SNSでの手書きメッセージの投稿などで、美しい文字がたびたび話題になっている河井ゆずるさん。実際に直筆のお手紙を書いていただきながら、河井さんと手書きの歴史、そして文字に込める想いを伺いました。河井ゆずるさんと手書きの関係。熱と想いを、文字に込めて。バラエティ番組のフリップや、インスタグラムに投稿された手書きメッセージの文字が美しいことで話題となった、アインシュタインの河井ゆずるさん。どこで習得したのかと尋ねると、なんと独学だったことが判明!「教室に通ったりしたことはないんです。小学生でひらがなを習った時に、“なんでお手本どおりに書かれへんのやろ…”と不思議で、どうにかして同じように書きたいという気持ちが漠然とあって。チラシの裏に文字を書いて練習してましたね。性格も大きいと思います。先生が黒板に書いたものをノートに書き取る時に、ノートの罫線やマス目から文字がはみ出るのが気持ち悪くて、うまく収まるまで消して書き直していました。“きれいに書けるまで次にいかれへん”みたいなルールが自分の中にできて、先生が黒板を消し始めたのに書き直し続けて、写すのが間に合わないことも(笑)」アルバイト先での経験も大きな影響を与えることになる。「18歳の時に働き始めたレストランバーのオーナーがメニューを手書きしていて、いわゆる美しい字とは少し違う素敵な文字やったんですけど、魅力的でいいなと思ったんです。その後、オーナーが新しく立ち上げた居酒屋の社員になり僕がメニューを書くようになってから、明らかに字が変わりました。『蓮根』は漢字にしようとか、ちょっと漢字が多いから崩したひらがなを入れてみようとか、全体のバランスを見ながら毎日1時間半くらいかけて書いていましたね。自己流ですけど、筆ペンの使い方も身につきました。しんどかったですけど、楽しかったです」書いていて気持ちのいい文字は、「道」だという。「そもそも『しんにょう』を書くのが好きで、なかでも『道』はバランスがとりやすいんです。難しいのは『な』で、いまだに納得できるものが書けない。『井』とか『川』みたいな単純な配列のものもなかなか大変ですね。基本的には崩すことはせず、見た人に“ていねいに書いているな”と思ってもらえるような字を目指していますね。逆に、大喜利でフリップに回答を書く時はあえて崩すようにするというか、あまりきれいに書かないようにしています」人が書いた文字もよく見ている。「お寿司屋さんの看板とかは観察しちゃいますね。いいなと思うものもあれば、“なんでこんな感じにしたんやろ”と思うこともあります(笑)。好きなのは書道家の武田双雲さんの字。美しくて読みやすいのに、はらいなど、いろいろな部分に個性を感じるところがすごいなって思います。カラオケで、めちゃめちゃうまいのになんか響かんなぁって思う歌の人っているでしょ?トットってコンビの多田(智佑)がそうなんですけど(笑)、それは文字でも同じ。ピカソの絵じゃないですけど、基礎がしっかりとできている上で、オリジナリティがある字に惹かれます」もらったファンレターには、できるだけ手書きで返信するようにしているという河井さん。「想いを込めたい時は、やっぱり手書きするようにしています。多分、手書きのメッセージをもらって嬉しくない人っていないんじゃないですか。誕生日やクリスマスみたいな特別な日じゃなくても、たとえば、ごちそうしてもらったお礼にハンカチやお菓子と一緒にメッセージカードを添えたり、そういうことをしても喜ばれると思いますよ!」かわい・ゆずる1980年11月28日生まれ、大阪府出身。お笑いコンビ・アインシュタインのツッコミ担当。『ラヴィット!』(TBS系)の火曜レギュラー。YouTube「アインシュタインのYouTubeシュタイン」を配信中。メガネ¥54,230(オプティカルテーラークレイドル/オプティカルテーラークレイドル青山店 TEL:03・6418・0577)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年4月24日号より。写真・Marco Perboniスタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2024年04月23日阿部サダヲが主演を務める「不適切にもほどがある!」第9話が3月22日に放送され、古田新太演じるゆずるの姿に「面白過ぎるwww」「最高」といった声が上がっている。本作は、阿部さん演じる妻を亡くした小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップするタイムスリップコメディ。宮藤官九郎が脚本を務め、市郎とそのひとり娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーとなっている。市郎の一人娘・純子を河合優実、純子が密かに想いを寄せる相手“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村勇斗、令和で出会うシングルマザー・犬島渚を仲里依紗、市郎とは逆に2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする、社会学者の向坂サカエ役に吉田羊が出演。さらに、山本耕史、古田新太、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、坂元愛登ら個性豊かなキャストが集結している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。社内報のインタビューを受けた渚(仲里依紗)の記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が自分が妊活をしていることは渚にしか言っていなかったことを理由に、渚の発言が自分に対するアウティングかつマタハラだ、と市郎(阿部サダヲ)の元に相談にくる。秋津(磯村勇斗)も交え、市郎から話を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。一方、秋津が社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)と待ち合わせをするため、市郎と秋津は「SCANDAL」へ。するとそこには昭和にいるはずのサカエ(吉田羊)の姿があった。…というのが第9話のストーリー。櫻坂46の守屋さんの登場にSNSでは「れなぁ!!」「れなぁがいた!!」「可愛い」と盛り上がりを見せた。サカエは昭和でキヨシの担任の安森と良い感じになったが、井上からの電話で呼び出されて令和に戻って来たのだった。井上の話によると、タイムマシンのスポンサーが業績不振によりタイムマシンの事業から手を引くため、タイムマシンがもう出せないということだった。これに対しSNSでは「そんな費用かかってたの?」「数百万もかかるのか」という声が上がる一方で「数百万で動かせるのか」と意外な金額に対する声が上がった。昭和に帰れないことにショックを受けた市郎だったが、栗田から渚がパワハラで訴えられると呼び出され急いで会議室に向かう。杉山が妊活中であることを知りながら渚が時間外労働を命じたこと、打ち合わせを決める際に妊活やクリニックを理由に参加できない杉山に対し「その週はいないものとして…」という渚の発言などを受け、1か月の休職を申し出たことを聞かされる。渚の気持ちは聞き入れてもらえることはなく、栗田に「そんなつもりじゃなかったでは済まされない」と、1か月の休職を命じられてしまった。これに対しSNSでは「言い方難しい」「もやもやする」「考えさせられる」と、現実でも起こりうるテーマに、複雑な声で溢れた。そして、秋津親子の恋にもそれぞれ進展が。昭和ではムッチ先輩が純子に「高校を卒業したら結婚しよう」と告白するものの「ごめんなさい」と断られ、令和では秋津がマッチングアプリで知り合った恭子に属性が違ったと振られてしまう。それぞれの時代で振られ、泣きながら純子の名前を叫ぶムッチ先輩と、泣きながらナポリタンを頬張る秋津の姿にSNSでは「親子すぎるwww」「どっちも振られてる」という投稿が相次いだ。ラストでは、渚が住人とトラブルになり「そんな上から言わなくても良いんじゃないですか?」「そんなだからパワハラで訴えられるんですよ」と言われてしまう。そこへ古田さん演じるゆずるが「あんたに娘の何がわかるんだ」と現れ、恒例のミュージカルシーンに。途中で何度も倒れ、自分で救急車を呼びながらも最後まで渚を思って歌いきる姿にSNSでは「命懸けのミュージカルシーン」「落ち着いてww」「無理しないで」という声が上がる一方で「面白過ぎるwww」「過去一好きかも」という声や「古田新太さん最高」と絶賛する声が上がった。そして、タイムマシンの燃料が1往復分だけ残っていたことがわかり、落ち込む渚を連れて市郎が昭和へ行くバスに乗るシーンで第9話が幕を閉じた。いよいよ次週最終話を迎える本作に「来週で終わるなんてムリ」「寂しい」という声や「どう終わるんだろう」「みんな幸せになって欲しい」という声が上がっている。第10話(最終話)あらすじタイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。遂に昭和に戻る決心をした市郎(阿部サダヲ)は、令和での身辺整理を着々と進めていた。最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚(仲里依紗)のために使おうと決めた市郎は、秋津(磯村勇斗)やゆずる(古田新太)、井上(三宅弘城)らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かうのだった。昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子(河合優実)に再会した市郎。だが、変わったのは純子だけではなく、令和に馴染んだ市郎の内面もまたアップデートしていた。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は…。「不適切にもほどがある!」