新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日三宅裕司が構成・演出を手がける人気舞台の最新作「熱海五郎一座 熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」の制作発表会見が3月2日(水)に開催。三宅さんをはじめ、渡辺正行、ラサール石井らおなじみの面々に加え、ゲストの松下由樹、笹本玲奈も出席した。2014年より新橋演舞場に進出し、大好評を得て同劇場にてシリーズ化されることになった大人気舞台の最新作。タイトル通り、老舗旅館を舞台に政治家、愛人、謎の仲居など様々な人々の思惑が入り乱れ…。この日はおなじみの出演者である春風亭昇太、小倉久寛、東貴博、深沢邦之も出席。三宅さんは、シリーズ化に際し、「ルーティンのギャグはやめた」と宣言し「つまんないギャグは切っていきます!特にリーダー(渡辺さん)。稽古場で勝手にやるギャグはほぼカット(笑)」と演出として冷徹な一面(?)をのぞかせる。渡辺さんに関しては「本読みの日まで、本を読んでこない。前回、自分が犯人と知らなかった」(三宅さん)との指摘もあり、ラサールさんも「自分が犯人と知って『あ!』と驚いてました」と証言し、会場は笑いに包まれた。この平均年齢高めのおじさんたちの中にゲストの女優2人がどう絡んでいくのか?三宅さんは、自身のコント番組で松下さん、笹本さんと共演した際の2人の見せる落差に驚いたと明かし、さらにミュージカル界で名をはせる笹本さんについて「歌やダンスでレベルの高いものをやりたくて」とオファーの理由を明かす。笹本さんは「デビューして18年。舞台では悲劇ばかりで、命を落としたり、失恋したり、愛する人を失ったりが多いので、今回、喜劇に呼んでいただけて本当に嬉しい!以前、三宅さんにはコントで鍛えられました。コメディは何より難しいと痛感しましたが、今回もしごいていただいて、コメディエンヌになりたいと思います!」と意気込みを口にした。松下さんは事務所に入った15歳のころから三宅さんとは知り合いだという。以前、笹本さんと同じく三宅さんとコント番組で共演して「ほぼリハーサルをせずに本番というやり方で楽しませていただきました。もしお声をかけていただけるなら『熱海五郎一座』はぜひ受けたいと思っていたので、光栄です!三宅さんに褒めていただいた振れ幅を思い切り見せたいと思います」と力強く語った。東さんと深沢さんは「Take2」でコンビを組みながらも、TVなどでほとんど共演がなく、この日も共演陣を挟んで微妙な距離感で登壇…。舞台本番でもWキャストでひとつの役を公演ごとに交代で演じるため、直接の共演はなく、東さんは「毎年、この場(=発表会見)で『あけましておめでとうございます』と挨拶し、6月の舞台が終わると『よいお年を』と言う(笑)」と1年を通じてほとんど顔を合わさないと告白。深沢さんも「事務所NGです(笑)。この距離なら目を見られる」と明かし笑いを誘う。座長の三宅さんも、そんな2人を諫めるでも仲裁するでもなく「すげー、仲悪いですよ」とコンビ仲の悪さをあっさりと認め、会場は再び笑いに包まれた。「熱海五郎一座 熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は新橋演舞場にて6月3日(金)から27日(月)まで上演。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演した松下奈緒、向井理、実写版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士らが1月31日(日)に青山葬儀所で開催された「水木しげるサン お別れ会」に出席。向井さん、松下さんは涙を浮かべて水木さんとの思い出を語った。昨年11月に亡くなった水木さんのお別れの会として、水木さんの“弟子”である作家の荒俣宏、京極夏彦らが発起人となって開催。水木作品となじみの深い俳優や声優、作家や行政関係者まで多くの人々が参列した。松下さんと向井さんは、水木さんの妻・布枝さんが著した自伝を原作としたドラマ「ゲゲゲの女房」で水木さん夫妻をモデルにした村井布美枝&茂夫妻を演じ、高視聴率を叩き出した。献花後に揃って報道陣の取材に応じた。向井さんは、生前「100歳まで生きる」と語っていた水木さんの死に「不死身のような人だと思っていたので、一報を聞いた時は信じられなかったです。いまもこうやって会に参加してるんですけど、どこかに漂ってるんじゃないかという雰囲気を感じてます」と語った。存命中の水木さんの役を演じることに、撮影前はプレッシャーでいっぱいだったというが「お会いした水木さんに『好きなようにやりなさい』と言っていただき、不安と葛藤が吹き飛びました」と明かし「その言葉を糧にこれからもやっていくんだろうと思います」と語った。松下さんも涙ながらに「ゲゲゲの女房」への出演は「宝物です」と語り「先生を支える人に一瞬でもなれたことは本当に素敵なことでした」とうなずいた。映画で2度にわたって鬼太郎を演じたウエンツさんは、映画の完成時に水木さんと言葉を交わしたそうで「第一声は『カッコよすぎるな』でした(笑)」と水木さんとの思い出を明かし「これだけ愛される作品に参加できたことを感謝しています」と語った。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日『心をひらくあなたの人生を変える松下幸之助』(ジェームス・スキナー著、柴田博人、PHP総合研究所経営理念研究本部監修)の著者は、スティーブン・R.コヴィー博士のベストセラー『7つの習慣』の訳者であり、『成功の9ステップ』『お金の科学』『100%』などの自著を持つベストセラー作家。そんな彼にとって大きな意味を持ったのは、在日アメリカ大使館に勤務していた20歳のときに松下幸之助を見かけたことだったそうです。それがきっかけとなって、以後は『人生心得帖』『社員心得帖』『商売心得帖』など幸之助の著作を読み漁り、“幸之助哲学”を熱心に学んできたのだとか。つまり、そんな実績をもとに書かれた本書は、松下幸之助の普遍的な人生哲学や経営哲学を、現代の若者のために翻訳・解説したものなのです。著者は自分の役割のひとつとして、(上記『7つの習慣』がそうであったように)世のなかにとって大きく役立つ考え方やコンテンツをわかりやすく伝え、広めることを挙げています。つまり、本書もそのひとつ。松下幸之助の考え方を熟知したうえで、エッセイ風に話を進めているのです。■松下幸之助は人間力で成功したところで松下幸之助といえば、経営の神様として有名です。しかし彼の魅力は、決して業績だけではないと著者はいいます。松下幸之助の真のすごさは、その哲学にこそあるのだということ。小学校を4年で中退し、丁稚として奉公生活を余儀なくされた幸之助が会社を設立したのは23歳のとき。普通の若者が大学に通っているくらいの年齢で経営の道に入ったわけですから、当然のことながら無学。したがって往々にして、社員の力に頼らなければならなかったのだそうです。いってみれば、「技術力」ではなく、「人間力」を頼りに成功したということ。そこに、松下幸之助という人間の魅力と力があるというわけです。そして、その考え方の根底に根ざす大切なものが、「心」についての考え方。著作『道をひらく』から編集された「心をひらく」を引用してみましょう。「心構えとして大切なことはいろいろあるが、一番根本になるものとして、私自身が考え、つとめているのは素直な心ということである。経営者とはこの素直な心があって初めて生きてくるものであり、素直な心を欠いた経営者は、決して長きにわたって発展していくことはない。素直な心とは、自分の利害とか感情、知識や先入観などにとらわれず、物事をありのままに見ようとする心である。