映画『珍遊記』の完成披露試写会が18日(木)都内で行われ、主演の松山ケンイチ、共演の倉科カナ、溝端淳平、出演者で脚本担当のお笑いトリオ「鬼ヶ島」のおおかわら、そして山口雄大監督が出席。おおかわらさんの友達で、ただ遊びに来ていただけの本作に無関係なドランクドラゴン・鈴木拓がなぜか登場し、壇上を荒らした。唯一無二の作品を生み出す孤高の漫画家・漫☆画太郎による、カルトギャグコミック「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」をまさかの実写映画化。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科さん)は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印。人間サイズになった太郎(松山さん)を連れて共に旅をする羽目になる。映画に出演もしておらず、本編も観ていないという鈴木さんは溝端さんに引っ張られる形で登壇。鈴木さんは「この人(溝端さん)無茶するから、本当に怖い」と悲鳴を上げながら「凄く変な汗が出る。俺、なんでこんなところにいるんだ?」と言いつつも、シレっと会話に参加。MCを務めたおおかわらさんから本作の見どころを聞かれた山口監督に「僕も映画を観ていないので、教えてください」などと話しかけると、山口監督からは「客席に座っていろ!」とマジギレされていた。そんな混乱にあっても松山さんは「滅茶苦茶な原作ですから、映画として成立するかわからないけれど、画太郎さんのファン。雄大監督と面白い世界に行きたかった」と作品をアピール。劇中では坊主頭の特殊メイクを施し、放送禁止用語を口にする倉科さんは「ただただ脚本が面白かったので出演させてもらったけれど、今では自分でもビックリしています。あの時は何も考えていなかった…」と頭を悩ませていた。オリジナルキャラを演じた溝端さんは「とんでもないクズ役だったので、振り切ってやれたし、やり甲斐があって楽しかった。モデルはおおかわらさんです」と言い、おおかわらさんについては「こんなに現場で蔑まされている脚本家は初めて見た。一番下の助監督の方にも呼び捨てにされていた」と舞台裏を明かし、笑いを誘った。映画『地獄甲子園』『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』など画太郎原作に取り組んできた山口監督は「その中でも最も難しい原作で、しんどかったけれど形になった。汚いのと可愛いののバランスがいい映画。今までに見た事のない3人(松山さん・倉科さん・溝端さん)の姿が見られるはず」と紹介。その横で無関係の鈴木さんは「へ~、そうなんだぁ」と普通に声を漏らしていた。映画『珍遊記』は2月27日(土)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画を、松山ケンイチ主演で実写映画化する『珍遊記』。この度、そんな松山さんの喜怒哀楽を捉えた六変化する場面写真が解禁された。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。原作は、1990年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていた伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。「西遊記」をベースに描かれている本作は、シリーズ累計発行部数は約400万部を記録し、人気を博した。『地獄甲子園』で「ゆうばり国際ファンテスティック映画祭」ヤングコンペ部門グランプリを受賞した山口雄大が手掛ける本作には、主人公・山田太郎役の松山さんをはじめ、倉科カナ、笹野高史、ピエール瀧、田山涼成、そして映画オリジナルキャラクターとして、溝端淳平、板尾創路など、バラエティ豊かなキャストが集結。さらに主題歌となるオープニングとエンディング曲には、「RIP SLYME」の楽曲が起用されている。今回解禁された場面写真は、松山さん演じる太郎が、腕を広げて威嚇したり、臭過ぎるものに鼻をつまんだり、笑顔で敵に攻撃を仕掛けたり、つまみ食いをしたりするなど、印象的な表情が捉えられている。原作では掴み所の無いキャラクターとして描かれていた太郎という難役を、表情や細かな仕草のみならず、全身を使ってその喜怒哀楽を軽やかに表現することで、好戦的かつ子どもっぽく、どこか優しさも併せ持つ役柄に分かり易さと説得力を持たせているということが分かる。映像化不可能ともいわれた本作で、難役に挑んだ松山さんの怪演ぶりが垣間見える場面写真に、さらなる本作の期待が膨らみそう。『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月17日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳がMCを務めるBSジャパンの新番組『就活 SESSION 田村淳の大学生ビジネス会議』(毎週土曜23:30~24:00)が、きょう30日にスタートする。全9回。この番組では、スタジオに、帝人、ソフトバンク、明治、サイバーエージェントという人気企業の人事担当者・若手社員と、これから就職活動を開始する大学生が集結。ここに田村が、企業側・学生側双方の本音に迫り、就活や働くことを通じて、企業や経済の今を知る経済番組となる。解説は、「日経ビジネス」発行人の高柳正盛氏。進行はテレビ東京の鷲見玲奈アナウンサー。
2016年01月30日実話をもとに24歳で書店員から住職になったボクが自分の道を見つけるまでを描く『ボクは坊さん。』のブルーレイとDVDが、3月16日(水)にリリースされることが決定した。主演の伊藤淳史は「この作品は、決して特別なことをたくさん描いているわけではありませんが、誰しもが送っている当たり前の日常の中の喜びや悲しみがたくさん詰まった、愛すべき映画になりました」とコメントを寄せている。その他の画像本作は、糸井重里主宰のWEBサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で約7年に渡って連載され話題となった、白川密成のエッセイが原作。伊藤のほか、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形らが出演し、祖父の死をきっかけに仕事を辞めて、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になった主人公の奮闘が描かれる。メガホンを執った真壁幸紀監督は、人気エッセイを映画化するにあたり“優しさ”という要素を大切にしたと話す。「原作が持っている読後感や、ロケ地の栄福寺の空気感が、とても優しかったので。『優しい映画を作ろう。けど優しいだけじゃつまらない。じゃあどうしよう』そうやって出来たのが、この映画です」。撮影は愛媛県・今治市で行われ、劇中に登場する寺院は、原作者の白川氏が住職を務める栄福寺でロケが行われたほか、高野山奥の院でも初めて映画撮影が許可された。真壁監督は「メイキング映像でもわかると思いますが、撮影現場はとても穏やかに進んでいきました。その撮影現場の雰囲気が、そのまま映画の空気になっていると感じます」とコメント。このほど発売されるブルーレイとDVDには、特典映像としてメイキングや白川密成の般若心経や、初回生産限定『般若心経ミニ経本』が封入される。伊藤は「映画の中で『僕にはまだまだできないことがある』という台詞があるのですが、僕自身、今の自分にできることは少ないけど、目の前のことをコツコツやろうとずっと思ってきたので、それをこの映画で再確認できました。悩んだり、エネルギーを使い果たしたときに、ふとこの映画を観て、癒やされたり、大切な人に思いを寄せてもらえたらうれしいです」と語っている。『ボクは坊さん。』ブルーレイ&DVD:3月16日(水)発売ブルーレイ:4700円+税DVD:3800円+税※レンタルDVDも同時開始発売・販売元:ポニーキャニオン
2016年01月14日日々、迷いも不安もある24歳の青年がお寺の住職となり、自分の道を見つけていく、伊藤淳史主演の『ボクは坊さん。』。現在、ジワジワ来ている“お坊さん”ブームを後押しする(?)本作のブルーレイ&DVDが3月16日(水)にリリースされることに合わせ、伊藤さんと真壁幸紀監督からコメントが到着した。白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに書店員を辞め、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったものの、住職として足を踏み入れた“坊さんワールド”は想像以上に奥深いものだった!個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしたり、檀家の人たちとの関係に悩んだり。お葬式や結婚式で人々の人生の節目を見守るのはもちろん、地域の“顔”としての役割もお坊さんには必要。職業柄、人の生死に立ち合うことで“生きるとは何か?死ぬとは何か?”と考えたりもする。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円は、試行錯誤を繰り返しながら、人としても成長していく――。本作は、糸井重里が主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されていた本物のお坊さん、白川密成による人気エッセイを『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフにより映画化。実話をもとにした生きるヒントがたくさん詰まった、“お坊さん”エンターテインメントだ。主演を『ビリギャル』『劇場版MOZU』の伊藤さんが務めるほか、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形と豪華キャストが集結。開創1200年を迎えた高野山・奥の院で史上初めて映画撮影が敢行された。また、本作には意外なお坊さん専用グッズや心にしみいる仏教用語、さまざまなタイプの僧侶など、知られざるお坊さんの日常が満載、コミックやドラマなどでも取り上げられた“お坊さん”ブームをひそかに後押しする。