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月23日歌や舞踊、豪華な衣裳と伝統芸能をふんだんに取り入れた、新年にふさわしい舞台、詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~。紅ゆずるがついに宝塚時代から切望されていた光源氏を演じる。紅ゆずるに話を聞いた。源氏物語の印象について聞くと、「源氏物語の印象は、“パニック・ラブ・ストーリー”(笑)。光源氏は13人の女性の誰一人とも愛が完結せず、次から次へと移っていく。それって大パニックじゃないですか。私は宝塚を退団した時、男役を演じることは金輪際ないと思っていました。でも在団中に光源氏をやってほしいという声を多数いただき、和物なら光源氏をやりたいという思いはずっとありました。ただ、光源氏は私の中では中性的な存在です。妖艶で魔性の持ち主で、人間というよりユニコーンのようなイメージもあって。もちろん人間らしいから恋多き男なのでしょうが、六条御息所が生霊となるような要素を光源氏自身も持っていたかもしれない。そんな人を超えたような部分を表せたらと考えています。」と答えた。また、「もう一つ、光源氏の誰もが憧れる、際立った外見の美しさは大切にしたいです。」という。「いくら女性にうつつを抜かしても、顔が良かったら許せたりもする(笑)。その美しさなしにこの物語は成り立たないでしょう。所作を尾上菊之丞さんに教えていただいて、この世のものとは思えない美しさを醸し出せたら。」と意気込む。さらに、すでにビジュアルも解禁されているが、「お衣裳が素晴らしいです。金糸を使って再現された本物の装束で、とても重厚。実際に着てみるとかなり重みがあり、昔の人の感覚を体感できたりもします。私は役によって衣裳に重さを持たせたることもあり、『霧深きエルベのほとり』の船乗りの役では足元が重い靴をあえて履いていました。今回もこの装束の重さが光源氏の心情や時代背景と重ねればいいなと思っています。」とも。最後に、「和歌の朗読、和楽器の演奏、日本舞踊など、伝統芸能が取り入れられているのも素敵ですね。私は宝塚時代、三味線の成績がすごく良かったんです。だから源氏物語の時代にまだ三味線がないのが残念(笑)。ですが、いろんなことを教わりながら苦しみたい。お正月公演にふさわしい立ち振る舞いができるように頑張ります。」と締めた。2024年の抱負については、「舞台だけでなく映像でもお芝居したいです。そしてバラエティー番組にも出たいですね。バラエティーの現場って実はハードで、流れを読みつつ、いつ何時でも対応できる瞬発力が求められます。それでも初めて「踊る!さんま御殿!!」に出た時、とても楽しくやりがいを感じました。私は人に笑ってもらうことが大好きなので、チャンスがあればぜひ挑戦したいです。」と意気込んだ。取材・文:三浦真紀ヘアメイク:miura(JOUER)スタイリスト:鈴木仁美
2023年12月04日お笑いコンビ・アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が25日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われた「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」オープニング記者会見でMCを務めた。アインシュタインと福本愛菜がMCを務め、田津原理音、ミキ、レイザーラモンRG、ジョイマン、川畑泰史、ベリーグッドマン、藤崎マーケット、NONSTYLE・石田明、のだこころが出席した会見。同フェス内で開催される「ノンタンのわくわくピクニック」から、ノンタンも登場した。「ノンタンのわくわくピクニック」は、石田明が脚本と演出を担当。ノンタンらに加え、“うたのおねえさん”のだこころが出演する。ノンタンは登場すると、のだと石田とハイタッチ。稲田はハイタッチしてもらえなかったようで、「ハイタッチを無視された」としょんぼりした表情を見せた。だが、稲田がノンタンの“通訳”を担当することに。稲田が「Warai Mirai Fesの意気込みを聞いてもいいですか?」と質問すると、ノンタンは耳打ち。そして、稲田は「来てくれたお客さんに今年見たどの花火よりも忘れられないもん見したるわ」と、ノンタンが言いそうにないカッコよすぎる語尾で通訳して爆笑を誘い、河井や石田らからツッコまれていた。「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」は、8月25日~8月27日の3日間、COOL JAPAN PARK OSAKAを含む大阪城公園内にて開催。2025年大阪・関西万博のテーマでもあるSDGsの達成を旗印に、「チーム関西」各社のアイデアやリソース等を掛け合わせ、より組織的に文化・エンタテインメント・スポーツに関するステージやワークショップ、シンポジウムなど多彩なプログラムを実施し、将来を担う子供たちが未来を体験できるイベントを目指す。
2023年08月25日お笑いコンビのアインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が出演する、LINE『LINE:モンスターファーム』の新WEB CM「がんばれイナッダー編」「かわいいユッズー編」「俺の方がかわいい編」が21日、公開された。『LINE:モンスターファーム』は、音楽CDを読み込ませることでモンスターが誕生する再生システムの斬新さと育成、バトルの面白さから多くのユーザー支持を集めた『モンスターファーム』(1997年発売)、『モンスターファーム2』(1999年発売)の世界観を受け継ぎつつ、LINEの友だちからモンスターを再生できる「フレンド再生」など、LINEならではの新要素を追加した完全新作。本日21日より事前登録が開始したことを記念して、アインシュタインが出演する新WEB CMが公開された。新WEB CMでは、アインシュタインの二人が、「フレンド再生」の機能を使ってお互いから再生したモンスターに「イナッダー」と「ユッズー」と名付けて育成を楽しむ姿が描かれる。また、撮影現場の様子やインタビュー映像も本日よりLINE GAME公式YouTubeチャンネルで公開されている。○■アインシュタイン インタビュー――撮影の感想を教えてください。河井:絶対に良くなかったはずのテイクも「良かったです!」と監督さんが優しくおっしゃっていただいて、途中何が正解か、ほんまに分からなくなった瞬間もありましたけど(笑)、皆さんのおかげでものすごく楽しく撮影を終えられました。稲田:ちょっと役作りにてこずったんですけど、自分的にはいい演技ができたなと思います。河井:え、え? 役作り?稲田:うるさいな(笑)。いろんな役を体に入れてみたんですけど。河井:え? 体に入れてみた? “いたこ”みたいなこと? どういうこと(笑)?稲田:“稲田”という役を自分に入れて、俳優モードでやらせてもらいました(笑)。――お互いのLINEアカウントから再生したモンスターを育てるとしたらどう育てますか?河井:僕は曲がったモンスターにならないように真面目に育てたいと思いますね。稲田:河井さんに腹が立ったりするようなことがあんねんやったらエサをあげなくなったりとか……河井:良くないな、良くないで! そういうのをバーチャルの世界に(笑)。純粋に楽しんで欲しい、俺は!稲田:じゃ、ちょっとトレーニングを多めにしたりとか……河井:ま、ええわ、それで帳尻合うんやったらええけどな(笑)。――自分をモンスターに例えると何ですか?河井:僕は自分で言うのもあれなんですけど、歳とともに小綺麗になるようというので、ちょっと美容のことをやってみたり、土鍋でご飯を炊いてみたりとか、お花を生けたりとか。稲田:僕はですね、仕事があって行けなかったりするので、お休みの日に皮膚科とか眼科と整体とか行ったりするので“保険証モンスター”ですかね(笑)。河井:なんやねん、そのモンスター(笑)! なんて字幕入れたらええねん。“保険証モンスター”って(笑)?稲田:保険証を手当たり次第に出すんでね(笑)。河井:国に感謝モンスター(笑)?稲田:国に感謝モンスター(笑)。――CM視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。河井:携帯、スマホから始められる方、たくさんいろんな世代の方がいらっしゃると思いますが、いろんな世代の方に楽しんでもらえるゲームになっていると思いますので、その入り口としてCMの方もお楽しみいただきたいと思います。稲田:もしそうじゃない方には申し訳ないんですが、聞いてください! 「はよせな、遅刻するで!」河井:え? 何のこと? 何がそうじゃない方(笑)?稲田:用事がない方(笑)。用事がない方には申し訳ないんですけど。河井:全神経を尖らせて集中したけど、ちょっと意味分からんかったわ(笑)。稲田:すみません、冒険しすぎました(笑)。(C)LINE Corporation (C)コーエーテクモゲームス
2022年11月21日お笑いコンビ・アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が21日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演し、中川家とともに報道陣の取材に応じた。2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェス「LIVE STAND」が、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。アインシュタインは「LIVE STAND」初出演。河井は「こんなにたくさんの方に来ていただけるとは思っていなくてびっくりしました」と感想を述べ、「大阪、福岡とまだまだありますので気を抜かず、我々の世代で盛り上げていけるようにと思っています」と気を引き締めた。稲田は「楽しかったです。初めてでしたし、お客さんがこんないっぱいいて、同じところを見ているなんて素晴らしいな、お笑いは素晴らしいなって」と熱く語ってから、「ただ今日のネタがちょっと前にテレビでやって大失敗したから今日こそはちゃんとやって自信をつけようと思ったのに、また大失敗に終わってしまって。悔しいので大阪も同じネタで!」とリベンジを誓い、河井は「まだわからへん」と言うも、「絶対に失敗しない漫才を見せます!」と宣言していた。そして、大阪城ホールを中心に開催される大阪公演について、河井は「出身地ですので感慨深いものがあります」と述べ、稲田は「L’Arc~en~Cielのライブを大阪城ホールで見て、僕もL’Arc~en~Cielのような存在になれたら……というのをなんとなく面白い感じで書いて」と最後は記者にお任せし、河井が「ほとんどお任せやがな」とツッコんでいた。
