10月スタートのフジテレビ新木曜劇場は、江口のりこ主演の「SUPER RICH」を放送することが決定。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマンの、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマだ。電子書籍を手掛けるベンチャー企業「スリースターブックス」の代表取締役CEOの氷河衛は、裕福な家に生まれ、これまでの人生においてお金に困ったことは一度もない。「お金があれば何事も解決できる」と考えており、より多くの利益を出すため、せわしなく働く日々を送っている。友人もおらず孤独な衛が唯一心を許した相手が、大学時代に出会った一ノ瀬亮であり、彼と二人三脚で立ち上げ成長させてきた「スリースターブックス」は、衛にとってまさに人生そのもの。しかし、会社をより大きくするため奔走する衛の前に、会社の経営を揺るがすような危機が次々と訪れることに。そんな衛が衝撃的な出会いを果たすのが、インターンに応募してきた一回り年下の専門学生・春野優。確固たる意志と行動力を持ち合わせており、時に大胆な行動をとって衛を驚かせることも。どうして衛にこんなにもついて行くのか、その理由は物語が進むにつれて明らかになっていく…。優のかわいらしい笑顔や人なつっこさが、衛の心に春のような暖かさを与えていくことに――。主演を務めた「ソロ活女子のススメ」や、「ドラゴン桜」の学園理事長役が記憶に新しい江口のりこが演じるのは、プライベートを顧みず、仕事一筋で生きてきたベンチャー企業の社長・氷河衛。苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。今回、ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演、フジテレビ連続ドラマ初主演、木曜劇場初出演にして初主演を務めることとなった江口さんは「台本を読んでみて、1話からスピーディーな展開で、“その先を早く読みたい!”と、ワクワクしました」と本作の印象を明かし、「まったくのオリジナル作品なので、どうやって面白くしていくのかをチームのみんなで探せて行けたらなと思います」とコメント。なお、江口さんのセリフは、全編を通して関西弁で話される予定だ。また共演には、『思い、思われ、ふり、ふられ』や現在放送中の「彼女はキレイだった」にも出演、江口さんとは初共演となる赤楚衛二が決定。「スリースターブックス」のインターン試験を受ける、主人公とは生まれも育ちも正反対の貧乏学生・春野優を演じる。日々困難に直面する主人公を懸命に支え、時に翻弄する年下の無邪気な子犬系男子が、会社の未来や彼女の人生をも大きく変えていく。赤楚さんは「今までに取り組んだことのない題材と役柄で、新しい挑戦ができることが楽しみですし、木曜劇場にレギュラー出演させていただけて、とても光栄に思います」と出演を喜ぶ。また、「月日がたつにつれ、優の人間力や価値観が変化していく過程も丁寧に描いていけたらと思います」と意気込み、「このドラマが、見てくださった皆様の明日の活力になるような作品になれたらうれしいです。今作のテーマである“本当の幸せ”とは何なのか、衛の波乱な半生と共に、一緒に楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。なお劇伴を担当するのは、ヒットドラマのサウンドトラックを多数手掛けたインストゥルメンタルバンド「fox capture plan」。衛のジェットコースターのような人生を表現する。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月18日女優の中条あやみ、江口のりこ、俳優の青木崇高が、7月1日より放送される三井住友カードの新CM「同じだった、けど色が違った」編に出演する。新CMでは、2月に放送を開始した「みんな違って、みんな同じ」編で“心配性の人”役を務めている青木、“合理的な人”役の江口がそれぞれの設定を引き継いで出演し、中条演じる新しいキャラクター“買い物好きな人”との衝撃的な出会いが描かれている。同じ店を訪れ、同じタイミングでレジに並び、同じ三井住友カードで会計をするが、江口と青木のものとは違う中条のカードの色。何かの運命を示唆するかのような2つの遭遇劇に注目だ。今回のCM撮影について、中条は「CMがストーリー仕立てなので、お芝居をしている感覚で撮影に臨みましたが、そうした演技よりもカードをタッチする(手元の)シーンでめちゃめちゃ苦戦して……。このタッチの動作が意外と難しいんだっていうことに初めて気づきました。練習で何回も“素振り”をしました(笑)。 あの瞬間が一番緊張したかもしれません(笑)」と回顧。また、三井住友カードの機能にちなみ、「お金の管理をしっかりできるほうか」を問われると、「(子どもの頃)家族にはケチって言われてました(笑)。130円とか小さいお会計の時に千円札をくずすのが嫌で、その場でお母さんに130円借りて、後で返してました(笑)。中学生の時、お家の掃除を1週間手伝うとお小遣いを500円もらえていたので、サボるともらえなくなってしまうから毎日コツコツやっていました」と明かした。
2021年06月30日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のIMAX 舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐藤健、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。大友監督の舞台挨拶と聞かされていた観客だが、実は佐藤と江口も一緒に観ていたことが発覚。客席から登場した3人に、大きな拍手が贈られた。佐藤は「僕、まだ『The Beginning』をIMAXで見れてなかったんです。公開してからIMAXで観たいなと思ってて、そしたらたまたまスケジュールが江口さんと合って、今日監督が舞台挨拶。せっかくだから」と明かし、「先ほどですね。新宿を軽くデートさせていただきました」とニヤリ。江口も「そこで待ち合わせをして、歌舞伎町をさーっと歩き『そろそろ大友さんの挨拶始まるかな』なんて言って入ってきて、映画を観た」と振り返る。「監督の挨拶から聞いてました」という佐藤に、大友監督が「ドキドキしてたんだよ、ばれないか」と話すと、佐藤は「意外と全然ばれない。堂々と歌舞伎町の真ん中を歩いてきたんですけど、全然ばれなかったです」と明かした。1作目から出演する2人の関係について、江口は「剣心として、斎藤(一)として、現場でもほとんどしゃべらずに緊張感をキープしながら、こういう時期で打ち上げも出来ず、誰ともメールも交換もせず」だったというが、「健がYouTubeで企画をやらないかということで、ぜひ区切りになると思ったので、ここまで来ました。一緒に観るって経験がなかったんですけど、映画ってすごいなと改めて思いました」と語る。「こんな時代がそろそろ本当に明けようとしています。皆、新時代を生きていく世の中が始まると思いますけど、健もさっきも涙なんか拭いてるから、俺もぐっときて。言葉にせずにやってきて10年なので、ぜひともこの気持ちを次につなげて良い時代にしましょう」と瞳を潤ませた。佐藤は「江口さんから『舞台挨拶とかサプライズとかもっとやって盛り上げて行こうよ』と声をかけていただいて、ワンチャン『僕YouTubeやってるんですけど、どうですか』と聞いたら、即答で『ぜひ、そういうのやってこうよ』と言ってくださった」と説明。「やっぱり1作目からずっと同じメンバーでこの期間できるって、役者として相当幸せなことですし、特別なことなんだなあということを改めて感じさせていただきました」と感謝した。IMAXについては、佐藤が「もはや、セリフとか足してません!? 最後現場で『巴』と言った気がして、試写で観たときは無言だったので、そういう編集してくださったんだなと思ってたけど、今日、言ってませんでした!?」とつっこむと、大友監督は「低音が持ち上がるんですよ。音のレンジが広いから、北村(一輝)さんと戦ってる時の吐息とかも、普通のスクリーンで聞くより立ってる」と解説する。「いつもより呼吸が荒いなあと思ってました」という佐藤に、大友監督は「最後の巴の一言も聞こえづらくしてるんだけど、クリアになってる」と、より深い見方が楽しめる様子。江口も「違うスクリーンでは見てたんですけど、(IMAXでは)また全然違う風に見える。剣心が大根を掘ってるところがぐっとくるんだよね。10年やってきてあんなとこ見たことないというとこも含めて」と語ると、佐藤は「今日はいつもより嬉しそうでしたよね」と笑顔に。江口も「日射しも良かったし」と同意していた。
2021年06月20日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回は、2012年の『るろうに剣心』から全作に出演している、斎藤一役の江口洋介にインタビュー。「The Final」では明治時代に警察官として活躍する姿、「The Beginning」では新選組時代のギラギラした姿と、別の顔を見せた江口に、この10年の作品への思いや、皆が大好きな「牙突」についての話などを聞いた。○■最初は手探りから始まった——『るろうに剣心』10周年で、江口さんはずっと出演されていますが、そもそも最初に映画の話を聞いたときは、どういう印象だったんですか?実はジェネレーションギャップがあって、『るろうに剣心』の存在は知っていたけど、ファンということではなかったんです。 でも斎藤一がすごく人気があるキャラクターということも聞いて、ヒールのようでもあり、同志のようにもみえる役どころということで面白そうだなと思ったことを覚えています。最初はどこまで原作のイメージに寄せていくかも手探りだったから、最初実は斎藤の“乱れ髪”もないんです。斎藤一の技である“牙突"も「ワイヤーで飛んでるけど、大丈夫なのかな……」とか、色々考えながら1作目を撮っていました。ただ、アクション時代劇ということでスタッフもがっちりとついてずっとトレーニングしていたので、「これは面白いものになるな」という予感はありました。斎藤を作っていく過程として、1作目ではビジュアル的にもリアルな人間を描こうとしすぎたところもあったので乱れ髪もなかったんですが、実際に上映された『るろうに剣心』の反響を受けて、改めてこれだけの人に求められている作品なんだと実感して、その後は前髪も3本ぐらい出しとこうか……と出してみたりして。なかなか上手くいかないんですよ、あれが!(笑) 4作目にあたる「The Final」で、初めて原作と同じ4本になりました(笑)。10年の中でけっこう苦労して斎藤一を作り上げたから、「The Final」ではもう何も考えずに斎藤として撮影に入れましたし、さらに「The Beginning」では全部取っ払って、斎藤の血生臭さを演じたので、面白かったですね。スタートに戻った時に、今までのスタイルを全部外して飢えた狼のような斎藤のイメージがどんどん出てきました。——そうやって試行錯誤の中で、10年の付き合いになったというのもすごいことですね。最初は予想していなかったですし、漫画原作でこれだけ認められて、映画としてヒットし続けるのもすごい。僕もあまり漫画原作の映画にはなじみがないと思っていたんですが、そういえば自分が『湘南爆走族』(87年)でデビューしていることにも気付かされて(笑)。自分の中にあった概念を捨てることで、本当にキャラクターが乗り移ったかのように芝居が決まってくる。10年の歳月がそうさせてくれました。○■今はもう「じゃあ、牙突いきますか」——『るろ剣』シリーズといえばアクションシーンも魅力ですが、特に気をつけられたことなどありますか?今まで映画で色んなことをやってきましたけど、全然違うベクトルの殺陣だなと思います。刀も安全な模擬刀で、相手に当てていける。