<伊藤淳史コメント>この作品は、決して特別なことをたくさん描いているわけではありませんが、誰しもが送っている当たり前の日常の中の喜びや悲しみがたくさん詰まった、愛すべき映画になりました。観てくださった方々が、自分の日常とか、身近な存在の人をあらためて『感じてもらえる』作品になっていると思います。映画の中で「僕にはまだまだできないことがある」という台詞があるのですが、僕自身、いまの自分にできることは少ないけど、目の前のことをコツコツやろうとずっと思ってきたので、それをこの映画で再確認できました。悩んだり、エネルギーを使い果たしたときに、ふとこの映画を観て、癒やされたり、大切な人に思いを寄せてもらえたらうれしいです。<真壁監督コメント>「ボクは坊さん。」を映画化するにあたり、大切にした要素の一つとして、「優しさ」があります。原作が持っている読後感や、ロケ地の栄福寺の空気感が、とても優しかったので。「優しい映画を作ろう。けど優しいだけじゃつまらない。じゃあどうしよう」そうやって出来たのが、この映画です。メイキング映像でもわかると思いますが、撮影現場はとても穏やかに進んでいきました。その撮影現場の雰囲気が、そのまま映画の空気になっていると感じます。劇場でご覧になった方も、そうでない方も、肩の力を抜いて、リラックスして観ていただきたいです。見終わった後、温かい気持ちになれると思います。『ボクは坊さん。』は3月16日(水)よりブルーレイ&DVDリリース(※同日レンタル開始)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクは坊さん。 2015年10月24日より全国にて公開(C) 2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2016年01月14日主演に松山ケンイチを迎え、伝説のギャグ漫画の実写化に挑む映画『珍遊記』。この度、本作の主題歌となるオープニング&エンディング曲を日本を代表するヒッフホップユニット「RIP SLYME」が担当することが明らかとなった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山さん)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。原作は、1990年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。主人公・山田太郎役の松山さんを筆頭に、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧といった個性的な実力派俳優たちが顔を揃えている。そしてこの度、主題歌となるオープニング曲及びエンディング曲を担当することが決まったのは、RYO-Z、ILMARI、PES、SUの4MCとDJ FUMIYAの1DJからなるヒップホップユニット「RIP SLYME」。本作では、“原作の世界観とも合致し、映画ならではの世界観を創造できるアーティスト”として製作側からオファーを受け、オープニングのFLASHアニメに合わせた主題歌「Take It Easy」、エンドロールに合わせた「Drop!」と、映画の為に二つの新曲を書き下ろしている。今回のオファーを受け、「RIP SLYME」のPESさんは「原作の世代なのでクソ光栄に思っております。私達の様なクソ野郎共のクソいかれた曲ではありますが、何とか映画の世界観に混ざれたら良いなとクッソ思っております。新しい珍遊記をクソ楽しみましょう!!」と喜びのコメントを寄せた。洗練された独自のポップセンスと、コアなリスナーをうならせる高次元で織りなされるラップの掛け合いが魅力の「RIP SLYME」。彼らが本作のために書き下ろした楽曲は、一体どのような仕上がりなのか期待して待ちたい。『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月08日「週刊少年ジャンプ」に連載された伝説のギャグ漫画の実写映画化となる『珍遊記』。主演の松山ケンイチをはじめ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら超個性派俳優の出演で注目を集めるが、さらに強力な追加キャストとして5人のお笑い芸人が一挙発表!合わせて各キャラクターが分かる劇中カットが明らかになった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことが出来るのか?(いや、出来ない!)。原作は、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。1990年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がはじまりシリーズ累計販売部数は約400万部を記録。そんな大人気作の実写化にあたり、松山さんほか超豪華俳優陣が集結。それぞれが演じる役の強烈なキャラクタービジュアルは、解禁後瞬く間に注目の的となった。今回、追加キャストとして発表された5人のお笑い芸人が演じる役柄の多くは、原作にはない映画オリジナルキャラクターであり、映画ならではの“笑い”を物語に加えることとなる。お笑いコンビ「130R」ボケ担当にして、菜々緒の悪女っぷりで話題を集めた「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」や、沢尻エリカが2役を演じ分ける「大奥」など多数のドラマ、映画に出演する板尾創路が演じるのは、山田太郎(松山さん)に街中で声を掛けるこづれ紳士。シルクハットにステッキを携え、娘と手を繋ぎながら、如何にも謎めいた雰囲気を醸し出している。そのほか、お笑いコンビ「カラテカ」ボケ担当の矢部太郎は、山田太郎退治にやってきた賞金稼ぎのザコ役。お笑い芸人・今野浩喜は、山田太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)の追っ掛け・アキバ役。本作では脚本も担当するお笑いトリオ「鬼ヶ島」リーダー兼小ボケ担当のおおかわらは、龍翔の側近・張明役。同じく「鬼ヶ島」大ボケ担当のアイアム野田は、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)の一人息子のたけし役をそれぞれコミカルに演じる。板尾さんは「くだらない原作、くだらない脚本を豪華キャストで海外ロケまでやって!一体、いい大人が何を考えてるんだ!最高にくだらない映画が出来たじゃないか!!」と仕上がりに満足そう。また今野さんも「『珍遊記』は単行本を全部持ってるほどのファンです。今作の脚本家おおかわらくんが所属するトリオ鬼ヶ島を始めて観たとき『画太郎みたいだな』って感じていたので当然面白くなると思いました。当然の結果を観に来て下さい」と自信を覗かせた。脚本も担当したおおかわらさんは「ネタを書くことしかできない僕のような芸人にとってこんな幸せなお話をくださった山口監督には心から感謝です。出演に関しては韓国の撮影に行きたい一心でセリフほぼ無しで当て書きさせて頂きました。禿げた倉科カナさんが非常にチャーミングでした!」と感謝をコメントした。『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日「週刊少年ジャンプ」に連載された伝説のギャグ漫画の実写化作品『珍遊記』。このほど主演の松山ケンイチに続き、メインキャラクターとして、倉科カナ、溝端淳平をはじめ、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら、超個性派俳優達の出演が明らかとなり、強烈なキャラクター写真とコメントが到着した。他の追随を許さない存在感を放つ漫画家・漫☆画太郎によるギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」のまさかの実写化を実現させた本作。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。主人公・山田太郎役を演じる松山さんとともに、スクリーンを暴れ回るメインキャラクターとしてインパクト大の姿を披露したのは、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧の6人。舞台や映像作品で長年活躍し続ける、実力派・個性派俳優がずらりとそろった顔ぶれになっている。いまもなお、熱狂的なファンを集める伝説の作品として語り継がれるギャグ漫画の実写化だけに、そのキャスティングは難航したであろうことが予想されるが、実際に現場に入ってみれば、メガホンを取った山口雄大監督が、倉科さんに対し「放送禁止用語なども連発する役柄ですが、躊躇することなく演じていただけました。怒ってません(笑)?」と心配するほどの熱演ぶりだったよう。また、溝端さん演じる映画オリジナルキャラについては「原作にない物語を牽引する役柄、そして画太郎作品に似合わないイケメンキャラということで、慎重にキャスティングする必要がありました」とその苦労を打ち明け、「見た目の絢爛豪華さはもちろんのこと、それを一気に地に落とし込める振り幅のある人。溝端さんはバイタリティのある人で、現場でもいろいろアイデアを出し膨らましてくれましたし、壮大なカラ回りキャラを本気で演じてくれました」と絶賛!そしてすでに何度もチームを組んでいるベテラン俳優達との間には厚い信頼関係が築かれており、監督自身も実力派俳優達の奮闘に手ごたえを感じている様子。<以下、出演者の役どころとコメント>■山田太郎と共に天竺を目指す坊主・玄奘:倉科カナ最初、事務所の方が『珍遊記』の台本を恐る恐る私に渡したのをとてもよく覚えています。確かにお下劣だけど…このチームなら何かミラクルが起こるんじゃないか?!そんな希望を私は感じお受けしました。玄奘を演じ少し時間が経ったいま、私は、なんてハレンチなセリフを言っていたんだろう?隣には真ッ裸の松山ケンイチさん…それが当り前の現場。やはり凄い作品に参加してしまったなと…思いました。映画での玄奘は原作とキャラクターも異なりますが、太郎との関係性も新しくとても愉快なものになっていると思います。ぜひ、劇場で大いに笑いに笑っていただければ幸いです。