俳優の浅香航大とモデルで女優のトリンドル玲奈が、ABEMAオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました2』で疑似結婚生活を送ることが17日、新たに開設された2人のInstagramアカウントにて発表された。インスタグラムでは、タキシード姿の浅香とウエディングドレス姿のトリンドルが指輪を見せる2ショット写真を公開。「ファンの皆さまへいつも温かい応援ありがとうございます。突然ですが『私たち結婚しました』本日20時から記者会見を開かせていただきます!是非ご覧ください」と報告した。さらに文書も投稿され、「私たちの結婚生活の様子を、ABEMAで放映することが決定致しました」などと説明。番組の企画であるという注意書きも添えた。この投稿に、「美男美女カップルですね!!」「わた婚大好きなのでとても楽しみにしてます」などと続々とコメントが寄せられている。
2021年11月17日「King & Prince」永瀬廉主演ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」の主な出演者が発表された。わげもんとは、和解者(わげもの)=通訳者。本作は、幕末、激動の国際都市・長崎で、言葉を操る者たちが来たる時代に立ち向かう物語。今回新たに発表されたのは、13名のキャストたち。永瀬さん演じる壮多との運命的な出会いに刺激を受け、その導き手となる、代々通詞の家に生まれ、才能を発揮する有能なオランダ語通詞・森山栄之助役を小池徹平。通詞の卵だが語学は苦手な大田清十郎役を浅香航大。森山と親しい事件の捜査にあたる同心・滝口修二郎役を平山祐介が演じる。大田清十郎(浅香航大)また、清十郎の父で大通詞の大田崇善役を本田博太郎。同じく大通詞の杉原尚蔵役を矢島健一。大田崇善(本田博太郎)芸妓見習いの少女・トリ役を久保田紗友。トリの友達・未章役をトラウデン都仁。役人・白井達之進役を宮川一朗太。女医・えま役を浦浜アリサ。オランダ船の交易や出島の出納を取り仕切るヤンセン役を村雨辰剛。ヤンセン(村雨辰剛)置屋「柳屋」に居候し、医師の真似事やオランダ語を教えるなどしながら、よろず相談を受けている不思議な男・神頭有右生役を高嶋政宏。江戸から赴任している長崎奉行の井戸対馬守覚弘役を石黒賢。代々の長崎奉行の家老をつとめて、その辣腕をふるう周田親政役には武田鉄矢が決定した。神頭有右生(高嶋政宏)なお、本作の“語り”はクリス・ペプラーが務める。土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」は2022年1月8日より毎週土曜日21時~NHK総合にて放送(全4話)。※BS4Kでも放送予定(日時未定)(cinemacafe.net)
2021年11月16日2022年カタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選がスタートした9月、日本代表ボランチ・遠藤航(シュツットガルト)が「『楽しい』から強くなれる」という初の著書を出版しました。「僕は未来の自分がサッカー選手になり、プロとして活躍している事、日本代表として活躍している事を期待しています」「世界に通用するDFとしてサッカーを楽しんでいる事を期待しています」これは遠藤選手が中学3年の時、10年後の自分に向けて書いた手紙だと言います。その内容通り、彼は日本代表となり、ドイツ・ブンデスリーガ1部でデュエル(球際)勝率1位に輝くという大輪の花を咲かせています。偉大な遠藤航選手はどのような育てられ方をしたのか......。それは多くの保護者や指導者が関心を抱く部分でしょう。その疑問に答えてくれたのが、父・周作さんです。(取材・文:元川悦子)(C)中河原 理英■「子どもに期待しない」遠藤家の育児方針茨城県で育った学生時代にセンターバックをしていたという周作さんは、航選手が横浜市立南戸塚小学校入学と同時に加入した南戸塚少年サッカークラブ(SC)で指導者として息子を指導。航選手にとって「最初の恩師」ということにもなります。「私は子育てするうえで2つのポリシーがありました。1つは子どもに期待しないこと。親の過度な期待が子どもの負担になるケースは少なくありません。内心期待していてもそれを感じさせないような立ち振る舞いに努めました。もう1つは子どもを1人の人間として扱うこと。幼いなりにも考えはありますから、彼らの頭の中をのぞきにいかないと理解できない。『この子は今、何を考えているんだろう』という疑問を持って接するようにしていたんです」周作さんは淡々とこう話しますが、子どもの側に立って考えるのは大人にとって容易ではありません。思い通りにならなくてストレスを感じたり、忍耐を強いられたりすることも少なくないでしょう。それでも、遠藤家では「あれしろ」「これしろ」とは絶対に言わず、彼らの答えを引き出すように仕向けていたというから、驚嘆に値します。■親にできるのは選択肢を与えること「長男の航を筆頭に子どもは3人いるのですが、我が家ではすぐに答えを言わないようにしていました。サッカーの指導をしていても、社会人として働いていても感じることですが、物事の答えは1つじゃない。自分なりの回答を見つけてほしいと思っていました。子どもは1つ1つの判断に時間がかかりますし、何回やってもできなかったりするのですが、それでも焦れずに辛抱強く待ち続けたんです。親にできるのは、沢山の選択肢を与えてあげることくらい。航にも小学校低学年くらいまでは野球やパターゴルフ、サッカーといろいろやる機会を作り、本人は野球にも熱を入れていました。最終的にはサッカーを選びましたが、別のトライからも多くの学びがあったはず。『好きなことを突き詰める』という今につながるメンタリティも養われたのかなと感じます」■やらなくて困るのは本人周作さんのこうしたポリシーはスポーツにとどまりませんでした。勉強に関しても「やらなくて困るのは本人。必要だと思えば自分からアクションを起こすだろう」と考え、一度も「勉強しろ」「宿題をしろ」などと言ったことはないそうです。航選手本人はもともと真面目に勉強する子どもだったようですが、サッカー強豪校で偏差値も高い桐光学園などへの進学を視野に入れ始めた中学2年の時、自ら「塾に行かせてほしい」と言い出し、積極的に通ったほど。この時点ですでに自立心と自主性に長けた人間に育っていたのでしょう。■「反抗期終わったから」と本人から報告があった「ウチは妻(母・香さん)も教育ママではないし、両親2人ともボーっとしたタイプ(笑)。航には『人に迷惑をかけるな』とは言っていましたが、怒ったことは一度もありません。思春期の中学2・3年頃、本人が『オレ、反抗期終わったから』と言ってきたころがありましたけど、反抗した印象がなかったので驚いた記憶がありますね。親から見てもあまり感情を露わにするようなタイプでもないし、つねに『もう1人の自分』がいて、客観的に自身を見ているようなところがあったんでしょう」(周作さん)こうした冷静さと落ち着きは年齢を追うごとに養われたようです。生粋の負けず嫌いの航選手は低学年の頃は負けるたびに泣いていたものの、高学年になると自分をコントロールできるようになり、周りを励ましたり、指示を送ったりもしていました。周作さんも指導者として我が子だけを特別扱いするのではなく、全員とフラットに接し、長所を伸ばそうと努めていました。チームメートに誠心誠意歩み寄る父の姿勢を間近で見て、息子はフォア・ザ・チームを養っていったはずです。■セレクション不合格でも挫折感を感じなかった理由一方で、周作さんは「子どもにはもっと広い世界を知ってほしい」とも考えていました。そこで小学4年の時、横浜F・マリノスのジュニア・スペシャルクラスのセレクションを受けるように勧めました。「航は南戸塚SCの中ではうまい方だったと思いますけど、もっとうまい子はいくらでもいる。その現実を分かってほしくて、『こんなのがあるよ』とセレクションの情報を伝えました。本人は『じゃあやってみる』と二つ返事でしたが、受かるとは全く思っていませんでした。実際のセレクションも見ましたけど、ドリブルが上手で3~4人をスイスイ抜いていくような子が何人もいて、航は決して目立ちませんでした。案の定、結果は1次テストで落選。小学5・6年の時もジュニアユースのセレクションを受けましたが不合格。本人も自分の実力を分かっていたのか、落ち込んだ様子もなかったですね」(周作さん)著書の中で航選手は「大きな挫折感はなかった。『見返してやりたい』とか『合格者がうらやましい』とも思わなかった。落ちた後もマリノスの試合を普通に観に行っていたくらいだから」と語っていますが、そう思えたのも「サッカーが好きだから続けたい」という感情が強かったからでしょう。「自分で判断して前進することの重要性」を早い段階から知らしめた父のナイスアシストによって、航選手はよりサッカーを突き詰めるようになり、現在に至るトップ選手への道を貪欲に切り開いていきました。「子ども自身が自発的に行動を起こすように親は黙って見守る」というスタンスが奏功したのは、紛れもない事実と言えるでしょう。
2021年10月22日野村周平主演のABEMAオリジナルドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」に出演する新たなキャストとして、前作に登場した浅香航大、柄本時生、早乙女太一、松岡充が続投することが分かった。野村周平、藤井夏恋、佐野玲於、三浦翔平が出演する本作は、コロナ禍で仕事への価値観が多様化している中で、仕事(人生)に熱狂する若者のリアルを描く、“成功を夢見る新世代の若者”から“時代をつくった起業家”への逆襲劇。三浦さん主演「会社は学校じゃねぇんだよ」にて、藤村鉄平(三浦さん)のビジネスマン人生に大きな影響を与えたキーパーソンをそれぞれ演じた浅香さん、柄本さん、早乙女さん、松岡さんの4名。かつて鉄平と会社を設立したものの、その後因縁関係となってしまう谷山竜彦(浅香さん)、サイファークリエーションを技術の力で上場まで持ち上げた天才エンジニア・堀田貴之(柄本さん)、鉄平と共に起業し、サイファークリエーション副社長となる火高拓海(早乙女さん)、まだ鉄平の会社が設立して間もない頃に投資もしたことがある有名投資家・森永泰三(松岡さん)。「新世代逆襲編」までに、彼らはそれぞれどんな人生を送ってきたのか注目だ。そのほかにも鈴木愛理(一花役)、山中崇(グッドマン社長・大宮役)の出演、主題歌はヒップホップアーティストAK-69の「Forever Young feat. UVERworld」に決定したことも明らかになった。「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」最新予告映像●キャストコメント浅香航大『会社は学校じゃねぇんだよ』に続き、谷沢竜彦役を演じさせていただきました浅香航大です。改めて、ビジネス業界の時の流れの速さを感じました。『会社は学校じゃねぇんだよ』では竜彦のその後は描かれていませんが、今作での再登場、鉄平との関係値も含めて、楽しみにしていただければと思います。柄本時生変な役どころです。また出演できるのは嬉しいです。少ししか出ません。次世代のお話、ぜひ観てください。早乙女太一『会社は学校じゃねぇんだよ』に引き続き参加出来て嬉しく思います。僕が演じさせてもらう火高は、『会社は学校じゃねぇんだよ』で鉄平と共に大きなチャレンジに挑み、様々な事を乗り越えてきました。今作の台本を読んだ時に、頼もしくなっている火高が居て、成長してきたのだなと実感しました。今作でも、激動の社会の中で夢を掴む為に必死にチャレンジする若者達が登場します。夢と現実、挫折と挑戦。生き残り勝ち取る為に、本当に大切なものはなにか。是非お楽しみ下さい。松岡充今回の続編が、三年前の『会社は学校じゃねぇんだよ』とは大きく変わってしまった今の世界、日本の情勢の中で、どんなメッセージを紡ぎ出すのか?『会社は学校じゃねぇんだよ』同様、信頼する 鈴木おさむさんの脚本、とことんこだわる制作陣の演出、実力派の俳優陣の芝居、僕自身楽しみです。僕も引き続き、森永泰三という器のでかい人間の人生の一瞬を演じる事で、今の自分にフィードバック出来るであろう宝物を探すつもりです。主演の野村周平くんはこの時代に蔓延しているネガティヴな霧を軽々と突破していく俳優だと感じています。祐介がこの時代を生き抜く者として、様々な人生の岐路を突破していく姿と重なります。本作もどうぞ期待して下さい。鈴木愛理お話をいただいてから『会社は学校じゃねぇんだよ』を観させていただいたのですが、一晩で見終わってしまうほど夢中になるドラマでした。このチームに加われること、嬉しく思います。私の演じる一花は、簡単に言うとお騒がせなモデル。演じてきたことのない役柄でしたし、自分自身ともあまり似ていない性格の人間だったので、とても難しいなと思う反面ワクワクした気持ちもありました。毎日様々なことで闘う皆さんの心に、気持ちよく、そしてガンガン響くよう精一杯演じさせていただきます。「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」は10月21日(木)22時~ABEMAにて配信開始。「会社は学校じゃねぇんだよ」は10月16日(土)12時~10月17日(日)11時59分無料配信。(cinemacafe.net)
