松坂桃李が単独初主演を果たした『ツナグ』の初日舞台あいさつが6日、東京・TOHOシネマズ日劇にて行われ、松坂をはじめ、共演の樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、平川雄一朗監督が登壇した。樹木とのプロモーション期間が撮影期間を上回ったという松坂は、「撮影期間も含めてこうして長い時間を過ごしたけれど、結局、何も掴めないまま。どこまですごい方なのか、まったく底が知れないまま終わってしまった」と、濃密な時間を振り返った。その他の写真原作は、いま最も注目されている女流直木賞作家・辻村深月の同名小説。死者との再会を望む人々の願いを叶える仲介役“ツナグ”を司る高校生・歩美(松坂)の葛藤と成長を、親子、恋人、親友の3つのエピソードを通して描く。本作の映画化を聞いて、「どうしてもこの歩美という役をやりたかった。誰にもやらせたくないなと思った」という松坂は、初日を迎え「こうして皆さんの前に立っていられることがうれしくて、幸せすぎて、もう何と言っていいか…。この作品に自分の名前を刻めたことがうれしくて仕方がない」と感激の面持ち。そして、観客から「映画を観て、泣いた場面はありますか?」との質問を受けると、「台本の時点でグッときていた。特に親子の再会のシーンはきましたね」と回答した上で、「あとは、自分の名前がエンドロールにあがってきた時。すごくグッときたなあ!」と、喜びを露に。「映画には3つの別れがあると聞いたことがあります。1つ目はクランクアップの時。2つ目は映画が完成した時。3つ目はお客さんに届いた時。そしていま僕は『ツナグ』の3つ目の別れの瞬間にいます。作品を手放すのは寂しいけれど、うれしい思いもある。感謝の気持ちを伝えたいです」とあいさつし、主演として見事に締めてみせた。そんな松坂のことを、実の孫を見守るように見つめていた樹木は、「最初のうちは『ああ…』と思うこともあったけれど、今日に至ってはもうマイクを離さない。この成長ぶり!もう安心したので、これでご無礼いたします」と、その成長に目を細め、太鼓判を押していた。『ツナグ』公開中
2012年10月09日直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『ツナグ』が10月6日(土)に公開初日を迎え、主演の松坂桃李、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、平川雄一朗監督が舞台挨拶に登壇した。一生にたった一度、亡くなった人と会える。その仲介役を司る“使者=ツナグ”の青年・歩美(松坂さん)は、母への後悔を引きずる横柄な男、突然姿を消した婚約者を待ち続けるサラリーマン、ケンカ別れした親友に会いたい女子高生の願いを叶えるうちに、ある疑問と葛藤を抱くようになり…。『ツナグ』のほかにも、多くの邦画が公開されたこの日。のっけから遠藤さんが「こんな強面で、『アウトレイジ』じゃなく『ツナグ』に出させていただいて、不思議な感じがします」と挨拶して観客の笑いを誘うと、同日公開された『新しい靴を買わなくちゃ』にも出演している桐谷さんの「本当にこの作品に出られて良かったという思いしかない」という挨拶に対して、樹木さんが「ほかの映画館でハイヒールがどうのとかなかった?」と鋭いツッコミ。「いまはもう『ツナグ』のことだけなので、ハイヒールのことは置いといていただければ……」と慌てる桐谷さんに会場は爆笑に包まれた。そんな樹木さんとプロモーション活動を行ってきた松坂さんは、撮影からの日々をふり返り、「撮影で樹木さんと過ごした時間と、プロモーションで過ごした時間を数えたら、ついに撮影期間を上回りました」と報告。樹木さんから「最初はあぁ…と思うこともあったけど、今日に至ってはマイクを離さない、この成長ぶり!保護者のつもりで宣伝活動に関わったけど、もう安心。これでご無礼させていただきます」と太鼓判をおされると、「もう本当に底が知れません!こうやって長い期間一緒に過ごしましたけど、結局何も掴めないまま、どこまで凄い方なのか底が知れないまま終わってしまいました」と恐縮。「“底なし沼”の樹木希林です」とおどける樹木さんに笑顔を弾けさせていた。また、この日は観客とキャストを“ツナグ”という意味を込めて、観客からの質問を受けるティーチインも実施。映画と同じように親友を亡くした経験があるという男性から、「残された側はどう思うのが大切だと思うか?」と質問された橋本さん&大野さんが、言葉に詰まりながらも「この映画で伝えていることと同じで、前を向いて笑顔で生きること。それが亡くなった人への恩返しだと思います」(橋本さん)、「笑顔でいてもらえると、死んだ側も成仏できると思います」(大野さん)と回答すると、すかさず樹木さんが「生きている人が生き生きと人生を歩んでくれることが、死んだ方の喜びという形に受け取ったのね。よく喋れましたよ」と優しくフォロー。笑いを誘う一方で、締めるところは締め、舞台挨拶を終始リードしていた。『ツナグ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月07日全編フランス・パリで撮影されたこの秋話題のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』が10月6日(土)、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンもとった脚本家の北川悦史子とプロデューサーの岩井俊二が東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶を行った。中山さんは劇場に駆けつけたファンを前に「みなさんのリアルな笑顔を見られて、これ以上嬉しいことはない」と感無量。一方、向井さんも「とても思い入れが深い作品です」と誇らしげだった。パリで偶然出会った現地在住の編集者・アオイ(中山さん)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井さん)が繰り広げるわずか3日間の恋愛模様をロマンチックに描く。2人の共演は今回が初めてで、中山さんは「すごく演じやすかった」。早くもこの絶妙なコンビネーションによる再共演を望む声が上がっており、「次はどこか異国で、ハードアクションコメディなんてどうかなあ?」(中山さん)、「アクションはやったことないので、想像つかないですけど…、やります?」(向井さん)と本人たちもまんざらでもない様子だ。桐谷さんと綾野さんが演じる遠距離カップルのゆくえも、物語の重要なカギになっており「私もいつか大人になったら、こんな恋愛してみたい」と桐谷さん。こちらのコンビは2度目の共演だが、桐谷さんは「2度とも恋人役なので、次はお兄ちゃんを演じてほしい。綾野くんは現場でも私を引っ張ってくれたから」。一方の綾野さんは「3回目もぜひ恋人で!」と“恋人続行”を宣言していた。北川監督が、本作の構想を一通のメールで中山さんに伝えたのはもう6年前のこと。「その後、私が入院してしまったり、いろいろと完成までに時間がかかってしまった。そんな私を美穂ちゃんと岩井さんがずっと励まし続けてくれた」と今回の“共犯者”への感謝を述べると共に、映画の完成に感慨もひとしお。岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらった当時は、これだけの時間が経つとは思っていなかった」と長い道のりのゴールに、ホッと一安心していた。『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『新しい靴を買わなくちゃ』特集 パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月07日パリで暮らす日本人女性と日本から観光に来た青年が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる『新しい靴を買わなくちゃ』。胸がときめくラブストーリーで初共演を果たした中山美穂と向井理が、パリを舞台にしたメルヘンで、少しビターな味わいのロマンスについて語った。その他の写真人気脚本家の北川悦吏子氏が監督、岩井俊二がプロデュースと撮影監督を担当した本作は、ヒールが折れた靴をきっかけに運命がクロスする男女の恋物語を、邦画としては異例のオールパリロケで描くラブストーリー。北川のラブコールを受けて出演を快諾した中山は、「かわいいお話だなと思いました。独特のセリフ回しやおとぎ話的な要素があるので、日本にはないジャンルの物語です」という第一印象を告白。「僕もかわいいストーリーだと思いました」と中山に同調する向井も、「3日間という短期間の物語で登場人物も少なかったので、各々の感情が見えやすい濃厚な作品になりました」と珠玉の恋物語に自信を示した。フリーペーパーの編集をするアオイ(中山)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井)。偶然の出会いを経て互いに惹かれあっていくが、その導入と展開がメルヘンでありながらもナチュラルだ。やがて始まるラブストーリーへ観る者を一気に誘うリアリティーも帯びているが、「出会うシーンが僕たちの初対面だったので、自然に入っていけました」(向井)、「それは大事でした。新鮮な気持ちでスタートが切れて、一緒に空気を作っていけました」(中山)と役柄に感情移入した上で撮影が始まった効果だったと回想。そのアオイとセンの恋の行方を、北川の繊細なセリフと岩井の流麗な映像美が詩情豊かに演出していく。センの妹スズメ(桐谷美玲)とパリで画家を目指す恋人カンゴ(綾野剛)のラブストーリーも対比的に進行していくが、人生経験を重ねたアオイとセンの恋は、「ある程度歳を重ねていくと、誰でもひとつやふたつ悲しい出来事を経験します。