■山田太郎に恨みを持つ・龍翔(映画オリジナルキャラクター):溝端淳平自称太郎のライバルであり、太郎に尋常じゃないくらいの恨みをもっている龍翔は演じていて凄くやりがいがありました。オリジナルの役ってこともあり監督や脚本家の方と、毎日話し合って現場でそれを具現化していく作業は充実してました。どこまで振り切れるのか???その限界にも挑戦し続ける毎日は楽しかったです。これだけ濃くてインパクトのある原作ですから、ファンの方も思い入れが強い方も多いとは思いますが、漫☆画太郎先生の前衛的な画力に負けないような作品に仕上がるように撮影に臨みました。沢山の方に見ていただけたら幸いです!■山田太郎の育ての親・じじい:田山涼成ほんと、またバカ(超越演技)を楽しませてもらえた。役はじじいだったが、心は20才だった。いま、考えられる、日本の面白い俳優が全員そろって「バカ」を楽しんでいます!よろしくお願いします。■漫☆画太郎作品には欠かせないばばあ:笹野高史映像で女性としてのおばあさんを演じることに憧れておりました。ところがなかなか実現しませんでした。今回、やっと有難くもお役を頂戴いたしまして、ありがとうございました。嬉しゅうございます。なにより監督様の御英断に、敬意を表します。じじい役の田山さんの、濃厚な色気のお陰様で、(ばばあ役を)何とか演りきれました。原作のばばあは大変な人気と聞いております。原作のイメージも保ちつつ、私も二人の祖母の面影を追いながら演じさせて頂きました。いかがでしたでしょうか。■漫☆画太郎作品ではお馴染みとなる世界最強の武闘家・中村泰造:温水洋一素直にうれしかったのと、また画太郎先生の作品に出られる喜び。山口監督とも3度目なので撮影を楽しみにしてました。原作になるべく近いようにやりました!山口監督なら絶対に「珍遊記」をクソ素晴らしい実写にできると信じて!深夜のアクションシーンの撮影は予想通り大変ではありましたが、松山君と楽しくできました。アチョー!■変身前の山田太郎:ピエール瀧画太郎作品の映画化に出演できるのは光栄です。(変身前の山田太郎を演じて)正直、特殊メイクをした自分を見て、「これ、俺じゃなくてもいいんじゃないか…」と思いました(笑)。当時ジャンプ誌上で連載を読んでいた皆さんにとって、「珍遊記」に「電気グルーヴ」の僕が出演することは、必然に感じると思います。因果応報とも言えます(笑)。先日公開された特報も大きな話題となり、何から何まで異色づくめの映画『珍遊記』。今後の続報が楽しみに待たれるばかりだ。『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日寺山修司の戯曲を松本雄吉と天野天街が上演台本化し、松本が演出を手がける音楽劇『レミング~世界の涯まで連れてって~』が開幕。初日を前に、フォトコールと囲み会見が行われた。音楽劇『レミング~世界の涯まで連れてって~』チケット情報フォトコールで披露されたのは、セクション5「もぐら叩き」とセクション11「間奏曲」~セクション12「行き過ぎよ影」の一部。「もぐら叩き」のシーンでは、溝端淳平演じるコック1/タロの部屋の畳の下で、麿赤兒演じる母が、息子を威嚇したり泣き落としたり。タロはそんな母に反抗しつつも離れることができない。リアルであると同時に超自然的でもある麿の存在感と、何をしても新鮮さと清潔感を失わない溝端のたたずまい。タロが母に煙管をせがまれ、自ら一服してから母にくわえさせる姿などに、ひと筋縄ではいかない親子関係がうかがえる。次に、「間奏曲」から「行き過ぎよ影」にかけてのシーン。冒頭、“少女”役の青葉市子とアンサンブルメンバーが、テーマ曲「Come down Moses」を歌い、舞台全体をミステリアスな雰囲気で満たす。続いて霧矢大夢扮する往年の映画スター、影山影子が登場し、溝端が演じるコック1と柄本時生のコック2/ジロは、彼女の映画撮影の現場に巻き込まれる。しかし、そこが実は病院であることを示す台詞もあり……。ドラマティックかつロマンティックな風情を漂わせる霧矢や、独特の抒情が滲む飄々とした演技の柄本が、現実と虚構の境目を曖昧にする。虚構の迷宮を、登場人物たちと共に観客もさまようのだ。その後の囲み会見では、溝端、柄本、麿、霧矢がそれぞれ、「空想や夢のような中に現実的で生々しいところがある作品で、今は浸っている時間がとても心地良いです。音、美術、お芝居の全てが融合した素晴らしいものになっていると思います」(溝端)、「寺山作品をやれたら嬉しいなという憧れがあったので、嬉しいです。がんばりますので、ぜひ観に来ていただきたいです」(柄本)、「(畳の下にいる母の役について)大地の母という感じで。“アングラ”やってます。寺山世界の過去と未来と言いますか、壮大な夢と、そして母子の情愛と、そういうものが入り組んだ世界を堪能していただきたい」(麿)、「日常と虚構が入り乱れたような作品で、私は映画の世界に捕われた女優の役。若者二人を虚構の世界に誘います。寺山さんの作品は本当に言葉が美しいので、大事に演じたいです」(霧矢)と抱負を語った。同い年の溝端と柄本の共演は「三回目」だが「ガッツリは初めて」と、双子のように声を揃えるなど、二人の息はピッタリ。個性豊かなキャストたちが、幻想的でユニークな作品世界を体現していく。取材・文:高橋彩子
2015年12月09日故・寺山修司生誕80年の今年、その最後の演出作品『レミング』が上演される。1979年に発表されて以来、さまざまなバージョンが存在する本作だが、今回は、寺山没後30年の2013年に松本雄吉と天野天街が台本化し、松本の演出で初演した舞台を、音楽劇『レミング~世界の涯まで連れてって~』として再演。溝端淳平、柄本時生、麿赤兒、霧矢大夢……とキャストを一新し、前回は登場しなかった“少女”役としてシンガーソングライターの青葉市子も出演する。上演場所をパルコ劇場から東京芸術劇場に移し、スケールアップが見込まれる稽古場に11月某日、潜入した。音楽劇『レミング~世界の涯まで連れてって~』チケット情報この日は共同脚本の天野が中心となり、セクション5「もぐら叩き」の稽古が行われていた。下宿屋の一室に住むコック見習いのタロ(溝端)と、何故か畳の下に住む母親(麿)との場面だ。息子に干渉し、脅したり懐柔したりしながら自らの影響力の下に置こうとする母。その母をなだめながら、隙あらば布団叩きで殴ろうとする息子。母との関係に終生悩まされた寺山自身をも彷彿とさせる情景だ。背後から布団叩きを振り下ろす溝端の様子が麿には見えないため、打つタイミングと頭を引っ込めるタイミングをめぐり、試行錯誤が続けられた。回を重ねる毎に動きがよくなる溝端の瑞々しい演技と、ちょっとした表情や声に得も言われぬ味わいが滲む麿の怪演が印象的。さらに、何人もの“少女”たちのアンサンブルが現れ、幻想的な情景を創り出す。続いて稽古はセクション2「壁の消失」の前半へ。どこか中華テイストの音が流れる中、タロとジロ(柄本)が並んで調理の仕草をし、中華料理の名を次々と掛け合いで発していく。途中でそれらは、包丁さばきの描写に変化。果てしない呪文のように、台詞は続く。しかも、台詞のテンポは音とリンクしていなければならない。難しさに頭を抱える溝端と柄本に、音楽の内橋和久が「慣れたら崩してもいいけど、お互いの台詞がどう絡んでいるのか把握するためにも、まずは音をハメて」「身体に入れちゃうと良いよ」とアドバイスする。柄本は「家でずっと練習しているんですけど……」と苦笑いし、溝端は「振りなしでやってみる?」などと積極的にアイデアを出しながら、練習に没頭。見守るキャストやスタッフも、思わず一緒に膝でカウントを取っていた。休憩時間には、大女優・影山影子を演じる霧矢のかつらも到着し、スタッフが説明。その傍らには、振りを確認する占部房子や、TV「テラスハウス」の”王子”こと岩永達也らの姿も。本番に向けて、準備は休みなく進められているのだった。この作品には、様々な壁が登場する。アパートの壁、舞台と客席の間の見えない壁、独房の壁……。それらの先に、虚構とも現実ともつかない不思議な景色が広がっていく。幾つもの壁を乗り越えてキャスト達が到達する新たな音楽劇『レミング~世界の涯まで連れてって~』の開幕は、まもなくだ。公演は12月6日(日)から20日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて、その後、愛知、大阪、福岡でも上演。取材・文:高橋彩子
2015年12月04日女優・平愛梨(30)の妹で女優の平祐奈(17)が、DREAMS COME TRUEの楽曲にインスパイアされた小説を実写化する約12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』(12月4日よりKDDIのサービス・ビデオパスで先行配信)に起用されたことが、このほど分かった。祐奈は1998年11月12日生まれの兵庫県出身。映画『奇跡』(11年)のオーディションに合格してデビューした後、『貞子3D』(12年)、『紙の月』(14年)、『ソロモンの偽証』(15年)、『青鬼 ver.2.0』などの映画に出演。本田翼、川口春奈、広瀬すずといった人気若手女優らが起用されて毎年注目を集めているJR東日本「JR SKISKI」のイメージキャラクターに、山本舞香と共に起用された。本作は、エムオン・エンタテインメントとブックリスタが公募した、音楽と物語をつなぐ小説賞「otoCoto presents OtoBon ソングノベルズ大賞 ~音楽を感じる小説~ DREAMS COME TRUE編」の審査員を務めた入江悠監督が、同賞に触発されて制作。とある地方都市の高校の放課後を舞台に、体育館を使って自身のプロモーションビデオの撮影を計画したダンサー志望の眞美子と、その撮影を急きょ頼まれた映画研究会所属の透が、それぞれの思いを抱きながら1回限りの本番に臨む姿を描く。眞美子を演じる祐奈は「バレエを2歳の頃からやっていましたが、こんな広い空間で4分半も踊り続けるのは初めての経験」と話し、「作品の中で踊るというのは自分にとっての目標の一つだったのでうれしかった」と役者としての夢の実現に感激。続けて、「撮影には情熱的に激しく、体力の限界まで踊ることを心がけて臨みました」とも明かしながら、「映像を見て、これぞ体で表現するという事なんだ! と実感し、自分としても新たな事に出会え、いろんな事が吸収できた」と感慨を語る。一方、映画監督を夢見る透役を演じるのが、現在フジテレビ系ドラマ『オトナ女子』(毎週木曜22:00~22:54)に出演中の若手俳優・浦上晟周(16)。「映画監督を志す役ですが、僕も以前ドラマの現場で監督から演出することの面白さを聞いて、自分でも作品を撮ってみたいなと思った事があります」と振り返り、「脚本や現場の雰囲気で感じたのが、この作品は何気ない日常の一コマで、そのリアルな空気感が大事だと思ったので、できるだけ演技っぽくなく、力を抜いて演じるようにしました」と明かした。入江監督は本作の成立過程を、「DREAMS COME TRUEさんの有名な楽曲にインスパイアされた小説、にインスパイアされたショートムービー、というちょっとややこしいインスパイアのリレーのような形」と表現。「せっかくインスパイアされたのなら、普段自分が照れてしまって題材として選ばないようなことをやろう」という思いから、学校を舞台に選んだという。12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』は12月1日、音楽専門チャンネル・MUSIC ON! TVのステーションIDとしてオンエア。続けて、同月4日よりビデオパスで先行配信がスタートする。