2021年10月14日比嘉愛未が主演する木曜劇場「推しの王子様」の2話が7月22日放送。渡邊圭祐演じる航に対する芽衣の「仮面ライダーじゃないんだから」というツッコミに「実質仮面ライダー」など視聴者が沸き上がる一方、太田基裕の出演も注目を集めている模様だ。比嘉さんが乙女ゲーム大好きな演じるベンチャー企業社長が、自分の推しキャラにそっくりな男性と出会う“逆マイ・フェア・レディ”なオリジナルストーリーが展開する本作。乙女ゲームが好きになり、起業して自ら乙女ゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」を大ヒットさせた「ペガサス・インク」代表取締役社長の日高泉美を比嘉さんが演じ、泉美の“理想の推し”である「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター、ケント様にそっくりだが、知識や教養などはまるでない五十嵐航に渡邊さん。会社員時代の泉美の才能を見出し共に「ペガサス・インク」を起業、ゲームディレクターとして、副社長として彼女を支える光井倫久にディーン・フジオカ。航とは幼なじみでインターンとして「ペガサス・インク」にやってくる大学生の古河杏奈に白石聖。また2.5次元俳優推しのデザイナー、渡辺芽衣には徳永えり。城好きなプランナーの有栖川遼には瀬戸利樹。女性アイドルヲタクで一児の母でもある小原マリには佐野ひなこ。編み物が好きなのエンジニア、織野洋一郎には谷恭輔。プロのミュージシャンを目指し路上ライブを中心に活動中の藤井蓮に藤原大祐。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。航を“育てる”と決めた泉美は、彼を「ペガサス・インク」に入社させる。航がケント様にそっくりなことに驚きを隠せない「ペガサス・インク」のスタッフだが、社会人としてはあまりに常識がないことに困り果て、泉美にもきちんと面倒を見てほしいと訴える。一方、光井は週末の会食に航を同行させようと言い出す。なんでも相手の社長の娘がケント様のファンだという。泉美は航にフレンチのマナーを教えようとするが…というのが2話の展開。航がメールの本文で「返信」を「変身」とタイプミスしたことを芽衣が指摘する際に「仮面ライダーじゃないんだから」とつぶやくのだが、このシーンに「ライダーいじりきたね!」「ライダー俳優2人いる前で、仮面ライダーじゃないんだからって(笑)」「変身って……仮面ライダーじゃあるまいし」的な台詞が(笑) そこに2人いますよ~!!」「ウォズと飛彩先生が出てたから実質仮面ライダー」などの声が。また有栖川のもとを打ち合わせで訪れる草野役で「テニスの王子様」「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」など数々の舞台で活躍する太田さんが出演。「推しの王子様見てたらもっくん出てきてびっくりした!」「もっくん草野さんめちゃくちゃ可愛かったー」「スーツ似合っててカッコよかった!」など、太田さんの出演に数多くの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年07月23日映画『犬部!』(7月22日公開)の公開初日舞台挨拶が3日に都内で行われ、林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督、竹中雄大(Novelbright)、ちえ、きぃ、サモン、ミッツが登場した。同作は、片野ゆか著『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社刊)を原案とした作品。獣医学部の大学生・花井颯太(林)は子どもの頃から動物愛護がライフワークで、ある日心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、愛護活動をサークルにすることを思いつき『犬部』を設立する。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕されたという報道を受けて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった。犬たちとの撮影について、林は「すごく楽しかったです。もう1回やりたいくらいです、あの日々を」と振り返る。大原は「ワンちゃんが遣都さんの腕の中から離れたくないというお芝居をしなきゃいけない時に、遣都さんが朝から一緒にお散歩されてたりとずっとそばにいたら、本当にワンちゃんが心を許していたので、犬との距離感の詰め方もすごいなと感動しました」と林の役作りに感動。林は「動物トレーナーの方々が『とにかく会話をしてあげてください』と教えてくれたので、2人っきりでコソコソしゃべってました。人と話すのと同じ感じで、『あれ、なんだろうね?』とか、『青森、俺もあんまり来たことないけどいいとこだね』とか、そういう話をしていた」と明かした。浅香については「プライベートでも昔から信頼している大好きな役者」「今日、かっこいい」と褒め、中川については「8こくらい下なんですけど、すごく頼もしくて、男らしくて責任感が強くて、今でも自分もしっかりしなきゃなと思わされる。動物に対しての思いも誰よりも強くて、刺激を受けました」と明かす林。また中川は、犬の演技について「ルートを覚えるんですよ。ここの道路を通ってここで鳴いてまた戻ってくる、みたいな。あれは衝撃でしたね。僕でもできない感じでしたね」と驚いていた。この日は主題歌を務めたNovelbrightの竹中雄大も登場し、林のおねだりによってアカペラで歌声を披露した。林は「やばいね、鳥肌。もう最後まで歌ってほしい。僕の最後の挨拶とかいいんで……」と讃える。「犬部」入部志望の竹中に対し、林は「動物が好きであれば犬部だと思ってますし、今日ここに来て下さってる皆さんも、もう犬部です」と宣言した。最後には、素晴らしい演技を見せた動物たちも登場。林がパートナーを組んでいたちえ(花子役)に金メダルをかけると、ちえは数十秒にわたる熱烈なキスで応える。フォトセッションでも何度も林にキスをしようとしていたちえだが、途中で何度か中川の唇も求めていた。
2021年07月22日酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや愚かさ、現代社会の闇に迫っていくABEMAオリジナルドラマ「酒癖50(フィフティ)」の第1話が7月15日(木)に放送され、忠告を聞かずにアルハラを続けた浅香航大演じる会社員に起こった結末に衝撃の声が上がっている。青田(浅香航大)は営業実績No.1の“敏腕体育会系営業。有名企業社長の娘と結婚し、仕事にも一層の気合が入っている。仕事は酒で取るというモットーの青田は、連日のようにアルコール接待を行い、「俺にできるんだからお前にもできるだろ!」を口グセに、部下(曽田陵介)たちにも過度なアルコールを強制している。そんな青田が、謎の男・酒野聖(小出恵介)の忠告を無視したことによって酒で自らの身が滅んでいくーー。酒野が実施する更生プログラムに参加するも、反省の態度を見せず、お酒が飲めない後輩に無理やり飲ませ続ける青田。そんな彼に訪れた予想外の展開に「まさか」「予想と全く違ったバッドエンド」「最後のどんでん返しにびっくりした」など驚きや衝撃の声や、浅香さんらの迫真の演技に「ずしっとくる」「引き込まれた」「実力派揃いで見入った」など称賛の声が寄せられた。さらに、青田が地獄に堕ちていくさまを見て酒癖の悪い人々を更生しようと試みる謎の男・酒野が「たくさんものを失った代わりに、お酒が大嫌いになれましたね」とニヤッとする最後のシーンには「意味深」「何者なんだ」「気になってきた」と、彼の正体や今後の展開に期待する声も寄せられている。本作の主題歌は、AK-69の「Hangover」に決定。酒に酔って朝、目覚めた主人公が前日の夜の記憶をたどっていく過程を描いた楽曲が、本ドラマに登場する“酒癖モンスター”らとリンク。第1話のラストで「Hangover」が流れると、視聴者からは「この楽曲は嬉しい」「良い感じにマッチしてる」といった声が上がっている。誰もが“明日は我が身”と背筋の凍るような人間の本性を描く、刺激的な新オリジナルドラマ。「意外すぎる内容だった」「1回見たらハマる」など、早くも話題を呼んでいる。第1話あらすじある企業に務める青田(浅香航大)は、営業部ナンバー1の“デキる”社員。自分が出来る事は他人も出来ると、後輩にも自分と同じ努力をするように激を飛ばす。その態度を“パワハラ”だと上司にとがめられるも聞く耳を持たず、クライアントとの会食では部下にシャンパンの一気飲みを強要するのが日常茶飯事。ある日、人事部主催の講義に呼ばれ、講師であるヘイトアルコールファームの酒野聖(小出恵介)から“この会社で酒癖の悪い50人”であると告げられる。その日は酒の一気飲みの危険性についての講義がなされ、心当たりのあった青田は前日の飲み会を思い出し…。「酒癖50」は毎週木曜日22時~よりABEMA SPECIALにて放送中。第1話は無料で見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年07月16日「ABEMA(アベマ)」では7月の新オリジナルドラマとして「酒癖50(フィフティ)」を7月15日(木)22時よりレギュラー放送。小出恵介が4年ぶりにドラマ復帰し、監督はドラマ「スカム」「GIVER 復讐の贈与者」の小林勇貴監督、脚本は「M 愛すべき人がいて」「奪い愛、夏」などの鈴木おさむが務める。本作は、酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや愚かさ、現代社会の闇を描くオリジナルドラマ。Hate Alcohol Firmに務める酒野聖(さけのせい)は、とある企業の社長から“Hate Alcoholプログラム”の依頼を受けることに。それは、酒の力を借りて一気飲みの強要、酒乱、無礼講など、アルコールハラスメント(アルハラ)を行う“酒癖の悪い50人”の社員を集め、彼らに“とあるビデオ”を見せることで、過度な飲酒の恐ろしさを理解してもらうというプログラム。しかし、酒癖の悪い参加者は、プログラム受講後も懲りることなくお酒を大量に飲み続ける。そんな彼らに降りかかる、誰もが予想できなかった衝撃の結末とは…?さらに酒野が、“Hate Alcoholプログラム”を開講することになったきっかけとなる過去も次第に明らかになっていく。主演を務める小出さんは、本作が4年ぶりのドラマ復帰となり、様々な裏の事情を抱える酒癖の悪い人々を“独自の方法”で解決に導いていこうとする謎多き主人公・酒野を演じる。「お話を頂いた時は、率直に再び表現の場を頂けたことが何より感謝の気持ちでいっぱいでした」と小出さんはコメント、「今回は挑戦という気持ちですべてをさらけ出す気概で挑みました」と意気込みを寄せる。▼「スカム」「GIVER 復讐の贈与者」小林勇貴監督と鈴木おさむが初タッグ本作の監督を手掛けるのは、振り込め詐欺を描いた「スカム」(TBS系)にて「ギャラクシー賞」を受賞、映画『全員死刑』なども高く評価され、人間の本性を映し出す生々しい描写が注目を集める新進気鋭の小林監督。脚本の鈴木さんとは初タッグとなり、人間の本性や業、現代社会の闇に切り込んでいく。小林監督は、「『過激』を履き違えた時代錯誤な日本のエンタメ作品にはもうウンザリだ!そんな声が聞こえてきます。全くの同意見です。誰も言ってほしくない事を無理に言うのが『過激』なのではなく、誰かが言って欲しいことを代わりに叫ぶのが本当の『過激』だと思います。この作品では、社会や人が個人に対して犯してしまう行為をどう描くか?悩みに悩んでエンターテイメントにしました。私の『過激』が、どうか楽しんでもらえますように」と力強くコメント。