娘が脳症になったとき第4話。上のお子さんが3歳のとき、風邪のような症状に。その後、突然意識を失ってしまい……救急搬送に。これは娘さんが脳症と判明したときのお話です。救急車で搬送されて、検査中に眠らせておく薬が切れたとき、ハナは泣いて叫んで暴れました。特に髄液を採取したときは本当に痛そうで、毛布を使って押さえている看護師さんたちも大変そうでした。 しかしハナは私を見ることも、「ママ」と呼ぶこともありませんでした。意味のある言葉を話さず、泣き喚くだけ。「もしかして私のこともわからなくなってしまったのか? 話せなくなってしまったのか?」と不安でいっぱいになりながら、検査が終わるのをひたすら待ちました。 娘が脳症になったとき #4 弱々しい、どこか調子の狂った声でしたが、ハナに「ママ」と言われたときは本当にうれしくて、堪え切れず号泣してしまいました。毎日何度も何度も「ママ」と呼ばれてきて、それが当たり前で、時には「うるさいなあ」と思っていたくせに、このときのひと言は本当に特別でした。 娘はちゃんと私のことをわかっている。今は検査で疲れてボロボロになっているけど、数日しっかり休めば元気になる。いや、もしかしたら明日には元気になって、またうるさいくらいペラペラしゃべっているかもしれない。そう思いました。 しかし、私が想像していたように事は簡単に進まなかったのです。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年01月30日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第21話です。介護して、救急車まで呼んだのにのじさんを罵る母。ショックを受けたのじさんは…?#21高校生で親の介護を体験した話出典:instagram発作も落ち着いてきた様子の母出典:instagramまさかの忘れていた母
2022年01月25日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第18話です。救急車を呼んだ、のじさん。母の容態は…!?見なきゃ…!出典:instagram母の状態は…出典:instagramすると…?出典:instagramやっと到着?出典:instagramどうしたの!?出典:instagram家までの道が…?出典:instagramなので…出典:instagram母が…!?出典:instagram救急車を迎えに行かなくてはならないのじさん。でも、母がそれを引き留めて…?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年01月14日このお話は作者ようみんさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ明らかに様子がおかしい次男を連れて、再び近所のクリニックへ。しかし様子見でいいと言われ帰宅。しばらくすると熱が上がり始めたのです。ユズの体調を知っていたママ友がすぐに駆けつけてくれて、とても助かりました。帰りのことを考えて救急車は私だけが乗り、夫には車で付いてきてもらうことにしました。そして…。救急車の中でも、病院についてからも泣き続けていた次男。そのまま入院となり、小児科に移るとまた検査が始まりました。次回に続く「生後18日でRSウイルス感染症に」(全11話)は17時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年01月09日■前回のあらすじ婦人科に行くと医師から「ポリープができている」と言われ、そのまま手術をすることに。術後帰宅してしばらくすると、血が滝のように出始め…。■止まる気配のない出血…どうすればいい?手術した病院は診療時間が終了し、電話しても誰もでませんでした。ナプキンをはめるものの夜用でも太刀打ちできないほど血の勢いがすごく、数分で何度も何度もトイレで交換しました。人間ってどのくらい血がでたら死ぬんだろうか…と不安になるほどのものでした。徐々におさまるだろうと思っていた出血は夜の10時になってもおさまらず、ひどいまま…。こんなに出血って続くのか…悪い想像が頭をよぎりました。夫が不在の今、相談する人もいない。血が出すぎているのか、出産した後の“貧血で足元がフワフワした感覚”になっていました。ですが意識はしっかりしている状態であったためなんとか正気を保てていたと思います。電話で救急車を呼ぶべきか、いや、まだ意識もあるのに迷惑にならないか…。事態は一向に回復の兆しがないのにこのまま、悩んでいても時間の無駄だ。まずは、どうするべきか救急医療電話相談窓口に電話をしました。1軒目、婦人科の先生が不在2軒目、そこも先生がいないとのこと。3軒目、そこも対応できない。4軒目、そこもダメでした、と電話口で告げられ「朝まで見てもらえないかも」と思っていると…■救急病院で手術をすすめられるが…よかった…! と安心したものの、時刻は夜の11時すぎ。申し訳ないと思いながらも、2歳の三女を置いては行けないので11歳の次女に一緒に来てもらえるようお願いしました。意外と意識はハッキリとしていて、自分で運転し病院に行くことができました。夜間専用窓口で警備員さんに止められ事情を話すと、看護師さんを呼んでくれました。電話で事前に相談していたのですぐに先生が現れ診察台へ…。すると診察台に寝ている状態で医師から、「あなたの筋腫は子宮から頸管までつながっていて、今は中途半端にちぎられた状態になっています。つまり まだ子宮に筋腫が残っていますよ」と説明を受けました。夫が出張で不在、両親とも遠方で、すぐに駆け付けることは無理だ。私は、すぐに答えを出せず、言葉が出ませんでした。次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は7時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。参考: 「子宮鏡手術について」出典:恵愛生殖医療医院
2021年12月20日コロナ禍の東京で、救急搬送された患者の生存率が大きく低下していたーー。先日、衝撃的ともいえる調査結果を発表したのは日本医科大学などの研究グループ。昨年3月~今年1月の東京都の救急搬送について調査をしたところ、病院外で心停止して救急搬送された患者の1カ月後の生存率が、コロナ前の19年の6.3%から、4.7%に低下していたことがわかったのだ。その要因について、同調査を行った日本医科大学付属病院救命救急科・病院講師の五十嵐豊さんは「コロナ禍で、搬送先が見つかりにくかったことや、病院内の感染対策によって検査や治療開始までの時間が延びたなどの可能性が考えられる」と分析している。この冬、オミクロン株などの影響で再びコロナへの感染が拡大したら、心停止や脳梗塞を起こして救急搬送されたとしても、命を落とす可能性が高くなるのだ。■ヒートショックにより“溺れてしまう”可能性もとくに寒さが一段と厳しくなるこれからのシーズンは、家庭内で多発する“ヒートショック”への自衛が欠かせない。「ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞などを起こし、体に悪影響を与えることです」こう語るのは、ヒートショックに詳しい循環器内科の専門医である、さかい医院の堺浩之院長。特に冬場の入浴時に多いとされるヒートショックは、どのようにして起こるのだろうか?「寒い脱衣所で服を脱ぐ際、体は熱が逃げないように皮膚表面の血管を縮めるため、血圧が上昇します。湯船につかると体は温まりますが、血管が広がって、血圧が急激に低下。この血圧変化(乱高下)が、心筋梗塞などの重大な病気を引き起こすのです」さらに、ヒートショックによって意識を失い、浴槽内で溺れてしまうこともあるという。厚生労働省の人口動態統計によると、令和2年の「浴槽内での及び浴槽への転落による溺死及び溺水」による死亡者数は5,451人。ただし、この死亡者数には入浴中に脳血管疾患や心疾患など、溺水ではなく病気で亡くなったと判断された場合は含まれていない。入浴中にヒートショックなどで亡くなった人の実際の数はもっと多く、厚労省の研究班の推計では年間約1万9,000人とされている。入浴中のヒートショックを避けるためには、高齢者や高血圧の人は一番風呂を避け、浴室が暖まってから入ることが基本だ。また、溺死を防ぐために浴槽の蓋を半分だけ開けて入ることも有効。具合が悪くなったら蓋の上にもたれかかるようにすれば、湯船の中に沈んでしまうことを防げる。■家中の寒い場所はすべてヒートショック危険箇所浴室で起こるヒートショックについては、これまでも危険性が指摘されてきた。しかし、気を付けなければいけない箇所は家中にあると、菅原脳神経外科クリニックの菅原道仁院長は警鐘を鳴らす。「リビングから廊下に出たら寒い、と思ったことはありませんか?このような温度変化がある場所なら、どこでもヒートショックを起こす危険があるんです」そこで堺院長と菅原院長に、危険箇所ついて聞いた。「温度差が大きいほどヒートショックを起こす可能性は上がります」(堺院長)特に寝間着のまま室温が低い場所に行くのは非常に危険だという。「夜中のトイレは、排せつ時に血圧が変動しやすいうえ、冷え込みやすい場所のため、注意が必要です」(菅原院長)夜中に台所に行って、水を飲むこともあるが、この移動にも危険が潜んでいるという。「夜中や早朝の台所は、非常に寒いことを認識しておくべきです。水分補給は、枕元にペットボトルを置くなどして、寝室内で済ませてください」(菅原院長)暖房などの対策をしにくい場所という意味で、玄関とベランダも要注意だ。「とくに玄関は、新聞を取りに行ったり、ゴミ出しなどで足を運ぶ頻度が高いうえ、一瞬だからと、パジャマのまま行くことが多い場所。ヒートショックを防ぐためには、多少面倒でも、寒いと感じる格好で行くのは避け、厚手の上着などを羽織るようにしましょう」(菅原院長)また、暖房効率を上げ、家の中に温度差を作らないことも重要。「厚手のカーテンを使う、窓にフィルムなどを張る、夏場に使用した扇風機を活用して、部屋の下にある冷たい空気と上にある暖かい空気を循環させるなど、少しの工夫でヒートショックへの対策はできます」(堺院長)■危険度MAPであなたの家の危険な場所を確認!