2015年11月29日10月24日公開の映画『ボクは坊さん。』の完成披露試写会が9月30日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、伊藤淳史、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形、原作者の白川密成、吉田山田、真壁幸紀監督が出席した。本作は、「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間にわたって連載された白川密成の実体験を綴った人気エッセイを、本作で長編映画初監督となる真壁幸紀が映画化。24歳で書店の店員から住職に転職した白方光円(伊藤淳史)の日常を描く。伊藤は「去年の11月に今治で撮影して1年が経ち、皆さんに見ていただけて嬉しくもありどう思っていただけるか不安もあります」と本音を明かしながら「お坊さんのお話ではありますが、誰でも訪れる日常の中に一度は訪れる死や生きることへの魅力がたっぷりと詰まった作品となっています」とアピール。初めて挑んだお坊さん役には「お坊さんって特別な存在だと思いますが、お坊さんもごくごく普通な人間で普通な日常があり、そこにいろんな魅力が詰まっています。この作品に携わってそういう思いを感じました」と住職の魅力を感じ取った様子だった。その伊藤が扮した白方光円が住職を勤める栄福寺で、結婚式を挙げたヒロイン・京子役の山本美月は「私、ウエディングドレス派だったんですよ…」と明かすも「白無垢を初めて着てお寺で結婚式を挙げるっていうのはとても神聖なものでした。結婚するっていう誓いの感じもあり、白無垢で結婚式を挙げるのも良いなと思いました」と目を輝かせていた。映画『ボクは坊さん。』は。10月24日より全国公開(四国地区は10月17日より先行公開)。
2015年10月01日寺山修司の戯曲『レミング~世界の涯まで連れてって~』が12月、主演に溝端淳平を迎え、松本雄吉(〈維新派〉主宰)の演出で東京芸術劇場プレイハウスにて再演される。2013年に松本と天野天街(〈少年王者舘〉主宰)によって上演台本化され、松本の演出でPARCO劇場にて初演された本作は、寺山の豊潤な言語感覚と、独自のリズムと身体表現で壮大なドラマを立ち上げる松本の手法が見事に融合し、高い評価を得た。松本は「一般には難解なイメージを持つ寺山作品を、高みから引きずりおろしたような舞台になって面白かったですね。たぶん寺山さんは喜んでくれたと思いますよ」と笑いながら当時を振り返る。舞台『レミング~世界の涯まで連れてって~』チケット情報舞台上に広がるのは、さまざまな人が行き交う都市の風景だ。その片隅で暮らすコックのタロとジロ。下宿の部屋の畳の下にはタロの母親が住んでいる。ある日、下宿の仕切り壁が消え、彼らの部屋に“都市”が続々と流れ込んで……。イメージの連なりのようなシーン展開が、いつしか現代に生きる若者の抱える閉塞感、焦燥感などを映し出していく。「寺山さんのきれいな言葉と松本さんの演出が溶け合って、これまで見たことのない世界が展開されていました。次は自分がその空気を体感できる。新たな挑戦を与えていただき、ありがたく思います」と意欲を見せる溝端だが、松本の「7拍子という変拍子で歌うのは難しいけどね。ちょっと苦労されるんじゃないかな」の言葉に、神妙な面持ちで背筋を正した。変拍子に合わせて、歌い、踊る。〈維新派〉の特徴とされる“ヂャンヂャン☆オペラ”と呼ぶ独特の表現方法のことだ。「ジロ役の柄本時生くんとも“リズム感ある?”“俺、ないよ”って話し合っていて。今の自分で大丈夫かな…!?」(溝端)「ハハハ!大丈夫、うまくやれますよ。初演はかなり戯曲を書き換えたんですが、今回は溝端くんと柄本くんのコンビなので、本来の戯曲に少し戻そうと思っています。都市の中での青春像をシリアスに描けるんじゃないかと。彼らふたりも東京で仕事をしていて、現実感って何だろう?と疑問を抱くことがあると思うんですよね。そういった感性を素直に出してもらえそうなので、一緒に楽しく作っていこうと思います」(松本)タロの母親役に扮する麿赤兒や、大女優役の霧矢大夢など、新鮮な顔合わせにも期待したい。この年末、変拍子に揺らぐ都市を彷徨う、ひと味違う演劇体験が待っている。「自分の感覚に真摯に向き合って、感じたままを表現していきたい。体感する、という言葉が一番似合う舞台になりそうです」(溝端)。「そう、観客の身体に訴えて揺さぶるような芝居をしたいね。自分が逆転されるような世界に巻き込んでいけるよう、皆で頑張ってやっていこうと思います」(松本)。公演は12月6日(日)から20日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて、その後、愛知、大阪、福岡でも上演。東京公演のチケット一般発売は10月3日(土)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を実施中。取材・文上野紀子
2015年09月25日映画『アントマン』(9月19日公開)で日本語吹き替え版声優を務めた女優の内田有紀、俳優の溝端淳平、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一が15日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われた本作のジャパン・プレミアに、初来日を果たした主演のポール・ラッド、ペイトン・リード監督と共に出席した。アントマンの指南役・ホープの声を務めた内田は「自分がお仕事したからこの映画はいいですよっていうのとは違い、本当に本気で心からこの映画をみんなに見てもらいたい」と本作を力強くアピールし、関われて「うれしい」とコメント。アントマン役のポールとリード監督と会えて「本当に幸せ」と感激し、ポールにハグされると大喜びした。そして、ポールに「大ファンです」と伝え、「笑ってくださるだけでキュンキュンしちゃう」と大興奮。「日本の女性の心をつかむのがうまい。女性のファンがすごいつくと思う」とべた褒めした。スコット(アントマン)の親友・ルイス役の声を務めた小杉は、持ちギャグ"ヒーハー!"を巡り、ポールと大盛り上がり。ポールが「ラーメン、スシ…」と日本に到着してから食べたものを挙げ、突然「ヒーハー!」と小杉のギャグを披露すると、小杉は「ヒーハー!って言ってくれましたよ! えー!?」と驚いた。本作ではスコットが「ヒーハー!」と声を発する場面があり、小杉は「パクられたと思った」とコメント。「ひと悶着あるかなと思っていたけど、ポールさんの人柄を見た時に、ヒーハー!は俺のもんじゃなかった、ポールさんのものだと。快く送り出した」と言うと、ポールは「ヒーハー!はあなたのもの。オマージュを捧げたんです」と返し、感激した小杉は「『アントマン』最高の映画です。ヒーハー!」と本家の"ヒーハー!"を披露した。ポール演じる本作の主人公スコット・ラングは、仕事も家族も失った崖っぷち男。絶体絶命のスコットは、"仕事"として身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"になり、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む。(C)Marvel 2015
2015年09月15日来日中の米俳優ポール・ラッドが9月15日(火)、都内で行われた主演作『アントマン』のジャパンプレミアに出席。約400人のファンを前に「暖かい歓迎ありがとう!日本ではラーメンや寿司を楽しんだよ」と初来日をすっかり満喫している様子だった。プレミア前夜の9月14日(月)、成田空港に到着した際、ファン約100人の出迎えに神対応し、話題を集めたばかりのポール。この日も「コンバンハ、アリガトウ!いま日本語を勉強中なんだ」と挨拶し、レッドカーペットではサインや写真撮影に気さくに応じる、満点のファンサービスを披露した。ある事件をきっかけに仕事も家族も失った主人公スコットが、身長わずか1.5cmになれる驚異のスーツを着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”に変身。世界の平和と愛する者を守る起死回生の戦いに身を投じる。ポールは「いままではコメディ作品が多かったし、こういうヒーロー映画は初めてなんだ。才能あふれる人々のコラボレーションで、とても楽しい作品ができあがったよ」とアピール。劇中にはアベンジャーズメンバーのファルコンとの壮絶なバトルシーンもあり「一番楽しかったシーンだよ。マーベル作品は大好きだから『ワオ、目の前にファルコンがいるよ』ってすっかりファンの気持ちになってしまった」とふり返った。ジャパンプレミアには日本語吹き替え版に出演する女優の内田有紀、溝端淳平、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)が駆けつけた。ポールと同じく今回初来日を果たしたペイトン・リード監督は、「こうして吹き替えを担当するボイスキャストと対面するのは、めったにない貴重な機会。皆さん、キャラクターのイメージに合っている」と太鼓判。