経営というのは、天地自然の理に従い、世間・大衆の声を聞き、社内の衆知を集めて、なすべきことを行なっていけば、必ず成功するものである。その意味では、必ずしもむずかしいことではない。(後略)」つまり、「心」こそが経営に不可欠な要素であるということ。そして「心」には、大切な3つがあるといいます。■「3つの大切な心」で目標達成(1)自分の心(2)人の心(3)社会の心これらに訴えかけ、それぞれの心を開き、そうすることによってみんなの力を集め、活用すること。それが松下幸之助の哲学なのだそうです。それ以上はなく、しかし、それによって人生は成功していくという考え方です。さて、みなさんが大切にしているものはいるものはなんでしょうか?普段から大切にしているものと、自分自身の願いを思い浮かべてみてほしいと著者はいいます。そして、そのうえで、大切なことをふたつ伝えたいのだそうです。ひとつめは、その夢がどんなものであれ、それは達成可能だということ。もうひとつは、その目標の達成は人にかかっているということ。・自分自身をどうするのか?・相手や周囲の人はサポートしてくれるのか?・社会全体がその活動に共鳴し、ささえてくれるのか?これが3つの大切な心になります。すべてが、ここにかかっているのだということです。「経営の神様」という尺度だけで捉えた場合、私たちは幸之助のことを「自分にあまり縁のない存在」と考えてしまいがちかもしれません。しかしその根底にある「3つの心」についての思いを確認してみれば、その考え方がさまざまな場面に応用できることがわかるのではないでしょうか?*本書には、他にも松下幸之助を知る上での重要なエピソードが多数掲載されています。彼の功績を知るという意味でも、読んでおく価値がある一冊だといえます。(文/書評家・印南敦史)【参考】※ジェームス・スキナー(2015)『心をひらくあなたの人生を変える松下幸之助』PHP研究所
2015年12月26日菅野美穂、松下由樹、内山理名、仲間由紀恵らが出演し女たちの愛憎物語を描いてきた「大奥」。この度、本作が2週連続スペシャルドラマとして11年ぶりに復活することが決定し、時代劇初挑戦となる沢尻エリカが“悪女”と“聖女”2人の側室を演じ分けることが明らかになった。2003年に「火曜時代劇」枠で連続ドラマ「大奥」としてスタートし、若手俳優を起用した華やかなキャスティング、大胆に脚色されたストーリー、女同士のドロドロした関係性を散りばめて視聴者を魅了し、時代劇作品としては異例の若い女性層からの人気を集めた。今回、描かれるのは江戸時代、在位50年という長期政権を握り、享楽的な暮らしぶりを好んだことで有名な江戸幕府第11代将軍・徳川家斉の「青年期」と「壮年期」。10人以上の側室を持ち50人以上の子どもを設けたことから“オットセイ将軍”とも呼ばれた家斉の時代の大奥には、想像を絶する野心やプライド、そして復讐心などが渦巻いていた。そんな大奥で、時代に翻弄されながら女の園を生き抜いた2人の側室の物語を描いていく。2週にわたって主演を務めるのは、「ファースト・クラス」「ようこそ、わが家へ」に出演した沢尻エリカ。沢尻さんは本作で、“悪女”としても有名な大奥史上最強の側室「お美代」、激しい嫉妬心にかられた妹の策略や家斉の心移りを、大きな心で受け入れていく「聖女」のような優しい姉・梅という2つの異なる役柄を演じる。沢尻さんは「初の本格的な時代劇です。所作や言い回しなど、慣れないことがいっぱいあって、あまり思うように表現できませんでしたが、体当たりで2役演じさせていただいて、時代劇の面白さを知ることができました」と語った。本作のプロデューサーは「沢尻さんには約2か月間もの間、京都に滞在して東映撮影所での撮影に全力投球していただきました。生活する場所を変えての収録、それも初めての時代劇の収録は苦労も多く本当に大変だったと思いますが、遂に先日、無事クランクアップを迎えることができました。異なる主役2役を鳥肌が立つくらい完璧に演じ分けていただき、若さゆえの美しさと年齢を重ねることによる熟れた美しさを見事に醸し出していただきました」とコメントを寄せている。運命に翻弄される「悪女」と「聖女」という2つの主役を、沢尻さんはどのように演じ分けるのか。彼女の新境地となる演技に注目したい。「第一部~最凶の女~」は2016年1月22日(金)21時~、「第二部~悲劇の姉妹~」2016年1月29日(金)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日2012年に第一子となる女児を出産した黒木メイサが妊娠8か月の刑事役に挑戦するNHKドラマ「デザイナーベイビー」の制作が決定。この度、黒木さんと共演の渡部篤郎からコメントが到着した。ある日、新生児室から赤ちゃんが消えた。父親はノーベル賞候補の物理工学博士、母親は元陸上選手という著名な夫婦の子。赤ちゃんは、3時間おきに水分を与えられなければ、命の保障はないという。なぜ、連れ去られたのか?犯人の目的は何か?身代金目的とみえた誘拐事件は、捜査の進展とともに様相を変え、驚くべき真実に突き当たる…。産婦人科医・岡井崇が執筆し話題を呼んだ原作「デザイナーベイビー」をドラマ化した本作。原作にはないオリジナルの役・妊娠8か月の敏腕刑事に抜擢された黒木さんは受精卵に遺伝子操作を行う“デザイナーベイビー”について、「デザイナーベイビーという言葉を最初に聞いたときは、『えっ?!』という衝撃、胸騒ぎが私の中をはしりました」と語り、「デザイナーベイビーに限ったことではなくとも、色々な技術が進化していく中で、たくさんの人が救われるのかもしれない。と同時に人間本来の自然な流れを変えてしまう…。何が正しいなんて分からないけれど、過多な情報に溢れ、どんどん選択肢が増えていくこれからの時代、個々が鋭い感性、知識、そして、それぞれが責任を持ってチョイスしていかなければいけないんだなと。この作品が何かを考える、興味をもつキッカケになってくださると嬉しいなと思います」とコメントを寄せた。本作の物語の鍵を握るナゾの産婦人科医師・須佐見を好演するのは、「ラビリンス」(日本テレビ)、「ゴッドハンド輝」(TBS)などで医師役を演じたことのある渡部篤郎。今回の役柄について「いくつかの、医師の役をやらせて頂きましたが、今回は、先進医療の賛否や医師達の欲望など、沢山の見所があると思います。何より、一番の見所は黒木さん演じる、妊婦の警察官の活躍だと思います」と語った。本作には黒木さん、渡部さんのほかにも安達祐実や臼田あさ美を始め、渡辺大知、柿澤勇人、淵上泰史、安藤玉恵、手塚とおる、山崎樹範、神保悟志、柴俊夫、渡辺いっけい、松下由樹、斉藤由貴など演技派俳優が勢揃いしている。「デザイナーベイビー」9月22日より毎週火曜22:00~NHKにて放送(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日グーグルは5日、「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの世界遺産に登録されたことを受け、松下村塾など28施設をGoogleマップのストリートビューで公開した。「明治日本の産業革命遺産」は、19世紀末から20世紀初頭に、日本の近代化を牽引した製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業に関連する遺産で、現在も稼働する工場を含む23の構成資産からなっている。今回のプロジェクトは、「明治日本の産業革命遺産」(23構成資産)のうち17構成資産から、新たに23施設を撮影した。既に公開済みだった5施設とあわせ、計28施設をストリートビューで閲覧できる。新たに公開した「松下村塾」では、通常は立ち入りが禁じられている室内も許可を得て撮影。吉田松陰が授業を行っていた部屋や寝泊まりしていたといわれる屋根裏部屋の写真を公開した。○公開された「明治日本の産業革命遺産」(全28施設)※は以前から公開済みの施設1.端島炭坑※2.松下村塾3.松下村塾(吉田松陰幽因ノ旧宅)4.三池炭鉱専用鉄道敷跡5.三池港6.三池炭鉱 宮原坑7.三池炭鉱 万田坑 ※8.小菅修船場跡9.旧グラバー住宅 ※10.高島炭坑11.三重津海軍所跡12.三角西(旧)港 ※13.旧集成館(反射炉跡)14.旧集成館(機械工場)15.旧集成館(旧鹿児島紡績所技師館)16.寺山炭窯跡17.関吉の疎水溝18.萩反射炉19.恵美須ヶ鼻造船所跡20.萩城下町(木戸孝允旧宅)21.萩城下町(北の総門)22.萩城下町(萩城外堀)23.萩城下町(口羽家住宅)24.萩城下町(指月山)25.大板山たたら製鉄遺跡26.橋野鉄鉱山・高炉跡27.橋野高炉跡 ※28.韮山反射炉