2022年08月21日お笑いコンビ・アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が15日、都内で行われた厚生労働省と吉本興業によるイベント「スベっちゃダメよ!転倒予防 ムチャしちゃダメよ!腰痛予防“全国スベっちゃダメよキャンペーン”キックオフイベント」に登壇。イベント後に囲み取材に応じた。稲田は37歳、河井は41歳。年を取ったと感じたエピソードを聞かれると、河井は「買い物に行って何を買いに行ったかわからなくなる」と答え、続けて、「スーパーでレジしながら仕事の電話がかかってきたので、『すみません失礼ですけど』って電話に出て、(携帯を肩と耳の間に)挟んで、スーパーから出るときに、(携帯を)ここに挟んでいることを忘れてレジのお姉さんに『携帯落ちてないですか』って」というエピソードも明かすと、芸人仲間は「ヤバい」と笑った。一方、稲田は、階段から落ちることが増えていると言い、さらに、「最近もう1個多いのが、曲がり角で曲がるときに、早めに曲がりすぎて壁にぶつかる」と告白すると、笑いが起こるも、河井は「主治医の先生に相談を」と助言。稲田は「もうちょっとシャキッとして生きていこうと思います、全体的に」と気を引き締めた。近年、「労働災害(=仕事中においての怪我)」で増えている転倒と腰痛は、意外にも重篤になるケースがあり、企業にとっても労働者にとっても、重要な社会課題に。転倒・腰痛の予防を図るため、吉本芸人が「スベっちゃダメよ喚起隊」を結成。啓発ポスターや啓発動画を通じて、職場での転倒・腰痛の予防を呼びかける。イベントには、「スベっちゃダメよ喚起隊」に抜てきされたアインシュタイン、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、ぼる塾(きりやはるか、あんり)が登壇。転倒・腰痛予防をテーマとした大喜利などで盛り上げた。
2022年02月15日アキラナカ(AKIRANAKA)の2022年春夏コレクションが発表された。陶芸家・河井寛次郎の自由な精神を引用2007年にPOESIEとしてブランドをスタートさせたアキラナカ。<ブランド中期>とも位置付けられる昨今のコレクションを振り返る中で、デザイナーのナカアキラは“型にはまらず、前進し続けたい”と改めて考え、大正から昭和に活躍した京都出身の陶芸家・河井寛次郎に思いを馳せた。河井は、陶磁器試験場で実験を行っていた経緯から“釉薬”の知識が深く、ユニークな色彩表現で有名な陶芸家。しかしその高い技術力に甘んじることなく、様々な試みの中に“新しい美”を見出し、独創的な作品を発表し続けた。今季はそんな河井の“自由な姿勢”を引用しながら、型にはまらない遊び心溢れるコレクションを提案する。思うままに小筆で描いたジャケットまず目を引くのは、釉薬や焼き方によって仕上がりが大きく変わる陶芸の“偶発的な美”から着想を得て作ったテーラードジャケット。最初にデザインを決めず、思うままに小筆で色をのせたというジャケットは、“誰も見出せていない<美意識>がまだあるのではないだろうか”というナカ自身のチャレンジングな想いが感じられる1着だ。日本の植物を落とし込んだワンピース陶磁器を思わせるボタニカル柄は、ワンピースやトップスに落とし込んだ。毛筆で描いた日本の植物をあえて“パターン化”させて全体にプリントすることで、和に寄りすぎないモダンなムードを纏わせた。“おみくじ”や“餅花”のようなデザインシンプルなワンカラーのトップスやドレスに施された、プレイフルなディテールにも注目したい。ニットトップスの背面にあしらった紐は、河井寛次郎の自宅兼工房の庭にあったという“餅花”のような見た目に。ノースリーブドレスの背面には、丁寧に畳んで結ばれた“おみくじ”のようなデザインを取り入れた。和紙を混ぜたコットンやカラフルなガラスビーズファブリックは、和紙を混ぜたコットンやハンドカットのジャカード、粘土のような風合いの生地など、どこかクラフト感のあるものが主流。ブラックのニットベストは、カラフルなガラスビーズを1つずつ丁寧に飾り付けることで温かみのある表情に仕上げている。
2021年11月10日紅ゆずるが主演するブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」が8月11日、東京・明治座にて開幕した。豪華客船を舞台に、様々な立場の人々がそれぞれの思惑があるがゆえにトラブルを引き起こし、巻き込まれていく、トニー賞3部門を獲得したミュージカル・コメディの傑作。明治座では劇場創立以来初のブロードウェイ・ミュージカル作品の上演となる。舞台は1930年代半ばのニューヨーク。ナイトクラブの大スター、リノ・スウィーニー。そして一筋縄ではいかない登場人物たちが、偶然か必然か、ロンドン行きの豪華客船S・S・アメリカ号に乗り合わせたことから物語が進んでいく。ナイトクラブの大スター・リノを演じるのは、元宝塚歌劇団・星組トップスターで、退団後初のミュージカル出演となる紅ゆずる。豪華客船でトラブルや思惑に巻き込まれながら、それすらも笑い飛ばすパワフルなリノを、軽快に演じている。リノに猛アタックされながらも、自身は社交界の華・ホープが愛しているビリー役には大野拓朗、エリートのはずなのになんだか情けないビリーだが、愛嬌たっぷりなのは大野ならでは。そして陣内孝則演じるギャング・ムーンフェイスと、平野綾演じるその情婦・アーマ。ふたりが乗船したことで、またトラブルに繋がっていくわけだが、ヒールのはずがどこか憎めないキャラクターの二人が引き起こすドタバタが、タイトルでもある「エニシング・ゴーズ」=なんでもあり!な本作をより一層盛り上げている。演出・原田諒(宝塚歌劇団)の手腕で、歌・ダンスはもちろん、各場面が一層ショーアップされた本作。主題歌「エニシング・ゴーズ」では、キャストが集合。タップダンスで盛り上がる大ナンバーは圧巻だ。さらに松井るみが手掛けた、舞台美術は、盆が回るごとに船室、デッキ、さらには客室と、まるで乗船したような気持ちで楽しむことができる。舞台となった1930年頃は大恐慌からようやく落ち着きを取り戻した時期。当時の時代も求めた明るいミュージカル・コメディをぜひ劇場で体感してほしい。公演は8月29日まで、東京・明治座にて。その後は、愛知・御園座、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座を回る。チケットぴあでは東京公演は公演前日17時まで購入できる当日引換券を発売中。愛知、大阪、福岡公演はチケット一般発売中。
2021年08月17日元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずるが主演するブロードウェイ・ミュージカル『エニシング・ゴーズ』の製作発表が7月3日、横浜港に停泊するクルーズ客船「にっぽん丸」で開催された。登壇者は紅のほか大野拓朗、廣瀬友祐、愛加あゆ、一路真輝、平野綾、市川猿弥、陣内孝則の出演者、演出・潤色を担当する原田諒。『エニシング・ゴーズ』は1934年にブロードウェイで初演されたミュージカル。豪華客船を舞台に、ナイトクラブのスター歌手リノ、指名手配中のギャング・ムーンフェイスら個性的な登場人物が繰り広げる、恋ありスリルありドタバタありの楽しい物語だ。劇中にはタイトル曲のほか「ユー・アー・ザ・トップ」「フレンドシップ」などいまやジャズのスタンダードナンバーとなっている名曲が揃い、巨匠コール・ポーター最大のヒット作と呼ばれている。日本でもこれまでに大地真央、瀬奈じゅん主演で上演されているが、このたび“三代目リノ”を演じるのが紅ゆずる。宝塚歌劇団退団後、初のミュージカル出演だが「男役の時にはとうてい見せることのなかったものがたくさん詰まっています。20年弱ずっと男役を突き詰めてきて、私は女性ですが突然「女性を演じて」と言われても「んっ」となってしまうのですが、リノという役はパワフルでエネルギッシュで、私自身にとても近いものがある。自分に流れる血をリノに活かせるだろうし、逆にリノから学ぶところもあります。リノという役が私なのか、私がリノなのか……というところまでいけたら」と気合い十分で意気込みを語った。リノの友人で身分を隠して船に乗り込むギャング、ムーンフェイスに扮するのは陣内孝則。「“ミュージカル俳優の”陣内孝則です!」と挨拶をし、「ライバルは井上芳雄君と山崎育三郎君です。ご婦人方にキャーキャー言われるミュージカルスターになりたい」と語り会場を沸かせる一方で、「この作品を上演する劇場、明治座、御園座、新歌舞伎座、博多座という芝居小屋的な劇場のお客さまは目が肥えている。その方々を満足させなきゃという使命感を感じています」と気を引き締める。ハーコート夫人役の一路真輝は「初演も再演も全部観ていますし、劇中歌を自分のコンサートでも歌ったりするほど楽曲が魅力的で素敵な作品。今回参加させていただくのがとても楽しみ」と語り、その娘・ホープを演じる愛加あゆも「ミュージカルの原点というべき作品に、今の自分が出演させていただくことを嬉しく思います」と心境を語った。一路は宝塚の後輩である紅、愛加について「私はかなり前に退団していますので、紅さんや愛加さんから発せられる宝塚のオーラを懐かしく思いながら接しています」とも。リノが恋し、一方的に追いかけまわすビリー役は大野拓朗。「何かと不安な世の中ですが、何も考えずにたくさん笑って元気をもらえる作品。