「僕らが映画を作れるのは、ファンの皆さんのおかげ。絶対楽しんでもらえる作品なので、ぜひ応援してください」と日本のファンにメッセージをおくった。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン 2015年9月19日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年09月15日マーベル最新映画『アントマン』(9月19日公開)のジャパン・プレミアが15日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われ、初来日を果たした主演のポール・ラッド、ペイトン・リード監督、そして、日本語吹き替え版声優を務めた内田有紀、溝端淳平、ブラックマヨネーズ・小杉竜一が出席した。主人公のアントマン(スコット)を演じたポールは「コンバンハ! コンニチハ! アリガトウ!」と、集まった400人のファンに日本語であいさつ。「ラーメン、スシ…」と日本に到着してから食べたものを挙げ、「温かく迎えてくださったこと感謝しています」と伝えた。リード監督も「温かく歓迎してもらって最高です。ありがとうございます」と感謝。「吹き替え版声優の方と会う機会はめったにないので、貴重な体験になりました」と内田、溝端、小杉との対面も喜んだ。また、ポールは「本当に見ていて楽しい作品」と本作をアピール。特に楽しいシーンとして、アベンジャーズの一員であるファルコンのバトルシーンを挙げ、「まさにマーベル作品の映画らしいシーン」と語った。そして、撮影時には「本当にファルコンだ」とファン目線になってしまったと笑いながら明かした。ジャパンプレミアでは、アリと共に戦うというアントマンのユニークな能力にちなみ、約100人のアント隊も登場。最後に文字パネルを使って「最小」「最強」「アントマン」という文字を作り出し、登壇した5人と共に「最小! 最強! アントマン!」と大きな声で宣言した。ポール演じる本作の主人公は、仕事も家族も失った崖っぷち男スコット・ラング。絶体絶命のスコットは、"仕事"として身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"になり、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む。(C)Marvel 2015
2015年09月15日韓国人歌手のKとの間の第一子を妊娠中で、年内出産予定の関根麻里がMCを務める日本テレビのトーク番組「誰だって波瀾爆笑」を産休することになり、小林麻耶が代役を務めることが決定!8月29日(土)の収録でバトンタッチを行い、報道陣の取材に応じた。収録後の取材には、関根さん、小林さん、共にMCを務めてきた堀尾正明、溝端淳平も出席した。関根さんは2008年10月の放送スタートよりずっとMCを務めてきたが「7年も経ってたのが驚きです!たくさんの方との出会いやいろんなお話、エピソードは全て私の大切な財産です!」と感慨深げ。今回のMC交代はあくまでも“産休”であり、期間などは特に区切らず、関根さんの復帰を待つことになる。新MCの小林さんは「留守をしっかりと守らせていただきます!」と意気込みを口にした。堀尾さんは改めて「麻里ちゃんの存在は大きかった。我々だけではかゆいところに手が届かないことも多いですが、そこをフォローし、時に母、時に娘となってインタビューをしてくれたし、父親(=関根勤)譲りのエンタテイメント性を発揮してくれた」と関根さんを称賛し、ここまでの7年を労う。そして「赤ちゃんを我々の“家族”に迎えたい。ぜひ元気な赤ちゃんを産んでください」とエールを送った。番組開始当初、まだ10代だった溝端さんも7年の歳月をしみじみと述懐。「7年もやってると勝手に家族のように思い、麻里ちゃんはお姉ちゃんのようで、僕の成長を見守り、優しく包んでくれた」と語り、関根さんの妊娠について「(生まれてくる子の)叔父さんのような気持ちです」と笑った。関根さんは、年内の出産を前に同番組以外のレギュラーを務める番組に関しても、随時、産休に入る予定。すでに「収録中にもゴロゴロと胎動があるんです。ここに命があり、これから生まれてきてくれるんだなと感じます。(番組を通じて)いろんな人の話を聞いて、耳年増な状態で出てくると思います!」とニッコリ。性別はまだわからないというが「父も夫も『元気に生まれて来てね!』と楽しみにしています」と明かした。また新MCの小林さんに対し、堀尾さんは「(関根さんとは)違うタレント(才能)を発揮してくれると思います」と期待を寄せる。かつて、ゲストとして出演した経験を持つ小林さんについて、溝端さんは「男性スタッフがみんなメロメロでした(笑)」と明かし、このすでに堀尾さんや溝端さんとなじんでいる様子をうかがわせた。小林さんは過去のゲスト出演を「家族のようで、話を掘り下げてくださって、親戚のうちに遊びに来たような温かい空間を感じました」と述懐。「関根さんの留守を守るというのは大役ですが頑張ります!」とうなずいていた。様々なゲストの多様な人生観、結婚観などが語られる同番組だが、堀尾さんによると、この番組にゲストで出演後に、結婚や出産など幸せな人生の転機を迎える人が多いとか。今年4月にゲストで出演し、つい先日、女優の堀北真希との結婚を発表した山本耕史の名を挙げ「『カノジョがほしい』なんて言ってたのに、その舌の根も乾かぬうちに…!」と語り場内は笑いに包まれた。小林さんも、そんな同番組の持つ運気が幸運をもたらしてくれることに「ぜひ!」と期待を寄せていた。「誰だって波瀾爆笑」は毎週日曜日、朝9:55より放送。※関根さんの産休前最終回は10月18日(日)、小林さんのMC初回は10月25日(日)放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年08月30日シェイクスピアの時代にならって男性キャストだけで演じる“オールメール”作品。蜷川幸雄演出・監修で上演されてきた彩の国シェイクスピア・シリーズの最新作『ヴェローナの二紳士』が、この秋お目見えする。溝端淳平が初めての女役に挑むなど、魅力的なキャストが揃うなか、溝端演じる娘の恋人役に三浦涼介が抜擢された。同じ蜷川演出の『わたしを離さないで』でも鮮烈な演技を見せた三浦。初めてのシェイクスピアで、さらなる進化を遂げようとしている。舞台『ヴェローナの二紳士』チケット情報三浦が蜷川演出作品に出演するのは、2012年の『ボクの四谷怪談』、2014年の『わたしを離さないで』に続き、3度めとなる。「蜷川さんはとても愛のある人。そのおかげで、前向きになったり、お芝居が楽しいと思ったり、この先も続けていっていいんだなと思えたりしたんです」とその出会いの大きさを語る。ゆえにまずは、「蜷川さんとまたお仕事するということに自分の意味を置きたい」と言う。蜷川によって開いた可能性と力を自らで存分に活かしたいのだ。「しかも、以前、蜷川さんから弱い役のほうが向いてると言われたことがあって、今回演じる役はそれとは真逆なので。蜷川さんが納得するものを見せるという意味で勝負だなと思っているんです」。『ヴェローナの二紳士』で三浦が演じるのはプローティアス。溝端扮するジュリアという恋人がいながら、留学先のミラノで親友の想い人に横恋慕するという、いわば自分の思いのままに生きる男である。「本当に自分の思いにまっすぐな人なんです。相手に対しても隠しごとなくぶつかっていって、失うものがあってもいいから自分を全うしようっていう。そこはちょっと自分に近い部分もあるので(笑)、描かれている時代も環境も違うんですけど、違和感なく台本を読めました」。シェイクスピアの世界に初めて触れて、“美しい”とも感じたそうだ。「台詞はちょっと難しい言葉が並んでいたりするけど、噛み砕いていけば本来の人間の姿が見えてくるような感じがするんです。今は情報がありすぎて、人に何かを伝えるにも遠回りしたりしているから、言葉とか行動がこれぐらいまっすぐでいいんじゃないかなと思ったりします」。また、男性が女役を演じることで“美しさ”がより高まるという期待も。「男ならではの女性の美しさへのこだわりみたいなものってあると思うので(笑)、その美しい娘たちに本気で惚れたいと思います」。オールメールだからこそ広がるイマジネーションがある。その喜びを、演者とともに味わいたい。公演は10月12日(月・祝)から31日(土)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、11月6日(金)から9日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、11月14日(土)・15日(日)は愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、11月21日(土)から23日(月・祝)まで福岡・キャナルシティ劇場にて。取材・文:大内弓子