鈴木さんは、「今回のドラマはABEMA以外では絶対に作ることの出来ないドラマだと思っています」と断言、「全6話。日本の連続ドラマではあまり見たことない、とんでもないバッドエンドの話が続きます」と明かす。▼浅香航大&犬飼貴丈らが“酒癖モンスター”に!また、過度な飲酒によりたびたび問題を起こす、アルハラ常習の“酒癖モンスター”たちを演じるのは、浅香航大、前野朋哉、犬飼貴丈、村上純(しずる)と、個性的な出演者が揃った。1話主人公・浅香航大(青田 勢役)お話をいただいた時は、あまりの内容に挑戦状を突きつけられている気分で、監督をはじめ、制作陣の方々の熱量の高さも印象的でした。気鋭のスタッフさん達を前に、こちらも毎日が戦いの様に闘志が漲る撮影の日々でした。どこかで見聞きしたことのある様な胸糞悪い話を、これでもかとエッジをきかせて、良い意味で時代に逆行するエンターテイメントへと昇華された作品です。是非お楽しみください。2話主人公・前野朋哉(下野 優役)第2話で描かれるテーマは『逃げ』です。下野は目の前の問題から逃げ、ストレスからお酒に逃げ、豹変します。そんな下野を面白がる同僚、頭ごなしに怒鳴る上司。小さな負の要因が連なり、物語は取り返しのつかない悲惨な結末を迎えます。あなたにも起こり得る事です。今まではたまたま起こらなかっただけかもしれない。理不尽な痛みを少しでも食い止められるように。この作品から逃げないでください。3話主人公・犬飼貴丈(口山 憲治役)口山憲治役で出演させていただきます、犬飼貴丈です。この「酒癖50」はお酒というものを介し、露わになる人間の業が描かれている作品です。台本を読ませていただいたとき、こんなにも攻めた内容大丈夫なのか!と不安になりましたが、この内容をそのまま表現できたら面白くなりそうだなという予感と、そうか、ABEMAさんだからできるのか。という謎の納得をしました。監督やスタッフや俳優たちの前のめりさがこの作品のテーマや狂気度とマッチしてます。ぜひ!4話主人公・村上純(しずる)(色川 漣役)小出さんの本格的な復帰作に僕みたいな者が携われることに喜びと驚きが未だ隠せません。しかも、演じさせてもらった役が恐れ多いほどに主要な役という…それもこれも、これまでに酔い潰れた僕をおぶって家まで送って下さった50人以上の皆々様のおかげです。恐らくですが、過去に鈴木おさむさんに絡み酒をしたという失態が、今回のキャスティングに繋がったんだと思います。改めて、お酒に感謝します。かと言って、決してそこにあぐらをかくことなく、自分の酒癖を見直すためにもオンエアを全力正座で観たいと思います。ABEMAだからこそ出来た、攻めまくったこの作品を絶対に観て欲しいです!ABEMAオリジナルシリーズ新作ドラマ「酒癖50」は7月15日(木)より毎週木曜日22時~ABEMA SPECIALにて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年07月08日映画『犬部!』(7月22日公開)の完成披露イベントが3日に都内で行われ、林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督、ちえ、きぃ、サモン、ミッツが登場した。同作は、片野ゆか著『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社刊)を原案とした作品。獣医学部の大学生・花井颯太(林)は子どもの頃から動物愛護がライフワークで、ある日心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、愛護活動をサークルにすることを思いつき『犬部』を設立する。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕されたという報道を受けて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった。この日のイベントでは実際に撮影で林&中川の相棒犬だったちえ、きぃ、エキストラとして参加したサモン、そして撮影には参加していない猫のミッツが登場。特に犬たちはなかなかカメラの方を向いてくれなかったり、別の方向へ走って行こうとしたり自由な様子を見せ、キャスト達がおやつなどでなだめる姿を、会場が微笑ましく見守る。もともと動物が大好きだという林は、何度もちえから顔を舐められており「なかなかこういった舞台挨拶もなくて、俺の方が緊張してるんだぞ! 大丈夫だよ」とちえのことを撫でる。中川は「きい、ワン!」と促すと、きいはマイクに向かって「ワン!」と吠えるといった芸も披露。さらに林から「きいがかわいくて。あれできないの?」と言われ、中川が「ジャンプ!」と命令すると、きいは見事な跳躍力を見せ、拍手をもらっていた。林は同作について「色々な資料に目を通して、僕の役のモデルとなった獣医師さんの先生にお会いしたりして、動物愛護という難しい問題でしたけど、その人達の想いを受けて、責任をもってやらなければいけないなという気持ちにさせられました。素晴らしい活動をずっとしてきた方々の物語なので、その想いを伝えたいという気持ちになりました」と振り返る。また中川は「ワンちゃん達と一緒に取材とかも受けたんですけど、スタッフの皆さんが犬しか見ないんですよ! もっと僕を見てくれ」と苦笑。「今日も出てきた瞬間、お客さんも『かわいいかわいい』って犬しか見ていないんじゃないかと、ジェラシーもあります。もちろんこの作品の中に可愛いワンちゃん猫ちゃん達たくさん出てくるので大注目なんですけど、僕たちも出てるので、そこも見て下さい!」とアピールしていた。
2021年07月03日林遣都が主演、中川大志、大原櫻子、浅香航大らが共演する映画『犬部!』から、それぞれ動物保護に人生をかける犬部メンバーたちの場面写真一挙10点が解禁。さらに、上海国際映画祭【パノラマ部門NIPPON EXPRESS】に出品されることも決定した。行き場のない犬や猫のために、現役の獣医学生が立ち上げた実在のサークル“犬部”。「生きているものは全部助ける」と、動物たちのために奔走する若き獣医学生たちの奮闘の日々と、卒業から16年後、成長した彼らの絆と葛藤が描かれている。今回解禁となった場面写真では、犬部メンバーの学生時代に加え、卒業から16年後、獣医師として、研究者として、動物愛護センター職員として、それぞれの想いを抱えながら、動物たちのために走り続ける成長した彼らの姿が切り取られている。林さん演じる花井颯太は、「殺処分ゼロを目指す!」という目的のため、どんな状況でも諦めずに奮闘する熱血主人公。学生時代は、中川さん演じる相棒の柴崎涼介と共に、“犬部”として保護活動に邁進する。場面写真の中には、2人が初めて出会い、それぞれが保護施設から引き取った子犬を抱いた2ショットも。そのほか、卒業後、獣医師として保護活動にも力を入れながら、学生時代からのパートナーである犬の花子と病院で眠りこけてしまう印象的な姿が切り取られている。一方、「殺処分を止めるために動物愛護センターの所長になる」という切なる思いを抱えて、あえて動物愛護センター職員という道を選んだ柴崎が、辛い現実と向き合いながらも柔らかな笑顔を見せている1枚。「犬部」の猫担当で研究者の道へ進んだ大原さん演じる佐備川よしみが、白衣を纏い、子猫を見つめる様子、さらには颯太同様、父の動物病院で獣医師として働く浅香さん演じる秋田智彦の写真が到着した。また、田辺桃子が演じる颯太を頼って病院を訪れる学生・川瀬美香、安藤玉恵演じる看護師・深沢さと子、坂東龍汰演じるよしみの後輩の研究者・田原優作、田中麗奈演じる動物愛護センターでの柴崎の同僚・門脇光子の写真も解禁されている。さらに、本作は6月11日から開催予定の第24回上海国際映画祭【パノラマ部門NIPPON EXPRESS】への出品も決定。本映画祭は客層が若く、特に日本の新作映画は毎年チケットが完売になるほど話題を呼ぶアジア最大規模の映画祭となっており、現地の若者が本作をどう捉えるのか、反響に期待が寄せられている。映画『犬部!』は7月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬部! 2021年7月22日より全国にて公開©2021「犬部!」製作委員会
2021年06月02日菅田将暉主演、有村架純らが共演する「コントが始まる」の5話が5月15日オンエア。つむぎの“心の声”に「ものすごく共感」「リアルで響く」といった声が上がるとともに、浅香航大演じる同級生に対する春斗の怒りにも様々な反応が集まっている。菅田さんがお笑いトリオ「マクベス」の高岩春斗に、神木隆之介がプロゲーマーからお笑いに転身した朝吹瞬太に、仲野太賀が春斗と「マクベス」を結成した美濃輪潤平に、有村さんが「マクベス」の“ヲタク”となる中浜里穂子に、古川琴音が里穂子の妹で瞬太と親しい中浜つむぎ、芳根京子が潤平と10年間付き合ってきた奈津美に、中村倫也がマクベスのマネージャー・楠木にそれぞれ扮し鈴木浩介、小野莉奈、米倉れいあ(821)らも共演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。里穂子と共に生活を始めてから1年半。つむぎは今流れる時間に不満はなくとも、このまま姉の家に居座り、横で世話をし続ける日々に疑問を感じ始めていた。働いているスナック「アイビス」で下條良枝(松田ゆう姫)から「優しすぎる」と指摘されたつむぎ。自分が誰かに頼られ感謝されることで自分の存在意義を感じてきたつむぎは心の中で“高校を卒業してから何もやりたいことはなかったけど、何者かにはなりたいと思ってる自分がいた。でも何をしていいかわからなかった。何かを始めようと思っても、努力して結果が出なかった時のことばかり想像して、一歩も動けなかった…”と自らの想いを語る。このつむぎの“独白”に「つむぎちゃんの気持ちがものすごく共感」「つむぎちゃんの心の声が素直でリアルで響くなあ」「人に優しくするのは存在意義が保証される気がするって気持ちわかるなぁ結果が出ないことへの恐怖も分かる」など共感の声が続出。その頃、春斗は楠木から高校時代の同級生の小林勇馬(浅香さん)がマクベスに仕事を依頼してきたと言われる。打ち合わせのため勇馬のオフィスに行った春斗は、勇馬と久々に再会。“高校卒業した直後はマクベスが失敗して欲しいと思っていたが、自分の進みたい道が見えてきた頃からマクベスが励みになり、何度も背中押してもらった。だからいつか一緒に何かやりたい、力になってやりたいと思っていた”と語る勇馬に、春斗は「同情なんかいらねえよ。励みに感じるようになったのは自分が成功して、俺たちのことが下に見えたからだ」と怒り、同級生に仕事を恵んでもらうほど落ちぶれてないと、勇馬からの話を断ってしまう…。この春斗の発言に「あぁ勝手に同情に決めつけちゃダメよ」という声が上がる一方、「売れてない自分からしたら見下されてるように感じるんだよね・・・」「春斗の心情めちゃくちゃわかるわ…」といった共感も集まる。その後マクベスは正式に解散が決定。春斗は里穂子に「努力って報われると思いますか?」と問う。「正直わからない」と返す里穂子に、“自分たちの努力は必ず報われると信じていたが、残念ながら報われなかった”と自らの心情を明かす春斗…春斗のこの想いにも「夢はいつか必ずかなうよ、って言う人は、夢がかなった人だからね……」「理不尽を知るかどうかって人生観に影響及ぼす」「報われるって信じて進み続ける人の幸せと苦難は、尊い」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年05月16日林遣都、中川大志、さらに大原櫻子、浅香航大といった話題の俳優たちが共演する映画『犬部!』から予告映像とポスタービジュアルが解禁。注目のバンド「Novelbright」が映画主題歌として初めて手掛けた、書き下ろしの新曲「ライフスコール」もお披露目された。青森県北里大学に実在した動物愛護サークル“犬部”をモデルに、動物保護に人生をかけた獣医学生たちの奮闘の日々と、その後の人生を描いた本作。保護動物をめぐるリアルな問題や課題に詳しい動物ドキュメンタリーの名手、山田あかねが脚本を手掛けている。初の映像解禁となる予告編では、「生きてるものはみんな助ける! 犬も! 猫も! いいだろ、犬部!」と希望に満ちた笑顔を見せ、“犬部”の設立を宣言する主人公の花井颯太(林遣都)と共に、仲間である柴崎涼介(中川大志)、佐備川よしみ(大原櫻子)、秋田智彦(浅香航大)らが奮闘してきた学生時代が描かれる。しかし、卒業後。獣医師になった後も自分の信念を曲げず、がむしゃらに走り続けてきた颯太だったが、ある事件を起こしてしまう。「1人で世界を変えられるなんて思わない方がいいですよ」と過去に受けた厳しい言葉が突き刺さる中、「なんでまだ生きられる奴らを殺さなきゃいけない…」と柴崎が涙を流す姿が映し出されるなど、彼らに過酷な現実が待ち受けている様子。さらに、「Novelbright」が本作をイメージして書き下ろした新曲「ライフスコール」が、映像内で、“犬部”のメンバーを勇気づけ、後押しするかのように温かく響きわたる。ひとつでも多くの命を救おうとする彼らの優しさや、動物たちのために戦うことを諦めない強い心をイメージして作られた楽曲だ。併せて解禁されたポスタービジュアルでは、“犬部”のメンバーが未来を見据えるかのように4人が正面を向いた仕上がりに。“あふれるほどの愛でしか、世界は変わらない”というキャッチコピーの通り、大きな愛で動物たちを包み込む優しさを感じさせるデザインとなっている。『犬部!』は7月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬部! 2021年7月22日より全国にて公開©2021「犬部!」製作委員会