2015年07月06日グーグルは5日、同日に世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」のストリートビューを公開した。山口県荻市の「松下村塾」など既存の5施設と合わせて、28の施設を閲覧できる。「明治日本の産業革命遺産」は、19世紀末から20世紀初頭に、日本の近代化を牽引した製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業に関連する遺産。現在でも稼働している工場を含む23の構成資産からなり、8県11市にまたがっている。グーグルでは、世界遺産の登録にあわせ「明治日本の産業革命遺産」にあたる17の構成資産において、23施設を新たに撮影した。これにより長崎県長崎市の「端島炭坑(軍艦島)」など、既存の5施設と合わせて28の施設を見ることができる。また、「松下村塾」では、通常の立ち入りが禁止されている室内も許可を得て撮影。吉田松陰が授業をしていた部屋や、寝泊まりをしていたとされる屋根裏部屋が公開されている。ストリートビューに公開されている「明治日本の産業革命遺産」1.端島炭坑2.松下村塾3.松下村塾4.三池炭鉱専用鉄道敷跡5.三池港6.三池炭鉱 宮原坑7.三池炭鉱 万田坑8.小菅修船場跡9.旧グラバー住宅10.高島炭坑11.三重津海軍所跡12.三角西(旧)港13.旧集成館(反射炉跡)14.旧集成館(機械工場)15.旧集成館(旧鹿児島紡績所技師館)16.寺山炭窯跡17.関吉の疎水溝18.萩反射炉19.恵美須ヶ鼻造船所跡20.萩城下町(木戸孝允旧宅)21.萩城下町(北の総門)22.萩城下町(萩城外堀)23.萩城下町(口羽家住宅)24.萩城下町(指月山)25.大板山たたら製鉄遺跡26.橋野鉄鉱山・高炉跡27.橋野高炉跡28.韮山反射炉
2015年07月06日『仮面ライダーウィザード』の白石隼也主演映画『鏡の中の笑顔たち』の初日舞台あいさつが30日、東京・角川シネマ新宿で開催され、白石、夏菜、松下由樹、松原智恵子、喜多一郎監督が登壇した。本作は、白石演じるカリスマ美容師が、訪問美容を通じて技術より大切な物があることに気付き、成長していくという感動作。同僚美容師役に夏菜、母親役に松下由樹、キーパーソンのさくら役を松原智恵子が演じた。白石は、実際に美容室で実技訓練をしたそうで「ハサミの持ち方からカット、ブローの仕方などを学びました。カーラーを巻くシーンで、会話をしながら1カットでやるのが難しかったです」と撮影苦労話を語った。クロストークでは、夏菜や松原からシャイだと言われた白石は「お芝居でいっぱいいっぱいで。女性陣に囲まれて緊張して、自分を出してなかったです」と恐縮する。松原は夏菜について「ワンシーンだけいっしょでしたが、控室ですごく気を遣ってくれました。白石くんはすごくシャイなんですが、やさしいというか、そばにいても(松原を)邪険に扱わなかったです」とここでも白石をいじった発言をすると、会場は大爆笑。白石は「とてもシャイな役で、僕は現場でも役と正反対にすることができないタイプなんです。役に引っ張られおとなしくいたけど、夏菜さんや松原さんに盛り上げてもらって、感謝しています」と照れながら、夏菜たちに礼を述べた。
2015年05月31日5月14日(木)、韓国人俳優ペ・ヨンジュンと女優のパク・スジンが、今年2月からの交際を経て、この秋頃に13歳という歳の差を超えて結婚する予定であることが、二人の所属事務所キーイーストから、公式サイトを通して発表された。“ヨン様”の愛称で親しまれ、その笑顔から「微笑みの貴公子」と称され日本中の女性を虜にしたペ・ヨンジュン。彼が出演した「冬のソナタ」は、日本に一大韓国ドラマブームを巻き起こし、ドラマの略称「冬ソナ」は2004年の流行語大賞をとったほど。いまに続く韓流ブームの火付け役といっても過言ではないだろう。この度、結婚相手と公表された女優のパク・スジンは、ペ・ヨンジュンと同じ事務所の後輩にあたる。2002年、ガールズグループ「Suger」の一員としてデビューした彼女は、2004年に日本でも正式にCDデビューも果たし、2005年には深田恭子と松下由樹出演のTBS系ドラマ「幸せになりたい!」の主題歌を担当した。2006年に同グループが解散した後は主に女優として活動。ドラマ「花より男子~Boys Over Flowers~」や「となりの美男<イケメン>」などをはじめ映画にも出演し、近年はMC業も務めその活躍の幅を広げている。今回のニュースを受け、SNS上では「ヨン様72年生まれ。スジンさん85年生まれ。歳の差13歳!? おめでとうございます!」とその歳の差に驚く声や「スピード婚すぎて驚きを隠せない!!」と約3か月という交際期間からのゴールインに驚く声も続出。また韓流ブームの火付け役だけに、「私の韓流の入り口とうとうヨン様結婚するんだ~。」「ヨン様がついにご結婚!韓流を日本にもたらした神だよね!!彼が居なければ、ここまで、日本に韓流ブームは起こらなかったし、K-POPもなかっただろうなぁ~。おめでとう!」と、多くの人がヨン様から韓流文化に親しんだことをコメントし、祝福するとともに感慨に耽っているようだ。公式サイトによると、結婚の具体的な日程や場所は決まっておらず、今年の秋ごろを目処に話を進めている段階だとのこと。また、詳しいことが決まり次第、随時情報を公開する旨も記載されており、今後の動向が気になるところだ。(text:cinemacafe.net)
2015年05月15日WOWOWのドラマ「闇の伴走者」の完成披露試写会が4月7日(火)、都内で開催され、W主演を務める松下奈緒、古田新太をはじめ、田中哲司、平田満、三木孝浩監督が舞台挨拶に登壇した。「MASTER キートン」(浦沢直樹)の原作・脚本協力、ドラマ化もされた漫画「クロコーチ」(コウノコウジ)へのリチャード・ウー名義での原作協力などで知られる長崎尚志の小説を『アオハライド』『ソラニン』など恋愛映画の名手である三木監督がドラマ化。ある巨匠漫画家の謎めいた遺稿に描かれた、35年前の迷宮入りの女性失踪事件の真相を、元警察官の女性と漫画変種者の男の異色コンビが追いかけていくさまを描く。元警察官で、現在は調査会社の調査員として依頼を受けて事件を追う優希を演じた松下さんは「久しぶりに笑顔のない役を楽しんでやらせてもらいました」と振り返る。一方、漫画のうんちくを語らせたら右に出る者はいない漫画編集者・醍醐を演じた古田さんは、知り合いの漫画編集者を参考にしたそうで「そいつは、どうでもいいことをダラダラ喋るヤツなんです。お前の知識なんてどうでもいい(笑)!苦しい役でした(苦笑)」と松下さんとは対照的につらい撮影だったよう…?いや、撮影自体は「サスペンスだけど明るくて、楽しかったんです。悲惨なシーンもみんなヘラヘラしてた」と楽しかったようだが「セリフが多い!こんなに長々としゃべらないでしょ、ひとりで。食いしん坊でポテトチップスを食べたりしてるんだけど、(古田さん自身は)お菓子大っキライなんです!」