そういう背景を背負っているけれど、笑顔で表現できればいいなと思って演じていました」(中山)とメルヘンな恋物語だけではない様子。ちょっとビターな味わいも香る大人のロマンスに期待してほしい。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日第32回吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月のベストセラー小説を映画化した『ツナグ』の特別試写会が10月2日(火)、都内で開催され、主演を務める松坂桃李を始め、共演する樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲、平川雄一朗監督が出席した。この日は「想いを“ツナグ”小指チェーン」と銘打ち、松坂さんら登壇者5名と会場に駆けつけた996人の合計1,001人が“指きりげんまん”に挑み、見事ギネス世界記録を更新した。死者と生者を繋ぐ“使者”を務める青年・歩美(松坂さん)によってたった一度の再会を果たす人々のドラマが綴られる本作。主人公を軸に、親子に恋人、親友などそれぞれに思いを残したまま死に別れた人々の絆が壮大なスケールで描かれる。松坂さんにとっては、初の映画単独主演作品で、「今日ご覧になったみなさんは、ぜひ周りの人たちに映画を“繋いで”いただければ」と思いは格別の様子だ。そんな松坂さんを筆頭に、ギネス世界記録にチャレンジすることになった、この日の試写会。競技の正式名称は「ロンゲスト・ピンキー・スウェア・チェーン」といい、具体的には参加者全員の小指の“指きり”が少なくとも1分間、繋がり合った状態をキープできれば成功というのがルールだ。当日はギネスの本場である英国・ロンドンから、ギネス世界記録公式認定員である石川佳織さんが来日し、松坂さんたちのチャレンジを厳しい眼差しでチェック!1分間の挑戦が終わった後も、石川さんの審査を待つ必要があり、松坂さんも「何とも言えない緊張感ですね…」と表情も恐々。ついに石川さんの口から、チャレンジ成功が告げられると、会場からは一斉に歓声が上がった。「記念すべき歴史的な瞬間に立ち会えて幸せです。ご協力いただき、ありがとうございます!」と満面の笑みの松坂さん。チャレンジ開始前は「これって何か意味があるのかなあ…」と興味のないフリ(?)をしていた樹木さんも、いざ記録達成すると「ありがとうございます!」とバンザイをしながら安堵の表情を浮かべていた。また“チャレンジ”にちなみ、今後挑戦したことを聞かれた佐藤さんは「スカイダイビング」と即答。一方、恋人役で佐藤さんと共演した桐谷さんは「少し気が早いですが、正月のおせち料理を作りたい」と意欲満々。ところが、樹木さんが「おせちなんて買った方が早い!」と一刀両断し、桐谷さんは「じゃあ上手くいかなかったら、そうします…」と苦笑しきりだった。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年10月02日日本映画としては異例の全編パリロケで話題の映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成披露会見が行われ、主演の中山美穂と向井理、共演の桐谷美玲、綾野剛、北川悦吏子監督、岩井俊二プロデューサーが登壇した。その他の写真本作はパリを舞台に、ある男女が過ごす3日間を見つめたラブ・ストーリー。恋人に会いに行く妹に付き添ってパリにやってきたカメラマンの青年が、現地で暮らす女性と出会い、心を通わせていくさまをナチュラルな映像で描き出していく。監督は脚本家として数々の名作ドラマを生んだ北川悦吏子氏。また、映画ファンから根強い人気を誇る岩井俊二氏がプロデュース、音楽を坂本龍一が手がけたことも注目を集めている。主演を務めた中山美穂は、長年暮らしているパリでの撮影について、「撮影中はあくまで現場なので気にならなかったのですが、出来上がったものを観て不思議な感じがしました。撮影中もどんな風に撮られているかまったく想像できなかったので、新鮮な驚きがありましたね」とコメント。今回が初共演となった向井理については、「呼吸の相性がいい」と好印象を受けた様子。一方向井は、「中山さんはおっちょこちょい(笑)」と、中山の落ち着いたイメージとは違う意外な一面について語り、会場を和ませた。また、本作の企画は北川氏と中山のメールのやり取りから生まれ、完成までに6年をも費やしたという。「普段ドラマでは12話という長さで視聴者を魅了していくのですが、今回は最初に思いついた3日間のお話を映画という枠でやり切りたかった。脚本家なので、現場でセリフを変えてしまうことも多かったのですが、皆さんが困りながらも付き合ってくれました(笑)。私の脚本は土台でしかなくて、俳優さんがいて、空気が生まれて、やっとひとつの作品になる。今もまるで夢の中にいるみたい」という北川氏の映画への想いに、岩井氏も「時間はかかりましたが、念願のパリで、念願のキャストで、すばらしい作品になった」と感無量のコメント。長年あたためた企画の実現に、しっかりした手ごたえを感じられたようだ。作品のタイトルにちなんで、女性キャストが新しい靴に履き替えるというパフォーマンスも行われたこの日。パリのセレブ御用達ブランド、ロジェ ヴィヴィエが提供した靴が登場すると会場の女性たちからため息が。真新しい靴をまとった中山は「気分が上がります」とにこやかにコメント。会見を華やかに締めくくった。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)全国ロードショー
2012年09月26日映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成報告会見が9月25日(火)、都内で開催され、主演の中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛、プロデュースと撮影監督を務めた岩井俊二、そして監督・脚本の北川悦吏子が出席した。北川監督の『ハルフウェイ』に続く2作目の監督作品で、全編パリで撮影された本作。セーヌ河のほとりで偶然の出会いを果たしたアオイ(中山さん)とセン(向井さん)の3日間の恋の物語を優しく、切なく描き出す。6年ほど前に北川監督と中山さんが交わした1通のメールが本作のきっかけ。北川監督が体調を崩して一時、企画が頓挫しかけたこともあったそうだが、無事こうして完成を迎えた。北川監督は「感無量です!」と感激しきり。「私は脚本家なので現場でどんどんセリフを変えていき、みんなパニックになりつつもこなしていってくれました。自分が書いた本は土台でしかなく、そこに人がいて動いて、空気が生まれていったように思います。坂本龍一さんが曲もつけてくださり、いまは夢の中にいるみたいです」と満面の笑みを見せた。中山さんと岩井さんが北川さんの病院を訪れて、そこで見舞いがてらに打ち合わせをしたこともあったという。岩井さんは一時は北川さん以外の監督を立てることも考えたそうだが、「僕がそうポロっと言ったら、美穂ちゃんが『北川さんでやろうよ』と言ってくれたんです。時間はかかりましたが、念願のパリで念願のキャストでできました」と喜びを口にした。中山さんは9年前より生活の拠点としているパリで撮影された本作について「出来上がった作品を観て、パリの風景の中に自分がいるのを見て不思議な気持ちになりました」と明かす。「脚本を読んで、自分で演じてるのに、撮影中はどういう風に切り取られるのか全く分からず、(完成した作品を観て)新鮮な驚きがありました」と語った。向井さんは中山さんの印象を問われ「結構、オッチョコチョイなところがある」とニヤリ。「(役の)アオイっぽいなという感じで、撮影の最後にはアオイとして見てました」と語る。綾野さんは絵を志してパリに留学中の青年・カンゴを、桐谷さんは彼を追いかけてパリへやって来たスズメを演じているが、長回しによる2人の会話シーンは大きな見どころの一つ。桐谷さんは「台本はあるんですが、プラスアルファでやれることがあるならと言われてたので、カンゴとスズメとして綾野くんと会話してました」とふり返る。岩井さんが撮影監督を務めたからこそ実現したとも言える不思議な空気感が漂うこのシーンについて、綾野さんは「ただただ心地よかったです。生きてる実感があったというか、ずっと続けばいいのにと思ってました」と述懐。さらに綾野さんが「(相手役が)桐谷さんでよかったです」と語ると、桐谷さんは嬉しそうに微笑んでいた。会見の終わりには、映画にちなんで劇中で使用されているブランド「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」の今シーズンの新作のヒールが登場。中山さんと桐谷さんはそれぞれ向井さん、綾野さんにエスコートされながら壇上で新たな靴に履き替えた。桐谷さんが履いたのは、映画のラストシーンで履いたものの色違いの秋冬の新作「BELLE DE NUIT(ベル・ドゥニュイ)。中山さんは、スワロフスキーが施され日本で1点のみのヒールとなる「Palace(パレス)」を着用。多くの記者が注目する中での靴の履き替えに、中山さんは「恥ずかしい…」と照れつつも、新しい靴に「気分が上がります!」と笑顔を見せていた。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年09月25日辻村深月の人気小説を映画化した『ツナグ』の完成報告会見が11日に、都内で行われ、松坂桃李、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫、平川雄一朗監督が出席した。