2021年04月28日林遣都と中川大志の共演で、実在の動物保護サークルをモデルに映画化する『犬部!』。この度、獣医学部の学生でつなぎ姿の林さん&中川さんの場面写真と、サークル「犬部」の同志となる大原櫻子、浅香航大をはじめ総勢10名の追加キャストが明らかになった。まず、到着したのは主人公・花井颯太(林遣都)と、その相棒・柴崎(中川大志)がバディとなる犬の花子(ちえ)、太郎(きぃ)と一緒につなぎ姿で散歩する場面写真。昨年8月に十和田市の北里大学内で撮影された1枚だ。また、2人に負けず劣らずの動物愛を持ち合わせた「犬部」の心強い後輩メンバーが解禁。颯太の心意気を慕う“猫好き”・佐備川よしみ役には、現在アーティストとして全国ツアー「大原櫻子 CONCERT TOUR 2021“Which?”」の真っただ中であり、映画・ドラマ・舞台と女優としての活躍も目覚ましい大原櫻子。教授の手伝いで実習用の動物を世話していた秋田智彦役には、「あなたの番です」や「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」ほか、NTV・Hulu共同制作「君と世界が終わる日に」など話題作での存在感で、ますます脚光を浴びている浅香航大。颯太と柴崎の情熱に引っ張られながら、学生時代も卒業後もずっと彼らを支える大切な仲間となる役柄。また、大学卒業後の柴崎を知る動物愛護センターの職員・門脇光子役に田中麗奈、智彦の父で獣医の秋田秀作役に酒向芳、さびれてしまったペットショップを営む久米尚之役に螢雪次朗、獣医学部の教授・安室源二郎役に岩松了。保護動物たちの切実な現状を変え、1匹でも多く守るために全てを捧げようとする「犬部」メンバーたちの想いや活動に大きな影響をもたらしていく。そのほか、獣医となった颯太のもとを何やら事情を抱えて訪れる女性・川瀬美香役に田辺桃子、颯太が開業した花井動物病院に勤める動物看護師・深沢さと子役に安藤玉恵、「犬部」をずっと後押ししてくれる動物保護団体のスタッフ・中越真利子役にしゅはまはるみ、大学卒業後のよしみが所属する研究室の後輩・田原優作役に坂東龍汰と、パワフルな物語を彩る個性豊かなキャスト陣が顔を揃えた。『犬部!』は7月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬部! 2021年7月22日より全国にて公開©2021「犬部!」製作委員会
2021年04月23日「Hulu」にて独占配信中のゾンビドラマ「君と世界が終わる日に」Season2より、キム・ジェヒョンが演じる“謎の男”の場面写真が到着した。ゴーレムに占拠された終末世界を共に生き抜いた響(竹内涼真)と来美 (中条あやみ)だったが、来美がゴーレムウイルスに感染し、2人の残酷な運命が加速中のSeason2。本日、配信スタートとなった第3話では、ゴーレム化が進む来美の様子にショックを受ける響がウイルスの増殖を抑える薬を探しに福島へ一人旅立った後、シェルターと猿ノ島それぞれで、いないはずのゴーレムが次々に出没し、人々に襲い掛かる。シェルターでは、菜々子(真魚)が感染し、「感染した人は即刻安楽死」というルールがある中、秋吉(本郷奏多)がメンバーを守るため、菜々子の命を絶とうとする。一方で猿ノ島に残ったジアン(玄理)と桑田(浅香航大)にも、大量のゴーレムが襲い掛かる…。そしてそこに、ミンジュンそっくりのブーツを履いた“謎の男”が登場。冷たい表情の男の素性、そして目的は…。Season1とは違った新たな役を演じたキム・ジェヒョンは「ミンジュンとは同じ顔ですけど、感じている気持ちは逆ですね。一言でいうと残酷」とコメントしており、役どころが気になるばかり。なお、Hulu公式YouTubeでは、キャストやドラマの魅力に迫る企画【「きみセカ」スペシャルコンテンツ】を展開中。壮絶なドラマとは裏腹に、仲の良すぎるキャスト陣の爆笑トークに注目。今回は、キャストが「以心伝心ゲーム」に挑戦する様子を配信する。「君と世界が終わる日に」Season2はHuluにて独占配信、毎週日曜日0時最新話配信開始。Season1はHuluにて全話独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年04月04日昨年度話題No.1ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)Blu-ray BOX発売を記念して、本間かなみプロデューサーにドラマの舞台裏を聞きました。――赤楚衛二さん、町田啓太さんの起用理由をそれぞれ教えてください。「安達は“モサく”したい一方で、応援したくなる人物にしたいと考えていました。ですので、陰の空気を纏っても埋もれない愛らしさ、少年らしい無垢さを感じられる方が良いと思っていました。赤楚さんは元々、生っぽくて心の通いが見えるお芝居が魅力的だと感じていました。赤楚さんが安達を演じてくれたら“愛される安達”になると思い、オファーさせていただきました。黒沢は、人間らしさやいじらしさを醸し出せて、コミカルシーンを真面目に演じる際に面白くなる方を想像して、町田さんにオファーさせていただきました。個人的な感覚ですが、黒沢の恋心を描く上でフォーカスを当てたかった『切なさ』や『ピュアさ』が映える方だと、感じたのも大きかったです」――実際にお二人に会った第一印象は?「赤楚さんはいい意味での普通っぽさに驚きました。自然体で正直で柔和。町田さんは凛々しくて芯のある印象でした。お二人ともタイプは違いますが纏う空気が似ていて、二人が初めて並んだ時わくわくしました」――お二人の役者としての魅力、チャーミングなところはどのようなところでしょうか。「赤楚さんは愛され力だと思います。芝居をしていても、演じる人の何かしらはこぼれ出ます。そこに、その人が演じる意味が宿ると思いますが、赤楚さんはそのこぼれ出るものに人を惹きつける魅力があると感じます。生っぽさや心の通いが見える芝居はテクニックで表現できるものではないと思うので、それができる貴重な方だと思います。町田さんは起爆力だと思います。好青年感や爽やかさを胡散臭さや底なしの怖さ、コミカルに傾けることもできる。絶妙な匙加減のセンスを持ったレアな方です。役の角度次第でいくらでもイメージを裏切っていける、エンターテイナー性が高い魅力があると思います」■「柘植の激励シーンに、現場で泣きそうに…」――実際に関わってみて、赤楚さんと町田さんの意外な面、イメージと違ったところはありましたか?「赤楚さんは天然と聞いていたので、ふわふわした方なのかなと思っていたのですが、とても実直な方でした。みんなが気づかないことに気がついたり、ふとした時の視野が広い人でした。何事にも構えないフラットさ、しなやかさは人としても役者さんとしてもすごいなと思いましたし、かっこよかったです。町田さんは、勝手にクールなイメージがあったのですが、気さくな方でした。さりげなく、みんなを引っ張ってくれるお兄さん。芝居だけではなく、さまざまなことに対してアイディアをくださって、作品を届けることへ思いを持っている、愛のある方だと感じました」――出演者もスタッフも同世代が多く、かなり綿密にディスカッションをしながら撮影を進めたと伺いました。どのようなシーンでどんな話し合いがあったのか、本間さんが印象的だったことを教えてください。「第6話のタコパのシーンで、実際に演じてみたら安達の心情的に少し難しいモノローグの箇所がありました。赤楚さん、町田さん、草川さん、林監督含め、どういう流れになったら源泉となる安達も、それを向けられる黒沢も違和感がないのか話して、現場で少し流れを変えました。些細なことでもディスカッションする真摯さに、みんながみんな“これは自分の作品だ”って考えているような温かさを感じて、印象に残っています」――赤楚さんと町田さん以外にも、魅力的なキャストが多数出演しています。柘植(浅香航大さん)、湊(ゆうたろうさん)、六角(草川拓弥さん)、藤崎さん(佐藤玲さん)について、それぞれ撮影時の演技はいかがでしたか。「浅香さんは、想像を遥かに超えた新しい顔を見せていただき、すごく新鮮で面白かったし感動しました。柘植の台詞や行動は真っすぐだからこそ、生身の人間に変換したときに上滑りしたものになるか響くものになるか紙一重の所がありました。そこで、浅香さんが演じると説得力と響きが生まれる。第8話、湊を激励するシーンは現場で見ていて泣きそうになりましたし、走り方も柘植らしさ全開ですがそれ以外の何気ない部屋での動き一つとっても、ものすごく“柘植“の感じが出ていて、スタッフみんなで『すごい!』と沸きました。ゆうたろうさんは、ツンデレな湊に小悪魔感を与えてくれました。湊の“ツン”の塩梅を監督と試行錯誤する際も、直向きに向き合ってくださっていました。Blu-rayには特別編集版として湊のダンスのフルバージョンを入れてあるので、ぜひ見ていただきたいです。草川さんは愛嬌のある後輩ポジションが元々似合う印象がありますが、ふとした時に見せる表情にそれだけじゃないものを感じさせる魅力がありました。六角の中に点在しているギャップをとても自然に、一人の人間のものとして紡いでくださいました。佐藤さんは『藤崎さんが実際に自分の身近で息づいているんじゃないか』と感じさせる魅力と存在感がありました。カメラの向こうとの境界線をなくせてしまえる人。些細なカット、表情、目線、佇まい一つ一つがどれも“そこに根付く人”そのものでした」■「キャストの皆さんで買い物に…」――この作品を制作するなかで、大変だったシーンや苦労したことは?「心の声が聞こえるシーンは、この作品ならではの大変な所だったと思います。テストでは心の声を実際に声に出して役者同士のタイミング、カメラのタイミングを擦り合わせますが、本番は無言。みんな想像し合いながら撮影していくしかありません。それでも、役者同士のリアクションや表情の変化のタイミングがズレたことはほぼなくて、いつも皆さんすごいなと思っていました」――撮影現場での隠れたエピソードがあれば、お教えください。「撮影の休憩中、たまにスタッフへの差し入れを赤楚さんと町田さんが買ってきてくれたり、それ以外にもよくキャストの皆さんで、一緒に買い物に行ったりしていました。みんなとても仲が良くて、現場を和やかに明るく盛り上げてくださって感謝しています」――SNSを通じて、国内のみならず世界中から反響がありました。どのような声が多く、嬉しかった声はどのようなことでしたか?「『赤楚さんがかわいい!』『町田さんがかっこいい』という声が圧倒的に多かったのですが、それと同じくらい放送が終わると『来週まで待てない!』『一週間が一年に感じる』など、次回を楽しみにしてくださる声が多かったですね。誰かの一日の楽しみになったらいいなと思って作っていたので、とても嬉しかったです。――全世界で「チェリまほ」がブレイクしたのはなぜだと思いますか。「なぜだろうとは私もずっと思っているのですが……。豊田先生の原作とキャストの皆さんの圧倒的な魅力、スタッフの皆さんのおかげ。それと、世界各国共通して人と物理的に距離を取り、人の温度への飢餓感みたいなものがある今、“触れる”“心の声が聞こえる”という距離のない温度のある交わりが響く所があったのかなと思います」――安達と黒沢が付き合い始めた後のストーリーが原作ではまだ続いています。続編の可能性は?「続編について聞いていただけるような作品になったこと自体、うれしいことです。どうなるかはわかりませんが、また安達と黒沢、柘植と湊、豊川のみんなに会えたらいいなと思っています」【PROFILE】’90年9月22日、群馬県生まれ。テレビ東京制作局ドラマ室所属。APとしてさまざまな作品に参加し、今作が初プロデュースとなる。