日本の時代劇は間合いで見せる武道のようなもので、「腰を入れて落とし込んで止める」といった、当てないで斬っていくやり方を習っていたのですが、『るろ剣』のアクションでは「もう1つ速く入ってください」という要望で、止めている間にこっちが斬られてしまう(笑)。近未来映画のような時代劇になるだろうと思いました。——原作ファンにとって「牙突」は真似したくなるくらいの憧れの技で、その技を10年間放ってきたことに対して、思い出などはありますか?そのことをもっと知っていたら、たぶんプレッシャーを感じてしまっていたと思うんですが、撮影ではリアルにスタイルを教えてもらったから「一発で仕留めるタイプなんだな」と、狩猟のようなイメージで作ったのを覚えています。この10年で色々なことを経験して自分たちのものになってきて、今ではもう何かあると「じゃあ、牙突いきますか」と、披露するシーンも増えましたね(笑)。——「牙突」がかっこよく見えるコツなどはあるのでしょうか?カメラマンとのアングルの中で相談しているので、何かコツがあるというよりも、毎回が違う撮影になっているという印象です。衣装も含めて、だんだんビルドアップして、よりスタイリッシュになっていく部分もあったと思うし、最初は手探りだった所から、美術、ヘアー、衣装と総合的にどんどんパワーアップしていきました。俳優としてはそんなに変えずにやってるんですけど、周囲が変化している感覚です。映像の技術もこの10年で変わっていますし、『るろ剣』は現代の建築物がなくて抜けのいい場所でカメラも360度振れる。相当大暴れできる場所にロケがセッティングされていて、そういう現場はなかなかないし、用意されていると絶対に全力でやるしかないんです。——江口さんがそこまでおっしゃるくらい『るろ剣』の現場はすごいんですね。今の日本の映画製作の現状を考えても、次元が違うレベルだと思います。それはファンの人が世界中にいて作品を楽しみにしているという熱量があるからこそ。ちょっと、モンスター的な映画ですよ。さらに、作品を撮り始めたのはちょうど震災があった2011年で、全員が「これからどういう風に生きていったらいいんだろう」と考えさせられたと思うんです。多分、大友(啓史)監督も考えただろうし、自分たちも俳優として何が出来るのかとか考えていた中でのスタートだったから、「もっとやりたい」と貪欲になっていました。今回もコロナ禍ではあるけれど、観た後に本当にすっきりする映画だから、『るろうに剣心』を観てマイナスな部分をプラスに変えて、前向きに強くなっていただきたいです。○■一切殺陣もついていない状態で対峙——10年の間に共演者の方の成長を感じる部分もありましたか? 例えば剣心役の佐藤さんとか。それはもちろん。健くんも最初は「若いなあ!」と思ったし、どういう作品になっていくんだろうと見ていました。剣心は不殺、斎藤は悪・即・斬なので、現場でも良い緊張感でしたね。——最後が「The Beginning」だと、剣心と斎藤一の緊張感が1番強い状態にもなるわけで、結実したという感じですね。本当に、「The Beginning」で新選組が剣心と対峙するシーンが全てで、斎藤の1番のハイライトだと思って演じていました。この男(剣心)に会わなかったら、最後まで来ていないわけですから、どんな心境だったのかな、と。あそこだけは一切殺陣もついていなくて、「斬るなら来い、こっちも行くぞ」という勢いでいました。だから、すごくスリリングでしたね。普通はどっちかが手を打って始まっていくんだけど、決まってないから、本当に間合いをとって、監督もギリギリまで一手合わせるか迷っていたんじゃないかな。結局「あそこで手を合わせなかったからこそ、剣心にこだわったんじゃないか」という大友さんの視点があったのだと思います。俺は、そのシーンが1番好きですね。■江口洋介1968年1月1日生まれ、東京都出身。『アナザヘヴン』(00年)、『闇の子供たち』『GOEMON』(08年)、『天空の蜂』(15年)などで主演を務め、『はやぶさ 遥かなる帰還』(12)、『るろうに剣心』シリーズ(12年/14年)、『脳男』(13年)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)、『人生の約束』(16年)、『孤狼の血』(18年)、『コンフィデンスマンJP』(19年/20年)、『一度も撃ってません』(20年)などに出演。
2021年06月11日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、女優陣が華やかなドレス姿で登場した。『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞に選ばれた長澤まさみはADEAMのドレスにJIMMY CHOOのシューズで華やかに登場する。『浅田家!』で最優秀助演女優賞に輝いた黒木華はドレス、シューズともにGUCCI。『男はつらいよ お帰り 寅さん』で優秀助演女優賞となった後藤久美子はジャケット:GIORGIO ARMANI、パンツ:GUCCI、シューズ:Christian Louboutinとスタイルを際立たせた。また、今回ブルガリが協賛を担ったことで、すべての最優秀賞受賞者たちへブルガリの時計が副賞として贈られる。登壇者達も同ブランドのアクセサリーを多く身につけており、優秀助演女優賞の後藤、江口のりこ(『事故物件 恐い間取り』)はイヤリング・ブレスレット・リング、安田成美(『Fukushima 50』)はネックレス・イヤリング・ブレスレット・リング、優秀主演女優賞の倍賞千恵子(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)はイヤリング・リングを身につける。さらに新人俳優賞の蒔田彩珠はリング、司会のシム・ウンギョンはブレスレットでそれぞれ華やかに決めていた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月20日「第44回日本アカデミー賞」の授賞式が本日3月19日に放送され、優秀助演女優賞を受賞した江口のりこ、黒木華、後藤久美子、安田成美が出席。桃井かおりはロサンゼルスから中継で参加した。今回受賞した江口さんが出演したのは、“事故物件住みます芸人”松原タニシの実体験による著書を実写化したホラー作品『事故物件 恐い間取り』。不動産屋役として参加した。黒木さんは、2つの写真集を原案に、実話を基にしたオリジナルストーリー『浅田家!』にて、二宮和也演じる主人公の幼なじみ役で出演。また、後藤さんは国民的人気コメディ映画の50作目となる最新作『男はつらいよお帰り 寅さん』、桃井さんは、阪本順治監督×石橋蓮司主演によるオトナのハードボイルドでハートフルなコメディ映画『一度も撃ってません』、安田さんは福島第一原発事故を題材にした『Fukushima 50』で同賞を受賞。そしてこの中から、見事、最優秀助演女優賞を受賞したのは『浅田家!』の黒木華。受賞にあたって黒木さんは「久しぶりにこんなに華やかな場所に立ってすごく緊張しています。(受賞は)二宮さんのおかげだなと思います。やはりまわりがピリピリした空気の中で、映画を観に行けるようになってから色々な映画を観に行き、私は救われました。改めて映画や舞台などのありがたみや大事さに気づきました。撮影もどんどんできるようになり、いろいろな人に会えるということの幸せをすごく今噛みしめています。これからも状況は変わってはいますが、この映画界に携わっていきたいと思いますし、すてきな作品をみなさんに届けられたら、それで少しでも救われる人がいたらいいなと思います。この受賞は本当にすごく嬉しいです。これからも頑張ります。ありがとうございました」とコメントした。(cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社Fukushima 50 2020年3月6日より全国にて公開© 2020『Fukushima 50』製作委員会浅田家! 2020年10月2日より全国東宝系にて公開©2020「浅田家!」製作委員会一度も撃ってません 2020年7月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©︎2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ事故物件 恐い間取り 2020年8月28日より全国にて公開©2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会
2021年03月19日名バイプレイヤーとしてどんな役もこなし、舞台、映画、テレビドラマと多方面で活躍する江口のりこが民放ドラマに初主演。「孤独のグルメ」「ワカコ酒」「ひとりキャンプで食って寝る」のように、“ソロ活”をメインとした作品を数々と生み出してきたテレビ東京が次に手掛けるドラマ「ソロ活女子のススメ」で主人公を演じる。“ソロ活”とは、積極的にひとりの時間を楽しむための活動のこと。「ひとり焼き肉」や「ひとりカラオケ」「ひとりキャンプ」など単身で外食やレジャーを楽しむ人が増えた昨今、好きなときに好きな場所で、ひとりでしか味わえない贅沢な時間を過ごすことができる気楽さや自由さが魅力。本作は、フリーライター・朝井麻由美の人気のエッセイ本「ソロ活女子のススメ」(大和書房刊)を原案に、主人公・五月女恵が“ソロ活”に邁進しながら、新たなひとり〇〇を体験していく物語。同書はもともとSNSで発信していた情報をまとめ、2019年に発刊された体験型エッセイで、集団で群れることが苦手な著者がグルメを始め様々なアクティビティ、普通は集団で行うようなことにも1人でチャレンジした体験が綴られている。その主人公・五月女恵を演じるのが、江口のりこ。「半沢直樹」での大臣役も記憶に新しく、「#リモラブ~普通の恋は邪道~」に続き、今年1月期ではフジテレビ系「その女、ジルバ」とTBS系「俺の家の話」の2作に出演中と大活躍中の江口さんが、今回が初めて民放ドラマ主演で“ソロ活”に挑む。「“ソロ活”のイメージは好奇心旺盛な人の活動だと思っております」と語る江口さんは、「撮影を通して、やったことのない事や行ったことのない場所へ行けるんじゃないかと、少し楽しみです」とコメント。また、原案の朝井さんは、主演の江口さんの起用に「めちゃくちゃ嬉しい!」と語り、「淡々と“ソロ活”を楽しむ姿がありありと想像できる、最高のキャスティング」と絶賛。「ドラマは、古い価値観や、今までなんとなく刷り込まれてきた“世間の常識”、自分を苦しめてきた“呪い”から解放してくれるシーンやセリフがてんこ盛りの作り」と言い、「毎話“ソロ活”を通して様々な知識が身につくのも面白いポイント」だそう。「“ソロ活”“ひとり行動”というと、『寂しくてみじめ』とネガティブな捉え方をされがちですが、“ソロ活”は未婚、既婚、恋人の有無、性別、年齢に関係なく、全人類に開かれた娯楽です。タイトルに『女子』と入っていますが、女性じゃない性別の方にも楽しんでいただけます」とアピール。「ドラマの中には、誰のことを否定するわけでもない、自分の『好き』に正直に生きる主人公の姿があります。主人公の“ソロ活”を通して充実したライフスタイルのヒントを得られる、このドラマがそんな存在になれたら光栄です」と、作品に込めた思いを明かしている。あらすじ「ダイジェスト出版」編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、会社の同僚から飲み会に誘われるものの、誘いを断り足早に退社する。その理由は“ソロ活”。好きなときに好きな場所で、ひとりでしか味わえない贅沢な時間を過ごすため、恵は今日も新たな“ソロ活”を探し求め、ある場所へと向かうのであった…。第1話で向かうのはソロ焼肉、そしてソロリムジン!めかし込んでパーティーする女子会をひとりでやってみるのだ。2話以降続くのは、ソロ水族館やソロプラネタリウム。そしてソロフランス料理フルコースやソロ気球。さらにはソロラブホテル…などなど。まだ一度も“ソロ活”をしたことがない方、興味はあるけど勇気が出ない方必見。これを見ればあなたも“ソロ活”がしたくなる、かもしれない。