2021年12月16日冬は気温が下がるため、身体の血管が収縮することによって血圧が上昇します。血圧は、全身に血を届けるポンプの状態を表す数値。大きく変動することで、病気を引き起こすこともあるのです。寒くなり始めた2021年10月、みもふ(@mimohu)さんは家族に恐ろしい出来事が起こったといいます。72歳になる、みもふさんの母親を突然襲ったのは、くも膜下出血でした。母親が急に『くも膜下出血』で倒れ…くも膜下出血は、脳の血管が破れることによって起こる症状。その日、みもふさんは体調不良を訴える母親を心配しながら見守っていたのですが…。母親の発症によって、家族にも変化が…母がクモ膜下出血で倒れました(実録)4/4 pic.twitter.com/AmMIftjUQZ — みもふ@C99 大淀合同誌 (@mimohu) December 1, 2021 くも膜下出血の主な前兆は、頭痛や吐き気、めまいとされています。みもふさんの母親のように、強い頭痛が出ない場合もあるのだとか。発症した場合は速やかに救急車を呼び、一刻も早く病院で治療を受ける必要があります。みもふさんが母親の異常にすぐに気付き、速やかに対応したこともあり、みもふさんの母親は無事に日常生活を取り戻すことができました。しかし、くも膜下出血は一度発症したら後遺症が残る可能性があり、最悪の場合は命を落としてしまう恐ろしい症状なのです。みもふさんの母親はグレード1~2で比較的軽傷だったものの、再出血すれば亡くなってしまう危険性が高い状況だったといいます。漫画を通してみもふさん一家の体験談は多くの人に広まり、「自分も健康に気を付けよう」「怖すぎる」といった声や、同じようにくも膜下出血でつらい目に遭った人からコメントが寄せられました。くも膜下出血を予防するには厚生労働省によると、くも膜下出血の最大の原因は高血圧。ほかにも、高血圧は多くの病気を引き起こします。また、たばこや飲酒、肥満も、くも膜下出血のリスクを高くするとのこと。対策としては定期的な検査や、ウォーキングなどの適度な運動を行うことが推奨されています。発症したら一刻一秒を争う命の危機にひんする、くも膜下出血。自分や大切な人を守るためにも、日頃から生活習慣に気を遣うようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月04日ブラジルで緊急電話に通報があり、救急車が現場に駆け付けました。そこには男性が倒れていて、なんらかの発作を起こして苦しんでいたのです。救急隊員たちは、すぐに男性を救急車に乗せます。すると、2匹の犬が男性に続いて救急車に乗り込んできました。ウェブメディア『The Dodo』によると、犬たちは男性のそばから離れようとしなかったのだそう。救急隊員は、「この犬たちをその場に置いていったら、きっと飼い主が乗った救急車を追いかけてくるだろう」と思い、2匹を一緒に病院へ連れて行くことにしました。Posted by Patrícia Iolanda on Monday, November 1, 2021Posted by Patrícia Iolanda on Monday, November 1, 2021Posted by Patrícia Iolanda on Monday, November 1, 2021Posted by Patrícia Iolanda on Monday, November 1, 2021救急医療チームのスーパーバイザーであるパトリシア・イオランダさんは、仲間の思いやりある判断に感動。「これが愛でなかったら…何が愛なのか、分かりません」と、飼い主に寄り添う犬たちの写真を投稿すると、多くのコメントが寄せられました。・これぞ、見返りを求めない真の愛だよね。・素晴らしい判断!称賛するよ。・犬たちを連れて行ってくれてありがとう。Posted by Patrícia Iolanda on Monday, November 1, 2021Posted by Patrícia Iolanda on Monday, November 1, 2021飼い主の男性は入院し、犬たちは病院の前で一晩中、待っていたのだとか。そして翌日、男性は退院し、2匹と一緒に帰って行ったということです。犬の散歩中に飼い主が倒れ、その場に置き去りにされた犬が、飼い主が乗った救急車を走って追いかける、ということはあるようです。しかし、そのような場合、交通量の多い道路だったら、犬がほかの車に轢かれてしまう恐れもあるでしょう。そして何より、飼い主も犬もお互いに離ればなれになりたくないはずです。飼い主を心配する犬たちを男性から引き離さなかった、救急隊員の優しさに拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月12日11月7日、公式サイトで緊急搬送されていたことが発表された浜崎あゆみ(43)。同サイトによると浜崎が搬送されたのは、前日6日に名古屋で開催された『ayumi hamasaki ASIA TOUR 2021-2022 A ~23rd Monster~』の公演終了後。急な体調不良を訴え緊急搬送された浜崎は、アナフィラキシーショックとの診断を受けたという。浜崎の搬送を受け、7日に予定されていた公演は急遽中止となった。その後、同日中に公式サイトで《意識不明の状態が続いておりましたが、先ほど意識が戻り現在は容態も徐々に安定して参りました。引き続き医師の指導に従い、治療に専念して参ります》と浜崎の状況が報告された。「浜崎さんは4日にも、足首の骨折をインスタグラムで報告していました。それでも6日の公演では杖や車椅子を使いながらも、曲数を減らすことなくパフォーマンスを完遂させたというのです。そのような出来事があった直後でもあり、ファンや関係者の間では浜崎さんを慮る声が相次いでいます」(プロモーター関係者)■極秘だった第1子の妊娠・出産一時は意識不明になるほど命の危機にさらされていた浜崎。歌手であると同時に2児の母でもあることから、SNS上では《お子さんも小さいから何かあっては大変!回復を祈るばかり》《子供産んだばかりだし無理しないでほしいな》といった声も寄せられている。’20年1月に第1子の出産を電撃発表し、世間をどよめかせた浜崎。そして昨年10月には第2子の妊娠を発表し、今年5月に出産を報告していた。だが浜崎はまとまった産休に入ることなく、ステージに立ち続けてきたのだ。「浜崎さんが1人目のお子さんを出産したのは、’19年11月だといいます。一方で浜崎さんは、妊娠期間中の同年5~8月に全国ツアーを開催しています。さらに出産から約1カ月後には、年末のカウントダウンライブも実施。音楽業界でも浜崎さんが妊娠・出産したという情報は流れておらず、関係者たちも驚いていました。14年ぶりとなる今回のアジアツアーも始まったばかりですが、2人目のお子さんを出産して間もないのは確か。浜崎さんは出産直後の6月と8月にも、ファンクラブ会員限定のライブを行うなど精力的に活動してきました」(音楽関係者)■ステージを創り続ける理由第1子の出産時期と報じられている’19年11月、本誌は西麻布にある高級エステ店に通う浜崎をキャッチしている。臨月を迎えていたためか、ゆったりとした服に身を包み、おなかをいたわるように歩く姿が印象的だった。「このエステ店では出産1カ月前まで受けられる妊婦向けの特別コースがあり、早期の仕事復帰を目指して出産後も通う妊婦さんも多いと聞きます」(美容ジャーナリスト)前出の音楽関係者は語る。「浜崎さんは出産に控えて、膀胱や子宮を支える骨盤底筋の維持に何より気を使っていたと聞いています。