2021年04月02日昨年度話題No.1ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)Blu-ray BOX発売を記念して、風間太樹監督にじっくりお話を聞きました。――赤楚衛二さん、町田啓太さんに初めて会ったときの第一印象を教えてください。「赤楚くんは清涼感がありました。とても爽やかな印象です。対話をしていくと、人懐っこく、素直で、良い意味でクリアな人なのだと思いました。きっと誰に対しても分け隔てなく、いられる人なのでしょう。町田さんは容姿端麗であること以上に、落ち着いた佇まい、声が印象的でした。瞬発的というより選び抜いた言葉で語る姿に、誠実さを感じました」――お二人の役者としての魅力、チャーミングなところはどのようなところでしょうか。「赤楚くんは身体の使い方がうまいですね。一挙手一投足、心情を表現するための細やかな動き、仕草が上手な人だと思っています。町田さんは優しく、心に響く声が魅力的です。コミカルさ、切なさ、ちょっとおどけたような発声もしなやかに使い分けることができます。そして、なによりお二人とも笑顔がとてもチャーミングですよね」――実際に関わってみて、赤楚さんと町田さんの意外な面、イメージと違ったところはありましたか?あればお教えください。「赤楚くんは最初にお会いした時のイメージそのままといった感じでした。どこにも隠し事は見当たらず、親密になることに全くネガティブがない。知れば知るほど、寄り添いたいと思える人でした。町田さんは落ち着いた佇まいなのに、ちょっと様子が可笑しい一面もあるんです。おどけたり、弾けるように笑っている姿が現場の笑顔を演出していました」――出演者もスタッフも同世代が多く、かなり綿密にディスカッションをしながら撮影を進めたと伺いました。どのようなシーンでどんな話し合いがあったのか、風間さんが印象的だったことを教えてください。「11話の終盤、安達が黒沢に心の声が聞こえる能力を打ち明けるシーンです。このシーンは撮影序盤に撮る必要があり、丁寧に積み上げていくふたりの経験や思いの丈の共有をすでに『あったこと』として演じてもらわねばなりませんでした。この時に限る話ではありませんが、安達と黒沢の距離や現在地はどこにあるのか。それぞれが一番望んでいることは何なのか。そうした話を撮影現場に入る前に3人でディスカッションしました。撮影的な事情にも左右されず、見事に演じ抜いたというだけで素晴らしいと思うのですが、全てが繋がった時に『これしかない』という表情、声の調子、繊細な面においても齟齬なく演じられたのは、この二人だったからこそだと思います」■「見えないものを掴むような撮影でした」――赤楚さんと町田さん以外にも、魅力的なキャストが多数出演しています。柘植(浅香航大さん)、湊(ゆうたろうさん)、六角(草川拓弥さん)、藤崎さん(佐藤玲さん)について、それぞれ撮影時の演技はいかがでしたか。「浅香くんは常に悩み考える人で、小説家である柘植のキャラクター性と相まって、浅香くんが演じたからこそ、柘植の佇まいに説得力が出たのだと思っています。擬音的な芝居においてもきちんと感情を乗せられる力があり、無機質になりがちなコミカルシーンも雄弁に語ってくれました。ゆうたろうくんとは夢追人としての尖りと、チャーミングさのバランスを整えるためにさまざまな議論をしました。彼は僕の言葉に丁寧に反応しながらも、自分自身から見える角度を大切にしていたように思います。あと、圧倒的に可愛らしかったですよね。その魅力は彼の“湊愛“が生んだものです。草川くんは貪欲で、芝居が本当に好きなんだと感じました。キャラクターの魅力を最大限に引き出そうと、台本にとらわれることなく『こうしたい』という六角としての意志をぶつけてくれました。黒沢を慕うように町田さんのすぐ側にいた姿が印象的です。佐藤さんは違和感を大切にする人だったように思います。演じるキャラクターを深く愛しているからこそ、良い時も、悪い時も、徹底的に違和感を追求する。立ち止まって考えるのではなく、演じる中で咀嚼する。そして内にある葛藤を言葉にする気概があるからこそ、ブレずにいられる。とても繊細で強い人だと思いました」――この作品を制作するなかで、大変だったシーンや苦労したことは?「『心の声が聞こえる』というシーンにおいて、演じ手の芝居とカメラの呼吸を合わせるのに苦労しました。無言の状態、つまり心の声を想像しながらシーンを切り取っていく。表情や仕草から心情を読み取る、まさに見えないものを掴むような撮影でした」――原作とドラマ、あえて変えたところなどはありますか?あれば、その狙いと変えたところをお教えください。「心の声が聞こえる能力を能動的に使う、という安達の行為を物語序盤から後半に繰り下げました。能力のある生活が当たり前になってしまい、能力を使うことで相手の気持ちを察するということが簡単になっていくけれど、『でも、それで本当に良いんだっけ?』『自分の力で相手に寄り添っていると言い切れるのか?』という問題定義をこのドラマの最大の壁として描く狙いがありました」■「チーム豊川の輪がうらやましくもありました」――撮影現場での隠れたエピソードがあれば、お教えください。「キャストの皆さんは自発的にオフショット写真やカウントダウン動画の撮影をしていました。失敗作も含めて相当数あるのではないでしょうか。チーム豊川(安達や黒沢が務める文具会社)は本当に仲が良くて、食事中の互いの写真や仮眠中の写真を撮り合っていました。なんて微笑ましい光景なんだと思いつつ、その輪が羨ましくもありました」――SNSを通じて、国内のみならず世界中から反響がありました。どのような声が多く、嬉しかった声はどのようなことでしたか?「届けていただいた言葉ひとつひとつが嬉しく、大切に思いました。特に、『(心に)触れる』という描写を大切に描いてきた作品だったので、ふたりが手を取り合うこと、ただそれだけの行為にも、覚悟や愛情が込められています。それを敏感に感じ取って、言葉を綴って下さった方が多くて本当に嬉しかったです」――全世界で「チェリまほ」がブレイクしたのはなぜだと思いますか。「たくさんの方が自分の言葉で『チェリまほ』に応援を届けて下さったからだと思います。感想や考察を覗いてみても、とにかく細部まで観て下さっていて。作品としてのメッセージに加えて皆さんの言葉が溢れ包み込んでくれました。とにかく幸せな作品だと思います」――ドラマ「チェリまほ」全体に関して、どのような作品に仕上げたいと思って制作を進めていましたか?「楽しく笑えるラブコメにしたいという思いと、安達の能力を通して聞こえる『選ばれなかった言葉』に対して、とことん寄り添う作品にしたいと思いました。誰しも、心の内にはたくさんの言葉を抱えていて、伝えるべき言葉の周りには、迷い、気持ちを誤魔化す為の言葉がうごめいていたりします。最終的になぜその言葉が選ばれたのか。『伝える』という行為のうちにある葛藤を安達の能力が丸裸にして、そこに人間性やその人の魅力を写す、といった構造を最大限に活かすこと。そして、想いを伝える行為の大切さを描きたいと思っていたんです。また、自分にも他の誰にも期待することなく日常を送っていた自己肯定感ゼロの安達が、誰かの意識の中にも自分がちゃんと存在しているという気付きには、希薄になりつつある人間関係の贅沢さを描けるのではないかと思いました」――安達と黒沢が付き合い始めた後のストーリーが原作ではまだ続いています。続編の可能性は?「続編に関してたくさんの声を頂いておりますが、僕もまた機会があるのであれば是非ふたりと再会したいです」【PROFILE】’91年7月22日、山形県生まれ。AOI Pro.エンタテインメントコンテンツプロデュース部所属。映画『チア男子!!』(’19年)で長編監督デビュー。近作に『恋は雨上がりのように~ポケットの中の願いごと~』(’18年GYAO!)など。
2021年04月02日ドラマや映画で、気になる存在感を放つ浅香航大さん。思わずクスッとさせられるコミカルなキャラクターから、クールで毒舌な男や熱血漢まで、幅広い役柄を演じつつも、そこに揺らぎを加え、血の通った人間くさい人物を立ち上げてみせる人。そんな浅香さんを写真家の岩澤高雄さんが撮影します。取材現場にやってきた本人は、シャイでもの静かな雰囲気を漂わせる。「色気って目には見えない魅力ですよね。味とは違う。哀愁とか優しさとも少し違うけれど、どこか近い部分はあって。なんとなくですけれど、その人が積み重ねた人生から哀愁とか優しさが滲み出てくればくるほど、それを色気として感じるんじゃないかという気がします」ゆっくりと考えを巡らしながらぽつりぽつりと語った後に、ふっと笑って「めっちゃムズいですね」とこぼした。では、と質問を変え、浅香さんが色気があると感じる人について尋ねてみる。「表情とか仕草とか言葉選びとか…そういうものから受ける部分は多い気がします。言葉に余韻のある人とか、いいですよね。それで言うと、現場でご一緒している宇野祥平さんは素敵だなと思います。撮影の合間に結構話すんです。いまやっている作品についてとか、どんなきっかけでこの世界に入ったかとか、これまでにどんな作品を観てきたのかとか。僕が一方的に根掘り葉掘り聞いているんですけれど、言葉の端々に人柄が滲み出ていて、話していていいなと思うんです」普段からそうやって共演者とコミュニケーションをとるのかと思いきや、「現場であまりしゃべらないタイプ」だとか。「もともと現場でも寡黙にいちゃうほうなんで、いろんな人とコミュニケーションをとれる人を尊敬しています。でもだからこそいまは、興味が湧くタイプの方とご一緒した時には意識的にしゃべろうとしています。宇野さんは、作品について話した時に『難しいね』とおっしゃったんです。ベテランで先輩ですけれど意外と悩まれるんだなと思いましたし、後輩で年下の僕にも俳優同士として、話してくださるところも素敵で。僕、迷いのある人が好きなんですよ。自信を持ってバーンと出ていかれる方もカッコいいとは思うんですけれど、人として惹かれるのはそっち。お芝居も同じで、迷いとか余白があるほうが人間的な気がして」その言葉に、浅香さんの役作りに対する想いの一端が垣間見えた気がする。「迷いを感じさせようと思って演じてはいないですが、余白は作っておきたいとは思っています。どんな役でもどんな状況でも、行動するに至るには、悪いことでもいいことでも、その人なりの理由というか正義があるはずで。そこを感じさせられたらなと思っています」そこまで話し、「…でも正直、あんまり難しいことは考えてないです」と続けた。「僕の場合、演じている様を先に絵で思い浮かべてしまうことが多いんです。飲み屋で知り合ったあのお兄さんがイメージに合っているなとか、そんなことを考えながらちょっと真似てみたり、そんな感じかもしれないです」自身もまた「迷いのある人」だそう。「最近は減ってはきましたけど、やりたい仕事があるとか、オーディションに受からなかったとか、お芝居が思ったようにできなかったとか、多くは仕事のことですね。だから僕は、たくさん仕事をさせてもらうのが合ってるんだと思います。迷ってる暇がないくらい、どんどんやっていくっていう。もちろん1本に集中してじっくり向き合うのは理想ですけど」迷う、というのは、それだけ思考を巡らせるということでもある。「確かに人一倍考える癖はありますね。気にしぃだし、人と接するにしてもあれこれと考えてしまいがち。あと、何かにハマったり気になることがあると、全部知るところまでいかないと気が済まないんです。キャンプもだし、釣りもだし。去年のコロナ禍から始めた作曲も、マイクとかスピーカーとか宅録環境まで整えて夜中まで毎日やってましたから(笑)」人として、俳優として大事にしていることは…「優しさじゃないですか」。「人を思い遣るとか、相手のことを汲むってことなのかなと思います。現場でいえば、お芝居する相手が表現しようとしているものを受け取ることと、信じて委ねることなのかもしれません」あさか・こうだい1992年8月24日生まれ、神奈川県出身。出演ドラマ『リカ~リバース~』(CX系)は現在放送中。ドラマ『君と世界が終わる日に』Season2はHuluで配信中。ジャケット¥66,000シャツ¥29,000パンツ¥38,000リング¥29,000(以上ザ ヴィリディアン/ザ ヴィリディアン TEL:03・5447・2100)眼鏡¥36,000(アイヴァン/アイヴァンPR TEL:03・6450・5300)その他はスタイリスト私物From photographer今回の撮影では、浅香さんに「こうしてください。