ドラマ25「ソロ活女子のススメ」は4月2日より毎週金曜深夜0時52分~テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。毎週地上波放送に先駆け、動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi」で先行配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月04日広瀬すずと櫻井翔が共演し、それぞれ天才すぎる助手とポンコツ探偵を演じる日本テレビ4月期日曜ドラマ「ネメシス」に、江口洋介の出演が決定。探偵事務所ネメシスのCEOを演じる。本作は、広瀬さん演じる助手・美神アンナと、櫻井翔演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー。「屍人荘の殺人」今村昌弘や「今からあなたを脅迫します」藤石波矢ら、気鋭の推理小説家たちがトリックを監修し、万華鏡のように毎回姿を変える上質な謎解きミステリーを創り上げる。「ネメシス」とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。そんな名前が付けられた謎多き探偵事務所が、次から次に舞い込む難事件を解決。だが、この事務所の真の目的は、突如失踪したアンナの父親を捜すこと。いくつもの事件を解決していく内に、父親失踪の謎を解く鍵が“20年前に闇に葬られた事件”にあることが判明。毎話、謎の断片が少しずつ明らかになっていき、ラストに向けて最後の謎につながっていくというストーリー。江口さんが演じる栗田一秋は、アンナの父・美神始の親友で、アンナ、風真と共に事件解決をする一方で、実は“20年前の事件”を知っている…という重要人物。横浜で探偵を続けて30年。型にはまらず、いくつになっても服や車も自分の好きなものを選ぶような、自由な生き方を貫く大人の男性。昨今、シリアスでハードな役柄も多かった名優・江口さんが、本作ではパブリックイメージを大きく覆すキャラクターで大活躍するそう。この頼りになる大黒柱・栗田のもと、風真とアンナがタッグを組んで、難事件を次々と解決していく。江口さんは「王道の探偵モノのようでありながら、いろんな要素がたくさん詰まっていて、面白い脚本」と語り、「探偵事務所のメンバーが、ファミリーのようであり、その関係性も楽しんで頂ければ」とアピール。そして、「入江監督の演出、映画のスタッフが作る細かくて奥行きのあるセットなど、やりがいを感じながら、日々撮影を楽しんでいます。沢山の伏線が最終回に向けてどう絡みあっていくのか、ご期待ください。タイトルに含まれた秘密、言いたいけど言えない!」と気になるコメント。また、入江悠総監督はそんな江口さんについて、「今回は一味違うファンキーでぶっとんだところのある栗田一秋という人物を演じていただいています。『ここまでやっちゃいましょう』『これも足していただいて良いですか?』『ちょっと思いついたのでこれも!』と撮影現場でセッションしながら、いろんなことを演出的にお願いしています」と委ねている様子で、「自由できままな風来坊的な人、でも大事なとこはビシッとしめる、そんな子どもも大人も憧れる新たな人物像」に期待を込めている。日曜ドラマ「ネメシス」は4月期、毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年03月04日長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本で贈るオリジナルドラマ「俺の家の話」の6話が2月26日放送。阿部サダヲ演じるムード歌謡グループの作詞家“なかにし札”と、さくらの“山賊抱っこ”がトレンド入り。西田敏行“寿三郎”の歌も多くの視聴者の感動を呼んでいる。長瀬さんが能楽の人間国宝を父に持つもプロレスラーとなった主人公・観山寿一を演じ、最盛期を過ぎ、妻とも離婚することになった寿一が、父・寿三郎の介護のために25年ぶりに実家に戻り、伝統芸能の継承、相続、自身の家族の問題などに四苦八苦していく姿を描く本作。長瀬さんのほか、寿一の父で二十七世観山流宗家の寿三郎に西田さん。ヘルパーとして寿三郎を介護するなかで結婚を申し込まれる志田さくらに戸田恵梨香。幼い頃は寿一とともに稽古に励み寿三郎の芸養子となったが、実は寿一と腹違いの兄弟でもあった寿限無に桐谷健太。さくらのことが好きな観山家次男の踊介に永山絢斗。観山家の長女、舞に江口のりこ。舞の息子・大州には道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)。能が大好きで才能もある寿一の息子・秀生に羽村仁成(ジャニーズJr.)。舞の夫でラッパーのO.S.D(オーエスディー)に秋山竜次といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回、25年ぶりの家族旅行に出発した観山家だが、寿三郎は「浮名を流した男の謝罪行脚の旅」と言い、柏や水戸で途中下車してはかつて親密だった女性たちと再会。そんな寿三郎に一家はあきれるばかり。その頃観山家に残ったさくらは、寿一のことが頭から離れずにいて、意を決し観山家の目的地であるスパリゾートハワイアンズに向かう。スパリゾートハワイアンズに到着した観山家だが、寿三郎が今度は近くの温泉旅館の女将に会いたいと言い出す。かつて寿三郎がプロポーズしたその女性のもとに向かうと、そこに女将とともにムード歌謡グループ「潤 沢」のメンバー・たかっし(阿部サダヲ)が現れる。伝統芸能に対抗意識を燃やすたかっしの挑発に乗って、寿一は彼のライブに飛び入り参加する約束をしてしまう…というのが6話のストーリー。たかっしの曲のタイトルが阿弥の言葉である「秘すれば花」であることに沸き立つ寿一たちだが、彼らに対し「秘すれば花」は自分がつけたと返答、作詞家“なかにし札”は自分のペンネームだと告げる。視聴者からは「不覚にもお腹がよじれる程笑った」「字面だけで思い出し笑い出来そう」「オマージュが過ぎますよww」などの声が殺到。“なかにし札”がトレンド入りする事態に。また寿一を追ってハワイアンズにやってきたさくらは、今日が誕生日であることを明かし、寿一に「抱いて」と“山賊抱っこ”を求める…こちらのシーンにも「あの抱っこスタイル山賊抱っこっていうの?」「ああ長瀬くんに山賊抱っこしてもらいたい」「さくらかわいすぎる 山賊抱っこで胸きゅんする」といった声が続出。“山賊抱っこ”もトレンド入り。さらに後半では「潤 沢」のメンバーに代わり、観山家の3兄弟がたかっしとともに「秘すれば花」を熱唱。さらに寿三郎が「マイ・ウェイ」を“デコ車いす”で歌い上げる展開に。「歌ありダンスあり恋ありで楽しかった」「西田さんの歌聴けた」「西田さんの歌が最高でした」「西田さんは毎回ほんとにかっこいいところ持ってく」など、西田さんの歌に感動した視聴者からの声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年02月27日長瀬智也が主演、宮藤官九郎が脚本を担当するオリジナルドラマ「俺の家の話」の4話が2月12日放送。大州を探しに“池袋西口公園”に向かう寿一…その姿に「池袋ウエストゲートパーク」を連想した視聴者は歓喜の渦に包まれている。能楽の人間国宝を父に持ち、その父に反抗してプロレスラーの道に飛び込んだ主人公を長瀬さんが演じ、父の介護のため引退、実家に戻った主人公・寿一が介護に伝統芸能の継承、相続、自身の家族の問題など四苦八苦していく姿を描く本作。観山流宗家の長男として生まれるも家出しプロレスラーの道へ。25年を経て父の介護のため実家に戻り、観山流を継承する道を選ぶ観山寿一に長瀬さん。そんな寿一の父で二十七世観山流宗家、現在は要介護状態で認知症でもある寿三郎に西田敏行。寿三郎を献身的に介護、結婚を申し込まれるが、過去にも同様の方法で複数の高齢者から遺産を頂いてきた介護ヘルパー・志田さくらに戸田恵梨香。寿一の幼馴染みで幼い頃はともに稽古に励み、寿三郎の芸養子となった観山寿限無に桐谷健太。観山家の次男・踊介に永山絢斗。観山家の長女・舞に江口のりこ。寿一の別れた妻・ユカに平岩紙。舞の息子・大州に道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)。寿一とユカの息子・秀生に羽村仁成(ジャニーズJr.)。舞の夫でラッパーのO.S.D(オーエスディー)に秋山竜次といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大州と秀生による能の公演の話が持ち上がるが、大州は稽古にたびたび遅刻する。筋の良い秀生と比べられる大州に、寿一は昔の自分が重なって見えていた。実は大州はダンスの練習に打ち込んでおり、能の公園とダンスコンテストの決勝が重なっていた…というのが今回のストーリー。大州たちがダンスの練習をしているところに現れた寿一。首からチェーンをぶら下げた姿に大州が驚くと、「万が一カラーギャングに囲まれたら、お前のこと守り切れねえなと思って…」と話す。その後練習に向かおうとする大州を、寿一はラーメンでも食べにいかないかとO.S.Dが経営するラーメン屋に誘う…。このシーン、大州たちがダンスの練習をしていたのが“池袋西口公園”で、寿一の口から“カラーギャング”というワードが発せられたことから、長瀬さん主演のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を連想した視聴者が続出、ネット上は歓喜の渦に包まれることに。「長瀬智也が池袋行って「カラーギャング」って、それなんてIWGP」「長瀬くんが池袋西口公園に降臨するの…アツいな…」「長瀬が池袋西口公園に現れるとテンション上がるよね」「長瀬くんほど池袋が似合う人いないわ」などのコメントがタイムライン上を埋め尽くす事態に。さらに後半では寿限無の衝撃的な“秘密”が明かされる展開に。寿一の母が里帰り出産している間、寿三郎が女中との間に設けた子どもが寿限無だった…自分の出自を打ち明けられても身じろぎせず「承知しました」と事実を受け入れた寿限無だが、ラストでは寿三郎に「うるせぇ、くそじじい」とつぶやき、舞台に向かう…。寿限無の“闇落ち”に「寿限無のこと好きだから悲しい目にあってほしくない」「毎回閾値を超えてくるな…寿限無…」など寿限無を心配する声も上がっている。(笠緒)
2021年02月13日波瑠が日本テレビ連続ドラマ2年ぶりの主演を務めた水曜ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」が12月23日の放送で最終回を迎え、放送後のSNSにはハッピーエンドを讃える声が多数集まるとともに、江口のりこ演じるゆりの“名言”にも多くの反応が寄せられている。波瑠さんと「世界一難しい恋」のスタッフが再タッグを組み、連続テレビ小説「スカーレット」の水橋文美江が脚本を手がけた本作。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医として鐘木パルプコーポレーション“通称カネパル”に勤務する大桜美々役で主演。美々は自粛期間中、オンラインゲーム上で“檸檬”と名乗るアカウントと出会い、“草モチ”としてコミュニケーションを取るなかで“檸檬”に恋をするのだが、実は“檸檬”がカネパルの社員だということが判明。“檸檬”の正体である青林風一を松下洸平が演じ、その他、当初“檸檬”のふりをして美々に近づいた五文字順太郎に間宮祥太朗。新人看護師として美々と働く八木原大輝に「HiHi Jets」高橋優斗。カネパル社員行きつけの居酒屋「おと」を手伝う八木原の彼女・乙牧栞に福地桃子。カネパル人事部部長でシングルファザーとして息子・保を育てる朝鳴肇に及川光博。朝鳴に惹かれるが保から家族になることを拒まれた精神科医師・富近ゆりに江口さん。青林の“元カレ”でオープンな価値観を持つ我孫子沙織に川栄李奈といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では青林らの署名運動によって美々を業務委託にする案が撤回。行き違いが続きギクシャクした美々と青林の関係だが、再び“草モチ”と“檸檬”として本音を語り合う。美々の自宅に現れた青林は「何があっても僕は君を受け止めていく。一生、君を受け止める」と美々に伝え、2人は仲直り。幸せなクリスマスを過ごす。「新たな母親はいらない」という保の言葉で、いったんは別れを決めた朝鳴とゆりも、保がゆりを受け入れたことで“家族”として歩み始める。八木原は看護師を続けながら「おと」も両立していくと宣言。栞はプロポーズを受け入れる…というラストだった。放送後のSNSでは「あおばやしーハッピーエンドでよかったよ!」「最高だよ、青林ぃぃぃぃ 可愛いよ、美々ちゃーん」など美々と青林に祝福の声が送られるとともに、「あたたかい空気が伝わるドラマでした」「最高の、リモラブらしい終わり方」とそのハッピーエンドにも賞賛の声が。また「続編、スペシャル強く希望ー」などスペシャルや続編希望も声も上がっている。また朝鳴と別れ、美々、沙織と3人で女子会をしていたゆりが口にした「うまく生きられないのが生きてるってことだ」というセリフに「また富近先生の名言」「このドラマ名言多いけど1番響いた」「頭の中で復唱した」など共感する声も数多く投稿されている。(笠緒)
