親になってみると、「一人の時間がなくなった」と感じる人が多くいることでしょう。そして、自分のやりたいことがなかなかできないと、「我慢をしながら生活している」と感じるようになってきます。パパやママはどんなところで我慢をして、その生活についてどう感じているのでしょうか。今回は、親になってからの我慢について考えてみたいと思います。■「我慢」していると感じる理由にはバラつきがみられる結果にアンケートで、「親になってからの一番の我慢」を聞いたところ、もっとも多くの回答が集まったのは、「睡眠時間」。しかし10%を超えた答えが6つとなる結果からは、「我慢」していることはバラツキがあることがわかります。Q.親になってからの一番のがまんは?睡眠時間 17.8%交友関係 16.3%おしゃれ 14.7%趣味 12.7%買い物 12.1%とくにない 11.2%見たいテレビ番組 6.3%その他 6.2%食べたいもの 2.8%■授乳、オムツ替え、弁当、朝練…エンドレスな睡眠不足子どもが生まれると、授乳やオムツ替えなどでゆっくり寝られない日々が始まりますよね。そんな寝不足の日々に対する声が、もっとも多い結果になりました。「小さい頃の授乳から始まり、大きくなっても朝練、部活、塾や予備校に行く子どもたちに時間差で食べさせる。そして大量の洗濯物…。母は睡眠不足です」(神奈川県 40代女性)「仕事、家事、育児、やる事が多くて睡眠時間が足りない。とくにお弁当を作るために朝早く起きなければいけないのがつらい。ああ、朝寝坊したい」(東京都 40代女性)「高校生から保育園児の3人の子育てで時間に追われ、寝るのは12時をこえ、次の日は早起きをして、エンドレスな毎日です」(香川県 40代女性)子どもが赤ちゃんのときだけではなく、大きくなっても寝不足が続くというコメントからは、子育て中の親たちは長い期間なかなかゆっくりとは眠れないという実情が伝わってきます。ほかにも、「子どもがお昼寝をしなくなり、朝から夕方まで外遊びをするので休む暇がない」や、「子どもの寝相が悪くて熟睡できない」という声も。子どもが小さいうちは、親の睡眠は、子ども次第というところもありそうです。■夫婦関係や義実家との付き合いが一番の我慢?結婚しているからこその悩みでもある、夫婦間や義実家との付き合い。「うんざり」「イライラする」など、もっとも辛辣なコメントが寄せられました。「本当は行きたくない旦那の実家に、我慢して行っています」(神奈川県 40代女性)「姑への我慢に尽きる子育て。頼れる実家も保育園もないなかでの仕事。姑には感謝しつつも、教育ママとしての手柄話にうんざり」(神奈川県 40代女性)「旦那に対する不満が増えた。中途半端な手伝いやらアドバイス、おいしいところ取りなどにイライラする」(千葉県 40代女性)「旦那との関係でけんかや不満の言い合いなど、子どもの前でしないようにして、私が言い返さず問題を大きくさせないこと。負担が大きすぎて体と心に障がいが出ています」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、「夫に子どもを預けるのも、かえってストレスになる」という声も寄せられていて、家族間の信頼関係ができているかによって、それぞぞれのストレス度合いは異なってくるようです。かなり深刻な状況のコメントもあり、その代償の大きさが見え隠れします。■交友関係に我慢はつきもの?友人関係については、異なった2種類の「付き合い方」からくる我慢があるようです。▼仲の良い友だちと“遊べない”我慢まずは、これまで仲が良かった友だちと付き合いができなくなって我慢をしているという声から。「結婚や出産をしていない友だちと夜遊びに行けなくなった」(東京都 30代女性)「子育てが終わった友人と子育て中の自分では、同じ事はできないと思う」(埼玉県 50代女性)「夜出歩くこともできないし、友だちと旅行やお出かけも無理」(大阪府 40代女性)子育てをしていると、出かけられる場所や時間帯が制限されるため、それまで仲の良かった友人と会える機会が減ることもありますよね。また、結婚を機に引っ越しなどをした場合にも、近くにいっしょに遊べる友だちがいなくて、つらい思いをすることもあるかもしれません。▼PTAにママ友…「親同士の付き合いは我慢の連続」という声も一方で、保護者同士が付き合ううえでの我慢の存在を訴える人もいます。「子ども関係で付き合わざるを得ない人たちの空間に笑顔でいること」(神奈川県 40代女性)「本当の自分自身の意見を押し殺しながら、出会う人によっては自分の引き出しを選びながら付き合っています。親になってからは広く浅く付き合うこともしばしば」(北海道 30代女性)「居心地がいい友だちとの時間はなくなり、子どもをとおしてのママ友ならまだしも、役員やら育成会やら…関わりたくない人とも子どものために我慢して付き合っている」(埼玉県 40代女性)保護者同士の人間関係においては、自分の好き嫌いだけで付き合いをすることはできませんよね。とくにPTAや役員などの場では、苦手な人がいたとしても、付き合わなければならない場合もあります。そうした状況に我慢をしているパパやママたちは多いようです。■オシャレ、趣味、食事…自分のことはすべてあと回し?子育てをしていると、自分で使える時間もお金も減る傾向にあります。そうなると、毎日少しずつ自分のしたいことを我慢する傾向にあるようです。▼化粧品代が高い! おしゃれ我慢「1番の我慢は化粧をやめたことかなぁ。化粧品代を子ども費にまわしていました」(神奈川県 40代女性)「子どもが小さいときは時間がない、大きくなってからはお金がないから、おしゃれは我慢が多い」筆者も子どもができてから、自分の洋服や化粧品、美容代にかける金額はかなり下がりました。さらに、時短のためにネットショッピングを利用することが増え、「着てみたらいまいちだな」と思いながらも、その洋服を身につけることも。▼子どもに迷惑をかける? 趣味我慢「大好きなツーリング。時間ができても、“もし事故にでもあって子どもに迷惑をかけたら…”と考えてしまい、250ccの小さなバイクで関東近郊を日帰り程度するだけ」(神奈川県 30代女性)「好きなCDを買ってライブに参加することがなくなった」(鳥取県 40代男性)「熱帯魚が趣味でしたが、息子の誕生とともに水槽をたたみました」(石川県 40代男性)このほか、「好きな映画を観に行けなくなった」という声も。子どもと離れる必要があったり、お金がかかったりするような趣味は、どうしても我慢せざるを得ないようです。▼ゆっくり食べられない…食事我慢「子どもが好きな物は自分の分も食べさせてしまう。子どもが増えると外食もお金がかかるので、自分は食べたい物じゃなくて1番安いものを選ぶ」(宮崎県 40代女性)「座ってゆっくり食べたいけど、流し込むように食べている」(徳島県 40代女性)「私はものすごく偏食で、でも子どもがいるとそういうわけにはいかない。嫌いな料理もしなきゃいけないし、バランスも考えないといけない。毎日の献立を考えるのは正直苦痛です…」(山口県 40代女性)ほかにも、「晩酌に合うおつまみが好きなので、子ども用のメニューを考えるのが大変」というコメントもありました。食事については、毎日必ず準備しなくてはならないもので、小さな我慢が積もり積もって大きな我慢となっているようです。■我慢、我慢、我慢の積み重ね?今回の回答結果にバラつきがあったように、「我慢していることは複数ある」というコメントは数多く寄せられました。「すべてに我慢しています。お金もないから自分は後回し。さすがにボロボロです。手が離れるまでまだしばらく我慢ですが、 正直、自分で自分がどんな人間なのかわからなくなりました」(神奈川県 40代女性)「順位なんてつけられない、全部です。我慢、我慢、我慢の積み重ねで日々の生活が成り立っているようなもの」(神奈川県 40代女性)「親になってからは全てが我慢と忍耐、それにつきます! この我慢をいつまで続けられるのか、心が折れそうになりながらも、やっぱり頑張ってみようと思う日々の繰り返し」(大阪府 40代女性)■我慢とは? 育児をとおして見えてくるものコメントからは、「問題を工夫して解決していくことが好きなタイプなので、我慢一筋ってのがないかも」と分析する人も。「我慢」について考えるとき、性格や考え方も大きく影響しているようですね。「自分のために使える時間がなくなりました。でも、子どもといられる時間は限られていると思うと、お母さんでいられる時間はありがたいなと思います」(島根県 40代女性)「すべてを我慢したと言うのはたやすい。たしかに自分の欲につながるものは全部制限されたけど、ひきかえになにが大切かを自覚できた」(東京都 40代女性)「我慢という風に思うのではなく、一緒に人間力をつけ、ともに成長させてもらっていると考えるようにしています」(鹿児島県 40代女性)「妻が子どもを妊娠した時から子どもが成人するまで、それまでの自分の人生はいったんお預け、子どもの人生に全力、それが新しい自分の人生。成人した今、私は元の自分の人生を満喫しています」(千葉県 60代男性)「子どものいる生活になったわけだから、一人の時とは違う。気持ちもリセットされて変わる。朝早く起きるし、スカートとヒールは買わないし、美容院もいつしか1000円カットになった。でも、充実しています」(神奈川県 40代女性)「子どもがいる生活に変わった以上、何かしらの我慢はつきものだ」という意見には、大きくうなづく部分があります。でも反面、子育て中の生活を「我慢」と言ってしまうのも、どこか抗いたい気持ちもあります。子育てをしているパパやママたち自身の人生は、子どもの人生と同時並行しながら継続していきます。何をつらいと感じるのか、どこまで耐えられるかは、それぞれ人によって違いますよね。「これだけは譲れない」という趣味がある人、「おしゃれだけは絶対に我慢できない」という人、それも個性であり、そういった考えを誰かが否定するものではないと思います。