その他の写真本作は、生者と死者を1度だけ再会させる仲介人という特殊な仕事“ツナグ”の見習いをする高校生の歩美(松坂)が、数々の依頼人と出会ううちに自身の行為に疑念を抱き、心の葛藤と向き合う姿を描いた作品。共演の樹木は、歩美へ仕事を引き継ぐ祖母・アイ子を演じる。「映画を観終わって、親に電話してたくさん話をしました。日常でなかなか言えなかった『ありがとう』を言えるようになりました」と語る松坂。本作で単独初主演を果たしたが、「主演と言うプレッシャーがなく現場に飛び込めたのは、みなさんの支えがあったおかげ」と共演陣への感謝を口にし、「僕にとって(本作の出演者との共演は)財産です。この先10年、20年と続けて、ふり返ったとき、『ツナグ』があったからと思えるくらい濃密な時間を過ごせました」と語った。松坂は、遠藤と八千草の親子パート、桐谷と佐藤隆太による恋人パート、そして橋本と大野の親友パートと各エピソード全てに出演しているが、特に親友のパートに関して「男としては怖いなと思いました。女性の生々しい関係にゾッとしました」と自身の理解を超えた女同士の関係への本音をのぞかせる。そんな松坂に対し樹木は、「孫がちゃんと成長するように」と横から口を挟み、松坂の手を取りつつ「男の嫉妬もすごいんですよ。これから世の中に出たらそのあたりも感じるようになる」と辛口のアドバイスをおくっていた。樹木はこの日も自由奔放な発言を連発。八千草と遠藤について「絶世の美女の八千草さんの息子が何で遠藤さんなのか?」とキャスティングに疑問を呈したかと思えば、監督の演出について「気を入れていたのは若い3人(桐谷、大野、橋本)の芝居の部分だけなんです。『もうOKでいいじゃないか?』というところでも粘っていた」と明かすなど言いたい放題。ここ最近、樹木の口からオセロ・中島の洗脳問題などの内幕が語られていることもあって、報道陣からは「樹木さんが芸能ニュースと我々(報道陣)をツナぐ存在」という言葉も出たが、樹木は「つながされてるんですよ!」と一蹴。「そろそろこのへんで」と自ら会見に幕を引くなど最後までマイペースぶりを発揮していた。『ツナグ』10月6日(土)より全国東宝系にて公開
2012年09月11日映画『ツナグ』の完成報告記者会見が9月11日(火)、東京国際フォーラムにて完成披露試写会に先立って行われ、主演の松坂桃李を始め、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫に平川雄一朗監督が出席した。直木賞作家・辻村深月の人気小説を映画化した本作。死者と生きている者の橋渡しをする青年を軸に、親子に恋人、親友などそれぞれに思いを残したまま死に別れた人々の絆が描き出される。松坂さんは「この映画を観終わって、僕は親に電話してたくさん話をしました。なかなか、日常では言えなかった『ありがとう』という言葉が言えるようになりました」と明かす。松坂さんはこの日、ズラリと並んだ豪華キャスト陣全員と共演シーンのある唯一の存在だが、それぞれとの時間を「僕の財産です」と断言。「主演というプレッシャーもなく現場に飛び込めたのは、みなさんの支えのおかげです。みなさんとお芝居の時間を共有できて、僕がこの先も役者として10年、20年とやっていってふり返ったとき、『この作品があったから』と思えるだろうというくらい濃密な時間を過ごせました。誇りに思います」と、この作品が分岐点となるくらい大きな経験だったと語った。そんな松坂さんの祖母を演じた樹木さんは「すくすく育ってまして」と“孫”の成長に目を細めるが、松坂さんが映画の中の橋本さんと大野さんの親友同士のパートについて「男としてはちょっと怖い。女の生々しい関係にゾッとしました」と語るとすかさず反応!「孫がちゃんと成長するためにアドバイスさせてもらいます」と前置きし、「男の嫉妬もすごいんですよ。これから世の中に出たら分かると思います」と松坂さんの手に自分の手を重ねながら熱弁をふるった。橋本さんは親友役の大野さんと長く時間を過ごし「いとのことは“戦友”だと思ってます。共演していると競争心が湧くこともありますが、この作品に関してはいとと一緒に戦っている意識だった」とふり返った。その大野さんは、完成した映画を観て「自分が泣いているシーンを観て泣いてしまいました」と告白。「人の大切さが分かる映画で、そんな作品に出させていただけて嬉しいです」と言葉に力を込めた。桐谷さんはこの日、欠席となった佐藤隆太の恋人役を演じたが「最初のシーンが再会のシーンで『どうすればいいんだろう?』と不安でしたが、監督に粘っていただき、佐藤さんにも『頑張ろう』と声を掛けていただきました」と感謝の思いを口にした。遠藤さんと八千草さんは親子を演じたが、樹木さんからは「絶世に美女の八千草さんのご子息がどうして遠藤さん?」とキャスティングへの疑問が…。遠藤さんは撮影時にも樹木さんから同じことを言われたそうだが、苦笑を浮かべつつ「八千草さんは即徳の温かさでオレを包んでくださって、『お母さん』という気持ちにさせくれました」と述懐。「こんな大きな息子を持つのは初めて」という八千草さんも「この子とどうやって暮らしてきたんだろう?と考えたときに、きっと言いたいことも言えずにぶっきらぼうに過ごしてきたんだろうなという気がして、息子という感じがしてきました」と優しい笑みを浮かべながら語っていた。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年09月11日10月号で活動終了現在、CMにドラマにと女優活動を積極的に展開している、ファッションモデルで女優の武井咲が、2007年から専属モデルを務めてきた、人気ファッション誌「Seventeen」(集英社)を卒業することが正式に決まった。20日、明らかにされた。卒業号となるのは、9月1日発売号の「Seventeen」10月号。この号では、「武井咲涙のST卒業SPECIAL」と題した特集で、これまでの彼女の軌跡を振り返るという。今後は女優業にさらに注力か2006年11月号の「Seventeen」でモデルデビューを果たし、翌年の2007年2月号から、正式に専属モデルとなって、約5年半にわたり同誌を飾ってきた武井。すでに卒業した佐藤ありさや桐谷美玲とともに“猫目三姉妹”として読者に愛されてきた。24日にはパシフィコ横浜で、読者招待の特別イベント「Seventeen 夏の学園祭2012」が実施される予定となっているが、このなかで武井の卒業式も行われるそうだ。いまや大人気の存在となり、各方面から引っ張りだこの彼女。今後はやはり、よりモデル業を中心に活動していくこととなるのだろうか。さらなる活躍が期待される卒業である。元の記事を読む
2012年08月21日今年でデビュー8周年を迎える人気アイドルユニット「関ジャニ∞」きっての演技派として目覚しい活躍を見せる大倉忠義と、『荒川アンダーザブリッジ』を始め話題作への出演が続く若手実力派女優、桐谷美玲が号泣ラブストーリーでタッグ!野間文芸賞作家・中村航の人気恋愛小説「100回泣くこと」(小学館刊)の実写映画化で初共演を果たすことが決定した。原作は、2002年にデビュー作「リレキショ」で第39回文藝賞を受賞し、2004年には「ぐるぐる回るすべり台」で第26回野間文芸新人賞を受賞するなど話題の絶えない中村航の55万部発行の恋愛小説。主人公は、運命に導かれるように交際を始めた一組のカップル。付き合いだして日が浅いうちに、結婚のプロポーズをする藤井に対して、彼女の佳美は「1年間(結婚の)練習をしよう」と提案する。幸せ絶頂にいた矢先、佳美を襲う病魔。彼女が「1年」と伝えたワケとは――?4年前のバイク事故で記憶の一部を失った主人公・藤井を演じる大倉さんにとって本作は満を持しての初単独主演映画となる。デビュー8周年を迎える関ジャニ∞主演の映画『エイトレンジャー』や秋にはコンサートツアーが控えるなど、いま最も勢いのあるグループのメンバーとしての活躍に加えて、一昨年に大ヒットした銀幕デビュー作『大奥』を始め、ドラマ「ヤスコとケンジ」、「三毛猫ホームズの推理」への出演など、俳優としての実力は折り紙つきだが、本格的なラブストーリーを演じるのはこれが初となる。そのお相手、ヒロインの佳美を演じる桐谷さんの近年の活躍も目覚しい。先述の『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』を筆頭に、『逆転裁判』、『ツナグ』、『新しい靴を買わなくちゃ』と今年だけで4本の出演映画が公開、さらに主演舞台「新・幕末純情伝」や情報番組「NEWS ZERO」でキャスターを務めるなど、着実に活躍の場を広げている。本格的なラブストーリーへの挑戦に向けて、大倉さんは「素直に嬉しいという気持ちと共に、原作・台本を読ませていただき“本当の愛”ということについて、改めて考えさせられました。主人公の繊細な心の移り変わりや葛藤を表現できればと思います。廣木監督、共演者の方々、スタッフのみなさんにお力を借りながら、観に来て下さった方に何か“大切なメッセージ”を伝えられる素敵な作品になるように頑張ります」と意気込み。桐谷さんも「初めて本を読ませていただいたとき、何気ない日常の中にある幸せをとても感じました。私が演じる佳美という役は、病気と必死に闘う姿、彼を一途に思う健気な姿、彼と一緒に過ごしているときの可愛らしい姿…どの姿も魅力的なキャラクターだなと感じました。私が感じた魅力をみなさんにもスクリーンを通して伝えられればと思います」と強い思いを寄せる。まさに旬の2人の“愛”を切り取るのは、一大センセーションを巻き起こした『ヴァイブレータ』(’03)を始め、近年では『余命1ヶ月の花嫁』、『雷桜』、『軽蔑』、そして来年公開の『きいろいゾウ』と一貫して悲恋を交えた“純愛”を繊細に描いてきた廣木隆一監督。脚本は、『ソラニン』などを手がけた高橋泉が務める。「真摯でひたむきな大倉さんと桐谷さんに以前から注目していました。おふたりを通した『100回泣くこと』を心から楽しみにしています」という原作者の期待を背に受けながら、原作にはない設定へとアレンジすることで、より感動的なストーリーを作り上げた。大倉さんと桐谷さんが見せる、期限付きの「純愛」の形とは――?本作のクランクインは8月末、約1か月間にわたり撮影が敢行される予定。『100回泣くこと』は2013年、全国にて公開。