2015年08月20日蜷川幸雄の演出・監修でシェイクスピアが書いた37戯曲の上演を目指す彩の国シェイクスピア・シリーズ。第31弾の今回は、全ての役を男性キャストが演じる人気の高い「オールメール」作品として、喜劇『ヴェローナの二紳士』を上演する。メインキャストのひとりで、蜷川作品初参加となる高橋光臣に、舞台への思いを聞いた。「ヴェローナの二紳士」チケット情報「この世界に入ったときから、いつか蜷川さんとつながるのではないかという思いでやってきました。役者をして10年。ついにその時が来ました」。演じるのは、ヴェローナで生まれ育ったヴァレンタイン。教養を身に着けるため、ミラノへと旅立つ、タイトル通りの紳士だ。「何事にも一直線につき進んでいく真面目な男で、僕が得意とする分野。物語は彼のセリフで幕を開け、幕を閉じる。贅沢な恵まれた役です」ヴァレンタインは旅に、三浦涼介演じる友人のプローティアスを誘うが、溝端淳平が扮する娘ジュリアに夢中な彼はそれを断る。一方、ヴァレンタインも、ミラノで月川悠貴が演じるシルヴィアと恋に落ちる。しかし、ミラノへやって来たプローティアスもシルヴィアに恋をしたことから、おなじみのシェイクスピアのドタバタ劇が展開していく。「シュッとした3人と比べて僕だけ顔と雰囲気が古風(笑)。だからちょっと3人とは違うアプローチができるかなと思います。溝端さんと三浦さんの化学反応も楽しみですし、僕とシルヴィアの関係は、月川さんがかつて「オールメール」作品でされた女役の美しさを知っているからこそ、僕が胸をかりる気持ちですね。男同士のキスシーンも期待して下さい(笑)」プローティアスの「恋において友人を大切にする男はいますか」というセリフは、物語の核をなす。「昔、僕と仲のいい友人が、僕の当時の彼女を好きだったことがあって。僕はコイツだったら彼女とうまくいってもいいなという気がしました。僕がヴァレンタインなら道を譲ると思う。でも、友情や愛に裏切りはつきもので、そこは作品の見どころです」厳しさで有名な蜷川との稽古は、これから始まる。「耐えられるかなと思う反面、キツイことを無理にでも言われてみたい。思いきり変な方向にボールを投げてみようかな(笑)」と、学生時代にラグビーで鍛えたスポーツマンならではの言葉だ。「ラグビーはトップレベルの選手は幻の赤い線が見える瞬間があり、そこにパスを出すと勝てるそうです。舞台も役者同士が繰り広げる戦いの場。いつかそんな“プレイ”ができれば最高ですね」公演は10月12日(月・祝)から31日(土)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、11月6日(金)から9日(月)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、11月14日(土)・15日(日)は愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、11月21日(土)から23日(月・祝)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。埼玉、大阪、愛知公演はチケット発売中。福岡公演は8月22日(土)一般発売開始。取材・文:米満ゆうこ
2015年08月19日『ALWAYS三丁目の夕日』の製作スタッフと映画『ビリギャル』の伊藤淳史がタッグを組み、「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載を映画化した『ボクは坊さん。』。このほど、伊藤さん演じる主人公の幼なじみのヒロイン、京子役を演じた山本美月が、劇中で披露する“人生初”の白無垢姿が解禁となった。本作は、糸井重里が編集長を務める「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されていた、四国八十八ヶ所霊場栄福寺の住職・白川密成さんのエッセイを映画化。物語の舞台は、愛媛県の今治。祖父の突然の死をきっかけに、24歳という若さで住職になった白方光円が、お坊さん独特の世界に悪戦苦闘しつつも成長していく姿を描く。不器用ながらも一生懸命に奔走する光円の姿に、いつの間にか励まされ、癒され、笑い、涙する、これまでにない“お坊さんエンターテイメント”だ。本作で、山本さんが演じるのは、光円(伊藤淳史)とその友達・真治(溝端淳平)の幼なじみで、2人の男子にとってはマドンナ的存在の京子。本作のために今治弁をマスターした山本さんは、初共演となった2人について「伊藤淳史さんや、溝端淳平さんとは初めましてだったのですが、すごく優しく仲良くしていただいたので、3人の関係性は凄くナチュラルな感じで演じられていると思います」とコメント。伊藤さんとは実年齢で8歳もの年齢差があるにも関わらず、その差を感じさせない自然体な演技で好演し、女優として新境地を見せている。今回到着した画像は、そんな山本さん演じる京子が、栄福寺で結婚式を挙げるシーンでの初めての白無垢姿。その美しすぎる姿に、撮影時にはスタッフからも思わずため息がもれたという。山本さんは、「いつか結婚式をするのであれば、ウエディングドレスがいいと思っていたので、この機会に白無垢を着ることが出きて良かったです!(笑)白無垢はちゃんと、お嫁さんがキレイに見えるように作られているんだと着てみて感じました」と喜びいっぱいに感想をコメント。さらに本作では、主人公の光円や真治に、深く人生を考えさせるきっかけになる重要な役どころを演じているだけに、「愛媛の空気はとても澄んでいて、絵がとてもキレイでした。日本の映画の良さを感じました」と撮影をふり返り、しみじみと語っている。ふだんはなかなか知ることのできない、奥深い“坊さんワールド”の中で描かれる、一服の清涼剤のような山本さんの美しすぎる白無垢姿と新たな魅力を、スクリーンでも確かめてみて。『ボクは坊さん。』は10月17日(土)より四国エリアにて先行公開、24日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月13日演出家の蜷川幸雄の演出・監修によりシェイクスピア全37戯曲の上演を目指す、彩の国シェイクスピア・シリーズ。第31弾はシェイクスピア最古のコメディといわれる『ヴェローナの二紳士』を上演する。シェイクスピアの時代にならい全ての役を男性キャストが演じる“オールメール”シリーズの最新作で、主演の溝端淳平が純朴な田舎娘ジュリア役で初めて女役に挑む。蜷川とは海外公演も果たした『ムサシ』以来、2度目のタッグだ。「ヴェローナの二紳士」チケット情報「『ムサシ』に出演させてもらった時に、できれば次はシェイクスピアでご一緒したい!と思っていたので。本当に夢のようですし、光栄です。蜷川さんは役者を成長させようと毎回課題を与えてくださる、厳しさの中にも愛のある方。今回も女性役という自分でも想像がつかないようなところに踏み入れられるチャンスを得られたことは、嬉しいですね」2組の男女を巡る恋と友情、裏切りを描いたコメディ。溝端演じるジュリアは恋人を追ってヴェローナからミラノへ出るが、彼氏は別の女性に心を奪われていた。しかも彼氏は、道中護身のために男装していたジュリアをそうとは知らず小姓に就かせ、恋の使いまでさせてしまう。「恋愛も友情もちょっとしたことで裏切られたり、修復したりする。特に若いうちは心変わりしやすいものだろう。そんなリアルな問いかけが、喜劇の中に隠されている。それゆえ後半の展開にはすごく驚かされる部分もあるんですが、そこにリアリティがある。ジュリアは正直で心に芯を持った素敵な人。僕も和歌山県出身でミステリアスな影とかは自分でもないと思うので、そこは似ているのかな(笑)。気持ち的には入りやすい」12月には寺山修司の舞台『レミング~世界の涯まで連れてって』への主演が控えるなど、これまでつかこうへい、井上ひさし、永井愛ら演劇界を代表する作家の作品に触れてきた。「才能ある方々とご一緒した時間は財産だと思います。舞台では役者の心技体が伴わないと感動を届けられない。それを実践されている先輩方の姿には憧れますし、自分もいろんな役に挑戦して殻を破りたい。ここ数年で舞台の魅力に、どんどん引き込まれています」初の女役に向け「やれることは何でもやっていきたい」と、まずは自分なりに歌舞伎の女形などを参考に所作や動きを研究する日々。線が細くみえるよう、体も絞るつもりだ。「オールメールってどう演じるの、女役を演じながら男装なんてできるの?とか、やる方も観る方もハラハラすると思う。そんな普通じゃない所に魅力があるんじゃないかな。『ヴェローナ~』は特にシェイクスピアを初めて観る方にも見やすい作品だと思う。絶対にここでしか味わえない感動があるので。僕の女役も含め、楽しみに見に来て欲しいですね」公演は10月12日(月・祝)から31日(土)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、11月6日(金)から9日(月)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。愛知、福岡公演あり。取材・文:石橋法子
2015年08月06日注目のイットガールが登場する連載。第10回のゲストは、「カロリーメイト」のCMでも話題になった女優・平祐奈さん。デビューは小学生の頃。是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに家族が応募したことがきっかけだった。「バレエやフィギュアを習っていて表現することが好きだったし、お姉ちゃんの影響もあり演技に興味はありました。小学生でデビューするとは思っていませんでしたが…」。“お姉ちゃん”とは、女優の平愛梨さん。6人きょうだいで、祐奈さんは末っ子。「兄と姉はみんな人生のお手本。でも家族全員O型で自由人だから、集まると大変。話と笑いが止まらず、口が開きっぱなしになります(笑)」◇たいら・ゆうな1998年生まれ。ヒロイン役で出演している映画『青鬼ver.2.0』が公開中。CM「カロリーメイト」「JAバンク兵庫」にも出演。ブログは◇休日は映画観賞。月10本くらい観ます。「特に好きなのは『ローマの休日』。オードリー・ヘップバーンが素敵!」◇一眼レフのカメラで風景を撮るのが好き。「これはお正月のレインボーブリッジ。朝焼けがきれいだったんです」◇ハマっていることは御朱印集め!「仕事で京都によく行くので、空いた時間に神社やお寺を巡っています」※『anan』2015年7月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月09日7月4日公開の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の日本語版完成披露試写会が1日、東京・目黒のめぐろパーシモンで行われ、女優の米倉涼子、お笑いタレントの宮迫博之、俳優の溝端淳平、歌手のレトブが出席した。試写会後に行われた舞台あいさつに、宮迫博之、溝端淳平とともに米倉涼子がセクシーなワンピース姿で登場。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に続いて、本作でもスカーレット・ヨハンソン扮するブラック・ウィドウの日本語吹き替えを担当した米倉だったが「自分のシーンをソワソワしながら見ましたが、失敗しましたね」としつつ、「たくさんのシーンがめくるめくって変わっていくので、日本語吹き替えの方が満喫できると思います。吹き替えってとても大事だと思いました」と振り返った。最強の弓矢の射手ホークアイ役の宮迫も「僕も字幕を見ながらでは1回で把握できませんでした。僕のシーンはめちゃくちゃ戦うところがあり、敵が多すぎて1回笑ってしまいました(笑)」と米倉とともに苦労があった様子。また、この日は舞台あいさつの前に劇中でスウェーデンの歌手、レトブがイメージソング『IN MEMORIES』を披露したが、彼の歌声に聴き入った米倉は「前向さがひしひしと伝わってくる歌で感動しました」と絶賛した。米倉といえば、昨年12月に結婚した2歳年下の一般男性との離婚問題で揺れているが、この日は主催者側がステージ上から報道陣までの距離が遠目の会場を選ぶなど措置も万全。さらに退場の際は音楽を大音量にして報道陣の声がけをかき消す措置も行う徹底ぶりで離婚問題に関するコメントは聞かれなかったが、結婚指輪は外していた。映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、7月4日より全国公開。