また「子育てに全力で取り組みたいから、今はこれでいい」という場合も、それ自体がその人のこだわりになりえるのかもしれませんね。大好きな仕事を子育てしているからと言ってあきらめたくないという人も多いだろうと思います。こだわりを貫くことは、日々忙しいパパママには厳しい面もあるでしょう。でも、自分がどういった子育てをしたいか、そしてどういった人生を歩んでいきたいかということを考え続けるきっかけとなるかもしれません。きっと、子どもがいる生活に、「我慢」はあるかもしれません。でも「我慢していること」の正体がわかれば、それはもしかしたら何を大切に思っているかを知ることにもつながるかも。その何かは、子どもの環境、夫との時間、仕事に専念できる環境、友人との時間など…、個人で異なってくるでしょう。そこから日々を充実させるヒントが見つかるかもしれませんね。Q.親になってからの一番のがまんは?アンケート回答数:5319件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月07日公園で遊具を使う順番が守れない、お店でおもちゃが欲しいと駄々をこねる——そんな我が子の行動を見ると、「我慢が足りないのでは?」と心配になるでしょう。「我慢する力」とは「自制心」とも言い換えられますね。この自制心は将来の学力や社会的成功に影響するといわれています。であれば、幼少期のうちにしっかり身につけさせておきたいものです。今回は、「我慢する力」の必要性と、不足する原因を明らかにしたうえで、子どもの自制心を養うコツについてお話しします。子どもの自制心を問う「マシュマロ実験」。学力との関係性は?読者のみなさんは、「マシュマロ実験」をご存知でしょうか。この実験は、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査するため、1970年にアメリカのスタンフォード大学で実施されました。実験方法は次のとおりです。職員の子どもたちが通う、学内の付属幼稚園の4歳の子ども186人が実験に参加した。被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。(引用元:ウィキペディア|マシュマロ実験)おいしそうなマシュマロを目の前にした子どもたちは、あえて目を伏せたり、自分の髪に触れたりして、自分の欲求と戦っていたそうです。しかし、最後まで我慢し続け、見事2つ目のマシュマロを獲得した子どもは、全体のわずか3分の1ほどだったといいます。注目すべきは、その後1988年に行われた追跡調査です。最初の調査が実施されたとき4歳だった被験者たちは、このとき20代になっています。この追跡調査では、マシュマロを食べなかった被験者グループにいたメンバーが、その後の人生で周囲から優秀と評価されていること、大学進学適性試験(SAT)の点数がマシュマロを食べたグループのメンバーより210点も高いことが認められたそうです。また、最初の調査実施時の自制心の有無が、そのまま持続していることも明らかにされました。そして、実験から40年後に実施された脳神経を調べる調査でも、「マシュマロを食べなかった子ども」は大人になってからも、感情的刺激による衝動に影響されにくいという結果が出ました。つまり、幼少期に身につけた「我慢する力」は、学力向上につながること、大人になっても活かされ続けることがわかったのです。我慢ができない子どもは“親の愛”を試してる!?とはいえ、マシュマロ実験でも大半の被験者が2つ目のマシュマロに辿り着けなかったように、「我慢する力」が備わっている子どもは少数派です。多くの子どもは、なぜ我慢できないのでしょうか。その原因のひとつとして考えられるのは、「我慢しなくてはならない理由がわからない」「我慢する必要がないと感じている」といったことです。マシュマロ実験の例で言えば、被験者である子ども自身が実験自体のルールを理解できていなかったり、「より多くのマシュマロが食べたい」という欲求より「より早くマシュマロが食べたい」という欲求のほうが強かったりするのかもしれません。一方で、「愛情不足のサイン」という説もあります。例えば、わざと親に「◯◯して」と駄々をこねたり、「待って」と言われても走り出したりする行動——これらは、親に注目して欲しいから、もしくは、親の愛情を試したくてやっている可能性があります。いずれにしても、子どもに「我慢する力」を身につけさせたいなら、日頃から愛情をもって接し、なぜ我慢しなくてはならないかを根気強く説明してあげる必要がありそうです。「我慢する力」を育てるには、成長に合わせた声かけをでは、子どもの「我慢する力」を育てるために、親はどんな態度で、どんな言葉をかけてあげればいいのでしょうか。子どもの成長段階別に考えていきましょう。【3歳】大人の言うことをわかっているような、わかっていないような、微妙な時期です。それでも、我慢が必要な場面では、なぜ必要なのか丁寧に説明してあげましょう。特に、危険を伴う場面では、親が毅然とした態度で、しっかり言い聞かせなくてはなりません。このとき、忘れてはならないのが、子どもの言い分にも耳を傾けること。この頃の子どもは、自我が芽生え、反抗することも多くなります。その気持ちを汲み取ってあげることが必要です。子どもの気持ちを理解したうえで、親としての気持ちや考えを話してあげましょう。<例>シチュエーション:公園で子どもが「もっと遊びたい」と泣いたときおすすめの声かけ:「公園楽しいから、もっと遊びたいよね。でもね、これから暗くなって寒くなるよ。〇〇ちゃんが風邪引いちゃったら、お母さん悲しいな」【4〜5歳】4歳を過ぎると、基本的な生活習慣が確立されてきます。社会にルールや決まりごとがあることを理解できるのも、この時期です。また、自分と他者の違いに気づき、少しずつ周りの人の気持ちや状況もわかるようになってきます。自分の行動が周囲にどう影響するか、わかりやすく伝えてあげるといいでしょう。<例>シチュエーション:病院の待合室で子どもが騒いだときおすすめの声がけ:「ここには、病気で頭が痛い人や、お熱のある人がたくさんいるんだよ。〇〇ちゃんがうるさくすると、その人たちがもっと辛くなっちゃうから、静かにしていようね」【6〜7歳】小学校に上がると、先生や友人たちと人間関係を構築し、社交性が身についてきます。また、行動範囲も広がり、心身ともに成長する時期でもあります。物事の因果関係を理解し、「今これをやると、後でどうなるか」という未来をイメージできるようになっているはずです。この時期に、子どもに我慢することを教えるコツは、その我慢の先にどんな“よいこと”があるのか丁寧に説明することです。そして、その“よいこと”を子ども自身にイメージさせ、未来の目標や楽しみを作らせます。<例>シチュエーション:「もっとお菓子を食べたい」と子どもが駄々をこねたときおすすめの声がけ:「今これ以上食べたら、お菓子なくなっちゃうよ。我慢すれば、明日もまたおいしく食べられるから、楽しみにしていてね」【8歳以上】8歳頃から、子どもは親に口答えするようになります。そのため、頭ごなしに叱ったり、我慢を押しつけたりすると、逆効果になることもあるでしょう。目指すは、子ども自身が判断し、セルフコントロールできるようになることです。子どもが自分の意思で我慢できるよう、意識を高めるような言動を心がけましょう。例えば、実際に子どもが何かを我慢できたとき、「よく我慢できたね」と、褒めてあげましょう。褒められたことの喜びは、自然と次の我慢につながります。大切なのは、親が子どもを抑圧するのではなく、信じて寄り添ってあげること。そこから生まれる信頼関係と安心感のなかで、子どもの我慢する力は育っていきます。***「うちの子には我慢が足りない」と嘆く前に、我慢が必要なシーンで、親子でどんな会話があったか思い出してみましょう。成長段階に応じた、適切な声がけができていたでしょうか?子どもの将来を左右する可能性のある「我慢する力」。親子で寄り添いながら、一緒に高められたら、それが一生ものの大切なプレゼントになるかもしれません。(参考)ウィキペディア|マシュマロ実験PNAS|Behavioral and neural correlates of delay of gratification 40 years laterAll About暮らし|我慢ができない、待てない子供を変えるしつけのコツ5PHPのびのび子育て 2017年9月号,PHP研究所PHPのびのび子育て 2018年8月号,PHP研究所
2019年03月26日恋人同士のときは適度に彼に頼れていたのに、夫婦生活が長くなるにつれて「自分ばかりが我慢している」と感じるようになった人はいませんか?そのイライラを発散する方法があればいいですが、自分の中に溜め込んでばかりいると、いずれ爆発する日がやってくるでしょう。そこで今回は「旦那に自分を理解してもらうための方法」についてご紹介します。出来ない日は無理してやらない・「うちは共働きなのですが、私が仕事で疲れていても『旦那は料理ができないし、私がやってあげなきゃ』と無理して家事も頑張っていました。でも共働きの先輩に話を聞いたら、『何でもやってあげちゃうとそれが“当たり前”になるから。疲れている日はやらなくて良いのよ。旦那だってもう子どもじゃないんだし、自分でどうすべきか考えるでしょ』と言われた。それを聞いてたしかにな、と思いました」(27歳/一般事務)「やってもらって当たり前」が定着すると、結局自分が損をするだけ。旦那に理解してもらうためには、上手に手を抜く必要があります。たとえば疲れている日は無理に家事をするのではなく、「何かご飯買ってきて」と頼んでしまうとか。それだけで自分の負担がグッと減り、旦那をより愛せるはずですよ。夫婦ふたりの時間を大切にする・「子どもが生まれてから、『パパママ』と呼び合い、旦那にも甘えることがほとんどなくなった。でもだんだんと『女として見てもらえない寂しさ』のようなものを感じて……。このままじゃマズいと思い、月に1回は夜にDVD鑑賞をするなど、ふたりの時間を設けるようにしました。その効果があってか恋人同士の頃より、仲が良くなった気がします」(33歳/主婦)子ども第一優先で動くのは当然のことでしょう。しかしたまには夫婦水入らずの時間を作るべき。そうじゃないと夫婦でいる意味が失われてしまいます。月に数回でも良いので、子どもが寝たあとにふたりでお酒を飲むなど、ゆっくりとした時間が作れると良いですね。悩みは素直に伝える・「出産と同時に専業主婦になった私。子どもも小学校へ入り、そろそろ働きたいと感じるように。でも旦那に言っても反対されるだろうと思い、悩んでいたんです。だけど勇気を出して復帰の相談をしたら、『○○(私)、仕事好きだったもんね』『俺もサポートするから頑張りなよ』と言ってもらえて。彼を信じて、もう少し早く話せば良かったと思いました」(35歳/医療系) 「どうせわかってくれないだろう」と最初から旦那さんに相談をしない人もいます。でもそう思っているのは自分だけで、きちんと説明をすれば理解してくれることもあります。言葉にしないと伝わらないことはたくさんあるので、まずは素直に相談してみましょう。結婚当初は「お互いに助け合える夫婦になろう」と思っていたのに、気が付いたら我慢ばかりの女性は多いでしょう。でもその生活はいつまでも続かないはず。少しでも早いうちに、我慢ばかりの毎日から抜け出しましょう。written by 和