ああしてください」とあまり具体的に言わなかったんです。それは、ページのテーマと撮影のイメージを伝えてカメラを向けた時に、浅香さんの中から自発的に“表現したい何か”が見えたから。それがすごく面白いなと思ったし、どんなものが出てくるのか見たいと思って、僕は淡々と撮ることに徹するようにしました。それが、彼自身の持つ色気を引き出すような気がして。おそらく場の雰囲気をキャッチする能力に長けた方なんだと思います。とくに感じたのは、床に横たわっていただいたカットですね。そういう撮影に慣れた方だと最初から表情を作り込まれたりされますが、浅香さんは最初は控えめなんだけれど、シャッターを切るうちにどんどん憂いというのか、何とも言えない表情を見せてくる。そっちの“モード”に入っていくスイッチというか集中力が素晴らしかったです。いわさわ・たかお1984年生まれ。玉川竜氏に師事し2014年に独立。雑誌グラビアをはじめPARCOなどのファッション系広告、赤い公園ほかのCDジャケットなども手がける。※『anan』2021年3月31日号より。スタイリスト・根岸 豪ヘア&メイク・泉脇 崇(ロマリア)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年03月29日北村匠海映画単独初主演作品『とんかつDJアゲ太郎』のBlu-ray&DVDが4月2日(金)にリリース。この度、Blu-ray豪華版に収録されるメイキング映像の一部がシネマカフェに到着した。今回リリースされるBlu-ray豪華版には、キャストのオフショットやNGシーンなどを収めたメイキング映像が収録される。そのナレーションを担当しているのは、劇中で主人公・アゲ太郎の妹ころもを演じた池間夏海だ。シネマカフェが独占入手した映像では、北村さん演じるアゲ太郎がDJプレイを披露している前で、加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉が演じる「三代目道玄坂ブラザーズ」が、独特の衣装とダンスとノリでフロアを最高潮に盛り上げるシーンの裏側が映し出されている。北村さんは、ダンスについて「元気出ますね」と感想を語り、ラストシーンに近い場面だけに、このシーンに懸ける思いも明かしている。ほかにもこのBlu-ray豪華版には、各種イベント映像や一部地域でのみ放送された公開記念特別番組のスペシャル編集版などの映像特典を収録。また、特製ステッカーも封入予定となっている。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 2020年10月30日より全国にて公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2021年03月10日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大ら“未知の可能性を感じさせる若手俳優”が集結した、“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」が3月5日(金)よりオンライン動画配信サービス「Hulu」にて配信。この度、第1話「ネコと井戸」に出演する伊藤さんと堺小春が“リミット“告知と題し、10秒間で見どころの告知を行った。本作は、“限られた空間、限られた時間、限られた状況”でリアルタイム進行する“半径3メートルの人間ドラマ”をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで贈る1シチュエーションドラマ。今回のスペシャル映像では、伊藤さんが「ネコと井戸」の見どころを熱弁。そのほか、「THE LIMIT」に出演が決まった時の思いや、タイトルにちなんだ人生で“リミット“を感じたことなどのコメントも到着。プライベートでも大の仲良しという伊藤さん、堺さんがチャレンジした「10秒”リミット”告知」では、想像以上の早口に思わず笑ってしまう2人。息の合ったコメント映像に注目だ。■Huluオリジナル「THE LIMIT」 第1話「ネコと井戸」見どころ&あらすじネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描いた作品。6作品中唯一のオープンロケを敢行し、朝から日没までの間にドラマを撮影。まさに撮影そのものが"リミット"な状況下、なんと思わぬピンチも到来...!? 意図せず生まれた“リアルな役者陣の表情”も収められている。■「THE LIMIT」出演が決まったときの感想は?伊藤沙莉会話劇が本当に大好きなので、台本を読んでいてあっという間でしたし、今まで自分がやらせてもらったのは友人を応援するという役割が多かったので、今回自分が応援される側というのは初めてで新鮮でした。撮影もリアルにちゃんとその場をハラハラしたり、ドキドキしたりでき、1つのシチュエーションでそういう気持ちがどんどん生まれてくるというのが、すごく面白く、初めての感覚でとても楽しかったです。堺小春伊藤沙莉の友達役と最初に聞いた時は、驚くと同時にすごくテンションが上がりました。また、脚本の玉田(真也)さんが大好きで、玉田さんの作品に出るのが夢だったので、沙莉と本当に親友みたいな役、そして玉田さんの作品に出演するというのはすごく夢が詰まっていると思いました。とにかくなにより嬉しかったのを覚えています。■人生で”リミット“を感じたことは?伊藤沙莉飯塚健監督の作品を何作か出演させて頂いているのですが、その中でも序盤の方はキャラものの役が多かったんです。でもある作品で初めて、普通というかリアルな女性を演じることがありまして。その時に、「いつもじゃない沙莉を作りたい」と言われて「分かりました」と答えたのですが、自分が思いもしない瞬間に変顔とかしている時があるんです。普通に話しているのですが、リアクションが基本的に大きいので、そこでのNGがあったというのが、今まで経験しなかった制限というかリミットだったかもしれませんね。笑堺小春コメント大学3年生の時に役者になろうと決めたのですが、当時は建築の勉強をしていて、お芝居とかけ離れたところにいたので、役者をやりたいと母に初めて伝えた時は反対されたんです。やりたい!という気持ちとやっちゃダメなのかな?という気持ちでぎゅーと押し込まれた感じがしていたのですが、逆にそれが燃えて、自分でオーディションとか受けていたのですが、その制約があったからこそ原動力になったなと今は思います。受かってから親に報告したのですが、自分で進んでいったからこそ、そこからは母も応援してくれていて、あの時は人生で制限されたな~って感じでした。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月01日主演・竹内涼真、ヒロイン・中条あやみで贈る「君と世界が終わる日に」の7話が2月28日オンエア。仲間の“最期”に悲しみの声が殺到。一方、響と来美に待ち受ける“今後”にも心配の声が続々投稿されている。三浦半島でゴーレムウイルスと呼ばれる人がゾンビ化する感染症が発生する…というストーリーの本作。来美を探し横須賀駐屯地に潜入、再会を果たすがそこで衝撃的な事実を知る主人公・間宮響に竹内さん。響の恋人で研修医をしていたがゴーレムワクチンの実験台になる小笠原来美に中条さん。また響と来美と同級生の警察官・等々力比呂に笠松将。響に想いを寄せ始める大学生の柊木佳奈恵に飯豊まりえ。響と共に行動するユン・ミンジュンにキム・ジェヒョン。自衛官の桑田陸斗に浅香航大。首藤とともにゴーレムを研究するミンジュンの姉、ジアンに玄理。響の母をゴーレムにし、来美をワクチン作りの実験台にするなど、研究のためならあらゆる手段を使う首藤公貴に滝藤賢一といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。響は病死したはずの母・琴子のゴーレムと遭遇。響を心配して引き返した佳奈恵とミンジュンは来美と勝利と鉢合わせるが、来美は2人をテロリストだと思いミンジュンを刺してしまう。その結果ミンジュンは琴子のゴーレムに噛まれることに。響は御前崎に助け出され猿ノ島に戻るが、ミンジュンがゴーレムに噛まれたことを知り責任を感じる。そこに響を尾行してきたジアンが現れ、響がテロリストとして投降すればミンジュンのためのワクチンを手配、他の仲間たちを不問にしてもいいという条件を出す。翌日投降する響だが、ジアンはミンジュンを助けるため響にワクチンを託す…というのが今回のストーリー。だが保管されてはずの場所にワクチンはなく、首藤は気が狂ったように喚き叫ぶ…その様子に「どんなご乱心だよ」「発狂ぶりスゲー」「滝藤さんご乱心が過ぎて怖い」など視聴者も恐怖の声を上げる。しかも響が命がけで入手した治療薬も不完全で、ミンジュンのゴーレム化は止まらず、夕暮れの海を見ながら「いつも…みんながいた。ありがとう」と響たちに感謝の言葉を残しミンジュンは息絶える。「ミンジュン助からないの?」「いなくなるとか無理すぎる」などミンジュンの最期に視聴者からも悲しみの声が殺到。ミンジュンを失った響は、甲本(マキタスポーツ)からミンジュンが女に刺されたからゴーレムに噛まれたと教えられる。「ミンジュンの恨みを晴らすとしたら首藤と、その女だ」と言う甲本の話を聞き、何かを決意したような表情を見せる響。一方の来美もまた首藤に対し響のことを「もう愛してません」と“決別宣言”。「響と来美…まさか、憎しみ合う関係に?!」「綺麗に響vs来美の構図が出来上がった」「響と来美がお互い対決する感じか」という声とともに、佳奈恵もまた来美に対し憎しみを募らせており「今度は佳奈恵が来美に反撃の予感」「来美と佳奈恵ちゃん敵対するのなんか悲しい」といった反応も上がっている。(笠緒)
2021年03月01日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが出演する、リアルを徹底追求した“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」より、選りすぐりの映像が映し出されるPR映像が公開された。「限定された空間、限られた時間、限られた状況」でリアルタイム進行する「半径3メートルの人間ドラマ」をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで配信する本作。リアルな臨場感を漂わせながら、様々な限定空間の中で追い詰められた主人公たちが、深みのある人間ドラマが展開されていく。配信開始まであと約1か月となった今回、全6話のエピソードがそれぞれ放つ世界観を、満を持して初めて映像で一挙公開。第1話の井戸を覗く男女3人や、第2話のタクシーに乗っている門脇さん、第3話の狭いユニットバスのシーンなどと、不思議な世界観を覗くことができる。“ここから一体何が起こるのか!?”とワクワクするような緊迫シーンや衝撃シーン、思わずハッとさせられる主人公たちの追い詰められた様子が厳選収録されている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(cinemacafe.net)
2021年02月05日リアルを徹底追求した究極の1シチュエーションドラマ、Huluオリジナル「THE LIMIT」より、伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが写るメインビジュアルが公開された。全6話からなる本作。伊藤さんが出演する第1話「ネコと井戸」は、ネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描く。本作唯一のオープンロケを敢行し、朝から日没までの間に撮影された。続いて、門脇さんが出演する第2話「タクシーの女」と、浅香さん出演の第6話「高速夜行バス」では、走行車の中が舞台となっており、ハリウッド映画などでも利用される撮影システム「LED スクリーン・プロセス」(※投影された映像の前で役者が演技をするシステム)が使われ、臨場感を生み出した。また細田さん出演の第3話「ユニットバスの2人」はユニットバス内で巻き起こる“芸人と泥棒のバトル”を描いた作品。実際の一人暮らし用マンションのユニットバスで撮影されている。岡山さん出演の第4話「ベランダ男」も“忍び込んだ女性宅のベランダでピンチに陥った男”が追い込まれてく様を生々しく切り取るため、実際のマンションを使い、20分ワンカットで撮影。そして泉澤さん出演の第5話「切れない電話」は、喫茶店で謎の発信者から脅迫を受け、主人公たちがゲームに強制参加させられる物語。電話をかけてくる女性を演じる青山祥子が、リアルタイムで電話をしながら撮影された。どのエピソードも、撮影でリアルを徹底追求した本作。通常のドラマでは味わえないリアルな臨場感は必見だ。そんな本作のメインビジュアルでは、各話の主人公たちが緊迫の表情を浮かべている。登場人物たちの意外な過去、隠された本音、衝撃の事実、リミット空間に追い込まれたときに表れる人間の本性――人間ドラマの深みが伝わってくるビジュアルとなっている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(全6話)(※通常配信に加え4KHDR/5.1chでも配信)(cinemacafe.net)