また出産直後のカウントダウンライブでは、医師や助産師が24時間態勢でサポートしていたといいます。ただ、そういったサポートがあってこそ実現したステージだとして、浜崎さんは《女性が産後すぐに動けるという事の証明では決してありません》と説明していました。“平成の歌姫”と称される浜崎さんですが、『そんな肩書きはいらない』と言うほどステージ活動に熱意を注いでいます。たとえ妊娠・出産をしたとしても、立ち止まりたくなかったのではないでしょうか」昨年は新型コロナによる影響で、ツアーが1会場を除きすべて中止となったこともあった浜崎。今年6月に実施したファンクラブ会員限定の有観客ライブは、彼女にとって491日ぶりの“リベンジ”となった。終了後、浜崎は「ステージを創り続ける理由」としてインスタグラムに次のように綴っていた。《ただひとつ、もしも叶うなら、誰かにとっての、何かにとっての、暗闇を照らすほんの少しの光になれたら。それに尽きます》’98年にデビューして以来、“The Show Must Go on”の精神でツアーやライブを休みなく敢行してきた浜崎。今はただ、心身を癒すことに専念できるよう祈るばかりだ。
2021年11月08日このお話は、作者おたんこ助産師さんのご友人に起きたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじタオルで羊水を拭いてもらい、今度はへその緒を結んでもらう赤ちゃん。安心したみんなは涙してしまうのでした。■救急車到着! 担架に乗せられるが…■あ! 上の子どもたちを忘れてた!救急車が到着し、いざ病院へ…。ん? 何か忘れてる? 上の子どもたちだ!赤ちゃんが産まれたことを知った子どもたち。「あかちゃん、かわいいねー かーかー ありがとう」。そんな子どもの言葉に、ここにも自分たちのことを案じてくれていた存在がいたのだと、心があたたかくなるのでした。次回に続く「買い物中に出産した話」(全12話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月06日このお話は、作者おたんこ助産師さんのご友人に起きたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじトイレでひとり破水した後、陣痛の間隔が短くなり、夫にSOSの連絡を入れるが…。■トイレで声を掛けてくれた人にSOS!■夫到着に安堵、しかし…病院のスタッフに電話越しに今の様子を聞かれ、「生まれるーーー!」と叫ぶ妻。周りはさらに緊迫した様子に…。次回に続く「買い物中に出産した話」(全12話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年10月30日「5歳で熱性けいれんになった話」第5話。長女あーちゃん(当時5歳3カ月)が、ある日急に発熱。その後、突然白目をむいて意識を失ってしまい、救急要請!救急車で搬送されている途中に、ますます顔が青白くなり、ぐったりしていくあーちゃん……。5歳で熱性けいれんになった話 #5 救急車で搬送されている途中に、ますます顔が青白くなり、ぐったりしていくあーちゃん。 夫の「あーちゃん、大丈夫だよね?」という質問に「大丈夫だよ」と返せません……。 「そんなの、私が教えてほしいよ……!!!」 あーちゃんの容態はいかに……?! ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年10月02日「5歳で熱性けいれんになった話」第1話。息子の首が椅子にハマってしまい、救急要請したときに「もう一生かけたくないな」と思った119番。その3カ月後に、再び電話することになってしまうなんて……! 5歳で熱性けいれんになった話 #1 苦しそうな呼吸が聞こえて振り返ると、そこには白目をむいて意識がないあーちゃんがっ……! #8000に電話したほうがいい?!それよりも、救急車を呼んだほうがいいの!? 初めての出来事に、頭がパニックに……! 果たして、あーちゃんの容態は……? ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。参照/関東労災病院慌てず様子の観察を~熱性けいれん~監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年09月22日40代のころから、家事に育児、役員活動とフル回転で頑張ってきました。最近疲れが取れない、動悸がすると思っても、加齢のせいだろうと特に気にもせず軽く考えていました。動悸も疲れやすさも、更年期にありがちな症状だからと、ついつい見過ごしてしまっていたのです。しかし、更年期の症状だと思っていたのに実は怖い病気の症状だったという私の体験をご紹介していきます。最近、体調が悪いけど加齢のせい?40代前半、子どもは小学校低学年で私は育児の真っただ中。しなければならないことも多くPTA活動や町内会活動、育児に家事と、自分の時間がほとんど持てないのが悩みの種でした。ほんの少しでも時間ができれば、親しい友人とランチしたり、趣味の読書や音楽鑑賞を楽しんだりしてリフレッシュ。そんな生活のなか、なんとなく体調がおかしいなと感じる場面がありました。でもそれは、最近疲れやすくて寝てもなかなか疲れが取れない程度のこと。「私ももう40代。いい年だし、加齢のせいかな」なんて軽く考えて毎日をやり過ごしていました。ところがある日、明らかにおかしなことが起きました。すべきことを終えていつものように床に就いたのですが、突然、動悸で目が覚めたのです。動悸は、寝ているのにまるで走ったあとのような速さでした。 また、2年ほど前から異常に空腹感を覚え、以前の2倍以上は食べているにも関わらず太らないどころか痩せていくという症状もありました。今思うと明らかにおかしい症状なのに、疲れているから動悸もするし、忙しいからおなかがすく、疲れやすいのは加齢が原因、年齢的にも更年期だと決めつけていたのです。突然倒れて救急搬送、意外な病気が判明一連の体調不良は加齢によるものだろうといつものように忙しく過ごしていたある日、なんと、私は突然倒れて救急病院に搬送されました。そのときの症状は激しい回転性のめまい。前の晩はいつもの動悸は感じたものの、普段と変わりなく就寝。しかし翌朝トイレに起きようとすると、自分の周囲が回っているのです。少しでも動いたり目を開けたりすると気持ちが悪い状態でした。ひとときも立っていられず、目をつぶったままその場に倒れ込んでしまいました。異変に気付いた家族が、ただごとではないと救急車を呼んでくれました。病院では、脳の病気を疑われCT検査などをしたものの異常はなし。やっぱり過労かとひと安心したのですが、担当医は私の問診内容から血液検査を受けるようにすすめてきたのです。どういうこと? 心配な病気だったらどうしようと結果が出るまでそれはそれは不安でした。そして血液検査の結果、バセドウ病の疑いがあることが判明。しかも検査値がかなり高いということで、すぐにでも治療が必要だと専門病院を紹介されました。定期的な通院、検査、服薬の日々から完治へ専門病院では詳しい血液検査がおこなわれました。検査の結果、重度のバセドウ病と診断されました。バセドウ病とは、甲状腺という臓器から出る甲状腺ホルモンがなんらかの理由で過剰に分泌される病気で、症状としては疲れやすさ、動悸、めまいなどがあります。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、体は休みなく働き続けることになるのだそうです。安静時に動悸がしたのも、空腹で食べても太らず痩せていったのも同じ原因だとわかりました。