2019年01月18日男性は彼女に対してムラムラする瞬間が沢山あるほど、「愛おしい」という気持ちも大きくなると言われています。お付き合いしている彼がいる女性は、彼に沢山のムラムラする瞬間を与えられればラブラブ度も急上昇するかも!?彼が彼女に対してムラムラするポイントを知っておけば、自分で作り出す事もできるのでお付き合いもトキメキいっぱいのステキなものになるはずです。今回は、男性が彼女にムラッとする瞬間についてお話していきます。1. ちょっぴり濃厚なキスをした時彼女とちょっぴり濃厚なキスをした時に、ムラムラスイッチが押される男性は多いようです。キスをすると彼女とのセックスを思い出してムラムラしてしまうみたいです。唇と唇が重なった隙間から少しだけ舌先を入れたり、彼の唇に優しく吸い付いたりすると、彼のムラムラは爆発寸前。「口は第二の性器」と言われるほど、性的なイメージを持つ部分です。リップケアを怠らず、キスをした時に彼に「やわらか〜い」と思われるような唇を目指す事も必要かもしれませんね。2. いい香りがした時男性は女性の匂いにムラムラする事も多いと言われます。香水の香りもその1つなのですが、香水の香りはエレベーターや電車の中などで感じる事もあり慣れていることもあります。実は、男性が一番ムラムラするにおいは、彼女の体臭とシャンプーの香りが混ざった匂いなんだとか。彼女の体臭が大好き!なんて男性も多いようですが、シャワーやお風呂タイムを想像させるシャンプーの香りと混ざり合えば、どうしてもエッチなことを想像してしまいムラムラしてしまうようです。デートの時は髪の毛を結わって出かけ、ムラムラさせたいタイミングで結わっていた髪をといて、彼の前でゆさゆさと頭を揺すってみるだけでも効果があります。3. 指先でボディータッチされた時彼氏と彼女ならデート中に手を繋いだり、彼の腕につかまったりとボディータッチはよくするはず。でも、男性はそれだけじゃなかなかムラムラ度は高まりません。彼のムラムラ度を高めるためには、指先でのボディータッチが必要!指先で彼の横腹をなぞるように触ったり、指先で優しく彼の手の甲を撫でたりすると、下半身のボルテージが上がる男性・・・多いようですよ。コツとしては、普段の動きよりもゆっくりゆっくり触ると効果絶大です。4. 目を見つめて優しい笑顔を見せられた時男性は女性の笑顔にエロスを感じるという研究結果が出ています。実はセックスをしている時、女性は本当に満足すると顔が歪み笑顔になっているとのこと。女性は自分の顔を見ながらセックスしないのでどんな顔をしているかわからないと思いますが、普段彼女を見つめながらセックスしている男性は、彼女の笑顔を見ると無意識にセックスの時の表情を思い出し興奮するみたいです。ぎゃははと笑うような笑顔ではなく、彼の目を見つめながら優しい顔で微笑むのがベスト!ゆったりと時間を過ごしている時にこの行動をされると、男性はかなりの割合でムラムラしてしまうんだとか。5. 思い出話をしている時女性には少し考えられないかもしれませんが、男性は彼女と思い出話をしている時にもムラムラを感じてしまうことがあるようです。彼女と一緒に過ごした楽しい時間を思い出すと「この子と一緒にいてよかった」と愛情が一気に噴出。その彼女が隣で一緒に笑っている現実にとてつもない幸福感を覚えるのと同時に「この子を大切にしたい!ぎゅっと抱きしめたい」という気持ちが沸いてエッチな気持ちになってしまうみたいです。彼をムラムラさせたいときは、彼が一番楽しそうにしていた時の思い出話をすると効果がありそうですね。6. お風呂を出たばかりの時お風呂から出たばかりの時は、スッピンでいつもの彼女とは違い完全に無防備な状態。お肌も柔らかく頬もピンクに染まっていて、その姿は男性からするととても可愛く見えるんだとか。顔もお化粧を落とすことで若干子供っぽい顔になっていて、そんな普段と違う彼女にキュンっとしてしまうみたいです。お風呂を出た後、髪を乾かしたり化粧水をつけている姿に、女性らしさを強く感じてムラムラする男性も多いようですよ。7. 彼女が下ネタを話した時彼女となんとなくエッチな会話になった時も、男性はもちろんムラムラしています。男性はすぐにエッチな考えに結びつける脳を持っているので、彼女が下ネタに付き合ってくれると「もしかしてOKサイン?」と受け取るみたいです。彼氏とイチャイチャしたいなと思った時は、彼女のほうから下ネタをふってみて彼の様子を見てみるのも良いかもしれません。今回は、彼氏が彼女にムラムラする瞬間をお話しました。彼氏がムラムラする瞬間がわかっていれば、口に出さなくても彼にセックスしたいことをアピールする手段として使えそうです。今回の行動をお付き合いに取り入れることで二人のラブ度UPに使ってみてくださいね。written by 亀ぱんだ
2018年11月27日セックスに誘うのは男性の役割というのはあくまで一般論であり、実際には女性から誘いたい時だってありますよね。具体的には「セックスレスを解消するために夫をセックスに誘いたい」…こうした真面目な意味で誘いたいケースもあれば、「好きな男性と付き合うためにセックスしたい」という反則的なケースもあるでしょう。しかし、いかに上手に誘っても男性にその気がなければ、せっかくセックスに誘ってもそれは叶いません。そこで効果的なのが誘惑キスです。誘惑キスをマスターすれば男性をその気にさせることができます。1. セックスしたい気分になる男性心理を理解しようまず、男性がセックスしたい気分になるまでの心理を理解しておきましょう。本来、付き合っていない女性に対して男性はセックスしたい願望が芽生えませんが、それは別にその女性とのセックスに魅力を感じていないわけではなく、ただ連想できないだけです。また、例え連想しても理性によってセックスしたい願望が抑えられています。と言うことは、その女性とセックスする連想を男性に芽生えさせ、なおかつ理性で抑えられない状態になれば、途端に男性はセックスしたくなるわけです。(1) キスはセックスを連想するきっかけになる男性にセックスを連想させるのに効果的なのがキスです。キスはセックスの中で欠かせない行為ですから、キスをすることで男性はセックスを連想します。そして、連想した時点でセックスしたい願望が芽生えます。男性にセックスしたい願望がないのは、その時点で頭の中にセックスのキーワードがないからで、だったらセックスのキーワードを誕生させ、セックスを連想させれば良いわけです。そしてそのきっかけがキスというわけです。(2) 男性の欲望をエスカレートさせる例えばある女性を見た男性が、その女性の裸を見たいと唐突に思うことはそうありません。しかしある女性が下着姿の状態なら、ほとんどの男性がその女性の裸を見たいと思うでしょう。これは男性が下着姿を見ることで欲望がエスカレートしたためで、結果さらにその先を求めるようになったのです。つまりセックスしたいと思っていない男性でも、女性の行為によっては一変してその先…つまりセックスを求めるようになるのです。2. 誘惑キスの仕方上記の男性心理から、誘惑キスに必要な要素が分かります。まずそのキスによって男性がセックスを連想すること、そして芽生えたセックス願望を我慢できなくさせることです。しかし、我慢できなくさせるには男性の「セックスはしない」という男性の理性が邪魔です。このため徐々に行為をエスカレートさせて、「もう我慢できない!セックスがしたい!」という気持ちにさせてしまえば良いのです。つまりまとめると、男性にセックスを連想させ、なおかつセックスしたくて我慢できない状態にする…これらの条件を満たすのが誘惑キスにとって必要な要素です。(STEP1) カラダに触れてからキスをするカラダに触れてからキスをすると、カラダに触れることが行為の第一段階になるため、キスは第二段階になります。そして第一段階、第二段階と行為が続いていることから、男性は第三段階を期待します。つまり、最初にカラダに触れることで、キスをした時に男性にその先があると期待させる効果があるのです。この場合男性は当然セックスを連想しますし、行為がエスカレートしているためセックスしたい願望を抑えられなくなります。(STEP2) キスしながらカラダを近づけるSTEP1によって男性の中でセックスしたい願望が芽生え、さらにその願望を抑えられない状態になっています。そこで後は仕上げです。キスしたままカラダを近づけていってください。そうすれば男性はおのずと女性のカラダに触れようとしますから、キスの次の段階に進む体勢が整います。それはつまりセックスを意味しており、こうなると男性は誘惑キスに理性を失ってしまい、女性の願いどおりそのままセックスに進めます。まとめると、誘惑キスにおいて重要なのはキスの仕方よりもキスの前後の女性の仕草です。キスで終わりと思わさないため、敢えてキスが第二段階になるよう第一段階としてカラダに触れる行為をしましょう。そうすれば「カラダに触れる」→「キス」と行為がエスカレートしていることを男性が実感するため、次の段階を期待します。しかしただ期待させるだけでは意味がないですから、キスしながらカラダを近づけて第三段階を誘導してあげましょう。つまり、男性が女性のカラダに触れやすい状況を作るのです。ここまでできれば誘惑キスは完成…もう男性はセックスしたい願望を我慢できなくなります。written by Ryuka
