一秘書・岩田一也(三宅弘城)の下で働いている角田凪子(成海璃子)が、夜道で引ったくりにスマホを盗まれケガを負う。実は凪子は沢口の恋人で、連絡を受けた沢口は章の口利きで笠松(市川実日子)に緊急処置を頼む。幸い凪子は軽症だったが診察中、凪子が防犯ブザーを複数所持していることが発覚。凪子によると、少し前からストーカーに狙われていて、相手が誰か分からず沢口に心配をかけまいと黙っていたという。凪子の身が心配でならない沢口は、島崎と高梨に身辺警護を依頼するのだが、捕らえた不審者は「KICKガード」で上司だった小俣健三(勝村政信)。だが小俣はストーカーではなく、凪子をストーカーしていたのは岩田だった。だが岩田の真の目的は凪子のスマホのなかにある劉と桑田議員(小木茂光)の癒着の証拠だった…というストーリー。凪子は会社を辞め新たな道を歩むことになり、沢口とも距離を置く。そして1話で自らが襲われた事件も劉の差し金だったことを知った沢口は「KICKSガード」を辞める決意をする…「沢口さんも複雑な心境ですね…」「沢口どうなるんや」など、沢口の今後を心配する声とともに「間宮祥太朗さんが一つのエピソードの中で様々な感情を表現し、周りに翻弄される若きボディガードを見事に演じていた」など、間宮さんの演技に注目したツイートも。終盤で多佳子(市川さん)には以前警察官の夫がおり、新婚3か月で亡くなっていたことも明かされた。そこに1話で沢口を襲ったボーイが現れる。その顔に多佳子も見覚えがある様子で…「笠松先生の亡くなった旦那さんと、あのロン毛が何か繋がってんのかな。」「あの長髪が彼女の夫の死にも関係してそう」などの声も上がっている。(笠緒)
2020年07月16日木村拓哉主演、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗らが再び集結した「BG~身辺警護人~」2ndシーズンの4話が7月9日放送。今回はニート青年を演じた岡田義徳の演技力に改めて驚嘆の声が上がるとともに、市川実日子演じる笠松と島崎の関係に引き続き注目が集まっている。丸腰の状態でまさに“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガードの生き様と戦いを描く本作。木村さんが在籍していた警備会社を辞め独立した島崎章に、斎藤さんが島崎と行動を共にすることにした高梨雅也に、菜々緒さんが島崎らの古巣「KICKSガード」所属の菅沼まゆに、間宮さんが「KICKSガード」所属の沢口正太郎にそれぞれ扮する。また市川実日子が島崎のかかりつけ整形外科医・笠松多佳子を演じ、「なにわ男子/関西ジャニーズJr.」道枝駿佑、勝村政信、仲村トオルらも今回より参加する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。島崎警備のHPが完成、早速依頼のメールが届く。連絡を取るとクライアントは監禁されている可能性が…クライアントが指示した住所に向かうと、そこはメールの送り主である生田大輔(岡田さん)が両親が暮らす自宅。監禁はうそで、大輔はいわゆる“子ども部屋おじさん”だった――。20年、ニート生活を続けアラフォーになった大輔は、小学校のクラス会でタイムカプセルを開ける行事が予定されていることを知り、“将来の夢”を書いた色紙を自分の分だけ先に回収してもらうよう、学校に伝えに行こうと決意したが、常日頃より誰かに狙われているという不安があるため警護を依頼したのだ。自宅から学校まで2km。この短い距離を歩む間に、かつての友人との再会。何者かにつけられるという事態など様々な出来事が発生。親友だったという友人に誘われ大輔は理科室に向かうが…というのが今回のストーリー。今回大輔役で出演したのは「南極大陸」でも木村さんと共演経験のある岡田さん。今回は20年以上ニート生活をしているという役どころでひげ&長髪姿で登場、ラストでひげを剃り、髪も短くしてスーツ姿で島崎らに警護料を支払いに来るのだが、「最後に髪型が変わってスーツで登場するまで、岡田義徳さんだってわからなかった」「最後のお年玉のシーンで、息子役が岡田義徳と知った」「髭の時は気づかなかった」など終盤まで岡田さんだと気づかなかった視聴者も多数いた模様。「岡田くんはやっぱり凄い。演技力飛び抜けてる」と、その演技力を改めて絶賛する声が相次いでいる。また先週に引き続き島崎と笠松の恋(?)にも進展が。島崎の息子・瞬(田中奏生)のケガを治療した笠松が島崎に電話。1人でラーメンを食べているという笠松を、島崎は食事に誘うのだが断られてしまう…「最後のラーメン屋さんでのやり取りきゅんとしてしまった」「慌ててる島崎さんも、デートに誘う島崎さんも、断られてちょっと困惑してる島崎さんも全部可愛い」「島崎さんと笠松先生‥どうなるかなぁ?」など、今週も2人の関係に注目する視聴者からの声が多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2020年07月09日女優の市川由衣(いちかわ・ゆい)さんが、2020年7月6日にインスタグラムを更新。3歳になる長男について語っています。市川由衣の現在は?明かした戸次重幸との結婚生活に「憧れる!」市川由衣、息子の成長に「誰に似たのか…」市川由衣さんは友人が出版した本『東大脳を育てる3歳までの週間』を紹介するとともに、今年で3歳になる長男の「おしゃべりが止まらない」と明かしています。 この投稿をInstagramで見る 市川 由衣(@yui_ick)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前4時07分PDT市川由衣さんは2015年に俳優の戸次重幸(とつぎ・しげゆき)さんと結婚。2016年に第1子となる男の子を出産しています。最近は寝る直前までしゃべっているという愛息子について「誰に似たのか…」と、含みを持たせてコメントしている市川由衣さん。するとファンからは「きっと旦那さん似ですよ!」「間違いなく戸次さんですね…」と、父親似であることを断言する声が続々と寄せられています。・子供の成長は早いですよね。そしておしゃべりグセはきっとシゲさんに似てしまったんだ!・パパに似てしまったか…。親子のコミュニケーションを楽しんでくださいね!!・それは確実に旦那さまでしょう!夫婦そろって大好きです!家族でおしゃべりを楽しむ、市川由衣さんと戸次重幸さんの姿を想像するだけで、ほっこり癒されますね。2人のこれからに注目です![文・構成/grape編集部]
2020年07月08日木村拓哉、斎藤工らが民間ボディーガードを演じる「BG~身辺警護人~」第2シーズンの3話が7月2日放送。かかりつけ医・笠松から依頼で“危険な任務”を受けた島崎ら…今回は島崎と市川実日子演じる笠松との“関係性”にざわめく視聴者が続出している。木村さん演じる島崎章は外資系IT企業に買収された勤務先「KICKSガード」の社長、劉光明(仲村トオル)の裏の顔を知り、会社を飛び出し独立。そんな島崎を追って高梨雅也(斎藤工)も「KICKSガード」を辞め、2人で新たに警護を請け負うようになる…というのがこれまでの展開。木村さん、斎藤さん、仲村さんのほか「KICKSガード」のメンバーで高梨と交際していた菅沼まゆに菜々緒、前シーズンでは新人BGだった沢口正太郎に間宮祥太朗。警視庁警護課出身の「KICKSガード」の身辺警護課長に勝村政信。島崎の息子・瞬に田中奏生。島崎の事務所の階下にあるカフェの店員・中島小次郎に「なにわ男子/関西ジャニーズJr.」道枝駿佑。そして島崎かかりつけの整形外科医・笠松多佳子に市川実日子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はその笠松から“危ない”案件が持ち込まれる。クライアントは実業家・道岡三郎(豊原功補)。彼は数々の投資詐欺を行い、儲けた金を政治家にバラまいていた。道岡は逮捕されるも不起訴で釈放。その直後に恨みを持つ男に襲われアキレス腱断裂の重傷を負い笠松の勤務する病院に極秘入院したのだ。「KICS」含め大手に警護を断られた道岡の警護を受けることにした島崎ら。しかし道岡は島崎と高梨に対しても不遜な態度で「いつ殺されてもおかしくない」と豪語。根っからの悪党ぶりを見せつける。さらに執刀医である笠松にも襲撃予告が届き、手術直前、笠松は院内で何者かの襲撃を受けてしまう…というのが今回のストーリー。手術直前、連絡が取れなくなった笠松の身に危険が迫っていることに気づき、彼女を探す島崎。すんでのところで襲撃を阻止、「こんなことでびくびくするわけないでしょ」という笠松に「僕のクライアントの大事な先生ですから。守らないと」と、座り込む笠松に手を差し出す島崎。その後も道岡を襲撃から守ろうとしてケガした島崎に「待ってるから」と告げる笠松。そんな笠松の言葉に少し間を置いて「お願いします」と答える島崎…。2人の関係性に「この先、多佳子先生とロマンスに繋がるのか」「多佳子先生と島崎さんなんかいい感じ…赤色のハート両思いっぽいじゃん」など“ラブストーリーの始まり”を予感する視聴者多数。「市川実日子さん演じる笠松先生はナチュラルな感じがカッコよかった!」「市川実日子さん本当に好き」など、笠松役の市川さんを讃える声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年07月02日小栗旬×星野源の初共演映画『罪の声』(2020年秋公開)の最新ビジュアル&特報映像&新キャストが24日、明らかになった。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。最新ビジュアルは、小栗と星野の真剣な表情、そしてそれぞれが見つめる目線の行方が気になるものに。小栗と星野の共演シーンが初解禁となる特報映像は、物語の発端となる脅迫テープの子どもの声から始まり、俊也はその声が自分の声だと気が付き戸惑う。「本当の罪人を、引きずり出します」という力強い言葉と眼差しが印象的な小栗演じる阿久津の姿も映し出され、気になる映像となっている。また、新キャストも明らかに。星野演じる曽根俊也の妻・亜美役に市川実日子、母・真由美役に梶芽衣子、さらに真由美の若き日を阿部純子が演じ、叔父の達雄役に宇崎竜童が決定した。小栗演じる、阿久津英士が所属する大日新聞の元社会部記者・水島洋介役で松重豊、同じく社会部事件担当デスク・鳥居雅夫役で古舘寛治、事件に翻弄される生島一家の母親・千代子役で篠原ゆき子、その娘・望役で原菜乃華が出演する。さらに、2人が事件に翻弄される中で、出会う人物たちとして、スーツの仕立て職人・河村和信役に火野正平、麻雀店の元オーナー・須藤みち役に正司照枝とベテラン勢も出演する。(C)2020「罪の声」製作委員会