僕はリノとビリーが歌う「ユー・アー・ザ・トップ」という曲が大好きで、これはお互いをひたすら褒め合う歌なのですが、観に来た方が自分に置き換え、リノに褒めてもらっている気持ちになって元気や勇気をもらえるものになっていると思います」とアピール。ホープの婚約者、オークリー卿に扮する廣瀬友祐は「素敵な作品をお客さまに届けられるようにカンパニーの一員として精一杯頑張りたい」と意気込んだ。ムーンフェイスの情婦のアーマを演じる平野綾は「私、今年になって舞台ではギャングの情婦の役しかやっていない!」と笑いつつ、「この時代のアメリカを象徴しているような女性でもあるので、アイコン的な存在としてコケティッシュに演じられたら」と話し、ビリーの上司・ホイットニー社長を演じる市川猿弥は「(尾上)松也くんとか尾上右近ちゃんとか、最近は歌舞伎界からミュージカル界への進出が目立っていますが……私は何で呼ばれたんだろう?」と嘯きながらも「少しでも爪痕を残して(歌舞伎界へ)帰りたい」と気合いを入れていた。劇中曲『エニシング・ゴーズ』を披露するカンパニーの面々劇中さまざまな事件を巻き起こすユニークな登場人物さながら、それぞれのコメントからも個性があふれるキャスト陣だが、彼らをまとめ、演出を手掛けるのは宝塚歌劇団の原田諒。「宝塚歌劇団所属の僕を演出に呼んでもらって、宝塚的なものを期待されているのかもしれませんが、あえてそういう意識は持っていません。本場NYのブロードウェイがクローズされている状況で、日本でこうして、もっともブロードウェイらしいコール・ポーターの楽曲を使ったミュージカルをやるというのは、とても意味のあることだと思う。作品自体、NYの大恐慌が終わった5年後の話で、町にも音楽にもパワーがみなぎっていた時代の話。暗い時代を打破する楽しく明るい作品です。今この時期にやることも運命のような気がします。舞台は不要不急と言われたり、中止を余儀なくされる昨今ですが、こんな時だからこそやっぱり心のうるおいになるものはすごく大事だと思う。それを肝に銘じ、観に来た方が「観てよかったな」と思えるものにしたい」と熱く語る。また主演の紅についても「男役くさくなく、自然に女性になっている上、男役当時から持っているコケティッシュで個性的な彼女らしさがいい意味でブレンドされている。とてもいいリノになるんじゃないかな。彼女の当たり役になると僕は思っている」と自信と期待を語った。会見では紅が、豪華共演陣をコーラスに、劇中歌「エニシング・ゴーズ」も披露。パワフルでチャーミングな歌唱に本番への期待を誘った。豪華客船を舞台にした物語同様、海上で行われたゴージャスな製作発表は、最後に紅が「今はコロナ禍で皆さんもたいへん窮屈な思いをされていると思いますが、『エニシング・ゴーズ』をご観劇いただいているあいだだけは心を解放してほしい。そして「もっと頑張れるかも」とプラスに思ってもらえる作品にしたいと思っていますので、ぜひ劇場に足をお運びください」と締めて終了となった。なかなか旅行にも行きづらい昨今、ぜひ劇場で、豪華船旅の楽しさを味わってみては。公演は8月1日から29日まで東京・明治座にて。チケットは発売中。その後愛知・御園座、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座でも上演される。取材・文:平野祥恵ブロードウェイ・ミュージカル『エニシング・ゴーズ』2021年8月1日(日)~2021年8月29日(日)会場:明治座ほか、愛知、大阪、福岡公演ありチケット情報
2021年07月05日中村壱太郎がMCを務める配信企画『上方藝能、おもろいねんで!』の第3回目が4月7日(水)20時から、紅ゆずるを迎えて行われる。本企画は1月29日にスタート。上方歌舞伎の継承者として期待を集めながら「東京生まれ東京育ち」な壱太郎が、MCとして毎回上方の藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒にその「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブだ。これまでのゲストは第1回に関西歌舞伎の中村鴈治郎と松竹新喜劇の藤山扇治郎、第2回は能楽シテ方観世流の大槻文藏(人間国宝)と狂言方大蔵流の茂山逸平、茂山千之丞が出演。軽妙なトークの中に上方藝能の魅力を織り込ませた内容が注目を集める。そして第3回ゲストは、大阪出身の元宝塚トップスターで女優・紅ゆずる。2002年に宝塚歌劇団に第88期生として入団・初舞台。星組に配属され、2016年星組トップスターに就任した経歴の持ち主だ。数々の名舞台を務めたのち、2019年退団後は松竹エンタテインメントに所属している。今年は『アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~』、『東京喜劇 熱海五郎一座 Jazzy なさくらは裏切りのハーモニー ~日米爆笑保障条約~』、『エニシング・ゴーズ』話題の舞台に出演が決定。最近ではのバラエティ番組へも進出し、昨年10月には大阪松竹座でトークショーを行うなど、喋りも人気だ。紅と壱太郎は劇団時代から親交があり、親しい間柄だという。“おもろい”話はもちろん、ここでしか聴くことができない貴重なエピソードが明かされることは間違いない。この機会をお見逃しなく。紅ゆずる・コメント壱太郎さんの番組に出演させていただけることを大変嬉しく思っています。現役中から壱太郎さんとは仲良くさせて頂いているのですが、退団してからコロナ禍になってしまい深いお話ができていないので、今回の対談の中でどれだけ濃いお話になるのか、とても楽しみです。歌舞伎を心から愛し、舞台に対して全力投球されていらっしゃる壱太郎さんだからこそのお話を楽しみにしております!中村壱太郎・コメント『上方藝能、おもろいねんで!』第3回は、元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずるさんにご登場いただきます。宝塚時代から親交を持たせていただいております紅さんと、現在の女優活動はもちろんのこと、上方藝能に対する思いや演劇のこと、役者としてのことなどなどクロストークして参ります。また男役と女方、性別を超えて演じることについても語り合っていけたらと思っております!■配信情報『上方藝能、おもろいねんで!』第3回4月7日(水)20時開始 ※配信時間は70分程度配信場所:イープラス「Streaming+」チケット:2,000円(税込)3月22日(月)14時15分より発売開始※チケットは4月13日(火)20時まで発売。※配信開始後・終了後に購入の方も4月13日(火)23時59分までアーカイブ視聴可。
2021年03月25日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が4日、都内で行われた「MODECONグランドフィナーレ 授賞式」にお笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹、河井ゆずるとともに登場した。自身の動画をYou Tubeで配信している田村が、前日にYou Tubeで聖火リレーの辞退を発表。この日のイベントでは取材陣向けの囲み会見が行われなかったものの、イベント終了時に報道陣が駆け付けてその真意を問うと「森さんのコロナがどんな状況であってもオリンピックを開催するということに理解ができなかったので、僕は同じオリンピックを盛り上げることができません。You Tubeの通りです」と丁寧に対応した。偶然にも同イベントが行われた時間帯に東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が会見を開いたが、昨日発した自身の発言を「今から変えようと思っても変えられないですし、1回宣言したことを撤回することはないです」と昨日から気持ちに変化はないそうで、「会見は見てないので分かりませんが、僕自身1回言っているのに森さんのことを受けて戻るということはないです」とコメント。また、森会長の「人気タレントは人が集まらないところ、例えば田んぼを走るしかないんじゃないか」という発言に対して「聖火ランナーの御一行が田んぼを走るなんて、農家の方の気持ちを考えたら冗談でも言えないですよ」と理解に苦しむ様子を見せた。2019年に初開催された同コンテストは、新しい女性の「ロールモデル」をコンテストするというコンセプトをもとにした日本最大級のモデルコンテスト。多くの応募者が参加した今回は、一般視聴者によるWeb投票やTwitter投稿のリツイート数、ライブ配信によって稼いだポイントの総点などによりグランプリに沖野珠美さん、ファイナリストにりなさん、雅さん、ぽにょかさん、こっこさんが選ばれた。田村は「時代とともにタレントさんが色んな形で世の中に飛び出します。普通の女子高生だった人が何かのきっかけで大舞台に飛び出していくということが可能な時代だと改めて思いましたね。これから先、この場に立ちたい人がどんどん出てきて欲しいです。インフルエンサーも色んなインフルエンサーがいますが、自分に自信がない人も大きく変われることを5人が体感しているので、次回もニュースターが出てきて欲しいし、5人のご活躍をお祈りしています」とエールを送った。
2021年02月05日お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹と河井ゆずるが、新型コロナウイルスに感染したことが15日、わかった。所属事務所の吉本興業が、公式サイトを通じて発表した。吉本興業によると、「稲田は9月13日(日)の早朝に発熱があり、PCR検査を受けた結果、14日(月)に陽性と診断されました。発症日は12日(土)となります。稲田は現在、自宅待機中です」。その後、河井についても、「稲田直樹(いなだ・なおき、35歳)が9月14日(月)に陽性と診断されたことを受け、同日、PCR検査を受検した結果、本日15日(火)に陽性と診断されました。発症日は15日(火)です。現在、河井に目立った症状はございません」と報告。「濃厚接触者確定等、保健所の判断が示され次第、指導に従って適切に対処してまいります。当社グループは引き続き、お客様、所属タレント、お取引先の皆様、社員の安全確保を最優先に、保健所をはじめとする行政機関、医療専門家の指導のもと、新型コロナウイルスの感染予防、拡大防止に努めていきます」としている。また、稲田はツイッターを更新し、「先日受けたPCR検査の結果が陽性との連絡を受けました。体調は良く現在は平熱で特に症状もないのですが保健所の指示に従ってお仕事を休ませて頂く事になりました」と経緯を改めて伝え、「ご心配お掛けして申し訳ありません!早く完治して皆様の前に立てる様に努めます!この影響で延期になるライブだったりがありまして楽しみにして頂いてた皆様にお詫び申し上げます!!」とファンにメッセージを送っている。