2018年11月14日「発達障害の子に手がかかって、きょうだいに我慢を強いているのではないか?」「障害のあるなしに関わらず、きょうだいで平等に扱わなければいけないのに、それができてない」など。発達障害児と健常児のきょうだいを持つお母さんで、健常児のきょうだいとの関係に悩んでいるお話を時々耳に挟みます。発達障害児の子育てでは、発達障害児とお母さんにスポットが当たることが多いのですが、最も近しい存在である、発達障害児のきょうだいはどう感じているのか? また、きょうだいへの対応はどうしたらいいのか?きょうだい児(=病気や障害を持った子のきょうだいのこと)について考えるべく、法人マーブル代表・国沢真弓さんにお話をうかがいました。国沢さんは、健常児の娘と自閉症の息子、2人のお子さんのお母さんでもあり、ご自身の経験やさまざまな相談事例をもとにお話してくださいました。■発達障害児よりも難しい?「きょうだい児の対応」――今回は、発達障害児への対応法ではなく、発達障害児をきょうだいに持つ、きょうだい児の対応法についてお伺いしたいと思います。国沢真弓さん(以下、国沢さん):発達障害児については、その子の特性がわかれば、ある程度、接し方のコツを学ぶこともできるのですが、きょうだい児の場合はそう簡単にはいきません。きょうだい児のタイプ、発達障害児のタイプ、きょうだい児の性別・順序・年齢差・人数、友人関係、両親の性格、家庭環境などで対応もガラリと変わるので、むしろ、発達障害児への対応よりも難しさがあるかもしれません。どんなお子さんにも効く「魔法の杖」のような回答はないという前提で、私の経験や相談事例などをもとにお話させていただければと思います。――本当、その通りだと思います。ただ、それでも、きょうだい児について共通に浮かび上がってくる課題のようなものがあるようにも感じます。例えば、私の周囲では「発達障害児に手がかかり、きょうだい児に我慢を強いてしまっているのでは?」と、お母さんがきょうだい児に罪悪感を持ってしまうことが多いように感じています。国沢さん:そのように感じてしまうお母さんは多いと思います。こういうお悩みは、きっと専門家に相談すると、「きょうだい児とだけの時間を持つようにしてください」とか「きょうだい児に『あなたのこともちゃんと見ているよ』というメッセージをしっかり伝えてください」などとアドバイスをされると思います。もちろん、そのアドバイスは正しいですし、私も同じように思います。ただ、お母さんの立場を考えると、少し心配な思いもあります。――心配な思いというのは?国沢さん:お母さんの課題がどんどん山積みになってしまうという点です。発達障害児の子育てだけでも、専門家などから「こうした方が良い」という課題で日々大変なのに、きょうだい児の子育てまで専門家からアドバイスをもらうことで、山積みの課題を前に疲れ果ててしまう…。「そうした方が良い」と頭ではわかっていても、お母さんも一日24時間しかない。これは私も経験ずみなのでよくわかるのですが(苦笑)、「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」と奮闘し過ぎて、燃え尽きてしまうお母さんも少なくないのです。――確かに、日々の忙しい暮らしの中で、専門家のアドバイスを忠実に実践していくのはなかなか簡単ではありませんよね。国沢さん:たとえ時間が取れなくても、「あなたの〇〇なところがすごい良いと思うよ」とか「いつも〇〇してくれてありがとう。すごく助かっているよ」などと、きょうだい児の存在意義や感謝の気持ちを言葉や態度で伝えることだけでもずいぶん違ってくると思います。また、「ママが時間とれたらどこに行きたい?」と、きょうだい児の希望を3つくらい聞いて書きとめておき、時間がある時に実践するのもおすすめです。この時、書きとめておく姿をきょうだい児に見せることがポイント。お母さんは聞き流さず、ちゃんと気にしていることが伝わると思います。そして、お母さんの「時間」と「気力」と「経済面」などがすべてOKになった時に、「ずっと待たせてごめんね! 今日この3つの中で〇〇だったら行けるかも!」と誘ってみてはどうでしょう?――課題の山に追いたてられるのではなく、「時間がある時に実践する」くらいのゆるさが必要ということですね?国沢さん:きょうだい児のケアはもちろん必要ですが、お母さんが余裕のないなか無理して時間を取ると、敏感なきょうだい児は「お母さん、本当に楽しんでいるのかな?」「休みたいんじゃないのかな?」と気にしてしまう子もいるようです。きょうだい児のケアと同じく、お母さん自身も「自分の時間」をとって、自分をケアし、ねぎらってあげることも必要です。そして、そのことに罪悪感を持たないこと! 頑張っている自分にご褒美をあげるつもりでいいと思いますよ(笑)。また、最初は難しいかもしれませんが、障害がわかってから何年か経っていくと、専門家や周囲のアドバイスのいいとこ取りができるようになり、自然ときょうだい児との時間も取りやすくなってくると思います。そして、きょうだい児もいろいろな意味で成長して、また違った関係性になっていくのだと思います。■きょうだいの発達障害「友だちにからかわれた」親はどうする?――国沢さんは自閉症の息子さんの5歳上に健常のお姉さん(現在は成人)がいますが、お姉さんが子どもの頃はどんな風に感じていたのでしょう?国沢さん:今回、きょうだい児の取材を受けるうえで、娘の意見も聞いてみました。娘によると、そもそも「きょうだい児に我慢させている」なんて思わないでほしいとのこと。そう思われるのは、自分の存在が負担になっているようでイヤだと言われました。――お母さんが罪悪感を持つこと自体が、子どもにとって負担になるということですね?国沢さん:娘が8歳の頃、よその人から「お姉ちゃんは弟君に障害があって大変だね。お姉ちゃんはいっぱい我慢していてえらいね」と言われたことがあります。その時、娘は「我慢しているとか、そういう言い方はしないでください。私はかわいそうな子じゃないから」と言って、相手をドン引きさせたことがあります(汗)。きっと、相手は親切心から言ってくださったのだと思いますが、娘にとって、こういった言われ方は、自分が哀れに思われているようで、イヤだったそうです。――頼もしいですね(笑)。そんなしっかり者のお姉ちゃんでも、つらかった時はあったのでしょうか?国沢さん:娘が子どもの頃、一番つらかったのは、弟がパニックになっている時だったそうです。お父さんとお母さんが弟のパニックをおさめるために集中していて、周囲の人が冷たい目で見ているのに、自分はなにもできずに傍観者となっている時。成長して、一緒に弟のパニックを抑える側になってからは、楽になったと言っていました。ちなみに、娘の方が息子のパニックを収めるのは、私より上手かもしれません(笑)。社会人になった娘は今、「弟のおかげで、私はリスク管理能力が半端ないほど身についた」と自負していましたよ。強い…(笑)。――自分が協力者側になってから、つらい思いがなくなったのですね?国沢さん:きょうだい児について、たくさんの相談を受けてきた中で感じたことがあります。きょうだい児には、私の娘と同様、気持ちが強いタイプと、ナイーブなタイプと、2パターンあるということです。ナイーブなお子さんの場合、例えば、発達障害児のきょうだいのことを、お友だちにからかわれたことがきっかけになり、学校に行きづらくなったり…。あるいは、「お母さんに甘えたい」という思いを伝えられず悩んでいたことが、あとでわかる…といった相談もよく聞きます。――発達障害児のきょうだいのことをお友だちにからかわれてしまった時などは、親はどう対処したらいいのでしょう?国沢さん:娘も、学校でお友だちに弟のことをからかわれて、泣いて帰ってきたことがあります。入学式のシーンとした状況で、弟が大きな声で歌ってしまって、お友だちから「おまえの弟うるさかった」と言われてしまって。私の場合は、その日の夕方、娘の担任の先生にお話しに行きました。先生への伝え方で気をつけたのは、まず、お友だちが言ったことは事実なので、その子を責めるつもりではないということ。ただ、セレモニーなどで緊張すると大きな声を出してしまう子がいるということ、また、たとえ事実だとしても指摘されるときょうだい児は悲しく思うこともある、ということをわかってもらえたら…と伝えました。――わが子を守るためと思うと、親はついヒートアップしてしまいがちですが、非常に冷静であたたかい対応ですね。国沢さん:余談ですが、娘が泣いたのは、言い返せなかった自分に腹が立ったからだそうです。その後も、同じ学校の支援学級にいる弟のことで、時々からかわれることがあったようですが、たくましく言い返していましたよ(笑)。――頼もしいですね(笑)。でも、お姉ちゃんのように言い返すことができない子はどうしたらいいのでしょう?国沢さん:ひとつの方法として、「きょうだい児の会(きょうだい児を支援するための団体)」に参加してみることをおすすめします。同じような立場のきょうだい児と出会って話をすることで、なんらかの解決法が見えてくるかもしれません。「自分だけじゃない」と孤立感を減らしたり、「自分の気持ちを素直に言っていいんだ」と思えるようになったり、そういった経験の中で「感情表現」のスキルを磨いたり、日常生活の工夫を学んだり…そうしているうちにプクプクと浮上してくる子もいます。