2020年12月24日12月22日(火)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、大ヒット中の「鬼滅の刃」の登場人物を思わせるキャラクターが登場するコントを放送する。内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。今回は、スーパーのそうざい売り場を舞台にした人気コント「スーパースター」の最新作を放送。タイムセールの時間になると、割引のパフォーマンスをしにスーパースターが現れる。今回は、「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎風の男「割治郎」。そうざいの割引シールを食べてしまった鬼を退治することができるのか――という内容。内村さんが割治郎を演じるほか、悲しき過去を持った鬼を塚地武雅、鬼舞辻無惨にそっくりの男を中川大志、そして、シソンヌじろうが…と、「LIFE!」メンバーたちが「鬼滅の刃」の登場人物を思わせるキャラクターに扮する。ほかにも、パフォーマンスに熱狂する主婦役で西田尚美、その相方として江口のりこが出演。このコントを制作するにあたり、スタッフが漫画、アニメ、映画を見て徹底的に研究、全集中リスペクトの呼吸で収録に臨んだ。子どもと映画を観に行ったという内村さんは、あるシーンでは熱演のあまり声を張り「ひさしぶりに100の力で声を出ました!」と話すほど。なおこの日は、、内村さんの半生をモチーフに描いた朝ドラ風フィクションドラマ「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」の第1話も放送される。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月22日(火)22時~総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月21日古川雄輝を主演に迎えたNetflixオリジナルシリーズとして全世界配信中の連続ドラマ「僕だけがいない街」が、2021年1月7日(木)より関西テレビほかにて地上波放送されることが決定した。原作は「ヤングエース」(KADOKAWA)にて2012年7月号~2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」「このマンガがすごい!(オトコ編)」ともに2014年から3年連続ランクイン、さらにはフランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」(The Prix de l’Uchronie)にて、日本の漫画として初めて「グラフィック賞」に選出された、国内外で認められる人気コミック。累計部数(紙+電子書籍)は549万部(全9巻)を突破。2016年にテレビアニメ化&実写映画化されたのち、2017年、3度目の映像化となる全話一挙配信のドラマシリーズが制作され、Netflixで全世界配信された。主人公・藤沼悟は、時が巻き戻る“リバイバル”という現象により、母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる。自身が小学5年の時に起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていく。原作の魅力をそのまま反映した極上のストーリーラインとともに、子役を含めた出演者の好演、また北海道ロケによって実現した原作シーンの再現性などで、大きな話題となった。主演は、今年デビュー10周年、ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクして以降、数多くのドラマ・映画に出演してきた古川雄輝。本作では水や火を使ったハードで泥くさい撮影を経て、うだつの上がらない青年から脱皮する藤沼悟の成長を見事に演じ切った。古川さんは今回の地上波放送決定に際し、「私自身とても思い入れのある作品ですので、地上波での放送が決定した事でより多くの皆様に見て頂ける事を嬉しく思います」と喜びのコメントが到着。「Netflixだからこそ忠実に再現できた原作の世界観を地上波でも、是非お楽しみ下さい」とアピールする。ほかにも、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香という実力派のキャストが勢揃い。また、原作者の三部けいは「監督、スタッフ、キャストの皆さんのこだわりに脱帽です。皆さん原作の意を汲んでくれていますが、かといって原作ファンでも既視感は全く感じないと思います。漫画を改めて実写化する、という事の意義を感じる事が出来ました」と絶賛。「圧巻は舞台のロケーションと雰囲気です。自分が実際にモデルとした場所での撮影も圧倒的に多く、頭の中をスキャンされたかのような驚きでした(笑)。これほど原作の再現性が高く、あるいは超えて来るドラマにはなかなか出会えないと思います」と言い、「自分もこのドラマの大ファン」と語っている。「僕だけがいない街」は1月7日より毎週木曜日24時25分~(※初回24時40分~)、関西テレビ(KTV)ほか高知KSS、北海道UHB、岡山OHKにて順次スタート(30分×全12話)。※日によって、放送時間に変更がある場合あり。(text:cinemacafe.net)
2020年12月17日波瑠主演、松下洸平らの共演による「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の9話が12月16日放送。「結婚は彼女以外考えられない」と堂々宣言した青林だが美々との関係に“大問題”が…今回は先週から一転、青林に視聴者から非難の声が上がっている。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医の大桜美々を演じ、産業医として鐘木パルプコーポレーション“通称カネパル”に勤務する美々が自粛期間中ネットで知り合った“檸檬”と名乗る相手とメッセージのやり取りを続けるうち恋心を抱くようになるのだが、その相手はなんと同じ会社の青林風一で…というストーリーが展開してきた。青林役には松下さん。青林が檸檬だと判明する前に自分が檸檬だとウソをついて美々と付き合っていた五文字順太郎には間宮祥太朗。美々と共に働く新人看護師の八木原大輝に「HiHi Jets」高橋優斗。八木原の彼女で青林たちが行きつけの居酒屋「おと」で働く乙牧栞に福地桃子。カネパルの人事部部長・朝鳴肇に及川光博。カネパルで週2回診察をしている非常勤の精神科医師で朝鳴と親しくなる富近ゆりに江口のりこ。青林の元カノ・我孫子沙織に川栄李奈といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ストレスで円形脱毛症になってしまった美々は酔って青林に電話。自宅にやってきた青林に、青林の幼馴染みの女性にヤキモチを焼いていると明かす。驚く青林だが五文字から、美々の気持ちに気づけてるかと注意を受けていたこともあり動揺。そんななか青林は美々を「ふたご座流星群を見に行こう」とキャンプに誘う。そこでプロポーズするつもりだった青林だが、美々が五文字とやり取りしているのを見てしまう。美々が五文字とやり取りしていたのは青林のことを相談していたのだが…というのが今回のストーリー。キャンプに行き流星群を見ながらプロポーズされるのを待つ美々だが、そのままテントに戻り、そのまま就寝。帰宅した美々の元に五文字からメッセージが。それを見た青林は、美々が自分の幼馴染みに嫉妬するように自分もキャンプ中、五文字にずっと嫉妬していたと告白。「2人で一緒に同じ空見ながら結婚の話をするつもりだったのに、本当はプロポーズするつもりだったのに…」と語る青林に、美々は「どうして今言うの。どうして並んで星を見てる時に言ってくれなかったの」と冷たく返答し、「帰ってください」と青林に告げる…。「あおちゃん、プロポーズしたくてもできなかったのか…」「そこは素直に言えばよかったやん」と青林の気持ちに寄り添うコメントもみられる一方、SNSは「青林ちょっとめんどくせぇ」「重い重いあおちゃんの良くないとこでてる」など、先週と打って変わって非難の声が上がっている。(笠緒)
2020年12月17日波瑠主演、松下洸平、間宮祥太朗、「HiHi Jets」高橋優斗ら共演の「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の8話が12月9日放送。上京してきた叔母に幼馴染との結婚を勧められる青林が語った美々への想いに視聴者から「完璧of完璧」「頼もしい」などの反応が寄せられている。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医の大桜美々を演じ、美々と付き合うことになった青林風一に松下さん、美々への想いを抱き続ける五文字順太郎に間宮さん。新人看護師の八木原大輝に高橋さん。八木原の彼女の乙牧栞に福地桃子、我孫子沙織に川栄李奈、“昭和おじさん”の人事部部長・朝鳴肇に及川光博。朝鳴と親密になっていく非常勤の精神科医師・富近ゆりに江口のりこといった俳優陣が共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。手をつないだまま一夜を過ごした美々と青林。美々は富近から恋愛を終わらせないために結婚があると聞き、青林と「結婚してもいいかな」と考える。そんななか、青林の父が幼馴染との結婚をまとめるため再び上京すると聴かされる。しかも青林の父は、青林が昔好意を抱いていた幼馴染と結婚させたがっていると知って美々は嫉妬する。しかし美々の家に現れたのは父ではなく叔母の典子(石野真子)だった。美々を恋人だと紹介する青林に、典子は幼馴染との話を断るために美々が恋人のふりをしているのではないかと疑う…というのが今回のあらすじ。「産業医の先生なんて恐れ多くて…」と美々が青林とは不釣り合いだという典子に、美々は「産業医ですが恐れ多いなんてことなく…」と謙遜しようとして「子どもの頃から勉強ができただけ」「実家が大きな総合病院をいくつか経営しておりまして」「ミスコンで優勝」「モデルにスカウトされたことがある」など逆に“自慢話”をしてしまう。そんな美々に「自慢の沼に落ちてくのおもしろすぎる」「墓穴の掘り方すごいwwwwww」「え?美々先生そうなの?金持ち+ミスコン優勝なうえスカウト」「美々先生とんでもなくハイスペ」など、始めた明かされた美々の過去に視聴者が反応。しかし交際が真実だと認めても「風一とよく似てる優しい子。お似合いだと思う」それでも幼馴染との結婚を進めようとする典子に青林は、典子の考えを認めたうえで「自分と違うから会うたびに惹かれるし、会うたびにもっと一緒にいたいと思う」と続け「お似合いかどうかは僕が決める」と自らの意思を伝える。そんな青林の姿に「青林完璧of完璧」「あおちゃん頑張ったよ」「キッパリ言ったあおちゃんがカッコよかった。決めるべき時は決める頼もしい男」など、視聴者からも賞賛の声が上がっている。(笠緒)