と撮影中の恨みつらみを吐きだし、笑いを誘っていた。2人のコンビネーション(?)が見どころの本作だが、古田さんは松下さんを「キレイでチャーミングでおっさんみたい(笑)」と評価し「初対面の時からゲラゲラ笑ってた」と明かす。松下さんは恥ずかしそうに「古田さんの前だと素でいちゃうんですよ(苦笑)」と釈明していた。田中さんは、二十年来の友人である古田さんとの共演について「ドキドキしました。細い目の奥で全て見透かされているようで…。でもよく見ると、目の奥はセリフでいっぱいいっぱいだったみたいですけど(笑)」と楽しそうに振り返る。その田中さんだが、撮影中は花粉症に加え、食あたりにも苦しめられたそうで、古田さんは「セリフが多い日で、フラフラで『早く帰りたい…』って言ってた(笑)」と暴露。田中さんは「カキにあたりました…。みなさん、気をつけて!火を通してもあたる時はあたります」と語り、会場は笑いに包まれた。『アオハライド』、『ホットロード』などの少女漫画原作作品をはじめ、青春映画で高い評価を得てきた三木監督だが「甘いものが好きで、スイートな作品が多かったですが、ずっと甘いものを食べ続けているとスパイシーなものが食べたくなる」とサスペンス・ミステリーへの挑戦の経緯を明かし「キャストもピリ辛ぞろいで楽しい現場でした」と自信をのぞかせる。過去の恋愛映画との最大の違いを問われると「天気が悪くても撮れるってすごく楽!画が暗くてもいいって楽しいです」とミステリーならではの撮影での利点を明かし、会場は再び笑いに包まれていた。また、漫画を扱った作品にちなんで、登壇陣に子どもの頃に愛読していた漫画や、ドラマ化してほしい漫画を尋ねると、松下さんは「ベルサイユのばら」と回答。「大好きで、オスカルになりたかった」と明かした。古田さんは永井豪の「バイオレンスジャック」、田中さんは「がんばれ元気」(小山ゆう)、平田さんは「天才バカボン」(赤塚不二夫)と、それぞれの世代や嗜好がうかがえる回答が並び、会場をわかせていた。WOWOW連続ドラマW「闇の伴走者」は4月11日より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日4月より放送されるWOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』で、松下奈緒と古田新太がW主演を務めることが発表された。本作は、『MASTERキートン』などの漫画原作・脚本を手がけた長崎尚志のミステリー小説を原作にしたクライムミステリーで、このほどふたりのビジュアル写真とコメントが公開された。その他の写真『闇の伴走者』は、伝説の漫画家が遺した未発表原稿に隠された迷宮入り失踪事件の謎を、元警察官と漫画編集者の異色コンビが、漫画の画稿をヒントに暴いていくクライムミステリー。三木孝浩監督がメガホンを執り、佐藤大と阿相クミコが脚本を担当し、劇中に登場する漫画を田中圭一と伊藤潤二が手がける。松下、古田のほか平田満、田中哲司、要潤、藤井美菜、真野響子、森本レオらが出演する。松下が演じるのは元警察官の調査員・水野優希、古田は偏屈な漫画編集者・醍醐真司を演じる。ふたりはお互いの印象について「醍醐さんを古田さんが演じられると聞き、まずご一緒できるのが嬉しく、『絶対!面白くなりそう!楽しくなる!!』と思いました。古田さん演じる強烈なキャラクター、醍醐真司に早く会いたいです。この撮影中は思いっきり振り回されたいと思います」(松下)、「今までご一緒する機会が無くテレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーな女優さんのイメージです。ま、オイラが癖の強い役者なので、上手い具合に反比例が生まれたらいいなと思います」(古田)と語っている。原作者の長崎氏は「プロデューサーの喜多氏より映像化したいと聞いた時には、『へーえ、本当にできるの?』くらいにしか思っていなかった。それが具体化して松下奈緒さん……主人公の水野優希と容姿もぴったりだ。もう一人の主役・古田新太さんは、醍醐真司よりずっといい男だが、博学、オタク、偏屈、反骨心……彼のキャラを見事に演じられる人と思い、強く希望した。あとは恋愛映画の巨匠・三木監督がどう料理してくれるか……一視聴者としても楽しみである」とコメントを寄せており、三木監督は「松下奈緒さん、古田新太さんという異色コンビが現場でどんなマッシュアップを放つのか、本当に楽しみです!この心強いキャストと共に、原作に潜む奥深い闇に挑んでいきたいと思います」と意気込みを語っている。WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』4月11日(土)スタートWOWOWプライムにて毎週土曜夜10:00(全5話)※第1話無料放送
2015年02月10日WOWOWの連続ドラマ『闇の伴走者』が、松下奈緒と古田新太のW主演で4月11日からスタートすることが10日、明らかになった。原作は『MASTERキートン』などの漫画原作・脚本を手がける長崎尚志。漫画界の巨匠が遺した未発表画稿をきっかけに、元警察官の女性調査員と漫画編集者のコンビが35年前に起こった連続女性失踪事件の真相に迫っていく異色のクライムミステリー。主人公の1人で元警察官の調査員・水野優希を演じる松下は「原作を読んでスリル感、爽快感があり、とてもカッコいいこの作品に参加出来ることに今からワクワクしています。優希は元警察官だからこその使命感や責任感、強さと弱さを持ち合わせたキャラクター。事件に関わっていくことで彼女の変化や成長を見ていただきたいと思います」とコメント。初めての共演となる古田については「絶対面白くなりそう! と思いました。撮影中は思いっきり振り回されたいです」と、早くもクランクインを楽しみにしている様子だ。優希とパートナーを組む漫画編集者・醍醐真司役の古田も「松下さんとは今までご一緒する機会がなく、テレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーな女優さんのイメージです。オイラが癖の強い役者なので、うまい具合に反比例が生まれたらいいなと思います」と松下との共演に期待を込めながら、「原作が面白いのでストーリーは当然面白いです。いい画が出来ればみなさんのご期待にそえると思いますので、頑張ります」とドラマへの意気込みを語った。出演はほかに田中哲司、要潤、藤井美菜、野間口徹、池田鉄洋、ベンガル、石丸謙二郎、真野響子、森本レオ、平田満。ドラマ『闇の伴走者』はWOWOWプライムにて4月11日(土曜 22:00~)スタート。全5話(第1話無料放送)。
2015年02月10日石原さとみと松下奈緒がフジテレビの新ドラマで初共演にして、W主演を務めることが明らかとなった。今回、2人の参加が発表されたのは、10月よりフジテレビの木10枠で放送される連続ドラマ「ディア・シスター」。ラブコメディーを描く本作で、2人は“凸凹姉妹”を演じることとなる。本作で石原さんが演じるのは、偏差値は低いけど要領がいい妹・深沢美咲(27歳)。天性の美貌に加え、生粋の甘え上手で、器用に生きてきた典型的な妹タイプ。一方の松下さんが演じるのは、そんな美咲に幼少期に母親からの愛情を全て奪われたという思いがトラウマになっている、姉・深沢葉月(29歳)。几帳面で潔癖で偏差値も高い、なのにちょっぴり不器用な委員長タイプだ。物語は、高校卒業後、家出をして行方知れずになった美咲が、ある日突然、葉月の部屋に転がり込んできたことから始まる。姉の家で自由奔放に暮らし始めた美咲だったが、彼女には周囲に内緒にしている“ある秘密”が、一方の葉月にも美咲には言えない“ある秘密”を抱えていて…。2人は本作が初共演となるが、お互いの印象について「TVで見ていてとても綺麗な方なので緊張します。