また、障害児がいると普段は行きにくいようなアミューズメントパークなどに連れて行ってもらうなど、きょうだい児の体験不足を補う活動をしているところもあります。■発達障害児のこと「きょうだい児になんと説明したらいい?」――きょうだい児が小学生くらいになると、自分のきょうだい(発達障害児)について疑問に思うことも出てくると思うのですが、親はどう説明したらいいのでしょう?国沢さん:わが家には子ども向けの専門書もたくさんあったのですが、そういった学説が文字で書かれたものより、娘は、『光とともに…』(自閉症児の育児を描いた漫画。全15巻。戸部けいこ著/秋田書店)という漫画が一番わかりやすかったと言っていました。ヒカル君という人物像や日常生活での困りごと、パニック時の突飛な行動、お父さんとお母さんの苦労、周囲の人たちの言動など、発達障害の特徴を抽出して説明するような専門書と違い、発達障害児を取り巻く生活全般がつかめて、すごくわかりやすかったみたいです。また、小さい頃は、発達障害児の苦手な部分だけではなく、得意な部分とセットで伝えていくと、悪いイメージだけに引っ張られないと思います。ついでに、「あなたもここは得意だけど、ここはちょっと苦手だよね」などと、みんな同じように凸凹があるということを認識してもらう。そして、「その困りごとを少なくするために、今、療育で練習しているんだよ」と、なにもしてないわけではないことも伝えると、「お母さんも、〇〇も頑張っているんだな」と感じてもらえると思います。――程度の差はあれど、誰もが凹凸を抱えていることは知っておいてほしいですね。国沢さん:きょうだいに発達障害児がいるのは、大変なことも多いかもしれません。ですが、娘を見ていると、大変なことだけではなく、良い面もあると感じています。きょうだい児は親よりずっと小さい頃から、発達障害児と一緒に育ちます。きっと親以上に、多様な「価値観」や「対処の力」が育まれるでしょう。また、障害にとらわれずに人を見ることができたり、自分のきょうだいだけでなく、ほかの障害を持つ人たちにも寛容な心が育ったり…。それは「効率」や「生産性」ばかりが優先されがちの今の世の中で、とても大切なことだと思います。わが家にも、国沢さんと同じきょうだい構成の、きょうだい児がいます。娘が成長していく中で、弟の障害をどう受け止め、自分との関係を整理し対応していくか、そして困難をプラスに変えていける心を育てるために、親として家族として何ができるか、模索し続けたいと思います。国沢真弓さん プロフィールフリーアナウンサー、自閉症スペクトラム支援士、一般社団法人 「発達障がいファミリーサポートMarble」 代表理事<役職>ペアレント・メンター、三鷹市相談支援事業「ママサロン」相談員 、三鷹市知的障害者相談員、三鷹市発達障害児親の会「モンブランの会」会長、社会福祉法人「清陽会」評議員、社会福祉法人「みたか福祉会」評議員、児童発達支援施設「すこっぷ」家族支援アドバイザー、「三鷹市教育支援推進委員会」委員、「三鷹市社会福祉協議会」地域支援部会長。<経歴>都立新宿高校、聖心女子大学文学部歴史社会学科を卒業。富士通株式会社を3年勤務後、アナウンサーに転向。NHKテレビ「きょうの料理」「婦人百科」等の進行を約10年務めたほか、多数のテレビ・ラジオ番組に出演。海外特派員、番組企画構成も担当。ナレーション・司会は各500回以上務め、厚生労働省主催「世界自閉症啓発デイシンポジウム」の総合司会を毎春担当。「3歳までの子育ての裏ワザ」「こんな時どうする?子どもの友達・親同士」(PHP出版)など共著多数。<現在の活動>一般社団法人「発達障がいファミリーサポートMarble」代表理事として、「発達障害」や「伝える力UP」といったテーマでの講演を、全国で行っている。また、「ペアレントメンター」として保護者や支援者の相談に応じるほか、障害児の家族が気軽に参加できるイベントやお喋り会の開催等を行い、家族の元気を応援している。(詳しくはホームページをご覧ください)。取材・文/まちとこ出版社N
2018年10月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「30代になっても、自分の好きなことが見つけられない」という、まなおさん(34歳・無職)に、心屋塾認定講師の田中佐緒利さんからアドバイスをいただきました。■まなおさんのお悩み34歳のこの歳になっても、自分のやりたいこと、好きなことが見つけられません。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の田中佐緒利さんよりこんにちは。心屋塾認定講師・田中佐緒利です。自分がなにをしたいのか? 自分がなにを好きなのか? それがわからないと、なんだかモヤモヤしますよね。少しでも心が軽くなるようなヒントをお伝えさせていただきますね。まず「やりたいこと・好きなことがわからない自分」を理解しているということは、つまるところ、まなおさんは今「大してやりたくないことや好きではないこと」に、多くの時間、お金、愛情、エネルギーを注いでいる…と感じていらっしゃるのかもしれません。そうだとすれば、ではなぜ「やりたくないこと・好きではないこと」ばかりに、大切な時間やお金、愛情、エネルギーを注いでしまうのか。その原因をじっと見つめていってみましょう。手始めに「自分の心にブレーキをかけているのはなにか?」がわかるワークをご紹介します。まずは以下を紙に書き出してみてください。1.あなたが今「やりたくないのにやっていること」はなんですか?2.あなたが今「やりたいのにやっていないこと」はなんですか?どんな些細なことでもかまいません。1.では、「やりたくないな」「これをやるのは嫌だ」「好きではないな」と感じながらやっていることを、すべて書き出してみてください。2.では、仕事になるから、お金になるからといった損得を抜きにして、ただシンプルに「やってみたい」と思うことを、小さなことから大きなことまで書いてみましょう。例えば、チョコレートが食べたい、こんな洋服が着たい、散歩したい、あるいは宇宙旅行をしたい、プライベートビーチで遊びたい等々、どんなことでも結構です。書き終わったら、次の質問です。3.あなたは「今やっている本当はやりたくないこと・好きではないこと」をやめてしまうと、人からどう思われそうですか? やめてしまうと、どうなってしまいそうですか?4.書き出した「やってみたいこと・好きなこと」をやると、人からどう思われそうですか? やりたいことだけをやっていると、どうなってしまいそうですか?それをやると(やめると)どうなるのか、人からどう思われそうなのか、なんと言われそうなのか、恐ろしいことになるのではないか?…等々、思うことをそれぞれ全部書き出してみてください。書き終わったら、その項目をあらためてよく見返します。すると、あなたが「やりたくないのにやっていること」をやめられない、あるいは「やりたいこと」を始められないのは、「それをやってしまうと(やめてしまうと)、こんな恐ろしいことになるに違いない」と無意識に思い込んでいるから…という可能性が浮かび上がってきませんか?つまり、3.と4.の質問で出てきた答えを怖がっていて、一歩踏み出す心にブレーキをかけている、ということです。しかし、それは悪い妄想に過ぎない可能性もあります。恐れているようなことは、なにひとつ起きないかもしれないのです。 加えて、「自分のやりたいこと・好きなことが見つけられない人」というのは、小さい頃から人の顔色をうかがったり、親の言いつけを守ったりする、いわゆる“いい子”であった人が多いようにも感じます。お母さんの好きな洋服を着て、お父さんのすすめる進路を進み、自分の気持ちを閉じ込めて「私はこれが好き、これが嫌い」と伝えられなかった…。まなおさんももしかしたら、そのようなお子さんだったかもしれませんね。あるいは小さい頃、やりたいことをやっているときに怒られたり笑われたりして、悲しい気持ちになった。好きなことを好きだと言ったら、誰かに「変だよ」とからかわれたり、「ダメでしょ!」と否定されたりした…。そんな経験があったのかもしれません。はたまた、自分が期待するような結果にならないことが続き、いつの間にか挑戦することをあきらめてしまったのかもしれません。ずっと我慢しているうちに我慢が当たり前になり、いつのまにか自分の気持ちがわからなくなったのかもしれません。もしそうであれば、長い間つらかったですね。よく頑張ってきましたね。そのような思いから解放されたい場合は、自分自身に対し、ぜひ次のような声をかけてみてください。「私は、自分の好きなことをやってもいい」「私は、親をガッカリさせてもいい」「私は、人の期待に応えなくてもいい」「私は、なんの役に立たなくてもいい」「私は、自分が楽しいことをしてもいい」「私は、お金にも仕事にもならないことをやってもいい」「私は、人に迷惑をかけてわがままに生きてもいい」「私は、失敗してもいい」「私は、自分の本心を大切にしてもいい」「私は、自分の好きを大切にしてもいい」「私は、自分の気持ちを大切にしてもいい」「私はもう、我慢しなくてもいい」「それでも、私は愛されて素晴らしい価値ある存在だもん」言ってみてご自身がどう感じるかも、大切にしてみてください。これらの魔法の言葉をブツブツと何度もつぶやきながら、1.で書いたこと(=やりたくないのにやっていること)をできる順から1つずつやめていき、2.で書いたこと(=やりたいのにやっていないこと)を、ぜひ1つずつやってみてください。簡単にできることからで結構です。やめてみたら、あるいはやってみたら、きっと「本当に自分がやりたいこと・好きなこと」に少しずつ気づいていけると思います。本日は、心屋塾初級セミナーでやっているワークの一部をご紹介しました。興味があれば、ぜひ初級セミナーにも足を運んでみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月27日お盆休みやリフレッシュ休暇などで、夏は彼氏とデートする機会が増えたという女性も多いと思います。