2020年12月10日波瑠主演「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の7話が12月2日放送。“濃厚接触”の覚悟を決めた美々は青林を自宅に呼ぶが、そこで青林が口にした言葉にネットでは「多幸感すごい」など、絶賛の声が相次いでいる。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医の大桜美々役で主演、美々がネット上のやり取りで恋に落ちた青林風一役に松下洸平。青林の同僚の五文字順太郎役に間宮祥太朗。美々と共に働く新人看護師・八木原大輝役に「HiHi Jets」高橋優斗。人事部部長の朝鳴肇役に及川光博。青林の“元カノ”我孫子沙織役に川栄李奈。八木原の彼女の乙牧栞役に福地桃子。非常勤の精神科医師・富近ゆり役に江口のりこといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。相思相愛となった美々と青林の“モーニングデート”現場に現れた八木原と栞は、2人のぎこちない様子を見て「美々先生は、イチャコラするのが嫌いなんです!」と伝える。それを聞いた青林は、自分のネクタイを直そうとする美々を避けてしまい、美々は自分が避けられてることに不満を抱いてしまう。そんななか大阪出張のため新型ウィルスの検査を受けることになった青林は「もし検査結果が陰性だったら」「僕と」と意味深メッセージを送る。美々は「僕と…濃厚接触をしてください、そういうこと?」と“濃厚接触の覚悟”を決め出張帰りの青林を自宅に呼ぶ…というのが今回のストーリー。診療室で健康診断を受けた青林が腹巻を忘れたことに気づいた八木原は、美々を幻滅させまいと腹巻を自分のものだと言い張るが、そこに栞が現れる。美々は八木原をフォローしようと自分の腹巻だと言い張るが、腹巻を取りに来た青林が自分の物だと告白。気まずくなった2人はお互いが目の前にいるのにも関わらずSNSでやり取りする…「いつも以上にSNSのやり取り可愛いすぎ」「腹巻き事件からのSNS上のイチャコラ本当に面白かった」「目の前でsnsでのイチャコラって可愛い」と視聴者からは美々と青林の姿に“かわいい”という反応が続々。その後、出張帰りの青林を自宅に呼ぶ美々。「濃厚接触しませんか?って言われるかと思ってました」と伝える美々に「ケジメをつけてから」と青林は答え、男性が皆、濃厚接触することがゴールだと思っているわけではないと続け「少なくとも僕は、手つないで寝るだけで、めっちゃ幸せだったりする」と美々と“距離を保ちながら”2人でベッドに横になる…。そんな青林の姿に「青林いいやつだ」「びっくりするほどちゃんとしたい男なんだな」「手を繋いだだけでこの充実したキュン」「このドラマ観たあとの多幸感すごい」「本当に青林みたいな人いないかな」などネット上は絶賛の嵐が巻き起こっている。(笠緒)
2020年12月03日1月スタートの長瀬智也主演TBS新金曜ドラマ「俺の家の話」に、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、そして、西田敏行の6名が出演することが分かった。宮藤官九郎脚本で贈る本作は、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬さん演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで、介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる物語。今回明らかになった俳優陣が演じるのは、主人公・観山寿一(長瀬さん)を取り巻く個性的なキャラクターだ。桐谷さんが演じるのは、寿一の父・寿三郎の一番弟子にして芸養子でもある寿限無。永山さんが演じるのは、能を愛しているが、自分には才能がないことを悟り、弁護士になった寿一の弟・踊介。寿一と踊介の兄弟バトルにも注目だ。桐谷さんは「物腰が柔らかくて、優しくて、いろいろなことを包み込んできた男性です」と今回の役どころを説明し、「寿一が帰ってきたことで、いろいろな事件が起こっていくと予想しているんですが、寿限無がどのように変わっていくのか!? 能楽師のように重心をしっかり下げ、しなやかに演じていきたいです」と意気込む。また、長瀬さんと初共演となる永山さんは「『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』はもちろん、ずっとテレビで観ていた方なので、今回共演させてもらえて(しかも兄弟です)本当に感激しています」と話し、「能楽についてはまだ少し触れた程度なのでこれから勉強していくつもりです」とコメント。そして、江口さんが観山家の長女であり寿一の妹・舞を、プロレスラー・プリティ原を井之脇さん、寿一の別れた妻・ユカを平岩さん、そして、宮藤作品に欠かせない西田さんが、観山流の宗家であり、寿一の父・寿三郎を演じる。江口さんは「主演の長瀬さんは、強いエネルギーを発していて、ほかの方にはない魅力を持っている方なので、一緒に芝居ができるのがとても楽しみな方です。宮藤さんが描かれるホームドラマは、今の時代の人たちに必要な作品であると思うので、ご覧になる方にはぜひ笑ってほしいですね」と話す。井之脇さんは「初めて脚本を読んだ時に、嫌なことや辛いことを全て忘れて、笑いながらあっという間に読んでしまいました。この笑いを早くみなさんに届けたいです。物語全体はもちろんですが、ぜひプロレスチームの面白くも熱い部分にも注目して笑っていただきたいです」とアピール。演じるにあたって身体作りをし、いま10kg以上増量したそうだが、「長瀬さんの身体の仕上がりを見て、さらに気合を入れて頑張らなくてはと思いました。髪型やコスチュームにもこだわって、“プリティ”に演じたいと思います!」と熱を込めた。「脚本を読ませていただき、想像しただけで、もう、いろんなことが豪華ですし、絶対面白いやん! て、ニンマリしてしまいます」と台本の印象を明かす平岩さんは、「想像以上になるんだろうなあ。どのシーンも楽しみです。なので、視聴者の方と共に毎週楽しみに視聴したいと思います」と放送に期待。長瀬さんとは「うぬぼれ刑事」でも父役で、「タイガー&ドラゴン」では父子のような関係性の師匠役で共演した西田さんは、「長瀬くんとは、長瀬くんがまだ10代のころ『竜馬がゆく』というドラマで共演したことがあって。そのとき驚いたのが表現者として一番大事な目力を持っていたこと。だから長瀬くんと共演すると自分も刺激を受けることが多いんです。素晴らしいポテンシャルを持った役者なので、今回もいいキャッチボールができるんじゃないかと期待しています」と語っている。「俺の家の話」は2021年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月27日木村文乃らが演じる秘書による“影の軍団”が悪を成敗する痛快ドラマ「七人の秘書」の5話が、11月18日オンエア。江口洋介演じる萬、そして大島優子演じる三和、それぞれの過去に多くの反応が寄せられている。本作は「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当し、目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していくというストーリーが展開。木村さんが東都銀行の派遣秘書・望月千代を演じ、広瀬アリスが同じく東都銀行の秘書である照井七菜に、菜々緒が警視庁秘書の長谷不二子に、シム・ウンギョンが病院秘書のパク・サランに、大島優子が都知事秘書の風間三和に、室井滋が情報屋・鰐淵五月に、江口洋介が彼女たちを束ねるラーメン店「萬」店主の萬敬太郎に、彼らが“成敗”する相手の黒幕的存在となる財務大臣の粟田口十三に岸部一徳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は三和が秘書を務める東京都知事・南勝子(萬田久子)が公約に掲げていた児童養護施設の新築が撤回され、そこに暮らす子どもたちが居所を失うことに。都知事に怒りをぶつける子どもたちと出会った千代は事情を知って秘書軍団に相談。そんな折、勝子の公約撤回に裏で絡んでいた粟田口が「萬」のラーメン屋に現れる…というのが今回のストーリー。そこで粟田口が口にしたのは萬がかつて粟田口の秘書をしており、収賄で刑務所に入ってたという過去…「萬さんの過去が明らかになってきて、どんどん面白くなってきた」「最大の闇を抱えているのは萬敬太郎(江口洋介)なのでしょう」などの声が。またホテルオーナーの令嬢という立場ながら秘書軍団に加わっている三和の過去も明かされた。「三和さんが何だか一人だけ少し捻くれてトンがってる訳が解った」「三和の色々な面も表情も、振り幅広々たっぷり沢山見る事も出来て、本当に最&高」「今日はギャル優や変顔、手話、荒れる三和さんなど、いろんな表情が見られて最高の回」などの声があがっていた。(笠緒)
2020年11月19日波瑠が「世界一難しい恋」チームと再タッグを組んだ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の6話が11月18日オンエア。波留さん演じる美々の“告白からの壁ドン”と、その後の松下洸平演じる青林の解答に「近年まれに見る良い告白」など絶賛の声が集まっている。本作で波瑠さんが演じている大桜美々は「企業において労働者の健康管理を行う医師」である産業医。美々は完璧主義で口うるさく“診療室の独裁者”と恐れられているのだが、自粛期間中にネットで知り合った相手に恋に落ち、しかもそれが同じ会社の社員だったことから周囲を巻き込んだラブコメが繰り広げられていく。波瑠さんのほかに檸檬として美々とやり取りをしていた青林風一に松下さん。“檸檬”のふりをして美々と交際しようとした五文字順太郎に間宮さん。新人看護師の八木原大輝に高橋さん。人事部部長の朝鳴肇役には及川光博。青林の恋人だった我孫子沙織に川栄李奈。八木原の恋人・乙牧栞に福地桃子。美々の相談相手でもある非常勤の精神科医師・富近ゆりに江口のりこらが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美々は“檸檬”に自分の正体を明かすメッセージを送信、だが“檸檬”=青林からの返信は来ない。鈍感な青林の前で美々は改めて「檸檬さんのすぐそばにいます」とメッセージを送る。するとさすがの青林も檸檬が美々だと気づく。そして動揺した青林は美々を見つめながら「生草モチ?」と送信…。視聴者からは「生草モチww」「生草モチ呼び笑う」など“生草モチ”のワードに多くの反応が。しかし青林から「草モチは好きだが美々先生をそういう風に考えたことはない」と言われてしまい、いったん2人の距離は開いてしまう…のだが、その後、健康管理室にかかってきた海外からの問い合わせに多彩な語学力を駆使して対応。相手の気持ちに寄り添い、長時間でも話を聴き続ける青林の姿を見て、美々は青林の仕事が終わるのを待ちラーメンに誘う。その帰り道「あなたの命より大事なものになりたい」と告白、またも動揺して答えがはっきりしない青林に“壁ドン”して「どうなの、はっきり言って」と迫る。すると青林が今度は“壁ドン返し”で「好きに決まってるじゃないですか」と答える…という展開に。「壁ドンからの逆壁ドンヤバい」「豪速球告白からの壁ドンめちゃくちゃ格好よかった」「美々先生の告白からの青林のターン!!壁ドン返し」「美々先生の告白…最高すぎて胸が苦しい」「近年まれに見る良い告白でした」など美々の告白と、その後の青林の解答に視聴者から絶賛の声が送られている。(笠緒)