2020年09月16日宝塚歌劇団在団中から、唯一無二の個性を放ち人気を博してきた元星組トップスターの紅ゆずるさん。クールな美貌で正統派の主人公を演じたかと思えば、一転、アドリブもどんどん繰り出しながら客席の笑いをかっさらう。昨年秋の退団後、初の舞台出演は、東京喜劇を掲げる熱海五郎一座。三宅裕司さんが座長を務め、笑いに精通した芸達者なベテラン勢が一座に名を連ねる。宝塚歌劇団退団後の初舞台は東京喜劇。軍服姿で笑いの本丸に進軍!?「元宝塚だからとか退団したトップスターだからではなく、私自身を見てくださって声をかけていただいたのが嬉しいなと思ったんです。コメディの“間”ってすごく繊細で、ちょっとしたことで変わってしまう。今回ご一緒させていただくみなさんは、喜劇のプロフェッショナルです。みなさんとの共演でどんな刺激を受けるのか、どれだけ芸を盗めるか…絶対に勉強になるのは間違いない。ぜひ挑戦してみたいと思いました」これまでも多くのコメディに挑戦しているが、「今回はもっと笑いにシビアになると思うんです」と話す。「あんなにアドリブっぽくセリフが書かれている台本を初めて見ました。全部が計算されて書かれている。つまり、一回笑いのテンポが狂ったら全部が狂ってしまうからこそ“間”がより大事になってきます。宝塚の時は(アドリブ)って書いてある箇所は、こちらの裁量に任されていたんですね。お客様は優しいからそこで大概笑ってくださるし、コメディをやっても、ウケたかウケてないかというところで判断されることはないんです。でも、熱海五郎一座のお客様は、プロフェッショナルな笑いを求めて観にいらっしゃる。絶対に笑わせなきゃいけないし、そこはすごくシビア。でも、そこが私としては綱渡りみたいで刺激的です」太平洋戦争にもし日本が勝利していたら…という仮定をもとに書かれた今作。紅さんが演じるのは、女性ながらに従軍する中佐の役だ。「難しいなと思うのは、男役をやっていた時とさほど変わらない軍服という格好で登場するけれど、女性であるというところ。いまは男役ではないですし、中途半端になってしまうとお客様に伝わらないので、ちゃんと女性として演じなければいけない。いままでは求められてこなかったチャンネルです。役としてはお堅い軍人で男っぽい部分はあるけれど、持ってる中身は女性。自分が女性であることをあえて武器にしている部分もあるのかなと思っていて、そこをちゃんと出していきたいです」じつはこの日、紅さんがスカートをはいて取材に臨んだのにも、きちんとした理由がある。「長年男役をやってきてファンのみなさんのことを考えると、退団後スカートをいつはくかって結構問題なんです。でも、そこでいままでのようにパンツだけで通していたら、前に進めないですよね。自分にケジメをつけるためにも次に進むという意味でも、スカートをはこうって。実際、スカートがあまりに久々すぎて、どう動いていいかわからないんです。これからいろいろな役を演じていくためにも慣れておかなきゃ」トップスター時代から自身の立ち位置を客観視して自己プロデュースをおこなってきた人だ。だからこそ聞いてみたいのは今後のビジョン。「具体的なことはまだですけれど、ひとつ考えているのは、元宝塚、元トップスターという肩書がなくても通じる役者になりたいということ。宝塚時代のことは誇りに思っていますが、元タカラジェンヌという職業はありません。そこから切り離した“紅ゆずる”という人材になりたいんです」熱海五郎一座 東京喜劇『Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー ~日米爆笑保障条約~』太平洋戦争に日本が勝利したら、という設定で繰り広げられる、日系アメリカ人ジャズバンドの物語。アメリカが敗戦し、女性海軍中佐(紅)はアメリカ日本化計画を発令する。6月2日(火)~30日(火)東銀座・新橋演舞場作/吉高寿男出演・構成・演出/三宅裕司出演/渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博・深沢邦之(交互出演)、紅ゆずる、横山由依(AKB48)ほか1等席1万1500 円2 等席9000 円3 階A 席6000円3階B席2800円ほか(すべて税込み)チケットホン松竹 TEL:0570・000・489くれない・ゆずる大阪府出身。2002年に宝塚歌劇団に入団し、’16年より’19年まで星組トップスターを務める。心ある演技とコメディエンヌとしての才で人気を博した。ワンピース¥68,000(EZUMi/リ デザイン TEL:03・6447・1264)ブーツ¥125,000(ジミー チュウTEL:0120・013・700)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年5月13日号より。写真・的場 亮スタイリスト・森本美砂子ヘア・Tomo Tamura(Parle Management)メイク・鈴木ナオ(eight peace management)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年05月10日自民党の河井案里参院議員(46)の陣営をめぐる選挙違反事件について3月3日、安倍晋三首相(65)が答弁。その発言内容について、Twitter上では“総ツッコミ”状態となっている。広島地検は3日、いわゆるウグイス嬢に違法報酬を支払ったとして、案里氏の公設秘書と夫で前法相の克行氏(56)の政策秘書ら3人を逮捕した。逮捕に先立って安倍首相は3月3日午前の参院予算委員会で、広島地検が秘書らを立件する方針を固めたことをうけて、次のように述べた。「議員としてそうした疑いを抱かれることのないよう身を処していく必要がある」「国会議員として、さまざまな疑いについては国民に説明を果たす責任を負っている」案里氏に説明を求めたこの発言に対し、Twitter上では《自分は、説明責任を果たしていないのに、他人には言うんだ》《よりによって、お前が言うな》と首相の姿勢を疑問視する声が相次いだ。さらには《よくぞ言った安倍首相。国会議員の見本になりましょう》と皮肉めいたツイートも。「昨年から追求されている『桜を見る会』問題だけでなく、’17年に発覚した森友学園や加計学園に関する疑惑についても、安倍首相は十分に説明を果たしているとは言いがたい状況です」(政治部記者)また案里氏の選挙違反についても、安倍首相は無関係とは言えないとの声もある。『週刊文春』の報道で、案里氏の選挙資金として1億5千万円という異例の大金が自民党本部から振り込まれていたことが発覚。安倍首相も「報告は受けていない」としながらも、党本部による資金支出を認めている。「これほどの”軍資金”が案里氏陣営に投下された理由に、首相に批判的な立場であった同選挙区の自民党前職・溝手顕正元議員(77)を落選させる意図があったのではないかとの指摘もあります。そうした中で起きた選挙違反ですから、自民党総裁でもある安倍首相自身にも説明責任が求められるはずです」(前出・政治部記者)
2020年03月04日昨年夏の参院選で“ウグイス嬢”に規定以上の報酬を支払っていたとして、公職選挙法違反の疑いで広島地検から家宅捜索を受けた自民党・河井案里議員(46)。疑惑について説明せず適応障害を理由に国会を休んでいたが、1月15日に記者団の取材に応じた。約2カ月半ぶりに、公の場へと姿を見せた河井議員。各メディアによると「洗いざらい調べていただき、真実を明らかにしていただきたい」と発言したものの、疑惑については「お答えすることを差し控えたい」と繰り返し返答。辞職はしないと明かし、「国会議員をどのような思いで続けるのか」という問いに対しては「日本を変えたいからです」とコメント。その後も「日本を変えたいといっているが、2カ月半経っても説明できていない時点で責任を果たしていないのでは」と投げかけられたが、会見を切り上げたという。16日の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)など、テレビ各局は河井議員の“表情”を伝えた。それは会見を後にし、背後にあった建物に入ったときのこと。会見では神妙な面持ちの河井議員だったが、建物の中では打って変わって笑顔を見せていたのだ。そして報道陣の姿を窓から確認した途端、再び顔を戻した河井議員。その変わりように、記者たちからも思わず「笑ってたね……」と驚きの声が上がったという。「騒動の影響で、夫である河井克行議員(56)が法務大臣を辞任。国政にも影響を与えた上に他にも疑惑が報じられているのですが、会見の案里議員には立場を理解していないような言動が目立ちました。2カ月半経ってからの登場というのも、家宅捜査の段階に入れば『何も答えなくていい』という戦術が見え隠れします」(全国紙記者)また克行議員と同時期に経済産業大臣を辞任した菅原一秀議員(58)も、“雲隠れ”を続けている。昨年10月、菅原議員はメロンやカニを選挙区内の有権者に配ったという疑惑などを問われ、「国会で説明する」と発言していた。しかし、突如辞任した。「『説明する』と話した翌日に、説明することなく辞任を発表。その突然の舵きりは『一晩考えて今朝決めた』という自己中心的なものでした。ですが、その直後のブログには『本日、自らの決断をした』と一行だけ投稿。まるで英断のように見せていますが、その認識ははたして正しいものでしょうか」(前出・全国紙記者)それぞれの疑惑が報じられた後、河井夫妻や菅原議員は国会を1カ月以上も欠席した。しかし昨年12月の西日本新聞によると、通常の歳費に加えて菅原議員と克行議員には323万円強、そして案里議員には194万円強のボーナスが満額で支給されたという。そのためTwitterでは3議員への批判の声が。また彼らに厳しい態度を示さない自民党に対しても、《税金払ってる側からすると仕事せずに貰うものもらって休むって腹が立つなぁ。減給は?それを放置してた自民党は何してるの?》《自民党も甘すぎる》と姿勢を問う声が上がっている。