2015年07月02日『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の日本語吹替版の完成披露試写会が7月1日(水)に開催。本作のイメージソングを担当したスウェーデン出身のミュージシャンのレトブ、日本語吹替キャストの米倉涼子、宮迫博之、溝端淳平が舞台挨拶に登壇した。上映終了と共にレトブがステージに登場し、イメージソング「IN MEMORIES」を熱唱した。米倉さんはレトブの歌声に「みなさんに呼びかける一体感、チームワークをひしひしと感じました」と感動した様子。宮迫さんは「映画のスケールをさらにグレードアップさせる凄い歌声で鳥肌が立ちました」と生歌の圧倒的なパワーに脱帽。溝端さんも「ゆっくりと優しく内に秘めた闘志を感じる入り。お腹から震えるような歌声で感動しました。映画にぴったりでした」と絶賛した。レトブは「コンニチハ、アリガトウ!」と日本語を交えつつ挨拶し、楽曲について「“愛”を表現できるように考えました。高音、低音を共に使い、ダイナミックなスケール感が伝わるように作りました」と語った。特にレトブはまもなく第一子が誕生するとあって、本作のテーマである“愛”を強く意識したよう。映画の中ではアベンジャーズのメンバーで、宮迫さんが吹き替えを担当したホークアイが家族を守るために戦いに身を投じる姿が印象的。宮迫さんが「うちもあんな感じです。弓は射らないけど(笑)、嫁もあんな感じです。ちょっと映画の中のホークアイの奥さんよりも多めにソファにいますが」と語り笑いを誘う。レトブは笑顔を浮かべ「ホークアイはアベンジャーズの勇敢な一員であると同時に、家に帰れば家族を守る父でもあり、共鳴できる部分が多かったです」とうなずいた。米倉さんは改めて日本語吹替版について「(自身が吹き替えを務めた)ブラック・ウィドウは見たいんだけど『どうしよう?』『大丈夫かな?』とソワソワしながら見ちゃいます」と苦笑い。司会者にブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)と似ていると言われると「似てない!全然似てない(苦笑)!」と恐縮していた。溝端さんは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に続きファルコンの吹き替えを担当し、今回、念願のアベンジャーズ入りを果たし「すごい豪華メンバーの中に入って興奮してます!吹き替えも興奮してワクワクしながらやってました」と嬉しそうに語っていた。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年07月01日映画『ビリギャル』での塾講師役も記憶に新しい俳優の伊藤淳史が、現役住職の実話をもとにした映画『ボクは坊さん。』(10月公開予定)に主演することが26日、明らかになった。原作は、コピーライターの糸井重里氏が編集長を務める『ほぼ日刊イトイ新聞』に掲載され一日140万を超えるPVを記録した連載「ボクは坊さん。」。24歳の若さで愛媛県今治市にある四国八十八カ所霊場五十七番札所の栄福寺住職になった白川密成氏が、身近なのにあまり知ることのない僧侶生活のエピソードをつづって人気を博した。主演の伊藤は作品について、「当たり前のように繰り返される毎日を描いた作品で、その中で起こる、喜びや悲しみに、生を感じさせてくれる、心温まるストーリーだと思います」とコメント。演じる中で、「お寺の世界の厳しさや、美しさ」を身をもって感じることができたという。本作は、スクリーンに映し出される四国や高野山の風景も見どころの一つで、伊藤も「ロケーションもとても美しいので、ぜひ劇場でご覧ください」とアピールする。原作者の白川さんは、「ただの青年がある日、"坊さん"になって見たシーンは、『ねぇ、こんなことが、あったんだよ』と誰かに話したくなる日々でした。その一人が、あなただったら、なんだかうれしいです。もし、この映画を見た人が、誰かの声を久しぶりに聞きたくなったとしたら、それだけで、ありがたいです」とコメントを寄せている。主題歌は吉田山田が手がけた「Today,Tonight」。共演には、女優の山本美月、溝端淳平、濱田岳ら若手に加え、イッセー尾形、松田美由紀らベテランが脇を固める。『ALWAYS三丁目の夕日’64』で監督助手を務めるなど、第一線の現場でキャリアを積んできた真壁幸紀監督がメガホンを取り、スタッフ陣には日本アカデミー賞最優秀撮影賞を3度受賞している撮影の柴崎幸三氏をはじめとしたベテランが名を連ねた。主人公・白方光円は、祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、栄福寺の住職になったばかりの24歳。初めのうちこそ、坊さん専用グッズや、個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしていた白方だったが、今では檀家との関係の難しさを感じたり、人の生死に直面して悩んだりする日々を過ごしていた。地域の人々との出会いや僧侶の世界の奥深さに触れることで、試行錯誤を繰り返しながらも成長していく一人の青年の姿を描く。(C)2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2015年06月26日映画『ビリギャル』で主人公を慶應合格に導く塾講師を好演中の伊藤淳史が、今度は一転、“お坊さん”となって奮闘する『ボクは坊さん。』。このたび、主役の白川光円を演じる伊藤さん始め、山本美月、溝端淳平、濱田岳ら個性派キャストの出演が発表。併せて、ポスタービジュアル&予告映像が到着した。白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったけれど、住職として足を踏み入れた“坊さんワールド”は想像以上に奥深いものだった!人の生死に立ち合うことで、“生きるとは何か?死ぬとは何か?”と考えたりもする光円。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円に、何ができるのか…。原作は、糸井重里が編集長を務める「ほぼ日刊イトイ新聞」、通称“ほぼ日”に掲載されていた、白川密成さんによる連載「ボクは坊さん。」。1日140万PVを超える人気を誇った、このコンテンツは、24歳の若さで突然、愛媛県今治市にある栄福寺住職になった白川さんの日々を綴ったもの。白川さん本人が「僕が原作の中で伝えたかったことは、もしかしたら、ただひとつ。“そこに坊さんがいること”。ただの青年がある日、“坊さん”になって見たシーンは、『ねぇ、こんなことが、あったんだよ』と誰かに話したくなる日々でした」と語るとおり、日本人の生活に密着していながら、あまり知ることのないお坊さん生活に視点を当てたその内容が話題を呼び、書籍化もされている。お坊さんやお寺というと、なんとなく特別な存在というイメージを持ってしまいがちだが、本作に登場する、伊藤さん演じる光円たちはいたって“普通の人間”。今回解禁となった予告編でも、軽やかな音楽に乗って展開されていくコミカルなシーンは微笑ましいものばかり。主演の伊藤さんも「この映画は、当たり前のように繰り返される毎日を描いた作品で、その中で起こる、喜びや悲しみに、生を感じさせてくれる、心温まるストーリーだと思います」と、その“和み度”に太鼓判を押し、「お坊さんの役を演じさせていただき、お寺の世界の厳しさや、美しさを、身をもって感じる事ができました。共演者やスタッフの皆様と、今治の空気を感じながら、楽しく撮影に臨むことができました」と充実感あふれる撮影となったことを語っている。光円を取り巻く人々を演じるのは、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、そしてイッセー尾形など、個性的なキャストたち。実力派の顔ぶれが盛り立てる予告編後半では、前半とは打って変わって、生と死、人として果たす役目など、シリアスなメッセージが込められ、試行錯誤を繰り返しながら成長していく光円の姿を垣間見ることができる。また、場面を盛り上げる主題歌「Today,Tonight」を手掛けた男性デュオ「吉田山田」も、「率直にこの書き下ろしの話をいただいたとき、とても嬉しかったです。通り過ぎてしまえば懐かしく、どこか愛しい“思春期”も、当時は欲求不満と不安と迷いにまみれていました。そんな気持ちを久しぶりに感じさせてもらえて、この曲を作らせてもらえて、とても光栄です」と、コメントを寄せている。『ALWAYS三丁目の夕日’64』で監督助手を務めるなど、第一線の現場でキャリアを積んだ真壁幸紀が監督を務め、日本アカデミー賞「最優秀撮影賞」を3度受賞している柴崎幸三が撮影を担うなど、『ALWAYS』シリーズのベテランがずらりと顔を揃えた本作。そんな腕利きのスタッフがとらえた四国や高野山の美しい風景と、愛すべき人間の営みのどちらも存分に味わうことができる、“坊さんエンタテインメント”の公開を楽しみにしていて。『ボクは坊さん。』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日5月22日より日本テレビ「金曜ロードSHOW!」にて“4週連続ハリー・ポッター祭り!”と題し『ハリー・ポッター』シリーズが放送されているが、ダニエル・ラドクリフとともに全作通して主人公・ハリー役の吹き替えを務め上げ、絶大な人気を誇るのが、声優・小野賢章。この度、彼のファーストライブ&ドキュメンタリー映像が収録されたDVDの発売が決定。リリースを記念して小野さんが登壇する完成披露上映会が行われることが分かった。