2020年06月24日昭和最大の未解決事件に挑む、塩田武士の58万部突破のベストセラー小説を、小栗旬主演、星野源と映画初共演を果たす『罪の声』。この度、本作の最新ビジュアルと特報映像が到着。さらに、新キャストも明らかになった。今回到着した映像では、物語の発端となる脅迫テープの子どもの声からスタート。そして星野さん演じる俊也は、その声が自分の声だと気が付き戸惑う…。また、小栗さん演じる新聞記者・阿久津と言い合うようなシーンや、阿久津が「本当の罪人を、引きずり出します」と力強い眼差しを向ける姿など、30秒と短いながらも見入ってしまう、緊迫感たっぷりの映像となっている。また、運命が交錯する2人をとりまく10名の新たなキャストも明らかに。俊也の妻・亜美役に市川実日子。母・真由美役に梶芽衣子、その若き日を阿部純子。叔父の達雄役を宇崎竜童。そして、阿久津が所属する大日新聞の元社会部記者、水島洋介役を松重豊。社会部事件担当デスク・鳥居雅夫役を古舘寛治。事件に翻弄される生島一家の母・千代子役を篠原ゆき子、娘・望役を原菜乃華。2人が事件に翻弄される中で出会う、スーツの仕立て職人・河村和信役を火野正平、麻雀店の元オーナー・須藤みち役を正司照枝が演じる。最新ビジュアルでは、真剣な表情の阿久津と俊也に加え、今回発表された新キャストの姿も浮かび上がっている。『罪の声』は秋、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:罪の声 2020年秋、全国東宝系にて公開予定©2020「罪の声」製作委員会
2020年06月24日木村拓哉主演「BG~身辺警護人~」の新シーズン1話が6月18日放送。フリーに転身、本当の“丸腰”となった章のピンチを救う斎藤工演じる高梨…木村さんと斎藤さんの“バディ”ぶりと、道枝駿佑の出演に熱狂する声が止むことなく寄せられている。勤務していた日ノ出警備保障に身辺警護課が新設されたことで“BG”に復帰した木村さん演じる島崎章と、高梨雅也(斎藤工)、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮祥太朗)ら同僚BGたちが、民間ボディーガードとして丸腰の状態で“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る姿を描いた前作。それから2年を経て放送が開始された今シーズンでは、前作のメンバーたちに加え「なにわ男子/関西ジャニーズJr.」道枝駿佑、市川実日子、勝村政信、仲村トオルらも参加する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。日ノ出警備保障がIT企業に買収され「KICKSガード」に社名変更。章たちは買収元の経営者である劉光明(仲村トオル)の方針に従い、クライアントを政財界のVIPに限定した警護活動に従事、与党議員・桑田宗司(小木茂光)の後援会パーティーで不審者を撃退、メディアからも賞賛される。そんななか、服役中の大学元講師・松野信介(青木崇高)から章の元に手紙が届く。警護を希望する章だが上司の小俣健三(勝村さん)や劉は否定的だ。さらにパーティーに現れた不審者が桑田の秘書から金をもらっている現場を見てしまい、パーティーの件が劉も絡んだ“やらせ”だったことに知った章は劉と衝突。「KICKSガード」を辞めフリーのボディーガードに転身。初仕事として松野の警護を請け負う。しかし松野は出所後謝罪したいと言っていた教授の坂上(神保悟志)を殺そうと企んでいたと…いうのが1話の展開。大学の低温室に坂上、松野とともに閉じ込められてしまった章。その危機を救ったのは、章が突然会社を辞めた理由を探ろうと社の服務規程に反して、松野の警護に同行した高梨だった。その姿に「島崎高梨コンビ熱い」「ホントに いいコンビ」「もう島崎高梨のバディもの」など、熱狂する視聴者からの投稿が殺到。またフリーとなった章が構えたオフィスの下にあるカフェの店員役で出演した道枝さんにも「ガッツリみっちー、キムタクと絡んでてまじで嬉しい」「突然のみっちーがかわいすぎ」などの声が続々と集まっている。(笠緒)
2020年06月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、2020年6月7日にInstagramを更新。娘である麗禾(れいか)ちゃんの顔写真を、SNSで公開しない理由を明かしました。市川海老蔵「麻央との約束を守っている」海老蔵さんには、妻である故・小林麻央さんとの間に生まれた子供が2人います。小林麻央のブログ『KOKORO.』から闘病生活を振り返る姉・小林麻耶が語った想いとはブログなどを通して、長男・勸玄(かんげん)くんの顔写真は積極的に公開していますが、麗禾ちゃんのほうは顔の部分にスタンプを付けたり、後ろ姿をアップしたりなど、顔を見せない配慮をしていました。海老蔵さんは、その理由について、次のようにつづっています。麗禾の事。なんでお顔隠すのですかー?という質問あります。本人は出してもいいよーと、テレビとかはどうしても出ますよね。でも麻央がSNSの時はなるべく隠してあげて、と言ってました。ただそれを守ってます。ebizoichikawa.ebizoichikawaーより引用 この投稿をInstagramで見る Ebizo Ichikawa 十一代目 市川海老蔵(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)がシェアした投稿 - 2020年 6月月7日午前4時17分PDT海老蔵さんは、麗禾ちゃんについて「どうして顔を隠すのか?」という質問があったことについて言及。生前の麻央さんに「SNSではなるべく顔を隠してあげて」といわれ、それを守っているそうです。麗禾ちゃん本人は「顔を出しても構わない」といっていることと、テレビ番組では顔を出した状態で出演していることから、ブログではごくたまになら顔写真を載せているとのこと。海老蔵さんの考えについて、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。・賛成です。予期せぬ形で悪用されたらたまりませんし。・麻央さんとの約束を守っている海老蔵さんが素敵です。・母として娘を守る麻央さんの、深い愛情が伝わってくるエピソードですね。・自分も娘を持つ母親です。麻央さんの気持ちがとても分かります。麻央さんは生前、1人の母親として娘の将来を考えて、海老蔵さんにお願いしていたのでしょう。その思慮深さと我が子を想う愛情は、確かに海老蔵さんに受け継がれています。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵(いちかわ・えびぞう)さんが、2020年6月3日に公式YouTubeチャンネル『EBIZO TV 市川團十郎 白猿』を開設。初回は息子の勸玄(かんげん)くんによる質問コーナーが行われ、ファンを喜ばせています。市川海老蔵、息子からの質問に「素晴らしいね!」動画では早速、長男の勸玄くんが登場。『パパに質問コーナー』と題し、自分で考えてきた質問を父親に次々とぶつけていきます。市川海老蔵ついにYouTube始めます!「毎日ジムに行きますか?」「何を食べたら強くなれるの?」など、さまざまなことを質問する勸玄くん。そんな息子の一生懸命な姿に、市川海老蔵さんは時折「素晴らしいね」と感心し、一つひとつ丁寧に質問に答えていきます。親子の微笑ましい様子を見たファンは「癒されました」「YouTube開設、嬉しいです」と大歓喜。「これからも見ます!」「チャンネル登録しました」といった声も寄せられています。・カンカン(勸玄くん)の質問、すごいですね!初回からクオリティが高い。・すぐさま登録させていただきました!これからも頑張ってくださいね。・親子のやりとりにほっこりしました。気付いたら、自分の顔がニヤけてた。市川海老蔵さんは同チャンネルの今後について、子供たちからのインタビューや歌舞伎、トレーニング、食生活などの情報を発信したいと話しています。これからの投稿にも期待ですね!市川海老蔵が『小林麻耶と再婚』というウワサは嘘!?息子と娘がインスタに登場小林麻央のブログ『KOKORO.』から闘病生活を振り返る姉・小林麻耶が語った想いとは[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日4月の深夜に放送されるミニドラマ「きょうの猫村さん」の主題歌が決定。主演・松重豊が歌を担当、坂本龍一が書き下ろすことが分かった。同時に1分トレーラー(主題歌 Ver.)も公開された。本作はほしよりこの同名漫画を、松重さんが主人公の猫の家政婦・猫村ねこ役を務め実写化。ほかにも、濱田岳、石田ひかり、市川実日子、染谷将太、安藤サクラら豪華キャストが出演し、深夜に2分30秒のミニドラマとして放送する。そんな本作の主題歌は、日本を代表する音楽家・坂本さんが書き下ろし、タブラ奏者のユザーンが作詞を担当する「猫村さんのうた」に決定。その主題歌で猫役に続き、歌にも初挑戦する松重さんは「坂本龍一さんの偉大なディスコグラフィの、小さなバグのひとつとして僕の名前が残る奇跡に感謝します」とコメント。坂本さんは「『これはやらねば』と思いました。もちろん、原作が『きょうの猫村さん』だということも大きいですが、松重豊さんが演じると聞いて、この奇抜な企画は、参加するみなが真剣に悪ノリをすることに意義があるんだと思いました」とオファーをふり返り、「僕は歌の曲を作るのは苦手なんですが、今回は自分で下手なりに歌いながら、試行錯誤して作りました。覚えやすく、ドラマを見た人も口ずさめるようにと意識しましたが、でも単にホンワカしたものではなく、ひねりもほしい。歌の途中で、Queenのように唐突な転調をして、すぐに何事もなかったのようにパッと戻る。どこか唐突に変なことをしてしまう猫村さんのようじゃないかな」と今回の作曲について明かしている。なお、音楽は坂本さんと、日本アカデミー賞・優秀音楽賞を受賞した篠田大介が担当する。そして今回、初公開となる場面写真が到着。村田家政婦紹介所のメンバー、池田エライザ扮する尾仁子の部屋での一コマ、そして、ネコムライスのビジュアルが公開された。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は4月8日より毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送(全24回)。主題歌「猫村さんのうた」は4月8日(水)深夜0時~各音楽ストリーミングサービスおよびダウンロードサイトで配信開始。(cinemacafe.net)