放っておけば血栓ができて死ぬこともあると言われ、単なる加齢による疲れだと考えていた私は、目が覚めた思いでその日から真剣に治療をスタート。治療は主に投薬治療。メルカゾールという薬を処方され服用して3日後、全身に副作用の薬疹が。すぐに別の薬に切り替えてもらい、数年間検査をしながら服用を続けました。通院も1週間に1回と頻繁で、携わっていた役員活動はとても続けられません。役員仲間には事情を話し、お休みすることに。 迷惑をかけていることが悩みでしたが、自分のためにも家族のためにも治療に専念することを決意したのです。結果、徐々に検査値も改善。体調も良くなり、治療から5年後には完治し、10年後の現在は元気に過ごしています。まとめ40代から50代にかけての体調不良は、加齢によるものと軽視しがちでした。私は家事や育児、役員活動、大忙しな毎日。そのため、体調がおかしいと思っても、更年期の症状だろうと、ついつい自分の健康は後回しにしてしまいました。しかし今回の件で、私は命に関わる病気が潜んでいる可能性もあると思い知りました。少しでもおかしいと思ったら、ためらわずに早いうちに適切な治療を受けることで、その後は悩みなく健康な生活を送ることができるのだと実感。今後は、大事な家族を悲しませないためにも自分のためにもくれぐれも安易に考えず、どこか少しでもおかしいと思ったら病院を受診するようにしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/catholic (55歳)ネコが大好きな50代の主婦。仕事が休みのときには副業ライターとして活動。完全オフのときにはかわいいネコ動画鑑賞で癒され、読書や音楽鑑賞を楽しんでいる。
2021年08月07日「ベター・コール・ソウル」のセットで撮影中に倒れ、救急搬送されたボブ・オデンカークについて、ボブの代理人が「容体は安定している」と報告し、倒れてしまった原因は「心臓に関連している」と明かした。「The Hollywood Reporter」に掲載された声明文には、「彼と彼の家族は、治療に当たっている素晴らしい医師と看護師たち、そばにいてくれる(ドラマの)スタッフやプロデューサーに感謝を表明しています。オデンカーク家は、みなさんから届いたあふれんばかりの励ましのメッセージにも感謝を伝えたいとのことです。また、現在回復に取り組んでいるボブのために、プライバシーを求めています」とつづられている。ボブが「倒れた」と報じられてから、ファンは「彼の無事が確認できるまで眠れない」「心配で仕方ない」「どうか回復しますように」など不安の声を上げていた。また、「ブレイキング・バッド」で共演したブライアン・クランストンやアーロン・ポールら仕事仲間も「彼のことを想ってポジティブな気持ちや祈りを送ってほしい」(ブライアン)、「大好きだよ」(アーロン)とお見舞いメッセージを送っていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2021年07月29日「水分補給をしようにも、近くにあった自動販売機のドリンクはすべて売り切れ。会場到着から1時間ほど並んでワクチンを打ちましたが、その後なんだか頭がボーっとしてフラフラ。副反応なのか熱中症の症状だったのか、よくわかりません」(40代男性)全国各地で進められている新型コロナウイルスのワクチン接種。7月21日時点で約4,500万人が1回目の接種を終えている。この炎天下に急ピッチで進められているが、接種会場のなかにはテントやプレハブで作られた急ごしらえの場所も少なくない。冒頭の声は、東京・代々木公園のワクチン接種センターから出てきた人の感想だ。希望者へのワクチン接種が順調に進むことが望まれるいっぽう、気がかりなのが連日の体温並みの酷暑が原因の熱中症による救急搬送。全国医師ユニオンの植山直人医師は次のように語る。「ワクチン接種会場ではエアコンを強くしたり、水分補給を呼びかけるなど熱中症の対策にも力を入れています。ところが会場によっては、代々木公園のように駅からも相当歩いていかなければならない場所であったり、温度調整が不十分で熱のこもった会場もあるのが実情です。そのような環境に長時間いることは体に大きな負担をかけることになります。これから暑さがますます本格化するなか、全国のワクチン接種会場やそこまでの往復で、熱中症になる患者が続出する危険性があるのです」さらに植山先生が危惧しているのは、熱中症患者の急増に伴う医療崩壊だ。総務省消防庁の調べでは、今年7月12〜18日の熱中症による救急搬送人員(速報値)はすでに4,510人。昨年の同時期が1,393人であるから、比較するとなんと約3.2倍になっているという。「熱中症患者の対応に追われる夏は、病院はたいへん忙しくなります。それでなくても1年半に及ぶコロナ禍で医療現場は疲弊しきっています。そのうえ、東京五輪開催のために医療スタッフが派遣されて人員に余裕がない病院もあるのです。こうした状況下で、ワクチン接種の会場で熱中症患者が続出するような事態になれば、医療崩壊を引き起こす一因となってもおかしくはありません」熱中症の初期症状は発熱やだるさなどで、コロナの症状と似ている。感染予防の面からも、医療現場の混乱を招いてしまうという。自分自身の命を守るために、そして医療崩壊を起こさないためにも、ワクチン接種会場でのこまめな水分補給や保冷剤、氷、冷たいタオルの持参など、一人ひとりが熱中症を予防していきましう。
2021年07月29日「ベター・コール・ソウル」で主演を務めているボブ・オデンカークが、ニューメキシコのセットで同作を撮影中に倒れ、救急搬送されたという。「TMZ.com」などが報じた。現在のボブの容体については明らかになっていない。また、倒れた際に意識があったかどうかも不明。「ベター・コール・ソウル」は人気ドラマ「ブレイキング・バッド」に登場する弁護士ソウル・グッドマンを主人公としたスピンオフドラマ。2015年から放送されており、現在ファイナルシーズンとなるシーズン6の撮影中だった。ボブはこのドラマの主演俳優としてこれまでにエミー賞、ゴールデングローブ賞ともに4度のノミネートを受けている。ファンは「無事を祈っています」「ただの脱水症状とかだといいんだけど」「どうかよくなってください」とツイートし心配している。(Hiromi Kaku)
2021年07月28日犬は飼い主に対する忠誠心が強い動物として知られていますが、このほどトルコで人々を感動させた出来事がありました。愛犬を連れて歩いていた女性の具合が悪くなり、救急車で病院へ搬送されたのです。幸い女性は意識もあり、自力で救急車に乗り込むことができました。そこで犬は女性と一緒に救急車に乗ろうとしますが、関係者に止められてしまいます。飼い主が乗った救急車を追いかけた犬犬をその場所に置いたまま、救急車は病院に向かって走り出しました。すると犬は、救急車を追いかけて走り出します。そしてそのまま途中であきらめることなく、病院まで走ってついて行ったのです。Vefalı köpek, fenalaşan ve ambulansa alınan sahibini hastaneye kadar koşarak takip etti. Görüntüler, İstanbul Büyükada...Posted by TRT Haber on Wednesday, June 9, 2021Vefalı köpek, fenalaşan ve ambulansa alınan sahibini hastaneye kadar koşarak takip etti. Görüntüler, İstanbul Büyükada...Posted by TRT Haber on Wednesday, June 9, 2021救急車に乗っていた人が撮影したこの動画は拡散され、犬の健気な行動に称賛と同情の声が上がりました。