2012年08月16日関ジャニ∞の大倉忠義が初の単独主演を務める映画『100回泣くこと』が今月末より撮影を開始し、相手役の桐谷美玲とラブストーリーに挑むことが発表された。その他の写真本作は、中村航の同名ベストセラー小説が原作。4年前のバイク事故によって記憶の一部を失った主人公・藤井(大倉)と、彼が出会った運命の女性・佳美(桐谷)の恋、そして病魔におそわれた佳美と藤井の失われた記憶に隠された切なくも悲しい真相が描かれる。映像ユニット“群青いろ”の高橋泉が脚本を手がけ、『余命一ヶ月の花嫁』『雷桜』の廣木隆一が監督を務める。報道陣向けの資料には“号泣ラブストーリー”というフレーズが繰り返し用いられており、繊細な演出で知られる廣木監督が、どのような作品を作りあげるのかも気になるところだ。大倉は「僕自身、これ程深い恋愛ストーリーは初めての挑戦です。素直に嬉しいという気持ちとともに、原作・台本を読ませていただき“本当の愛”ということについて、改めて考えさせられました。主人公の繊細な心の移り変わりや葛藤を表現できればと思います」と言い、ヒロインを演じる桐谷は「はじめて本を読ませて頂いた時、何気ない日常の中にある幸せをとても感じました。以前から、廣木監督の作品は好きでよく観ていて、この作品の素敵な世界観をこれから一緒に創り上げていけることが本当に嬉しいし、楽しみです」とコメントしている。撮影は8月下旬より開始され、ショウゲートの配給で2013年に全国公開される。『100回泣くこと』2013年公開
2012年08月16日若手女流作家・辻村深月のベストセラー小説を原作に、『アントキノイノチ』、『今日、恋をはじめます』など話題作への出演が続く人気若手俳優・松坂桃李を主演に迎えて映画化した『ツナグ』がこの秋、公開となる。このたび、本作の主題歌に人気女性シンガー、JUJUの7年越しの名曲「ありがとう」が起用されることが決定した。若者の微妙な心情や思春期独特の揺れ動く心情を捉えた透明感のある作風で女性からの支持を集める辻村深月の人気小説を原作とする本作。死者との再会を望む人のために仲介役を司る“ツナグ”として、他人の人生に深く関っていく一人の青年の心の葛藤と成長が描かれる。今回、主題歌に抜擢されたJUJUの「ありがとう」は彼女の真骨頂とも言われるバラード曲。デビュー当時からライヴで披露されており、ファンの間では人気曲「奇跡を望むなら…」と肩を並べる名曲として語り継がれてきた同曲が、7年の歳月を経てついに日の目を浴びることになった。JUJU本人も「今回の楽曲は、約7年間温め続けた、私にとっても大切な楽曲」とこの抜擢を受け感動もひとしお。「人と人との絆の大切さを描いた作品だからこそ、かけがえのない人に出会えたことに“ありがとう”と、ご覧になった方に、共感していただける楽曲になることを願っております」と喜びのコメントを寄せている。一足先に同曲を聴いた松坂さんは、「JUJUさんの声は歌詞の世界観にスッと入っていける」とその魅力を語り、「メロディ、詞、声、全てから会いたい人への気持ちがあふれていて感動しました。この楽曲が『ツナグ』の一部となり、スクリーンで流れるのがいまから楽しみです」と今回のタッグへの期待を隠せないよう。松坂さん演じる歩美の祖母を演じる名女優・樹木希林を筆頭に佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、別所哲也、本上まなみ、浅田美代子、八千草薫、そして仲代達矢と日本映画界を代表する錚々たる顔ぶれが紡ぐ“再会”の物語。「人と人との運命とも言える出逢いと、その出逢えたことに関する感謝の気持ち」を歌うJUJUの楽曲とその優しい歌声は、どのように響くのか?主題歌「ありがとう」は、映画公開に合わせて、“JUJUの日”である10月10日(水)にリリースされる。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:今日、恋をはじめます 2012年12月8日より全国東宝系にて公開アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開
2012年07月19日2010年7月に惜しまれながらこの世を去った、戦後を代表する劇作家・つかこうへい。その三回忌特別公演として、つか作品の中でも疾走感と瑞々しさで多くのファンに愛されている『新・幕末純情伝』を上演する。沖田総司が実は女だったというユニークな設定ながら、男女の愛に日本という国家を重ねて描く名作。これまで広末涼子や石原さとみら名だたる女優が大きく羽ばたくきっかけとなった沖田役に挑むのは、これが初舞台の桐谷美玲だ。共演は、北区つかこうへい劇団の一期生で近年はTVドラマでも注目を集める神尾佑が坂本龍馬を演じるほか、鎌刈健太や和田正人ら若手実力派も顔をそろえる。初日を前にした7月11日、東京・シアターコクーンにて会見と公開稽古が行われた。『新・幕末純情伝』チケット情報つか作品ならではの、稽古着そのままのようなジャージの衣裳に身を包み、桐谷と神尾、鎌刈、和田、そしてオネエの双子の隊士として出演する広海深海、演出の岡村俊一が会見に応じた。桐谷は「不安もありますが、キャストやスタッフ皆と一生懸命に作り上げたものなので、その結果を全力でお見せしたい」ときっぱり。鎌刈が「美玲ちゃんがタフなので、俺らも頑張らないと!って思えた」と話すと、和田も「初舞台とは思えないほど堂々としている」と絶賛。キャストが着ている“新・幕末純情伝Tシャツ”は広海深海が作ったなどチームワークを感じさせるエピソードも次々に語られた。一方で「つか作品は難解に見えて、実は純粋なラブストーリーが多い。この作品もそのひとつなんです」と神尾が語ると、キャスト陣が真剣な表情になるひと幕も。演出の岡村は「初演(1989年)の熱気と遜色ないほどの仕上がり。美しい新人女優がいて、その周りにアツい男たちがいてという、本作ならではの魅力を楽しんでほしい」と本番に向けて太鼓判を押した。公開稽古では、総司が土方歳三(鎌刈)ら新撰組に出会うシーンと、物語の終盤、愛する龍馬を殺して叫ぶ総司のシーンが披露された。J-POPに乗せて歌い踊る隊士たちのコミカルな場面から一転、龍馬との絡みではみるみる総司という役に没入してゆく桐谷。「国とは女のことぜよ。日本とは、おまんの美しさのことぜよ」から始まる有名なセリフを熱く、同時にどこか寂しそうな表情で発する神尾演じる龍馬に引き込まれる。そんな龍馬を見つめる桐谷の大きな瞳に涙があふれ、総司が心情を爆発させる次のシーンへとなだれ込んでいった。全身で感情を表す女優・桐谷の誕生に、本番への期待が否応なく高まった。公演は7月12日(木)から7月22日(日)までシアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年07月12日女優・桐谷美玲が初舞台にして主演を務める『新・幕末純情伝』の公開稽古と会見が6月21日、都内稽古場にて行われた。本作は新撰組の沖田総司が実は女だったという設定で、幕末の志士たちの青春を描いたつかこうへいの代表作。1989年の初演以来、広末涼子や石原さとみら名だたる女優が演じてきた紅一点、沖田総司役の7代目に選ばれた桐谷。CMやドラマ、ニュースキャスターなどマルチに活躍している彼女の新境地に注目が集まる。『新・幕末純情伝』チケット情報この日、初めて稽古に参加した桐谷は、刀を持つのは初めてと言いながらも報道陣の前で鮮やかな殺陣を披露。「めっちゃ緊張してます。男性の中にひとりだけという環境も初めてなんですよ。最初は慣れない部分もありますが、みなさんいろいろ優しく教えてくださるので助けてもらおうかなと思ってます」と抱負を語った。そんな桐谷の姿をみて坂本龍馬役の神尾佑は「立回りははじめからすぐにできるわけでもなく、練習するのみ。芝居の基礎はできているのでそこは問題ないです。声の質がこの役に合っている」と桐谷を褒め、土方歳三役の鎌苅健太も「今日初めて美玲ちゃんの立回りを見て鳥肌立ちました!儚いというか切ないというか。素敵でした」と絶賛。そばで聞いていた桐谷が恥ずかしそうに俯く場面も。役作りについて訊かれた桐谷は「まずは立回りですね。殺陣がきれいに決まらないとカッコよく見えないので必死にやりたいと思います。(演出家に)腹筋をやっておけと言われたので、1日100回やっています」と意欲をみせた。また、初舞台への挑戦については「この舞台をやり終えた後に、ひとつ自分が進めたなと思えるように一生懸命やりたいです。初めてって1回しかないので。みなさんに温かく見守ってもらいつつ、楽しんで見て欲しいと思っています」と語った。2010年にこの世を去ったつかこうへいの三回忌にあたる今年。新たな『新・幕末純情伝』の誕生に期待したい。公演は7月12日(木)から22日(日)まで東京・シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。