2020年03月30日松重豊が“猫の家政婦”猫村ねこに扮する4月スタートのミニドラマ「きょうの猫村さん」の共演者10名が発表された。ほしよりこの累計330万部を売り上げた同名人気コミックを、2分30秒のミニドラマとして今回映像化。松重さんに続き、このほど発表されたのは、原作に登場する個性豊かな登場人物を演じる豪華俳優陣。猫村さんがいつも思い続ける5歳の少年・ぼっちゃん役を濱田岳。“家政婦紹介所で出会う人たち”として、村田家政婦紹介所の代表役で石田ひかり、村田家政婦紹介所で住み込みで働く家政婦仲間・山田さん役で市川実日子。猫村さんの初奉公先となる“犬神家で出会う人たち”として、犬神家のご主人・犬神金之助役で松尾スズキ、犬神家の女主人・犬神冴子役を小雪、長女・犬神尾仁子役で池田エライザ、長男・犬神たかし役で水間ロン、犬神家にたびたび遊びに来る暴走族のメンバー強役で染谷将太。そして“お買い物で出会う人たち”として、猫村さんに何かと因縁をつけてくる怖がりの奥さん役で安藤サクラ、猫村さん行きつけの魚屋さんの主人役で荒川良々が出演する。<キャストコメント>●濱田岳松重さんの猫村さんに、参加できる事をとても嬉しく思っています。小さな少年の役という事で、とても不安に思っていましたが、松重さんのお姿を拝見し、なんの根拠もないですが、不安を和らげていただきました。大好きな大先輩です。そんな、松重・猫村さんに愛される少年を一生懸命、チャレンジしたいと思います。よろしくお願いします。●石田ひかりとにかくとにかく、ほしさんの世界のファンです! 働き者の猫村さんの健気さ、可愛らしさは、主婦でもあるわたしのバイブルです。もちろん猫村さんを演やりたかったけれど、松重さんには敵いません!村田の奥さんも大好きなキャラで、カーラーにネグリジェにケープという扮装が可笑しくてたまらず、夢心地でした。原作の村田の奥さんの味わい深さは出せてないと思いますが、いい役をいただけて幸せです。ずーっと続いてくれるといいなと思っています! どうぞお楽しみに!●市川実日子お話を聞いた瞬間、松重豊さんってどなただろう? と思ったくらい、脳みそが追いつきませんでした(笑)。これはミラクルだと思いました。なが~くて可愛らしくて、時々おじさんな松重・猫村ねこさん。毎週、2分半会えるのが楽しみです。●松尾スズキ何しろ松重豊さんが猫村さんというのが、ぶっとびすぎです。人間だし、男だし。でも、松重さんとの仕事は10数年ぶりで、同じ郷で同い年というのもあり、楽しく過ごさせていただきました。じゃっかん原作より感情的なご主人になってしまいましたが、そこも愛嬌ということでご笑覧くださいませ。●小雪今回「猫村さん」のお話をいただき、とても楽しく台本を読ませていただきました。原作のイメージを守りつつも、自分なりに奥さまの可愛らしい性格や、弱いところ、人間らしい面を出せるようにと考えて挑んでみましたので、是非皆さまに楽しんでいただけたらと思います。●池田エライザ物語も現場の空気感もいつも優しく尊く…日々、癒されておりました。尾仁子の反抗期感たっぷりの言動がいじらしくて好きです。猫村さん、沢山怒鳴ってごめんなさい。皆様、お楽しみに。●水間ロンこの素敵な世界の中の一員になれたことをとても光栄に思っております。短い時間でしたが、素晴らしいキャストとスタッフに囲まれ過ごした時間は幸せでした。ぜひ楽しんでご覧ください。●染谷将太「きょうの猫村さん」が実写化ですよ。すごいですよ。その心意気に脱帽です。猫村さんとお芝居できるなんて感無量です。本当に心地よい時間でした。現場では猫村さんの作った揚げパンを食べ過ぎました。早く早く完成が見たいです。毎週水曜日深夜にやってくる2分30秒を心待ちにしております。●安藤サクラ猫村さんの世界に入れるなんて! と、とっても嬉しいです。更に松重さんのファンなので嬉しさ100倍です。撮影は緊張しましたが、まだまだ、もっとやりたい気分です。すでにアノ猫村さんが恋しくてなりません。放送が楽しみです!!●荒川良々猫村さんです! 松重さんです! 自分は魚屋です! 撮影時間半日!果たしてどんな化学反応が起きるのか!? 乞うご期待!!ミニドラマ「きょうの猫村さん」は4月8日より毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送(全24回)。(cinemacafe.net)
2020年03月19日木村拓哉(47)主演で18年1月期にテレビ朝日系で放送されたドラマ「BG~身辺警護人~」。その続編が4月16日から同局の木曜午後9時枠でスタートすることを、各スポーツ紙が報じた。「BG」は武器を持たない丸腰な民間警備会社のボディーガード(BG)として働く、主人公・島崎章(木村)の活躍を描いた完全オリジナルの社会派人間ドラマ。各紙によると、今作では島崎が組織から独立。私設ボディーガードとして、新たな生き様を見せるという。前作で木村の同僚を演じた斎藤工(38)、菜々緒(31)、間宮祥太朗(26)は続投。さらに新キャストとして仲村トオル(54)、勝村政信(56)、市川実日子(41)が出演。木村の主演ドラマのシリーズ化はフジテレビ系「HERO」以来、2作目となる。「前作の平均視聴率は15.2%という高視聴率を記録。木村さんは昨年から主演映画・ドラマともに数字がよく、ソロ歌手デビューも果たすなど波に乗っています。4月期はTBS系が『半沢直樹』、日本テレビ系が『ハケンの品格』を放送。いずれも前作がヒットを記録した強力な作品だけに、テレ朝も木村さんの作品をぶつけて真っ向勝負を仕掛けることになります」(放送担当記者)今作で注目すべきポイントは、木村のアクションだというのだ。「木村さんは中国のSNS『ウェイボー』に写真をアップしていたように、前作からブラジリアン柔術ジムでパーソナルトレーニングを重ねていました。その特訓は最近も続けているようで、筋トレに励むなどして肉体を磨いています。前作よりもさらに進化したアクションを見せてくれそうです」(芸能記者)内容はもちろんだが、他局のドラマとの視聴率争奪戦の行方も注目される。
2020年03月05日木村拓哉らが出演した2018年1月期放送の連続ドラマ「BG~身辺警護人~」の第2弾がこの春、放送決定。木村さんをはじめ、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗らの出演も明らかになった。丸腰の状態でまさに“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護ってきた木村さん演じる島崎章。権力や武器を備えた警察官に対し、丸腰でチーム一丸となって敵に挑んでいく章たち民間ボディーガードの姿を描いた前作を経て、今作ではあえて章の立場を“組織から独立した私設ボディーガード”へと大幅更新し、「個人vs組織」の物語を軸にした新ステージで再始動。民間警備会社「日ノ出警備保障」の身辺警護課に所属した章。今作では「日ノ出警備保障」を買収した大会社の利益優先方針に疑問を感じた章が組織を飛び出すことに。また高梨雅也(斎藤さん)は、章が辞めた本当の理由を聞きだすため、章のもとへ。そこで一緒に警護をするうちに、高梨の心に変化が生まれ…。そして、独立した章たちを敵視する組織とのせめぎ合い、そんな組織に残ることを選択した仲間・菅沼まゆ(菜々緒さん)や沢口正太郎(間宮さん)との関係性を縦軸に、各クライアントとの一対一の人間関係をじっくりとドラマチックに描いていく。卓越したスキルを持つ木村さん演じる章、斎藤さん演じる元自衛隊員のボディーガード高梨雅也、菜々緒さん演じるかつては将来を有望視される柔道選手だったボディーガード菅沼まゆ、間宮さん演じるかつてはド新人だったが現在は一人前のボディーガードに成長した沢口正太郎というレギュラーメンバーに加え、実力派の新キャストも参加。前作で亡くなった身辺警護課の前課長・村田五郎(上川隆也)の後任・小俣健三役で勝村政信、総合病院の整形外科医で、身辺警護課の契約担当医をしている笠松多佳子役で市川実日子、今作に不穏な空気を呼び込む“最大の敵”、「日ノ出警備保障」を買収した大会社の社長・劉光明役で仲村トオルが出演する。今作について木村さんは「体を張って警護対象者を護る“現場主義者”という点ではブレていないものの、今回から会社に属したキャラクターではなくなることで、描く世界観の形態が多少変わってきている。そこを自分なりにどう楽しみ、視聴者の皆さんにどう伝えていくか…。いろいろ考えながら、これから始まる現場での作業を心待ちにしているところです」と現在の心境を明かす。また「前回からご一緒している斎藤工さん、菜々緒さん、間宮祥太朗さんとは同じモチベーションでクランクインできると思いますし、空気もすぐに出来上がると思います。特に、斎藤さんとは前回よりも間合い的に近い設定になりそうなので、現場でもご一緒する機会が増えると思いますし、そこも今から楽しみですね。また、新たなストーリーを構築していく上で必要なダークサイドを仲村トオルさんが演じてくれるのは心強いですし、新キャストの皆さんを含めてのセッションを楽しんでいきたいです」と共演者についてもコメント。さらに「実は今回、僕のわがままで脚本の井上由美子さん、プロデューサーの皆さん、そして斎藤さんや間宮さんにも同席していただき、台本の準備稿をもとに各々の考えや疑問点を全部吐き出すセッションをさせていただきました。そこでみんなの意見が整理整頓され、『しっかり煮詰まったな!』と感じる決定稿が出来上がりました。あとは現場に立つのみ。現場でもキャスト、スタッフ一丸となって取り組み、『BG』の新しいストーリーと新しい形態をしっかりと紡いでいきたいな、と思います」と綿密な準備が行われていたことを告白した。なお、前作に引き続き脚本は「GOOD LUCK!!」「エンジン」の井上由美子が手掛ける。「BG~身辺警護人~」は4月16日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2020年03月05日今年5月に市川團十郎白猿の襲名を控えた市川海老蔵が、1月31日(金)から3月1日(日)まで各地巡業で特別公演を行う。演目は『羽衣』と『勧進帳』。『勧進帳』は、七世市川團十郎が市川宗家(成田屋)のお家芸として選定した18演目「歌舞伎十八番」の内の一つで、天保11(1840)年3月に江戸河原崎座で初演。これを九世團十郎が洗練し、今日では歌舞伎屈指の人気演目となっている。物語は平安末期、壇ノ浦で平家を滅ぼすのに寄与した源義経だったが、その後生じた兄頼朝との不和を修復できぬまま、弁慶ら家来とともに都を落ち延びるところから始まる。山伏姿に身をやつして奥州を目指す途中、安宅(あたか)の関に差しかかるが、既に義経一行が山伏姿で逃げているとの情報があり、関守の富樫左衛門が通行を許さない。「東大寺再建の勧進(寄付金集め)のため」と目的を偽ると、「それならば、勧進帳(寄付募集の趣意や必要な金品・材料が書いてあるもの)があるはず」と迫られる。そこで弁慶が白紙の巻物を勧進帳として読み上げるシーンが有名だ。その後も富樫は弁慶に対し、仏法の心得がある真の山伏か確かめようと質問攻めにする。この「山伏問答」や、弁慶が豪快に花道を駆け抜ける「飛び六方」など、みどころ満載で最初から最後まで飽きることがない。能の『安宅』を基につくられているため、舞台は能楽堂を模し、背景は鏡板さながら松の大樹。「松羽目物(まつばめもの)」と呼ばれる様式美にも注目だ。囃子方がひな壇に揃って演奏する音楽も格調高く、心地よい。弁慶を演じる海老蔵は、これが海老蔵として最後の『勧進帳』となる。富樫は市川右團次。義経は中村児太郎が初役で勤める。その児太郎が天女の役の『羽衣』も能の同名作を舞踊化した作品で、駿河の国(今の静岡県)三保の松原に残る羽衣伝説が題材だ。浜辺の松に掛けられた美しい羽衣を見つけた猟師がこれを家宝に持ち帰ろうとすると、持主である天女が姿を現し返してほしいと願う。返してもらった羽衣を身にまとって優雅に舞う天女の幻想的な美しさ、能につながる幽玄な世界を、成長目覚ましい若手女方の児太郎がどこまで表現できるか楽しみだ。巡業先は、1月31日(金)から2月2日(日)まで名古屋・御園座、2月8日(土)・9日(日)に石川県こまつ芸術劇場 うらら 大ホール、2月10日(月)に石川・金沢歌劇座、2月14日(金)から23日(日・祝)まで京都・南座、2月26日(水)から3月1日(日)まで福岡・博多座の計5か所。いずれも上記2演目と、演者による「挨拶」がある。文:仲野マリ