2020年11月18日木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らが悪を成敗する「七人の秘書」の4話が11月12日放送。今回は江口さん演じる萬と、財務大臣の粟田口、2人の“因縁”に視聴者の熱い注目が集まっている。本作は「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当。目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく新時代の痛快ドラマ。東都銀行で派遣の秘書として働く望月千代を木村さんが演じ、同じく東都銀行の秘書の照井七菜に広瀬さん、武術、身体能力に秀でた警視庁秘書の長谷不二子に菜々緒さん、医者になる夢を持っていたが今は病院秘書のパク・サランにシム・ウンギョンさん。ホテルオーナーの令嬢で都知事秘書をしている風間三和に大島さん。政治家の私設秘書をしていた情報屋の鰐淵五月に室井滋。ラーメン店「萬」店主でメンバーの元締めでもある萬敬太郎に江口さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は警視正・山根幸四郎(金井勇太)が女子高生・小杉映子(永瀬莉子)のスカートの中を盗撮、映子は警察に被害届を出すが、山根が財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)の後援会会長の息子だと知った警視庁警務部長・北島剛次(木下ほうか)は、粟田口に恩を売るため、この被害届をもみ消してしまう…。さらに帰宅途中の映子が襲われる事態に。たまたま通りかかった三和が映子を助けたことから、映子を盗撮したのが山根だと気づいた不二子は事件を隠蔽した警察組織に大激怒。「これ以上怖い目に遭いたくない」と泣き寝入りしようとする映子を諭し、一緒に戦おうと呼びかける…というストーリーが展開。山根の父親が財務大臣の粟田口十三(岸部一徳)の後援会長を務めていたことから、以前照井に頭取とのスキャンダルについて迫ったジャーナリスト・黒木(坂口拓)が現れ、山根の件を記事にすると伝えに来る。「私は痛くもかゆくもない」と動じない粟田口だが、渡された写真の中に萬が写っているのを見つけ表情を一変させる。「粟田口!やっぱ萬さんとなんかあんだね!」「大臣との関係、気になる」「萬さんは秘書を辞めても、粟田口の方にも放っておけない何かがあるのね」など、SNSには両者の“因縁”に触れた視聴者からのコメント多数。「江口洋介vs岸辺一徳の展開かよ。熱いな」「次回直接対決なんて楽しみだ」と、萬と粟田口が“対決”する次回に期待を寄せる声も数多く投稿されている。(笠緒)
2020年11月13日波瑠主演、松下洸平らの共演による「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の5話が11月11日放送。青林が“檸檬”だと知った美々は、自分が“草モチ”だと気づかせようとするも…松下さん演じる青林に「果てしなく鈍感」「それすら良い」などの反応が集まっている。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医の大桜美々を演じる本作。物語は産業医として鐘木パルプコーポレーション“通称カネパル”に勤務する美々が、自粛期間中にネットで知り合った“檸檬”と名乗る相手と“草モチ”としてメッセージのやり取りを続けるうちに、檸檬に恋心を抱くようになるのだが、どうも檸檬は同じ会社の社員らしく…というストーリーが展開。檸檬として美々とやり取りをしているが、美々が相手だと気づいていない青林風一に松下さん。美々に好意を持っていたため自分が檸檬だとウソをついた五文字順太郎に間宮祥太朗。美々と共に働く新人看護師の八木原大輝に「HiHi Jets」高橋優斗。かつて美々が檸檬候補だと思っていた昭和おじさんの人事部部長・朝鳴肇に及川光博。私生活が奔放すぎて青林と別離した我孫子沙織に川栄李奈。八木原の彼女の乙牧栞に福地桃子。カネパルで週2回診察をしている非常勤の精神科医師・富近ゆりに江口のりこといったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“檸檬”が青林だと知って「青林だけはイヤだった…はずなのに…」と思いながらも、彼を意識してしまう美々は、自分が「草モチ」だと青林にわからせようと決意。様々なアプローチを試みるが上手くいかない。メッセージで檸檬=青林がなわとびが飛べないことを知ると、翌日の昼休み、会社の屋上で青林を前に唐突になわとびをはじめる。しかし久々だったこともあってか上手くできず、一緒にいた八木原が「貸してください」と美々からなわとびを借りると、美々が披露しようとしていた二重跳び、前後交差跳び、クルーガーやトード、モンキーといった技の数々を見事にこなしてしまう…。その後、美々の家で朝鳴の息子・保、ゆり、青林とバーベキューが行われた際も、保のためにかくれんぼをすることになるのだが、美々がクローゼットに隠れると先に隠れていた青林と鉢合わせ。“密”な距離感に緊張してしまう美々の顔をじっと見つめる青林は、美々の口元に手を伸ばすのだが、美々のほくろを顔についたゴミと勘違い。さらにラストで、意を決し自分が草モチだと告白しようとした美々の話を聞いて「仲間じゃないですか」と“誤解”するなど、2人の恋はニアミス続き。コミカルすぎるすれ違いに「青林くんはもう鈍感すぎる(笑)」「果てしなく鈍感な青林いい」「はやく美々先生告白して両想いなって欲しいけど、青林の鈍感さも可愛くてまだ見ていたい」「青林の鈍感さに苛立ちが募ったけど、それすら良い。良すぎる」などの声が殺到中だ。(笠緒)
2020年11月12日2020年11月5日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に俳優の江口のりこさんが登場。「遊ぶ約束をたてること」について語ったコメントに、反響が相次ぎました。江口のりこ「約束がプレッシャー」この日、出演中のドラマ『#リモラブ』(日本テレビ系)の番組の宣伝もかねて出演した江口さん。撮影でBBQをしたことを話し「楽しかったし、おいしかった」と感想を述べていました。そこで、MCを務める加藤浩次さんが「じゃあプライベートでもやりましょうよ。今度(近藤春菜さんと)3人で」と誘ったところ、あまり乗り気じゃない様子で、こんなコメントを返しています。いやあ、今日の夕方するとかだったらいいですけど。プレッシャーになるのが嫌で。1週間後2週間後とかいわれたら、その日が近付いてくるのが嫌なんで。スッキリーより引用約束の日まで待ったり、準備をしたりするのが苦手で、急に誘われたほうがいいとのこと。ちなみに、BBQには興味があるようで、ドラマで共演している俳優の波留さんには「めっちゃ憧れはある」と話していたそうです。ネット上では、江口さんの気持ちに共感する声が相次ぎました。・予定が近付くとプレッシャーになる気持ちが分かる。いいことでも、そこに向けていろいろ整えないといけないから、その日まで緊張してしまう。・勢いやノリで行ったほうが楽なんだけど、決まっていないのも不安になります。・分かりすぎる。行ったら楽しいのに、それまでが憂うつ。決して相手を嫌いなわけじゃない。・自分のことかと思いました。江口のりこさんと気が合いそうな気がする…。『約束』ひとつとっても、感じ方は人それぞれ。予め約束をしっかり決めておきたい人もいれば、江口さんのように、それをプレッシャーに感じてしまう人も案外多いのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月05日俳優として活躍している江口洋介(えぐち・ようすけ)さん。その抜群の演技力で、多くの人から支持されています。そんな江口洋介さんの若い頃と現在の写真を比べてみました!江口洋介の若い頃に衝撃!1986年にドラマ『早春物語~私、大人になります~』(TBS系)で俳優デビューした、江口洋介さん。1987年には、映画『湘南爆走族』に主人公・江口洋助役で出演し、映画初主演を務めました。1988年にはドラマ『NEWジャングル』(日本テレビ系)に出演。同作では挿入歌『ガラスのバレイ』を歌い、歌手デビューを果たします。1990年代に入ると、ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)や『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)、『愛という名のもとに』(フジテレビ系)など数々のヒット作に立て続けに出演し、人気を獲得。こちらは、1990年に江口洋介さんが『東京ラブストーリー』の制作発表に登場した際の写真です。『東京ラブストーリー』制作発表左から江口洋介、有森也実、鈴木保奈美、織田裕二、千堂あきほ 1990年1993年放送のドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)では、連続ドラマ初主演。こちらの写真は、『ひとつ屋根の下』の制作発表に登場した際の江口洋介さんです。『ひとつ屋根の下』の制作発表に登壇する出演者たち(左から福山雅治、江口洋介、酒井法子) 1993年その後も、ドラマ『救命病棟24時』シリーズ(フジテレビ系)や『涙をふいて』(フジテレビ系)、『白い巨塔』(フジテレビ系)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)など数々のドラマに出演。また、映画『アナザヘヴン』や『となり町戦争』、『GOEMON』、『るろうに剣心』シリーズ、『天空の蜂』、『孤狼の血』、『コンフィデンスマンJP』シリーズなど、多数の映画でも魅力的な演技を見せています。プライベートでは、1999年に歌手の森高千里さんと結婚。芸能界の『おしどり夫婦』として知られています。結婚会見を開いた江口洋介と森高千里 1999年森高千里さんについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。森高千里の『今』は?旦那・江口洋介との生活や、ミニスカートへのこだわりを語る江口洋介の若い頃と変わらぬ現在の姿に「かっこいい!」の声2020年10月現在、江口洋介さんはインスタグラムやツイッターの公式アカウントは持っていませんが、出演した作品や番組の公式SNSにたびたび登場しています。日本のゴッドファーザー #赤星栄介 会長とご一緒に‼️映画『 #コンフィデンスマンJP 』公開まであと・・・33日 #コンフィデンスマンJP #江口洋介 #あかぼし #香港でも大暴れ #カウントダウン #明日は誰かな #お楽しみに ✨ pic.twitter.com/fjLHxfaFiO — 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) April 14, 2019 本日夜11時~フジテレビ系にて放送の「 #TOKIOカケル 」に #江口洋介 さん、 #滝藤賢一 さんが出演ぜひご覧ください❗️ #コンフィデンスマンJP #赤星 #支配人 pic.twitter.com/enpTjj732T — 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) April 22, 2020 全国週末興行成績ランキング(5/18~5/19 興行通信社調べ)✨第 1⃣位✨子猫ちゃんたち本当にありがとう♥️『 #コンフィデンスマンJP 』より愛を込めて左上から #小手伸也 #東出昌大 #三浦春馬 #小日向文世 #田中亮 #江口洋介 #織田梨沙 #長澤まさみ #竹内結子 #髭男 #大ヒット上映中 pic.twitter.com/gdvvEPIaTu — 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) May 20, 2019 この投稿をInstagramで見る NHKあさイチ(@nhk_asaichi)がシェアした投稿 - 2020年 9月月25日午前2時51分PDT江口洋介さんの年齢は、2020年10月現在、52歳。現在も若い頃と変わらぬかっこよさを見せており、ファンから「いつまでも変わらずかっこいい!」「素敵」といった絶賛の声が多く寄せられています。江口洋介さんのこれからの活躍も応援しています!江口洋介と妻・森高千里の結婚生活は?子供との関係性や、明かした過去に驚き[文・構成/grape編集部]