2012年06月22日株式会社コーセーは、昨年大きな反響を呼んだ「まつげ美人選手権」を、好評につき今年も開催する。審査委員長はモデルで女優の桐谷美玲。「まつげ美人選手権2012」は、日本一美しいまつげを持つ女性を決めるコンテスト。Fasio公式Facebookページで6月18日(月)より展開する。グランプリは賞金5万円に加え、「ファシオスペシャルメイクボックス」、「オリジナルキキ&ララFasio限定ポーチ」がプレゼントされる。さらに、ファシオ親善大使としてTVや雑誌等にも出演という芸能人デビューのチケットまでついてくる。グランプリを逃しても、応募者から30名が抽選で「ファシオスペシャルメイクボックス」をプレゼント。メイクアイテムをしっかり収納できるメイクボックスの中に、おい―知、ハンドミラー、ファシオのメイクアイテム、そして「オリジナルキキ&ララFasio限定ポーチ」もついてくる。ちなみにこのポーチ、桐谷美玲がデザインを手がけたとか! かわいい上に自慢できちゃう、大満足の景品だ。まつげには自信がないし……という人にも耳寄りな情報だが、投票者からも400名、抽選で「桐谷美玲デザイン・オリジナルキキ&ララFasio限定ポーチ」がプレゼントされる。この特典いっぱいの選手権、タダだし参加しておきたいところ。では、エントリーのポイントとは?1.目もとをシッカリ!自慢のまつ毛が分かるように、目元をズームアップして撮ろう。2.顔もきちんと入れて撮影!まつ毛だけでなく、顔全体もわかるように気をつけて。3.コメントも大切!投稿するとき、コメントを入れられるので、メイクやまつ毛のことについて書いてみよう。桐谷美玲デザインのオリジナルキキ&ララFasio限定ポーチ(C)1976, 2012 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO.S530962最後に、初めて審査委員長を務める桐谷美玲に意気込みを聞いてみた。「最近はガールズのみんなは、まつげが長くてボリュームもありキレイなので、どうやってメイクしているんだろうって、すごく気になっています。たくさんの方に応募して頂いて、私もその極意に触れたいです。審査委員長は初めての経験なので今から緊張していますが、まつげ美人の審査のポイントは、長さ、ボリュームとカール感のバランスです。 私はそれに加えてセパレート感も気になります!」と選手権を楽しみにしている様子。お問い合わせ: 最強ファシオガールズ 公式Facebookページ
2012年06月19日新撰組の沖田総司が実は女だったという独自の設定で、幕末を駆け抜ける志士たちの青春を描いたつかこうへいの代表作『新・幕末純情伝』。1989年の初演以来、広末涼子や石原さとみら名だたる女優が体当たりで沖田を演じ、本作をきっかけに演技派女優へと脱皮した伝説の作品だ。今回“つかこうへい三回忌特別公演”で7代目沖田に選ばれたのは、女優業のほか、今春からニュースキャスターを務めるなどマルチな活動で躍進中の桐谷美玲。初舞台にして初主演がつか作品というこの上ないハードルの高さだが、「不安でいっぱいですけどやるしかない」と大きな目を輝かせる。その桐谷に話を訊いた。『新・幕末純情伝』チケット情報「お芝居を観に行くと、女優さんでも映像作品とは全く違った迫力で舞台に立っている姿を目にして“カッコいいなぁ”と感動することが多かったんです。でもまさか自分が舞台に挑戦することになるとは……」と、初舞台への戸惑いを正直に話す桐谷。だが初めての男役に加え、殺陣とアクションが満載の舞台に対しては「小さい頃、弟とよくチャンバラごっこをして遊んでいたので、稽古が始まったら楽しんでしまう気がします(笑)」と頼もしい答えが返ってきた。沖田は男として時代の波に飲み込まれる中で、初めての恋にも身を焦がす役どころ。桐谷にとって全てが初体験となるが、傍らでインタビューを見守っていた演出担当の岡村俊一から「そのままの桐谷さんでいいんだよ」との意外な言葉も。つかの存命中から共に舞台を手がけてきた岡村だけに、「普通の女の子が究極の物語を通して強く見える瞬間があるっていうのが、つか作品の面白さ。だから22歳の、等身大の桐谷美玲が舞台上にまず存在するのが大事なんです」と話す。それを受けて桐谷も「『沖田を演じるというのは感情の幅を広げていく作業』と岡村さんに言っていただいて、それなら私にも出来るんじゃないかと思えました。本番では全てをさらけだせるようになっていたい」と意気込む。「ドラマや映画とはまた違う、新しい私をお見せできると思うし、それが自分でも楽しみ。初めて生の舞台を観るという人にも、ぜひ観に来てほしいです」と語った。この1~2年、「演じることが楽しくなってきたんです」という桐谷。映画『ジーン・ワルツ』(2011年)や『荒川 アンダー ザ ブリッジ』(2012年)など、多彩な現場で揉まれた経験が財産になった。「こんな私でも、演技を見てアドバイスをくださる人がいるんだと思ったら、怖いなんて言ってられないと気持ちを切り替えられるようになりました」と最後まで率直な言葉で語ってくれた。まさに現在進行形の桐谷が見せる、人生一度きりの初舞台。その姿を、ぜひ劇場で目撃したい。公演は7月12日(木)から22日(日)まで東京・シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年05月21日「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」などの大ヒット恋愛ドラマを数多く手がけてきた北川悦吏子が岩井俊二と共にタッグを組む注目のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』がこの秋、公開となる。中山美穂と向井理のW主演、パリでのオールロケ撮影ということで話題を集めている本作だが、さらに、いまTVに映画に引っ張りだこの若手人気女優・桐谷美玲が出演、映画では初の海外撮影に臨んだことが明らかとなった。愛の街・パリを舞台に、旅行のために訪れたカメラマンの千(向井さん)とここに住むフリーライターのアオイ(中山さん)の偶然の出会いから始まる特別な3日間を描いたラブストーリー。北川監督が自ら脚本を手がけ、プロデューサーの岩井さんは撮影監督も務めている。先月より日本テレビ「NEWS ZERO」で新キャスターに就任し、7月に公演を控える舞台「新・幕末純情伝」では沖田総司役として初舞台・初主演に挑戦、さらに映画では『荒川アンダー ザ ブリッジ』を始め『逆転裁判』、『ツナグ』など話題作に引っ張りだこの桐谷さん。女優としての評価が急上昇している中での大抜擢となった本作で彼女が演じるのは、向井さん扮する八神千(せん)の妹、鈴愛(すずめ)。日本とパリで遠距離恋愛中の彼氏・カンゴ(綾野剛)に会うため、兄を強引にパリに連れてきたキッカケとなる重要な役柄である。劇中では向井さんと中山さん、桐谷さんと綾野さんの2組の男女が交互に描かれており、桐谷さんは次の一歩を踏み出そうとする等身大の女性を演じる。桐谷さんがパリに訪れたのは小春日和の3月中旬、約5日間の滞在でクランクイン初日から撮影に臨んだ。扮する鈴愛は遠距離恋愛を続けるいまの関係から一歩踏み出そうと、綾野さん扮する恋人・カンゴに会いに来るという設定で、北川監督からは自然なカップルを描く演出として、桐谷さんと綾野さんの掛け合いのシーンでは2人にアドリブの指示も。若いカップルが時におかしく、時に現実的に、素直な演技ができるようアクセントを加えていった。現場では、一際目を引く桐谷さんの可愛さに多くのフランス人が足を止め撮影に見入ってしまう状況が続き、北川監督も「本当に女の子の夢が全部詰まった子。可愛くてバンビみたいで、ふわふわと綿菓子のようで、キラキラとキャンディのようで…」と彼女の魅力にメロメロだった様子。さらに、「賢い人でした。賢い人は、時に大胆です。大胆なお芝居をしてくれているところもあります。ぜひ、チェックしてください。いままでの彼女ときっと違うと思います」とその演技に確信を抱く。一方、桐谷さんは天真爛漫な女性・鈴愛を演じるにあたり「北川監督のキュートさを思い出しながら演技させていただきました」と明かし、初挑戦となった映画での海外撮影については「ロケーションがとにかくロマンチックで綺麗の一言に尽きます!撮影場所のすぐ後ろにノートルダム寺院やセーヌ川があって、素敵な景色に背中を押されて素敵なラブストーリーが撮影できたと、パリの景色に感謝しています」と大好きな街・パリでの撮影を満喫したようだ。桐谷さんがアドリブで魅せる、等身大の女性・鈴愛のラブストーリーとは?彼女の新たな魅力が発見できる一作になりそうだ。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月、全国にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月、全国にて公開■関連記事:樹木希林、イケメン俳優・松坂桃李との初共演に「乞うご期待!」中山美穂×向井理が年の差恋愛で魅せる!パリ撮影も順調に進行中