でも、会う回数が多いという事は、見せたくない部分を見せる機会も増えてしまったという事。男性からは、「口には出さないけど夏場だからこその彼女のガッカリポイントが見えてテンションが下がった」という意見もチラホラ。男性がこの夏感じた彼女のガッカリポイントとはどんなものなのでしょうか。今回は、口には出さず我慢した!この夏感じた彼女のガッカリポイントを3つお届けします。1. ムダ毛の処理の甘さが目立ってガッカリムダ毛の処理の甘さが目立ってガッカリという男性が結構多かったです。夏場は肌を出す服を着ることが多く、彼氏だけじゃなく友達とも海やプールに出かけたりとムダ毛の処理が大変ですよね〜(泣)特にかみそりで処理している人は、毎日剃るとかみそり負けしちゃうこともあって、数日に1度の処理で済ませている場合も。そうなるとタイミングが悪いと彼と会うタイミングで生え始めの毛がチョロチョロ出てきてチクチクした状態に!「ベットインした時に、すね毛がチクチクして萎えた」なんて男性の声も。2. 体臭がきつくてガッカリ体臭って自分じゃなかなか気がつけないもの。夏場は特に汗をかきやすいので、匂いがきつくなってしまっているなんて事も。「高い所の荷物を取ろうとして腕を上げた彼女のワキからぷーんと鼻を突くにおいが・・・言わなかったけど強烈だった」なんて意見も。また、「匂いを消そうとしてなのか、香水の匂いが強烈で隣を歩く俺が気持ち悪くなった」という意見も出ていました。暑い時期は、香りがたちやすく冬場と同じ量の香水をつけていても、彼氏には強烈な香水臭さとして伝わってしまっているケースもあるみたい。3. 化粧崩れが酷くてガッカリ夏場は汗をかきやすいので、化粧も崩れます。女性からすれば、仕方なくない?と言いたくなりますが、男性は結構きびしくその辺チェックを入れているみたい。「鼻の下に汗を掻くからなのか、そこだけファンデーションが落ちてて笑いそうになる」「眉毛がデート半ばから無くなり平安時代の人みたいに・・・」というような意見が沢山出ていました。夏場は化粧は崩れるもの!と心得てこまめにトイレでチェックして直さないと顔がとんでもない状態になっている事もあるので要注意!まだまだ暑い日は続きます。「ヤバイ」と思った女性は、今からでも間に合いますので対策を練ったほうが良いかも。中にはアソコの匂いが漂ってきて臭かったなんて意見も出ていたので、デリケートゾーンや体臭予防の石鹸などで、デリケートゾーンの匂いケアも忘れずにやっていきたいですね!夏場は女子力を保つのが大変ですが、大好きな彼氏をガッカリさせないために頑張りましょう!written by 亀ぱんだ
2018年09月10日彼とのデートはもちろん楽しいけど、男友達とも遊びたい。彼に心配はかけたくないけど、一人旅をやってみたい。こうしたジレンマを抱えている女性は多いと思います。カップルは、互いが我慢をせず、心配もかけずに付き合っていけるのがベスト。しかし、「彼が嫌がるから」、「彼に嫌われたくないから」という理由でついつい我慢することを選んでしまう人も、少なくないのでは?■・我慢するというのは、楽な選択自分が我慢すればすむ話なら、やりたいことを我慢してしまおう・・・と考える人は多いでしょう。なぜなら、これは他のどの選択よりも楽な選択だから。自身の行動における判断基準を「彼が嫌がるかどうか」に定めることで、自身で判断せずにすむのです。男友達と遊ぶときに、金欠をどうやり過ごすか。一人旅の行き先を、どこにするのか。そうした、「行きたい(やりたい)けど、考えるのが面倒」なことを放棄して、「彼が嫌がるからやめておこう」と彼の判断にゆだねてしまうのは、人生の選択肢を狭めてしまうことになるのです。■・彼は本当に嫌がるのか要は、人生の選択肢を「彼」という要因だけで諦めてしまうのはもったいない!ということです。長く一緒にいればいるほど、「これは彼がきっと嫌がる」ということが分かってきて、相談もなしに諦めてしまうことが増えてしまいがち。ですが、まずは行きたい・やりたいことをきちんと口に出して伝えることが大切です。自分の欲求と彼の気持ちを自己完結させるのではなく、彼の口から意見を聞くように心がけると、彼はあなたのやりたいことに関して案外「気にしない」と答えてくれるかもしれませんよ。■・意見が食い違ったら?では、彼に意志表示をした上で、彼から「それはやめてほしい」「嫌だ」と言われたら、どうすればいいのか。あるいは、最初から「○○だけはしないで欲しい」と言われているけど、どうしても諦めきれない場合、どうすればいいのか。答えは、彼としっかり話し合った上で、「自分で決断する」ことです。自分で決断するということは、自身の言動に責任を持つということ。彼の気持ちが離れていくことを覚悟した上で自分のしたいことをするのか、それとも今後も彼と一緒に居続けることを重視して今回は諦めるのか。自分自身で決断を下し、どうなっても自分が決断した結果だと受け止めましょう。また、「あなたが嫌がるなら、やらない」というのは、自身の決断の責任を彼に押し付ける、誰も幸せにならない言葉です。やる・やらないどちらの選択をしても、最終的には「自分のため」であると自覚しておくことが重要ですよ。■・おわりに彼にとっての良し悪しを熟考せずに受け入れることは、あなた自身の人生の選択肢を狭めてしまうことになります。どこの誰とお付き合いをしようと、自分の人生は自分のもの。一度きりの人生において、後悔のない選択をしていきましょう。彼と一緒にいる今が幸せなのは、もちろん素敵なことです。ですが、「誰かから愛されること」に代表されるように、恋愛を充実させることだけが幸せの形ではないということを忘れないでいてくださいね。(桃花/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月20日みなさんは恋人との関係において、つい自分が我慢して済まそうとしてしまっていることはありませんか?「自分のわがままだから」「喧嘩になったらいやだから」「何か言っても否定されるだけだから」そういった理由で不満や要望を我慢してしまっていると、恋人と良い関係を作ることはいつまで経ってもできません。この記事では、なぜ恋愛において我慢するのは良くないことなのかについてお話します。恋愛とは二人でするものそもそも恋愛とは二人でするもの。大切なのは付き合っている二人にとって、どういう付き合い方が一番自然なのかを二人で見つけることです。男性が正しいから女性が合わせる、またはその逆というのも良い恋愛とは言えません。「私はこう思う」「僕はこう思う」『じゃあこうしようか』そういったコミュニケーションを取って初めて二人はカップルになるのです。もしあなたが恋人に対して思うことがあるけど伝えずに我慢しているというのなら、それは相手に対して真剣に向き合っていないとも言えてしまいます。人と向き合うと、時にはストレスや悩みが生まれてしまうこともあります。でもそういった苦労をせずに良い関係は築けないのです。不満は我慢していると大きくなるもしあなたが恋人に対するなんらかの不満を我慢しているのなら、その不満は次第に大きくなっていきます。人の気持ちは、心の中に秘めておけばおくほど大きくなり、自分でコントロールできなくなっていきます。深刻な喧嘩や愛情の低下を招く前に、不満を感じたらすぐに相手に伝えましょう。小さい不満なら、相手も素直に聞きやすくなります。面倒くさいから我慢しているのなら不満を伝えたり、何かを話し合ったりするのが面倒だと感じてしまうのなら、それはもう二人にとっての黄色信号。 このままでは相手に対する興味もどんどん失われ、好きなのかどうかすら怪しくなります。恋人に話してもあしらわれてしまう、ちゃんと話を聞いてくれない、そう思うのなら真剣に話を切り出しましょう。「ちゃんと話を聞いてくれないのなら別れることも考える」そういう厳しい姿勢で相手に向き合うことも時には必要です。恋愛は一人でしているものではありません。それなのになぜか付き合ってから時間が経つとそれを忘れてしまう人がいることも事実です。どちらが正しいかではなく、お互いが何を考えているのかを二人で話し合うことが大切です。
2018年07月09日甘えん坊で横暴でジャイアンな次男ですが(毎度のことながらひどい言い様…)2歳になり、いよいよお兄さんになる自覚…はまだ無いにしても、日に日に成長を感じられる出来事も増えてきました。今回は、「待てる子次男」への道のり(笑)をご紹介します。■お兄ちゃんのために我慢をすることになった次男2歳長男がまだ保育園だった頃は、一緒にのんびり登園していたので朝の支度も朝食を食べてからでよかったのですが、小学校は今までよりも30分以上早く出発しなくてはなりません。そのため、長男が卒園する少し前から、練習として「小学校の時間に合わせて朝の支度を済ませられるか頑張ってみよう! 週間」を実践していました。つまり、朝食を食べ始める前に着替えや持ち物などの支度を済ませてしまう、という作戦。これに付き合わされる羽目になったのは哀れな次男。お兄ちゃんの支度が終わるまで、いただきますを待たなくてはなりません。でも本人に説明してみると案外ニコニコ、「アイ!」といいお返事。先に席にだけは着いとこうかなぁ~…といそいそと自分の椅子へよじ登りました。うん、なんとか我慢しているようだ…が…結果。待ちきれてなーい!!でもものすごく本人の葛藤と努力の爪痕(歯型)がくっきりと残っているので、「よく待てたね~頑張ったね~!」と褒めたたえました。それでも少しずつ、「順番こ」や「交代ね~」「どうぞ」など譲ったり我慢したりができるようになってきた次男。またきっと赤ちゃん返りもするでしょうし、ジャイアニズムも激しくなる予感がかなりしています。それでもこの瞬間、大好きなバナナをお兄ちゃんのために食べずに待とうと煩悶していた姿は、成長の証としてしっかり心に(絵にも)刻んでおきたいと思います。【ウーマンエキサイト編集部より】tomekkoさんが第3子ご出産予定のため、本連載「笑いあり涙あり、テンパりママの男子2人育児」はしばらくお休みとなります。連載再開をお楽しみに!