2020年01月30日「第74回毎日映画コンクール」において、各賞のノミネート作品&ノミネート者が発表された。『火口のふたり』と『蜜蜂と遠雷』が最多8ノミネート、男優主演賞には池松壮亮、柄本佑、成田凌ら、女優主演賞には蒼井優、岸井ゆきの、シム・ウンギョンらが選ばれた。国内で最も歴史のある映画賞「毎日映画コンクール」。今回は、2019年1月1日から12月31日までに、国内で14日間以上劇場公開された映画(アニメーション、ドキュメンタリーは完成または上映した作品)が対象となっている。まず、「日本映画大賞・日本映画優秀賞」候補作にあがったのは、『火口のふたり』、『新聞記者』、『ひとよ』『蜜蜂と遠雷』、『宮本から君へ』の5作品。また「男優主演賞」には、池松壮亮(『宮本から君へ』)、稲垣吾郎(『半世界』)、柄本佑(『火口のふたり』)香取慎吾(『凪待ち』)、成田凌(『カツベン!』)。「女優主演賞」には、蒼井優(『宮本から君へ』)、岸井ゆきの(『愛がなんだ』)、シム・ウンギョン(『新聞記者』)、瀧内公美(『火口のふたり』)、筒井真理子(『よこがお』)、松岡茉優(『蜜蜂と遠雷』)。なお、成田さんは『愛がなんだ』と『さよならくちびる』で「男優助演賞」、シム・ウンギョンは『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、松岡さんは『ひとよ』で「女優助演賞」にもノミネートしている。今回最多ノミネートとなったのは、『火口のふたり』と『蜜蜂と遠雷』。男優主演賞(柄本佑)、女優主演賞(瀧内公美、松岡茉優)、監督賞などで8ノミネートに。続く、男優主演賞(稲垣吾郎)など7ノミネートで『半世界』、『カツベン!』と『ひとよ』は5ノミネートとなった。ほかにも、「外国映画ベストワン賞」には『グリーンブック』や『ジョーカー』、『運び屋』など話題作が選ばれ、「アニメーション部門」では、『海獣の子供』『きみと、波にのれたら』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』『天気の子』が選ばれている。なお、発表は来年1月下旬の毎日新聞・スポーツニッポン新聞紙上にて、表彰式は2月13日(木)にミューザ川崎で行われる予定だ。「第74回毎日映画コンクール」主なノミネート【作品部門】日本映画大賞・日本映画優秀賞『火口のふたり』『新聞記者』『ひとよ』『蜜蜂と遠雷』『宮本から君へ』外国映画ベストワン賞『グリーンブック』『ジョーカー』『象は静かに座っている』『運び屋』『バーニング劇場版』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』【俳優部門】男優主演賞池松壮亮『宮本から君へ』、稲垣吾郎『半世界』、柄本佑『火口のふたり』、香取慎吾『凪待ち』、成田凌『カツベン!』女優主演賞蒼井優『宮本から君へ』、岸井ゆきの『愛がなんだ』、シム・ウンギョン『新聞記者』、瀧内公美『火口のふたり』、筒井真理子『よこがお』、松岡茉優『蜜蜂と遠雷』男優助演賞渋川清彦『半世界』、鈴木亮平『ひとよ』、成田凌『愛がなんだ』、成田凌『さよならくちびる』、長谷川博己『半世界』、吉澤健『凪待ち』女優助演賞池脇千鶴『半世界』、市川実日子『よこがお』、片岡礼子『楽園』、シム・ウンギョン『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、松岡茉優『ひとよ』スポニチグランプリ新人賞(男性)佐藤結良『僕はイエス様が嫌い』、鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』、細田佳央太『町田くんの世界』、皆川暢二『メランコリック』、YOSHI『タロウのバカ』スポニチグランプリ新人賞(女性)秋田汐梨『惡の華』、佐久間由衣『“隠れビッチ”やってました。』、関水渚『町田くんの世界』、玉城ティナ『惡の華』、森七菜『地獄少女』(cinemacafe.net)■関連作品:蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2019年12月26日最新作『真実』が絶賛公開中の是枝裕和監督が、公開を控える『マチネの終わりに』で主演を務める福山雅治、役所広司、広瀬すずらを迎えて描いた法廷心理サスペンス『三度目の殺人』が、10月26日(土)今夜「土曜プレミアム」枠でオンエアされる。本作と同じく福山さんを主演に迎えた『そして父になる』がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。広瀬さんらが出演し2015年に公開された『海街diary』では日本アカデミー賞の最優秀作品賞をはじめ各賞を総なめに。昨年公開の『万引き家族』ではカンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞したほか、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞はじめ国内外で世界的な評価を獲得した是枝監督。是枝監督が脚本も手掛け、かねてより挑戦したかった法廷を舞台にした心理サスペンスを描き2017年に公開された本作。日本アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、助演男優賞、助演女優賞の6部門で最優秀賞を受賞したほか、多数の映画賞に輝いた。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所さん)が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供、死刑はほぼ確実。重盛(福山さん)はその弁護を担当することになった。裁判をビジネスと割り切る彼はどうにか無期懲役に持ちこむために調査を始めるが、調査を進めるにつれ重盛の中で違和感が生まれる。会うたびに変わる三隅の供述。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらに被害者の娘・咲江(広瀬さん)と三隅の接点が浮かび上がる。ふたりの関係を探っていくうち重盛はある秘密に辿り着く。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?主人公の弁護士・重盛には是枝監督の『そして父になる』や『SCOOP!』など数々の作品で知られ、主演最新作『マチネの終わりに』が11月1日(金)より全国東宝系にて公開される福山さん。解雇された工場の社長を殺し火をつけた容疑で起訴、死刑がほぼ確実とされる三隅に『孤狼の血』や放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などの役所さん。三隅が殺害した被害者の娘・咲江には是枝監督作『海街diary』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『ラプラスの魔女』や連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを演じた広瀬さん。さらに『記憶にございません!』などの斉藤由貴、『おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』も話題となった吉田鋼太郎、『キングダム』の満島真之介、「凪のお暇」も話題となった市川実日子、『アルキメデスの大戦』など数々の作品に出演する橋爪功らも出演する。土曜プレミアム『三度目の殺人』は10月26日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:三度目の殺人 2017年9月9日より全国にて公開© 2017フジテレビジョンアミューズギャガ
2019年10月26日黒木華主演、高橋一生、中村倫也らが共演した「凪のお暇」が9月20日のオンエアで最終回を迎えた。凪は慎二とゴンのどちらを選ぶのか?凪のひと夏の“お暇”の終わりに多くの視聴者が注目、様々なコメントがSNSに投稿されている。空気を読んで周りに合わせてしまう性格のため周囲からマウンティングされ続けてきた大島凪に黒木さん。凪をマウンティングしまくるが実は自らも空気を読んで生きてきた我聞慎二に高橋さん。凪が引っ越し先のアパートで出会う超パリピで誰にでも優しい安良城ゴンに中村さん。3人を取り巻く人として凪と同じアパートで暮らす老女・吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊、娘・うららに白鳥玉季、ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子、凪が去った後慎二と付き合った市川円に唐田えりか、慎二行きつけのスナック「バブル」のママ・中禅寺森蔵に武田真治、凪の母・夕に片平なぎさといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンから“マジ告白”された凪は、緑が松山に戻ることを聞き「バブル」で送別会を企画する。カラオケで盛り上がるがそこでアパートが今月末で取り壊されることを知る。みすずもゴンも新居が決まっていた。“お暇”の終わりが近づくなか、凪はコインランドリーの会社に就職することを決め、ゴンの告白も断り、慎二とも決別。自分で生きる道を歩み出す…というラストだった。バブルで開催された緑の送別会で登場人物たちが次々と歌を披露するのだが、そこで凪が選んだのは「ジュリアに傷心」。80年代のチェッカーズのヒット曲だが「あなたの番です」で使用されたこともあり「え?あな番?」「ジュリアに傷心って今ドラマ界でブームなのかな」などの声が上がったほか、ゴンの歌声にも「ゴンちゃん美声」「慎二の歌フルで聴きたい!」「フルコーラスでもよかったとおもうの」などの声が集まる。結局凪は慎二もゴンも選ばず1人で生きていくことになったが「あー不器用な慎二 応援してたのになぁ」「慎二報われて欲しかったな」「個人的には慎二とくっついて欲しかった」、「ゴンさんめっちゃいい男やんと思ってたのに」「ゴン、初めてのガチ恋だったのに、切ないすな」「ゴンさんに空気をあげられる人になったら凪はゴンさんに行くのかも」など、慎二派、ゴン派の両方から様々な反応が多数。「この先ゴーヤを育て始めたら、もれなくお暇ロス」「金曜日の楽しみが終わってしまい、完全にロス」などロスを悲しむ視聴者も大量発生中だ。(笠緒)