2021年01月15日俳優の武田航平(35)と女優の松山メアリ(29)が武田の誕生日である14日、結婚したことを発表した。2人はそれぞれのインスタグラムで「このような状況の中、私事で大変恐縮ですが」と前置きしたうえで「結婚致しました事をご報告させていただきます」と、2ショット写真と共にコメントを発表。武田は松山について「出会った当初から素直で嘘のない純粋な彼女は、これまでに出逢ったことのない特別な感じがして、生まれる前からずっと一緒にいるような、そんな不思議な感覚を抱いていました」と出会いを振り返り、「彼女となら生涯を共にする事が出来ると確信し、自然に結婚を意識し、夫婦になる日を迎える事ができました。これからは、一家の主人として彼女と共に(愛犬とも)暖かい家庭を築いてまいります」と決意を込めた。一方の松山も「真剣にお付き合いしていく中で結婚を意識するようになり、いつも真っ直ぐに向き合ってくれる彼の存在は時に親友のようで……兄のようでもあり、この時間を大切に一緒に過ごしていきたいと思う日々を過ごしながら、自然と夫婦になる日を迎えることができました」と今日に至るまでの心境を語り、「これからは彼を支え、私も家庭を優先にお仕事を続けていきたいと思っております」と結んだ。2人にはSNSを通じて、夏木マリ、丸山桂里奈、水上剣星、高橋ユウら著名人から祝福のコメントが続々と寄せられている。
2021年01月14日2021年1月14日、俳優の武田航平さんと、同じく俳優の松山メアリさんが結婚を発表しました。両人は自身のInstagramで同時に結婚を報告。武田さんは、笑顔のツーショットとともに想いをつづっています。このような状況の中、私事で大変恐縮ですがこの度、女優の松山メアリさんと結婚致しました事をご報告させていただきます。出会った当初から素直で嘘のない純粋な彼女は、これまでに出逢ったことのない特別な感じがして、生まれる前からずっと一緒にいるような、そんな不思議な感覚を抱いていました。そして、付き合うようになって、心からも向き合い、彼女は全力で支えてくれています。彼女となら生涯を共にする事が出来ると確信し、自然に結婚を意識し、夫婦になる日を迎える事ができました。これからは、一家の主人として彼女と共に(愛犬とも)暖かい家庭を築いてまいります。今後とも温かく見守っていただければ幸いです。最後になりますが、新型コロナウイルスによる世界的な不安の中、一日も早い感染拡大の終息を心よりお祈り申し上げます。kouhei_takeda.officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 武田航平(@kouhei_takeda.official)がシェアした投稿 また、松山さんもInstagramに同じツーショットを投稿し、パートナーの松山さんについて、このようにつづりました。真剣にお付き合いしていく中で結婚を意識するようになり、いつも真っ直ぐに向き合ってくれる彼の存在は時に親友のようで…兄のようでもあり、この時間を大切に一緒に過ごしていきたいと思う日々を過ごしながら、自然と夫婦になる日を迎えることができました。これからは彼を支え、私も家庭を優先にお仕事を続けていきたいと思っております。今後とも温かく見守っていただければ幸いです。marymatsuyama_officialーより引用2008年に放送された特撮番組『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日系)でメインキャラクターの紅音也役を演じた武田さんと、映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』でヒロインの烈花役を演じた松山さん。特撮作品で注目を集めた『特撮役者夫婦』の誕生に、特撮ファンからは祝福する声が相次いでいます。きっと、ツーショットに写る輝く笑顔がいつまでも続く家庭になることでしょう!武田航平さんについての記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年01月14日内村航平選手が出場した「体操国際大会 Friendship and Solidarity Competition」(2020年11月8日開催)のマルチアングル映像が、12日からauスマートパスプレミアムで配信開始された。本大会は、オリンピック2大会連続金メダルの内村選手など日本、アメリカ、ロシア、中国の4カ国から30人の選手が参加し、コロナ禍の厳重な感染予防対策の中で開催された。auスマートパスプレミアムでは、4画面の複数アングルで同時に視聴できる機能「マルチアングル動画プレイヤー」を使用し、自由に視点を変えながら撮影した「鉄棒」と「跳馬」のオリジナル映像を配信。「鉄棒」はほぼ真下から仰ぐ圧巻のアングルを、4人の選手の演技を同時に鑑賞できる「跳馬」では高さやフォームの美しさ、着地シーンの比較を楽しめる。「鉄棒」でH難度の大技・ブレットシュナイダーや、G難度・カッシーナなど4つの離れ技を成功させ、15.2という高得点を出した内村の演技にも注目だ。
2021年01月13日2020年12月14日、俳優の浅香光代さんが亡くなったことが分かりました。92歳でした。産経ニュースによると、同月13日に膵臓がんにより息を引き取ったとのことです。女剣劇界のスターとして活躍した女優の浅香光代(あさか・みつよ=本名・北岡昭子=きたおか・しょうこ)さんが13日に東京都内の病院で膵臓(すいぞう)ガンのため亡くなったことが、14日分かった。92歳だった。産経ニュースーより引用浅香さんは戦後の女剣劇スターとして活躍。バラエティ番組などでは『ミッチー』の愛称で親しまれました。2017年に逝去したタレントの野村沙知代さんとは、ライバルとしてさまざまな騒動を繰り広げたことも、多くの人の記憶に残っているでしょう。明るいキャラクターと類まれなる演技力で人々に愛された浅香さん。ご冥福をお祈り申し上げます。[文・構成/grape編集部]
2020年12月14日テレビ東京の木ドラ25枠で放送中、話題となっている「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」。この度、本編では描き切れなかったスピンオフが12月24日深夜より「TSUTAYA プレミアム」にて独占配信決定。さらに、赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろうのメインキャスト4名の副音声入りスピンオフの配信も決まった。原作となる「ガンガンpixiv」にて連載中の豊田悠による同名コミックは、ファンの間では通称「チェリまほ」と呼ばれ愛される累計100万部を突破した人気作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた、冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)。ふと社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れたとき、なんと彼から聞こえてきたのは、自分への恋心だった!初めて誰かから寄せられる好意に戸惑う、初々しい安達とクールなポーカーフェイスの裏で安達への恋心が止まらない黒沢。いよいよドラマも後半戦となり、魔法を通して黒沢の一途な想いや、周囲の人たちの意外な一面を知って、少しずつ変化し始めた安達。そして、ついに実ったそれぞれの恋。安達と黒沢、安達の親友・柘植(浅香航大)と湊(ゆうたろう)の交際の行く末は!?“心の声”から始まった恋に揺れ動く、安達たちのドラマオリジナルの怒涛の展開に注目が集まっている。本編では描き切れなかったスピンオフ、その内容は――?【バレンタイン編&六角編】■黒沢のモノローグが全開!安達と黒沢、初めてのバレンタイン黒沢は、安達と仲良くなる前のかつてのバレンタインを思い出していた…。そして「今年はちゃんと渡すぞ」と意気込むが、なんと安達へ差出人不明の本命チョコを発見!?一体誰が安達に本命チョコを渡したのか…。黒沢のモノローグ全開で送る、2人のバレンタインの1日。【出演】赤楚衛二、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助、町田啓太■六角のモノローグが全開!名探偵・六角の推理劇場が開幕「最近、安達さんと黒沢さんが怪しい…」。2人を尊敬する後輩・六角は、最近の2人の関係を何やら怪しんでいた。自分と安達が話していると必ず割って入ってくる黒沢、安達の好きなものを全て把握している黒沢…。「この2人の親密さは一体!?」と気になった六角は“スペシャル大作戦”を行うことに。そして誰も予想だにしなかった結末にたどり着く…。【出演】赤楚衛二、草川拓弥(超特急)、町田啓太【柘植・湊編】■柘植と湊、初めてのケンカ!?新作が賞を受賞した柘植。そして、大手のダンスオーディションで最終審査まで残った湊。一見、順風満帆に見えていた2人だったが、湊はある思いをくすぶらせていた。しかし、柘植はそのことに気づかず…。2人の思いがすれ違っていく。【出演】浅香航大、ゆうたろう ほかスピンオフの副音声の配信も同時配信決定スピンオフの「バレンタイン編&六角編」「柘植・湊編」の全2本に、赤楚さん、町田さん、浅香さん、ゆうたろうさんの4人の副音声がつくことに。ここでしか聞けないシーンの裏側や、撮影秘話など4人の貴重な濃密トークとなっている。12月10日放送第10話あらすじ黒沢の後押しを受け企画コンペへの参加を決心した安達。ところが良い案が浮かばずコンペに集中するため、黒沢とのデートもお預け状態になっていた。会社の皆からも応援される中、コンペの締め切りが近づくにつれ不安が募る安達。そんな安達をみた黒沢は、安達を元気づけるため「デートの練習」として遊園地に連れ出すことに。そんな「デートの練習」を経て、安達にはある思いが生まれて…。恋人としての絆を深める2人だったが、安達はふとある不安に襲われる…。木ドラ25「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」は毎週木曜深夜25時~テレビ東京ほかにて、毎週火曜深夜24時~BSテレ東/BSテレ東4Kにて放送中。TV放送終了後より「TSUTAYA プレミアム」にて独占配信中。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」スピンオフは12月24日深夜より「TSUTAYA プレミアム」にて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年12月09日2020年11月21日、俳優の栗山航(くりやま・わたる)さんが結婚したことを発表しました。栗山さんがリーダーを務めるグループ『男劇団 青山表参道X』のウェブサイトで、このようにコメントしています。いつも応援してくださっている皆様へこの度、ご縁があり先日入籍致しました。温かみのある笑顔溢れる家庭を築いていけたらと思います。これからも役者として邁進し、更なる高みを目指し、応援してくださっている皆様にこれからも御恩を返し続けていきたいと思っております。皆様、これからもどうぞよろしくお願いします!男劇団 青山表参道Xーより引用若い頃からモデルとして活躍し、2013年にテレビドラマ『牙狼〈GARO〉 ~闇を照らす者~』の主演として俳優デビューした栗山さん。仲間想いの青年である道外流牙(どうがい・りゅうが)役を演じ、俳優として一躍有名になりました。ほかにも数多くのドラマや映画、舞台などに出演し、活躍の幅を広げています。入籍致しましたことをご報告させていただきます。初心を忘れず、頑張らせていただきます^ ^これからもどうぞ、引き続きよろしくお願い致します!! — 栗山航 (@wataru_kuriyama) November 21, 2020 結婚の発表に「ビックリしました!