・だから犬が好きなんだ。彼らは僕たちに多くのことを教えてくれる。・これを見て感動しないほうが無理。涙が出た。・動物は私たちの真の友達だよね。犬は病院に到着すると、車いすに乗って病院内に入っていく飼い主を見送った後、入り口でじっと待っていました。ウェブメディア『The Dodo』によると、飼い主の女性が診察を受けている間、病院の職員が犬を建物の中に入れてあげたそうです。女性が乗った救急車を必死で追いかける犬の姿は、何度見ても胸が熱くなります。飼い主がピンチの時に決してそばを離れようとしなかった犬は、きっと普段からとてもかわいがられているのでしょう。犬の忠誠心と無償の愛には本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年06月20日生後9カ月の息子はハイハイするのが大好きで、好奇心いっぱい。ケガをしないように寝室には何も置かず、動きまわるスペースを確保して安心していました。しかしある日曜日の夜、お気に入りのぬいぐるみと遊んでいるときに手が滑り肘を脱臼。初めて救急外来に駆け込むことになりました。 安全対策は万全のはずが…低月齢のころから動きたがりで、ハイハイができるようになると家中の物に触っていたずらし放題だったワンパクな息子。そのため、寝室はまっさらな畳と息子のおもちゃ以外は何も置かれていない状態で、安全対策は万全のつもりでいました。 ぬいぐるみが原因でケガをするなんて大好きなぬいぐるみでごきげんに遊んでいた息子。そばには私も夫もいて、2人のうちどちらかは常に息子を見守っている状態でした。 時刻は18時過ぎ。そろそろ3人でお風呂に入ってごはんにしようか……と話しているときでした。私はお風呂を沸かすために立ち上がり、その場を離れました。すると息子はぬいぐるみを乗り越えてパパのもとへ行こうと手を掛け、その瞬間、そのままズリっと体を捻り、腕があらぬ方向に。いつもと違う息子の泣き方に、どこか痛めたのだと直感しました。 どこに相談する?息子を病院に連れて行くべきかすぐには判断が付かず、出産時に自治体から渡されたパンフレットに記載してあった小児救急相談#8000へ電話しました。息子の状態をお話しすると、患部を冷やしつつ様子を見て、痛みが続くようなら病院に連れて行ってはどうかとのこと。 しかしその時点で18時半。夜遅くに症状が悪化しては手遅れになってしまうのではと不安に思った私は、相談員の方に教えてもらった救急相談#7119へ連絡し、受付可能な病院を紹介してもらいました。 整形外科の救急外来へ電話で紹介された病院のうち、自宅から最も近い病院に連絡を入れ、息子を連れてタクシーで病院へ。整形外科を受診すると、肘の関節が亜脱臼しているとのことでした。先生が息子の腕をぐりぐりと動かすと関節はもとに戻り、痛みがなくなったのか息子は泣き止みました。 そして、脱臼は人によって癖になることがあるということ、無理に素人が治そうとすると悪化することがあるので病院を受診することなどの注意事項を受け、帰宅しました。 どんなに部屋の安全対策に気をつかっていても、目を離さずそばにいても、赤ちゃんは思わぬ物が原因でケガをするということを学びました。また、いざケガをしたときや様子がおかしいと思ったときにすぐに連絡できる機関を覚えておくと、スムーズに対応ができると実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2021年06月12日お風呂を洗っていた私のところにやってきた2歳の娘が、濡れた足で滑って転倒! お風呂場のあがり段に後頭部を強打してしまいました。急いで救急車を呼んで病院へ。救急車騒ぎから病院で手当てをしてもらうまでの体験を紹介します。 待って! 足が濡れてるから!平日の夕方、お風呂を洗っていた私のところへ娘がやってきました。聞いてほしいことがあったようで、浴室の中まで入ってきたのです。ひと通り私に話をして、満足そうに部屋へ戻ろうと、濡れた足でそのまま駆け出しました。「待って! 足が濡れてるから!」。私がそう思って止めようとしたのですが、一歩遅かった! 浴室前にバスマットを敷いていなかったので、娘は浴室から出たところで滑って転び、石のあがり段に後頭部をぶつけてしまったのです。「あちゃー! 遅かった……」。娘の後頭部には大きなたんこぶができてしまいました。 人生初の救急要請たんこぶができたので、冷してあげようと保冷剤を用意。保育士をしている私は、転倒時の処置は慣れていたのでここまでは慌てずに対応できました。しかし保冷剤を当て始めると、たんこぶだけでなく傷ができていたようで、少量ですが血が出てきたのです。「後頭部から出血! 大丈夫かな!?」。 突然怖くなってきた私は、冷すのも危ないような気がして、急いで救急車を呼びました。救急要請をするのは人生初。そばでは娘が大泣きしているけど特段処置をしてあげることもできず、救急隊が到着するまで心臓がバクバクしていました。 離れた地域の病院へ救急隊が到着すると、娘は怖がってさらに泣いてしまいました。私もどうしたら良いのかわからずオロオロ。救急隊の人が、「お母さん、落ち着いて」と声をかけてくれました。 怪我の状況を聞かれたので説明すると、幸い、娘は意識がしっかりしていたので緊急性は高くなかったようです。とりあえず病院で詳しく診て処置をしてもらうことに。搬送できる病院が近くになかったので、少し離れた地域の病院まで行くことになりました。 大事に至らずひと安心救急車に乗ると、最初は回転灯の光を怖がって泣いていた娘も、次第に冷静になってきて落ち着いた状態で病院に到着。病院では、レントゲン撮影をして頭部に異常がないか診てもらいました。結果、特に異常は見られず。 出血していたところもすでに止血していたので、消毒だけしてもらって帰宅しました。頭を打っているので、念のため24時間は安静にして様子を見るようにと医師から指示があり、翌日の保育園は休んだのですが、娘は何事もなかったかのように元気いっぱい。大事に至らずひと安心でした。 人生で初めて救急車を呼んで対応した体験は、ハラハラしてとても怖かったのですが、私にとって良い教訓になりました。子どもは突然の予測できない動きをすることもあるので、常に注意を払って安全に配慮しなければならないなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラスト/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。