(撮影現場で)カットがかかっても、なれなれしく“お姉ちゃん”と呼ばせてもらいます(笑)」(石原さん)、「とてもかわいらしい方という印象。かわいい妹にどんなことを言われ何をされるのかドキドキします」(松下さん)と、カメラが回らずともまさに“姉妹”といった様子だ。偶然、プライベートでも実際に“妹”の石原さんと、同じく“姉”の松下さん。私生活では、お兄さんに子どもが生まれて“叔母”になったという石原は、「これから環境や悩みは変わっていくけど、もっと相談し頼っていきたいなと思います」と明かし、松下さんは「たまに、(妹と)ケンカしますが、お互い20代になってからは友達のような部分もある」とコメントを寄せている。役の年齢設定も実年齢と同じ。果たして、どんな等身大の姉妹像を魅せてくれるのか?ドラマ「ディア・シスター」は10月よりスタート/毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月02日日本のテレビドラマ『29歳のクリスマス』をもとに制作された韓国映画『シングルズ』を舞台化した韓国発のミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』が5月24日、東京・アミューズ・ミュージカルシアターで開幕。初日終演後には、原作ドラマに出演した松下由樹、脚本家の鎌田敏夫を交えて、主要キャストによるトークイベントも行われた。ミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』チケット情報アジアのミュージカルの紹介を目的に今年4月にオープンしたアミューズ・ミュージカルシアターが『カフェ・イン』に続けて招聘する韓国ミュージカルの第2弾。29歳の誕生日に、3年つきあった彼氏にふられ、さらに仕事では左遷の憂き目にあうナナンを中心に、6人の男女の恋模様描く作品で、2007年6月に韓国で初演、韓国ミュージカル最大の祭典「ミュージカル・アワード」で、最優秀作品賞など6部門で栄冠に輝いた人気作だ。『カフェ・イン』で韓国ミュージカルを初めて見て、今回が2作目という松下は「音楽も歌もダンスもすばらしいが、何より役者さんがナチュラルでチャーミング」と絶賛。ドラマで松下が演じたのはヒロインの親友役。舞台でこの役を演じるソ・ジョンファが「松下さんがいらっしゃるのは聞いていたので緊張した。実際にお会いするととてもやさしい方でしたが、カリスマ性も感じます」と話すと、松下は「ドラマで私が演じたのはカメラマン役でもっと男っぽい感じだった。舞台ではとてもセクシーでずっと見とれてました」と笑顔で答えた。ヒロインのナナンを演じるウ・グムジは「29歳から30歳、大人への成長の過程で仕事や友情、恋愛を描いた作品なので、みなさんにも共感していただけると思う」、ナナンにひと目ぼれして彼女に猛アタックするイケメン、スホン役のチャン・ジウは「あとでふりかえってみると他愛のないことかもしれないが、その時でしかできないことを表現している。それがこの作品の深さだと思う」と見どころを語った。自身でドラマをノベライズして、それが韓国語に翻訳されたのが、全てのきっかけだと話した原作者の鎌田は「別の仕事でソウルに来たとき、書店で僕の本が平積みされていた。そこで、「この人が作者です」と紹介されたのですが、女性店員が「作者は女性だと思っていた」と言ってくれた。あれはすごくうれしかった」と感慨深げ。松下も「ミュージカルにリメイクされたのを見て、『29歳のクリスマス』というドラマが影響力のある作品なんだということをあらためて感じました」とかつてのドラマへ思いを寄せた。公演は6月16日(日)まで。チケット発売中。
2013年05月28日映画『臨場 劇場版』が6月30日(土)に公開。初回上映後に丸の内TOEIにて行われた舞台挨拶に、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸、橋本一監督が登壇した。横山秀夫の小説を原作に、これまでTVドラマとして2クールが放送され高い人気を誇ったサスペンスシリーズの待望の劇場版。精神鑑定により被告人無罪となった殺人事件の裁判に携わった弁護士と、精神科医が相次いで殺害される事件が発生。先の事件の遺族に疑いの目が向けられるが、検視官・倉石(内野さん)は死亡推定時刻を巡るトリックを見破り、真犯人を追いかける。内野さんは今回の劇場版について「自分ではやれるだけのことはやれたかなと思っています」と充実の表情。検視官・倉石の“根こそぎ拾う”という哲学に触れ、「そのスピリットを大事にし、役者としてひたすら“拾って”きて、これがいつの間にか役者としての信条になってました」と倉石という役柄、「臨場」という作品に役者として大きな影響を受けたことを明かした。松下さんも内野さんと共に3年前のドラマの頃から苦楽を共にしてきたが、「いまでもドラマがスタートして、みなさんと初めて会ったときのことを思い出せます」と感慨深げ。渡辺さんは「(演じた)一ノ瀬が倉石の背中を見て育ったように、僕も内野さんの背中を見てきた。みなさんがいたからいまここに立ててます」と思いを語った。高嶋さんは「戦に行くような気持ちだった」と、本シリーズへの参加を決めたときの覚悟を明かす。「ウッチーはまれに見る“役者バカ”。命を賭けて喧嘩腰で臨み、それが面白くなっていきました」と内野さんとの丁々発止のやり取りをふり返った。この日は各人が劇場版公開に際しての気持ちをしたためた書を披露。松下さんは「集大成」、渡辺さんは「感謝」、高嶋さんは「命」とそれぞれの思いの込められた書を掲げた。ドラマ版でシーズンの途中から参加した平山さんは、「ここにいられる幸せを感じています」と劇場で観客と一緒に初日を迎えた感動を「劇」という言葉に込めた。橋本監督の半紙には「○」という文字が…。監督は「ここからまた作るというゼロと、この作品はマルという意味と、新たな命がここから生まれるという卵という意味を込めています」と説明した。そして、内野さんだけは実際にこの場で筆をとって思いをしたためた。掲げた半紙には「まなざし」の文字!「倉石を演じる上で、死者、そして被害者の遺族へのまなざし、犯人に対するまなざし、チームに対してのまなざし。倉石は武骨ですが、その根底にいろんな意味で温かく優しいまなざしがあると思いながら演じていました」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『臨場 劇場版』は全国にて公開中。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年07月02日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫のミステリー小説を原作にもつ人気刑事ドラマ「臨場」を映画化した『臨場劇場版』が間もなく公開となる。鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男の職人技が観る者を魅了する本作。この警察監修には、数多くの捜査に携わってきた元検視官である倉科孝靖が参画している。これを知っていれば、映画がもっと楽しくなる?「男の仕事」について明かす彼の言葉をご紹介。鑑識課の現場主任、検視官を経て捜査一課管理官となり、トリカブト事件など凶悪事件を扱う特別捜査本部で数多く臨場した経験をもつ倉科さんは、検視官という仕事について「人が亡くなるときにはいわゆる原因、死因という色々な理由があります。それが果たして事件になるのかならないか、ということを判断する仕事」と説明する。そこで気になるのが、検視のプロである倉科さんの目に、『臨場劇場版』がどのように映ったのかということ。「本作にはドラマを通じて、男の仕事の厳しさが『俺のとは違うなあ』という短い台詞の中に凝縮されていると思っています。