2019年09月20日黒木華主演の「凪のお暇」第9話が9月13日放送。凪が恐れていた母が上京、慎二が結婚する予定だと話してしまったことから両家が顔合わせする事態に。最大の敵“母”との戦いに多くの視聴者から暖かい声援の声が寄せられている。サラサラストレートヘアが特徴的な28歳の家電メーカーで働く28歳の大島凪だが、人生をまっさらにリセットするため、郊外のボロアパートで“お暇”生活を始める。アパートの隣人・安良城ゴンと恋に落ちる凪だが、ゴンは付き合った女性を“壊していく”男だった。堕落した自分に気付きゴンとも距離を置いて、改めて“お暇”するなかで自分を見つけていく凪だが、そこに自分を支配し続けてきた最大の敵である母親が現れる…というのがこれまでの展開。凪を黒木さんが演じ主演するほか、慎二に高橋一生、ゴンに中村倫也。凪の後に転属してくる慎二の同僚で新たな彼女、市川円に唐田えりか。ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子。凪やゴンと同じアパートに暮らす吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊。その娘・うららに白鳥玉季。慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。そして今回の第9話、凪の母・夕(片平なぎさ)が突然上京、クセ毛のままの凪の姿に驚く夕に、慎二はその場を取り繕うため「凪の婚約者で結婚資金を貯めている」とうそをつくのだが、それがきっかけで大島家と我聞家が顔合わせをすることになってしまう。そして両家顔合わせの日、凪は母の言いつけを無視してクセ毛のまま顔合わせの場に。そこで慎二の母から過去を暴露され恥をかかされ怒り狂う夕だが、さらに慎二の兄が現れ、慎二の良心の恥部を暴露する…というのが今回のストーリー。「凪の母親…リアル母親と同じタイプで腹立つ」「凪、モラハラ母にまけるな。いや、もう逃げていい」などの声が上がるなか、凪がついに「お母さんがずっと嫌い」と母に本心を伝え「空気を読むのやめよう」と慎二と共にその場を立ち去る。ついに母から自立する一歩を踏み出した凪に「凪の戦いはこれで終わりじゃなくて始まり」「凪ちゃんには幸せになってほしい」「凪ちゃんが、やっと、自立できそうで良かった」など、視聴者から暖かい声援が寄せられている。(笠緒)
2019年09月14日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第8話が、9月6日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSもすべて捨てる人生リセットドラマだ。仕事のイベント中に倒れた慎二(高橋一生)は凪へ想いを告げたことで、お互いギクシャク。そんななかで凪の母・夕 (片平なぎさ) から北海道が台風に見舞われたため、急きょ様子を見に帰ってきてほしいと電話がかかってきて……というのが第8話のあらすじ。早朝からゴン(中村倫也)の呼び出しでモーニングを一緒に食べることになった慎二。半ば強引にアパートに連れて行かれ、予想外に1週間の有給消化をすることになる。否応なしに触れる凪の日常。それは付き合っていたころ知りえなかった姿だった。ある日、「実はちょっと苦手で。とうもろこし」と母に叱られた子供のころのエピソードをゴンと慎二に語り始める凪。ゴンが皮をむいたとうもろこしをわざと見せると、凪は明らかな拒否反応を示す。「そうとう嫌いなんだね」のゴンの一言に凪は母のことだと思い、「そんなことないですよ。大人になった今ではわかりますし。父が蒸発してから女手一つで娘を育てる気苦労とか。だから母のこと嫌いとか点……」と否定するものの、ぽつりと「きらい」と本音をこぼす。そんな姿に、慎二は驚くばかりだった。だがアパートの住人や友人に囲まれて以前より自然体で過ごしている凪に戸惑いながらも、少しずつ距離を縮めていこうと努力する慎二。ベランダでビールを片手に「子どもって嫌でも学んじゃうよな。親が笑ってくれるためになんて言ったらいいか。で、空気読んで。相手にとって都合のいい酸素になって。いつのまにか自分が消える」と凪に語るなど、素顔を一度見せることで2人の距離はぐっと近づいているようだった。北海道に帰る前夜、ゴンと龍子 (市川実日子)に「今の凪ちゃんなら大丈夫」と励まされて「何を言われてもはねつけてきます」と意気込む凪。だが翌日、出かける凪を待ち構えていた慎二は“案の定”な姿に「そんなんで勝てるの。タイトルマッチ。その恰好してる時点で負けてね?また空気読むんだ」とズバリ核心をつく。「慎二にはわからないでしょ。うちのことなんて」と拒否する凪に、きっぱり「わかる」と一言。そして傷つくであろう凪に向かって「行くな」と止めるのだった。予想通り、北海道では母にしっかりと傷つけられた凪。心配で駆け付けた慎二に「言った通りだったね。私、変われない」と打ちひしがれる。すると慎二は「俺が好きだったのはさらさらなストレートと貧乏くさいけどしみる飯と俺の顔色ばっかり窺っている控えめな性格。でも今はもじゃもじゃのほうがいい」と頭をぽんと手をのせる。凪が変わろうとしている姿を間近で見て、慎二もまた変わろうとしていた。そんな慎二の対応に視聴者からは感動の声が相次いだ。また凪のように親の言動に苦しむ声も多数上がっていた。《親で特別苦労した事ないゴンと坂本さんが「ありのままの凪でいけばいい」と言う中、同じく毒親被害に遭ってる慎二だけは口を噤んでるのがリアルだなぁ。ありのままでは到底やっていけないことを慎二もわかってるから軽々しく言えないんだ…》《我が母があのパターンの毒親なので凪ちゃんの気持ちはよくわかる。あれは回避すんの無理。振り込んじゃう。ああいう母親は絶対会ったらもうダメだもんね。慎二の「行くな」が正しかったんだよ》次回は、突然上京してきた凪の母を前にしてとっさに嘘をついてしまう慎二と凪。本当に2人は結婚することになるのか――。
2019年09月12日黒木華主演、高橋一生、中村倫也らが共演する金曜ドラマ「凪のお暇」の第8話が9月6日オンエア。今回は高橋さん演じる慎二が“お暇”を頂き生まれ変わるという展開に。素直な慎二の姿に「好きです」の声が続々集まっている。周囲の顔色ばかりうかがって生きてきた28歳、家電メーカー勤務の大島凪を黒木さんが、凪をマウンティングしまくっていたが実は自分も家庭に問題を抱え、空気を読み続けきた“元カレ”我聞慎二を高橋さんが、凪が“お暇”のために引っ越したボロアパートで出会うイベントオーガナイザーの安良城ゴンを中村さんがそれぞれ演じる本作。また東大卒だが社会に馴染めず求職中の坂本龍子に市川実日子、慎二の新たな“恋人”となったが凪の存在を知ってしまう市川円に唐田えりか、そのほか三田佳子、吉田羊、白鳥玉季、武田真治、片平なぎさらも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回、兄の問題と仕事のトラブルなどが重なり過呼吸で倒れてしまった慎二、一方、実家に代々伝わるぬか床を処分してしまい焦った凪は、慎二の部屋にあるぬか床を取りに行き、その姿を円に見られてしまう。その夜円は慎二の元には現れず、翌朝を迎えた慎二の元にゴンから誘いの電話が。慎二はゴンの誘いを受け初めて会社をサボる。さらに一週間の有休を取り“お暇”のためゴンの部屋に転がり込む…。今回はタイトルも「慎二のお暇」に変更(もちろんその後、「凪のお暇」と正式なタイトルが現れるのだが)されるなど、これまで凪の前で“素顔”を見せてこなかった慎二に大きな変化が訪れる展開。「今週から慎二のお暇が始まります(笑)」「慎二可愛すぎるむり可愛い」「素直な慎二、めっちゃ好きです」「今回神回じゃない?高橋一生の慎二好きです」など、素顔をさらけ出す慎二の姿に好感を抱く視聴者からの声が続々。その後物語は実家が台風で被災したという母からの電話で北海道に帰省した凪が、母から実家のリフォーム費用を間接的にだが“せびられ”コインランドリー経営の夢をあきらめてしまうという展開に。バス停で泣き崩れる凪のもとに現れる慎二とゴン。凪を助けにやってきた慎二の姿に「慎二、本当に変わったね」「素直な慎二と今の凪がくっついてほしい」など、生まれ変わった慎二を絶賛する感想多数。また、今夜のオンエアの前に放送された「ぴったんこカン★カン」に高橋さんと武田さんがゲスト出演した際、武田さんに役名をつけることになり、その名前が“中禅寺森蔵”に決定。早速本編でその名が呼ばれるシーンがあり「え!ほんとに中禅寺森蔵」「まじでママの名前が中禅寺森蔵になっててわろた」「ドラマの中で中禅寺森蔵って呼ばれてるのめっちゃウケる」などの反応も集まっていた。(笠緒)
2019年09月06日黒木華主演、高橋一生、中村倫也、市川実日子らが出演する「凪のお暇」の第7話が8月30日にオンエア。今回は中村さん演じるゴンの“上目遣い”、高橋さん演じる慎二の素直な“号泣”、さらに武田真治の「バルス」に視聴者が沸いている。累計250万部突破のコナリミサトによる同名コミックの実写ドラマ化作品となる本作、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理してしまう主人公・大島凪を黒木さんが演じ主演。凪をマウンティングしまくる元同僚にして元カレの我聞慎二に高橋さん。凪の引っ越し先のアパートの隣人で“超遊び人”の安良城ゴンに中村さん。東大卒で凪の“無職仲間”となる坂本龍子に市川さん。新たな慎二の同僚にして恋人となる市川円に唐田えりか。凪とゴンが暮らすアパートの住人として三田佳子、吉田羊、白鳥玉季といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。円とのランチ中に足立心(瀧内公美)らが現れ、慎二は関係がばれていることに気付く。円を気遣う慎二だが、円は凪に自分を同僚だと紹介した慎二に不信感を抱いていた。さらに慎二の行方不明になった兄(「シソンヌ」長谷川忍)が動画配信者になっていることが発覚、兄に本名での活動を止めさせるため、兄がゴンのクラブイベントに顔を出していることを知った慎二はゴンに兄探しを依頼する…という展開。ゴンに兄探しを依頼した慎二が自らの家族のことを話すと、ゴンも凪に対する自分の素直な気持ちを明かす。その際慎二を上目遣いで見つめるゴンの可愛さに、「全人類ごん好きがゴンさんに恋した瞬間」「ゴンちゃんが、可愛すぎて、気を失いそう」「ゴンさんが完全に恋する乙女の顔してる」など胸を打たれる視聴者が続出。一方、凪は母親からの電話で実家に代々伝わるぬか床を引っ越しの際に処分してしまったことに気付きパニクるのだが、慎二の部屋に少しだけ残してあることを思い出す。ぬか床が無事なことを喜ぶ凪を見て、初めて自分の本心を明かす慎二にも「慎二抱きしめたい…もうほんとに可哀想」「慎二の最後の泣き顔に貰い泣き」などの声が。また今回の終盤には武田さん演じるスナック「バブル」のママが客に料理を提供する際「バルス」とつぶやくシーンも。裏番組で『天空の城ラピュタ』が放送されており、ちょうど“バルス祭り”が巻き起こる時間帯ということもあり「時間帯狙ってるよね。鳥肌たった!」「まさかの凪のお暇でもバルス」「凪のお暇、不意打ちバルス」など、こちらのシーンにも話題が集まっている。(笠緒)