2020年01月17日宝塚歌劇団を10月に卒業後、間髪入れずに初のライブコンサート『紅-ing!!』の開催を発表した紅ゆずる。新たな一歩を踏み出すにあたって「これまでの男役プラス、少しだけ背伸びした“進行形(ing)”の私を楽しんでもらいたい」と話す心境に耳を傾けた。【チケット情報はこちら】2016年に星組トップスターへ就任し、華やかでスタイリッシュな二枚目と持ち前のコメディセンスを遺憾なく発揮する三枚目ぶりを両立させ、唯一無二で規格外の“個性派”として宝塚歌劇を牽引してきた紅。次の一手となるコンサートでは「今まで培ってきた“男役”あっての紅ゆずるを皆さんと共有しつつ、新たな挑戦もできれば」と意気込む。「タカラジェンヌの自分を愛してくださった方々に共感していただけるステージへ」──。そんな思いから、2020年2月7日(金)12:00回、13日(木)18:00回では特別ゲストに宝塚歌劇と紅のファンを公言するゴールデンボンバーの歌広場淳を迎えることに。彼に寄せる紅の期待は大きく、「ファンの皆様と同じ目線に立ったトークをしてくださるのでは」「歌広場さんが疑問に感じるポイントは、ファンの方が今いちばん聞きたいことでもある気がして」とオファーの意図を明かす。共演者には、壱城あずさ、如月蓮、宇月颯といった宝塚歌劇団の卒業生も名を連ねている。中でも、ゲストの美弥るりか(東京公演のみ)も含めて、紅が在籍中に結成したユニット“紅5”メンバー(現役の天寿光希を除く)が集結する懐かしのシーンはファン垂涎ものだろう。「レパートリー2曲で場持ちするのは私たちくらい」と笑う横顔には、劇団主導でなく個人的な“趣味”で始めた活動がCS放送『TAKARAZUKA SKY STAGE』の出演を機に支持された喜び、苦楽をともにした元星組の仲間に対する信頼感がにじむ。コンサートには、それぞれ楽曲を変えて繰り広げられる東京・大阪の会場限定シーンも。紅は「お馴染みの宝塚ナンバーでも、男役として歌ってきた“これまで”と、卒業後にひとりの演者として披露する“これから”とではニュアンスが異なる」と分析。今後は自然体の女性として「新たな表現方法を模索していきたい」と抱負を述べた。公演は、2020年2月6日(木)から9日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(木)から15日(土)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて実施される。チケットぴあでの一般発売は両会場ともに、2020年1月11日(土)10:00から。取材・文:岡山朋代
2020年01月10日2020年2月、元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずるの退団後初となる1stコンサート『紅-ing!!』が決定した。構成・演出は宝塚歌劇団の藤井大介。共演に在団時のユニット「紅5」のメンバー壱城あずさ、如月蓮や、宝塚OG、男性キャスト、さらに一部日程ではスペシャルゲストに熱烈な紅ファンで知られるゴールデンボンバー歌広場 淳を迎える。「宝塚人生で培ったものをフルに活用しつつ、新たな自分を発掘したい」と紅が取材会で意気込みを語った。「紅ゆずる 1st CONCERT」チケット情報まだスカートには抵抗があり、この日もパンツスタイルで登場。宝塚、そして男役からの卒業に戸惑いを隠せないと明かす。「これからどうなるのか、自分自身ドギマギしています。私は男役を何十年とやってきて、そこから急に新たなものにするような器用さは持ち合わせていないので、藤井大介先生をはじめ、今まで苦楽をともにしてきた仲間にも、私が新たに開拓していく地のサポートをしていただけたら」。タイトルはいくつかの候補の中から、「今までがあっての今の私なので、“紅続行”の意味を込めて付けました」。自身初のコンサートは新旧の楽曲披露を中心に、多彩な内容を構想中だ。「お客様と互いに発信できるのが生の舞台の良さ。やはり笑っていただける場面は必要かなと思っています」。また、期間中はゲストやバレンタイン企画が付いたスペシャル回も。「ゲストの歌広場さんはファンの方が今何を知りたいのか、宝塚ファンの歌広場さんだからこそ分かることもあるのではないかと思います。当日は一般の方がなかなか踏み込めないようなことも質問していただけると、お客様にも喜んでいただけるのかなと期待しています。バレンタイン企画は男女共に喜んでいただけるものを考え中です」。今後の展望を聞かれると、「今まで舞台人として培ってきたものが今の私そのものです。お客様に楽しんでいただけるために今自分が何を発信して、どう行動すべきか、自分の感性で臨機応変に状況判断していきたい。それを自分の武器として、今後も舞台上から自分自身の新たな発見をしていきたいと思っています。あとは、絶対に直らない大阪弁を活かして(笑)、いろんな番組などに出演させていただけたら」と思いを語る。最後はファンにメッセージを。「宝塚への愛はそのままに、新たな一歩を踏み出します。当日は『紅ゆずるの新しい一面を見つけてみようかな!』という気持ちで一緒に盛り上げていただければと思います。ぜひいらしてください」。公演は2月6日(木)から9日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて、2月13日(木)から15日(土)まで東京国際フォーラムホールCにて上演。チケットは1月11日(土)発売開始。取材・文:石橋法子
2019年12月26日4年ぶりに復活した、吉本芸人のビジュアルを格付けする「よしもと男前ブサイクランキング2019」。その結果発表会見が12月18日に都内で行われ、「アインシュタイン」稲田直樹(34)がぶっちぎりで1位に輝いた。また相方の河井ゆずる(39)は「男前ランキング」の3位にランクインした。同コンビは10年11月に結成。「第1回上方漫才協会」で大賞を獲得するなど、関西ではその名を知られていた。そして稲田がブレイクするきっかけになったのは、7月25日に放送されたテレビ朝日系のトークバラエティー番組「アメトーーク!」だった。「その日のタイトルは『稲ちゃんカッコイイ芸人』。ケンドーコバヤシさん(47)や千原ジュニアさん(45)らが、稲田さんの魅力を語り尽くすというもの。稲田さんが『遊んだろか?』と言ってナンパするのに成功率が高いことや、話題の飲食店で複数の女性とデートを楽しんでいること。さらには同棲している彼女のような存在がいることも暴露されました。かなりマメで、実はモテモテのようです」(芸能記者)そして企画が実現したのは、身内の騒動が原因だったというのだ。「稲田さんの企画が放送された当時、すでに闇営業問題でMCをつとめる雨上がり決死隊・宮迫博之さん(49)は活動を自粛していました。しかしCMスポンサーはどんどん離れ、特定のジャンル・企業・商品などをテーマとして取り上げられないように。企画が枯渇してしまった結果、吉本の“身内ネタ”でしのぐことになったんです」(テレビ朝日関係者)おかげでブレイクした稲田だが、来年はさらなる活躍と「ブサイクランキング」の連覇に期待したい。
2019年12月19日4年ぶりに復活した「よしもと男前ブサイクランキング2019」の結果発表会見が18日、都内で行われ、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が男前ランキング1位に輝いた。吉本芸人の中から一般投票によって“男前芸人”と“ブサイク芸人”の1位を決めるファン投票企画「よしもと男前ブサイクランキング」。4年ぶりの開催となった今回は、殿堂入りした芸人たちも投票対象に含めて実施された。男前ランキングは、1位:兼近大樹(EXIT)、2位:川西賢志郎(和牛)、3位:河井ゆずる(アインシュタイン)、4位:西野亮廣(キングコング)、5位:りんたろー。(EXIT)という結果に。兼近は、今年大活躍だったと言われると「イエス! 頑張らせていただきました」と返し、1位は順当な結果だったと思うか聞かれると「何を言っても調子こいてるみたいになっちゃいそうで怖いですけど、順当なんじゃないですかね」と話して笑いを誘った。また、男前1位を3回獲得して殿堂入りを果たした徳井義実や綾部祐二らレジェンドを抑えての1位となったことについてコメントを求められると、「旬ってありますからね、果物にも。僕も旬が過ぎたときにここに上がれるかわからないので、上がれるように、おいしいままでいたいなと思います」と果物の旬に例えて話した。賞金100万円の使い道については「僕がとったんじゃなくてファンがとらせた1位なので、ファンのみなさんに還元したい」と説明。開催発表会見のときに、コンビのどちらが1位になっても賞金は山分けすると話しており、りんたろー。が「半分は俺に?」と確認すると、兼近は「そうだ、半分はりんたろー。さんに」と、約束通り山分けするようだ。なお、ブサイクランキングは1位:稲田直樹(アインシュタイン)、2位:りんたろー。(EXIT)、3位:梶原雄太(キングコング)、4位:ゆうへい(吉田たち)、5位:ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)という結果となった。会見には、ベスト5にランクインした芸人が出席したが、スケジュールの都合により川西、西野、梶原は欠席。司会は陣内智則と山田菜々が務めた。