倉石(内野聖陽)が留美(松下由樹)に対して『ちょっと替われ』と言うシーンがありますが、『替われ』という一言の中に後輩に対する思いやりと教えが表れているし、倉石がズボンのシミを見て『このシミ気に入らない』というのは現場を良く見ろよという後輩育成の温かさや優しさがあると思っています」。日々、死者や事件と向き合わなければならない過酷な任務をこなしてきた倉科さんだからこそ、たとえ短い言葉でも、そこに内包される倉石の気持ちを読み解くことができるのだろう。そんな倉科さんが映画監修に関わる上でこだわったこととは?「今回のドラマでは冒頭に4人の死体が登場します。そのとき『手袋はどこで変えるか?』という話になるわけですが、『一体毎に変えて下さい』という見えない箇所での細かい配慮はありました。あとは、とにかく『死者に対する礼を失しないようにしましょう』という部分です。むやみやたらと仏様をまたがない、どうしても部屋の作りからして仏様をまたがなければならないときには一言お断りしてからにしましょうと。ということで、この劇中では『ごめんよ』という一言があるわけです」。見えない部分にまで、実際の現場から反映されたこだわりが徹底されていたことがうかがえる。検視官としての“精神性”にも倉科さんの監修が及んだという本作。そのリアルな“臨場”に注意深く目を凝らしてみると、本作がもっと楽しめるはず?映画公式サイトには、倉科さんのインタビュー詳細が掲載されているので、気になる方はこちらもチェック。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。『臨場劇場版』公式サイト■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月28日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫のミステリー小説を原作にした人気テレビドラマを映画化した『臨場劇場版』の完成披露試写会が都内で行われ、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、若村麻由美、柄本佑、長塚京三、橋本一監督が登壇し、客席から大喝采を受けた。本作は、鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男が、ある事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく姿を描く。舞台挨拶の前にフォト・セッションが別会場にて行われた。会場には野菜の栽培が趣味の主人公・倉石にちなみ、緑あふれる倉石の自宅ベランダが再現されており、内野さんは倉石のトレードマークである野菜を手にフォト・セッションに臨んだ。その後、場所を劇場へと移し舞台挨拶が行われた。内野さんは脚本を読んですごい力作だと感じたと言い、「ようやく完成しました。見応えのある、味わい深い作品に仕上がっています」と自信のアピール。役どころの倉石に関しては思い入れが強いようで、「倉石は、死者の声を根こそぎ拾いつくす検視官ですが、倉石のそんな“根こそぎスピリット”から役者として必要なことを学んだ。真実を拾い尽くしていくという倉石の生き様に憧れやロマンを持って演じた」と倉石に深く惚れ込んでいることを明かした。1年半ぶりの臨場の現場だったが、倉石チームの結束力は強く、部下役の松下さん、平山さん、渡辺さんはそれぞれが「スーッと現場に溶け込めた」と口を揃える。松下さんは「TVドラマで培ってきたものがすべて詰まっています。チームの結束を見てほしい!」と意気込んだ。渡辺さんは「劇場版が作られると聞いて、楽しみにしていました。倉石役の内野さんを慕っていて、現場では内野さんに子犬のように尻っぽを振ってしまいました」と手振りで尻っぽを振るしぐさをして、会場を笑わせた。平山さんも「尻っぽは隠してましたけど、僕も振りました(笑)」と続け、内野さんは「よくなついていました」と苦笑い。劇場版ゲストの3人は倉石チームの結束力を褒め、「勇気あるテーマに考えさせられた」(長塚さん)、「最高の仕上がり。参加できて良かった。いい緊張感の中、のびのびとやれました」(若村さん)、「見応えのある作品になっている」(柄本さん)とそれぞれにアピール。橋本監督も「素晴らしいキャスト、スタッフに支えられて、力強い作品が出来た」と自信のコメント。最後に内野さんは「重い作品ではありますが、生きる人を愛する、という前向きな想いを観てほしい!」と熱い思いが込められたコメントで締めくくった。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月07日ベストセラー作家・横山秀夫の警察小説を原作に、一昨年、昨年とテレビ朝日系列にてドラマ放送され人気を集めた連続ドラマ「臨場」が、このほど映画化されることが決定。来年6月に劇場公開される。「臨場」とは、警察用語で警察組織において事件現場に臨み、初動捜査に当たること。2009年4月に放送されたドラマ「臨場」、さらに2010年4月に放送された続編「臨場 続章」では、内野聖陽扮する主人公、警視庁刑事部鑑識課検視官・倉石義男が事件現場に残された死者の声を執念で拾い、事件を読み解いていく姿を描く。死体となった人物に一体何が起こったのか?死を通してその人間の“生”に寄り添っていく倉石の型破りで強烈な個性と、検視官という特異な職種に焦点を当てて描かれたリアルで緊張感あふれる映像が高評価を集め、「臨場」の平均視聴率は14.5%、続編は17.6%を記録し、昨年の連続ドラマではNHKも含めて唯一、全放送回が16%以上を記録した。今回の映画化では主演の内野聖陽を始め、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸とおなじみの刑事課チームが再集結。同じくドラマからの続投で監督を務めるのは、ドラマ「相棒」シリーズ、『探偵はBARにいる』も手がけてきた橋本一。今回、主人公・倉石が挑むのは、相次いで発生した弁護士、医師の殺害事件。この被害者2人にはある共通点があった。2年前、都内で起きた無差別通り魔事件で、事件の実行犯は精神喪失が認められ、被害者遺族の願いも虚しく無罪になっていた。その無罪を勝ち取った弁護士と、決め手となった精神鑑定を行った医師が相次いで殺害されたのだ。被害者遺族に疑いがかけられる中、倉石は死亡推定時刻に疑問を抱き、犯人が別にいると考える。果たして倉石が読み取った、ホトケの最期の声とは――?映画『臨場・劇場版』は現在撮影中、2012年6月30日(土)より公開予定。■関連作品:臨場・劇場版 2012年6月30日より全国にて公開
2011年12月26日12月に東京で開催される「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」にR&Bシンガー・松下優也の出演が決定した。MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVEのチケット情報本公演は、幻のライブとなった「THIS IS IT」にバックダンサーとして抜擢されたケント・モリ、マイケル・ジャクソン自身から絶大な信頼を得ていた振付師のトラヴィス・ペインらが出演。さらにグループとしての来日パフォーマンスは1973年のジャクソン5日本ツアー以来、実に38年ぶりとなるジャクソンズが出演する予定で、大きな話題となっている。このビッグイベントへの出演が新たなに決定した、R&Bシンガー・松下優也は、自他ともに認めるマイケル・ジャクソンの大ファン。「大好きなマイケルのオフィシャル・トリビュートライブに出演が決まって本当に嬉しいです。自分がどの曲を歌うことになるのか、今からとても楽しみです」と公演に向けての意気込みを語る。「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」は、12月13日(火)・14日(水)に東京都・国立代々木競技場 第一体育館にて開催。チケットは発売中。また松下優也は、クリスマスイブに地元・大阪でスペシャルライブ「Live 2011 〜Christmas Live @ Hometown〜」を開催。チケットの一般発売は、11月19日(土)10:00より開始となる。