2019年08月31日黒木華主演のドラマ「凪のお暇」の第6話が8月23日にオンエア。これまで凪をマウンティングし続けてきた慎二が、“号泣姿”をバラされ焦りまくる姿に視聴者が大きく沸く一方、“ラスボス”ともいえる凪の母・夕の登場にも注目が集まっている。黒木さんが大島凪を演じ主演。高橋一生が凪をマウントし続けてきた元同僚の我聞慎二を、凪が会社を辞めて引っ越した先のボロアパートで出会った隣人・安良城ゴンを中村倫也がそれぞれ演じる。慎二と深い関係になる優秀な営業マン・市川円に唐田えりか、東大卒だが“空気が読めず”ドロップアウト、ブラック企業に再就職した坂本龍子に市川実日子、とあるきっかけから凪をボーイとして雇うことになった慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治、さらに三田佳子、吉田羊、白鳥玉季らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンと別れ再びリセット人生をスタートした凪は、スナック 「バブル」 2号店でボーイとして働くことになるも、お客さんとの会話が続かずコミュ力不足を感じ落ち込んでいた。そんな中「バブル」に慎二が現れる。凪も慎二も動揺するが、ママたちに気付かれないよう初対面を装う。その帰り凪と慎二の前に円が現れるが、凪がゴンと別れたことを知った慎二は円を同僚だと紹介。円の表情を曇らせてしまう。一方、ゴンは凪のことを考えると胸がチクッとする毎日を過ごしていた。それを緑 (三田佳子) に話すと、緑からは“初恋”と言われ、自分が凪に恋をしてることを自覚する…というのが今回のストーリー。凪といるところに円が現れ、円のことを「彼女」と紹介しようとするがその言葉が出てこない。凪のように地面に現れた“彼女”の文字を踏み潰す。さらにママや龍子から“号泣姿”をバラされてしまう…。いままで人を責め続けてきた慎二が防戦一方となる展開に「慎二、おかしすぎるわ」「慎二よすぎる。ガチでやばい。楽しい」「慎二未練タラタラで大好き」「まさかのゴンさんと凪の立場が逆転」などの声が大量にSNSに投稿される。そしてついに今回、凪の母が登場。片平なぎさ演じる凪の母・夕(ゆう)もまた闇を抱えているようで、「そろそろ母親との闘いが見れそう」「凪母の闇が濃くてこちらの呼吸が止まりそう」「最大の強敵は母か」などの感想も上がっている。(笠緒)
2019年08月24日黒木華、高橋一生、中村倫也、吉田羊、市川実日子らが出演する「凪のお暇」の第5話が8月16日放送。主人公の凪がゴンのことを「ちぎりパン」と表現するシーンに「原作通り!」といった視聴者からの声が続々と寄せられている。“真面目で気が弱く優しい”性格のため周囲からマウンティングされ続けてきた大島凪役で黒木さんが主演。凪のことが好きだが本人の前では酷いことばかり言ってしまう我聞慎二に高橋さん、凪が引っ越した先のボロアパートで出会った“優しすぎる”隣人・安良城ゴンに中村さん。凪と同じアパートで暮らす老女・吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田さん、その娘・うららに白鳥玉季、東大卒だが人生にドロップアウトしてハロワ通いを続ける坂本龍子に市川さん、慎二の同僚で優秀な営業マンだが女子社員から恨まれる市川円に唐田えりか、慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンに恋してから生活がだらしなくなったと気づいた凪は、また自炊をしようとスーパーに買い物に行った帰り、みすずがママ友にマウンティングされている場面に出くわすが、何も言い出せない。虐待まで疑うママ友たちにうららはみすずが自分の実力で働く姿を見せるのだった。その頃慎二の会社では円がほかの女性社員たちから疎まれ始めていた。男性社員までも円の陰口を叩きはじめるなか、慎二は「生産性がない」と陰口を一蹴。そんな慎二に円は惹かれはじめる。みすずとうららの姿を見た凪はゴンへの想いを振り切るため自転車で立川から東京湾を目指すが、途中迷った末スナック「バブル」に辿りつくのだった…というのが今回のおはなし。ゴンとの恋愛を振り切ろうと、ゴンに部屋の鍵を返し、2人で会うのはもう止めようと告げる凪。その際凪がゴンのことを「ちぎりパン」と表現し、ゴンが面食らうのだが、このシーンに「ちぎりパンのシーン可愛いなぁ、、凪ちゃんの感性すごい」「ゴンさんちぎりパンとか女子中学生て言われてパニックしてるの可愛い」などの感想とともに、「原作でも凪ちゃんらしいお別れの仕方で大好きなシーン」「ちぎりパンを持った女子中学生のくだりのシーンをほぼ原作のままやってくれて嬉しかった!」「原作より好きなシーンかもしれない」などの反応が続々寄せられている。その後凪は「バブル」のママに誘われ店で働くことになるのだが、「バブル」といえば慎二行きつけのお店…ということでまたまた2人は再会するのだが、慎二のとなりには円の姿が…後半戦に突入する次回も目が離せない。(笠緒)
2019年08月17日黒木華、高橋一生、中村倫也らが出演する金曜ドラマ「凪のお暇」の第4話が8月9日にオンエア。今回はゴンの“人たらし”ぶりと、慎二が初めて凪の前でみせた涙、さらに慎二役の高橋さんの“脚線美”に多くの視聴者から反応が寄せられている。累計250万部突破の同名漫画をドラマ化した本作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理してしまう主人公・大島凪を黒木さんが演じる。凪が勤務していた会社の同僚で、周囲には良い顔をするが凪にはマウンティングしてしまう我聞慎二に高橋さん。会社を辞めた凪が引っ越し先でお隣さんとなるイベントオーガナイザーの安良城ゴンに中村さん。この3人を中心に物語は展開。凪とゴンが暮らすアパートの住人で凪の上の階に住む吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊。みすずの娘でクールな小学生のうららに白鳥玉季。成績優秀、高学歴にも関わらず社会に馴染めず求職中の坂本龍子に市川実日子。そして今回から慎二の同僚となる市川円役で唐田えりかも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪はゴンと一夜を共にし、それから毎日のようにゴンと関係を続けるようになっていった。どんどんゴンに堕ちていく凪だが、どこまでも自由なゴンに対しもやもやした感情を抱き、自分達の関係をはっきりさせたいと思い続けるも、肝心のところではぐらかされていた。一方、ゴンの仲間・エリィ (水谷果穂) からゴンが“メンヘラ製造機”だと聞かされた慎二は、凪のことが心配でたまらない。そんななか大阪支社から異動してきたサラサラストレートヘアの円に惹かれていく…のだが、思い出すのは凪のことばかり。凪のアパートを再訪した慎二は出くわしたゴンと2人で凪の帰りを待つことに…というのが今回のストーリー。今回はゴンの“人たらし”ぶりに多くの視聴者が反応。「溺れてる時は幸せだけど絶対虚しさが凄いやつ!」「こりゃメンヘラ製造機ですわ…凪ちゃんメンヘラ不可避」「ゴンさんは優しい心地よい底なし沼」などの声がタイムラインにあふれる。「なんとも言えないのらりくらりした役の感じが中村倫也の雰囲気と絶妙にマッチしすぎている」と中村さんの“ハマリ役”だという感想も。一方、プレゼン中にエリィの言葉がよぎって言葉に詰まるなど、凪が心配な余り“メンヘラ化”。毎回恒例のラスト号泣も話題になっている慎二だが、今回はついに凪の前で号泣。そんな慎二の姿を見た事がなかった凪が激しく動揺するというラストシーンだったが、そんな慎二には「慎二がメンヘラになっちゃってんじゃん(笑)」「クソ男とか思ってごめんよおお、いい奴じゃんか慎二」などの反応多数。また帰宅した慎二がボクサーパンツ姿になるシーンには「高橋一生の足がキレイwww」「白いおみ足は犯罪です」「足綺麗すぎてうらやま!」などその“脚線美”に目を奪われた視聴者からのツイートが続々と投稿されていた。(笠緒)
2019年08月10日黒木華主演、高橋一生、中村倫也が共演して描く“人生リセット”ラブストーリー「凪のお暇」。その第3話が8月2日オンエア。凪との部屋飲みでゴンがふるまった“ハイボールのチョコミントアイスのせ”に視聴者たちがざわめいている。「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中、累計250万部突破のコナリミサトによる同名漫画を実写ドラマ化した本作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪に黒木さん。凪をマウンティングし続けてきたが、内心では凪のことが本気で好きな我聞慎二に高橋さん。引っ越して人生をリセットした凪の隣人・安良城ゴンに中村さん。凪がハローワークで出会う“空気が読めない”坂本龍子に市川実日子。凪やゴンと同じアパートの住人たちに三田佳子、吉田羊ら。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪のもとに北海道で暮らす母・ 夕 (片平なぎさ) から手紙が。携帯を解約し引っ越ししたことがバレたことを知った凪は、慌てて新たな携帯を契約、電話すると先々の親戚の結婚式で東京へ来ると言う。夕は凪が“ちゃんとした人生”を歩むことを望んでいて、クセ毛で外に出歩くなと言うような性格だった。ゴンと部屋で2人きりになった凪が母の話をすると、ゴンは「タイトルマッチ」という言葉を発し、母が上京するまでに自分なりの戦い方を身に付けてとアドバイス。その後龍子に婚活パーティーに連れて行かれた凪は、元同僚の足立と出会ってしまい。かつてのように“サンドバック”状態に。だがそこでゴンから言われた“タイトルマッチ”という言葉を思い出し、その前哨戦のつもりで足立に言い返し“ノックアウト”するものの、自分も傷付き、慎二の“肩書き”など上辺だけをみて付き合っていたことに気付く…というのが3話の物語。言葉で“サンドバッグ”状態にしてきた相手を言い負かしたものの、精神的につらくなってしまう凪。「サンドバックにされるのもKOするのも辛いってのは分かる」「言い返したら言い返したで落ち込む凪ちゃん。めっちゃ気持ちわかる」など、そんな凪の姿に共感する声が相次ぐ。その後、凪は慎二に別れを告げゴンの部屋に。そんな凪にゴンがふるまったのが“ハイボールのチョコミントアイスのせ”。これにも「ハイボールのチョコミント乗せ…覚えた…」「美味しそう」「明日からハイボールとチョコミント店頭から消えるぞ」といった声が殺到している。(笠緒)