2019年12月18日4年ぶりに復活した「よしもと男前ブサイクランキング2019」の結果発表会見が18日、都内で行われ、男前ランキング1位はお笑いコンビ・EXITの兼近大樹、ブサイク1位はアインシュタインの稲田直樹に決定した。吉本芸人の中から一般投票によって“男前芸人”と“ブサイク芸人”の1位を決めるファン投票企画「よしもと男前ブサイクランキング」。4年ぶりの開催となった今回は、殿堂入りした芸人たちも投票対象に含めて実施された。男前ランキングは、1位:兼近大樹(EXIT)、2位:川西賢志郎(和牛)、3位:河井ゆずる(アインシュタイン)、4位:西野亮廣(キングコング)、5位:りんたろー。(EXIT)。ブサイクランキングは1位:稲田直樹(アインシュタイン)、2位:りんたろー。(EXIT)、3位:梶原雄太(キングコング)、4位:ゆうへい(吉田たち)、5位:ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)となった。男前1位の兼近は、予想通りだったか聞かれると「『そうでしょうね』しか言えないですね」と余裕のコメントで笑いを誘い、ブサイク1位の稲田は「僕が弱いものいじめしているみたい。もう雑魚ばっかり。相手にならない」と圧倒的王者の発言で会場で沸かせた。
2019年12月18日吉本芸人の中から一般投票によって“男前芸人”と“ブサイク芸人”の1位を決めるファン投票企画「よしもと男前ブサイクランキング」が4年ぶりに復活する。23日、都内で開催発表会見が行われ、ランクインを狙うアインシュタイン、EXIT、おばたのお兄さん、レインボー、さらに3年連続でブサイク芸人1位となり殿堂入りを果たしたほんこんも登場した。お笑い情報誌『マンスリーよしもと』で2000年にスタートし、2015年まで毎年恒例のイベントとして展開されていた同企画。過去には、南海キャンディーズ・山里亮太がブサイクランキングで殿堂入り、チュートリアル・徳井義実が男前ランキングで殿堂入りを果たすなど、この企画から人気を得た芸人も多く存在する。4年ぶりとなる今回は、ファンからの復活を望む声が多数寄せられ、実施が決定したという。ブサイク芸人として活躍しているアインシュタインの稲田直樹は「この世に男として生まれてきたからには、ブサイクだろうがなんだろうが1位をとるのが宿命だと思います。(賞金)100万円いただきまーす」と気合十分。イケメンぶりが知られている相方の河井ゆずるは、司会の陣内智則から「この横おったら男前に見えるわ」と言われると、「その効果をなんとかフルに活用してなんとか食い込んでいきたい」と意気込んだ。EXITの兼近大樹もイケメン芸人として大人気だが、「僕が入らないとウソになっちゃう」とニヤリ。陣内も「1位の匂いがする」とコメントした。相方のりんたろー。も1位を狙うと宣言するも、ツッコミが殺到。陣内とともにMCを務めた山田菜々が「こんな顔が大きい人、見たことない」とブサイクランキング入りを予想すると「照れてる」とツッコんで笑いを誘った。「よしもと男前ブサイクランキング2019」の投票期間は10月23日~11月30日。吉本興業公式アプリ「ラフピー」もしくは、「よしもと男前ブサイクランキング2019」特設サイトから、よしもとIDに登録しているファンが投票できる。
2019年10月23日来年105周年の節目を迎える宝塚歌劇団。その幕開きの大劇場公演に主演するのが、先ごろ第3回台湾公演を成功させた星組トップスター・紅ゆずる。「責任を感じますが、自分の人生において財産になれば」と、キリッとした表情で話す。【チケット情報はこちら】『霧深きエルベのほとり』は劇作家・菊田一夫氏が1963年に宝塚歌劇に書き下ろした名作で、今回36年ぶり5度目の上演。物語の舞台はドイツの港町、船乗りのカール(紅)と、家出をしてきた名家の令嬢マルギット(綺咲愛里)がビア祭りで出会い、恋に落ちるものの身分の違いなどからすれ違ってゆく。「ふたりだけのときは“お互いがいればそれでいい”と夢見心地だったのが、彼女の家に行って突然現実を突きつけられる。カールは我慢し、人のために自分を犠牲にするという、今の時代とは違った意味の男らしさがあり、難しいです。不器用で、投げつけたような言葉の中に温かさがある人です」。その人情深い部分を見つめ、「現代に忘れ去られつつあるものを甦らせたい」と意気込む。潤色・演出は、ときに繊細にときに大胆に作品世界へと引き込む気鋭の上田久美子。「明るく振る舞うところなど、カールは私と似ているとおっしゃるのですが、そうなのかな…」と笑う紅。「上田先生の要求されるものがとてもハイレベルなので、私としても組としても勉強になります。この公演を経て、星組全体の芝居力を上げることができれば」。再演では衣装のテイストや歌など変更点も。「衣装は、現代に近いイメージ。大階段を使ってのショーアップされたプロローグから違います。私自身古き良き宝塚を知り、現代にリメイクするなかで何かプラスアルファできたらと思います」。今作で退団する男役スター・七海(ななみ)ひろきは船乗り仲間を演じる。「彼女は普段から気配りができて、すごく心のあるお芝居をする人なので、惜しい存在です」と語った。同時上演の『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』は、満天の星々を星組生にたとえたスーパー・レビュー。「宇宙的に始まるプロローグから突然スパニッシュになるなど、場面ごとに全くテイストが異なります。トップとして大階段での黒燕尾群舞は今回が初めてなので、それも楽しみです」と、男役の真髄を新たに見せる。台湾公演を経て、「“楽しんでほしい”という気持ちが1番大切」と実感した。「今は覚えること、考えることが100もある状態ですが、そういうなかで底力を出せたら。来年は挑戦することを恐れない1年にしたいです」。やはりどんなときも、明るく笑って突き進む。公演は1月1日(火・祝)から2月4日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、2月15日(金)から3月24日(日)まで、東京・東京宝塚劇場にて。取材・文:小野寺亜紀
2018年12月25日最近では電車の中でスマホを見ている人も多く、お年寄りや妊婦さんの存在に気づけない人も多いのではないでしょうか。また、座席をゆずりたいと思っても声をかける勇気がないという人も。パパママ世代に、電車での席の譲り方について聞いてみました。Q.電車でお年寄りや妊婦さんに席をゆずる?1.たいていゆずる 60.5%2.たまにゆずる 29.3%3.言われたらゆずる 1.5%4.ほとんどゆずらない 3.4%5.その他 5.2%たいていゆずるという人が60%と最も多い結果になりました。自分が妊婦だった経験もあるママたちは、先輩として後輩には席をゆずってあげたい気持ちもあるようです。■もちろん譲ります! お礼を言われると自分もうれしいお年寄りや妊婦さんがいたら、声をかけてゆずるという人がほとんど。そんなときに座ってくれない人だとちょっとつらい…。ゆずることも大切ですが、もし自分がゆずってもらったときには、気持ちよくお礼を言うようにすることも大切ですね。「自分も譲ってもらったことがあるから、次は私がゆずる番!」(鳥取県 40代女性)「超お年寄りや明らかに妊婦さんならもちろん、必ずお譲りします! その前に少し観察はしますよ。微妙な年齢の方もいらっしゃるし、妊婦さんなのか肥えている方なのか見極めないと…」(神奈川県 40代女性)「お年寄り、妊婦さん、小さい子連れのママさん、譲ったら気持ち良く座ってくださるとうれしいです。変に意固地になって座らない人に当たるとつらいです」(滋賀県 30代女性)「お年寄りよ、席を譲られたら『年寄り扱いしないでください』じゃなくて、『ありがとうございます』って言って座ってよ」(神奈川県 40代女性)■声をかけずに立ち上がって席を空ける人もゆずりかたのパターンとしては、声をかける以外にただ立ち去るという人もいました。もし、間違えだったり、ゆずられてもうれしくないという人もいるかもしれないので、この方法もありかもしれませんね。「必ずゆずるように心がけています。ただ、声をかけて断られると非常に居づらいので、相手にわかるように席を移動して空けます」(茨城県 40代男性)「声をかけても断られることもありますが、そのまま座らずに席を空けておくとだいたい座ってくれます。譲ったあとはなるべく離れたところに立ちます。お礼を言われるのがなんとなく照れくさいから…」(神奈川県 50代女性)「どうぞとゆずる勇気はないので、知らんぷりして席を離れます」(福島県 40代女性)■人は見かけによらない! 私の忘れられないほっこり体験妊娠中に働いていた女性なら、一度は満員電車で「もう無理!」と思ったこともあるのではないでしょうか。つわりで気持ち悪くなったり、おなかが張って痛くなったりなど、妊婦にとって通勤はかなり負担のかかるもの。また子連れのママにとっても、自分がつらいときに席を譲られた経験はいい思い出になっているようです。「妊婦のとき、切迫でかなりつらい状態で毎日出社して居ましたが、女性で席を譲ってくれる方は少なく、男性はほとんどの方がどうぞと声をかけてくれました。また、先日は私が2歳児を連れて抱っこで電車に乗っていたら、いかついお兄ちゃんが『どうぞ座ってください』とわざわざ言いにきてくれました。人は見かけによらないんだとほっこりした出来事でした」(神奈川県 30代女性)Q.電車でお年寄りや妊婦さんに席をゆずる?アンケート回答数:5940件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年01月26日宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずるが、自身初の宝塚大劇場オリジナル主演作に挑む。ミュージカル『ベルリン、わが愛』は、演劇賞を受賞した『For the people ―リンカーン 自由を求めた男―』の原田諒による新作。1920年代から30年代のベルリンを舞台に、ナチスの圧力に抗い映画作りに邁進した人々が描かれる。【チケット情報はこちら】ポスターの扮装でもクラシカルで粋な雰囲気を出していた紅。「私はコスチューム系が多く、スーツものでの主演作はあまりないので、(スーツものならではの)様式美や佇まい、レトロな格好良さを出せたらと思います」と新たな男役像に意気込む。紅が演じるテオ・ヴェーグマンは、のちにヨーロッパ初のトーキ―映画を手掛ける映画監督。陰と陽、両方の面がある大人の男性だという。