2012年05月04日劇場版アニメ『名探偵コナン 11人目のストライカー』が4月14日(土)に公開。東京・有楽町のTOHOシネマズ 有楽座で行われた舞台挨拶に、TV版でも声優を務めている高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、本作にゲスト声優として出演している桐谷美玲、そして物語にちなんでJリーグを代表して元プロサッカー選手の北澤豪が登壇した。劇場版第16作目となる本作の題材はサッカー。サッカーの試合が行われるスタジアムへの爆破予告事件にコナンを始めとする仲間たちが挑む。公開初日はあいにくの天気となったが、満員の客席に声優陣は感激の面持ち。全国のスタジアムという広範囲を狙った劇場犯罪に高山さんは「今回は『どうやって守ったらいいんだろう?』って思いました(笑)」と語り、アフレコについても「史上最高に疲れました!今回も博士の発明に感謝です」と笑顔でふり返った。桐谷さんは「マンガも全部(現在75巻)持ってる」というほどの「名探偵コナン」の大ファンだったということで「この話をいただいたとき、“コナンくんの仲間に入れる!”とドキドキしました」と興奮を語る。家族も同じくコナンファンだそうで「いままでのどの仕事よりも反応が良かったです」と明かした。本作には20シーズン目を迎えたJリーグも全面協力。遠藤保仁(ガンバ大阪)、楢崎正剛(名古屋グランパス)、今野泰幸(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)ら現役の選手たちも声優に挑戦している。桐谷さんは「TVやスタジアムで見ているのとまた違ったお茶目なところが見られました。でもみなさん、ガタイが良くて大きかったです!」とスター選手たちとの共演の感想を語った。Jリーグを代表して来場した北澤さんは「『名探偵コナン』と20年目を迎えたJリーグでコラボレーションさせていただいて感謝しています」と述べ、映画について「ちゃんと観てないと置いてかれちゃう!これまでは本編とは別のところでサッカーが登場する作品が多かったけど、この映画は本編にサッカーがモロに入ってくるので嬉しい」と喜びを語った。さらに「本当に(事件が)あったらどうしよう?と選手やスタジアムを運営する側の心理になった」と元サッカー選手ならではの視点ものぞかせた。特に今回は、サッカー選手のプロならではのテクニックが事件の解決に大きく寄与するシーンがあるが「監督に僕がやれと言われたらできるか不安です(苦笑)」と語り笑いを誘った。現役Jリーガーたちの声優ぶりについては「遠藤くんのメッセージはキーになりますね。子供たちの記憶に残ると思う。今野くんは若干“読んでる”気味だったかな」と辛口の評価も。“キング”こと三浦知良(横浜FC)も声優として参加しているが、北澤さんが「カズさんは自分であの役を要求したんでしょうかね?」と勘繰るほど重要な役割を果たしている。実際にアフレコで共演した高山さんは「一緒にやってて本当に楽しかったです。本当にカズさんとボールを蹴ってる気持ちになりました」と笑顔で明かした。また、北澤さんは劇中でカズが発するあるセリフについて「いつもカズさんが別れ際に言う言葉なんです。セリフになかったのをアドリブで入れたのかな?」と推測。「もう一度観て、確認してみてください」と観客に呼びかけた。また最後の報道陣向けの写真撮影では、カメラマン役を演じた桐谷さんが実際にカメラマンに挑戦!大きな一眼レフカメラを抱え「目線お願いします!」「笑ってください」とプロさながらの真剣な面持ちでファインダーを覗いていた。『名探偵コナン 11人目のストライカー』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:名探偵コナン11人目のストライカー 2012年4月14日より全国東宝系にて公開© 2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会■関連記事:いきものがかりインタビュー『名探偵コナン』から生まれた“いつか僕ら大人になる”桐谷美玲、『名探偵コナン』ヒット祈願の美脚シュートを披露『名探偵コナン11人目のストライカー』主題歌は、いきものがかりの書き下ろし!“キング・カズ”の参加が決定!劇場版『名探偵コナン』×Jリーグの豪華コラボ続々桐谷美玲が事件の容疑者に!?劇場版『名探偵コナン』でアニメ声優に初挑戦
2012年04月14日名探偵・江戸川コナンが活躍する人気シリーズの劇場版第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』で、「いきものがかり」が主題歌を担当。コナンと仲間たちがスタジアムで発生した事件に挑む本作のエンディングを飾るのが、ギター&ハーモニカ担当の山下穂尊が作詞作曲を手掛けた「ハルウタ」だ。ギター&リーダーの水野良樹、ボーカルの吉岡聖恵も揃ってのインタビューで、楽曲に対する思い入れや映画に寄せる期待を聞いた。「サッカーを題材にしたストーリーということで、“青”をテーマカラーにイメージしました。“いつか僕ら大人になる”という歌詞は、自分の中にある『コナン』のイメージから生まれたフレーズ。いきものがかりなりのアイデンティティーを残しつつ、『コナン』の世界観にすり寄せていく作業をしましたね」と、曲作りのプロセスを語る山下さん。こうして生み出された「ハルウタ」を耳にした感想を、吉岡さんと水野さんが口にする。「すごく疾走感があって、和風なんだけどロックっぽい。“いつか僕ら大人になる”というフレーズに、コナンくんとの重なりを感じました。曲の中に登場する“僕”と相手役の“君”の関係性が断定されていない印象も受けたので、感覚的な感じで流れるように歌えたらいいなと思いましたね」(吉岡)「聴いた瞬間、“これ、いいねえ!”と反応してしまいました。メロディがキャッチーで、サビでつかむものがある。『コナン』の世界観を意識している一方、いきものがかりらしさの中に収まってもいるんですよね。歌謡ロックのイメージで作った曲たち、例えば『HANABI』や『ブルーバード』に近いものを感じました」(水野)多くに愛されてきた『名探偵コナン』の世界は、いきものがかりの面々にとっても“大きなもの”だったよう。「子供の頃にコミックを読んでいましたね。友達の家に行って、一緒に読んだりもして。当時の僕にとって、『コナン』は結構な衝撃だったんですよ。だって、小学生が読むには意外とキツめの描写が出てきたりもするじゃないですか(笑)。ドキドキしながら読んでいたのを憶えていますね。あと、“新一はいつ大人になるんだろう?”って…」(山下)「でも、いつまでも大人になってほしくないでしょ(笑)?私の場合はTVアニメの記憶が鮮烈なんですよね。アニメを見ながら主題歌を歌っていたりもしましたから、そんな作品に関わらせてもらえたのが光栄。これだけ長く続いているうえに男女共に好かれている『コナン』って、本当にすごいなと思いますね」(吉岡)「だからこそのプレッシャーもありましたけどね。吉岡の話からも分かるように、作品って主題歌と共に記憶するような部分もあるじゃないですか。それって、主題歌を手掛ける側としては本当に責任重大(笑)。僕自身が『コナン』に対して抱いてきたイメージは“ずっとあるもので、あって当たり前のもの”。自分たちの曲も世代を超えて長く聴いてもらいたいので、そういう意味で言えば『コナン』は憧れの存在です」(水野)“作品の主題歌”を生み出すことについて「作品との出会いが、いい出会いになればいいですよね。作品がなければ存在しない曲なわけですから。自分の発想から自由に生まれる曲とは違いますし、ある意味、制約がある状況で生まれた曲とも言えますけど、それがないと生まれない曲でもある」と語る山下さん。疾走感のあるメロディはもちろん、胸に刺さってくる歌詞の一つ一つも、全て“いい出会い”が生み出したものなのだ。「“伝えたくて届けたくて”というサビの部分がとにかく気持ちいい。自分で曲を作っていても、歌詞とメロディがバチッとハマるとすごく気持ちがよくなるものなんですよ」(水野)「サビはもちろんのこと、“口笛をふいに吹いて風向きが変わるように”の歌詞がすごくいいなって。それ、どんな感じなんだろう?って想像を掻き立てられたんです。誰が吹いたのかな?どんな色の風がどう向きを変えたのかな?と。曲の雰囲気も変わる箇所だし、一気に世界が広がるのを感じました。山下特有の抽象的な表現が好きです」(吉岡)メンバーからの絶賛に「ありがとうございます」とやや照れる(?)山下さん。ちなみに、“口笛をふいに吹いて風向きが変わるように”の歌詞は「(極めて小さな現象がやがて大きな現象をもたらす)バタフライ・エフェクト的なイメージをちょっと意識しました」とのこと。その解説を受け、「ロマンティックやないか~(笑)」と口を揃えてツッコむ水野さん&吉岡さんの姿が可笑しく、微笑ましい。そんな彼らに、『名探偵コナン 11人目のストライカー』に寄せる期待の言葉を最後に聞かせてもらった。映画館で本編が上映され、ラストをいきものがかりの「ハルウタ」が彩る。その幸せな瞬間を待ちきれない様子だ。「何と言っても、本編には“キング・カズ”が登場していますからね。三浦知良さんが出演する映画に自分が関わることになるとは…(笑)。僕たちはカズダンスを真似た世代ですから、ただただ嬉しいです」(山下)「本編は相当ハラハラドキドキさせられるものになっていると思います。ドキドキして、物語が終わってホッとして、最後に自分の曲が流れて、焦って…みたいな。『時をかける少女』の主題歌を担当させていただいたときもそうだったんですけど、自分の曲が流れると現実に引き戻されるんです…。でも、観客のみなさんには楽しんでいただけたら嬉しいですね。焦るのは私だけでいいですから(笑)」(吉岡)「本編を観終わったお客さんの感情と僕たちの曲がうまくつながればいいですね。感動してるのにぶち壊し…にはならないと思うんですけど(笑)。曲が作品に寄り添っているさまを、僕たちもぜひ映画館で確認したいです」(水野)(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:名探偵コナン11人目のストライカー 2012年4月14日より全国東宝系にて公開© 2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会■関連記事:桐谷美玲、『名探偵コナン』ヒット祈願の美脚シュートを披露『名探偵コナン11人目のストライカー』主題歌は、いきものがかりの書き下ろし!“キング・カズ”の参加が決定!劇場版『名探偵コナン』×Jリーグの豪華コラボ続々桐谷美玲が事件の容疑者に!?劇場版『名探偵コナン』でアニメ声優に初挑戦SAMURAI BLUEが本人役で『コナン』に出演!史上初のJリーグコラボ決定