2019年08月03日コナリミサトの原作を黒木華主演でドラマ化する「凪のお暇」の第2話が7月26日オンエア。中村倫也の“激安バーベキュー”に「癒される」の声とともに、高橋一生の2週連続となる大号泣にも多くの注目が集まっている。“真面目で気が弱く優しい”良い人ゆえに人からマウンティングされ、いいように使われてきた大島凪を黒木さんが、凪が好きなあまり本人の前では酷いことばかり言ってしまう我聞慎二を高橋さんが、凪が会社を辞めて引っ越した先のボロアパートで出会った隣人・安良城ゴンを中村さんがそれぞれ演じる。また凪の引っ越し先アパートの住人として吉田羊、三田佳子ら。慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治。そして今回から市川実日子が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。会社も辞め携帯も解約、家財道具も処分して立川のボロアパートに引っ越した凪だが、引っ越し先にまで慎二が押しかけ、凪のに「お前は絶対、変われない」と告げ帰っていく。その言葉が心に引っかかって凪の心は激しく荒れていた。そんな時、銀行口座の残高が減っていく現実に危機感を覚えた凪は、失業保険の給付を受けるためにハローワークへ。そこで担当者ともめている坂本龍子 (市川さん) と出会い、友人が出来たと喜んだのもつかの間、“幸せになる石”を買わされそうになってしまう。そんななか、慎二は再び凪のアパートを訪れるも不在、吉永緑 (三田さん)の部屋で映画を見ながら待つことに。その頃、凪はゴンと近所の公園で“激安バーベキュー”でゆるっとしたひとときを過ごしていた…というのが今回のおはなし。バーベキューと聞いて過去の辛い思い出がよみがえり拒否反応を示す凪。そんな凪にゴンは“ツナ缶のっけトースト”をふるまう。材料費ワンコイン以下の節約バーベキューなら凪も好きかなと思ったと語るゴン…そんな“激安バーベキュー”デートに視聴者からは「憧れのトースト第一位が、ラピュタを抜いて、ツナチーズトーストになりました(隣に中村倫也必須)」「凪のお暇見てたらトースト食べたくなって焼いてる」「味付けはどうすれば良いのかな。私でも作れるかな」などの声が相次ぐ。一方、前回、凪から拒絶され夜の商店街で号泣した慎二は、今回も凪にぶたれて北海道名物の白い恋人を路上に散乱させながらまたもや大号泣。これには「あーあーこじらせすぎる不器用すぎる」「ブハッ 子供すぎwww」「もっと素直になれよ?慎二w」などのコメントが続々。“#慎二やべぇ”なるタグまで登場、「いつの間にこんなタグが。流石。」「このタグ面白すぎる」など、こちらにも大きな注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2019年07月27日些細なことがきっかけで人生が思わぬ方向に転がり落ちることは、誰の身にも起こりうること。そこで、ある出来事が原因で仕事も恋人も失ってしまった女性が繰り広げる復讐を描いた話題作『よこがお』をご紹介します。今回は、こちらの方に見どころについてお話いただきました。写真・黒川ひろみ(筒井真理子)主演を務めた筒井真理子さん!【映画、ときどき私】 vol. 247映画、テレビ、舞台などで幅広く活躍し、多くの名監督から愛されている女優の筒井さん。本作は、「筒井さんの美しい横顔を撮ってみたい」という深田晃司監督たっての希望から生まれたヒューマンサスペンスです。そこで、現場の様子や演じるうえでの苦労などについて語っていただきました。―深田監督とは、脚本の執筆段階から話し合われていたそうですが、筒井さんから具体的に何か提案したことはありましたか?筒井さんプロットを受け取ったときに少しお話をさせていただいたくらいですが、そのときに話した私の実体験をひとつだけ脚本に入れていただきました。ネタバレになるので多くは言えませんが、市川実日子ちゃん演じる基子が子どもの頃に友達としていた“ある秘密の遊び”を妹に見られてしまったと語るシーン。それは、私が幼稚園のときに姉と友達がその遊びをしていたのを見てしまったというエピソードなんです。私は変わった話だと思っていたんですけど、監督もプロデューサーも意外なことに「子どもの頃ってそういうおかしなことするよね」と共感してくださって、採用していただきました。―役柄について、女性ならではの視点で意見されたこともありましたか?筒井さん深田監督は女性を描くのが上手な方なので、それは特になかったですね。監督は登場人物を書くときに、まずは性別を取り払って考えるそうですが、だからこそ「こんなこと言わないよね」みたいな違和感がないんです。それを聞いてから、女性を描くことに苦労されている方は、男と女が違うということを意識しすぎているのかもしれないと思うようになりました。―深田監督とは『淵に立つ』でもご一緒されていますが、筒井さんから見てどんな監督ですか?筒井さん深田監督はすーっと空気みたいな方で、不思議な安心感がある監督ですね。現場では、言いたいことや疑問を全部言ってきたので、妙な信頼関係があるように感じています。監督と一緒の取材で「いまだから聞きたいことはありますか?」と質問されたんですが、お互いに何もなくて……。気になることといえば、プライベートくらいかな。(笑)監督のおかげで現場は柔らかい雰囲気だった―それほど現場ではすべてを見せ合っていたんですね。筒井さんそうですね。おそらくそれは脚本を読んだだけで信頼感が生まれていたからだと思います。そのおかげで自分を追い込むことも安心でした。深田監督は「リラックスしてもらうのが一番」と考えているような方なので、現場はとにかく柔らかい雰囲気。だから「よーい、スタート!」とピリッとする感じではなく、「よーい、はいっ」みたいにふわっと入っていく感じです。―本作は「現在」、「過去」、「4年後」が交錯して描かれており、そのたびに容姿や内面において変化を求められたと思います。かなり繊細な表現が求められるなかで、難しさを感じたことはありませんでしたか?筒井さん特に前半部分の追いつめられるところでは、市子がどのくらい心身ともに疲弊しているのかということをちゃんとやらないと伝わらないだろうと思っていました。そこは台本にもいろいろと書き込んだ部分でもありますが、今回私がイメージとして使ったのは、花のしおれ具合。たとえば、「このシーンは花びらが1枚落ちるような感じ」とか、「ここは最後まで残っていた茎が折れる」とか、「ここから枯れ始める」とか、そういったことを頼りに演じていきました。―いままでも役作りをするときは、具体的に何かをイメージして取り組まれていたのですか?筒井さんここまで細かくイメージして挑んだのは、初めてだったと思います。『淵に立つ』のときは、前半と後半でわけて演じられましたが、今回は落ちていく過程がすさまじかったので、それぐらいしなければいけないと感じました。―市子ほどの強い復讐心を抱くことはなくとも、そういう気持ちがある種の原動力となることは多くの人が共感できる部分だと思いますが、筒井さんはどのように感じましたか?筒井さんそこに関しては意外と淡白なほうなので、自分のなかにそういう感情はあまりないんですよね。けっこうボヤっとした性格というのもあるかもしれませんが……(笑)。あとは、プライベートでつらいことがあったら仕事に夢中になるとか、逆に仕事でつらかったら友達と飲みに行くとか、私の場合はそういう気持ちをリリースしてしまうほうなんですよね。しかも、復讐というのは執着がないとできないものですが、私はここまでの執着がない性格。なので、この作品のなかでも監督と一番話し合ったのはその部分でしたし、そこをとらえるのは私にとって一番難しいところだったと思います。でも、市子の場合は、仕事もプライベートもすべてを失ってしまうわけで、どこにもぶつける場所がなくなってしまうわけですよね。そんなふうに「私はどこにも生きていく場所がないんだ」と感じたら、ああいう行動も理解することはできました。市子にとっては、復讐というよりも、生きるための拠り所だったのかもしれないと思っています。役者としての課題を感じた瞬間とは?―共演者の方々についてもおうかがいしますが、まずは物語のカギを握る基子役の市川実日子さんの印象について教えてください。筒井さん実日子ちゃんは明るいし、とにかくかわいかったですね。なので、最後のほうで実日子ちゃんに対して激しい感情を抱かないといけないシーンでは、違うことを思い浮かべないとできないなと思ったほどです。実日子ちゃんが好きなので、「かわいいな」とつい思ってしまって……。そういうところが、私の役者としての課題かなとも感じました。(笑)―ちなみに、どんなことを思い浮かべていたのでしょうか?筒井さんつらかったときに出会った人たちの顔をコラージュしたイメージやそのとき自分のなかでグッとくるものなどです。そうやって実日子ちゃんへの思いを自分のなかで打ち消しながら演じていました。―そして、市子の復讐に欠かせない人物でもある和道を演じたのは池松壮亮さんですが、ご一緒されてみていかがでしたか?筒井さんこれまで映画や舞台を拝見させていただきましたが、素晴らしい俳優さんだと思っていたので、ご一緒できてうれしかったです。実際に会ってみると、すごく落ち着いていますし、包容力もあるので、精神年齢がすごく高い方だなと思いました。―印象に残っているシーンはありますか?筒井さん今回、池松さんと最初に撮ったのは、行く場所がなくなった市子が絶望から道で吐いているシーン。しかも、そのときは髪の毛を染めたりする関係上、頭は白髪交じりでしたし、吐いてばかりいるひどい顔。そんな状態で「初めまして」となりましたが、それでも池松さんがいい感じで受け止めてくださったので、本当にありがたかったです。ベッドシーンでは「こんなに年が違うのにごめんなさい」と思いながら、演じていました。それを言葉にしたら終わっちゃうと思っていたので、ずっと言わずにいたんですが、心のなかでは申し訳ないと思っていたんですよ。(笑)そのほかにも私が勘違いして間違ったことをしても、何も言わずにニコニコしてくれて、「なんていい人なんだろう」と思いました。