2018年04月17日不倫や浮気は芸能界に限ったことにあらず。過去にmamatennaが行った独自調査(2015年7月実施 インターネット調査)によれば、31.3%の妻が夫の「浮気を暴いた経験がある」と回答。「浮気を疑った経験がある」は42.4%となり、浮気は多くの夫婦が直面しやすい問題だということが浮き彫りに…。アンケートで浮かび上がった浮気と妻のホンネの実態もしも、夫の浮気が発覚したら、やはり離婚を考える妻は多いのでしょうか? 「今後、夫の浮気が発覚した場合、あなたがとると思われる行動に近いものは?」という質問をすると、以下のような回答が。1位「問答無用で離婚を要求する」23.1%2位「いったん距離を置くなどして様子をみる」22.1%3位「夫に関心がないので特に何もしない」15.4%4位「納得するまでとことん話し合う」14・4%5位「怒りが収まるまで、夫を追い詰める」11.5%5位「浮気相手ともども謝罪を要求する」11.5%離婚を要求するという回答はもっとも多かったものの、全体の約2割。前出「浮気を暴いたことがある」と回答した3割の妻たちの回答も含まれているということを考慮すると、実際には2位や3位のように、静観や無関心という態度で我慢している妻たちの実状が明らかに。ちなみに、「浮気を暴いた経験がある」「浮気を疑った経験がある」と答えた妻に浮気疑惑を抱くきっかけとなった夫の行動について聞くと、1位は「携帯電話にロックをかけるようになった」で45.2%、次点「トイレや浴室にも携帯電話を持ち込むようになった」43.8%、「夜の営みが減った」34.2%、「残業が増え、帰宅が遅くなった」23.9%、「態度が冷たくなった」20.5%、「身だしなみに気をつかうようになった」20.5%と続く。夫の普段とは異なる変化から敏感に浮気を察知しつつも、ひとまず我慢。今回の調査では、誰にも相談できない想いを抱えている妻たちのホンネがつまびらかになりました。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月10日~我慢のその先に〜このサイトをご覧になっている方の中には、お仕事をされている方もたくさんいらっしゃると思います。仕事がラクで楽しくて会社へ行くのが楽しみで仕方がないという方は、どれほどいるでしょうか。多くは、「あぁ、明日も仕事か……」と、ため息をついたり、「行きたくないなぁ」とぼやいたりするのではないでしょうか。うざったい上司や同僚、仕事ができない後輩、嫌味な取引先。接客業なら、いいお客さんばかりではなく、ちょっとしたことでクレームを言う客もいるでしょう。立ちっぱなしの仕事や、パソコンの前に座りっぱなしの仕事もあるでしょう。やりたい仕事についたはずなのに、どうしてこんなにイヤなことばかりなのかと思うこともあるでしょう。何かを得れば、それと同じくらいの苦労があるのは当然のことなのです。私はよく、お給料は我慢料と言っています。一ヶ月間、よくぞ苦労に耐えましたねということで、お給料をいただくのです。さぁ、今日も明日もあさっても我慢の毎日ですが、だからこそ我慢料をいただける資格が出来るのです。今月もご苦労様でした。
2017年09月28日仕事での接待や友達との飲み会など、彼が付き合いに割く時間は決して少なくありません。彼が望んでいるのだから、彼が飲み会に行くのを我慢するというのは大人女子が陥りやすい罠です。我慢をすればするほど、苦しくなるのは自分なのです。我慢の限界を迎えて関係が壊れるくらいなら、先手を打っておくと良いでしょう。そのためには2人で納得できるルールを作るのです。どちらも窮屈でない程度の妥協点を見つけましょう!寂しい思いをしていることを知ってもらう彼側は意外と寂しい思いをさせているとは知らないことが多いです。それは彼女側が寂しいと言わないからです。嫌われるかもしれないという強迫観念にも似た思い込みが話を難しくしています。寂しい時には寂しいと伝えないと、決して伝わることはないのです。これが出発点になります。どの程度の付き合いを許せるかを話し合う彼が飲み会などに付き合うのは寂しい思いをさせるためではありません。そこまでの人生でできた人間関係を維持するためにしている行為なのです。友達や仕事の人間関係を維持するために、今まで通りに振る舞おうとしているのです。その人間関係を壊さない程度の配慮をして、寂しくないような落としどころが見つかるまで話し合います。寂しい思いをさせたくないと彼は思っているはずですから、真面目に話をしてくれるでしょう。2人で付き合う人間関係の範囲を決める話し合った結果としてどの程度の人と付き合うのかを2人で決めます。月に何回会うのか、何回遊びに行くのかなどの細かいルールを決めておくのです。2人の時間を大事にした上で、続けていく人間関係を限定していきます。彼の人間関係は2人が付き合っていく上で、必ず出てくる問題です。してほしくないことがあれば、そのたびに話し合うことが大事なのです。話し合って、解決していけば2人の距離は近づきます。問題がなくなってくれば、2人の仲はもっと親しくなれるのです。彼の人間関係という問題は付き合う程度を限定することで解決することができるでしょう。
2017年07月10日~我慢することも発想の転換でプラスになる〜新しい生活のスタートを機に、自分の将来の目標に向かって歩み出し努力し始めると、我慢や辛抱の連続となります。人間は本能や欲望、それをどう制御していくかが一生かかっての課題であり、簡単ではありません。でも、いつまでも自分を甘やかし本能や欲望に負け続けていると自分の成長はなく、目標も達成できません。我慢や制御することをマイナスとは考えない“発想の転換”と、我慢制御した先に得られる成果を想像できる想像力を働かせて乗り切ってみてはどうでしょうか?「もっと大きな喜びを得るために、こんな目先で満足してどうするんだ」と自分に言い聞かせ、欲望に打ち勝った自分を想像する。また、欲望に負けた後、後悔して嫌な気持ちになる落ちぶれた自分も想像できると、なお目先の欲望にブレーキが利きます。想像力と自分を鍛える精神で、コントロールできる自分になりましょう。
2017年03月23日優しいけれど自己主張もできて、積極的で…。親というものは欲張りですが、完璧な子どもはいません。おとなしい子のママの悩みに小崎恭弘さんが答えますQ.優しい息子ばかりが我慢しているみたいで複雑4歳の息子には、「おもちゃは順番に使う」「嫌なことがあっても人をたたかない」など厳しくしつけてきました。でも最近、お友達と遊んでいると息子ばかり我慢していることが目に付き、「たたかれたらやり返しなさい」と言ってしまいます。「そんなことできない」と泣く息子に対して、ただの自己主張ができない子なのかと思ってしまうように。私が息子に言っていることは間違っていますか?[東京都・ススママ]illustrationATFT GRAPHICS.A.嫌なことは嫌と伝える表現方法を教えましょうこういう悩みを抱えているお母さんは意外と多いようですね。間違っているとは言いませんが、子育てに対する姿勢がブレていませんか?急激な方向転換は子どもを戸惑わせるだけですよ。どんな子どもに育ってほしいのかをいま一度確認してみてください。最近の子育てを見ていると、子どもに完璧を求め過ぎる傾向があるように感じます。子どもにしてみたら、優しい子になりなさいと言われる一方で、やられたらやり返す強い子になりなさいとも言われるわけです。もちろん周りの状況によって親の姿勢が変わるのは仕方がないし、この世の中は優しさだけで生きていくのは難しい。かといって強さだけで生きるのもしんどい。大事なのは、優しさと強さのバランスを考えて育てることです。「やられて嫌なことがあったら、自分の口で言わないと伝わらないよ」と言って、自分の気持ちを伝える適切な表現方法や手段を教えてあげたり、「ママと一緒に言いに行こうね」と優しく促してあげてください。そうして友達と仲良くやっていく方法をお母さんと考えながら、コミュニケーションのスキルを育てていってほしいなと思います。
2017年02月02日人生誰しも、自分の思うように生きていければ ストレスも溜まらないし好きなように過ごせますね。仕事や人間関係が円滑にいかないストレスもありますが、 ある問題に関しては自分の思うようにも好きなようにもいきません。自分を押さえることを避けて通ることができないもの。その名は「恋愛」というものです。恋愛と一区切りにしても、その年齢によって千差万別。しかし、ある程度の「人間経験値」を積んできた我々アラサー世代にとっては様々な試練が訪れます。妥協この妥協というのは非常に幅広いです。若い頃はそれを武器にして、イケメンで高収入で背が高くて…などと、うつつを抜かしていても何とか男性をGET出来たかもしれないですね。ところが、この歳になると最近の社会情勢も、収入格差の問題も 年収500万を越えることが如何に難しいかも分かってきました。ましてイケメンで…なんて言ってる場合ではないですよね。そもそも自分自身も衰えが来ているので、若い頃のそれでは乗り切れないのです。大人の魅力を兼ね備える努力をしていたアラサーは まだ男性もその魅力に引き寄せられて交際が出来るので、 何とか勝ち組になれるかもしれませんが、 何の努力もせずに20代を過ごしてしまったアラサーは 昔のような武器がなくなっているので、 選んでもらえる男性と付き合うことが出来れば御の字なわけです。友達の結婚式に出席し新郎を見て 「イケメン好きだったA子があんな人と結婚するなんて」と 思ったことがある人は気を付けてください!