「“芯”が燃えているからこそ行動に出る情熱的な人。戦争との距離感など役作りは難しいです。ただ最初は戦争の影がないところから始まりますし、決して重たい作品ではありません。色々な困難を乗り越えて彼自身成長していく物語です」映画監督の「こだわりが強いところ」は自身と似ているとも。「稽古をしていて“違う”と思ったら、そのままにせず『もう一度させてください』と先生にお願いします。つかみきれないまま、スーッと流れてしまうのが嫌なんです」と笑う。星組トップスターに就任し約10か月。「組全体をすごく見るようになりました。例えばお稽古場でも『あの早替わりは間に合うのかな』とか、自分の場面だけではなく他の場面も気になります」。その広い視野とモチベーションの高さは今作の役で存分に活かされるだろう。同時上演の『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』は、ベテラン演出家・酒井澄夫が手掛けるレビュー。タカラヅカレビュー90周年を記念し、宝塚の名曲や新しいスパニッシュの場面などでバラエティ豊かに綴る。「最近の宝塚のショーとは一風違う、王道のレビューです。酒井先生は歌や踊りにも“どういう物語を感じるのか”など、内面からのアプローチを要求されるので、お稽古も楽しいです」と充実した笑顔を見せる。今年11月には紅と同期である宙組トップスター・朝夏まなとが退団する。先日朝夏の舞台を観劇した紅は、「(宝塚音楽学校の)予科のときから仲が良かったんです。トップスターとして今すごく輝いていて、『あの時の女の子が、よくぞここまで』と思いました」と嬉しそうに話す。来年は台湾公演も控えている紅。「私も頑張ります!」と明るく言い放つ言葉の裏に、宝塚歌劇団を頼もしく導く覚悟を感じた。公演は兵庫・宝塚大劇場にて9月29日(金)から11月6日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は11月24日(金)から12月24日(日)まで。10月22日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2017年09月25日宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずるのプレお披露目公演として1月に東京で上演されたマサラ・ミュージカル『オーム・シャンティ・オーム ―恋する輪廻―』が、梅田芸術劇場メインホールで再演される。インド舞踊、ディスコミュージック、ラップなど多彩なエンターテインメントがミックスされたミュージカル。紅は東京初演の観客の熱い反応に「よし!」と手応えを感じたそうで、「関西のお客様にも面白いときは大いに笑っていただき、気楽に観てほしいです」と楽しさをアピールした。宝塚歌劇星組公演 マサラ・ミュージカル「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」チケット情報舞台は1970年代と現代のインド映画界。脇役俳優のオーム・プラカーシュ・マキージャーが、スター俳優オーム・カプールとなって生まれ変わり、人気女優シャンティへの愛のために奮闘する。ふたりのオーム役を演じる紅はガラリと人格が変わるのがポイント。「1幕は周りに翻弄されている“のび太”くんのような感じですが(笑)、2幕は苦労を知らないワガママな御曹司。初演では典型的な嫌われ者としてコメディ風に演じていたのですが、今回はどうしようかなと考えているところです」。それぞれのキャラクターが個性的であればあるほど、盛り上がるのがこの作品の面白さだという。「1幕と2幕で役の年代が違うので全員でガラっと雰囲気を変えることができたらと思います。場面ごとに素敵なナンバーがあるので、各場面のキーポイントを定めて魅せていきたいです」。シャンティを裏切る夫のプロデューサー、ムケーシュ役は七海ひろきが新たに演じる。「大人の男を目指してほしいですね。オームから見たムケーシュは、“どこまで根が腐ってるんだ!”という悪代官のようで…(笑)」。ムケーシュとのサスペンス映画ばりの展開も見ものだ。今作はインド映画の傑作『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』の舞台化。そのストーリーラインがかなり忠実に再現されているので、映画ファンも喜ぶであろう箇所が随所に散りばめられている。さらに“夢を叶える”という普遍的なテーマが、様々なナンバーや台詞にのせて展開し、観客の胸を打つ。「小柳(奈穂子)先生の作品はコメディな部分はもちろん、ホロッとさせる場面も多いので、お客様に楽しんでいただきたいです」。大劇場お披露目公演『THE SCARLET PIMPERNEL』を経て感じたのは「宝塚歌劇という世界観を壊してはいけない」ということ。幼い頃から宝塚歌劇を愛してきた紅が、褐色の肌で歌い踊るマサラ・ミュージカルで夢の世界の裾野を広げる。公演は、7月22日(土)から8月7日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2017年07月10日宝塚歌劇団星組新トップスター・紅(くれない)ゆずるが、本拠地・宝塚大劇場でのトップお披露目公演『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』を控え、今稽古に励んでいる。2002年に初舞台後、満を持してのトップ就任だが、「千秋楽に作品が成功したと実感できた時、“夢が叶った”と思うのではないでしょうか」と、表情を引き締めた。宝塚歌劇星組『THE SCARLET PIMPERNEL』チケット情報本作は1997年にブロードウェイで初演、2008年に宝塚バージョンとして星組で日本初上演。2010年の月組公演とも好評を博した名作が、7年ぶりに再演される。紅はフランス革命の勃発後、恐怖政治に反感を抱いて立ち上がるパーシー・ブレイクニー役。9年前の星組で、新人公演初主演を務めた思い出深い役だ。「当時は本公演中、舞台袖から(本役の)安蘭けいさんをずっと見ていました。その時には気付かなかったパーシーの動きの意味など、新しい発見がいっぱいあります」と話す。パーシーは“スカーレット・ピンパーネル”と名乗り、妻にも正体を隠し、無実の罪で捕らわれた貴族たちを国外へと救い出す。変装して敵の目を欺くなど、飄々と痛快にやってのける異色のヒーローだ。「剣で戦うより、愉快にあっという間に助け出すところが魅力。正義感はもちろん、それだけではない一癖ある部分が出せたらいいですね。イギリス貴族という色々な面で余裕のある身分ならではの行動という部分も、うまく表現できればと思います」。フランク・ワイルドホーン作曲のドラマティックな楽曲で綴られる本作には、『ひとかけらの勇気』という宝塚版で生まれた名曲がある。「新人公演では一番のみだったのですが、フルバージョンで歌うと全く違うものに感じます。本当に新しい作品を創り上げている感覚。“到底できそうにないものを乗り越える”という意味を含む『ひとかけらの勇気』は、作品全体の、そして私自身にとってもメインテーマとなっています」と力を込める。下級生の頃、安蘭けいに自分の良さを“体当たりなところ”と言われた。「今もたまにそういう下級生がいると可愛くて仕方がない」と笑う。型にはまらない個性を持つ紅だけに、新たな星組カラーが生まれるだろう。星組トップとしては組子とのコミュニケーションを大切にしている。「自分をオープンにできないとお芝居もこもってしまいますので、メンタル面まで気にかけてあげたい。星組は一人一人の個性が強い組。それをぜひ舞台にも生かしたいです」。常に温かな目を組子に向ける紅。同じ関西出身のトップ娘役、綺咲愛里(きさき・あいり)には、潤色・演出の小池修一郎氏による「愛情溢れる喝」を共に受けつつ、「絶対に引いたら駄目、 前のめりで聞こう」と言っている。「前向きに、ポジティブに」と話す紅の想いが大作を成功へ導くだろう。兵庫・宝塚大劇場にて3月10日(金)から4月17日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は5月5日(金・祝)から6月11日(日)まで。4月2日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2017年02月28日陶芸家の河井寛次郎にフォーカスした展覧会「没後50年 河井寛次郎展 ~過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今~」が、9月15日から10月23日まで美術館「えき」KYOTOで開催される。河井寛次郎は、「日本民藝美術館設立趣意書」の起草に参加して柳宗悦や濱田庄司と民芸運動を推進し、多くの工芸家を牽引した陶芸家。1921年の初個展以来、高度な技術を駆使した中国や朝鮮古陶磁の手法に基づいた作品で好評を博していたものの、次第に自らの作陶の在り方に疑問を抱き、柳宗悦と親交を結ぶとそれまでの作風を一変し、実用を重んじた力強い作品を生み出していった。また、戦後は色鮮やかな釉薬を用いた重厚で変化にとんだ独自の作風を確立する一方で実用にとらわれない、自らの内面から湧き出る自由で独創的な造形表現を展開し、その卓抜した芸術性は没後50年を迎える今なお国内外で高い評価を受けている。同展では、京都の旧宅であった河井寛次郎記念館に所蔵されていた作品を中心に、陶芸や木彫や書、調度類など約150点にも及ぶ作品を紹介。作品を通して、河井寛次郎の仕事の全貌とその深い精神世界を辿っていく。また、会期中は関連イベントなども開催される予定だ。【イベント情報】「没後50年 河井寛次郎展 ~過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今~」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区東塩小路街657会期:9月15日~10月23日時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般900円、高大生700円、小中学生500円会期中無休
2016年09月02日