2021年06月05日子どもが初めて熱性けいれんを起こしたときの体験談です。子どもがけいれんを起こした際、救急搬送されるまでにママがやるべきことや正しい対処法についてご紹介します。 その日は39度近い熱があった当時1歳の次男。寝入って5分ほどすると、急に「ギャーッ!」という叫び声が聞こえました。慌てて見に行くと、全身をガクガク震わせて目の焦点が明らかにおかしい次男の姿がありました。動揺しながらも私がそのときとった対処法についてご紹介します。 けいれんは1分以内におさまったけど明らかに症状がおかしい長男がてんかん持ちのため、けいれん時の対処法はすでに医師から教わっていました。けいれんを発見後、すぐに横向きに寝かせて気道を確保。服をめくり上げ、胸の動きを直接見て呼吸をしているか確認し、何分けいれんしているか時間を計りました。 幸い1分以内にけいれんはおさまりました。しかし、なかなか目の焦点が合わず、手足がピクピクしている次男を見て不安になり、かかりつけの医師に電話で相談することに……。 意識がもうろうとしているときは救急搬送の要請を!かかりつけの医師に経緯と症状を説明すると、「熱性けいれん後の意識がもうろうとしている状態の場合は、救急搬送をしてもらったほうが良い」との返答。 次男が寝入っているのか、意識を失っているのかの判断が私にはできなかったため、救急搬送の要請を出しました。長男のてんかんでけいれんには慣れているものの、次男の初めての熱性けいれんを前に精神的にもショックだった私は、救急車のサイレンが聞こえてくるときには涙が出ていました。 RSウイルスに感染、発熱によって熱性けいれんを発症救急車で市内の大きな病院へ行き、すぐに診察してもらったところ、RSウイルスによる夏風邪との診断結果が出ました。病院へ着くころにはしっかりと私の目を見て、意識もしっかりしており、医師の話しかけにも頷いている様子が見られました。大事に至らず、その日はけいれんを抑える薬を処方してもらって、すぐに帰宅することができました。 私は、長男が初めてけいれんを起こしたときは対処法がわからず、舌で気道を狭めて呼吸困難にさせてしまったという苦い経験がありました。その経験をふまえ、次男の熱性けいれん時にはすぐに気道確保ができ、大事には至らずホッとひと息。「けいれん時は、まず横向きに寝かせる」という簡単な対処法ですが、どれほど重要なことかを痛感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/まきこんぶ著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2021年04月25日ケガ人や急病の人を助けるため、1分1秒を争う速さで駆け付ける救急隊員たち。混んでいる道路でも救急車は優先的に通行できますが、道路の状況によっては立ち往生してしまうこともあるようです。渋滞で救急車が通れない!イギリスで救急隊員をしているTikTokユーザーのKi(littleki_x)さんは、ある日の緊急出動の様子を撮影した動画を投稿しました。映っているのは、工事か何かのために車線が閉鎖されている道路。左の車線にはたくさんの車が赤信号で止まっています。本来なら渋滞していても救急車は右側の車線を開けてもらえるはず。しかし、そこには車が通れないようにロードコーンが置かれていたのです。急いでいるのに前に進めない救急車。するとそれに気付いた人たちは…何が起きたのかはこちらをご覧ください。@littleki_x##999 ##ambulance ##frontline ##emergencyservices ##tiktok ##foryoupage ##foryou ##ambulance_tiktok ##humality ##blowthisup ##foryourpage ##makethemfamous♬ Home - Edith Whiskers止まっている車から次々と降りてくる人たち。そして彼らはロードコーンをどかし始めます。目の前で起きた出来事に感動したKiさんは思わずカメラを回したのでしょう。この動画には400万件を超える『いいね』が集まり、多くのコメントが寄せられています。・なんだか泣けてきた。この世界はそんなに悪くはないのかも。・この動画に映っている人たちを心から称賛するよ。・鳥肌が立った。世の中にはまだまだいい人がいるんだな。Kiさんはこの時、緊急通報を受けて現場へ向かっている途中でした。サイレンの音で近くに救急車がいると分かった人たちは、ロードコーンのせいで通れないことに気付いたのでしょう。助けを必要としている人のため、救急車が通れるようにすぐさま行動を起こした人たちに拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月23日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんが、くも膜下出血と脳梗塞で救急搬送されました。その後、大事を取って1か月間、休養していた田中さん。同年2月21日に、『爆笑問題』がMCを務める情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、元気な姿を見せました。田中裕二、元気な姿で1か月ぶりの復帰頭の痛みについて聞かれると、「相方である太田光のツッコミのほうが痛い時があった」と笑いを誘う場面も。救急搬送までの状況や、頭の痛みについて明かしました。たまに頭痛いことあるじゃないですか。僕もたまに偏頭痛じゃないですけど、頭痛いんですけどそういう経験値とは違う種類だと分かったんですよ。言葉にすると難しいんですけど、急にぐにゃんと痛くなった。殴られたようではなく、グインって引っ張られるように来たんですよ。これってなんか変だな。あんまり経験した痛みじゃないなと。いろんな人の話を思い出すじゃない。それで、「痛い痛い」ってなって痛み止め飲もうかなと思ったんですけど、「これそのレベルじゃなさそうだな」と。この辺(頭の右側)が痛くなって「どうしよう、俗にいう脳の病気とかのたまに聞くやつかな」と。その時夜中2時なので、今から家族起こして救急車だなんだってどうかと思ったんですけど、(痛みで)寝られるわけないなと思ったんですよ。大事を取っていったほうがいいと思って。サンデー・ジャポンーより引用その後、救急車で運ばれた田中さん。しかし、ところどころの記憶しかないといいます。幸い、緊急手術などの処置には至らず、出血した量が少なく、脳梗塞も後遺症になるような場所ではなかったそうです。しかし、脳梗塞の影響で、麻痺が起きた瞬間があったのだとか。一瞬だけ、ちょっとね左の手と足が動かなくなる瞬間があった。「動かしてください」っていわれたんだけど、ちょっとどうしたらいいの分からないみたいな時は一瞬なりました。そのあと気が付いたら元に戻っていた。サンデー・ジャポンーより引用田中さんの復帰に際し、妻でタレントの山口もえさんは番組に手紙を寄せ、山本里菜アナウンサーが代読しました。療養中はの夫はというと、毎日ボーっとしておりました。特に何をするわけでもなくボーっとしておりました。けれどお仕事復帰の日が決まってからは、目がキラキラしてずいぶんと明るく元気な夫に戻ったように感じました。食欲もしっかり1日3食残さず食べております。お医者様からも血圧を上げなければ特に日常生活に問題はないとおっしゃっていただきましたので、今後も家族みんなで見守っていきたいと思います。サンデー・ジャポンーより引用ネット上では、田中さんの復帰を喜ぶ声や、体調を心配する声が寄せられています。・元気そうで何よりです。でもちょっと痩せてるのが心配。・もえさんからの手紙に感動しました。無理しすぎないでくださいね。・田中さんお帰りなさい!改めて脳の病気は怖いと思いました。同月27日に開催される『タイタンライブ』で舞台に復帰する田中さん。再び、『爆笑問題』の漫才で多くの人を楽しませてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月21日「入院できた入居者の方6名は、すべて救急搬送された方です。保健所には、何度も『うちは病院じゃないんです。軽症でも入院させてください』とお願いしていたんですが、入院を待機している人が150人以上いると言われて……。必死で調整してくれたのですが、結局、発熱が続くなどしないと受け入れてもらえませんでした」特別養護老人ホームなどがある新町光陽苑(東京都北区)の施設長、高橋三行さんは訴える。