自分はそのステージにすら立てていないことを露呈していることに気付けていない可能性がありますよ。付き合いが始まってからも妥協は続きます。お互いに大人であるからこそ、出来上がってしまった価値観。こればかりは妥協なくして付き合っていけません。「あなたのために価値観でも何でも変えるわ」的なことを ついウッカリ言ってしまう大和撫子風女子は、いずれそのツケがまわってきます。それを見抜けないほど男性もバカではないので、キッチリ「今だけだ」と分かっているんです。まして男性は自分の価値観を重視する傾向にあります。女性より優位に立ちたいという 動物的本能がある以上、結局、一枚上手の女性でいることで丸く収めるしかないのです。もちろん男性も妥協していることを忘れないでいただきたいです。若い頃、良い女を選ぶ元ハンター達は、年齢とともに「こいつでも良いか」と 我々女性を妥協で選び始める年頃なのです。お互い様、これも妥協と言えるでしょうね。我慢妥協と我慢、類似する部分もあるが決定的に違うのは、妥協は自分の納得が含まれます。しかし、我慢には自分の納得が含まれません。会いたいのに会えない我慢とか、そんな高校生の頃のような恋愛とはレベルが違います。何度も言いますが、我々アラサーは、ある程度の酸いも甘いも経験してきました。「大人」と言われる年齢になり早10年近く経ち、周りからの目も 一端の大人として見られ、大人の女性として扱われます。職場では中間管理職。 新入社員の女子が入る度に鼻の下を伸ばす男性社員を軽視しながらも、上司に可愛がられる自分をどこかで「まだイケるんじゃ?」と思っていたりするのです。仕事ならずも自分の納得がいかない我慢を恋愛でもしなければならない世代、それがアラサーというものです。彼の出来上がってしまった価値観の相違に妥協している「我慢」、相手に不満があっても これは言っちゃいけないと分かる年齢になってしまっただけに起こりうる「我慢」、 そして一緒に生活をするとみえてくる男性特有のクセに対する「我慢」など 数え上げたらキリがありません。我慢は身体に毒だと言いますが、男と女は何故にこうも違うのかと真剣に悩んだり考えたりして、そんな我慢を女子会で発散しながら、最後には口を揃えて「男って結局子どもだよね~」にたどり着くこと、ありませんか?しかし、冷静になって考えてみると「妥協」と「我慢」のない恋愛とは 果たして本当に楽しいものなのでしょうか?人はワガママなもので、平凡だと退屈し、波乱が多くても苛立ちます。ホドホドにいろんなことがあり、我慢や妥協をしながらくらいが丁度良いんですよね。そして「まぁ何だかんだ言っても、彼のこと好きなんだけどね。」となるんです。恋愛の価値観だけは、いくつになっても変わるものだと言うことかもしれませんね。
2016年09月29日世間では控えめな女性、男性の言うことを聞く女性、何でも許してくれる女性が男性の理想であるかのように言われています。でも、それはあくまでも理想。そのような完璧な女性と付き合っていても飽きてしまうという男性がほとんどです!いつだって女性はプリンセス、力もないし、そんなに稼ぎも多くない、そのような中で敢えて無理して「割り勘」にしなくても、応じなくても良いんです。奢られて当然だけど当然じゃない男性は奢られて当然と考えている女性が嫌いです。払うそぶりを見せない女性、形だけ払うそぶりを見せる女性も嫌いです。矛盾する?いや、しません。普段のデート代は奢ってもらうというスタンスで構いません。しかし、イベントのときや感謝の気持ちを伝えたいときは、逆にあなたが全額支払う、そんなメリハリが恋愛成功の秘訣なのです。どうやって奢ってもらうのか出会い立て、付き合いたての頃は腹の探り合いです。いかに最初であなたの流れに乗らせられるかが成功の秘訣。最低、最初の3回程度は完全に奢られ側になっておくと良いかもしれません。その後で、ちゃんと私だって払うのよ!とちょっとずつアピールしていけばOK。既に付き合っているという方は、態度で示すか話し合いです。態度で示すのも今更感があってなかなか難しいと思いますので、付き合いが長い方には話し合いがオススメです。あなたが何割持ちか、彼の理想の支払いシステムはどの程度か、この機会を利用して新しいルールを作ってみるのも良いでしょう。気持ちの良い奢られ方を身につける彼もせっせと稼いだお金をあなたに費やすのですから、奢られるときの態度や言葉も大切になってきます。中途半端にお財布を出して「どうしよう…汗笑」なんて、男性からしたらあほらしいだけ。奢られるときは正々堂々と奢られましょう!財布さえ出さず、笑顔でごちそうさまでした、で良いんです。そして最後に「ありがとう。すごーくおいしかったよ」と付け加えましょう。それだけで彼のハートを掴めますよ。長くお付き合いを続けていく上で、ひいては夫婦になる上で、最初から控えめな女性を演じていては後々喧嘩の原因になりかねません。初期の頃からストレスの原因は取り除いて、プリンセス的ポジションを獲得しておくことが、きっと今後の自分のためになるはずです。
2016年05月25日人が生きていくということは、欲求や欲望を理性で抑える禁欲、我慢の毎日でもあります。「我慢は嫌い」「禁欲なんかしたことない」などという豪快な人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が何らかの「禁○」を経験しているはずです。皆さんはどんな「禁欲」をしたことがありますか?そのつらさはいかばかりなのでしょうか?マイナビニュースでは読者300名に対して「禁欲体験」にまつわるアンケートを実施。どんな禁欲が一番つらかったか、その苦しさを赤裸々に告白してもらいました。○男性は毎日の習慣を断つことがつらいアンケート調査は、マイナビ読者300名(男性129名/女性171名)に、「今までどのような欲求を我慢したことがありますか?」とつらかった禁欲体験について尋ねてみました 。まずは、男女を問わずの全体結果をご紹介しましょう。※複数回答可食欲、物欲の抑制が第1位、第2位を占めています。テレビを我慢するというのは、忙しい明日に備えたり、資格試験の勉強のためなのでしょう。そして、定番の禁酒、禁煙が第4位と第5位。やっぱりなぁ、という感じです。では、男女別ではどうでしょうか。禁欲にも、性差はあるのでしょうか?※複数回答可これが、男性の禁欲トップ3。以下、「衝動買いする」、「ゲームをする」、「ギャンブルをする」と続きます。禁「飲食」が男性のトップなのは少し意外な気がしますが、これはやはり、脱メタボ、脱成人病という健康志向を反映したものと思われます。食欲との戦いの日々を、読者の一人は次のように告白しています。・「3ヶ月間、ダイエットのために昼食と間食を抜いた。お腹が減ってイライラの極地だった」(男性33歳/学校・教育関連/専門職)2人に1人近くの男性が、こんなふうに食欲と戦っているのです。男性で次に多いのは禁「飲酒」、さらに禁「喫煙」と続きます。こちらはいかにもの結果。特に禁煙については、職場や公共施設のほとんどが禁煙となっているので、イライラが顔や態度に出ている愛煙家の姿をよく目にしています。禁酒、禁煙についても、その苦しさを語った読者の声を紹介しておきましょう。・「体の不調で飲めなかったことがある。結構つらかった」(男性35歳/情報・IT/技術職)・「禁煙を試みたが、何をするにもイライラして、普通の生活もままならないほどだった」(男性43歳/機械・精密機器/技術職)・「禁煙を始めてからの2週間はまさに地獄だった」(男性42歳/自動車関連/技術職)食に飲酒、喫煙など、毎日当たり前のように行っていることを断つのはとても大変なこと。イライラしてしまう気持ちもわかります。○妊娠・出産に伴う女性ならではのつらさも次は女性の「禁欲」事情をご紹介。トップ3は以下の通りです。※複数回答可以下、「インターネットする」「外出する」「飲酒をする」と続きます。「飲食」が第1位なのは男女共通。でも、そのパーセンテージは女性のほうが圧倒的に高く(男性28.9%:女性59.9%)、女性のおよそ6割もが禁「飲食」の経験者です。男性が健康のための禁「飲食」なのに対し、女性の場合は健康に加え、美容のための禁「飲食」が加わるための倍増なのだと想像されます。・「ダイエットのための甘いもの絶ちが辛かった。ひたすらスルメを噛んで耐えて、5キロ痩せました」(女性29歳/ソフトウエア/営業職)・「常にお腹が減っていて、授業中にお腹の音が鳴りまくり。辛いだけでなく恥ずかしかった」(女性21歳/その他)美しくなるための努力には、こんな苦しさがつきまとっているのですね。女性の禁欲でもう一つ特徴的なのは、妊娠・出産のために禁酒、禁煙をせざるを得なかったと訴える声がたくさん寄せられたことです。・「妊娠中はお酒を飲めなくて辛かったです。産んでからも授乳のために禁酒せざるを得ませんでした」(女性27歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「妊娠でお医者さんから煙草を禁止され、つわりの苦しさに加えてニコチン切れの苦しさも加わり大変だった」(女性32歳/食品・飲料/事務系専門職)女であることっていろいろ大変ですね。もちろん、買物好きの女性らしく、禁「買物」の苦しさや、愛おしくも切ない禁「恋愛」の苦しさ、つらさを教えてくれた女性がいたことを申し添えておきます。欲望と理性との戦いは、生きているかぎり避けられないこと。禁飲食、禁酒、禁煙、禁買物……と、いろんな誘惑と闘わなくてはならないこともあるでしょう。みなさんのご健闘をお祈りします。
2015年01月21日