2011年11月18日舞台版「大奥」が初日開幕ドラマで、映画で人気を集め、話題となった「大奥」シリーズの舞台化第2弾となる待望の舞台が幕開けだ。2日、東京の明治座で、舞台「大奥第一章」が初日を迎えた。この舞台で松下由樹は初座長を務める。大奥といえば、豪華絢爛な衣装やセットも注目されるが、舞台版も実に豪華!衣装として使用される着物の数々は、京都の職人が金糸・銀糸をふんだんに用いて作った1点ものばかりで、なんとその衣装総額は2億円!あいさつに立った松下の打掛だけでも、1500万円というからすごい。舞台裏は表とは逆のバトル状態?!本番の表舞台では、今回も見ごたえのある女たちの火花が散るバトルが繰り広げられるそう。それぞれに精一杯生きる女性陣のたくましさ、美しさには魅せられるものがありそうだ。春日局役の松下は、舞台中16回の着替えがあるそうで、舞台裏は大変なのだとか。これだけの衣装となるとさぞ着替えも大変だろうと思うのだが、本人も走り回り、チームワークであっという間に着替えが完了しているそうだ。舞台裏は、まるで戦争といわんばかりの忙しさながら、スタッフ・出演陣のかたいチームワークで成り立っているようで、こちらはある意味なかのよい逆バトル状態?!舞台版の「大奥第一章」も見ごたえ抜群のようだ。公演は明治座で27日まで、つづく来月の11月4日から27日は名古屋・中日劇場での公演が予定されている。元の記事を読む
2011年10月04日大ヒットドラマ『大奥』が再び舞台化されることとなり、10月2日、東京・明治座にて初日の幕を開けた。タイトルに『大奥 第一章』とあるように、大奥の誕生にいたる物語を描いた本作。ドラマ版と同じく春日局役を松下由樹が、江与(または“江”)を木村多江が演じる。『大奥第一章』チケット情報ある事件をきっかけに夫から離縁され、我が子とも引き離されてしまったふく(=のちの春日局)。しかし二代将軍の徳川秀忠(原田龍二)とその正室・江与との子・竹千代(=のちの家光)の乳母に登用されたのをきっかけに、竹千代を守ることこそがふくの生きがいとなっていく。だが江与は我が子を奪われたとして、ふくを目の敵に。その確執は、次男・国松(のちの忠長)の誕生で決定的となり……。まず幕開けで目を引くのは、まるで金雲たなびく屏風絵のような、絢爛豪華な舞台美術。そしてそこに総勢20名以上もの女たちが列をなして登場し、大奥の世界観を観客に強く印象づける。また役者たちが身に纏う、きらびやかな衣裳にも注目。これらは京都の職人が丹精込めて製作した一点物で、舞台衣裳の総額はなんと2億円を超えるとか。まさに大奥を彩るにふさわしい舞台が用意されたと言える。そして大奥と言えば、女たちの戦いが最大の見もの。三代将軍の世継ぎ問題を背景に、乳母(=春日局)と実母(=江与)の壮絶なバトルが展開される。だがそこにあるのは、単に憎しみの感情だけではない。ふたりとも母として子を思う気持ちが強過ぎたゆえの結果であり、それがまた物語に深い感動を与えている。春日局演じる松下は、初座長として堂々たる姿を披露。舞台をしっかり締める、圧巻の存在感を発揮する。江与演じる木村は、どれだけ意地悪な行動をとっても嫌味にならない。それは彼女本来の品のよさゆえであり、正室役にふさわしい。またテレビ版でもおなじみの奥女中トリオ“大奥スリーアミーゴス”からは、鷲尾真知子と山口香緒里が参加。緊張感のある物語のなか、彼女たちの軽妙なやり取りが、大いに客席の笑いを誘っていた。公演終了後には、松下、木村が出席しての会見も。座長としての意気込みを訊かれた松下は、「座長というより、みんなの力があってでき上がっていくのが舞台」とチームワークのよさをアピール。木村は「この皆さんとご一緒できて嬉しい。最後まで座長についていきます!」と本作にかける熱い胸の内を明かした。公演は、10月2日(日)から27日(木)まで明治座にて、11月4日(金)から27日(日)まで中日劇場にて。チケットはいずれも発売中。(取材・文:野上瑠美子)
2011年10月03日女優の松下奈緒がNHKドラマ10『胡桃の部屋』で主演を務めることになり7月3日(日)、都内スタジオで取材に応じた。松下さんにとっては昨年、社会現象を巻き起こした連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」以来のNHKドラマ。松下さん自身も大ファンだという故・向田邦子の小説が原作とあって「一度は向田さんの作品を経験してみたかったので、本当に嬉しい」と笑顔で語っていた。向田さんが1981年に飛行機事故で亡くなる5か月前に発表された同名小説を、没後30年を迎える今夏ドラマ化。リストラされ突然失踪してしまった父親(蟹江敬三)に代わり、松下さん演じる次女・三田村桃子が家族を守ろうと奮闘。しかし、夫の失踪を機に不安定になる母(竹下景子)をはじめ、エリート夫が不倫に走った長女(井川遥)、玉の輿を狙う三女(臼田あさ美)、父の失踪を機に就職活動を投げ出してしまう長男(瀬戸康史)と家族はそれぞれの悩みや葛藤に揺れていた。「家族みんなが悲惨な状況ですが、それぞれ一生懸命生きている姿を見ていただきたいし、みなさんに勇気を与えられれば」と松下さん。向田さんらしいユーモアと現代にも通じる辛口な味わいのヒューマンドラマに「人間って一筋縄ではいかないんだなぁと思わせてくれる作品。桃子という役を通して私自身、家族のあり方や絆をビビットに受け入れて、それをお芝居に反映していけたらと思っています」と抱負を語った。会見には三田村家が勢ぞろいで「ふだんはバラバラな家族なので、こうしてみんなが集まるのは珍しいこと」(松下さん)。井川さんは「向田さんの作品は、女優としての大きな目標だった。向田さんらしい瑞々しさや人間臭さ、人間模様が描かれていて、本当に楽しい現場です」。臼田さんも「みんながどこかで絶対家族を思っているという部分が魅力的。私自身も家族っていいものだなって改めて感じています」としみじみ。瀬戸さんは実生活でも3人兄妹の長男で「男ひとりっていう部分の気持ちはよく分かる」と語った。竹下さんは「ゲゲゲの女房」で松下さん演じるヒロインの義母役で、今回は実の母娘として共演。「『ゲゲゲ』のときは、あれこれ言いたい放題だったが、今回は違った意味でおんぶに抱っこでした」と松下さんに感謝の意。そして、家族崩壊のきっかけを作ってしまう蟹江さんは「ご覧の通りのいい家族でございます。それなのに、なぜ捨てるのか」と恐縮すると同時に、「僕ら世代にどこか共感してもらえる部分を出せれば」と意気込んだ。NHKドラマ10「胡桃の部屋」は7月26日(火)から8月30日(火)までNHK総合にて毎週火曜(午後10:00〜10:48)放送予定(全6回)■関連作品:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 2011年6月4日より全国東宝系にて公開© 2011「もしドラ」製作委員会東京プレイボーイクラブ 2011年冬、全国にて公開東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT全然大丈夫 2008年1月26日よりシネクイントほか全国にて公開© 2007『全然大丈夫』製作委員会沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会■関連記事:岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していたシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?三浦春馬、小西真奈美とのキスシーンを見て冷や汗…中村蒼が前田敦子の憧れの王子様に!「イケパラ」イケメン男子キャスト陣決定