小野さんは、幼少期から役者としての活動をスタート。堤幸彦監督『包帯クラブ』や、林遣都、池松壮亮、溝端淳平らいまの若手俳優界を牽引する役者が出演した『DIVE!!ダイブ!!』などの映画作品から、ミュージカル「ライオン・キング」ではヤングシンバを担当、テレビドラマにも出演経験があり、若干25歳にして幅広い経歴を持つ。前述した『ハリー・ポッター』シリーズ(ハリー役)の吹き替えをきっかけに、声優としての活動を開始してからは、アニメ「黒子のバスケ」で主人公・黒子テツヤ役を射止め一躍脚光を浴びた。2014年には「FANTASTIC TUNE」で歌手デビュー。同年8月2日には初のワンマンライブをTSUTAYA O-EASTにて開催。1,200人もの観客が詰めかける大成功を収めている。4月8日には新曲「ZERO」をリリースし音楽フェスに出演するなど、アーティスト活動も意欲的に行っている。今回発売されるDVD「Kensho Ono First Live&Documentary Film“Touch my Style”」には、彼の初のワンマンライブの映像を中心に、普段は見ることができない仕事風景や、プレイベートに密着したドキュメンタリー映像を収録。役や楽曲と真剣に向き合い葛藤する等身大の小野さんの姿が垣間見える、ファン必携の一本となっている。そして、6月20日(土)14:35~&25日(水)19:30~の2日間にて、本作の映画館上映が決定。ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催される完成披露上映会では、本編上映後に小野さんが登壇するトークイベントも開催。声優・俳優・歌手と様々な顔を持つ小野さんの魅力が詰まった本作の上映後に、彼がどんな想いを語るのか注目だ。「Kensho Ono First Live&Documentary Film“Touch my Style”」は7月8日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日石丸幹二、吉田羊、溝端淳平、小嶋陽菜がコンビニエンスストア「LAWSON」を舞台にした3本立てのオムニバスドラマ「3つの街の物語」(TBS)に出演することが明らかになった。今回放送が決定したのは、コンビニエンスストアを舞台とした1話完結の3本立てのオムニバスドラマ「3つの街物語」。エピソード1では、現在『王妃の館』が公開中の石丸さん、エピソード2では『ビリギャル』で母親役を演じた吉田さん、エピソード3では溝端さん、小嶋さんほかを迎え、生活に根ざした店舗で繰り広げられる感動的なエピソードに仕上がっている。エピソード1は、上司と対立し、勤めていた大手コンサルティング会社を退職した東郷(石丸幹二)が、父親が経営するコンビニエンスストアの立て直しにやってくるというストーリー。主演の石丸さんは「実は昔、家族経営の小さなコンビニでバイトしていました。レジ打ちもやってました」と告白。「常連の人たちの顔を憶え、『ああ、今日もお元気そうだな』とか『あれ、今日はまだいらっしゃってないなあ』と思っていました」と語り、「都会に住んでいるとどうしても薄くなりがちな、隣人とのコンタクトや人を思いやる心。そんな、コミュニティーの結びつきの大切さを、このドラマから感じ取っていただければ」とメッセージを贈った。エピソード2では、日勤のパートとしてコンビニエンスストアで働いている五十嵐里美(吉田羊)が、毎日大福を買っていく年配女性のクレーマーと直接話すために自宅に行くことを決意する姿を描く。“つい寄ってしまう場所”と語る吉田さんは、「お腹空いてつい、ティッシュが切れてつい、 お酒を呑んだ帰りについ…全ての“つい”に理由があるけれど、共通しているのは、 その先に『人の体温』を感じられるということ。店員さんや偶然そこに居合わせた人々の温度は、『私は独りじゃない』と安心させてくれる。 今回のドラマは、その体温を様々な形でお届けします」とコメントを寄せた。そして、エピソード3では、カメラマンになることを夢見てアシスタントをしながら、夜勤のバイトとしてコンビニエンスストアで働く犬伏一真(溝端淳平)と、店にいつも同じ時刻に来る客・及川千尋(小嶋陽菜)の二人が描かれている。溝端さんは、本作の出演について「からあげくんをどうしても食べたくて、200円握りしめて子どものころは通ってました。大人になってからはカフェラテをよく買いに行っていたので、凄く身近な存在です!そんな身近なローソンの作品に携われて光栄です!」と喜びのコメントを寄せた。お客さん役の小嶋さんも「私も普段利用するコンビニを、千尋役として夢みる女の子を演じ、きゅんとする出来事がありました。 舞台となる『ローソン』がもっと好きな場所になりました」と語った。企画を担当した伊與田英徳は、「現代人に必要不可欠なコンビニエンスストアを舞台にした、ほっとするような、温かいドラマになっています。視聴者の皆さんの周りにもある身近な話題で溢れていますので、気軽な気持ちで見て頂ければと思います」とコメントしている。演出は、今年の1月期に放送された西島秀俊主演ドラマ「流星ワゴン」や中居正広が主演を務めた『私は貝になりたい』の福澤克雄が務める。「3つの街の物語」は、6月7日(日)16時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日「映画ドラえもん×ビデオパス シアター」のプレス内覧会が3月20日(金)、会場となる東京・原宿のTokyo Apartment Cafeで行われ、映画35周年を記念し結成された“ドラ☆応援団”の一員である俳優の溝端淳平が出席した。動画配信サービス「ビデオパス」を運営するKDDI株式会社が、シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』の劇場公開と、ビデオパスでの「映画ドラえもん」全35作品(中編『ぼく、桃太郎のなんなのさ』を含む)配信開始を記念して、3月20日(金)から3月31日(火)の期間限定でオープンさせた「映画ドラえもん×ビデオパス シアター」。店内は全席に「映画ドラえもん」を見放題できる「ビデオパス導入デバイス」を設置し、ビデオパス体験を楽しめるほか、エントランスに「どこでもドア」が登場したり、ドラえもんと一緒に撮影を楽しめる「ドラえもんスペシャル撮影シート」を設置したりと楽しい仕掛けがいっぱい。店内の壁など、インテリアにもドラえもんモチーフが装飾され「映画ドラえもん」の魅力をたっぷり味わうことができる特別な空間となっている。子どもの頃から「ドラえもん」の大ファンだと言う溝端さんは、「誰もがそうだと思いますが、やっぱりドラえもんが友だちだったらいいなって。大人になると、その存在の愛おしさがさらにわかりますね。一緒に住んだら楽しそう」と“ドラ愛”を熱弁。欲しいひみつ道具を聞かれると「台詞を覚えることも多いので、やっぱり暗記パン…でも頼り過ぎてラクしちゃうかな」と困った表情を浮かべていた。お気に入りの作品は「短編なんですが、『おばあちゃんの思い出』」だと言い、「小学生の頃に見て、号泣しました。僕も二十歳くらいのときにおばあちゃんを亡くしたので、改めて感動できる」。また、「良い面は残しつつ、時代の変化とともにどんどん変わっていくのも魅力。のび太の家に液晶テレビがあったり…あれは少しビックリしました」と長年愛される「ドラえもん」の魅力を語っていた。「映画ドラえもん×ビデオパス シアター」は3月20日(金)14時から3月31日(火)まで、Tokyo Apartment Cafe(東京渋谷区神宮前1-11-11)で期間限定オープン。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015
2015年03月20日全世界の女子の心を虜にした大ベストセラー官能恋愛小説の映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。本作の日本版コラボポスターで、先日明らかになったヒロイン・アナに扮した黒沢かずこ(森三中)と、イケメン大富豪・Mr.グレイに扮した溝端淳平の特別インタビュー映像がシネマカフェだけに到着。黒澤さんの妄想炸裂のコメントと、本国版同様、イケメンオーラ全開の溝端さんの意外な(?)バレンタインエピソードが明らかとなった。現在50か国以上で翻訳され、全世界1億部という驚異的な人気を誇る女性作家による原作を、女性脚本家と女性監督が映像化させた、女性のための大人のラブストーリーとなる本作。本国ポスターの好奇心をそそる謎めいたビジュアルを元に、日本版コラボポスターを作成したところ、「あの口元しか写っていない男女は誰?」と話題となったが、先日のイベントで下唇を噛むクセがあるアナ役の“女性芸人”は黒沢さん、ネクタイを握り締めたスーツ姿のグレイ役には溝端さんと発表されたことも、大きな反響を呼んでいた。黒沢さんは、主人公の女子大生アナと同じく、恋愛未経験で内気な性格を持つことから抜擢。相手となるグレイ役には、黒沢さんがずっと会いたいと熱望していたというイケメン代表・溝端さんが起用された。普段の姿とは一変、フルメイクと黒髪ロングの姿にドキッとしてしまうほどの変貌ぶりをみせた黒沢さんに、イベントで対面した溝端さんも「似合っています!素敵です」と大絶賛。黒沢さんには、グレイ役の正体が溝端さんだとは明かされていない完全サプライズだっただけに、溝端さんがグレイ並の妖しさで登場すると、黒沢さんが素でうろたえるひと幕もあったほど。到着したインタビュー映像では、黒沢さんが衝撃の自身の“壁ドン”経験についてや、溝端さんもちょっぴりほろ苦いバレンタインの思い出を明かすなど、ここでしか聞けないエピソードをノリノリで語ってくれたふたり。本作について、黒沢さんは「妄想するのが好きなので」と興奮気味に、「気になって、気になって、しょうがない」と期待を膨らませている様子。溝端さんも「グレイが男から見ても惚れそうなほどセクシーです。男性が観たら、絶対勉強になると思います」と、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメン大富豪に興味津々で、刺激的で官能的なラブストーリーに太鼓判を押している。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月04日