すべてが仕事に繋がってしまうのが役者―タイトルの『よこがお』に込められているように、誰でももうひとつの横顔を持っているものですが、筒井さんにもあまり知られていない一面がありますか?筒井さんそもそも私は自分が客観的にどう見られているのかということをあまりわかっていないので、どうなんでしょうか。ただ、役者というのはすべてが仕事に繋がってしまうところがあるので、プライベートとの境目があまりないように感じています。「なんでこんなに気にならないんだろう」とすごく大雑把なときもあれば、けっこう暗いなと自分で思うときもあるんですよね。たまに、深刻な気持ちで目が覚めたりすることもありますが、そういう朝は勢いよくバーッとカーテンを開けて、気分を変えるようにしています。―それでは最後に、ananwebの女性読者に向けてメッセージをお願いします。筒井さん私の経験から言うと、若い頃に観た映画や読んだ本というのは、自分のなかに残るもの。たとえば、私は遠藤周作さんの「わたしが・棄てた・女」を中学時代に読みましたが、そのときは男女の機微や社会のヒエラルキーなんてわかっていませんでした。それでも残ったのは、女性の踏みにじられた思いや男性の後ろめたさといった複雑な感情を追体験した記憶。そして、社会に出てから理不尽な思いをしたときに、「あのときの感情と同じだ」と感じることができたんです。もし、あの本を読んでいなければ「私が変なのかもしれない」という狭い考えに陥っていたかもしれませんが、「本がベストセラーになったということは多くの人が共感していることなんだ」と思えましたし、その瞬間に救われました。なので、みなさんもこの作品で市子と同じ経験を味わってもらえれば、きっとそれが自分の血となり、肉となるはずです。本当にいろいろな見方ができる作品ですし、「いままで観たことがない映画だ」と言ってくださる方が多いので、ぜひそういうところも覗きに来ていただきたいと思います。インタビューを終えてみて……。妖艶でミステリアスなイメージのある筒井さんですが、柔らかい笑顔とおっとりとした雰囲気には一瞬で魅了されてしました。まさに「美しい大人の女性」のお手本のような存在感。近づくことはできないとわかっていても、見習いたいと思いました。劇中で堪能することができる筒井さんのさまざまな“よこがお”にも注目です。予期せぬ展開に圧倒される!不条理な世界で絶望の淵に立たされたひとりの女性が、再び希望を見出して歩き出すまでを描いた本作。市子の叫びに、あなたの心も思わず共鳴してしまうはずです。いくつもの才能がぶつかり合って生まれた新たな衝撃作をお見逃しなく。ストーリー周囲から信頼されていた訪問看護師の市子。恋人との結婚も控え、順風満帆な日々を過ごしていた。ところがある日、訪問先の女子中学生が失踪し、意外な人物が犯人として逮捕されることに。その後、ある人物によってねじ曲げられた事実が世間に広められてしまい、市子は事件の関与を疑われることとなる。すべてを失った市子は復讐を誓い、ひとりの男性の前に姿を現すのだった……。ざわつきが止まらない予告編はこちら!作品情報『よこがお』7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿他全国公開出演:筒井真理子/市川実日子池松壮亮/須藤蓮小川未祐/吹越満脚本・監督:深田晃司配給:KADOKAWA©2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMASヘアメイク:在間亜希子〔MARVEE〕スタイリスト:齋藤ますみ紺リボンワンピースVELLA(ベラ)/アクセサリーGOLDY
2019年07月25日7月19日、急性咽頭炎のために歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台を休演していた市川海老蔵(41)が復帰した。18日に松竹株式会社の公式サイトが、「市川海老蔵が復帰し、昼の部、夜の部ともに、通常通りの配役にて上演いたします」と発表した。本舞台は長男の堀越勸玄くん(6)との共演舞台。海老蔵が休演中も、勸玄くんは一人で舞台に立った。誰もが心配していた海老蔵の復帰に、歓喜の声があがった。《舞台復帰おめでとうございます 皆で素晴らしいお舞台 えいえいおー》《ひさしぶりに白塗りのお顔見れた 嬉しいです》《海老蔵さんお帰りなさい。適度な緊張感に包まれて楽しんでください》15日に海老蔵は、声が出なくなったことを理由に舞台を急遽休演した。その後、急性咽頭炎と病名が判明。18日に昼の部から復帰する予定だったが、病状が回復せず延期になった。17日のブログでは、《誠に申し訳ございませんが、あと一日。あと一日。お休みさせていただきます。誠に申し訳ありません。私自身の心は焦りと悔しさと行き場のない気持ちが交錯しています。が、お医者さんの意見に添いそれを理解しそうさせて頂くことにしました》とつづった。このように海老蔵は、ファンや関係者の気持ちを慮って体調の経過をこまやかにブログで報告している。19日に更新したブログでは《よろしくお願いします。みんなからはもっと休んで良いのだよと優しい言葉もらいます。有難い》と感謝の気持ちとともに、復帰の意欲をみせた。いっぽうで、依然として海老蔵を心配する声もあがっている。《無理してませんか、きっと申し訳ないという気持ちが高く少し頑張って出てませんか》《もっとゆっくり休んでいただきたい。でも、舞台の成功を心から祈っております》《もっと休んでいいんだよー 海老蔵さん責任感半端ないって》さらに歌舞伎役者の片岡孝太郎(51)も、19日に更新したブログで海老蔵を心配する気持ちをつづった。《早くないかなぁ、彼は人一倍身体や食事に気を使うにんげんですが今回の配役、本当に大変です。勿論ご自身で決めた事ですが、せめて明日から数日は夜の部だけにして頂けたらと勝手に心配しています》本公演は28日の千穐楽まで続く。一日も早く全快になることを祈るばかりだ。
2019年07月19日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意、遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」。7月18日(木)今夜オンエア回は新金曜ドラマ「凪のお暇」から主演の黒木華と高橋一生がゲスト出演する。『舟を編む』『草原の椅子』『シャニダールの花』などの作品で日本アカデミー賞をはじめブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テンなど新人賞を総なめに。翌年には『小さいおうち』でベルリン国際映画祭 銀熊賞に輝くなど世界的な評価を受ける女優に成長。その後も『母と暮せば』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『日日是好日』で日本アカデミー賞の栄冠を手にするなど、その圧倒的な演技力で知られる黒木さん。「民王」で注目されると『シン・ゴジラ』が大ヒット。さらに「カルテット」が大きな話題となると大河ドラマ「おんな城主 直虎」に朝ドラ「わろてんか」と立て続けに国民的な注目度を誇るドラマに出演。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」「僕らは奇跡でできている」「東京独身男子」と出演作それぞれで違う顔をみせる演技派の高橋さん。今回は2人が“どうしてもやってみたい”という念願の「着ぐるみ」と「スカイダイビング」を体験。日本を代表する演技派の2人が初体験でみせる“素”の表情をモニタリング。また、速水もこみちの「ご当地給食モニタリング」は28人の子どもたちを連れ北海道で課外授業。木下優樹菜はCBCの石井亮次アナウンサーと人形町の酒場へ。さらに毎回人気の“おじいちゃん、おばあちゃんが超スゴ技パフォーマーだったら?”企画も実施される。今夜のゲスト、黒木さんと高橋さんが出演する「凪のお暇」は同名人気コミックの実写ドラマ化作品で、黒木さんが場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を演じる。高橋さんは凪の元カレ・我聞慎二を演じるほか、中村倫也が人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンとして出演。市川実日子、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら豪華俳優陣が脇をかためる。「凪のお暇」は7月19日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回は15分拡大「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は7月18日(木)今夜20時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年07月18日黒木華主演、高橋一生、中村倫也ら豪華キャストが共演する新金曜ドラマ「凪のお暇」。この度、本作に武田真治が出演することが決定。「砂の器」以来、15年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる。本作は「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中のコナリミサトによる同名漫画の実写ドラマ化。口コミで話題となり累計250万部を突破している人気作だ。主演の黒木さんが、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を、凪の元カレ・我聞慎二を高橋さん、人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンを中村さんが演じるほか、市川実日子、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら豪華俳優が集結している。今回新たに出演が決定した武田さんは、タレント、サックス奏者、俳優として幅広く活動し、近年の筋肉ブームの火付け役として注目を集めている。今作では、スナック「バブル」の個性的なママとして出演。「バブル」は、慎二の行きつけのスナックで、凪への思いを上手く伝えることができない慎二に、ママと店員の杏(中田クルミ)が優しくも厳しくアドバイス!慎二にとって、素になり本音で話せる唯一の場所なのだ。出演にあたって武田さんは「僕が演じるママという役は、なかなか思い切ったキャラクター」とキャラクターについて明かし、「主人公たちの背中を押せるように丁寧に演じていきたいと思っています」と意気込んでいる。「凪のお暇」は7月19日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回は15分拡大(cinemacafe.net)
2019年07月12日