2012年04月12日4月のテーマは「UVケア」コーセーは、東京メトロの車内映像メディア「東京メトロビジョン」において、4月より、年間を通じてオリジナルの美容情報番組を放映する。放映開始の4月は、紫外線量が増える時期であることから、「UVケア」をテーマに取り上げ、その後も週替わりで新しいコンテンツへと更新していくという。*画像はニュースリリースより桐谷美玲さん起用で番組タイトルは「美人のヒミツ!」今回放映する東京メトロビジョンの番組のタイトルは「美人のヒミツ!」で、女優の桐谷 美玲(きりたに みれい)さんが登場し、「美」に関する参考情報をあらゆる視点から提供していくとしている。・掲出路線: 東京メトロ 6 路線(丸ノ内線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、副都心線)・CM:オリジナル番組60秒+CM15秒+CM15秒元の記事を読む
2012年04月09日モデル・女優として活躍する桐谷美玲が4月1日(日)、都内で行われた『名探偵コナン11人目のストライカー』の完成披露試写会に出席した。同作で初のアニメ声優に挑戦し、スポーツ新聞のカメラマン・香田薫役を演じた桐谷さん。この日、美脚が映える春らしいミニスカートで登場し、本人役で出演している川崎フロンターレの中村憲剛選手からレクチャーを受けると、「ワールドカップ級の大ヒットを願って」とヒット祈願の“美脚シュート”を華麗に披露した。桐谷さんは小学生の頃から「コナン」の大ファンだと言い、単行本も現在刊行されている全74巻すべてを揃えるほどなのだとか。それだけに、「アフレコはすごく緊張しましたが、楽しくやらせていただきました。ずっとみなさんに観てもらう日を楽しみにしていたので、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と大感激の様子。初のアフレコは「すごく難しかった」と断言。「普段のお芝居では、表情や身振り手振りを使ってしゃべっているんだと改めて実感しましたね。テンションを声で上げなきゃいけなかったりとか、抑揚をもっとつけてとか…。今回の経験を通して、声優さんって本当にすごいんだなと改めて思いました」とふり返る。闇の組織によって高校生の頭脳を持ちながら小学生の体にされてしまった名探偵・江戸川コナンの活躍を描いた人気シリーズ劇場版の第16作目。物語はコナンが居候する毛利探偵事務所にかかってきた一本の脅迫電話をきっかけに、サッカースタジアムに仕掛けられた暗号の解読に挑む姿を描く。今年、設立20周年を迎えたJリーグの協力を得て、中村選手を始め、遠藤保仁(ガンバ大阪)、今野泰幸(ガンバ大阪)ら現役選手に加えて、三浦知良選手(J2横浜FC)が本人役で声優に挑戦した。サッカー好きとしても知られる桐谷さん。「家族と一緒にスタジアムで観戦もしていた。中村選手のこともテレビでずっと観ていたんですよ。だから、すごく不思議な感じでドキドキ緊張しています」と隣に立つ中村選手に緊張しきりだった。完成披露試写会には桐谷さん、中村選手を始め、レギュラー声優陣の高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、主題歌を担当する「いきものがかり」が出席した。『名探偵コナン11人目のストライカー』は4月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:名探偵コナン11人目のストライカー 2012年4月14日より全国東宝系にて公開© 2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会■関連記事:『名探偵コナン11人目のストライカー』主題歌は、いきものがかりの書き下ろし!“キング・カズ”の参加が決定!劇場版『名探偵コナン』×Jリーグの豪華コラボ続々桐谷美玲が事件の容疑者に!?劇場版『名探偵コナン』でアニメ声優に初挑戦SAMURAI BLUEが本人役で『コナン』に出演!史上初のJリーグコラボ決定
2012年04月02日『アントキノイノチ』、『今日、恋をはじめます』など話題作への出演が続く人気若手俳優・松坂桃李を主演に迎え、若手女流作家・辻村深月のベストセラー小説「ツナグ」(新潮社刊)が映画化されることが決定!日本を代表する名女優・樹木希林と初競演を果たすことが明らかとなった。思春期独特の揺れ動く心情を捉えた透明感のある作風で女性からの支持を集め、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」が直木賞候補となった実力派作家、辻村深月の人気小説を原作とする本作。死者との再会を望む人のために仲介役を司る“ツナグ”。この“ツナグ”を通して、他人の人生に深く関っていくひとりの青年の葛藤と成長を描いた感動ファンタジー作品。“ツナグ”とは、生きている人が会いたいと望む、既に亡くなってしまった人との面会を仲介する使者のこと。主人公の高校生・歩美を演じる松坂さんは、この原作のもつ独特の世界観に惹かれたと言い、「台本を読んで面白い設定だと思いました。“ツナグ”の仕事はすごく特殊な仕事なので、観客が歩美を通して『ツナグ』の世界観に入っていけるよう、普通の青年としての演技を心がけています。こういったお話は初めてで、演じるのが楽しいです」。本作で初の単独主演を果たすが「変に気負わずに、自然体で現場に存在していようと思っています。『リアルに、そこにいる人を撮りたい』と、監督もおっしゃっているので、歩美のフィルターを通して感じたことを常に意識してやっていこうと思います」と、その意気込みを語っている。そして、歩美の人生の先輩として、“ツナグ”の師匠として、時に厳しくも温かく見守る祖母・アイ子役を演じるのが、『悪人』や『わが母の記』など、日本映画界に欠かせない大女優、樹木希林。松坂さんとは初共演となるが、「松坂くんは顔がいい、身長はある、でもお金はない!それがいいところね。ハンサムな青年と仕事ができて、乞うご期待です!」と、イケメン俳優との共演に意気揚々といった様子。このほかにも、佐藤隆太、桐谷美玲、別所哲也、本上まなみ、八千草薫ら豪華実力派俳優たちが顔を揃えている。メガホンを取るのは、『陰日向に咲く』、『ROOKIES−卒業−』、「JIN−仁−」など映画・ドラマと数々の大ヒット作を手がけてきた平川雄一朗。今月中旬にクランクインしており、5月上旬のクランクアップを予定している。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開
2012年03月30日辻村深月の感動ベストセラー小説『ツナグ』が、松坂桃李主演、樹木希林共演で映画化され、今秋に公開されることが決定した。その他の写真本作は、生者と死者を1度だけ再会させる仲介人という特殊な仕事“ツナグ”の見習いをする高校生の歩美(松坂)が、数々の依頼人と出会ううちに自身の行為に疑念を抱き、心の葛藤と向き合う姿を描いた作品。共演の樹木は、歩美へ仕事を引き継ぐ祖母・アイ子を演じる。本作で初めて単独主演を果たした松坂は、「『リアルにそこにいる人を撮りたい』と監督もおっしゃっているので、変に気負わずに自然体で現場に存在していようと思っています」と意気込みを語り、初共演の樹木について「刺激だらけで、貴重でいい経験をさせていただいています。実際の現場はライブ感があり、毎日ワクワクしてます」と撮影を楽しんでいる様子。樹木も松坂との共演に「松坂くんは顔がいい、身長はある、でもお金はない! それがいいところね。ハンサムな青年と仕事が出来て、乞うご期待です!」と胸を弾ませているようで、ふたりのコンビネーションに期待が高まるところだ。また、本作を手がける『ROOKIES -卒業-』や『JIN―仁―』の平川雄一朗監督は、「企画中に東日本大震災が起こり、改めて本作のテーマについてより深く考えさせられました。作品を通して“人と人との絆の大切さ”を一人でも多くの方に共感してもらえるとうれしいです」とコメントを寄せている。撮影は5月上旬にクランクアップ予定で、松坂と樹木のほかに佐藤隆太、桐谷美玲、遠藤憲一、本上まなみ、八千草薫らが出演する。『ツナグ』10月6日(土)より全国東宝系にて公開
2012年03月30日俳優の市原隼人が、NHK BSプレミアムで放送される時代劇「陽だまりの樹」で時代劇に初挑戦することになり、3月12日(月)、都内で行われた初回完成報告会に、共演する成宮寛貴と共に出席した。原作は手塚治虫による同名漫画。幕末を舞台にした青春群像劇で、市原さんは義を重んじ、腕は立つが世渡り下手な武士・伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)を演じる。成宮さんは手塚治虫の曽祖父で、情に生きる腕利きの医者・手塚良庵(てづかりょうあん)役である。市原さんは初の時代劇に「とてもいい緊張感で、苦労はない。毎日が新しい発見の連続だし、殺陣も楽しんでいる」と気負いゼロ。それでも「武士道って何だろうと考える日々。“武士道”と聞くと荒々しいイメージもあるが、例えば相手がお茶をこぼしてしまったら、恥をかかせないため、自分もお茶をこぼす。そんな相手をうやまう思いも含めて、武士道は深くて面白いと思う」と新境地に気合いは120パーセントだ。一方、成宮さん演じる良庵には、女にだらしないという一面もあり「女を絶つと言った次の日には女郎のところに行っちゃう、根が変わらないかわいらしさがある。甘えん坊なところもチャーミング」とのこと。自分に似ているところは「目的を見つけたら、猛ダッシュする温度」だといい、万二郎に対しては「どこかで見守るお兄ちゃん的存在」と語った。市原さんと成宮さんは今回が初めての共演で「成宮さんは本当にユーモラスで、相手を楽しませようという気持ちがあるので、常に新鮮で居心地がいい。芝居への責任感も強く、ついていきたくなる存在」(市原さん)。成宮さんは「とにかく真面目で声がでかい(笑)。一言でいえば“こだわりの男”で、互いにいい化学反応が生まれれば」と共演に意欲を燃やした。激動の時代を通し、友情で結ばれた対照的なふたりの若者が、それぞれの信念を貫き、自らの人生を切り拓こうと成長する「陽だまりの樹」。市原さんと成宮さんの新たな魅力が火花を散らす青春ドラマになりそうだ。「陽だまりの樹」は4月6日(金)からNHK BSプレミアムで全12回放送。■関連作品:逆転裁判 2012年2月11日より全国東宝系にて公開© CAPCOM/2012「逆転裁判」製作委員会■関連記事:成宮寛貴、ギザギザヘアーに「やばい!」と思ったことを告白!生ハムメロンに異議あり!成宮寛貴VS斎藤工の激しい舌戦が勃発!?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?三池崇史監督最新作は法廷バトル!『逆転裁判』試写会に30組60名様をご招待成宮寛貴の哀しい恋の告白に、桐谷美玲「かわいそう…」と同情