2月7日付の毎日新聞によると、昨年12月から2月5日までに東京都内だけで103人の方が、高齢者施設で新型コロナウイルスに感染して亡くなった。その割合は増え続けていて、1月30日〜2月5日までの期間内だと、亡くなった人のうち、28.6%が高齢者施設での感染。病院を抜き、死亡者の最大の感染場所になってしまった。新町光陽苑では、19名の利用者と8人の職員が感染。4名の利用者が亡くなった(2月11日時点)。高橋さんが経緯を振り返る。「1月2日に職員1名が発熱、翌日に陽性が判明しました。すぐに接触があった利用者の方18名と職員19名にPCR検査を実施。5日には全員の陰性が確認できました」新町光陽苑は、“ユニット型”と呼ばれる特養で、少人数のグループ(ユニット)ごとに、入居者には個室が用意され、決まった介護職員がつく。1月3日時点で、全4フロア100居室は、ほぼ満床。入居者は要介護度3以上で、認知症がある方も多いという。「職員1名の陽性がわかってすぐに、ショートステイはストップ。その職員が働いていた3階フロアの共有部分は立入り禁止に、エレベーターホールも封鎖、感染エリアを担当する職員は、ほかの階の入居者や職員とは接触しないようにしました」保健所の指導のもと、徹底的に対策を行った。感染の拡大は防げると思ったが……。「1月6〜7日にかけてほかのフロアの職員や入居者にもPCR検査を行ったところ、1月10日までに、無症状の職員1名と、入居者3名の陽性が判明しました」さらに、発熱した別の入居者1名を救急搬送したところ、病院で陽性が確認された。陽性が判明した3名の入居者は入院できず、施設内で見守ることに。壮絶な日々の始まりだった。■防護服を着たまま、職員は12時間勤務に「通常、2つのユニット(約19名)を7名の介護士が担当します。ですが、濃厚接触者になった職員がごっそり自宅待機になったので、2名の職員で19名の入居者さんを担当。当然、手が足りなくなり、入居者の方に1日3食お出しすることができず、高カロリー食で栄養を維持しながら1日2食に。通常なら1週間に2回の入浴も、清拭のみにさせていただくしかありませんでした」感染拡大を防ぐため、1日3回ほど、検温や血中酸素濃度を測り、食事や水分はとれているか、体調に変化はないかチェックする態勢も整えた。職員は、ほぼ12時間、防護服を脱ぐ暇もなくなった。「とくに大変なのは夜間です。特養には、医師は常駐していません。看護師も日中だけなので、夜間に入居者の容体が急変した場合は、外注のコールセンターに電話してそこの看護師の指示を仰ぎます。しかし、この間はうちの常勤看護師5名がローテーションで夜間の電話を受けてくれました」夜間の電話対応の後、日勤をこなした看護師もいたそう。■「6リットルぶんの酸素しかないけれど……」「陽性の方には、一日に何度も血中酸素濃度や体温を測り、通常は98〜100%ある血中酸素濃度が95%を切ったり、微熱が続くなどしたら、とにかく早め早めに救急車を呼びました」だが、救急車を呼んでも、すんなりと入院できるとは限らない。「体調観察していた陽性の入居者の方の食欲が落ちてきたので、あわてて救急車を呼んだのですが、なかなか搬送先が決まらず、私たち職員も一緒に4時間かけて、あちこちの病院に電話をかけました。その中で一軒〈6リットルぶんの酸素しかないが、それでもよければ受け入れます〉と言ってくれた病院があって。この病院のおかげで、のちに回復されました」感染対策は十分行っても、介護する際は接触を避けられず、防護服を着ていても防ぎきることは難しい。1月20日までに陽性者は職員8名、利用者19名に拡大。1月29日までに、残念ながら4名の入居者が逝去してしまった。「おひとりは、ご家族が施設で看取ることを望まれていたので、救急搬送はせず、最期はご家族に防護服を着ていただき、数分でしたが看取りに立ち会っていただきました。ほかの3名は、搬送先の病院で亡くなられています。1月10日に3名の入居者の方の感染が判明した時点で、すぐ入院できていれば、感染も拡大せずにすんだかもしれないと思うと、申し訳なくて……」葬儀に参列した介護職員のなかには、「こんなことになるなんて」と泣き崩れる者もいたという。新町光陽苑では、1月27日のPCR検査の結果、入居者・職員すべての陰性を確認。以後、感染者は出ていない。高橋さんは介護現場でのクラスターを防ぐために、こんな提案をする。「もっと多くの軽症者用ホテルを確保して、高齢者は症状が軽くても優先的に入院できるような体制を整えてほしい。施設内で感染を広げないためには、それが必要だと考えています」前出の毎日新聞の記事では、高齢者施設ではケアを受けられるという保健所側の期待から、ほかの感染者の入院が優先され、結果として施設での死亡者が増えた可能性が指摘されている。だが、高橋さんも訴えるように、多くの施設で医師や看護師が常駐しているわけではなく、対応にも限界がある。現場の切なる願いは、行政の場に届くだろうか。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月19日■前回のあらすじ周りから「母親失格」と言われているように感じていたうずら。ついにリミットを超えてしまい、倒れてしまった…。■意識を失っている間に見た悪夢倒れている最中、私が見ていたものは、以前うなされたことのある悪夢でした。自分も母と同じように、娘に暴言を吐いたり困らせることをしまうのではないか…。育児中、そんな不安をずっと抱えていたため、ついに夢にまで反映されてしまったのかもしれません。■この先私はどうしたらいい?初めての救急搬送。さすがに限界を感じたので、この頃からどうにかしようと思い悩み始めました。次回に続く! 【同じテーマの連載はこちら】 産後の話 この連載の全話を見る >> 親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! この連載の全話を見る >>
2021年02月07日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんが病院へ救急搬送され、前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞と分かりました。田中裕二、くも膜下出血と脳梗塞で休養1か月ネット上で心配の声相次ぐ同日午前2時頃、ラジオの収録を終えた田中さんは頭痛を訴えたため、妻でタレントの山口もえさんが119番通報したといいます。山口もえ、夫の緊急事態への対応に称賛の声同月21日放送の、情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、田中さんの緊急入院について取り上げました。番組内で、脳神経外科医は「くも膜下出血や脳梗塞のような病気は、早期発見・早期治療が非常に重要。緊急手術を要する場合が多い」と話します。入院前に仕事で田中さんと会っていた、番組コメンテーターの杉村太蔵さんは、山口さんの対応についてこう話しました。(田中さんの様子は)全く変わりなかった。もえさん、本当によく119番かけたなと思って。「夜遅いから、ひと晩様子見ようかな」と思っていたら最悪のことが起きていたかも。よく勇気を出して119番通報をしてくれたなと思います。情報ライブ ミヤネ屋ーより引用サンケイスポーツによると、山口さんは「救急車を呼んだ時は気が動転した」と明かしています。きっと緊迫した状況の中、必死に気持ちを落ち着かせて119番通報をしたのでしょう。また、山口さんは119番とともに田中さんの所属事務所の社長、太田光代さんにも連絡をいれたといいます。