2020年10月02日クールな目つきに宿るアンニュイな表情。スラリとした長身に、凛とした佇まい。リアリティのある演技で、どんな役もこなし、作品をきりりと引き締める、比類なき女優。江口のりこさんが輝き続ける秘密とは?『半沢直樹』の国土交通大臣・白井亜希子役が強烈なインパクトを与えた江口のりこさんが、一躍脚光を浴びている。「いや~、世間の注目度が高い作品にたまたま出演しただけで、私自身は何も変わってません。出演のオファーをいただいた時は、前作が大ヒットしたことはもちろん知っていたし、自分とは縁遠い世界だと思っていたので、『なんで私なんやろ?』と驚きました。でも実際に現場入りしたら、雰囲気は他の現場と同じ。みなさん自分の仕事を淡々とこなしていたので、私もいつも通りに仕事ができました。ただ世間の関心が高すぎるのが…ちょっと。注目を浴びるのが苦手なので、正直、もうほっといてほしい(笑)。私にとってはどの作品も、同じ一つの作品にすぎないし、それに、今までだって頑張ってきたと思っているんですけどね~」江口さんのぼやきは、ごもっとも。芸歴約20年のベテランで、これまでも数多くの映画やドラマに出演して、存在感を放ってきた。シリアスからコミカルな役柄まで、オールマイティな役者として、確かな実力を存分に発揮している。江口さんが演じると、どの役もリアルな人間の質感と味わい深さを感じられ、たった数分の出演であっても強く印象に残る。クセや毒気の強い役でも愛着が湧いてくるから不思議だ。そんな幅広い役柄をこなしてきた江口さんは、毎回どのように役作りをしているのだろうか。「演じる役の職業のことを調べたりはしますけれど、自分の中で細かく作り込んでしまうと、現場の指示に素直に従えなくなるので、役作りは特にしません。どんなことがあっても臨機応変に対応できるように、とにかくセリフだけは頭にしっかり叩き込むようにしています。これは、劇団で習ったことのひとつですね」舞台、映画、テレビドラマと、多方面で活躍し、いくつもの役を掛け持ちすることも多い。しかし、混乱したり切り替えが難しかったりすることはないそう。「朝起きて、『あれ?なんで起きたんやろ。今日は何するんやったっけ?』と、ぽかんとなることはありますが、現場に入ってしまえば混乱することはないですね。そもそも切り替えという概念がない。役者さんの中には、役が抜けないと言う方もおられますが、『どういうことなんやろ』と思います。だってどんな役を演じても、結局は自分でしかないですもん。それを美術セットやメイク、衣装などによって、その役に見えるように作ってもらっているだけなので。特に映像の仕事はスタッフさんの力量が大きいですね」映像の仕事が増えても、劇団に所属し続ける理由は、舞台が自分のホームグラウンドという気持ちが強いから?「そういう意識はないけど、舞台は稽古時間が決まっていて、わりと健康的だし、どっぷりと落ち着いて作品について考えられるから好きです。映像のお仕事は、セリフさえ間違えなければ、次々と物事が進んでいくので怖くなる時があって。そんな時、劇団でひとつの芝居とじっくり向き合うと、今の自分を確認することができるんです。座長の柄本(明)さんに、『芝居はそんな簡単じゃないよ。もっと考えて、もっと探せ』と、芝居への姿勢を指摘されることがあります。どっかで簡単に解決するような癖がついてしまっているのかもしれません。だから定期的に劇団の舞台に立つことで、気を引き締めることができるんです。でも、映像の仕事も大切。もともとテレビドラマに出たいという思いは全くなかったんですが、やっているうちにドラマの世界もおもしろいなぁと思うようになってきました。特にそれを感じたのが『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の現場でした。プロデューサーの小田玲奈さんを中心に、良い作品を作ろうという気持ちの強いスタッフや共演者ばかりで、前向きに取り組めたんです。でもやはり怖さはあるので、毎回みなさんに励まされながらやっている感じですね」これからも世間の評価は気にせず、長く演じていきたいと、江口さんは話す。「芝居は、一生続けたいくらい楽しい。難しいから楽しいと思えるので、日々勉強です。この思いは、19歳から20年間、何も変わってませんね。そう思って続けてたら、40歳になってました。役者って、いくつになってもカラダさえ健康ならやれる。たとえば98歳とかで、私がめっちゃ元気やったら、役を独り占めできるわけじゃないですか。そうやって、長く役者をやっていたいですね」過去&現在進行形の出演作『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』ファッション誌編集者を目指し出版社に入社したのに、地味な校閲部に配属されたヒロインを石原さとみさんが演じる。江口さんは、厳しく真面目な校閲部の先輩・藤岩役を好演。2016年、日本テレビ系で放送。Huluで配信中。©NTV『事故物件 恐い間取り』売れない芸人のヤマメは、TV出演を条件に事故物件に住むことになり、そこから怪奇現象に巻き込まれていく。主演は亀梨和也さん。ヤマメに事故物件を紹介する不動産屋・横水を演じる江口さんの怪演が話題に。公開中。©2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会『キワドい2人‐K2‐』新米刑事役の山田涼介さんと、型破りな破天荒刑事役の田中圭さんの異母兄弟凸凹バディが池袋を守る。江口さんは、2人が勤務する強行犯係の頼れる姉貴的存在の木村ともこを演じる。毎週金曜22時~、TBS系で放送中。えぐち・のりこ1980年4月28日生まれ、兵庫県出身。’99年に柄本明さんが座長を務める劇団東京乾電池に入団し、現在も所属。2002年にスクリーンデビュー、’04年に初主演を務める。ドラマ『時効警察』シリーズにレギュラー出演し、知名度を上げた。’20年は、『ソワレ』『事故物件 恐い間取り』など5本の映画に出演。ドラマ『キワドい2人‐K2‐』が放送中。『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)が、10月14日スタート。ニットロングドレス¥64,000中に着たタートルネックニット¥37,000(共にAURALEE)レザーフラットミュール¥49,000(AURALEE MADE BY FOOT THE COACHER) 以上AURALEE TEL:03・6427・7141その他はスタイリスト私物※『anan』2020年9月30日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・清水奈緒美ヘア&メイク・廣瀬瑠美取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2020年09月27日12月から放送スタートする吉田羊主演連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」のエピソードとゲスト第1弾として、江口洋介、緒形直人、井之脇海らが発表された。新シーズン第1話「鼓動:前編」は、とあるビルから小児性犯罪の前科者が突き落とされるという事件が発生し、石川百合(吉田さん)らが事件を調べていると、現場に残された携帯電話に、9年前、自分の息子を殺害した罪で逮捕され服役を終えた日向秀樹から着信が入る。すると、百合たちに事件の冤罪を訴え、さらなる小児性犯罪者の殺害を予告する。そして百合たちは、9年前の事件を洗い直すことに。殺された秀樹の息子・大樹は、臓器移植法改正後心臓移植で命を救われ、奇跡の子として世間で注目された子どもであった――というあらすじ。そんな息子を殺した罪で逮捕されるが、無実を訴え復讐に燃える父・日向秀樹役には、「天使にリクエストを~人生最後の願い~」が放送を控える江口洋介。妻・桜役には戸田菜穂。息子・大樹に心臓を臓器提供し、ドナーとなった諸星光の父・要司役を緒形直人。母・朱里役を山本未來。大樹の殺害事件の捜査線上に浮かび上がる牛久明良役に、「義母と娘のブルース」「教場」の井之脇海。明良の父・昌和役に横田栄司。母・緑役に黒沢あすかが決定した。また、百合の相棒・高木信次郎(永山絢斗)の兄で、過去に大きな傷を背負ってしまった光太郎役を渡辺大。シーズン2で大きな印象を残した刑事部長・井内利夫(利重剛)も登場する。キャストコメント江口洋介これまでのシリーズを見させてもらったのですが、スタイリッシュで横浜の空気が匂いたつような映像や、サスペンスやアクションなどのスリリングさが魅力的な作品だったので、参加してみたいなと思っていました。テーマが子供の虐待や性犯罪、さらに「心臓移植」という要素も入ってきている。この前後編だけじゃ足りないぞというぐらい、伝えるべきことがたくさんあって、最初はどうしたものか、悩みました。でも今まで何度も出演してきたWOWOWということもあって、やはり地上波じゃできないもうひとつ深いところを狙っているんだろうなと感じ、出演を決めました。シーズン3なのでチームワークもできていて、それぞれの役割がしっかりあって、おそらくゲストは全員気持ち良く演じさせていただいているチームなんじゃないかなと。それがこの作品が成功している要因だと思いました。色々なことを考えながら演じさせてもらいました。本当に仕上がりが楽しみです。緒形直人とても良い脚本だったので、素敵な作品になればいいなと心から思います。そして皆様にとっても印象的な作品になればいいなと思い、撮影に臨みました。なんて言ったらいいのか、胸をえぐられるような、葬られてはいけないような内容で。脚本として良く練られていましたし、それに引っ張られるようにやっていた感覚です。シーズン3のスタートとなる、この1、2話で最初にグッと掴まなければいけないと思いますが、それぐらい力があるような内容になったと思います。ぜひこの回を見ていただけたら、そのあとはずーっと最後まで続けて見ていただけると思います。気合が入った作品でもありますし、出来上がりを楽しみにしています。戸田菜穂今回演じた桜は、壮絶な過去を抱えながら、なんとか生きている女性だったので、私も演じていて息苦しくなるような苦しい思いでした。現場は緊張感がみなぎり、大変集中力が高まりました。監督のお優しい眼差しが印象的でした。桜が、最後暗闇から抜け出せるか、いかに生きる術を見つけていくか、是非皆様にご覧頂きたいです。井之脇海母がアメリカ版オリジナルの「コールドケース」が大好きで、僕も学生の頃に実家でよく見ていました。「日本版にいつか参加したい」と思っていたので、夢が叶ってとても幸せです。完成を楽しみにしています。僕が演じた牛久明良は、少しひねくれた性格の持ち主で、心の奥には優しい一面も持っていることを忘れないよう演じました。吉田羊さん演じる百合と対峙するシーンでは、明良のその二面性がグチャグチャになります。僕も演じていて、今までにない心の揺れを感じました。そのシーンにぜひ注目して見ていただきたいです。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年09月15日山田涼介と田中圭演じる異母兄弟バディが活躍する新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」が9月11日放送開始。山田さんと田中さんのバディぶりと、若手刑事役のジェシーに多くの視聴者が注目した様子だ。第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」を映像化する本作。