2011年07月04日弱冠二十歳にして、すでに6枚のシングルとアルバム1枚をリリースし、もはや“新進”という言葉が似つかわしくない活躍を見せる松下優也。彼が、ミュージシャン・松下優也役…つまり自分自身を演じ、話題を呼んだ携帯ドラマ『ヒカリ、その先へ』の完結編が劇場公開される。写真の学校に通うも夢を見失いかけた少女と、成功を掴みつつも葛藤や孤独を抱えるひとりのミュージシャン。2人の交流を描いたこの青春ストーリーを松下さん自身はどのように受け止めたのか?二十歳の素顔に迫る――。フィクション作品で“本人役”を演じる難しさまず、ドキュメンタリーではなくフィクション作品で自分自身を演じるということについて。想像するだに難しそうな役柄にどのような気持ちで臨んだのか?「とにかく、自分のことを客観的に見るように頑張りました。例えばこれが実在しない普通の物語の登場人物なら、もちろんそれはそれで難しいですが、自分で作りこめる部分がある。でも、松下優也を演じるとなると話が違う。周りの人間で松下優也を知っている人間もいるわけで、演じながらもし自分で『足りない』とか『こうじゃない』っていうのを僕が感じていたら、それは観ている人も気づいてしまうと思うんです。だからこそ、自分を客観視しようとするんですが、これが難しかったですねぇ…。レコーディングやリハーサルのシーンは、すごくリアリティがあっていつもどおり、自分が経験したとおりに、という感じでやりやすかったんですが、女の子(=きい/倉科カナ)と出くわして喋るシーンとかは…」。普段、プライベートで女の子とバッタリ出会って喋ったりした経験を活かして…?「いや、普段そういうことないんで(笑)!仕事上なら大丈夫なんですけど、女性の方と喋るのってあまり得意じゃなくて…。恥ずかしいんですよ、元々、すごい人見知りだし。特に自分と同じ年代の女の子と喋るのは余計緊張してしまうんですね…。だからそこはすごく難しかったですが、もしかしたらそういう照れが、いい意味でリアルな映像に仕上がっているかもしれません(笑)」。早くも意外な“弱点(?)”を見せてくれた松下さん。本作以前にも、舞台や映画に出演した経験はあるが、繋がっているようで別物のようにも思えるミュージシャンとしての活動と俳優としての活動。松下さんはどのように捉えているのだろうか?「やっぱり、自分にとって音楽というのは何より特別なもので、音楽があるからこそ、いろんな出会いがあって、こういうこと(=俳優)をやらせてもらえてるんだな、と思う。その中で芝居ってすごく奥深いです。常に、自分の新しい表現を見つけていきたいと思っていますが、その中ですごく楽しんでお芝居をやらせてもらってます」。劇中、ヒロインのきいは写真を、松下さんは音楽を人生の拠りどころとし、もがきつつも自分の道を進もうとするが、現実には「やりたいことが分からない」、「進むべき道が見つからない」という若者も多い。松下さん自身、音楽でプロの道に進むと決めたのは、中学の卒業時だったという。15歳の若者が、なぜそこまでの決断をし、前に進むことができたのか?「運が良かった…なぜなら僕は音楽と出会えたから。そうとしか言えないと思う。音楽というものを見つけたとき『あ、これや』って思えたんです。うまく説明できないけど、これなら自分は前に行けるって。だから、中学を卒業するときも、自分の中でほかに選択肢はなかった。うちのオカンにまで言われましたから。『あんた、音楽やらんかったらもうあかんで』って(笑)。考えてなかったからこそ、『なれない』なんて思わなかったんだと思う。十代の根拠のない自信なんでしょうね。いまになって、よくそんな風にできたもんだなって思いますよ(苦笑)。不安も恐怖も“知らなかった”んでしょうね」。「20代はまだ大人と子供の間。30代になってようやく大人になれるのかな」そして念願のプロデビュー。だが、もちろんコトは周囲にそう見えるほど簡単ではない。「いまだに悩んで、壁にぶつかって…しょっちゅうです」とボヤキつつ、松下さんはカラリと笑う。「悩みがあるから上に行けると思ってる。毎回『まだまだや』って気づかされて、だからもっと成長できて…の繰り返し。ストレスの発散?映画観たり音楽聴いたり…でも最後は『やるしかないんだ!』って気持ちになるんですよ」。「20代ってまだ大人と子供の間。周りを見ながら30代になってようやく大人になれるのかもとか思ってます」と松下さん。ではいま、一番かなえたい夢は?「大きなところでライヴがやりたいですね。東京なら武道館。大阪なら大阪城ホールかな。自分でレコーディングしてるときは、自分の音楽が伝わるのかどうか分からない部分があって…。それがお客さんの前でやることで、お客さんにパワーもらって、アドレナリン出まくって、伝えられるもの、伝わってくるものがあるんです。そのゾクッと来る感じをひとりでも多くの人に体感してほしいんです」。すっかり“音楽野郎”の顔になった松下さんだが、少し遡って質問。女の子と話をするのが苦手って本当?ラブソングを書く機会もあるだろうに…。「いや、本当にシャイなんです…(笑)。ラブソングは…想像してみたり、自分の思いを反映させたり。というか、人見知りなのとラブソングを作るのは別のことですから(笑)!」劇中のきいとの出会いの瞬間にぜひ、注目して楽しんでほしい!特集:年下のカレ■関連作品:ヒカリ、その先へ 2010年10月23日より新宿バルト9ほか限定公開© 2010 Sony Music Entertainment (Japan) inc./ Epic Records Japan Inc.
2010年10月20日映画『BECK ベック』の試写会が8月18日(水)、東京・北の丸公園の日本武道館で行われ、水嶋ヒロ、佐藤健らメーンキャストをはじめとする11人が勢揃いした。ハロルド作石の同名人気コミックを原作に、天性の歌声を持つコユキ(佐藤さん)、天才ギタリスト・竜介(水嶋さん)らバンド「BECK」を組んだ若者5人が音楽に情熱を注ぐ姿を描く青春音楽ムービー。“音楽の聖地”での一般向けとしては初の試写会で、ファン約6,500人が集結。水嶋さんは「スタッフ、キャストみんなで全身全霊を込めて作った作品を聖地でいち早く観ていただける。反応が楽しみ」。佐藤さんも「とてもドキドキして不安もありますが、僕たちの青春が詰まった熱い作品です」。向井理も「このメンバーでここに立つことができて幸せです」と胸を張った。ドラム担当のサクを演じる中村蒼は「この日を1年前から楽しみに待っていました」と緊張気味に切り出すと、「に…日本武道館」と噛んでしまい、会場から「可愛い〜」の声援を浴びて照れ笑い。バンドのムードメーカー的存在・千葉を演じる桐谷健太は、体を横向きから正面へよじらせる“ステージパフォーマンス”を見せながら「武道館〜!」と絶叫し、「一度これ、やってみたかった」とニッコリ。佐藤さん演じるコユキにギターを教える役で出演しているカンニング竹山も「呼び捨てにすんな!一度武道館でキレてみたかった」とそれぞれ会場の笑いを誘った。ほかに忽那汐里、松下由樹、水上剣星、倉内沙莉、堤幸彦監督が出席し大きな盛り上がりを見せた。映画『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:水嶋ヒロらBECKメンバー5人が青春熱血トークHMV渋谷ラストイベント奇跡の出会い!オアシス、レッチリにディランも…『BECK』アルバム発売決定!キャスト陣来場!『BECK』スペシャルイベントに5組10名様ご招待
2010年08月18日