2012年03月12日シリーズ累計で興行収入400億円を突破した大ヒットアニメの劇場版『名探偵コナン』シリーズ。4月14日(土)に公開となる最新作『名探偵コナン11人目のストライカー』の主題歌を、人気バンド「いきものがかり」が担当することが決定した。闇の組織によって高校生の頭脳を持ちながら小学生の体にされてしまった名探偵・江戸川コナンの元に今回舞い込むのは、サッカースタジアムを舞台にした難事件。コナンが居候する毛利探偵事務所にかかってきた一本の脅迫電話をきっかけに、Jリーグの試合が行われるスタジアムを舞台に謎の暗号の解読に挑んでいく。2010年に発売されたベストアルバムが165万枚を売り上げる大ヒットを記録し、4月には大規模な全国ツアーも予定している「いきものがかり」。そんな彼らが今回手がけた本作の主題歌のタイトルは「ハルウタ」。ボーカル・吉岡聖恵もその出来ばえに「儚さもありながら、力強い楽曲ができたのではないかと思っています」と自信満々の様子。さらに、作曲を担当した山下穂尊は「いつまでも“青春の群像”を保ち続けるこの作品に敬意を持って接しさせていただきました。僕らもそんなように息の長いアーティストになれるように頑張りたいと思います」と、今回のコラボレーションを機にバンドとしての決意を新たにしたようだ。諏訪道彦プロデューサー(読売テレビ)たってのラブコールで実現したという今回のコラボレーション。吉岡さんの切なくも伸びやかな歌声は、どのように「コナン」の世界に寄り添うのだろうか?『名探偵コナン11人目のストライカー』は4月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:名探偵コナン11人目のストライカー 2012年4月14日より全国東宝系にて公開© 2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会■関連記事:“キング・カズ”の参加が決定!劇場版『名探偵コナン』×Jリーグの豪華コラボ続々桐谷美玲が事件の容疑者に!?劇場版『名探偵コナン』でアニメ声優に初挑戦SAMURAI BLUEが本人役で『コナン』に出演!史上初のJリーグコラボ決定
2012年02月22日同世代のニュースを分かりやすく伝える!モデルで女優の桐谷美玲。近年、その活動の幅を飛躍的に拡大しているが、今回日本テレビのニュース番組である「NEWS ZERO」で、初のキャスターを務めることがわかった。彼女は火曜キャスターとして出演し、「マイ・ジェネレーション」というコーナーを担当。20代の代表として、同世代のニュースを中心に、分かりやすく、深く、これまで扱われてこなかった、ファッションなどの分野についても積極的に取り上げていきたいという。オフィシャルブログでも、その意気込みが語られている。教養も備えた美しいキャスターとして成長するか現役女子大生でもある彼女。忙しい身だが、現在、このキャスター就任に向け、発生や原稿読みの指導を受けているとのこと。発信できる人物としても評価されているなかでの抜擢だけに、ぜひその期待に応え、キャスターとしても成長してほしいものだ。4月からリニューアルが随所に加えられる「NEWS ZERO」。彼女もまた、そのなかのNEW Faceとして加わることとなる。美しさで華を添え、そして彼女らしい視点でもって今を伝えてほしい。元の記事を読む
2012年02月22日桐谷美玲が「NEWS ZERO」の火曜キャスターに大抜擢現役女子大生で、モデル、女優で活躍する桐谷美玲(22)が、ニュース番組「NEWS ZERO」(日本TV)の火曜キャスターを務めることが分かった。桐谷は「マイ・ジェネーレーション」というコーナーを担当し、20代の若者代表として同世代のニュースを伝えていくという。ブログでキャスターへの意欲を記す桐谷の21日のブログで、4月から始まるニュースキャスターの仕事について初めてのキャスターという仕事に今から凄く緊張しています・・・イマ、4月にむけて新聞を読んだり、発声発音、原稿の読み方等基礎から先生に教えて頂きながら、勉強しています。・・・あまりニュースと馴染みがない世代の方にも興味をもってもらえるきっかけになればと思います。自分の新しい一面をみせていく良い機会を頂けたと思っているし、私も番組作りに参加出来るよう、一から挑戦する気持ちで精一杯頑張ります。と、若者らしい意欲のあるコメントを記している。「NEWS ZERO」は2006年にスタート。村尾信尚氏がメーンキャスターを務め、人気グループ「嵐」の櫻井翔などの芸能人をキャスターに起用し高視聴率を記録しているニュース番組。元の記事を読む
2012年02月22日映画『逆転裁判』が2月11日(土・祝)に公開を迎え、主演の成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶、石橋凌、小日向文世、三池崇史監督が舞台挨拶に登壇した。シリーズ累計450万本の売り上げを誇る大人気ゲームを実写映画化。新米弁護士の成歩堂龍一が、事件に巻き込まれ殺害された上司の遺志を引き継ぎ、法廷で激しいバトルを繰り広げて真相を明らかにしていく。ゲームの世界観を忠実に再現している本作。キャラクターへの成りきりぶりも話題になっているが、ギザギザの生え際が特徴的な成歩堂を演じた成宮さんは、自身の扮装姿を初めて見たときのことを「やばい、と思いましたね。『監督、大丈夫なんでしょうか?』と聞きました。最初は慣れなくてむず痒かったです」と、ふり返る。さらに、石橋さんは「みんなでカメラの前に立ってるときはいいんです。一人で楽屋に戻って姿見を見て、『誰がタカラジェンヌやねん!』」と、突っ込まずにいられなかった様子を告白。続けて、「僕は高校に入ってバンドを組みまして、胸元まで髪があったんですね」と過去を明かしながら、「ただ、フリフリをつけたのは人生で初めてでした。工くんとフリフリをつけているんですけど、食事をしていても、何をしていても邪魔でした」と語り、「めんつゆがつきそうになるんですよね」と共感する斎藤さんと、頷き合った。一方、「僕は衣裳合わせの時にすっかり気に入ってしまいまして。セーターがチクチクしてちょっと暑かったけど、実はすごくオシャレだったし、かつらもあんなにフサフサの長い毛で。20代の頃の髪型に近い感じで、老けた役にしては僕自身は意外と若くなったかなと思っていました」と言う小日向さんのようにすっかり気に入ってしまった者もおり、原作ゲームの大ファンだという桐谷さんも「衣裳や髪型は何回も合わせました。お姉ちゃん(壇れいさん)が乗り移るシーンは、同じ格好でも(桐谷さんが演じた)真宵サイズにしてもらっているんですよ」と、徹底したこだわりに大満足していた。さらに、ニット帽姿の中尾さんは、地毛で撮影に臨んだことを明かした上で、「そろそろ『2』の話も出てくるんじゃないかと予想して、髪の毛を伸ばそうと今日はニット帽をかぶってきました」と、続編への期待もチラリ。最後には登壇者全員で成歩堂を模した特製だるまに目を書き入れ、まずは本作のヒットを誓っていた。『逆転裁判』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:逆転裁判 2012年2月11日より全国東宝系にて公開© CAPCOM/2012「逆転裁判」製作委員会■関連記事:生ハムメロンに異議あり!成宮寛貴VS斎藤工の激しい舌戦が勃発!?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?三池崇史監督最新作は法廷バトル!『逆転裁判』試写会に30組60名様をご招待成宮寛貴の哀しい恋の告白に、桐谷美玲「かわいそう…」と同情
2012年02月13日Fasio特設サイトにて公開中!モデルで女優としても活躍、メディアでの注目度が高まっている桐谷美玲が、CMイメージキャラクターを務めているコスメブランド「Fasio」のスペシャルサイト内で、すっぴんからセルフメイクを行う特別動画を公開している。6日アップされ、即日話題の的だ。この動画が公開されているのは「最強ファシオガールズ」というサイト。さまざまな女性たちがすっぴんからのオリジナルメイク動画を公開し、メイク術を披露していたが、そのスペシャル版として、桐谷も参加している。CMとともに注目度大!先日には松本潤とのマスカラのCM公開でも大きな話題となったが、今回の桐谷流メイク術披露の動画もレア感たっぷり!さらなる注目を集めそうだ。おしゃれなセットながらくつろいだ雰囲気も漂う自宅風なセットの中で、手際良く自分でメイクを施していく彼女の姿が印象的だ。変身ぶりももちろん、そのテクニックもなかなかのものだ。キレイに変身していく彼女のメイク術を研究し、自分のメイクにも活かすよう参考にしてみるのもいい。もちろん、スペシャルサイト内には他にも役立つコンテンツがたくさん!キレイになりたい女性なら、ぜひチェックしておきたい。元の記事を読む
2012年02月07日