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一を山田さんが、超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司を田中さんがそれぞれ演じ、実は異母兄弟である2人が池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマとなる。2人が勤務する池袋署刑事課強行犯係のメンバーとしてジェシーさん(SixTONES)、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさらも共演。神崎と黒木の父・神崎賢造には椎名桔平といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。池袋署の刑事課強行犯係に配属されたキャリアの神崎は、初出勤早々、無断欠勤中の相棒となる先輩刑事・黒木を探すよう、強行犯係の係長・末長から命じられる。黒木の前夜の動向を調べるとガールズバーを訪れており、そこの女子大学生・萱島麻衣と店を出たその後の足取りがつかめなかった。神崎は麻衣の自宅の前で急ブレーキ跡と血の付いた黒木の警察手帳を見つける。その頃、強行犯係に黒木から「誘拐事件に巻き込まれた」と電話が入る。神崎が救出に向かうと監禁現場には火が放たれていた。パニックになる神崎だが黒木の機転が利いた行動で2人は助かる。しかし麻衣は犯人に連れ去られてしまう。実はこの麻衣は本人ではなく“成りすまし”で、本物の麻衣の身分証を盗んで偽装した氏原彩乃(関水渚)が、父をクビにした復讐のために仕組んだ誘拐だった…というのが今回のおはなし。事件解決後には神崎と黒木が異母兄弟であることが判明。黒木が神崎の家に引っ越してくる…というラストだった。放送後には「田中圭の大人で男らしいかっこよさと山田くんの若くて愛らしいかわいさがマッチして2人ともが引き立ってた」「本人が持ってる部分を誇張したキャラクターでそれぞれが引き立つのがまた良かった」「山田涼介×田中圭をキャスティングした人天才」など、山田さんと田中さんの“バディ”を絶賛する声がSNSに殺到。また優秀な若手刑事、諸星一朗役で出演したジェシーさんにも「すごく男前でかっこよくて押忍って返事がまた良き拍手」などの声が。特に水族館で犯人を確保するシーンには「水も滴るいい男」「この表情すっごく好き」といった反応が数多く寄せられている。(笠緒)
2020年09月12日波瑠が主演する新水曜ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」に、先日発表された松下洸平ら“恋の容疑者”に引き続き、ドラマに花を添える女性キャストが明らかになった。今回新たに発表されたのは、川栄李奈、福地桃子、江口のりこの3名。川栄さんが演じるのは、青林(松下さん)の彼女で、鐘木パルプコーポレーション(カネパル)には昨年入社、人事部2年目となる我孫子沙織。美々(波瑠さん)とは真逆で愛想の良い明るい女性だ。「早く先の展開が知りたくなるような楽しみなストーリー」と台本の印象を明かした川栄さんは、「恋模様も楽しみながら、みなさんのキャラクターの個性が溢れているので、そこにも注目してもらえたらなと思います」と見どころを話している。福地さんが演じるのは、カネパル社員の行きつけの居酒屋「おと」の一人娘・乙牧栞。新人看護師・八木原(高橋優斗)とバカップルで、彼氏のお弁当作りを日課にしているが、父にはまだそのことを報告できていない。「恋愛に一生懸命で家族思い」と自身が演じるキャラクターについて語った福地さんは、「登場するシーンでは毎週くせになるような、ほっとするような時間を共演者の皆さんと一緒に作っていけるように、気を引き締めて参加させていただきます」と意気込んだ。そして江口さんは、カネパルの健康管理室で週2回診察をしている非常勤の精神科医師・富近ゆりを演じる。「私がやる役は、精神科医で私生活は男にモテる女という事らしい」と役柄を明かし、「そこんとこは衣装メイクはじめ、スタッフの皆さんに助けてもらわないとなぁ…と。観る人が毎週楽しみになるようなドラマが出来たらいいなぁ、と思います。よろしくお願いします」とコメントしている。「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」は10月14日(水)22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年09月09日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が7日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。イベントではファンからの質問にキャストが答えるコーナーも。今後のゲストの希望について聞かれると、江口が「ハリウッドスターとか。モーガン・フリーマン」と答え、キャスト陣は「渋い!」と爆笑する。小日向は「レディー・ガガとか? 親日だから出てくれるかもしれない」と期待し、東出・関水は「(レオナルド・)ディカプリオ」と豪華な希望に。長澤が「ロバート・デ・ニーロじゃない?」と小手に振ると、小手は「ぼくがちょっと被っちゃうかな」とボケていた。また江口演じる赤星が、長澤演じるダー子に惚れてるのか? という質問には、江口が「愛しすぎて憎むことはある。憎しみからの愛情、曲がった恋愛感情を持っている感じじゃないですかね」と分析。その様子に小日向は「今日、饒舌だなあ。飲んできてるんじゃない?」と疑念を向け、小手が「盛り上げようと頑張ってくださってるのに!」とたしなめる。一方長澤も、「(愛情は)感じてると思いますよ。ダー子の方もすごく愛情を注いでると思いますしね。こっちからアピールした、みたいなところはあるかもしれないですね」とニヤリ。江口は「切っても切れない」と2人の縁を表しつつ、次回作での赤星の被害額について「興行収入は超えたいですね」と希望し、長澤からも「饒舌だなあ、今日」とつっこまれていた。
2020年09月07日新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」のParaviオリジナルストーリー「キワドくなりたい男」が独占配信決定。本作は、横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」のドラマ化作品。山田涼介がキャリア刑事・神崎隆一を、田中圭が超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司を演じ、2人がバディを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマだ。今回配信が決定したParaviオリジナルストーリーでは、ジェシー(SixTONES)演じる諸星一朗が主人公。池袋署刑事課・強行犯係の真面目すぎる若手刑事・諸星。優秀な若手として池袋署にやってきたものの、「真面目だなあ」と言われるだけで、事件捜査のたびに衝突を繰り返し、自分より危なっかしく見える神崎・黒木よりちっとも目立てない自分。そんな自分の殻を打ち破るため、彼が“キワドい男”を目指す。“キワドい2人”神崎・黒木バディの背中を追いかけながら、一人の男としての自信、一人の人間としての自信を取り戻していく物語が描かれる。本編の刑事ミステリーとは違った、ラブストーリーとしての要素もふんだんに詰め込まれている。本作にはほかにも、諸星のバディで強行犯係の頼れる姉貴的な存在の木村ともこ(江口のりこ)、諸星の同僚で池袋署一女子力が高い石館美空(奥山かずさ)も登場。今作が連続配信ドラマ初主演となるジェシーさんは「Paraviで、しかも主演としてやらせてもらえるとは思っていなかったので、とてもうれしいです!」と出演を喜び、「本編とは一味違った諸星を演じているのでぜひ注目していただきたいのと、木村役を演じる江口のりこさんとたくさんの掛け合いをしているので、そちらも楽しんでもらえたらなと思います。ぜひ見てください!」とメッセージ。配信決定発表と同時に、ジェシーさんが気合いを入れて臨んだビジュアルも公開。撮影時はスーツをビシッとキメ、カメラマンの指示のもと次々にポーズを決めていったという。「キワドくなりたい男」あらすじ池袋署刑事課・強行犯係の真面目すぎる若手刑事・諸星一朗(ジェシー)。諸星が黒木(田中圭)の調査報告書を代わりに作成していると、バディの木村(江口のりこ)に「いつまでもそんなんしてたら、今に神崎くんにも追い越されるんじゃないの」と言われてしまう。新人の神崎(山田涼介)に負けたと思い悔しがっていると、諸星の携帯にマッチングアプリの通知が鳴る。メッセージの相手はマッチングアプリで最近知り合ったパプリカちゃん。ここ数日やりとりをしているのだが、勇気がなく本当の連絡先を聞けずにいた。メッセージを読んでにやけていると、木村に「仕事が終わったんなら、ちょっと付き合わない?」と誘われ…。Paraviオリジナルストーリー「キワドくなりたい男」は9月11日(金)「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」放送後に配信予定。金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は9月11日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年08月26日『半沢直樹』(TBS系)で半沢の前に立ち塞がる国土交通大臣・白井亜希子役を熱演している江口のりこ(40)。兵庫県明石市で生まれた彼女は兄2人と双子の姉、そして妹と両親の7人家族の中で育った。「父親は金融業を営んでいました。県営住宅に住んでいましたが、手狭になり小学校入学前に加古川市に転居。小4時に姫路で新築の家を建てたとき、彼女は『ようやく自分の四畳半部屋が持てた!』とうれしそうに話していたそうです。中学校では姉妹で陸上部に所属し、姫路地区では800m走の部で3年間連続2位の記録を持っていました」(地元の知人)江口はかつてインタビューで、家族についてこう語っている。「大家族だったので、母からは『自分のことは自分でやりなさい』と言われていました。だから学校で雑巾を持ってくるように言われると自分で縫って持っていってた」(『週刊現代』’18年3月17日)そんな母の教育方針ゆえ、早くから自立心が芽生えて、18歳で上京した江口だが――。「実はそんな彼女を育てあげた母・街子さんも、数年前から上京してきているんです。江口さんの父親が亡くなった約15年前、将来に不安を感じた街子さんは、友人に連れられて地元の占い師のもとに行ったそうです。その日を境に彼女は手相や西洋占星術、タロット占いを猛勉強。勤めていた会社も辞め、後半生は占い師になると決めたといいます」と語るのは、占術関係者。「現在、街子さんは都内に自分の占いカフェを持つほどの人気です。都心にある占い師育成スクールでは講師も務めているんですよ」人気女優の娘と人気占い師の母。意外なつながりだが、双方とも母娘であると明かしてはいない。江口はかつてインタビューで、母親についてこう語っていた。「『この前のドラマ観たよ』と連絡をもらったことは一度もありません。そもそも東京に行くと言った時も『あっそう』という感じでした」(『婦人公論』’19年7月23日)8月20日、娘の最近の活躍ぶりをどう思うか、本誌は都心の占いスクールから出てきた母親に直撃したが、「違います、違います」と語るばかりで、記者と一切、目を合わせることはなかった。「江口さんは公に母親の話をすることはほとんどありませんが、不仲というわけではなく、家族同士で必要以上に干渉しないだけ。実際、今でも江口さんの誕生日にはお母さんがケーキを買ってきてお祝いすることも……」(舞台関係者)“自分の夢は自分でかなえる”、それが江口家の家族方針なのだろう。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月25日