ネット上では、田中さんの緊急搬送について、このような声が上がっています。・田中さん、無事で安心しました。山口さんの連絡が少しでも遅かったら、どうなっていたか分からないですもんね…。・突然の事態でも、119番通報と社長への連絡を忘れないなんて…すばらしい対応。・私も昔、母の容態が急変し救急車を呼んだことがあります。山口さんの冷静な対応は、なかなかできないことだと思います。現在、会話も食事もできているという田中さん。119番通報がもう少し遅くなっていたら、大事に至っていたかもしれません。身近にいる人の異常を察知したら、緊急性が高い場合は迷わず救急車を呼ぶことが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月22日少しでも睡眠時間を確保したくて始めた混合育児。一緒に暮らす夫と私の両親にも協力してもらい、だいぶラクをさせてもらっていました。そんななか、私が突如病気に……! ママ不在というピンチを乗り切る鍵となったのは、「誰でも育児用ミルクをあげられること」でした。 少しでもラクに…下心からの混合育児私が出産した病院では、母児同室は昼間だけ。夜は赤ちゃんを預かってもらえたので、ぐっすり眠ることができました。夜間の授乳がないのはこんなにラクなのか!と実感。昔から睡眠不足が苦手だった私。退院後も時々パパに授乳をお願いすることに。 また、昼間はばあばやじいじにも協力してもらいました。幸いおっぱいのトラブルも起きず、娘は母乳も育児用ミルクもたくさん飲んで元気に生活していました。 ママが突然の病気! 救急搬送から手術へ娘が生後2カ月になったある日の夕食後、私は「何だか口の中がピリピリするな」と感じました。いつもと変わらぬメニュー。「疲れかな?」と思っていると、あっという間に舌が動かなくなってしまいました。そのうえ、右手の握力もなくなり、持っていた携帯電話を落とす始末。それを見ていた母が異変に気付き、すぐに救急車を要請。 診断は慢性硬膜下血腫でした。心当たりはなかったのですが、頭部を打撲するなどしてじわじわと時間をかけて血液が脳の表面にたまる病気だそうです。手術が必要とのことで、私はそのまま入院を余儀なくされました。 娘はどうなる? 自分よりも心配に医師の説明によると、病状は深刻ではなく、1週間ほどの入院で完治するとのこと。ほっとしたと同時に「娘は大丈夫なのだろうか?」と心配になりました。まだ首もすわっていない娘。「私がいなければ、家族は困るだろうな」とも思いました。 しかしその不安はすぐに解消されたのです。「僕もミルクをあげられるし、お風呂もいつもと同じだから大丈夫。お義母さんやお義父さんが抱っこすると寝ちゃうんだよ。みんなで娘ちゃんをお世話していたからだね。いろいろと分担できるから心配しないで」と夫は笑顔で言ってくれました。 私がいなくても本当に大丈夫だった退院後に母から聞きました。「あの子はみんなに慣れているから、ぐずることも少なかったわよ。私たちもお世話に慣れているし、一緒に住んでいてよかったなって思ったわ」「私がごはんを作っているときは、じいじが抱っこしてくれて。パパもなるべく一緒にいてくれたし。誰かがお世話をして、それ以外の人は休むことができたから、それほど大変じゃなかったよ」と。私がいなくても本当に何とかなったんだ……と安心し、家族に感謝しました。 少しでもラクに……と下心から始めた混合育児でしたが、まさかのメリットを発揮。自分以外の誰かが赤ちゃんのお世話をすることで、気付かぬうちにママがいなくても大丈夫な環境ができていたのだなと思いました。突然のことで私も家族も焦りましたが、何とか乗り越えることができて本当によかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2021年01月16日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 検査を終えて処置室に戻ってきた長女N子。検査で異常はなかったものの、まだまだ脳がお疲れだったようで、またウトウトと眠りにつきました。保育園からずっと付き添ってくれた担任の先生とここでお別れして、私は、引き続きN子が目覚めるのをベッドの横に座って待ちました。 N子の両隣りも子どもだったようで、左からも右からもカーテン越しにお母さんたちの声が聞こえてきました。右隣りのお母さんは眠る子どもに歌を歌っているのが聞こえてきました。きっと、お子さんが大好きで普段からお母さんと一緒に歌ったりしてるんだろうなとか、そんなことを考えると、こみ上げてくるものがありました。 N子は大丈夫だったのですが、その右隣りの子は入院しないといけない状態だったようで旦那さんに電話で経緯を説明しているのが聞こえてきました。 今日、N子以外にも救急車で運ばれた子どもがいたんだ……。ドキドキしながら一緒に救急車に乗り込んだお母さんがいたんだ……。救急病院では、毎日毎日こんなことが起こっているんだ……。 N子が目覚めるまでの間、N子の顔を見ながら、両隣りのお母さんたちの声を聴きながら、色んなことを考えました。 子どもが病気とか……子どもが救急車とか……(←救急車を呼ばなければいけない事態に陥ることのつもり)世の中からなくなればいいっ!!!!!!!!と心の底から思いました。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2020年12月23日「5歳で熱性けいれんになった話」第5話。長女あーちゃん(当時5歳3カ月)が、ある日急に発熱。その後、突然白目をむいて意識を失ってしまい、救急要請!救急車で搬送されている途中に、ますます顔が青白くなり、ぐったりしていくあーちゃん……。5歳で熱性けいれんになった話 #5 救急車で搬送されている途中に、ますます顔が青白くなり、ぐったりしていくあーちゃん。 夫の「あーちゃん、大丈夫だよね?」という質問に「大丈夫だよ」と返せません……。 「そんなの、私が教えてほしいよ……!!!」 あーちゃんの容態はいかに……?! ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2020年11月25日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 保育園から救急車に乗り込み近くの救急病院へ。 救急車といえば、都会だけなのか日本全国そうなのかは不明ですが、受け入れてくれる病院がなく病院探しで1時間とかかかるイメージだったのですが、ラッキーなことに長女N子は保育園から車で5分かからないくらいの近くの救急病院で生まれたので、割とすんなりその病院が受け入れてくれました。 ラッキーと思ったのは束の間……やはり交通量の多い大阪市内。救急車の中から見た景色は、私が思っていたほどは超マッハで病院へ直行!という感じではなく、自転車でその道を通ってる時とあまり大差がないように感じました。 そういえば…… 近年、救急車が病院に到着するまでの時間が年々増加傾向にあるという記事を思い出しました。※救急車が病院に到着するまでの時間が増加傾向にあるのは、主に救急車の出動件数の増加に伴っているらしいとも聞いたので、交通量は関係ないとは思いますが、そのときは気が動転していて、その記事のことを思い出してしまったんです。 まだN子の状態がよく分からなかったので、私の気が急いて、長く感じただけなのかもしれません。 Nちゃん、私の可愛いNちゃん、頑張れ〜〜〜! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2020年11月18日