おめでとうございます!」「末永くお幸せに!」「ファンの娘がショック受けちゃうかも…!」といった声が寄せられています。明るい人柄と笑顔で人気を博す栗山さん。笑顔あふれる、素敵な家庭になりそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月21日映画『滑走路』(公開中)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、水川あさみ、浅香航大、寄川歌太、大庭功睦監督が登場した。あふれる才能を遺し、突然この世を去った歌人・萩原慎一郎のデビュー作にして遺作となった「歌集 滑走路」をモチーフに、オリジナルストーリーとして紡いだ本作。水川あさみが扮する翠(みどり)、浅香航大扮する若手官僚・鷹野(たかの)、そして新人・寄川歌太が扮する中学2年生の学級委員長、それぞれ“心の叫び”を抱えて生きる3人の人生が交錯し、現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。「今までに後悔したことは?」という質問に、水川は「面白い方の話になっちゃう」と苦笑しつつ、「無意識だった話なんですけど、20代前半くらいの時にオーディションを受けていたら、私の服の背中からタグが出てたんです。タグが出ているデザインの服だったんですけど、後ろに座ってた女優さんが、『タグ出てるよ』って、優しく声をかけてくれたんですが、私は関西から出てきたばかりだったので『出してんねん!』って言ったんですよ」とエピソードを披露する。「それを違う女優さんが見てて、私の中ではツッコミみたいな感じだったんですけど、後ろの子はすごく傷ついていたと言われて、なんでそんなことをしちゃったんだろって後悔があります。いまだによく思い出す」と語り、会場も爆笑となっていた。また大庭監督は今作の撮影時に「イライラが出ちゃった」と後悔。演技について、水川と意見の相違がありなかなかうまく進まなかったが、「水川さんがイライラを感じ取ってくれて、『監督、私、監督が行ってほしいんだったら行くわ!』と言ってくれて。おかげさまですごい好きなシーン、いいシーンになった」と感謝していた。
2020年11月20日2020年は何かと不安にさいなまれるような日々を送っている人が多いと思いますが、そんななか現代社会でもがきながら生きている人たちをテーマに描いた映画『滑走路』が完成。今回は、いまこそ観るべき1本でもある本作に出演したこちらの方にお話をうかがってきました。写真・大内香織(浅香航大)俳優の浅香航大さん【映画、ときどき私】 vol. 344話題のドラマや映画に次々と出演し、幅広い役どころを演じている浅香さん。本作では、激務のなかで追い詰められていく厚生労働省の若手官僚・鷹野を演じています。そこで、さまざまな葛藤を心に抱えている難しい人物を演じるうえでの苦労や壁にぶつかったときの対処法などについて語っていただきました。―この作品では非正規雇用やいじめなど、多くの社会問題について描かれていますが、まずは出演したいと思った理由から教えていただけますか?浅香さんこういったテーマを描いた社会派の作品は、いまの世の中ではそんなに多くはないですが、だからこそ精力的に取り組んでみたいという気持ちがありました。自分のキャリアのなかでも、ここまでシリアスな作品には出演したことがなかったので、ぜひ挑戦してみたいなと。あとは、脚本を読んだときに、ストーリーの構成や繊細さに惹かれたというのも大きかったと思います。―本作のモチーフとなったのは、歌人・萩原慎一郎さんの遺作『歌集 滑走路』ですが、原作の歌集を読まれたときの感想はいかがでしたか?浅香さん僕は好きな作品でしたね。不思議なことに、撮影に入る前に読んだときと終わってから読み返したときとでは、感銘を受けた歌が変わっていることに気が付きました。正直言って、わからない歌もありましたが、それはもう少し自分が大人になったら理解できるんじゃないかなと思うので、いつかまた読み返したいと考えています。自分らしさをもっと前に出してもいいと思えた―ちなみに、最初に心に響いたのは、どんな歌だったのか教えていただけますか?浅香さん「占いの結果以上にぼくたちが信じるべきは自分自身だ」という歌です。実際に僕が占いに行ったりすることがあるというのも理由かもしれませんが、力強い言葉を聞いてがんばろうという気持ちになれました。―占いに行かれるというのは、少し意外ですね。浅香さん実は、けっこう好きなんですよ(笑)。それで自信をもらえたり、救われたりすることってみなさんもありますよね?ただ、たまに嫌なことを言われることもあるので、そういうときは「占いなんて!」と思うこともありますけど……(笑)。でも、それがきっかけで自分が前を向けるならいいんじゃないかなと。―確かに、すべてを信じるわけではなくても、占いの言葉で前向きになれることってありますよね。読み返したときに、感銘を受けたのはどの言葉ですか?浅香さん最近読んで好きになったのは、「破滅するその前にさえ美はあるぞ例えば太陽が沈むその前」という歌です。この歌集では最初と最後で言っていることが真逆に変わっていたりする部分もありますが、そういう変化もいいなと。「自分らしさをもっと前に出してもいいんだよ」と認めてくれているように感じることができるんですよね。役を演じることをストレートに突き詰められた―どちらも素敵な言葉ですよね。では、鷹野を演じるうえで意識したのはどのようなことでしたか?浅香さん重たいテーマで、脚本の構成も難しい作品ではありましたが、僕としてはこの役を演じることに対してストレートに突き詰められたと思っています。演じるなかで、監督とこだわっていた部分があるとすれば、最後まで涙を見せないということ。いろんな人と会うなかで、うるっとすることはあっても、そこで泣くことができずにため込んでしまうのが鷹野という人物だと考えたからです。過去のつらい経験が彼の人格形成に影響を及ぼしていることもあり、周りと壁ができてしまったんだと思いました。そんななか、過去と向き合うことでようやく前を向くことができ、最後に涙を流すことで彼自身が浄化できたんだと感じています。―なるほど。では、できあがった作品をご覧になったときの感想も教えてください。浅香さん今回は、鷹野と30代の女性と中学二年生の少年という3人の人生が描かれていますが、別々に撮影していたので、現場で共演者の水川あさみさんや寄川歌太くんたちと会うことはできませんでした。ただ完成した映画を観たら、みなさん素晴らしくて圧倒されましたし、説明過多になることなく、観客に委ねている部分とのバランスがすごくいい作品だなと。あとはきれいな画のシーンが多くて、どれも印象的だと思いました。一喜一憂しながらいい仕事をしていきたい―今回演じた役では、理想と現実の狭間で苦しむ姿も描かれていますが、ご自身もそういう経験はありますか?浅香さん俳優というのは夢を追う仕事でもあるので、「こうなりたい!」という気持ちばかりが先行して、現実が追いついていないようなことはいままでもありました。おそらく、今後もつねにそういう気持ちとともに歩んでいくんだろうなとは思っています。僕は小さなことでも悩みやすいタイプではありますが、一喜一憂しながら少しずつでもいい仕事ができたらいいですね。―ご自身が壁にぶつかったときは、どのように対処されていますか?浅香さん寝れば多少は大丈夫になることもありますが、昔に比べると徐々に悩みとの向き合い方はうまくなってきたような気がしています。それこそ思春期のころは理想すら何かわからなくて、よくわからないイライラを抱えていたこともありましたけど、いまはコツがだんだんわかってきたという感じです。最近している対処法のひとつは、感銘を受けた言葉をメモして壁に貼ること。そういう言葉をふと目にするだけでも落ち着きますし、ポジティブな気持ちになれるのでいいですよ。―そういったことを始めるようになったきっかけは?浅香さん2年くらい前に引越しをしたときです。心機一転というのもありましたし、自分と向き合う時間が増えたというのも大きかったと思います。あとは、武田鉄矢さんのラジオに出会ったからですね。いつもすごくいいなと思うお話をしてくださるので、忘れたくないなと。武田鉄矢さんのラジオは、本当にオススメです!そんなにがんばらなくても、少しくらい休んでも大丈夫―おもしろそうですね。ちなみに、いま貼っている言葉のなかでもお気に入りを教えていただけますか?浅香さん人間関係についての言葉ですが、「疲れたら休めばいい。人はそんなに遠くへは行けない」です。けっこう、他人の顔色をうかがって生きている人も多いと思いますけど、「そんなにがんばらなくても、少しくらい休んでも大丈夫だよ」「もっと自分らしく好きにやってもいいんだよ」と言われているような気がして、感銘を受けました。―これはどなたの言葉ですか?浅香さん武田鉄矢さんのラジオで聞いた言葉ですが、番組のなかで本を題材に解説をされているコーナーがあり、そのときに聞いたものだったと思います。本に書いてあった言葉なのか、本を読まれた武田さんから出た言葉なのかわかりませんでしたが、すごくいいなと思って書き留めました。―ちなみに、いま壁にはどのくらいの言葉が並んでいるんですか?浅香さん50個くらいはあるかもしれないですね。でも、そこには自分の目標も貼っているので、「語学」とか「素直」とかシンプルな言葉も多いですよ。そのおかげで自分の気持ちをコントロールすることができているように感じています。とはいえ、たまに愚痴みたいなことも書いてしまうこともあるんですけど(笑)。これから次のステージへと向かっていきたい―本作にも通じるところだと思いますが、やはり“言葉の力”は大きいですね。浅香さんそうですね。過去にはすごく悩んでいたときに、母親からの言葉に救われたこともありました。たくさんの言葉を無償で怒涛のように投げかけてくれましたが、そのときに改めて親はすごいなと。恥ずかしくてどんな言葉だったかは言えませんが、悩んでいるときに親に相談するというのも、意外とありだなと思いました。あとは、趣味に没頭して悩みを忘れることも多いですね。―いま一番ハマっている趣味といえば何ですか?浅香さんキャンプです。以前はひとりでもキャンプに行っていましたが、やっぱり友達と行くほうが楽しくていいですよね。きっかけはキャンプ好きの友達に誘われたことでしたが、昔から自然は好きだったので。外で火を見ながらお酒を飲み、ご飯を食べてその場で寝るって、それだけでワクワクしますよね!キャンプに行くと癒されます。―お仕事が終わってご褒美にしていることはありますか?浅香さん作品が終わるごとに、大酒を飲むことですかね(笑)。年を重ねるごとに、お酒やつまみを純粋に楽しめるようになってきているような気がします。―そういった息抜きは大切ですよね。現在28歳になられましたが、今後目標としていることがあれば、教えてください。浅香さんパワフルでエネルギッシュな人に憧れているので、人間味がにじみ出るような人になりたいなと思っています。やっぱり人間力は大事ですから。あとは、最近トレーニングを始めたので、いろいろな意味で次のステージへと向かって行きたいです。インタビューを終えてみて……。一見、クールな雰囲気が漂っていますが、意外な素顔を教えてくださったり、とても気さくで優しい笑顔が印象的な浅香さん。劇中では、繊細な表現が求められる難しい役どころにもかかわらず、見事に体現されています。浅香さんもオススメする美しい画とともに、ぜひスクリーンで堪能してください。つらさを乗り越えて“生きる翼”を手に入れる!非正規雇用やいじめ、過労、キャリアなど、多くの人が抱えている根深い問題に切り込みつつ、生きづらさを感じている現代人に希望も感じさせてくれる本作。魂を揺さぶる言葉を胸に、自分だけの“滑走路”へ向かって走り出してみては?写真・大内香織(浅香航大)取材、文・志村昌美スタイリスト:根岸豪ヘアメイク:泉脇崇ストーリー理想と現実の狭間で苦しみながら、激務に追われる毎日を過ごしていたのは、厚生労働省で若手官僚として働く鷹野。いっぽう、30代後半に差し掛かった切り絵作家の翠は、将来的なキャリアと夫との不和に悩んでいた。そして、幼なじみをかばったことで自分がいじめの標的になってしまった学級委員長の少年もまた、ひとりで問題を抱え込むことに。それぞれの苦しみを内に秘めた3人の人生が交錯したとき、言葉の力が時を超えてひと筋の希望の光になろうとしていた……。心が叫びたくなる予告編はこちら!作品情報『滑走路』11 月 20 日(金)全国ロードショー配給:KADOKAWA©2020「滑走路」製作委員会
2020年11月18日